JP2004201341A - 記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 情報の書き込みと読み出しとを実質的に同時に実行可能な処理速度を有する情報メモリ手段17を設けるとともに、上記情報メモリ手段17の書き込み用アドレスおよび読み出しアドレスをそれぞれ制御するアドレス制御器25,26を設け、上記情報メモリ手段17に記録する時間と、上記情報メモリ手段17に既に記録されている情報を再生する時間間隔を任意に制御できるようにして、情報を記録している最中であっても上記情報メモリ手段17に記録されている任意の情報にアクセス可能となし、中座中は情報の記録を行いつつポーズ画像を外部のモニタへ出力するとともに、中座から復帰したときには通常の再生状態に直ぐに復帰できるようにする。
【選択図】 図1
Description
上記タイムシフトとしては、具体的にはタイマー設定による留守録画や、テレビ視聴を中座するときなどに便利なワンタッチタイマーなどがある。
また、視聴を再開するにあたっては、記録している番組がまだ終了していないときには、その番組の途中から視聴を再開するか、或いは番組が終了するまで待つかの何方か一方を選択しなければならなかった。したがって、どちらにしても視聴者にとっては好ましいことではなかった。
したがって、このような不都合なく逆転再生を行うためには、視聴中の番組録画を完了させてから所望の箇所まで巻き戻して、逆転再生を開始するようにしなければならなかったので、手間や時間が大変にかかるものであった。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記制御手段は、前記マニュアル指示手段による第3の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を変速再生して、その再生画像信号を前記出力手段から出力するよう制御することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、さらに前記メモリ手段により再生された動画像信号の情報量を伸張する伸張手段を備え、前記出力手段は前記伸張手段によって伸張された動画像信号を前記外部モニタに出力することを特徴としている。
図1に示したように、AVレシーバー11等から与えられるアナログの入力映像信号を映像入力端子12を介して受け入れるとともに、音声信号を音声入力端子14より受け入れる。
次いで、合成器16にて映像データと音声データとが合成され、映像および音声の複合データとして所定単位毎にデータブロック化されてバッファメモリ17に一旦書き込まれる。なお、本実施例においては、バッファメモリ17として2ポート以上の複数のポートに同時にアクセスすることが可能なメモリ素子を用いている。
また、MPEGとは、Moving Picture Expert Groupの略であり、各々静止画と動画像を検討対象としている。
なお、このような画像圧縮に関しては、日経ニューメディア1991年3月4日特別版の1頁〜32頁に詳細が紹介されている。
この復号されたデータが、D/A変換器19、22によってアナログ信号に変換されることにより、任意の時間遅れを生じた映像信号および音声信号として、出力端子20、23から出力される。この出力信号が、映像モニタ21とスピーカ24へそれぞれ供給されることにより、所望の放送番組の映像と音声とが再現される。
バッファメモリ17は、ポーズ指示情報が与えられるとAV情報の記録を開始するとともに、書き込み情報の先頭画面に相当する画像情報を繰り返し読み出し、これを静止画として表示する。
図2は、時刻T0から時刻T6までの時間経過を示し、図3は時刻T1〜時刻T6の各時点のバッファメモリ17の状態を未記録、記録済、再生済と区別して各々示している。
このときのバッファメモリ17の状態は、図3のT1に示すようにスタート直後のためにすべて未記録状態(φにて表示)である。
次に、時刻T3から時間t2だけ時間が経過した時刻T4では、時間t2だけ再生処理済のメモリ領域が既に発生している。
時刻T6で再生処理終了を指示すると、図中のT6に示すように、未記録部分φと、ポーズ実行期間T3−T1に相当する記録済部分を残している。なお、本実施例においては、再生処理時にデータの消去等は行わないので、この後必要に応じて何度でも再生可能である。
次に、S02でポーズ指示の入力があるか否かを監視し、ポーズ指示の入力があった場合にはS03〜S07に順次進む。
また、S05ではデータ合成器16より供給される情報の記録を開始する。そして、情報記録が開始されると、S06でメモリ17の書き込みアドレスを順次カウントアップして行くとともに、S07で書き込みアドレスを監視し、容量オーバーとなったらS13の処理にジャンプして記録停止する。
アドレスに余裕がある場合には、次に、S10に進んで早送り指示の有無を判別し、早送り指示が有ればS11で再生アドレスを高速でカウントアップする。また、早送り指示が無いと判定したときには、この早送り再生処理S11をバイパスする。
S12では、再生終了の指示および記録停止の指示を監視し、これらの指示がある場合はS13に進む。また、再生終了の指示および記録停止の指示が行われていない場合はS06へ戻り、上述した処理を繰り返し行う。
次に、S14に進み再生アドレス(Apb)と記録アドレス(Arec )との大小関係を比較する。
この場合、
再生アドレス(Apb)≦記録アドレス(Arec )
ならば、記録済領域なのでS08へ戻って再生動作を続行する。
再生アドレス(Apb)>記録アドレス(Arec )
の場合は、未記録領域に突入したことを意味するので、S15へ進んで再生動作を停止し、未記録領域に突入するのを防止する。
すなわち、逆転再生指示情報が与えられると、これがシステムコントローラー28に入力される。
これは、上述した記録処理のアドレス・カウント・アップとは逆方向に、現在のアドレス値からの減算となる。
このようにして逆転再生にて検索を行い、所望の箇所へ達したならば逆転再生指示に代えて、正転再生指示をキー入力部29からシステムコントローラー28へ入力する。
記録処理は、この場合も初期設定から依然として継続されており、メモリの記憶容量を全て使用してメモリ・フルの状態となったときか、さもなくば視聴を終了する指示がキー入力部29よりシステムコントローラー28へ入力されたときに始めて記録終了となる。
図6は、時刻T0から時刻T6までの時間経過を示し、図7は時刻T1〜時刻T6の各時点のバッファメモリ17の状態を未記録、記録済、再生済と区別して各々示している。
そして、時刻T1から時間t1経過後の時刻T2でレビュー指示がキー入力部29からシステムコントローラー28へ入力されると、この時点から逆転再生が開始される。
このように、録画を継続しつつレビュー指示を入力された時点から逆方向に再生処理し、所望の画面検索を実行する。そして、所望の画面が検索できたならばレビュー指示を解除する。
図7のT3から明らかなように、レビュー開始時点から時間t2期間だけ、記録と再生とを各々逆方向にアドレスを進めているのが記されている。
一方、時刻T5は時刻T3から時間t3期間だけ経過しており、バッファメモリ17の容量の全てに情報を格納した状態として例示してある。
この第2実施例においても、2ポート以上の複数のポートに同時にアクセスが可能なメモリ素子を用いているので、このような同時記録再生処理が実現可能となった。
また、この場合も再生処理時にデータの消去等は行わないので、この後必要に応じて何度でも再生可能である。
この場合、再生(読み出し)アドレスが記録(書き込み)アドレスを追い越さない範囲であれば、再生速度を自由に設定することができる。
先ず、S01でキー入力部29を操作して、システムコントローラー28を介してAVレシーバ11からのAV情報(音声情報と映像情報)をスピーカ24とモニタ21とにより再生するように、AV信号経路を設定する。
また、S04ではデータ合成器16より供給される情報の記録を開始する。そして、情報記録が開始されると、S05でメモリ17の書き込みアドレスを順次カウントアップして行くとともに、S06で書き込みアドレスを監視し、容量オーバーとなったらS13の処理にジャンプして記録停止する。
次に、S09で正方向再生指示が無ければ正方向再生処理をS10をバイパスし、正方向再生指示がある場合には、再生アドレスをカウントアップする。
S11では、記録または再生終了の指示を監視し、これらの指示がある場合S12に進む。また、再生終了の指示および記録停止の指示が行われていない場合はS05へ戻り、上述した処理を繰り返し行う。
次に、S13に進み再生アドレス(Apb)と記録アドレス(Arec )との大小関係を比較する。
この場合、
再生アドレス(Apb)≦記録アドレス(Arec )
ならば、記録済領域なのでS08へ戻って再生動作を続行する。
再生アドレス(Apb)>記録アドレス(Arec )
の場合は、未記録領域に突入したことを意味するので、S14へ進んで再生動作を停止し、再生箇所が未記録領域に突入するのを防止する。
そして、所望の期間だけ逆転再生を視聴した後で再生指示を行うと、逆転再生開始前に視聴していたテレビジョン放送の再生が開始される。しかも、この再生は逆転再生により中断した箇所から行うことが可能なので、視聴者はテレビジョン放送を視聴中に逆転再生を行ったにも拘わらず、そのテレビジョン放送を一貫して視聴することができるものである。
11 AVレシーバ
13 A/D変換器
15 A/D変換器
16 合成器
17 バッファメモリ
18 分離器
19 D/A変換器
25 書き込み制御器
26 読み出し制御器
27 タイマー部
28 システムコントローラー
29 キー入力部
30 音声圧縮器
31 画像圧縮器
32 音声伸張器
33 画像伸張器
Claims (3)
- 動画像信号の受信手段と、
前記受信手段で受信した前記動画像信号の記録を行いつつ再生動作を同時に実行可能なメモリ手段と、
外部モニタへの接続端子を有し、該接続端子を介して再生された動画像信号を該外部モニタへ出力する出力手段と、
前記メモリ手段に記録される前記動画像信号の記録及び再生動作を指示するためのマニュアル指示手段と、
前記マニュアル指示手段による第1の指示に応じて前記メモリ手段に前記動画像信号の記録を行いながら前記動画像信号の一部である静止画像信号を前記出力手段から出力するよう切り替え、前記マニュアル指示手段による第2の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記第1の指示に応じて出力された前記静止画像信号に替えて前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を再生して前記出力手段から出力するよう切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする記録再生装置。 - 前記制御手段は、前記マニュアル指示手段による第3の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を変速再生して、その再生画像信号を前記出力手段から出力するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 前記メモリ手段により再生された動画像信号の情報量を伸張する伸張手段を備え、
前記出力手段は、前記伸張手段によって伸張された動画像信号を前記外部モニタに出力することを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
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JP2006295821A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Toshiba Corp | 放送受信装置及び放送受信方法 |
JP2009033766A (ja) * | 2008-09-17 | 2009-02-12 | Toshiba Corp | 録画装置及び録画方法 |
CN102457676A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-16 | 华晶科技股份有限公司 | 影像处理方法 |
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