JP2004293338A - NOx吸蔵量の推定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンの排気通路2に介装されたNOx吸蔵触媒1のNOx吸蔵量を推定する方法であって、NOx吸蔵触媒1のNOx吸蔵特性を反映させた多項式を用いてNOx吸蔵量を推定するとともに、多項式の係数を実測されたNOx浄化率に基づいて逐次補正するように構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気通路に設けられたNOx吸蔵型還元触媒に吸蔵されたNOxの吸蔵量推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ディーゼルエンジンでは、その構造上の特性から排ガス中の酸素が多く酸化雰囲気となる(つまり、排気空燃比がリーンとなる)。また、ガソリンエンジンであっても希薄燃焼可能なものであれば、希薄燃焼時にはやはり排気空燃比がリーンとなる。そこで、このような酸化雰囲気でもNOxを浄化できるよう、従来よりリーンNOx触媒が開発されている。
【0003】
このようなリーンNOx触媒としては、NOx吸蔵型還元触媒(以下、NOx吸蔵触媒、又は単に触媒という)がある。NOx吸蔵触媒では、酸化雰囲気では排気中のNOxが吸蔵され、低酸素濃度下においてCOが存在すると吸蔵されたNOxが放出されるようになっており、NOx吸蔵触媒から放出されたNOxの殆どが、エンジンから排出された未燃HC,CO等の還元剤により無害なN2 へと還元されてから大気へと排出される。
【0004】
そして、NOx吸蔵触媒が装備された車両では一般的にいわゆるリッチスパイク制御が行なわれる。つまり、リーンな空燃比での運転が続くとNOx吸蔵触媒はこれ以上NOxを吸蔵できない飽和状態となるため、タイミングを見計らって空燃比を一時的に強制的にリッチにする(リッチスパイク制御を行なう)ことで排気中の酸素濃度を低下させるとともに、還元剤を供給することでNOx吸蔵触媒からNOxを放出させ、これにより、NOxを吸蔵しうる状態にNOx吸蔵触媒を再生するのである。
【0005】
ところで、上述のようなリッチスパイク制御を行なうには、NOx吸蔵触媒におけるNOx吸蔵量を正確に推定(又は検出)する必要があり、このようなNOx吸蔵量の推定手法としては、例えば下記のような技術が知られている。
▲1▼第1の従来技術:NOxセンサを用いたNOx吸蔵量推定手法
この第1の従来技術では、図6に示すように、触媒101の上流と下流とにそれぞれNOxの濃度を検出するNOxセンサ102,103を設けるとともに、排気通路中に排ガス流量を検出するエアフローセンサ(図示省略)を設ける。
【0006】
そして、ECU104では、NOxセンサ102,103からの情報及びエアフローセンサからの情報に基づいて、下式により、NOx吸蔵量を推定する。
NOx吸蔵量=∫排ガス流量×(触媒上流NOx濃度−触媒下流NOx濃度)
▲2▼第2の従来技術:数学的モデルによる推定手法(例えば、特許文献1)
この第2の従来技術では、吸蔵反応,酸化還元反応及び離脱反応等の触媒の化学現象及び物理現象に基づく数学的な触媒モデルを設け、この触媒モデル式によりNOx吸蔵量を推定する。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−72235号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1の従来技術においては、リーン運転中はNOx吸蔵量を算出することは可能だが、リッチ運転中のNOx放出量(吸蔵量の減少量)はNOxセンサでは検出することができない。このためリッチ運転時間が不十分だった場合には、触媒に残留したNOxが累積してNOx吸蔵量の演算誤差が生じるという課題がある。また、触媒の上流と下流とにそれぞれNOxセンサが必要であり、コスト増を招くという課題がある。
【0009】
また、第2の従来技術では、少なくとも触媒下流に1つのNOxセンサを設けるだけでNOx吸蔵量を推定可能であるが、この技術は三元触媒の空燃比制御に適用することを主眼としているため、モデル構造がNOx吸蔵触媒とは異なり、NOx吸蔵触媒への応用が困難であるという課題がある。また、その他の触媒モデルによりNOx吸蔵量を推定する場合においても触媒種毎に特性値が異なるためモデル式を変更する必要があり、加えて触媒の劣化などに対応するためには、より詳細なモデル化を必要とするという課題がある。
【0010】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、触媒のモデルに常に最新の状態を反映させて高い精度でNOx吸蔵触媒のNOx吸蔵量を推定できるようにした、NOx吸蔵量の推定方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明のNOx吸蔵量の推定方法は、エンジンの排気通路に介装されたNOx吸蔵触媒のNOx吸蔵量を推定する方法であって、該NOx吸蔵量を、該NOx吸蔵触媒のNOx吸蔵特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、該各多項式の係数を、実測されたNOx浄化率に基づいて逐次補正することを特徴としている。
【0012】
また、該NOx吸蔵触媒におけるNOx放出量を下式により算出してもよい。NOx放出量=∫(触媒入口還元剤濃度×還元剤利用率
−0.5×触媒入口酸素濃度)×排ガス流量
なお、好ましくは、該還元剤利用率をNOx吸蔵触媒のNOx放出特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、該多項式の係数を還元剤の濃度に基づいて逐次補正する。
【0013】
また、好ましくは、該エンジンが、排気空燃比がリーンとなるリーン運転と、該排気空燃比がリッチとなるリッチ運転とを切り替え可能に構成され、該リッチ運転中は該多項式の係数を保持するとともに、リーン運転開始時に該保持された係数を用いて得られるNOx浄化率と該実測されたNOx浄化率との差がしきい値以上であると該NOx吸蔵量を補正する。
【0014】
さらには、該各係数の平均値がいずれか一つでもそれぞれ設定された所定の範囲を逸脱すると、該触媒が異常であると判定するようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面により、本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明すると、図1は本発明が適用される車両の排気系の全体構成を示す模式図である。
図示するように、排気通路2にはNOx吸蔵触媒1が介装されており、このNOx吸蔵触媒1の下流側には触媒出口のNOx濃度を検出するNOxセンサ3が設けられている。
【0016】
また、図示はしないが、排気通路2には、O2 センサ,温度センサ及びエアフローセンサ(AFS)等が接続されており、これらのセンサにより排気通路2内の酸素濃度,排ガス温度及び排ガス流量がそれぞれ検出されるようになっている。
また、各センサ3は制御手段としてのECU4に接続されている。ここで、ECU4は入出力装置,記憶装置(ROM,RAM,不揮発性RAM等),演算装置(CPU),タイマカウンタ等を備えて構成されており、このECU4により、NOx吸蔵触媒1におけるNOx吸蔵量の推定が行なわれるようになっている。
【0017】
また、ECU4には、種々のマップが設けられており、例えばアクセル開度やエンジン回転数をパラメータとして触媒入口のNOx,CO,HCの各濃度(以下、それぞれ触媒入口[NOx],触媒入口[CO],触媒入口[HC]で表す)がマップから読み出されるようになっている。なお、本実施形態では、これらの値をマップから求めているが、排気通路2に種々のセンサを設け、これらの値をセンサから直接検出してもよい。
【0018】
ところで、上述した従来技術2ではNOx吸蔵触媒の特性そのものを数式モデルで記述してNOx吸蔵量を求めていたのに対して、本発明では、NOx吸蔵量を4次元の線形多項式を用いて算出するようになっている。
すなわち、ECU4には下式(1)に示すような多項式が記憶されており、この多項式に基づいてNOx浄化率及びNOx吸蔵触媒1におけNOx吸蔵割合が算出されるようになっている。
なお、式(1)において、rはNOx浄化率、xはNOx吸蔵割合、yは排ガス温度、zはSV値(又は排ガス流速)、k0 ,k1 ,k2 ,・・・は係数である。
【0019】
ここで、NOx吸蔵触媒1のNOx吸蔵特性は、実験等により予め知ることができ、多項式で近似することができる。例えば、パラメータが3つ(3次元)であれば、触媒の特性は図2に示すような曲面で表すことができ、これを多項式で表すことができるのである。もちろん、式(1)は4次元であるので図2に示すような曲面とはならないが、考え方は3次元の場合と同様である。
【0020】
また、各係数ki (i=1,2,・・・)は、予め実験等で求めた特性から適当な値が初期値として入力されている。
そして、エンジン運転中に、触媒下流のNOxセンサ3の検出値に基づいて逐次各係数ki を補正することにより常に、式(1)により、最新の触媒状態を表すことができるのである。
【0021】
以下、NOx推定の手法についてさらに詳しく説明する。まず、式(1)におけるNOx浄化率rは下式(2)でも求めることができる。
r=触媒出口NOx濃度/触媒入口NOx濃度・・・・・・・・・・・・(2)
ここで、触媒出口NOx濃度はNOxセンサ3で検出された値であり、触媒入口NOx濃度はマップから得られる値である。したがって、式(2)で得られるNOx浄化率rはセンサ値(実測値)ということができ、式(1)で得られるNOx浄化率rは推定値(計算値)ということができる。
【0022】
また、式(1)の排ガス温度[y]及びSV値[z]は実測データ又はマップ値が適用される。これにより、式(1)における未知数はNOx吸蔵割合[x]のみとなり、これ以外の値は既知となる。したがって、式(1)を変形した下式(3)により、NOx吸蔵割合[x]を求めることができる。
x=〔r−(k0+k2y+k3z・・)〕/(k1+k4y+・・) ・・(3)
そして、この式(3)で求めたNOx吸蔵割合[x]を再び式(1)に戻して次回の計算周期での計算に用いるようになっている。つまり、式(1)では前回求めたNOx吸蔵割合[x]と、今回の計算周期で新たに検出された[y]及び[z]とを用いて、浄化率rを計算するようになっているのである。
【0023】
ここで、式(1)で算出される浄化率rは推定値であるが、各係数ki が正確な値であれば、この浄化率rの推定値と式(2)で得られる実測値とが一致するはずである。
そこで、本発明では、浄化率rの推定値と実測値とを比較して、推定値と実測値との間に差があれば、推定値が実測値となるように各係数ki を最小二乗法を用いて逐次補正するようになっている。そして、このような計算を繰り返し行ない各係数ki を逐次補正することで、式(1)の多項式を、NOx吸蔵触媒1の状態を正確に反映した式に随時変更することができるのである。
【0024】
つまり、NOx吸蔵触媒1は使用状況や経年劣化等によりその特性が変化するものであるが、何度も係数ki を繰り返し補正することにより、式(1)が正確に触媒1の状態を表す式となり、高い精度でNOx吸蔵量を推定することができるようになるのである。なお、式(3)で求めたNOx吸蔵割合[x]は、初期はその計算周期における瞬間的なNOx吸蔵量であるが、この計算結果を繰り返し式(1)に戻して浄化率rを算出することで、触媒1に吸蔵されたNOxの積算値を算出することができる。
【0025】
このように、NOxを吸蔵するリーン運転時においては、触媒下流に設けられたNOxセンサ3から触媒出口[NOx]を取り込むとともに、式(2)による推定値とを比較し、その都度、最小二乗法により係数ki を補正することで正確なNOx吸蔵量を得ることができる。
ところで、リッチ運転中はNOxが放出されるため、正確なNOx放出量を検出又は推定できないと、次回のリーン運転時におけるNOx吸蔵量の初期値を正確に算出できなくなる。
【0026】
そこで、リッチ運転中はki を保持するとともに、下式(4),(5)によりNOx放出量を算出し、リッチ運転時開始直前のNOx吸蔵量から式(4),(5)により算出されたNOx放出量を差し引いてリッチ運転中のNOx吸蔵量を演算するようになっている。
NOx放出量=∫(触媒入口還元剤濃度×還元剤利用率[r′]−0.5×触媒入口[O2])×排ガス流量・・・・・(4)
還元剤利用率[r′]=f(y,z) ・・・・・・・(5)
ここで、ECU1には、図3に示すような還元剤利用率設定マップが設けられている。このマップには、排ガス温度[y]及びSV値[z]に基づく還元剤利用率の特性が記憶されており、これらのパラメータ[y],[z]に基づいて還元剤利用率が設定されるようになっている。
【0027】
また、触媒入口還元剤濃度(触媒入口[CO],触媒入口[HC])は、上述したようにアクセル開度やエンジン回転数をパラメータとしてマップから求めることができ、他のパラメータも同様にマップ値又は検出値として得ることができる。
したがって、リーン運転からリッチ運転に切り替えられると、ECU4ではリーン運転終了時の各係数ki を保持するとともにNOx吸蔵量を記憶しておき、再びリッチ運転からリーン運転に切り替えられると、上記NOx吸蔵量からリッチ運転終了時のNOx放出量を引き算することによりNOxの残存量が算出される。
【0028】
また、ECU4では、リーン運転開始時のNOx浄化率rの実測値と推定値との差がしきい値以上であると、NOx吸蔵量を補正するようになっている。つまり、リッチ運転からリーン運転への切り替え直後において、式(1)で推定されるNOx浄化率と式(2)で得られるNOx浄化率との差が所定値以上であると、リーン運転開始時に算出されたNOx残存量(=前回のリーン運転終了時のNOx吸蔵量−リッチ運転終了時のNOx放出量)が正確ではないと判断して、このNOx残存量[x](つまり、リーン運転開始時のNOx吸蔵量)を、式(3)に基づいて補正するようになっている。
【0029】
さらに、ECU4は突発的な触媒1の異常等により係数ki が正常ではない値になると、これを検出してドライバに知らせる機能も有している。具体的には、各係数ki について、所定の連続した計算周期における移動平均を常時算出し、この移動平均の値が各係数毎に設定された所定の範囲から逸脱すると、触媒1が劣化又は破損した等の異常が生じたと判定するようになっている。なお、所定の範囲は、例えば各係数ki の初期値に±α(αは一定値)を加算して設定されるようになっている。
【0030】
また、ECU4により触媒1の異常が判定されると、例えばインストルメントパネルの警告灯を点灯させるとともにリッチ運転が禁止されるようなっている。そして、このように触媒1の異常時にリッチ運転を禁止することにより、COを排出するような事態を未然に回避することができる。
本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法は、上述のように構成されているので、以下のようにしてNOx吸蔵量が推定される。
【0031】
まず、リーン運転時において、式(2)から実NOx浄化率rを算出するとともに、実測データ又はマップ値から排ガス温度[y]及びSV値[z]を求める。また、式(1)の多項式において、各係数ki に実験等により求めた適当な値を初期値として入力する。そして、式(1)を変形した式(3)に各値を代入し、NOx吸蔵割合[x]を算出する。
【0032】
次に、式(3)で得られたNOx吸蔵割合[x]と、新たに求めた排ガス温度[y]及びSV値[z]とを式(1)に代入してNOx浄化率r(推定値)を求める。そして、この推定NOx浄化率rと、式(2)で新たに算出した実NOx浄化率rとを比較し、推定NOx浄化率が、実NOx浄化率と一致するように各係数ki を最小二乗法により補正する。
【0033】
そして、このような計算を繰り返し実行し、各係数ki を随時更新することで式(1)が正確に触媒1の状態を表す式となり、高い精度でNOx吸蔵量を推定することができるようになる。また、式(3)を用いて繰り返しNOx吸蔵割合[x]を算出することにより、触媒1に吸蔵されたNOxの積算値を算出することができる。
【0034】
また、リッチ運転中はNOxが放出されるので、このときには式(1)によるNOx吸蔵量の算出を中断して各係数ki を記憶しておくとともに、上述した式(4),(5)によりNOx放出量を算出する。
そして、再びリッチ運転からリーン運転に切り替えられると、リーン運転終了時のNOx吸蔵量からリッチ運転終了時のNOx放出量を減じることにより、リーン運転開始時のNOx残存量が算出される。
【0035】
また、リーン運転開始時のNOx浄化率rの実測値と推定値との差がしきい値以上であると、NOx吸蔵量が補正される。ここで、NOx吸蔵量の補正手法について図4のフローチャートに基づいて説明すると、まず、リーン運転時に多項式(1)の各係数ki を逐次補正して各係数ki を同定する(ステップS1)。
そして、リッチ運転が開始したと判定されると(ステップS2)、各係数ki を保持しておき(ステップS3)、その後、リッチ運転が終了すると(ステップS4)、NOx浄化率の実測値と推定値とを比較し、これらの差がしきい値以上であるかが判定される(ステップS5)。
【0036】
NOx浄化率の実測値と推定値との差がしきい値未満であれば、再びステップ1に戻ってリーン運転時の各係数ki の更新を続行し、しきい値以上であればNOx吸蔵量を式(3)で算出される値に補正して(ステップS6)リターンする。
そして、このようにしてNOx吸蔵量を補正することにより、NOx吸蔵量の推定精度をさらに高めることができる。
【0037】
一方、触媒1の劣化や異常が判定されると、インストルメントパネルの警告灯を点灯させて、ドライバに知らせるとともに、リッチ運転が禁止される。これを図5のフローチャートに基づいて説明すると、まず、多項式(1)の各係数ki を逐次補正して各係数ki を同定し(ステップS11)、次に各係数ki の一定期間の移動平均を算出する(ステップS12)。
【0038】
次に、算出された各係数ki の移動平均がそれぞれ所定の範囲内か否かを判定し(ステップS13)、各係数ki の移動平均がいずれも所定の範囲内であれば、再びステップS2に戻り、各係数ki の移動平均のうちいずれか一つでも所定の範囲外であると、触媒1に異常が生じたと判定して警報を行なう(ステップS14)とともに、リッチ運転を禁止するのである(ステップS15)。
以上詳述したように、本願発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法によれば、NOx吸蔵量を、NOx吸蔵触媒1のNOx吸蔵特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、多項式の係数ki を、実測されたNOx浄化率に基づいて逐次補正するので、常に最新の触媒状態をモデル化した多項式とすることができ、高い精度でNOx吸蔵量を推定することができるという利点がある。また、NOx吸蔵量を正確に推定することでNOx吸蔵量に基づいた最適なリッチ運転制御を実行することができ、燃費を向上させることができる。
【0039】
また、NOx吸蔵触媒1を変更した場合でも、変更後の触媒1の特性に応じた各係数ki に更新されるので、モデル式を変更する必要がないという利点がある。これに対して、従来のように数学的なモデル式を適用した場合には、各触媒の特性に応じて係数を特定する作業(合わせ込み)が必要となり多大な労力を要するという課題があるが、本願発明ではこのような合わせ込みを行なうことなく、正確にNOx吸蔵量を推定することができる。
【0040】
NOx放出量を還元剤利用率に基づいて算出するので、比較的高い精度でNOx放出量を推定することができる。
また、リッチ運転中は多項式の係数ki を保持するとともに、リーン運転開始時に保持された係数を用いて推定されるNOx浄化率と、実測されたNOx浄化率との差がしきい値以上であるとNOx吸蔵量を補正するので、やはりNOx吸蔵量の推定精度を高めることができる。
【0041】
各係数ki の所定期間における平均値が所定の範囲を逸脱すると、触媒1が異常であると判定するので、高い精度で触媒1の異常を判定できる。また、このような異常判定時にはドライバに警報を発するので、速やかにドライバは触媒1の異常を認識でき、早期にドライバに触媒1の交換を促すことができる。また、このような触媒1の異常時にはリッチ運転が禁止されるのでCOがそのまま排出されるような事態を回避することができる。
【0042】
なお、本発明のNOx吸蔵量の推定方法は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、NOxの放出量については、NOx吸蔵量の推定手法と同様の手法により求めてもよい。
つまり、上述ではNOx放出量を計算する際に用いる還元剤利用率[r′]を図3に示す還元剤利用率設定マップから求めているが、下式(6)に示すように、触媒入口還元剤濃度[x′],排ガス温度[y],SV値[z]の多項式から求めてもよい。
なお、mi (i=1,2,・・・)は係数である。また、式(6)はNOx吸蔵触媒1のNOx放出特性を反映させた多項式であって、各係数mi には、式(1)と同様に実験等から得られた適当な値が初期値として入力されている。
【0043】
また、この場合には少なくとも排気通路2上に還元剤(具体的にはCO)濃度を検出するセンサ(COセンサ)を設け、このCOセンサから得られる還元剤濃度[x′]の実測値と、式(6)から得られる還元剤濃度[x′]の推定値とから各係数miを逐次更新して還元剤利用率r′を求め、この値を上述した式(4)に代入することでNOx放出量を求めることができる。
【0044】
そして、このようにしてNOx放出量を求めることでNOx放出量の推定精度を高めることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のNOx吸蔵量の推定方法によれば、NOx吸蔵量を、NOx吸蔵触媒のNOx吸蔵特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、多項式の係数を、実測されたNOx浄化率に基づいて逐次補正するので、高い精度でNOx吸蔵量を推定することができるという利点がある。また、NOx吸蔵量を正確に推定することでNOx吸蔵量に基づいた最適なリッチ運転制御を実行することができ、燃費を向上させることができる。また、NOx吸蔵触媒を変更した場合でも、変更後の触媒の特性に応じた各係数に更新されるので、モデル式を変更する必要がないという利点がある(請求項1)。
また、NOx放出量を還元剤利用率に基づいて算出するので、比較的高い精度でNOx放出量を推定することができる(請求項2)。
また、還元剤利用率を触媒のNOx放出特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、多項式の係数を還元剤の濃度に基づいて逐次補正するので、NOx放出量の推定精度をさらに高めることができるという利点がある(請求項3)。
また、リッチ運転中は多項式の係数を保持するとともに、リーン運転開始時に推定NOx浄化率と、実NOx浄化率との差がしきい値以上であるとNOx吸蔵量を補正することにより、NOx吸蔵量の推定精度をさらに高めることができる(請求項4)。
また、多項式における各係数の所定期間の平均値が所定の範囲を逸脱すると、触媒が異常である判定するので、触媒の異常判定を高い精度で実行することができる利点がある(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明するための模式的なブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明するためのマップであって、NOx触媒のNOx吸蔵時の特性を示すマップである。
【図3】本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明するためマップであって、NOx触媒のNOx放出時の特性を示すマップである。
【図4】本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかるNOx吸蔵量の推定方法について説明するためのフローチャートである。
【図6】従来の技術について説明する図である。
【符号の説明】
1 NOx吸蔵触媒(触媒)
2 排気通路
3 NOxセンサ(NOx濃度検出手段)
4 ECU
Claims (5)
- エンジンの排気通路に介装されたNOx吸蔵触媒のNOx吸蔵量を推定する方法であって、
該NOx吸蔵量を、該NOx吸蔵触媒のNOx吸蔵特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、
該多項式の各係数を、実測されたNOx浄化率に基づいて逐次補正する
ことを特徴とする、NOx吸蔵量の推定方法。 - 該NOx吸蔵触媒におけるNOx放出量を、下式により算出する
ことを特徴とする、請求項1記載のNOx吸蔵量の推定方法。
NOx放出量=∫(触媒入口還元剤濃度×還元剤利用率−0.5×触媒入口酸素濃度)×排ガス流量 - 該還元剤利用率を該NOx吸蔵触媒のNOx放出特性を反映させた多項式を用いて推定するとともに、
該多項式の係数を還元剤の濃度に基づいて逐次補正する
ことを特徴とする、請求項2記載のNOx吸蔵量の推定方法。 - 該エンジンが、排気空燃比がリーンとなるリーン運転と、該排気空燃比がリッチとなるリッチ運転とを切り替え可能に構成され、
該リッチ運転中は該多項式の係数を保持するとともに、リーン運転開始時に該保持された係数を用いて得られるNOx浄化率と、該実測されたNOx浄化率との差がしきい値以上であると該NOx吸蔵量を補正する
ことを特徴とする、請求項1記載のNOx吸蔵量の推定方法。 - 該各係数の所定期間における平均値が所定の範囲を逸脱すると、該触媒が異常であると判定する
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載のNOx吸蔵量推定方法。
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