JP2004285683A - Concrete block for greening slope - Google Patents
Concrete block for greening slope Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004285683A JP2004285683A JP2003078573A JP2003078573A JP2004285683A JP 2004285683 A JP2004285683 A JP 2004285683A JP 2003078573 A JP2003078573 A JP 2003078573A JP 2003078573 A JP2003078573 A JP 2003078573A JP 2004285683 A JP2004285683 A JP 2004285683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- concrete
- storage
- main body
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川の堤防や道路脇の擁壁等の法面を緑化するための法面緑化用コンクリートブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、河川の護岸工事や、道路ないし鉄道建設に際する擁壁工事等において、縦横に並ぶ多数のコンクリートブロックで法面を被覆して安定化させるブロック工法が採用されており、かかるブロック工法においては、コンクリートブロックがそのまま露出することに伴う周囲の景観との不調和を防止するために、当該ブロックの表面に植物を根付かせる緑化対策が進められている。
【0003】
そのような緑化対策の一つとして、植生用の客土が収納可能となるように厚さ方向に凹んだ収納凹部がポーラスコンクリート製のブロック本体の表面に形成されたコンクリートブロックを使用するものがある。この場合、上記収納凹部に収納した客土に植物を植え付けると、その植物の根がポーラスコンクリートよりなるブロック本体を通過して地山に達するため、ブロック本体が地山に一体化されて法面の安定化機能がより強化されるものとされている(特許文献1参照)。
【0004】
しかるに、上記のように単にブロック本体の表面に客土の収納凹部を形成するだけでは、地山が砂礫層であったり既設のコンクリート構造物である場合には、客土に植え付けられた植物の根が十分に成長せず、その植物が比較的早期に枯れてしまうことがある。そこで、ブロック本体の裏面側に、植生用の客土の収納凹部に対して厚さ方向に隔たりをもって土壌材層を配置し、客土に植え付けた植物の根を土壌材層に誘導することにより、植物の生育に適さない地山に対しても緑化対策を講じることができるコンクリートブロックが開発されている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−117259号公報(請求項1)
【特許文献2】
特開平11−117334号公報(請求項1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコンクリートブロックでは、客土の収納凹部と土壌材層が厚さ方向に隔たりをもって配置されているので、専らブロック本体の厚さ寸法が大きくなって重量が過大になる恐れがある。このため、従来のコンクリートブロックでは、運搬コストが高くなるとともに、施工現場への搬入作業や法面への設置作業が行い難く、施工性が悪くなるという欠点がある。
【0007】
本発明は、このような実情に鑑み、ブロック本体の厚さ寸法をさほど増大させなくても植物の根の誘導スペースを確保できるようにして、運搬コストの増加や施工性の悪化を招来することなく、植物の生育に適さない地山に対しても緑化対策を講じることができる法面緑化用コンクリートブロックを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、植生用の客土を収納可能となるようにブロック本体の表面から厚さ方向に凹んだ収納凹部が当該ブロック本体の表面側に形成されている法面緑化用コンクリートブロックにおいて、前記収納凹部の底部と連通する収納孔が前記ブロック本体の面内方向に延びた状態で形成されている特徴とするものである。
【0009】
本発明に係るコンクリートブロックによれば、収納凹部の底部と連通する収納孔が形成されているので、収納孔に客土や保水材等を充填することで、その収納孔を植物の根の誘導スペースとして利用することができるとともに、かかる収納孔は、収納凹部の底部と連通しかつブロック本体の面内方向に延びた状態で形成されているので、当該収納孔を形成してもブロック本体の厚さ寸法がそれほど増大することはない。
このため、ブロック本体の厚さ寸法の増大に伴う運搬コストの上昇や施工性の悪化を回避できるとともに、収納凹部に連通する収納孔を植物の根の誘導スペースとして利用することによって、植物の生育に適さない地山に対しても緑化対策を効果的に施すことができるようになる。
【0010】
本発明において、収納孔は、収納凹部の底部と連通しかつブロック本体の面内方向に延びた状態で形成されておればよく、特に具体的な構造に限定されるものではないが、例えば、ブロック本体の幅方向一端面から他端面に渡って当該ブロック本体を貫通した形状に形成することができる。かかる形状の収納孔とした場合には、その収納孔を成形するための中子の形状や、その中子のコンクリート型枠に対する取り付け構造が単純になるので、コンクリートブロックの製造コストを低減することができる。
また、前記収納孔は、収納凹部の底部からブロック本体の一端面に渡って当該ブロック本体を貫通した形状に形成することもできるし、同収納孔は、収納凹部の底部からブロック本体の裏面に渡って当該ブロック本体を貫通しており、かつ、そのブロック本体の厚さ方向に対して傾斜した形状に形成することもできる。
【0011】
本発明において、前記ブロック本体は、内部に連続した空隙を有するポーラスコンクリートや、かかる空隙を有しない普通コンクリートのみから構成することもできるが、表面側がポーラスコンクリート層でかつ裏面側が普通コンクリート層よりなる二層構造となっていることが好ましい。かかる二層構造のブロック本体を採用すれば、ブロック本体の表面側に位置する客土に植え付けられた植物の根がポーラスコンクリート層の空隙にも入り込んで成長し続けるため、植物がより確実に生育するとともに、裏面側の普通コンクリート層によってブロック本体の全体的な強度を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第一実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックを示し、図2はその施工例であるコンクリート擁壁を示している。
同図に示すように、本実施形態のコンクリートブロック1は、平面視正方形の厚板状のブロック本体2よりなり、このブロック本体2は、ほぼ同じ厚さの正方形状のポーラスコンクリートと普通コンクリートとを互いに重合させて接合することにより、表面側がポーラスコンクリート層3でかつ裏面側が普通コンクリート層4よりなる二層構造となっている。
【0013】
このブロック本体2の表面には、植生用の客土5を内部に収納することができるように当該ブロック本体2の表面から厚さ方向に凹んだ複数の収納凹部6が形成されている。この収納凹部6は、ブロック本体2の四隅側に振り分けて合計四つ設けられており、当該ブロック本体2の厚さ寸法のほぼ半分の深さを有する円形溝よりなる。
また、上記ブロック本体2の内部には、収納凹部6の底部と連通する収納孔7が同ブロック本体2の面内方向に延びた状態で形成されている。本実施形態の収納孔7は、ブロック本体2の幅方向一端面から他端面に渡って当該ブロック本体2を貫通するように形成された、断面円形状でかつ真っ直ぐに延びる丸孔よりなり、この収納孔7は合計二本設けられている。
【0014】
二本の各収納孔7は、互いに隣接する上下二つの収納凹部6の中心部を通過する平面位置に配置され、かつ、当該収納孔7の断面中心がポーラスコンクリート層3と普通コンクリート層4の接合面と同じ深さとなる厚さ方向位置に配置されている。また、この各収納孔7は、その内部に客土5やヤシガラ等よりなる保水材8を充填することができる断面寸法に設定されている。
なお、本実施形態のコンクリートブロック1は、スランプがゼロの固練りのフレッシュコンクリートを振動させながら圧縮して締め固め、成形直後に型枠から即時に脱型する即時脱型法によって製造することができる。
【0015】
図2に示すように、上記構成に係るコンクリートブロック1は、例えば、既設のコンクリート擁壁9の法面(傾斜面)上に縦横に並べて設置することにより、当該法面を被覆するようにして施工される。図2に示す施工例では、各ブロック1の収納孔7内に保水材8が充填されており、収納凹部6の内部に充填した客土5に草類等の植物10を植え付けることにより、コンクリート擁壁9の法面が緑化されている。
【0016】
このように、本実施形態のコンクリートブロック1によれば、収納凹部6の底部と連通する収納孔7に保水材8を充填することで、その収納孔7を植物の根の誘導スペースとして利用することができ、植物10の生育に適さない既設のコンクリート擁壁9に対しても緑化対策を講じることができる。また、上記収納孔7は、収納凹部6の底部と連通しかつブロック本体2の面内方向に延びた状態で形成されているので、当該収納孔7を形成してもブロック本体2の厚さ寸法がそれほど増大することがなく、コンクリートブロック1の運搬コストの上昇や施工性の悪化を回避することができる。
【0017】
また、本実施形態のコンクリートブロック1によれば、収納孔7が、ブロック本体2の幅方向一端面から他端面に渡って当該ブロック本体2を貫通した形状に形成されているので、その収納孔7を成形するための中子やその中子のコンクリート型枠に対する取り付けを単純な構造にすることができ、この点で、コンクリートブロック1の製造コストを低減することができる。
更に、本実施形態のコンクリートブロック1では、表面側がポーラスコンクリート層3でかつ裏面側が普通コンクリート層4よりなる二層構造となっているので、ブロック本体2の表面側に位置する客土5に植え付けられた植物10の根がポーラスコンクリート層3の空隙にも入り込んで成長し続け、これによって植物10がより確実に生育するとともに、裏面側の普通コンクリート層4によってブロック本体2の全体的な強度を向上することができるという利点もある。
【0018】
図3は本発明の第二実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックを示している。
本実施形態に係るコンクリートブロック1では、収納凹部6がブロック本体2の表面上部に三つ並んだ状態で配置されており、収納孔7は、その各収納凹部6の底部からブロック本体2の一端面に渡って当該ブロック本体2を貫通した形状に形成されている。
このため、本実施形態のコンクリートブロック1においても、植物10の根の誘導スペースとなる収納孔7を形成しているにも拘わらず、ブロック本体2の厚さ寸法がそれほど増大させる必要がなく、運搬コストの上昇や施工性の悪化を回避することができる。
【0019】
図4は本発明の第三実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックを示している。
本実施形態に係るコンクリートブロック1では、収納凹部6と収納孔7とが連続した一つの円柱状の貫通孔11を構成するように連続的に繋がっており、この円柱状の貫通孔11は、ブロック本体2の厚さ方向に対して傾斜した状態で、同ブロック本体2の表面から裏面に渡って当該ブロック本体2を貫通した形状に形成されている。
【0020】
従って、貫通孔11における表面側の一定深さの部分を収納凹部6であるとすると、本実施形態の収納孔7は、その収納凹部6の底部からブロック本体2の裏面に渡って当該ブロック本体2を貫通しており、かつ、そのブロック本体2の厚さ方向に対して傾斜した形状に形成されていることになる。なお、貫通孔11の裏面側開口は、合成樹脂シート等より構成された裏蓋部材12によって閉塞されている。
そして、上記のように傾斜した収納孔7を採用した本実施形態の場合においても、ブロック本体2の厚さ寸法をそれほど増大させずに植物10の根の誘導スペースとなる収納孔7を形成することができ、運搬コストの上昇や施工性の悪化を回避することができる。
【0021】
また、本実施形態のコンクリートブロック1によれば、収納凹部6と収納孔7を構成する貫通孔11がブロック本体2の厚さ方向に対して傾斜しているので、図4(b)に示すように、当該ブロック1を急傾斜の法面に設置した場合に収納凹部6がほぼ垂直な状態になり、このため、収納凹部6に充填した客土5や、そこに植え付けた植物10が流出し難くなるという利点がある。
更に、本実施形態のコンクリートブロック1によれば、客土5の収納凹部6と根の誘導スペースとなる収納孔7を、連続した一つの円柱状の貫通孔11によって構成しているので、収納凹部6と収納孔7を成形するための中子をより単純な構造にすることができるという利点もある。
【0022】
なお、上記した実施形態はすべて例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定され、そこに記載された構成と均等の範囲内のすべての変更も本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、すべて二層構造のブロック本体2を採用しているが、同ブロック本体2をポーラスコンクリートや普通コンクリートのみから構成することにしてもよい。また、収納孔7には、ヤシガラ等の保水材8ではなく、収納凹部6に充填するのと同じ材質の客土5を充填することにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブロック本体の厚さ寸法をさほど増大させなくても植物の根の誘導スペースを確保することができるので、運搬コストの増加や施工性の悪化を招来することなく、植物の生育に適さない地山に対しても緑化対策を講じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第一実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックの斜視図、(b)は同ブロックの平面図、(c)は同ブロックの断面図である。
【図2】図2は第一実施形態に係るコンクリートブロックの施工例であるコンクリート擁壁の斜視図である。
【図3】第二実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックの斜視図である。
【図4】(a)は第三実施形態に係る法面緑化用コンクリートブロックの斜視図、(b)は同ブロックの設置状態の側面断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック
2 ブロック本体
3 ポーラスコンクリート層
4 普通コンクリート層
5 客土
6 収納凹部
7 収納孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a concrete block for slope greening for greening a slope such as a river embankment or a retaining wall beside a road.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the revetment work of rivers and the retaining wall work for road or railway construction, the block method of covering and stabilizing the slope with a large number of concrete blocks arranged vertically and horizontally has been adopted. In order to prevent incongruity with the surrounding scenery due to the exposed concrete block as it is, greening measures for rooting plants on the surface of the block have been promoted.
[0003]
One of such greening measures is to use a concrete block in which a storage recess recessed in the thickness direction is formed on the surface of a porous concrete block body so that vegetation soil can be stored. is there. In this case, when a plant is planted in the guest soil stored in the storage recess, the root of the plant passes through the block body made of porous concrete and reaches the ground, so that the block body is integrated with the ground and sloped. (See Patent Document 1).
[0004]
However, as described above, simply forming a storage recess for the soil on the surface of the block body as described above means that if the ground is a gravel layer or an existing concrete structure, the planted soil on the soil can be removed. The roots do not grow well and the plants die relatively early. Therefore, by arranging the soil material layer on the back side of the block body in the thickness direction with respect to the storage recess for vegetation soil, and guiding the roots of the plants planted in the soil to the soil material layer In addition, a concrete block capable of taking a greening measure even for a ground that is not suitable for growing plants has been developed (see Patent Document 2).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-117259 (Claim 1)
[Patent Document 2]
JP-A-11-117334 (Claim 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional concrete block, since the storage concave portion for the soil and the soil material layer are arranged with a gap in the thickness direction, the thickness dimension of the block main body may become large and the weight may become excessive. . For this reason, the conventional concrete block has the drawback that the transportation cost is high, the work of carrying in to the construction site and the work of installing on the slope are difficult, and the workability is deteriorated.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to secure a space for guiding roots of a plant without significantly increasing the thickness dimension of a block main body, thereby causing an increase in transportation cost and a deterioration in workability. Another object of the present invention is to provide a concrete block for slope revegetation, which can take measures against revegetation even for a ground which is not suitable for growing plants.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has taken the following technical measures.
That is, the present invention relates to a slope greening concrete block in which a storage recess recessed in the thickness direction from the surface of the block main body is formed on the surface side of the block main body so as to be able to store the vegetation soil. The storage hole communicating with the bottom of the storage recess is formed to extend in the in-plane direction of the block body.
[0009]
According to the concrete block according to the present invention, since the storage hole communicating with the bottom of the storage recess is formed, the storage hole is filled with soil, water retention material, or the like, thereby guiding the storage hole to the root of the plant. The storage hole can be used as a space, and the storage hole communicates with the bottom of the storage recess and is formed so as to extend in the in-plane direction of the block main body. The thickness dimension does not increase significantly.
For this reason, it is possible to avoid an increase in transport cost and deterioration in workability due to an increase in the thickness dimension of the block body, and to use a storage hole communicating with the storage recess as a space for guiding the root of the plant, thereby increasing the growth of the plant. Greening measures can be effectively implemented even for unsuitable ground.
[0010]
In the present invention, the storage hole may be formed in a state communicating with the bottom of the storage recess and extending in the in-plane direction of the block body, and is not particularly limited to a specific structure. The block main body can be formed in a shape penetrating the block main body from one end surface in the width direction to the other end surface. When the storage hole is formed in such a shape, the shape of the core for forming the storage hole and the mounting structure of the core to the concrete form are simplified, so that the cost of manufacturing the concrete block is reduced. Can be.
The storage hole may be formed in a shape penetrating the block main body from the bottom of the storage recess to one end surface of the block main body, and the storage hole may be formed from the bottom of the storage recess to the back surface of the block main body. It can also be formed in a shape penetrating the block main body across the same and being inclined with respect to the thickness direction of the block main body.
[0011]
In the present invention, the block main body may be made of porous concrete having continuous voids therein or ordinary concrete having no such voids, but the front side is a porous concrete layer and the rear side is a normal concrete layer. It preferably has a two-layer structure. If such a two-layer block main body is adopted, the roots of the plants planted in the soil located on the surface side of the block main body continue to grow into the voids of the porous concrete layer, so that the plants grow more reliably. At the same time, the general strength of the block body can be improved by the ordinary concrete layer on the back side.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a concrete block for slope greening according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 shows a concrete retaining wall as an example of the construction.
As shown in the figure, a
[0013]
A plurality of
A
[0014]
Each of the two
In addition, the
[0015]
As shown in FIG. 2, the
[0016]
As described above, according to the
[0017]
Further, according to the
Furthermore, since the
[0018]
FIG. 3 shows a concrete block for slope greening according to a second embodiment of the present invention.
In the
For this reason, even in the
[0019]
FIG. 4 shows a concrete block for slope greening according to a third embodiment of the present invention.
In the
[0020]
Therefore, assuming that a portion of the through
Then, even in the case of the present embodiment employing the
[0021]
Further, according to the
Further, according to the
[0022]
Note that the above-described embodiments are all examples and are not restrictive. The scope of the present invention is defined by the appended claims, and all changes within the scope equivalent to the configuration described therein are also included in the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the block
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to secure a space for guiding the roots of the plant without significantly increasing the thickness of the block body, which leads to an increase in transportation cost and a deterioration in workability. Without doing this, it is possible to take measures to revegetate even in the mountains that are not suitable for growing plants.
[Brief description of the drawings]
1A is a perspective view of a concrete block for slope greening according to a first embodiment, FIG. 1B is a plan view of the block, and FIG. 1C is a cross-sectional view of the block.
FIG. 2 is a perspective view of a concrete retaining wall as an example of construction of the concrete block according to the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view of a concrete block for slope greening according to a second embodiment.
FIG. 4A is a perspective view of a concrete block for slope greening according to a third embodiment, and FIG. 4B is a side cross-sectional view of the installed state of the block.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記収納凹部(6)の底部と連通する収納孔(7)が前記ブロック本体(2)の面内方向に延びた状態で形成されていることを特徴とする法面緑化用コンクリートブロック。A storage recess (6) recessed in the thickness direction from the surface of the block body (2) so as to be able to store the vegetation soil (5) is formed on the surface side of the block body (2). In the concrete block for surface greening,
A concrete block for slope greening, characterized in that a storage hole (7) communicating with the bottom of the storage recess (6) is formed so as to extend in an in-plane direction of the block body (2).
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078573A JP2004285683A (en) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | Concrete block for greening slope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078573A JP2004285683A (en) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | Concrete block for greening slope |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004285683A true JP2004285683A (en) | 2004-10-14 |
Family
ID=33293021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003078573A Pending JP2004285683A (en) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | Concrete block for greening slope |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004285683A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006125092A (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ito Yogyo Co Ltd | Earth retaining wall panel and earth retaining wall construction method |
CN112273086A (en) * | 2020-10-22 | 2021-01-29 | 淮南中科盛联环保科技股份有限公司 | Plant growth regulator discharge mechanism and dust suppression and green recovery device of mechanism |
-
2003
- 2003-03-20 JP JP2003078573A patent/JP2004285683A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006125092A (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ito Yogyo Co Ltd | Earth retaining wall panel and earth retaining wall construction method |
CN112273086A (en) * | 2020-10-22 | 2021-01-29 | 淮南中科盛联环保科技股份有限公司 | Plant growth regulator discharge mechanism and dust suppression and green recovery device of mechanism |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20120049106A (en) | Prefabricated shore protection block | |
WO2011152495A1 (en) | Retaining wall structure and construction method for plantable retaining wall | |
JP2006169957A (en) | Block for civil-engineering structure, and block component member for civil-engineering structure | |
JP2004285683A (en) | Concrete block for greening slope | |
KR100892421B1 (en) | Vegetation revetment block | |
JPH05302312A (en) | Ecological-system-improving type bulkhead structure | |
KR100522036B1 (en) | Beast wall block for grass planting and method for manufacturing thereof | |
JP2000170184A (en) | Concrete block for retaining wall, and retaining wall | |
JP3948639B2 (en) | Firefly breeding waterway structure using firefly breeding waterway block | |
JP2001123467A (en) | Retaining wall block for environmental symbiosis type greening | |
JPH055882Y2 (en) | ||
JPH06116973A (en) | Construction of retaining wall | |
JP4606980B2 (en) | Greening retaining wall block | |
JPH09302686A (en) | Revetment greening planting block and greened revetment | |
JP2760737B2 (en) | Revetment block | |
JP2002161538A (en) | Stacking block of vegetation mold | |
JP2006169860A (en) | Method of producing block for civil-engineering structure | |
KR200304540Y1 (en) | Beast wall block for grass planting | |
JP2965909B2 (en) | Ecosystem-conservation type pseudo-stone block loading seawall structure | |
KR101417672B1 (en) | Structure to plant on wall face | |
JP3610119B2 (en) | Fish nest building block and its construction method | |
JP3716319B2 (en) | Retaining wall for concrete revetment | |
JP3080361B2 (en) | Reef block structure | |
JP3158083B2 (en) | Back porous block and greening method using it | |
JP2003020661A (en) | Multi-natural type stacking concrete block |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080701 |