JP2004281233A - Sheet for key switch and method of manufacturing key switch - Google Patents
Sheet for key switch and method of manufacturing key switch Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004281233A JP2004281233A JP2003071120A JP2003071120A JP2004281233A JP 2004281233 A JP2004281233 A JP 2004281233A JP 2003071120 A JP2003071120 A JP 2003071120A JP 2003071120 A JP2003071120 A JP 2003071120A JP 2004281233 A JP2004281233 A JP 2004281233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key switch
- sheet
- layer
- resin
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、任意の色の金属光沢を有するキースイッチ用シートとキースイッチの製造方法に関するものであり、携帯電話、家電製品、自動車部品、通信機器などに適用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話などに用いられるキースイッチにおいて、高級感を有するようにするためキースイッチ表面が金属光沢を有するようにしたものがある。このようなキースイッチを得るには、樹脂成形品からなるキースイッチ部材の表面に対してクロムめっきなどの金属めっき層を形成する方法がある。また、背面から光源によって照射するいわゆるバックライト時に、文字、記号が光るようにするために、文字、記号のパターンに金属めっき層をレーザエッチングなどの方法で除去したり、金属めっき層が部分的に形成されるようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−167838号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のキースイッチの製造方法では、金属光沢の色はめっきする金属の色に由来するものであり、めっきする金属と異なる色の金属光沢を得るには、金属めっき層の上にさらに透光性コーティング層を形成する必要がある。たとえば、クロムめっきによって金属めっき層を形成し、次いで黄色の透光性コーティング層を形成すると、金色の金属光沢を得ることができる。
【0005】
しかし、上記した方法では、透光性コーティング層はキースイッチの表面に全面的に形成されるため、文字、記号のパターン部分も透光性コーティング層によって覆われてしまい、キースイッチの表面全体が透光性コーティング層の色味を帯びてしまうという問題を有するものであった。
【0006】
したがって、この発明は、上記のような問題点を解消し、任意の領域のみ任意の色の金属光沢を有するようにすることができるキースイッチ用シートとキースイッチの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のキースイッチ用シートとキースイッチの製造方法は、以上の目的を達成するために、つぎのように構成した。
【0008】
つまり、この発明のキースイッチ用シートは、基体シート上に全面または部分的な金属薄膜層と部分的な透明着色層とが少なくとも一部分で重複する領域を有するように構成した。
【0009】
また、上記の発明において、透明着色層が染料着色インキを用いて形成されたものであり、染料着色インキに含まれる染料が基体シート表面を昇華着色しているように構成してもよい。
【0010】
また、上記の発明において、透明着色層が紫外線硬化型インキを用いて形成されたものであるように構成してもよい。
【0011】
また、上記の発明において、透明着色層が熱可塑性樹脂インキまたは熱硬化型樹脂インキを用いて形成されたものであるように構成してもよい。
【0012】
また、この発明のキースイッチの製造方法は、基体シート上に全面または部分的な金属薄膜層と部分的な透明着色層とが少なくとも一部分で重複する領域を有するように積層されたキースイッチ用シートを成形金型内に設置し、金型内に溶融樹脂を射出し、キースイッチ用シートと溶融樹脂とを一体化させるように構成した。
【0013】
また、上記の発明において、所望のキースイッチの立体形状になるように予備成形されたキースイッチ用シートを成形金型内に設置するように構成してもよい。
【0014】
また、上記の発明において、キースイッチ用シートと溶融樹脂とを一体化させた後にオーバーコート層の積層を行うように構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。
【0016】
図1は、この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。図2〜5は、この発明のキースイッチの製造方法の一工程を示す断面図である。図6〜11は、この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。図中、1はキースイッチ、2はキースイッチ用シート、3は基体シート、4は金属薄膜層、5は透明着色層、6はアンカー層、7は接着層、10は成形樹脂、11は成形金型、12はゲートである。
【0017】
この発明のキースイッチ用シート2は、基体シート3上に全面または部分的な金属薄膜層4と部分的な透明着色層5とが少なくとも一部分で重複する領域を有するように積層されたものである(図1、6〜11参照)。
【0018】
キースイッチ用シート2の具体的な層構成としては、基体シート3の上面に金属薄膜層4と透明着色層5とが少なくとも積層されたもの(図6〜7参照)、基体シート3の上面に透明着色層5が少なくとも積層され下面に金属薄膜層4が少なくとも積層されたもの(図8〜9参照)、基体シート3の下面に透明着色層5と金属薄膜層4とが少なくとも積層されたもの(図10〜11参照)などを用いることができる。
【0019】
基体シート3としては、ポリカーボネート系樹脂、ポリカーボネート−ポリブチレンテレフタレートアロイ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などの単層フィルムまたは2種以上の樹脂からなる積層フィルムを用いるとよい。
【0020】
基体シート3の厚さは、50〜250μmの範囲のものを用いるとよい。厚さが50μmに満たないと、製膜工程が困難であり、各工程でのハンドリングも悪いものとなりやすい。また、予備成形時の伸びに追従できず、薄肉部となる箇所で破断する危険性が高くなる。250μmを超えると、キースイッチ用シート2を予備成形最適状態に加熱するまでに長時間を要し生産効率が悪く、表面保護の役割を考慮してもそれ以上の厚さは不要でコストアップにつながる。
【0021】
また、基体シート3の表面は微細な凹凸形状を有するものであってもよい。この場合、金属光沢感が抑制され落ち着いた感じとなる。
【0022】
金属薄膜層4は、金属光沢を表現するための層である。
【0023】
金属薄膜層4は、表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合金または化合物を使用することができる。特に、金属薄膜層4の延伸性と耐性とを考慮すると、クロム、インジウム、スズ、これらの合金または化合物を用いるのが好ましい。金属薄膜層4は、転写法、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成するとよい。
【0024】
金属薄膜層4は、全面的または部分的に形成する。金属薄膜層4を部分的に形成する方法としては、基体シート3の全面に形成された金属薄膜層4に部分的にマスク層をスクリーン印刷法などにより形成した後、酸またはアルカリ水溶液中に浸漬し、その積層部以外の金属層を除去するエッチング法などがある。
【0025】
金属薄膜層4は、光線透過率0〜50%の範囲で形成するとよい。光線透過率が50%を越えると、金属薄膜層4の厚さが薄くなり過ぎ、十分な金属光沢感が得られないおそれがある。また、さらに金属薄膜層4に遮光性が要求される場合、全光線透過率0〜20%の遮光性着色層を別途形成するとよい。また、金属薄膜層4全体に透光性が要求される場合、全光線透過率20〜99%の透光性着色層を別途形成するとよい。
【0026】
透明着色層5は、金属薄膜層4と少なくとも一部分の領域が重複するように形成することによって金属薄膜層4の金属光沢色を任意の色にするためのものである。金属薄膜層4と透明着色層5とが重複する領域では、金属薄膜層4による金属光沢に加えて透明着色層5による着色がなされた発色を得ることができる。金属薄膜層4と透明着色層5とが重複せず金属薄膜層4のみの領域があれば、その領域では金属薄膜層4による金属光沢色を得ることができる。また、金属薄膜層4と透明着色層5とが重複せず透明着色層5のみの領域があれば、その領域では透明着色層5による透明着色を得ることができる。
【0027】
透明着色層5は、染料着色インキを用いて形成し、染料着色インキに含まれる染料によって基体シート3表面を昇華着色するようにするとよい。染料着色インキとしては、着色成分として染料が樹脂バインダーと溶剤に配合されたものを用いるとよい。染料着色インキは、乾燥温度80〜95℃で1〜2時間の乾燥工程を経て基体シート3表面に昇華着色されるようにするとよい。基体シート3が昇華着色される深度は、基体シート3表面から0.001〜0.01μmであるのが好ましい。深度が0.001μmに満たないと、使用時に擦れたりして透明着色層5が削れた場合に着色された金属光沢飾が損なわれるおそれがある。また深度が0.01μmを越えると、基体シート3は同時に溶剤成分によっても浸食されるため、基体シート3の強度が損なわれ、予備成形工程、成形工程または成形品状態で微細な割れが生じるおそれがある。
【0028】
また、透明着色層5は、紫外線硬化型インキを用いて形成してもよい。紫外線硬化型インキとしては、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレートなどのアクリレート系樹脂をバインダーとし、顔料または染料により調色されたものなどを用いるとよい。紫外線硬化型インキを用いることによって、表面強度に優れたものとすることができる。また、透明着色層5の厚さを10μm程度の厚膜とすることによって、より深みのある着色金属模様を得ることができる。また、透明着色層5を厚膜とするとともに部分的に形成することによって、透明着色層5が射出成形圧による押し込みを受け、キースイッチ用シート2の表面から透明着色層5がめり込むことによる立体的視覚効果も得られる。
【0029】
また、透明着色層5は、熱可塑性樹脂インキまたは熱硬化型樹脂インキを用いて形成してもよい。熱可塑性樹脂インキとしては、アクリル系樹脂やポリカーボネート系樹脂をバインダーとするものなどを用いるとよい。熱硬化型樹脂インキとしては、ポリエステル系樹脂やウレタン系樹脂をバインダーとするものなどを用いるとよい。熱可塑性樹脂インキまたは熱硬化型樹脂インキを用いることによって、透明性に優れた着色層となるので、優れた金属光沢感を得ることができる。
【0030】
透明着色層5は、スクリーン印刷法、グラビア印刷法などを用いて部分的に形成するとよい。特に、金属薄膜層4を部分的に形成する場合には見当精度を高めるために、印刷工程において加熱しながら引っ張り力が負荷されない枚葉スクリーン印刷法や枚葉グラビア印刷法を用いるのが望ましい。
【0031】
また、輪転グラビア印刷法や輪転スクリーン印刷法を用いる場合、基体シート3の寸法精度を確保するため、耐熱性に優れたポリエチレンテレフタレートシートなどをラミネートして印刷するようにしてもよい。
【0032】
また、必要に応じて、文字、記号、その他図形などを表現するために図柄層を形成してもよい。図柄層としては、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリウレタン系樹脂などをバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する熱硬化型インキまたは溶剤揮発型インキを適宜選択して用いるとよい。図柄層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。図柄層は、所望の図柄に応じて部分的に形成するとよい。
【0033】
また、必要に応じて接着層7を形成してもよい。接着層7は、成形樹脂10上に上記の各層を接着する層である。接着層7としては、成形樹脂10の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、成形樹脂10の材質がポリカーボネート系樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。接着層7の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。また上記材質よりなる接着性を持つシートをラミネート法などにより貼り合せて接着層7とすることも可能である。また、接着層7は透明または半透明であってもよい。
【0034】
また、必要に応じて上記した各層間にアンカー層6を設けてもよい。アンカー層6は、各層間の密着性を高めるための層であり、二液硬化性ウレタン樹脂、メラミン系樹脂やエポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂、塩化ビニル共重合体樹脂などの熱可塑性樹脂、あるいは電離放射線硬化型樹脂などを用いることができる。特に、金属薄膜層4と他層の間には、透明性、耐熱性、柔軟性に優れるアクリルポリオール系樹脂を用いるとよい。アンカー層6の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
【0035】
基体シート3の表面に積層する各層の総膜厚は3〜30μmであるのが好ましい。総膜厚が3μmに満たないと、予備成形時の伸展により薄肉部となる箇所で十分な遮光性が確保できないおそれがある。総膜厚が30μmを超えると、予備成形時に膜厚が干渉し、コーナー部での十分な形状再現が不可能となるおそれがある。また、各層中の残留溶剤が揮発し難いため、予備成形時の脱型性が劣ったり、樹脂裏打ち時のインキ流れを引き起こしたりするおそれがある。
【0036】
以上のようにして、キースイッチ用シート2を得ることができる(図1参照)。このような構成のキースイッチ用シート2を用い、キースイッチ1を得ることができる。
【0037】
まず、必要に応じて、キースイッチ用シート2の予備成形を行う(図2参照)。
【0038】
予備成形型としては、所望のキースイッチ1の立体形状に加工できるものを用いる。また、艶消し加工やヘアライン加工を行うための微細凹凸形状が予備成形型表面に全面的または部分的に形成されたものであってもよい。
【0039】
予備成形を行うには、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法、高圧成形法、水圧成形法、金型プレス成形法などを用いるとよい。予備成形の条件としては、キースイッチ用シート2の表面温度が100〜180℃となるよう加熱軟化させた後、圧力8.0〜20.0MPa程度の負荷をかけて予備成形型表面に沿うよう変形させるのが好ましい。
【0040】
以上のようにして、キースイッチ用シート2を予備成形することができる(図2参照)。
【0041】
次に、キースイッチ用シート2を成形金型11内に設置し、金型内に溶融樹脂を射出し、キースイッチ用シート2と溶融樹脂とを一体化させる。
【0042】
まず、成形金型11内にキースイッチ用シート2を送り込む(図3参照)。
【0043】
成形金型11としては、キースイッチ用シート2を成形金型11内に挟み込んで溶融樹脂を射出することによってキースイッチ1を得ることができる金型であって、たとえば、キースイッチ1の表側を形成する凹部を有する一方の金型と、キースイッチ1の裏側を形成する凸部を有する他方の金型とからキャビティを構成することができるものを用いることができる。また、キャビティ面は、微細凹凸を有するものであってもよい。キャビティ面が微細凹凸を有することにより、キースイッチ用シート2の表面に微細凹凸形状を形成することができる。
【0044】
キースイッチ用シート2を、キースイッチ用シート2送り装置などを使用して、成形金型11間に配置し、クランプなどの手段で固定する。
【0045】
成形金型11を閉じた後、溶融樹脂をゲート12から成形金型11内に射出充満させ、成形樹脂10を形成するのと同時にその表面にキースイッチ用シート2を接着させる(図4参照)。
【0046】
成形樹脂10としては、耐衝撃性に優れるポリカーボネート系樹脂や透明性に優れるアクリル系樹脂などを用いるのが好ましい。また、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合樹脂など、キースイッチ1の成形樹脂として用いることができる一般的な樹脂を用いることができる。また、キースイッチ1の用途に応じて、必要であれば透光性を有するように着色されていてもよい。
【0047】
成形樹脂10の固化後、型開きすれば、キースイッチ用シート2と成形樹脂10とが一体化したキースイッチ1を得ることができる(図5参照)。
【0048】
また、必要に応じて、キースイッチ1の表面に後加工を行ってもよい。たとえば、キースイッチ1の表面強度を高めるため、電離放射線硬化型樹脂などからなるオーバーコート層を形成してもよい。
【0049】
また、文字や記号などを表現するために、加飾層を形成してもよい。加飾層は、スクリーン印刷法、パッド印刷法(タンポ印刷法、タコ印刷法ともいう)などの手段により形成するとよい。印刷インキのバインダーとしては、紫外線硬化型樹脂を用いるのがよい。紫外線硬化型樹脂は、耐摩耗性、キズ付き性に優れ、無溶剤であるため溶剤成分による基体シート3の劣化を引き起こすおそれがない。また、インキ中の溶剤乾燥時におけるインキのたれが生じることがなく、文字、記号など加飾層の再現性にも優れる。
【0050】
【実施例】
(実施例1)厚さ125μmの片面マットポリカーボネート樹脂フィルム(旭硝子株式会社製レキサン)を基体シートとし、その艶面に、グラビアコート法によりアクリルポリオール樹脂を厚さ2μmでコーティングしてアンカー層を形成し、次いでスパッタリング法によりアルミニウムを光線透過率20%±5%の範囲で形成して金属薄膜層を形成し、次いでウレタン2液硬化型インキ(株式会社セイコーアドバンス製SG410)を用いて透光性着色層を形成し、次いで塩化ビニル酸化ビニル共重合体系樹脂樹脂からなる接着層を形成した。また、基体シートのマット面に、染料着色インキを用いシルクスクリーン法により部分的に透明着色層を形成し、次いで不透過ウレタン系スクリーンインキを用いて表示文字のパターンを示す図柄層を形成し、キースイッチ用シートを得た。
【0051】
キースイッチ用シートを高圧成形法により予備成形し複数の凸形状からなるキーパッド形状立体形状両面キースイッチ用シートを得た。
【0052】
次いで、これを立体形状に対応したキャビ形状を有する成形金型内に配置し、ポリカーボネート樹脂(バイエル株式会社製マクロロン2205)を溶融、射出し冷却固化させて立体形状キースイッチ用シートが表面に一体化されたキースイッチを得た。
【0053】
このようにして得たキースイッチは、面照光機能を備えたセミグロス調着色金属光沢模様を有するものであった。
【0054】
(実施例2)厚さ125μmの片面マットポリカーボネート樹脂フィルム(帝人化成株式会社製パンライト)を基体シートとし、その艶面に、グラビアコート法によりアクリルポリオール樹脂を厚さ2μmでコーティングしてアンカー層を形成し、次いでスパッタリング法によりアルミニウムを光線透過率20%±5%の範囲で形成して金属薄膜層を形成し、次いでウレタン2液硬化型インキ(株式会社セイコーアドバンス製SG410)を用いて透光性着色層を形成し、次いで塩化ビニル酸化ビニル共重合体系樹脂樹脂からなる接着層を形成した。また、基体シートのマット面に、紫外線硬化型インキ(十条ケミカル株式会社製UIM)を用いスクリーン印刷法により透明着色層を部分的に形成し、次いで不透過紫外線硬化型インキを用いて表示文字のパターンを示す図柄層を形成し、キースイッチ用シートを得た。
【0055】
両面キースイッチ用シートを高圧成形法により予備成形し複数の凸形状からなるキーパッド形状立体形状両面キースイッチ用シートを得た。
【0056】
次いで、これを立体形状に対応したキャビティ形状を有する成形金型内に配置し、ポリカーボネート樹脂(バイエル株式会社製マクロロン2205)を溶融、射出し冷却固化させてキースイッチ用シートが表面に一体化されたキースイッチを得た。
【0057】
このようにして得たキースイッチは、面照光機能を備え、深み感と表面強度に優れたセミグロス調着色金属光沢模様を有するものであった。
【0058】
【発明の効果】
この発明は、前記した構成からなるので、次のような効果を有する。
【0059】
キースイッチ用シートは、基体シート上に全面または部分的な金属薄膜層と部分的な透明着色層とが少なくとも一部分で重複する領域を有するように積層されるように構成したので、任意の領域のみ任意の色の金属光沢を有するキースイッチを容易に得ることができるものである。
【0060】
また、この発明のキースイッチの製造方法は、基体シート上に全面または部分的な金属薄膜層と部分的な透明着色層とが少なくとも一部分で重複する領域を有するように積層されたキースイッチ用シートを成形金型内に設置し、金型内に溶融樹脂を射出し、キースイッチ用シートと溶融樹脂とを一体化させるように構成したので、任意の領域のみ任意の色の金属光沢を有するようにすることが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明のキースイッチの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図3】この発明のキースイッチの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】この発明のキースイッチの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図5】この発明のキースイッチの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図6】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図7】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図8】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図9】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図10】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【図11】この発明のキースイッチ用シートの一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キースイッチ
2 キースイッチ用シート
3 基体シート
4 金属薄膜層
5 透明着色層
6 アンカー層
7 接着層
10 成形樹脂
11 成形金型
12 ゲート[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a key switch sheet having a metallic luster of any color and a method of manufacturing a key switch, and can be applied to mobile phones, home appliances, automobile parts, communication devices, and the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, among key switches used in mobile phones and the like, there is a key switch in which the surface of the key switch has a metallic luster in order to have a high-grade appearance. In order to obtain such a key switch, there is a method of forming a metal plating layer such as chrome plating on the surface of a key switch member made of a resin molded product. Also, in order to make characters and symbols shine at the time of so-called backlight irradiating with a light source from the back, the metal plating layer is removed by a method such as laser etching on the pattern of characters and symbols, or the metal plating layer is partially (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-167838
[Problems to be solved by the invention]
In the above key switch manufacturing method, the color of the metallic luster is derived from the color of the metal to be plated. It is necessary to form a coating layer. For example, when a metal plating layer is formed by chromium plating and then a yellow translucent coating layer is formed, a golden metallic luster can be obtained.
[0005]
However, in the above-described method, since the light-transmitting coating layer is formed entirely on the surface of the key switch, the pattern portions of characters and symbols are also covered by the light-transmitting coating layer, and the entire surface of the key switch is covered. There is a problem that the color of the light-transmitting coating layer is tinged.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a key switch sheet and a method for manufacturing a key switch, which can solve the above-described problems and can provide a metal luster of an arbitrary color only in an arbitrary region. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The key switch sheet and the key switch manufacturing method of the present invention are configured as follows to achieve the above object.
[0008]
That is, the key switch sheet of the present invention is configured such that the base sheet has an area in which the entire or partial metal thin film layer and the partial transparent coloring layer at least partially overlap.
[0009]
In the above invention, the transparent coloring layer may be formed using a dye coloring ink, and the dye contained in the dye coloring ink may sublimate the surface of the base sheet.
[0010]
Further, in the above invention, the transparent colored layer may be formed using an ultraviolet curable ink.
[0011]
In the above invention, the transparent colored layer may be formed using a thermoplastic resin ink or a thermosetting resin ink.
[0012]
Further, the method for manufacturing a key switch according to the present invention is directed to a key switch sheet in which a metal thin film layer is partially or entirely laminated on a base sheet so as to have a region where at least a part thereof partially overlaps with a transparent coloring layer. Was set in a molding die, the molten resin was injected into the die, and the key switch sheet and the molten resin were integrated.
[0013]
Further, in the above invention, a key switch sheet preformed so as to have a three-dimensional shape of a desired key switch may be provided in a molding die.
[0014]
In the above invention, the overcoat layer may be laminated after the key switch sheet and the molten resin are integrated.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of a key switch sheet according to the present invention. 2 to 5 are cross-sectional views showing one process of a method for manufacturing a key switch according to the present invention. 6 to 11 are sectional views showing one embodiment of the key switch sheet of the present invention. In the figure, 1 is a key switch, 2 is a key switch sheet, 3 is a base sheet, 4 is a metal thin film layer, 5 is a transparent coloring layer, 6 is an anchor layer, 7 is an adhesive layer, 10 is a molding resin, and 11 is a molding. The mold 12 is a gate.
[0017]
The
[0018]
As a specific layer configuration of the
[0019]
As the
[0020]
The thickness of the
[0021]
Further, the surface of the
[0022]
The metal
[0023]
The metal
[0024]
The metal
[0025]
The metal
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
Further, the
[0029]
Further, the
[0030]
The
[0031]
When the rotogravure printing method or the rotoscreen printing method is used, in order to secure the dimensional accuracy of the
[0032]
If necessary, a symbol layer may be formed to represent characters, symbols, other figures, and the like. For the design layer, urethane resin, polyester resin, acrylic resin, olefin resin, vinyl chloride vinyl acetate copolymer resin, polyurethane resin, etc. are used as binders, and pigments or dyes of appropriate colors are contained as colorants. It is good to select and use a thermosetting ink or a solvent volatile ink as appropriate. As a method of forming the pattern layer, a normal printing method such as an offset printing method, a gravure printing method, and a screen printing method may be used. The design layer may be formed partially according to a desired design.
[0033]
Further, the
[0034]
Further, an
[0035]
The total thickness of each layer laminated on the surface of the
[0036]
As described above, the
[0037]
First, the
[0038]
As the pre-molding die, one that can be processed into a desired three-dimensional shape of the
[0039]
In order to perform the preforming, a vacuum forming method, a press forming method, a vacuum forming method, a high pressure forming method, a hydraulic forming method, a die press forming method, or the like may be used. The preforming conditions are as follows: after softening by heating so that the surface temperature of the
[0040]
As described above, the
[0041]
Next, the
[0042]
First, the
[0043]
The molding die 11 is a mold that can obtain the
[0044]
The
[0045]
After the molding die 11 is closed, the molten resin is injected and filled into the molding die 11 from the gate 12, and simultaneously with forming the
[0046]
As the
[0047]
If the mold resin is opened after the
[0048]
Further, post-processing may be performed on the surface of the
[0049]
In addition, a decorative layer may be formed to express characters, symbols, and the like. The decorative layer may be formed by means such as a screen printing method and a pad printing method (also referred to as a tampo printing method or an octopus printing method). As the binder of the printing ink, an ultraviolet curable resin is preferably used. The ultraviolet curable resin is excellent in abrasion resistance and scratch resistance, and is solvent-free, so that there is no possibility of causing the deterioration of the
[0050]
【Example】
Example 1 A single-sided matte polycarbonate resin film (Lexan manufactured by Asahi Glass Co., Ltd.) having a thickness of 125 μm was used as a base sheet, and its glossy surface was coated with an acrylic polyol resin at a thickness of 2 μm by a gravure coating method to form an anchor layer. Then, aluminum is formed by a sputtering method in a light transmittance range of 20% ± 5% to form a metal thin film layer, and then translucent using a urethane two-component curable ink (SG410 manufactured by Seiko Advance Co., Ltd.). A colored layer was formed, and then an adhesive layer made of a vinyl chloride-vinyl oxide copolymer resin resin was formed. Further, on the mat surface of the base sheet, a transparent colored layer is partially formed by a silk screen method using a dye-colored ink, and then a pattern layer showing a pattern of a display character is formed using an impermeable urethane-based screen ink, A key switch sheet was obtained.
[0051]
The key switch sheet was preformed by a high-pressure molding method to obtain a keypad-shaped three-dimensional double-sided key switch sheet having a plurality of convex shapes.
[0052]
Next, this is placed in a molding die having a cavity shape corresponding to the three-dimensional shape, and a polycarbonate resin (Macrolon 2205 manufactured by Bayer Corporation) is melted, injected, and solidified by cooling, so that a three-dimensional shape key switch sheet is integrated with the surface. Key switch was obtained.
[0053]
The key switch thus obtained had a semi-gloss-tone colored metallic glossy pattern having a surface illumination function.
[0054]
Example 2 A single-sided matte polycarbonate resin film (Panlite manufactured by Teijin Chemicals Limited) having a thickness of 125 μm was used as a base sheet, and its glossy surface was coated with an acrylic polyol resin to a thickness of 2 μm by a gravure coating method to form an anchor layer. Is formed by sputtering, aluminum is formed in a light transmittance range of 20% ± 5% to form a metal thin film layer, and then transmitted using a urethane two-liquid curing ink (SG410, manufactured by Seiko Advance Co., Ltd.). A light colored layer was formed, and then an adhesive layer made of a vinyl chloride vinyl oxide copolymer resin was formed. In addition, a transparent coloring layer is partially formed on the mat surface of the base sheet by a screen printing method using an ultraviolet-curable ink (UIM manufactured by Jujo Chemical Co., Ltd.), and then the display characters are formed using an opaque ultraviolet-curable ink. A pattern layer showing a pattern was formed to obtain a key switch sheet.
[0055]
The sheet for a double-sided key switch was preformed by a high-pressure molding method to obtain a three-dimensional keypad-shaped sheet for a keypad having a plurality of convex shapes.
[0056]
Next, this is placed in a molding die having a cavity shape corresponding to a three-dimensional shape, and a polycarbonate resin (Macrolon 2205 manufactured by Bayer Corporation) is melted, injected, and cooled and solidified to integrate the key switch sheet with the surface. Got a key switch.
[0057]
The key switch thus obtained had a surface illuminating function, and had a semi-gloss-tone colored metallic glossy pattern having excellent depth and surface strength.
[0058]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, it has the following effects.
[0059]
The key switch sheet is configured such that the entire surface or a partial metal thin film layer and a partial transparent coloring layer are laminated so as to have a region at least partially overlapping on the base sheet. A key switch having metallic luster of any color can be easily obtained.
[0060]
Further, the method for manufacturing a key switch according to the present invention is directed to a key switch sheet in which a metal thin film layer is partially or entirely laminated on a base sheet so as to have a region where at least a part thereof partially overlaps with a transparent coloring layer. Is installed in the molding die, the molten resin is injected into the mold, and the key switch sheet and the molten resin are integrated, so that only an arbitrary region has a metallic luster of an arbitrary color. Can be easily done.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing one embodiment of a key switch sheet of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing one step of a method for manufacturing a key switch according to the present invention.
FIG. 3 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a key switch according to the present invention.
FIG. 4 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a key switch according to the present invention.
FIG. 5 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a key switch according to the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing one embodiment of the key switch sheet of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing one embodiment of the key switch sheet of the present invention.
FIG. 8 is a sectional view showing an embodiment of the key switch sheet of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing one embodiment of the key switch sheet of the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing one embodiment of the key switch sheet of the present invention.
FIG. 11 is a sectional view showing an embodiment of the key switch sheet of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071120A JP2004281233A (en) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Sheet for key switch and method of manufacturing key switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071120A JP2004281233A (en) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Sheet for key switch and method of manufacturing key switch |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004281233A true JP2004281233A (en) | 2004-10-07 |
Family
ID=33287632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003071120A Pending JP2004281233A (en) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Sheet for key switch and method of manufacturing key switch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004281233A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130368A (en) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | Decorated molded body and its manufacturing method |
JPWO2006120828A1 (en) * | 2005-05-02 | 2008-12-18 | 信越ポリマー株式会社 | Pushbutton switch member and manufacturing method thereof |
JP2009502007A (en) * | 2005-06-21 | 2009-01-22 | ディーケー ユーアイエル カンパニー リミテッド | Manufacturing method of keypad for portable terminal |
CN105489431A (en) * | 2015-12-22 | 2016-04-13 | 上海意力寰宇电路世界有限公司 | Thin-film switch window and manufacturing method thereof |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003071120A patent/JP2004281233A/en active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006120828A1 (en) * | 2005-05-02 | 2008-12-18 | 信越ポリマー株式会社 | Pushbutton switch member and manufacturing method thereof |
JP4573875B2 (en) * | 2005-05-02 | 2010-11-04 | 信越ポリマー株式会社 | Pushbutton switch member and manufacturing method thereof |
JP2009502007A (en) * | 2005-06-21 | 2009-01-22 | ディーケー ユーアイエル カンパニー リミテッド | Manufacturing method of keypad for portable terminal |
JP2008130368A (en) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | Decorated molded body and its manufacturing method |
CN105489431A (en) * | 2015-12-22 | 2016-04-13 | 上海意力寰宇电路世界有限公司 | Thin-film switch window and manufacturing method thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3810237B2 (en) | Method for manufacturing key top member for pushbutton switch | |
KR101240027B1 (en) | Insert mold transcription film including three-dimentional pattern of metal texture and method for fabricating the same | |
EP1316978B1 (en) | Key sheet | |
JP4920530B2 (en) | Display member and pushbutton switch member using the same | |
JP2015189238A (en) | Molded body and method for the production thereof | |
CN100470700C (en) | Key sheet member and its production method | |
JP2016508084A (en) | Printed decorative film with three-dimensional effect and its decorative products | |
JP2020506095A (en) | Method of manufacturing molded plastic part having decorative surface and molded plastic part having decorative surface | |
JP2004281233A (en) | Sheet for key switch and method of manufacturing key switch | |
JP3591719B2 (en) | Printed sheet for molding and key top member for push button switch | |
KR102033683B1 (en) | Method of manufacturing deco film capable of realizing high gloss logo having thickness feeling and metal feeling and the deco film thereof | |
JP2003200502A (en) | Decorative member manufacturing method | |
JP2003245939A (en) | Method for manufacturing key sheet component | |
JP3514576B2 (en) | Keypad manufacturing method and keypad | |
JP4676607B2 (en) | Injection molding simultaneous painting method | |
JP5301782B2 (en) | Decorative sheet for injection molding and resin molded product | |
JP2006255894A (en) | Hairline like decorative sheet | |
JP4478541B2 (en) | Manufacturing method of simultaneously decorated decorative molded product that can be illuminated from the back side | |
JP4964276B2 (en) | Decorative body and method of manufacturing the decorative body | |
JP2004255666A (en) | Decorative sheet for molding and decorative sheet molding | |
JP2004299200A (en) | Manufacturing method for decorating article | |
JP2003217396A (en) | Multi-contact key sheet and method for manufacturing the same | |
CN216466325U (en) | Transparent decorative molded article | |
JP3483832B2 (en) | Illuminated decorative sheet and method for producing the same, illuminated decorative molded article and method for producing the same | |
JP4747309B2 (en) | Molded decorative product that can be illuminated from the back |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090107 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090428 |