JP2004273294A - Static electricity eliminator - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コロナ放電により空気をイオン化する除電器に関し、より詳しく、イオン化した空気を、チューブやノズルなどの外部小径管を通じてワーク(除電対象物)の近傍まで搬送する形式の除電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
除電器を設置するスペースが無い狭い所での除電や、チューブの屈曲性を利用した可動部の除電にチューブ搬送式除電器が活用されている。
【0003】
コロナ放電により空気をイオン化する除電器は、AC(交流)方式とDC(直流)方式の2種類に大別することができるが、その基本原理は、放電電極に高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、このコロナ放電により空気をイオン化する点で共通している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−138090号公報
【0005】
特許文献1は、正負のイオンがチューブ内で打ち消し合うのを回避できるように、交流周波数を1kHz以上に設定した高周波ACによるチューブ搬送式除電器つまりイオン生成装置を提案している。図1、図2は特許文献1に添付の図の一部である。図1を参照して、従来のチューブ搬送式除電器1は、空気流路に設けられた拡大室つまりイオン生成室2を有する。イオン生成室2は、その上壁に空気流入ポート3を有し、この空気流入ポート3は、コンプレッサなどの空気供給手段4に連通している。イオン生成室2の下壁にはイオン化空気流出ポート5を有し、このイオン化空気流出ポート5には可撓性導気チューブ6が連結されている。
【0006】
イオン生成室2には放電電極7が設けられ、この放電電極7は、空気流入ポート3とイオン化空気流出ポート5とを結ぶ軸線に沿って配置されている。対向電極は、実質的に、イオン化空気流出ポート5の回りの下壁8で構成され、この下壁8は接地されている。
【0007】
放電電極7には交流高電圧電源9からAC電源が供給される。交流高電圧電源9は、図2に例示するように、商用電源10を電源とする直流回路11及び発振回路12を有し、発振回路12からの高周波電圧を昇圧するトランス13の出力を高電圧ケーブル14を経由して放電電極7に供給するようになっている。
【0008】
従来のチューブ搬送式除電器1は、放電電極7に所定の電圧を印加してコロナ放電を発生させ、これにより、イオン生成室2に圧送される空気をイオン化し、次いで、イオン化した空気を、流出ポート5、可撓性導気チューブ6を通じてワーク(図示せず)の近傍に吐出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、チューブなどを通じてイオン化した空気をワークの近傍まで搬送する形式の除電器は、イオン化した空気を外部小径管を通じて搬送してワークを除電するものであるが、外部小径管から吐出される空気の力で、ワークに付着した埃を除去できるという利点を含む。
【0010】
埃の除去だけを目的とするのであれば、空気の流量を大きくした方が効率的であるが、吐出する空気によってワーク自体が飛散してはならないため、外部小径管から吐出する空気の量を調整する必要がある。また、ユーザ毎に意図する目的や程度が異なることから、ユーザ毎に外部小径管から吐出する空気の量を変化させることのできる機能を付加するのが望ましい。
【0011】
しかし、空気の流量を変化させると、外部小径管内の圧力損失により放電電極の回りの気圧が変化してしまい、例えば、放電電極回りの気圧が相対的に低くなり過ぎるとオゾンやNOxの大量発生の虞があり、他方、放電電極回りの気圧が相対的に高くなり過ぎると放電が停止してしまう虞がある。ちなみに、放電開始電圧は、放電電極回りの気圧と共に高くなる性質を有する。
【0012】
そこで、本発明の目的は、チューブなどの外部小径管から吐出する空気の量を変化させたとしても安定した空気のイオン化が可能な除電器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明によれば、
供給される空気をコロナ放電によりイオン化し、イオン化した空気を外部小径管を通じてワークの近傍に吐出することによりワークの除電を行う除電器であって、
前記供給される空気の量の変化に応じて、放電電極に印加する電圧を調整することのできる印加電圧調整手段を有することを特徴とする除電器を提供することにより達成される。印加電圧調整手段は例えば手動の電圧調整ダイヤルを設け、これをマニュアル操作することで放電電極に印加する電圧を調整するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態では、適切なコロナ放電が行われているか否かを検出する放電検出手段を更に有する。この放電検出手段により、適切なコロナ放電が行われていないことを検出したときには、前記印加電圧調整手段により所定のコロナ放電状態になるように放電電極に印加する電圧の調整するフィードバック制御を行うことができる。
【0015】
上記の放電検出手段としては、放電電流を検出するようにしてもよく、放電電極回りの気圧(圧力)を検出してもよく、或いは、供給される空気の流量を検出してもよい。
【0016】
例えば、放電検出手段が放電電流を検出する手段から構成されているときには、検出した放電電流の値が例えば所定の電流値よりも小さいとき、つまり放電状態が弱すぎるときには放電電極に印加する電圧を高めることにより適切なコロナ放電を実行させることができる。逆に、検出した放電電流の値が例えば所定の電流値よりも大きいとき、つまり放電状態が強すぎるときには放電電極に印加する電圧を下げることにより適切なコロナ放電を実行させることができる。
【0017】
これにより、供給される空気の量の変化に対して、放電電極に印加する電圧の値を適正化することができ、放電電極に不十分な電圧を印加することによるコロナ放電の未発生や、放電電極に過剰な電圧を印加することによる火花放電の発生による除電能力の低下やオゾンの多量の発生を防止することができる。
【0018】
放電電流を検知する方法としては、DC方式の除電器であれば、抵抗によって直流電流を測定してもよく、また、放電により発生するパルス状の電流を検知してもよい。DC方式の除電器であれば、直流電流の平均電流値を知ることによって、簡単に且つ正確にコロナ放電の強さを測定することができる。仮に、火花放電が発生すれば、電流が多く流れる。パルス状の電流を検知する方法は、電流値を計測するために必要な処理が多いものの、AC方式(高周波ACを含む)及びDC方式の除電器のいずれにも採用することができ、コロナ放電の強さを知ることができる。
【0019】
放電電極回りの気圧(圧力)を例えば圧力センサを設けることで測定してフィードバック制御を行うのであれば、予め圧力と放電電圧との関係を求めておき、これをテーブルとして用意しておけば、検出した圧力に応じた最適の電圧に調整することもできる。同様に、空気の流量を計測してフィードバック制御を行うのであれば、予め流量と圧力との関係を求めておき、これをテーブルとして用意しておけば、検出した流量を圧力に変換することで最適の電圧に調整することができる。
【0020】
【実施例】
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて説明する。図3は、実施例の除電器の電源回路20のブロック図であり、従来と同様に商用電源10を電源とする直流電源回路11と、この直流電源回路11からの電圧を調整する電圧調整回路21とを有する。電源回路20は、電圧調整回路21により調整された電圧を昇圧回路22により高電圧に高めて、この高電圧を放電電極つまり放電針23に印加するようになっている。
【0021】
電源回路20は、放電状態を検出する回路24を有し、この放電検出回路24からの出力はアンプ25により増幅されて比較回路26に入力され、放電状態が所定の状態と異なるときには電圧調整回路21により放電状態が所定の状態となるように直流電源回路11からの電圧を調整するフィードバック制御が行われる。
【0022】
図4〜図6は、放電検出回路24の具体例を例示するための図であり、これら図4〜図6は、例示として、DC(直流)方式の除電器に関する回路図を示している。
【0023】
すなわち、例えば図4を参照して、DC方式の除電器は、プラス側のトランス30とマイナス側のトランス31を有し、これらトランス30、31の一次側コイルに印加する電圧が上述した電圧調整回路21により調整される。プラス側の昇圧回路32(22)はプラス側の放電針33(23)に接続され、マイナス側の昇圧回路34(22)はマイナス側の放電針35(23)に接続される。
【0024】
プラス側放電針33とマイナス側放電針35との間の放電電流は、図4の例では、プラス側の昇圧回路32とトランス30との間の接地側の結線に抵抗40が接続され、この抵抗40を流れる電流を測定することにより検出することが可能である。測定した電流が目標値に対して小さいときには、プラス側又はマイナス側のトランス30、31の一次電圧の少なくとも一方を高める制御が行われる。他方、測定した電流が目標値に対して大きいときには、プラス側又はマイナス側のトランス30、31の一次電圧の少なくとも一方を低下させる制御が行われる。
【0025】
抵抗40は、図5に図示するように、マイナス側の昇圧回路34とトランス31との間の接地側の結線に接続するようにしてもよく、或いは、図6に図示するように、プラス側の昇圧回路32とトランス30との間の接地側の結線と、マイナス側の昇圧回路34とトランス31との間の接地側の結線との間に接続するようにしてもよい。
【0026】
図7は、放電によって生じるパルス状の電流の有無によって放電状態を検出し、パルス状の電流が検出されない場合には、プラス又はマイナス側のトランス30、31の少なくとも一方の一次電圧を上昇させるようになっている。すなわち、プラス側であってもよいが例えばマイナス側の昇圧回路34の出力側(高電圧ケーブル40)に、コンデンサ41を介してパルス状電流検知回路42が接続されている。
【0027】
パルス状電流検知回路42は、図8に示すように、電流−電圧変換素子43で構成してもよく、図9に示すように、電流−電圧変換素子43の前段にパルストランス44を用いてパルス状の電流を選択するようにしてもよい。電流−電圧変換素子43としては、抵抗、コイル、LC並列回路などを用いることができる。
【0028】
パルス状電流検知回路42によって検出した電流をアンプ45によって増幅し、整流回路46、2値化回路(典型的にはコンパレータ)47によって2値化して、パルス状電流の有無を検出するようにしてもよく、或いは、図10に示すように、コンパレータ47で二値化した後に、例えばマイコンによりパルス数をカウントすることいにより電流値に変換して、この電流値が目標値となるように放電針23に印加する電圧を調整するようにしてもよい。
【0029】
図11は、DC方式の除電器であれば、昇圧回路32(34)と放電針33(35)の間に、比較的大きな抵抗値を有する制限抵抗50を設けることで、放電状態の自動調整を行うことができる。
【0030】
プラス側放電針33とマイナス側放電針35とを対向させて放電を行う場合、雰囲気圧力と放電電圧との相関関係を実験により求めたところ、常圧(0MPaとする)に対して、0.25MPaでは約2倍、0.5MPaでは約3倍の電圧が必要であることが分かった(この相関関係を「関係1」という)。
【0031】
対向電極と同じような電界集中を生じさせることのできる同軸円筒電極に関し、放電開始電界と圧力との関係式は次のように表すことができる(書籍「新高電圧工学」p79、朝倉書店、著者:坂本、田頭)。
【0032】
(式1) Ec=31.0δ{1+0.301(δr)( − 1/2)}
ここに、Ecは放電開始電界(kV/cm)であり、δは相対空気密度であり、rは内側電極の外径である。相対空気密度(δ)は、絶縁気体を理想気体とみなして、温度変化に伴う気体密度の補正(温度補正)を行うためのものであり、次の式で表すことができる。
【0033】
δ=0.386p/(273+t)
ここに、pは気圧(Torr)であり、tは気体温度(℃)であり、760Torr、20℃のδを1としている。
【0034】
上記の式1においても、0.5MPa(δ=6)では常圧の約3倍の電界となることから、前述した実験結果は電界が集中する箇所でのコロナ放電の一般的な傾向であると考えることができる。
【0035】
一方、常圧下での放電電流と電圧との相関は、図12に示すように電極間距離によって変化する。放電電極に対する出力電圧を、高い圧力に対して適当な値に設定すると、常圧下では電圧が過剰となり、非常に大きな電流が流れてしまう。この電圧の過剰分を制限抵抗50によって打ち消すには、下記の式2によって算出した抵抗値(R)以上の抵抗を制限抵抗50として採用すればよい。
【0036】
R=過剰電圧/許容される電流変化
【0037】
許容される電流変化としては、約25μAに設定するのがよい。約25μAよりも大きな電流値を設定すると、電極間に発生したブラシコロナが大きく成長して、オゾンなどの有害物質の発生量が更に大きくなる虞がある。
【0038】
電極間距離として例えば15mmを設定し、最大圧力を0.25MPa、0.5MPaとすると、過剰電圧は、図12及び上記「関係1」から次の値を得ることができる。
【0039】
【0040】
過剰電圧は、電極間距離L(mm)と対応する圧力P(MPa)によって変化することから、実験の結果は、次の近似式で表すことができる。
【0041】
ここに、圧力による倍数は、上記「関係1」より近似している。また、常圧で放電する電圧は、図12において、1μA流れる電圧と近似している。
【0042】
したがって、制限抵抗50に要求される抵抗値は、次の式で表すことができる。
(式2) R(MΩ)=1000×{(1+4P)(5+L/5)−(2+3L/5)}(kV)/25(μA)
【0043】
上記式2により求めた抵抗値は次の通りである。なお、抵抗値は、プラス、マイナスの電源の抵抗値の和であり、電源自体の出力インピーダンスを含むため、電源の出力インピーダンスが100MΩである場合には、プラス、マイナス夫々の抵抗値から100MΩ少ない艇庫を用いることができる。
【0044】
プラス、マイナスに必要な抵抗値の合計( M Ω)
【0045】
本発明に採用できる制限抵抗50の抵抗値は、100MΩから2000MΩであるのが好ましい。上述の式2から求めた計算値から100MΩよりも小さい抵抗値であると、本発明の目的を実質的に達成することができない。2000MΩよりも大きな抵抗値であると、抵抗での圧力降下が大きくなり過ぎて、高圧電源の出力値を非常に高く設定する必要が生じるため現実的なくなる。
【0046】
電極間距離Lとして10mm〜25mmが適当であるとすると、この電極間距離では、制限抵抗50の抵抗値は、200MΩ〜1000MΩであるのが好ましい。
【0047】
上述した電極間距離Lを設定した場合、200MΩよりも小さな抵抗値であると、異常放電が発生する虞がある。また、1000MΩよりも大きな抵抗値を採用すると電極間の電界が弱くなってしまう。
【0048】
電極間距離Lが15mmであれば、制限抵抗40の抵抗値は、200MΩ〜500MΩであるのがよい。上限値を500MΩとしたのは、電圧降下を小さくするためである。
【0049】
図13〜図16は、実施例の除電器60の具体的な構造を示す図である。除電器60は、圧縮空気を受け入れる空気流入ポート61を含む本体62を有し、この本体62には、空気流入ポート61から真っ直ぐに延びる断面円形の導気路63が形成され、また、空気流入ポート61とは反対側の面に空気流出ポート64が形成されている。この空気流出ポート64には、選択的に、チューブフィッティング65を介して可撓性導気チューブ66が取り付け可能であり、また、例えば複数の吐出口を含むフラットな形状のノズル67が取り付け可能である。
【0050】
本体62の空気流出ポート64側にオフセットした位置には、導気路63と直交して延びる上下一対の穴68が形成され、この穴68の各々に、放電電極ユニット69が脱着可能に取り付けられる。
【0051】
放電電極ユニット69を装着する穴68つまりイオン化室を空気流出ポート64側にオフセットして配置したことにより、本体62の空気流入ポート61側は空間的に余裕があるため、本体62の空気流入ポート61と放電電極ユニット装着穴68との間には、導気路63を挟んで左右に基板70、70が配置可能であり(図14)、基板70、70には、上述した除電器60に関連した高圧電源回路、フィードバック回路、除電器60の制御回路、制御状態を表示するLEDを除電器60に取り付けた場合には、このLEDを制御する回路を組み込むことも可能である。
【0052】
放電電極ユニット69は放電針72を有し、放電針72回りには、この放電針72の先端を露出することのできる先細りの絶縁性スリーブ73が設けられている。放電電極ユニット69の長手方向中間部分には、導電性金属からなる接触リング74が設けられ、この接触リング74を通じて放電針72に電源が供給される。
【0053】
本体62に設けられた高圧電源回路75からステンレス製の板バネ76を介して接触リング74に高電圧電源が供給されるようになっており、この板バネ76は、図16から理解できるように、放電電極ユニット69の側方から接触リング74にアクセスして、この接触リング74と当接するように配置されている。
【0054】
放電電極ユニット69は、その上部に形成されたネジにより本体62の穴68に螺着されるが、放電電極ユニット69の必要箇所にシールリング(典型的にはOリング)が設けられて、導気路63を流れる空気の漏れが防止される。
【0055】
一対の放電電極ユニット69が本体62に装着されると、一対の放電針72の先端は、導気路63を挟み且つ導気路63の軸線と直交した軸線上で互いに対峙して配置されて導気路63の軸線と直交して延びるイオン化室が形成される。各放電針72の先端と導気路63の軸線との間の距離は実質的に等しく、また、イオン化室の径は、導気路63の直径と等しいか、それよりも若干大きくてもよい。
【0056】
実施例の除電器60にあっては、放電針72を電極ユニット69としてユニット化して、これを除電器本体62に螺合することにより装着するようにしてあるため、放電針72が汚れたときには、ユニット69を取り外して掃除することができ、メンテナンス性を向上することができる。
【0057】
また、放電電極ユニット69の挿入方向とは直交する位置つまり放電電極ユニット69の側面に板バネ76などの接触片を配置させて高圧電源を放電針72に供給するようにしてあるため、比較的簡単な構造で、脱着可能な放電電極ユニット69のシール性を確保することができる。
【0058】
また、先細りの絶縁性スリーブ73の側面の傾斜面によって延面距離を実質的に延長することができるため、互いに対向する一対の放電針72の基部間の離間距離L(図16)が小さくなるように設計することができる。
【0059】
また、放電放電電極ユニット装着穴68を空気流出ポート64側にオフセットして配置させたことから、イオン化室から空気流出ポート64までの距離を短縮して、この間の圧力損出を低減することができる。このことは、空気流出ポート64に連結するチューブ66の長さ寸法やノズル67の種類などがユーザのニーズによって自在に選択されるため、イオン化室から空気流出ポート64までの間の圧力損出を低減することは望ましいことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチューブ搬送式除電器の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1に図示の除電器の回路ブロック図である。
【図3】本発明に従う除電器の回路ブロック図である。
【図4】実施例に含まれる放電検出回路の第1具体例を示すブロック図である。
【図5】実施例に含まれる放電検出回路の第2の具体例を示すブロック図である。
【図6】実施例に含まれる放電検出回路の第3具体例を示すブロック図である。
【図7】実施例に含まれる放電検出回路の第4具体例(パルス状電流検知)を示すブロック図である。
【図8】図7に含まれるパルス状電流検知回路の具体例を示すブロック図である。
【図9】図8に示すブロック図の変形例を示す図である。
【図10】図9に示す構成を用いてマイコンでフィードバックを制御を行う場合の具体的な構成を説明するためのブロック図である。
【図11】比較的大きな抵抗値を備えた制限抵抗を設けることにより実質的に放電状態に応じた適正な電圧を放電電極を印加する具体的な構成を説明するためのブロック図である。
【図12】電極間電圧と放電電流との関係を示すグラフである。
【図13】実施例の除電器(放電電極ユニットが脱着可能)の外観概略図である。
【図14】図13に図示の除電器の平面図である。
【図15】除電器内の導気路に沿って切断した除電器の縦断面図である
【図16】除電器内の導気路を横断する方向に切断した除電器の横断面図である。
【符号の説明】
20 除電器の電源回路
21 電圧調整回路
23 放電針(放電電極)
24 放電検出回路
40 放電電流検出用の抵抗
42 パルス状電流検知回路
60 除電器
66 可撓性導気チューブ
67 ノズル
69 放電電極ユニット
73 先細り形状の絶縁性スリーブ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a static eliminator that ionizes air by corona discharge, and more particularly, to a static eliminator of a type that transports ionized air to the vicinity of a workpiece (an object to be neutralized) through an external small-diameter tube such as a tube or a nozzle.
[0002]
[Prior art]
A tube transport type static eliminator is used for static elimination in a narrow place where there is no space for installing the static eliminator, and for static elimination of a movable portion using the flexibility of a tube.
[0003]
A static eliminator that ionizes air by corona discharge can be roughly classified into two types, an AC (alternating current) type and a DC (direct current) type. The basic principle is that a high voltage is applied to a discharge electrode to perform corona discharge. Is common and the air is ionized by the corona discharge.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2000-138090 A
Patent Literature 1 proposes a tube transfer type static eliminator using a high-frequency AC having an AC frequency set to 1 kHz or more, that is, an ion generator, so that positive and negative ions can be prevented from canceling each other in the tube. 1 and 2 are a part of the drawings attached to Patent Document 1. With reference to FIG. 1, a conventional tube transfer type static eliminator 1 has an enlarged chamber, that is, an ion generation chamber 2 provided in an air flow path. The ion generation chamber 2 has an
[0006]
A
[0007]
AC power is supplied to the
[0008]
The conventional tube transport type static eliminator 1 generates a corona discharge by applying a predetermined voltage to the
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a static eliminator of the type that transports ionized air to the vicinity of the work through a tube or the like is to discharge the work by transporting the ionized air through an external small-diameter pipe. This includes the advantage that dust attached to the work can be removed by force.
[0010]
If the purpose is only to remove dust, it is more efficient to increase the flow rate of air.However, since the work itself must not be scattered by the discharged air, the amount of air discharged from the external small-diameter pipe must be reduced. Need to adjust. Further, since the intended purpose and degree differ for each user, it is desirable to add a function capable of changing the amount of air discharged from the external small diameter pipe for each user.
[0011]
However, when the flow rate of air is changed, the pressure around the discharge electrode changes due to the pressure loss in the external small-diameter tube. For example, if the pressure around the discharge electrode becomes relatively low, a large amount of ozone or NOx is generated. On the other hand, when the pressure around the discharge electrode becomes relatively high, the discharge may be stopped. Incidentally, the discharge starting voltage has a property of increasing with the atmospheric pressure around the discharge electrode.
[0012]
Therefore, an object of the present invention is to provide a static eliminator capable of stably ionizing air even when the amount of air discharged from an external small-diameter tube such as a tube is changed.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, such a technical problem
A static eliminator that ionizes supplied air by corona discharge and discharges the work by discharging the ionized air to the vicinity of the work through an external small-diameter pipe,
This is achieved by providing a static eliminator characterized by having an applied voltage adjusting means capable of adjusting a voltage applied to a discharge electrode according to a change in the amount of supplied air. The applied voltage adjusting means may be provided with, for example, a manual voltage adjusting dial, and by manually operating the dial, the voltage applied to the discharge electrode may be adjusted.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In a preferred embodiment of the present invention, the apparatus further includes a discharge detecting unit for detecting whether or not an appropriate corona discharge is being performed. When the discharge detecting means detects that the appropriate corona discharge is not being performed, the applied voltage adjusting means performs feedback control for adjusting the voltage applied to the discharge electrode so as to be in a predetermined corona discharge state. Can be.
[0015]
The discharge detecting means may detect a discharge current, may detect a pressure (pressure) around a discharge electrode, or may detect a flow rate of supplied air.
[0016]
For example, when the discharge detection means is constituted by means for detecting the discharge current, when the value of the detected discharge current is smaller than a predetermined current value, for example, when the discharge state is too weak, the voltage applied to the discharge electrode is reduced. By increasing the value, an appropriate corona discharge can be executed. Conversely, when the value of the detected discharge current is larger than a predetermined current value, for example, when the discharge state is too strong, appropriate corona discharge can be executed by reducing the voltage applied to the discharge electrode.
[0017]
This makes it possible to optimize the value of the voltage applied to the discharge electrode with respect to changes in the amount of supplied air, and to prevent the occurrence of corona discharge by applying an insufficient voltage to the discharge electrode, By applying an excessive voltage to the discharge electrode, it is possible to prevent a reduction in the charge removal ability due to the occurrence of spark discharge and a large amount of ozone.
[0018]
As a method for detecting the discharge current, a DC type static eliminator may be used to measure the DC current with a resistor or to detect a pulsed current generated by discharge. With a DC type static eliminator, the intensity of corona discharge can be easily and accurately measured by knowing the average current value of the direct current. If spark discharge occurs, a large amount of current flows. Although a method of detecting a pulsed current involves a lot of processing necessary for measuring a current value, it can be applied to both an AC type (including high-frequency AC) and a DC type static eliminator. You can know the strength of.
[0019]
If feedback control is performed by measuring the pressure (pressure) around the discharge electrode by, for example, providing a pressure sensor, the relationship between the pressure and the discharge voltage is obtained in advance, and this is prepared as a table. The voltage can be adjusted to an optimum voltage according to the detected pressure. Similarly, if the feedback control is performed by measuring the air flow rate, the relationship between the flow rate and the pressure is obtained in advance, and if this is prepared as a table, the detected flow rate can be converted into the pressure. It can be adjusted to the optimal voltage.
[0020]
【Example】
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 3 is a block diagram of a
[0021]
The
[0022]
4 to 6 are diagrams for illustrating specific examples of the
[0023]
That is, for example, referring to FIG. 4, the DC type static eliminator has a
[0024]
In the example of FIG. 4, the discharge current between the plus
[0025]
The
[0026]
FIG. 7 shows that the discharge state is detected based on the presence or absence of a pulse-like current generated by the discharge. If no pulse-like current is detected, the primary voltage of at least one of the positive and
[0027]
The pulse-shaped
[0028]
The current detected by the pulse-like
[0029]
FIG. 11 shows a DC type static eliminator in which a limiting
[0030]
When the discharge was performed with the
[0031]
Regarding a coaxial cylindrical electrode capable of generating the same electric field concentration as the counter electrode, the relational expression between the electric field at the start of discharge and the pressure can be expressed as follows (book "New High Voltage Engineering" p79, Asakura Shoten, author) : Sakamoto, Taga).
[0032]
(Equation 1) Ec = 31.0δ {1 + 0.301 (δr) (- 1/2)}
Here, Ec is a discharge starting electric field (kV / cm), δ is a relative air density, and r is an outer diameter of the inner electrode. The relative air density (δ) is for correcting the gas density accompanying the temperature change (temperature correction) by regarding the insulating gas as an ideal gas, and can be expressed by the following equation.
[0033]
δ = 0.386p / (273 + t)
Here, p is the atmospheric pressure (Torr), t is the gas temperature (° C.), and δ at 760 Torr and 20 ° C. is set to 1.
[0034]
Also in the above equation 1, at 0.5 MPa (δ = 6), the electric field is about three times as large as the normal pressure. Therefore, the above-described experimental result is a general tendency of the corona discharge at the place where the electric field is concentrated. Can be considered.
[0035]
On the other hand, the correlation between the discharge current and the voltage under normal pressure changes depending on the distance between the electrodes as shown in FIG. When the output voltage to the discharge electrode is set to an appropriate value for a high pressure, the voltage becomes excessive under normal pressure, and a very large current flows. In order to cancel the excess voltage by the limiting
[0036]
R = excess voltage / allowable current change
The allowable current change is preferably set to about 25 μA. If a current value larger than about 25 μA is set, the brush corona generated between the electrodes grows greatly, and the amount of harmful substances such as ozone may be further increased.
[0038]
When the distance between the electrodes is set to, for example, 15 mm and the maximum pressure is set to 0.25 MPa and 0.5 MPa, the following value can be obtained for the excess voltage from FIG.
[0039]
[0040]
Since the excess voltage changes depending on the interelectrode distance L (mm) and the corresponding pressure P (MPa), the result of the experiment can be represented by the following approximate expression.
[0041]
Here, the multiple by the pressure is closer to the above “Relationship 1”. The voltage discharged at normal pressure is similar to the voltage flowing at 1 μA in FIG.
[0042]
Therefore, the resistance value required for the limiting
(Equation 2) R (MΩ) = 1000 × {(1 + 4P) (5 + L / 5) − (2 + 3L / 5)} (kV) / 25 (μA)
[0043]
The resistance value obtained by the above equation 2 is as follows. Note that the resistance value is the sum of the resistance values of the plus and minus power supplies and includes the output impedance of the power supply itself. Therefore, when the output impedance of the power supply is 100 MΩ, the resistance value is smaller by 100 MΩ than the resistance value of each of the plus and minus resistances. A yard can be used.
[0044]
Plus, the sum of the resistance values necessary to minus (M Ω)
[0045]
The resistance value of the limiting
[0046]
Assuming that a distance L between electrodes of 10 mm to 25 mm is appropriate, the resistance value of the limiting
[0047]
When the distance L between the electrodes is set as described above, if the resistance value is smaller than 200 MΩ, abnormal discharge may occur. If a resistance value larger than 1000 MΩ is used, the electric field between the electrodes will be weakened.
[0048]
If the distance L between the electrodes is 15 mm, the resistance value of the limiting
[0049]
13 to 16 are diagrams illustrating a specific structure of the
[0050]
A pair of upper and
[0051]
Since the
[0052]
The
[0053]
A high-voltage power supply is supplied from a high-voltage
[0054]
The
[0055]
When the pair of
[0056]
In the
[0057]
In addition, since a contact piece such as a
[0058]
Further, since the extension surface distance can be substantially extended by the inclined surface of the side surface of the tapered insulating
[0059]
Further, since the discharge electrode
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing the overall configuration of a conventional tube-carrying type static eliminator.
FIG. 2 is a circuit block diagram of the static eliminator shown in FIG.
FIG. 3 is a circuit block diagram of a static eliminator according to the present invention.
FIG. 4 is a block diagram illustrating a first specific example of a discharge detection circuit included in the embodiment.
FIG. 5 is a block diagram showing a second specific example of the discharge detection circuit included in the embodiment.
FIG. 6 is a block diagram showing a third specific example of the discharge detection circuit included in the embodiment.
FIG. 7 is a block diagram illustrating a fourth specific example (pulse current detection) of the discharge detection circuit included in the embodiment.
FIG. 8 is a block diagram showing a specific example of a pulse-like current detection circuit included in FIG. 7;
FIG. 9 is a diagram showing a modification of the block diagram shown in FIG. 8;
10 is a block diagram for explaining a specific configuration in a case where feedback control is performed by a microcomputer using the configuration shown in FIG. 9;
FIG. 11 is a block diagram for explaining a specific configuration in which an appropriate voltage substantially corresponding to a discharge state is applied to a discharge electrode by providing a limiting resistor having a relatively large resistance value.
FIG. 12 is a graph showing a relationship between a voltage between electrodes and a discharge current.
FIG. 13 is a schematic external view of a static eliminator (discharge electrode unit is detachable) of the embodiment.
FIG. 14 is a plan view of the static eliminator shown in FIG.
FIG. 15 is a vertical cross-sectional view of the static eliminator cut along an air guide path in the static eliminator. FIG. 16 is a transverse cross-sectional view of the static eliminator cut in a direction crossing the air guide path in the static eliminator. .
[Explanation of symbols]
24
Claims (6)
前記供給される空気の量の変化に応じて、放電電極に印加する電圧を調整することのできる印加電圧調整手段を有することを特徴とする除電器。A static eliminator that ionizes supplied air by corona discharge and discharges the work by discharging the ionized air to the vicinity of the work through an external small-diameter pipe,
A static eliminator comprising an applied voltage adjusting means capable of adjusting a voltage applied to a discharge electrode in accordance with a change in the amount of supplied air.
該放電検出手段により検出された放電状態が弱いときには前記放電電極に印加する電圧を高め、放電状態が強すぎるときには前記放電電極に印加する電圧を低める印加電圧調整手段とを更に有する請求項1に記載の除電器。Discharge detection means for detecting the discharge state of the discharge electrode,
2. The apparatus according to claim 1, further comprising: an applied voltage adjusting unit configured to increase a voltage applied to the discharge electrode when the discharge state detected by the discharge detection unit is weak, and to decrease a voltage applied to the discharge electrode when the discharge state is too strong. The static eliminator as described.
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