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JP2004268649A - ダンプトラックのボディ昇降速度制御装置 - Google Patents

ダンプトラックのボディ昇降速度制御装置 Download PDF

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JP2004268649A
JP2004268649A JP2003059374A JP2003059374A JP2004268649A JP 2004268649 A JP2004268649 A JP 2004268649A JP 2003059374 A JP2003059374 A JP 2003059374A JP 2003059374 A JP2003059374 A JP 2003059374A JP 2004268649 A JP2004268649 A JP 2004268649A
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JP
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speed
speed coefficient
dump truck
lowering
cylinder
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JP2003059374A
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Hiroshi Watanabe
洋 渡邊
Yutaka Watanabe
豊 渡辺
Yasushi Tokuda
康史 徳田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】油圧シリンダとして2段ストロークシリンダを用いた場合でも、シリンダの切替時点でボディ昇降速度を等速度にできるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を提供することにある。
【解決手段】コントローラ100の速度係数パターン発生手段130,140は、ボディ角度センサ55によって検出されたボディ角度に応じて2段ストロークシリンダである油圧シリンダ45の切替点の前後におけるボディの昇降速度を等速度とするように制御する速度パターンを発生する。乗算器150,155は、速度係数パターン発生手段130,140の出力信号を操作レバー60の操作信号に乗算して出力し、ボディ昇降速度を制御する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボディの昇降時の速度を制御するダンプトラックのボディ昇降速度制御装置に係り、特に、ダンプトラックのように積載重量が大きな車両のボディ昇降速度を自動的に制御するに好適なダンプトラックのボディ昇降速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のダンプトラックにおいて、例えば、特開2002−160574号公報に記載されているように、土砂や石等を積載するボディの昇降は、ダンプトラックのオペレータが操作レバーを上げ操作若しくは下げ操作することにより、ボディを昇降する油圧シリンダを伸縮して行っている。ボディに積載された土砂等を撒きだす際には、オペレータが撒きだし量が一定となるように操作レバーを上げ操作している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−160574号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、大型のダンプトラックでは、ボディを最大角度まで上げるための油圧シリンダのストロークが長くなるため、油圧シリンダとして2段ストロークシリンダを用いている。しかしながら、油圧シリンダとして2段ストロークシリンダを用いた場合、第1段のシリンダの底面積と第2段のシリンダの底面積は異なるため、操作レバーを一定角度に維持して操作していると、2段ストロークシリンダの切替点の前後で伸縮量が異なり、ボディ昇降速度が異なるという問題があった。特に撒きだし時には2段ストロークシリンダの切替点の前後で撒きだし量が変化するという問題が生じている。
【0005】
本発明の目的は、油圧シリンダとして2段ストロークシリンダを用いた場合でも、シリンダの切替時点でボディ昇降速度を等速度にできるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、車体に設けられたボディと、このボディの起立姿勢と着座姿勢に昇降させる油圧シリンダと、操作手段と、この操作手段の操作に応じて前記油圧シリンダを伸縮させてボディの昇降速度を制御する制御手段を有するダンプトラックのダンプトラックのボディ昇降速度制御装置において、前記油圧シリンダは、2段ストロークシリンダであり、前記制御手段は、前記2段ストロークシリンダの切替点の前後における前記ボディの昇降速度を等速度となるように制御するようにしたものである。
このように2段ストロークシリンダの切替点における前記ボディの昇降速度を等速度とすることができる。
【0007】
(2)上記(1)において、好ましくは、ボディの昇降角度を検出するボディ角度検出手段を備え、前記制御手段は、前記ボディ角度検出手段によって検出されたボディ角度に応じて前記2段ストロークシリンダの切替点における前記ボディの昇降速度を等速度とするような速度係数パターンを発生する速度係数パターン発生手段と、この速度係数パターン発生手段の出力信号を前記操作手段の操作信号に乗算する乗算手段を備えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を用いて、本発明の第1の実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置の構成及び動作について説明する。本実施の形態は、ダンプトラックに本発明を適用したものである。
【0009】
図1は、本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を用いたダンプトラックの構成を示すブロック図である。
【0010】
エンジン10から発生した駆動力は、トランスミッション15,ディファレンシャルギヤ20及び車軸25A,25Bを介して、2つの駆動輪30A,30Bに伝達され、ダンプトラックの車体を走行させる。車軸25A,25Bには、それぞれの駆動輪30A,30Bに対して制動力を発生するリターダブレーキ35A,35Bが取り付けられている。
【0011】
ボディ35の一端は、ダンプトラックの車体40に対して回転可能に支持されている。ボディ35は、油圧シリンダ45を伸縮することによって昇降動作可能である。油圧シリンダ45には、エンジン10によって駆動されるポンプPから供給される油圧が電磁比例弁50を介して供給されている。
【0012】
車体40に対するボディ35の角度θは、ボディ角度センサ55によって検出され、コントローラ100に入力する。コントローラ100は、ダンプトラックのオペレータが操作する操作レバー60の操作量に応じて電磁比例弁50を制御して油圧シリンダの伸縮量,伸縮速度を制御することにより、ボディ35の昇降角度,昇降速度が可変となる。その際、コントローラ100は、ボディ角度センサ50によって検出されたボディ角θに応じて、ボディ35の昇降速度を制御するように構成されており、その詳細については、図2,図3を用いて後述する。
【0013】
図2は、本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置の構成を示すシステムブロック図である。
【0014】
コントローラ100は、上げ操作信号作成手段110と、下げ操作信号作成手段120と、上げ操作時速度係数パターン発生手段130と、下げ操作時速度係数パターン発生手段140と、乗算器150,155とを備えている。
【0015】
上げ操作信号作成手段110と下げ操作信号作成手段120は、それぞれ操作レバー60の操作角αに応じたボディの上昇速度信号若しくは降下速度信号を出力する。上げ操作信号作成手段110と下げ操作信号作成手段120が出力する速度信号は、それぞれ乗算器150,155を介して電磁比例弁50に供給され、油圧シリンダ45の伸縮速度を制御して、ボディ昇降速度を制御する。
【0016】
上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140は、それぞれボディ角度センサ55によって検出されたボディ角θに応じたボディの上げ操作時の速度係数信号と下げ操作時の速度係数信号を出力する。上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140が出力する速度係数信号は、それぞれ乗算器150,155を介して電磁比例弁50に供給され、上げ操作信号作成手段110と下げ操作信号作成手段120が出力する速度信号に上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140が出力する速度係数信号を乗算した値を出力し、油圧シリンダ45の伸縮速度を制御して、ボディ昇降速度を制御する。
【0017】
ここで、油圧シリンダ45は2段ストロークシリンダであり、第1段のストロークをL1とし、第2段のストロークをL2とする。また、第1段のシリンダの底面積をA1とし、第2段のシリンダの底面積をA2とする。なお、以下の説明では、ボディが上昇する際には、最初に第1段のシリンダが伸び、第1段のシリンダが伸びきった切替点の時点から、第2段のシリンダが伸びるという順であり、一方、ボディが降下する際は、最初に第2段のシリンダが縮み、第2段のシリンダが縮みきった切替点の時点から第1段のシリンダが縮むという順であるとする。また、L1=L2とし、0.75・A1=A2とする。
【0018】
上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する速度係数パターンについて、図3(A),(B)により説明する。
【0019】
図3(A)は、上げ操作時速度係数パターン発生手段130が発生する上げ操作時速度係数パターンを示しており、横軸がボディ角度センサ55によって検出されたボディ角θであり、縦軸がボディ昇降速度係数Kである。ボディ角θ3(例えば30°)は、2段ストロークシリンダの切替点の角度である。図示するように、ボディ角θが小さい範囲(θ=0〜θ3(例えば30°))では、速度係数Kを0.75とする。ボディ角θがθ3〜θ4の範囲(例えば30°から50°)では、速度係数Kが1.0とする。ボディ角θがθ4〜θ5の範囲(例えば50°から55°)では、速度係数Kが1.0〜0.25まで徐々に減少し、ボディ角θがθ5〜θ6の範囲(例えば55°から60°)では、速度係数Kを0.25一定とする。
【0020】
上げ操作時速度係数パターン発生手段130が発生する上げ操作時速度係数は、乗算器150によって上げ操作信号生成手段110が出力する操作信号に乗算されるため、例えば、操作レバーを一定の角度に保持し操作信号が一定の上昇速度である場合には、図3(A)の縦軸はボディの上昇速度を示すことになる。すなわち、上げ操作時速度係数パターン発生手段130を用いて、第1段のシリンダの底面積A1と第2段のシリンダの底面積A2との間に、0.75・A1=A2の関係がある場合には、上げ操作時速度係数パターン発生手段130が発生する上げ操作時速度係数を第1段のシリンダに対する速度係数を第2段に対する速度係数の0.75倍とすることにより、2段ストロークシリンダの切替点の前後における油圧シリンダの伸張速度を等速度として、ボディの上昇速度を等速度とすることができる。ボディを上昇させてボディ内の積載物を撒きだす際には、切替点における衝撃を低減できるため積載物のばらまきを防止することができる。また、ストロークエンド(ボディ角θ6)の手前からボディ上昇速度を減少させることにより、ストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
【0021】
また、図3(B)は、下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する下げ操作時速度係数パターンを示しており、横軸がボディ角度センサ55によって検出されたボディ角θであり、縦軸がボディ昇降速度係数Kである。図示するように、
ボディ角θが大きな範囲(θ=θ6〜θ3(例えば60°から30°))では、速度係数Kを1.0とする。ボディ角θがθ3〜θ2の範囲(例えば30°から10°)では、速度係数Kを0.75とする。ボディ角θがθ2〜θ1の範囲(例えば10°から5°)では、速度係数Kが0.75〜0.25まで徐々に減少し、ボディ角θがθ1〜0の範囲(例えば5°から0°)では、速度係数Kを0.25一定とする。
【0022】
下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する下げ操作時速度係数は、乗算器155によって下げ操作信号生成手段120が出力する操作信号に乗算されるため、例えば、操作レバーを一定の角度に保持し操作信号が一定の下降速度である場合には、図3(B)の縦軸はボディの下降速度を示すことになる。すなわち、下げ操作時速度係数パターン発生手段140を用いて、第1段のシリンダの底面積A1と第2段のシリンダの底面積A2との間に、0.75・A1=A2の関係がある場合には、下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する下げ操作時速度係数を第1段のシリンダに対する速度係数を第2段に対する速度係数の0.75倍とすることにより、2段ストロークシリンダの切替点の前後における油圧シリンダの収縮速度を等速度として、ボディの下降速度を等速度とすることができる。また、ストロークエンド(ボディ角0)の手前からボディ下降速度を減少させることにより、ストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
【0023】
以上説明したように、本実施形態によれば、上げ操作時速度係数パターン発生手段130や下げ操作時速度係数パターン発生手段140を用いることにより、2段ストロークシリンダの切替点の前後におけるボディの昇降速度を等速度とすることができる。また、ボディ上げ操作による撒きだし時には切替点におけるばらまきを防止することができる。
【0024】
また、ボディ昇降時、ボディ角度センサ50によって検出されたボディ角度によりボディを昇降する油圧シリンダのストロークエンドにおいて昇降速度を低減するように制御されるため、ストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
【0025】
次に、図4を用いて、本発明の第2の実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置の構成及び動作について説明する。本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を用いたダンプトラックの構成は、図1に示した構成と同様である。また、本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置のシステム構成も、図2に示したものと同様である。
【0026】
本実施の形態では、上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する速度係数パターンを、図4(A),(B)に示すように変更している。
【0027】
図4(A)は、上げ操作時速度係数パターン発生手段130が発生する上げ操作時速度係数パターンを示している。ボディ角θ3’〜θ3”(例えば25°〜35°)の範囲の速度係数パターンが図3(A)に示したものから変更している。図示するように、ボディ角θが小さい範囲(θ=0〜θ3’(例えば25°)では、速度係数Kを0.75とする。ボディ角θがθ3’〜θ3の範囲(例えば25°から30°)では、速度係数Kが0.75〜0.5まで徐々に減少し、ボディ角θがθ3〜θ3”の範囲(例えば30°から35°)では、速度係数Kが0.5〜1.0に徐々に増加し、ボディ角θがθ3”〜θ4の範囲(例えば35°〜50°)では、速度係数Kを1.0一定としている。
【0028】
このような上げ操作時速度係数パターンとしても、2段ストロークシリンダの切替点(θ3)におけるボディ上昇速度を小さくすることにより、2段ストロークシリンダの切替点における衝撃を低減することができ、しかも、その前後におけるボディ上昇速度を等速度とすることができる。
【0029】
また、図4(B)は、下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する下げ操作時速度係数パターンを示している。ボディ角θ3’〜θ3”(例えば25°〜35°)の範囲の速度係数パターンが図3(B)に示したものから変更している。図示するように、
ボディ角θが大きな範囲(θ=θ6〜θ3”(例えば60°〜35°)では、速度係数Kを1.0とする。ボディ角θがθ3”〜θ3の範囲(例えば35°から30°)では、速度係数Kが1.0〜0.5まで徐々に減少し、ボディ角θがθ3〜θ3’の範囲(例えば30°から25°)では、速度係数Kが0.5〜0.75に徐々に増加し、ボディ角θがθ3’〜θ2の範囲(例えば25°〜10°)では、速度係数Kを0.75一定としている。
【0030】
このような下げ操作時速度係数パターンとしても、2段ストロークシリンダの切替点(θ3)におけるボディ下降速度を小さくすることにより、2段ストロークシリンダの切替点における衝撃を低減することができ、しかも、その前後におけるボディ下降速度を等速度とすることができる。
【0031】
以上説明したように、本実施形態によれば、上げ操作時速度係数パターン発生手段130や下げ操作時速度係数パターン発生手段140を用いることにより、2段ストロークシリンダの切替点の前後におけるボディの昇降速度を等速度とすることができる。また、ボディ上げ操作による撒きだし時には切替点におけるばらまきを防止することができる。
【0032】
また、ボディ昇降時、ボディ角度センサ50によって検出されたボディ角度によりボディを昇降する油圧シリンダのストロークエンドにおいて昇降速度を低減するように制御されるため、ストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
【0033】
次に、図5を用いて、本発明の第3の実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置の構成及び動作について説明する。本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を用いたダンプトラックの構成は、図1に示した構成と同様である。また、本実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置のシステム構成も、図2に示したものと同様である。
【0034】
本実施の形態では、上げ操作時速度係数パターン発生手段130と下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する速度係数パターンを、図5(A),(B)に示すように変更している。
【0035】
図5(A)は、上げ操作時速度係数パターン発生手段130が発生する上げ操作時速度係数パターンを示している。切替点であるボディ角θ3(例えば30°)の前後において、速度係数Kを0.75〜1.0に徐々に増加している。
【0036】
また、図5(B)は、下げ操作時速度係数パターン発生手段140が発生する下げ操作時速度係数パターンを示している。切替点であるボディ角θ3(例えば30°)の前後において、速度係数Kを1.0〜0.75に徐々に減少している。
【0037】
以上説明したように、本実施形態によれば、上げ操作時速度係数パターン発生手段130や下げ操作時速度係数パターン発生手段140を用いることにより、2段ストロークシリンダの切替点の前後におけるボディの昇降速度を等速度とすることができる。
【0038】
また、ボディ昇降時、ボディ角度センサ50によって検出されたボディ角度によりボディを昇降する油圧シリンダのストロークエンドにおいて昇降速度を低減するように制御されるため、ストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、油圧シリンダとして2段ストロークシリンダを用いた場合でも、シリンダの切替時点でボディ昇降速度を等速度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置を用いたダンプトラックの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態によるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置の構成を示すシステムブロック図である。
【図3】速度係数パターン発生手段が発生する速度係数パターンの説明図である。
【図4】第2の実施の形態による速度係数パターン発生手段が発生する速度係数パターンの説明図である。
【図5】第3の実施の形態による速度係数パターン発生手段が発生する速度係数パターンの説明図である。
【符号の説明】
10 エンジン
15 トランスミッション
20 ディファレンシャルギヤ
25A,25B 車軸
30A,30B 駆動輪
35A,35B リターダブレーキ
40 車体
45 油圧シリンダ
50 電磁比例弁
55 ボディ角度センサ
60 操作レバー
65 教示/再生切替スイッチ
100 コントローラ
110 上げ操作信号作成手段
120 下げ操作信号作成手段
130 上げ操作時速度係数パターン発生手段
140 下げ操作時速度係数パターン発生手段
150,155 乗算器

Claims (2)

  1. 車体に設けられたボディと、このボディの起立姿勢と着座姿勢に昇降させる油圧シリンダと、操作手段と、この操作手段の操作に応じて前記油圧シリンダを伸縮させてボディの昇降速度を制御する制御手段を有するダンプトラックのダンプトラックのボディ昇降速度制御装置において、
    前記油圧シリンダは、2段ストロークシリンダであり、
    前記制御手段は、前記2段ストロークシリンダの切替点の前後における前記ボディの昇降速度を等速度となるように制御することを特徴とするダンプトラックのボディ昇降速度制御装置。
  2. 請求項1記載のダンプトラックのボディ昇降速度制御装置において、
    ボディの昇降角度を検出するボディ角度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記ボディ角度検出手段によって検出されたボディ角度に応じて前記2段ストロークシリンダの切替点における前記ボディの昇降速度を等速度とするような速度係数パターンを発生する速度係数パターン発生手段と、
    この速度係数パターン発生手段の出力信号を前記操作手段の操作信号に乗算する乗算手段を備えることを特徴とするダンプトラックのボディ昇降速度制御装置。
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