JP2004267500A - Kitchen unit - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動可能な個人用の調理キャビネットに関し、料理教室、ホール、野外等で効率よく調理することができる省スペースの調理キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、料理教室における調理は2人以上のグループによる調理が多く、一つの調理キャビネットをグループ全員で使用している。したがって、グループの各個人が調理の全ての作業を行うことが出来ず、各個人が作業を分担して行っている。その結果、以下に記載するような問題があった。
【0003】
1)実習がグループ調理(6人前後)を前提としており、一人一人が1から着実に調理技術を身につけることに主眼はおかれていないため、個人の調理技術は身につきにくい。
2)複数人で分担して調理を行うので、自分一人で調理をすることができず、その結果、実際に作る手順が頭でわかっていても、手が動かず調理技術が身につきにくい。
3)複数人で分担して調理を行うので、一人が実際に作ることができる作業量が少なく、調理技術が身につきにくい。
4)自分のペースで調理することができない。
5)調理の出来ない人は、グループ調理に迷惑にならない、例えば、皿洗いや材料洗いを行うことが主流となり、調理する機会が少なくなる。
6)衛生管理が十分にできない衛生感度が鈍い人もおり、不衛生な物を試食することがある。
7)見知らぬ人と調理をすることが多く、気を使い、調理行動そのものに集中できない。
8)調理ができる人でも、調理器具や食器類の洗浄/片付けに追われ調理に集中できない。
【0004】
以上のように、料理教室で行われているグループ調理には問題があった。すなわち、以前のように、母からの伝承があり、ある程度の調理技術を持っている人たちが参加する場合は、グループ講義、グループ調理であっても調理技術を習得することは可能であったが、現代のように、調理技術を持っていない人が参加する場合、既存の料理教室のグループ調理では個人一人一人の調理技術を身に付けることは困難であった。
【0005】
したがって、料理教室において場所をとらずに自由に配置でき、調理の最初から最後まで一人できる調理キャビネットが要望されていた。
【0006】
しかしながら、従来、家庭用の調理キャビネットは、継続的な使用が前提で、使用頻度の低い調理器具等を保管する機能を有しているため、広いスペースが必要であった。また、業務用の調理キャビネットは、大量調理が前提であるので個人の調理には大きく、かつ設置場所も広いスペースが必要であり、さらに、そのため作業動線が長いものであった。
【0007】
また、多機能性パーソナルキッチンとして、比較的狭い空間を利用して炊事から食事まで便利になし得るようにした、シンクと熱調理器具とを備えたキッチンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
さらに、調理作業を行うための調理台と、食材保存用の冷蔵庫を収納するための冷蔵庫収納部と、食材容器を出し入れ自在に収納するための容器収納部と、容器収納部を保温する加温手段とを備え、これらの調理台、冷蔵庫収納部、容器収納部および加温手段を一体構造としている調理キャビネットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
さらにまた、本体キャビネットの下部に車輪を設けて本体キャビネットを移動自在にし、冷水で食品の洗浄を行う冷水シンクと、温水で調理器具や食器などの殺菌を行う温水シンクとを本体キャビネットに設け、ほぼ任意の場所に移動させることができる移動式流し台が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開平4−314405号公報
【特許文献2】
特開平11−253252号公報
【特許文献3】
特開2000−270939号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1で提案されたキッチンは、キッチン設備は固定されているもので移動することができないので、料理教室において自由に配置することができなかった。
【0012】
特許文献2で提案された調理キャビネットは、食材を洗浄することは意図されておらず、水源と、食品を洗浄するシンクと、洗浄水受槽とが無いので、食材の洗浄は別の場所を行わなければならず、調理キャビネットのみで全ての作業を行うことが出来なかった。
【0013】
特許文献3で提案された移動式流し台は、シンクは水を受けておくためだけのものであり、清澄な水により食品を洗浄することができず、また、食材を加熱調理する加熱手段が無いので、調理キャビネットのみで全ての作業を行うことが出来なかった。
【0014】
また、移動可能な調理キャビネットを利用する場合、食材の洗浄等のために水タンクを設けなければならないが、この水タンクを調理キャビネットの上面に配置すると、調理台の面積が狭くなって使い勝手が悪くなり、また、落下により人体へ危害を与える恐れがあり、さらに、視界が妨げられ講師の手元が見えにくくなる恐れがある。
【0015】
本発明は、以上の問題点を解消し、料理教室等において参加人数や調理内容によって最適な調理キャビネットのレイアウトを容易に変更でき、また、調理の最初から最後まで調理キャビネットのみで行うことができ、さらに、水タンクを調理キャビネット上部から排除できるようにした調理キャビネットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による調理キャビネットは、調理キャビネットを移動可能にする走行手段と、食材を洗浄したり食材に加水したりするシンクと、このシンクに水を供給する給水栓と、この給水栓に水を供給する水タンクと、この水タンクの水を給水栓に送りだす電力により駆動される給水ポンプと、調理作業を行なう調理台と、食材を加熱調理する加熱手段とを有し、前記水タンクが、調理台より下方に位置する個所に配置されていることを特徴として構成されている。
【0017】
本発明の調理キャビネットにおいては、走行手段により移動させることができるので、料理教室等において任意場所に容易に設置することができ、かつ、水タンクを設け水道管と連結する必要が無いので、料理教室内の任意の場所に配置することができ、また、水タンク、シンク、洗浄水受槽、調理台、加熱手段を有しており、調理の最初から最後まで行うことができる。また、水タンクは調理台より下方に配置されているので、調理台上面を有効に利用することができとともに、視界を遮ることもなく、さらに、落下して人体に危害を加えることも無い。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明による調理キャビネットには、調理キャビネットを移動可能にする走行手段が設けられており、この走行手段は、例えば車輪を用いることができる。
【0019】
シンクは、食材を洗浄したり、食材に加水したりするためのもので、ざる、ボウル等が入る程度の空間があればよい。また、シンクには、水切り部材を設けることが好ましく、水切り部材により、食材を洗浄した後の排水のみを後述する洗浄水受槽に送り込むことができる。
【0020】
洗浄水受槽は、食材を洗浄した際に排出される排水を受けて貯溜するためのもので、1回から1日数回の料理に使用する水を貯溜できるだけの容量があればよい。すなわち、タンクに貯溜した量の水を貯溜できるだけの容量であればよい。
【0021】
調理台は、まな板等を配置して調理を行うためのもので、少なくともまな板、皿、鍋等を置くことができるだけの広さがあればよい。
【0022】
加熱手段は、フライパン、鍋等で食材を加熱するためのもので、加熱源としては、電気、カセットボンベ式ガス等をエネルギー源とするもので、具体的には、ガスコンロ、電気、誘導過熱装置(IH)、電子レンジ等を設けることができる。また、調理作業時に排出される食品残渣を収納する残渣収納部を設けることが好ましい。
【0023】
水タンクは、1回から1日数回の料理で使用するだけの量を貯水するだけの容量であることが好ましい。また、水タンクの配置は、調理台より下方に位置する個所であれば特に限定されないが、安定性等を考慮すると最下部に配置することが好ましい。
【0024】
給水ポンプは、水タンクの水を給水栓に送りだすもので、電力により駆動されるものである。給水ポンプに電力を供給するには、商用電源から直接供給しても、キャビネットに設けた蓄電池から供給しても、また乾電池で供給してもよい。蓄電池で供給する場合は、商用電力を供給できない場所、例えば、野外や広いホール等においても使用できるので好適である。
【0025】
蓄電池に蓄電した電力は、給水ポンプや自動車用品などに使われている湯沸かしヒーターを接続して使用する場合には、直流のまま給電することができる。しかし、商用電力で使用する一般的な調理家電器具を使用する場合には、インバータ回路を用いて商用電力と同じ100ボルト、50ヘルツないし60ヘルツの交流電力に逆変換する。
【0026】
特に、IH加熱形式の炊飯釜やIHレンジプレートなど、電磁誘導方式の電気器具に給電する場合や、ポンプなどで可変速機構を具備せしめるためにインバータ回路を内蔵している電気器具に給電するに際しては、蓄電池の直流を一度インバータ回路を用いて商用電力と同じ交流電力に逆変換してから給電する以外に、これらの電気器具に内蔵されている電気回路のコンバータからインバータ回路へ直流を供給する部分に直接蓄電池から必要電圧の直流を供給する方式、およびこれらの調理電気器具を製作するに際して、商用電力をインバータ回路に供給するためのコンバータ回路を省略し、バッテリから供給される直流を用いて直接IH加熱ないしはモータ駆動のためのインバータ回路に直流を給電する回路としてもよい。
【0027】
蓄電池は、調理台で使用する給水ポンプ、およびその他の調理電気器具に供給する電力を蓄電するものであるが、電圧と容量は、使用する電気器具、インバータ回路を用いて交流に逆変換する場合においては、インバータ回路に給電するに必要な電圧と電流、及び使用時間から決めればよい。すなわち、給水ポンプを使用するだけであれば小型の蓄電池でよく、逆に炊飯釜やIH調理機などを使用する場合には、必要な電力を供給しうる容量の蓄電池を選べばよい。
【0028】
蓄電池の形式については特に問うものではなく、必要蓄電容量、取り付け場所サイズなどに応じて、従来式の鉛蓄電池ないしはニッケルカドミウム型、ニッケル水素型、リチウムイオン型蓄電池などを適宜使用することができる。
【0029】
また、蓄電池を充電する充電装置が設けられており、充電操作が簡単にできるものである。充電装置の容量については特に限定されるものではなく、使用する蓄電池の電圧と容量および充電時間によって適宜選べばよい。
【0030】
前記給水ポンプで水タンク内の水を給水栓へ供給するのであるが、給水の操作は、給水ポンプを常に動作させておき、給水栓の開閉により水の供給又は遮断を行なってもよいが、限られた蓄電電力を浪費することになるので、必要な時に手動スイッチないしは足踏み式スイッチを操作してポンプを駆動し、常に開状態の給水栓から水を供給するようにすることが好ましい。
【0031】
給水栓は、水の流れを遮断できるバルブ構造を有しているものであれば、その機構を特に限定するものではなく、一般的な水道の給水に使われるネジ式の給水栓、レバー式の給水栓、ないしは足踏み式で開閉する給水栓などを用いることができる。また給水栓のハンドルやレバーの向き、給水栓の先の吸水管の形状についても、特段に限定するものではなく、使用する流しの形状などに応じて適宜選択する。また、手動ないし足踏みスイッチによってポンプを駆動させる場合には、給水栓を開放とし、ポンプから送る水を給水する。
【0032】
電源として商用電源を用いる場合は、調理キャビネットを所定の場所に設置した状態で、コンセントに給水ポンプの電源プラグを差し込んで使用する。また、蓄電池を用いる場合は、予め充電装置の電源プラグを商用電源のコンセントに接続して蓄電池を充電し、充電完了後電源プラグをコンセントから取り外して収納する。これにより、調理キャビネットを自由に移動させることができるので、所定の場所に設置する。
【0033】
調理する食材を保存する食材保存庫を設けることが好ましい。食材保存庫で保存するものは、野菜、肉等をカットしたものだでけでなく、塩、砂糖等の調味料も含まれる。したがって、保存する対象物により、常温保存、冷蔵保存を適宜選択できるように、冷却機能を有することが好ましい。
【0034】
調理器具を収納する調理器具収納部を設けることが好ましい。調理器具としては、鍋類、ボウル、レードルなどの、頻繁に使用する調理器具を少なくとも収納できるだけの空間があることが好ましい。
【0035】
調理台の近傍に、調理工程を動的に表示する表示部を設けることが好ましい。この表示部により、調理者は調理の作業工程を容易に見ることができる。表示部としては、液晶パネル等の平面表示装置が好ましい。また、表示部は、調理工程を反復表示可能であることが好ましい。反復表示できることにより、作業内容を再確認することができる。また、調理者の習熟度などにより適切な調理工程を表示することが好ましい。
【0036】
さらに、表示部に、生徒である調理者からの質問事項を表示部に入力するための入力手段を接続するとともに表示部を制御する端末を接続し、この端末にネットワークを介してサーバを接続し、このサーバに入力手段及び表示部を接続することが好ましい。このような構成にすることにより、調理者からの質問事項を指導者に伝達することができるとともに、指導者からの回答を読むことができるので、予め想定していない調理者からの質問に対して、教育者から適確な回答を得ることができる。なお、この場合、入力手段として表示部にタッチパネル式のものを使用してもよい。
【0037】
本発明の調理器具キャビネットは、料理教室の授業の他、家庭科・総合学習等の学校の授業でも使うことができる。また、百貨店、スーパーマーケット等での実演販売や試食販売など、祭り、野外での催し物(屋台、文化祭)での食事提供や販売、ホームパーティー開催時などに使うこともできる。
【0038】
本発明の調理キャビネットの一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は調理キャビネットの全体を示す斜視図、図2は水タンクの配置部分を示す断面図、図3は電源系統を示すブロック図である。
【0039】
図1において、1は直方体状に形成されたキャビネット本体で、このキャビネット本体1の下端四隅には、走行手段としてのキャスタ2が設けられており、自由に走行できるようになっている。また、2個のキャスタ2には、ストッパ(図示せず)が設けられている。
【0040】
キャビネット本体1の上面には、略左半分に調理台3が設けられており、この調理台3は、まな板を置くことができるとともに、使用する調理器具や食材および調味料を置くことができるだけの広さとなっている。調理台3の右隣りにシンク4が設けられ、このシンク4の向こう側(図中、上側)端部に隣接して給水栓5が設けられている。この給水栓5は水タンク6に連結されており、シンク4で食材を洗浄したり、鍋等に水を供給することができるようになっている。一般に、料理講習会では一人当り5〜20リットルの水を使用するので、水タンク6としては20リットルタンクを用い、また、予備タンクを備えることができる。なお、後片付け用の洗浄水は考慮にいれておらず、必要に応じてまとめて洗い場で洗浄する。水源として水タンク6を使用しているので、水道管に連結するためのホース等が不要となる。
【0041】
この水タンク6は、図2に示すように、キャビネット本体1の底板上に配置されている。そして、この水タンク6は給水管61により給水ポンプ62に連結されており、この給水ポンプ62は給水ホース63により給水栓5に連結されている。また、この給水ポンプ62には、給水ポンプ62を駆動する電源装置30(図示せず)が接続されるとともに、給水ポンプ62をオン・オフする足踏み式のペダルスイッチ64が接続されている。
【0042】
前記電源装置30は、図3に示すように、商用100ボルト電源をシリコン整流器で全波整流する回路からなる充電装置31と、市販のトラック用の24ボルト鉛蓄電池4台を直列に接続した蓄電池32と、蓄電池32から供給される96ボルトの直流電力を実効電圧100ボルトの交流電力に逆変換するインバータ回路33とからなっている。そして、インバータ回路33には、給水ポンプ62が接続されるとともに、100ボルト用のコンセント35が接続されている。このコンセント35には、調理キャビネットに設けた炊飯釜、IH調理器、ミキサー等が接続される。また、給水ポンプ62にはべダルスイッチ64が接続されている。
【0043】
シンク4の右隣りには、加熱源としての電気コンロ7が2台設けられている。調理台3の向こう側端部には、表示部としての液晶パネル8が設けられており、この液晶パネル8には、調理作業の内容が工程順に表示されるように設定されている。また、この液晶パネル8はタッチパネル式のもので、生徒(調理者)が入力質問を入力できるようになっており、また、先生側にも同様の液晶パネルが用意されており、これらの液晶パネル間で生徒と先生とが質疑応答をできるようになっている。さらに、液晶パネル8の上端両側には、留め具9が設けられており、調理作業の内容を記載したレシピ用紙を留めることができるようになっている。
【0044】
前記調理台3の向こう側端部には、食材残渣を収納するための残渣収納部10が設けられており、シンク4の上部には、摺動自在にステンレス板19が設けられており、切った食材や出来上がったものを置くことができるようになっている。
【0045】
調理台3の下側には、調理器具を収納した調理器具収納部11が設けられており、この調理器具収納部11には、鍋、フライパン、レードル等の通常使用する調理器具が収納されている。調理器具収納部11の下側には、冷蔵食材保存庫12と常温食材保存庫13とが設けられており、冷蔵食材保存庫12には、当日使用する肉、魚等の生鮮食材が収納されており、常温食材保存庫13には、食塩、砂糖等の常温で保存することができる調味料等が収納されている。また、冷蔵食材保存庫12には、温度調節機能が設けられており、調理した料理を持ち帰る際、一旦好適な温度で冷蔵保存することができるように、適宜温度を調節することができる。料理教室での調理量は、通常1〜2kgであり、多くても5kg以下であるので、少なくとも5kgの食材を保存できる程度の容量に設定されている。
【0046】
冷蔵食材保存庫12および常温食材保存庫13の下側には、小物収納庫14が設けられており、この小物収納庫14には、生徒のバッグ等を収納する。小物収納庫14にバック等を収納できることにより、防犯面の安全を図ることができる。また、容器収納庫20が設けられており、この容器収納庫20には、調理した料理を持ち帰るために使用する持ち帰り容器を収納する。
【0047】
シンク4の下側であって、水タンク6の手前側には、洗浄水受槽15がシンク4と連通した状態で設けられており、シンク4において使用された洗浄水の排水が流れ込むようになっている。
【0048】
また、電気コンロ7の下方には、加熱手段としての電子レンジ17が設けられており、この電子レンジ17と電気コンロ7とを加熱源としているので、これらを有効に利用することにより、短時間で効率良く調理することができる。
【0049】
また、キャビネット本体1の手前側面の左上端部には電源用差込口18が設けられており、フードプロセッサー等の、調理効率向上のために必要な電気製品を使用できる用になっている。したがって、延長コードが必要ないので、コードに引っかかる等の危険性を軽減することができる。
【0050】
以上のような調理キャビネットにおける給水作業について説明する。
まず、タンク本体61に適量の水を張り込む。また、充電装置31を商用電源70に接続して蓄電池32を充電する。充電が完了すると、充電装置31の商用電源70との接続を解除しコードを収納する。これにより調理キャビネットは自由に移動できるようになり、所定個所に設置する。そして、洗浄水を使用する際は、ペダルスイッチ64を踏みつける。すると、給水ポンプ62はインバータ回路33を介して交流電力が給電されているので、給水ポンプ62が駆動して水タンク6より水を吸引し、給水栓5より排出する。
【0051】
電源装置の他の例を図4、図5、図6を参照して説明する。図4、図5及び図6は、電源系統を示すブロック図である。
【0052】
図4に示す電源装置40は、商用100ボルト電源をシリコン整流器で全波整流する回路からなる充電装置41と、市販のトラック用の24ボルト鉛蓄電池4台を直列に接続した蓄電池42とからなっている。そして、蓄電池42には、インバータ回路を内臓し、ダイアル調整で所望の周波数を発生させることができる給水ポンプ62が接続されるとともに、インバータ回路を内臓した炊飯釜、IH調理器等が接続される。また、給水ポンプ62にはべダルスイッチ64が接続されている。
【0053】
図5に示す電源装置50は、カー用品の充電装置51と、自動車用の12ボルトの蓄電池52とからなり、充電装置51は商用電源43に接続されるようになっており、また、蓄電池52には給水ポンプ62が接続されており、この給水ポンプ62は、直流12ボルト駆動の小型モータが用いられている。また、給水ポンプ62にはべダルスイッチ64が接続されている。
【0054】
図6に示す電源装置60は、商用電源70で構成されており、この商用電源61に給水ポンプ62が接続される。この給水ポンプ62は小型の交流100ボルトのモータで駆動されるものである。また、給水ポンプ62にはべダルスイッチ64が接続されている。
【0055】
以上のような調理キャビネットを料理教室で使用する場合、参加人数、調理実習内容、設置場所のスペースに応じて、指導者のデモンストレーションがわかりやすい位置に移動させて調理キャビネットをセットする。また、野外において使用する場合は、平坦で安定した場所に配置する。
【0056】
次に、以上のような調理キャビネットを料理教室で使用した場合におけるネットワークの構成について、図7を参照して説明する。図7はネットワーク構成を示す概略図である。
【0057】
図7において、21は生徒が使用する端末で、この生徒用端末21には、表示部としての液晶ディスプレイ22が接続されるとともに、入力手段としてのキーボード23が接続されている。24は指導者用サーバで、この指導者用サーバ24には、表示手段としての液晶ディスプレイ25が接続されるとともに、入力手段としてのキーボード26が接続されている。そして、指導者用サーバ24は、生徒用端末21と無線又は有線により接続されている。
【0058】
以上のような構成において、生徒は、指導者用サーバ24にアクセスしてレシピ等を生徒用端末21に取り込み、液晶ディスプレイ22に表示して認識することができ。また、指導者への質問事項をキーボード23より入力して指導者用サーバ24に送ることができる。指導者は、液晶ディスプレイ25により生徒の質問を認識することができ、その回答をキーボード26で入力し生徒用端末21に送る。これにより、生徒は指導者の回答を液晶ディスプレイ22で読むことができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、走行手段により調理キャビネットを任意の個所に移動させて設置することができる。また、食材の保管から、洗浄、加熱まで調理キャビネット一台で行うことができる。さらに、水タンクが調理台より下方に設けられているので、キャビネット上面を有効利用することができるととももに、怪我の心配等も無くすることができる。
【0060】
また、給水ポンプの電源として蓄電池を用いた場合は、水道管とホースで連結する必要が無いとともに、商用電源に接続する必要も無いので、設置場所の制約が無く、野外等あらゆる場所において使用することができ、かつ、その移動も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による調理キャビネットの一実施形態の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明による調理キャビネットの一実施形態の水タンク設置部分を示す断面図である。
【図3】本発明による調理キャビネットの一実施形態の電源系統を示すブロック図である。
【図4】本発明による調理キャビネットの他の実施形態の電源系統を示すブロック図である。
【図5】本発明による調理キャビネットの他の実施形態の電源系統を示すブロック図である。
【図6】本発明による調理キャビネットの他の実施形態の電源系統を示すブロック図である。
【図7】本発明による調理キャビネットを料理教室に用いた場合のネットワーク構成を示した概略図である。
【符号の説明】
1…キャビネット本体
2…車輪
3…調理台
4…シンク
5…給水栓
6…水タンク
7…電気コンロ
8…液晶パネル
10…調理器具収納部
12…冷蔵食材保存庫
13…常温食材保存庫
14…小物収納部
15…洗浄水受槽
17…電子レンジ
30、40、50、60…電源装置
31、41、51…充電装置
32、42、52…蓄電池
33…インバータ回路
62…給水ポンプ
64…ペダルスイッチ
70…商用電源[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a movable personal cooking cabinet, and more particularly to a space-saving cooking cabinet capable of efficiently cooking in a cooking class, a hall, the outdoors, and the like.
[0002]
[Prior art]
In general, cooking in a cooking class is often performed by a group of two or more people, and one cooking cabinet is used by all the groups. Therefore, each individual of the group cannot perform all the tasks of cooking, and each individual shares the tasks. As a result, there are problems as described below.
[0003]
1) The practical training is premised on group cooking (around 6 people), and it is difficult to acquire individual cooking skills because each person does not focus on acquiring cooking skills steadily from 1.
2) Since cooking is shared among a plurality of people, it is not possible to cook by oneself, and as a result, even if the procedure for making is actually understood by the head, the hands do not move and the cooking technique is difficult to learn.
3) Since cooking is shared among a plurality of persons, the amount of work that one person can actually make is small, and it is difficult to acquire cooking techniques.
4) I cannot cook at my own pace.
5) People who cannot cook do not bother with group cooking, for example, do dishes or material washing, which reduces the chance of cooking.
6) Some people have poor hygiene sensitivity, which is not enough for hygiene management, and they may sample unsanitary items.
7) I often cook with strangers and I can't concentrate on my cooking behavior.
8) Even those who can cook cannot concentrate on cooking because they are busy cleaning / clearing utensils and dishes.
[0004]
As described above, there is a problem in the group cooking performed in the cooking class. In other words, as in the past, if there is a tradition from the mother and people with some degree of cooking skills participate, it was possible to learn the cooking skills even in group lectures and group cooking. However, when a person who does not have the cooking technique participates as in the present age, it is difficult to acquire the cooking technique of each individual in the group cooking of the existing cooking class.
[0005]
Therefore, there has been a demand for a cooking cabinet that can be freely arranged without taking up space in a cooking class, and can be alone from the beginning to the end of cooking.
[0006]
However, conventionally, home cooking cabinets have a function of storing less frequently used cooking utensils and the like on the premise of continuous use, and thus require a large space. In addition, cooking cabinets for business use are premised on mass cooking, so that cooking for individuals requires a large space and a large space for installation, and furthermore, the work flow line is long.
[0007]
Further, as a multifunctional personal kitchen, there has been proposed a kitchen provided with a sink and a heat cooker that can be conveniently used from cooking to eating in a relatively small space (for example, Patent Document 1). reference).
[0008]
Furthermore, a cooking table for performing cooking work, a refrigerator storage section for storing a refrigerator for storing foods, a container storage section for storing food containers freely, and a heating section for keeping the container storage sections warm. There has been proposed a cooking cabinet including a cooking table, a refrigerator storage unit, a container storage unit, and a heating unit, which are integrally structured (for example, see Patent Document 2).
[0009]
Furthermore, a wheel is provided at the lower part of the main body cabinet to make the main body cabinet movable, a cold water sink for washing food with cold water and a hot water sink for sterilizing cooking utensils and dishes with hot water are provided in the main body cabinet, A movable sink that can be moved to almost any place has been proposed (for example, see Patent Document 3).
[0010]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-314405 [Patent Document 2]
JP-A-11-253252 [Patent Document 3]
JP 2000-270939 A
[Problems to be solved by the invention]
However, the kitchen proposed in Patent Document 1 cannot be freely arranged in a cooking class because the kitchen equipment is fixed and cannot be moved.
[0012]
The cooking cabinet proposed in Patent Document 2 is not intended to wash food, and there is no water source, a sink for cleaning food, and a washing water receiving tank, so that cleaning of food is performed in another place. All the work could not be done with the cooking cabinet alone.
[0013]
In the movable sink proposed in Patent Document 3, the sink is only for receiving water, the food cannot be washed with clear water, and there is no heating means for heating and cooking the food. Therefore, all the work could not be performed only with the cooking cabinet.
[0014]
In addition, when a movable cooking cabinet is used, a water tank must be provided for washing foods, etc., but when this water tank is arranged on the upper surface of the cooking cabinet, the area of the cooking table is reduced and the usability is increased. There is a risk that the human body will be harmed by the fall, and furthermore, the visibility may be impaired and the instructor's hand may be difficult to see.
[0015]
The present invention solves the above problems, and can easily change the layout of an optimal cooking cabinet according to the number of participants and the cooking content in a cooking class or the like, and can perform cooking only with the cooking cabinet from the beginning to the end. Another object of the present invention is to provide a cooking cabinet in which a water tank can be removed from the upper portion of the cooking cabinet.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
The cooking cabinet according to the present invention comprises a traveling means for moving the cooking cabinet, a sink for washing and adding water to the food, a water tap for supplying water to the sink, and a water supply for the water tap. A water tank, a water supply pump driven by electric power for sending water from the water tank to a water tap, a cooking table for performing a cooking operation, and heating means for heating and cooking food. It is characterized in that it is arranged at a position below the table.
[0017]
In the cooking cabinet of the present invention, since it can be moved by the traveling means, it can be easily installed at an arbitrary place in a cooking class or the like, and it is not necessary to provide a water tank and connect to a water pipe. It can be placed anywhere in the classroom, and has a water tank, sink, washing water receiving tank, cooking table, and heating means, and can perform cooking from the beginning to the end. In addition, since the water tank is disposed below the cooking table, the upper surface of the cooking table can be effectively used, the view is not obstructed, and the water tank does not fall and harm the human body.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The cooking cabinet according to the present invention is provided with traveling means for making the cooking cabinet movable, and this traveling means may use, for example, wheels.
[0019]
The sink is for washing foods or adding water to the foods, and it is sufficient that the sink has a space enough for a zircon, a bowl, or the like. In addition, it is preferable to provide a draining member in the sink, and only drainage after cleaning the food can be sent to a washing water receiving tank described later by the draining member.
[0020]
The washing water receiving tank is for receiving and storing drainage discharged when washing food, and it is sufficient that the washing water receiving tank has a capacity enough to store water used for cooking once to several times a day. In other words, it is sufficient that the capacity is sufficient to store the amount of water stored in the tank.
[0021]
The cooking table is used for cooking by disposing a cutting board or the like, and has only to be large enough to hold at least a cutting board, a plate, a pan, and the like.
[0022]
The heating means is for heating food ingredients in a frying pan, a pan or the like, and as a heating source, an electric source, a cassette cylinder type gas or the like is used as an energy source, and specifically, a gas stove, electricity, an induction heating device. (IH), a microwave oven, or the like. Further, it is preferable to provide a residue storage section for storing food residues discharged during the cooking operation.
[0023]
It is preferable that the water tank has a capacity sufficient to store an amount sufficient to be used for cooking once to several times a day. The arrangement of the water tank is not particularly limited as long as it is located below the cooking table. However, it is preferable to arrange the water tank at the lowest position in consideration of stability and the like.
[0024]
The water supply pump sends out water from a water tank to a water tap, and is driven by electric power. In order to supply power to the water supply pump, it may be supplied directly from a commercial power supply, from a storage battery provided in a cabinet, or from a dry battery. The use of a storage battery is preferable because it can be used in places where commercial power cannot be supplied, for example, outdoors or in large halls.
[0025]
When the electric power stored in the storage battery is connected to a water heater used for a water supply pump or an automobile article, the electric power can be supplied as a direct current. However, when using a general cooking appliance used with commercial power, it is inversely converted to AC power of 100 volts, 50 Hz to 60 Hz, which is the same as commercial power, using an inverter circuit.
[0026]
In particular, when supplying power to an electromagnetic induction type electric appliance such as an IH heating type rice cooker or an IH range plate, or when supplying electric appliance having a built-in inverter circuit to provide a variable speed mechanism with a pump or the like. In addition to once converting the DC of the storage battery to the same AC power as the commercial power using the inverter circuit, and then supplying power, the DC of the electric circuit built into these appliances is supplied to the inverter circuit. A method of supplying a direct voltage of a required voltage from a storage battery directly to a part, and in manufacturing these cooking appliances, a converter circuit for supplying commercial power to an inverter circuit is omitted, and a direct current supplied from a battery is used. It is also possible to use a circuit for supplying direct current to an inverter circuit for direct IH heating or motor driving.
[0027]
A storage battery is used to store power supplied to a water supply pump used in a cooking table and other cooking appliances, but the voltage and capacity are converted back to alternating current using the appliances used and the inverter circuit. May be determined from the voltage and current required to supply power to the inverter circuit and the usage time. That is, a small storage battery may be used if only a water supply pump is used, and a storage battery having a capacity capable of supplying necessary power may be selected when a rice cooker or an IH cooker is used.
[0028]
The type of the storage battery is not particularly limited, and a conventional lead storage battery, a nickel cadmium type, a nickel metal hydride type, a lithium ion type storage battery, or the like can be used as appropriate according to the required storage capacity, the size of the installation location, and the like.
[0029]
In addition, a charging device for charging the storage battery is provided, and the charging operation can be easily performed. The capacity of the charging device is not particularly limited, and may be appropriately selected depending on the voltage and capacity of the storage battery to be used and the charging time.
[0030]
Although the water in the water tank is supplied to the water tap with the water supply pump, the water supply operation may be performed by always operating the water supply pump and supplying or shutting off the water by opening and closing the water supply tap. Since a limited amount of stored power is wasted, it is preferable that the pump be driven by operating a manual switch or a foot switch when necessary, so that water is always supplied from a water tap which is open.
[0031]
The faucet is not particularly limited in its mechanism as long as it has a valve structure that can shut off the flow of water, a screw-type faucet used for general tap water supply, a lever-type faucet. A water tap or a water tap which can be opened and closed in a foot-operated manner can be used. Also, the direction of the handle and lever of the water tap and the shape of the water suction pipe at the tip of the water tap are not particularly limited, and are appropriately selected according to the shape of the sink to be used. When the pump is driven manually or by a foot switch, the water tap is opened and the water supplied from the pump is supplied.
[0032]
When a commercial power supply is used as the power supply, the cooking cabinet is installed in a predetermined place, and the power plug of the water supply pump is inserted into an outlet for use. When a storage battery is used, the power supply plug of the charging device is connected to an outlet of a commercial power supply in advance to charge the storage battery, and after charging is completed, the power supply plug is removed from the outlet and stored. As a result, the cooking cabinet can be freely moved, so that the cooking cabinet is installed at a predetermined place.
[0033]
It is preferable to provide a food storage for storing food to be cooked. What is preserved in the food storage is not only cut vegetables and meat, but also includes seasonings such as salt and sugar. Therefore, it is preferable to have a cooling function so that room temperature storage or refrigeration storage can be appropriately selected depending on the object to be stored.
[0034]
It is preferable to provide a cooking utensil storage unit for storing cooking utensils. It is preferable that the cooking utensils have a space enough to store at least frequently used cooking utensils such as pots, bowls, and ladles.
[0035]
It is preferable that a display unit that dynamically displays the cooking process is provided near the cooking table. With this display section, the cook can easily see the cooking operation process. As the display unit, a flat display device such as a liquid crystal panel is preferable. It is preferable that the display unit can repeatedly display the cooking process. By being able to repeatedly display, the work content can be confirmed again. Further, it is preferable to display an appropriate cooking process according to the skill level of the cook.
[0036]
Further, the display unit is connected to input means for inputting a question from a cook who is a student to the display unit, and a terminal for controlling the display unit is connected. A server is connected to this terminal via a network. It is preferable to connect the input means and the display unit to this server. By adopting such a configuration, it is possible to transmit the questions from the cook to the instructor and read the answer from the instructor. Thus, an accurate answer can be obtained from the educator. In this case, a touch panel type display unit may be used as the input unit.
[0037]
The cooking utensil cabinet of the present invention can be used not only for cooking classes but also for school classes such as home economics and general learning. It can also be used at festivals, at outdoor festivals (stalls, school festivals) to provide and sell food, at demonstrations at department stores, supermarkets, etc.
[0038]
An embodiment of a cooking cabinet of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing the entire cooking cabinet, FIG. 2 is a sectional view showing an arrangement portion of a water tank, and FIG. 3 is a block diagram showing a power supply system.
[0039]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a cabinet body formed in a rectangular parallelepiped shape, and casters 2 as traveling means are provided at four lower corners of the cabinet body 1 so that the cabinet body can travel freely. The two casters 2 are provided with stoppers (not shown).
[0040]
On the upper surface of the cabinet body 1, a cooking table 3 is provided in a substantially left half, and the cooking table 3 can place a cutting board, and can only place cooking utensils, ingredients, and seasonings to be used. It is large. A sink 4 is provided on the right side of the cooking table 3, and a water tap 5 is provided adjacent to an end of the sink 4 on the other side (upper side in the figure). The water tap 5 is connected to a water tank 6 so that food can be washed with the sink 4 and water can be supplied to a pot or the like. In general, a cooking class uses 5 to 20 liters of water per person. Therefore, a 20 liter tank can be used as the water tank 6 and a spare tank can be provided. Note that cleaning water for cleaning up is not taken into account, and the cleaning water is collectively washed as needed at the washing place. Since the water tank 6 is used as a water source, a hose or the like for connecting to a water pipe is not required.
[0041]
This water tank 6 is arranged on the bottom plate of the cabinet body 1 as shown in FIG. The water tank 6 is connected to a
[0042]
As shown in FIG. 3, the
[0043]
On the right side of the sink 4, two electric stoves 7 are provided as heating sources. A liquid crystal panel 8 as a display unit is provided at the other end of the cooking table 3, and the liquid crystal panel 8 is set so that the contents of the cooking operation are displayed in the order of steps. The liquid crystal panel 8 is of a touch panel type so that a student (cooker) can input an input question, and a similar liquid crystal panel is prepared on the teacher side. Students and teachers can ask and answer questions. Further,
[0044]
At the other end of the cooking table 3, a residue storage unit 10 for storing food residues is provided. Above the sink 4, a
[0045]
A cooking utensil storage unit 11 for storing cooking utensils is provided below the cooking table 3, and the cooking utensil storage unit 11 stores commonly used cooking utensils such as a pot, a frying pan, and a ladle. I have. A refrigerator storage 12 and a
[0046]
An
[0047]
A washing water receiving tank 15 is provided below the sink 4 and in front of the water tank 6 so as to communicate with the sink 4, so that the drainage of the washing water used in the sink 4 flows. ing.
[0048]
Further, a
[0049]
In addition, a power supply insertion port 18 is provided at the upper left end of the front side surface of the cabinet body 1 so that electric appliances such as a food processor necessary for improving cooking efficiency can be used. Therefore, since an extension cord is not required, the danger of being caught on the cord can be reduced.
[0050]
A water supply operation in the cooking cabinet as described above will be described.
First, an appropriate amount of water is applied to the tank body 61. Further, the charging
[0051]
Another example of the power supply device will be described with reference to FIG. 4, FIG. 5, and FIG. 4, 5, and 6 are block diagrams showing a power supply system.
[0052]
The
[0053]
The power supply device 50 shown in FIG. 5 includes a car equipment charging device 51 and a 12-volt storage battery 52 for an automobile. The charging device 51 is connected to a commercial power supply 43. Is connected to a
[0054]
The
[0055]
When using such a cooking cabinet in a cooking class, the cooking cabinet is set by moving it to a position where the instructor's demonstration is easy to understand according to the number of participants, the contents of the cooking training, and the space of the installation place. When used outdoors, place it in a flat and stable place.
[0056]
Next, the configuration of a network when the above-described cooking cabinet is used in a cooking class will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a schematic diagram showing a network configuration.
[0057]
In FIG. 7, reference numeral 21 denotes a terminal used by a student. The student terminal 21 is connected to a
[0058]
In the above configuration, the student can access the instructor's
[0059]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the cooking cabinet can be moved to any location by the traveling means and installed. Further, from storage of food materials to washing and heating can be performed by one cooking cabinet. Furthermore, since the water tank is provided below the cooking table, the upper surface of the cabinet can be used effectively, and the risk of injury or the like can be eliminated.
[0060]
In addition, when a storage battery is used as the power supply for the water supply pump, there is no need to connect with a water pipe and a hose, and there is no need to connect to a commercial power supply. And it can be easily moved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an entire cooking cabinet according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a water tank installation portion of one embodiment of a cooking cabinet according to the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing a power supply system of one embodiment of a cooking cabinet according to the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing a power supply system of another embodiment of the cooking cabinet according to the present invention.
FIG. 5 is a block diagram showing a power supply system of another embodiment of the cooking cabinet according to the present invention.
FIG. 6 is a block diagram showing a power supply system of a cooking cabinet according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic diagram showing a network configuration when a cooking cabinet according to the present invention is used in a cooking class.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cabinet main body 2 ... Wheel 3 ... Cooking table 4 ... Sink 5 ... Water tap 6 ... Water tank 7 ... Electric stove 8 ... Liquid crystal panel 10 ... Cookware storage part 12 ...
Claims (11)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003063067A JP2004267500A (en) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | Kitchen unit |
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---|---|
JP2004267500A true JP2004267500A (en) | 2004-09-30 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004267500A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009003213A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Caroma Industries Limited | A cabinet |
JP2020025853A (en) * | 2018-08-14 | 2020-02-20 | 株式会社デザインオフィスライン | Part for interior fixture and interior fixture |
-
2003
- 2003-03-10 JP JP2003063067A patent/JP2004267500A/en active Pending
Cited By (2)
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WO2009003213A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Caroma Industries Limited | A cabinet |
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