JP2004262295A - 建設車両用重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気入りタイヤは、トレッド部1に、2本の周方向細溝2a、2bを配設し、これら周方向細溝と両トレッド端3a、3bとによって、トレッド部1を側方陸部4と、中央陸部5に区画する。中央陸部5に横断細溝6を配設して、中央陸部5に複数のブロックを形成し、側方陸部4に横断太溝7を配設して、側方陸部4に複数のブロックを形成する。中央域幅W1は、タイヤ赤道面Sを中心としてトレッド幅W2の15〜60%の範囲であり、トレッド部1の総厚さは60〜200mmの範囲であり、周方向細溝2a、2bは、その中央陸部5と側方陸部4の側壁が存在する溝底に、高さが周方向細溝深さの15〜45%、長さが中央陸部ブロックの側壁長さの5〜20%である浅底部8を配設する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、格段に高い負荷能力及びトラクション性が要求される建設車両用重荷重用空気入りタイヤに関し、特に従来のブロックパターンを有するタイヤに比べて、トラクション性や耐横滑り性を確保しつつ、耐摩耗性等の耐久性の向上を図る。
【0002】
【従来の技術】
建設車両用重荷重用空気入りタイヤは、例えばトラックバス用タイヤ、又は軽トラック用タイヤのような重荷重用空気入りタイヤと比べて、格段に高い耐負荷能力及びトラクション性能が要求される。そのため、かかるタイヤのトレッドパターンとしては、従来、耐摩耗性の観点から中央域にタイヤ周方向に連続して延びるリブ状陸部を配設し、トラクション性の確保の観点から両側方域に複数本のラグ溝を配設することによって、いわゆるリブラグパターンを採用するのが一般的である。しかし、中央域に配設したリブ状陸部の幅が大きくなりすぎると、登坂時のトラクションが損なわれる上、中央域に周方向に延びる溝が存在しないことから、操舵時に横滑りを誘発しやすく、さらに中央域に横断溝も存在しないため十分なトラクション性が得られないという問題がある。そこで、最近では、登坂時のトラクションと横方向へのエッヂ効果を両立させるため、中央域に配設する陸部を区画された複数のブロックとした、いわゆるラグブロックミックスパターンが多く用いられている。
【0003】
一方、近年の建設車両の性能の向上に伴い、建設車両用重荷重用空気入りタイヤにも更なる耐負荷能力、トラクション性及び摩耗ライフの向上が強く望まれるようになっている。これらの性能向上を図るため、タイヤは益々大型化し、これに伴ってトレッドは益々厚肉化する必要が生じ、この結果、特にトレッド部の中央域において発熱量がより一層多くなっている。このため、かかる熱を放出してトレッドゴムの耐久性を向上する観点からも、中央域に溝を多く配設して中央陸部をブロックとして形成することが望ましい。
【0004】
しかし、中央陸部をブロックで形成すると、タイヤ負荷転動時にブロックが前後又は左右に動きやすく、上述のように車両性能の向上に伴って、ブロックが早期摩耗又は欠け等の故障を発生するようになってきた。一方、中央陸部をリブ状陸部として形成したままでは、トレッドゴムの厚肉化により、例えばトレッド踏面部にカット傷を受けると、このカット傷が伝播して、やがてはベルトにまで達し、その後大きなトラクションを受けてトレッドゴムがタイヤ周方向に大きく歪変形する度に、その大きな歪変形応力伝播方向に沿って、前記カット傷がトレッドゴムとベルトとの間の亀裂となって進展してゆき、やがてはトレッドゴムとベルトとが互いに全剥離してしまう、いわゆるカットセパレーションという重大な故障を引き起こすおそれがあった。特許文献1には、ブロックの動きを抑制して耐摩耗性を向上させるため、縦溝と横溝の交差部付近の溝底を隆起させたタイヤが記載されている。しかし、このタイヤでは、建設車両用重荷重用空気入りタイヤのように格段に高い負荷が加わるタイヤのブロックの欠けを防止することはできない。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−227419号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この発明の目的は、トレッドパターンの最適化を図ることにより、トラクション性を損なうことなく横滑り性を抑制しつつ、耐摩耗性を向上させた建設車両用重荷重用空気入りタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に沿って延びる少なくとも2本の周方向細溝を配設し、これら周方向細溝と両トレッド端とによって、トレッド部をそれぞれ1列の側方陸部からなる両側方域と、少なくとも1列の中央陸部からなる中央域に区画し、中央陸部に、これを横切って延びる複数本の横断細溝を配設して、周方向細溝及び横断細溝で中央陸部を複数のブロックで形成し、側方陸部に、これを横切って延びる複数本の横断太溝を配設して、周方向細溝、横断太溝及びトレッド端で側方陸部を複数のブロックで形成し、中央域は、タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の15〜60%の範囲であり、トレッド部の総厚さは60〜200mmの範囲であり、周方向細溝は、その中央陸部と側方陸部の側壁が存在する溝底に、高さが周方向細溝深さの15〜45%、長さが中央陸部ブロックの側壁長さの5〜20%である浅底部を配設してなることを特徴とする建設車両用重荷重用空気入りタイヤである。ここで「トレッド幅」とは、JATMA、TRA、ETRTO等の、タイヤが製造、販売、又は使用される地域において有効な工業基準、規格等に定められる標準又は設計リムにタイヤをリム組みし、当該工業基準、規格等に定められる空気圧〜負荷能力対応表に定める100%内圧を充填し、この内圧に対応する負荷能力相当の縦荷重を作用させたときのタイヤトレッド部の接地端間のタイヤ幅方向距離のことをいう。
【0008】
また、周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びるジグザグ溝であり、このジグザグ溝の屈曲点に横断太溝と横断細溝とが交互に交わる配置になり、浅底部を、ジグザグ溝の屈曲点を挟む両側壁位置の溝底に配設することが好ましい。ここでジグザグ溝の「屈曲点」とは、タイヤ周方向に対するジグザグ溝の延在角度が大きく変わる点のことをいい、この場合の中央陸部ブロックの側壁長さとは、タイヤ周方向で隣接する2つの横断細溝とジグザグ溝とが交わる屈曲点間に存在するブロックの側壁を、ジグザグ溝に沿って測定したときの長さのことをいう。
【0009】
さらに、周方向細溝の溝幅が、8〜20mmの範囲にあることが好ましい。
【0010】
さらにまた、周方向細溝の溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にあることが好ましい。
【0011】
また、横断細溝の溝幅が、8〜20mmの範囲にあることが好ましい。
【0012】
さらに、横断細溝の溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にあることが好ましい。
【0013】
さらにまた、横断細溝が、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞して、実質上のリブラグパターンを形成することが好ましい。ここでいう「実質上のリブラグパターン」とは、横断細溝が閉塞して、その溝幅が実質上零になり、隣接する中央陸部ブロックが接触し、タイヤ周方向に連続した状態となることをいう。
【0014】
加えて、周方向細溝が、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞することが好ましい。
【0015】
加えてまた、周方向細溝及び横断細溝のそれぞれが、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞して、実質上のラグパターンを形成することが好ましい。ここでいう「実質上のラグパターン」とは、周方向細溝及び横断細溝のそれぞれが閉塞して、それらの溝幅が実質上零になり、隣接する中央陸部ブロックが接触し、タイヤ周方向に連続するとともに、隣接する中央陸部ブロック同士及び側方陸部ブロックが接触し、タイヤ幅方向に連続した状態となることをいう。
【0016】
また、トレッド部のタイヤ径方向内側に、コードがタイヤ赤道面に対して3〜12°の角度で延びる少なくとも3層のコード層を、コードがタイヤ赤道面を挟んで交差するように積層してなるベルトを配設し、かつベルトを構成する最内コード層がタイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の25〜50%の幅を有することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明に従う代表的な建設車両用重荷重用空気入りタイヤ(以下、「タイヤ」という。)のトレッド部の一部の展開図であり、図2は、図1のII−II線上の断面図である。
【0018】
図1に示すタイヤは、トレッド部1に、タイヤ周方向に沿って延びる少なくとも2本の周方向細溝、図1では2本の周方向細溝2a、2bを配設し、これら周方向細溝と両トレッド端3a、3bとによって、トレッド部1をそれぞれ1列の側方陸部4からなる両側方域と、少なくとも1列の中央陸部、図1では1列の中央陸部5からなる中央域に区画する。そして、中央陸部5に、これを横切って延びる複数本の横断細溝6を配設して、周方向細溝2a、2b及び横断細溝6で中央陸部5を複数のブロックで形成し、側方陸部4に、これを横切って延びる複数本の横断太溝7を配設して、周方向細溝2a、2b、横断太溝7及びトレッド端3a、3bで側方陸部4を複数のブロックで形成する。さらに、このタイヤにおいて、中央域の幅W1は、タイヤ赤道面Sを中心としてトレッド幅W2の15〜60%の範囲であり、トレッド部1の総厚さは60〜200mmの範囲であり、周方向細溝2a、2bは、その中央陸部5と側方陸部4の側壁が存在する溝底に、高さhが周方向細溝2a、2bの深さdの15〜45%、長さl1が中央陸部4のブロックの側壁長さl2の5〜20%である浅底部8を配設してなる。
【0019】
以下、この発明が上記構成を採用するに至った経緯を作用とともに説明する。上述したように、最近では、建設車両用重荷重用空気入りタイヤのトレッドパターンとして、いわゆるラグブロックミックスパターンが多く用いられている。しかし、中央陸部をブロックで形成すると、横滑りの防止、及びトラクション性と放熱性の向上を図ることはできるが、早期摩耗又はブロック欠け等の故障が生じやすく耐久性には劣る。一方、中央陸部をリブ状陸部で形成すると、耐摩耗性には優れるが、タイヤの放熱性が劣る他、トレッド踏面部にカット傷を受けると、このカット傷が伝播して、やがてはベルトにまで達し、その後大きなトラクションを受けてトレッドゴムがタイヤ周方向に大きく歪変形する度に、その大きな歪変形応力伝播方向に沿って、カット傷がトレッドゴムとベルトとの間の亀裂となって進展してゆき、やがてはトレッドゴムとベルトとが互いに全剥離してしまう、いわゆるカットセパレーションを防止することができない。発明者は、中央陸部をブロックに区画する周方向溝と横断溝を細溝とすれば、接地域内では負荷により陸部が変形してこれらの細溝が実質的に閉じる結果、中央陸部は実質側方陸部と陸続きになって、耐摩耗性が向上する一方、接地域外では、これらの細溝の溝幅が復元する結果、タイヤの放熱及びカットセパレーションの進展の防止の役目を果たすことができるとの着想を得た。
【0020】
ところが、タイヤの使用初期においては、これらの溝は細く深いため、溝底の曲率半径を大きく設定することが困難であり、溝底クラックが生じやすく、ブロック欠け等の問題が生じていた。
【0021】
このため、周方向細溝の溝底に、区分された陸部の双方に接するように浅底部を形成すれば、溝底クラックを効果的に防止することができると同時に、加硫後の冷却時に側方陸部と中央陸部が収縮しようとしても、浅底部がその収縮を抑制する結果、周方向細溝及び横断細溝の溝幅が広がるのを効果的に防止できるという効果もあることを見出し、この発明を完成させるに至ったのである。
【0022】
中央域の幅W1を、タイヤ赤道面Sを中心としてトレッド幅W2の15〜60%の範囲とするのは、15%未満の場合には、十分なトラクションを得られないからであり、60%を超える場合には、操舵時に横滑りを誘発しやすいからである。
【0023】
また、トレッド部1の総厚さは60〜200mmの範囲とするのは、60mm未満の場合には、耐摩耗性が不十分となるからであり、200mmを超える場合には、発熱時の耐久性が不十分となるからである。
【0024】
さらに、浅底部8の高さhを周方向細溝2a、2bの深さdの15〜45%とするのは、15%未満の場合には、溝底クラックを防止する効果及び陸部の収縮を抑制する効果が不十分となるからであり、45%を超える場合には、接地域内での細溝の閉塞が達成できなくなるおそれがあるからである。
【0025】
さらにまた、浅底部8の長さl1を中央陸部4のブロックの側壁長さl2の5〜20%とするのは、5%未満の場合には、溝底クラックを防止する効果及び陸部の収縮を抑制する効果が不十分となるからであり、20%を超える場合には、接地域内での細溝の閉塞が達成できなくなるおそれがあるからである。
【0026】
また、図3に示すように、周方向細溝2a、2bは、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びるジグザグ溝であり、このジグザグ溝の屈曲点9a、9bに横断太溝7と横断細溝6とが交互に交わる配置になり、浅底部8を、ジグザグ溝の屈曲点9a、9bを挟む両側壁位置の溝底に配設することが好ましい。周方向細溝2a、2bをジグザグ状とすることで、タイヤ周方向とタイヤ幅方向のエッジ成分を有効に増加させることができ、耐横滑り性とトラクション性の双方が一層向上するからであり、浅底部8を、屈曲点9a、9bを挟む両側壁位置の溝底に配設することにより、ブロック欠けを防止し、かつタイヤ成形時の陸部ブロックの熱収縮を一層効果的に抑制することができるからである。
【0027】
さらに、周方向細溝2a、2bの溝幅が、8〜20mmの範囲にあることが好ましい。溝幅が8mm未満の場合には、放熱効果が低下し発熱時の耐久性が不十分となるからであり、20mmを超える場合には、トレッド接地域内での周方向細溝が大きくなりすぎ、陸部ブロックの欠けが発生するからである。
【0028】
加えて、周方向細溝2a、2bの溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にあることが好ましい。溝深さが、トレッドゴム総厚さの50%未満の場合には、横滑りを抑制することができないからであり、85%を超える場合には、陸部高さが高くなりすぎ、ブロックの欠けの原因となるからである。
【0029】
また、横断細溝6の溝幅が、8〜20mmの範囲にあることが好ましい。溝幅が8mm未満の場合には、放熱効果が低下し発熱時の耐久性が不十分となるからであり、20mmを超える場合には、トレッド接地域内での周方向細溝が大きくなりすぎ、陸部ブロックの欠けが発生するからである。
【0030】
さらに、横断細溝の溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にあることが好ましい。溝深さが、トレッドゴム総厚さの50%未満の場合には、十分な放熱面積が得られず、発熱を低減する効果が不十分となるからであり、85%を超える場合には、陸部高さが高くなりすぎ、ブロックの欠けの原因となるからである。
【0031】
さらにまた、耐横滑り性が重視される場合には、横断細溝6が、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞して、実質上のリブラグパターンを形成することが好ましい。
【0032】
加えて、トラクション性が重視される場合には、周方向細溝2a、2bが、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞することが好ましい。
【0033】
加えてまた、耐摩耗性が重視される場合には、周方向細溝2a、2b及び横断細溝6のそれぞれが、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞して、実質上のラグパターンを形成することが好ましい。
【0034】
また、図4に示すように、トレッド部1のタイヤ径方向内側に、コードがタイヤ赤道面に対して3〜12°の角度で延びる少なくとも3層のコード層、図4では3層のコード層10a、10b、10cを、コードがタイヤ赤道面を挟んで交差するように積層してなるベルト11を配設し、かつベルト11を構成する最内コード層10aがタイヤ赤道面Sを中心としてトレッド幅W2の25〜50%の幅W3を有することが好ましい。最内コード層10aの幅W3がトレッド幅W2の25%未満の場合には、内圧による径成長を抑制する効果が小さいからであり、50%を超える場合には、ベルト端の歪が増加し、ベルト11の故障が発生するおそれがあるからである。
【0035】
なお、上述したところは、この発明の実施形態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
【0036】
【実施例】
次に、この発明に従う空気入りタイヤを試作し、性能評価を行ったので、以下に説明する。
【0037】
実施例のタイヤは、タイヤサイズが4000R57の建設車輌用ラジアルタイヤであり、コードがタイヤ赤道面に対して5°の角度で延びる3層のコード層を、コードがタイヤ赤道面を挟んで交差するように積層してなるベルトを配設し、かつベルトを構成するコード層のうち、タイヤ径方向内側に位置する2枚のコード層がタイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の30%の幅を有し、トレッドパターンが図3に示すとおりであり、表1に示す諸元を有する。
【0038】
比較のため、タイヤサイズが実施例のタイヤと同じであり、図5(a)に示すトレッドパターン(比較例1)又は図5(b)に示すトレッドパターン(比較例2)、及び表1に示す諸元を有するタイヤについても併せて試作した。
【0039】
(試験方法)
前記各供試タイヤを、TRAで定める標準リム(リム径:29インチ(73.66cm)、フランジ高さ:6インチ(15.24cm))に取り付けてタイヤ車輪とし、空気圧:686kPa(相対圧)、タイヤ荷重:TRA規格の100%荷重(588kN)の条件下でダンプトラックの前輪に装着し、悪路のテストコースを速度10km/hにてほぼ等速で1000時間走行した。
【0040】
(評価方法)
トラクション性及び耐横滑り性は、テストドライバーによるフィーリングによって評価し、従来例1の値を100とする指数にて示した。耐摩耗性は、走行後のトレッド部をタイヤ幅方向にて8等分し、それらの各位置における溝深さを測定し、初期溝深さからの摩耗量を走行時間で除して得られる値を、従来例1を100とする指数にて表した。これらの指数はいずれも、数値が大きいほど性能が優れている。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
表1に示す評価結果から、実施例のタイヤは比較例1及び2のタイヤに比べて、トラクション性及び耐横滑り性は同等以上でありながら、耐摩耗性が向上していることが分かる。
【0043】
【発明の効果】
この発明により、トラクション性を損なうことなく横滑り性を抑制しつつ、耐摩耗性を向上させた建設車両用重荷重用空気入りタイヤを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う代表的な建設車両用重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の一部の展開図である。
【図2】図1に示すタイヤのII−II線上の断面図である。
【図3】この発明に従う他の建設車両用重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の一部の展開図である。
【図4】図3に示すタイヤの要部のタイヤ幅方向断面図である。
【図5】(a)はラグパターンを有する従来例1のトレッド部の一部の展開図であり、(b)はラグブロックミックスパターンを有する従来例2のトレッド部の一部の展開図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2a、2b 周方向細溝
3a、3b トレッド端
4 側方陸部
5 中央陸部
6 横断細溝
7 横断太溝
8 浅底部
9a、9b 屈曲点
10a、10b コード層
11 ベルト
Claims (10)
- トレッド部に、タイヤ周方向に沿って延びる少なくとも2本の周方向細溝を配設し、これら周方向細溝と両トレッド端とによって、トレッド部をそれぞれ1列の側方陸部からなる両側方域と、少なくとも1列の中央陸部からなる中央域に区画し、中央陸部に、これを横切って延びる複数本の横断細溝を配設して、周方向細溝及び横断細溝で中央陸部を複数のブロックで形成し、側方陸部に、これを横切って延びる複数本の横断太溝を配設して、周方向細溝、横断太溝及びトレッド端で側方陸部を複数のブロックで形成し、中央域は、タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の15〜60%の範囲であり、トレッド部の総厚さは60〜200mmの範囲であり、周方向細溝は、その中央陸部と側方陸部の側壁が存在する溝底に、高さが周方向細溝深さの15〜45%、長さが中央陸部ブロックの側壁長さの5〜20%である浅底部を配設してなることを特徴とする建設車両用重荷重用空気入りタイヤ。
- 前記周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びるジグザグ溝であり、このジグザグ溝の屈曲点に横断太溝と横断細溝とが交互に交わる配置になり、前記浅底部を、ジグザグ溝の屈曲点を挟む両側壁位置の溝底に配設する請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 周方向細溝の溝幅が、8〜20mmの範囲にある請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
- 周方向細溝の溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にある請求項1〜3のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- 横断細溝の溝幅が、8〜20mmの範囲にある請求項1〜4のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- 横断細溝の溝深さが、トレッドゴム総厚さの50〜85%の範囲にある請求項1〜5のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- 横断細溝が、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞する請求項1〜6のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- 周方向細溝が、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞する請求項1〜7のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- 周方向細溝及び横断細溝のそれぞれが、タイヤ負荷転動時の接地域内で閉塞する請求項1〜8のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
- トレッド部のタイヤ径方向内側に、コードがタイヤ赤道面に対して3〜12°の角度で延びる少なくとも3層のコード層を、コードがタイヤ赤道面を挟んで交差するように積層してなるベルトを配設し、かつベルトを構成する最内コード層がタイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の25〜50%の幅を有する請求項1〜9のいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
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