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JP2004253148A - Electrodeless fluorescent lamp and its manufacturing method - Google Patents

Electrodeless fluorescent lamp and its manufacturing method Download PDF

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JP2004253148A
JP2004253148A JP2003038905A JP2003038905A JP2004253148A JP 2004253148 A JP2004253148 A JP 2004253148A JP 2003038905 A JP2003038905 A JP 2003038905A JP 2003038905 A JP2003038905 A JP 2003038905A JP 2004253148 A JP2004253148 A JP 2004253148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
carrier
fluorescent lamp
amalgam
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003038905A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Fumihiro Inagaki
文拓 稲垣
Shingo Tsutsumi
伸吾 堤
Yoshio Hashimoto
芳夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003038905A priority Critical patent/JP2004253148A/en
Publication of JP2004253148A publication Critical patent/JP2004253148A/en
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electrodeless fluorescent lamp capable of easily arranging a start-up aiding agent at a suitable position. <P>SOLUTION: In a hollow part 13 of a concave of a light-emitting bulb 10, an exhaust tube 16 is fitted along a tube shaft A and a core 21 and an exterior coil 22 are plugged. The exhaust tube 16 made of a straight glass tube extending outside from the bottom of an inner tube through the center of an inner space of the concave 13 with its tip 16a sealed. An amalgam sealing vessel 40 and a structure 50 with a retainer retaining the start-up-aiding agent and filling members 41, 42 are housed between the tip 16a and a tapered part 16b of the exhaust tube. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無電極蛍光ランプ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無電極蛍光ランプは、発光バルブとなるガラス容器の内壁に、蛍光体層が形成れ、内部には水銀などの発光金属が封入され、このガラス容器の外部にコイルが装着されて構成されており、ガラス容器内にフィラメントや電極を有していないため、優れた長寿命特性を示す。
【0003】
ガラス容器にコイルを装着させる形態として、特許文献1に開示されるように、ガラス容器に凹入部が設けられ、この凹入部に励起コイル及びコアが挿入されているものが一般的である。
このような無電極蛍光ランプは、励起コイル及びコアで高周波磁界を発生させることにより、発光バルブ内の水銀を励起して紫外光を発生させ、発生した紫外光を蛍光体層で可視光に変換することによって発光する。
【0004】
水銀を封入した無電極蛍光ランプは、蛍光ランプとして優れた光源を実現できるが、点灯中に熱で水銀の蒸気圧が上がりすぎ、発光効率が低下するため、アマルガムを使用して水銀蒸気圧を制御する構成が主流である。
一方、アマルガムを使用する場合、点灯初期に水銀蒸気圧がすぐに上昇せず光束の立ち上がりが悪いという問題がある。そこで、例えば特許文献2や特許文献3に示されるように、インジウムアマルガムをランプ内に設置する技術が知られている。この技術によれば、初期放電により、放電空間の温度が上昇するのに伴って、水銀蒸気が補助アマルガム(インジウムアマルガム塗布部)から速やかに放出されるため、点灯初期にもある程度の明るさを確保することが可能となる。
【0005】
無電極蛍光ランプは、容器内部から排気すると共に希ガスを充填する工程を経て製造される。そのため、ガラス容器には、凹入部の底から外方に伸びるように排気管が取り付けられ、この排気管を通して排気並びに希ガス充填が行われ、その後で排気管の先端部が封止される。そして、この排気管は、無電極蛍光ランプ完成後においても、励起コイルの内側空間を貫通する状態で残される。
【0006】
ところで、一般的に蛍光ランプを暗所で点灯させるときに、点灯されにくいものが確率的に発生する。例えば、暗黒の地下室や深海、密室などでランプを点灯する時、あるいは、暗闇から瞬時に点灯するようなイルミネーション演出時などに、ランプが点灯しなかったり、点灯するまでに時間がかかることがある。特に、無電極蛍光ランプにおいては、暗所始動時に不点灯が発生しやすい。
【0007】
蛍光ランプの暗所始動特性は、回路を工夫することによっても改善できるが、発光バルブにおいても、暗所始動特性を改善するための工夫がなされている。
例えば、特許文献4に示されるように、無電極蛍光ランプや蛍光灯等を含む低圧放電ランプの始動を容易にするため、セシウム化合物の如き始動補助剤を発光バルブ内に設ける技術が知られている。
【0008】
発光バルブ内に始動補助剤を配設する方法としては、発光バルブの内面に始動補助剤を塗布する方法も考えられるが、セシウムなどの非発光物質を発光バルブ内面に塗布すると、バルブが着色したり光束が低下しやすい。そこで、例えば、図5に示すように、金属又はガラスなどの担持部材(メッシュ線材)に始動補助剤を担持させ、この担持部材を放電容器の内壁に取りつける方法や、特許文献5に開示されているように、始動補助剤を保持したメッシュ線材を、各種放電ランプ内のステム部に埋設する技術が知られている。
【0009】
このように、始動補助剤を担持した部材を発光管内の適切な位置に配設することによって、無電極蛍光ランプの暗所始動特性を向上させることができる。
【0010】
【特許文献1】特開平9−185965号公報
【0011】
【特許文献2】特開平10−503879号公報
【0012】
【特許文献3】USP4622495号公報
【0013】
【特許文献4】特開平08−329900号公報
【0014】
【特許文献5】特開平7−254391号公報、図2
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、始動補助剤を担持した部材を、発光管の内壁に取り付けたり、ステム部に埋設する作業は、困難が伴うとともに、そのための部品も必要となるので、製造コストがかさむという問題がある。
例えば、図5に示す発光バルブ110のように、担持体に始動補助剤を担持させてなる構造物150が取り付けられた支持棒(ワイヤ)151を、フリットガラスで管壁に接合することによって取り付けることができるが、バーナでフリットガラスを溶融させる作業などが伴うのでかなり手間がかかる。
【0016】
本発明は、上記課題に鑑み、無電極蛍光ランプにおいて、始動補助剤を適切な位置に容易に配設できるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、壁面が内方に凹んだ凹入部を有する放電容器の内面に蛍光体層が形成され、水銀またはアマルガムと希ガスとが封入された発光管を備え、凹入部に励起コイルが配置されていると共に、凹入部の底から励起コイル近傍を経て外方に伸びる排気管を有している無電極蛍光ランプにおいて、排気管内に、始動補助剤が被着された担持体を封入することとした。
【0018】
ここで、「水銀またはアマルガム」は、カプセル容器などの中に入れた状態で封入されていてもよいし、そのまま封入されていてもよい。
上記本発明の無電極蛍光ランプによれば、始動補助剤を、適切な位置に容易に配設できる。
すなわち、一般的に、始動補助剤を配置する際に、励起コイルによって生じる放電領域の中心から外れた外縁に位置させるのが適切であるが、上記本発明の無電極蛍光ランプによれば、排気管が励起コイル近傍を経て外方に伸びており、また、排気管はその管径が小さいので、その排気管内に担持体を収納することによって、始動補助剤を適切な位置に配置することができる。
【0019】
ここで、排気管に、縮径部を形成し、当該排気管における縮径部と先端部との間に担持体を配置すれば、排気管内における持体の位置を定めることができる。
また、セシウムの酸化物は、始動補助剤としての性能が優れ、かつ取り扱いやすい。
また、上記構成の無電極蛍光ランプは、壁面が内方に凹んだ凹入部を有する放電容器の内面に蛍光体層が形成され、始動補助剤を含む担持体を内包するホルダが連結された排気管が、凹入部内から外方に伸びて取り付けられている容器体を作製する容器体作成ステップと、排気管から排気すると共に希ガスを封入する排気封入ステップと、排気封入ステップの後に担持体をホルダから排気管に移動させる移動ステップと、移動ステップの後に、排気管における担持体が存在する箇所よりも先端側を封止切る封止ステップとを有する製造方法によって製造することができ、この製法によれば、排気封入ステップ中における排気コンダクタンスを低く維持しながら製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(無電極蛍光ランプの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態にかかる無電極蛍光ランプの構成を示す側断面図である。
【0021】
無電極蛍光ランプ1は、発光バルブ10と、当該発光バルブ10内に電磁誘導結合型放電を発生させる点灯ユニット20とを備えている。
この発光バルブ10は、一般の白熱電球と同様のバルブ形状を有する外管11に、有底円筒状の内管12がはめ込まれて構成されている。この内管12は、外管11の開口部から、管軸Aに沿って外管11の内部に挿入された状態ではめ込まれている。そして、この内管12が、発光バルブ10における凹入部13を形成している。
【0022】
発光バルブ10において、外管11および内管12は、全体が透光性ガラスで形成され、その内面全体にわたって、蛍光体が塗布されて蛍光体層14,15が形成されている。
また、発光バルブ10における凹入部13内の空洞部分には、管軸Aに沿って排気管16が存在している。
【0023】
点灯ユニット20は、円筒形の磁性体からなるコア21と、当該コア21の外周先端部に巻き付けられた外部コイル22と、外部コイル22に接続されたパワーカプラー23とからなり、外部コイル22は、コア21の上部を包み込み、排気管の16まわりを取り囲んでいる。
そして、コア21及び外部コイル22が凹入部13に差し込まれている。
【0024】
コア21はパワーカプラー23上に取り付けられ、発光バルブ10は、口金30を介して点灯ユニット20に取り付けられている。
なお、パワーカプラー23は、これに外部電源を供給する高周波発生装置60に接続されている。
(排気管の構造)
排気管16は、ガラス直管からなり、内管12の底から凹入部13の内部空間中央を通って外方に伸びており、排気管16の先端部16aは封止されている。また、排気管16は、内管12の底部12aにおいて、発光バルブ10の内部空間と連通するように接続されている。
【0025】
そして、排気管16の中には、アマルガム封入容器40、並びに、担持体に始動補助剤を担持させた構造物50、充填部材(ビーズ41,ムク棒42)といった内封物が収納されている。
この排気管16の途中には、他の部分よりも内径が小さい縮径部16bが形成されており、上記内封物は、排気管16内における先端部16aと縮径部16bとの間に収納されている。当該内封物は、縮径部16bを通過できないので、内封物が蛍光体層14,15に触れることがない。
【0026】
なお、この縮径部16bは、ガラス管を部分的にバーナーで加熱して軟化させることによって形成することができる。
このような排気管16によって、構造物50の位置は、排気管16の中で、先端部16aと縮径部16bとの間に規定されるので、外部コイル22に対する先端部16a及び縮径部16bの位置を調節することによって、構造物50を排気管16に固定しなくても、構造物50を外部コイル22に対して適当な位置に配置することができる。
【0027】
(外部コイル22に対する構造物50の位置について)
基本的に、始動補助剤は、励起コイルによって形成される放電領域の外縁部分に配置されることが好ましい。なぜなら、放電の中心領域に配置されると、始動補助剤が放電によって熱やエネルギーを受けるので、長期にわたって点灯すると、その始動補助特性が劣化しやすく、一方、放電の中心領域から離れすぎると、始動補助効果を得ることができなくなるためである。
【0028】
従って、上記「外部コイル22に対する適当な位置」というのは、外部コイル22によって形成される放電領域の外縁部分に相当する位置ということができる。
ところで、排気管16は、凹入部13の底から外部コイル22の内側空間を貫通して外方に伸びている。すなわち、外部コイル22の近傍を経て外方に伸びている。
【0029】
従って、排気管16は、外部コイル22による放電領域の中央部分から外縁部分にまたがって伸びていることになる。
よって、上記のように、外部コイル22に対する先端部16a及び縮径部16bの位置を適当に設定することによって、外部コイル22によって形成される放電領域の外縁部分に、構造物50を位置させることができる。
【0030】
また、充填部材であるビーズ41の個数、ムク棒42の長さなどを調整することによって、構造物50の位置を微調整することができる。
(アマルガム封入容器について)
アマルガム封入容器40は、水銀蒸気が出入りする微細な通気孔(不図示)が形成された密封容器内にアマルガムが充填されたものである。アマルガム封入容器40は、加工容易な金属を用いて作製しることが好ましく、例えば、一端が閉じ他端が開口したニオブ材からなる金属管にアマルガムを充填し、開口部をかしめて閉じることによって作製することができる。ただし、金属に限らず、セラミック製、ガラス製の容器も用いることが可能である。
【0031】
通気孔の孔径は、水銀蒸気が出入りしやすい大きさとすることが好ましい。一方、通気孔の孔径が大きすぎると、アマルガムが融点以上で振動によりこぼれ落ち、ランプ特性が激変する可能性があるため、通気孔の径はφ0.5mm以下とすることが好ましい。
通気孔の数は、1つ以上あれば特性上問題ないが、多い方が点灯後により短時間でランプ特性が安定する点で好ましい。
【0032】
通気孔の総面積としては、0.3mm2以上であれば特性上問題ない。一方、それ以下であると、点灯中における水銀蒸気圧が不安定になって水銀ボケなどの問題が生じやすくなる。
上記構造物50と共に、アマルガム封入容器40並びに充填部材41,42も、排気管16内における先端部16aと縮径部16bとの間に収納されている。
【0033】
この充填部材41,42によって、アマルガム封入容器40の収納位置が微調整されている。
すなわち、外部コイル22による放電に伴って発生する熱量は、場所によって変わるので、アマルガム封入容器40の収納位置によって、アマルガム封入容器40の温度も変わる。
【0034】
アマルガム封入容器40の設置位置は、通常60〜130℃の範囲に置くのが好ましく、この範囲にアマルガムを設置することにより高いランプ効率が得られる。アマルガム封入容器40の位置は、容器内の温度がこの適性温度になるように、充填部材41,42によって調整されている。
以上の構成において、アマルガム封入容器40内のアマルガムによって、発光バルブ10内の水銀蒸気圧は、発光効率の高い状態に保たれる。
【0035】
ただし、構造物50の設置場所については、外部コイル22の近傍以外の場所であれば、暗所始動特性に対してそれほど大きな差はなく、アマルガム封入容器40に接触させたり、先端部16a近傍に配置してもほぼ同様の効果を示す。
(始動補助剤と暗所始動特性について)
ここで、発光バルブ内に始動補助剤を配置する意味と、始動補助剤として好ましい物質について説明する。
【0036】
従来技術の欄でも記載したが、暗所始動を改善する方法は、あらゆる方向から導き出すことができる。例えば、点灯システムにおいて、回路の構成及び電力の投入方法を、高電圧始動・間欠発信・周波数変動などに変更することにより、暗所始動特性を改善することもできるが、発光バルブにおいても暗所始動特性を改善することができる。
【0037】
発光バルブにおける暗所始動特性は、外部コイルから発生する高周波磁界エネルギーをランプ内放電へ如何に転化できるかによって決まる。特に、発光バルブを形成する材料、発光体の構造によって、暗所始動特性が著しく異なることも知られている。そして、発光バルブを形成する材料と始動特性との関係から述べると、仕事関数の低い元素を多量に含む場合に始動が速い傾向がある。
【0038】
このような観点から、発光バルブ内に仕事関数の低い材料を、始動補助剤として故意に封入することは、暗所始動特性の良好なランプシステムを設計、構築するのに有効な手段である。
構造物50に用いる始動補助剤に適した物質として、アルミニウム、セシウム、スズ、トリウム、バリウム、ストロンチウムを含む材料が挙げられる。
【0039】
中でも、セシウムを含む材料は、優れた始動特性向上効果を奏する。
そのセシウム化合物として、最も取り扱いやすいセシウム材料は、セシウム酸化物である。なぜならば、セシウム酸化物は、水を媒体にして容易に分散、溶解安定化することが可能であり、ランプ内にディップ方法によって、塗布乾燥することにより、始動効果を発揮できるものである。
【0040】
例えば、酸化セシウム、水酸化セシウム、セシウムアルミニウムオルトシリケート、セシウムアルミニウムシリケート、アルミン酸セシウム、リン酸セシウム、チタン酸セシウム、メタバナジン酸セシウム、オルトバナジン酸セシウム、タングステン酸セシウム、マンガン酸セシウムなどが、好ましい材料である。
また、酢酸セシウム、セシウムアセチルアセテート、セシウムアジド、炭酸セシウム、炭酸水素セシウム、メタスルホン酸セシウム、硝酸セシウム、硫酸セシウム、プロピオン酸セシウム、セシウムオキザレートなどは、有機物を含有するため、加熱分解過程を導入することにより、ランプ特性に影響することなく、始動特性を改善せしめることが可能である。
【0041】
我々の検討結果から、アルミン酸セシウムが、安定な液分散性が得られ、塗布乾燥がしやすく、なおかつ始動改善特性効果も良好であったことから、工業的に、アルミン酸セシウムは、最も取り扱いしやすく、また安価に入手できる始動補助材料のひとつであると考えられる。また、アルミン酸セシウムは、始動補助剤として取り扱いやすい。
【0042】
なお、セシウム存在下では、ガラス材料、蛍光体材料、保護膜材料が異なっても、始動特性に大きな違いは生じないので、セシウムを含む材料を使った場合、今まで既存のガラス材料、蛍光体材料、保護膜材料はすべて使用可能である。
(始動補助剤の担持)
始動補助剤を排気管16内に配設するのに、排気管16の内壁に塗布する方法も考えられるが、担持体に始動補助剤を担持させて構造物50を作製し、それを排気管16内に収納する形態が好ましい。
【0043】
この担持体としては、始動補助剤を塗布した際にその表面積を多くとることができ、且つランプ内に多量に封入することのできる構造体を用いるのが好ましく、例えば、メッシュ状、コイル巻線状、カップ状の構造体、あるいは金属スポンジが挙げられる。
図2を参照しながらより具体的に説明する。
【0044】
図2(a)は、担持体に始動補助剤を担持させた構造物50の拡大図である。
この担持体は、タングステン棒51にタングステンワイヤ52をコイル状に巻きつけて構成されており、ワイヤ52どうしの隙間に始動補助剤層53が形成されている。更に詳しくは、ワイヤ52は、巻き線どうしの間にが互いに隙間が形成されるように大き目のピッチで1重に巻き付けられているので、当該隙間に多量の始動補助剤を充填することができる。
【0045】
この他に、図2(b)に示す構造物54のように、Ni発泡金属からなる担持体に、始動補助剤を充填して始動補助剤層55を形成したもの、図2(c)に示す構造物56のように、カップ状に成型した担持体の中に、始動補助剤を充填して始動補助剤層57を形成したものも好ましい。
また、担持体の材料としては、形状を長期にわたって保持でき、始動補助剤の効果を維持できるもの、例えば、Fe、Ni、Cuなどに代表される通常の金属、あるいはガラス、セラミックが好ましい。
【0046】
始動補助剤を保持体に担持させる方法としては、セシウムを含む始動補助剤を、水溶液や、粉体の分散したペースト状にして、担持体に塗布し乾燥する方法が簡単である。
以下に、内封物が封入された排気管16付きの発光バルブ10を作製する方法を説明する。この製造方法1,2によれば、主排気管部17aに封入物が詰まっていない状態で、排気及びガス封入工程が行われるので、排気コンダクタンスを良好に保つ事ができる。
【0047】
(製造方法1)
排気及びバッファーガス封入用の配管71を備えた排気装置70を用いる。
排気封入工程では、予め、図3に示すように、主排気管部17aの途中から分岐するホルダー管17bが形成されてなるT字状の分岐管17を、発光バルブ10に取り付けた容器体を作製しておく。そして、この分岐管17において、ホルダー管17bの先端は閉じ、ホルダー管17bの中に内封物(アマルガム封入容器40、充填部材41,42、構造物50)を収納しておく。なお、主排気管部17aにおける分岐箇所Aより根元側に、上記縮径部16bに相当する縮径部17cを形成しておく。
【0048】
この分岐管17付き発光バルブ10を用いて、図3に示すように、そのホルダー管17b内の内封物が、ホルダー管17bから主排気管部17aの方にこぼれ出ないように、分岐管17の姿勢を維持しながら排気し、アルゴンガスに代表される所定のバッファーガスを一定圧力で封入する。
具体的には、排気装置70において、配管71は、排気ポンプ72及びArガス供給源73に接続されている。
【0049】
発光バルブ10が上方に位置するように、主排気管部17aを鉛直方向に向けた状態で、主排気管部17aを配管71に連結し、Arガスバルブ75を閉じると共に排気バルブ74を開けて発光バルブ10から排気する。
続いて、排気バルブ74を閉じると共にArガスバルブ75を開けて発光バルブ10にArガスを封入する。
【0050】
次に、バルブ74,75を閉じ、主排気管部17aにおける分岐箇所Aより先端寄り箇所Bをバーナーで封止切りする(1回目の封止)。
その後、主排気管部17aがホルダー管17bより下に位置するように発光バルブ10の姿勢を変えて、ホルダー管17b内の内封物を主排気管部17a内に落とし込む。このとき、主排気管部17a内において、内封物は、縮径部17cで堰きとめられる。
【0051】
そして、主排気管部17aにおける内封物が存在する箇所と分岐箇所Aとの間の箇所Cをバーナーで封止切りする(2回目の封止)。これによって、ホルダー管17bは取り除かれ、内封物が収納された直管状の排気管16が残存する。
(製造方法2)
図4に示すように、回転アーム80を備えた排気回路を使う。
【0052】
この回転アーム80は、水平な回転軸82を中心に回動可能であって、3方に連結口81a〜81cを有する分岐管81が設けられている。
第1連結口81aには、排気管16の先端部を着脱することができ、第2連結口81bには、ホルダー83を着脱することができる。また、第3連結口81cは、排気装置90が接続されている。
【0053】
この排気装置90は、上記排気装置70と同様、排気ポンプ及びArガス供給源に接続された配管を備えている。
また、排気封入工程に先立ち、発光バルブ10に排気管16(縮径部16b形成済み)が接続されてなる容器体を作製しておく。
図4に示すように、容器体に取り付けられている排気管16の先端部を第1連結口81aに装着し、内部に内封物(アマルガム封入容器40、充填部材41,42、構造物50)が収納されたホルダー83を第2連結口81bに装着する。そして、排気ポンプで排気し、バッファーガスを充填する。このとき、ホルダー83から内封物がこぼれ落ちないように、ホルダー83の入口側よりも底側が低くなるようにあるいは水平になるように、ホルダー83の姿勢を維持しながら排気並びにガス封入を行う。
【0054】
次に、回転アーム80を回転させ、それと共に、第1連結口81aに連結された排気管16および第2連結口81bに連結されたホルダー83も共に回転軸82の回りを回転させて、ホルダー83を口を下に向ける。
それによって、ホルダー83内の内封物は、排気管16内に落下し、縮径部16bで係止される。
【0055】
この状態で、排気管16における内封物が存在する箇所より若干先端側の箇所Dをバーナーで封止切りする。
以上の製造方法1,2によれば、いずれも上記構成の無電極蛍光ランプを容易に製造することが可能であるが、製造方法2では、製造方法1のように排気管をT字細管状にガラス加工する必要もなく、またホルダー83を繰り返し使用できるのでガラスカレットの発生も少なく、この点でより好ましい方法である。
【0056】
(本実施形態の効果)
上記のように構造物50を排気管16内に収納することによって、特に構造物50を排気管16に固定しなくても、外部コイル22によって形成される放電領域の外縁部分に、構造物50を位置させることができる。従って、製造に際して、構造物50を発光バルブ10の内壁面に取り付ける手間が不要で、且つ始動特性の優れたランプを製造できる。
【0057】
更に、構造物50は構造がシンプルで容易に作製できる。
また、構造物50は高強度なので、縮径部16bで確実に係止される。すなわち、構造物50が縮径部16bを通過して蛍光体層14,15を傷つけることがないので、ランプ特性を安定維持することができる。
(実施形態の変形例)
上記製造方法1,2では、内封物をホルダーに収納した状態で排気及びガス封入を行ったが、排気管16内に内封物を直接配設して、排気及びガス封入を行うことも可能である。この場合は、できるだけ排気コンダクタンスをよくするために、内封物の大きさを小さく設定することが好ましい。
【0058】
上記実施形態では、アマルガム封入容器40と構造物50との間に一定の距離を確保するために充填部材を挿入したが、この充填部材を挿入する代わりに、構造物50のタングステン棒51とアマルガム封入容器40とを予め接合しておいてもよい。
上記実施形態では、アマルガムをアマルガム封入容器40に入れて、排気管16内に封入したが、アマルガムあるいは水銀をそのまま排気管16から発光バルブ内に充填してもよい。
【0059】
【実施例】
以下、上記実施形態に基づく実施例について説明する。
発光バルブ10は、ホウ珪酸ガラスバルブを材料とし、外管11のサイズは、最大径150mm、長さ170mm、ネック部径45mmとし、内管12のサイズは、内径30mm、長さ140mmとした。排気管16のサイズは、外径5mm、内径3.2mmとした。
【0060】
始動補助剤を含む構造物については、実施例1では、タングステンコイル(φ0.1mm、全長6.0mm)をタングステン棒に巻き付けたものを担持体として、これに始動補助剤としてのアルミン酸セシウムを0.5mg塗布したものを用いた。
実施例2では、図2(b)に示すように、Ni発泡金属(メッシュ100程度)からなる担持体に、アルミン酸セシウムを充填したものを用いた。
【0061】
実施例3では、図2(c)に示すように、ニオブ材を有底円筒形のカップ状に成型した担持体の中に、アルミン酸セシウムを充填して始動補助剤層57を形成したものを用いた。
実施例4では、上記変形例で説明したように、構造物50のタングステン棒51とアマルガム封入容器40とを予め接合したものを用いた。
【0062】
実施例1〜4において、以下の仕様は共通である。
アマルガム封入容器40は、材質Fe:Ni=50:50、寸法φ2.6mm、長さ12mm、厚みt0.2mmの金属容器に、アマルガム(Bi:In:Hg3.5%)を120mg封入したものである。金属容器には、φ0.4mmの穴が開けられている。この穴は、水銀蒸気がスムーズに出入りでき且つアマルガムが振動によって零れ落ちない構造になっている。
【0063】
排気管16内におけるアマルガム封入容器40の位置は、外部温度25℃で点灯中に、アマルガム封入容器40付近の温度が100±10℃になるように、アマルガム封入容器40を、先端部16aから約15mm内部に向かった位置に設定した。
ムク棒42は、鉛ガラスからなり、φ2.5mm、長さ10mmである。ビーズ41は、鉛ガラスからなり、φ2.5mmである。発光バルブ10内に封入するガスはアルゴンでその圧力は20Pa〜30Paである。
【0064】
(比較例)
図5は、比較例にかかる発光バルブ110を示す図である。
この発光バルブ110は、実施例にかかる発光バルブ10と同様のものであって、外管111及び内管112からなる容器の内面に、蛍光体層114,115が形成されており、排気管116を有している。そして、排気管116内における先端部16aと縮径部16bとの間に、アマルガム封入容器140並びに充填部材(ビーズ141,ムク棒142)が収納されている。
【0065】
ただし、排気管116内には、始動補助剤は収納されておらず、代わりに、担持体にアルミン酸セシウムを担持させてなる構造物150が、内管12の管壁に取り付けられている。
この担持体は、SUS製メッシュを8mm×7mmサイズに切り取ったものであってFe:Niからなるワイヤー151に溶接されている。そして、ワイヤー151の端部が、低融点ガラスによって内管12の管壁に接着されている。
【0066】
アマルガム封入容器140は、実施例のアマルガム封入容器40と同様であり、ビーズ141,ムク棒142は、実施例のビーズ41,ムク棒42と同様であり、発光バルブ110内に封入するガスも、実施例と同様にアルゴン20Pa〜30Paである。
なお、排気管116には構造物が収納されないので、その分、上記排気管16の縮径部16bと比べて、排気管116における縮径部116bの位置を下げている。この比較例においても、外部温度25℃で点灯中に、アマルガム封入容器40付近の温度は100℃であった。
【0067】
実施例及び比較例のランプについて以下のように性能を測定した。
(光束測定)
実施例1〜4及び比較例の各ランプについて、同じ点灯回路を用いて、点灯周波数13.5MHz、入力電力150ワットで、ベースダウンで点灯して、点灯開始約2時間後の光束を測定した。その結果は共に約12000lmであった。
【0068】
(始動補助剤の担持量と暗所始動特性)
実施例1のランプにおいて、構造物50の担持体に担持させる始動補助剤(アルミン酸セシウム)の量を、0mg、0.1mg、0.2mg……と変えたものを10本づつ作製し、暗所始動特性を調べた。
その測定方法は、まず、測定対象のランプを、1000lx以上の明所に、16時間未点灯で放置した後、0.1lx以下の場所で暗所始動時間を測定した。
【0069】
暗所始動時間は、ランプを専用点灯回路に装着し、電源スイッチを入れてからランプが点灯するまでの間、オシロスコープで波形の変化をモニターし、点灯するまでの波形変化時間を記録することによって測定した。
その結果、担持量が0mgの場合、10本中、2本が未点灯であり、5本が暗所始動開始時間3秒以上、3本が暗所始動開始時間3秒未満であった。
【0070】
また、担持量が0.1mgの場合、10本中、3本が暗所始動開始時間3秒以上、7本が暗所始動開始時間3秒未満であった。
また、担持量が0.2mg以上を担持した場合、10本すべてが暗所始動開始時間3秒未満であった。
この結果から、始動補助剤の担持量は、多い方が暗所始動特性を改善する効果は高いが、0.2mg程度で十分に効果があることがわかる。
【0071】
また、実施例2〜4の無電極蛍光ランプについても、各10本ずつ暗所始動特性を調べた。
その結果、いずれの暗所始動開始時間にも違いはなく、約3秒未満にすべてのランプが点灯した。
最後に、各ランプを割って、一本あたりのアルミン酸セシウム塗布量を定量分析したところ、0.15mg〜0.25mgであった。
【0072】
(振動テスト)
実施例1と比較例のランプを各10本準備し、同時に以下のように振動テストを行った。
ランプに1.5Gの重力をかけて、0〜100Hzの変動周波数が絶えずランダムにかかる振動条件で、約1時間で3往復の振動テストを行った。
【0073】
その結果、比較例においては、10本中2本について、構造物150がガラス接着部分で剥がれ落ち、蛍光体層114,115に傷がついた。
一方、実施例1においては、10本とも構造物50及び蛍光体層14,15にに変化は見られなかった。
また、各ランプについて、振動テスト前後で、光束及び始動特性を比較した。
【0074】
その結果、構造物150が剥がれたランプにおいては、テスト前と比べてテスト後では光束が約5%低下したが、その他のランプにおいては、振動テスト前後で、光束、始動特性に何ら変化は見られなかった。
(温度耐久性テスト)
実施例1及び比較例のランプを各10本準備し、低温(‐10℃)、高温(150℃)を約2時間づつ交互に繰り返しながら、約150時間放置し、ランプに生じる変化を観察した。
【0075】
その結果、実施例では変化が見られなかったが、比較例では5本の構造物150が剥がれ落ちていた。
以上の振動テスト及び温度耐久性テストの結果からわかるように、実施例では、比較例と比べて、長期にわたってランプ特性を維持することができ、長寿命のランプ点灯システムを実現できる。
【0076】
(寿命試験)
実施例1〜4の無電極蛍光ランプについて、比較的暗い高天井(0.1lx以下)に設置し、上記振動テストと同様の振動雰囲気にさらしながら、寿命試験を行った。
その結果、いずれも10000時間まで始動補助剤の脱落もなく、暗所始動特性を良好に維持することができた。
【0077】
なお、無電極蛍光ランプにおける構成材料は、上記実施例で用いたものに限らず、通常の無電極蛍光ランプに適用される各種材料や部品を使った場合も、種種の実験を試みた結果、同様の効果を奏することを確認した。
また、無電極蛍光ランプのタイプについても、上記実施の形態で説明したものにに限定されることはなく、例えば、発光バルブが外部コイル及び高周波電源を組み込んだ回路と一体化して、電球ソケットに挿入し点灯するタイプなどにも本発明を適用することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、壁面が内方に凹んだ凹入部を有する放電容器の内面に蛍光体層が形成され、水銀またはアマルガムと希ガスとが封入された発光バルブを備え、凹入部に励起コイルが配置されていると共に、凹入部の底から励起コイル近傍を経て外方に伸びる排気管を有している無電極蛍光ランプにおいて、排気管内に、始動補助剤が被着された担持体を封入することによって、始動補助剤を適切な位置に容易に配設できる。
【0079】
また、長期間にわたって、始動補助剤が固定されているため蛍光体層に接触することがないので、光束などランプ特性を維持するのにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる無電極蛍光ランプの構成を示す側断面図である。
【図2】担持体に始動補助剤を担持させてなる構造物の拡大図である。
【図3】実施の形態にかかる製造方法1を説明する図である。
【図4】実施の形態にかかる製造方法2を説明する図である。
【図5】比較例にかかるる無電極蛍光ランプの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 無電極蛍光ランプ
10 発光バルブ
11 外管
12 内管
12a 底部
13 凹入部
14,15 蛍光体層
16 排気管
16a 先端部
16b 縮径部
17 分岐管
17a 主排気管部
17b ホルダー管
21 コア
22 外部コイル
23 パワーカプラー
40 アマルガム封入容器
41 ビーズ
42 ムク棒
50 構造物
51 タングステン棒
52 タングステンワイヤ
53 始動補助剤層
60 高周波発生装置
80 回転アーム
81 分岐管
83 ホルダー
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an electrodeless fluorescent lamp and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
The electrodeless fluorescent lamp has a structure in which a phosphor layer is formed on an inner wall of a glass container serving as a light emitting bulb, a luminescent metal such as mercury is sealed inside, and a coil is mounted outside the glass container. Since it has no filament or electrode in the glass container, it exhibits excellent long life characteristics.
[0003]
As disclosed in Patent Literature 1, as a mode for attaching a coil to a glass container, a glass container is generally provided with a concave portion, and an excitation coil and a core are inserted into the concave portion.
Such an electrodeless fluorescent lamp excites mercury in an emission bulb by generating a high-frequency magnetic field in an excitation coil and a core, generating ultraviolet light, and converting the generated ultraviolet light into visible light by a phosphor layer. It emits light by doing.
[0004]
An electrodeless fluorescent lamp filled with mercury can realize an excellent light source as a fluorescent lamp.However, since the vapor pressure of mercury is too high due to heat during lighting and the luminous efficiency is reduced, the mercury vapor pressure is reduced using amalgam. The control configuration is the mainstream.
On the other hand, when amalgam is used, there is a problem that the mercury vapor pressure does not immediately rise in the initial stage of lighting and the rise of the luminous flux is poor. Therefore, as disclosed in Patent Literature 2 and Patent Literature 3, for example, a technique of installing indium amalgam in a lamp is known. According to this technique, as the temperature of the discharge space rises due to the initial discharge, mercury vapor is quickly released from the auxiliary amalgam (indium amalgam coating portion), so that a certain level of brightness is obtained even at the beginning of lighting. It is possible to secure.
[0005]
The electrodeless fluorescent lamp is manufactured through a process of exhausting the inside of the container and filling a rare gas. Therefore, an exhaust pipe is attached to the glass container so as to extend outward from the bottom of the concave portion, and exhaust and rare gas filling are performed through the exhaust pipe, and thereafter, the distal end of the exhaust pipe is sealed. Then, even after completion of the electrodeless fluorescent lamp, this exhaust pipe is left in a state of penetrating the space inside the excitation coil.
[0006]
In general, when a fluorescent lamp is lit in a dark place, a lamp that is difficult to be lit is stochastically generated. For example, when turning on the lamp in a dark basement, deep sea, closed room, etc., or at the time of an illumination effect such as turning on instantly from darkness, the lamp may not turn on or it may take time to turn on . In particular, in an electrodeless fluorescent lamp, non-lighting is likely to occur when starting in a dark place.
[0007]
The dark place starting characteristic of the fluorescent lamp can be improved by devising a circuit, but a light emitting bulb is also devised to improve the dark place starting characteristic.
For example, as disclosed in Patent Document 4, there is known a technique in which a starting auxiliary agent such as a cesium compound is provided in a light-emitting bulb in order to easily start a low-pressure discharge lamp including an electrodeless fluorescent lamp and a fluorescent lamp. I have.
[0008]
As a method of disposing the starting aid in the light-emitting bulb, a method of applying the starting aid to the inner surface of the light-emitting bulb can be considered.However, when a non-luminescent substance such as cesium is applied to the inner surface of the light-emitting bulb, the bulb is colored. And the luminous flux is easily reduced. Thus, for example, as shown in FIG. 5, a starting member is supported on a supporting member (mesh wire) such as metal or glass, and the supporting member is attached to the inner wall of the discharge vessel. As described above, there is known a technique of embedding a mesh wire holding a starting aid in a stem portion in various discharge lamps.
[0009]
As described above, by disposing the member supporting the starting aid at an appropriate position in the arc tube, the dark place starting characteristics of the electrodeless fluorescent lamp can be improved.
[0010]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-185965
[0011]
[Patent Document 2] JP-A-10-503879
[0012]
[Patent Document 3] US Pat. No. 4,622,495
[0013]
[Patent Document 4] Japanese Patent Application Laid-Open No. 08-329900
[0014]
[Patent Document 5] JP-A-7-254391, FIG.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is difficult to attach the member supporting the starting aid to the inner wall of the arc tube or to bury the member in the stem portion, and parts for the operation are required, so that the production cost is increased.
For example, as in a light-emitting bulb 110 shown in FIG. 5, a support rod (wire) 151 to which a structure 150 in which a starting aid is carried by a carrier is attached by joining to a tube wall with frit glass. It can be done, but it requires a lot of time and labor because it involves melting the frit glass with a burner.
[0016]
In view of the above problems, an object of the present invention is to make it possible to easily arrange a starting aid in an appropriate position in an electrodeless fluorescent lamp.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an arc tube in which a phosphor layer is formed on the inner surface of a discharge vessel having a concave portion whose wall surface is inwardly recessed, and mercury or amalgam and a rare gas are sealed therein. In an electrodeless fluorescent lamp in which the excitation coil is disposed in the recess and the exhaust pipe extends outward from the bottom of the recess through the vicinity of the excitation coil, a starting auxiliary agent is applied in the exhaust pipe. The carrier was sealed.
[0018]
Here, “mercury or amalgam” may be enclosed in a state of being put in a capsule container or the like, or may be enclosed as it is.
According to the electrodeless fluorescent lamp of the present invention, the starting aid can be easily arranged at an appropriate position.
That is, in general, when the starting aid is arranged, it is appropriate that the starting auxiliary agent is located at an outer edge deviated from the center of the discharge region generated by the excitation coil. Since the tube extends outward through the vicinity of the excitation coil, and since the exhaust tube has a small diameter, it is possible to arrange the starting aid in an appropriate position by storing the carrier in the exhaust tube. it can.
[0019]
Here, if the reduced diameter portion is formed in the exhaust pipe and the carrier is disposed between the reduced diameter portion and the tip end of the exhaust pipe, the position of the holding body in the exhaust pipe can be determined.
In addition, cesium oxide has excellent performance as a starting aid and is easy to handle.
Further, in the electrodeless fluorescent lamp having the above-described structure, a discharge layer having a concave portion in which a wall surface is inwardly formed has a phosphor layer formed on an inner surface thereof, and a holder including a carrier including a starting aid is connected thereto. A container body forming step for manufacturing a container body in which a pipe extends outward from the inside of the concave portion, an exhaust sealing step for exhausting the rare gas from the exhaust pipe, and a carrier after the exhaust sealing step Can be manufactured by a manufacturing method having a moving step of moving the holder from the holder to the exhaust pipe, and after the moving step, a sealing step of sealing off the tip end side of the exhaust pipe from a position where the carrier exists. According to the production method, the production can be performed while keeping the exhaust conductance low during the exhaust filling step.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Overall configuration of electrodeless fluorescent lamp)
FIG. 1 is a side sectional view showing a configuration of an electrodeless fluorescent lamp according to one embodiment of the present invention.
[0021]
The electrodeless fluorescent lamp 1 includes a light emitting bulb 10 and a lighting unit 20 for generating an electromagnetic induction coupling type discharge in the light emitting bulb 10.
The light emitting bulb 10 is configured by fitting an inner tube 12 having a bottomed cylindrical shape into an outer tube 11 having a bulb shape similar to that of a general incandescent lamp. The inner tube 12 is fitted into the outer tube 11 from the opening of the outer tube 11 while being inserted into the outer tube 11 along the tube axis A. The inner tube 12 forms a recess 13 in the light emitting bulb 10.
[0022]
In the light-emitting bulb 10, the outer tube 11 and the inner tube 12 are entirely formed of translucent glass, and the entire surface of the inner tube is coated with a phosphor to form phosphor layers 14 and 15.
Further, an exhaust pipe 16 is provided along the pipe axis A in a hollow portion inside the recess 13 in the light emitting bulb 10.
[0023]
The lighting unit 20 includes a core 21 made of a cylindrical magnetic material, an external coil 22 wound around the outer peripheral end of the core 21, and a power coupler 23 connected to the external coil 22. , Surrounding the upper part of the core 21 and surrounding the exhaust pipe 16.
The core 21 and the external coil 22 are inserted into the recess 13.
[0024]
The core 21 is mounted on a power coupler 23, and the light emitting bulb 10 is mounted on a lighting unit 20 via a base 30.
The power coupler 23 is connected to a high frequency generator 60 that supplies external power to the power coupler 23.
(Exhaust pipe structure)
The exhaust pipe 16 is formed of a straight glass pipe, extends outward from the bottom of the inner pipe 12 through the center of the internal space of the recess 13, and a distal end 16 a of the exhaust pipe 16 is sealed. Further, the exhaust pipe 16 is connected at the bottom 12 a of the inner pipe 12 so as to communicate with the internal space of the light emitting bulb 10.
[0025]
Further, in the exhaust pipe 16, an amalgam enclosing container 40, a structure 50 in which a starting aid is carried on a carrier, and an enclosed material such as a filling member (beads 41, muk stick 42) are stored. .
A reduced diameter portion 16b having an inner diameter smaller than that of the other portion is formed in the middle of the exhaust pipe 16, and the enclosed material is provided between the distal end portion 16a and the reduced diameter portion 16b in the exhaust pipe 16. It is stored. Since the enclosed material cannot pass through the reduced diameter portion 16b, the enclosed material does not touch the phosphor layers 14 and 15.
[0026]
The reduced diameter portion 16b can be formed by partially heating and softening the glass tube with a burner.
With such an exhaust pipe 16, the position of the structure 50 is defined between the distal end portion 16 a and the reduced diameter portion 16 b in the exhaust pipe 16. By adjusting the position of the structure 16 b, the structure 50 can be arranged at an appropriate position with respect to the external coil 22 without fixing the structure 50 to the exhaust pipe 16.
[0027]
(About the position of the structure 50 with respect to the external coil 22)
Basically, the starting aid is preferably arranged at the outer edge of the discharge area formed by the excitation coil. Because, when placed in the central region of the discharge, the starting auxiliary agent receives heat and energy by the discharge, so if it is lit for a long time, its starting auxiliary characteristics are likely to deteriorate, while if it is too far from the central region of the discharge, This is because the starting assist effect cannot be obtained.
[0028]
Therefore, the “appropriate position with respect to the external coil 22” can be regarded as a position corresponding to the outer edge portion of the discharge region formed by the external coil 22.
Incidentally, the exhaust pipe 16 extends outward from the bottom of the recess 13 through the space inside the external coil 22. That is, it extends outward through the vicinity of the external coil 22.
[0029]
Therefore, the exhaust pipe 16 extends from the central portion of the discharge region formed by the external coil 22 to the outer edge portion.
Therefore, as described above, by appropriately setting the positions of the distal end portion 16a and the reduced diameter portion 16b with respect to the external coil 22, the structure 50 can be positioned at the outer edge of the discharge region formed by the external coil 22. Can be.
[0030]
Further, the position of the structure 50 can be finely adjusted by adjusting the number of the beads 41 as the filling member, the length of the stick 42, and the like.
(About amalgam container)
The amalgam enclosing container 40 is a container in which amalgam is filled in a sealed container in which fine ventilation holes (not shown) through which mercury vapor enters and exits are formed. The amalgam enclosing container 40 is preferably manufactured using a metal that is easy to process, for example, by filling amalgam in a metal tube made of niobium material having one end closed and the other end open, and caulking the opening to close the opening. Can be made. However, not only metal but also ceramic and glass containers can be used.
[0031]
It is preferable that the diameter of the ventilation hole be a size that allows mercury vapor to enter and exit easily. On the other hand, if the diameter of the vent is too large, the amalgam may spill out due to vibration at a temperature higher than the melting point and the lamp characteristics may be drastically changed. Therefore, the diameter of the vent is preferably φ0.5 mm or less.
Although there is no problem in characteristics as long as the number of vent holes is one or more, it is preferable that the number of vent holes is large because lamp characteristics are stabilized in a shorter time after lighting.
[0032]
If the total area of the ventilation holes is 0.3 mm2 or more, there is no problem in characteristics. On the other hand, if it is lower than this, the mercury vapor pressure during lighting becomes unstable, and problems such as mercury blurring tend to occur.
Along with the structure 50, the amalgam enclosing container 40 and the filling members 41 and 42 are also accommodated in the exhaust pipe 16 between the distal end portion 16a and the reduced diameter portion 16b.
[0033]
The filling position of the amalgam enclosing container 40 is finely adjusted by the filling members 41 and 42.
That is, the amount of heat generated due to the discharge by the external coil 22 varies depending on the location, so that the temperature of the amalgam-filled container 40 also changes depending on the storage position of the amalgam-filled container 40.
[0034]
It is preferable that the installation position of the amalgam enclosing container 40 is usually set in the range of 60 to 130 ° C., and by installing the amalgam in this range, high lamp efficiency can be obtained. The position of the amalgam enclosing container 40 is adjusted by the filling members 41 and 42 so that the temperature in the container becomes the appropriate temperature.
In the above configuration, the amalgam in the amalgam enclosing container 40 keeps the mercury vapor pressure in the light emitting bulb 10 at a high luminous efficiency.
[0035]
However, as for the installation place of the structure 50, if it is a place other than the vicinity of the external coil 22, there is not so much difference with respect to the dark place starting characteristic. Almost the same effects can be obtained even if they are arranged.
(About start-up aid and dark place start-up characteristics)
Here, the meaning of arranging the starting aid in the light emitting bulb and a substance preferable as the starting aid will be described.
[0036]
As described in the prior art section, methods for improving dark start can be derived from all directions. For example, in a lighting system, a dark place starting characteristic can be improved by changing a circuit configuration and a power input method to high voltage starting, intermittent transmission, frequency fluctuation, and the like. The starting characteristics can be improved.
[0037]
The dark start performance of a light emitting bulb is determined by how high frequency magnetic field energy generated from an external coil can be converted to discharge within the lamp. In particular, it is also known that the dark place start-up characteristics are significantly different depending on the material forming the light emitting bulb and the structure of the light emitting body. In terms of the relationship between the material forming the light emitting bulb and the starting characteristics, the starting tends to be quick when a large amount of an element having a low work function is included.
[0038]
From such a viewpoint, intentionally encapsulating a material having a low work function as a starting aid in a light emitting bulb is an effective means for designing and constructing a lamp system having good starting characteristics in a dark place.
Materials suitable for the starting aid used for the structure 50 include materials including aluminum, cesium, tin, thorium, barium, and strontium.
[0039]
Above all, a material containing cesium has an excellent effect of improving the starting characteristics.
As the cesium compound, a cesium material that is most easily handled is cesium oxide. This is because cesium oxide can be easily dispersed and dissolved and stabilized using water as a medium, and can exhibit a starting effect by being applied and dried in a lamp by a dipping method.
[0040]
For example, cesium oxide, cesium hydroxide, cesium aluminum orthosilicate, cesium aluminum silicate, cesium aluminate, cesium phosphate, cesium titanate, cesium metavanadate, cesium orthovanadate, cesium tungstate, cesium manganate, and the like are preferable. Material.
In addition, cesium acetate, cesium acetyl acetate, cesium azide, cesium carbonate, cesium hydrogen carbonate, cesium metasulfonate, cesium nitrate, cesium sulfate, cesium propionate, cesium oxalate, etc. contain organic substances, so the heat decomposition process By adopting it, it is possible to improve the starting characteristics without affecting the lamp characteristics.
[0041]
According to our investigation results, cesium aluminate is the most industrially available cesium aluminate because it has a stable liquid dispersibility, is easy to apply and dry, and has good start-up improvement properties. It is considered to be one of the starting aid materials that are easy to operate and can be obtained at low cost. Cesium aluminate is easy to handle as a starting aid.
[0042]
In the presence of cesium, even if the glass material, the phosphor material, and the protective film material differ, there is no significant difference in the starting characteristics, so if a material containing cesium is used, the existing glass material, phosphor All materials and protective film materials can be used.
(Loading of starting aid)
In order to dispose the starting aid in the exhaust pipe 16, a method of applying the starting aid to the inner wall of the exhaust pipe 16 may be considered. 16 is preferable.
[0043]
As the carrier, it is preferable to use a structure that can take a large surface area when the starting aid is applied and can be sealed in a large amount in the lamp. Shape, a cup-shaped structure, or a metal sponge.
This will be described more specifically with reference to FIG.
[0044]
FIG. 2A is an enlarged view of a structure 50 in which a starting aid is carried on a carrier.
This carrier is formed by winding a tungsten wire 52 around a tungsten rod 51 in a coil shape, and a starting auxiliary agent layer 53 is formed in a gap between the wires 52. More specifically, since the wire 52 is single-wound at a large pitch so that a gap is formed between the windings, a large amount of the starting aid can be filled in the gap. .
[0045]
In addition, as shown in FIG. 2 (c), a starting material is filled in a carrier made of Ni foam metal to form a starting aid material layer 55, as in a structure 54 shown in FIG. 2 (b). As shown in the structure 56, a carrier formed in a cup shape and filled with a starting aid to form a starting aid layer 57 is also preferable.
Further, as the material of the carrier, a material that can maintain the shape for a long time and maintain the effect of the starting aid, for example, a normal metal represented by Fe, Ni, Cu, etc., or glass or ceramic is preferable.
[0046]
As a method of loading the starting aid on the support, a simple method of applying the starting aid containing cesium to an aqueous solution or a paste in which powder is dispersed, applying the starting aid to the support, and drying.
Hereinafter, a method of manufacturing the light-emitting bulb 10 with the exhaust pipe 16 in which the enclosed material is sealed will be described. According to the manufacturing methods 1 and 2, the exhaust and gas sealing steps are performed in a state where the enclosure is not clogged with the main exhaust pipe portion 17a, so that good exhaust conductance can be maintained.
[0047]
(Manufacturing method 1)
An exhaust device 70 having a pipe 71 for exhaust and buffer gas filling is used.
In the exhaust sealing step, as shown in FIG. 3, a T-shaped branch pipe 17 having a holder pipe 17b branching from the middle of the main exhaust pipe section 17a is previously attached to the light-emitting bulb 10. Prepare it. In the branch pipe 17, the end of the holder pipe 17b is closed, and the sealed contents (the amalgam enclosing container 40, the filling members 41 and 42, and the structure 50) are stored in the holder pipe 17b. Note that a reduced diameter portion 17c corresponding to the reduced diameter portion 16b is formed on the main exhaust pipe portion 17a on the base side from the branch point A.
[0048]
As shown in FIG. 3, the light-emitting bulb 10 with the branch pipe 17 is used to prevent the enclosed matter in the holder pipe 17b from spilling out of the holder pipe 17b toward the main exhaust pipe section 17a. Evacuation is performed while maintaining the position of No. 17, and a predetermined buffer gas represented by argon gas is sealed at a constant pressure.
Specifically, in the exhaust device 70, the pipe 71 is connected to an exhaust pump 72 and an Ar gas supply source 73.
[0049]
The main exhaust pipe 17a is connected to the pipe 71 with the main exhaust pipe 17a oriented vertically so that the light-emitting bulb 10 is positioned above, and the Ar gas valve 75 is closed and the exhaust valve 74 is opened to emit light. Air is exhausted from the valve 10.
Subsequently, the exhaust valve 74 is closed and the Ar gas valve 75 is opened, and the Ar gas is sealed in the light emitting bulb 10.
[0050]
Next, the valves 74 and 75 are closed, and a point B closer to the tip than the branch point A in the main exhaust pipe portion 17a is sealed off with a burner (first sealing).
Thereafter, the attitude of the light emitting bulb 10 is changed so that the main exhaust pipe portion 17a is positioned below the holder tube 17b, and the enclosed matter in the holder tube 17b is dropped into the main exhaust pipe portion 17a. At this time, in the main exhaust pipe portion 17a, the enclosed matter is blocked by the reduced diameter portion 17c.
[0051]
Then, a portion C of the main exhaust pipe portion 17a between the portion where the enclosed matter exists and the branch portion A is cut off with a burner (second sealing). As a result, the holder pipe 17b is removed, and the straight exhaust pipe 16 in which the enclosed matter is stored remains.
(Manufacturing method 2)
As shown in FIG. 4, an exhaust circuit having a rotating arm 80 is used.
[0052]
The rotary arm 80 is rotatable about a horizontal rotary shaft 82, and is provided with a branch pipe 81 having connection ports 81a to 81c on three sides.
The distal end of the exhaust pipe 16 can be attached to and detached from the first connection port 81a, and the holder 83 can be attached and detached from the second connection port 81b. The exhaust port 90 is connected to the third connection port 81c.
[0053]
The exhaust device 90 includes an exhaust pump and a pipe connected to an Ar gas supply source, similarly to the exhaust device 70 described above.
Prior to the exhaust sealing step, a container body in which the exhaust pipe 16 (having the reduced diameter portion 16b formed) is connected to the light emitting bulb 10 is prepared.
As shown in FIG. 4, the distal end portion of the exhaust pipe 16 attached to the container body is attached to the first connection port 81a, and the inside of the inside (the amalgam enclosing container 40, the filling members 41 and 42, the structure 50 Is attached to the second connection port 81b. Then, the gas is exhausted by an exhaust pump and filled with a buffer gas. At this time, exhausting and gas sealing are performed while maintaining the attitude of the holder 83 so that the bottom of the holder 83 is lower than the entrance side of the holder 83 or horizontal so as not to spill the enclosed matter from the holder 83.
[0054]
Next, the rotation arm 80 is rotated, and the exhaust pipe 16 connected to the first connection port 81a and the holder 83 connected to the second connection port 81b are also rotated around the rotation shaft 82 together with the rotation arm 80. Turn 83 down.
Thereby, the enclosed matter in the holder 83 falls into the exhaust pipe 16 and is locked by the reduced diameter portion 16b.
[0055]
In this state, a portion D on the exhaust pipe 16 which is slightly on the distal end side from the portion where the enclosed matter exists is cut off with a burner.
According to the above-described manufacturing methods 1 and 2, any of the above-described electrodeless fluorescent lamps can be easily manufactured. However, in the manufacturing method 2, the T-shaped thin tube is used as in the manufacturing method 1. Since the holder 83 can be repeatedly used, there is little generation of glass cullet, which is a more preferable method in this respect.
[0056]
(Effect of this embodiment)
Since the structure 50 is housed in the exhaust pipe 16 as described above, the structure 50 is provided at the outer edge of the discharge region formed by the external coil 22 without fixing the structure 50 to the exhaust pipe 16. Can be located. Therefore, a lamp having excellent starting characteristics can be manufactured without the trouble of attaching the structure 50 to the inner wall surface of the light emitting bulb 10 in manufacturing.
[0057]
Further, the structure 50 has a simple structure and can be easily manufactured.
Further, since the structure 50 has high strength, the structure 50 is securely locked by the reduced diameter portion 16b. That is, since the structure 50 does not damage the phosphor layers 14 and 15 through the reduced diameter portion 16b, the lamp characteristics can be stably maintained.
(Modification of Embodiment)
In the manufacturing methods 1 and 2 described above, the exhaust and gas filling are performed in a state where the enclosed material is stored in the holder. However, it is also possible to directly dispose the enclosed material in the exhaust pipe 16 and perform the exhaust and gas filling. It is possible. In this case, in order to improve the exhaust conductance as much as possible, it is preferable to set the size of the enclosed matter to be small.
[0058]
In the above embodiment, the filling member is inserted to secure a certain distance between the amalgam enclosing container 40 and the structure 50. Instead of inserting this filling member, the tungsten rod 51 of the structure 50 and the amalgam are inserted. The sealing container 40 may be joined in advance.
In the above embodiment, amalgam is put in the amalgam enclosing container 40 and sealed in the exhaust pipe 16, but amalgam or mercury may be directly filled into the light emitting bulb from the exhaust pipe 16.
[0059]
【Example】
Hereinafter, examples based on the above embodiment will be described.
The luminous bulb 10 was made of a borosilicate glass bulb. The outer tube 11 had a maximum diameter of 150 mm, a length of 170 mm, and a neck diameter of 45 mm. The inner tube 12 had an inner diameter of 30 mm and a length of 140 mm. The size of the exhaust pipe 16 was 5 mm in outer diameter and 3.2 mm in inner diameter.
[0060]
Regarding the structure containing the starting aid, in Example 1, a tungsten coil (φ0.1 mm, total length 6.0 mm) wound around a tungsten rod was used as a support, and cesium aluminate as a starting aid was added thereto. One coated with 0.5 mg was used.
In Example 2, as shown in FIG. 2B, a carrier made of a Ni foam metal (about 100 mesh) was filled with cesium aluminate.
[0061]
In Example 3, as shown in FIG. 2 (c), a starting support agent layer 57 was formed by filling cesium aluminate in a carrier formed by molding a niobium material into a cylindrical cup with a bottom. Was used.
In the fourth embodiment, the tungsten rod 51 of the structure 50 and the amalgam-encapsulated container 40 are used in advance, as described in the above modification.
[0062]
In the first to fourth embodiments, the following specifications are common.
The amalgam enclosing container 40 is a metal container having a material Fe: Ni = 50: 50, a dimension φ2.6 mm, a length 12 mm, and a thickness t0.2 mm, in which 120 mg of amalgam (Bi: In: Hg3.5%) is enclosed. is there. The metal container has a hole of φ0.4 mm. This hole has a structure in which mercury vapor can flow in and out smoothly and amalgam does not fall down due to vibration.
[0063]
The position of the amalgam-filled container 40 in the exhaust pipe 16 is adjusted such that the temperature around the amalgam-filled container 40 becomes 100 ± 10 ° C. during lighting at the external temperature of 25 ° C. It was set at a position facing 15 mm inside.
The rod 42 is made of lead glass and has a diameter of 2.5 mm and a length of 10 mm. The beads 41 are made of lead glass and have a diameter of 2.5 mm. The gas sealed in the light emitting bulb 10 is argon, and the pressure is 20 Pa to 30 Pa.
[0064]
(Comparative example)
FIG. 5 is a diagram illustrating a light emitting bulb 110 according to a comparative example.
The light-emitting bulb 110 is the same as the light-emitting bulb 10 according to the embodiment. The light-emitting bulb 110 has phosphor layers 114 and 115 formed on the inner surface of a container including an outer tube 111 and an inner tube 112. have. The amalgam enclosing container 140 and the filling member (beads 141, muk rod 142) are housed between the distal end portion 16a and the reduced diameter portion 16b in the exhaust pipe 116.
[0065]
However, the starting aid is not stored in the exhaust pipe 116, and a structure 150 in which cesium aluminate is supported on a support is attached to the wall of the inner pipe 12 instead.
This support is obtained by cutting a SUS mesh into a size of 8 mm × 7 mm, and is welded to a wire 151 made of Fe: Ni. The end of the wire 151 is adhered to the tube wall of the inner tube 12 with low-melting glass.
[0066]
The amalgam enclosing container 140 is the same as the amalgam enclosing container 40 of the embodiment, and the beads 141 and the sticks 142 are the same as the beads 41 and the sticks 42 of the embodiment. As in the embodiment, the pressure is 20 Pa to 30 Pa of argon.
Since no structure is stored in the exhaust pipe 116, the position of the reduced diameter portion 116 b in the exhaust pipe 116 is lowered by that much as compared with the reduced diameter portion 16 b of the exhaust pipe 16. Also in this comparative example, the temperature near the amalgam enclosing container 40 was 100 ° C. during the lighting at the external temperature of 25 ° C.
[0067]
The performance of the lamps of the examples and the comparative examples was measured as follows.
(Flux measurement)
Using the same lighting circuit, each of the lamps of Examples 1 to 4 and the comparative example was lit at a base frequency of 13.5 MHz at an input power of 150 watts, and the luminous flux about 2 hours after the start of lighting was measured. . The results were both about 12000 lm.
[0068]
(Amount of starting aid loaded and dark place starting characteristics)
In the lamp of Example 1, ten lamps were prepared by changing the amount of the starting aid (cesium aluminate) to be carried on the carrier of the structure 50 as 0 mg, 0.1 mg, 0.2 mg,. The dark place starting characteristics were examined.
The measuring method was as follows. First, the lamp to be measured was left unlit for 16 hours in a light place of 1000 lx or more, and then the dark place start time was measured in a place of 0.1 lx or less.
[0069]
The dark start time is measured by attaching the lamp to the dedicated lighting circuit, monitoring the waveform change with an oscilloscope from the time the power switch is turned on until the lamp is turned on, and recording the waveform change time until the lamp is turned on. It was measured.
As a result, when the loading amount was 0 mg, out of the 10 tubes, 2 were not lit, 5 were at least 3 seconds in the dark place start start time, and 3 were less than the 3 seconds in dark place start start time.
[0070]
In addition, when the loading amount was 0.1 mg, out of the ten tubes, three had a dark place start start time of 3 seconds or more, and seven had a dark place start start time of less than 3 seconds.
Further, when the loading amount was 0.2 mg or more, all of the 10 rods had a dark place start start time of less than 3 seconds.
From this result, it can be seen that the greater the amount of the starting aid loaded, the higher the effect of improving the dark place starting characteristics, but the effect is sufficient when the amount is about 0.2 mg.
[0071]
Also, with respect to the electrodeless fluorescent lamps of Examples 2 to 4, ten lamps each in dark place were examined.
As a result, there was no difference between the start times of starting the dark places, and all the lamps were turned on in less than about 3 seconds.
Finally, each lamp was split and the applied amount of cesium aluminate per one was quantitatively analyzed to be 0.15 mg to 0.25 mg.
[0072]
(Vibration test)
Ten lamps of each of Example 1 and Comparative Example were prepared, and a vibration test was performed at the same time as described below.
A 1.5 G gravity was applied to the lamp, and a vibration test of three reciprocations was performed in about one hour under a vibration condition in which a fluctuation frequency of 0 to 100 Hz was constantly and randomly applied.
[0073]
As a result, in the comparative example, the structure 150 was peeled off at the glass bonding portion of two of the ten, and the phosphor layers 114 and 115 were damaged.
On the other hand, in Example 1, no change was observed in the structure 50 and the phosphor layers 14 and 15 for all ten lines.
The luminous flux and the starting characteristics of each lamp were compared before and after the vibration test.
[0074]
As a result, in the lamp from which the structure 150 was peeled off, the luminous flux was reduced by about 5% after the test as compared to before the test, but in the other lamps, no change was observed in the luminous flux and the starting characteristics before and after the vibration test. I couldn't.
(Temperature durability test)
Ten lamps of each of the example 1 and the comparative example were prepared, and the lamp was allowed to stand for about 150 hours while alternately repeating low temperature (−10 ° C.) and high temperature (150 ° C.) for about 2 hours, and observed changes occurring in the lamps. .
[0075]
As a result, no change was observed in the example, but five structures 150 were peeled off in the comparative example.
As can be seen from the results of the above-described vibration test and temperature durability test, in the example, compared to the comparative example, the lamp characteristics can be maintained for a long time, and a long-life lamp lighting system can be realized.
[0076]
(Life test)
The electrodeless fluorescent lamps of Examples 1 to 4 were installed on a relatively dark high ceiling (0.1 lx or less) and subjected to a life test while being exposed to the same vibrational atmosphere as the above vibration test.
As a result, in any case, the starting aid did not fall off until 10,000 hours, and the starting characteristics in the dark place could be maintained favorably.
[0077]
Incidentally, the constituent materials of the electrodeless fluorescent lamp are not limited to those used in the above-described embodiment, and when various materials and parts applied to a normal electrodeless fluorescent lamp are used, as a result of various experiments, It was confirmed that a similar effect was achieved.
Also, the type of the electrodeless fluorescent lamp is not limited to the type described in the above embodiment, and for example, the light emitting bulb is integrated with a circuit incorporating an external coil and a high-frequency power supply, and is provided in a light bulb socket. The present invention can be applied to a type that is inserted and turned on.
[0078]
【The invention's effect】
As described above, the present invention includes a light emitting bulb in which a phosphor layer is formed on the inner surface of a discharge vessel having a concave portion whose wall surface is inwardly recessed, and mercury or amalgam and a rare gas are sealed therein. In the electrodeless fluorescent lamp in which the excitation coil is arranged at the entrance and has an exhaust pipe extending outward from the bottom of the recess through the vicinity of the excitation coil, a starting aid is applied in the exhaust pipe. By enclosing the carrier, the starting aid can be easily arranged at an appropriate position.
[0079]
In addition, since the starting aid is fixed for a long period of time, it does not come into contact with the phosphor layer, so that it is effective to maintain lamp characteristics such as luminous flux.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing a configuration of an electrodeless fluorescent lamp according to an embodiment.
FIG. 2 is an enlarged view of a structure in which a starting aid is carried on a carrier.
FIG. 3 is a diagram illustrating a manufacturing method 1 according to the embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a manufacturing method 2 according to the embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of an electrodeless fluorescent lamp according to a comparative example.
[Explanation of symbols]
1 electrodeless fluorescent lamp
10. Light-emitting bulb
11 outer tube
12 Inner tube
12a bottom
13 recess
14,15 phosphor layer
16 Exhaust pipe
16a Tip
16b reduced diameter part
17 Branch pipe
17a Main exhaust pipe
17b holder tube
21 core
22 External coil
23 power coupler
40 Amalgam sealed container
41 beads
42 Muku stick
50 structures
51 Tungsten rod
52 Tungsten wire
53 Starting aid layer
60 High frequency generator
80 Rotating arm
81 Branch pipe
83 holder

Claims (5)

壁面が内方に凹んだ凹入部を有する放電容器の内面に蛍光体層が形成され、水銀またはアマルガムと希ガスとが封入された発光管を備え、
前記凹入部に励起コイルが配置されていると共に、当該凹入部の底から励起コイル近傍を経て外方に伸びる排気管を有している無電極蛍光ランプであって、
前記排気管内に、
始動補助剤が被着された担持体が封入されていることを特徴とする無電極蛍光ランプ。
A phosphor layer is formed on the inner surface of the discharge vessel having a concave portion whose wall surface is recessed inward, and includes an arc tube in which mercury or amalgam and a rare gas are sealed.
An electrodeless fluorescent lamp including an excitation coil disposed in the recess, and an exhaust pipe extending outward from the bottom of the recess through the vicinity of the excitation coil.
In the exhaust pipe,
An electrodeless fluorescent lamp, wherein a carrier to which a starting aid is applied is enclosed.
前記排気管には、縮径部分が形成されており、
当該排気管における縮径部と先端部との間に、前記担持体が配置されていることを特徴とする請求項1記載の無電極蛍光ランプ。
A reduced diameter portion is formed in the exhaust pipe,
2. The electrodeless fluorescent lamp according to claim 1, wherein the carrier is disposed between a reduced diameter portion and a tip portion of the exhaust pipe.
前記始動補助剤は、
セシウムの酸化物を含むことを特徴とする請求項1または2記載の無電極蛍光ランプ。
The starting aid,
3. The electrodeless fluorescent lamp according to claim 1, further comprising a cesium oxide.
壁面が内方に凹んだ凹入部を有する放電容器の内面に蛍光体層が形成され、始動補助剤を含む担持体を内包するホルダが連結された排気管が、前記凹入部内から外方に伸びて取り付けられている容器体を作製する容器体作成ステップと、
前記排気管から排気すると共に希ガスを封入する排気封入ステップと、
前記排気封入ステップの後に前記担持体を前記ホルダから前記排気管に移動させる移動ステップと、
前記移動ステップの後に、前記排気管における前記担持体が存在する箇所よりも先端側を封止切る封止ステップとを備えることを特徴とする無電極蛍光ランプの製造方法。
A phosphor layer is formed on the inner surface of the discharge vessel having a recess whose wall surface is recessed inward, and an exhaust pipe connected to a holder containing a carrier containing a starting aid is directed outward from inside the recess. A container body creating step of creating a container body that is attached and extended;
An exhaust sealing step of exhausting the rare gas while exhausting from the exhaust pipe;
A moving step of moving the carrier from the holder to the exhaust pipe after the exhaust sealing step;
And a sealing step of cutting off the tip end side of the exhaust pipe from a position where the carrier is present, after the moving step.
前記容器体作製ステップでは、
前記ホルダに、前記担持体に加えて、水銀またはアマルガムを含むペレットを内包させ、
前記担持体と共に前記ぺレットを、前記ホルダから前記排気管に移動させることを特徴とする請求項4記載の無電極蛍光ランプの製造方法。
In the container body manufacturing step,
In the holder, in addition to the carrier, containing a pellet containing mercury or amalgam,
5. The method according to claim 4, wherein the pellet is moved together with the carrier from the holder to the exhaust pipe.
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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