JP2004251203A - 可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可変ノズルのノズルベーンを開閉駆動させるアクチュエータ11と、アクチュエータ11によるノズルベーンの開度を制御するECU40を備えた可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置10において、モータケース部12cを一体に形成したベース12を挟んで、ピニオン13と減速ギヤ14、15、16を被覆するアクチュエータカバー25と、各制御基板42、43、出力軸20の回転位置を検出する位置センサ44、モータ及び各制御基板を接続するターミナルを有したコネクタとを収納するユニット本体と、ユニット本体を被覆するユニットカバー50とを、ボルト54で着脱自在に締結固定して一体化した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車用ディーゼルエンジンに用いられる可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーンを開閉駆動させるアクチュエータとして例えばステッピングモータが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このステッピングモータに連結された操作片が操作されて支軸が回動してリンク機構を介して可変ノズルの各ノズルベーンが開閉される。また、このステッピングモータは電子コントロールユニット(ECU)によりエンジンの運転状況に応じて駆動制御され、タービンホイールに吹き付けられる排気ガスの流速が調整される。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−107738号公報(第4,5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の可変ノズル式ターボチャージャでは、可変ノズルの各ノズルベーンを開閉させるアクチュエータと該アクチュエータの駆動をエンジンの運転状況に応じて制御する電子コントロールユニットは、ターボチャージャに別々に取り付けられているため、広い取付スペースが必要不可欠となり、その分ターボチャージャ全体が大型になると共に高重量になった。また、アクチュエータと電子コントロールユニットを電気的に接続するケーブルを高熱環境の悪条件下に配索しなければならないため、耐久性及び応答性を常に維持することが難しかった。
【0005】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、アクチュエータと電子コントロールユニットを一体化して取付スペースの省スペース化及び小型軽量化を図ることができると共に、耐久性及び応答性を向上させることができる可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、可変ノズルのノズルベーンを開閉駆動させるアクチュエータと、このアクチュエータによる前記ノズルベーンの開度を制御する電子コントロールユニットとを備えた可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置において、前記アクチュエータを、モータケース部を有するベースと、このモータケース部に収納されるモータと、前記ベース上に配置され、前記モータのモータ軸に結合されるピニオンと、前記ベースに回転自在に支持され、前記ピニオンに複数の減速ギヤを介して噛合されたセクタギヤを有する出力軸と、この出力軸の上部に固定され、前記ノズルベーンに連係される出力アームと、前記ピニオン及び複数の減速ギヤを被覆するアクチュエータカバーとで構成し、かつ、前記電子コントロールユニットを、前記ベースの下端に着脱自在に取り付けられるユニット本体と、このユニット本体内に収納され、該ユニット本体の軸方向の上下に相対向して2段に配置される少なくとも一対の制御基板と、この上側の制御基板及び前記出力軸の下部に取り付けられ、該出力軸の回転位置を検出する位置センサと、前記ユニット本体内に収納され、前記モータ及び前記各制御基板を接続するターミナルを有したコネクタと、前記ユニット本体を被覆するユニットカバーとで構成し、これらアクチュエータカバーとベースとユニット本体及びユニットカバーを締結手段により着脱自在に取り付けて一体化したことを特徴とする。
【0007】
この可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置では、アクチュエータと電子コントロールユニットとを一体化したので、取付スペースの省スペース化及び小型軽量化が図られ、また、耐久性及び応答性が向上する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、前記モータとしてブラシレスモータを用いたことを特徴とする。
【0009】
この可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置では、モータとしてブラシレスモータを用いたので、アクチュエータの高寿命化が図られると共に、耐久性がより一段と向上する。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、前記一対の制御基板は、前記ユニット本体の軸方向中央の仕切壁を挟んで上下2段に相対向して配置し、上側の制御基板には複数の電子チップ部品をマウントするとともに、下側の制御基板には発熱部品である複数の電子チップ部品をマウントしたことを特徴とする。
【0011】
この可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置では、一対の制御基板をユニット本体の軸方向中央の仕切壁を挟んで上下2段に相対向して配置したので、下側の制御基板にマウントされた発熱部品は該仕切壁により有効に放熱されるとともに、発熱部品から上側の制御基板にマウントされた電子チップ部品への熱の伝達を阻止することができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、前記出力軸の位置を検出する前記位置センサは、非接触型のセンサであることを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、前記位置センサは、前記出力軸の下部にホルダーを介して取り付けられたマグネットと、このマグネットに対向する前記上側の制御基板の表面にマウントされ、前記マグネットの磁界の方向を検出する磁気抵抗素子とから構成したことを特徴とする。
【0014】
この請求項4または請求項5の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置では、請求項1乃至3のいずれかの作用効果に加え、出力軸の位置を検出する位置センサは非接触型のため、該位置センサを構成する部品の耐摩耗性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施形態の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置を示す断面図、図2は同ノズルベーン駆動制御装置の一部を成すアクチュエータのアクチュエータカバーを取り外した状態を示す斜視図、図3は同アクチュエータを裏側から見た斜視図、図4は同ノズルベーン駆動制御装置の一部を成す電子コントロールユニットの分解斜視図、図5は同電子コントロールユニットを裏側から見た分解斜視図、図6は同アクチュエータのスイングアームの動きを説明する平面図、図7は同可変ノズル式ターボチャージャの模式図である。
【0017】
図7に示すように、可変ノズル式ターボチャージャ1は、吸気通路2の下流のディーゼルエンジン3に空気Aを送り出すためのコンプレッサホイール4と、排気通路5を通過する排気ガス6の吹き付けによって回転するタービンホイール7と、これら各ホイール4,7を一体に回転自在に連結するロータシャフト8とを備えている。そして、タービンホイール7に吹き付けられる排気ガス6の流速はノズルベーン駆動制御装置10による可変ノズルの各ノズルベーン9の開閉制御により調整されるようになっている。
【0018】
図1に示すように、ノズルベーン駆動制御装置10は、各ノズルベーン9を開閉駆動させるアクチュエータ11と、このアクチュエータ11による各ノズルベーン9の開度を制御してタービンホイール7に吹き付けられる排気ガス6の流速を調整させる電子コントロールユニット(ECU)40とが一体化されて構成されている。
【0019】
図1〜図3および図6に示すように、アクチュエータ11は、モータケース部12cを一体に有するベース12と、このモータケース部12cに収納されるブラシレスモータ(モータ)30と、ベース12上に配置され、ブラシレスモータ30のモータ軸31に結合されるピニオン13と、ベース12に回転自在に支持され、ピニオン13に第1、第2、第3の減速ギヤ14、15、16を介して噛合されたセクタギヤ21を有する出力軸20と、この出力軸20の上部20bに固定され、各ノズルベーン9にロッド23及びリンケージアーム24を介して連係される出力アーム22と、ピニオン13及び第1、第2、第3の減速ギヤ14、15、16を被覆するアルミ合金ダイキャスト製のアクチュエータカバー25とで大略構成されている。
【0020】
図1〜図3に示すように、ベース12は周壁12aと天井壁12bとで下面が開口した箱形に形成してあり、その天井壁12bの下面中央より一端側に筒状のモータケース部12cを一体突出形成してある。また、ベース12の天井壁12bの上面には、第1、第2、第3の円筒部12d、12e、12fを一体突出形成してあるとともに、該天井壁12bの下面中央より他端側には第4の円筒部12gを一体突出形成してある。さらに、アクチュエータカバー25は周壁25aと天井壁25bとで下面が開口した箱形に形成してあり、その天井壁25bの上記ベース12の第1、第2、第3、第4の円筒部12d、12e、12f、12gに対向する位置には第1、第2、第3、第4の円筒部25d、25e、25f、25gを一体突出形成してある。
【0021】
図1に示すように、ベース12の第1の円筒部12dとアクチュエータカバー25の第1の円筒部25dには第1の支軸17の上,下部17a,17bを嵌合して固定してある。この第1の支軸17には第1の減速ギヤ14を貫通させて回転自在に支持してある。この第1の減速ギヤ14は大径歯部14aと小径歯部14bとを一体形成してあり、この大径歯部14aはモータ軸31に固定された金属製のピニオン13に噛合している。
【0022】
また、アクチュエータカバー25の第2の円筒部25eには第2の支軸18の上部18aを嵌合して固定してある。この第2の支軸18には第2の減速ギヤ15を貫通かつ抜け止めさせて回転自在に支持してある。この第2の減速ギヤ15は大径歯部15aと小径歯部15bとを一体形成してあり、この大径歯部15aは第1の減速ギヤ14の小径歯部14bに噛合している。
【0023】
さらに、ベース12の第3の円筒部12fとアクチュエータカバー25の第3の円筒部25fには第3の支軸19の上,下部19a,19bを嵌合して固定してある。この第3の支軸19には第3の減速ギヤ16を貫通させて回転自在に支持してある。この第3の減速ギヤ16は、小径ギヤ16aと、この小径ギヤ16aの円筒部16bの外周に複数のダンパ部材16cを介して回転自在に支持され、かつ該円筒部16bに抜け止めされた大径ギヤ16dとで構成されている。
【0024】
そして、第3の減速ギヤ16の小径ギヤ16aは出力軸20に固定されたセクタギヤ21に噛合していると共に、その大径ギヤ16dは第2の減速ギヤ15の小径歯部15bに噛合している。また、小径ギヤ16aと大径ギヤ16d間に介在される複数のダンパ部材16cは、小径ギヤ16aを介してセクタギヤ21から大きな衝撃が第3の減速ギヤ16に加えられた際に弾性変形してその衝撃を吸収し、第2の減速ギヤ15に大きな衝撃力を伝えない機能を有している。これら第1、第2、第3の減速ギヤ14、15、16でモータ軸31のピニオン13の回転を減速させてセクタギヤ21に伝える歯車減速機構Hが構成されている。
【0025】
また、ベース12の第4の円筒部12g内とアクチュエータカバー25の第4の円筒部25g内には出力軸20の上下部を一対の軸受26a,26bを介して回転自在に支持してある。この出力軸20の中央に形成されたセレーション部20cにはセクタギヤ21の円筒部21aを嵌合して固定してある。このセクタギヤ21の円筒部21aの中央から一体突出形成された扇形の歯部21bは、第3の減速ギヤ16の小径ギヤ16aに噛合している。さらに、出力軸20の上部のセレーション部20bはアクチュエータカバー25の第4の円筒部25gより外に露出しており、該セレーション部20bには出力アーム22を嵌合してある。この出力アーム22は出力軸20の上端部20aに形成したネジ部に螺合されるナット27によりセレーション部20bに締結固定してある。
【0026】
さらに、アクチュエータカバー25の第4の円筒部25gの外周には、出力アーム22を所定方向に常に付勢する戻しばね28をインシュレータ29を介して取り付けてある。この戻しばね28の一端28aは出力アーム22に係止されていると共に、他端28bはアクチュエータカバー25に係止されている。
【0027】
図1,図3に示すように、ブラシレスモータ30は直流電流(DC)モータであり、モータ軸31と、このモータ軸31に固着されたマグネットから成るロータ32と、このロータ32を回転させるコイルを巻装して成るステータ33とを備えている。このステータ33のコイル部分は樹脂Pで封止してある。この樹脂Pの封止部分は上側のカバー34aと基板ホルダー35及び下側のカバー34bとで挾持されて一体化してあり、ボルト(締結手段)39を介してベース12のモータケース部12cに締結固定されている。
【0028】
図1に示すように、モータ軸31は上下一対のカバー34a,34bの中央の各円筒部34c内に嵌合された軸受34dに回転自在に支持してあり、その先端部31aはベース12の第2の円筒部12eより外に露出している。このモータ軸31の先端部31aにピニオン13を嵌合により固定してある。また、基板ホルダー35には回路基板36を保持してある。この回路基板36はモータ軸31の下部を貫通していると共にロータ32の下方に併設されたセンサ用のマグネット37aに所定距離隔てて対向している。このセンサ用のマグネット37aに対向する回路基板36には3つのホール素子37bを取り付けてある。これらマグネット37aとホール素子37bとでモータ軸31の回転位置を検出する位置センサ37が構成されている。即ち、マグネット37aの磁界の方向をホール素子37bが検出してモータ軸31の回転角度の情報を後述する制御基板42のCPU46に伝えるようになっている。さらに、ステータ33と回路基板36はコネクタ38の複数の雌ターミナル38aに半田付け38bにより接続されている。
【0029】
図1,図4,図5に示すように、電子コントロールユニット40は、ベース12の下端に着脱自在に取り付けられるアルミ合金ダイキャスト製で断面H字状のユニット本体41と、このユニット本体41の軸方向中央の仕切壁41bを挟んで上下2段に相対向して配置される一対の制御基板42,43と、この上側の制御基板42及び出力軸20の下部20dに取り付けられ、該出力軸20の回転位置を検出する位置センサ44と、ブラシレスモータ30及び各制御基板42,43を接続する複数のターミナル48を有したコネクタ49と、下側の制御基板43及びコネクタ49を被覆する鉄板製のユニットカバー50とで大略構成されている。
【0030】
上側の制御基板42の表面には制御回路を形成する複数の電子チップ部品45aをマウントしてあると共に、位置センサ44の磁気抵抗素子(MR素子)44cをマウントしてある。この位置センサ44は、出力軸20の下部20dに樹脂製のホルダー44b等を介して取り付けられた矩形板状のマグネット44aと、このマグネット44aに対向する上側の制御基板42の表面にマウントされた磁気抵抗素子44cとで構成されている。即ち、マグネット44aの磁界の方向を磁気抵抗素子44cが検出して出力軸20の回転角度の情報を上側の制御基板42の裏側にマウントされたCPU(中央演算処理装置)46に伝えるようになっている。
【0031】
また、下側の制御基板43の裏面には制御回路を形成する複数の電子チップ部品45bと一対のコンデンサ47a,47b及びインダクタ47cをマウントしてある。上側の制御基板42の各電子チップ部品45a等と下側の制御基板43の各電子チップ部品45b等はコネクタ49の複数のターミナル48にワイヤボンディング48a,48b等を介して接続されている。
【0032】
ユニットカバー50は、下側の制御基板43にマウントされた発熱部品である複数の電子チップ部品45bと一対のコンデンサ47a,47b及びインダクタ47c等を覆うために鉄板の上面側が開口した箱形に形成してあり、外部からの防水や防塵の機能を有する。また、ユニットカバー50のコネクタ49に対向する位置にはコネクタ49のハーネス51を保持するホルダー52が挿通する筒部50aを一体突出形成してあると共に、ユニットカバー50の裏面の略中央にはハーネス51を保持する一対の保持片53を取り付けてある。
【0033】
さらに、ユニットカバー50の四隅のコーナ部には長尺のボルト(締結手段)54を挿通するための丸形のボルト挿通孔50cを形成してある。この各ボルト挿通孔50cに対向するユニット本体41の周壁41aにも丸形のボルト挿通孔41cを形成してある共に、該ボルト挿通孔41cに対向するベース12の周壁12aにも丸形のボルト挿通孔12hを形成してある。また、この各ボルト挿通孔12hに対向するアクチュエータカバー25の周壁25aには丸形のネジ孔25hを形成してある。そして、これらユニットカバー50とユニット本体41とベース12及びアクチュエータカバー25はユニットカバー50の各ボルト挿通孔50cから各ボルト挿通孔41c,12hにそれぞれ挿通されてアクチュエータカバー25の各ネジ孔25hに締結固定されるボルト54により着脱自在に取り付けられて一体化されるようになっている。
【0034】
尚、ユニット本体41の周壁41aの下面の中央には環溝状の凹部41dを形成してあり、この凹部41d内に環状でシール用のゴムパッキン55を嵌め込んである。また、ベース12の周壁12aの上,下面の中央には環溝状の凹部12i,12jをそれぞれ形成してあり、この各凹部12i,12j内に環状でシール用のゴムパッキン56,57をそれぞれ嵌め込んである。さらに、ユニット本体41の周壁41aには図示しないブラケットとボルトを介してノズルベーン駆動制御装置10を可変ノズル式ターボチャージャ1に着脱自在に取り付けるための複数のネジ孔41eを形成してある。
【0035】
以上実施形態の可変ノズル式ターボチャージャ1のノズルベーン駆動制御装置10によれば、可変ノズルのノズルベーン9を開閉駆動させるアクチュエータ11と、このアクチュエータ11によるノズルベーン9の開度を制御してタービンホイール7に吹き付けられる排気ガス5の流速を調整させる電子コントロールユニット40とをボルト54により着脱自在に取り付けて一体化して成るノズルベーン駆動制御装置10を、商用のディーゼルエンジン3の可変ノズル式ターボチャージャ1にねじ止めして取り付け、電子コントロールユニット40のハーネス51を図示しないエンジンコントロールユニットに接続する。
【0036】
そして、アクチュエータ11の出力アーム22の先端部をロッド23を介してノズルベーン9のリンケージアーム24に連結して車両のディーゼルエンジン3に搭載することにより、車両の走行中の走行状況に応じてディーゼルエンジン3の排気ガス6を最適な方向と速度で可変ノズル式ターボチャージャ1のタービンホイール7に当てる際に、エンジンコントロールユニットよりノズルベーン駆動制御装置10の電子コントロールユニット40に目標とするノズルベーン9の位置信号が与えられ、DCブラシレスモータ30のステータ33に励磁電流が供給されることでロータ32が回動され、ピニオン13の回動により歯車減速機構Hを介して出力軸20が回動される。これにより、出力アーム22が図6に示される位置Aから位置Bまでの間で回動され、リンケージアーム24が位置Cから位置Dまでの間で回動されてノズルベーン9の角度が変更される。この際、モータ軸31及び出力軸20の回転位置は位置センサ37,44によりそれぞれ検出され、その検出情報は電子コントロールユニット40のCPU46及びエンジンコントロールユニットにそれぞれ伝達されて車両の走行状況に応じて適正な状態に制御される。
【0037】
このように、可変ノズルのノズルベーン9を開閉駆動させるアクチュエータ11と、このアクチュエータ11によるノズルベーン9の開度を制御してタービンホイール7に吹き付けられる排気ガス5の流速を調整させる電子コントロールユニット40とをボルト54により着脱自在に取り付けて一体化したので、可変ノズル式ターボチャージャ1に対するノズルベーン駆動制御装置10の取付スペースの省スペース化及び小型軽量化を図ることができると共に、耐久性及び応答性を向上させることができる。
【0038】
また、モータとしてDCブラシレスモータ30を用いたので、整流子モータのようにブラシの摩耗等の摩耗を受けることがなく、長期的な使用に支障がなく、使い勝手が良い。これらにより、アクチュエータ11の高寿命化を図ることができると共に、耐久性をより一段と向上させることができる。
【0039】
また、一対の制御基板42、43をユニット本体41の軸方向中央の仕切壁41bを挟んで上下2段に相対向して配置したので、下側の制御基板43にマウントされた発熱部品45bは該仕切壁41bにより有効に放熱されるとともに、発熱部品45bから上側の制御基板42にマウントされた電子チップ部品45aへの熱の伝達を阻止することができる。
【0040】
さらに、出力軸20の位置を検出する位置センサ44を、出力軸20の下部20dに樹脂製のホルダー44bを介して取り付けられた矩形板状のマグネット44aと、このマグネット44aに対向する上側の制御基板42の表面にマウントされ、マグネット44aの磁界の方向を検出する磁気抵抗素子(MR素子)44cとからなる非接触型のセンサとしたので、該位置センサ44を構成するマグネット44aとホール素子44cは摩耗することがなく、耐摩耗性が向上する。
【0041】
尚、前記実施形態によれば、商用のディーゼルエンジンの可変ノズル式ターボチャージャに直付けされるノズルベーン駆動制御装置について説明したが、ガソリンエンジン等の他の内燃機関の可変ノズル式ターボチャージャに前記実施形態を適用することができることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、可変ノズルのノズルベーンを開閉駆動させるアクチュエータと、このアクチュエータによるノズルベーンの開度を制御する電子コントロールユニットとを締結手段により着脱自在に取り付けて一体化したので、取付スペースの省スペース化及び小型軽量化を図ることができると共に、耐久性及び応答性を向上させることができる。
【0043】
請求項2の発明によれば、モータとしてブラシレスモータを用いたので、アクチュエータの高寿命化を図ることができると共に、耐久性をより一段と向上させることができる。
【0044】
請求項3の発明によれば、一対の制御基板をユニット本体の軸方向中央の仕切壁を挟んで上下2段に相対向して配置したので、下側の制御基板にマウントされた発熱部品は該仕切壁により有効に放熱されるとともに、発熱部品から上側の制御基板にマウントされた電子チップ部品への熱の伝達を阻止することができる。
【0045】
請求項4または請求項5の発明によれば、出力軸の位置を検出する位置センサを非接触型のセンサとしたので、この位置センサを構成する部品の耐摩耗性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置を示す断面図である。
【図2】上記ノズルベーン駆動制御装置の一部を成すアクチュエータのアクチュエータカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】上記アクチュエータカバーを取り外したアクチュエータを裏側から見た斜視図である。
【図4】上記ノズルベーン駆動制御装置の一部を成す電子コントロールユニットの分解斜視図である。
【図5】上記電子コントロールユニットを裏側から見た分解斜視図である。
【図6】上記アクチュエータの出力アームの動きを説明する平面図である。
【図7】上記可変ノズル式ターボチャージャの模式図である。
【符号の説明】
1 可変ノズル式ターボチャージャ
5 排気ガス
7 タービンホイール
9 可変ノズルのノズルベーン
10 ノズルベーン駆動制御装置
11 アクチュエータ
12 ベース
12c モータケース部
13 ピニオン
14、15、16 減速ギヤ
20 出力軸
20b セレーション部(上部)
20d 下部
21 セクタギヤ
22 出力アーム
25 アクチュエータカバー
30 DCブラシレスモータ(モータ)
31 モータ軸
40 電子コントロールユニット(ECU)
41 ユニット本体
41b 仕切壁
42,43 一対の制御基板
44 位置センサ
44a マグネット
44b ホルダー
44c 磁気抵抗素子
45a 電子部品
45b 電子部品(発熱部品)
48 ターミナル
49 コネクタ
50 ユニットカバー
54 ボルト(締結手段)
Claims (5)
- 可変ノズルのノズルベーンを開閉駆動させるアクチュエータと、このアクチュエータによる前記ノズルベーンの開度を制御する電子コントロールユニットとを備えた可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置において、
前記アクチュエータを、モータケース部を有するベースと、このモータケース部に収納されるモータと、前記ベース上に配置され、前記モータのモータ軸に結合されるピニオンと、前記ベースに回転自在に支持され、前記ピニオンに複数の減速ギヤを介して噛合されたセクタギヤを有する出力軸と、この出力軸の上部に固定され、前記ノズルベーンに連係される出力アームと、前記ピニオン及び複数の減速ギヤを被覆するアクチュエータカバーとで構成し、かつ、前記電子コントロールユニットを、前記ベースの下端に着脱自在に取り付けられるユニット本体と、このユニット本体内に収納され、該ユニット本体の軸方向の上下に相対向して2段に配置される少なくとも一対の制御基板と、この上側の制御基板及び前記出力軸の下部に取り付けられ、該出力軸の回転位置を検出する位置センサと、前記ユニット本体内に収納され、前記モータ及び前記各制御基板を接続するターミナルを有したコネクタと、前記ユニット本体を被覆するユニットカバーとで構成し、これらアクチュエータカバーとベースとユニット本体及びユニットカバーを締結手段により着脱自在に取り付けて一体化したことを特徴とする可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置。 - 請求項1記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、
前記モータとしてブラシレスモータを用いたことを特徴とする可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置。 - 請求項1または2記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、
前記一対の制御基板は、前記ユニット本体の軸方向中央の仕切壁を挟んで上下2段に相対向して配置し、上側の制御基板には複数の電子チップ部品をマウントするとともに、下側の制御基板には発熱部品である複数の電子チップ部品をマウントしたことを特徴とする可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一に記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、
前記出力軸の位置を検出する前記位置センサは、非接触型のセンサであることを特徴とする可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置。 - 請求項4記載の可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置であって、
前記位置センサは、前記出力軸の下部にホルダーを介して取り付けられたマグネットと、このマグネットに対向する前記上側の制御基板の表面にマウントされ、前記マグネットの磁界の方向を検出する磁気抵抗素子とから構成したことを特徴とする可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーン駆動制御装置。
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