JP2004249932A

JP2004249932A - Occupant constraining device

Info

Publication number: JP2004249932A
Application number: JP2003044645A
Authority: JP
Inventors: Hidetoshi Uchiumi; 英俊内海; Takashi Aoki; 孝志青木; Naoki Takemura; 直樹武村; Yuichi Saito; 雄一斉藤
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2003-02-21
Filing date: 2003-02-21
Publication date: 2004-09-09
Anticipated expiration: 2023-02-21
Also published as: JP4138528B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce the number of parts of an occupant constraining device and to improve habitability by increasing head clearance between the occupant and a roof side rail. <P>SOLUTION: In this occupant constraining device C, folded air bags 21 are arranged along both left and right side parts of a roof 22, and the air bags 21 are expanded by gas generated by an inflator 35 at the time of a collision of a vehicle to develop the air bags 21 in curtain shapes along an internal surface of a side part of a cabin. Since the inflator 35 is arranged at the center part of the roof 22 and gas is selectively supplied to the left and right air bags 21 from the inflator 35, the number of parts can be reduced as compared with a case in which two inflators are provided corresponding to each of the left and right air bags 21. As compared with a case in which the inflator 35 is arranged on the roof side rail, a distance between the roof side rail and the head part of the occupant is secured to enhance habitability. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳んだエアバッグをルーフの左右両側部に沿って配置し、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでエアバッグを膨張させて車室の側部内面に沿ってカーテン状に展開させる乗員拘束装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
かかる乗員拘束装置は、例えば下記特許文献により公知である。この乗員拘束装置は、左右のルーフサイドレールの前後方向中央部にそれぞれインフレータを配置し、右側のインフレータで右側のエアバッグを展開し、左側のインフレータで左側のエアバッグを展開するようになっている。
【０００３】
【特許文献】
特開平１１−３２１５３８号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来の乗員拘束装置は、２個のインフレータを必要とするために部品点数が増加する問題があり、またルーフサイドレールの前後方向中央部にインフレータを配置しているので、もともとヘッドクリアランスが小さい乗員の頭部とルーフサイドレールとの距離が更に小さくなって居住性が低下する問題がある。
【０００５】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、乗員拘束装置の部品点数を減少させるとともに、乗員とルーフサイドレールとの間のヘッドクリアランスを増加させて居住性を改善することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１に記載された発明によれば、折り畳んだエアバッグをルーフの左右両側部に沿って配置し、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでエアバッグを膨張させて車室の側部内面に沿ってカーテン状に展開させる乗員拘束装置において、前記インフレータをルーフに配置し、このインフレータから左右のエアバッグに選択的にガスを供給することを特徴とする乗員拘束装置が提案される。
【０００７】
上記構成によれば、ルーフに配置したインフレータから左右のエアバッグに選択的にガスを供給するので、左右のエアバッグにそれぞれ対応して２個のインフレータを設ける場合に比べて部品点数を削減することができ、しかもルーフサイドレールにインフレータを配置する場合に比べて、ルーフサイドレールと乗員の頭部との距離を確保して居住性が高めることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【０００９】
図１〜図６は本発明の第１実施例を示すもので、図１はエアバッグの非展開時の自動車の車室内面を示す図、図２はエアバッグの展開時の自動車の車室内面を示す図、図３は図１の３方向矢視図、図４は展開したエアバッグの側面図、図５は乗員拘束装置の分解斜視図、図６は図３の６−６線拡大断面図である。
【００１０】
図１および図２に示すように、前列シート１１、中央列シート１２および後列シート１３を備えたＲＶ車は、Ａピラー１４、Ｂピラー１５、Ｃピラー１６およびＤピラー１７を備えており、Ａピラー１４およびＢピラー１５間にフロントドア１８が配置され、Ｂピラー１５およびＣピラー１６間にリヤドア１９が配置され、Ｄピラー１７の後方にテールゲート２０が配置される。乗員拘束装置Ｃの折り畳まれたエアバッグ２１は、Ａピラー１４およびＤピラー１７に挟まれたルーフ２２の側部に沿って車体前後方向に収納される。尚、乗員拘束装置Ｃは、実質的に同一構造のものが車体の左右両側にそれぞれ設けられているが、以下その代表として車体の右側に設けられたものについて説明する。
【００１１】
図４および図５から明らかなように、エアバッグ２１は２枚重ねの基布３１を縫製３２…して構成されるもので、その上縁に沿って前後方向に延びる筒状の前側および後側のガス分配通路２１ａ，２１ｂを備えるとともに、前側のガス分配通路２１ａから下向きに分岐して前列シート１１の乗員の頭部を保護する複数個のセル２１ｃ…と、後側のガス分配通路２１ｂから下向きに分岐して中央列シート１２の乗員の頭部を保護する複数個のセル２１ｄ…と、後側のガス分配通路２１ｂから下向きに分岐して後列シート１３の乗員の頭部を保護する複数個のセル２１ｅ…とを備える。
【００１２】
前列シート１１の乗員用のセル２１ｃ…の前方にはガスが供給されない非膨張部２１ｆが形成され、前列シート１１の乗員用のセル２１ｃ…および中央列シート１２の乗員用のセル２１ｄ…の間にはガスが供給されない非膨張部２１ｇが形成され、中央列シート１２の乗員用のセル２１ｄ…および後列シート１３の乗員用のセル２１ｅ…の間にはガスが供給されない非膨張部２１ｈが形成される。そしてエアバッグ２１の上縁に沿って形成された複数個の取付部２１ｉ…が、ルーフ２２、Ａピラー１４およびＤピラー１７に固定される。
【００１３】
折り畳まれたエアバッグ２１は前後に２分割された布製のカバー３３，３４によって包まれる。各々のカバー３３，３４は下縁に沿って縫製されて筒状に構成されており、その長手方向に沿って形成したミシン目状の破断部３３ａ…，３４ａ…が破断することで、エアバッグ２１の膨張を可能にする。エアバッグ２１のの上縁に沿って形成された複数個の取付部２１ｉ…は、カバー３３，３４の上面に形成された開口３３ｂ…，３４ｂ…を通して上方に突出する。
【００１４】
図３〜図５から明らかなように、ルーフ２２の中央部にインフレータ３５が左右方向（車幅方向）に配置される。インフレータ３５は、例えばルーフ２２の下面を補強するルーフアーチ３６の凹部に保持される。インフレータ３５の左右各端部から延びるガス供給パイプ３７はガス分配パイプ３８の中央部に接続され、その前端のガス噴出口３８ａが前側のガス分配通路２１ａの後端の前部ガス供給口２１ｊに挿入されて固定バンド３９で固定され、その後端のガス噴出口３８ｂが後側のガス分配通路２１ｂの前端の後部ガス供給口２１ｋに挿入されて固定バンド４０で固定される。このとき、固定バンド３９，４０と干渉しないように前後のガス供給口２１ｊ，２１ｋの下方において基布３１が台形状に切り取られて開口２１ｍが形成される。
【００１５】
図６から明らかなように、インフレータ３５はパイプ状の圧力容器４１を備えており、その内部は２個の端部隔壁４１ａ，４１ａおよび１個の中央隔壁４１ｂで２個の蓄圧室４２，４２に区画されており、それぞれの蓄圧室４２，４２に圧縮ガスが充填されている。圧力容器４１の両端部には端部隔壁４１ａ，４１ａを破壊するインフレータ作動手段４３，４３が設けられており、これらのインフレータ作動手段４３，４３は、側突センサ４４あるいはロールオーバーセンサ４５からの信号が入力される電子制御ユニット４６に接続される。
【００１６】
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用を説明する。
【００１７】
側突センサ４４あるいはロールオーバーセンサ４５によって車両の側面衝突やロールオーバーが検知されると、電子制御ユニット４６からの指令で例えば左右一方のインフレータ作動手段４３が作動して左右一方の端部隔壁４１ａを破壊し、左右一方の蓄圧室４２に充填されたガスがガス供給パイプ３７およびガス分配パイプ３８を介してエアバッグ２１の前後のガス分配通路２１ａ，２１ｂに供給され、そこから各セル２１ｃ…，２１ｄ…，２１ｅ…に流入する。その結果、折り畳み状態でルーフ２２の側部に沿って収納されていた左右一方のエアバッグ２１が膨張し、その圧力でルーフガーニッシュを押し下げて形成した開口を通して、エアバッグ２１が車室内に下向きに展開する。展開したエアバッグ２１の前側のセル２１ｃ…は前列シート１１の乗員の頭部を保護し、中央のセル２１ｄ…は中央列シート１２の乗員の頭部を保護し、後側のセル２１ｅ…は後列シート１３の乗員の頭部を保護する。
【００１８】
以上のように、ルーフ２２の左右方向中央部に単一のインフレータ３５を配置し、このインフレータ３５から左右のエアバッグ２１，２１に選択的にガスを供給して展開させるので、左右のエアバッグ２１，２１にそれぞれ対応して２個のインフレータを設ける場合に比べて部品点数を削減することができる。またルーフサイドレールにインフレータを配置する場合に比べて、ルーフサイドレールと乗員の頭部との距離を確保して居住性が高めることができる。
【００１９】
次に、図７に基づいて本発明の第２実施例を説明する。
【００２０】
第１実施例のインフレータ３５の圧力容器４１は中央隔壁４１ｂで２個の蓄圧室４２，４２に区画されているが、第２実施例のインフレータ３５の圧力容器４１は中央隔壁４１ｂを備えておらず、単一の蓄圧室４２が左右のエアバッグ２１，２１に対して設けられる。この第２実施例によっても、前記第１実施例と同様の作用効果を達成することができる。
【００２１】
次に、図８および図９に基づいて本発明の第３実施例を説明する。
【００２２】
第１、第２実施例のインフレータ３５は車体左右方向に配置されているが、第３実施例のインフレータ３５は車体中心線に沿って車体前後方向に配置されている。インフレータ３５から車体前方に延びるガス入口パイプ５１の先端に分配弁５２が設けられており、分配弁５２から左右方向に分岐する２本のガス出口パイプ５３，５３がガス供給パイプ３７，３７を介して左右のエアバッグ２１，２１にそれぞれ接続される。分配弁５２は、電子制御ユニット４６に接続されたアクチュエータ５４の出力軸５５に固定されて左右に回転し、ガス入口パイプ５１を左右のガス出口パイプ５３，５３に選択的に接続するバタフライ型の弁体５６を備える。
【００２３】
車両の側面衝突やロールオーバーが検知されると電子制御ユニット４６からの指令で分配弁５２のアクチュエータ５４が作動し、弁体５６を左右一方に揺動させる。これと同時にインフレータ作動手段（図示せず）を作動させることで、圧力容器４１内のガスを分配弁５２を介して左右一方のエアバッグ２１に供給することができる。
【００２４】
この第３実施例によっても、単一のインフレータ３５で左右のエアバッグ２１，２１を選択的に作動させることができるので、左右のエアバッグ２１，２１にそれぞれ対応して２個のインフレータを設ける場合に比べて部品点数を削減することができ、しかもルーフサイドレールにインフレータを配置する場合に比べて、ルーフサイドレールと乗員の頭部との距離を確保して居住性を高めることができる。
【００２５】
次に、図１０に基づいて本発明の第４実施例を説明する。
【００２６】
第３実施例では分配弁５２がバタフライ型の弁体５６を備えているが、第４実施例の分配弁５２はロータリ型の弁体５６を備えている。この第４実施例によっても、前記第３実施例と同様の作用効果を達成することができる。
【００２７】
尚、本発明の技術範囲には含まれないが、単一のインフレータを車体のフロアに配置し、そのインフレータから左右のエアバッグに選択的にガスを供給することができる。
【００２８】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【００２９】
例えば、実施例ではインフレータ３５からのガスをエアバッグ２１，２１の前後方向中央部に供給しているが、図３に破線で示すようにエアバッグ２１，２１の前部あるいは後部にガスを供給することができる。
【００３０】
またインフレータ３５は高圧ガスを充填したものに限定されず、推薬の燃焼により高圧ガスを発生するものであっても良い。
【００３１】
【発明の効果】
以上のように請求項１に記載された発明によれば、ルーフに配置したインフレータから左右のエアバッグに選択的にガスを供給するので、左右のエアバッグにそれぞれ対応して２個のインフレータを設ける場合に比べて部品点数を削減することができ、しかもルーフサイドレールにインフレータを配置する場合に比べて、ルーフサイドレールと乗員の頭部との距離を確保して居住性が高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】エアバッグの非展開時の自動車の車室内面を示す図
【図２】エアバッグの展開時の自動車の車室内面を示す図
【図３】図１の３方向矢視図
【図４】展開したエアバッグの側面図
【図５】乗員拘束装置の分解斜視図
【図６】図３の６−６線拡大断面図
【図７】本発明の第２実施例に係る、前記図６に対応する図
【図８】本発明の第３実施例に係る、前記図３に対応する図
【図９】図８の９部拡大図
【図１０】本発明の第４実施例に係る、前記図９に対応する図
【符号の説明】
２１エアバッグ
２２ルーフ
３５インフレータ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, the folded airbag is arranged along both left and right sides of the roof, and the airbag is inflated with gas generated by an inflator at the time of collision of the vehicle, so as to be deployed in a curtain shape along the side inner surface of the passenger compartment. The present invention relates to an occupant restraint system.
[0002]
[Prior art]
Such an occupant restraint device is known, for example, from the following patent document. In this occupant restraint system, an inflator is arranged at the center of the left and right roof side rails in the front-rear direction, the right inflator deploys the right airbag, and the left inflator deploys the left airbag. I have.
[0003]
[Patent Document]
JP-A-11-321538
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional occupant restraint system has a problem that the number of parts increases because two inflators are required, and since the inflator is arranged at the center of the roof side rail in the front-rear direction, the head clearance is originally reduced. There is a problem that the distance between the head of the small occupant and the roof side rail is further reduced, and the comfort is reduced.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and has an object to reduce the number of parts of an occupant restraint device and increase head clearance between an occupant and a roof side rail to improve comfort. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the folded airbag is arranged along both left and right sides of the roof, and the airbag is inflated with gas generated by an inflator at the time of a vehicle collision. In the occupant restraint device, the inflator is arranged on a roof, and gas is selectively supplied to left and right airbags from the inflator. A restraint device is proposed.
[0007]
According to the above configuration, the gas is selectively supplied to the left and right airbags from the inflator arranged on the roof, so that the number of parts is reduced as compared with the case where two inflators are provided respectively for the left and right airbags. The distance between the roof side rail and the occupant's head can be secured and the comfort can be improved as compared with the case where the inflator is arranged on the roof side rail.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0009]
FIGS. 1 to 6 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a diagram showing the interior of a vehicle when the airbag is not deployed, and FIG. 2 is a vehicle interior when the airbag is deployed. FIG. 3 is a view in the direction of arrows in FIG. 1, FIG. 4 is a side view of the deployed airbag, FIG. 5 is an exploded perspective view of the occupant restraint device, and FIG. It is sectional drawing.
[0010]
As shown in FIGS. 1 and 2, the RV vehicle including the front row seat 11, the center row seat 12, and the rear row seat 13 includes an A pillar 14, a B pillar 15, a C pillar 16 and a D pillar 17, A front door 18 is arranged between the pillar 14 and the B pillar 15, a rear door 19 is arranged between the B pillar 15 and the C pillar 16, and a tailgate 20 is arranged behind the D pillar 17. The folded airbag 21 of the occupant restraint device C is stored in the vehicle longitudinal direction along the side of the roof 22 sandwiched between the A pillar 14 and the D pillar 17. The occupant restraint devices C having substantially the same structure are provided on both the left and right sides of the vehicle body, respectively. Hereinafter, representative devices provided on the right side of the vehicle body will be described.
[0011]
As is clear from FIGS. 4 and 5, the airbag 21 is formed by sewing 32 of two base cloths 31, and has a cylindrical front side and a rear side extending in the front-rear direction along the upper edge thereof. , A plurality of cells 21c... Which downwardly diverge from the front gas distribution passage 21a to protect the occupant's head of the front row seat 11, and the rear gas distribution passage 21b. And a plurality of cells 21d... For protecting the occupant's head of the central row seat 12 from below, and branching downward from the rear gas distribution passage 21b to protect the occupant's head of the rear row seat 13. And a plurality of cells 21e.
[0012]
A non-inflated portion 21f to which gas is not supplied is formed in front of the occupant cells 21c of the front row seat 11, and between the occupant cells 21c of the front row seat 11 and the occupant cells 21d of the center row seat 12. A non-inflated portion 21g to which no gas is supplied is formed, and a non-inflated portion 21h to which gas is not supplied is formed between the occupant cells 21d of the central row seat 12 and the occupant cells 21e of the rear row seat 13. Is done. A plurality of mounting portions 21i formed along the upper edge of the airbag 21 are fixed to the roof 22, the A pillar 14, and the D pillar 17.
[0013]
The folded airbag 21 is wrapped by cloth covers 33 and 34 divided into two parts. Each of the covers 33, 34 is sewn along the lower edge to form a cylindrical shape, and the perforated break portions 33a, 34a formed along the longitudinal direction of the cover 33, 34 are broken to break the airbag. 21 allow for expansion. A plurality of attachment portions 21i formed along the upper edge of the airbag 21 project upward through openings 33b, 34b formed on the upper surfaces of the covers 33, 34.
[0014]
As is clear from FIGS. 3 to 5, the inflator 35 is disposed at the center of the roof 22 in the left-right direction (vehicle width direction). The inflator 35 is held, for example, in a concave portion of a roof arch 36 that reinforces a lower surface of the roof 22. A gas supply pipe 37 extending from each of the left and right ends of the inflator 35 is connected to a central portion of the gas distribution pipe 38, and a gas outlet 38a at a front end thereof is connected to a front gas supply port 21j at a rear end of the gas distribution passage 21a at the front side. The gas outlet 38b at the rear end is inserted into the rear gas supply port 21k at the front end of the gas distribution passage 21b on the rear side and fixed by the fixing band 40. At this time, the base cloth 31 is cut into a trapezoidal shape below the front and rear gas supply ports 21j and 21k so as not to interfere with the fixed bands 39 and 40, and an opening 21m is formed.
[0015]
As is apparent from FIG. 6, the inflator 35 includes a pipe-shaped pressure vessel 41, in which two end partitions 41a, 41a and one central partition 41b form two pressure accumulation chambers 42, 42. Each of the pressure accumulating chambers 42 is filled with a compressed gas. At both ends of the pressure vessel 41, inflator operating means 43, 43 for breaking the end partition walls 41a, 41a are provided, and these inflator operating means 43, 43 are provided with a side collision sensor 44 or a rollover sensor 45. It is connected to an electronic control unit 46 to which a signal is input.
[0016]
Next, the operation of the embodiment of the present invention having the above configuration will be described.
[0017]
When a side collision or rollover of the vehicle is detected by the side collision sensor 44 or the rollover sensor 45, for example, one of the left and right inflator operating means 43 is operated by a command from the electronic control unit 46, and the left and right one end partition wall 41a And the gas filled in one of the left and right accumulators 42 is supplied to the gas distribution passages 21a and 21b in front and behind the airbag 21 via the gas supply pipe 37 and the gas distribution pipe 38, and from there, the cells 21c. , 21d..., 21e. As a result, one of the left and right airbags 21 housed along the side of the roof 22 in the folded state is inflated, and the airbag 21 is lowered into the vehicle interior through an opening formed by pressing down the roof garnish with the pressure. expand. The cells 21c on the front side of the deployed airbag 21 protect the occupant's head of the front row seat 11, the center cells 21d ... protect the occupant's head on the center row seat 12, and the rear cells 21e ... The head of the occupant in the rear row seat 13 is protected.
[0018]
As described above, the single inflator 35 is disposed at the center of the roof 22 in the left-right direction, and gas is selectively supplied from the inflator 35 to the left and right airbags 21 and 21 for deployment. The number of parts can be reduced as compared with the case where two inflators are provided corresponding to the components 21 and 21, respectively. Further, compared with the case where the inflator is arranged on the roof side rail, the distance between the roof side rail and the occupant's head can be ensured, and the comfort can be improved.
[0019]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0020]
The pressure vessel 41 of the inflator 35 of the first embodiment is divided into two accumulator chambers 42 by a central partition 41b, but the pressure vessel 41 of the inflator 35 of the second embodiment has a central partition 41b. Instead, a single pressure accumulation chamber 42 is provided for the left and right airbags 21 and 21. According to the second embodiment, the same operation and effect as those of the first embodiment can be achieved.
[0021]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0022]
While the inflators 35 of the first and second embodiments are arranged in the lateral direction of the vehicle body, the inflators 35 of the third embodiment are arranged in the longitudinal direction of the vehicle along the vehicle center line. A distribution valve 52 is provided at the tip of a gas inlet pipe 51 extending forward from the inflator 35 to the vehicle body. Two gas outlet pipes 53, 53 branching from the distribution valve 52 in the left-right direction via gas supply pipes 37, 37. To the left and right airbags 21 and 21, respectively. The distribution valve 52 is fixed to an output shaft 55 of an actuator 54 connected to the electronic control unit 46, rotates right and left, and selectively connects a gas inlet pipe 51 to the left and right gas outlet pipes 53. The valve body 56 is provided.
[0023]
When a side collision or rollover of the vehicle is detected, the actuator 54 of the distribution valve 52 is actuated by a command from the electronic control unit 46 to swing the valve body 56 left or right. At the same time, by operating the inflator operating means (not shown), the gas in the pressure vessel 41 can be supplied to one of the left and right airbags 21 via the distribution valve 52.
[0024]
According to the third embodiment, the left and right airbags 21 and 21 can be selectively operated by the single inflator 35. Therefore, two inflators are provided corresponding to the left and right airbags 21 and 21, respectively. The number of parts can be reduced as compared with the case, and the distance between the roof side rail and the occupant's head can be secured to improve the livability as compared with the case where the inflator is arranged on the roof side rail.
[0025]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0026]
In the third embodiment, the distribution valve 52 has a butterfly-type valve body 56, but the distribution valve 52 of the fourth embodiment has a rotary-type valve body 56. According to the fourth embodiment, the same operation and effect as those of the third embodiment can be achieved.
[0027]
Although not included in the technical scope of the present invention, a single inflator can be arranged on the floor of the vehicle body and gas can be selectively supplied to the left and right airbags from the inflator.
[0028]
Although the embodiments of the present invention have been described in detail, various design changes can be made in the present invention without departing from the gist thereof.
[0029]
For example, in the embodiment, the gas from the inflator 35 is supplied to the center in the front-rear direction of the airbags 21 and 21, but the gas is supplied to the front or rear of the airbags 21 and 21 as shown by the broken line in FIG. can do.
[0030]
Further, the inflator 35 is not limited to the one filled with the high-pressure gas, and may be one that generates the high-pressure gas by burning the propellant.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, gas is selectively supplied to the left and right airbags from the inflator arranged on the roof, so that two inflators are respectively provided for the left and right airbags. The number of parts can be reduced as compared with the case where the vehicle is provided, and the distance between the roof side rail and the occupant's head can be secured and the comfort can be improved as compared with the case where the inflator is arranged on the roof side rail. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing the interior of the vehicle when the airbag is not deployed. FIG. 2 is a diagram showing the interior of the vehicle when the airbag is deployed. FIG. FIG. 4 is a side view of the deployed airbag. FIG. 5 is an exploded perspective view of the occupant restraint device. FIG. 6 is an enlarged sectional view taken along the line 6-6 in FIG. 3. FIG. FIG. 8 is a view corresponding to FIG. 3 according to a third embodiment of the present invention. FIG. 9 is an enlarged view of a part 9 in FIG. 8. FIG. 10 is a view according to a fourth embodiment of the present invention. A figure corresponding to FIG. 9 described above.
21 Airbag 22 Roof 35 Inflator

Claims

The folded airbag (21) is arranged along the left and right sides of the roof (22), and the airbag (21) is inflated with gas generated by the inflator (35) at the time of a collision of the vehicle, so that the inner surface of the side of the vehicle compartment is inflated. In the occupant restraint deployed in a curtain shape along
The occupant restraint system according to claim 1, wherein the inflator (35) is disposed on the roof (22), and gas is selectively supplied from the inflator (35) to the left and right airbags (21).