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JP2004244223A - 長距離輸送貨物の集配経過照会支援システム - Google Patents

長距離輸送貨物の集配経過照会支援システム Download PDF

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JP2004244223A JP2004102662A JP2004102662A JP2004244223A JP 2004244223 A JP2004244223 A JP 2004244223A JP 2004102662 A JP2004102662 A JP 2004102662A JP 2004102662 A JP2004102662 A JP 2004102662A JP 2004244223 A JP2004244223 A JP 2004244223A
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Abstract

【課題】長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムにおいて、輸送貨物の受取人名の問合せを含む集配経過情報の照会に対し手間なく、迅速且つ的確に応えて顧客サービスを向上させる。
【解決手段】集荷発送局a・発送地中継局b・第2中継局c・届け地中継局d・配達局eの各集配地方処理局Bから、それぞれ集荷登録・発送登録データ、発送地通過登録データ、輸送中継登録データ・届け地通過登録データ、到着登録データが、通信回線網イを通して集配中央処理局Aへリアルタイムに送信されてホストコンピュータ21に読み込まれ、これら全ての集配経過情報を、物流照会に対し応答可能に集中管理する構成にする。配達局eでは、配達完了時に、携帯通信端末20に受取人名を配達完了情報として入力し、通信回線網イを通して集配中央処理局Aへ送信してホストコンピュータ21に読み込み、インターネット等による受取人名の照会に応答できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集配依頼に基づき輸送貨物を集荷して発送し、幾つかの貨物中継地を経て比較的遠隔地にある届け先へ長距離輸送するとき、集配依頼元などユーザ側から受ける集荷から配達完了までの集配経過に関する問合せに、収集した輸送貨物の追跡情報から応答できるようにする長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムに関する。
従来から、集荷した輸送貨物を発送して遠隔地の届け先へ長距離輸送する場合、輸送途中の集配経過情報を追跡して収集し、その収集した追跡情報に基づいて、ユーザ側から受ける集荷から配達完了までの集配経過に関する各種の問合せに応えることができるようにしている。
ところで、従来、輸送貨物の送り状は、たとえば図6に示すように、配達完了情報の1つとして受取印欄Sが設けられ、配達完了すると、輸送貨物の受取りに代えて受領印欄Sに受領印やサインを行ってもらうようになっている。配達担当者は、届け先に最寄の配達店に送り状を持ち帰り、配達店に備えるパーソナルコンピュータに、「個人印」や「社印」のような受領印の種別を、その他の配達完了情報とともに入力し、集配経過データとして収集していた。
輸送貨物の長距離輸送では、ユーザ側から、たとえば多数の依頼貨物ごとの到着確認を、遠隔地の異なる届け先にいちいち電話で行うことは、面倒でコスト的にも望ましくないため、最寄の集荷店に一括して問い合わせるのが一般である。
しかし、従来、集荷店では、ユーザ側から、輸送貨物の到着確認のために実際に受け取った人の確認を求められると、前記パーソナルコンピュータで配達完了情報の中から受領印欄Sを読み出しても、受領印の種別しか判らないため、問合せに的確に応えられず、顧客サービスに欠けるという問題がある。また、受領印欄Sでの受領印の種別が「個人印」と表示されていても、その場で受取人名までは判らないため、結局、多数枚の送り状から該当するものを捜し出してユーザ側に知らせる手間がかかり、場合によっては、ファクシミリで受領印の押印された送付状の送信を求められる場合があり、多大な時間と労力が必要になるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上述のような従来の課題を解決し、受取人名の問合せを含む輸送貨物の集配経過情報の照会に対し、手間なく、迅速且つ的確に応えて顧客サービスを向上させる長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムを提供することにある。
そのため、本発明は、上記目的を達成すべく、集荷発送データ処理装置を備え、輸送貨物の集荷時に、その輸送貨物の送り状記載項目に基づいて、データ入出力機能を有する集荷登録用携帯通信端末に集荷データを入力して集荷登録を行い且つ輸送貨物に固有の送り状番号などのラベルバーコードを含む貨物識別データを宛先ラベルとして出力して輸送貨物に貼着する一方、貨物集荷後に前記集荷登録用携帯通信端末から前記集荷データを前記集荷発送データ処理装置に読み込むとともに、輸送貨物の発送時に、前記宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する発送登録用携帯通信端末で読み取って発送登録を行い、且つその発送登録データを該携帯通信端末から前記集荷発送データ処理装置に読み込む処理を行う集荷発送局と、発中継データ処理装置を備え、集荷発送局から発送地ターミナルに輸送された輸送貨物を長距離用輸送手段に積み込むとき、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する携帯通信端末で読み取って発送地通過登録を行い、且つその通過登録データを該携帯通信端末から前記発中継データ処理装置に読み込む処理を行う発送地中継局と、着中継データ処理装置を備え、発送地ターミナルから届け地ターミナルに輸送された輸送貨物を積み換えるとき、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する携帯通信端末で読み取って届け地通過登録を行い、且つその通過登録データを該携帯通信端末から前記着中継データ処理装置に読み込む処理を行う届け地中継局と、到着データ処理装置を備え、届け地中継局から輸送されて輸送貨物が到着すると、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する到着登録用携帯通信端末で読み取って到着登録を行い、且つその到着登録データを到着登録用携帯通信端末から前記到着データ処理装置に読み込む処理を行うと共に、到着登録後、宛先ラベル上の貨物識別データを配達登録用携帯通信端末で読み取って貨物配達用車両への積込登録を行い、且つその積込登録データを配達登録用携帯通信端末から前記到着データ処理装置に読み込む処理を行う一方、輸送貨物の配達を完了すると、配達登録用携帯通信端末が取得した輸送貨物の配達完了情報を入力して配達完了登録を行い、且つそれら配達完了登録データを前記到着データ処理装置に読み込む処理を行う輸送貨物の届け先に最寄りの配達局と、前記集荷発送局、発送地中継局、届け地中継局および配達局の各データ処理装置と通信回線網にて相互にデータ送受信可能に接続し、それら集配地方処理局における輸送貨物の集荷から配達完了に至る各段階の集配経過情報を全て収集してユーザ側からの物流照会に対し応答可能に集中管理するホストコンピュータを有する集配中央処理局とを備える長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムであって、前記発送登録用携帯通信端末は、輸送貨物の発送時、予め長距離用輸送手段の搭載予定便名が設定され、前記宛先ラベル上の貨物識別データを読み取って搭載予定便名を含む発送登録を行って後、その搭載予定便名を含む輸送貨物ごとの発送登録データを前記集荷発送データ処理装置に読み込ませると共に、配達登録用携帯通信端末は、輸送貨物の積込登録後、その輸送貨物の配達予定時間が入力され、その配達予定時間データを前記到着データ処理装置に読み込ませ、それら配達予定時間データと搭載予定便名情報を含む集配経過情報を前記通信回線網を通して前記集配中央処理局のホストコンピュータに読み込まれ、ユーザ側からの物流照会に対し応答可能に構成してなることを特徴とする。
本発明によれば、輸送貨物の集配途上において、集荷発送局・発送地中継局・届け地中継局・配達局の各集配地方処理局から、それぞれ集荷登録・発送登録データ、発送地通過登録データ、届け地通過登録データ、到着登録データが、通信回線網を通して集配中央処理局へリアルタイムに送信されてホストコンピュータに読み込まれ、これら全ての集配経過情報を収集し、物流照会に対し応答可能に集中管理する構成とするため、集配依頼元などのユーザ側に対し、輸送貨物の集荷から配達完了に至る各段階の詳細な集配経過の照会を、インターネットなどの情報伝達手段を利用して求められたときでも、送り状に表示した輸送貨物の送り状番号に基づいて、簡単に、迅速且つ的確に応答することができ、著しく顧客サービスを向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明による集配経過照会支援システムの実施の形態について説明する。
図1に、本発明による集配経過照会支援システムの全体構成例を示す。この集配経過照会支援システムは、集配中央処理局Aを中心として、その集配中央処理局Aと複数の集配地方処理局Bを相互にデータ送受信可能に通信回線網イで接続して構成されている。集配地方処理局Bは、この例では、集荷発送局a、発送地中継局b、第2中継局c、届け地中継局dおよび配達局eとで構成される。
集荷発送局aは、長距離輸送貨物の集荷発送情報の地方処理局として全国各地に設置され、それぞれに貨物集荷用車両1と貨物発送用車両2を備えるとともに、輸送貨物の集荷発送情報を処理するパーソナルコンピュータからなる集荷発送データ処理装置3を備える。加えて、集荷担当ドライバが集荷登録用に個別に所持する携帯通信端末4と、発送担当ドライバが発送登録用に個別に所持する携帯通信端末5を備える。
集荷登録用携帯通信端末4は、データ入出力機能を有し、携帯用ラベルプリンタ6と接続して貨物識別データ29を出力して宛先ラベル30をプリントアウトできる構成になっている。発送登録用携帯通信端末5は、データ入出力機能と連動するスキャナ機能を有するものである。貨物識別データ29は、たとえば輸送貨物に固有の送り状番号(問合せ番号・原票番号)などのラベルバーコード、荷物指示、発送店コード、到着店コード・到着店名、個数・重量、ドライバナンバなどである。
発送地中継局bは、長距離輸送貨物の発送中継情報の地方処理局で、全国数箇所にある発送地ターミナル7としての、たとえば空港の最寄に設置される。そして、輸送貨物の発送中継情報を処理するパーソナルコンピュータからなる発中継データ処理装置8を備える。加えて、発送中継担当者が発送中継時に個別に所持する携帯通信端末9を備える。この携帯通信端末9も、同様にデータ入出力機能と連動するスキャナ機能を併有するものである。
届け地中継局dは、長距離輸送貨物の到着中継情報の地方処理局で、全国数箇所にある届け地ターミナル10としての、たとえば空港の最寄に設置される。そして、それぞれに輸送車両11を備えるとともに、輸送貨物の到着中継情報を処理するパーソナルコンピュータからなる着中継データ処理装置12を備える。加えて、到着中継担当者が到着中継時に個別に所持するスキャナ機能付き携帯通信端末13を備える。
第2中継局cは、発送地ターミナル7と届け地ターミナル10間の輸送ルート途中にある輸送中継地ターミナル14としての、たとえば空港の最寄に設置される。たとえば千歳空港(発送地ターミナル)から板付空港(届け地ターミナル)へ航空輸送する場合は、たとえば羽田空港が輸送中継地ターミナル14となる。第2中継局cには、輸送貨物の輸送中継情報を処理するパーソナルコンピュータからなる輸送中継データ処理装置15を備える。加えて、輸送中継担当者が輸送中継時に個別に所持するスキャナ機能付き携帯通信端末16を備える。
配達局eは、長距離輸送貨物の到達情報の地方処理局として、輸送貨物の届け先に最寄りの全国各地に設置される。そして、それぞれに貨物配達用車両17を備えるとともに、輸送貨物の到達情報を処理するパーソナルコンピュータからなる到達データ処理装置18を備える。加えて、配達担当ドライバが到達処理時に個別に所持するスキャナ機能付き携帯通信端末19と、配達時に個別に所持するデータ入出力機能を有した携帯通信端末20を備える。
集配中央処理局Aは、ホストコンピュータ21を、上述した集荷発送局a・発送地中継局b・第2中継局c・届け地中継局d・配達局eと通信回線網イにて接続し、この通信回線の制御機能を保有してこれら集配地方処理局Bにおける輸送貨物の集配経過情報を全て集中管理する構成になっている。
一方、集配中央処理局Aでは、図2に示すように、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータなど集配依頼元Cのクライアント端末25を、ウェブサーバ26を介してホストコンピュータ21に通信回線にて接続すると、集配依頼元Cから集配依頼内容を集配中央処理局Aへ伝達できる。また、ホストコンピュータ21から、輸送貨物の集荷から配達完了に至る各段階の集配経過データを読み出し、ユーザ照会に応えるように構成されている。
さて、上述した集配経過照会支援システムでは、たとえば北海道地方のある集配依頼元Cから、九州地方のある届け先へ輸送貨物の集配依頼を受けると、図3に示すようなステップを経て集配される。以下、この集配ステップを図1〜図3を参照して説明する。
まず、集荷担当ドライバは、集荷発送局aから貨物集荷用車両1にて集荷先に出向き、送り状35ととともに輸送貨物を受け取り、送り状35の記載項目に基づいて集荷登録用携帯通信端末4にて、集荷日時や送り状番号などの集荷データを入力して集荷登録を行う(S1)。
次いで、集荷登録用携帯通信端末4を接続して携帯用ラベルプリンタ6で貨物識別データ29を出力して宛先ラベル30としてプリントアウトし、その宛先ラベル30を輸送貨物に貼着する(S2)。そして、輸送貨物を貨物集荷用車両1に積載して集荷発送局aに帰還する。
この貨物集荷後、集荷発送局aにて、集荷登録用携帯通信端末4から集荷発送データ処理装置3に集荷データの読み込みを行う。そして、輸送貨物の発送時、輸送貨物を貨物発送用車両2に積み込む際に、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を、予め航空機の搭載予定便名を設定した発送登録用携帯通信端末5で読み取って発送登録を行う。発送登録後、その発送登録データを発送登録用携帯通信端末5から集荷発送データ処理装置3に読み込む処理を行う(S3)。発送処理後、貨物発送用車両2にて輸送貨物を発送し、発送地ターミナル7へと輸送する(S4)。
輸送貨物が発送地ターミナル7の空港に到着すると、輸送貨物を長距離用輸送手段の航空機31に積み込むとき、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を携帯通信端末9で読み取って発送地通過登録を行う。そして、発送中継局bでは、発送地通過登録データを携帯通信端末9から発中継データ処理装置8に読み込む処理を行う(S5)。この発中継処理後、航空機31にて輸送貨物を発送し、途中の輸送中継地ターミナル14まで輸送する(S6)。
輸送貨物が輸送中継地ターミナル14の空港に到着すると、輸送貨物を別の航空機32に積み換えるとき、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を携帯通信端末16で読み取って輸送中継登録を行う。そして、第2中継局cでは、輸送中継登録データを携帯通信端末16から輸送中継データ処理装置15に読み込む処理を行う(S7)。この輸送中継処理後、航空機32にて輸送貨物を発送し、次の届け地ターミナル10まで輸送する(S8)。
輸送貨物が届け地ターミナル10の空港に到着すると、輸送貨物を輸送車両11に積み換えるとき、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を携帯通信端末13で読み取って届け地通過登録を行う。そして、届け地中継局dでは、届け地通過登録データを携帯通信端末13から着中継データ処理装置12に読み込む処理を行う(S9)。この着中継処理後、輸送車両11にて輸送貨物を配達局eまで輸送する(S10)。
輸送貨物が配達局eに到着すると、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を携帯通信端末19で読み取って到着登録を行う。そして、到着登録データを携帯通信端末19から到着データ処理装置18に読み込む処理を行う(S11)。
この到着登録後、輸送貨物を届け先Dに配達するため、輸送車両11から貨物配達用車両17に積み換えるときは、配達開始に先だって、宛先ラベル30上の貨物識別データ29を携帯通信端末20で読み取って積込登録を行い、この積込登録データを携帯通信端末20から到着データ処理装置18に読み込む処理を行う(S12)。なお、貨物到達日が金曜日のときに、届け先Dが土日休業の場合は、たとえば翌週の月曜日に積込登録を行うようにする。さらに、この積込登録後、配達担当ドライバは、配達予定時間を携帯通信端末20に入力し、その配達予定時間データを到着データ処理装置18に読み込ませる(S13)。
しかる後、貨物配達用車両17にて輸送貨物を届け先Dまで輸送する(S14)。そして、届け先Dにて輸送貨物を引き渡し、その受取りに代えて送り状35の受領印欄に受領印やサインなどの受領記録を受けて配達を完了する。このとき、配達担当ドライバは、所持した携帯通信端末20で配達完了情報を入力して配達完了登録を行うとともに、配達完了登録データを無線通信回線ロで送信し、到着データ処理装置18に読み込ませて配達処理を終える(S15)。
ところで、上述した本発明の集配経過照会支援システムでは、届け先Dで配達完了登録を行うとき、配達担当ドライバは、たとえば図4に示すように、送り状35の受領印欄Sにおける受領記録35aから、携帯通信端末20のタッチパネル20aを操作して輸送貨物の受取人(荷受人)名を入力し、他の配達完了登録データとともに無線通信回線ロを介して送信して到着データ処理装置18に読み込ませる。すると、これら配達完了登録データは、通信回線網イを通して集配中央処理局Aへ送信され、ホストコンピュータ21に他の集配経過データとともに読み込まれる。
集配中央処理局Aでは、この配達局eからの配達完了登録データのほか、集荷発送局a・発送地中継局b・第2中継局c・届け地中継局dから、集荷登録・発送登録データ、発送地通過登録データ、輸送中継登録データ、届け地通過登録データ、到着登録・積込登録・配達予定時間データなどが、それぞれ通信回線網イを通してリアルタイムに送信され、ホストコンピュータ21に読み込まれ、これら全ての集配経過情報を物流照会に対し応答可能に集中管理する。
一方、集配依頼元Cなどのユーザ側において、輸送貨物の集荷から配達完了に至る各段階の集配経過の照会をインターネットを利用して行う場合は、クライアント端末25からウェブサーバ26へアクセスし、たとえば送り状35に表示された送り状番号35bを入力すると、その番号をキーにホストコンピュータ21から所望の集配経過情報が読み出され、Web上に表示される。ユーザ側は、このWebサイトを見るだけで詳細な集配経過を簡単に確認することができる。
したがって、ユーザ側から、特に、輸送貨物の実際の受取人名を含めた輸送貨物の詳細な到着確認を求められたときは、Web上の配達完了登録データにより簡単に応答することができる。
つまり、ユーザ側から、特に、輸送貨物の受取人名の照会を、インターネットなどの情報伝達手段を利用して求められたときでも、たとえ送り状の受領印欄に社印やサインなど如何なる受領記録か記されていたとしても、送り状番号に基づいて、受取人名は、多数枚の送り状から受取人名を調査するなど多大な時間と労力を必要とすることなく、簡単に、迅速且つ的確に応答することができ、顧客サービスを更に著しく向上させることができる。加えて、ユーザ側から、受取人名の照会を、インターネットを利用して求められると、電話やファクシミリによる同様な照会を受けた場合のような応対作業の時間と労力さえ削減することができ、一方、ユーザ側においては、インターネットを利用すれば、クライアント端末からウェブサーバへアクセスしてWebサイトを見るだけで、簡単に受取人名を確認することができる。
なお、ユーザ側から、電話やファクシミリにて、最寄の集荷発送局aに対し、同様に輸送貨物の受取人名の確認を求められた場合には、ホストコンピュータ21から送信され予め格納された配達完了登録データを、送り状番号35bに基づき集荷発送データ処理装置3にて出力すれば、簡単に応答することができる。
ところで、上述した集配経過照会支援システムにおいて、集配中央処理局Aに備えるホストコンピュータ21は、配達局eから配達完了登録データが送信されると、送り状番号35b毎に運送料金の請求書発行データを生成し、その請求書発行データに受取人名を表示した受取人欄を設ける請求書発行機能を保有した構成にすることもできる。
そして、この集配経過照会支援システムでは、集配依頼元Cに運送料金を請求するとき、ホストコンピュータ21から、送り状番号35bと対応する請求書発行データを、集荷発送局aに送信して集荷発送データ処理装置3に読み込み、図5に示すように、受取人欄39に受取人名を表示した請求書40を作成できるように構成してなる。
したがって、集配依頼元Cでは、運送料金の請求書40を受けたとき、同時に、輸送貨物の実際の受取人名を含めた輸送貨物の詳細な到達情報を、集荷発送局aに照会することなく、受取人欄39から簡単に確認することができる。その結果、それだけ安心して運送料金の請求に応じることができ、その点においても顧客サービスを向上させることができる。
なお、上述した図示例において、発送地ターミナル7および届け地ターミナル10は、空港でその空港間の貨物輸送を航空機で行う場合を示したが、勿論、それらターミナルが長距離用輸送トラックの中継基地で、その間の貨物輸送をトラックで行う場合であってもよい。また、輸送中継ターミナル14も長距離用輸送トラックの中継基地で、届け地ターミナル10への中継輸送を長距離トラックで行う場合であってもよい。さらに、発送地ターミナル7と届け地ターミナル10間で、航空機などの直行便を利用できる場合には、前述した第2中継局cを省略した構成にすることができるのは勿論である。
本発明に係る長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムの全体構成を示すブロック図である。 インターネットで集配依頼や集配経過照会を受けた場合の構成を説明するブロック図である。 集荷依頼から貨物配達完了に至る集配手順を示すフローチャートである。 送り状の受領印からタッチパネルで受取人名を入力する場合を示す説明図である。 作成した受取人欄付き請求書の一例を示す構成図である。 従来の受領印欄のある送り状の部分概略構成図である。
符号の説明
A 集配中央処理局
B 集配地方処理局
C 集配依頼元
D 届け先
a 集荷発送局
b 発送地中継局
c 第2中継局
d 届け地中継局
e 配達局
3 集荷発送データ処理装置
4・5 集荷発送局の携帯通信端末
7 発送地ターミナル
8 発中継データ処理装置
9 発送地中継局の携帯通信端末
10 届け地ターミナル
12 着中継データ処理装置
13 届け地中継局の携帯通信端末
18 到着データ処理装置
19・20 配達局の携帯通信端末
21 ホストコンピュータ
25 クライアント端末
26 ウェブサーバ
29 貨物識別データ
30 宛先ラベル
31・32 航空機(長距離輸送手段)
35 送り状
35b 送り状番号
39 受取人欄
40 請求書
イ 通信回線網
ロ 無線通信回線

Claims (1)

  1. 集荷発送データ処理装置を備え、輸送貨物の集荷時に、その輸送貨物の送り状記載項目に基づいて、データ入出力機能を有する集荷登録用携帯通信端末に集荷データを入力して集荷登録を行い且つ輸送貨物に固有の送り状番号などのラベルバーコードを含む貨物識別データを宛先ラベルとして出力して輸送貨物に貼着する一方、貨物集荷後に前記集荷登録用携帯通信端末から前記集荷データを前記集荷発送データ処理装置に読み込むとともに、輸送貨物の発送時に、前記宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する発送登録用携帯通信端末で読み取って発送登録を行い、且つその発送登録データを該携帯通信端末から前記集荷発送データ処理装置に読み込む処理を行う集荷発送局と、
    発中継データ処理装置を備え、集荷発送局から発送地ターミナルに輸送された輸送貨物を長距離用輸送手段に積み込むとき、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する携帯通信端末で読み取って発送地通過登録を行い、且つその通過登録データを該携帯通信端末から前記発中継データ処理装置に読み込む処理を行う発送地中継局と、
    着中継データ処理装置を備え、発送地ターミナルから届け地ターミナルに輸送された輸送貨物を積み換えるとき、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する携帯通信端末で読み取って届け地通過登録を行い、且つその通過登録データを該携帯通信端末から前記着中継データ処理装置に読み込む処理を行う届け地中継局と、
    到着データ処理装置を備え、届け地中継局から輸送されて輸送貨物が到着すると、宛先ラベル上の貨物識別データをスキャナ機能を有する到着登録用携帯通信端末で読み取って到着登録を行い、且つその到着登録データを到着登録用携帯通信端末から前記到着データ処理装置に読み込む処理を行うと共に、到着登録後、宛先ラベル上の貨物識別データを配達登録用携帯通信端末で読み取って貨物配達用車両への積込登録を行い、且つその積込登録データを配達登録用携帯通信端末から前記到着データ処理装置に読み込む処理を行う一方、輸送貨物の配達を完了すると、配達登録用携帯通信端末が取得した輸送貨物の配達完了情報を入力して配達完了登録を行い、且つそれら配達完了登録データを前記到着データ処理装置に読み込む処理を行う輸送貨物の届け先に最寄りの配達局と、
    前記集荷発送局、発送地中継局、届け地中継局および配達局の各データ処理装置と通信回線網にて相互にデータ送受信可能に接続し、それら集配地方処理局における輸送貨物の集荷から配達完了に至る各段階の集配経過情報を全て収集してユーザ側からの物流照会に対し応答可能に集中管理するホストコンピュータを有する集配中央処理局とを備える長距離輸送貨物の集配経過照会支援システムであって、
    前記発送登録用携帯通信端末は、輸送貨物の発送時、予め長距離用輸送手段の搭載予定便名が設定され、前記宛先ラベル上の貨物識別データを読み取って搭載予定便名を含む発送登録を行って後、その搭載予定便名を含む輸送貨物ごとの発送登録データを前記集荷発送データ処理装置に読み込ませると共に、配達登録用携帯通信端末は、輸送貨物の積込登録後、その輸送貨物の配達予定時間が入力され、その配達予定時間データを前記到着データ処理装置に読み込ませ、それら配達予定時間データと搭載予定便名情報を含む集配経過情報を前記通信回線網を通して前記集配中央処理局のホストコンピュータに読み込まれ、ユーザ側からの物流照会に対し応答可能に構成してなることを特徴とする長距離輸送貨物の集配経過照会支援システム。
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JP2020184142A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 株式会社イージスワン 運送料金算出システムおよびプログラム

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