JP2004243002A - 円盤状錠剤の検査装置及び送り出し装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】円盤状の錠剤の表面と裏面及び外周面を目視で効率よく検査する装置を提供する。
【解決手段】円盤状錠剤の検査装置1は、円盤状錠剤の供給部100と検査部200を備える。供給部100は、ホッパー120を有し、錠剤を間欠的に整列搬送部材140へ送り出す。錠剤は、一方の面を上にして第1の検査部材250へ移送され、振動発生装置210の振動を受けて下流に流れる。その間に錠剤の一方の面が検査される。第2の検査部材260に入ると、錠剤は起立し、外周面で転動する。その間に外周面が検査される。第3の検査部材270では、錠剤は、他方の面を上に向けて倒され、他方の面が検査される。
【選択図】 図1
【解決手段】円盤状錠剤の検査装置1は、円盤状錠剤の供給部100と検査部200を備える。供給部100は、ホッパー120を有し、錠剤を間欠的に整列搬送部材140へ送り出す。錠剤は、一方の面を上にして第1の検査部材250へ移送され、振動発生装置210の振動を受けて下流に流れる。その間に錠剤の一方の面が検査される。第2の検査部材260に入ると、錠剤は起立し、外周面で転動する。その間に外周面が検査される。第3の検査部材270では、錠剤は、他方の面を上に向けて倒され、他方の面が検査される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円盤状の錠剤を連続して検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、下記の特許文献は、円盤状の錠剤を連続して送りながら、錠剤の表面と裏面を同視により検査する装置を開示している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−95898号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
最近では、円盤状の錠剤の外周面にも記号等の情報を刻印するものもある。
本発明は、円盤状の錠剤の表面及び表面だけでなく、外周面の検査を行うことができる装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の円盤状錠剤の検査装置は、基本的な手段として、振動発生装置の上方にホッパーを有する円盤状錠剤の供給部と、供給された円盤状錠剤を受ける円盤状錠剤の検査部を備え、円盤状錠剤の検査部は、振動発生装置の上部に配設される円盤状錠剤の一方の面を検査する第1の検査部材と、円盤状錠剤の外周面を検査する第2の検査部材と、円盤状錠剤の他方の面を検査する第3の検査部材を備える。そして、第1及び第3の検査部材は、円盤状錠剤を平坦な状態で案内する角溝を有し、第2の検査部材は、第1の検査部材から送られてくる円盤状錠剤を平坦な状態から起立させる入口溝と、起立した円盤状錠剤を転動させて案内する案内溝と、円盤状錠剤を他方の面が上向きとなる平坦な状態に倒して第3の検査部材に送る出口溝を有するものである。また、第2の検査部材の案内溝は少なくとも円盤状錠剤の外周面の長さ寸法より大なる長さ寸法を有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の円盤状錠剤の検査装置の外観を示す三面図である。
全体を符号1で示す円盤状錠剤検査装置は、フレーム10とフレーム10の上部に装備される円盤状錠剤の供給部100と、円盤状錠剤の検査部200を備える。
円盤状錠剤の検査部200を通った円盤状錠剤はシュート20から次工程へ送られる。
【0007】
図2は、円盤状錠剤検査装置の主要部を示す。円盤状錠剤の供給部100は、振動発生装置110と振動発生装置110の上部に装備される円盤状錠剤のホッパー120、ホッパー120から落下する円盤状錠剤を一定量で送り出す流量調整装置130と、送り出された円盤状錠剤を整列搬送する円盤状錠剤の整列搬送部材140を備える。
円盤状錠剤の検査部200は、2台の振動発生装置210,212と振動発生装置210,212の上部にとりつけられる振動部材220を備える。
【0008】
図3は、検査搬送部材の平面形状を示し、検査搬送部材は、3個の検査搬送部材250,260,270で構成される。
【0009】
図4は、円盤状錠剤の供給部100の詳細を示し、円盤状錠剤のホッパー120の下方に配設される円盤状錠剤の流量調整装置130はトラフ状部材であって、中心C1にとりつけられるピンにより揺動自在に支持される。
流量調整装置130は、円盤状錠剤を受け入れる半円弧状の樋溝132を有し、中心C1の位置は、円盤状錠剤が乗せられない状態では、矢印A方向に揺動する位置に選択される。
ホッパー120から、円盤状錠剤が落下すると、その重力により流量調整装置130は、矢印B方向に回動する。
【0010】
円盤状錠剤の供給部100は、図1に示すように、下流側に向けて下向きに配置される。そこで、ホッパー120から円盤状錠剤の供給を受けて流量調整装置130は、振動発生装置110の振動を受けて、樋溝132に乗った円盤状錠剤を整列搬送部材140に向けて送り出す。
ホッパー内の円盤状錠剤量が一定量ある間は、流量調整装置はB方向へ回動したままであるが、ホッパー内残量が少なくなった場合、その自重により再びA方向に回動し、ホッパー内の残量が少なくなっても定速で送り出す。
振動機の特徴として、振動機上の流動体(実施例の場合 錠剤)をためておく、ホッパーから振動機上のトラフ等に供給される際、供給部分での流動体にかかる重量は、ホッパー内の残量に大きく影響し、残量が多ければ、供給部分での荷重は大きく、少なければ荷重は少なくなる。
そのため、ホッパー内の残量が多いとき程、流動体の進む速度は速くなり、残量が少なければ遅くなってしまう。
まして、ホッパー内が空になって、トラフ上に少々残っている程度の時などは、振動機の強弱ボリュームを強くせざるをえない程進まないのが現状で、振動機を用いた機器は必ずこの様な症状が現れる。
それを解決するために、ホッパー内残量に応じてトラフの傾斜角を変化させてある程度一定の速度での送りを可能にし、又、最後の1粒まで出しきれる(強弱調整なしで)機構として残量が多い時は登り勾配にして進む速度を遅くし、少なくなった時に下り勾配にして速くする。
【0011】
図5は、整列搬送部材140の詳細を示す。
板状の整列搬送部材140は、平行に形成される半円弧状の樋溝142を有する。本実施例にあっては、6本の樋溝142が形成される半円弧状の樋溝142の中心部には、角溝144が設けられる。この角溝144は、検査対象の円盤状錠剤が平坦な姿勢で摺動する寸法を有する。
ホッパー側から送られてくる円盤状錠剤は、この角溝144内に連続して整列し、検査部へ向けて送り出される。
【0012】
図6は、第1の検査部材250の詳細を示す。
板状の第1の検査部材250は、平行して配設される7本の突部252を有し、7本の突部252は、平行して配設される6本の角溝254を形成する。
この角溝254は、検査対象の円盤状錠剤を平坦名姿勢で受け入れる寸法を有する。
【0013】
第1の検査部材250の角溝254に乗った円盤状錠剤は、その一方の平坦面を上に向けた状態で下流側へ連続して送られる。その間に、目視によって、円盤状錠剤の一方の面の検査が行われる。
一方の平坦面の検査が完了した円盤状錠剤は、図7に示す第2の検査部材260へ送られる。この第2の検査部材260は、長手方向の中央部に6本の角溝264を有する。
【0014】
この角溝264は、円盤状錠剤が外周面に沿って転動するサイズに設定される。
この円盤状錠剤を転動案内する角溝264の上流側の入口部には、角溝264と断面形状が近似する入口部角溝263と第1の検査部材250から送り出される円盤状錠剤を平坦状態で受け入れる案内溝262を有する。
この案内溝262は、入口部262aから終端部262bに向けて幅寸法が減ずるように形成されている。
【0015】
そこで、平坦状態で送られてきた円盤状錠剤は、この案内溝262を通過する間に、外周面が入口溝263に接する状態に起立し、転動案内溝264に送り出される。円盤状錠剤は、この案内溝264を転動して移動する間に、外周面の検査が行われる。
したがって、この案内溝の長さ寸法L1は、検査対象の円盤状錠剤が少なくとも1回転以上転動する寸法を備えるものである。必要に応じて、寸法L1は、円盤状錠剤の外周面の長さ寸法の2倍以上長の長さ寸法とすることができる。
【0016】
第2の検査部材260の下流端側には、円盤状錠剤の出口溝265と平坦案内溝266が設けられる。この出口溝265は転動案内溝264に連続して形成されるが、溝の断面形状は、転動してきた円盤状錠剤を再び平面が下方になるように倒す形状に形成されている。
円盤状錠剤を倒す向きは、第1の検査部材250上側に出た一方の面とは反対側の他方の面が上向きとなる方向に設定される。
他方の面が上向きに倒された円盤状錠剤は、平坦溝266で案内されて、第3の検査部材270に送り出される。
【0017】
第3の検査部材270は、図6で説明した第1の検査部材250と同一の構造を有する。第3の検査部材270では、円盤状錠剤は、第1の検査部材のときとは反対側の面を上に向けて流れる。
そこで、この第3の検査部材上で円盤状錠剤の他方の面を検査する。
表面、裏面と外周面の検査が完了した円盤状錠剤は、シュート20から次工程へ送り出される。
【0018】
【発明の効果】
本発明の検査装置は以上のように、円盤状錠剤の表面及び裏面と、外周面を検査することができる。
また、振動発生装置の使用台数も少なくてすみ、簡素な装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円盤状錠剤の検査装置の三面図
【図2】本発明の円盤状錠剤の主要部の詳細図
【図3】本発明の円盤状錠剤の検査搬送部材の平面図
【図4】本発明の円盤状錠剤の供給部の詳細図
【図5】本発明の円盤状錠剤の整列装置を示す図
【図6】本発明の円盤状錠剤の第1の検査部材を示す図
【図7】本発明の円盤状錠剤の第2の検査部材を示す図
【符号の説明】
1 円盤状錠剤の検査装置
10 フレーム
20 シュート
100 円盤状錠剤の供給部
110 新堂発生装置
120 ホッパー
130 流量調整装置
140 整列搬送部材
250 第1の検査部材
260 第2の検査部材
270 第3の検査部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、円盤状の錠剤を連続して検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、下記の特許文献は、円盤状の錠剤を連続して送りながら、錠剤の表面と裏面を同視により検査する装置を開示している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−95898号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
最近では、円盤状の錠剤の外周面にも記号等の情報を刻印するものもある。
本発明は、円盤状の錠剤の表面及び表面だけでなく、外周面の検査を行うことができる装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の円盤状錠剤の検査装置は、基本的な手段として、振動発生装置の上方にホッパーを有する円盤状錠剤の供給部と、供給された円盤状錠剤を受ける円盤状錠剤の検査部を備え、円盤状錠剤の検査部は、振動発生装置の上部に配設される円盤状錠剤の一方の面を検査する第1の検査部材と、円盤状錠剤の外周面を検査する第2の検査部材と、円盤状錠剤の他方の面を検査する第3の検査部材を備える。そして、第1及び第3の検査部材は、円盤状錠剤を平坦な状態で案内する角溝を有し、第2の検査部材は、第1の検査部材から送られてくる円盤状錠剤を平坦な状態から起立させる入口溝と、起立した円盤状錠剤を転動させて案内する案内溝と、円盤状錠剤を他方の面が上向きとなる平坦な状態に倒して第3の検査部材に送る出口溝を有するものである。また、第2の検査部材の案内溝は少なくとも円盤状錠剤の外周面の長さ寸法より大なる長さ寸法を有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の円盤状錠剤の検査装置の外観を示す三面図である。
全体を符号1で示す円盤状錠剤検査装置は、フレーム10とフレーム10の上部に装備される円盤状錠剤の供給部100と、円盤状錠剤の検査部200を備える。
円盤状錠剤の検査部200を通った円盤状錠剤はシュート20から次工程へ送られる。
【0007】
図2は、円盤状錠剤検査装置の主要部を示す。円盤状錠剤の供給部100は、振動発生装置110と振動発生装置110の上部に装備される円盤状錠剤のホッパー120、ホッパー120から落下する円盤状錠剤を一定量で送り出す流量調整装置130と、送り出された円盤状錠剤を整列搬送する円盤状錠剤の整列搬送部材140を備える。
円盤状錠剤の検査部200は、2台の振動発生装置210,212と振動発生装置210,212の上部にとりつけられる振動部材220を備える。
【0008】
図3は、検査搬送部材の平面形状を示し、検査搬送部材は、3個の検査搬送部材250,260,270で構成される。
【0009】
図4は、円盤状錠剤の供給部100の詳細を示し、円盤状錠剤のホッパー120の下方に配設される円盤状錠剤の流量調整装置130はトラフ状部材であって、中心C1にとりつけられるピンにより揺動自在に支持される。
流量調整装置130は、円盤状錠剤を受け入れる半円弧状の樋溝132を有し、中心C1の位置は、円盤状錠剤が乗せられない状態では、矢印A方向に揺動する位置に選択される。
ホッパー120から、円盤状錠剤が落下すると、その重力により流量調整装置130は、矢印B方向に回動する。
【0010】
円盤状錠剤の供給部100は、図1に示すように、下流側に向けて下向きに配置される。そこで、ホッパー120から円盤状錠剤の供給を受けて流量調整装置130は、振動発生装置110の振動を受けて、樋溝132に乗った円盤状錠剤を整列搬送部材140に向けて送り出す。
ホッパー内の円盤状錠剤量が一定量ある間は、流量調整装置はB方向へ回動したままであるが、ホッパー内残量が少なくなった場合、その自重により再びA方向に回動し、ホッパー内の残量が少なくなっても定速で送り出す。
振動機の特徴として、振動機上の流動体(実施例の場合 錠剤)をためておく、ホッパーから振動機上のトラフ等に供給される際、供給部分での流動体にかかる重量は、ホッパー内の残量に大きく影響し、残量が多ければ、供給部分での荷重は大きく、少なければ荷重は少なくなる。
そのため、ホッパー内の残量が多いとき程、流動体の進む速度は速くなり、残量が少なければ遅くなってしまう。
まして、ホッパー内が空になって、トラフ上に少々残っている程度の時などは、振動機の強弱ボリュームを強くせざるをえない程進まないのが現状で、振動機を用いた機器は必ずこの様な症状が現れる。
それを解決するために、ホッパー内残量に応じてトラフの傾斜角を変化させてある程度一定の速度での送りを可能にし、又、最後の1粒まで出しきれる(強弱調整なしで)機構として残量が多い時は登り勾配にして進む速度を遅くし、少なくなった時に下り勾配にして速くする。
【0011】
図5は、整列搬送部材140の詳細を示す。
板状の整列搬送部材140は、平行に形成される半円弧状の樋溝142を有する。本実施例にあっては、6本の樋溝142が形成される半円弧状の樋溝142の中心部には、角溝144が設けられる。この角溝144は、検査対象の円盤状錠剤が平坦な姿勢で摺動する寸法を有する。
ホッパー側から送られてくる円盤状錠剤は、この角溝144内に連続して整列し、検査部へ向けて送り出される。
【0012】
図6は、第1の検査部材250の詳細を示す。
板状の第1の検査部材250は、平行して配設される7本の突部252を有し、7本の突部252は、平行して配設される6本の角溝254を形成する。
この角溝254は、検査対象の円盤状錠剤を平坦名姿勢で受け入れる寸法を有する。
【0013】
第1の検査部材250の角溝254に乗った円盤状錠剤は、その一方の平坦面を上に向けた状態で下流側へ連続して送られる。その間に、目視によって、円盤状錠剤の一方の面の検査が行われる。
一方の平坦面の検査が完了した円盤状錠剤は、図7に示す第2の検査部材260へ送られる。この第2の検査部材260は、長手方向の中央部に6本の角溝264を有する。
【0014】
この角溝264は、円盤状錠剤が外周面に沿って転動するサイズに設定される。
この円盤状錠剤を転動案内する角溝264の上流側の入口部には、角溝264と断面形状が近似する入口部角溝263と第1の検査部材250から送り出される円盤状錠剤を平坦状態で受け入れる案内溝262を有する。
この案内溝262は、入口部262aから終端部262bに向けて幅寸法が減ずるように形成されている。
【0015】
そこで、平坦状態で送られてきた円盤状錠剤は、この案内溝262を通過する間に、外周面が入口溝263に接する状態に起立し、転動案内溝264に送り出される。円盤状錠剤は、この案内溝264を転動して移動する間に、外周面の検査が行われる。
したがって、この案内溝の長さ寸法L1は、検査対象の円盤状錠剤が少なくとも1回転以上転動する寸法を備えるものである。必要に応じて、寸法L1は、円盤状錠剤の外周面の長さ寸法の2倍以上長の長さ寸法とすることができる。
【0016】
第2の検査部材260の下流端側には、円盤状錠剤の出口溝265と平坦案内溝266が設けられる。この出口溝265は転動案内溝264に連続して形成されるが、溝の断面形状は、転動してきた円盤状錠剤を再び平面が下方になるように倒す形状に形成されている。
円盤状錠剤を倒す向きは、第1の検査部材250上側に出た一方の面とは反対側の他方の面が上向きとなる方向に設定される。
他方の面が上向きに倒された円盤状錠剤は、平坦溝266で案内されて、第3の検査部材270に送り出される。
【0017】
第3の検査部材270は、図6で説明した第1の検査部材250と同一の構造を有する。第3の検査部材270では、円盤状錠剤は、第1の検査部材のときとは反対側の面を上に向けて流れる。
そこで、この第3の検査部材上で円盤状錠剤の他方の面を検査する。
表面、裏面と外周面の検査が完了した円盤状錠剤は、シュート20から次工程へ送り出される。
【0018】
【発明の効果】
本発明の検査装置は以上のように、円盤状錠剤の表面及び裏面と、外周面を検査することができる。
また、振動発生装置の使用台数も少なくてすみ、簡素な装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円盤状錠剤の検査装置の三面図
【図2】本発明の円盤状錠剤の主要部の詳細図
【図3】本発明の円盤状錠剤の検査搬送部材の平面図
【図4】本発明の円盤状錠剤の供給部の詳細図
【図5】本発明の円盤状錠剤の整列装置を示す図
【図6】本発明の円盤状錠剤の第1の検査部材を示す図
【図7】本発明の円盤状錠剤の第2の検査部材を示す図
【符号の説明】
1 円盤状錠剤の検査装置
10 フレーム
20 シュート
100 円盤状錠剤の供給部
110 新堂発生装置
120 ホッパー
130 流量調整装置
140 整列搬送部材
250 第1の検査部材
260 第2の検査部材
270 第3の検査部材
Claims (5)
- 振動発生装置の上方にホッパーを有する円盤状錠剤の供給部と、供給された円盤状錠剤を受ける円盤状錠剤の検査部を備え、
円盤状錠剤の検査部は、振動発生装置の上部に配設される円盤状錠剤の一方の面を検査する第1の検査部材と、円盤状錠剤の外周面を検査する第2の検査部材と、円盤状錠剤の他方の面を検査する第3の検査部材を備える円盤状錠剤の検査装置。 - 第1及び第3の検査部材は、円盤状錠剤を平坦な状態で案内する角溝を有する請求項1記載の円盤状錠剤の検査装置。
- 第2の検査部材は、第1の検査部材から送られてくる円盤状錠剤を平坦な状態から起立させる入口溝と、起立した円盤状錠剤を転動させて案内する案内溝と、円盤状錠剤を他方の面が上向きとなる平坦な状態に倒して第3の検査部材に送る出口溝を有する請求項1記載の円盤状錠剤の検査装置。
- 第2の検査部材の案内溝は少なくとも円盤状錠剤の外周面の長さ寸法より大なる長さ寸法を有する請求項3記載の円盤状錠剤の検査装置。
- 円盤状錠剤の送り出し装置は、ホッパーとホッパーから送り出される錠剤を受ける流量調整装置を備え、流量調整装置は、樋溝を有するトラフ状の部材であって、ピンにより揺動自在に支持され、ホッパー内の円盤状錠剤が定量以上ある間は、ホッパーから離れる方向に回動し、ホッパー内の円盤状錠剤が定量以下となると、ホッパーに近づく方向に回動する円盤状錠剤の送り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003037980A JP2004243002A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 円盤状錠剤の検査装置及び送り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003037980A JP2004243002A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 円盤状錠剤の検査装置及び送り出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004243002A true JP2004243002A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33022626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003037980A Pending JP2004243002A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 円盤状錠剤の検査装置及び送り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004243002A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008155948A1 (ja) * | 2007-06-19 | 2008-12-24 | Qualicaps Co., Ltd. | 外観検査装置 |
JP2016199371A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 株式会社京都製作所 | 整列装置および整列・搬送装置 |
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JP2001095898A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-10 | Hayashi Yakuhin Kikai Kk | 錠剤目視検査装置 |
-
2003
- 2003-02-17 JP JP2003037980A patent/JP2004243002A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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