JP2004135145A - カラー画像通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】伝送されて来たデジタルカメラ等の撮影画像を外部PCから確認でき、しかも送信元情報、受信時刻も知り得る。
【解決手段】ファックス着信した画像データが、sYCC−JPEG画像データの場合(ST4)には、TSI信号中の電話番号、氏名等の送信元情報を一旦記憶しておき(ST6)、画像データを受信し(ST7)、その後、受信完了時刻も一旦記憶し(ST8)、画像データの受信ファイルに、一旦記憶してある送信元情報と受信完了時刻を追加保持する(ST9)。外部PCからsYCC−JPEG画像データの転送依頼があると、送信元情報、受信完了時刻も併せて一体で転送できる。
【選択図】 図2
【解決手段】ファックス着信した画像データが、sYCC−JPEG画像データの場合(ST4)には、TSI信号中の電話番号、氏名等の送信元情報を一旦記憶しておき(ST6)、画像データを受信し(ST7)、その後、受信完了時刻も一旦記憶し(ST8)、画像データの受信ファイルに、一旦記憶してある送信元情報と受信完了時刻を追加保持する(ST9)。外部PCからsYCC−JPEG画像データの転送依頼があると、送信元情報、受信完了時刻も併せて一体で転送できる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、s(スタンダード)YCC−JPEG対応可能なファクシミリ装置、複合機等のカラー画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー読み取り装置を備え、読み取ったカラー画像も電話回線を介して伝送するカラーファクシミリ装置が開発されている。この種のカラーファクシミリ装置の画像伝送は、ITU勧告T.81にしたがって行われるものであり、所定のサイズの原稿しか伝送できない。そのため、デジタルカメラによって撮影した画像データは、ファックス伝送ができない。そこで、デジタルカメラ等の画像データをファックス伝送できるように、デジタルカメラの記憶メディアのスロットを、ファクシミリ装置に装備し、デジタルカメラ等で撮影し得たYCb Cr −JPEG画像データを、記録メディアから一旦メモリに読み出し、これをファクシミリ装置のメモリにRGB画像データとして展開した後、画像データの横幅が所定画素数になように白画素を付加してから、再度Lab−JPEG画像データに圧縮し、順次T.81にしたがって送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−285647号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許文献1に記載の技術や、更にsYCC−JPEG画像データに対応可能なファクシミリ装置の出現で、デジタルカメラ等の画像データを容易に伝送可能となっているが、ファックス伝送されて来た画像データをプリントせずに保存しておく場合が考えられる。そして、外部端末、例えば外部PC(パソコン)から、JPEGファイルの呼出しがかかり、外部PCの表示装置にJPEG画像を表示することがある。この際に、単に撮影画像のみの表示では、誰が、いつ撮影したものかわからない、という問題がある。
【0005】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、伝送されて来た撮影画像を印刷しないで記憶しておく場合に、外部端末装置からも撮影画像を確認でき、しかも元の撮影画像データの保有者情報や撮影時刻をも知り得るカラー画像通信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のカラー画像通信装置は、sYCC−JPEG対応可能であって、受信したsYCC−JPEG画像データを画像記憶手段に記憶するカラー画像通信装置であって、前記記憶手段に、送信元の情報を前記sYCC−JPEG画像データとともに記憶しておき、前記sYCC−JPEG画像データと送信元の情報を外部情報端末装置に転送し得るようにしている。
【0007】
前記送信元の情報は、例えば発信元のファクシミリ装置の所有者であるが、デジタルカメラ等の所有者であっても良い。また、送信元の情報に付加して、受信時刻も併せて転送するようにしても良い。
【0008】
このカラー画像通信装置では、送信されて来たsYCC−JPEG画像データをプリントせずに記憶し、外部装置に転送する際に、画像の他に送信元の情報、受信時刻も転送するので、外部端末まで表示することにより、画像がどこから送られ、いま受信したかを知ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。図1に、この発明の実施形態カラー画像通信装置全体の概略構成を示すブロック図を示す。
【0010】
この実施形態カラー画像通信装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわゆるカラー複合機として構成したもので、主制御部1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、表示部7と、操作部8と、画像読取部9と、画像記録部10と、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11と、LANI/F12と、バス13とを備える。
【0011】
主制御部(CPU)1は、この装置を構成する各部を制御する機能を有する。NCU2は、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.4に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
【0012】
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。このRAM5には、sYCC−JPEGファイル記憶用に割り当てられる記憶部5aを備えている。
【0013】
画像メモリ6は、受信画像データや画像読取部9で読み取った画像データを一時的に記憶する。表示部(LCD)7は、アイコン、キーボタンの表示や、送受信に必要なメッセージ内容等を表示する。操作部8は、複数のワンタッチキーと、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切り替えを行うための動作モード切替キー、テンキー、スタートキー、その他のキーを有する。画像読取部9は、FAX送信するときにあるいはコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。この画像読取部9は、カラー画像の読み取りも可能である。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読取部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。この画像記憶部10は、カラープリントも可能である。CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを記録するために復号(デコード)する。LANI/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)その他のLAN15(ローカルエリアネットワーク)を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。外部PCから、JPEGファイル等のデータ転送の要求を受けると、記憶部5のJPEGデータを読み出し、LANI/F12、LAN15を介して、外部PCに転送する。
【0014】
次に、図2に示すフロー図を参照して、この実施形態装置カラー複合機の受信処理動作を説明する。先ず、ステップST1において、着信があると、ステップST2へ移行する。ステップST2においては、DIS信号(標準の受信機能を有することを示すデジタル識別信号)を送信する。次に、ステップST3へ移行する。ステップST3においては、DCS信号(デジタル命令信号)を受信したか否か判定する。DCS信号が送信されて来ない場合は、ステップST2に戻る。一方、DCS信号が送信されて来た場合には、ステップST4へ移行する。
【0015】
ステップST4においては、sYCC−JPEG画像データが送信されて来たか否か判定する。sYCC−JPEG画像データが送信されて来た場合には、ステップST5へ移行する。一方、他の画像データが送信されて来た場合だと、ステップST13へ移行する。ステップST13においては、通常のファックス受信処理へ移行する。
【0016】
ステップST5においては、送信側の情報を受信したか否か判定する。送信側の情報受信の場合は、ステップST6へ移行する。一方、送信側の情報受信でない場合は、ステップST6へスキップして、ステップST7へ移行する。ステップST6においては、送信側からのTSI(カナID)、例えば電話番号を、一旦送信元記憶部に記憶する。次に、ステップST7へ移行する。
【0017】
ステップST7においては、受信したsYCC−JPEGファイルを記憶する。そして、ファイルFJは、図3に示すように、sYCC−JPEG画像データのファイルJ1と、サムネイルFJ2と、送信元情報ファイルJ3から構成されている。次に、ステップST8へ移行する。ステップST8においては、受信完了時刻を一旦記憶する。続いて、ステップST9へ移行する。ステップST9においては、受信ファイル(図3のFJ)にステップST6とステップST8で記憶している送信元情報と受信完了時刻情報を追加保持する。次に、ステップST10へ移行する。
【0018】
ステップST10においては、EOP信号(手順終了信号)の受信、MCF信号(メッセージ確認信号)の送信等の後手順を実行する。続いて、ステップST11へ移行する。ステップST11においては、次ページ有りか否かを判定する。受信データの次ページが有する場合は、ステップST7へ戻る。一方、次ページがない場合は、ステップST12へ移行する。ステップST12においては、回線を断し、処理を終了する。
【0019】
外部端末装置から実施形態カラー複合機に、LAN15、LANI/F12を介して処理依頼が入ると、図4に示す処理ルーチンに入り、ステップST21において、外部から転送要求が有りか否か判定する。他の要求であれば、この処理ルーチンに入らない。一方、転送要求有りの場合は、ステップST22へ移行する。ステップST22においては、sYCC−JPEG画像データの転送か否か判定する。sYCC−JPEG画像データの転送である場合には、ステップST23へ移行する。一方、他の画像データの転送の場合は、ステップST24へ移行する。ステップST23においては、図3に示すsYCC−JPEGファイルFJを記憶部5aから読み出す。そして、ステップST25へ移行する。ステップST25においては、読み出したsYCC−JPEGファイルFJをLANI/F12、LAN15を介して、依頼のあった外部端末装置に転送する。外部端末装置では、転送されて来たsYCC−JPEG画像データを、例えば表示することにより、デジタルカメラ等で撮影した撮影画像の他に、送信元、受信時刻も確認できる。
【0020】
ステップST24においては、依頼のあった他の画像データを読み出し、ステップST25へ移行し、読み出した画像データを依頼のあった外部端末装置に転送する。
【0021】
【発明の効果】
この発明によれば、sYCC−JPEG対応可能であり、受信したsYCC−JPEG画像データを画像記憶手段に記憶するカラー画像通信装置であって、前記記憶手段に、送信元の情報を前記sYCC−JPEG画像データとともに記憶しておき、前記sYCC−JPEG画像データと送信元の情報を外部情報端末装置に転送し得るようにしているので、外部端末装置において、ファックス伝送されて来たデジタルカメラ等の撮影画像とともに、送信元、受信時刻も確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるカラー複合機の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態カラー複合機の画像受信時の処理動作を説明するフロー図である。
【図3】同実施形態カラー複合機におけるsYCC−JPEGファイルの概略構成を示す図である。
【図4】同実施形態カラー複合機における画像データの転送処理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1 主制御部(CPU)
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
5a sYCC−JPEGファイル記憶部
6 画像メモリ
7 表示部
8 操作部
9 画像読取部
10 画像記録部
11 CODEC
12 LANI/F
13 バス
14 電話回線
15 LAN
【発明の属する技術分野】
この発明は、s(スタンダード)YCC−JPEG対応可能なファクシミリ装置、複合機等のカラー画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー読み取り装置を備え、読み取ったカラー画像も電話回線を介して伝送するカラーファクシミリ装置が開発されている。この種のカラーファクシミリ装置の画像伝送は、ITU勧告T.81にしたがって行われるものであり、所定のサイズの原稿しか伝送できない。そのため、デジタルカメラによって撮影した画像データは、ファックス伝送ができない。そこで、デジタルカメラ等の画像データをファックス伝送できるように、デジタルカメラの記憶メディアのスロットを、ファクシミリ装置に装備し、デジタルカメラ等で撮影し得たYCb Cr −JPEG画像データを、記録メディアから一旦メモリに読み出し、これをファクシミリ装置のメモリにRGB画像データとして展開した後、画像データの横幅が所定画素数になように白画素を付加してから、再度Lab−JPEG画像データに圧縮し、順次T.81にしたがって送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−285647号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許文献1に記載の技術や、更にsYCC−JPEG画像データに対応可能なファクシミリ装置の出現で、デジタルカメラ等の画像データを容易に伝送可能となっているが、ファックス伝送されて来た画像データをプリントせずに保存しておく場合が考えられる。そして、外部端末、例えば外部PC(パソコン)から、JPEGファイルの呼出しがかかり、外部PCの表示装置にJPEG画像を表示することがある。この際に、単に撮影画像のみの表示では、誰が、いつ撮影したものかわからない、という問題がある。
【0005】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、伝送されて来た撮影画像を印刷しないで記憶しておく場合に、外部端末装置からも撮影画像を確認でき、しかも元の撮影画像データの保有者情報や撮影時刻をも知り得るカラー画像通信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のカラー画像通信装置は、sYCC−JPEG対応可能であって、受信したsYCC−JPEG画像データを画像記憶手段に記憶するカラー画像通信装置であって、前記記憶手段に、送信元の情報を前記sYCC−JPEG画像データとともに記憶しておき、前記sYCC−JPEG画像データと送信元の情報を外部情報端末装置に転送し得るようにしている。
【0007】
前記送信元の情報は、例えば発信元のファクシミリ装置の所有者であるが、デジタルカメラ等の所有者であっても良い。また、送信元の情報に付加して、受信時刻も併せて転送するようにしても良い。
【0008】
このカラー画像通信装置では、送信されて来たsYCC−JPEG画像データをプリントせずに記憶し、外部装置に転送する際に、画像の他に送信元の情報、受信時刻も転送するので、外部端末まで表示することにより、画像がどこから送られ、いま受信したかを知ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。図1に、この発明の実施形態カラー画像通信装置全体の概略構成を示すブロック図を示す。
【0010】
この実施形態カラー画像通信装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわゆるカラー複合機として構成したもので、主制御部1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、表示部7と、操作部8と、画像読取部9と、画像記録部10と、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11と、LANI/F12と、バス13とを備える。
【0011】
主制御部(CPU)1は、この装置を構成する各部を制御する機能を有する。NCU2は、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.4に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
【0012】
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。このRAM5には、sYCC−JPEGファイル記憶用に割り当てられる記憶部5aを備えている。
【0013】
画像メモリ6は、受信画像データや画像読取部9で読み取った画像データを一時的に記憶する。表示部(LCD)7は、アイコン、キーボタンの表示や、送受信に必要なメッセージ内容等を表示する。操作部8は、複数のワンタッチキーと、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切り替えを行うための動作モード切替キー、テンキー、スタートキー、その他のキーを有する。画像読取部9は、FAX送信するときにあるいはコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。この画像読取部9は、カラー画像の読み取りも可能である。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読取部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。この画像記憶部10は、カラープリントも可能である。CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを記録するために復号(デコード)する。LANI/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)その他のLAN15(ローカルエリアネットワーク)を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。外部PCから、JPEGファイル等のデータ転送の要求を受けると、記憶部5のJPEGデータを読み出し、LANI/F12、LAN15を介して、外部PCに転送する。
【0014】
次に、図2に示すフロー図を参照して、この実施形態装置カラー複合機の受信処理動作を説明する。先ず、ステップST1において、着信があると、ステップST2へ移行する。ステップST2においては、DIS信号(標準の受信機能を有することを示すデジタル識別信号)を送信する。次に、ステップST3へ移行する。ステップST3においては、DCS信号(デジタル命令信号)を受信したか否か判定する。DCS信号が送信されて来ない場合は、ステップST2に戻る。一方、DCS信号が送信されて来た場合には、ステップST4へ移行する。
【0015】
ステップST4においては、sYCC−JPEG画像データが送信されて来たか否か判定する。sYCC−JPEG画像データが送信されて来た場合には、ステップST5へ移行する。一方、他の画像データが送信されて来た場合だと、ステップST13へ移行する。ステップST13においては、通常のファックス受信処理へ移行する。
【0016】
ステップST5においては、送信側の情報を受信したか否か判定する。送信側の情報受信の場合は、ステップST6へ移行する。一方、送信側の情報受信でない場合は、ステップST6へスキップして、ステップST7へ移行する。ステップST6においては、送信側からのTSI(カナID)、例えば電話番号を、一旦送信元記憶部に記憶する。次に、ステップST7へ移行する。
【0017】
ステップST7においては、受信したsYCC−JPEGファイルを記憶する。そして、ファイルFJは、図3に示すように、sYCC−JPEG画像データのファイルJ1と、サムネイルFJ2と、送信元情報ファイルJ3から構成されている。次に、ステップST8へ移行する。ステップST8においては、受信完了時刻を一旦記憶する。続いて、ステップST9へ移行する。ステップST9においては、受信ファイル(図3のFJ)にステップST6とステップST8で記憶している送信元情報と受信完了時刻情報を追加保持する。次に、ステップST10へ移行する。
【0018】
ステップST10においては、EOP信号(手順終了信号)の受信、MCF信号(メッセージ確認信号)の送信等の後手順を実行する。続いて、ステップST11へ移行する。ステップST11においては、次ページ有りか否かを判定する。受信データの次ページが有する場合は、ステップST7へ戻る。一方、次ページがない場合は、ステップST12へ移行する。ステップST12においては、回線を断し、処理を終了する。
【0019】
外部端末装置から実施形態カラー複合機に、LAN15、LANI/F12を介して処理依頼が入ると、図4に示す処理ルーチンに入り、ステップST21において、外部から転送要求が有りか否か判定する。他の要求であれば、この処理ルーチンに入らない。一方、転送要求有りの場合は、ステップST22へ移行する。ステップST22においては、sYCC−JPEG画像データの転送か否か判定する。sYCC−JPEG画像データの転送である場合には、ステップST23へ移行する。一方、他の画像データの転送の場合は、ステップST24へ移行する。ステップST23においては、図3に示すsYCC−JPEGファイルFJを記憶部5aから読み出す。そして、ステップST25へ移行する。ステップST25においては、読み出したsYCC−JPEGファイルFJをLANI/F12、LAN15を介して、依頼のあった外部端末装置に転送する。外部端末装置では、転送されて来たsYCC−JPEG画像データを、例えば表示することにより、デジタルカメラ等で撮影した撮影画像の他に、送信元、受信時刻も確認できる。
【0020】
ステップST24においては、依頼のあった他の画像データを読み出し、ステップST25へ移行し、読み出した画像データを依頼のあった外部端末装置に転送する。
【0021】
【発明の効果】
この発明によれば、sYCC−JPEG対応可能であり、受信したsYCC−JPEG画像データを画像記憶手段に記憶するカラー画像通信装置であって、前記記憶手段に、送信元の情報を前記sYCC−JPEG画像データとともに記憶しておき、前記sYCC−JPEG画像データと送信元の情報を外部情報端末装置に転送し得るようにしているので、外部端末装置において、ファックス伝送されて来たデジタルカメラ等の撮影画像とともに、送信元、受信時刻も確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるカラー複合機の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態カラー複合機の画像受信時の処理動作を説明するフロー図である。
【図3】同実施形態カラー複合機におけるsYCC−JPEGファイルの概略構成を示す図である。
【図4】同実施形態カラー複合機における画像データの転送処理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1 主制御部(CPU)
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
5a sYCC−JPEGファイル記憶部
6 画像メモリ
7 表示部
8 操作部
9 画像読取部
10 画像記録部
11 CODEC
12 LANI/F
13 バス
14 電話回線
15 LAN
Claims (3)
- sYCC−JPEG対応可能であり、受信したsYCC−JPEG画像データを画像記憶手段に記憶するカラー画像通信装置であって、前記記憶手段に、送信元の情報を前記sYCC−JPEG画像データとともに記憶しておき、前記sYCC−JPEG画像データと送信元の情報を外部情報端末装置に転送し得るようにしたことを特徴とするカラー画像通信装置。
- 前記送信元情報は、保有者情報であることを特徴とする請求項1記載のカラー画像通信装置。
- 前記送信元情報に加えて、受信時刻を記憶し、転送するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカラー画像通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298830A JP2004135145A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | カラー画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298830A JP2004135145A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | カラー画像通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004135145A true JP2004135145A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=32288137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298830A Pending JP2004135145A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | カラー画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004135145A (ja) |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298830A patent/JP2004135145A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |