JP2004134270A - 圧延導体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的安価で、かつ、高温条件下においても、ピアッシング端子との固着強度に優れた圧延導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】タフピッチ銅製の線条材を伸線した後、圧延する。線条材を圧延した後、軟化して、それまでの冷間加工による影響を少なくする。この後、線条材を、再度圧延して、所望の厚みの扁平状に加工されると共に硬化された圧延導体12を得る。
【選択図】 図4
【解決手段】タフピッチ銅製の線条材を伸線した後、圧延する。線条材を圧延した後、軟化して、それまでの冷間加工による影響を少なくする。この後、線条材を、再度圧延して、所望の厚みの扁平状に加工されると共に硬化された圧延導体12を得る。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等で用いられるフレキシブルフラットケーブル等に用いられる圧延導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】
自動車用のフレキシブルフラットケーブルとして、複数の圧延導体を一対の可撓性フィルム間に挟込んだものがあり、この各圧延導体の端部に接続される端子として、ピアッシング端子と呼ばれる端子がある。
【0003】
ピアッシング端子は、圧延導体を打抜き貫通可能な貫通片を備えている。そして、その貫通片で圧延導体を打抜いて、その貫通片をカシメることで、当該ピアッシング端子が圧延導体の端部に電気的・機械的に接続される構成となっている。
【0004】
ところで、フラットケーブルに用いられる圧延導体は、線条材を伸線した後圧延することで、製造される。特に、上述のように、端部にピアッシング端子が接続される場合には、機械的に充分な固着保持強度を得て接続信頼性を確保するために、圧延導体は硬銅化している必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように線条材を伸線した後圧延することで圧延導体を製造した場合には、高温条件下で、圧延導体が軟銅化してしまうという問題がある。
【0006】
図5は、圧延導体を高温(100度)雰囲気下に放置した時間と、圧延導体の抗張力との関係を示す図である。
【0007】
同図に示すように、当初圧延導体は、約440MPaの抗張力を有していたが、100度の高温雰囲気下に放置後直ぐに抗張力が低下し、120時間放置後には、およそ260MPaに低下してしまっている。
【0008】
これは、高温雰囲気下で圧延導体が軟銅化してしまうためと考えられ、圧延導体の軟銅化により圧延導体とピアッシング端子との機械的な固着強度が低下してしまうこととなる。
【0009】
この場合に、無酸素銅により圧延導体を製造すると、高温時の軟銅化を防止することができ、上記固着強度の低下を防止できることとなる。
【0010】
しかしながら、無酸素銅自体高価であるため、フレキシブルフラットケーブルの製造コスト増を招く。
【0011】
そこで、この発明の課題は、比較的安価で、かつ、高温条件下においても、ピアッシング端子との固着強度に優れた圧延導体及びその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、ピアッシング端子の貫通片が打抜き貫通することで、前記ピアッシング端子が電気的・機械的に接続される圧延導体の製造方法であって、タフピッチ銅製の線条材を伸線する工程と、伸線された線条材を軟化する工程と、軟化された線条材を圧延する工程と、を含むものである。
【0013】
なお、請求項2記載のように、線条材を伸線した後であって軟化する前に、線条材を圧延するとよい。
【0014】
また、請求項3記載のように、線条材を加熱することによって軟化してもよい。
【0015】
請求項4記載の発明は、上記各製造方法により製造された圧延導体である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態に係る圧延導体及びその製造方法について説明する。
【0017】
まず、圧延導体の適用例について説明しておく。
【0018】
この圧延導体は、図1に示すように、例えば、自動車用のフレキシブルフラットケーブル10用の圧延導体12として用いられ、その端部にはピアッシング端子20が接続される。
【0019】
フレキシブルフラットケーブル10は、適宜間隔をあけて並列配置された複数の圧延導体12を、一対の絶縁フィルム11により挟込んで構成されている。
【0020】
ピアッシング端子20は、金属薄板を適宜打抜き屈曲加工することにより形成されたものであり、接続部21とピアッシング部22とが直線状に連設されてなる。
【0021】
接続部21は、平板状の雄端子形状或は筒状の雌端子形状に形成されており、他の端子を嵌合接続可能に構成されている。
【0022】
ピアッシング部22は、平面視略細帯状に形成されており、その中間部が適宜切り起されて略方形状の貫通片23aに形成されている。図1では、ピアッシング部22の幅方向に一対の貫通片23aが、当該ピアッシング部22の長手方向に沿って3組形成されている。そして、各貫通片23aで圧延導体12の一方面側(図1では上面側)から当該圧延導体12の端部を打抜き、図2及び図3に示すように、圧延導体12の他方面(図8では下面側)に突出する貫通片23aを圧延導体12の他方面に密着させるようにカシメる。これにより、ピアッシング端子20が圧延導体12の端部に電気的・機械的に接続される。
【0023】
この圧延導体12の製造方法について説明する。
【0024】
図4(a)は製造方法を示す工程図であり、図4(b)は各工程における線条材の断面形状を示している。
【0025】
この製造方法では、まず、タフピッチ銅製の線条材を準備し、これを伸線する(伸線工程)。ここで、タフピッチ銅は、粗銅の電解精錬によって得られる電解銅を溶解精製して得られるものであり、電気銅とも呼ばれる。伸線は、例えば、通常温度下で、線条材を、ダイスに形成された所望径の孔に通して引抜くことで行われる(冷間伸線)。これにより、線条材が所望の径の線条材30aに加工されることとなる。
【0026】
伸線した後で、線条材30aを圧延する(第1圧延工程)。圧延は、例えば、通常温度で、上記線条材30aを上下方向からロール圧延することで行われる(冷間圧延)。これにより、線条材30aは、所望厚み寸法の細帯状の線条材30bに加工される。
【0027】
このように線条材が冷間伸線及び冷間圧延されると、線条材30bを構成する金属は加工硬化し、残留応力やひずみエネルギー等が蓄積される。
【0028】
次に、線条材30bを軟化して線条材30cに加工する(軟化工程)。軟化は、例えば、線条材30bを加熱することにより行う。加熱温度は、再結晶温度以上であることが好ましい。この軟化により、上記冷間伸線及び冷間圧延によって、線条材30bを構成する金属に蓄積された残留応力やひずみエネルギー等が除去される。
【0029】
最後に、線条材30cを再度圧延する(第2圧延工程)。圧延は、上記第1圧延工程と同様、例えば、通常温度で、上記線条材30cを上下方向からロール圧延することで行われる(冷間圧延)。これにより、フレキシブルフラットケーブル用に適した圧延導体12に加工される。
【0030】
この第2圧延工程により、線条材30cを構成する金属は、再度硬化され、硬銅になる。
【0031】
以上ように製造された圧延導体12によると、タフピッチ銅製の線条材を加工して圧延導体12を製造しているため、当該圧延導体12を比較的安価に製造することができ、ひいてはフレキシブルフラットケーブル自体を比較的安価に製造できる。
【0032】
また、軟化工程によって、それ以前の工程(伸線工程及び第1圧延工程)の冷間加工による影響を少なくすることができる。従って、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【0033】
しかも、線条材を伸線した後であって軟化する前に、第1圧延工程で線条材30aを圧延しているので、充分に扁平に圧延することができる。そして、第1圧延工程後に、一旦軟化させているので、当該第1圧延工程における冷間圧延による影響は少ない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1〜請求項3記載の圧延導体の製造方法によると、タフピッチ銅製の線条材を用いているため、圧延導体を比較的安価に製造することができる。また、軟化する工程によって線条材の冷間加工による影響を少なくすることができるので、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【0035】
また、請求項2記載の発明によれば、線条材を伸線した後であって軟化する前に、線条材を圧延しているので、始めの圧延工程による影響を排除しつつ、線条材を充分に圧延することができる。
【0036】
また、請求項4記載の発明によれば、タフピッチ銅製の線条材を用いて製造されているので、比較的安価に製造することができる。また、軟化する工程によって線条材の冷間加工による影響を少なくして、これを圧延しているので、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延導体とピアッシング端子とを示す概略斜視図である。
【図2】圧延導体とピアッシング端子との接続状態を示す概略斜視図である。
【図3】同上の接続状態の要部を示す概略斜視図である。
【図4】図4(a)は製造方法を示す工程図であり、図4(b)は各工程における線条材の断面形状を示す図である。
【図5】圧延導体の高温雰囲気下放置時間と圧延導体の抗張力との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 フレキシブルフラットケーブル
12 圧延導体
20 ピアッシング端子
22 ピアッシング部
23a 貫通片
30a,30b,30c 線条材
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等で用いられるフレキシブルフラットケーブル等に用いられる圧延導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】
自動車用のフレキシブルフラットケーブルとして、複数の圧延導体を一対の可撓性フィルム間に挟込んだものがあり、この各圧延導体の端部に接続される端子として、ピアッシング端子と呼ばれる端子がある。
【0003】
ピアッシング端子は、圧延導体を打抜き貫通可能な貫通片を備えている。そして、その貫通片で圧延導体を打抜いて、その貫通片をカシメることで、当該ピアッシング端子が圧延導体の端部に電気的・機械的に接続される構成となっている。
【0004】
ところで、フラットケーブルに用いられる圧延導体は、線条材を伸線した後圧延することで、製造される。特に、上述のように、端部にピアッシング端子が接続される場合には、機械的に充分な固着保持強度を得て接続信頼性を確保するために、圧延導体は硬銅化している必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように線条材を伸線した後圧延することで圧延導体を製造した場合には、高温条件下で、圧延導体が軟銅化してしまうという問題がある。
【0006】
図5は、圧延導体を高温(100度)雰囲気下に放置した時間と、圧延導体の抗張力との関係を示す図である。
【0007】
同図に示すように、当初圧延導体は、約440MPaの抗張力を有していたが、100度の高温雰囲気下に放置後直ぐに抗張力が低下し、120時間放置後には、およそ260MPaに低下してしまっている。
【0008】
これは、高温雰囲気下で圧延導体が軟銅化してしまうためと考えられ、圧延導体の軟銅化により圧延導体とピアッシング端子との機械的な固着強度が低下してしまうこととなる。
【0009】
この場合に、無酸素銅により圧延導体を製造すると、高温時の軟銅化を防止することができ、上記固着強度の低下を防止できることとなる。
【0010】
しかしながら、無酸素銅自体高価であるため、フレキシブルフラットケーブルの製造コスト増を招く。
【0011】
そこで、この発明の課題は、比較的安価で、かつ、高温条件下においても、ピアッシング端子との固着強度に優れた圧延導体及びその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、ピアッシング端子の貫通片が打抜き貫通することで、前記ピアッシング端子が電気的・機械的に接続される圧延導体の製造方法であって、タフピッチ銅製の線条材を伸線する工程と、伸線された線条材を軟化する工程と、軟化された線条材を圧延する工程と、を含むものである。
【0013】
なお、請求項2記載のように、線条材を伸線した後であって軟化する前に、線条材を圧延するとよい。
【0014】
また、請求項3記載のように、線条材を加熱することによって軟化してもよい。
【0015】
請求項4記載の発明は、上記各製造方法により製造された圧延導体である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態に係る圧延導体及びその製造方法について説明する。
【0017】
まず、圧延導体の適用例について説明しておく。
【0018】
この圧延導体は、図1に示すように、例えば、自動車用のフレキシブルフラットケーブル10用の圧延導体12として用いられ、その端部にはピアッシング端子20が接続される。
【0019】
フレキシブルフラットケーブル10は、適宜間隔をあけて並列配置された複数の圧延導体12を、一対の絶縁フィルム11により挟込んで構成されている。
【0020】
ピアッシング端子20は、金属薄板を適宜打抜き屈曲加工することにより形成されたものであり、接続部21とピアッシング部22とが直線状に連設されてなる。
【0021】
接続部21は、平板状の雄端子形状或は筒状の雌端子形状に形成されており、他の端子を嵌合接続可能に構成されている。
【0022】
ピアッシング部22は、平面視略細帯状に形成されており、その中間部が適宜切り起されて略方形状の貫通片23aに形成されている。図1では、ピアッシング部22の幅方向に一対の貫通片23aが、当該ピアッシング部22の長手方向に沿って3組形成されている。そして、各貫通片23aで圧延導体12の一方面側(図1では上面側)から当該圧延導体12の端部を打抜き、図2及び図3に示すように、圧延導体12の他方面(図8では下面側)に突出する貫通片23aを圧延導体12の他方面に密着させるようにカシメる。これにより、ピアッシング端子20が圧延導体12の端部に電気的・機械的に接続される。
【0023】
この圧延導体12の製造方法について説明する。
【0024】
図4(a)は製造方法を示す工程図であり、図4(b)は各工程における線条材の断面形状を示している。
【0025】
この製造方法では、まず、タフピッチ銅製の線条材を準備し、これを伸線する(伸線工程)。ここで、タフピッチ銅は、粗銅の電解精錬によって得られる電解銅を溶解精製して得られるものであり、電気銅とも呼ばれる。伸線は、例えば、通常温度下で、線条材を、ダイスに形成された所望径の孔に通して引抜くことで行われる(冷間伸線)。これにより、線条材が所望の径の線条材30aに加工されることとなる。
【0026】
伸線した後で、線条材30aを圧延する(第1圧延工程)。圧延は、例えば、通常温度で、上記線条材30aを上下方向からロール圧延することで行われる(冷間圧延)。これにより、線条材30aは、所望厚み寸法の細帯状の線条材30bに加工される。
【0027】
このように線条材が冷間伸線及び冷間圧延されると、線条材30bを構成する金属は加工硬化し、残留応力やひずみエネルギー等が蓄積される。
【0028】
次に、線条材30bを軟化して線条材30cに加工する(軟化工程)。軟化は、例えば、線条材30bを加熱することにより行う。加熱温度は、再結晶温度以上であることが好ましい。この軟化により、上記冷間伸線及び冷間圧延によって、線条材30bを構成する金属に蓄積された残留応力やひずみエネルギー等が除去される。
【0029】
最後に、線条材30cを再度圧延する(第2圧延工程)。圧延は、上記第1圧延工程と同様、例えば、通常温度で、上記線条材30cを上下方向からロール圧延することで行われる(冷間圧延)。これにより、フレキシブルフラットケーブル用に適した圧延導体12に加工される。
【0030】
この第2圧延工程により、線条材30cを構成する金属は、再度硬化され、硬銅になる。
【0031】
以上ように製造された圧延導体12によると、タフピッチ銅製の線条材を加工して圧延導体12を製造しているため、当該圧延導体12を比較的安価に製造することができ、ひいてはフレキシブルフラットケーブル自体を比較的安価に製造できる。
【0032】
また、軟化工程によって、それ以前の工程(伸線工程及び第1圧延工程)の冷間加工による影響を少なくすることができる。従って、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【0033】
しかも、線条材を伸線した後であって軟化する前に、第1圧延工程で線条材30aを圧延しているので、充分に扁平に圧延することができる。そして、第1圧延工程後に、一旦軟化させているので、当該第1圧延工程における冷間圧延による影響は少ない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1〜請求項3記載の圧延導体の製造方法によると、タフピッチ銅製の線条材を用いているため、圧延導体を比較的安価に製造することができる。また、軟化する工程によって線条材の冷間加工による影響を少なくすることができるので、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【0035】
また、請求項2記載の発明によれば、線条材を伸線した後であって軟化する前に、線条材を圧延しているので、始めの圧延工程による影響を排除しつつ、線条材を充分に圧延することができる。
【0036】
また、請求項4記載の発明によれば、タフピッチ銅製の線条材を用いて製造されているので、比較的安価に製造することができる。また、軟化する工程によって線条材の冷間加工による影響を少なくして、これを圧延しているので、高温条件下における耐軟化性が向上し、これによりピアッシング端子との固着強度に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延導体とピアッシング端子とを示す概略斜視図である。
【図2】圧延導体とピアッシング端子との接続状態を示す概略斜視図である。
【図3】同上の接続状態の要部を示す概略斜視図である。
【図4】図4(a)は製造方法を示す工程図であり、図4(b)は各工程における線条材の断面形状を示す図である。
【図5】圧延導体の高温雰囲気下放置時間と圧延導体の抗張力との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 フレキシブルフラットケーブル
12 圧延導体
20 ピアッシング端子
22 ピアッシング部
23a 貫通片
30a,30b,30c 線条材
Claims (4)
- ピアッシング端子の貫通片が打抜き貫通することで、前記ピアッシング端子が電気的・機械的に接続される圧延導体の製造方法であって、
タフピッチ銅製の線条材を伸線する工程と、
伸線された線条材を軟化する工程と、
軟化された線条材を圧延する工程と、
を含む圧延導体の製造方法。 - 請求項1記載の圧延導体の製造方法であって、
線条材を伸線した後であって軟化する前に、線条材を圧延する工程を含む圧延導体の製造方法。 - 請求項1又は請求項2記載の圧延導体の製造方法であって、線条材を加熱することによって軟化する、圧延導体の製造方法。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の圧延導体の製造方法によって製造された圧延導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298451A JP2004134270A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 圧延導体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298451A JP2004134270A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 圧延導体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004134270A true JP2004134270A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=32287869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298451A Abandoned JP2004134270A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 圧延導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004134270A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218730A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 古河電気工業株式会社 | 圧延銅箔および圧延銅箔の製造方法 |
JP7306991B2 (ja) | 2017-08-01 | 2023-07-11 | 住友電気工業株式会社 | 電線およびケーブル |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298451A patent/JP2004134270A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218730A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 古河電気工業株式会社 | 圧延銅箔および圧延銅箔の製造方法 |
JP7306991B2 (ja) | 2017-08-01 | 2023-07-11 | 住友電気工業株式会社 | 電線およびケーブル |
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