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JP2004130444A - Synchronous control device - Google Patents

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Publication number
JP2004130444A
JP2004130444A JP2002297731A JP2002297731A JP2004130444A JP 2004130444 A JP2004130444 A JP 2004130444A JP 2002297731 A JP2002297731 A JP 2002297731A JP 2002297731 A JP2002297731 A JP 2002297731A JP 2004130444 A JP2004130444 A JP 2004130444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
master axis
work
speed
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002297731A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Kentaro Fujibayashi
藤林 謙太郎
Tetsuo Hishikawa
菱川 哲夫
Kota Yamaguchi
山口 剛太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2002297731A priority Critical patent/JP2004130444A/en
Publication of JP2004130444A publication Critical patent/JP2004130444A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a synchronous control device facilitating the creation of work instruction data and enabling work in synchronization with a master shaft independently driven. <P>SOLUTION: A work shape (X=8, Y=12, Z=4) for the work is input as instruction data for a work start position, a work end position and a slave shaft. With respect to an X-axis of the slave shaft moving in parallel with the master shaft, a synchronism magnification Sx (=3) is obtained by adding 1 to the value derived by dividing an X component of the work shape by a moving quantity of the master shaft required for the work. With respect to a Y-axis, a Z-axis of the other slave shafts, the values obtained by dividing the components by the moving quantity of the mater shaft required for the work are regarded as the synchronism magnifications Sy (=3), Sz (=1). Each shaft speed is derived by multiplying the synchronism magnifications Sx, Sy, Sz of each slave shaft by the speed Vm of the master shaft, and interpolation is performed. Even when a master speed changes or varies, the speed of the slave shaft correspondingly varies, and the slave shaft works moving the prescribed quantity while the master shaft moves within the prescribed moving quantity. The master shaft may be an independent shaft. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動する対象物であるワークに対してある作業を行うための同期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
搬送手段によって搬送されるワークに対して所定の作業を行う装置として、電子カムにより同期を取って作業を行う装置が公知である。この電子カムによる同期方法は、搬送手段を駆動するマスタ軸に対して、このマスタ軸に同期して他の可動軸をスレーブ軸として駆動制御するものである。マスタ軸の位相0度から始まり1回転するまでのマスタ軸の位相に対応して、スレーブ軸の変位データを登録しておき、時々刻々変化するマスタ軸位相に対応して、この変位データに基づいてスレーブ軸を制御するものである。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
又、マスタ軸の軌跡データ(速度データ)とスレーブ軸の軌跡データ(速度データ)が同一のコントローラ内で制御し、これらの軌跡データをサーボ周期毎に合成し、合成した軌跡データに基づき位置を制御することにより、マスタ軸に追従しながら、スレーブ軸による作業を行うようにした技術も公知である(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−302103号公報
【特許文献2】
特開平11−237919号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
電子カムにより制御する装置においては、予めマスタ軸に対するスレーブ軸の位置をカム曲線データとして登録しておき、マスタ軸の位置(位相)に対してスレーブ軸の位置を求め軸を動作させるが、一般にカムデータは単純な曲線でないため作成に工数がかかり、対象物毎に簡単に作成することができないという問題があった。
【0006】
又、特許文献2等に記載されたものにおいては、マスタ軸とスレーブ軸を同一のコントローラで制御するものであり、マスタ軸とスレーブ軸を別のコントローラで制御しているものには対応できないという問題がある。
そこで、本発明は、作業指令データの作成が容易で、独立して駆動されるマスタ軸に同期して作業を可能にした同期制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、1以上のスレーブ軸がマスタ軸に追従同期してマスタ軸で搬送されるワークに対して作業を行う機械を制御する同期制御装置において、マスタ軸の位置とスレーブ軸への指令データに基づき各スレーブ軸の同期倍率を算出する同期倍率算出手段と、該同期倍率算出手段により算出された同期倍率とマスタ軸の速度に基づき各スレーブ軸の同期速度を算出する同期速度算出手段とを備え、該同期速度算出手段で求めた同期速度で各スレーブ軸を駆動制御するようにした。前記同期倍率算出手段は、マスタ軸に対する同期追従対応部分とマスタ軸に対する相対運動部分からなる関数により同期倍率を演算する。この関数は前記作業動作に応じてマスタ軸の位置に対応させて1以上設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態の概要図である。この実施形態においては、搬送手段のベルトコンベア1上に載置され搬送される作業対象物のワーク2に対して、各種作業を行う例を示している。この例では、ワーク2に対して作業機3が備えるカッタ4により作業を行う例を示している。
【0009】
ベルトコンベア1をマスタ軸とし、該ベルトコンベア1でワーク2が搬送される方向をX軸方向とする。又、作業機3は、ベルトコンベアの搬送方向と同一方向のX軸と、該X軸と直交するY軸(図1において、紙面垂直方向)及び該X,Y軸と直交するZ軸方向にカッタ4を駆動制御する各軸制御手段を備え、これらX,Y,Z軸をスレーブ軸としている。
【0010】
又、符号5は、ベルトコンベア1によって搬送されてくるワーク2を検出するセンサである。さらに、ベルトコンベア1には、該ベルトコンベア1の回転位置を検出するための位置検出器としてのエンコーダ6を備えている。
【0011】
図2は、この実施形態の同期制御装置の機能ブロック図である。該同期制御装置10は、作業機3を制御する数値制御装置で構成され、その数値制御処理部10aでは、マスタ軸であるベルトコンベア1の位置を検出するエンコーダ6から帰還パルスを計数し、マスタ軸の位置(ベルトコンベアの位置)を求め(10c)、該位置の差分によりマスタ軸の速度を求める(10d)。又、求められたマスタ軸の位置と指令データ7に基づいてスレーブ軸の各方向(X,Y,Z軸)別の同期倍率を計算する(10e)。又、この求められた同期倍率とマスタ速度に基づいてスレーブ各軸の速度を求め(10f)、サーボ制御処理部10bの各スレーブ軸制御手段10gにより各スレーブ軸を駆動制御することによって、マスタ軸に対してスレーブ軸を同期させてワークに対して作業を行うようにしている。なお、位置を検出するエンコーダ6の代わりに、位置及び速度を検出する位置・速度検出器を用いれば、マスタ軸の速度をマスタ軸の位置より演算しなくても、マスタ軸の速度を得ることができる。
【0012】
同期倍率は、マスタ軸に追従する同期追従部分とワークに対するカッタ4の相対運動部分に分けられる。同期追従部分は、マスタ軸と平行な方向に移動するスレーブ軸のX軸のみが有し、他のスレーブ軸のY,Z軸は相対運動部分のみである。その結果、ワーク2に対してカッタ4が直線移動を行う場合、スレーブ軸のX,Y,Z軸の相対運動部分に対応する同期倍率をKx,Ky,Kzとすると、各X,Y,Zのスレーブ軸の同期倍率Sx,Sy,Szは次のようになる。なお、この相対運動部分に対応する同期倍率Kx,Ky,Kzはマスタ軸の位置Pmに関係なく一定である。
【0013】
Sx=1+Kx    …(1)
Sy=Ky      …(2)
Sz=Kz      …(3)
カッタ4がワーク2のXY平面上に円弧移動を行う場合は、円弧の半径をR、マスタ軸の位置Pmを0°〜360°の角度θに正規化し(θ=K・Pm(K:マスタ軸の位置から角度への変換定数))、所定周期毎にマスタ移動角を求め、当該周期のマスタ角度をθとすると、スレーブ軸のX軸,Y軸,Z軸の同期倍率Sx,Sy,Szは次のようになる。
【0014】
Sx=1+Rcosθ …(4)
Sy=Rsinθ   …(5)
Sz=0       …(6)
なお、上記円弧運動におけるX軸の同期倍率Sxにおいて、「Rcosθ」は、ワークに対する相対運動部分であり「1」は、マスタ軸に追従する同期追従部分に該当する。
【0015】
このようにして求めたスレーブ軸の同期倍率Sx,Sy,Szにマスタ軸の速度Vmを乗じることによってスレーブ軸のX軸,Y軸,Z軸の速度Vx,Vy,Vzを求める。
【0016】
Vx=Sx・Vm
Vy=Sy・Vm
Vz=Sz・Vm
各スレーブ軸をこの速度で、所定周期毎補間して駆動することによって、マスタ軸のベルトコンベア1の移動速度Vmが変わっても、又は変動しても、指令どおりの作業ができる。
【0017】
図3は、指令データと、マスタ軸、スレーブ各軸の速度の関係を説明する説明図である。この実施形態では、スレーブ軸を備える作業機3を制御する同期制御装置に対する指令データは、マスタ軸の移動区間(作業開始位置Ps、作業完了位置Pe)と、その間のスレーブ軸の軌跡データ(移動量と形(直線か円弧))を指定するものである。図3(a)に示す指令データの例では、マスタ軸が作業開始位置Ps=4から作業完了位置Pe=8まで移動する間に、X軸方向に8単位、Y軸方向に12単位、Z軸方向に4単位の直線移動を行う指令の例を示している。このように、指令データのフォーマットはEIAフォーマットのような形式で与えることができる。この場合、各スレーブ軸の同期倍率Sx,Sy,Szは次のようにして求められ、図3(b)に示すものとなる。
【0018】
Sx=1+Kx=1+作業形状のX成分/作業に要するマスタ軸の移動量(=Pe−Ps)=1+8/4=3
Sy=Ky=作業形状のY成分/作業に要するマスタ軸の移動量(=Pe−Ps)=12/4=3
Sz=Kz=作業形状のZ成分/作業に要するマスタ軸の移動量(=Pe−Ps)=4/4=1
そして、マスタ軸の位置と速度に対応したスレーブ軸の速度の関係を表すと図3(c)に示す状態となる。この図3(c)において、ハッチングした部分が各軸の移動距離となる。すなわち、マスタ軸が作業開始位置4から作業完了位置8まで、等速で移動する間、スレーブ軸のX軸は、3単位の速度(Vx=Sx・Vm=3・1=3)で12単位の移動を行うが、マスタ軸が4単位の移動をするから、ワークに対する刃物4のX軸方向の相対移動量は、8単位の移動量となる。
【0019】
一方、スレーブ軸のY軸は、マスタ軸が作業開始位置4から作業完了位置8まで、等速で移動する間に3単位の速度(Vy=Sy・Vm=3・1=3)で12単位の移動を行う。スレーブ軸のZ軸は、作業開始位置4から作業完了位置8まで、等速で移動する間に1単位の速度(Vz=Sz・Vm=1・1=1)で4単位の移動を行う。
【0020】
その結果、ワーク2に対して作業開始位置4から作業完了位置8まで、等速で移動する間にX軸成分8、Y軸成分12、Z軸成分4の直線移動がなされることになる。
このように、本発明においては、スレーブ軸の速度が、マスタ軸の速度に追従するようにしているから、マスタ軸の速度が変動しても、確実に作業を行うことができる。
【0021】
マスタ軸の速度とスレーブ軸の速度が連動せず独立である場合、マスタ軸の速度が速くなると、作業が完了しない場合が生じる。すなわち、作業可能区間距離が限られているため、この作業可能区間距離をマスタ軸が移動する間に作業を終了しなければならないが、マスタ軸の速度にスレーブ軸の速度が連動していないと、マスタ軸の速度が速くなったとき、作業可能区間距離に要する時間が短くなり、スレーブ軸がこの短くなった時間内に目標位置まで移動できない場合が生じるからである。
しかし、本発明では、スレーブ軸の速度がマスタ軸の速度に連動するから、上述したような問題は生じない。
【0022】
この点、Y軸について説明すると、作業に要するマスタ軸の移動量をL、マスタ軸が作業開始位置より作業完了位置までのLだけ移動する間、Y軸の移動指令がyだけ直線で移動するよう指令されたとする。Y軸の同期倍率Syは、
Sy=y/L
速度Vyは、
Vy=Sy・Vm=y・Vm/L
である。Y軸は、この速度Vyで距離yを移動するものであるから、この距離yを移動するに要する移動時間tは、
t=y/Vy=y/(y・Vm/L)=L/Vm
となり、これはマスタ軸が速度Vmで移動量Lだけ移動するのに要する時間Tと等しくなる。
例えば、上述した例で、y=12で作業に要するマスタ軸の移動量L=4とすると、
同期倍率Sy=y/L=12/4=3である。
マスタ軸の速度Vm=1とすると、
Vy=Sy・Vm=3・1=3、
指令移動量y=12を作業する時間t=12/Vy=12/3=4、
この間、マスタ軸が移動量4だけ移動するのに要する時間T=L/Vm=4/1=4。
【0023】
マスタ軸の速度Vm=2とすると、
Vy=Sy・Vm=3・2=6、
指令移動量y=12を作業する時間t=12/Vy=12/6=2、
この間、マスタ軸が移動量4だけ移動するのに要する時間T=L/Vm=4/2=2
【0024】
以上のように、マスタ速度が変化しても(Vm=1又は2)、スレーブ軸が指令作業形状を作業する時間と、指令された区間をマスタ軸が移動に要する時間は一定である。逆に、マスタ速度が変化しても、マスタ軸が所定量移動する間にスレーブ軸は指令の作業形状を作業できる。このことは、マスタ軸の作業に要する移動量と、その区間での各スレーブ軸の移動量を指令しておけば、マスタ速度が基準速度から変動しても、作業可能区間内で必ず作業が終了することを意味する。
【0025】
この実施形態では、作業機3を制御する数値制御装置等の制御装置で同期制御装置を構成するものとし、図4は、この同期制御装置を構成する作業機3の制御装置の要部ブロック図である。
【0026】
制御装置10には、プロセッサ11と該プロセッサ11にバス18で結合されている、ROM,RAM等からなるメモリ12、表示装置13,キーボード等の手動入力手段14、軸制御手段15、主軸制御手段16,入出力回路17等で構成されている。
【0027】
軸制御手段15は、主軸先端に取り付けられた刃物(工具)をX,Y,Z軸方向に駆動する各スレーブ軸のモータ22x,22y,22zを制御するもので、各スレーブ軸の位置、速度、電流のフィードバック制御手段等を備える。この軸制御手段15には、各スレーブ軸のサーボアンプ21x,21y,21zを介して各スレーブ軸のサーボモータ22x,22y,22zが接続されている。なお、各サーボモータ22x,22y,22zには位置・速度検出器が取り付けられ、位置、速度をそれぞれの軸制御手段15にフィードバックするように構成されているが、この図4では省略している。
【0028】
又、主軸制御手段16には、主軸アンプ23を介して主軸モータ24に接続され、主軸制御手段16はプロセッサ11から指令される主軸速度指令と、図示していない主軸速度を検出する速度検出器からの速度フィードバック信号を受け、主軸が指令速度になるように主軸モータ24を駆動制御する。
【0029】
入出力回路17には、ワークを検出するセンサ5及びマスタ軸であるベルトコンベア1の位置を検出する位置検出器であるエンコーダ6が接続されている。
上述した同期制御装置は、従来の工作機械を制御する制御装置である数値制御装置と変わりはないものである。
【0030】
次にこの同期制御装置の動作を説明する。同期制御装置10のメモリ12には、ワーク2に対する作業指令データが格納されているものとする。この指令データの一例を図5(a)に示す。この図5(a)で示す指令データは、区間1で直線、区間1に続く区間2で円弧、区間3で直線の移動を行うよう指令した例で、区間1では、マスタ軸が作業開始位置4から、作業完了位置8まで移動する間に、スレーブ軸のX軸が8、Y軸が4直線移動し、区間2では、マスタ軸が作業開始位置8に達した瞬間から、作業完了位置368まで移動する間に、始点を(Xs,Ys)=(8,4)、終点を(Xe,Ye)=(8,4)とする円弧の移動を、区間3では、マスタ軸が作業開始位置368から、作業完了位置372まで移動する間に、X軸を−8、Y軸を−4直線移動する。この各区間の、同期倍率Sx,Sy,Szは、図5(b)に示すようなものとなる。また、この動作指令データに基づくマスタ軸の位置とスレーブ軸の相対位置との関係を図6に示す。横軸はマスタ軸位置Pmで、縦軸は、スレーブ軸のX軸のマスタ軸に対する相対位置Px、及びスレーブ軸のY軸のマスタ軸に対する相対位置Pyを示している。
【0031】
図7は、同期制御装置10のプロセッサ11が実行する同期制御処理のフローチャートである。該同期制御装置10のメモリ12内には、例えば図5(a)に示したような指令データが格納されているものとする。電源が投入されると、プロセッサ11は、入出力回路17を介してセンサ5からワーク2の検出信号が入力されたか否かを監視する(ステップA1)。センサ5から検出信号が出力され、それをステップA1で検出すると、マスタ軸であるベルトコンベア1の回転を検出しパルスを発生するエンコーダ6から入出力回路17を介して入力されるパルスを計数するレジスタをクリアする(ステップA2)。その結果、このレジスタはセンサ5がワークを検出した後のマスタ軸の移動量、すなわち(ワーク2)マスタ軸の位置(検出したワーク2の位置)Pmを示すことになる。
【0032】
次に、指令データから最初の区間のデータを読む(ステップA3)。指令データがなければステップA20に移行するが、指令データがあれば(ステップA4)、マスタ軸の位置Pm、すなわち、エンコーダ6からの帰還パルスを計数するレジスタの値を読み(ステップA5)、該位置Pmが読みとった指令データの作業開始完了位置Psと比較し、一致するまで待つ(ステップA6)。
【0033】
マスタ軸1の位置Pmが指令データの作業開始位置Psと一致すると、指令データの指令が直線指令か円弧指令か判断し(ステップA7)、図5に示すように最初の区間1では直線指令であると、マスタ軸位置Pmを読み(ステップA8)、各スレーブ軸の同期倍率を求める(ステップA9)。マスタ軸1と平行な方向のスレーブ軸のX軸は、マスタ軸が作業開始位置から作業完了位置まで移動する間のX軸の移動量をこの間のマスタ軸の移動量で割り、ワークに対する相対運動部分を求め、これにマスタ軸追従成分の「1」を加算して同期倍率Sxを求める。又、スレーブ軸のY軸、Z軸については、相対運動成分のみであるから、それぞれの軸のマスタ軸が作業開始位置から作業完了位置まで移動する間の移動量を各方向の移動量で割って同期倍率Sy,Szを求める(ステップA9)。
【0034】
図5の区間1の例では、次のようになる。
Sx=1+加工形状のX成分/作業に要するマスタ軸の移動量=1+8/4=3
Sy=加工形状のY成分/作業に要するマスタ軸の移動量=4/4=1
Sz=加工形状のZ成分/作業に要するマスタ軸の移動量=0/4=0
次に、前周期で検出したマスタ軸位置と今周期で検出したマスタ軸位置Pm(ステップA8)に基づいてマスタ軸速度Vmを求め(ステップA10)、このマスタ軸速度Vmに各スレーブ軸の同期倍率Sx,Sy,Szを乗じて、スレーブ軸の速度Vx,Vy,Vzを求める(ステップA11)。そして、所定周期毎、各スレーブ軸の移動指令を求めた各軸速度Vx,Vy,Vzに基づいて補間し、軸制御手段15に出力する(ステップA12)。以下、所定周期毎、ステップA3で読みとった区間の移動指令が分配出力され、区間1の作業が終了するまで(ステップA13)、ステップA8とステップA13の処理を繰り返し実行する。なお、マスタ軸の速度を求める手段としては、上記以外にタコメータ等を用いて直接検出しても良い。
【0035】
当該区間の移動指令を出力し作業が終了すると(ステップA13)、ステップA3に戻り、指令データの次の区間を読み出す。次の区間が図5に示すように円弧指令であると、ステップA7からステップA14に移行し、マスタ軸の位置Pmを読み、該マスタ軸の位置Pmから円弧の作業開始点位置Psを差し引いた値に正規化の変数定数Kを乗じて、回転角θ(=K・(Pm−Ps))を求める(ステップA15)。
【0036】
この回転角θと指令半径Rにより、4式、5式の演算を行って、スレーブ軸のX,Y軸の同期倍率Sx,Syを求める。又、Z軸については、通常は移動指令が「0」であり、同期倍率Szは「0」であるが、移動指令がある場合には、作業に要するマスタ軸の移動量で、Z軸の移動指令を割りZ軸の同期倍率Szを求める(ステップA16)。
【0037】
マスタ軸の速度Vmを求め(ステップA17)、マスタ軸の速度Vmに各スレーブ軸のそれぞれの同期倍率Sx,Sy,Szを乗じて各スレーブ軸の速度Vx,Vy,Vzを求め(ステップA18)、所定周期毎、各スレーブ軸の移動指令を求めた各軸速度Vx,Vy,Vzに基づいて補間し、軸制御手段15に出力する(ステップA19)。指令された当該区間の移動(作業)が終了してなければ(ステップA20)、ステップA14に戻り、ステップA14以下の処理を所定周期毎繰り返し実行する。
【0038】
かくして、当該区間で指令されている移動が終了し、作業が終了すると、ステップA20からステップA3に戻り次の区間を読み出し、指令があれば、その区間の作業を行う。又、指令がなければ、ステップA4からステップA21に移行して、スレーブ各軸をホームポジション位置にもどし、センサ5からの信号を監視する(ステップA1)。
【0039】
以下、センサ5でワーク2が検出される毎に、上述した処理を繰り返しワーク2に対して指令データに基づく作業がなされる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、スレーブ軸とは別に独立して駆動されるマスタ軸に対して同期させることができる。また、マスタ軸の速度を変えたり変動があっても、スレーブ軸を追従させることができ、かつ、EIAフォーマットのような容易な形式で指令をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概要図である。
【図2】同実施形態における同期制御装置の機能ブロック図である。
【図3】指令データとマスタ軸スレーブ各軸の速度の関係を説明する説明図である。
【図4】同実施形態の要部ブロック図である。
【図5】指令データの一例を示す図である。
【図6】図5に示す指令データによるマスタ軸位置とスレーブ軸の相対位置関係を表す図である。
【図7】同実施形態における同期制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 マスタ軸(ベルトコンベア)
2 ワーク
3 作業機
4 刃物
5 センサ
6 エンコーダ
10 制御装置
22x〜22z サーボモータ
24 主軸モータ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a synchronization control device for performing a certain operation on a workpiece that is a moving object.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art As an apparatus for performing a predetermined operation on a workpiece conveyed by a conveying unit, an apparatus for performing an operation in synchronization with an electronic cam is known. In the synchronization method using the electronic cam, the drive control is performed on a master axis for driving the transport means in synchronization with the master axis and using another movable axis as a slave axis. The displacement data of the slave axis is registered in correspondence with the phase of the master axis from the master axis phase starting at 0 degree to one rotation, and based on the displacement data corresponding to the master axis phase that changes every moment. This controls the slave axis. (For example, see Patent Document 1)
[0003]
Also, the trajectory data (speed data) of the master axis and the trajectory data (speed data) of the slave axis are controlled in the same controller, and these trajectory data are synthesized for each servo cycle, and the position is determined based on the synthesized trajectory data. There is also known a technique in which a slave axis is operated while following a master axis by controlling (for example, see Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-7-302103 [Patent Document 2]
JP-A-11-237919
[Problems to be solved by the invention]
In a device controlled by an electronic cam, the position of the slave axis with respect to the master axis is registered in advance as cam curve data, and the position of the slave axis is determined with respect to the position (phase) of the master axis to operate the axis. Since the cam data is not a simple curve, it takes a lot of man-hours to create, and there is a problem that it cannot be easily created for each object.
[0006]
Further, in patent documents 2 and the like, the master axis and the slave axis are controlled by the same controller, and it is not possible to cope with the one in which the master axis and the slave axis are controlled by different controllers. There's a problem.
Therefore, an object of the present invention is to provide a synchronous control device that can easily create work command data and can perform work in synchronization with an independently driven master axis.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a synchronous control device for controlling a machine in which one or more slave axes follow a master axis and performs a work on a work conveyed by the master axis, wherein the position of the master axis and command data to the slave axis are controlled. And a synchronization speed calculation unit that calculates a synchronization speed of each slave axis based on the synchronization ratio calculated by the synchronization ratio calculation unit and the speed of the master axis. The drive speed of each slave axis is controlled at the synchronous speed calculated by the synchronous speed calculating means. The synchronous magnification calculating means computes the synchronous magnification by a function comprising a synchronous follow-up portion for the master axis and a relative movement part for the master axis. One or more functions are provided corresponding to the position of the master axis according to the work operation.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic diagram of one embodiment of the present invention. In this embodiment, an example is shown in which various operations are performed on a work 2 as a work object placed and conveyed on a belt conveyor 1 of a conveying means. In this example, an example is shown in which the work 2 is performed by the cutter 4 of the work machine 3.
[0009]
The belt conveyor 1 is defined as a master axis, and the direction in which the work 2 is conveyed by the belt conveyor 1 is defined as an X-axis direction. Further, the working machine 3 has an X-axis in the same direction as the conveying direction of the belt conveyor, a Y-axis orthogonal to the X-axis (in FIG. 1, a direction perpendicular to the paper surface), and a Z-axis orthogonal to the X, Y-axes. Each axis control means for driving and controlling the cutter 4 is provided, and these X, Y, and Z axes are used as slave axes.
[0010]
Reference numeral 5 denotes a sensor for detecting the work 2 conveyed by the belt conveyor 1. Further, the belt conveyor 1 is provided with an encoder 6 as a position detector for detecting the rotational position of the belt conveyor 1.
[0011]
FIG. 2 is a functional block diagram of the synchronization control device of this embodiment. The synchronous control device 10 is constituted by a numerical control device for controlling the work machine 3, and its numerical control processing unit 10a counts feedback pulses from the encoder 6 for detecting the position of the belt conveyor 1 as a master shaft, and The position of the shaft (the position of the belt conveyor) is obtained (10c), and the speed of the master shaft is obtained from the difference between the positions (10d). Further, based on the obtained master axis position and the command data 7, a synchronous magnification for each direction (X, Y, Z axes) of the slave axis is calculated (10e). Further, the speed of each slave axis is obtained based on the obtained synchronization magnification and the master speed (10f), and each slave axis control means 10g of the servo control processing unit 10b drives and controls each slave axis, thereby obtaining the master axis. The work is performed on the work by synchronizing the slave axis with the work. If a position / speed detector for detecting the position and speed is used instead of the encoder 6 for detecting the position, the speed of the master axis can be obtained without calculating the speed of the master axis from the position of the master axis. Can be.
[0012]
The synchronous magnification is divided into a synchronous follow-up portion that follows the master axis and a relative movement portion of the cutter 4 with respect to the workpiece. The synchronous tracking portion has only the X axis of the slave axis moving in a direction parallel to the master axis, and the Y and Z axes of the other slave axes are only the relative motion portions. As a result, when the cutter 4 linearly moves with respect to the work 2, if the synchronous magnification corresponding to the relative movement part of the X, Y, Z axes of the slave axis is Kx, Ky, Kz, each of X, Y, Z The synchronous magnifications Sx, Sy, Sz of the slave axis are as follows. Note that the synchronous magnifications Kx, Ky, Kz corresponding to the relative motion portions are constant regardless of the position Pm of the master axis.
[0013]
Sx = 1 + Kx (1)
Sy = Ky (2)
Sz = Kz (3)
When the cutter 4 performs an arc movement on the XY plane of the workpiece 2, the radius of the arc is normalized to R, and the position Pm of the master axis is normalized to an angle θ of 0 ° to 360 ° (θ = K · Pm (K: master Conversion constant from the position of the axis to the angle)), the master movement angle is determined at predetermined intervals, and assuming that the master angle in the cycle is θ, the synchronous magnifications Sx, Sy, Sx, Sy, Sz is as follows.
[0014]
Sx = 1 + Rcos θ (4)
Sy = Rsin θ (5)
Sz = 0 (6)
In the X axis synchronous magnification Sx in the arc motion, “Rcos θ” is a relative motion portion with respect to the work, and “1” corresponds to a synchronous follow-up portion that follows the master axis.
[0015]
The X-axis, Y-axis, and Z-axis velocities Vx, Vy, and Vz of the slave axis are obtained by multiplying the slave axis synchronization magnifications Sx, Sy, and Sz thus obtained by the master axis velocity Vm.
[0016]
Vx = Sx · Vm
Vy = Sy · Vm
Vz = Sz · Vm
By interpolating and driving each slave axis at this speed at predetermined intervals, even if the moving speed Vm of the belt conveyor 1 of the master axis changes or fluctuates, work can be performed as instructed.
[0017]
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining the relationship between the command data and the speeds of the master axis and the slave axes. In this embodiment, the command data for the synchronous control device that controls the work machine 3 including the slave axis includes a movement section of the master axis (work start position Ps, work completion position Pe) and trajectory data (movement) of the slave axis therebetween. It specifies the quantity and shape (straight or circular). In the example of the command data shown in FIG. 3A, while the master axis moves from the work start position Ps = 4 to the work completion position Pe = 8, 8 units in the X-axis direction, 12 units in the Y-axis direction, and Z unit. An example of a command for performing four-unit linear movement in the axial direction is shown. Thus, the format of the command data can be given in a format such as the EIA format. In this case, the synchronization magnifications Sx, Sy, Sz of each slave axis are obtained as follows, and are as shown in FIG.
[0018]
Sx = 1 + Kx = 1 + X component of work shape / movement amount of master axis required for work (= Pe−Ps) = 1 + 8/4 = 3
Sy = Ky = Y component of work shape / movement amount of master axis required for work (= Pe−Ps) = 12/4 = 3
Sz = Kz = Z component of work shape / movement amount of master axis required for work (= Pe−Ps) = 4/4 = 1
FIG. 3C shows the relationship between the position of the master axis and the speed of the slave axis corresponding to the speed. In FIG. 3 (c), the hatched portion is the moving distance of each axis. That is, while the master axis moves at a constant speed from the work start position 4 to the work completion position 8, the X axis of the slave axis is 12 units at a speed of 3 units (Vx = SxVm = 3.1 = 3). However, since the master axis moves by 4 units, the relative movement amount of the blade 4 with respect to the workpiece in the X-axis direction is 8 units.
[0019]
On the other hand, the Y axis of the slave axis is 12 units at a speed of 3 units (Vy = SyVm = 3.1 = 1 = 3) while the master axis moves from the work start position 4 to the work completion position 8 at a constant speed. Make a move. The Z axis of the slave axis moves by 4 units at a speed of 1 unit (Vz = Sz · Vm = 1 · 1 = 1) while moving at a constant speed from the work start position 4 to the work completion position 8.
[0020]
As a result, the linear movement of the X-axis component 8, the Y-axis component 12, and the Z-axis component 4 is performed while moving the work 2 from the work start position 4 to the work completion position 8 at a constant speed.
As described above, in the present invention, since the speed of the slave axis follows the speed of the master axis, work can be performed reliably even if the speed of the master axis fluctuates.
[0021]
In the case where the speed of the master axis and the speed of the slave axis are not linked but independent, if the speed of the master axis increases, the work may not be completed. That is, since the workable section distance is limited, the work must be completed while the master axis moves through the workable section distance, but if the speed of the slave axis is not linked to the speed of the master axis. This is because, when the speed of the master axis increases, the time required for the workable section distance decreases, and the slave axis may not be able to move to the target position within the shortened time.
However, in the present invention, since the speed of the slave axis is linked to the speed of the master axis, the above-described problem does not occur.
[0022]
In this regard, the Y-axis will be described. The movement amount of the master axis required for the work is L, and the movement command of the Y-axis is linearly moved by y while the master axis moves by L from the work start position to the work completion position. Suppose you have been instructed to do so. The Y axis synchronization magnification Sy is
Sy = y / L
The speed Vy is
Vy = Sy · Vm = y · Vm / L
It is. Since the Y axis moves the distance y at the speed Vy, the moving time t required to move the distance y is:
t = y / Vy = y / (y · Vm / L) = L / Vm
This is equal to the time T required for the master axis to move by the moving amount L at the speed Vm.
For example, in the above example, if y = 12 and the movement amount L of the master axis required for the work is L = 4,
Synchronization magnification Sy = y / L = 12/4 = 3.
Assuming that the speed Vm of the master axis is 1,
Vy = Sy.Vm = 3.1 = 3,
Time t = 12 / Vy = 12/3 = 4 for working the command movement amount y = 12,
During this time, the time required for the master axis to move by the moving amount 4 is T = L / Vm = 4/1 = 4.
[0023]
If the speed Vm of the master axis is 2,
Vy = SyVm = 3.2 = 6,
Time t = 12 / Vy = 12/6 = 2 for working the command movement amount y = 12,
During this time, the time required for the master axis to move by the movement amount 4 T = L / Vm = 4/2 = 2
[0024]
As described above, even when the master speed changes (Vm = 1 or 2), the time for the slave axis to work in the command work shape and the time for the master axis to move in the commanded section are constant. Conversely, even if the master speed changes, the slave axis can work on the commanded work shape while the master axis moves by a predetermined amount. This means that if the movement amount required for the work of the master axis and the movement amount of each slave axis in that section are specified, the work must be performed within the workable section even if the master speed fluctuates from the reference speed. Means to end.
[0025]
In this embodiment, it is assumed that a synchronous control device is constituted by a control device such as a numerical control device for controlling the work machine 3, and FIG. 4 is a block diagram of a main part of a control device of the work machine 3 constituting the synchronous control device. It is.
[0026]
The control device 10 includes a processor 11, a memory 12 such as a ROM and a RAM, a display device 13, a manual input means 14 such as a keyboard, an axis control means 15, a spindle control means, which are connected to the processor 11 via a bus 18. 16, an input / output circuit 17 and the like.
[0027]
The axis control means 15 controls the motors 22x, 22y, 22z of the respective slave axes for driving a blade (tool) attached to the tip of the main spindle in the X, Y, Z-axis directions. , A current feedback control means and the like. The axis control means 15 is connected to servo motors 22x, 22y, 22z of the respective slave axes via servo amplifiers 21x, 21y, 21z of the respective slave axes. A position / speed detector is attached to each of the servomotors 22x, 22y, 22z, and is configured to feed back the position and speed to the respective axis control means 15, but they are omitted in FIG. .
[0028]
The spindle control means 16 is connected to a spindle motor 24 via a spindle amplifier 23. The spindle control means 16 is a spindle speed command issued from the processor 11 and a speed detector (not shown) for detecting a spindle speed. And controls the drive of the spindle motor 24 so that the spindle becomes the commanded speed.
[0029]
The input / output circuit 17 is connected with a sensor 5 for detecting a work and an encoder 6 as a position detector for detecting the position of the belt conveyor 1 as a master shaft.
The above-described synchronous control device is the same as a numerical control device which is a control device for controlling a conventional machine tool.
[0030]
Next, the operation of the synchronous control device will be described. It is assumed that work command data for the work 2 is stored in the memory 12 of the synchronization control device 10. FIG. 5A shows an example of the command data. The command data shown in FIG. 5A is an example in which a command is made to move a straight line in section 1, a circular arc in section 2 following section 1, and a straight line in section 3, and in section 1, the master axis moves to the work start position. 4 to the work completion position 8, the X axis of the slave axis moves by 8 and the Y axis moves by 4 linearly. In the section 2, the work completion position 368 starts from the moment when the master axis reaches the work start position 8. During the movement to the point (Xs, Ys) = (8, 4) and the end point to (Xe, Ye) = (8, 4), in the section 3, the master axis is moved to the work start position. While moving from 368 to the work completion position 372, the X axis is moved by -8 and the Y axis is moved by -4 linearly. The synchronization magnifications Sx, Sy, and Sz in each section are as shown in FIG. FIG. 6 shows the relationship between the position of the master axis and the relative position of the slave axis based on the operation command data. The horizontal axis indicates the master axis position Pm, and the vertical axis indicates the relative position Px of the slave axis with respect to the master axis of the X axis and the relative position Py of the Y axis of the slave axis with respect to the master axis.
[0031]
FIG. 7 is a flowchart of the synchronization control process executed by the processor 11 of the synchronization control device 10. It is assumed that instruction data as shown in FIG. 5A is stored in the memory 12 of the synchronous control device 10, for example. When the power is turned on, the processor 11 monitors whether a detection signal of the work 2 has been input from the sensor 5 via the input / output circuit 17 (step A1). When a detection signal is output from the sensor 5 and is detected in step A1, the rotation of the belt conveyor 1, which is the master shaft, is detected and the number of pulses input via the input / output circuit 17 from the encoder 6 that generates pulses is counted. The register is cleared (step A2). As a result, this register indicates the amount of movement of the master axis after the sensor 5 has detected the work, that is, the (work 2) master axis position (the detected position of the work 2) Pm.
[0032]
Next, the data of the first section is read from the command data (step A3). If there is no command data, the process proceeds to step A20. If there is command data (step A4), the position Pm of the master axis, that is, the value of a register for counting feedback pulses from the encoder 6 is read (step A5). The position Pm is compared with the work start completion position Ps of the read command data, and waits until the position Pm matches (Step A6).
[0033]
When the position Pm of the master axis 1 matches the operation start position Ps of the command data, it is determined whether the command of the command data is a straight line command or an arc command (step A7), and as shown in FIG. If there is, the master axis position Pm is read (step A8), and the synchronization magnification of each slave axis is obtained (step A9). The X axis of the slave axis in a direction parallel to the master axis 1 is obtained by dividing the amount of movement of the X axis during the movement of the master axis from the work start position to the work completion position by the amount of movement of the master axis during this time. The synchronization magnification Sx is determined by adding the master axis follow-up component “1” to this part. Further, since only the relative motion components are provided for the Y axis and the Z axis of the slave axes, the movement amount of the master axis of each axis during the movement from the work start position to the work completion position is divided by the movement amount in each direction. Then, the synchronization magnifications Sy and Sz are obtained (step A9).
[0034]
In the example of section 1 in FIG. 5, the following is performed.
Sx = 1 + X component of machined shape / movement amount of master axis required for work = 1 + 8/4 = 3
Sy = Y component of machined shape / movement amount of master axis required for work = 4/4 = 1
Sz = Z component of machined shape / movement amount of master axis required for work = 0/4 = 0
Next, based on the master axis position detected in the previous cycle and the master axis position Pm detected in the current cycle (step A8), a master axis speed Vm is obtained (step A10), and synchronization of each slave axis with the master axis speed Vm is performed. The speeds Vx, Vy, Vz of the slave axis are obtained by multiplying the magnifications Sx, Sy, Sz (step A11). Then, at predetermined intervals, the movement command of each slave axis is interpolated based on the obtained axis speeds Vx, Vy, Vz and output to the axis control means 15 (step A12). Thereafter, at predetermined intervals, the movement command of the section read in step A3 is distributed and output, and the processing of step A8 and step A13 is repeatedly executed until the work of section 1 is completed (step A13). As means for determining the speed of the master axis, a tachometer or the like may be used to directly detect the speed in addition to the above.
[0035]
When the movement command for the section is output and the operation is completed (step A13), the process returns to step A3, and the next section of the command data is read. If the next section is an arc command as shown in FIG. 5, the process proceeds from step A7 to step A14, where the position Pm of the master axis is read, and the work start point position Ps of the arc is subtracted from the position Pm of the master axis. The rotation angle θ (= K · (Pm−Ps)) is obtained by multiplying the value by a variable constant K for normalization (step A15).
[0036]
Based on the rotation angle θ and the command radius R, the equations (4) and (5) are performed to determine the synchronous magnifications Sx and Sy of the X and Y axes of the slave axes. For the Z axis, the movement command is normally “0” and the synchronization magnification Sz is “0”. However, when there is a movement command, the movement amount of the master The movement command is divided to determine the Z axis synchronization magnification Sz (step A16).
[0037]
The speed Vm of the master axis is obtained (step A17), and the speeds Vx, Vy, Vz of each slave axis are obtained by multiplying the speed Vm of the master axis by the respective synchronous magnifications Sx, Sy, Sz of each slave axis (step A18). At every predetermined period, interpolation is performed on the basis of the axis speeds Vx, Vy, Vz for which the movement commands of the slave axes have been obtained, and output to the axis control means 15 (step A19). If the movement (work) of the section instructed is not completed (step A20), the process returns to step A14, and the processing of step A14 and subsequent steps is repeatedly executed at predetermined intervals.
[0038]
Thus, when the movement instructed in the section is completed and the work is completed, the process returns from step A20 to step A3 to read the next section, and if there is a command, the work in that section is performed. If there is no command, the process proceeds from step A4 to step A21, where each axis of the slave is returned to the home position, and the signal from the sensor 5 is monitored (step A1).
[0039]
Hereinafter, every time the work 2 is detected by the sensor 5, the above-described processing is repeated, and the work based on the command data is performed on the work 2.
[0040]
【The invention's effect】
The invention can be synchronized with a master axis that is driven independently of the slave axis. Also, even if the speed of the master axis is changed or fluctuated, the slave axis can be made to follow, and a command can be issued in an easy format such as the EIA format.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a functional block diagram of a synchronization control device according to the embodiment.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating the relationship between command data and the speed of each axis of a master axis slave.
FIG. 4 is a block diagram of a main part of the embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing an example of command data.
6 is a diagram showing a relative positional relationship between a master axis position and a slave axis according to the command data shown in FIG. 5;
FIG. 7 is a flowchart of a synchronization control process in the embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Master axis (belt conveyor)
2 Work 3 Work implement 4 Blade 5 Sensor 6 Encoder 10 Control device 22x to 22z Servo motor 24 Spindle motor

Claims (5)

スレーブ軸がマスタ軸に追従同期して該マスタ軸で搬送される作業物に対して作業を行う機械を制御する同期制御装置において、
前記マスタ軸の位置を検出するマスタ軸位置検出手段と、
該マスタ軸位置検出手段で一定周期毎に検出されたマスタ軸の位置に基づいてマスタ軸の速度を求めるマスタ軸速度算出手段と、
与えられたマスタ軸の作業開始位置及び作業完了位置と、該マスタ軸の作業開始位置及び作業完了位置の区間におけるスレーブ軸の対象物に対する作業軌跡を特定する情報と、該マスタ軸位置検出手段で求められたマスタ軸位置とに基づき各スレーブ軸のマスタ軸に対する速度比である同期倍率を求める同期倍率算出手段と、
該同期倍率算出手段により算出された同期倍率と該マスタ軸速度算出手段で得られたマスタ軸の速度に基づき各スレーブ軸の同期速度を算出する同期速度算出手段と、
を有し、該同期速度算出手段で求めた同期速度で各スレーブ軸を駆動制御することを特徴とする同期制御装置。
In a synchronous control device that controls a machine that operates on a work conveyed by the master axis in synchronization with the slave axis following the master axis,
Master axis position detecting means for detecting the position of the master axis,
Master axis speed calculation means for determining the speed of the master axis based on the position of the master axis detected at regular intervals by the master axis position detection means,
Information for specifying a work start position and a work completion position of the given master axis, a work path of the slave axis with respect to the object in the section between the work start position and the work completion position of the master axis, and the master axis position detection means. Synchronization magnification calculating means for calculating a synchronization magnification which is a speed ratio of each slave axis to the master axis based on the obtained master axis position;
Synchronous speed calculating means for calculating the synchronous speed of each slave axis based on the synchronous magnification calculated by the synchronous magnification calculating means and the master axis speed obtained by the master axis speed calculating means;
A synchronous control device for controlling the driving of each slave axis at the synchronous speed calculated by the synchronous speed calculating means.
スレーブ軸がマスタ軸に追従同期して該マスタ軸で搬送される作業物に対して作業を行う機械を制御する同期制御装置において、
前記マスタ軸の位置を検出するマスタ軸位置検出手段と、
前記マスタ軸の速度を検出するマスタ軸速度検出手段と、
与えられたマスタ軸の作業開始位置及び作業完了位置と、該マスタ軸の作業開始位置及び作業完了位置の区間におけるスレーブ軸の対象物に対する作業軌跡を特定する情報と、該マスタ軸位置検出手段で求められたマスタ軸位置とに基づき各スレーブ軸のマスタ軸に対する速度比である同期倍率を求める同期倍率算出手段と、
該同期倍率算出手段により算出された同期倍率と該マスタ軸速度検出手段で得られたマスタ軸の速度に基づき各スレーブ軸の同期速度を算出する同期速度算出手段と、
を有し、該同期速度算出手段で求めた同期速度で各スレーブ軸を駆動制御することを特徴とする同期制御装置。
In a synchronous control device that controls a machine that operates on a work conveyed by the master axis in synchronization with the slave axis following the master axis,
Master axis position detecting means for detecting the position of the master axis,
Master axis speed detection means for detecting the speed of the master axis,
Information for specifying a work start position and a work completion position of the given master axis, a work path of the slave axis with respect to the object in the section between the work start position and the work completion position of the master axis, and the master axis position detection means. Synchronization magnification calculating means for calculating a synchronization magnification which is a speed ratio of each slave axis to the master axis based on the obtained master axis position;
Synchronization speed calculation means for calculating a synchronization speed of each slave axis based on the synchronization magnification calculated by the synchronization magnification calculation means and the master axis speed obtained by the master axis speed detection means;
A synchronous control device for controlling the driving of each slave axis at the synchronous speed calculated by the synchronous speed calculating means.
前記同期倍率算出手段は、マスタ軸に対する同期追従対応部分とマスタ軸に対する相対運動部分からなる関数により同期倍率を演算することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の同期制御装置。3. The synchronization control device according to claim 1, wherein the synchronization magnification calculating means calculates the synchronization magnification by using a function including a synchronization tracking corresponding portion with respect to the master axis and a relative movement portion with respect to the master axis. 前記関数は、前記作業動作に応じてマスタ軸の位置に対応させて1以上設けられている請求項3に記載の同期制御装置。The synchronous control device according to claim 3, wherein one or more functions are provided corresponding to a position of a master axis according to the work operation. 前記スレーブ軸は1以上である請求項1又は請求項4に記載の同期制御装置。The synchronous control device according to claim 1, wherein the number of the slave axes is one or more.
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