JP2004130386A

JP2004130386A - Method for forming thread on body of bottle can

Info

Publication number: JP2004130386A
Application number: JP2003206593A
Authority: JP
Inventors: Tatsuya Hanabusa; 花房　達也; Ryuichi Ito; 伊藤　隆一; Masahiro Hosoi; 細井　正宏
Original assignee: Mitsubishi Materials Corp
Current assignee: Mitsubishi Materials Corp
Priority date: 2002-08-09
Filing date: 2003-08-07
Publication date: 2004-04-30

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent a cap from shifting from the body of a bottle can due to the pressure of contents even when increasing the number of turns in the screw part so that the region of screw thread is formed into three stages. <P>SOLUTION: The threaded part is formed by revolving an inner piece 11 and an outer piece 12 twice around the axis O of the body 1 of the bottle can when a mouth piece part 2 is held between the inner piece 11 and the outer piece 12. That is, the inner piece 11 and the outer piece 12 of a thread forming device 10 repeats revolution twice around the axis while holding the mouth piece part 2 between them, so that threaded part is formed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボトル缶体の口金部にキャップを被着するためにねじ部を形成するボトル缶体のねじ成形方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、この種のボトル缶体は次のようにして形成される。
まず、純アルミニウム材やアルミニウム合金材からなる円板状体に絞り加工，しごき加工を施し有底筒状体を形成する。次に、この有底筒状体の開口部にネックイン加工を施し、この開口部を縮径し、これにより、大径の胴体部と、この胴体部の缶軸方向上端と連設し、かつ、缶軸方向上方へ向うに従い漸次縮径された肩部と、この肩部の上端と連設し、かつ、前記胴体部より小径とされた小径部２′′とを有するボトル缶体１を形成する。
【０００３】
そして、このボトル缶体１の小径部２′′を、図４（ａ）に示すように、一旦縮径し、次いで、この小径部２′′のうち、ボトル缶体１の開口端から所定距離だけ缶軸方向下方に離間した領域を拡径して同図（ｂ）に示すように拡径部２′を形成した後に、さらに、この拡径部２′のうち、この下端部を除いた領域を縮径することにより、この下端部が膨出部４とされた口金部２を形成する。そして、この口金部２に、ねじ成形装置により、同図（ｃ）に示すように、ねじ部３を形成する。
【０００４】
ここで、ねじ成形装置は、例えば、図示しないが、口金部２の内周面に当接する中子と、口金部２の外周面に当接する外子とが互いに口金部２を挟み込みながらボトル缶体１の軸心周りに回転することで、口金部２にねじ部３を形成するようにされた構成が知られている（例えば特許文献１参照）。この場合、中子と外子とが口金部２を挟み込みながら口金部２の外周面に沿って一周するだけでねじ部３を形成できるようになっているが、実際には、ねじ部３のねじ始まり位置からねじ終わり位置までを確実に形成できるようにするため、一周より若干多めに回転している。そして、口金部２に形成されたねじ部３は、一般に、図５に示すように、およそ１．７巻程度となっている。
また、ねじ部３が形成されたボトル缶体１は、その後種々の工程を経てボトル缶とされた後に、この内部に内容物が充填され、そして、図５に示すキャップ５が口金部２に被着されて密閉され、キャップ付ボトル缶とされる。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−６６６７４号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のねじ成形方法は、一般に、ボトル缶体１の口金部２の内周面に当接する中子と、口金部２の外周面に当接する外子とが、口金部２を挟み込み、この口金部２を径方向に押圧することにより、口金部２に１．７の巻数からなるねじ部３を形成している。
【０００７】
ところが、ねじ部の巻数が１．７巻程度であると、図５に示すように、この口金部２の周方向における位置によっては、ねじ部３が１巻しかない部分（以下、この部分を「嵌合低下部」という）が生じ、この部分では、キャップ５の口金部２への嵌合力が著しく低下するという問題があった。
この場合、前記キャップ付ボトル缶の内圧が上昇し、キャップ５に、これを缶軸方向上方へ押し上げる力が作用した際、前記嵌合低下部に位置するキャップ５が缶軸方向上方へ位置ずれし、これにより、この部分におけるキャップ５のブリッジ７が破断される不具合、いわゆるブリッジ切れが発生し易いという問題があった。
【０００８】
このような不具合を解消するため、図６に示すように、ねじ部３の巻数を２．２巻にすることが試みられている。この場合、ねじ部３のねじ始まり位置からねじ終わり位置との間に、ねじ部３が１巻しかない部分を排除でき、２巻の部分を主に有する構成とすることができる。この場合、口金部２の周方向位置によっては、一段目ねじ３ａと，二段目ねじ３ｂと，三段目ねじ３ｃとからなる３巻となるねじ山領域Ｌが存在することになる。
【０００９】
しかしながら、ねじ成形装置の中子と外子とが、口金部２を挟み込みながら軸心周りに一周させることにより２．２巻のねじ部３を形成すると、ねじ山領域Ｌにおいては、図７に示すように、二段目ねじ３ｂのねじ山高さが低くなるという問題があった。すなわち、一段目ねじ３ａを形成する際、このねじ３ａの缶軸方向下部は缶軸方向上方へ引張られ、また、三段目ねじ３ｃを形成する際、このねじ３ｃの缶軸方向上部は缶軸方向下方へ引張られ、以上により、二段目ねじ３ｂは、缶軸方向上下方向に引張られることになり、このため、このねじ部３ｂのねじ山高さが、図７の二点鎖線で示す設計値より低くなるという問題があった。
【００１０】
このように、二段目ねじ３ｂのねじ山高さが一段目、三段目ねじ３ａ、３ｃより小さい寸法で形成されると、口金部２とキャップ５との適切な嵌合力を実現することができないという問題があった。
【００１１】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、３巻となるねじ山領域が存在するねじ部を形成する場合においても、これらの各ねじを高精度に形成することができ、これにより、ボトル缶体に内容物が充填された後にキャップが被着されたキャップ付ボトル缶において、缶内圧が上昇しても、キャップが口金部から外れることを抑制できるボトル缶体のねじ成形方法を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項１に係る発明は、ボトル缶体の口金部の内周面に当接する中子と、前記口金部の外周面に当接する外子とが、前記口金部を挟み込み、この口金部を径方向に押圧することにより、当該口金部に、一段目ねじと二段目ねじと三段目ねじとの三段からなるねじ山領域、または一段目ねじと二段目ねじと三段目ねじと四段目ねじとの四段からなるねじ山領域を有する巻数のねじ部を形成するボトル缶体のねじ成形方法であって、前記ねじ部を形成した後に、少なくとも前記ねじ山領域を再度押圧成形することを特徴とする。
【００１３】
この発明に係るボトル缶体のねじ成形方法によれば、前記三段からなるねじ山領域における一段目ねじと三段目ねじとを形成した際に、二段目ねじが缶軸方向上下方向に引張られることにより、この二段目ねじのねじ山高さが低くされた場合、または前記四段からなるねじ山領域における一段目ねじと四段目ねじとを形成した際に、二段目ねじ及び三段目ねじが缶軸方向上下方向に引張られることにより、これら二段目ねじ及び三段目ねじのねじ山高さが低くされた場合であっても、このねじ部を形成した後に、少なくとも前記ねじ山領域を再度押圧成形するので、二段目ねじ、または二段目ねじ及び三段目ねじのねじ山高さを低くすることなくこれらを高精度に形成することができる。
【００１４】
請求項２に係る発明は、請求項１記載のボトル缶体のねじ形成方法において、前記中子と前記外子とは、前記口金部を挟み込みながらボトル缶体の軸心周りに回転することにより、前記ねじ部を形成する構成とされ、前記ねじ部を形成する際、口金部に対し、前記中子と前記外子とが口金部を挟み込みながら、ボトル缶体の軸心周りに少なくとも２．０以上回転することを特徴とする。
【００１５】
この発明に係るボトル缶体のねじ成形方法によれば、口金部に対し、中子と外子とが口金部を挟み込みながら少なくとも２．０以上回転してねじ部を形成するので、請求項１記載の方法による作用効果を確実に実現することができる。
【００１６】
請求項３に係る発明は、請求項２記載のねじ成形方法において、口金部に対し、前記中子と外子とが３回未満の回数で回転することを特徴とする。
【００１７】
この発明に係るねじ成形方法によれば、口金部に対し、中子と外子とが３回未満の回数で回転することで口金部にねじ部を形成するので、口金部の表面及び内面に塗布されている塗料が剥離するおそれがない。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図１から図３はこの発明の第一の実施の形態に係るねじ成形方法を示す図であって、図１はねじ成形方法を実施するためのねじ成形装置と対向する位置にボトル缶体が位置決めされた状態を示す説明図、図２はねじ成形装置がボトル缶体の口金部にねじ部を形成している状態を示す説明図、図３はボトル缶体の口金部に形成されたねじ部の要部を示す拡大図である。
【００１９】
図１から図３に示す実施形態のねじ成形方法を説明する前に、このねじ成形方法で取り扱うボトル缶体１について説明する。
このボトル缶体１は、内部に炭酸飲料、果汁飲料等の内容物を入れるためのものであって、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる薄板金属に絞り，しごき加工が施され、有底筒状とされた後に、この有底筒状体にネックイン加工等が施され、これにより、大径の胴体部と、この胴体部の上端と連設し、かつ上方へ向うに従い漸次縮径された肩部と、この肩部の上端と連設し、かつ前記胴体部より小径とされた口金部２とを備えたボトル缶体１が形成される（図４（ｃ）参照）。
【００２０】
このように構成されたボトル缶体１の口金部２にねじ部３を形成するねじ成形装置１０は、図１及び図２に示すように、大別すると、ボトル缶１の口金部２の内周面に当接される中子１１と、外周面に当接される外子１２とを備えている。これら中子１１及び外子１２は、その外周面にねじ部３を形成するための凹凸状のねじ形成部２１、２２が螺旋状に、しかも互いに対応する形状（同一リード角）でそれぞれ形成され、また、それぞれの軸線周りに回転自在に支持され、かつ、ボトル缶体１の軸線Ｏ方向に進退可能に支持され、かつ、ボトル缶体１の径方向に移動可能に支持され、かつ、ボトル缶体１の軸線Ｏ周りに回転可能に支持されている。
【００２１】
また、中子１１及び外子１２は、図示しない同期機構によって、それぞれの軸線周りの回転が同期するように構成されており、この同期機構により所定のギヤ比で中子１１及び外子１２が回転するようになっている。このギヤ比は、例えば、外子１２の１回転に対し中子１１が１回転、２回転、または３回転するように整数倍に設定される。また、本実施形態においては、中子１１は外径が３１．５ｍｍとされ、外子１２は外径が４２．０ｍｍとされている。
【００２２】
以上のように構成されたねじ成形装置１０は、次のようにしてボトル缶体１の口金部２にねじ部３を形成する。
まず、中子１１及び外子１２をボトル缶体１の軸線Ｏ方向に前進駆動し、中子１１を口金部２の内側に配置し、外子１２を口金部２の外側に配置する。次に、中子１１を径方向外方へ移動し口金部２の内周面と当接させ、外子１２を径方向内方へ移動し口金部２の外周面と当接させることにより、中子１１と外子１２とで口金部２を挟み込み、この状態で中子１１及び外子１２を軸心Ｏ周りに二周回転駆動することにより、口金部２にねじ部３を形成する。
【００２３】
このようにして形成されたねじ部３は、本実施形態においては、図６に示すように巻数が２．２巻とされ、この場合、一段目ねじ３ａ、二段目ねじ３ｂ、及び三段目ねじ３ｃからなる三段のねじ山領域Ｌが存在することとなる。
このようなねじ山領域Ｌにおいては、ねじ部３の一段目ねじ３ａと三段目ねじ３ｃとを形成する際に、二段目ねじ３ｂが缶軸方向上下方向に引張られ、この二段目ねじ３ｂのねじ山高さが低く形成されるおそれが考えられる。
【００２４】
しかしながら、上述のように、ねじ成形装置１０の中子１１と外子１２とが口金部２に対し二周することでねじ部３を形成するので、前記ねじ山領域Ｌにおける二段目ねじ３ｂのねじ山高さを低くすることなく、全てのねじ３ａ，３ｂ，３ｃを高精度に形成することができる。
【００２５】
従って、このように形成されたねじ部３を有するボトル缶体１に、内容物が充填され、口金部２にキャップ５が被着されたキャップ付ボトル缶においては、缶内圧が上昇し、キャップ５が缶軸方向上方へ押し上げられる力が作用しても、このキャップ５の位置ずれ発生を抑制することができる。
【００２６】
また、ねじ成形装置１０による中子１１と外子１２とを二周させることで、ねじ部３を前述のように良好に形成できるので、ねじ成形装置１０に構成部品を追加することがないばかりでなく、形状変更も要することなく、単に回転数を変えるだけで良好なねじ部３を確実に形成することができる。
【００２７】
なお、図示実施形態では、中子１１と外子１２とが口金部２に対し二周する例を示したが、それ以上回転させもよい。但し、三周した場合、口金部２の表面及び内面に塗布されている塗料が剥離する場合があることから、それを防ぐため、三回未満の回数で回転することが好ましく、従って、二回以上三回未満の回数で回転することで、口金部２にねじ部３を形成することが望ましい。
【００２８】
さらに、本実施形態においては、中子１１及び外子１２を口金部２に対して２周回転させたが、これに限らず、ねじ部３を成形した後に、中子１１及び外子１２をそれぞれの回転軸線周りに位置決めし、前記ねじ山領域Ｌ及びその周辺部を再度押圧成形するようにしてもよい。
【００２９】
また、前記ねじ山領域Ｌとして、一段目ねじ３ａと二段目ねじ３ｂと三段目ねじ３ｃとを備えた三段からなる構成を示したが、この構成に限らず、一段目ねじと二段目ねじと三段目ねじと四段目ねじとを備えた四段からなるねじ山領域を有するボトル缶体にも適用可能である。すなわち、この場合、一段目ねじと四段目ねじとを形成する際に、二段目ねじと三段目ねじとが缶軸方向上下方向に引張られることになり、これら二段目ねじ及び三段目ねじのねじ山高さが低くされる虞があるが、前述したように、このねじ山領域を二回押圧成形すると、これら二段目ねじ及び三段目ねじのねじ山高さを低くすることなく、全てのねじを高精度に形成することができる。
【００３０】
さらに、中子１１及び外子１２を缶軸Ｏ周りに回転駆動することにより、ねじ部３を形成する方法を示したが、この方法に限らず、次のようにしてもよい。
すなわち、外表面に凹部及び凸部が形成された外子と、回転自在に支持されるとともに、前記外子の外表面に沿って移動可能に支持された中子とを備えたねじ成形装置を用い、ボトル缶体１の口金部２の内側に前記中子を配置するとともに、この中子の外表面と口金部２の内周面とを当接させ、かつ、口金部２の外周面と前記外子の外周面とを当接させた状態で、このボトル缶体１を前記外子の外表面に沿って移送しつつ、このボトル缶体１及び前記中子を回転することにより、ボトル缶体１の口金部２にねじ部３を形成してもよい。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るボトル缶体のねじ成形方法によれば、口金部に形成された各段のねじが全て略同様の高さで良好に形成することができるので、この缶体の口金部にキャップが被着されたキャップ付ボトル缶において、この缶内圧により、キャップがボトル缶体からずれることを抑制することができる。
【００３２】
また、口金部に対し、中子と外子とが３回未満の回数で回転することで口金部にねじ部を形成するので、口金部の表面及び内面に塗布されている塗料が剥離するおそれがない結果、量産化を良好に維持できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第一の実施の形態に係るねじ成形方法を示す図であって、ねじ成形方法を実施するためのねじ成形装置と対向する位置にボトル缶体が位置決めされた状態を示す説明図である。
【図２】ねじ成形装置がボトル缶体の口金部にねじ部を形成している状態を示す説明図である。
【図３】ボトル缶体の口金部に形成されたねじ部の要部を示す拡大図である。
【図４】ボトル缶体にねじ部を形成するまでの工程を示す説明図である。
【図５】ねじ部を有するボトル缶体にキャップを被着する説明図である。
【図６】ボトル缶体に三段からなるねじ部を設けたときの説明図である。
【図７】従来のねじ成形装置により、ボトル缶体に三段からなるねじ部を形成したときの問題点を示す要部の説明図である。
【符号の説明】
１　　ボトル缶体
２　　口金部
３　　ねじ部
３ａ　　一段目ねじ
３ｂ　　二段目ねじ
３ｃ　　三段目ねじ
１０　　ねじ成形装置
１１　　中子
１２　　外子
２１、２２　　ねじ形成部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for screw-forming a bottle can, which forms a thread for attaching a cap to a base of the bottle can.
[0002]
[Prior art]
Generally, this kind of bottle can is formed as follows.
First, a disk-shaped body made of a pure aluminum material or an aluminum alloy material is subjected to drawing and ironing to form a bottomed cylindrical body. Next, neck-in processing is performed on the opening of the bottomed cylindrical body, and the diameter of the opening is reduced. Thereby, a large-diameter body part and a can axial direction upper end of the body part are continuously provided, A bottle can body 1 having a shoulder portion gradually reduced in diameter as it goes upward in the axial direction of the can and a small-diameter portion 2 "connected to the upper end of the shoulder portion and having a smaller diameter than the body portion. To form
[0003]
Then, as shown in FIG. 4 (a), the small-diameter portion 2 '' of the bottle can body 1 is once reduced in diameter, and then a predetermined portion of the small-diameter portion 2 '' is opened from the open end of the bottle can body 1. After increasing the diameter of a region separated by a distance downward in the axial direction of the can to form an enlarged portion 2 'as shown in FIG. 2 (b), further remove the lower end of the enlarged portion 2'. By reducing the diameter of the region, the base portion 2 having the lower end portion as the bulging portion 4 is formed. Then, a screw portion 3 is formed on the base portion 2 by a screw forming device as shown in FIG.
[0004]
Here, for example, although not shown, the bottle forming device includes a core that abuts the inner peripheral surface of the base portion 2 and an outer core that abuts the outer peripheral surface of the base portion 2 while holding the base portion 2 therebetween. There is known a configuration in which a screw portion 3 is formed in a base portion 2 by rotating around an axis of a body 1 (for example, see Patent Document 1). In this case, the screw part 3 can be formed only by the core and the outer core making a round along the outer peripheral surface of the base part 2 while sandwiching the base part 2. In order to reliably form the position from the screw start position to the screw end position, the rotation is slightly more than one turn. The screw portion 3 formed on the base portion 2 generally has about 1.7 turns as shown in FIG.
Further, after the bottle can body 1 having the screw portion 3 formed therein is made into a bottle can through various processes, the contents are filled therein, and the cap 5 shown in FIG. It is adhered, sealed, and made into a bottle can with a cap.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-66674
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional screw forming method, generally, the core contacting the inner peripheral surface of the base 2 of the bottle can 1 and the outer core contacting the outer peripheral surface of the base 2 are formed by the base 2. The screw portion 3 having 1.7 turns is formed in the mouth portion 2 by pressing the mouth portion 2 in the radial direction.
[0007]
However, if the number of turns of the screw portion is about 1.7 turns, as shown in FIG. 5, depending on the position of the base portion 2 in the circumferential direction, a portion where the screw portion 3 has only one turn (hereinafter, this portion is referred to as There is a problem that the fitting force of the cap 5 to the base 2 is significantly reduced in this portion.
In this case, when the internal pressure of the bottle can with cap rises and a force is applied to the cap 5 to push it upward in the can axis direction, the cap 5 located at the lower fitting portion is displaced upward in the can axis direction. As a result, there is a problem that the bridge 7 of the cap 5 in this portion is broken, that is, a so-called breakage of the bridge is likely to occur.
[0008]
In order to solve such a problem, attempts have been made to reduce the number of turns of the screw portion 3 to 2.2 as shown in FIG. In this case, between the screw start position and the screw end position of the screw portion 3, a portion having only one turn of the screw portion 3 can be eliminated, and a configuration having mainly two turn portions can be achieved. In this case, depending on the circumferential position of the base 2, there is a thread region L of three turns including a first-stage screw 3a, a second-stage screw 3b, and a third-stage screw 3c.
[0009]
However, if the core and the outer core of the screw forming device make a 2.2-turn thread portion 3 by making a round around the axis while sandwiching the base portion 2, in the thread region L, as shown in FIG. As shown, there was a problem that the thread height of the second thread 3b was reduced. That is, when forming the first-stage screw 3a, the lower portion of the screw 3a in the can axis direction is pulled upward in the can axis direction, and when forming the third-stage screw 3c, the upper portion of the screw 3c in the can axis direction is canned. Pulled downward in the axial direction, the second-stage screw 3b is pulled in the vertical direction in the axial direction of the can. Accordingly, the thread height of the screw portion 3b is indicated by a two-dot chain line in FIG. There was a problem that it was lower than the design value.
[0010]
When the thread height of the second-stage screw 3b is smaller than the first and third-stage screws 3a and 3c, an appropriate fitting force between the base 2 and the cap 5 can be realized. There was a problem that could not be done.
[0011]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to form each of these screws with high precision even when forming a thread portion having a thread region of three turns. Thereby, in a bottle can with a cap to which a cap is attached after the content is filled in the bottle can body, even if the internal pressure of the can increases, the bottle can can prevent the cap from coming off from the base portion An object of the present invention is to provide a method for forming a body by screwing.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention proposes the following means.
The invention according to claim 1 is such that a core abutting on the inner peripheral surface of the base portion of the bottle can body and an outer core abutting on the outer peripheral surface of the base portion sandwich the base portion, and the base portion has a diameter. By pressing in the direction, the base portion, the thread region consisting of three stages of the first stage screw, the second stage screw and the third stage screw, or the first stage screw, the second stage screw and the third stage screw A thread forming method for a bottle can body that forms a thread portion having a number of turns having a fourth thread region and a fourth thread region, wherein after forming the thread portion, at least the thread region is pressed again. It is characterized by doing.
[0013]
According to the method for forming a bottle can body screw according to the present invention, when the first-stage screw and the third-stage screw are formed in the thread region including the three stages, the second-stage screw extends in the vertical direction of the can axis direction. When the thread height of the second-stage screw is reduced by being pulled, or when the first-stage screw and the fourth-stage screw in the thread region including the four stages are formed, the second-stage screw and Even if the thread height of the second-stage screw and the third-stage screw is reduced by the third-stage screw being pulled in the vertical direction of the can axis, at least after the formation of this thread portion, Since the thread region is pressed again, the second stage screw or the second stage screw and the third stage screw can be formed with high precision without reducing the thread height.
[0014]
The invention according to claim 2 is the method for forming a screw of a bottle can body according to claim 1, wherein the core and the outer core rotate around the axis of the bottle can body while sandwiching the base. When forming the screw portion, at least 2. around the axis of the bottle can body with the core and the outer core sandwiching the mouth portion with respect to the mouth portion. It is characterized by rotating 0 or more.
[0015]
According to the method for screw-forming a bottle can body according to the present invention, the core and the outer core rotate at least 2.0 or more with respect to the base while sandwiching the base, thereby forming the screw. The operation and effect of the described method can be reliably achieved.
[0016]
According to a third aspect of the present invention, in the screw forming method according to the second aspect, the core and the outer core rotate less than three times with respect to the base.
[0017]
According to the screw forming method according to the present invention, since the core and the outer core rotate less than three times with respect to the base to form the screw in the base, the surface and the inner surface of the base are formed. There is no possibility that the applied paint will peel off.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIGS. 1 to 3 are views showing a screw forming method according to a first embodiment of the present invention. FIG. 1 shows a bottle can body at a position facing a screw forming apparatus for performing the screw forming method. FIG. 2 is an explanatory view showing a positioned state, FIG. 2 is an explanatory view showing a state in which a screw forming device forms a screw portion on a base portion of a bottle can body, and FIG. 3 is a screw formed on a base portion of the bottle can body. It is an enlarged view which shows the principal part of a part.
[0019]
Before describing the thread forming method of the embodiment shown in FIGS. 1 to 3, the bottle can body 1 handled by the screw forming method will be described.
This bottle can 1 is for putting therein contents such as carbonated drinks and fruit drinks, and is formed into a bottomed cylindrical shape by squeezing and ironing a thin metal plate made of aluminum or an aluminum alloy. After this, the bottomed tubular body is subjected to neck-in processing or the like, whereby a large-diameter body portion and a shoulder portion connected to the upper end of the body portion and gradually reduced in diameter as going upward. Then, a bottle can body 1 provided with a base portion 2 connected to the upper end of the shoulder portion and having a smaller diameter than the body portion is formed (see FIG. 4C).
[0020]
As shown in FIGS. 1 and 2, the screw forming device 10 for forming the screw portion 3 on the base portion 2 of the bottle can body 1 configured as described above is roughly divided into the base portion 2 of the bottle can 1. A core 11 is in contact with the peripheral surface, and an outer core 12 is in contact with the outer peripheral surface. The core 11 and the outer core 12 are formed with spirally formed thread-forming portions 21 and 22 for forming the screw portion 3 on the outer peripheral surface thereof in a helical shape and in a shape corresponding to each other (the same lead angle). In addition, the bottle is supported rotatably around each axis, and is supported so as to be able to advance and retreat in the direction of the axis O of the bottle can 1, and is supported so as to be movable in the radial direction of the bottle can 1. It is supported rotatably around the axis O of the can body 1.
[0021]
The core 11 and the outer core 12 are configured such that rotations around their respective axes are synchronized by a synchronization mechanism (not shown), and the core 11 and the outer core 12 are rotated at a predetermined gear ratio by the synchronization mechanism. It is designed to rotate. The gear ratio is set to an integral multiple such that the core 11 makes one, two, or three rotations with respect to one rotation of the outer core 12, for example. In the present embodiment, the core 11 has an outer diameter of 31.5 mm, and the outer core 12 has an outer diameter of 42.0 mm.
[0022]
The screw forming apparatus 10 configured as described above forms the screw portion 3 on the base 2 of the bottle can 1 as follows.
First, the core 11 and the outer core 12 are driven forward in the direction of the axis O of the bottle can 1, the core 11 is arranged inside the base 2, and the outer core 12 is arranged outside the base 2. Next, the core 11 is moved radially outward to come into contact with the inner peripheral surface of the base 2, and the outer core 12 is moved radially inward to come into contact with the outer peripheral surface of the base 2, The screw part 3 is formed in the base part 2 by sandwiching the base part 2 between the core 11 and the outer core 12 and rotating the core 11 and the outer core 12 around the axis O in this state.
[0023]
In the present embodiment, the screw portion 3 formed in this way has 2.2 turns as shown in FIG. 6, and in this case, the first-stage screw 3a, the second-stage screw 3b, and the third-stage screw There will be a three-step thread region L composed of the eye screw 3c.
In such a thread region L, when forming the first-stage screw 3a and the third-stage screw 3c of the screw portion 3, the second-stage screw 3b is pulled up and down in the axial direction of the can. It is conceivable that the thread height of the screw 3b is low.
[0024]
However, as described above, since the core 11 and the outer core 12 of the screw forming device 10 make two turns with respect to the base 2 to form the screw portion 3, the second-stage screw 3 b in the screw thread region L is formed. All the screws 3a, 3b, 3c can be formed with high precision without reducing the height of the thread.
[0025]
Therefore, in a bottle can with a cap in which the contents are filled in the bottle can body 1 having the screw portion 3 thus formed and the cap 5 is attached to the base 2, the internal pressure of the can increases, Even if a force is applied to push the cap 5 upward in the axial direction of the can, the occurrence of displacement of the cap 5 can be suppressed.
[0026]
Further, by making the core 11 and the outer core 12 by the screw forming device 10 make two rounds, the screw portion 3 can be formed satisfactorily as described above, so that no additional components are added to the screw forming device 10. In addition, a good screw portion 3 can be reliably formed simply by changing the number of revolutions without changing the shape.
[0027]
In the illustrated embodiment, an example in which the core 11 and the outer core 12 make two turns with respect to the base 2 has been described, but the core 11 and the outer core 12 may be rotated more than that. However, in the case of three rounds, the paint applied to the surface and the inner surface of the base part 2 may be peeled off. Therefore, in order to prevent the peeling, it is preferable that the paint be rotated less than three times, and therefore, twice. It is desirable that the screw part 3 is formed in the base part 2 by rotating less than three times.
[0028]
Furthermore, in the present embodiment, the core 11 and the outer core 12 are rotated two times with respect to the base 2. However, the present invention is not limited to this. It is also possible to position around the respective rotation axes and press-mold the thread region L and its peripheral portion again.
[0029]
Further, as the thread region L, a configuration including three stages including the first-stage screw 3a, the second-stage screw 3b, and the third-stage screw 3c has been described. However, the present invention is not limited to this configuration. The present invention is also applicable to a bottle can body having a four-thread region including a fourth thread, a third thread, and a fourth thread. That is, in this case, when forming the first-stage screw and the fourth-stage screw, the second-stage screw and the third-stage screw are pulled up and down in the direction of the can axis. Although there is a possibility that the thread height of the stepped screw may be reduced, as described above, if this thread region is pressed twice, without lowering the thread height of the second and third step screws. , All the screws can be formed with high precision.
[0030]
Furthermore, the method of forming the screw portion 3 by rotating the core 11 and the outer core 12 around the can axis O has been described. However, the present invention is not limited to this method, and may be as follows.
That is, a screw forming device including an outer core having a concave portion and a convex portion formed on an outer surface thereof and a core rotatably supported and movably supported along the outer surface of the outer core. The core is placed inside the base 2 of the bottle can 1 and the outer surface of the core is brought into contact with the inner peripheral surface of the base 2, and the outer surface of the base 2 is By rotating the bottle can 1 and the core while transferring the bottle can 1 along the outer surface of the outer core in a state where the outer can is in contact with the outer peripheral surface of the outer core, The screw part 3 may be formed in the base part 2 of the can body 1.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the bottle forming method for a bottle can according to the present invention, all the screws of each stage formed on the base can be satisfactorily formed at substantially the same height. In a bottle can with a cap having a cap attached to the base of the body, the cap can be prevented from being displaced from the bottle can due to the internal pressure of the can.
[0032]
In addition, since the core and the outer core rotate less than three times with respect to the base to form a screw in the base, paint applied to the surface and the inner surface of the base may peel off. As a result, the effect of maintaining good mass production can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a screw forming method according to a first embodiment of the present invention, showing a state where a bottle can is positioned at a position facing a screw forming apparatus for performing the screw forming method. FIG.
FIG. 2 is an explanatory view showing a state in which a screw forming device forms a screw portion on a mouth portion of a bottle can body.
FIG. 3 is an enlarged view showing a main part of a screw portion formed in a base portion of the bottle can body.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a process up to forming a screw portion on the bottle can body.
FIG. 5 is an explanatory view of attaching a cap to a bottle can having a screw portion.
FIG. 6 is an explanatory view when a three-stage screw portion is provided on a bottle can body.
FIG. 7 is an explanatory view of a main part showing a problem when a three-stage screw portion is formed on a bottle can body by a conventional screw forming apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Bottle can body 2 Base part 3 Screw part 3a First-stage screw 3b Second-stage screw 3c Third-stage screw 10 Screw forming device 11 Core 12 Outer core 21, 22 Thread forming part

Claims

The core contacting the inner peripheral surface of the mouth portion of the bottle can body, and the outer core abutting the outer peripheral surface of the mouth portion sandwich the mouth portion, and pressing the mouth portion in the radial direction, In the base part, a thread region consisting of three stages of the first stage screw, the second stage screw, and the third stage screw, or the four stages of the first stage screw, the second stage screw, the third stage screw, and the fourth stage screw A thread forming method for a bottle can body that forms a thread portion having a number of turns having a thread region composed of:
After forming the thread portion, at least the thread region is press-molded again.

The method for forming a screw of a bottle can according to claim 1,
The core and the outer core are configured to form the screw portion by rotating around the axis of the bottle can while sandwiching the base.
When forming the screw portion, a bottle characterized in that the core and the outer core rotate at least 2.0 or more around the axis of the bottle can while sandwiching the base portion with respect to the base portion. A method of screw forming a can body.

The method for forming a bottle can according to claim 2,
A method for screw-forming a bottle can, wherein the core and the outer core rotate less than three times with respect to a base.