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JP2004127177A - コイン状部材送出装置 - Google Patents

コイン状部材送出装置 Download PDF

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Publication number
JP2004127177A
JP2004127177A JP2002293896A JP2002293896A JP2004127177A JP 2004127177 A JP2004127177 A JP 2004127177A JP 2002293896 A JP2002293896 A JP 2002293896A JP 2002293896 A JP2002293896 A JP 2002293896A JP 2004127177 A JP2004127177 A JP 2004127177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
floating connector
base member
sensor
container member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002293896A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Tatetsuki
立附 三郎
Kazuo Fukai
深井 計男
Hiroaki Mannen
萬年 浩昭
Kazuhiko Takano
高野 和彦
Kazuo Kameda
亀田 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002293896A priority Critical patent/JP2004127177A/ja
Publication of JP2004127177A publication Critical patent/JP2004127177A/ja
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Abstract

【課題】容器部材を所望の場所に仮置きすることが可能に、ベース部材と容器部材とを完全に切り離すことができるようにする。
【解決手段】ベース部材1に装着したフローティングコネクタ7とベース部材1に装着された電動モータ3などの電機機構部とは、連続した電力線12、制御線12Aを介して連結し、ベース部材1に着脱可能に装着される容器部材2に設置されて硬貨やメダル残量を検出するための残量検出手段であるエンプティセンサ16、ニアエンプティセンサ17、コモンセンサ18とフローティングコネクタ7とは、中間コネクタ13、15を介して分離可能に連結するようにした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、貯留してある硬貨、遊技用メダルなどのコイン状部材を1枚づつに分離しながら送出する機構を持つコイン状部材送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、例えば図3に示したように、土台となるベース部材1と、そのベース部材1の上方に配置された容器部材2と、ベース部材1の上部に設置されて電動モータ3により回転駆動され、容器部材2に貯留してあるコイン状部材を送出する円板状の回転体4とを少なくとも備えて構成され、前面側に配置された送出口5から硬貨や遊技用のメダルを払い出すようにしたコイン状部材送出装置100Xが周知である(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
なお、回転体4にはコイン状部材を1枚づつ通過させるための分離穴4Aが外周縁に沿って複数個列設されている。そして、電動モータ3、送出口5から払い出す硬貨や遊技用メダルの枚数を計測する図示しない計数センサ、容器部材2に設置されて容器部材2内に貯留されている硬貨や遊技用メダルの残量を計測する図示しない計量センサなどの電気機構部には、螺子6により送出口5の反対側、すなわちベース部材1の背面側に固定されたオス型のフローティングコネクタ7から延設した図示しない連続するハーネスを介して必要な電力、制御信号などを直接送るように構成されている。
【0004】
すなわち、従来のコイン状部材送出装置100Xにおいては、ベース部材1に装着された電動モータ3や計数センサなどだけではなく、容器部材2に設置され、容器部材2に貯留されている硬貨や遊技用メダルの残量を計測する計量センサにも、ベース部材1に固定されたフローティングコネクタ7から延設された図示しない連続ハーネスを介して供給する構成となっていたので、ベース部材1に設けた搬送機構、計数機構などを点検整備などする際にベース部材1から容器部材2を取り外しても、その取り外した容器部材2はハーネスの長さの範囲内に仮置して作業せざるを得ず、作業空間が狭く作業性が劣ると云った問題点があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−132723号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、ベース部材から取り外した容器部材を所望の場所に仮置きすることができるように、ベース部材と容器部材とを完全に切り離すことができる構成を創作し、搬送機構、計数機構などの点検整備や、その他の作業が容易に行えるようにする必要があり、その解決が課題となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するため、容器部材に貯留したコイン状部材を電動モータにより回転させる回転部材の分離穴を介して1枚づつ送出するコイン状部材送出装置において、容器部材、電動モータ、回転部材などが装着されたベース部材にフローティングコネクタを装着し、フローティングコネクタと容器部材に装着されてメダル残量を検出するための残量検出手段とを中間コネクタを介して分離可能に連結し、フローティングコネクタと電動モータなどのベース部材に装着された電機機構部とは連続線により連結するようにしたコイン状部材送出装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1と図2に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、これらの図においても前記図3において説明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付した。
【0009】
本発明のコイン状部材送出装置100においては、図2に示したようにオス型のフローティングコネクタ7が装着されるベース部材1の背面側のコネクタ装着部8には、L字状に形成されて対向設置された左右一対の抱持手段9と、各抱持手段9から送出口5側(すなわち前面側)に、所定の間隔(すなわちフローティングコネクタ7の係合穴7Aが開設されている左右両端部分の挟装部7Bの部分の厚さと同じか、それより僅かに狭い間隔)を保持して立設された左右一対の短冊状受部材10と、左右一対の三角状押え板部材11とが設けられている。
【0010】
短冊状受部材10の背面側、すなわち抱持手段9側にはフローティングコネクタ7の係合穴7Aに嵌り込むことのできる凸状の係合突起10Aが設けられ、三角状押え板部材11は垂直に形成された端面が背面に向けられ、広い面が左右方向に向けられて立設されている。
【0011】
すなわち、フローティングコネクタ7の左右の挟装部7Bが抱持手段9と短冊状受部材10との間の隙間に上方から挿し込まれ、凸状の係合突起10Aの位置までフローティングコネクタ7の挟装部7Bの下端部が挿し込まれると、短冊状受部材10は前面側に撓んで抱持手段9との離間距離が増大し、フローティングコネクタ7のさらなる下方への挿し込みが可能となると共に、係合突起10Aが挟装部7Bの係合穴7Aに嵌り込んで、フローティングコネクタ7が抜け落ちることがないように抱持手段9と短冊状受部材10とで挟持される。
【0012】
そして、抱持手段9と短冊状受部材10とで挟持されたオス型のフローティングコネクタ7の前面側には三角状押え板部材11の背面側端面が当接しているので、フローティングコネクタ7を図示しない相方のメス型フローティングコネクタに挿し込んで連結する際に、フローティングコネクタ7が前面側に移動して連結操作がし難くなると云った不都合はない。
【0013】
上記のようにして装着されたフローティングコネクタ7には、電動モータ3から延設された複数の電力線12と、送出口5から払い出す硬貨や遊技用メダルの枚数を計測する図示しない計数センサから延設された複数の制御線12Aと、他端に中間コネクタ13が連結された複数の制御線14とが連結されている。
【0014】
そして、中間コネクタ13を相方の中間コネクタ15に連結することにより、容器部材2の内側の比較的低い位置に設置された導電性金属、例えばステンレス鋼板からなるエンプティセンサ16とフローティングコネクタ7との導通、容器部材2の内側の比較的高い位置に設けられている導電性金属、例えばステンレス鋼板からなるニアエンプティセンサ17とフローティングコネクタ7との導通、および下端部が回転体4の近くにまで設けられている導電性金属、例えば直径1mm程度のばね鋼を直径8mm程度の棒状に密着巻してコイル形状に形成したコモンセンサ18とフローティングコネクタ7との導通がなされる。
【0015】
そのため、中間コネクタ13、15を連結すると共に、オス型のフローティングコネクタ7を電力供給線や制御器に至る制御線などが接続された図示しない相方のメス型フローティングコネクタに連結し、図示しない制御器によりエンプティセンサ16とコモンセンサ18、ニアエンプティセンサ17とコモンセンサ18と間の導通の有無、具体的にはその間の電気抵抗値を計測することで、容器部材2内に貯留されている導電性金属製の硬貨や遊技用メダルの残量を把握することができる。
【0016】
すなわち、容器部材2内が空であるときには、エンプティセンサ16とコモンセンサ18、ニアエンプティセンサ17とコモンセンサ18の間には導通はなく、センサ間の電気抵抗は無限大に近い大きな値を示すが、容器部材2内に導電性金属からなる硬貨や遊技用メダルが多量に貯留され、それによりエンプティセンサ16とコモンセンサ18、ニアエンプティセンサ17とコモンセンサ18とが導通すると、その間の電気抵抗はゼロに近い小さな値を示すので、ニアエンプティセンサ17とコモンセンサ18との間の電気抵抗がゼロに近い小さな値を示したときには、容器部材2内には十分な量の硬貨もしくは遊技用メダルが貯留されており、ニアエンプティセンサ17とコモンセンサ18との間の電気抵抗がゼロに近い小さな値から、突然無限大に近い大きな値を示したときには、容器部材2内に貯留してある硬貨や遊技用メダルがニアエンプティセンサ17の設置位置より少なくなったことを示しているので、硬貨や遊技用メダルを補充する。
【0017】
また、エンプティセンサ16とコモンセンサ18の間の電気抵抗が無限大に近い大きな値を示したときには、容器部材2内に貯留してある硬貨や遊技用メダルはエンプティセンサ16の設置位置より少なくなっているので、直ちに、もしくは所定枚数の払い出しを行った後は、払出要求を受け付けないように、図示しない制御器の制御プログラムは構成される。
【0018】
なお、導電性金属製のコイル状のコモンセンサ18は、下端側がそれ自体は従来周知の図示しない送出案内ピンより回転上流側に位置するように、上端側が容器部材2のコーナ部に固定され、回転体4により回転搬送される硬貨や遊技用メダルを下端側で均す機能を果たす。
【0019】
また、コイル状に形成されたコモンセンサ18の下端側は、硬貨や遊技用メダルを均す過程で衝突する硬貨や遊技用メダルにより不規則な動きをし、容器部材2に貯留されている硬貨や遊技用メダルを下側から叩き上げるので、容器部材2内で硬貨や遊技用メダルがブリッジしても、そのブリッジはすぐに崩される。
【0020】
上記したように、本発明のコイン状部材送出装置100においては、ベース部材1に装着されている電動モータ3、送出口5から払い出す硬貨や遊技用メダルの枚数を計測する図示しない計数センサなどとフローティングコネクタ7とは、それぞれ連続した電力線12、制御線12Aを介して直接連結され、容器部材2に取り付けられて硬貨や遊技用メダルの残量を検出するためのエンプティセンサ16、ニアエンプティセンサ17、コモンセンサ18などとフローティングコネクタ7とは、それぞれ中間コネクタ13、15を介して分離可能に連結さているので、中間コネクタ13、15を分離することにより、ベース部材1から取り外した容器部材2は所望の場所に仮置きすることが可能であり、ベース部材1に設けられた搬送機構、計数機構などを、点検整備などする際にベース部材1から取り外した容器部材2が邪魔になることはない。
【0021】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0022】
例えば、フローティングコネクタ7はベース部材1に螺子により固定されても良い。また、回転体4は傾斜した状態に設け、硬貨や遊技用メダルは下部側で分離穴4Aに入り込み、それを上部側に回転搬送して上部側に設けた送出口から送出するように構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】
上記したように、本発明の装置においてはフローティングコネクタと容器部材に装着されてメダル残量を検出するための残量検出手段とは中間コネクタを介して分離可能に連結されるので、ベース部材から取り外した容器部材を所望の場所に仮置きして、広い作業スペースを確保することが可能であり、搬送機構、計数機構などの点検整備、その他の作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイン状部材送出装置の説明図である。
【図2】本発明のコイン状部材送出装置の要部を示す説明図である。
【図3】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース部材
2 容器部材
3 電動モータ
4 回転体
4A 分離穴
5 送出口
6 螺子
7 フローティングコネクタ
7A 係合穴
7B 挟装部
8 コネクタ装着部
9 抱持手段
10 短冊状受部材
10A 係合突起
11 三角状押え板部材
12 電力線
12A 制御線
13 中間コネクタ
14 制御線
15 中間コネクタ
16 エンプティセンサ
17 ニアエンプティセンサ
18 コモンセンサ
100、100X コイン状部材送出装置

Claims (1)

  1. 容器部材に貯留したコイン状部材を電動モータにより回転させる回転部材の分離穴を介して1枚づつ送出するコイン状部材送出装置において、容器部材、電動モータ、回転部材などが装着されたベース部材にフローティングコネクタが装着され、そのフローティングコネクタと容器部材に装着されてメダル残量を検出するための残量検出手段とは中間コネクタを介して分離可能に連結され、フローティングコネクタと電動モータなどのベース部材に装着された電機機構部とは連続線により連結されことを特徴とするコイン状部材送出装置。
JP2002293896A 2002-10-07 2002-10-07 コイン状部材送出装置 Pending JP2004127177A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307120A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Glory Kiki Co Ltd 遊技媒体補給装置
JP2008136636A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Glory Ltd 遊技用装置および遊技システム

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