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JP2004118450A - 門ユニット用侵入検知装置 - Google Patents

門ユニット用侵入検知装置 Download PDF

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JP2004118450A
JP2004118450A JP2002279771A JP2002279771A JP2004118450A JP 2004118450 A JP2004118450 A JP 2004118450A JP 2002279771 A JP2002279771 A JP 2002279771A JP 2002279771 A JP2002279771 A JP 2002279771A JP 2004118450 A JP2004118450 A JP 2004118450A
Authority
JP
Japan
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unit
detection
gate
human body
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002279771A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Higashiya
東谷 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JP2004118450A publication Critical patent/JP2004118450A/ja
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Abstract

【課題】家人の外出や犬猫の通過等を誤って検知することなく不審者の侵入のみを確実に検知して警報音等を鳴らすことのできる門ユニット用侵入検知装置を提供する。
【解決手段】門ユニット用侵入検知装置を、門ユニット1の開閉を検知する第一検知部30と、門ユニット1より屋宅20側の検知領域21内にある人体を検知する第二検知部31と、不審者侵入の警告を発する警告部33と、第一検知部30が門ユニット1の開扉状態を検知していて第二検知部31が検知領域21内の人体を検知している場合であって第一検知部30での開扉状態の検知が第二検知部31での人体の検知よりも先である場合にのみ警告部33を作動させる制御部32とで構成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不審者の屋宅側への侵入を防止する為の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
不審者が門扉を通って屋宅側に侵入してきたことを検知し、警報音等を鳴らす防犯用の装置として、マグネット式の侵入検知装置がある。これは、例えば門ユニットを構成する門扉と扉枠の一方の所定位置にマグネットを設置するとともに他方の前記マグネットと対応する位置に磁気スイッチを設置し、磁気スイッチにより門扉が開扉されたと検知した場合に警報機から警報音を鳴らす等して不審者の侵入を報知するものである(特許文献1参照)。また、同様の防犯用の装置として、人体検知式の侵入検知装置がある。これは、人体検知センサとして赤外線センサ、熱線センサ、超音波センサ等を門ユニットに設置したもの(特許文献2参照)を利用して、門扉に接近した人体を検知した場合に警報機から警報音を鳴らす等して不審者の侵入を報知するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開昭56−36792号公報
【特許文献2】
実開平3−128196号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したマグネット式及び人体検知式の侵入検知装置はいずれも、人が門扉を開いて屋宅側に侵入してくる場合だけでなく屋宅側から門扉を開いて外出する場合にもこれを検知して作動するものであり、不審者の侵入時だけでなく家人の外出時にも警報音が鳴り響いてしまい、非常に耳障りであり紛らわしいといった問題があった。加えて、人体検知式の侵入検知装置においては、人体だけでなく犬や猫が門扉の前を通過した時や樹木が揺動した時にもこれを検知して警報音等を鳴らすことがあり、誤報が多く発生してしまうといった問題があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、家人の外出や犬猫の通過等を誤って検知することなく不審者の侵入のみを確実に検知して警報音等を鳴らすことのできる門ユニット用侵入検知装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る門ユニット用侵入検知装置を、門ユニット1の開閉を検知する第一検知部30と、門ユニット1より屋宅20側の検知領域21内にある人体を検知する第二検知部31と、不審者侵入の警告を発する警告部33と、第一検知部30が門ユニット1の開扉状態を検知していて第二検知部31が検知領域21内の人体を検知している場合であって第一検知部30での開扉状態の検知が第二検知部31での人体の検知よりも先である場合にのみ警告部33を作動させる制御部32とを、備えて成ることを特徴とする門ユニット用侵入検知装置とする。
【0007】
このようにすることで、不審者が侵入してきた場合には、第一検知部30により門ユニット1が開扉したことを検知後に第二検知部31により門ユニット1の屋宅20側に人体を検知して警告部33が作動されるのに対して、家人が外出する場合には、第二検知部31により門ユニット1の屋宅20側に人体を検知した後に第一検知部30により門ユニット1が開扉したことを検知するので警告部33は作動されず、また、犬や猫が通過したり樹木が揺動しただけの場合には、第二検知部31がこれを人体として検知したとしても第一検知部30が門ユニット1の開扉を検知しないので警告部33は作動されないものであり、したがって、家人の外出や犬猫の通過等を誤って検知することなく不審者の侵入のみを確実に検知して警報音等を鳴らすことができる門ユニット用侵入検知装置となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図3には、本発明の実施の形態における一例の門ユニット用侵入検知装置を示している。門ユニット1は、四角柱状を成す一対の門柱2,2と該門柱2,2のそれぞれに接続した門扉3,3とで主体を構成するものであり、外部から屋宅20側(図中の矢印A方向)への通過個所に設置されるものである。門柱2と門扉3とは、門柱2に固定した肘金部材4と門扉3に固定した肘壺部材5との枢着により回動自在に接続させている。また、両門扉3,3のうち一方を、その下端から垂下させた落し棒6により閉状態で固定して固定門扉3aとし、他方のみを回動自在な可動門扉3bとしているので、可動門扉3bを回動させて開閉状態を切替えることで門ユニット1全体を開閉させるようになっている。つまり、固定門扉3aにおける門柱2との接続側と逆側の端面8と、可動門扉3bにおける門柱2との接続側と逆側の端面9とが、近接して対向する図1に示すような状態が門ユニット1の閉扉状態であり、前記閉扉状態から可動門扉3bが回動して該可動門扉3bの端面9が固定門扉3aの端面8から離隔して対向状態になくなった場合に門ユニット1は開扉状態となる。
【0010】
固定門扉3aの端面8には磁気スイッチ7を設置しており、可動門扉3bの端面9であって門ユニット1の閉扉状態において前記磁気スイッチ7と対向する位置には、マグネット8を設置している。磁気スイッチ7は、門ユニット1が閉扉状態でマグネット8が該磁気スイッチ7の対向位置にある時と、門ユニット1が開扉状態でマグネット8が該磁気スイッチ7の対向位置にない時とで、オンオフが切替わるものであって、この磁気スイッチ7のオンオフにより門ユニット1の開閉が検知される。つまり、本例においては、門ユニット1の開閉を検知する第一検知部30を磁気スイッチ7とマグネット8とで形成している。
【0011】
なお、図8に示すように、第一検知部30として回動自在に接続する可動門扉3bと門柱2の一方に磁気スイッチ7を設置して他方にマグネット8を設置し、磁気スイッチ7とマグネット8が開扉状態においては近接して対向する位置にあって、閉扉状態においては離隔して対向位置になくなるようにしてもよく、この場合も磁気スイッチ7のオンオフにより門ユニット1の開閉を検知することができる。
【0012】
また、一対の門柱2,2のうち固定門扉3aを接続した側の門柱2には、その屋宅20側の側面10に人体検知器本体11を組込んでいる。この人体検知器本体11の正面には焦電素子を用いた熱線式の人体検知センサ12を設けており、前記人体検知センサ12によって門ユニット1より屋宅20側の検知領域21内での人体の移動が検知可能になっている。人体検知器本体11には制御部32を内蔵しており、人体検知センサ12及び磁気スイッチ7の出力を受けて不審者が侵入してきたと判断される場合には、この制御部32が、人体検知機本体11の正面に設けた報知スピーカー13から警報音等を発生させて報知を行うか、若しくは、人体報知器本体11に設けたHA端子14からの信号を受けた屋宅20内の室内報知ユニット22から警報音等を発生させて報知を行うようになっている。つまり、本例においては、門ユニット1より屋宅20側の検知領域21内にある人体を検知する第二検知部31を前記人体検知センサ12で形成するとともに、不審者侵入の警告を発する警告部33を前記報知スピーカー13や室内報知ユニット22で形成している。
【0013】
図中23は電源部であり、人体検知センサ12や制御部32、及び、照明等の他の設備機器に電源を供給するものである。また、図中24は屋宅20内に設置された警戒入/切スイッチであり、門ユニット用侵入検知装置による侵入者の検知のオンオフを切替えるものである。
【0014】
次に、制御部32での不審者侵入の判断方法について説明する。図4には不審者侵入の判断チャートを示しており、このように、門ユニット1が開扉状態であると第一検知部1により検知されていて且つ第二検知部31により検知領域21内で人体が検知されている場合であって、更に、人体の検知よりも開扉状態の検知の方が先である場合にのみ、各入力を受けた制御部32が警告部30を作動させて不審者の侵入を報知するものである。なお、警告部32の作動は一定時間経過後に終了されるようになっている。
【0015】
上記のような門ユニット用侵入検知装置によれば、図5(a)のような不審者の侵入時にも図5(b)のような家人の外出時にも共に、第一検知部30での開扉状態の検知と第二検知部31での人体の検知が為されるのだが、前者の時には第一検知部30での開扉状態の検知が第二検知部31での人体の検知より先であるから警報部32が作動するのに対して、後者の時には第一検知部30での開扉状態の検知が第二検知部31での人体の検知より後であることから警報部32は作動しない。つまり、家人が外出時に警報音等が鳴り響くことが防止されるものである。そして、犬猫が門ユニット1の前を通過しただけの場合や樹木が揺動しただけの場合には、仮に第二検知部31がこれら犬猫等を人体として検知しても第一検知部30は開扉状態を検知しないので、誤作動により警告部32が作動されて警報音等が鳴り響くことがないものである。
【0016】
また、第一検知部30により門ユニット1が閉扉状態から開扉状態に切替わったと検知されてから5〜10秒程度の所定時間経過中に第二検知部31にて人体が検知された場合にのみ制御部32がこれを不審者侵入と判断して警告部32を作動させるようにしても良い。これによれば、門ユニット1が開扉状態で放置されていて家人が外出する場合に警報音等が鳴り響くことを防止することができる。
【0017】
図6、図7には、人体検知センサ12の検知方式を示している。図6は平面図であるが、このように人体検知センサ12の検知を行う検知領域21は該人体検知センサ12を中心とした左右45°の範囲内での放射状になっていて、可変ピッチは15°となっている。また、図7は側面図であるが、このように人体検知センサ12は水平方向と斜下方向の二方向について検知を行って、両方向共で検知が為された場合にのみ人体を検知したものとする。上記のようなダブルセンサ検知方式にすることで、斜下方向の傾斜角変更により人体検知センサ12からの検知領域21の最大距離が可変となり、加えて、背の低い犬猫が人体として検知されることを防止することができる。図7(a)〜(d)は、斜下方向の傾斜角変更により警戒距離を12m〜2mの間で変更させたものである。
【0018】
図9には、本例の門柱2と可動門扉3bとの接続部分を示している。前述のように、本例においては人体検知器本体11を組込んだ側の門柱2に固定門扉3bを接続しているが、仮にこの門柱2に可動門扉3bを内開きに接続した場合には、図9(a)に示すように肘金部材4と肘壺部材5との枢着箇所Bを中心に大きく回動した可動門扉3bが、屋宅20側に突出した人体検知器本体11に当たって、開扉動作が妨げられることとなる。そこで、この場合には、図9(b)に示すように門柱2の人体検知器本体11を組込んでいる側の左右方向の中央部分に肘金部材4と肘壺部材5との枢着箇所Bを位置させるとともに、肘壺部材5の腕部14を十分な長さに形成して、可動門扉3bが人体検知器本体11の突出量よりも大きな距離だけ門柱2から隔たって回動するようにすると良い。これによれば、可動門扉3bが人体検知器本体11に当たることなく円滑に開扉動作を行なわせることができる。
【0019】
図10には、本発明の実施の形態における他例の門ユニット用侵入検知装置を示している。以下、前述した一例と同様の構成については同一符号を付して説明を省略し、特徴的な構成についてのみ別符号を付して詳しく説明する。本例においては、一方の門扉3に組込んだ錠部15に第一検知手段30を設け、この錠部15と連結させて門扉3の屋宅20側(図中の矢印方向A)に取付けた取手部18に第二検知手段31を設けている。
【0020】
具体的には、錠部15にはラッチボルト16と共にトリガーボルト17を出入自在に設けており、図11(a)、(b)に示すように突出方向に付勢力を与えられたトリガーボルト17が開扉状態では大きく突出し、閉扉状態では対向する門扉3に当たって錠部15内に押込まれるようになっている。そして、錠部15にはトリガーボルト17の出入によって門ユニット1の開閉を検知するセンサ(図示せず)を設けており、このセンサとトリガーボルト17とで第一検知部30を形成している。また、取手部18の屋宅20側の側面には人体検知センサ12と報知スピーカー13を設けており、この人体検知センサ12により第二検知部31を形成し、報知スピーカー13等により警告部33を形成している。更に、取手部18には制御部32を内蔵していて、第一検知部30からの信号と第二検知部31からの信号を受けて不審者が侵入したと判断した場合に警報部33を作動させるものである。
【0021】
【発明の効果】
上記のように請求項1記載の発明にあっては、不審者が侵入してきた場合には、第一検知部により門ユニットが開扉したことを検知後に第二検知部により門ユニットの屋宅側に人体を検知して警告部が作動されるのに対して、家人が外出する場合には、第二検知部により門ユニットの屋宅側に人体を検知した後に第一検知部により門ユニットが開扉したことを検知するので警告部は作動されず、また、犬や猫が通過したり樹木が揺動しただけの場合には、第二検知部がこれを人体として検知したとしても第一検知部が門ユニットの開扉を検知しないので警告部は作動されず、これにより、家人の外出や犬猫の通過等を誤って検知することなく不審者の侵入のみを確実に検知して警報音等を鳴らすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の門ユニットを示す斜視図である。
【図2】同上の門ユニット用侵入検知装置の概観を示す説明図である。
【図3】同上の門ユニット用検知装置を示すブロック図である。
【図4】同上の制御部における判断チャートである。
【図5】同上の門ユニット侵入検知装置の方向判別機能を示す説明図であり、(a)は不審者侵入の場合、(b)は家人外出の場合である。
【図6】同上の人体検知センサの検知領域を示す平面図である。
【図7】同上の人体検知センサの検知領域を示す側面図であり、(a)は12m警戒時、(b)は8m警戒時、(c)は5m警戒時、(d)は2m警戒時である。
【図8】同上の磁気スイッチを別の箇所に設置した場合を示す説明図であり、(a)は閉扉状態、(b)は開扉状態である。
【図9】同上の門扉と門柱との接続部分を示す説明図であり、(a)は門扉が人体検知器本体に当たる場合、(b)は門扉が人体検知器本体に当たらない構造にした場合である。
【図10】本発明の実施の形態における他例の門ユニット用侵入検知装置を示す説明図である。
【図11】同上の門ユニットの開閉を検知する為の構造を示す説明図であり、(a)は開扉状態、(b)は閉扉状態である。
【符号の説明】
1 門ユニット
20 屋宅
21 検知領域
30 第一検知部
31 第二検知部
32 制御部
33 警告部

Claims (1)

  1. 門ユニットの開閉を検知する第一検知部と、門ユニットより屋宅側の検知領域内にある人体を検知する第二検知部と、不審者侵入の警告を発する警告部と、第一検知部が門ユニットの開扉状態を検知していて第二検知部が検知領域内の人体を検知している場合であって第一検知部での開扉状態の検知が第二検知部での人体の検知よりも先である場合にのみ警告部を作動させる制御部とを、備えて成ることを特徴とする門ユニット用侵入検知装置。
JP2002279771A 2002-09-25 2002-09-25 門ユニット用侵入検知装置 Pending JP2004118450A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236322A (ja) * 2005-01-27 2006-09-07 Alteco Inc 防犯用警報装置
JP2012181630A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置および警備動作切替え方法

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