JP2004112226A - 赤外線通信装置、携帯電話及び位置情報提示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部赤外線装置の所在場所の特定を容易にし、赤外線通信の開始処理を円滑化する。
【解決手段】携帯電話では、まず、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像部がオンされ(S01)、目的の外部赤外線装置を含んだ小領域が撮像される。その撮像結果は画像処理され(S02)、位置検出部が、画像処理で得られた画像データを基に、一定の赤外線光量以上の領域を検知することで、外部赤外線装置が存在するか否かを判断する(S03)。外部赤外線装置が存在する場合は、当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する(S04)。ここで、目的の外部赤外線装置が存在すると判断された場合は、位置情報提示部が、当該目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する(S05)。
【選択図】 図2
【解決手段】携帯電話では、まず、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像部がオンされ(S01)、目的の外部赤外線装置を含んだ小領域が撮像される。その撮像結果は画像処理され(S02)、位置検出部が、画像処理で得られた画像データを基に、一定の赤外線光量以上の領域を検知することで、外部赤外線装置が存在するか否かを判断する(S03)。外部赤外線装置が存在する場合は、当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する(S04)。ここで、目的の外部赤外線装置が存在すると判断された場合は、位置情報提示部が、当該目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する(S05)。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段とを備えた赤外線通信装置、携帯電話、及び当該赤外線通信装置を用いて、前記目的の外部赤外線装置の位置情報を提示する位置情報提示方法に関する。なお、外部赤外線装置とは、例えば、IrDAを用いた電子決済端末等の市街地の所定の場所に設置された赤外線装置を意味する。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線通信(IrDA)が非常に注目を集めており、赤外線通信に関するさまざまな技術が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。日本標準規格であるPDCでも赤外線インタフェースの搭載した多くの種類の携帯電話が発売されており、世界標準であるGSM規格でも、赤外線インタフェースつきの携帯電話が多い。また、近年IrDAを用いた無線電子決済システムが標準化され、さらに重要度が増している。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−105484号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、赤外線は、可視領域以外であるため、人の目で認識することができない。そのため、専用の装置を用いる以外には、外部赤外線装置の所在場所を発見すること及び当該外部赤外線装置が稼動しているかどうかを判別することは困難であった。
【0005】
このため、赤外線通信の開始時にユーザが外部赤外線装置の所在場所の特定等に手間取るケースもあった。また、外部赤外線装置に関するセキュリティ保持の点から、当該外部赤外線装置の所在表示を意図的に避けることもあるため、外部赤外線装置の所在場所の特定等を円滑化する技術が待望されていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、外部赤外線装置の所在場所の特定を容易にし、赤外線通信の開始処理を円滑化することができる赤外線通信装置、携帯電話及び位置情報提示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る赤外線通信装置は、請求項1に記載したように、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像手段による撮像で得られた画像データに基づいて検出する位置検出手段と、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
即ち、本発明に係る赤外線通信装置では、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像手段により、目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像する。このとき、赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能である。
【0009】
即ち、撮像手段は赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有するため、目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像することで、当該目的の外部赤外線装置から所定の点滅パターンで出力される赤外線の像を撮像することができる。そこで、位置検出手段によって、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置の位置を、撮像手段による撮像で得られた画像データに基づいて検出する。このとき赤外線の点滅パターンを識別することで、赤外線を出力する装置が目的の外部赤外線装置であることを判別することができる。そして、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報を、位置情報提示手段によってユーザに提示する。
【0010】
これにより、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信手段によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【0011】
なお、上記位置検出手段は、具体的には、請求項2に記載したように、画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断する第1の判断手段と、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する第2の判断手段とを含んで構成され、当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出するよう構成とすることができる。
【0012】
即ち、まず、第1の判断手段により画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、第2の判断手段により、画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する。ここで、当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出する。このようにして、目的の外部赤外線装置以外の外部赤外線装置の位置を、誤って目的の外部赤外線装置の位置として検出することを回避することができる。
【0013】
以上のような請求項1又は2に記載の赤外線通信装置は携帯電話に搭載することができる。即ち、請求項3記載の携帯電話は、請求項1又は2に記載の赤外線通信装置を搭載したことを特徴とする。広く普及している携帯電話に、本発明に係る赤外線通信装置を搭載することで、本発明による効果を広く一般に広めることができる。もちろん、本発明に係る赤外線通信装置は、携帯電話以外に、例えばマルチメディアキオスク(MMK)端末、PDA、PHS、携帯型パーソナルコンピュータ等にも搭載することが可能である。
【0014】
また、請求項1又は2に記載の赤外線通信装置に係る発明は、請求項4、5のように位置情報提示方法に係る発明として記述することもでき、同様の作用・効果を奏することができる。
【0015】
即ち、請求項4記載の位置情報提示方法は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段とを備えた赤外線通信装置を用いて、前記目的の外部赤外線装置の位置情報を提示する位置情報提示方法であって、前記撮像手段により、前記目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像する撮像工程と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像工程で得られた画像データに基づいて検出する位置検出工程と、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示工程と、を有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項5記載の位置情報提示方法は、位置検出工程において、前記画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断し、当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を前記目的の外部赤外線装置の位置として検出することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0018】
[携帯電話の構成]
図1には、本発明に係る赤外線通信装置を搭載した携帯電話10について、本発明に関連する構成要素を抽出して表している。以下、当該構成要素について説明する。
【0019】
この図1に示すように、携帯電話10は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信部11と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、赤外線通信部11よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像部12と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置の位置を、撮像部12による撮像で得られた画像データに基づいて検出する位置検出部13と、検出された目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示部14とを含んで構成されている。
【0020】
詳細は後述するが、位置検出部13は、まず画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に画像データに基づいて当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であるか否かを判断し、そして当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出する。
【0021】
なお、本発明に係る赤外線通信装置は、携帯電話以外に、例えばマルチメディアキオスク(MMK)端末、PDA、PHS、携帯型パーソナルコンピュータ等にも搭載することも可能であるが、本実施形態では携帯電話の例を説明する。
【0022】
[図2の位置情報提示処理]
次に、本実施形態における位置情報提示処理を説明する。携帯電話10では図2の処理が実行される。
【0023】
携帯電話10では、まず、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像部12がオンされる(S01)。これにより、撮像部12により、目的の外部赤外線装置を含んだエリアが撮像される。このとき、撮像部12は赤外線通信部11よりも広い視野角でエリアを撮像することが可能である。例えば、図3に示すように、赤外線通信部11の視野角αに対し、撮像部12の視野角β(β>α)によって、撮像部12は目的の外部赤外線装置20を含んだ撮像エリア22を撮像することができる。
【0024】
そして、撮像結果が画像処理され(S02)、位置検出部13が、画像処理で得られた画像データを基に、外部赤外線装置が存在するか否かを判断する(S03)。外部赤外線装置が存在しない場合は、新たな撮像結果を再度画像処理し(S02)、再度判断を行う(S03)。一方、外部赤外線装置が存在する場合は、当該存在する外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する(S04)。ここで目的の外部赤外線装置でない場合は、新たな撮像結果を再度画像処理し(S02)、再度S03、S04の判断を行う。
【0025】
S04で目的の外部赤外線装置が存在すると判断された場合は、位置情報提示部14が、当該目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する(S05)。これにより、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信部11によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【0026】
なお、図2では、まず画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する。そして、当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出するため、目的の外部赤外線装置以外の外部赤外線装置の位置を、誤って目的の外部赤外線装置の位置として検出することを回避することができる。
【0027】
[外部赤外線装置の検出処理について]
次に、図4〜図6を用いて目的の外部赤外線装置の検出処理(図2のS03、S04)について概説する。
【0028】
外部赤外線装置は、図4(a)に示すように、通信相手を発見するための信号を送信する。このときの光のオン/オフの周期は、当該外部赤外線装置が携帯電話の場合は1秒間に9600回〜115000回であり、当該外部赤外線装置がパーソナルコンピュータの場合は1秒間に9600回〜4000000回である。
【0029】
図4(a)の外部赤外線装置からの光を撮像部12で撮像すると、撮像部12の受光素子の反応が光のオン/オフの周期に追いつかないため、図4(b)のようにゆっくりとした光のように感知される。即ち、細かい光のパルスは、残像により見えなくなる。
【0030】
そして、携帯電話10においては、撮像部12で撮った画面を図5(a)のように複数の小領域に分割して、その中で、一定の赤外線光量以上の小領域を調べる。なお、図5(a)は金融機関のATM設置場所を撮像した場合の画面例を示すが、図5(a)の点線は、単に小領域を示しているだけであり、実際のユーザには点線を見せる必要はない。また、撮像された画像データについてはユーザの手ブレの補正を行ってもよい。
【0031】
ここで、例えば図5(b)のように、一定の赤外線光量以上の小領域A、B、Cが検出されたとする。これらの小領域A、B、Cのうち光がオンになったりオフになったりする小領域として小領域A、Bが検出されたとすると、小領域A、Bには外部赤外線装置が存在すると判断できる。そこで、その点滅パターンが目的の外部赤外線装置に関する点滅パターンと一致するか否かにより当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であるか他の(悪意の)外部赤外線装置であるかを判断する。
【0032】
ユーザへの警告時は、例えば、図5(c)の小領域A、Bを示す楕円が点滅することで、当該小領域が外部赤外線装置の存在する小領域である可能性が高い旨をユーザに警告することができる。一方、小領域Cについては、光が強いだけで、その光は点滅していないので、当該小領域が外部赤外線装置の存在する小領域である可能性はないため、ユーザへの警告は回避する。
【0033】
なお、撮像部12と赤外線通信部11とが携帯電話10における同じ側面に設置されている場合、図6に示すように携帯電話10の液晶画面にガイドメッセージを表示させることで、当該画面に写る画像の丸で描かれている部分に、相手機器の赤外線受信部を近づけるようにユーザを導くことも可能である。即ち、ユーザは、点滅している発光部に対して、携帯電話の液晶画面に表示されている丸の部分を合せることで、容易に赤外線通信を開始することができる。
【0034】
[赤外線通信の応用例]
ところで、本実施形態での赤外線通信をサービス種類情報の通知等の適用することもできる。以下、概説する。
【0035】
一般に、CCDカメラ等は反応速度が遅いため、IrDAなどの通常の赤外線信号を読み出すことはできない。ところが、CCDカメラで読み取れるくらいのゆっくりとした速度で赤外線出力をオン/オフすることにより、当該赤外線出力のオン/オフの組合せによって表される情報を受け取ることができる。
【0036】
そこで、赤外線出力のオン/オフの組合せにより、POS端末などのサービス種類(改札機、キャッシュレジスタ、広告配信)の情報を携帯電話10に通知することで、携帯電話10がサービス種類を自動的に認識し、当該サービス種類に対応するソフトウエアを自動的に起動することが可能となる。
【0037】
また、上記の赤外線通信による情報通知に関する技術は、携帯電話同士の通信にも適用することができる。例えば、IrDA(赤外線通信部)を備えた機器(携帯電話でもどんな装置でもいい)からCCDカメラ搭載の機器に向けて、上記同様の低速度のデータ通信により、自分の名前などの短い情報を送信することができる。CCDカメラ搭載の機器は、当該赤外線出力のオン/オフの組合せを読み取ることで、当該オン/オフの組合せに対応する情報(自分の名前等)を認識することができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信手段によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線通信装置を搭載した携帯電話10の構成図である。
【図2】本実施形態における位置情報提示処理を示す流れ図である。
【図3】携帯電話10の撮像部による撮像エリア22及び視野角βを説明するための図である。
【図4】(a)は外部赤外線装置が送信する相手発見のための信号を示す図であり、(b)は撮像部により感知される信号を示す図である。
【図5】(a)は金融機関のATM設置場所を撮像した場合の画面例を示す図であり、(b)は(a)の画面にて一定の赤外線光量以上の小領域A、B、Cが検出された画面例を示す図であり、(c)は小領域A、Bが外部赤外線装置の存在する小領域である可能性が高い旨をユーザに通知する画面例を示す図である。
【図6】撮像部と赤外線通信部とが携帯電話における同じ側に設置されている場合の液晶画面へのガイドメッセージの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…携帯電話、11…赤外線通信部、12…撮像部、13…位置検出部、14…位置情報提示部、20…外部赤外線装置、22…撮像エリア。
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段とを備えた赤外線通信装置、携帯電話、及び当該赤外線通信装置を用いて、前記目的の外部赤外線装置の位置情報を提示する位置情報提示方法に関する。なお、外部赤外線装置とは、例えば、IrDAを用いた電子決済端末等の市街地の所定の場所に設置された赤外線装置を意味する。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線通信(IrDA)が非常に注目を集めており、赤外線通信に関するさまざまな技術が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。日本標準規格であるPDCでも赤外線インタフェースの搭載した多くの種類の携帯電話が発売されており、世界標準であるGSM規格でも、赤外線インタフェースつきの携帯電話が多い。また、近年IrDAを用いた無線電子決済システムが標準化され、さらに重要度が増している。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−105484号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、赤外線は、可視領域以外であるため、人の目で認識することができない。そのため、専用の装置を用いる以外には、外部赤外線装置の所在場所を発見すること及び当該外部赤外線装置が稼動しているかどうかを判別することは困難であった。
【0005】
このため、赤外線通信の開始時にユーザが外部赤外線装置の所在場所の特定等に手間取るケースもあった。また、外部赤外線装置に関するセキュリティ保持の点から、当該外部赤外線装置の所在表示を意図的に避けることもあるため、外部赤外線装置の所在場所の特定等を円滑化する技術が待望されていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、外部赤外線装置の所在場所の特定を容易にし、赤外線通信の開始処理を円滑化することができる赤外線通信装置、携帯電話及び位置情報提示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る赤外線通信装置は、請求項1に記載したように、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像手段による撮像で得られた画像データに基づいて検出する位置検出手段と、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
即ち、本発明に係る赤外線通信装置では、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像手段により、目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像する。このとき、赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能である。
【0009】
即ち、撮像手段は赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有するため、目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像することで、当該目的の外部赤外線装置から所定の点滅パターンで出力される赤外線の像を撮像することができる。そこで、位置検出手段によって、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置の位置を、撮像手段による撮像で得られた画像データに基づいて検出する。このとき赤外線の点滅パターンを識別することで、赤外線を出力する装置が目的の外部赤外線装置であることを判別することができる。そして、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報を、位置情報提示手段によってユーザに提示する。
【0010】
これにより、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信手段によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【0011】
なお、上記位置検出手段は、具体的には、請求項2に記載したように、画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断する第1の判断手段と、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する第2の判断手段とを含んで構成され、当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出するよう構成とすることができる。
【0012】
即ち、まず、第1の判断手段により画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、第2の判断手段により、画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する。ここで、当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出する。このようにして、目的の外部赤外線装置以外の外部赤外線装置の位置を、誤って目的の外部赤外線装置の位置として検出することを回避することができる。
【0013】
以上のような請求項1又は2に記載の赤外線通信装置は携帯電話に搭載することができる。即ち、請求項3記載の携帯電話は、請求項1又は2に記載の赤外線通信装置を搭載したことを特徴とする。広く普及している携帯電話に、本発明に係る赤外線通信装置を搭載することで、本発明による効果を広く一般に広めることができる。もちろん、本発明に係る赤外線通信装置は、携帯電話以外に、例えばマルチメディアキオスク(MMK)端末、PDA、PHS、携帯型パーソナルコンピュータ等にも搭載することが可能である。
【0014】
また、請求項1又は2に記載の赤外線通信装置に係る発明は、請求項4、5のように位置情報提示方法に係る発明として記述することもでき、同様の作用・効果を奏することができる。
【0015】
即ち、請求項4記載の位置情報提示方法は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段とを備えた赤外線通信装置を用いて、前記目的の外部赤外線装置の位置情報を提示する位置情報提示方法であって、前記撮像手段により、前記目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像する撮像工程と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像工程で得られた画像データに基づいて検出する位置検出工程と、検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示工程と、を有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項5記載の位置情報提示方法は、位置検出工程において、前記画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断し、当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を前記目的の外部赤外線装置の位置として検出することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0018】
[携帯電話の構成]
図1には、本発明に係る赤外線通信装置を搭載した携帯電話10について、本発明に関連する構成要素を抽出して表している。以下、当該構成要素について説明する。
【0019】
この図1に示すように、携帯電話10は、目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信部11と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、赤外線通信部11よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像部12と、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置の位置を、撮像部12による撮像で得られた画像データに基づいて検出する位置検出部13と、検出された目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示部14とを含んで構成されている。
【0020】
詳細は後述するが、位置検出部13は、まず画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に画像データに基づいて当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であるか否かを判断し、そして当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出する。
【0021】
なお、本発明に係る赤外線通信装置は、携帯電話以外に、例えばマルチメディアキオスク(MMK)端末、PDA、PHS、携帯型パーソナルコンピュータ等にも搭載することも可能であるが、本実施形態では携帯電話の例を説明する。
【0022】
[図2の位置情報提示処理]
次に、本実施形態における位置情報提示処理を説明する。携帯電話10では図2の処理が実行される。
【0023】
携帯電話10では、まず、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有する撮像部12がオンされる(S01)。これにより、撮像部12により、目的の外部赤外線装置を含んだエリアが撮像される。このとき、撮像部12は赤外線通信部11よりも広い視野角でエリアを撮像することが可能である。例えば、図3に示すように、赤外線通信部11の視野角αに対し、撮像部12の視野角β(β>α)によって、撮像部12は目的の外部赤外線装置20を含んだ撮像エリア22を撮像することができる。
【0024】
そして、撮像結果が画像処理され(S02)、位置検出部13が、画像処理で得られた画像データを基に、外部赤外線装置が存在するか否かを判断する(S03)。外部赤外線装置が存在しない場合は、新たな撮像結果を再度画像処理し(S02)、再度判断を行う(S03)。一方、外部赤外線装置が存在する場合は、当該存在する外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する(S04)。ここで目的の外部赤外線装置でない場合は、新たな撮像結果を再度画像処理し(S02)、再度S03、S04の判断を行う。
【0025】
S04で目的の外部赤外線装置が存在すると判断された場合は、位置情報提示部14が、当該目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する(S05)。これにより、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信部11によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【0026】
なお、図2では、まず画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する。そして、当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を目的の外部赤外線装置の位置として検出するため、目的の外部赤外線装置以外の外部赤外線装置の位置を、誤って目的の外部赤外線装置の位置として検出することを回避することができる。
【0027】
[外部赤外線装置の検出処理について]
次に、図4〜図6を用いて目的の外部赤外線装置の検出処理(図2のS03、S04)について概説する。
【0028】
外部赤外線装置は、図4(a)に示すように、通信相手を発見するための信号を送信する。このときの光のオン/オフの周期は、当該外部赤外線装置が携帯電話の場合は1秒間に9600回〜115000回であり、当該外部赤外線装置がパーソナルコンピュータの場合は1秒間に9600回〜4000000回である。
【0029】
図4(a)の外部赤外線装置からの光を撮像部12で撮像すると、撮像部12の受光素子の反応が光のオン/オフの周期に追いつかないため、図4(b)のようにゆっくりとした光のように感知される。即ち、細かい光のパルスは、残像により見えなくなる。
【0030】
そして、携帯電話10においては、撮像部12で撮った画面を図5(a)のように複数の小領域に分割して、その中で、一定の赤外線光量以上の小領域を調べる。なお、図5(a)は金融機関のATM設置場所を撮像した場合の画面例を示すが、図5(a)の点線は、単に小領域を示しているだけであり、実際のユーザには点線を見せる必要はない。また、撮像された画像データについてはユーザの手ブレの補正を行ってもよい。
【0031】
ここで、例えば図5(b)のように、一定の赤外線光量以上の小領域A、B、Cが検出されたとする。これらの小領域A、B、Cのうち光がオンになったりオフになったりする小領域として小領域A、Bが検出されたとすると、小領域A、Bには外部赤外線装置が存在すると判断できる。そこで、その点滅パターンが目的の外部赤外線装置に関する点滅パターンと一致するか否かにより当該外部赤外線装置が目的の外部赤外線装置であるか他の(悪意の)外部赤外線装置であるかを判断する。
【0032】
ユーザへの警告時は、例えば、図5(c)の小領域A、Bを示す楕円が点滅することで、当該小領域が外部赤外線装置の存在する小領域である可能性が高い旨をユーザに警告することができる。一方、小領域Cについては、光が強いだけで、その光は点滅していないので、当該小領域が外部赤外線装置の存在する小領域である可能性はないため、ユーザへの警告は回避する。
【0033】
なお、撮像部12と赤外線通信部11とが携帯電話10における同じ側面に設置されている場合、図6に示すように携帯電話10の液晶画面にガイドメッセージを表示させることで、当該画面に写る画像の丸で描かれている部分に、相手機器の赤外線受信部を近づけるようにユーザを導くことも可能である。即ち、ユーザは、点滅している発光部に対して、携帯電話の液晶画面に表示されている丸の部分を合せることで、容易に赤外線通信を開始することができる。
【0034】
[赤外線通信の応用例]
ところで、本実施形態での赤外線通信をサービス種類情報の通知等の適用することもできる。以下、概説する。
【0035】
一般に、CCDカメラ等は反応速度が遅いため、IrDAなどの通常の赤外線信号を読み出すことはできない。ところが、CCDカメラで読み取れるくらいのゆっくりとした速度で赤外線出力をオン/オフすることにより、当該赤外線出力のオン/オフの組合せによって表される情報を受け取ることができる。
【0036】
そこで、赤外線出力のオン/オフの組合せにより、POS端末などのサービス種類(改札機、キャッシュレジスタ、広告配信)の情報を携帯電話10に通知することで、携帯電話10がサービス種類を自動的に認識し、当該サービス種類に対応するソフトウエアを自動的に起動することが可能となる。
【0037】
また、上記の赤外線通信による情報通知に関する技術は、携帯電話同士の通信にも適用することができる。例えば、IrDA(赤外線通信部)を備えた機器(携帯電話でもどんな装置でもいい)からCCDカメラ搭載の機器に向けて、上記同様の低速度のデータ通信により、自分の名前などの短い情報を送信することができる。CCDカメラ搭載の機器は、当該赤外線出力のオン/オフの組合せを読み取ることで、当該オン/オフの組合せに対応する情報(自分の名前等)を認識することができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザは、目的の外部赤外線装置の所在場所を容易に特定することができ、赤外線通信手段によって当該目的の外部赤外線装置との赤外線通信を円滑に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線通信装置を搭載した携帯電話10の構成図である。
【図2】本実施形態における位置情報提示処理を示す流れ図である。
【図3】携帯電話10の撮像部による撮像エリア22及び視野角βを説明するための図である。
【図4】(a)は外部赤外線装置が送信する相手発見のための信号を示す図であり、(b)は撮像部により感知される信号を示す図である。
【図5】(a)は金融機関のATM設置場所を撮像した場合の画面例を示す図であり、(b)は(a)の画面にて一定の赤外線光量以上の小領域A、B、Cが検出された画面例を示す図であり、(c)は小領域A、Bが外部赤外線装置の存在する小領域である可能性が高い旨をユーザに通知する画面例を示す図である。
【図6】撮像部と赤外線通信部とが携帯電話における同じ側に設置されている場合の液晶画面へのガイドメッセージの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…携帯電話、11…赤外線通信部、12…撮像部、13…位置検出部、14…位置情報提示部、20…外部赤外線装置、22…撮像エリア。
Claims (5)
- 目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、
赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段と、
所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像手段による撮像で得られた画像データに基づいて検出する位置検出手段と、
検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示手段と、
を備えた赤外線通信装置。 - 前記位置検出手段は、
前記画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断する第1の判断手段と、
外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断する第2の判断手段と、
を含んで構成され、
当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を前記目的の外部赤外線装置の位置として検出する、
ことを特徴とする請求項1記載の赤外線通信装置。 - 請求項1又は2に記載の赤外線通信装置を搭載したことを特徴とする携帯電話。
- 目的の外部赤外線装置との間で赤外線通信を行うための赤外線通信手段と、赤外線領域を含んだ光波長領域に感度を有し、前記赤外線通信手段よりも広い視野角で撮像することが可能な撮像手段とを備えた赤外線通信装置を用いて、前記目的の外部赤外線装置の位置情報を提示する位置情報提示方法であって、
前記撮像手段により、前記目的の外部赤外線装置を含んだエリアを撮像する撮像工程と、
所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置の位置を、前記撮像工程で得られた画像データに基づいて検出する位置検出工程と、
検出された前記目的の外部赤外線装置の位置情報をユーザに提示する位置情報提示工程と、
を有する位置情報提示方法。 - 前記位置検出工程では、
前記画像データに基づいて外部赤外線装置が存在するか否かを判断し、
外部赤外線装置が存在すると判断された場合に、前記画像データに基づいて当該外部赤外線装置が、所定の点滅パターンで赤外線を出力する前記目的の外部赤外線装置であるか否かを判断し、
当該外部赤外線装置が前記目的の外部赤外線装置であると判断された場合に、当該外部赤外線装置の位置を前記目的の外部赤外線装置の位置として検出する、
ことを特徴とする請求項4記載の位置情報提示方法。
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