JP2004112143A - 高周波信号用導体の接続構造、および半導体集積回路パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】特性インピーダンスの調整を容易に行なうことができる高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージを提供する。
【解決手段】半導体パッケージは、半導体集積回路とワイヤボンディングにより接続するためのパッケージ信号線導体パターン11aと、その両隣に位置するパッケージGND用導体パターン11b,11cとを備えている。パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの両方に跨るように静電容量形成用誘電体部6が設けられる。これによりパッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの間に静電容量を持たせることができ、特性インピーダンスを特定の値に容易に調整することが可能である。
【選択図】 図3
【解決手段】半導体パッケージは、半導体集積回路とワイヤボンディングにより接続するためのパッケージ信号線導体パターン11aと、その両隣に位置するパッケージGND用導体パターン11b,11cとを備えている。パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの両方に跨るように静電容量形成用誘電体部6が設けられる。これによりパッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの間に静電容量を持たせることができ、特性インピーダンスを特定の値に容易に調整することが可能である。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージに関し、特に高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられている、高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
誘電体基板上と半導体基板上に設けられた信号導体の間、あるいは2つの誘電体基板上に設けられた信号導体間をワイヤーボンドで接続することが行なわれている。
【0003】
図13は、従来の技術における半導体集積回路パッケージの内部の一部構造を示す平面図であり、図14は図13のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【0004】
図を参照して、半導体集積回路パッケージは、ワイヤボンディングパターン層2がその上面に形成される誘電体基板を備えている。ワイヤボンディングパターン層2として、パッケージ信号線導体パターン11aと、その両隣に設けられるパッケージGND(接地)用導体パターン11b,11cとが形成されている。それぞれのパターンは、パッケージ内ビア9およびパッケージ裏面リードパッド層13を介して、信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3cに電気的に接続されている。
【0005】
パッケージ信号線導体パターン11aおよびパッケージGND用導体パターン11b,11cの一端には、パッケージワイヤボンディングパッド部23が設けられており、ここにワイヤWの一端が接続される。ワイヤWの他端は、パッケージに搭載される半導体集積回路15に接続される。
【0006】
また、パッケージ内導体層8は、パッケージ内ビア9およびパッケージ裏面リードパッド層13に電気的に接続される。また、パッケージ上部にはパッケージ封止用金属部材7が設けられている。
【0007】
図13および図14に示されるように、半導体集積回路パッケージにおいては、搭載された半導体集積回路15とパッケージとの間の電気的導通は、ワイヤボンディングなどにより行なわれる。そして、ワイヤボンディングパッド部の特性インピーダンスは、通常特定の値(たとえば50Ω)に調整され、半導体集積回路の入力インピーダンスおよびパッケージを実装する外部基板の特性インピーダンスと整合が取られているのが通常である。
【0008】
しかしワイヤ部が大きいインダクタンス成分を持つために、特性インピーダンスの不整合が生じてしまう。このワイヤーのインダクタンス成分をキャンセルさせる方法として、ワイヤー部周辺のキャパシタンスを大きくすることが考えられており、その例として、たとえば特開平4−345301号公報(特許第2636550号)には、信号線のワイヤボンディングパッドとGND用のワイヤボンディングパッドとの間にインターデジタルキャパシタやギャップキャパシタを備えた構成(実施例2および図4参照)や、オープンスタブによりキャパシタを実現したもの(実施例3および図6参照)が示されている。そして、そのキャパシタ成分により、ワイヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与える周波数帯において、反射電力の小さい接続部を持つ信号回路を得ることが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術においては以下のような問題があった。
【0010】
上述の特開平4−345301号公報に示されるように、信号線用のワイヤボンディングパッドとGND用のワイヤボンディングパッドとの間隔を狭くしてキャパシタを形成する方法では、高容量のキャパシタを得にくいため、インピーダンス調整幅が狭いという問題がある。
【0011】
このため、ワイヤのインダクタンス成分が大きい場合は、特開平4−345301号公報の技術では充分な特性が得られなかった。
【0012】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、特性インピーダンスの調整を容易に行なうことができる高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、高周波信号用導体の接続構造は、高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第1の基板と、高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第2の基板とを備え、第1の基板の高周波信号用導体、および第2の基板の高周波信号用導体が対向するように配置され、第1の基板の接地用導体、および第2の基板の接地用導体が対向するように配置され、第1の基板の高周波信号用導体と第2の基板の高周波信号用導体とが電気的に接続され、第1の基板の接地用導体と第2の基板の接地用導体とが電気的に接続され、電気的な接続が行なわれる箇所の近傍に、高周波信号用導体と接地用導体との両方に跨るように誘電体部材が設けられていることを特徴とする。
【0014】
好ましくは、高周波信号用導体の接続構造においては、高周波信号用導体の両隣に接地用導体が設けられている。
【0015】
好ましくは、高周波信号用導体と接地用導体とは、基板の同一平面にある他端に電気的に接続されている。
【0016】
好ましくは、高周波信号用導体は、基板の同一平面にある他端に電気的に接続され、接地用導体は、スルーホールを介して基板の下層の接地面に接続されている。
【0017】
この発明の他の局面に従うと、半導体集積回路パッケージは、隣り合う高周波信号用導体と接地用導体とが上面に形成された誘電体基板を備え、高周波信号用導体と接地用導体の一端がそれぞれ半導体集積回路の対応する端子に電気的に接続され、高周波信号用導体と接地用導体の他端が外部接続端子に接続されている半導体集積回路パッケージにおいて、誘電体基板の半導体集積回路との接続部近傍に、高周波信号用導体と接地用導体の両方に跨るようにして誘電体部材が形成されている。
【0018】
好ましくは、高周波信号用導体の他端には同軸コネクタの内芯が接続される。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における半導体パッケージの平面図であり、図2は、図1のX−X′断面図である。
【0020】
また、図3および図4は、図1および図2の半導体パッケージのキャビティ部4に半導体集積回路15を搭載させた状態を示す図であり、図13および図14に対応する図である。
【0021】
図1に示されるように、半導体パッケージには光ファイバ用穴部および金属部材5が設けられている。また、信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3c以外のリードである外部基板接合用リード3d,3eがパッケージには設けられている。
【0022】
半導体パッケージは、搭載された半導体集積回路(または他の回路素子)とパッケージとをワイヤボンディングその他の導通方法により電気的に接続するためのパッド部を備えた半導体集積回路パッケージであり、以下の部材を備えている。
【0023】
・パッケージ本体である誘電体部1
なお、第1の実施の形態においてはパッケージの主構成材料が誘電体である例を示したが、金属など他の部材を用いるようにしてもよい。
【0024】
・搭載された半導体集積回路15とパッケージとを電気的に導通させるためのワイヤボンディングのためのワイヤボンディングパターン層2
・パッケージ外部基板とパッケージとを電気的に導通させるための外部基板接合用リード(信号線用リード)3a
なお、本実施の形態においてはパッケージ裏面に接地したリードにより、外部基板との電気的接合を取るように半導体パッケージを構成したが、リード接合部がワイヤボンディングパターン層と同じ層である構造にしてもよいし、ソルダボールなどによる接合やフリップチップ接合による構造を採用するようにしてもよい。
【0025】
・半導体集積回路が実装されるキャビティ部4
・パッケージ内に光ファイバなどを挿入させるための穴部、および金属部材5
・静電容量形成用誘電体部6
これは、信号線およびGNDワイヤボンディングパッド近傍に、信号線導体パターンとGND導体パターンとに跨るように形成される誘電体部材である。
【0026】
・パッケージ封止用金属部材(または誘電体部材)7
・パッケージ内層の導体パターン層8
なお、この実施の形態においては導体パターン層8はGND層であるものとする。
【0027】
・パッケージ内ビア9
これは、パッケージ内の導体層を電気的に導通させるための構造である。
【0028】
本実施の形態において特徴となる部分は、パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cの両方に跨るように、静電容量形成用誘電体部6が設けられている点である。静電容量形成用誘電体部6は、パッケージ信号線導体パターン11aおよびパッケージGND用導体パターン11b,11cのワイヤボンディングパッド部に隣接して設けられ、誘電体層を誘電体印刷などの方法により設置することで形成される。この静電容量形成用誘電体部6によりパッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの間に静電容量成分を形成させることができ、ワイヤ部のインダクタンスを調整することができる。これにより、ワイヤボンディングパッド部近傍の特性インピーダンスが特定の値となるように調整される。
【0029】
なお、静電容量形成用誘電体部6は、パッケージを構成する誘電体基板と同じ素材であってもよいが、誘電率の高い誘電体を使うことにより大きいキャパシタンスが実現できるため、特性インピーダンスを特定の値に調整することが容易となる。
【0030】
このようにして、本実施の形態においては、搭載された半導体集積回路とパッケージとの電気的導通をワイヤボンディングにより行なう半導体集積回路用パッケージにおいて、信号線用のワイヤボンディングパッド部近傍の導体パターンと、それに隣接しているGND用ワイヤボンディングパッド部近傍の導体パターンとに跨るように接地された誘電体層により、信号線とGND間の静電容量成分を形成させ、ワイヤ部の主にインダクタンス成分による特性インピーダンスの不整合を小さくすることが可能である。
【0031】
なお、本実施の形態においてはパッケージ信号線導体パターン11aの両隣にパッケージGND用導体パターン11b,11cを設けることとしたが、パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターンとが隣り合うのであれば、パッケージGND用導体パターンは1つであってもよい。また逆に、パッケージ信号線導体パターンが1つでなく、複数存在するようにしてもよい。
【0032】
[第2の実施の形態]
図5〜図8は、本発明の第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図1〜4に対応する図である。
【0033】
図を参照して、本実施の形態においては、図1の信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3cに代えて、外部基板接続用端子である同軸コネクタ21が設けられており、その内芯21bが同軸コネクタ内芯接合材(Au−Snなど)21aによりパッケージ信号線導体パターン11aに電気的に接続されている。
【0034】
また、パッケージの主構成部材1aとして金属が採用されている。これに伴い、信号線路などを形成するために、パッケージの一部に誘電体部材10a,10bが設けられ、この誘電体部材10a,10bの上に導体パターン層であるワイヤボンディングパターン層2およびパッケージ内導体層が設けられ、信号線路とされる。
【0035】
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に静電容量形成用誘電体部6がワイヤボンディングパターン層2の上部に設けられる。本実施の形態のようにワイヤボンディングパッドが形成された導体層と同一の層に同軸ケーブルなどの接合を行なう構造のパッケージでは、同軸ケーブルなどとパッケージ導体層との電気的接合に用いられる接合材21a(たとえばAu−Sn)がワイヤボンディングパッド部まで流れてくるおそれがある。しかしながら本実施の形態においては、ワイヤボンディングパターン層2の上に形成された静電容量形成用誘電体部6がこの流れを防ぐ流れ止め(ダム)の効果を果たす。
【0036】
これにより、半導体パッケージに同軸コネクタなどを接続するときの作業を容易にすることができる。
【0037】
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す図である。図を参照して、本実施の形態においては2つの誘電体基板151a,151bのそれぞれに高周波信号用導体103a,111aと、それの両隣に位置する接地用導体103b,103c,111b,111cが設けられている。
【0038】
誘電体基板151bの高周波信号用導体103aと誘電体基板151aの高周波信号用導体111aは対向するように配置され、また誘電体基板151bの接地用導体103b,103cのそれぞれと、誘電体基板151aの接地用導体111b,111cのそれぞれとが対向するように構成される。
【0039】
そして、誘電体基板151bの高周波信号用導体103a、および接地用導体103b,103cと、誘電体基板151aの高周波信号用導体111a、および接地用導体111b,111cとのそれぞれはワイヤボンディングの技術を用いてワイヤWにより接続される。
【0040】
本実施の形態においても第1および第2の実施の形態と同様に、誘電体基板151bの誘電体基板151aに対する電気的な接続が行なわれる箇所(ワイヤボンディングパッド部)の近傍に、高周波信号用導体103aと、接地用導体103b,103cとの両方に跨るように誘電体層106が形成されている。
【0041】
これにより、高周波信号用導体の接続構造において、特性インピーダンスの調整を容易に行なうことが可能である。
【0042】
図10は、図9の構造の斜視図である。図を参照して、高周波信号用導体103aと接地用導体103b,103cとは誘電体基板151bの同一平面に存在するように構成され、それぞれは誘電体基板151bのワイヤボンディングが行なわれていない側(他端)Eに電気的に接続される。
【0043】
[第4の実施の形態]
図11は、本発明の第4の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す斜視図であり、図12は図11の構造を高周波信号用導体103aの延びる面で切った断面図である。
【0044】
図を参照して、本実施の形態における高周波信号用導体の接続構造が、第3の実施の形態におけるそれと異なる点は、接地用導体103b,103cが、スルーホール155を介して誘電体基板151bの下層の接地面153に接続された後、さらにスルーホールを介して誘電体基板151bの上に位置する他端Eに接続される点である。
【0045】
なお、本実施の形態においても高周波信号用導体103aは、第3の実施の形態と同様に誘電体基板151bの上部に形成される。
【0046】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体パッケージの平面図である。
【図2】図1のX−X′断面図である。
【図3】図1の半導体パッケージのキャビティ部4に半導体集積回路15を搭載させた状態を示す図である。
【図4】図3のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【図5】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図1に対応する図である。
【図6】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図2に対応する図である。
【図7】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図3に対応する図である。
【図8】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図4に対応する図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造の平面図である。
【図10】図9の構造の斜視図である。
【図11】第4の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す図である。
【図12】図11の構造の高周波信号用導体103aラインの断面図である。
【図13】従来の技術における半導体集積回路パッケージの内部の一部構造を示す平面図である。
【図14】図13のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【符号の説明】
1 誘電体部、2 ワイヤボンディングパターン層、3a 信号線用リード、3b,3c GND用リード、3d,3e 外部基板接合用リード、4 キャビティ部、5 光ファイバ用穴部および金属部材、6 静電容量形成用誘電体部、7 パッケージ封止用金属部材、8 パッケージ内導体層、9 パッケージ内ビア、11a パッケージ信号線導体パターン、11b,11c パッケージGND用導体パターン、13 パッケージ裏面リードパッド層、15 半導体集積回路、21 同軸コネクタ。
【発明の属する技術分野】
この発明は高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージに関し、特に高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられている、高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
誘電体基板上と半導体基板上に設けられた信号導体の間、あるいは2つの誘電体基板上に設けられた信号導体間をワイヤーボンドで接続することが行なわれている。
【0003】
図13は、従来の技術における半導体集積回路パッケージの内部の一部構造を示す平面図であり、図14は図13のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【0004】
図を参照して、半導体集積回路パッケージは、ワイヤボンディングパターン層2がその上面に形成される誘電体基板を備えている。ワイヤボンディングパターン層2として、パッケージ信号線導体パターン11aと、その両隣に設けられるパッケージGND(接地)用導体パターン11b,11cとが形成されている。それぞれのパターンは、パッケージ内ビア9およびパッケージ裏面リードパッド層13を介して、信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3cに電気的に接続されている。
【0005】
パッケージ信号線導体パターン11aおよびパッケージGND用導体パターン11b,11cの一端には、パッケージワイヤボンディングパッド部23が設けられており、ここにワイヤWの一端が接続される。ワイヤWの他端は、パッケージに搭載される半導体集積回路15に接続される。
【0006】
また、パッケージ内導体層8は、パッケージ内ビア9およびパッケージ裏面リードパッド層13に電気的に接続される。また、パッケージ上部にはパッケージ封止用金属部材7が設けられている。
【0007】
図13および図14に示されるように、半導体集積回路パッケージにおいては、搭載された半導体集積回路15とパッケージとの間の電気的導通は、ワイヤボンディングなどにより行なわれる。そして、ワイヤボンディングパッド部の特性インピーダンスは、通常特定の値(たとえば50Ω)に調整され、半導体集積回路の入力インピーダンスおよびパッケージを実装する外部基板の特性インピーダンスと整合が取られているのが通常である。
【0008】
しかしワイヤ部が大きいインダクタンス成分を持つために、特性インピーダンスの不整合が生じてしまう。このワイヤーのインダクタンス成分をキャンセルさせる方法として、ワイヤー部周辺のキャパシタンスを大きくすることが考えられており、その例として、たとえば特開平4−345301号公報(特許第2636550号)には、信号線のワイヤボンディングパッドとGND用のワイヤボンディングパッドとの間にインターデジタルキャパシタやギャップキャパシタを備えた構成(実施例2および図4参照)や、オープンスタブによりキャパシタを実現したもの(実施例3および図6参照)が示されている。そして、そのキャパシタ成分により、ワイヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与える周波数帯において、反射電力の小さい接続部を持つ信号回路を得ることが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術においては以下のような問題があった。
【0010】
上述の特開平4−345301号公報に示されるように、信号線用のワイヤボンディングパッドとGND用のワイヤボンディングパッドとの間隔を狭くしてキャパシタを形成する方法では、高容量のキャパシタを得にくいため、インピーダンス調整幅が狭いという問題がある。
【0011】
このため、ワイヤのインダクタンス成分が大きい場合は、特開平4−345301号公報の技術では充分な特性が得られなかった。
【0012】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、特性インピーダンスの調整を容易に行なうことができる高周波信号用導体の接続構造および半導体集積回路パッケージを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、高周波信号用導体の接続構造は、高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第1の基板と、高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第2の基板とを備え、第1の基板の高周波信号用導体、および第2の基板の高周波信号用導体が対向するように配置され、第1の基板の接地用導体、および第2の基板の接地用導体が対向するように配置され、第1の基板の高周波信号用導体と第2の基板の高周波信号用導体とが電気的に接続され、第1の基板の接地用導体と第2の基板の接地用導体とが電気的に接続され、電気的な接続が行なわれる箇所の近傍に、高周波信号用導体と接地用導体との両方に跨るように誘電体部材が設けられていることを特徴とする。
【0014】
好ましくは、高周波信号用導体の接続構造においては、高周波信号用導体の両隣に接地用導体が設けられている。
【0015】
好ましくは、高周波信号用導体と接地用導体とは、基板の同一平面にある他端に電気的に接続されている。
【0016】
好ましくは、高周波信号用導体は、基板の同一平面にある他端に電気的に接続され、接地用導体は、スルーホールを介して基板の下層の接地面に接続されている。
【0017】
この発明の他の局面に従うと、半導体集積回路パッケージは、隣り合う高周波信号用導体と接地用導体とが上面に形成された誘電体基板を備え、高周波信号用導体と接地用導体の一端がそれぞれ半導体集積回路の対応する端子に電気的に接続され、高周波信号用導体と接地用導体の他端が外部接続端子に接続されている半導体集積回路パッケージにおいて、誘電体基板の半導体集積回路との接続部近傍に、高周波信号用導体と接地用導体の両方に跨るようにして誘電体部材が形成されている。
【0018】
好ましくは、高周波信号用導体の他端には同軸コネクタの内芯が接続される。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における半導体パッケージの平面図であり、図2は、図1のX−X′断面図である。
【0020】
また、図3および図4は、図1および図2の半導体パッケージのキャビティ部4に半導体集積回路15を搭載させた状態を示す図であり、図13および図14に対応する図である。
【0021】
図1に示されるように、半導体パッケージには光ファイバ用穴部および金属部材5が設けられている。また、信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3c以外のリードである外部基板接合用リード3d,3eがパッケージには設けられている。
【0022】
半導体パッケージは、搭載された半導体集積回路(または他の回路素子)とパッケージとをワイヤボンディングその他の導通方法により電気的に接続するためのパッド部を備えた半導体集積回路パッケージであり、以下の部材を備えている。
【0023】
・パッケージ本体である誘電体部1
なお、第1の実施の形態においてはパッケージの主構成材料が誘電体である例を示したが、金属など他の部材を用いるようにしてもよい。
【0024】
・搭載された半導体集積回路15とパッケージとを電気的に導通させるためのワイヤボンディングのためのワイヤボンディングパターン層2
・パッケージ外部基板とパッケージとを電気的に導通させるための外部基板接合用リード(信号線用リード)3a
なお、本実施の形態においてはパッケージ裏面に接地したリードにより、外部基板との電気的接合を取るように半導体パッケージを構成したが、リード接合部がワイヤボンディングパターン層と同じ層である構造にしてもよいし、ソルダボールなどによる接合やフリップチップ接合による構造を採用するようにしてもよい。
【0025】
・半導体集積回路が実装されるキャビティ部4
・パッケージ内に光ファイバなどを挿入させるための穴部、および金属部材5
・静電容量形成用誘電体部6
これは、信号線およびGNDワイヤボンディングパッド近傍に、信号線導体パターンとGND導体パターンとに跨るように形成される誘電体部材である。
【0026】
・パッケージ封止用金属部材(または誘電体部材)7
・パッケージ内層の導体パターン層8
なお、この実施の形態においては導体パターン層8はGND層であるものとする。
【0027】
・パッケージ内ビア9
これは、パッケージ内の導体層を電気的に導通させるための構造である。
【0028】
本実施の形態において特徴となる部分は、パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cの両方に跨るように、静電容量形成用誘電体部6が設けられている点である。静電容量形成用誘電体部6は、パッケージ信号線導体パターン11aおよびパッケージGND用導体パターン11b,11cのワイヤボンディングパッド部に隣接して設けられ、誘電体層を誘電体印刷などの方法により設置することで形成される。この静電容量形成用誘電体部6によりパッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターン11b,11cとの間に静電容量成分を形成させることができ、ワイヤ部のインダクタンスを調整することができる。これにより、ワイヤボンディングパッド部近傍の特性インピーダンスが特定の値となるように調整される。
【0029】
なお、静電容量形成用誘電体部6は、パッケージを構成する誘電体基板と同じ素材であってもよいが、誘電率の高い誘電体を使うことにより大きいキャパシタンスが実現できるため、特性インピーダンスを特定の値に調整することが容易となる。
【0030】
このようにして、本実施の形態においては、搭載された半導体集積回路とパッケージとの電気的導通をワイヤボンディングにより行なう半導体集積回路用パッケージにおいて、信号線用のワイヤボンディングパッド部近傍の導体パターンと、それに隣接しているGND用ワイヤボンディングパッド部近傍の導体パターンとに跨るように接地された誘電体層により、信号線とGND間の静電容量成分を形成させ、ワイヤ部の主にインダクタンス成分による特性インピーダンスの不整合を小さくすることが可能である。
【0031】
なお、本実施の形態においてはパッケージ信号線導体パターン11aの両隣にパッケージGND用導体パターン11b,11cを設けることとしたが、パッケージ信号線導体パターン11aとパッケージGND用導体パターンとが隣り合うのであれば、パッケージGND用導体パターンは1つであってもよい。また逆に、パッケージ信号線導体パターンが1つでなく、複数存在するようにしてもよい。
【0032】
[第2の実施の形態]
図5〜図8は、本発明の第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図1〜4に対応する図である。
【0033】
図を参照して、本実施の形態においては、図1の信号線用リード3aおよびGND用リード3b,3cに代えて、外部基板接続用端子である同軸コネクタ21が設けられており、その内芯21bが同軸コネクタ内芯接合材(Au−Snなど)21aによりパッケージ信号線導体パターン11aに電気的に接続されている。
【0034】
また、パッケージの主構成部材1aとして金属が採用されている。これに伴い、信号線路などを形成するために、パッケージの一部に誘電体部材10a,10bが設けられ、この誘電体部材10a,10bの上に導体パターン層であるワイヤボンディングパターン層2およびパッケージ内導体層が設けられ、信号線路とされる。
【0035】
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に静電容量形成用誘電体部6がワイヤボンディングパターン層2の上部に設けられる。本実施の形態のようにワイヤボンディングパッドが形成された導体層と同一の層に同軸ケーブルなどの接合を行なう構造のパッケージでは、同軸ケーブルなどとパッケージ導体層との電気的接合に用いられる接合材21a(たとえばAu−Sn)がワイヤボンディングパッド部まで流れてくるおそれがある。しかしながら本実施の形態においては、ワイヤボンディングパターン層2の上に形成された静電容量形成用誘電体部6がこの流れを防ぐ流れ止め(ダム)の効果を果たす。
【0036】
これにより、半導体パッケージに同軸コネクタなどを接続するときの作業を容易にすることができる。
【0037】
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す図である。図を参照して、本実施の形態においては2つの誘電体基板151a,151bのそれぞれに高周波信号用導体103a,111aと、それの両隣に位置する接地用導体103b,103c,111b,111cが設けられている。
【0038】
誘電体基板151bの高周波信号用導体103aと誘電体基板151aの高周波信号用導体111aは対向するように配置され、また誘電体基板151bの接地用導体103b,103cのそれぞれと、誘電体基板151aの接地用導体111b,111cのそれぞれとが対向するように構成される。
【0039】
そして、誘電体基板151bの高周波信号用導体103a、および接地用導体103b,103cと、誘電体基板151aの高周波信号用導体111a、および接地用導体111b,111cとのそれぞれはワイヤボンディングの技術を用いてワイヤWにより接続される。
【0040】
本実施の形態においても第1および第2の実施の形態と同様に、誘電体基板151bの誘電体基板151aに対する電気的な接続が行なわれる箇所(ワイヤボンディングパッド部)の近傍に、高周波信号用導体103aと、接地用導体103b,103cとの両方に跨るように誘電体層106が形成されている。
【0041】
これにより、高周波信号用導体の接続構造において、特性インピーダンスの調整を容易に行なうことが可能である。
【0042】
図10は、図9の構造の斜視図である。図を参照して、高周波信号用導体103aと接地用導体103b,103cとは誘電体基板151bの同一平面に存在するように構成され、それぞれは誘電体基板151bのワイヤボンディングが行なわれていない側(他端)Eに電気的に接続される。
【0043】
[第4の実施の形態]
図11は、本発明の第4の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す斜視図であり、図12は図11の構造を高周波信号用導体103aの延びる面で切った断面図である。
【0044】
図を参照して、本実施の形態における高周波信号用導体の接続構造が、第3の実施の形態におけるそれと異なる点は、接地用導体103b,103cが、スルーホール155を介して誘電体基板151bの下層の接地面153に接続された後、さらにスルーホールを介して誘電体基板151bの上に位置する他端Eに接続される点である。
【0045】
なお、本実施の形態においても高周波信号用導体103aは、第3の実施の形態と同様に誘電体基板151bの上部に形成される。
【0046】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体パッケージの平面図である。
【図2】図1のX−X′断面図である。
【図3】図1の半導体パッケージのキャビティ部4に半導体集積回路15を搭載させた状態を示す図である。
【図4】図3のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【図5】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図1に対応する図である。
【図6】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図2に対応する図である。
【図7】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図3に対応する図である。
【図8】第2の実施の形態における半導体パッケージの構成を示す図であり、図4に対応する図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造の平面図である。
【図10】図9の構造の斜視図である。
【図11】第4の実施の形態における高周波信号用導体の接続構造を示す図である。
【図12】図11の構造の高周波信号用導体103aラインの断面図である。
【図13】従来の技術における半導体集積回路パッケージの内部の一部構造を示す平面図である。
【図14】図13のパッケージ信号線導体パターン11aと信号線用リード3aとを結ぶラインの断面図である。
【符号の説明】
1 誘電体部、2 ワイヤボンディングパターン層、3a 信号線用リード、3b,3c GND用リード、3d,3e 外部基板接合用リード、4 キャビティ部、5 光ファイバ用穴部および金属部材、6 静電容量形成用誘電体部、7 パッケージ封止用金属部材、8 パッケージ内導体層、9 パッケージ内ビア、11a パッケージ信号線導体パターン、11b,11c パッケージGND用導体パターン、13 パッケージ裏面リードパッド層、15 半導体集積回路、21 同軸コネクタ。
Claims (6)
- 高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第1の基板と、
高周波信号用導体と接地用導体とが隣り合って設けられた第2の基板とを備え、
前記第1の基板の高周波信号用導体、および前記第2の基板の高周波信号用導体が対向するように配置され、
前記第1の基板の接地用導体、および前記第2の基板の接地用導体が対向するように配置され、
前記第1の基板の高周波信号用導体と前記第2の基板の高周波信号用導体とが電気的に接続され、
前記第1の基板の接地用導体と前記第2の基板の接地用導体とが電気的に接続され、
前記電気的な接続が行なわれる箇所の近傍に、前記高周波信号用導体と前記接地用導体との両方に跨るように誘電体部材が設けられていることを特徴とする、高周波信号用導体の接続構造。 - 前記高周波信号用導体の両隣に前記接地用導体が設けられている、請求項1に記載の高周波信号用導体の接続構造。
- 前記高周波信号用導体と前記接地用導体とは、基板の同一平面にある他端に電気的に接続されている、請求項2に記載の高周波信号用導体の接続構造。
- 前記高周波信号用導体は、基板の同一平面にある他端に電気的に接続され、
前記接地用導体は、スルーホールを介して基板の下層の接地面に接続されている、請求項2に記載の高周波信号用導体の接続構造。 - 隣り合う高周波信号用導体と接地用導体とが上面に形成された誘電体基板を備え、前記高周波信号用導体と前記接地用導体の一端がそれぞれ半導体集積回路の対応する端子に電気的に接続され、前記高周波信号用導体と前記接地用導体の他端が外部接続端子に接続されている半導体集積回路パッケージにおいて、
前記誘電体基板の前記半導体集積回路との接続部近傍に、前記高周波信号用導体と前記接地用導体の両方に跨るようにして誘電体部材が形成されていることを特徴とする、半導体集積回路パッケージ。 - 前記高周波信号用導体の他端には同軸コネクタの内芯が接続されることを特徴とする、請求項5に記載の半導体集積回路パッケージ。
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