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JP2004103190A - ディスクの種類判別方法およびディスク装置 - Google Patents

ディスクの種類判別方法およびディスク装置 Download PDF

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JP2004103190A
JP2004103190A JP2002267609A JP2002267609A JP2004103190A JP 2004103190 A JP2004103190 A JP 2004103190A JP 2002267609 A JP2002267609 A JP 2002267609A JP 2002267609 A JP2002267609 A JP 2002267609A JP 2004103190 A JP2004103190 A JP 2004103190A
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dvd
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disc
wobble
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JP2002267609A
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Koichi Tada
多田 浩一
Mitsutaka Yamaguchi
山口 光隆
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【構成】ディスク装置10はディスク22を含み、このディスク22としてはDVD−RW或いはDVD+RWを装着することができる。たとえば、ディスク22の記録面から反射されるレーザ光に基づいてウォブル信号を検出し、ウォブル信号からプリピット信号の有無を判断する。そして、プリピット信号が有る場合には、ディスク22がDVD−RWであると判別する。一方、プリピット信号が無い場合には、ディスク22がDVD+RWであると判別する。
【効果】プリピット信号の有無のみでディスクの種類を判別できるので、簡単にディスクの種類を判別することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はディスクの種類判別方法およびディスク装置に関し、特にたとえば、DVD−RWまたはDVD+RWのいずれかを判別し、判別したディスクの種類に応じて記録再生を実行する、ディスクの種類判別方法およびディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のディスク装置の一例が特許文献1に開示される。この従来技術のディスク装置では、ディスクの記録面にウォブルが有るかどうかを判断するとともに、ディスクの記録面の所定番地(2F200番地或いは2E400番地)に記録されたコントロールデータを読み取って、ディスクの種類を判別していた。
【0003】
また、この種のディスク装置の他の一例が特許文献2に開示される。この他の従来技術のディスク判別装置は、ディスクを所定の回転数で回転駆動したときに検出した再生信号の周波数に基づいてディスクを判別していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−74658号(第5,6頁,第5図)
【特許文献2】
特開平9−198779号(第4,5頁,第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の場合には、ウォブルの有無を判断するのみならず、コントロールデータを読み込むようにしてあるため、ディスクを判別するのに長時間を要していた。
【0006】
また、後者の場合には、再生信号の周波数を検出するようにしてあるため、周波数の測定のための大規模なディジタル回路が必要であった。
【0007】
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単にディスクの種類を判別できる、ディスクの種類判別方法およびディスク装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、DVD−RWまたはDVD+RWのいずれかを判別するディスクの種類判別方法であって、(a) ディスクの記録面に記録されたウォブル信号を検出し、(b) 検出したウォブル信号からプリピット信号の有無を判断し、そして(c) プリピット信号の有無に応じてディスクの種類がDVD−RWであるかDVD+RWであるかを判別する、ディスクの種類判別方法である。
【0009】
第2の発明は、DVD−RWまたはDVD+RWのいずれかを判別し、判別したディスクの種類に応じて記録再生を実行するディスク装置であって、ディスクの記録面に記録されたウォブル信号を検出する検出手段、検出手段によって検出されたウォブル信号にプリピット信号が含まれるかどうかを判断する判断手段、および判断手段の判断結果に応じてディスクの種類がDVD−RWであるかDVD+RWであるかを判別する判別手段を備える、ディスク装置である。
【0010】
【作用】
ディスク装置には、DVD−RW或いはDVD+RWのディスクを装着することができる。たとえば、ディスクの記録面から反射されるレーザ光に基づいてウォブル信号を検出し、ウォブル信号からプリピット信号の有無を判断する。そして、プリピット信号の有無に応じてディスクの種類がDVD−RWであるか、または、DVD+RWであるかを判別する。
【0011】
たとえば、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも大きいかどうかを比較し、比較した結果、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも大きい場合には、プリピット信号が有ると判断し、逆に、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも小さい場合には、プリピット信号が無いと判断する。そして、プリピット信号が有れば、ディスクがDVD−RWであると判別し、逆に、プリピット信号が無ければ、ディスクがDVD+RWであると判別する。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、プリピット信号の有無でディスクの種類を判別するので、簡単にディスクの種類を判別することができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディスク装置10は光ピックアップ12を含み、この光ピックアップ12には対物レンズ14が設けられる。この対物レンズ14は、トラッキングアクチュエータ16およびフォーカスアクチュエータ18によって支持される。レーザダイオード20から放出されたレーザ光は、図示しない光学系および対物レンズ14を介してDVD−RW或いはDVD+RWのようなディスク22の記録面に照射される。
【0015】
なお、ディスク22はターンテーブル24の上に搭載(チャッキング)され、スピンドルモータ26によって回転される。たとえば、ディスク22はCLV(Constant Linear Velocity)方式で回転可能であり、回転数は光ピックアップ12が内周から外周へ移動するにつれて低下する。
【0016】
また、ディスク22の記録面には、凸状のランドトラックおよび凹状のグルーブトラックが1トラック毎に交互に形成される。
【0017】
図2(A)および図2(B)を参照して、記録面に照射されるレーザ光は、具体的には1つのメインビームMと2つのサブビームS1およびS2とからなる。このうち、メインビームMは所望のトラック(グルーブトラック)に照射され、サブビームS1およびS2は所望のトラックの両側に隣接するトラック(ランドトラック)に照射される。
【0018】
なお、簡単のため、図2(A)においては、DVD+RWのディスク22についてのみ示してあるが、DVD−RWのディスク22の場合には所定周期(位置)毎にランドプリピット(LPP)が形成される。
【0019】
記録面で反射されたレーザ光は、対物レンズ14および光学系を介して光検出器28に照射される。メインビームMは光検出素子28a〜28dによって検出され、サブビームS1は光検出素子28eおよび28fによって検出され、そして、サブビームS2は光検出素子28gおよび28hによって検出される。
【0020】
光検出素子28a〜28hで検出されたメインビームM、サブビームS1およびサブビームS2は、それぞれ、電流に変換され、マトリックスアンプ30に出力される。マトリックスアンプ30は、光検出器28(光検出素子28a〜28h)の出力に対して数1〜数4に示すような周知の演算処理を施し、トラッキングエラ(TE)信号,フォーカスエラ(FE)信号、ウォブル(蛇行)信号およびRF信号を、それぞれ検出する。ただし、TE信号はDPP(Differntial Push−Pull)方式で検出され、ウォブル信号はPP(Push−Pull)方式で検出される。
【0021】
【数1】
TE={(A+B)−(C+D)}−α{(E+H)−(F+G)}
【0022】
【数2】
FE=(A+C)−(B+D)
【0023】
【数3】
ウォブル=(A+B)−(C+D)
【0024】
【数4】
RF=A+B+C+D
なお、数1〜数4における“A”〜“H”は、それぞれ光検出素子22a〜22hの出力に対応する。
【0025】
図1に戻って、マトリックスアンプ30で検出されたTE信号、FE信号およびウォブル信号は、それぞれ、図示しないA/D変換器を介してDSP32に与えられる。DSP32は、ディジタル変換されたTE信号に基づいてトラッキングサーボおよびスレッドサーボを実行し、トラッキングアクチュエータ制御信号およびスレッドモータ制御信号を生成する。生成されたトラッキングアクチュエータ制御信号およびスレッドモータ制御信号は、それぞれ、ドライバ34bおよびドライバ34cによって、トラッキングアクチュエータ制御電圧およびスレッド制御電圧に変換され、トラッキングアクチュエータ16およびスレッドモータ36に与えられる。これによって、光学レンズ14の径方向(スレッド方向)の位置と、スレッドモータ36の回転速度および回転方向とが制御される。ただし、スレッドモータ36は、周知のとおり、ラックピニオン方式等により光ピックアップ12に連結されるため、スレッドサーボにより、光ピックアップ12の移動方向(移動速度)および位置(変位)が制御される。
【0026】
また、DSP32は、ディジタル変換されたFE信号に基づいてフォーカスサーボを実行し、フォーカス制御信号を生成する。生成されたフォーカス制御信号はドライバ34aによってフォーカス制御電圧に変換され、フォーカスアクチュエータ18に与えられる。これによって、フォーカスつまり対物レンズ14の光軸上の位置(レンズ位置)が調整される。つまり、フォーカス方向の位置が調整される。
【0027】
さらに、DSP32は、ディジタル変換されたウォブル信号に基づいてスピンドルサーボ(以下、「CLVサーボ」という。)を実行し、スピンドル制御信号を生成する。生成されたスピンドル制御信号はドライバ34dによってスピンドルモータ制御電圧に変換され、スピンドルモータ26に与えられる。これによって、スピンドルモータ26(ターンテーブル24)すなわちディスク22の回転速度および回転方向が調整される。
【0028】
ただし、ディスク22をディスク装置10に装着した当初では、ディスク22の信号すなわちウォブル信号を正確に読み取ることができないため、FGパルスによるスピンドルサーボが実行される。つまり、スピンドルモータ26の回転数がエンコーダ(図示せず)によってパルス変換され、これにより生成されたFGパルスがDSP32に与えられる。DSP32は、与えられたFGパルスに基づいてスピンドルモータ26の回転数を検出し、所望の回転数になるように、スピンドル制御信号を生成する。生成されたスピンドル制御信号はドライバ34dによってスピンドルモータ制御電圧に変換され、スピンドルモータ26に与えられる。
【0029】
このように、FGパルスに基づいてスピンドルサーボ(FGサーボ)を実行することもできるが、CLVサーボに比べて回転制御が粗い。
【0030】
また、マトリックスアンプ30で検出されたRF信号(再生信号)は、エンコーダ/デコーダ38に与えられる。なお、エンコーダ/デコーダ38は、エンコードとデコーダとを一体的に形成したIC等である。このエンコーダ/デコーダ38は、CPU40の指示の下、DVD+RWアドレス検出回路(デコーダ)42或いはDVD−RWアドレス検出回路(デコーダ)44から与えられるアドレス情報に従ってRF信号をデコードし、インターフェイス(I/F)を介して図示しないPCのようなホストコンピュータに出力する。
【0031】
デコーダ42は、DVD+RWのディスク22を再生した場合に得られるウォブル信号の位相が反転する位置(反転位置)を検出し、その反転位置に基づいて検出したアドレス情報および記録時におけるタイミング情報をエンコーダ/デコーダ38に与える。
【0032】
また、デコーダ44は、DVD−RWのディスク22を再生した場合に得られるウォブル信号に含まれるプリピット信号を検出し、このプリピット信号に基づいて検出したアドレス情報および記録時におけるタイミング情報をエンコーダ/デコーダ38に与える。
【0033】
このデコーダ42およびデコーダ44は、スイッチSWによって切り換えられる。このスイッチSWは、ディスク装置10に装着されたディスク22の種類に応じて、CPU40によって切り換えられる。
【0034】
また、エンコーダ/デコーダ38は、ホストコンピュータから入力される信号(記録信号)をエンコードしてピット信号を生成し、このピット信号をデコーダ42或いはデコーダ44からのアドレス情報およびタイミング情報に従ってレーザ駆動回路46に与える。レーザ駆動回路46は、CPU40の指示の下、エンコーダ/デコーダ38から与えられるピット信号に従ってレーザダイオード20を駆動する。したがって、ホストコンピュータから与えられた記録信号がディスク22の記録面の所望の位置(アドレス)に記録される。
【0035】
このように、ディスク22から信号を再生したり、ディスクに信号を記録したりすることができるが、ディスク装置10に装着されるディスク22はDVD−RW或いはDVD+RWであるため、何ら手当てを施さない場合には、信号の記録再生を適切に実行することができない。つまり、DVD−RWのウォブル信号の周期(ウォブル周期)が186T(Tはデータ周期である。)であるのに対し、DVD+RWのウォブル周期は32Tであるため、たとえば、DVD−RWのディスク22が装着されているにも拘わらず、DVD+RWのディスク22が装着されていると判断してしまった場合には、CLVサーボを正確に実行することができず、スピンドルモータ26が暴走してしまう恐れがあるからである。
【0036】
そこで、この実施例では、ディスク装置10の主電源がオンされたり、ディスク22が交換(装着)されたりした場合に、ディスク22がDVD−RWであるかDVD+RWであるかを判別するようにしてある。たとえば、ディスク22の種類は、LPP(プリピット信号)の有無に応じて判別するようにしてある。つまり、図3(A)および図3(B)に示すように、DVD+RWのディスク22では、ウォブル信号のみが検出されるのに対し、DVD−RWのディスク22では、ウォブル信号に所定周期でプリピット信号が含まれる(重畳される)。
【0037】
なお、図3(A)に示すように、DVD+RWのディスク22では、ウォブル信号は所定周期で位相が反転される。
【0038】
これは、ディスク22の構造の一部を示す図4(A)および図4(B)を参照して分かるように、DVD+RWのディスク22では、図4(A)に示すように、トラック(グルーブトラックおよびランドトラック)はウォブルのみで形成されるのに対し、DVD−RWのディスク22では、図4(B)に示すように、隣接するグルーブトラックの間のランドトラックに所定周期(所定間隔)でLPPが形成されるからである。したがって、上述したように、プリピット信号の有無を検出するようにしてある。
【0039】
なお、厳密には、ディスク22は、PC基板、反射層、保護層および記録層が積層されて形成されるが、簡単のため、図4では省略してある。
【0040】
つまり、図1に示すように、マトリックスアンプ30から出力されるウォブル信号はコンパレータ48に入力され、ウォブル信号のレベルが所定の閾値(図3(A)および図3(B)参照)より大きいか否かでプリピット信号の有無が判別される。具体的には、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも大きい場合には、コンパレータ48からハイレベルの信号がCPU40に入力され、これにより、CPU40はディスク22がDVD−RWであると判別する。一方、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも小さい場合には、コンパレータ48からローレベルの信号がCPU40に入力され、これにより、CPU40は、ディスク22がDVD+RWであると判別する。
【0041】
なお、所定の閾値は、実験等により予め得られる値である。また、後述するように、ディスク22の種類を判別する時には、FGサーボでスピンドルモータ26が回転駆動されるため、所定の閾値はFGサーボのようなラフな回転制御においてもノイズの影響を受けない値に決定される。また、プリピット信号は、正側(図面の上方側)にも検出されるため、図3(A)および図3(B)においては、正側と負側の両側に閾値を設けるように示してあるが、実際には、ウォブル信号の絶対値をコンパレータ48に入力するようにして、1つ(正側)の閾値と比較するようにしてある。
【0042】
具体的には、CPU40が図5に示すフロー図に従ってディスクの種類判別処理を実行する。たとえば、ディスク装置10の主電源がオンされたり、ディスク22が交換(装着)されると、CPU40は処理を開始し、ステップS1でスピンドルをオンし、FGサーボを実行する。つまり、DSP32に対してスピンドルモータ26の駆動およびFGサーボの実行を指示し、これに応じて、DSP32がFGパルスに基づいてドライバ34dを駆動する。つまり、スピンドルモータ26(ディスク22)が所望の回転方向および所望の回転数で回転するように制御される。
【0043】
次にステップS3では、レーザをオンし、ステップS5ではフォーカスをオンし、ステップS7ではトラッキングをオンし、そして、ステップS9ではスレッドをオンする。つまり、CPU40は、レーザ駆動回路46にレーザダイオード20のオンを指示し、続いて、DSP32に対してフォーカスサーボ、トラッキングサーボおよびスレッドサーボの実行を指示する。
【0044】
続いて、ステップS11では、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも大きいかどうかを判断する。つまり、コンパレータ48から入力される信号がハイレベルかローレベルかを判断する。ステップS11で“YES”であれば、つまりコンパレータ48から入力される信号がハイレベルであれば、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも大きいと判断し、ステップS13でデコーダ42を選択する。つまり、ディスク22の種類をDVD−RWと判別して、スイッチSWをデコーダ42側に切り換える。そして、ステップS15で、DVD−RWについてのCLVサーボのパラメータ(CLVパラメータ)をDSP32に設定して、処理を終了する。
【0045】
一方、ステップS11で“NO”であれば、つまりコンパレータ48から入力される信号がローレベルであれば、ウォブル信号のレベルが所定の閾値よりも小さいと判断し、ステップS17でデコーダ44を選択する。つまり、ディスク22の種類をDVD+RWと判別して、スイッチSWをデコーダ44側に切り換える。そして、ステップS19で、DVD+RWについてのCLVパラメータをDSP32に設定して、処理を終了する。
【0046】
このように、ディスク22の種類を判別し、その判別結果に応じてデコーダ42或いはデコーダ44が選択されるとともに、ディスク22の種類に応じたCLVパラメータがDSP32に設定されるため、その後の記録/再生が適切に実行される。
【0047】
なお、フロー図においては省略してあるが、上述のように、LPPはウォブルに所定周期毎に形されるため、この所定周期よりも長い時間だけウォブル信号を検出して、ステップS11の判断処理が実行される。
【0048】
この実施例によれば、プリピットの有無に応じてディスクの種類を判別するので、ディスクの種類の判別が簡単である。したがって、ディスクの記録再生を短時間で開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】(A)はメインビームおよびサブビームがディスクの記録面に照射されている状態を示す図解図であり、(B)は光検出気の構成を示す図解図である。
【図3】(A)はDVD+RWから読み取られるウォブル信号を示す図解図であり、(B)はDVD−RWから読み取られるウォブル信号を示す図解図である。
【図4】(A)はDVD+RWのディスク構造の一部を示す図解図であり、(B)はDVD−RWのディスク構造の一部を示す図解図である。
【図5】図1実施例に示すCPUのディスクの判別処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …ディスク装置
12 …光ピックアップ
30 …マトリックスアンプ
32 …DSP
40 …CPU
42 …DVD+RWアドレス検出回路(デコーダ)
44 …DVD−RWアドレス検出回路(デコーダ)
48 …コンパレータ

Claims (4)

  1. DVD−RWまたはDVD+RWのいずれかを判別するディスクの種類判別方法であって、
    (a) ディスクの記録面に記録されたウォブル信号を検出し、
    (b) 検出したウォブル信号からプリピット信号の有無を判断し、そして
    (c) プリピット信号の有無に応じて前記ディスクの種類がDVD−RWであるかDVD+RWであるかを判別する、ディスクの種類判別方法。
  2. 前記ステップ(b) は、(b−1) 検出されたウォブル信号のレベルを所定の閾値と比較するステップ、(b−2) 前記ウォブル信号のレベルが前記所定の閾値よりも大きいとき前記プリピット信号が有ると判断するステップ、および(b−3) 前記ウォブルのレベルが前記所定の閾値よりも小さいとき前記プリピット信号が無いと判断するステップを含み、
    前記ステップ(c) は、(c−1) 前記プリピット信号が有るとき前記デスクの種類をDVD−RWと判別するステップ、および(c−2) 前記プリピット信号が無いとき前記ディスクの種類をDVD+RWと判別するステップを含む、請求項1記載のディスクの種類判別方法。
  3. DVD−RWまたはDVD+RWのいずれかを判別し、判別したディスクの種類に応じて記録再生を実行するディスク装置であって、
    前記ディスクの記録面に記録されたウォブル信号を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出されたウォブル信号にプリピット信号が含まれるかどうかを判断する判断手段、および
    前記判断手段の判断結果に応じて前記ディスクの種類がDVD−RWであるかDVD+RWであるかを判別する判別手段を備える、ディスク装置。
  4. 前記検出手段によって検出されたウォブル信号のレベルを所定の閾値と比較する比較手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記ウォブル信号のレベルが前記所定の閾値より大きいとき前記プリピット信号が有ると判断し、前記ウォブル信号のレベルが前記所定の閾値より小さいとき前記プリピット信号が無いと判断し、
    前記判別手段は、前記プリピット信号が含まれるとき前記ディスクの種類をDVD−RWと判別し、前記プリピット信号が含まれないとき前記ディスクの種類をDVD+RWと判別する、請求項3記載のディスク装置。
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KR101365440B1 (ko) 2006-09-04 2014-02-19 삼성전자주식회사 기록 재생 방법

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