JP2004103078A - 情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】BCA領域の上書きによって生ずる使用不可能なPEP領域を少なくし、より多くの制御情報を記録することができる情報記録媒体を提供する。
【解決手段】光ディスク10は、再生すべき再生データを記録する再生データ領域14と、一方の面の最内周にPEP(Phase Encoding Part)領域12と、BCA(Burst Cutting Area)領域13とからなる円環状の制御情報領域11を有する。制御情報領域11は、AからDまでの4つのPEPセグメントのそれぞれが3つのECCブロックに分割される。このように、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、読み取り不可能となるPEP領域を少なくして、BCA領域を大きく確保することができ、BCA領域により多くの制御情報を記録することができる。
【選択図】 図8
【解決手段】光ディスク10は、再生すべき再生データを記録する再生データ領域14と、一方の面の最内周にPEP(Phase Encoding Part)領域12と、BCA(Burst Cutting Area)領域13とからなる円環状の制御情報領域11を有する。制御情報領域11は、AからDまでの4つのPEPセグメントのそれぞれが3つのECCブロックに分割される。このように、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、読み取り不可能となるPEP領域を少なくして、BCA領域を大きく確保することができ、BCA領域により多くの制御情報を記録することができる。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、光ディスク等の情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD−ROM等の情報記録媒体(光ディスク)には、その最内周にトラッキングサーボ制御を行うことなく情報を読み取ることができる領域を形成しているものがある。その領域の1つとしてPEP(Phase Encoding Part)領域がある。PEP領域は光ディスクのマスタディスク製造時にプリピット列として作成され、PEP領域には光ディスクの種類やトラッキング方法等の識別情報が記録されている。
【0003】
最内周の領域としてはPEP領域の他にBCA(Burst Cutting Area)領域が公知である(例えば、特許文献1参照)。BCA領域は光ディスクの製造の段階でディスク毎にバーコード状に形成され、例えば、DVD−ROMの場合にはYAGレーザで反射膜を除去して形成される。BCA領域にはシリアル番号等の光ディスク個々の識別情報が記録される。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−229542号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスクにPEP領域及びBCA領域を各々形成する場合、映像や音声等の主情報が記録されるべきデータ領域をなるべく大きく確保するために、PEP領域と同じトラック上にBCA領域を上書きで形成する手法が提案されている。
【0006】
例えば、図1は従来の光ディスクを示した模式図であるが、光ディスク20は、その一方の面の最内周に識別情報などの制御情報を記録する制御情報領域21を有し、一例として、半周分がPEP領域22、残り半周分がBCA領域23で構成されている。形成手順としては、はじめにPEP領域として、同一の制御情報単位(PEPセグメント)をトラック1周分に渡って複数個形成し(多重書き)、そのPEP領域上の任意の位置にBCA領域を上書きで形成する。
【0007】
ところで、PEP領域にはセグメント毎に1つのエラー訂正コード(ECC)ブロックが設けられている。図2は、制御情報領域21の1周分に4つのPEPセグメントを形成した場合についてのデータ構成を示した模式図である。図2(b)及び図2(c)に示すように、各セグメントには1つのエラー訂正コードブロックが設けられている。
【0008】
PEP領域上にBCA領域の上書きを行うと、上書きされて読み取り不能となったPEP領域のエリアではエラーが生ずる。そのエラー部分の大きさがエラー訂正能力を超えると、そのECCブロックが読み取り不能となり、ブロック全体が破綻してしまう。
【0009】
即ち、セグメントの一部または全体がBCA領域で上書きされたPEPセグメントは読み取りができなくなるので、BCA領域の形成にあたっては、少なくとも1つのPEPセグメントが完全に確保されるように記録を行う必要がある。
【0010】
図3は、制御情報領域21に形成したPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である。
例えば、図3(a)のようにトラック1周に4つのPEPセグメントを記録した場合、上書きするBCA領域は1周の1/2(半分)以下でなければならない。BCA領域が1周の1/2を超えると、場合によっては図3(b)のようにすべてのPEPセグメントにBCA領域が懸かり、完全なPEPセグメントが確保できなくなるからである。このように、PEP領域のセグメント数が少ない(多重化数が低い)と、BCA領域を大きくできない、即ちBCA領域に記録できる情報量が少ないという問題があった。
【0011】
一方、1つのPEPセグメントを小さくして多重書きの回数を多くするようにすると、BCA領域を大きくすることができるが、PEPセグメントのPEPビットを小さくしなければならないため、BCA記録に起因する読み取りエラー以外の読み取りエラー発生確率が増加するという問題があった。
【0012】
このように、PEPセグメントを大きくして多重化数を少なくするとBCA領域に記録できる情報量が少なくなり、逆に、PEPセグメントを小さくして多重化数を多くするとBCA領域に記録できる情報量は多くなるが、PEP領域の読み取りエラー発生確率が高くなるという、相反する課題があった。
【0013】
本発明は前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、BCA領域の上書きによって生ずる使用不可能なPEP領域を少なくし、より多くの制御情報を記録することができる情報記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、請求項1に記載の情報記録媒体は、再生すべき再生データを記録する再生データ領域と、少なくとも前記再生データを再生する際に必要な再生制御情報を含む制御情報がトラック1回転分を一単位として複数トラックに同一にCAV(Constant Angular Velocity)記録されている制御情報領域と、を有し、かつ、当該制御情報はPEP(Phase Encoded Part)信号で記録されている情報記録媒体であって、前記PEP信号で記録したデータ領域のデータが複数のエラー訂正単位に分割され、かつ、当該エラー訂正単位毎にエラー訂正コードが当該データ領域に記録されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体である光ディスク10を示す模式図である。
光ディスク10は、例えば、DVD−ROM等であり、再生すべき再生データを記録する再生データ領域14と、一方の面の最内周にPEP(Phase EncodingPart)領域12と、BCA(Burst Cutting Area)領域13とからなる円環状の制御情報領域11を有する。
【0016】
円環状の制御情報領域11におけるディスク半径方向の幅は、トラッキングサーボ制御をオフとして、その部分の読み取りを行うために光ディスク10の回転時の偏心量を考慮して設定されている。
【0017】
PEP領域12は、図5に示すように、複数のトラックが形成され、各トラックにおいて、ピット列とミラー部とからなる1ビットのデータ(DATA0,DATA1,・・・・)を成している。また、図5の各トラックにおいては、同一のディスク半径方向(トラックを横切る方向)に同一のデータピットが配置されている。
【0018】
上記のPEP領域12は、情報記録信号にPE(Phase Encoded)変調を行って生成したPEP(Phase Encoded Part)信号を、トラック1回転分を一単位として複数のトラックに同一にCAV(Constant Angular Velocity)記録(角速度一定で記録)されたものである。
【0019】
本実施の形態では、光ディスク10の制御情報領域11の1周分を、4つのPEPセグメントで構成し(4重書き)、1つのPEPセグメントを、さらに3つのECCブロックに分割する場合について説明する。なお、各セグメントには同じデータが記録される。
【0020】
図6は、光ディスク10の制御情報領域11の1周分におけるPEP領域のデータ構成を示す模式図である。
図6(a)及び(b)に示すように、制御情報領域11の1周分が、4つのPEPセグメントで構成され、各PEPセグメントは、さらに3つのECCブロックに分割されている。図6(c)は、1つのPEPセグメントの構成をさらに拡大して示したものである。
【0021】
各ECCブロックは、データ部(Data)及びエラー訂正コード(ECC)で構成され、データ部にはサーボ方式を識別する識別情報が記録される。
データ部には、他にディスクの反射率、CAV、CLVの区別、リードパワー、トラックの区別(ランド又はグルーブ)等に関する信号が含まれる。
各トラックにおいては同一のディスク半径方向に同一データのピットが配置されている。これはこの領域のデータを角速度一定で光ディスク10を回転させて読み取るためである。
【0022】
PEP領域12の形成はマスタディスク製造時に既に行われているので、マスタディスクを元にして製造される光ディスクは同一の内容のPEP領域12を有する。
【0023】
BCA領域13はマスタディスクを元にして製造された光ディスク各々にシリアル番号等のディスク個々の識別情報を付加するために用いられる。
BCA領域13は、既にPEP領域が形成された光ディスク10における、最内周の制御情報領域11への書き込みにより、複数のデータブロックとして形成される。
【0024】
上記の最内周の制御情報領域11への書き込みは、後述の条件式(2)によって得られた適切な書き込み領域の長さ分だけ行うことが可能である。
図7に示すように、BCA領域13では、情報はディスク半径方向に伸張したバーの組み合わせからなるバー15の組み合わせからなるバーコードによって、ピット列とミラー部とからなる1ビットのデータ(DATA0,DATA1,・・・・)が記録される。
【0025】
なお、PEP領域及びBCA領域の記録方法並びに記録装置については、公知であるので、各領域の形成手順については説明を省略する。
【0026】
次に、PEP領域上にBCA領域を上書きする場合、PEP領域を複数のECCブロックに分割することにより、記録できるBCA領域の大きさを最大限にするための条件について説明する。
【0027】
光ディスク10の制御情報領域11に、1周に亘って記録されるPEP領域について、記録する位置の半径をr、PEP領域のセグメント数をm(整数)、セグメント内のECCブロック数をk(整数)とする。
【0028】
そして、PEP領域上に上書きされるBCA領域について、BCA領域の長さをn(実数)、即ち1周の1/nにBCA領域が記録されるとすると、1周のうち、BCA領域が記録される部分の長さは2πr/nであるので、読み取り可能なPEP領域の長さは、2πr−2πr/nとなる。
【0029】
1周の中にはm個のPEPセグメントがあり、各セグメントの中にはk個のECCブロックがあるので、ECCブロック1個の長さは2πr/(m×k)となる。従って、読み取り可能なPEP領域に入るECCブロックの数は、
(2πr−2πr/n)/(2πr/(m×k))個となる。
【0030】
セグメント間にまたがっても、連続するk個のECCブロックを読み取ることができれば、1セグメント分のデータとなり、PEP領域の読み取りにおいてエラーが生じることはない。
安全を見込んでこのブロック数がk+1以上であれば1セグメント分のデータが読み取り可能であるとすると、以下のような式(1)の関係が成立する。
【0031】
【数1】
【0032】
これより、次の条件式(2)の関係が導かれる。
【0033】
【数2】
【0034】
即ち、上式を満たすようにm、n、kを決定すれば、少なくとも1セグメント分のECCブロックを読み取ることが可能となる。
【0035】
ここで、PEPセグメントを複数のECCブロックに分割することにより、BCA領域がどの程度拡大できるかについて、上記の条件式(2)を用いて従来との比較を行う。
【0036】
図3における説明で前述したように、従来の情報記録媒体では、PEP領域が4セグメントである場合、BCA領域は1周の1/2以下にしなければならなかった。
【0037】
ところが、同じ4セグメントでも、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体では、例えばセグメントを3つのECCブロックに分割する場合、条件式(2)において、m=4、k=3を代入すれば、n≧1.5が得られる。即ち、BCA領域を最大1周の2/3まで長くすることができる。
【0038】
図8は、制御情報領域11のPEP領域とBCA領域の関係(PEP領域を4セグメントにした場合)を示す模式図である。
制御情報領域11は、図8(a)及び図8(b)に示すように、AからDまでの4つのPEPセグメントのそれぞれが3つのECCブロックに分割されている。このため、図8(c)に示すようにBCA領域を1周の半分以上記録しても、PEPセグメントCの「ECCブロック2」と「ECCブロック3」、PEPセグメントDの「ECCブロック1」が読み取り可能であるため、ブロックをまたがる形ではあるが「ECCブロック1」から「ECCブロック3」まですべてのブロックが読み取れる。
【0039】
図9は、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体におけるPEP領域とBCA領域のデータ構成を示す模式図である。
図9(a)のように形成した4つのPEPセグメント上に、例えば図9(b)の2ようにBCA領域を半周分以上に渡って上書き形成しても、セグメントにまたがる形ではあるが、「ECCブロック1」から「ECCブロック3」までを読み取ることが可能である。このように、4つのPEPセグメントの場合、条件式(2)で導出したように最大で1周の2/3までBCA領域を形成することが可能となる。
【0040】
一方、従来の情報記録媒体では、各PEPセグメントにECCブロックが1つしかないため、図9(c)に示すようにすべてのPEPセグメントにBCA領域が懸かってしまうと、読み取り不能となってPEP領域に形成したデータが再生できない事態が生じる。
【0041】
次に、BCA領域を1周分の1/2(半分)と固定した場合の、PEP領域の多重化数について、従来との比較を行う。図3の説明で前述した通り、BCA領域を1/2に固定する場合、従来の情報記録媒体ではPEPセグメントを4(多重化数=4)以上にする必要がある。多重化数=3では、すべてのPEP領域にBCA領域が懸かってしまうからである。
【0042】
しかし、本実施の形態に係る情報記録媒体では、例えばPEPセグメントを3つのECCブロックに分割する場合、前述の条件式(2)において、k=3、n=2を代入すれば、m≧8/3が得られる。即ち、多重化数が8/3以上であればよいので、4重書きから3重書きへ多重化数を減少することができる。多重化数が減少するということは、PEPセグメントの長さを長くできるということであり、従ってPEP領域に記録する制御情報量を増やすことができる。
【0043】
図10は、制御情報領域11のPEP領域とBCA領域の関係(BCA領域を制御情報領域1周分の1/2に固定した場合)を示す模式図である。
図10(a)のようにBCA領域を1周の1/2に固定する場合、1セグメントが3つのECCブロックに分割されていれば、3重書きのPEP領域においても図10(b)に示すように必ずすべてのECCブロック(「ECCブロック1」から「ECCブロック3」まで)を読み取ることが可能である。
【0044】
したがって、4重書き(1周の1/4)から3重書き(1周の1/3)に変更する分(1周の1/12)だけPEP領域の制御情報量を増加することが可能である。
【0045】
なお、上記の実施の形態においては、光ディスク10の最内周の制御情報領域11に記録するPEP領域12を4セグメントとしたが、セグメント数はこれに限定されるものではない。
【0046】
また、前述の条件式(2)を満たすものであれば、PEP領域のセグメント数やBCA領域の長さなどは、どちらを優先してどのように決定してもそれぞれの領域に最大限の制御情報を記録することが可能である。
【0047】
さらに、上記の実施の形態においては、PEPブロックとBCAブロックとを形成する同一半径上の制御情報領域11として、光ディスク10の最内周部を選択したがこれに限らず、例えば光ディスクの最外周等に設けられた制御情報領域であっても良い。
【0048】
以上のように、PEP領域にBCA領域を上書きして制御情報を記録する場合において、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、読み取り不可能となるPEP領域を少なくして、BCA領域を大きく確保することができ、BCA領域により多くの制御情報を記録することができる。
【0049】
また、本実施の形態に係る情報記録媒体によれば、同様にPEP領域にBCA領域を上書きして制御情報を記録する場合において、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、記録するBCA領域の制御情報量が同じであれば、PEPセグメントの多重化数を少なくすることができ、PEP領域により多くの制御情報を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報記録媒体(光ディスク)を示した模式図である。
【図2】従来の情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域の1周分に4つのPEPセグメントを形成した場合についてのデータ構成を示した模式図である。
【図3】従来の情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域に形成したPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)を示す模式図である。
【図5】PEP領域のピットパターンを示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域の1周分におけるPEP領域のデータ構成を示す模式図である。
【図7】BCA領域のバーコードパターンを示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域のPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である(PEP領域を4セグメントにした場合)。
【図9】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)におけるPEP領域とBCA領域のデータ構成を示す模式図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域のPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である(BCA領域を制御情報領域1周分の1/2に固定した場合)。
【符号の説明】
10 光ディスク
11 制御情報領域
12 PEP領域
13 BCA領域
【発明が属する技術分野】
本発明は、光ディスク等の情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD−ROM等の情報記録媒体(光ディスク)には、その最内周にトラッキングサーボ制御を行うことなく情報を読み取ることができる領域を形成しているものがある。その領域の1つとしてPEP(Phase Encoding Part)領域がある。PEP領域は光ディスクのマスタディスク製造時にプリピット列として作成され、PEP領域には光ディスクの種類やトラッキング方法等の識別情報が記録されている。
【0003】
最内周の領域としてはPEP領域の他にBCA(Burst Cutting Area)領域が公知である(例えば、特許文献1参照)。BCA領域は光ディスクの製造の段階でディスク毎にバーコード状に形成され、例えば、DVD−ROMの場合にはYAGレーザで反射膜を除去して形成される。BCA領域にはシリアル番号等の光ディスク個々の識別情報が記録される。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−229542号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスクにPEP領域及びBCA領域を各々形成する場合、映像や音声等の主情報が記録されるべきデータ領域をなるべく大きく確保するために、PEP領域と同じトラック上にBCA領域を上書きで形成する手法が提案されている。
【0006】
例えば、図1は従来の光ディスクを示した模式図であるが、光ディスク20は、その一方の面の最内周に識別情報などの制御情報を記録する制御情報領域21を有し、一例として、半周分がPEP領域22、残り半周分がBCA領域23で構成されている。形成手順としては、はじめにPEP領域として、同一の制御情報単位(PEPセグメント)をトラック1周分に渡って複数個形成し(多重書き)、そのPEP領域上の任意の位置にBCA領域を上書きで形成する。
【0007】
ところで、PEP領域にはセグメント毎に1つのエラー訂正コード(ECC)ブロックが設けられている。図2は、制御情報領域21の1周分に4つのPEPセグメントを形成した場合についてのデータ構成を示した模式図である。図2(b)及び図2(c)に示すように、各セグメントには1つのエラー訂正コードブロックが設けられている。
【0008】
PEP領域上にBCA領域の上書きを行うと、上書きされて読み取り不能となったPEP領域のエリアではエラーが生ずる。そのエラー部分の大きさがエラー訂正能力を超えると、そのECCブロックが読み取り不能となり、ブロック全体が破綻してしまう。
【0009】
即ち、セグメントの一部または全体がBCA領域で上書きされたPEPセグメントは読み取りができなくなるので、BCA領域の形成にあたっては、少なくとも1つのPEPセグメントが完全に確保されるように記録を行う必要がある。
【0010】
図3は、制御情報領域21に形成したPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である。
例えば、図3(a)のようにトラック1周に4つのPEPセグメントを記録した場合、上書きするBCA領域は1周の1/2(半分)以下でなければならない。BCA領域が1周の1/2を超えると、場合によっては図3(b)のようにすべてのPEPセグメントにBCA領域が懸かり、完全なPEPセグメントが確保できなくなるからである。このように、PEP領域のセグメント数が少ない(多重化数が低い)と、BCA領域を大きくできない、即ちBCA領域に記録できる情報量が少ないという問題があった。
【0011】
一方、1つのPEPセグメントを小さくして多重書きの回数を多くするようにすると、BCA領域を大きくすることができるが、PEPセグメントのPEPビットを小さくしなければならないため、BCA記録に起因する読み取りエラー以外の読み取りエラー発生確率が増加するという問題があった。
【0012】
このように、PEPセグメントを大きくして多重化数を少なくするとBCA領域に記録できる情報量が少なくなり、逆に、PEPセグメントを小さくして多重化数を多くするとBCA領域に記録できる情報量は多くなるが、PEP領域の読み取りエラー発生確率が高くなるという、相反する課題があった。
【0013】
本発明は前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、BCA領域の上書きによって生ずる使用不可能なPEP領域を少なくし、より多くの制御情報を記録することができる情報記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、請求項1に記載の情報記録媒体は、再生すべき再生データを記録する再生データ領域と、少なくとも前記再生データを再生する際に必要な再生制御情報を含む制御情報がトラック1回転分を一単位として複数トラックに同一にCAV(Constant Angular Velocity)記録されている制御情報領域と、を有し、かつ、当該制御情報はPEP(Phase Encoded Part)信号で記録されている情報記録媒体であって、前記PEP信号で記録したデータ領域のデータが複数のエラー訂正単位に分割され、かつ、当該エラー訂正単位毎にエラー訂正コードが当該データ領域に記録されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体である光ディスク10を示す模式図である。
光ディスク10は、例えば、DVD−ROM等であり、再生すべき再生データを記録する再生データ領域14と、一方の面の最内周にPEP(Phase EncodingPart)領域12と、BCA(Burst Cutting Area)領域13とからなる円環状の制御情報領域11を有する。
【0016】
円環状の制御情報領域11におけるディスク半径方向の幅は、トラッキングサーボ制御をオフとして、その部分の読み取りを行うために光ディスク10の回転時の偏心量を考慮して設定されている。
【0017】
PEP領域12は、図5に示すように、複数のトラックが形成され、各トラックにおいて、ピット列とミラー部とからなる1ビットのデータ(DATA0,DATA1,・・・・)を成している。また、図5の各トラックにおいては、同一のディスク半径方向(トラックを横切る方向)に同一のデータピットが配置されている。
【0018】
上記のPEP領域12は、情報記録信号にPE(Phase Encoded)変調を行って生成したPEP(Phase Encoded Part)信号を、トラック1回転分を一単位として複数のトラックに同一にCAV(Constant Angular Velocity)記録(角速度一定で記録)されたものである。
【0019】
本実施の形態では、光ディスク10の制御情報領域11の1周分を、4つのPEPセグメントで構成し(4重書き)、1つのPEPセグメントを、さらに3つのECCブロックに分割する場合について説明する。なお、各セグメントには同じデータが記録される。
【0020】
図6は、光ディスク10の制御情報領域11の1周分におけるPEP領域のデータ構成を示す模式図である。
図6(a)及び(b)に示すように、制御情報領域11の1周分が、4つのPEPセグメントで構成され、各PEPセグメントは、さらに3つのECCブロックに分割されている。図6(c)は、1つのPEPセグメントの構成をさらに拡大して示したものである。
【0021】
各ECCブロックは、データ部(Data)及びエラー訂正コード(ECC)で構成され、データ部にはサーボ方式を識別する識別情報が記録される。
データ部には、他にディスクの反射率、CAV、CLVの区別、リードパワー、トラックの区別(ランド又はグルーブ)等に関する信号が含まれる。
各トラックにおいては同一のディスク半径方向に同一データのピットが配置されている。これはこの領域のデータを角速度一定で光ディスク10を回転させて読み取るためである。
【0022】
PEP領域12の形成はマスタディスク製造時に既に行われているので、マスタディスクを元にして製造される光ディスクは同一の内容のPEP領域12を有する。
【0023】
BCA領域13はマスタディスクを元にして製造された光ディスク各々にシリアル番号等のディスク個々の識別情報を付加するために用いられる。
BCA領域13は、既にPEP領域が形成された光ディスク10における、最内周の制御情報領域11への書き込みにより、複数のデータブロックとして形成される。
【0024】
上記の最内周の制御情報領域11への書き込みは、後述の条件式(2)によって得られた適切な書き込み領域の長さ分だけ行うことが可能である。
図7に示すように、BCA領域13では、情報はディスク半径方向に伸張したバーの組み合わせからなるバー15の組み合わせからなるバーコードによって、ピット列とミラー部とからなる1ビットのデータ(DATA0,DATA1,・・・・)が記録される。
【0025】
なお、PEP領域及びBCA領域の記録方法並びに記録装置については、公知であるので、各領域の形成手順については説明を省略する。
【0026】
次に、PEP領域上にBCA領域を上書きする場合、PEP領域を複数のECCブロックに分割することにより、記録できるBCA領域の大きさを最大限にするための条件について説明する。
【0027】
光ディスク10の制御情報領域11に、1周に亘って記録されるPEP領域について、記録する位置の半径をr、PEP領域のセグメント数をm(整数)、セグメント内のECCブロック数をk(整数)とする。
【0028】
そして、PEP領域上に上書きされるBCA領域について、BCA領域の長さをn(実数)、即ち1周の1/nにBCA領域が記録されるとすると、1周のうち、BCA領域が記録される部分の長さは2πr/nであるので、読み取り可能なPEP領域の長さは、2πr−2πr/nとなる。
【0029】
1周の中にはm個のPEPセグメントがあり、各セグメントの中にはk個のECCブロックがあるので、ECCブロック1個の長さは2πr/(m×k)となる。従って、読み取り可能なPEP領域に入るECCブロックの数は、
(2πr−2πr/n)/(2πr/(m×k))個となる。
【0030】
セグメント間にまたがっても、連続するk個のECCブロックを読み取ることができれば、1セグメント分のデータとなり、PEP領域の読み取りにおいてエラーが生じることはない。
安全を見込んでこのブロック数がk+1以上であれば1セグメント分のデータが読み取り可能であるとすると、以下のような式(1)の関係が成立する。
【0031】
【数1】
【0032】
これより、次の条件式(2)の関係が導かれる。
【0033】
【数2】
【0034】
即ち、上式を満たすようにm、n、kを決定すれば、少なくとも1セグメント分のECCブロックを読み取ることが可能となる。
【0035】
ここで、PEPセグメントを複数のECCブロックに分割することにより、BCA領域がどの程度拡大できるかについて、上記の条件式(2)を用いて従来との比較を行う。
【0036】
図3における説明で前述したように、従来の情報記録媒体では、PEP領域が4セグメントである場合、BCA領域は1周の1/2以下にしなければならなかった。
【0037】
ところが、同じ4セグメントでも、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体では、例えばセグメントを3つのECCブロックに分割する場合、条件式(2)において、m=4、k=3を代入すれば、n≧1.5が得られる。即ち、BCA領域を最大1周の2/3まで長くすることができる。
【0038】
図8は、制御情報領域11のPEP領域とBCA領域の関係(PEP領域を4セグメントにした場合)を示す模式図である。
制御情報領域11は、図8(a)及び図8(b)に示すように、AからDまでの4つのPEPセグメントのそれぞれが3つのECCブロックに分割されている。このため、図8(c)に示すようにBCA領域を1周の半分以上記録しても、PEPセグメントCの「ECCブロック2」と「ECCブロック3」、PEPセグメントDの「ECCブロック1」が読み取り可能であるため、ブロックをまたがる形ではあるが「ECCブロック1」から「ECCブロック3」まですべてのブロックが読み取れる。
【0039】
図9は、本発明の実施の形態に係る情報記録媒体におけるPEP領域とBCA領域のデータ構成を示す模式図である。
図9(a)のように形成した4つのPEPセグメント上に、例えば図9(b)の2ようにBCA領域を半周分以上に渡って上書き形成しても、セグメントにまたがる形ではあるが、「ECCブロック1」から「ECCブロック3」までを読み取ることが可能である。このように、4つのPEPセグメントの場合、条件式(2)で導出したように最大で1周の2/3までBCA領域を形成することが可能となる。
【0040】
一方、従来の情報記録媒体では、各PEPセグメントにECCブロックが1つしかないため、図9(c)に示すようにすべてのPEPセグメントにBCA領域が懸かってしまうと、読み取り不能となってPEP領域に形成したデータが再生できない事態が生じる。
【0041】
次に、BCA領域を1周分の1/2(半分)と固定した場合の、PEP領域の多重化数について、従来との比較を行う。図3の説明で前述した通り、BCA領域を1/2に固定する場合、従来の情報記録媒体ではPEPセグメントを4(多重化数=4)以上にする必要がある。多重化数=3では、すべてのPEP領域にBCA領域が懸かってしまうからである。
【0042】
しかし、本実施の形態に係る情報記録媒体では、例えばPEPセグメントを3つのECCブロックに分割する場合、前述の条件式(2)において、k=3、n=2を代入すれば、m≧8/3が得られる。即ち、多重化数が8/3以上であればよいので、4重書きから3重書きへ多重化数を減少することができる。多重化数が減少するということは、PEPセグメントの長さを長くできるということであり、従ってPEP領域に記録する制御情報量を増やすことができる。
【0043】
図10は、制御情報領域11のPEP領域とBCA領域の関係(BCA領域を制御情報領域1周分の1/2に固定した場合)を示す模式図である。
図10(a)のようにBCA領域を1周の1/2に固定する場合、1セグメントが3つのECCブロックに分割されていれば、3重書きのPEP領域においても図10(b)に示すように必ずすべてのECCブロック(「ECCブロック1」から「ECCブロック3」まで)を読み取ることが可能である。
【0044】
したがって、4重書き(1周の1/4)から3重書き(1周の1/3)に変更する分(1周の1/12)だけPEP領域の制御情報量を増加することが可能である。
【0045】
なお、上記の実施の形態においては、光ディスク10の最内周の制御情報領域11に記録するPEP領域12を4セグメントとしたが、セグメント数はこれに限定されるものではない。
【0046】
また、前述の条件式(2)を満たすものであれば、PEP領域のセグメント数やBCA領域の長さなどは、どちらを優先してどのように決定してもそれぞれの領域に最大限の制御情報を記録することが可能である。
【0047】
さらに、上記の実施の形態においては、PEPブロックとBCAブロックとを形成する同一半径上の制御情報領域11として、光ディスク10の最内周部を選択したがこれに限らず、例えば光ディスクの最外周等に設けられた制御情報領域であっても良い。
【0048】
以上のように、PEP領域にBCA領域を上書きして制御情報を記録する場合において、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、読み取り不可能となるPEP領域を少なくして、BCA領域を大きく確保することができ、BCA領域により多くの制御情報を記録することができる。
【0049】
また、本実施の形態に係る情報記録媒体によれば、同様にPEP領域にBCA領域を上書きして制御情報を記録する場合において、1つのPEPセグメントを複数のECCブロックに分割して記録することにより、記録するBCA領域の制御情報量が同じであれば、PEPセグメントの多重化数を少なくすることができ、PEP領域により多くの制御情報を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報記録媒体(光ディスク)を示した模式図である。
【図2】従来の情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域の1周分に4つのPEPセグメントを形成した場合についてのデータ構成を示した模式図である。
【図3】従来の情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域に形成したPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)を示す模式図である。
【図5】PEP領域のピットパターンを示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域の1周分におけるPEP領域のデータ構成を示す模式図である。
【図7】BCA領域のバーコードパターンを示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域のPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である(PEP領域を4セグメントにした場合)。
【図9】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)におけるPEP領域とBCA領域のデータ構成を示す模式図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る情報記録媒体(光ディスク)における制御情報領域のPEP領域とBCA領域の関係を示す模式図である(BCA領域を制御情報領域1周分の1/2に固定した場合)。
【符号の説明】
10 光ディスク
11 制御情報領域
12 PEP領域
13 BCA領域
Claims (3)
- 再生すべき再生データを記録する再生データ領域と、少なくとも前記再生データを再生する際に必要な再生制御情報を含む制御情報がトラック1回転分を一単位として複数トラックに同一にCAV(Constant Angular Velocity)記録されている制御情報領域と、を有し、かつ、当該制御情報はPEP(Phase Encoded Part)信号で記録されている情報記録媒体であって、
前記PEP信号で記録したデータ領域のデータが複数のエラー訂正単位に分割され、かつ、当該エラー訂正単位毎にエラー訂正コードが当該データ領域に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。 - 前記制御情報領域の制御情報としてBCA(Burst Cutting Area)信号が更に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
- 前記トラック1回転分における前記PEP信号の数をm個、前記PEP信号のデータ領域におけるエラー訂正単位の数をk個、前記BCA信号が記録される長さが前記トラック1回転分の1/n(nは実数)とすると、
1−1/n≧(k+1)/(m×k)
を満たすことを特徴とする請求項2に記載の情報記録媒体。
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