JP2004100053A - Method for controlling restarting of loom - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、織機を再起動させるに際し、織段の発生を有効に防止することができる織機の再起動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェットルームなどの織機は、たとえば緯入れ不良や停電によって停止すると、全体を逆転させて、緯入れ不良を生じた緯糸、または緯入れ不良の可能性がある緯糸を口出しして除去し、所定の再起動位置から再起動して製織を再開する。
【0003】
なお、このようにして織機を再起動するとき、織前付近の緯糸密度が不連続に変化して織段を生じることがあり、これを防止するために、たとえば偏心ローラを介して経糸に振動を与えながら織機を再起動することが提案されている(特開平8−246296号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、偏心ローラによる経糸の振動が十分大きくないため、織段の防止効果が不十分であるという問題があった。すなわち、定常運転中において、織布内の緯糸は、1回の筬打ちによって所定の緯糸密度になる訳ではなく、数ピックを経て正規の緯糸密度となり、したがって、織前から遠去かるに従って緯糸密度が粗から密に連続的に変化している。一方、停止後の織機を再起動させると、経糸に振動を与えながら緯入れを再開しても、経糸歪みが定常運転中と同一でないため、筬打ちに伴う織布内の緯糸の移動が定常運転中と同じにならず、緯糸密度の連続性が乱れることが避けられない。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、主軸を回転させずに、すなわち綜絖枠以外の装置をすべて停止させた状態で綜絖枠を上下運動させ、織機を再起動することによって、緯糸密度の連続性が乱れることに起因する織段を有効に防止することができる織機の再起動制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、織機を再起動するに際し、主軸が再起動位置にセットされたことを条件として主軸を回転させずに少なくとも1枚の綜絖枠を連続的に上下運動させ、すべての綜絖枠が主軸と同期関係にあることを条件として織機を再起動することをその要旨とする。ただし、ここでいう同期関係とは、各綜絖枠が定常運転中の開口パターンに従って開口運動するように、主軸に対して所定の相対位相関係に設定されていることをいう。
【0007】
なお、専用の上下運動パターンに従って綜絖枠を上下運動させることができ、定常運転時の開口パターンに従って綜絖枠を上下運動させることができる。
【0008】
また、綜絖枠を上下運動させた後、主軸に同期合せすることができる。
【0009】
さらに、整数回数だけ綜絖枠を上下運動させることができる。
【0010】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、織機は、主軸が再起動位置にセットされたことを条件として、主軸を回転させずに綜絖枠を連続的に上下運動させることにより、経糸に必要十分な経糸歪みを発生させ、次いで、すべての綜絖枠が主軸と同期関係にあることを条件として再起動される。すなわち、このときの緯糸は、再起動後の筬打ちによって織布内を適度に移動して緯糸密度の連続性を維持し、織段を防止することができる。なお、綜絖枠は、主軸を回転させずに上下運動させるため、主モータ以外の専用の駆動モータを介して駆動するものとし、上下運動の回数、速度は、たとえば経糸、緯糸の糸種により、適切に設定するものとする。
【0011】
たとえば、上下運動の回数は、数往復〜数10往復程度とし、速度は、定常運転時と同一とし、または定常運転時より速くまたは遅くすることができる。すなわち、上下運動の速度は、定常運転時の速度の50〜200%程度に設定するのがよい。50%未満の速度では、経糸の捌きが悪くなり、所定の経糸歪みを実現することが難しくなり、200%超過の速度では、綜絖枠の駆動系に過大な応力が発生するおそれがあるからである。
【0012】
専用の上下運動パターンに従って綜絖枠を上下運動させれば、綜絖枠は、織組織に無関係に連続的に上下運動させることができ、上下運動に要する時間を最短にすることができる。
【0013】
定常運転時の開口パターンに従って綜絖枠を上下運動させるときは、綜絖枠は、上下運動による経糸歪みを定常運転時における経糸歪みに一層近似させることができる。
【0014】
綜絖枠を上下運動させた後、主軸に同期合せするときは、綜絖枠は、たとえば停電によって主軸との同期関係を保つことができずに織機が停止した場合や、主軸との同期関係を考慮せずに単独で任意に上下運動させた場合であっても、織機の再起動後の開口パターンを停止前の開口パターンに確実に連続させることができる。ただし、このときの綜絖枠は、再起動位置のサイクル番号、クランク角に基づいて、定常運転時の開口パターンを実現するようにして主軸に同期合せするものとする。
【0015】
整数回数だけ綜絖枠を上下運動させれば、綜絖枠は、上下運動の終了時において、主軸と同期関係にあった上下運動の開始前の位置に確実に戻すことができ、主軸に対してあらためて同期合せをする必要がない。ただし、この場合の織機は、主軸と綜絖枠とが同期関係を保って停止しているものとする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0017】
織機の再起動制御方法を実施する開口制御装置は、定常運転手段11、同期合せ手段12、上下運動手段13と、駆動制御部21とを組み合わせてなる(図1)。ただし、同図において、織機は、経糸Y、Y…の送出し側のテンションローラR1 と、筬R2 と、織布Ya の巻取り側のガイドローラR3 とが代表的に図示されており、経糸Y、Y…は、4枚の綜絖枠WF、WF…を介して開口されている。また、各綜絖枠WFは、専用の駆動モータM、クランク機構等の駆動機構WMを介して駆動されている。
【0018】
定常運転手段11には、織機の主軸Aに連結するエンコーダENからのクランク角θがパルス列信号として入力されている。なお、主軸Aは、図示しない主モータに連結されている。また、定常運転手段11には、図示しない織機制御回路からの停止信号Sa が入力されている。定常運転手段11は、駆動モータM、M…の目標回転量Poi(i=1、2…4)をパルス列信号として駆動制御部21に出力する。駆動制御部21の出力は、駆動モータM、M…に個別に接続されており、各駆動モータMの回転量Pf は、駆動制御部21に帰還されている。
【0019】
同期合せ手段12には、エンコーダENからのクランク角θの他、図示しない織機制御回路からの再起動信号Sb と、各綜絖枠WFの現在位置Gi (i=1、2…4)とが入力されている。なお、現在位置Gi は、たとえば各駆動モータMの回転位置によって検出する各綜絖枠WFの現在の高さ位置を表わす。同期合せ手段12は、駆動モータM、M…の調節回転量Psi(i=1、2…4)をパルス列信号として駆動制御部21に出力する。また、同期合せ手段12には、定常運転手段11の別の出力が接続されている。
【0020】
上下運動手段13は、上下運動指示部13aに対し、設定器13b、13cを付設して構成されている(図2)。なお、上下運動指示部13aには、再起動信号Sb が入力されている。上下運動指示部13aは、上下運動用の回転量Pq をパルス列信号として駆動制御部21に出力し、回転量Pq の累積パルス数が設定器13bからの設定値Pqmに到達すると、回転量Pq の出力を停止する。ただし、上下運動指示部13aは、設定器13cからの上下運動の速度vq に基づいて回転量Pq のパルス頻度を決定するものとする。
【0021】
定常運転手段11には、たとえば枠番号m=1、2…4の4枚の綜絖枠WF、WF…を使用してサイクル番号n=1、2…6を1リピートとする織布Ya の組織パターンと(図3(A))、組織パターンに基づく各綜絖枠WFの開口パターンKsi(i=1、2…4)とが設定記憶されている(同図(B))。なお、綜絖枠WF、WF…は、たとえば筬R2 側から送出し側に向けて順に枠番号m=1、2…4が付けられている。また、組織パターンは、各サイクル番号nにおける綜絖枠WF、WF…の開口位置が上昇または下降であることを示している。
【0022】
いま、織機が定常運転中であると、主軸Aの回転により、エンコーダENからクランク角θが出力され、定常運転手段11は、クランク角θに基づいて指定の組織パターンの1リピートにおけるサイクル番号n(n=1、2…6)を特定して更新するとともに、開口パターンKsi=f(n、θ)を実現するように、クランク角θに追従して各駆動モータMの目標回転量Poiを駆動制御部21に出力することができる。そこで、駆動制御部21は、各駆動モータMの回転量Pf が目標回転量Poiとなるように各駆動モータMを回転制御し、各駆動モータMは、開口パターンKsiに従って綜絖枠WFを上昇または下降させ、主軸Aに同期させながら綜絖枠WFを上下に開口運動させることができる。
【0023】
織機の定常運転中に、サイクル番号n=n1 において緯入れ不良が発生すると、織機制御回路において停止信号Sa が発生し、主モータが停止して織機が停止する。一方、停止信号Sa は、定常運転手段11に入力され、定常運転手段11は、織機停止時のサイクル番号n=n1 +1を記憶することができる。緯入れ不良が発生すると、織機は、一般に、次の緯入れを停止するとともに、次のサイクルにおいて停止するように制御されるからである。なお、織機が停止する際、各駆動モータMは、主軸Aとの同期関係を維持しながら、主軸Aの停止とともに停止する。
【0024】
織機を再起動させるときは、定常運転手段11、駆動制御部21の機能を維持したまま、緯入れ不良が発生したサイクル番号n=n1 の口出し位置まで主軸Aを逆転させ、緯入れ不良を生じた不良の緯糸を口出しして除去し、主軸Aをさらに逆転させてサイクル番号n=n1 −1の再起動位置にセットする。このとき、定常運転手段11は、織機停止時から再起動位置までの主軸Aの回転に従って、クランク角θに基づいてサイクル番号nを逆方向に更新する。そこで、織機制御回路において再起動信号Sb を発生させると、織機は、上下運動手段13による綜絖枠WF、WF…の上下運動、同期合せ手段12による同期合せを経て、定常運転手段11による定常運転に移行することができる(図4)。
【0025】
すなわち、上下運動手段13の上下運動指示部13aは、再起動信号Sb が発生すると、設定器13cからの速度vq に基づくパルス頻度の上下運動用の回転量Pq を駆動制御部21に出力する(図4の時刻t≧t1 、以下、単に(t≧t1 )のように記す)。そこで、駆動制御部21は、駆動モータM、M…を速度vq に対応する一定速度により回転駆動し、綜絖枠WF、WF…を専用の上下運動パターンに従って一斉に連続的に上下運動させることにより(t1 ≦t<t2 )、経糸Y、Y…に必要十分な経糸歪みを発生させる。ただし、速度vq は、上下運動中の各駆動モータMの回転速度が定常運転中の回転速度の50〜200%になるように設定するものとする。
【0026】
なお、上下運動指示部13aは、回転量Pq の累積パルス数が設定値Pqmに到達すると、回転量Pq の出力を停止して駆動モータM、M…を停止させ、綜絖枠WF、WF…の上下運動を終了させる(t=t2 )。ただし、図4において、1枚の綜絖枠WFの動作のみが図示されている。
【0027】
つづいて、同期合せ手段12は、現在のサイクル番号n、すなわち再起動位置のサイクル番号n=n1 −1と、開口パターンKsiとを定常運転手段11から読み出し、再起動位置のクランク角θに基づいて開口パターンKsi=f(n、θ)=f(n1 −1、θ)を見出すことにより、現在位置Gi の各綜絖枠WFが開口パターンKsiを実現するために必要な各駆動モータMの調節回転量Psiを算出して駆動制御部21に出力する(t≧t2a、ただし、t2a−t2 ≒0)。そこで、駆動制御部21は、各駆動モータMを調節回転量Psiだけ調整駆動して綜絖枠WF、WF…を主軸Aに同期合せし(t2a≦t<t3 )、開口パターンKsiを実現することができる。ただし、図4において、綜絖枠WFは、下降状態に同期合せされている。
【0028】
なお、図4において、同期合せ中の綜絖枠WFの速度は、綜絖枠WFを主軸Aに確実に同期合せすることができる限り、上下運動中の速度vq と同じであってもよく、速度vq より速くても遅くてもよい。また、同期合せのための綜絖枠WFの駆動方向は、図4のように上下運動中の駆動方向と同一に固定するに代えて、開口パターンKsiを実現するための調節回転量Psiが少ない方の駆動方向を自動選択することにより、同期合せに要する時間(t3 −t2a)を最短にすることができる。
【0029】
以後、織機を再起動し、定常運転手段11を介して各駆動モータMを主軸Aに追従させることにより(t≧t3 )、綜絖枠WF、WF…を織機停止前の開口パターンKsiに連続させるようにして織機を定常運転に移行させることができる。
【0030】
なお、同期合せ手段12は、上下運動手段13による綜絖枠WF、WF…の上下運動の後、綜絖枠WF、WF…を停止させることなく、主軸Aに同期合せしてもよい(図5の時刻t2 ≦t<t3 )。ただし、図5において、1枚の綜絖枠WFの動作のみが図示されており、綜絖枠WFは、上下運動中の速度vq より遅い速度により、上下運動中の駆動方向と同方向に駆動することによって、上昇状態に同期合せされている。なお、このときの同期合せ手段12も、上下運動の終了時の現在位置Gi に基づいて、開口パターンKsiを実現するに必要な各駆動モータMの調節回転量Psiを出力する。
【0031】
経糸切れ、手動停止操作などの緯入れ不良以外の停止原因により織機が停止する場合でも、綜絖枠WF、WF…は、主軸Aと同期関係を維持しながら停止する。そこで、織機を再起動するときは、停止原因を修復して主軸Aを再起動位置にセットし、綜絖枠WF、WF…を上下運動させた後、すべての綜絖枠WF、WF…を主軸Aに同期合せして織機を定常運転に復帰させればよい。
【0032】
一方、停電により織機が停止すると、主軸Aと各駆動モータMとの惰性回転量が同一でないため、綜絖枠WF、WF…と主軸Aとの同期関係が崩れた状態に織機が停止する。また、このとき、停電発生の直前に緯入れされた緯糸は、緯入れ不良を生じている可能性が高い。そこで、このときは、まず同期合せ手段12を使用して各綜絖枠WFを主軸Aに同期合せし、その後、不良緯糸を口出しして除去し、主軸Aを再起動位置にセットして、上下運動手段13により綜絖枠WF、WF…を上下運動させた上、綜絖枠WF、WF…を主軸Aに再度同期合せして織機を定常運転に移行させる。
【0033】
以上の説明において、上下運動手段13による上下運動は、複数枚の綜絖枠WF、WF…の全部を対象にするに代えて、少なくとも1枚以上の任意の綜絖枠WFを対象としてもよい。ただし、このときの同期合せ手段12は、上下運動させた綜絖枠WFのみを同期合せすれば十分である。また、綜絖枠WF、WF…は、たとえば駆動モータMごとに上下運動手段13を設けることにより、それぞれ個別の上下運動パターンに従って上下運動させることができる。たとえば、綜絖枠WF、WF…は、1枚おきに逆位相となるように上下運動させ、または単に1枚おきに上下運動させることにより、経糸Y、Y…の捌きを一層効果的にすることができる。
【0034】
また、定常運転手段11は、各綜絖枠WFごとの開口パターンKsiを記憶するに代えて、サイクルごとの単位開口パターンKsj(j=1、2…)と、1リピート分の開口パターンKsiを構成する単位開口パターンKsjの組合せパターンとを記憶し、単位開口パターンKsjの組合せにより各綜絖枠WFの開口パターンKsiを作成することができる。単位開口パターンKsj=f(θ)は、各綜絖枠WFの各サイクル番号nに共通に使用することができるから、綜絖枠WF、WF…の枚数が多くなり、1リピートを構成するサイクル数が大きくなっても、所要メモリ容量が極端に大きくなるおそれがない。
【0035】
なお、上下運動手段13は、上下運動の対象とする各綜絖枠WFを整数回数だけ上下に往復駆動させることにより、各綜絖枠WFを主軸Aと同期関係にある元の位置に自動的に戻し、同期合せ手段12による上下運動後の同期合せを省略することができる。なお、各綜絖枠WFを正確に整数回数だけ上下運動させるには、綜絖枠WFを上下に1往復させるために必要な各駆動モータMの回転量Pf の整数倍相当の設定値Pqmを設定器13bに設定すればよい。
【0036】
【他の実施の形態】
上下運動手段13は、駆動制御部21に上下運動用の回転量Pq を出力するに代えて、定常運転手段11に上下運動用の疑似クランク角θa を出力してもよい(図6)。なお、疑似クランク角θa は、エンコーダENからのクランク角θと同一形態のパルス列信号である。上下運動手段13の上下運動指示部13aは、速度vq に基づくパルス頻度の疑似クランク角θa を定常運転手段11に出力することにより、定常運転手段11、駆動制御部21を介して駆動モータM、M…を作動させ、定常運転時の開口パターンKsiに従って綜絖枠WF、WF…を上下運動させることができる。
【0037】
なお、上下運動手段13の設定器13bには、上下運動用の設定値Pqmに代えて、上下運動用の期間tq を設定してもよい(同図)。上下運動指示部13aは、期間tq に亘って疑似クランク角θa または回転量Pq を出力し、各綜絖枠WFを上下運動させることができる。
【0038】
また、同期合せ手段12は、各綜絖枠WFの現在位置Gi を入力するに代えて、各綜絖枠WFの原点位置を示す原点信号Sci(i=1、2…4)を入力してもよい(同図)。このときの同期合せ手段12は、各駆動モータMの調節回転量Psiとして、開口パターンKsi=f(n、θ)を実現するために必要な各綜絖枠WFの原点位置からの移動量相当を出力することができる。すなわち、同期合せ手段12は、各駆動モータMを起動し、原点信号Sciが入力された後、さらに調節回転量Psi相当だけ各駆動モータMを回転させ、各綜絖枠WFを主軸Aに同期合せして開口パターンKsiを実現することができる。
【0039】
綜絖枠WF、WF…は、カム機構などの共通の駆動機構WMを介して共通の駆動モータMによって上下運動させてもよい(図7)。なお、駆動機構WMは、クラッチCL1 を介して駆動モータMに連結され、クラッチCL2 を介して主軸Aに連結されている。ただし、駆動機構WMには、定常運転中の開口制御機能が搭載されており、したがって、定常運転手段11が省略されている。また、クラッチCL2 は、主軸Aの特定のクランク角θにおいてのみ接続可能ないわゆるワンポイントクラッチを使用するものとする。
【0040】
織機が停止すると、クラッチCL1 を介して駆動モータMを駆動機構WMに連結するとともに、クラッチCL2 を切り離す。そこで、上下運動手段13は、駆動制御部21に上下運動用の回転量Pq を出力し、駆動モータM、駆動機構WMを介して綜絖枠WF、WF…を定常運転時の開口パターンKsiに従って一斉に上下運動させることができる。また、同期合せ手段12は、駆動制御部21に調節回転量Ps を出力することにより、駆動モータMを介してクラッチCL2 が接続可能な位置に駆動機構WMをセットし、綜絖枠WF、WF…を主軸Aに同期合せすることができる。そこで、クラッチCL2 を接続して駆動機構WMを主軸Aに連結し、クラッチCL1 を切り離した上、織機を再起動させればよい。
【0041】
以上の説明において、設定器13cに設定する綜絖枠WF、WF…の上下運動の速度vq は、経糸Y、Y…や緯糸の糸種により適切に設定するものとする。また、上下運動手段13は、駆動モータMを定速駆動するに代えて、駆動モータMを変速駆動してもよい(図8)。すなわち、上下運動手段13は、上下運動用の回転量Pq または疑似クランク角θa のパルス頻度を時系列的に変更し、綜絖枠WF、WF…の上下運動中の各駆動モータMの速度vを段階的に(同図(A))、または連続的に(同図(B))変速することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、織機を再起動するに際し、主軸を回転させずに綜絖枠を上下運動させることによって、経糸に必要十分な経糸歪みを発生させることができるから、再起動直後の織前付近において緯糸密度の連続性が乱されるおそれを最少に抑え、緯糸密度の連続性が乱れることに起因する再起動時の織段の発生を有効に防止することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成ブロック系統図
【図2】要部ブロック系統図
【図3】組織パターン説明図
【図4】動作説明線図(1)
【図5】動作説明線図(2)
【図6】他の実施の形態を示す要部ブロック系統図
【図7】他の実施の形態を示すブロック系統図
【図8】他の実施の形態を示す動作説明線図
【符号の説明】
A…主軸
WF…綜絖枠
θ…クランク角
Ksi…開口パターン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a loom restart control method that can effectively prevent the occurrence of a weaving step when the loom is restarted.
[0002]
[Prior art]
When a loom such as a jet loom stops due to, for example, a poor weft insertion or a power outage, the whole is reversed, and the weft that has a poor weft insertion or a weft that has a possibility of a poor weft insertion is spouted out and removed. Restart from the restart position and resume weaving.
[0003]
When the loom is restarted in this manner, the density of the weft near the weaving cloth may change discontinuously to cause a weaving step. In order to prevent this, for example, the warp is oscillated on the warp via an eccentric roller. It has been proposed that the loom be restarted while giving the same (Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 8-246296).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to such a conventional technique, there is a problem that the effect of preventing the weaving step is insufficient because the vibration of the warp caused by the eccentric roller is not sufficiently large. That is, during the steady operation, the weft in the woven fabric does not have a predetermined weft density by one beating, but has a normal weft density after several picks. The density changes continuously from coarse to dense. On the other hand, when the loom is restarted after stopping, even if weft insertion is restarted while applying vibration to the warp, the warp distortion is not the same as during steady operation, so the movement of the weft in the woven fabric due to beating is constant. It is inevitable that the continuity of the weft density will not be the same as during operation and the continuity of the weft density will be disturbed.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to solve the problem of the related art by rotating the heald frame up and down without restarting the main shaft, that is, with all devices other than the heald frame stopped, and restarting the loom. Another object of the present invention is to provide a method for controlling a restart of a loom, which can effectively prevent a weaving step caused by a disturbance in continuity of a weft density.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the configuration of the present invention to achieve the above object, at the time of restarting the loom, at least one heald frame is continuously moved up and down without rotating the main shaft on condition that the main shaft is set to the restart position. The gist is that the loom is restarted on condition that all heald frames are synchronized with the main shaft. However, the synchronous relationship here means that a predetermined relative phase relationship with respect to the main shaft is set so that each heald frame performs an opening movement in accordance with an opening pattern during a steady operation.
[0007]
The heald frame can be moved up and down according to a dedicated up and down movement pattern, and the heald frame can be moved up and down according to the opening pattern during steady operation.
[0008]
After the heald frame is moved up and down, it can be synchronized with the main shaft.
[0009]
Further, the heald frame can be moved up and down an integral number of times.
[0010]
[Action]
According to the configuration of the present invention, the loom has a warp warp necessary and sufficient for the warp by continuously moving the heald frame up and down without rotating the main shaft on condition that the main shaft is set to the restart position. And then restarted, provided that all heald frames are in synchronous relationship with the main shaft. That is, the weft at this time can be appropriately moved in the woven fabric by beating after the restart, maintaining the continuity of the weft density and preventing the weaving step. The heald frame is driven through a dedicated drive motor other than the main motor in order to move the main shaft up and down without rotating the main shaft, and the number and speed of the up and down motion are determined by, for example, the types of warp and weft yarns. It shall be set appropriately.
[0011]
For example, the number of up-and-down movements is about several reciprocations to several tens of reciprocations, and the speed can be the same as during steady operation, or can be faster or slower than during steady operation. That is, the speed of the vertical movement is preferably set to about 50 to 200% of the speed during the steady operation. If the speed is less than 50%, the handling of the warp becomes worse, and it is difficult to achieve a predetermined warp distortion. If the speed is more than 200%, excessive stress may be generated in the drive system of the heald frame. is there.
[0012]
If the heald frame is moved up and down according to a dedicated up and down movement pattern, the heald frame can be moved up and down continuously irrespective of the weave structure, and the time required for up and down movement can be minimized.
[0013]
When the heald frame is moved up and down according to the opening pattern during the steady operation, the heddle frame can make the warp distortion due to the up and down movement more approximate to the warp distortion during the steady operation.
[0014]
When synchronizing with the main shaft after moving the heald frame up and down, consider the heddle frame when the loom stops due to the inability to maintain the synchronous relationship with the main shaft due to, for example, a power failure, or the synchronous relationship with the main shaft. Even when the loom is arbitrarily moved up and down independently, the opening pattern after the restart of the loom can be reliably continued to the opening pattern before stopping. However, the heald frame at this time is synchronized with the main shaft based on the cycle number of the restart position and the crank angle so as to realize an opening pattern during steady operation.
[0015]
If the heald frame is moved up and down an integral number of times, the heald frame can be reliably returned to the position before the start of the vertical movement in synchronization with the main shaft at the end of the vertical movement, and is renewed with respect to the main shaft. There is no need to synchronize. However, in this case, the loom is assumed to be stopped while maintaining the synchronous relationship between the main shaft and the heald frame.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
The shedding control device that implements the method of controlling the restart of the loom is a combination of the steady operation means 11, the synchronization means 12, the vertical movement means 13, and the drive control unit 21 (FIG. 1). However, in the same figure, the weaving machine typically shows a tension roller R1, a reed R2, and a guide roller R3, on the winding side of the woven fabric Ya, on the sending side of the warp Y, Y. .. Are opened through four heald frames WF, WF. Each heald frame WF is driven via a dedicated drive motor M and a drive mechanism WM such as a crank mechanism.
[0018]
The crank angle θ from the encoder EN connected to the main shaft A of the loom is input to the steady operation means 11 as a pulse train signal. The main shaft A is connected to a main motor (not shown). Further, a stop signal Sa from a loom control circuit (not shown) is input to the steady operation means 11. The steady operation means 11 outputs the target rotation amount Poi (i = 1, 2,... 4) of the drive motors M, M,. The outputs of the
[0019]
In addition to the crank angle θ from the encoder EN, a restart signal Sb from a loom control circuit (not shown) and the current position Gi (i = 1, 2,... 4) of each heald frame WF are input to the synchronization means 12. Have been. The current position Gi represents, for example, the current height position of each heald frame WF detected by the rotation position of each drive motor M. The synchronization means 12 outputs the adjustment rotation amount Psi (i = 1, 2,... 4) of the drive motors M, M,. Another output of the steady operation means 11 is connected to the synchronization means 12.
[0020]
The up-and-down movement means 13 is configured by attaching
[0021]
The structure of the woven fabric Ya with the cycle number n = 1, 2,... 6 as one repeat using four heald frames WF, WF, having the frame numbers m = 1, 2,. The pattern (FIG. 3A) and the opening pattern Ksi (i = 1, 2,..., 4) of each heald frame WF based on the tissue pattern are set and stored (FIG. 3B). The heald frames WF, WF,... Are assigned frame numbers m = 1, 2,... 4 in order from the reed R2 side to the sending side, for example. The tissue pattern indicates that the opening position of the heald frames WF, WF,.
[0022]
Now, when the loom is in the steady operation, the rotation of the main shaft A outputs the crank angle θ from the encoder EN, and the steady operation means 11 outputs the cycle number n in one repeat of the designated tissue pattern based on the crank angle θ. (N = 1, 2,...) Are specified and updated, and the target rotation amount Poi of each drive motor M is tracked according to the crank angle θ so as to realize the opening pattern Ksi = f (n, θ). It can be output to the
[0023]
If a weft insertion failure occurs at cycle number n = n1 during the steady operation of the loom, a stop signal Sa is generated in the loom control circuit, the main motor stops, and the loom stops. On the other hand, the stop signal Sa is input to the steady operation means 11, and the steady operation means 11 can store the cycle number n = n1 + 1 when the loom is stopped. This is because, when a weft insertion failure occurs, the loom is generally controlled to stop the next weft insertion and stop in the next cycle. When the loom stops, each drive motor M stops with the stop of the main shaft A while maintaining the synchronous relationship with the main shaft A.
[0024]
When the loom is restarted, the spindle A is reversed to the exit position of the cycle number n = n1 where the weft insertion failure has occurred, while maintaining the functions of the steady operation means 11 and the
[0025]
That is, when the
[0026]
When the cumulative number of pulses of the rotation amount Pq reaches the set value Pqm, the vertical
[0027]
Subsequently, the
[0028]
In FIG. 4, the speed of the heald frame WF during the synchronizing may be the same as the speed vq during the vertical movement, as long as the heald frame WF can be surely synchronized with the main shaft A. It may be faster or slower. Further, the driving direction of the heald frame WF for synchronizing is not fixed to the same as the driving direction during the vertical movement as shown in FIG. 4, but the adjustment rotation amount Psi for realizing the opening pattern Ksi is smaller. , The time (t3−t2a) required for synchronization can be minimized.
[0029]
Thereafter, the loom is restarted, and each drive motor M follows the main shaft A via the steady operation means 11 (t ≧ t3), so that the heald frames WF, WF... Thus, the loom can be shifted to the steady operation.
[0030]
Note that the synchronization means 12 may synchronize with the main shaft A without stopping the heald frames WF, WF... After the vertical movement of the heald frames WF, WF. Time t2 ≦ t <t3). However, in FIG. 5, only the operation of one heald frame WF is shown, and the heald frame WF is driven in the same direction as the driving direction during the vertical movement at a speed lower than the speed vq during the vertical movement. Is synchronized with the rising state. The synchronizing means 12 at this time also outputs an adjustment rotation amount Psi of each drive motor M necessary to realize the opening pattern Ksi based on the current position Gi at the end of the vertical movement.
[0031]
The heald frames WF, WF,... Stop while maintaining the synchronous relationship with the main shaft A even when the loom stops due to a stop cause other than the weft insertion failure such as a warp break or a manual stop operation. Therefore, when the loom is restarted, the cause of the stop is restored, the main shaft A is set to the restart position, the heald frames WF, WF... Are moved up and down, and all the heald frames WF, WF. The loom may be returned to the normal operation in synchronization with the operation.
[0032]
On the other hand, when the loom stops due to a power failure, the inertia rotation amounts of the main shaft A and the respective drive motors M are not the same, so that the loom stops in a state where the synchronous relationship between the heald frames WF, WF. At this time, it is highly possible that the weft inserted immediately before the occurrence of the power failure has a defective weft insertion. Therefore, at this time, first, each heald frame WF is synchronized with the main shaft A by using the synchronizing means 12, and then the defective weft is spouted out and removed, and the main shaft A is set at the restart position. The heald frames WF, WF,... Are moved up and down by the motion means 13, and the heald frames WF, WF,.
[0033]
In the above description, the vertical movement by the vertical movement means 13 may be performed on at least one or more arbitrary heald frames WF, instead of on all of the plurality of heald frames WF. However, it is sufficient for the synchronization means 12 at this time to synchronize only the heald frame WF that has been moved up and down. Further, the heald frames WF, WF... Can be moved up and down in accordance with individual up and down movement patterns by providing up and down movement means 13 for each drive motor M, for example. For example, the heald frames WF, WF,... Are made to move up and down so as to have the opposite phase every other sheet, or are simply moved up and down every other sheet to make the warp Y, Y. Can be.
[0034]
In addition, instead of storing the opening pattern Ksi for each heald frame WF, the steady operation means 11 forms a unit opening pattern Ksj (j = 1, 2,...) For each cycle and an opening pattern Ksi for one repeat. The combination pattern of the unit opening patterns Ksj to be performed is stored, and the opening pattern Ksi of each heald frame WF can be created by combining the unit opening patterns Ksj. Since the unit opening pattern Ksj = f (θ) can be used in common for each cycle number n of each heald frame WF, the number of heald frames WF, WF... Increases, and the number of cycles constituting one repeat is reduced. Even if it becomes larger, there is no possibility that the required memory capacity becomes extremely large.
[0035]
The up-and-down movement means 13 automatically returns each heald frame WF to its original position in a synchronous relationship with the main shaft A by reciprocatingly driving each heald frame WF to be moved up and down an integer number of times. The synchronization after the vertical movement by the synchronization means 12 can be omitted. In order to move each heald frame WF up and down exactly an integral number of times, a set value Pqm equivalent to an integral multiple of the rotation amount Pf of each drive motor M required to make the heald frame WF reciprocate up and down one time is set. 13b.
[0036]
[Other embodiments]
The vertical motion means 13 may output the pseudo crank angle θa for vertical motion to the steady operation means 11 instead of outputting the rotation amount Pq for vertical motion to the drive control unit 21 (FIG. 6). The pseudo crank angle θa is a pulse train signal having the same form as the crank angle θ from the encoder EN. The vertical
[0037]
The
[0038]
Further, instead of inputting the current position Gi of each heald frame WF, the synchronization means 12 may input an origin signal Sci (i = 1, 2,... 4) indicating the origin position of each heald frame WF. (The same figure). At this time, the synchronization means 12 sets the adjustment rotation amount Psi of each drive motor M to the amount of movement of each heald frame WF from the origin position required to realize the opening pattern Ksi = f (n, θ). Can be output. That is, the synchronization means 12 starts each drive motor M, and after the origin signal Sci is input, further rotates each drive motor M by an amount corresponding to the adjustment rotation amount Psi to synchronize each heald frame WF with the main shaft A. Thus, the opening pattern Ksi can be realized.
[0039]
The heald frames WF, WF... May be moved up and down by a common drive motor M via a common drive mechanism WM such as a cam mechanism (FIG. 7). The drive mechanism WM is connected to the drive motor M via the clutch CL1 and to the main shaft A via the clutch CL2. However, the drive mechanism WM is provided with an opening control function during steady operation, and therefore the steady operation means 11 is omitted. The clutch CL2 is a so-called one-point clutch that can be connected only at a specific crank angle θ of the main shaft A.
[0040]
When the loom stops, the drive motor M is connected to the drive mechanism WM via the clutch CL1, and the clutch CL2 is disconnected. Therefore, the up-down movement means 13 outputs the rotation amount Pq for up-down movement to the
[0041]
In the above description, the vertical movement speed vq of the heald frames WF, WF... Set in the
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the loom is restarted, the heald frame is moved up and down without rotating the main shaft, so that warp warp necessary and sufficient can be generated. It is possible to minimize the possibility that the continuity of the weft density is disturbed in the vicinity of the cloth fell immediately after the start-up, and effectively prevent the occurrence of the weaving step at the time of restart due to the continuity of the weft density being disturbed. Has an excellent effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an overall configuration. FIG. 2 is a block diagram of a main part. FIG. 3 is an explanatory diagram of an organization pattern. FIG.
FIG. 5 is an operation explanatory diagram (2).
FIG. 6 is a block diagram showing a main part of another embodiment. FIG. 7 is a block diagram showing another embodiment. FIG. 8 is an operation explanatory diagram showing another embodiment.
A: Main shaft WF: Heald frame θ: Crank angle Ksi: Opening pattern
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