【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はウインドガラスを払拭するワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のワイパ装置のワイパブレードは、ウインドガラスに接するブレードラバーをヨークで支持し、このヨークの上をレバーで支持している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−78054号公報 (第2頁、第1図)
【0004】
特許文献1を、図面を参照の上、詳しく説明する。
図16は従来のワイパブレードの説明図である(特許文献1の第1図を写したもの。)。
従来のワイパブレード2は、レバー4の中央に取付具9を取り付け、両端にヨーク用レバー6,6を取り付け、これらのヨーク用レバー6,6のそれぞれの両端にヨーク8,8を取り付け、ヨーク8・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)でブレードラバー1を保持したものである。3は枢着ピン、5,7はリベットを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記図16のワイパブレード2では、ウインドガラスからワイパブレード2の取付具9までの高さHaが高く、視界が悪くなりがちである。
また、高速で走行した場合に、風の抵抗で浮き上がり、風きり音、払拭性能の低下が生じることがある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ウインドガラスからの高さを低くし、視界の向上を図り、高速走行時の浮き上がりを防止し、風きり音を低減し、払拭性能の向上を図り、外観の向上を図れるワイパ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ワイパモータで回す回動中心軸にワイパアームを取り付け、このワイパアームにクリップを介してプライマリレバーを取り付け、このプライマリレバーにセカンダリレバーを取り付け、このセカンダリレバーにヨークを取り付け、このヨークにブレードラバーを取り付けてなるワイパ装置において、ワイパアーム、プライマリレバーおよびセカンダリレバーを同一方向に開くコ字断面で構成するとともに、ワイパアームにプライマリレバーを収納でき、プライマリレバーにセカンダリレバーを収納でき、セカンダリレバーにヨークを収納できるようにコ字断面の大きさを順に変更したことを特徴とする。
【0008】
ワイパアーム内に大きさを最小に設定したのヨークまでを収納する。その結果、ヨークを支持するセカンダリレバーの高さまでワイパアームの高さは接近し、低くなる。従って、ウインドガラスからワイパアームまでの高さは低くなる。
【0009】
請求項2では、クリップは、プライマリレバーの外面にコ字断面の溝を嵌合する第1連結部材と、この第1連結部材の外面にコ字断面の溝を嵌合するとともに、コ字断面の両側辺にワイパアームの先端を嵌合するための凸部を形成した第2連結部材と、からなることを特徴とする。
【0010】
コ字断面のプライマリレバーにコ字断面の第1・第2連結部材を順に嵌め込むと、クリップの高さは、プライマリレバーの高さとほぼ同じになり、クリップの小型化を図ることができる。従って、ウインドガラスからワイパアームまでの高さは低くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るワイパ装置の平面図であり、ワイパ装置11は、図右の回動中心12に端を配置したワイパアーム13と、このワイパアーム13に連結したプライマリレバー14と、プライマリレバー14に連結したセカンダリレバー15とを備える。
【0012】
図2は本発明に係るワイパ装置の正面図であり、ワイパモータ17で回す回動中心軸としてのピボットシャフト18にワイパアーム13を取り付け、このワイパアーム13にクリップ21を介してプライマリレバー14を取り付け、このプライマリレバー14にセカンダリレバー15およびレバー34を取り付け、セカンダリレバー15およびレバー34にヨーク22・・・を取り付け、このヨーク22・・・にブレードラバー23を取り付けてなるワイパ装置11を示す。
【0013】
ワイパアーム13は、ピボットシャフト18に取り付けるアームヘッド26と、アームヘッド26に連結ピン27で回動可能に連結したリテーナ28と、リテーナ28とアームヘッド26との間に掛け渡したウインドガラス押圧用ばね29とからなる。
【0014】
図3は本発明に係るワイパ装置の断面図である。
ワイパ装置11は、具体的には、ワイパアーム13(アームヘッド26、リテーナ28、ばね29)の先端にクリップ21を介してプライマリレバー14の中央を連結し、プライマリレバー14の一端32にセカンダリレバー15の中央を連結し、プライマリレバー14の他端33にレバー34の中央を連結し、セカンダリレバー15の先端側の中央35にヨーク22を連結し、セカンダリレバー15の端にヨーク22を連結し、レバー34の両端にヨーク22,22を連結し、これらのヨーク22・・・にブレードラバー23を取り付けたものである。
【0015】
図4は図3の4部詳細図であり、セカンダリレバー15を示す。
セカンダリレバー15は、上辺36と、上辺36から一体に形成した第1辺37(図7参照)および第2辺38と、を有するコ字断面である。41,41はヨークピン、42は第1レバーピンを示す。
【0016】
図5は図3の5部詳細図であり、セカンダリレバー15、プライマリレバー14およびクリップ21を示す。
プライマリレバー14は、上辺44と、上辺44から一体に形成した第1辺45(図7参照)および第2辺46と、中央に形成した嵌合凹部47と、を有するコ字断面である。
クリップ21は、プライマリレバー14の外面としての嵌合凹部47に嵌合する第1連結部材51と、この第1連結部材51に嵌合するとともに嵌合凹部47を覆う第2連結部材52とからなる。
【0017】
図6は図3の6部詳細図であり、ワイパアーム13のアームヘッド26、リテーナ28に設けた連結手段54および、ばね29を示す。
アームヘッド26には、ばね29を受ける第1ばね受け55を設けた。
【0018】
連結手段54は、リテーナ28にブラケット56を溶接し、このブラケット56に第2ばね受け57をピン58で揺動可能に連結し、第2ばね受け57に保持ピン61を取り付け、連結ピン27を支点してアームヘッド26に対し、リテーナ28を回動可能に支持する。
【0019】
図7は本発明に係るワイパ装置の分解図(その1)であり、アームヘッド26に溶接した第1ばね受け55と、リテーナ28に溶接する連結手段54のブラケット56と、ブラケット56にピン58で取り付ける第2ばね受け57と、ばね29を通して第1ばね受け55に嵌める保持ピン61とを示す。
【0020】
リテーナ28は、上辺63と、上辺63から一体に形成した第1辺64および第2辺65と、を有するコ字断面である。
リテーナ28の中央の内幅はWrに設定した。
なお、リテーナ28で構成するワイパアーム13は当然コ字断面であり、ワイパアーム13の内幅はWrとなる。
【0021】
図7はまた、プライマリレバー14と、セカンダリレバー15と、クリップ21を示す。
プライマリレバー14はまた、嵌合凹部47ならびに嵌合凹部47からピボットシャフト18(図2参照)側にインナ部67をリテーナ28に内蔵するように形成し、嵌合凹部47から外方にアウタ部68を形成したものである。
【0022】
プライマリレバー14のインナ部67は、中央の外幅をWpに設定した。外幅Wpは、ワイパアーム13(リテーナ28)の内幅Wrより小さい。
プライマリレバー14のアウタ部68は、中央の内幅をPt(図9参照)に設定した。
【0023】
図8は本発明に係るワイパ装置の分解図(その2)であり、プライマリレバー14の中央の嵌合凹部47に嵌合したクリップ21の第1連結部材51と、第2連結部材52とを示す。
【0024】
第2連結部材52は、第1連結部材51にコ字断面の溝71を嵌合するとともに、コ字断面の両側辺としての第1・第2辺73,74にワイパアーム13の先端を嵌合するための凸部75,75を形成したものである。具体的には、上辺72、第1辺73および第2辺74を連続して形成し、上辺72に第1掛止爪76を形成し、第1辺73に凸部75および孔77を開け、第2辺74に第1辺73と同じ凸部75および孔77(図11参照)を開けた。
【0025】
リテーナ28の上辺63には、第2連結部材52の第1掛止爪76に掛ける第1差し込み部81を形成し、第2連結部材52の凸部75に嵌めるために、第1辺64に角孔82を開け、第2辺65に角孔82を開けた。
【0026】
図9は本発明に係るワイパ装置の分解図(その3)であり、クリップ21の第1連結部材51と、プライマリレバー14と、セカンダリレバー15と、ヨーク22・・・と、を示す。Wyはヨーク22の幅を示す。
【0027】
第1連結部材51は、プライマリレバー14の外面として嵌合凹部47にコ字断面の溝84を嵌合するものである。具体的には、上辺85、第1辺86および第2辺87を連続して形成することで外面とし、第1辺86に支点ボス88および嵌合ボス91を形成し、第2辺87に第1辺86と同じ支点ボス88および嵌合ボス91を形成したものである。
【0028】
プライマリレバー14の嵌合凹部47の第1辺45には、第1連結部材51の嵌合ボス91を掛けるための掛止部92を形成し、第2辺46に第1辺45と同じ掛止部92(図11参照)を形成し、上辺44の端に第2差し込み部93をセカンダリレバー15に対応するように形成した。
【0029】
セカンダリレバー15はまた、上辺36にプライマリレバー14の第2差し込み部93を掛けるための第2掛止爪95を形成し、この第2掛止爪95を設けた位置であるほぼ中央からピボットシャフト18(図2参照)側にインナ部96をプライマリレバー14のアウタ部68に収納可能に形成し、中央から外方にアウタ部97を、ヨーク22を収納可能に形成したものである。
【0030】
セカンダリレバー15のインナ部96は、中央の外幅をWsに設定した。外幅Wsは、プライマリレバー14のアウタ部68の内幅Ptより小さい。
セカンダリレバー15のアウタ部97は、中央の内幅をSt(図10参照)に設定した。
【0031】
図10は図2の10−10線断面図であり、セカンダリレバー15の内幅Stは、ヨーク22の幅Wyより大きいことを示すとともに、セカンダリレバー15のアウタ部97内にヨーク22の下端98まで収納し、ヨーク22でブレードラバー23のラバー本体101を把持したことを示す。つまり、セカンダリレバー15は、上述したように、ヨーク22を収納できるコ字断面である。
【0032】
図11は図2の11−11線断面図であり、ワイパアーム13にクリップ21を介してプライマリレバー14を取り付けるとともに、第2連結部材52の上辺72に形成した第1掛止爪76でワイパアーム13の先端を固定したことを示す。
【0033】
また、プライマリレバー14の嵌合凹部47にクリップ21(第1連結部材51、第2連結部材52)を嵌合した状態を示す。具体的には、プライマリレバー14の第1・第2辺45,46に形成した掛止部92,92に第1連結部材51の嵌合ボス91,91を嵌めることで止め、第1連結部材51の支点ボス88,88に第2連結部材52の第1・第2辺73,74に形成した孔77,77を嵌めた。
【0034】
図12は図2の12−12線断面図であり、ワイパアーム13、プライマリレバー14およびセカンダリレバー15(図10参照)を同一方向(矢印▲1▼の方向)に開くコ字断面で構成するとともに、ワイパアーム13にプライマリレバー14を収納でき、プライマリレバー14にセカンダリレバー15(図9参照)のインナ部96(図4、図9参照)を収納でき、且つ、レバー34を収納でき、セカンダリレバー15(図10参照)にヨーク22を収納できるようにコ字断面の大きさを順に変更した状態を示す。
【0035】
以上に述べたワイパ装置の作用を次に説明する。
図2に示すように、ワイパ装置11では、ワイパアーム13のリテーナ28にプライマリレバー14のインナ部67(図3参照)、レバー34およびヨーク22・・・を収納でき、プライマリレバー14のアウタ部68にセカンダリレバー15のインナ部96(図3参照)を収納でき、セカンダリレバー15にヨーク22・・・を収納できるようにコ字断面の大きさを順に変更したので、大きさを最大に設定したワイパアーム13内に大きさを最小に設定したのヨーク22・・・までを収納することができる。その結果、ワイパアーム13の高さは、ヨーク22・・・を支持するセカンダリレバー15の高さまで接近し、低くなる。従って、ウインドガラスからの高さHを低くすることができるとともに、視界の向上を図ることができ、且つ、高速走行時の浮き上がりを防止することができる。同時に、風きり音を低減することができるとともに、払拭性能の向上および、外観の向上を図ることができる。
【0036】
図8および図9に示すとおり、クリップ21は、プライマリレバー14の嵌合凹部47にコ字断面の溝84を嵌合する第1連結部材51と、この第1連結部材51の外面にコ字断面の溝71を嵌合するとともに、コ字断面の第1・第2辺73,74にワイパアーム13の先端を嵌合するための凸部75,75を形成した第2連結部材52と、からなるので、コ字断面のプライマリレバー14にコ字断面の第1・第2連結部材51,52を順に嵌め込むと、クリップ21の高さは、プライマリレバー14の高さとほぼ同じになり、クリップ21の小型化を図ることができる。
【0037】
また、第2連結部材52のコ字断面の第1・第2辺73,74に形成した凸部75,75によって、ワイパアーム13の第1・第2辺64,65を連結するので、図5に示すように、ワイパアーム13の上辺63の高さとプライマリレバー14の上辺44の高さをほぼ同じにすることができ、よりウインドガラスからの高さを低くすることができるとともに、ワイパアーム13とレバー部材(プライマリレバー14、セカンダリレバー15およびレバー34からなる。)とを密着させて小型化を図ることができる。
【0038】
図8および図9のクリップ21では、第1連結部材51の第1・第2辺86,87に支点ボス88,88を形成したので、ワイパアーム13に対してプライマリレバー14を矢印▲2▼,▲3▼の如く回動可能に支持することができる。
【0039】
図5のプライマリレバー14では、中央に嵌合凹部47を形成することで、プライマリレバー14からのクリップ21の膨らみを抑えるとともに、クリップ21に嵌めるワイパアーム13の膨らみを抑え、風に対する抵抗を抑制することができる。
【0040】
図13(a)〜(c)はワイパ装置の比較図である。
(a)は比較例(その1)で、図16の13−13線断面図に相当し、ウインドガラスから取付具9までの高さはHaであることを示す。
(b)は比較例(その2)で、JIS D 5710のフック式の断面図に相当し、ウインドガラスからワイパアーム102までの高さはHbであることを示す。
(c)は実施の形態の図12を写したもので本発明のワイパ装置の断面図で、ウインドガラスからワイパアーム13までの高さはHであることを示す。
図から明らかなように高さHは、高さHaおよびHbより低く、本発明によればha=Ha−H若しくはhb=Hb−Hだけ高さを従来より低くすることができる。
【0041】
次に、本発明に係るワイパ装置の別実施の形態を示す。
図14(a),(b)は本発明に係るワイパ装置の別実施の形態図(その1)であり、(a)は図10に対応する図、(b)は図11に対応する図である。上記図10〜図12に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【0042】
(a)において、ワイパ装置11Bは、ワイパアーム13Bと、このワイパアーム13Bに連結したプライマリレバー14B((b)参照)と、プライマリレバー14Bに連結したセカンダリレバー15Bとを備える。
セカンダリレバー15Bは、上辺36Bを斜面としたことを特徴とする。
プライマリレバー14B((b)参照)は、図に示していない上辺を上辺36Bの斜面と同様な斜面としたことを特徴とする。
(b)において、リテーナ28Bは、上辺63Bを斜面としたことを特徴とする。
【0043】
図15は本発明に係るワイパ装置の別実施の形態図(その2)であり、図12に対応する図である。上記図12に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
別実施の形態のワイパ装置11Bでは、ワイパアーム13B、プライマリレバー14Bおよびセカンダリレバー15Bのそれぞれの上辺を斜面としたので、斜面によって風は滑らかに流れ、高速走行時の浮き上がりをより確実に防止することができるとともに、風きり音をより低減することができ、且つ、より払拭性能の向上を図ることができる。
【0044】
尚、本発明の実施の形態に示したワイパアーム13のリテーナ28をコ字断面またはV字断面としたが断面形状は任意であり、例えば、ワイパアーム13、プライマリレバー14およびセカンダリレバー15の特定の範囲を半円断面や多角断面に形成することも可能で、風の抵抗を抑制することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、ワイパモータで回すワイパアーム、プライマリレバーおよびセカンダリレバーを同一方向に開くコ字断面で構成するとともに、ワイパアームにプライマリレバーを収納でき、プライマリレバーにセカンダリレバーを収納でき、セカンダリレバーにヨークを収納できるようにコ字断面の大きさを順に変更したので、大きさを最大に設定したワイパアーム内に大きさを最小に設定したのヨークまでを収納することができる。その結果、ワイパアームの高さは、ヨークを支持するセカンダリレバーの高さまで接近して低くなる。従って、ウインドガラスからワイパアームまでの高さを低くすることができるとともに、視界の向上を図ることができ、且つ、高速走行時の浮き上がりを防止することができる。同時に、風きり音を低減することができるとともに、払拭性能の向上および、外観の向上を図ることができる。
【0046】
請求項2では、クリップは、プライマリレバーの外面にコ字断面の溝を嵌合する第1連結部材と、この第1連結部材の外面にコ字断面の溝を嵌合するとともに、コ字断面の両側辺にワイパアームの先端を嵌合するための凸部を形成した第2連結部材と、からなるので、コ字断面のプライマリレバーにコ字断面の第1・第2連結部材を順に嵌め込むと、クリップの高さは、プライマリレバーの高さとほぼ同じになり、クリップの小型化を図ることができる。従って、ウインドガラスからワイパアームまでの高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパ装置の平面図
【図2】本発明に係るワイパ装置の正面図
【図3】本発明に係るワイパ装置の断面図
【図4】図3の4部詳細図
【図5】図3の5部詳細図
【図6】図3の6部詳細図
【図7】本発明に係るワイパ装置の分解図(その1)
【図8】本発明に係るワイパ装置の分解図(その2)
【図9】本発明に係るワイパ装置の分解図(その3)
【図10】図2の10−10線断面図
【図11】図2の11−11線断面図
【図12】図2の12−12線断面図
【図13】ワイパ装置の比較図
【図14】本発明に係るワイパ装置の別実施の形態図(その1)
【図15】本発明に係るワイパ装置の別実施の形態図(その2)
【図16】従来のワイパブレードの説明図
【符号の説明】
11…ワイパ装置、13…ワイパアーム、14…プライマリレバー、15…セカンダリレバー、17…ワイパモータ、18…回動中心軸(ピボットシャフト)、21…クリップ、22…ヨーク、23…ブレードラバー、47…プライマリレバーの外面(嵌合凹部)、51…第1連結部材、52…第2連結部材、71…第2連結部材の溝、73…側辺(第1辺)、74…側辺(第2辺)、75…凸部、84…第1連結部材の溝。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper device for wiping a window glass.
[0002]
[Prior art]
A wiper blade of a conventional wiper device supports a blade rubber in contact with the window glass with a yoke, and supports the yoke above the yoke with a lever (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-78054 (Page 2, Figure 1)
[0004]
Patent Document 1 will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 16 is an explanatory view of a conventional wiper blade (a copy of FIG. 1 of Patent Document 1).
In the conventional wiper blade 2, a mounting member 9 is attached to the center of the lever 4, yoke levers 6 and 6 are attached to both ends, and yokes 8 and 8 are attached to both ends of these yoke levers 6 and 6, respectively. The blade rubber 1 is held at 8 ... (... indicates a plurality, the same applies hereinafter). Reference numeral 3 denotes a pivot pin, and reference numerals 5 and 7 denote rivets.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the wiper blade 2 of FIG. 16 described above, the height Ha from the window glass to the attachment 9 of the wiper blade 2 is high, and the visibility tends to deteriorate.
In addition, when the vehicle travels at a high speed, it may be lifted by wind resistance, wind noise, and a decrease in wiping performance may occur.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to reduce the height from the window glass, improve visibility, prevent floating during high-speed running, reduce wind noise, improve wiping performance, and improve appearance. To provide a wiper device capable of achieving the above.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a first aspect of the present invention is to attach a wiper arm to a rotation center shaft rotated by a wiper motor, attach a primary lever to the wiper arm via a clip, attach a secondary lever to the primary lever, and attach a yoke to the secondary lever. In the wiper device in which the blade rubber is attached to the yoke, the wiper arm, the primary lever, and the secondary lever have a U-shaped cross section that opens in the same direction, the primary lever can be stored in the wiper arm, and the secondary lever is attached to the primary lever. The size of the U-shaped cross section is sequentially changed so that the yoke can be stored and the yoke can be stored in the secondary lever.
[0008]
The wiper arm accommodates up to the minimum yoke size. As a result, the height of the wiper arm approaches and decreases to the height of the secondary lever supporting the yoke. Therefore, the height from the window glass to the wiper arm is reduced.
[0009]
According to the second aspect, the clip has a U-shaped cross section fitted on the outer surface of the primary lever, and a U-shaped groove fitted on the outer surface of the first connection member. And a second connecting member having projections formed on both sides thereof for fitting the tip of the wiper arm.
[0010]
When the first and second connection members having the U-shaped cross section are sequentially fitted to the primary lever having the U-shaped cross section, the height of the clip becomes substantially the same as the height of the primary lever, and the size of the clip can be reduced. Therefore, the height from the window glass to the wiper arm is reduced.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings should be viewed in the direction of reference numerals.
FIG. 1 is a plan view of a wiper device according to the present invention. The wiper device 11 includes a wiper arm 13 having an end disposed at a rotation center 12 on the right side of the figure, a primary lever 14 connected to the wiper arm 13, and a primary lever 14. And a secondary lever 15 connected to the secondary lever 15.
[0012]
FIG. 2 is a front view of the wiper device according to the present invention, in which a wiper arm 13 is attached to a pivot shaft 18 serving as a rotation center axis rotated by a wiper motor 17, and a primary lever 14 is attached to the wiper arm 13 via a clip 21. The wiper device 11 is shown in which the secondary lever 15 and the lever 34 are attached to the primary lever 14, the yokes 22 are attached to the secondary lever 15 and the lever 34, and the blade rubber 23 is attached to the yokes 22.
[0013]
The wiper arm 13 includes an arm head 26 attached to the pivot shaft 18, a retainer 28 rotatably connected to the arm head 26 with a connecting pin 27, and a window glass pressing spring bridged between the retainer 28 and the arm head 26. 29.
[0014]
FIG. 3 is a sectional view of the wiper device according to the present invention.
Specifically, the wiper device 11 connects the center of the primary lever 14 to the tip of the wiper arm 13 (arm head 26, retainer 28, spring 29) via the clip 21, and connects the secondary lever 15 to one end 32 of the primary lever 14. , The center of the lever 34 is connected to the other end 33 of the primary lever 14, the yoke 22 is connected to the center 35 on the tip side of the secondary lever 15, the yoke 22 is connected to the end of the secondary lever 15, The yokes 22 are connected to both ends of the lever 34, and the blade rubber 23 is attached to these yokes 22.
[0015]
FIG. 4 is a detailed view of part 4 of FIG.
The secondary lever 15 has a U-shaped cross section having an upper side 36, a first side 37 (see FIG. 7) and a second side 38 integrally formed from the upper side 36. 41 and 41 are yoke pins, and 42 is a first lever pin.
[0016]
FIG. 5 is a detailed view of a part 5 of FIG. 3, and shows the secondary lever 15, the primary lever 14, and the clip 21.
The primary lever 14 has a U-shaped cross section having an upper side 44, a first side 45 (see FIG. 7) and a second side 46 integrally formed from the upper side 44, and a fitting recess 47 formed at the center.
The clip 21 includes a first connecting member 51 that fits into the fitting concave portion 47 as an outer surface of the primary lever 14, and a second connecting member 52 that fits into the first connecting member 51 and covers the fitting concave portion 47. Become.
[0017]
FIG. 6 is a detailed view of a part 6 of FIG. 3, and shows the arm head 26 of the wiper arm 13, the connecting means 54 provided on the retainer 28, and the spring 29.
A first spring receiver 55 for receiving the spring 29 is provided on the arm head 26.
[0018]
The connecting means 54 welds a bracket 56 to the retainer 28, connects a second spring receiver 57 to this bracket 56 so as to be swingable by a pin 58, attaches a holding pin 61 to the second spring receiver 57, and connects the connecting pin 27. A retainer 28 is pivotally supported on the arm head 26 as a fulcrum.
[0019]
FIG. 7 is an exploded view (part 1) of the wiper device according to the present invention, in which a first spring receiver 55 welded to the arm head 26, a bracket 56 of the connecting means 54 welded to the retainer 28, and a pin 58 attached to the bracket 56. 2 shows a second spring receiver 57 to be attached by a bracket and a holding pin 61 fitted into the first spring receiver 55 through the spring 29.
[0020]
The retainer 28 has a U-shaped cross section having an upper side 63 and a first side 64 and a second side 65 integrally formed from the upper side 63.
The inner width at the center of the retainer 28 was set to Wr.
The wiper arm 13 formed by the retainer 28 has a U-shaped cross section, and the inner width of the wiper arm 13 is Wr.
[0021]
FIG. 7 also shows the primary lever 14, the secondary lever 15, and the clip 21.
The primary lever 14 is also formed such that the inner portion 67 is built into the retainer 28 on the pivot shaft 18 (see FIG. 2) side from the fitting recess 47 and the fitting recess 47, and the outer portion extends outward from the fitting recess 47. 68 is formed.
[0022]
The inner width of the inner portion 67 of the primary lever 14 is set to Wp at the center. The outer width Wp is smaller than the inner width Wr of the wiper arm 13 (retainer 28).
The inner width of the center of the outer portion 68 of the primary lever 14 is set to Pt (see FIG. 9).
[0023]
FIG. 8 is an exploded view (part 2) of the wiper device according to the present invention, in which the first connecting member 51 and the second connecting member 52 of the clip 21 fitted in the fitting recess 47 at the center of the primary lever 14 are shown. Show.
[0024]
The second connecting member 52 fits the groove 71 having a U-shaped cross section into the first connecting member 51 and the front end of the wiper arm 13 into first and second sides 73 and 74 as both sides of the U-shaped cross section. The projections 75, 75 for forming the projections are formed. Specifically, an upper side 72, a first side 73, and a second side 74 are formed continuously, a first latching claw 76 is formed on the upper side 72, and a convex portion 75 and a hole 77 are formed on the first side 73. On the second side 74, the same convex portions 75 and holes 77 as the first side 73 (see FIG. 11) were formed.
[0025]
On the upper side 63 of the retainer 28, a first insertion portion 81 to be hooked on the first engaging claw 76 of the second connecting member 52 is formed, and the first inserting portion 81 is fitted to the convex portion 75 of the second connecting member 52. A square hole 82 was formed, and a square hole 82 was formed in the second side 65.
[0026]
FIG. 9 is an exploded view (part 3) of the wiper device according to the present invention, showing the first connecting member 51 of the clip 21, the primary lever 14, the secondary lever 15, and the yokes 22. Wy indicates the width of the yoke 22.
[0027]
The first connecting member 51 fits a groove 84 having a U-shaped cross section into the fitting concave portion 47 as an outer surface of the primary lever 14. Specifically, the upper side 85, the first side 86, and the second side 87 are formed continuously to form an outer surface. A fulcrum boss 88 and a fitting boss 91 are formed on the first side 86, and the second side 87 is formed on the second side 87. The fulcrum boss 88 and the fitting boss 91 which are the same as the first side 86 are formed.
[0028]
The first side 45 of the fitting recess 47 of the primary lever 14 is formed with a hooking portion 92 for hooking the fitting boss 91 of the first connecting member 51, and the second side 46 has the same hook as the first side 45. A stop portion 92 (see FIG. 11) was formed, and a second insertion portion 93 was formed at an end of the upper side 44 so as to correspond to the secondary lever 15.
[0029]
The secondary lever 15 also has a second latching claw 95 for engaging the second insertion portion 93 of the primary lever 14 on the upper side 36, and a pivot shaft is provided from substantially the center where the second latching claw 95 is provided. The inner portion 96 is formed on the outer portion 68 of the primary lever 14 on the side of the primary lever 14 (see FIG. 2), and the outer portion 97 is formed outward from the center so that the yoke 22 can be stored.
[0030]
The inner width of the inner portion 96 of the secondary lever 15 is set to Ws at the center. The outer width Ws is smaller than the inner width Pt of the outer portion 68 of the primary lever 14.
The inner width of the center of the outer portion 97 of the secondary lever 15 is set to St (see FIG. 10).
[0031]
FIG. 10 is a cross-sectional view taken along line 10-10 of FIG. 2, showing that the inner width St of the secondary lever 15 is larger than the width Wy of the yoke 22, and the lower end 98 of the yoke 22 is provided in the outer portion 97 of the secondary lever 15. This indicates that the rubber body 101 of the blade rubber 23 has been gripped by the yoke 22. That is, as described above, the secondary lever 15 has a U-shaped cross section in which the yoke 22 can be stored.
[0032]
FIG. 11 is a cross-sectional view taken along line 11-11 of FIG. 2. The primary lever 14 is attached to the wiper arm 13 via the clip 21, and the wiper arm 13 is Indicates that the tip of the is fixed.
[0033]
Also, a state where the clip 21 (the first connecting member 51, the second connecting member 52) is fitted into the fitting concave portion 47 of the primary lever 14 is shown. More specifically, the first connecting member 51 is stopped by fitting fitting bosses 91, 91 of the first connecting member 51 into engaging portions 92, 92 formed on the first and second sides 45, 46 of the primary lever 14, respectively. Holes 77, 77 formed on the first and second sides 73, 74 of the second connecting member 52 are fitted to the fulcrum bosses 88, 88 of the 51.
[0034]
FIG. 12 is a cross-sectional view taken along line 12-12 of FIG. 2. The wiper arm 13, the primary lever 14, and the secondary lever 15 (see FIG. 10) are formed in a U-shaped cross section that opens in the same direction (the direction of the arrow (1)). , The primary lever 14 can be housed in the wiper arm 13, the inner part 96 (see FIGS. 4 and 9) of the secondary lever 15 (see FIG. 9) can be housed in the primary lever 14, and the lever 34 can be housed. FIG. 10 shows a state in which the size of the U-shaped cross section is sequentially changed so that the yoke 22 can be stored.
[0035]
Next, the operation of the above-described wiper device will be described.
As shown in FIG. 2, in the wiper device 11, the inner portion 67 (see FIG. 3) of the primary lever 14, the lever 34, and the yokes 22 can be stored in the retainer 28 of the wiper arm 13, and the outer portion 68 of the primary lever 14. Since the inner portion 96 (see FIG. 3) of the secondary lever 15 can be stored in the secondary lever 15 and the yoke 22... The yoke 22... Of which size is set to the minimum can be stored in the wiper arm 13. As a result, the height of the wiper arm 13 approaches the height of the secondary lever 15 that supports the yokes 22. Therefore, the height H from the window glass can be reduced, the visibility can be improved, and the floating during high-speed running can be prevented. At the same time, wind noise can be reduced, and wiping performance and appearance can be improved.
[0036]
As shown in FIGS. 8 and 9, the clip 21 has a first connecting member 51 that fits the groove 84 having a U-shaped cross section into the fitting concave portion 47 of the primary lever 14, and a U-shape on the outer surface of the first connecting member 51. The second connecting member 52 is formed by fitting the groove 71 having a cross section and forming the convex portions 75, 75 for fitting the distal end of the wiper arm 13 to the first and second sides 73, 74 having the U-shaped cross section. Therefore, when the first and second connecting members 51 and 52 having the U-shaped cross section are sequentially fitted into the primary lever 14 having the U-shaped cross section, the height of the clip 21 becomes substantially the same as the height of the primary lever 14 and the clip 21 can be reduced in size.
[0037]
In addition, the first and second sides 64 and 65 of the wiper arm 13 are connected by the convex portions 75 and 75 formed on the first and second sides 73 and 74 of the U-shaped cross section of the second connecting member 52. As shown in the figure, the height of the upper side 63 of the wiper arm 13 and the height of the upper side 44 of the primary lever 14 can be made substantially the same, and the height from the window glass can be further reduced. The members (comprising the primary lever 14, the secondary lever 15, and the lever 34) can be brought into close contact with each other to reduce the size.
[0038]
In the clip 21 of FIGS. 8 and 9, the fulcrum bosses 88, 88 are formed on the first and second sides 86, 87 of the first connecting member 51, so that the primary lever 14 is moved with respect to the wiper arm 13 by the arrows {2}, As shown in (3), it can be supported rotatably.
[0039]
In the primary lever 14 shown in FIG. 5, the fitting recess 47 is formed at the center to suppress the swelling of the clip 21 from the primary lever 14 and the swelling of the wiper arm 13 fitted to the clip 21 to suppress wind resistance. be able to.
[0040]
FIGS. 13A to 13C are comparison diagrams of the wiper device.
(A) is a comparative example (No. 1), which corresponds to a cross-sectional view taken along line 13-13 of FIG. 16, and shows that the height from the window glass to the fixture 9 is Ha.
(B) is a comparative example (No. 2) and corresponds to a hook-type sectional view of JIS D 5710, and shows that the height from the window glass to the wiper arm 102 is Hb.
(C) is a cross-sectional view of the wiper device of the present invention, in which FIG. 12 of the embodiment is copied, and shows that the height from the window glass to the wiper arm 13 is H.
As is clear from the figure, the height H is lower than the heights Ha and Hb, and according to the present invention, the height can be made lower by ha = Ha-H or hb = Hb-H than in the prior art.
[0041]
Next, another embodiment of the wiper device according to the present invention will be described.
14 (a) and 14 (b) are diagrams (part 1) of another embodiment of the wiper device according to the present invention, wherein (a) is a diagram corresponding to FIG. 10, and (b) is a diagram corresponding to FIG. It is. The same components as those of the embodiment shown in FIGS. 10 to 12 are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0042]
In (a), the wiper device 11B includes a wiper arm 13B, a primary lever 14B (see (b)) connected to the wiper arm 13B, and a secondary lever 15B connected to the primary lever 14B.
The secondary lever 15B is characterized in that the upper side 36B is a slope.
The primary lever 14B (see (b)) is characterized in that an upper side (not shown) has a slope similar to the slope of the upper side 36B.
In (b), the retainer 28B is characterized in that the upper side 63B is a slope.
[0043]
FIG. 15 is another embodiment (part 2) of the wiper device according to the present invention, and corresponds to FIG. The same components as those in the embodiment shown in FIG. 12 are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
In the wiper device 11B of another embodiment, since the upper sides of the wiper arm 13B, the primary lever 14B, and the secondary lever 15B are slopes, the wind smoothly flows by the slopes, and the floating during high-speed running is more reliably prevented. Wind noise can be further reduced, and wiping performance can be further improved.
[0044]
Although the retainer 28 of the wiper arm 13 shown in the embodiment of the present invention has a U-shaped cross section or a V-shaped cross section, the cross-sectional shape is arbitrary. For example, a specific range of the wiper arm 13, the primary lever 14, and the secondary lever 15 Can be formed in a semicircular cross section or a polygonal cross section, and wind resistance can be suppressed.
[0045]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above configuration.
According to the first aspect, the wiper arm rotated by the wiper motor, the primary lever and the secondary lever are formed in a U-shaped cross section that opens in the same direction, the primary lever can be stored in the wiper arm, the secondary lever can be stored in the primary lever, and the yoke can be mounted on the secondary lever. Since the sizes of the U-shaped cross sections are changed in order so as to be accommodated, the yoke whose size is set to the minimum can be stored in the wiper arm whose size is set to the maximum. As a result, the height of the wiper arm approaches the height of the secondary lever supporting the yoke and decreases. Therefore, the height from the window glass to the wiper arm can be reduced, the visibility can be improved, and the floating during high-speed running can be prevented. At the same time, wind noise can be reduced, and wiping performance and appearance can be improved.
[0046]
According to the second aspect, the clip has a first connecting member fitted with a U-shaped groove on the outer surface of the primary lever, and a U-shaped groove fitted on the outer surface of the first connecting member. And a second connecting member having projections formed on both sides thereof for fitting the tips of the wiper arms, so that the first and second connecting members having the U-shaped cross section are sequentially fitted to the primary lever having the U-shaped cross section. Then, the height of the clip becomes substantially the same as the height of the primary lever, and the size of the clip can be reduced. Therefore, the height from the window glass to the wiper arm can be reduced.
[Brief description of the drawings]
1 is a plan view of a wiper device according to the present invention; FIG. 2 is a front view of the wiper device according to the present invention; FIG. 3 is a cross-sectional view of the wiper device according to the present invention; FIG. 5 is a detailed view of part 5 in FIG. 3; FIG. 6 is a detailed view of part 6 in FIG. 3; FIG. 7 is an exploded view of the wiper device according to the present invention (part 1).
FIG. 8 is an exploded view of the wiper device according to the present invention (part 2).
FIG. 9 is an exploded view of the wiper device according to the present invention (part 3).
10 is a sectional view taken along line 10-10 of FIG. 2; FIG. 11 is a sectional view taken along line 11-11 of FIG. 2; FIG. 12 is a sectional view taken along line 12-12 of FIG. 2; 14 Another embodiment of the wiper device according to the present invention (part 1)
FIG. 15 is a diagram showing another embodiment of the wiper device according to the present invention (part 2);
FIG. 16 is an explanatory view of a conventional wiper blade.
11 Wiper device, 13 Wiper arm, 14 Primary lever, 15 Secondary lever, 17 Wiper motor, 18 Rotation center axis (pivot shaft), 21 Clip, 22 Yoke, 23 Blade rubber, 47 Primary Outer surface (fitting recess) of lever, 51: first connecting member, 52: second connecting member, 71: groove of second connecting member, 73: side (first side), 74: side (second side) ), 75: convex portion, 84: groove of the first connecting member.