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JP2004192305A - iSCSIストレージ管理方法及び管理システム - Google Patents

iSCSIストレージ管理方法及び管理システム Download PDF

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JP2004192305A
JP2004192305A JP2002358977A JP2002358977A JP2004192305A JP 2004192305 A JP2004192305 A JP 2004192305A JP 2002358977 A JP2002358977 A JP 2002358977A JP 2002358977 A JP2002358977 A JP 2002358977A JP 2004192305 A JP2004192305 A JP 2004192305A
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disk
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storage device
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真喜夫 水野
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】従来のストレージ管理では、ネットワーク上の状態変化には対応出来るが、ストレージ内部でデータコピー、データ移動などの状態変化には対応出来ない。そこで、iSCSIストレージデバイスの状態変化に対応するためのiSCSIストレージデバイスとストレージ管理デバイス間インタフェースを提供する。
【解決手段】ストレージ内部に、ストレージデバイスを管理するテーブルを設け、状態変化が生じたときの前記テーブルへの更新を契機に、ストレージから状態変化通知をストレージ管理デバイスに対して発行し、情報の整合性を取る。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続可能な複数の入出力ポートを備えたディスク制御装置を用いたネットワークストレージサブシステム及び管理方法に係り、特に、ストレージの状態変化に対応するためのストレージと管理デバイス間のインタフェース技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数台のディスク駆動装置に対するデータの格納、読み出しを行うディスク制御装置がある。ディスク駆動装置とディスク制御装置はあわせてディスクサブシステムと総称される。このようなディスクサブシステムは、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
ホストコンピュータとディスクサブシステム間の接続形態は、技術的な背景、ユーザのニーズに伴い変化している。ホストコンピュータなどのコンピュータにストレージを接続する場合、SCSIなどのインタフェースを介して直接接続するDirect Attached Storage(DAS)が一般的であった。近年では、E−commerce(電子商取引)の普及、データウェアハウスのようなデータベースを使ったアプリケーション、マルチメディアデータの利用などにより、企業、または一般ユーザが処理するデータ量は爆発的な増加を続けている。
【0004】
DASの接続形態ではすべてのリクエストがホストコンピュータを経由してストレージへ到達する。そのため、データバックアップなどの作業ではホストコンピュータの負荷が高まりレスポンスの悪化を招くと同時に、ホストコンピュータを接続しているLANなどのネットワークの負荷も高めてしまい全体のレスポンスの悪化につながる。また、データの爆発的な増加に対応するためにストレージ増設が必要となるが、各ホストコンピュータの配下にあるストレージを各々増設することになるため作業が煩雑になる。
【0005】
このような背景から、ホストコンピュータとストレージ間をLANなどのホストコンピュータを接続しているネットワークとは別のストレージ専用ネットワークで接続したStorage Area Network(SAN)が登場した。ストレージ専用のネットワークを構築することで、ホストコンピュータを接続しているネットワークの負担の軽減、データバックアップの高速化などのメリットを享受できる。また、ストレージの一元管理が可能になるためシステム管理者の負担も軽減される。
【0006】
これらを実現するインタフェースとして、ファイバチャネルを使ったSAN構築が一般的である。主にファイバチャネルは数十kmまで接続可能な光ファイバケーブルを使用する。現在では転送速度も2GbpsとなりSCSIに対して性能面でも凌駕する高速インタフェースである。
【0007】
一方で、新たなネットワークを敷設するための初期導入コストがかかると共に2系統のネットワークを用いることによる管理面の負担増加、ファイバチャネル機器同士の相互接続性が保証されていない、という問題点も抱えている。
【0008】
そこで、2系統のネットワークを統合可能、かつLANなどで実績の高いIPネットワークを使ったSANが注目を浴びている。近年、インターネットの爆発的な普及、ギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標)などの登場によってネットワークインフラストラクチャの普及、高速化・帯域拡大が急速に進んでいる。ここで、ファイバチャネルを用いたSANをFC−SAN、IPネットワークを用いたSANをIP−SANとして区別する。
【0009】
このIPネットワーク上でSCSIデバイスにアクセスするプロトコルとしてiSCSI(Internet SCSI)がある。iSCSIは、TCPパケットのデータグラム部分にiSCSI PDU(iSCSI Protocol Data Unit)と呼ばれる単位パケットをカプセル化しIPネットワーク上に流すプロトコルである。
【0010】
SCSIデバイスにアクセスするプロトコルとしてiSCSIを用いたIPネットワーキングは、例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4に記載されている。
【0011】
従来のIPネットワーキングでは、ネットワークに接続しているデバイスはホストコンピュータなどのコンピュータであり、これらとの通信はインターネットの世界ではデバイスの名前とアドレスを管理しているDNS(Domain Name Server)に問い合わせをした後に可能となる。
【0012】
これまでIPネットワーク上には、ストレージデバイスは存在していなかったため、従来のDNSではストレージデバイスを管理することが出来ない。そこで、IPストレージデバイス管理の枠組みとしてiSNS(internet Storage Name Service)が提唱されている。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−228977号公報
【特許文献2】
米国特許出願公開第2002/0029281A1号明細書
【特許文献3】
米国特許出願公開第2002/0083120A1号明細書
【特許文献4】
米国特許出願公開第2002/0095547A1号明細書
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
iSNSは、あるネットワーク上に存在するホストコンピュータ、サーバなどのコンピュータ、及びストレージデバイスを管理するプロトコルである。つまり、ネットワーク上に新たなストレージデバイスを追加・削除したり、サーバを追加するなどの状態変化に対しては対応が可能である。
【0015】
しかし、ネットワーク上に存在するストレージデバイスの内部変化に関する対応が困難である。
【0016】
例えば、エンタープライズ向けの大規模ディスクサブシステムでは何千台ものディスクを使う。この大容量なディスク容量を使って、あるデータボリュームのコピーを同一ディスクサブシステム内に待機系として構築し通常運用中のボリュームに障害が発生した場合に待機系に処理を切り替えて業務を続行可能とする、もしくはコピーボリュームを別業務に割り当てて並列動作させる、といった機能がある。コピーされたボリュームはネットワーク上のデバイスから使用可能とするためにはデバイス情報を設定する必要がある。ここで、このボリュームはあくまでもディスクサブシステムの内部で新たに生成されたものであり、ネットワーク上に新たに生成されたものではない。つまり、ディスクサブシステム外部のネットワーク上のデバイスに対してはこのボリュームの存在が明らかにならないことを意味し、上記の機能を使うことが出来ない。
【0017】
このように、従来のストレージ管理では、ネットワーク上の状態変化には対応出来るが、ストレージ内部におけるデータコピー、データ移動などの状態変化には対応出来ない。
【0018】
本発明の目的は、ネットワーク上に存在するディスクサブシステムのストレージデバイスの状態変化に対応可能な、ストレージと管理デバイス間のインタフェースを提供することにある。
【0019】
本発明の他の目的は、ネットワーク上に存在するディスクサブシステムのストレージデバイスのストレージ内部で発生する動的な状態変化に対応可能な、ストレージ管理方法及び管理システムを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワーク上に存在するディスクサブシステムとこのディスクサブシステムのストレージを管理するデバイスとを有し、ディスクサブシステム内部の状態変化の発生に伴って、この内部の状態変化をディスクサブシステムからストレージを管理しているデバイスに対して通知させる機構を備えることを特徴とする。ここで、内部の状態変化とは、例えば、データボリュームコピー、ディスクの増減設などの動的な変化を指す。
【0021】
本発明の他の特徴は、ネットワーク上に存在するディスクサブシステムとこのディスクサブシステムのストレージを管理するデバイスとを有し、ディスクサブシステム内部から共有できる領域に、ディスクサブシステム内部の状態変化を記録しストレージデバイスを管理するためのストレージデバイス管理テーブルを設けたことにある。
【0022】
このストレージデバイス管理テーブルに変更が生じると、ネットワークとのインタフェースを持つデバイスからストレージ管理デバイスに対して変更の内容を示すメッセージを送信する。そして、メッセージを受け取ったストレージ管理デバイス内でデータベースの更新が行われ、ネットワーク上のすべてのデバイスに対して通知すると同時にストレージ管理デバイス上に表示させる。
【0023】
本発明の他の特徴は、前記ストレージデバイス管理テーブルで管理する前記ストレージ識別情報がiSCSI Nameであることにある。
【0024】
本発明の他の特徴は、ネットワーク上に存在するディスクサブシステム内部のストレージ状態変化の発生に伴って、該内部の状態変化を前記ディスクサブシステムから前記ストレージ識別情報管理デバイスに対して通知させることにある。
【0025】
本発明によれば、通常ネットワーク上に存在しているデバイスだけでなく、デバイス内部(例えば、ディスクサブシステム)の動的な状態変化にも対応した管理が可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。ここでは、IPストレージデバイス管理の枠組みとしてiSNSを用いたiSCSIストレージ管理の実施形態を説明する。
【0027】
iSNSは、IPネットワーク上に存在するストレージデバイスのみならずファイバチャネルデバイスも含めた管理を実現するプロトコルを提供する。この管理を行うのがiSNSサーバと呼ばれるデバイスである。iSNSサーバの主な機能は、デバイス情報登録、ディスカバリ(デバイス検出)機能、ゾーニングやネットワーク、及びデバイスの状態変化の管理である。
【0028】
<実施例1>(ディスクサブシステム内のディスク増減設)
以下、本発明の実施例1に係わるiSCSIストレージ管理を詳細に説明する。 まず、図1は、本発明の実施例1のアクセスデバイス、ストレージ識別情報管理デバイス、ストレージデバイスを含む全体構成を示す図である。
100はアクセスデバイスであり、ホストコンピュータ、サーバなどストレージデバイスにアクセス可能なデバイスである。
105はストレージ識別情報管理デバイスであり、ネットワーク上に存在するイニシエータ(アクセスデバイス)、ターゲット(ストレージデバイス)を管理するサーバなどである。
【0029】
110はLAN、WANなどに代表されるネットワークであり、主にスイッチ、ルータなどのネットワーク機器で構成される。112は、通信経路であり、ファストイーサネット(イーサネットは登録商標)、ギガビットイーサネット、ファイバチャネルなど、ネットワーク上に通信パケットを流すことが出来る媒体である。
【0030】
115はネットワークエンティティとしてのストレージデバイスであり、ディスクドライブ等のストレージを有している。ストレージデバイス115は、一般的にはネットワーク110とのインタフェースを備えるディスク制御装置502、及びポータル503などで構成される。ディスク制御装置502は、チャネル制御部505(図2参照)、1つ以上のディスクを有しディスクディスクインタフェースを備えるディスク駆動装置560(図2参照)を有し、各ディスク駆動装置を制御する。ストレージデバイス115はさらに、ディスク制御装置502とディスク駆動装置560とを接続するネットワークを有している。また、ストレージデバイス115及びストレージ識別情報管理デバイス105は、ディスク駆動装置560内のディスクの動的な状態変化の情報を相互に送受する通信手段を備えている。
【0031】
なおストレージデバイス(ネットワークエンティティ)115は、1つ以上のポータル503を持つ。ポータル503は、ネットワークとのインタフェースを備える。このポータル503にはIPアドレス、及びTCPポート番号を含み、この2つによってポータル503を識別することが出来る。
【0032】
IPアドレスとして、図1のようにIP1、IP2、IP3、IP4の異なるIPアドレスを5050a、5050b、5050c、5050d設定し、これがストレージデバイス115のポータル503に定義される。また、プライベートアドレスで運用している場合などIP1,IP2,IP3,IP4で同一のアドレスが存在してもよい。
【0033】
各ポータル503に、TCP1(5055a)、TCP2(5055b)、TCP3(5055c)、TCP4(5055d)のように、複数のTCPポート番号の管理が可能である。例えば、IP1で2つのリクエストを受け付けている場合、IPアドレスは当然同一であるが、各リクエストのTCPポート番号が異なっていればリクエストの発行元を特定することが出来る。
【0034】
570はストレージノードであり、単一のイニシエータ、及びターゲットに相当する。このストレージノード570は、ストレージノードを識別するための名前、エイリアス、デバイスタイプを定義する。
【0035】
デバイス識別子5820a、5820bは、ワールドワイドでユニークな名前でなければならない。5825a、5825bはエイリアスであり、デバイス識別子をユーザが認識しやすいような名前を設定することが出来る。ノードタイプ5830a、5830bは、ストレージノード570がイニシエータであるかターゲットであるかを示す。ネットワークエンティティID590a、590bは、例えばURLとしてテキスト文字列の形式で表現される。デバイスタイプ595a、595bは、ネットワークエンティティがどのプロトコルに対応するデバイスであるかを示す。例えば、iSCSIなどである。
【0036】
通信を開始するには、まずターゲットとなるデバイスの識別情報(例えばインターネットの場合ではURL)が必要となるため、iSNSサーバ(105)にアクセスする。iSNSサーバからは、ターゲットとなるデバイスに関する属性、識別情報(iSCSIの場合iSCSI Name、ファイバチャネルの場合WWPN)などの情報を得る。
【0037】
ターゲットとなるストレージデバイス115では、自デバイスがネットワーク上に存在することを他のデバイス100に認識させるためにデバイス情報をiSNSサーバ(105)に登録する。ストレージデバイス115がiSNSサーバに登録されるとサーバ内でストレージデバイスに関するデータベースを構築する。各デバイス100はこのデータベースへ問い合わせ他のデバイス情報を取得して初めて通信が可能となる。
【0038】
図2は、本発明に係わる実施例1のディスクサブシステムの全体構成例を示している。このディスクサブシステムは、図1のストレージデバイス115部分に相当する。
【0039】
500は入出力パスであり、ホストコンピュータとディスク制御装置502内kチャネル制御部505とを接続するパスである。505はチャネル制御部であり、ホストコンピュータとのインタフェースを持ち、ホストコンピュータとのユーザデータ送受信、ディスク制御装置502内部の制御情報などの共有データ制御などを行う。チャネル制御部505は、ディスク制御装置502内に複数存在する。
【0040】
510は、チャネル制御部−キャッシュメモリ制御部・共有メモリ制御部間接続パスであり、ユーザデータの通信、及び共有データの通信はこのパスを介して行う。
【0041】
520は、キャッシュメモリ制御部であり、ホストコンピュータ、及びディスク駆動装置にあるユーザデータを一時的に格納するキャッシュメモリを備え、チャネル制御部、またはディスク制御部からのキャッシュメモリアクセスの制御を行う。530は共有メモリ制御部であり、ディスク制御装置内部で行われる通信に関する制御情報、及びクロスコールを実現するためのテーブルを格納する共有メモリを備え、チャネル制御部、及びディスク制御部からの共有メモリアクセスの制御を行う。
【0042】
540はストレージデバイス管理テーブルであり、ディスクサブシステム内部で管理するストレージデバイスの識別情報を管理するテーブルである。
【0043】
545は、ディスク制御部−キャッシュメモリ制御部・共有メモリ制御部間接続パスであり、ユーザデータの通信、及び共有データの通信はこのパスを介して行う。
【0044】
550は、ディスク制御部であり、ディスク駆動装置560に対するアクセスの制御、及びキャッシュメモリ・共有メモリへのアクセスなどを行う。ディスク制御部550は、ディスク制御装置502内に複数存在する。560はディスク駆動装置であり、複数のドライブで構成されユーザデータなどを格納する。580、581は各々1つ以上のディスクを有するディスクグループであり、各ディスクグループのデバイス識別子としてName0、Name1が割り当てられているものとする。
【0045】
図3は、図2のチャネル制御部505の構成ブロックを示している。
図3において、605はプロトコル制御部であり、iSCSIのパケットを受信し、パケットからSCSIコマンド、データなどを取り出しチャネル制御プロセッサ610へ渡す。また、SCSIコマンドの処理結果をチャネル制御プロセッサ610から受け取りiSCSIパケットを生成し、入出力パス500を通じてホストコンピュータへ送信する。610はチャネル制御プロセッサであり、プロトコル制御部605からのSCSIコマンド、データなどの受信、解析を行い、解析したリクエストの内容に従い、ディスク制御装置内部に指示を与えるプロセッサである。
【0046】
620はデータ転送制御部であり、チャネル制御プロセッサ605からの指示により、ホストコンピュータから送信されたユーザデータの転送、及びディスク駆動装置にあるデータの読み出し処理を行う。625は共有データ制御部であり、制御情報等の共有データが格納されている共有メモリへのアクセスを制御する。
【0047】
図4は、図2のストレージデバイス管理テーブル540の一例を示している。このストレージデバイス管理テーブルには、あらかじめディスクサブシステム115が使用出来るストレージ識別情報が登録されている。705はIndexであり、登録されているiSCSI Nameに対する番号である。ディスク駆動装置560のディスクを識別する情報として、複数のストレージ識別情報をつける。710はストレージ識別情報としてのiSCSI Nameであり、ディスクサブシステム内で使用可能なiSCSI Nameを示す。また、ストレージ識別情報として、World Wide Port Name (WWN)を用いても良い。
【0048】
720はステータスであり、ディスクサブシステム内で登録されているiSCSI Nameの状態を示す。725は有効/無効フラグであり、iSCSI Nameに対するアクセスを受け付ける状態になっている場合は”Enable”、そうでない場合は”Disable”と示す。726は使用/未使用フラグであり、iSCSI Nameを既に使用している場合は”used”、使用していない場合は”not used”と示す。
【0049】
ネットワーク上のデバイスからアクセス可能な状態の場合には有効/無効フラグが725が”Enable”、使用/未使用フラグ726が”used”となる。新たにディスクグループを作成した直後から使用可能状態になるまでの間は、有効/無効フラグ725が”disable”、使用/未使用フラグ726が”used”となる。ディスクサブシステム内でまだ使用していないiSCSI Nameに対しては、有効/無効フラグ725が”disable”、使用/未使用フラグ726が” not used”となる。その他の状態は禁止事項とする。
【0050】
iSCSI Nameの割り当ては、チャネル制御プロセッサ、もしくは外部コンソールから行う。このとき、ストレージデバイス管理テーブル540を参照し有効/無効フラグが725”disable”、使用/未使用フラグ726が” not used”の状態にあるiSCSI Nameを割り当てることとする。また、割り当てたiSCSI Nameのディスクグループが使用可能となった場合も、チャネル制御プロセッサ、もしくは外部コンソールからストレージデバイス管理テーブル540を更新する。なお、ストレージ識別情報管理デバイス105に対する通知は”enable”、使用/未使用フラグ726が”used”になった時点で発行する。
【0051】
図4の例では、iSCSI Nameのエントリーは2つであるが、エントリー数は特に制限は無いものとする。
【0052】
図5は、本発明の実施例1におけるデバイス追加からデバイスを使用可能にするまでのフローチャートを示している。ここでは、デバイス(ディスクグループ580を備えたディスク駆動装置560)を有するディスクサブシステムに他のデバイス(ディスクグループ581)を追加したものをディスクサブシステム1とし、その他のストレージデバイス115としてネットワーク上にディスクサブシステム2が接続されているとする。
【0053】
ディスクサブシステム1すなわちディスクグループ580を備えたディスク駆動装置560を有するストレージデバイス115に、デバイス(ディスクグループ581)が追加されると(ステップ705)、ディスクサブシステム1内のチャネル制御部505のチャネル制御プロセッサが、追加されたデバイス(ディスクグループ581)に対してiSCSI Nameを割り当てるためにストレージデバイス管理テーブル540を参照する。そして、ストレージデバイス管理テーブルの有効/無効フラグ725、及び使用/未使用フラグ726がそれぞれ”disable”、”not used”となっているIndexを選び出し、その中から割り当てるiSCSI Nameを決定する。
【0054】
このディスク駆動装置560内におけるディスクの動的状態の変化の情報が、ストレージデバイス管理テーブル540に記録される。すなわち、選び出したIndexの使用/未使用フラグを”not used”から”used”に変更する。その後、ディスクサブシステム1内で使用可能とするための構成変更等を行ったあと、有効/無効フラグを”disable”から”enable”へ変更する(ステップ710)。
【0055】
以上の例は、ディスク駆動装置560内におけるディスクの動的状態の変化に伴うストレージデバイス管理テーブル540の更新をチャネル制御プロセッサ610で行う場合であるが、外部コンソールから行う場合でも同様である。
【0056】
ただし、後者の場合は、ストレージデバイス管理テーブル540の有効/無効フラグを”disable”から”enable”へ変更した時点で、チャネル制御プロセッサ610に対して、使用可能となった旨を示す割り込みを入れる。
【0057】
チャネル制御プロセッサ610は、ストレージデバイス管理テーブル540の有効/無効フラグを”disable”から”enable”へ変更し、もしくは割り込みが入った時点で、変更内容を示すメッセージを生成するようにプロトコル制御部605へ依頼する。依頼を受けたプロトコル制御部605は更新登録要求のメッセージを生成し、ストレージ識別情報管理デバイス105へ送信する(ステップ715)。
【0058】
ストレージ識別情報管理デバイス105はメッセージを受け取ると、管理しているデバイス(ディスクグループ580、581)のデータベースを更新する(ステップ720)。このときに、自デバイス上に各情報をディスプレイする。そして、ネットワーク上のデバイス(ディスクサブシステム2)に対して状態変更通知を発行する(ステップ725)。アクセスデバイス100が追加されたデバイス(ディスクグループ581)にアクセスする場合には、該デバイスの情報を取得するためにストレージ識別情報管理デバイス105へ問い合わせる(ステップ730)。
【0059】
ストレージ識別情報管理デバイス105は、その問い合わせに対して該当する情報を問い合わせ元のアクセスデバイス100へ送信する(ステップ735)。アクセスデバイスは受け取った(ステップ740)情報を元にデバイス(ディスクグループ581)へアクセスする(ステップ745)。
【0060】
ディスクサブシステム1の内部では、そのアクセスに対する処理を行う(ステップ750)。
【0061】
図6は、本発明の実施例1におけるストレージ識別情報管理デバイス105への情報の表示の一例を示している。802はストレージ識別情報管理デバイス105のディスプレイである。このディスプレイ802上にiSCSI Name710、有効/無効フラグ725を表示する。803はディスクサブシステムを示し、詳細は図2と同一とする。805はネットワークインデックスで、ストレージ識別情報管理デバイス105が複数のネットワークを管理している場合、各ネットワークを区別するためにつけるストレージ識別情報管理デバイス内部の識別子である。なお、図6ではN1というネットワーク805にName 1、Name A、Name CというiSCSI Name 710を持つデバイスが存在し、有効/無効フラグ725により各々の使用状態を示している。ディスプレイ802の表示によれば、この例では、当初(図6の(a))、Name 1、Name A、Name Cを持つデバイスが使用可能状態である。
【0062】
ここで、Name2を持つデバイス820を追加した場合、ディスプレイ(図6の(a))上には上記デバイス及びName2を持つデバイスが使用可能状態である、という表示に更新される(図6の(b))。管理コンソールに表示する場合も同様である。
【0063】
以上、図2から図6に示した実施例1によれば、ストレージデバイス115内にデバイス識別子を管理するストレージデバイス管理テーブル540を設け、このテーブルと、ネットワーク上のデバイスを管理しているストレージ識別情報管理デバイス105とで情報の整合をとることにより、ネットワーク上だけではなくストレージデバイス115内部の動的な状態変化にも対応することが可能となる。
[実施例2](データ移動)
以下に、本発明に係わるiSCSIストレージ管理の別の実施例2を図面に示し詳細に説明する。以下特に説明のない部分は実施例1と同じとする。ここで、実施例1と異なる所は、ディスクサブシステム内のデータボリュームが別のボリュームに移動したことである。
【0064】
図7は、本発明の実施例2におけるディスクサブシステムを示している。実施例1と異なるところは、ディスク駆動装置560内のディスクの動的状態変化の内容である。すなわち、実施例2は、データを、ディスクグループ585からディスクグループ586へ移動させた例を示している。
【0065】
図8は、本発明の実施例2におけるデバイスへのアクセスが可能となるまでのフローチャートを示している。また、図9は、本発明の実施例2におけるストレージ識別情報管理デバイス105上に情報を表示した例を示している。
【0066】
まず、アクセスデバイス100からデバイス情報を取得するためにストレージ識別情報管理デバイス105へ問い合わせる(ステップ1010)。ストレージ識別情報管理デバイス105は、アクセスデバイス100に対して該当するデバイス情報(この場合Name A)を送信する(ステップ1015)。
【0067】
アクセスデバイス100は、デバイス情報を受信し(ステップ1020)、Name Aのデバイスを管理しているチャネル制御部に対してセッション確立処理を開始する(ステップ1025)。
【0068】
一方、上記ステップ1010から1020の間に、ステップ1005のデータ移動(ディスクグループ585からディスクグループ586へのデータ移動)が発生し、Name Aのデバイス(図9、(a)参照)が、Name C(図9、(b)参照)へ移動したものとする。そして、チャネル制御部505が更新要求を発行し(ステップ1018)、さらに、ストレージ識別情報管理デバイス105に対してデータ移動に伴う状態変化が反映され、そのデータベースが更新されたとする(ステップ1022)。
【0069】
チャネル制御部505ではセッション確立処理を受信するが(ステップ1030)、該当するデバイスはName Cへ移動した後のため、情報の不一致が発生する。そのため、チャネル制御部505においてこのセッション確立処理は拒絶される(ステップ1035)。アクセスデバイス100は、再度ストレージ識別情報管理デバイス105に対して問い合わせする(ステップ1040)。ストレージ識別情報管理デバイス105は、更新後のデバイス情報(この場合Name C)をアクセスデバイスに対して送信する(ステップ1045)。
【0070】
アクセスデバイス100は、更新後のデバイス情報を取得し(ステップ1050)、Name Cのデバイスを管理しているチャネル制御部505に対してセッション確立処理を開始する(ステップ1055)。この処理に関しては、情報が一致しているため、チャネル制御部505はセッションを確立し、その応答をアクセスデバイス100へ送信する(ステップ1065)。
【0071】
以上を経て、アクセスデバイス100はSCSI I/Oを発行することが可能となる(ステップ1070)。ディスクサブシステムはアクセスデバイス100が発行したSCSI I/Oの処理を開始する(ステップ1080)。
【0072】
図8のステップ1035の時点で発生した情報の不一致は、図9(b)のように有効/無効フラグを×で表示する。更新された情報は、図9(c)のように○で表示する。
【0073】
実施例1、実施例2においてディスクサブシステムとストレージ識別情報管理デバイス105との間では、iSCSI Nameだけではなく、iSNSで規定されている各情報も交換されているものとする。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、iSCSIストレージを管理するときに、ネットワーク上の状態変化だけではなく、ストレージデバイスとストレージデバイスを管理しているデバイスとの間で情報を交換することで、ストレージデバイス内部の動的な状態変化にも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1におけるディスクサブシステムを示す図である。
【図3】本発明の実施例1におけるチャネル制御部の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例1におけるストレージデバイス管理テーブルを示す図である。
【図5】本発明の実施例1における新規デバイスにアクセスするまでのフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の実施例1におけるストレージ識別情報管理デバイス上に情報を表示した一例を示す図である。
【図7】本発明の実施例2におけるディスクサブシステムを示す図である。
【図8】本発明の実施例2における移動先のデバイスへアクセスするまでのフローチャートを示す図である。
【図9】本発明の実施例1おけるストレージ識別情報管理デバイス上に情報を表示した一例を示す図である。
【符号の説明】
100…アクセスデバイス、105…ストレージ識別情報管理デバイス、110…ネットワーク、112…通信経路、115…ストレージデバイス、…、…500…入出力パス、502…ディスク制御装置、505…チャネル制御部、510…チャネル制御部−キャッシュメモリ制御部・共有メモリ制御部間接続パス、520…キャッシュメモリ制御部、530…共有メモリ制御部、535…アクセス依頼テーブル、540…ストレージデバイス管理テーブル、545…ディスク制御部−キャッシュメモリ制御部・共有メモリ制御部間接続パス、550…ディスク制御部、560…ディスク駆動装置、580…ディスクグループ、581…ディスクグループ、605…プロトコル制御部、610…チャネル制御プロセッサ、620…データ転送制御部、625…共有データ制御部、705…Index、710…Index、720…ステータス、725…有効/無効フラグ、726…使用/未使用フラグ

Claims (20)

  1. 1つ以上のディスクを有する1つ以上のディスク駆動装置と、前記ディスク駆動装置を制御するとともに前記ディスクをアクセスするデバイスとネットワークを介して接続するディスク制御装置とを有し、
    前記ディスク制御装置は、前記ディスク駆動装置内のディスクを管理するストレージデバイス管理テーブルと、
    前記ストレージデバイス管理テーブルと前記ネットワーク上に存在するストレージ識別情報管理デバイスとの間で、前記ディスク駆動装置内のディスクの動的な状態変化の情報を送受する通信手段とを備えることを特徴とするディスクサブシステム。
  2. 請求項1において、前記ストレージデバイス管理テーブルは、前記ディスク駆動装置内の各ディスクの動的な状態変化の情報を示す手段として、少なくとも、ストレージ識別情報、及びストレージの有効/無効、使用/未使用を示すフラグを有することを特徴とするディスクサブシステム。
  3. 請求項2において、前記ストレージ識別情報は、iSCSI Nameであることを特徴とするディスクサブシステム。
  4. 請求項2において、前記ストレージ識別情報は、World Wide Port Name (WWN)であることを特徴とするディスクサブシステム。
  5. 請求項1または2において、前記ストレージデバイス管理テーブルに、あらかじめディスクサブシステムが使用出来るストレージ識別情報を登録することを特徴とするディスクサブシステム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、あらかじめ外部コンソールに該ディスクサブシステムで使用可能なストレージ識別情報が格納されており、適宜格納されているストレージ識別情報を設定/変更出来ることを特徴とするディスクサブシステム。
  7. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記ディスク駆動装置の各ディスクを識別する情報として、複数のストレージ識別情報を用いることを特徴とするディスクサブシステム。
  8. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、外部コンソールから前記ネットワーク、もしくは前記ネットワークとは異なる別のネットワークを介して前記ストレージデバイス管理テーブルを変更可能とすることを特徴とするディスクサブシステム。
  9. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記ストレージデバイス管理テーブルの更新手段を前記ディスクサブシステムに備えていることを特徴とするディスクサブシステム。
  10. 請求項6ないし9のいずれかにおいて、前記ディスクサブシステムは、前記ネットワークとのインタフェースを備えるディスク制御装置を備え、該ディスク制御装置内に、チャネル制御部と、ディスク駆動装置とのインタフェースを備えるディスク制御部と、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とを接続するネットワークと、前記ディスクのデータを一時的に格納するメモリと前記ディスクサブシステムに関する制御情報を保持するメモリ、及び前記ストレージデバイス管理テーブルを有するストレージデバイスであることを特徴とするディスクサブシステム。
  11. 請求項6ないし9のいずれかにおいて、前記ディスク制御装置は、前記ストレージデバイス管理テーブルに変更が生じた時に、そのストレージデバイスを管理しているプロセッサに報告する手段を備えることを特徴とするディスクサブシステム。
  12. ネットワーク上に存在するディスクサブシステムのストレージデバイスとの間で、該ストレージデバイスのディスク駆動装置内の動的な状態変化の情報を送受する通信手段を備えることを特徴とするストレージ識別情報管理デバイス。
  13. 請求項12において、前記ストレージデバイスのストレージデバイス管理テーブルで管理している情報を表示する手段を有することを特徴とするストレージ識別情報管理デバイス。
  14. 請求項13において、前記ストレージデバイス管理テーブルに変更が生じた場合に、その変更を前記表示されている内容に反映させることを特徴とするストレージ識別情報管理デバイス。
  15. ネットワーク上に存在するディスクサブシステムと前記ディスクサブシステムのストレージを管理するストレージ識別情報管理デバイスとを有するストレージ管理システムにおいて、前記ディスクサブシステム内部のストレージにおける状態変化の発生に伴って、該内部の状態変化を前記ディスクサブシステムから前記ストレージ識別情報管理デバイスに対して通知させる機構を備えることを特徴とするストレージ管理システム。
  16. ネットワーク上に存在するディスクサブシステムと前記ディスクサブシステムのストレージを管理するストレージ識別情報管理デバイスとを有するIPネットワーキングシステムにおけるストレージ管理方法であって、前記ディスクサブシステム内部のストレージ状態変化の発生に伴って、該内部の状態変化を前記ディスクサブシステムから前記ストレージ識別情報管理デバイスに対して通知させることを特徴とするストレージ管理方法。
  17. ネットワーク上に存在するディスクサブシステムと前記ディスクサブシステムのストレージを管理するストレージ識別情報管理デバイスとを有するIPネットワーキングシステムにおけるストレージ管理方法であって、前記ディスクサブシステムが、1つ以上のディスクを有する1つ以上のディスク駆動装置と前記ディスク駆動装置を制御するディスク制御装置を有し、前記ディスク制御装置には前記ディスク駆動装置内のディスクを管理するストレージデバイス管理テーブルを備えたものにおいて、
    前記ストレージデバイス管理テーブルの変更に伴う前記ストレージデバイス管理テーブルとストレージ識別情報管理デバイス間の通信が;
    前記ディスクサブシステム側において、
    外部コンソールから前記ストレージデバイス管理テーブルを変更するステップと、
    前記ストレージデバイス管理テーブルに変更が生じたことを、該ストレージデバイスを管理しているプロセッサに対して報告するステップと、
    前記報告を受けたプロセッサが、変更内容を前記ストレージデバイス管理テーブルから取得するステップと、
    前記変更内容を含むメッセージを、前記ネットワークを介してストレージ識別情報管理デバイスへ送信するステップを含み、
    前記ストレージ識別情報管理デバイス側において、
    前記メッセージを受信し、前記ストレージ識別情報管理デバイス内部へ格納・更新するステップと、
    前記変更内容をストレージ識別情報管理デバイスで表示している内容に反映するステップを含むことを特徴とするストレージ管理方法。
  18. ネットワーク上に存在するディスクサブシステムと前記ディスクサブシステムのストレージを管理するストレージ識別情報管理デバイスとを有するIPネットワーキングシステムにおけるストレージ管理方法であって、前記ディスクサブシステムは1つ以上のディスクを有する1つ以上のディスク駆動装置と前記ディスク駆動装置を制御するディスク制御装置を有し、前記ディスク制御装置には前記ディスク駆動装置内のディスクを管理するストレージデバイス管理テーブルを備えたものにおいて、
    前記ストレージデバイス管理テーブルの変更に伴う前記ストレージデバイス管理テーブルと前記ストレージ識別情報管理デバイス間の通信が;
    前記ディスクサブシステム側において、
    前記ディスクサブシステム内部の変更手段から前記ストレージデバイス管理テーブルを変更するステップと、
    前記ストレージデバイス管理テーブルに変更が生じたことを該ストレージデバイスを管理しているプロセッサに対して報告するステップと、
    前記報告を受けたプロセッサは、変更内容を前記ストレージデバイス管理テーブルから取得するステップと、
    前記変更内容を含むメッセージを、前記ネットワークを介してストレージ識別情報管理デバイスへ送信するステップを含み、
    前記ストレージ識別情報管理デバイス側において、
    前記メッセージを受信し、ストレージ識別情報管理デバイス内部へ格納・更新するステップと、
    前記変更内容をストレージ識別情報管理デバイスで表示している内容に反映するステップ、
    を含むことを特徴とするストレージ管理方法。
  19. 請求項16ないし18のいずれかにおいて、前記ストレージデバイス管理テーブルに生じた変更は、デバイスを備えたストレージデバイスにタイル他のデバイスの追加であり、
    前記ディスクサブシステムと前記ストレージ識別情報管理デバイスとの間で、前記変更に伴うiSCSI Name及びiSNSで規定されている各情報を交換することを特徴とするストレージ管理方法。
  20. 請求項16ないし18のいずれかにおいて、前記ストレージデバイス管理テーブルに生じた変更は、ディスクサブシステム内のデータボリュームが別のボリュームに移動することであり、
    前記ディスクサブシステムと前記ストレージ識別情報管理デバイスとの間で、前記変更に伴うiSCSI Name及びiSNSで規定されている各情報を交換することを特徴とするストレージ管理方法。
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