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JP2004191719A - Image forming apparatus and toner consumption calculating method - Google Patents

Image forming apparatus and toner consumption calculating method Download PDF

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JP2004191719A
JP2004191719A JP2002360512A JP2002360512A JP2004191719A JP 2004191719 A JP2004191719 A JP 2004191719A JP 2002360512 A JP2002360512 A JP 2002360512A JP 2002360512 A JP2002360512 A JP 2002360512A JP 2004191719 A JP2004191719 A JP 2004191719A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To accurately obtain toner consumption as for an image forming apparatus for forming an image with the toner. <P>SOLUTION: In a regular image forming operation, the number of printed dots is counted based on an image signal, then, the toner consumption is calculated based on the result. On the other hand, in an irregular mode operation other than the regular image forming operation, a test pattern offset value Totn is extracted as the toner consumption corresponding to the operation (step S141). By subtracting the offset value Totn and a drive offset value Todn equivalent to the quantity of toner scattering into the apparatus from the remaining toner quantity Tr stored by a memory, the remaining toner quantity after the operation is obtained (steps S142 to S146). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナーを使用して画像形成を行う画像形成装置において、トナーの消費量を求める技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トナーを使用して画像を形成するプリンタ、複写機およびファクシミリ装置などの画像形成装置においては、トナー補給などメンテナンスの都合上、トナーの消費量あるいは残量を把握する必要がある。そこで、本件出願人は、簡単な構成で精度よくトナーの消費量を求めることのできるトナー消費量検出方法および装置をすでに開示している(特許文献1参照)。この検出方法および装置においては、印刷ドットの値とトナー消費量の関係が非線形で、しかも当該印刷ドットに隣接する印刷ドットの状態によっても変化することに鑑み、印刷ドット列を孤立ドット、2連続ドット、中間値ドットの3つのパターンに分け、これらのパターン毎にその形成個数を計数し、それらの計数値に基づいてトナーの消費量を求めている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−174929号公報(第4頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の特許文献1では、通常の画像形成動作におけるトナー消費量は印刷ドットを用いて求めることができるが、通常の画像形成動作ではない非通常モードでの動作については全く考慮されていない。しかしながら、非通常モードでの動作であっても結果的にトナーが消費されてしまうような動作が考えられるため、そのような動作を考慮しないと、トナー消費量を精度よく求めることができない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、通常の画像形成動作以外の動作におけるトナーの消費を考慮することで、トナー消費量を精度よく求めることができる画像形成装置およびトナー消費量の算出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる画像形成装置は、上記目的を達成するため、入力される画像データに基づき像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置において、通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を積算した第1積算値と、通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量を積算した第2積算値との合計に基づきトナー消費量を求めることを特徴としている。
【0007】
このように構成された発明では、通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を積算した第1積算値と、通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量を積算した第2積算値との合計から装置全体で消費されるトナーの量を求めているので、トナー消費量を精度よく求めることができる。
【0008】
また、前記非通常モードに対応して予め設定されたオフセット値を記憶する記憶手段をさらに備え、当該オフセット値を前記第2トナー量とするようにしてもよい。すなわち、非通常モードで消費されるトナー量は予め実験的に求めておくことができる。そこで、このトナー量をオフセット値として記憶手段に格納しておけば、第2トナー量を簡単に求めることができる。
【0009】
なお、このオフセット値は単一の値に限定されない。すなわち、「通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作」とは、結果的にトナーが消費されることとなる動作であり、複数の動作が考えられるが、それらの動作で消費されるトナー量は互いに異なると考えられる。そこで、前記非通常モードでの動作として複数の動作に対応してそれぞれ設定されたオフセット値を記憶手段に記憶しておき、前記非通常モードでの動作が実行されると、その動作に対応するオフセット値を前記記憶手段から抽出し、その抽出したオフセット値を前記第2トナー量とするようにすればよい。これによって、非通常モードのそれぞれの動作で消費される第2トナー量を積算することとなるので、トナー消費量をさらに精度よく求めることができる。
【0010】
前記非通常モードでの複数の動作としては、例えば、パッチ画像を形成して行う画像形成条件調整動作、新品の装置に初めて電源が投入されたときに実行されるトナーまぶし動作、トナーの劣化を防止するためのリフレッシュ動作、トナーの劣化やトナーの偏在を防止すべく収容トナーを攪拌するためのトナー収容部の空回転動作のうち少なくとも2つを含むようにすると、その含まれる各動作で消費される第2トナー量を考慮することができ、トナー消費量を精度よく求めることが可能になる。
【0011】
また、オフセット値はトナーの性質や画像形成条件の影響を受けることがある。このうちトナーの性質については、装置の動作状況やトナーの使用履歴を検討することにより求めることができる。そこで、この発明ではトナーの性質の経時変化を装置の動作状況やトナーの使用履歴と対応させ、オフセット値を適宜変更設定するように構成してもよい。この場合、トナーの性質が変化したとしても、それに応じたオフセット値を設定しているので、トナー消費量を精度良く求めることが可能となる。
【0012】
また、画像形成条件が変化した場合も、オフセット値が変化することがある。そこで、この発明ではオフセット値を画像形成条件に応じて変更設定しているので、常に画像形成条件に対応したオフセット値が設定されることとなり、トナー消費量を精度良く求めることが可能となる。
【0013】
また、通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を求めるためには、例えば、前記画像データに基づき前記トナー像を構成する印刷ドットの数をカウントし、そのカウント値に基づき求めることができる。こうすることで、第1トナー量を計算のみにより求めることが可能となるので、トナー量を測定するためのセンサ等は不要であり、装置構成および制御を簡単にすることができる。
【0014】
また、上記のようにすることでトナー消費量を精度よく求めることができるので、装置内のトナーの減り具合についても的確に把握することができる。そこで、こうして求められた前記トナー消費量が所定値を超えたときにトナーエンドと判定する判定機能を有するようにしてもよい。この所定値は、装置に当初収容されたトナー量と、当該装置において所定の画像品質で画像を形成するために装置内に最低限必要なトナー量とに基づいて定めることができる。
【0015】
また、この発明にかかるトナー消費量の算出方法は、上記目的を達成するため、入力される画像データに基づき像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置において、通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を前記画像データに基づき求める工程と、通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量を求める工程とを備え、前記第1トナー量を積算した第1積算値および前記第2トナー量を積算した第2積算値の合計に基づいて、消費された全トナー量を求めることを特徴としている。
【0016】
このように構成された発明では、通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量と、通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量とが、それぞれのトナー消費の態様に応じた方法で個別に求めることができ、第1トナー量を積算した第1積算値と第2トナー量を積算した第2積算値を合算することで、消費された全トナー量を精度よく、しかも簡単に求めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装置である。この画像形成装置では、ホストコンピュータなどの外部装置から印字命令および画像データが制御ユニット1のメインコントローラ11に与えられると、メインコントローラ11が、装置各部に制御指令を出力するとともに、与えられた画像データに基づいて、形成すべき画像を多階調レベルの印刷ドット列として表す各トナー色毎の画像信号を生成し、エンジンコントローラ12に出力する。そして、このメインコントローラ11からの指令に応じてエンジンコントローラ12がエンジンEGの各部を制御してシートSに画像信号に対応する画像を形成する。
【0018】
このエンジンEGでは、感光体2が図1の矢印方向D1に回転自在に設けられている。また、この感光体2の周りにその回転方向D1に沿って、感光体2表面を所定の表面電位に帯電させるための帯電ユニット3、ロータリー現像ユニット4およびクリーニング部5がそれぞれ配置されている。帯電ユニット3は帯電バイアス発生部121から帯電バイアスが印加されており、感光体2の外周面を均一に帯電させる。
【0019】
そして、この帯電ユニット3によって帯電された感光体2の外周面に向けて露光ユニット6から光ビームLが照射される。この露光ユニット6は、図2に示すように、露光パワー制御部123と電気的に接続されており、画像信号切換部122を介して与えられる画像信号に応じた変調信号に基づき露光パワー制御部123が露光ユニット6の各部を制御し、光ビームLにより感光体2を露光して感光体2上に画像信号に対応する静電潜像を形成する。
【0020】
例えば、エンジンコントローラ12のCPU124からの指令に基づき、画像信号切換部122がパターン作成モジュール125と導通している際には(後述する非通常モードでの動作)、パターン作成モジュール125から出力される画像パターンに応じた変調信号が露光パワー制御部123に与えられて静電潜像が形成される。
【0021】
一方、画像信号切換部122がメインコントローラ11のCPU111と導通している際には(後述する通常の画像形成動作)、ホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像信号が変調信号発生部210により例えばパルス幅変調(PWM)され、その変調信号が露光パワー制御部123に与えられる。そして、その変調信号に基づく光ビームLにより感光体2が露光されて画像信号に対応する静電潜像が感光体2上に形成される。なお、変調方式はPWMに限られず、パルス振幅変調(PAM)など、種々のパルス変調方式を採用することができる。
【0022】
こうして形成された静電潜像はロータリー現像ユニット4によって顕像化される。すなわち、この実施形態では現像ユニット4として、ブラック用の現像器4K、シアン用の現像器4C、マゼンタ用の現像器4M、およびイエロー用の現像器4Yが軸中心に回転自在に設けられている。そして、これらの現像器4K、4C、4M、4Yは回転位置決めされるとともに、各現像器4K、4C、4M、4Yの現像ローラ40K、40C、40M、40Yが感光体2に対して選択的に対向位置決めされ、現像バイアス発生部126によって現像バイアスが印加されて選択された色のトナーを現像ローラから感光体2の表面に供給する。これによって、感光体2上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。このように、この実施形態では、感光体2が本発明の「像担持体」として機能している。
【0023】
上記のようにして現像ユニット4で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で転写ユニット7の中間転写ベルト71上に一次転写される。さらに、この一次転写領域TR1から周方向(図1の回転方向D1)に進んだ位置には、クリーニング部5が配置されており、一次転写後に感光体2の外周面に残留付着しているトナーをクリーニングブレード51により掻き落とす。また、必要に応じて除電部(図示省略)にて、感光体2の表面電位がリセットされる。
【0024】
転写ユニット7は、複数のローラに掛け渡された中間転写ベルト71と、中間転写ベルト71を回転駆動する駆動部(図示省略)とを備えている。そして、カラー画像をシートSに転写する場合には、感光体2上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト71上に重ね合わせてカラー画像を形成するとともに、所定の二次転写領域TR2において、カセット8から取り出されたシートS上にカラー画像を二次転写する。また、こうしてカラー画像が形成されたシートSは定着ユニット9を経由して装置本体の上面部に設けられた排出トレイ部に搬送される。なお二次転写後、中間転写ベルト71はクリーニング部(図示省略)にて中間転写ベルト71に残留付着しているトナーが除去される。
【0025】
また、中間転写ベルト71の表面に対向してパッチセンサPSが配置されており、後述する画像形成条件調整動作を実行するときには、中間転写ベルト71の外周面に形成されるパッチ画像の光学濃度を測定する。
【0026】
また、図2に示すように、各現像器4K、4C、4M、4Yには、それぞれユニット側通信部41K、41C、41M、41Yが設けられ、このユニット側通信部41K、41C、41M、41Yは、それぞれメモリ42K、42C、42M、42Yと電気的に接続されている。このメモリ42K、42C、42M、42Yは、各現像器4K、4C、4M、4Yの製造ロット、使用履歴、内蔵トナーの特性、トナーの残量などに関する種々のデータを記憶するものである。また、装置本体には、CPU124と電気的に接続された本体側通信部128が設けられている。
【0027】
そして、各現像器4K、4C、4M、4Yの現像ローラ40K、40C、40M、40Yが感光体2に対して選択的に対向位置決めされたときに、当該選択現像器のユニット側通信部が、本体側通信部128と所定距離以内、例えば10mm以内に対向配置されるように構成されており、赤外線などの無線通信により互いに非接触状態でデータを送受信可能となっている。これによって、CPU124により当該現像器の装着検出、新品検出や寿命管理等の各種情報の管理が行われる。
【0028】
なお、この実施形態では無線通信等の電磁的手段を用いて非接触にてデータ送受信を行うようにしているが、例えば装置本体および各現像器4K、4C、4M、4Yにそれぞれコネクタを設けておき、各現像器4K、4C、4M、4Yが選択的に感光体2に対向位置決めされると、装置本体のコネクタが現像器側のコネクタと機械的に嵌合することで相互にデータ送受信を行うようにしてもよい。また、メモリ42K、42C、42M、42Yは、電源オフ状態や現像器4K、4C、4M、4Yが装置本体から取り外された状態でもそのデータを保存できる不揮発性メモリであることが望ましく、このような不揮発性メモリとしては、例えばフラッシュメモリなどのEEPROMや強誘電体メモリ(Ferroelectric RAM)などを採用することができる。
【0029】
また、図2において、メインコントローラ11に設けられた画像メモリ113は、ホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像データを記憶するためのものである。また、エンジンコントローラ12に設けられたメモリ127は、CPU124が実行する制御プログラムを記憶するROMや、CPU124における演算結果、ならびにエンジンEGを制御するための制御データなどを一時的に記憶するRAMなどからなる。さらに、この画像形成装置のメインコントローラ11には、ドットカウンタ200が設けられている。
【0030】
図3はドットカウンタの構成を示すブロック図である。また、図4はドットカウンタによるカウント手順を説明するための図で、印刷ドットの階調値の一例を示している。このドットカウンタ200は、メインコントローラ11からエンジンコントローラ12に対して出力される画像信号に基づいて、感光体2上に形成される印刷ドットの種類を判別し、その個数をカウントするものである。より具体的には、このドットカウンタ200は、比較回路201、判別回路202および3つのカウンタ203〜205を備えている。
【0031】
図3に示すように、比較回路201にはメインコントローラ11のCPU111からエンジンコントローラ12に与えられる画像信号が入力されている。そして、この比較回路201は、各印刷ドットに対応する画像信号の階調レベルを所定の閾値L1,L2と比較する。閾値L1は階調0(すなわち白画像)に近い値(例えば最大階調MAXの1/63)に設定され、閾値L2は最大階調MAX(すなわちべた画像)に近い値(例えばMAXの48/63)に設定されている。そして、比較回路201は、階調レベルが閾値L2以上であれば判別回路202に値「11」を出力する一方、階調レベルが閾値L1未満であれば値「00」を出力する。これを受けて、判別回路202が各印刷ドットの連続状態、すなわち対象とする印刷ドットに対して隣接するドットが有るか否かを判別し、その結果に応じた信号を後続のカウンタ203〜205に出力する。
【0032】
判別回路202の動作についてより詳しく説明する。判別回路202は、閾値L2以上の階調レベルを有する印刷ドットを検出したことを示す出力信号「11」が比較回路201から出力される毎に、カウンタ203に対し信号「1」を出力する。そのため、カウンタ203には、閾値L2以上の階調レベルを有する印刷ドットの個数C1が積算される。図4では、印刷ドット1,2,3,6,13が該当し、C1=5となる。
【0033】
また、判別回路202は、閾値L2以上の階調レベルを有する印刷ドットが3個以上連続したときにカウンタ204に対して信号「1」を出力する。したがって、カウンタ204には、3以上の連続ドットの個数C2が積算される。図4では、印刷ドット1〜3が該当し、C2=1となる。
【0034】
さらに、対象となる印刷ドットの左右に閾値L1以上のドットが存在しない、すなわち当該印刷ドットが孤立ドットであったときにカウンタ205に対して信号「1」を出力する。そのため、カウンタ205には、孤立ドットの個数C3が積算される。図4では、印刷ドット6,13が孤立ドットに該当し、C3=2となる。
【0035】
このようにして、各カウンタ203〜205のそれぞれには、高階調印刷ドットの個数C1、そのうちの3以上の連続ドットの個数C2および孤立ドットの個数C3が積算されてゆき、例えば1色のトナー像を1枚形成ごとに、これらの値がメモリ211に格納される。そして、所定のタイミング(例えば4色のトナー像形成終了時やCPU124からのデータ要求時など)で、これらの値がメモリ211からエンジンコントローラ12のCPU124に送信され、必要に応じてメモリ127に格納されて、後述するトナー残量の計算に用いられる。
【0036】
上記のように構成された画像形成装置では、ホストコンピュータなどの外部装置から印字命令が与えられると、当該印字命令に対応した画像を形成する通常の画像形成動作が実行される。具体的には、外部装置からの画像形成要求である印字命令と、形成すべき画像の内容に対応する画像データとがインターフェース112を介してメインコントローラ11に入力される。メインコントローラ11のCPU111は、受信した画像データを各トナー色毎に分解するとともに、多段階の階調レベルを有する画像信号に展開し、その画像信号を変調信号発生部210を介してエンジンコントローラ12に出力する。これを受けてエンジンコントローラ12のCPU124はエンジンEG各部を制御して上記した一連の画像形成動作を実行し、こうすることで所望の画像がシートS上に形成される。なお、このとき、画像信号切換部122は、CPU124からの指令に応じて、メインコントローラ11からの画像信号が露光パワー制御部123に送られるような接続となっている。
【0037】
図5は通常の画像形成動作実行時のトナーカウント動作を示すフローチャートである。この画像形成装置では、消耗品管理の便宜を図るため、1枚分の画像を形成する毎にエンジンコントローラ12のCPU124が図5に示すトナーカウント動作(1)を実行し、各トナー色の現像器4Y等のトナー残量を算出している。ここでは、イエロー色を例として、現像器4Y内のトナー残量を求める方法について説明するが、他のトナー色についてもその動作は同じである。
【0038】
図5のトナーカウント動作(1)では、まずドットカウンタ200による印刷ドットのカウント値C1、C2およびC3を取得する(ステップS1)。そして、これらの値のそれぞれに所定の係数を乗じて合計した値Tsを求める(ステップS2)。すなわち、
Ts=Kx・(K1・C1+K2・C2+K3・C3)
である。ここで、Kx,K1,K2,K3は、各トナー色毎に予め設定された重み付け係数である。このように印刷ドットをその連続ドット数毎にグループ分けしてカウントし、それぞれの個数に重み付け係数を乗じて積算することで、像担持体としての感光体2上に付着したトナーの量を精度よく求めることができるものである。なお、このようなトナー量の計算方法については、先に挙げた特許文献1に詳述しているのでここでは説明を省略する。
【0039】
次いで、エンジンコントローラ12のメモリ127に記憶されている当該現像器4Yのトナー残量Trを読み出す(ステップS3)。そして、この値Trから上記で求めた値Tsを差し引いた値を新たなトナー残量Trとする(ステップS4)。
【0040】
さらに、この種の画像形成装置では、白画像、つまり全く印刷ドットを形成しない画像形成動作を実行した場合にも若干のトナーが消費されることが知られている。これは画像形成動作中に現像器4Yから一部の不完全帯電トナーや逆帯電トナーが感光体2上に移動したり、一部のトナーが装置内部へ飛散することによるもので、こうしたトナーが画像に付着するとカブリとして視認されるものである。
【0041】
このような現象によってトナーが失われることに鑑み、この実施形態では、当該現像器の駆動時間に対応した駆動オフセット値Todを設定している。この駆動オフセット値Todは、現像器4Yの駆動時間と、当該現像器4Yにおける単位時間あたりのトナー飛散量として予め実験等により求めた値とを乗じることで求められる(ステップS5)。ここで、現像器4Yの駆動時間としては、当該現像器4Yに対して現像バイアスを印加した時間や、現像器4Y内に収容されたトナーを感光体2との対向位置に搬送する現像ローラ40Yの駆動時間などを用いることができる。また、用紙サイズが一定であれば1枚あたりの現像器駆動時間は通常ほぼ一定であるから、駆動オフセット値Todを用紙サイズ毎に予め定めておき、メモリ127に格納しておいてもよい。この場合には、ステップS5において、形成画像サイズに対応する駆動オフセット値Todをメモリ127から抽出すればよい。
【0042】
こうして求めた駆動オフセット値TodをステップS4で求めたトナー残量Trから差し引くことによって(ステップS6)、1枚分の画像を形成した後の新たなトナー残量Trが求められる。この値Trについては、メモリ127に更新記憶しておく(ステップS7)。
【0043】
以上のように、各ドットカウント値C1等と重み付け係数K1等との積和Tsと駆動オフセット値Todとの和(Ts+Tod)が、1枚分の画像形成を行ったときに消費されるトナー量になる。そして、1枚の画像形成を行う毎に消費したトナー量を計算し、その直前までのトナー残量から差し引いてゆくことで、現在(画像形成終了時点)の現像器4Y内のトナー残量Trを求めることができる。
【0044】
なお、この実施形態では、各現像器の当初のトナー収容量から画像1枚毎のトナー消費量を減算してゆくことで各時点における現像器内のトナー残量を求めているが、これは画像1枚毎のトナー消費量を積算することで消費された全トナー量を求めることと原理的に等価であることはいうまでもない。このように、この実施形態では、1枚分の画像形成を行ったときに消費されるトナー量が、本発明の「第1トナー量」に相当し、このトナー量を積算した値が本発明の「第1積算値」に相当する。
【0045】
ここで、装置本体に対して着脱可能に構成された現像器4Y等においては、各現像器が装置本体から取り外されるのに先立って、上記で求めたその現像器におけるトナー残量Trをメモリ42Y等に記憶させるようにするのが好ましい。そして、装置本体に現像器が装着されたときにはメモリ42Y等に記憶されているその現像器におけるトナー残量を読み出し、上記トナーカウント動作(1)におけるトナー残量Trの初期値として用いるようにすることで、当該現像器の寿命管理が容易となる。もちろん、新品の現像器においては、当該現像器の出荷時におけるトナー装填量を記憶させておけばよい。
【0046】
図5に戻って、さらにこの実施形態では、画像形成後のトナー残量Trに基づいて、当該現像器4Yのトナーエンド判定を行っている。すなわち、上記のようにして求めたトナー残量Trと、当該現像器4Yに対して予め設定された最少トナー量Tminとを比較し(ステップS8)、トナー残量Trが最少トナー量Tminを下回っている場合にはトナーエンドと判定し、その旨をメインコントローラ11に報知する(ステップS9)。一方、トナー残量Trが最少トナー量Tmin以上であれば、そのままトナーカウント動作を終了する。
【0047】
この最少トナー量Tminとは、現像器4Yを用いて良好な画像形成を行うために当該現像器4Yに最少限必要なトナーの量である。すなわち、現像器内のトナー量がこの値Tminを下回った状態のまま画像形成を行うと、画像濃度が不足したり画像にカスレを生じるなど重大な画像品質の劣化を招く可能性が高くなる。そこで、上記のように、トナー残量Trがこの最少トナー量Tminを下回った時点でトナーエンドと判定することにより、現像器4Yの交換時期を的確に把握することが可能である。
【0048】
なお、エンジンコントローラ12からトナーエンドの報知を受けたときのメインコントローラ11の動作については任意である。例えば、ユーザにトナーエンドを知らせるメッセージを図示を省略するディスプレイに表示し、現像器の交換を促すようにすることができる。このとき、さらに画像形成動作を継続して行えるようにしてもよく、また画像形成動作を禁止するようにしてもよい。また、例えば、トナーエンドと判定された現像器がブラック現像器4K以外のものであったときに、ブラックトナーによるモノクロ画像の形成のみを許容するようにしてもよい。
【0049】
ところで、この画像形成装置では、上記した通常の画像形成動作ではない非通常モードでの動作として、いくつかの動作が実行可能となっている。そして、各動作を実行したときのトナー消費量が予め求められ、後述するように、テストパターンオフセット値Totn(本実施形態では、nは1,2,3)、あるいは定常オフセット値Tn(本実施形態では、nは1,2,3,4)として、メモリ127に格納されている。以下、これらの動作について、順に説明する。
【0050】
(画像形成条件調整動作)
図6は画像形成条件調整動作を示すフローチャートである。画像形成条件調整動作は、装置の電源投入直後や画像形成枚数が所定枚数に達したときなど所定のタイミングで、画像形成条件を調整して画像濃度を目標濃度に制御するためのものである。この画像形成条件調整動作では、画像濃度に影響を与える濃度制御因子としての現像バイアスを多段階に変更設定しながら所定パターンのパッチ画像を形成する(ステップS11)。次に、中間転写ベルト71上に転写された各パッチ画像がパッチセンサPSとの対向位置に搬送されてくるタイミングで、それぞれの画像濃度をパッチセンサPSにより検出し(ステップS12)、画像濃度と現像バイアスとの相関関係を求める。そして、こうして求めた相関関係に基づいて、画像濃度が目標濃度と一致するような現像バイアスの値を算出し、その値を現像バイアスの最適値とする(ステップS13)。
【0051】
こうして現像バイアスの最適値が求まると、以後は現像バイアスをこの最適値に設定しながら画像形成を実行することにより、目標の画像濃度での画像形成を行うことができる。なお、このような濃度制御技術については従来より多くの技術が提案されており、この実施形態の画像形成条件調整動作においてもこれらの公知技術をはじめとする任意の技術を適用することができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
【0052】
この画像形成条件調整動作においては、上記したように、複数のパッチ画像を形成している。各パッチ画像は、パッチセンサPSにより濃度検出ができる程度のサイズ(例えば数cm角)があればよく、またそのパターンも例えばベタ画像やドットが規則的に配列された画像など、比較的単純なものである。したがって、このようなパッチ画像についてはメインコントローラ11から画像信号を供給するまでもなく、エンジンコントローラ12内で独自にパターンを作成することができる。この実施形態では、エンジンコントローラ12に設けたパターン作成モジュール125(図2)が、パッチ画像としてのパターンを作成する機能を果たしている。すなわち、画像形成条件調整動作においては、CPU124が、パッチ画像に対応する画像信号を出力するべくパターン作成モジュール125に対し制御指令を出力するとともに、画像信号切換部122を制御してパターン作成モジュール125の出力が露光パワー制御部123に入力されるようにする。これにより、感光体2上にはパッチ画像パターンに対応する静電潜像が形成されることとなる。
【0053】
また、この画像形成条件調整動作は、所望の画像濃度を得るべくエンジンEGの動作条件の調整を行うものであり、メインコントローラ11の動作とは独立して行うことができる。したがって、このように、パッチ画像パターンをエンジンコントローラ12内で発生させるようにすることで、メインコントローラ11をその動作に関与させる必要がなくなり、その間に次に形成すべき画像の処理を実行するなど、メインコントローラ11側の処理効率を向上させることができる。
【0054】
この画像形成条件調整動作を実行することによっても現像器内のトナーは消費される。このときのトナー消費量はメインコントローラ11からの画像信号によって求めることができない。そこで、この実施形態では、図6に示すように、現像バイアスの最適化を行った後に、画像形成条件調整動作において消費されたトナー量を求めるため、先に述べたトナーカウント動作(1)とは異なるトナーカウント動作(2)を実行するようにしている(ステップS14)。
【0055】
画像形成条件調整動作では、形成するパッチ画像のパターンが既知であることから、パッチ画像として感光体2上に付着するトナーの量を予め見積もることが可能である。そこで、このトナー量を例えば実験により予め求めてテストパターンオフセット値Tot1として、メモリ127に格納している。そして、トナーカウント動作(2)では、パッチ画像の形成を行う毎にオフセット値Tot1を直前のトナー残量から差し引くことで、現像器内のトナー残量を求めている。これが、画像信号から印刷ドットの数を求めるドットカウント動作(1)とは大きく相違している点である。なお、トナーカウント動作(2)の具体的手順については、図7を参照して後述する。
【0056】
(テストパターン形成動作)
また、この装置では、上記非通常モードでの動作として、ユーザが目視により画像品質を確認するためのテストパターンとしてのトナー像をシートS上に形成する動作を実行する。このテストパターンもパターン作成モジュール125から出力されるものである。そのため、この動作を実行するときのトナー消費量についても、当該テストパターンに対応するテストパターンオフセット値Tot2として予め求められ、メモリ127に格納されており、後述する図7に示すトナーカウント動作(2)を実行することにより、その動作終了時のトナー残量Trが求められる。
【0057】
(リフレッシュ動作)
また、この装置では、上記非通常モードでの動作として、リフレッシュ動作を実行する。現像器4K、4C、4M、4Yでは、内蔵するトナー収容部から現像ローラ40K、40C、40M、40Yにトナーを供給し、現像ローラ40K、40C、40M、40Y上に形成されるトナーの層の厚さを規制ブレードにより一定にするように構成されている。なお、図1では、便宜上、現像器4Mの規制ブレード43Mのみ符号を付している。そして、画占率(トナー像を構成する総画素数に対する印刷ドット数の比率)の低い画像形成が続くと、現像器4K、4C、4M、4Y内で同一箇所に滞留するトナーが増えることにより、現像ローラや規制ブレードの表面にトナーの外添剤やトナー自体が固着する現象であるフィルミングが発生する虞が増大する。
【0058】
そこで、この装置では、所定のタイミング(例えば画像形成条件調整動作の実行に先だって)で、予め設定されたパターンの画像を感光体2に形成することにより現像器4K、4C、4M、4Yの疲労状態を回復させるリフレッシュ動作を行う。このリフレッシュ動作によるトナーの強制消費により、現像器4K、4C、4M、4Y内でのトナーの滞留を解消することができ、これによって、フィルミングの発生による画質劣化を未然に防止することができる。
【0059】
このリフレッシュ動作で形成する画像パターンは、感光体2上の主走査方向(感光体2の回転軸方向)に形成可能な最大画像範囲に等しく、画占率は比較的大きい値であって、しかも印刷ドットは上記主走査方向に亘ってほぼ均等に分布しているのが好ましい。
【0060】
このリフレッシュ動作のために感光体2に形成する画像パターンもパターン作成モジュール125から出力される。そのため、この動作を実行するときのトナー消費量についても、当該テストパターンに対応するテストパターンオフセット値Tot3として予め求められ、メモリ127に格納されており、以下に説明する図7に示すトナーカウント動作(2)を実行することにより、その動作終了時のトナー残量Trが求められる。
【0061】
図7はトナーカウント動作(2)を示すフローチャートである。すなわち、このトナーカウント動作(2)では、まず、動作に対応するテストパターンオフセット値Totnをメモリ127から抽出する(ステップS141)。すなわち、画像形成条件調整動作であれば、テストパターンオフセット値Tot1が抽出され、テストパターン形成動作であれば、テストパターンオフセット値Tot2が抽出され、リフレッシュ動作であれば、テストパターンオフセット値Tot3が抽出される。このように、このトナーカウント動作(2)では、トナー像として感光体2上に付着するトナー量は、計算によらず単に画像パターンに応じたオフセット値として与えられる。
【0062】
こうして、トナー像として感光体2上に付着したトナー量がわかれば、以後の動作は図5に示すトナーカウント動作(1)と同じである。すなわち、現在までのトナー残量Trをメモリ127から読み出し、その値から上記オフセット値Totnおよび駆動オフセット値Todnを差し引くことで、その動作実行後のトナー残量Trが求められる(ステップS142〜S146)。そして、その値Trが最少トナー量Tminを下回っていれば、トナーエンドと判定される(ステップS147,S148)。以上のようにして、画像形成条件調整動作、テストパターン形成動作、リフレッシュ動作を実行した後のトナー残量Trが求められる。
【0063】
なお、上記画像形成条件調整動作、テストパターン形成動作、リフレッシュ動作では、形成する画像パターンが決まっているので、駆動オフセット値Todnも一定と考えられる。そこで、テストパターンオフセット値Totnおよび駆動オフセット値Todnの和(Totn+Todn)に対応するオフセット値Tonを各形成パターンに対応してメモリ127に格納しておき、トナーカウント動作(2)では、形成したパターンに対応するオフセット値Tonをメモリ127から抽出してトナー残量の計算に用いるようにしてもよい。
【0064】
(トナーまぶし動作)
また、この装置では、上記非通常モードでの動作として、トナーまぶし動作を実行する。クリーニングブレード51(図1)は、一般に硬質ゴムなどで形成されており、比較的大きい摩擦抵抗を持っている。従って、新品のときにそのまま使用を開始すると、回転する感光体2との摩擦によってブレードが巻き上がってしまう虞がある。そこで、トナーまぶし動作により予めトナーをクリーニングブレード51に付着させて摩擦抵抗を低下させるようにしている。このトナーまぶし動作は、装置が新品のときやクリーニングブレード51が交換されたときに実行される。
【0065】
このトナーまぶし動作では、帯電ユニット3により帯電された感光体2の表面にロータリー現像ユニット4からトナーが供給される。すなわち、感光体2上には静電潜像は形成されない。そこで、この動作を実行したときのトナー消費量を定常オフセット値T1として予め実験的に求めておき、その値をメモリ127に格納している。トナーまぶし動作でのトナーカウントは、後述する図8のトナーカウント動作(3)に従って行われる。
【0066】
(プレまぶし動作)
また、この装置では、上記非通常モードでの動作として、上記トナーまぶし動作に類似するプレまぶし動作を上記した通常の画像形成動作の実行に先だって行っている。すなわち、プレまぶし動作は、クリーニングブレード51(図1)との当接による感光体2の摩耗を防止するため、微量のトナーを感光体2表面に付着させる動作である。このときのトナー消費量も予め求められて定常オフセット値T2としてメモリ127に格納されており、プレまぶし動作でのトナーカウントも、後述する図8のトナーカウント動作(3)に従って行われる。このプレまぶし動作で使用するトナーは1色のみでよいが、目立ちにくく後に形成する画像を汚さないという点ではイエロー色が好ましい。また、現像器を切り換えるための現像ユニット4の回転駆動を少なくするためには、通常の画像形成動作において最初に使用されるトナー色(第1色)であるのが好ましい。これらのことから、通常の画像形成では、イエロー色をその第1色とするのが合理的である。
【0067】
(空回転動作)
また、この装置では、上記非通常モードでの動作として、空回転動作を実行する。画像形成時には、現像器4K、4C、4M、4Yに内蔵されるトナー収容部から現像ローラ40K、40C、40M、40Yにトナーが供給され、その現像ローラ40K、40C、40M、40Yから感光体2にトナーが供給されて、静電潜像が顕像化されてトナー像が形成される。このとき、現像器4K、4C、4M、4Y内のトナーが偏在したり、帯電不足となって劣化すると、感光体2へのトナー供給や、トナー像形成が好適に行われなくなり、画像品質が低下することとなる。そこで、この装置では、所定のタイミングで(例えば所定の現像器駆動時間毎や所定の印字枚数毎に)、現像器4K、4C、4M、4Yおよび現像ローラ40K、40C、40M、40Yの空回転動作を行って内蔵するトナーを攪拌することにより、トナーの偏在や劣化を防止するようにしている。
【0068】
現像器4K、4C、4M、4Yおよび現像ローラ40K、40C、40M、40Yの空回転動作を行うと、微量ではあるが、その回転時間に応じた量のトナーが現像器4K、4C、4M、4Yから漏れ出してしまうことが避けられない。そこで、現像器4K、4C、4M、4Yの空回転動作を実行したときのトナー消費量を定常オフセット値T3とし、現像ローラ40K、40C、40M、40Yの空回転動作を実行したときのトナー消費量を定常オフセット値T4として予め実験的に求めておき、それらの値をメモリ127に格納している。空回転動作でのトナーカウントは、以下に説明する図8のトナーカウント動作(3)に従って行われる。
【0069】
図8はトナーカウント動作(3)を示すフローチャートである。このトナーカウント動作(3)では、動作に対応する定常オフセット値Tnをメモリ127から抽出し、その抽出した定常オフセット値Tnを直前のトナー残量から差し引くことで、現像器内のトナー残量を求めている。すなわち、このトナーカウント動作(3)では、まず、動作に対応する定常オフセット値Tnをメモリ127から抽出する(ステップS21)。すなわち、トナーまぶし動作ではオフセット値T1を抽出し、プレまぶし動作ではオフセット値T2を抽出し、現像器4K、4C、4M、4Yの空回転動作ではオフセット値T3を抽出し、現像ローラ40K、40C、40M、40Yの空回転動作ではオフセット値T4を抽出する。
【0070】
以後の動作は駆動オフセット値がないことを除けば、図7に示すトナーカウント動作(2)と同じである。すなわち、現在までのトナー残量Trをメモリ127から読み出し、その値から上記抽出した定常オフセット値Tnを差し引くことで、上記各動作実行後のトナー残量Trが求められる(ステップS22〜S24)。そして、その値Trが最少トナー量Tminを下回っていれば、トナーエンドと判定される(ステップS25,S26)。以上のようにして、トナーまぶし動作、プレまぶし動作、空回転動作を実行した後のトナー残量Trが求められる。
【0071】
このように、この実施形態では、テストパターンオフセット値Totnおよび駆動オフセット値Todnの和(Totn+Todn)が、画像形成条件調整動作、テストパターン形成動作、リフレッシュ動作で消費されるトナー量であり、本発明の「第2トナー量」に相当する。また、定常オフセット値T1,T2,T3,T4が、トナーまぶし動作、プレまぶし動作、各空回転動作で消費されるトナー量であり、本発明の「第2トナー量」に相当する。そして、このトナー量を積算した値が本発明の「第2積算値」に相当する。また、トナー残量Trの初期値Tr0(すなわち出荷時における現像器のトナー装填量)と現在のトナー残量Trとの差(Tr0−Tr)が、そのときまでに消費されたトナー量に対応し、本発明の「第1積算値および第2積算値の合計」に相当する。
【0072】
以上のように、この実施形態では、メインコントローラ11からの画像信号に基づく通常の画像形成動作を実行したときには、画像信号に基づいて印刷ドットの個数をカウントし、そのカウント値に所定の係数を乗じて積算することにより、トナー消費量を求めている(トナーカウント動作(1);図5)。一方、通常の画像形成動作ではない非通常モードでの動作を実行したときには、当該動作により消費されるトナー量として予め求められたオフセット値をそのときのトナー消費量としている(トナーカウント動作(2);図7、トナーカウント動作(3);図8)。そのため、実行される動作に対応した適切な方法でトナーの消費量を求めることができ、各現像器におけるトナー消費量を精度よく求めることが可能である。しかも、各動作モードでのトナー消費量は計算のみによって求めることができるので、処理が簡単である。
【0073】
特に、非通常モードでの動作として複数の動作にそれぞれ対応するオフセット値をメモリ127に格納しておき、実行される動作に対応するオフセット値をメモリ127から抽出するようにしているので、種々の動作についてのトナー消費量を簡単に、かつ精度よく求めることができる。
【0074】
そして、こうしてそれぞれの動作について求めたトナー消費量を、各動作を実行する毎に直前のトナー残量から順次減算してゆくことによって、各時点における各現像器内のトナー残量を把握することができる。
【0075】
ところで、このような画像形成装置においては、トナー像の形成を安定して行うために、使用するトナーの性質が一定していることが望ましい。しかしながら、実際の装置においては、トナー像の形成を繰り返すうちにトナー像の画像濃度が次第に変化してゆく場合があることが知られており、このことからわかるように、トナーの性質は必ずしも一定ではなく、経時的に変化する場合がある。
【0076】
図9はトナーの粒径分布の変化を例示する図である。この種の画像形成装置に用いられるトナーでは、様々な粒径を有するトナー粒子が混在しているため、その粒径分布は一定の広がりを有している。一方、このような粒径分布を有するトナーを用いて画像形成を行うと、トナーの粒径の違いによって消費される確率が異なる、いわゆる選択現像という現象が知られている。
【0077】
この現象については実験的にも確認されている。図9(a)は、現像器内の全トナーのうちその粒径が5μm以下の小粒径トナーが占める割合(体積%)が、画像形成を繰り返し行ったときにどのように変化するかを実測した結果の一例を示すものである。また、図9(b)は、そのときの現像器内に残存するトナーの体積平均粒径の変化を示すものである。図9(a)に示すように、画像形成を長期間にわたって行いトナー消費量が増加するにつれて、小粒径トナーの割合が次第に低下しており、これと対応して、図9(b)に示す体積平均粒径は次第に増加してゆく。このことから、画像形成を行うことによって様々な粒径のトナーが一様に消費されるのではなく、当初は粒径の小さいトナーが優先的に消費されていることがわかる。このように、画像形成を繰り返し、トナー消費量が増えるにつれて、現像器内のトナーの粒径のばらつきの程度、すなわちトナーの粒径分布も次第に変化してゆくこととなる。
【0078】
また、この種の画像形成装置では、上記したように画像濃度に影響を与える画像形成条件を調整することで画像濃度を制御しているが、画像形成条件の変更設定によりオフセット値が変化することがある。
【0079】
このため、オフセット値Todn、Totn、Tnを予め固定的に設定していたのでは、算出されたトナー消費量と実際の値との間に食い違いが生じ、的確なタイミングでトナー補給を行うことが難しくなる場合がある。そこで、オフセット値の経時変化によらず、より高い精度でトナー消費量を求めることのできる技術の確立が求められる。
【0080】
このような課題を解決してトナー消費量の算出精度をより一層高めるためには、使用するトナーの性質の経時変化や画像形成条件に応じてCPU124によりオフセット値を適宜変更設定するようにすればよい。具体的には、(1)オフセット値を装置の動作状況に応じて変更設定したり、(2)オフセット値をトナーの使用履歴に応じて変更設定したり、(3)オフセット値をトナー像を形成するための画像形成条件に応じて変更設定することで、より高い精度でトナー消費量を求めることができる。すなわち、使用しているトナーの性質は上記したように経時変化するが、それについては装置の動作状況やトナーの使用履歴を検討することにより求めることができる。したがって、トナーの性質の経時変化を装置の動作状況やトナーの使用履歴と対応させ、オフセット値を適宜変更設定しているので、トナー消費量を精度良く求めることが可能となる。また、画像形成条件が変化した場合も、オフセット値が変化するのに応じて変更設定しているので、常に画像形成条件に対応したオフセット値が設定されることとなり、トナー消費量を精度良く求めることが可能となる。このように、この実施形態では、CPU124が本発明の「オフセット値設定手段」に相当する。
【0081】
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記した実施形態では、ドットカウンタ200を独立した機能ブロックとして構成しているが、例えば、ドットカウンタを、メインコントローラ11またはエンジンコントローラ12のいずれかに設けたCPUで実行されるプログラムとしてソフトウェア上で実現するようにしてもよい。
【0082】
また、例えば、上記した実施形態では、メインコントローラ11に設けたドットカウンタ200によるカウント値と、非通常モードでの各動作に対応するオフセット値とに基づいてエンジンコントローラ12のCPU124がトナー消費量を計算するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、メインコントローラ11のCPU111がエンジンコントローラ12からオフセット値を受け取ってトナー消費量を計算するようにしてもよく、また、ドットカウンタ200をエンジンコントローラ12側に設けてもよい。
【0083】
また、例えば、上記した実施形態では、通常の画像形成動作において1枚分の画像を形成する毎にトナー残量を求めているが、トナー残量を求めるタイミングはこれに限定されるものでなく任意である。例えば、複数枚の画像に対応する画像形成要求があったときには、それら全ての画像を形成した後や所定枚数の画像を形成する毎にトナー残量を求めるようにしてもよい。
【0084】
また、例えば、上記した実施形態では、トナー残量Trが最少トナー量Tminを下回ったときにトナーエンドと判定するように構成されているが、計算により求めたトナー消費量またはトナー残量に基づいて、他の制御を行うことが可能である。例えば、上記した画像形成条件調整動作を実行するタイミングをトナー残量に基づいて決定するようにしてもよい。すなわち、トナー残量が所定値に達したときに画像形成条件調整動作を実行するようにしてもよい。現像器内のトナー特性は次第に変化してゆき、これに伴って画像濃度も変動することがあるから、トナー残量の多少によって画像形成条件調整動作の実行タイミングを決定することは、画像濃度の安定を図る上で有効である。また、例えば、クリーニング部5のクリーニングブレード51により感光体2から除去されてクリーニング部5の廃トナータンク(図示省略)に回収されたトナーの量を、消費されたトナーの総量から推定し、その値に基づいて廃トナータンクの空き容量を見積もるようにしてもよい。
【0085】
また、上記した実施形態は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナーを用いてフルカラー画像を形成可能に構成された画像形成装置であるが、使用するトナー色およびその色数はこれに限定されるものでなく任意であり、例えばブラックトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装置に対しても本発明を適用することが可能である。
【0086】
さらに、上記実施形態では、装置外部から画像データを受信し、その画像データに対応した画像信号に基づき画像形成動作を実行するプリンタに本発明を適用しているが、ユーザの画像形成要求、例えばコピーボタンの押動に応じて装置内部で画像信号を作成し、その画像信号に基づき画像形成動作を実行する複写機や、通信回線を介して与えられた画像データを受信して画像形成動作を実行するファクシミリ装置に対しても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図。
【図2】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。
【図3】ドットカウンタの構成を示すブロック図。
【図4】ドットカウント手順を説明する図。
【図5】トナーカウント動作(1)を示すフローチャート。
【図6】画像形成条件調整動作を示すフローチャート。
【図7】トナーカウント動作(2)を示すフローチャート。
【図8】トナーカウント動作(3)を示すフローチャート。
【図9】トナーの粒径分布の変化を例示する図。
【符号の説明】
2…感光体(像担持体)、11…メインコントローラ、12…エンジンコントローラ、111…CPU、124…CPU(オフセット値設定手段)、125…パターン作成モジュール、127…メモリ(記憶手段)、200…ドットカウンタ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for determining toner consumption in an image forming apparatus that forms an image using toner.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In an image forming apparatus such as a printer, a copying machine, and a facsimile apparatus that forms an image using toner, it is necessary to grasp the amount of toner consumption or the amount of toner remaining for maintenance such as toner supply. In view of this, the present applicant has already disclosed a toner consumption detection method and apparatus capable of accurately calculating the toner consumption with a simple configuration (see Patent Document 1). In this detection method and apparatus, in view of the fact that the relationship between the value of a print dot and the amount of toner consumed is non-linear and changes depending on the state of a print dot adjacent to the print dot, the print dot row is divided into two isolated dots. The pattern is divided into three patterns of dots and intermediate value dots, the number of the formed patterns is counted for each of these patterns, and the toner consumption is calculated based on the counted value.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-174929 (page 4)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-mentioned conventional patent document 1, the toner consumption in the normal image forming operation can be obtained by using the printing dots, but the operation in the non-normal mode other than the normal image forming operation is completely considered. Absent. However, since an operation in which toner is eventually consumed even in an operation in the non-normal mode can be considered, the toner consumption cannot be accurately obtained unless such an operation is considered.
[0005]
SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to provide an image forming apparatus capable of accurately calculating a toner consumption by considering toner consumption in an operation other than a normal image forming operation. It is intended to provide a calculation method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an image forming apparatus according to the present invention consumes a normal toner image forming operation in an image forming apparatus that forms a toner image on an image carrier based on input image data. The toner based on the sum of the first integrated value obtained by integrating the first toner amount and the second integrated value obtained by integrating the second toner amount consumed during the operation in the non-normal mode other than the normal toner image forming operation. It is characterized by finding the amount of consumption.
[0007]
According to the invention configured as described above, the first integrated value obtained by integrating the first toner amount consumed at the time of the normal toner image forming operation and the first integrated value at the time of the operation in the non-normal mode which is not the normal toner image forming operation Since the amount of toner consumed in the entire apparatus is obtained from the sum of the second integrated value obtained by integrating the second toner amount consumed in the printer, the toner consumption amount can be obtained with high accuracy.
[0008]
Further, a storage unit for storing an offset value set in advance in correspondence with the non-normal mode may be further provided, and the offset value may be used as the second toner amount. That is, the amount of toner consumed in the non-normal mode can be obtained experimentally in advance. Therefore, if the toner amount is stored in the storage unit as an offset value, the second toner amount can be easily obtained.
[0009]
Note that this offset value is not limited to a single value. That is, "the operation in the non-normal mode other than the normal toner image forming operation" is an operation that results in the consumption of toner, and a plurality of operations are considered. It is considered that the toner amounts differ from each other. Therefore, offset values respectively set corresponding to a plurality of operations as operations in the non-normal mode are stored in storage means, and when the operations in the non-normal mode are executed, the operations correspond to the operations. An offset value may be extracted from the storage unit, and the extracted offset value may be used as the second toner amount. As a result, the second toner amount consumed in each operation in the non-normal mode is integrated, so that the toner consumption amount can be obtained with higher accuracy.
[0010]
The plurality of operations in the non-normal mode include, for example, an image forming condition adjusting operation performed by forming a patch image, a toner spraying operation performed when the power of a new apparatus is first turned on, and toner deterioration. If at least two of the refresh operation for preventing the toner and the idling operation of the toner container for agitating the contained toner for preventing the deterioration of the toner and the uneven distribution of the toner are included, at least two operations are included in the included operations. The second toner amount to be used can be considered, and the toner consumption amount can be accurately obtained.
[0011]
Further, the offset value may be affected by the properties of the toner and image forming conditions. Among them, the properties of the toner can be obtained by examining the operation status of the apparatus and the usage history of the toner. Therefore, in the present invention, the offset value may be appropriately changed and set by associating the time-dependent change in the properties of the toner with the operation state of the apparatus and the history of toner use. In this case, even if the properties of the toner change, the offset value is set according to the change, so that the toner consumption can be accurately obtained.
[0012]
Also, when the image forming condition changes, the offset value may change. Therefore, in the present invention, since the offset value is changed and set in accordance with the image forming condition, the offset value corresponding to the image forming condition is always set, and the toner consumption can be obtained with high accuracy.
[0013]
In addition, in order to obtain the first toner amount consumed during the normal toner image forming operation, for example, the number of print dots forming the toner image is counted based on the image data, and based on the count value. You can ask. By doing so, the first toner amount can be obtained only by calculation, so that a sensor or the like for measuring the toner amount is not required, and the apparatus configuration and control can be simplified.
[0014]
In addition, since the amount of toner consumption can be accurately determined by the above-described method, the degree of toner reduction in the apparatus can be accurately grasped. Therefore, a determination function may be provided for determining that the toner is exhausted when the toner consumption thus obtained exceeds a predetermined value. This predetermined value can be determined based on the amount of toner initially contained in the apparatus and the minimum amount of toner required in the apparatus to form an image with a predetermined image quality in the apparatus.
[0015]
According to another aspect of the present invention, there is provided a method for calculating a toner consumption amount, in an image forming apparatus which forms a toner image on an image carrier based on input image data, in a normal toner image forming operation. Determining a first toner amount consumed during the operation based on the image data, and determining a second toner amount consumed during an operation in a non-normal mode that is not a normal toner image forming operation. The total consumed toner amount is obtained based on the sum of a first integrated value obtained by integrating the first toner amount and a second integrated value obtained by integrating the second toner amount.
[0016]
According to the invention configured as described above, the first toner amount consumed during the normal toner image forming operation and the second toner amount consumed during the non-normal mode operation that is not the normal toner image forming operation The amount can be obtained individually by a method according to each toner consumption mode, and the first integrated value obtained by integrating the first toner amount and the second integrated value obtained by integrating the second toner amount are added up. In addition, the total amount of consumed toner can be accurately and easily obtained.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention. FIG. 2 is a block diagram showing an electrical configuration of the image forming apparatus of FIG. This image forming apparatus forms a full-color image by superimposing four color toners of yellow (Y), magenta (M), cyan (C), and black (K), or uses only black (K) toner. To form a monochrome image. In this image forming apparatus, when a print command and image data are given to the main controller 11 of the control unit 1 from an external device such as a host computer, the main controller 11 outputs a control command to each unit of the device and outputs the given image. Based on the data, an image signal is generated for each toner color that represents an image to be formed as a print dot array of multiple gradation levels, and is output to the engine controller 12. Then, in response to a command from the main controller 11, the engine controller 12 controls each part of the engine EG to form an image corresponding to the image signal on the sheet S.
[0018]
In this engine EG, the photoconductor 2 is provided rotatably in the arrow direction D1 in FIG. A charging unit 3, a rotary developing unit 4, and a cleaning unit 5 for charging the surface of the photoconductor 2 to a predetermined surface potential are arranged around the photoconductor 2 along the rotation direction D1. The charging unit 3 is applied with a charging bias from the charging bias generation unit 121 and uniformly charges the outer peripheral surface of the photoconductor 2.
[0019]
Then, the light beam L is emitted from the exposure unit 6 toward the outer peripheral surface of the photoconductor 2 charged by the charging unit 3. As shown in FIG. 2, the exposure unit 6 is electrically connected to an exposure power control unit 123, and based on a modulation signal corresponding to an image signal given via an image signal switching unit 122, the exposure power control unit Reference numeral 123 controls each part of the exposure unit 6, and exposes the photoconductor 2 with the light beam L to form an electrostatic latent image on the photoconductor 2 corresponding to an image signal.
[0020]
For example, based on a command from the CPU 124 of the engine controller 12, when the image signal switching unit 122 is conducting with the pattern creation module 125 (operation in an unusual mode described later), the image is output from the pattern creation module 125. A modulation signal corresponding to the image pattern is provided to the exposure power control unit 123, and an electrostatic latent image is formed.
[0021]
On the other hand, when the image signal switching unit 122 is in conduction with the CPU 111 of the main controller 11 (a normal image forming operation described later), the image signal supplied from an external device such as a host computer via the interface 112 is modulated. The signal generator 210 performs, for example, pulse width modulation (PWM), and the modulated signal is supplied to the exposure power controller 123. Then, the photoconductor 2 is exposed by the light beam L based on the modulation signal, and an electrostatic latent image corresponding to the image signal is formed on the photoconductor 2. The modulation method is not limited to PWM, and various pulse modulation methods such as pulse amplitude modulation (PAM) can be adopted.
[0022]
The electrostatic latent image thus formed is visualized by the rotary developing unit 4. That is, in this embodiment, as the developing unit 4, a developing unit 4K for black, a developing unit 4C for cyan, a developing unit 4M for magenta, and a developing unit 4Y for yellow are provided rotatably about the axis. . The developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y are rotationally positioned, and the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y are selectively provided with respect to the photosensitive member 2. The toner of the selected color is supplied to the surface of the photoreceptor 2 from the developing roller by the developing roller 126 being applied with a developing bias by the developing bias generating unit 126. Thus, the electrostatic latent image on the photoconductor 2 is visualized in the selected toner color. Thus, in this embodiment, the photoconductor 2 functions as the “image carrier” of the present invention.
[0023]
The toner image developed by the developing unit 4 as described above is primarily transferred onto the intermediate transfer belt 71 of the transfer unit 7 in the primary transfer area TR1. Further, a cleaning unit 5 is disposed at a position in the circumferential direction (rotational direction D1 in FIG. 1) from the primary transfer area TR1, and the toner remaining on the outer peripheral surface of the photoconductor 2 after the primary transfer. Is scraped off by the cleaning blade 51. Further, the surface potential of the photoconductor 2 is reset by a charge removing unit (not shown) as necessary.
[0024]
The transfer unit 7 includes an intermediate transfer belt 71 stretched over a plurality of rollers, and a driving unit (not shown) for driving the intermediate transfer belt 71 to rotate. When the color image is transferred to the sheet S, the color image is formed by superimposing the toner images of each color formed on the photoreceptor 2 on the intermediate transfer belt 71, and a predetermined secondary transfer area TR2 is formed. , The color image is secondarily transferred onto the sheet S taken out of the cassette 8. Further, the sheet S on which the color image is formed is conveyed via the fixing unit 9 to a discharge tray provided on the upper surface of the apparatus main body. After the secondary transfer, the toner remaining on the intermediate transfer belt 71 is removed from the intermediate transfer belt 71 by a cleaning unit (not shown).
[0025]
Further, a patch sensor PS is disposed to face the surface of the intermediate transfer belt 71, and when performing an image forming condition adjusting operation described later, the optical density of the patch image formed on the outer peripheral surface of the intermediate transfer belt 71 is determined. Measure.
[0026]
Further, as shown in FIG. 2, the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y are provided with unit-side communication units 41K, 41C, 41M, and 41Y, respectively, and the unit-side communication units 41K, 41C, 41M, and 41Y are provided. Are electrically connected to the memories 42K, 42C, 42M, and 42Y, respectively. The memories 42K, 42C, 42M, and 42Y store various data relating to the production lots, use histories, characteristics of the built-in toner, the remaining amount of the toner, and the like of each of the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y. Further, the apparatus main body is provided with a main body side communication unit 128 electrically connected to the CPU 124.
[0027]
When the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y of the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y are selectively positioned opposite to the photoconductor 2, the unit-side communication unit of the selected developing device is It is configured to face the main body side communication unit 128 within a predetermined distance, for example, within 10 mm, and can transmit and receive data in a non-contact state with each other by wireless communication such as infrared rays. As a result, the CPU 124 manages various types of information such as detection of mounting of the developing device, detection of a new product, and management of life.
[0028]
In this embodiment, data is transmitted and received in a non-contact manner using electromagnetic means such as wireless communication. However, for example, connectors are provided on the apparatus main body and each of the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y. When each of the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y is selectively positioned to face the photoconductor 2, the connector of the apparatus main body is mechanically fitted with the connector of the developing device to transmit and receive data mutually. It may be performed. The memories 42K, 42C, 42M, and 42Y are preferably non-volatile memories that can store data even when the power is off or the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y are removed from the apparatus main body. As the non-volatile memory, for example, an EEPROM such as a flash memory, a ferroelectric memory (Ferroelectric RAM), or the like can be used.
[0029]
In FIG. 2, an image memory 113 provided in the main controller 11 is for storing image data given via an interface 112 from an external device such as a host computer. Further, the memory 127 provided in the engine controller 12 includes a ROM for storing a control program executed by the CPU 124 and a RAM for temporarily storing a calculation result in the CPU 124, control data for controlling the engine EG, and the like. Become. Further, a dot counter 200 is provided in the main controller 11 of the image forming apparatus.
[0030]
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the dot counter. FIG. 4 is a diagram for explaining a counting procedure by the dot counter, and shows an example of a tone value of a printing dot. The dot counter 200 determines the type of print dots formed on the photoconductor 2 based on an image signal output from the main controller 11 to the engine controller 12 and counts the number of the print dots. More specifically, the dot counter 200 includes a comparison circuit 201, a determination circuit 202, and three counters 203 to 205.
[0031]
As shown in FIG. 3, an image signal given to the engine controller 12 from the CPU 111 of the main controller 11 is input to the comparison circuit 201. Then, the comparison circuit 201 compares the gradation level of the image signal corresponding to each print dot with predetermined thresholds L1 and L2. The threshold value L1 is set to a value close to the gradation 0 (that is, 1/63 of the maximum gradation MAX), and the threshold value L2 is set to a value close to the maximum gradation MAX (that is, 48 / MAX of the solid image). 63). Then, the comparison circuit 201 outputs the value “11” to the determination circuit 202 when the gradation level is equal to or larger than the threshold L2, and outputs the value “00” when the gradation level is smaller than the threshold L1. In response to this, the determination circuit 202 determines the continuous state of each print dot, that is, whether or not there is a dot adjacent to the target print dot, and outputs a signal corresponding to the result to the subsequent counters 203 to 205. Output to
[0032]
The operation of the determination circuit 202 will be described in more detail. The discriminating circuit 202 outputs a signal “1” to the counter 203 every time an output signal “11” indicating that a print dot having a gradation level equal to or larger than the threshold value L2 is output from the comparing circuit 201. Therefore, the counter 203 accumulates the number C1 of print dots having gradation levels equal to or greater than the threshold L2. In FIG. 4, print dots 1, 2, 3, 6, and 13 correspond, and C1 = 5.
[0033]
In addition, the determination circuit 202 outputs a signal “1” to the counter 204 when three or more print dots having a gradation level equal to or greater than the threshold L2 continue. Therefore, the counter 204 accumulates the number C2 of three or more continuous dots. In FIG. 4, print dots 1 to 3 correspond, and C2 = 1.
[0034]
Further, a signal “1” is output to the counter 205 when there are no dots equal to or larger than the threshold value L1 on the left and right of the target print dot, that is, when the print dot is an isolated dot. Therefore, the number C3 of the isolated dots is accumulated in the counter 205. In FIG. 4, print dots 6 and 13 correspond to isolated dots, and C3 = 2.
[0035]
In this way, each of the counters 203 to 205 accumulates the number C1 of high tone print dots, the number C2 of three or more continuous dots and the number C3 of isolated dots among them, and for example, one color toner These values are stored in the memory 211 each time one image is formed. These values are transmitted from the memory 211 to the CPU 124 of the engine controller 12 at a predetermined timing (for example, when the formation of toner images of four colors is completed or when data is requested from the CPU 124), and stored in the memory 127 as necessary. Then, it is used for calculating the remaining amount of toner described later.
[0036]
In the image forming apparatus configured as described above, when a print command is given from an external device such as a host computer, a normal image forming operation for forming an image corresponding to the print command is executed. Specifically, a print command, which is an image formation request from an external device, and image data corresponding to the content of an image to be formed are input to the main controller 11 via the interface 112. The CPU 111 of the main controller 11 separates the received image data for each toner color, develops the image data into image signals having multiple gradation levels, and converts the image signals through the modulation signal generation unit 210 to the engine controller 12. Output to In response to this, the CPU 124 of the engine controller 12 controls each part of the engine EG to execute the above-described series of image forming operations, whereby a desired image is formed on the sheet S. At this time, the image signal switching unit 122 is connected so that an image signal from the main controller 11 is sent to the exposure power control unit 123 in response to a command from the CPU 124.
[0037]
FIG. 5 is a flowchart illustrating a toner counting operation when a normal image forming operation is performed. In this image forming apparatus, the CPU 124 of the engine controller 12 executes the toner counting operation (1) shown in FIG. The remaining amount of toner of the device 4Y and the like is calculated. Here, a method of obtaining the remaining amount of toner in the developing device 4Y will be described using the yellow color as an example, but the operation is the same for other toner colors.
[0038]
In the toner counting operation (1) in FIG. 5, first, the count values C1, C2, and C3 of the print dots by the dot counter 200 are obtained (step S1). Then, a value Ts obtained by multiplying each of these values by a predetermined coefficient is obtained (step S2). That is,
Ts = Kx · (K1 · C1 + K2 · C2 + K3 · C3)
It is. Here, Kx, K1, K2, and K3 are weighting coefficients set in advance for each toner color. In this way, the printing dots are grouped and counted for each continuous dot number, and each number is multiplied by a weighting coefficient and integrated, whereby the amount of toner adhering to the photoreceptor 2 as an image carrier is accurately determined. You can often ask for it. The method of calculating the amount of toner is described in detail in Patent Document 1 mentioned above, and thus the description thereof is omitted here.
[0039]
Next, the remaining toner amount Tr of the developing device 4Y stored in the memory 127 of the engine controller 12 is read (step S3). Then, a value obtained by subtracting the value Ts obtained above from this value Tr is set as a new toner remaining amount Tr (step S4).
[0040]
Further, it is known that in this type of image forming apparatus, a small amount of toner is consumed even when an image forming operation in which a white image, that is, no print dot is formed, is executed. This is because a part of the incompletely charged toner or the oppositely charged toner moves from the developing device 4Y onto the photoreceptor 2 during the image forming operation, or a part of the toner scatters inside the apparatus. When attached to an image, it is visually recognized as fog.
[0041]
In view of the fact that toner is lost due to such a phenomenon, in this embodiment, the drive offset value Tod corresponding to the drive time of the developing device is set. The drive offset value Tod is obtained by multiplying the drive time of the developing device 4Y by a value obtained by an experiment or the like in advance as a toner scattering amount per unit time in the developing device 4Y (step S5). Here, the driving time of the developing device 4Y may be a time during which a developing bias is applied to the developing device 4Y, or a developing roller 40Y that conveys the toner contained in the developing device 4Y to a position facing the photosensitive member 2. And the like can be used. In addition, if the paper size is constant, the developing device driving time per sheet is generally substantially constant. Therefore, the drive offset value Tod may be determined in advance for each paper size and stored in the memory 127. In this case, the drive offset value Tod corresponding to the formed image size may be extracted from the memory 127 in step S5.
[0042]
By subtracting the drive offset value Tod thus obtained from the remaining toner amount Tr obtained in step S4 (step S6), a new remaining toner amount Tr after forming one image is obtained. This value Tr is updated and stored in the memory 127 (step S7).
[0043]
As described above, the sum (Ts + Tod) of the product sum Ts of each dot count value C1 and the like and the weighting coefficient K1 and the like and the drive offset value Tod (Ts + Tod) is the amount of toner consumed when one sheet of image is formed. become. Then, the amount of toner consumed every time one image is formed is calculated and subtracted from the amount of toner remaining immediately before the image formation, thereby obtaining the remaining amount of toner Tr in the developing device 4Y at the present time (at the end of image formation). Can be requested.
[0044]
In this embodiment, the remaining toner amount in the developing device at each time is obtained by subtracting the toner consumption amount for each image from the initial toner storage amount of each developing device. Needless to say, this is in principle equivalent to calculating the total amount of consumed toner by integrating the toner consumption for each image. As described above, in this embodiment, the amount of toner consumed when one sheet of image is formed corresponds to the “first toner amount” of the present invention, and a value obtained by integrating this toner amount is the present invention. Corresponds to the “first integrated value”.
[0045]
Here, in the developing device 4Y or the like which is configured to be detachable from the apparatus main body, before each developing device is detached from the apparatus main body, the toner remaining amount Tr in the developing device determined above is stored in the memory 42Y. It is preferable that the information is stored in the storage device. When the developing device is mounted on the apparatus main body, the remaining amount of toner in the developing device stored in the memory 42Y or the like is read and used as an initial value of the remaining toner amount Tr in the toner counting operation (1). This facilitates the life management of the developing device. Of course, in a new developing device, the loaded amount of toner at the time of shipment of the developing device may be stored.
[0046]
Returning to FIG. 5, in this embodiment, the toner end of the developing device 4Y is determined based on the remaining amount Tr of the toner after image formation. That is, the remaining toner amount Tr obtained as described above is compared with the minimum toner amount Tmin preset for the developing device 4Y (step S8), and the remaining toner amount Tr falls below the minimum toner amount Tmin. If so, it is determined that the toner has run out, and the fact is notified to the main controller 11 (step S9). On the other hand, if the remaining toner amount Tr is equal to or more than the minimum toner amount Tmin, the toner counting operation ends.
[0047]
The minimum toner amount Tmin is the minimum amount of toner required for the developing device 4Y in order to form a good image using the developing device 4Y. That is, if an image is formed while the toner amount in the developing device is less than the value Tmin, there is a high possibility that serious image quality deterioration such as insufficient image density or blurring of the image occurs. Therefore, as described above, when the toner remaining amount Tr falls below the minimum toner amount Tmin, it is determined that the toner is out, so that it is possible to accurately grasp the replacement time of the developing device 4Y.
[0048]
The operation of the main controller 11 when receiving the notification of the toner end from the engine controller 12 is optional. For example, a message notifying the user of the toner end may be displayed on a display (not shown) to prompt the user to replace the developing device. At this time, the image forming operation may be further continued, or the image forming operation may be prohibited. Further, for example, when the developing device determined to be out of toner is other than the black developing device 4K, only the formation of a monochrome image using black toner may be permitted.
[0049]
By the way, in this image forming apparatus, some operations can be executed as operations in the non-normal mode other than the normal image forming operation described above. Then, the amount of toner consumed when each operation is executed is obtained in advance, and as described later, the test pattern offset value Totn (n is 1, 2, 3 in the present embodiment) or the steady offset value Tn (the present embodiment). In the embodiment, n is stored in the memory 127 as 1, 2, 3, 4). Hereinafter, these operations will be described in order.
[0050]
(Image formation condition adjustment operation)
FIG. 6 is a flowchart showing the image forming condition adjusting operation. The image forming condition adjusting operation is for adjusting the image forming conditions and controlling the image density to the target density at a predetermined timing such as immediately after the power of the apparatus is turned on or when the number of image forming sheets reaches the predetermined number. In this image forming condition adjusting operation, a patch image of a predetermined pattern is formed while changing and setting the developing bias as a density control factor affecting the image density in multiple stages (step S11). Next, at the timing when each patch image transferred on the intermediate transfer belt 71 is conveyed to a position facing the patch sensor PS, the respective image densities are detected by the patch sensor PS (Step S12), and the image densities are determined. The correlation with the developing bias is determined. Then, based on the correlation thus obtained, a value of the developing bias is calculated so that the image density matches the target density, and the calculated value is set as the optimum value of the developing bias (step S13).
[0051]
When the optimum value of the developing bias is determined in this way, the image forming is executed while setting the developing bias to the optimum value, so that the image can be formed at the target image density. It should be noted that, as such a density control technique, many techniques have been proposed conventionally, and any technique including these known techniques can be applied to the image forming condition adjusting operation of this embodiment. Here, detailed description is omitted.
[0052]
In the image forming condition adjusting operation, a plurality of patch images are formed as described above. Each patch image only needs to have a size (for example, several cm square) that can be detected by the patch sensor PS, and its pattern is relatively simple, such as a solid image or an image in which dots are regularly arranged. Things. Therefore, for such a patch image, a pattern can be independently created in the engine controller 12 without supplying an image signal from the main controller 11. In this embodiment, the pattern creation module 125 (FIG. 2) provided in the engine controller 12 has a function of creating a pattern as a patch image. That is, in the image forming condition adjustment operation, the CPU 124 outputs a control command to the pattern creation module 125 to output an image signal corresponding to the patch image, and controls the image signal switching unit 122 to output the pattern creation module 125. Is input to the exposure power control unit 123. As a result, an electrostatic latent image corresponding to the patch image pattern is formed on the photoconductor 2.
[0053]
The image forming condition adjusting operation is for adjusting the operating condition of the engine EG to obtain a desired image density, and can be performed independently of the operation of the main controller 11. Therefore, by generating the patch image pattern in the engine controller 12 in this manner, the main controller 11 does not need to be involved in the operation, and during that time, processing of an image to be formed next is executed. Thus, the processing efficiency of the main controller 11 can be improved.
[0054]
Executing the image forming condition adjusting operation also consumes the toner in the developing device. The toner consumption at this time cannot be obtained from the image signal from the main controller 11. Thus, in this embodiment, as shown in FIG. 6, after optimizing the developing bias, the amount of toner consumed in the image forming condition adjusting operation is obtained. Performs a different toner counting operation (2) (step S14).
[0055]
In the image forming condition adjusting operation, since the pattern of the patch image to be formed is known, it is possible to estimate in advance the amount of toner adhering to the photoconductor 2 as the patch image. Therefore, the toner amount is obtained in advance by an experiment, for example, and stored in the memory 127 as the test pattern offset value Tot1. Then, in the toner counting operation (2), every time a patch image is formed, the offset value Tot1 is subtracted from the immediately preceding toner remaining amount to determine the remaining toner amount in the developing device. This is a major difference from the dot counting operation (1) for obtaining the number of print dots from the image signal. The specific procedure of the toner counting operation (2) will be described later with reference to FIG.
[0056]
(Test pattern formation operation)
In this apparatus, as an operation in the non-normal mode, an operation of forming a toner image on the sheet S as a test pattern for a user to visually confirm image quality is executed. This test pattern is also output from the pattern creation module 125. For this reason, the toner consumption amount at the time of executing this operation is also obtained in advance as the test pattern offset value Tot2 corresponding to the test pattern and stored in the memory 127, and the toner count operation (2) shown in FIG. ), The remaining toner amount Tr at the end of the operation is obtained.
[0057]
(Refresh operation)
In this device, a refresh operation is performed as the operation in the non-normal mode. In the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y, the toner is supplied from the built-in toner container to the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y, and the toner layers formed on the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y are formed. The thickness is configured to be constant by the regulating blade. Note that, in FIG. 1, for convenience, only the regulating blade 43M of the developing device 4M is denoted by a reference numeral. Then, if image formation with a low image occupation ratio (ratio of the number of print dots to the total number of pixels constituting the toner image) continues, the amount of toner staying at the same location in the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y increases. In addition, the possibility that filming, which is a phenomenon in which an external additive of toner or the toner itself adheres to the surface of the developing roller or the regulating blade, increases.
[0058]
Therefore, in this apparatus, at a predetermined timing (for example, prior to execution of the image forming condition adjusting operation), an image having a preset pattern is formed on the photosensitive member 2 to thereby reduce the fatigue of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y. A refresh operation for restoring the state is performed. Due to the forced consumption of the toner by the refresh operation, the stagnation of the toner in the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y can be eliminated, thereby preventing the deterioration of the image quality due to the occurrence of filming. .
[0059]
The image pattern formed by this refresh operation is equal to the maximum image range that can be formed in the main scanning direction on the photoconductor 2 (the rotation axis direction of the photoconductor 2), the image occupation ratio is a relatively large value, and It is preferable that the print dots are distributed substantially uniformly in the main scanning direction.
[0060]
An image pattern formed on the photoconductor 2 for this refresh operation is also output from the pattern creation module 125. Therefore, the toner consumption amount when executing this operation is also obtained in advance as the test pattern offset value Tot3 corresponding to the test pattern and stored in the memory 127, and the toner counting operation shown in FIG. By executing (2), the remaining amount Tr of the toner at the end of the operation is obtained.
[0061]
FIG. 7 is a flowchart showing the toner counting operation (2). That is, in the toner counting operation (2), first, the test pattern offset value Totn corresponding to the operation is extracted from the memory 127 (step S141). That is, the test pattern offset value Tot1 is extracted for the image forming condition adjustment operation, the test pattern offset value Tot2 is extracted for the test pattern formation operation, and the test pattern offset value Tot3 is extracted for the refresh operation. Is done. As described above, in the toner counting operation (2), the amount of toner adhering to the photoconductor 2 as a toner image is simply given as an offset value according to the image pattern without calculation.
[0062]
If the amount of toner adhering to the photoreceptor 2 as a toner image is thus known, the subsequent operation is the same as the toner counting operation (1) shown in FIG. That is, the remaining toner amount Tr up to the present is read from the memory 127, and the offset value Totn and the drive offset value Todn are subtracted from the values, thereby obtaining the remaining toner amount Tr after the execution of the operation (steps S142 to S146). . If the value Tr is smaller than the minimum toner amount Tmin, it is determined that the toner has run out (steps S147 and S148). As described above, the remaining toner amount Tr after executing the image forming condition adjusting operation, the test pattern forming operation, and the refresh operation is obtained.
[0063]
In the image forming condition adjusting operation, the test pattern forming operation, and the refresh operation, since the image pattern to be formed is determined, the drive offset value Todn is also considered to be constant. Therefore, an offset value Ton corresponding to the sum (Totn + Todn) of the test pattern offset value Totn and the drive offset value Todn is stored in the memory 127 corresponding to each formation pattern, and the formed pattern is used in the toner counting operation (2). May be extracted from the memory 127 and used for calculating the remaining amount of toner.
[0064]
(Toner fogging operation)
In this apparatus, the toner spraying operation is performed as the operation in the non-normal mode. The cleaning blade 51 (FIG. 1) is generally formed of hard rubber or the like, and has a relatively large frictional resistance. Therefore, if the use is started as it is when it is new, the blade may be wound up due to friction with the rotating photoconductor 2. Therefore, the toner is applied to the cleaning blade 51 in advance by a toner spraying operation to reduce the frictional resistance. This toner spraying operation is executed when the apparatus is new or when the cleaning blade 51 is replaced.
[0065]
In this toner fogging operation, toner is supplied from the rotary developing unit 4 to the surface of the photoconductor 2 charged by the charging unit 3. That is, no electrostatic latent image is formed on the photoconductor 2. Therefore, the toner consumption amount when this operation is executed is experimentally obtained in advance as the steady offset value T1, and the value is stored in the memory 127. The toner count in the toner fogging operation is performed according to a toner counting operation (3) in FIG. 8 described later.
[0066]
(Pre-blinking operation)
In this apparatus, as an operation in the non-normal mode, a pre-glazing operation similar to the toner spraying operation is performed prior to the execution of the normal image forming operation. That is, the pre-spraying operation is an operation of attaching a small amount of toner to the surface of the photoconductor 2 in order to prevent abrasion of the photoconductor 2 due to contact with the cleaning blade 51 (FIG. 1). The toner consumption at this time is also obtained in advance and stored in the memory 127 as the steady offset value T2, and the toner count in the pre-flashing operation is also performed according to the toner counting operation (3) of FIG. The toner used in the pre-glazing operation may be only one color, but the yellow color is preferable from the viewpoint that the toner is not conspicuous and does not stain the image formed later. In order to reduce the rotational drive of the developing unit 4 for switching the developing device, it is preferable that the toner color (first color) used first in a normal image forming operation is used. From these facts, it is reasonable to use yellow as the first color in normal image formation.
[0067]
(Idling operation)
In this device, the idle rotation operation is performed as the operation in the non-normal mode. At the time of image formation, toner is supplied to the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y from the toner storage units incorporated in the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y, and the photosensitive members 2 are supplied from the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y. , And the electrostatic latent image is visualized to form a toner image. At this time, if the toner in the developing devices 4K, 4C, 4M, and 4Y is unevenly distributed or deteriorates due to insufficient charging, the toner supply to the photosensitive member 2 and the formation of the toner image are not properly performed, and the image quality is reduced. Will decrease. Therefore, in this apparatus, the idle rotation of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y and the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y is performed at a predetermined timing (for example, at a predetermined developing unit driving time or at a predetermined number of printed sheets). By performing the operation and agitating the built-in toner, uneven distribution and deterioration of the toner are prevented.
[0068]
When the idle rotation operation of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y and the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y is performed, a small amount of toner corresponding to the rotation time is generated. Leaking from 4Y is inevitable. Therefore, the toner consumption when the idle rotation operation of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y is executed is set as the steady offset value T3, and the toner consumption when the idle rotation operation of the developing rollers 40K, 40C, 40M, and 40Y is executed. The amount is experimentally obtained in advance as a steady offset value T4, and these values are stored in the memory 127. The toner counting in the idling operation is performed according to the toner counting operation (3) of FIG. 8 described below.
[0069]
FIG. 8 is a flowchart showing the toner counting operation (3). In this toner counting operation (3), the steady-state offset value Tn corresponding to the operation is extracted from the memory 127, and the extracted steady-state offset value Tn is subtracted from the immediately preceding toner remaining amount, thereby reducing the remaining toner amount in the developing device. I'm asking. That is, in the toner counting operation (3), first, the steady offset value Tn corresponding to the operation is extracted from the memory 127 (step S21). That is, the offset value T1 is extracted in the toner fogging operation, the offset value T2 is extracted in the pre-fogging operation, and the offset value T3 is extracted in the idling operation of the developing units 4K, 4C, 4M, and 4Y, and the developing rollers 40K and 40C are extracted. , 40M and 40Y, the offset value T4 is extracted.
[0070]
The subsequent operation is the same as the toner counting operation (2) shown in FIG. 7, except that there is no drive offset value. That is, the remaining toner amount Tr up to the present time is read from the memory 127, and the extracted steady-state offset value Tn is subtracted from the value to obtain the remaining toner amount Tr after each of the above operations (steps S22 to S24). If the value Tr is smaller than the minimum toner amount Tmin, it is determined that the toner has run out (steps S25 and S26). As described above, the remaining toner amount Tr after executing the toner spraying operation, the pre-spraying operation, and the idling operation is obtained.
[0071]
As described above, in this embodiment, the sum (Totn + Todn) of the test pattern offset value Totn and the drive offset value Todn is the toner amount consumed in the image forming condition adjustment operation, the test pattern formation operation, and the refresh operation. Corresponds to the “second toner amount”. Further, the steady offset values T1, T2, T3, and T4 are the toner amounts consumed in the toner spraying operation, the pre-spraying operation, and the idle rotation operations, and correspond to the “second toner amount” in the present invention. The value obtained by integrating the toner amounts corresponds to the “second integrated value” of the present invention. The difference (Tr0-Tr) between the initial value Tr0 of the remaining toner amount Tr (ie, the amount of toner loaded in the developing device at the time of shipment) and the current remaining amount of toner Tr corresponds to the amount of toner consumed up to that time. This corresponds to “the sum of the first integrated value and the second integrated value” of the present invention.
[0072]
As described above, in this embodiment, when a normal image forming operation based on the image signal from the main controller 11 is performed, the number of print dots is counted based on the image signal, and a predetermined coefficient is added to the count value. The toner consumption is obtained by multiplying and integrating (toner counting operation (1); FIG. 5). On the other hand, when an operation in a non-normal mode, which is not a normal image forming operation, is performed, an offset value obtained in advance as an amount of toner consumed by the operation is set as a toner consumption amount at that time (toner count operation (2 7), toner counting operation (3); FIG. 8). Therefore, the amount of toner consumption can be obtained by an appropriate method corresponding to the operation to be performed, and the amount of toner consumption in each developing device can be accurately obtained. In addition, the amount of toner consumption in each operation mode can be obtained only by calculation, so that the processing is simple.
[0073]
In particular, offset values corresponding to a plurality of operations are stored in the memory 127 as operations in the non-normal mode, and offset values corresponding to operations to be executed are extracted from the memory 127. It is possible to easily and accurately obtain the toner consumption amount for the operation.
[0074]
Then, the amount of toner consumption obtained for each operation is sequentially subtracted from the immediately preceding remaining amount of toner each time each operation is performed, thereby grasping the amount of toner remaining in each developing device at each time. Can be.
[0075]
Incidentally, in such an image forming apparatus, it is desirable that the properties of the toner used are constant in order to stably form the toner image. However, in an actual apparatus, it is known that the image density of the toner image may gradually change while the formation of the toner image is repeated. As can be seen from this fact, the property of the toner is not always constant. Instead, they may change over time.
[0076]
FIG. 9 is a diagram illustrating a change in the particle size distribution of the toner. In a toner used in this type of image forming apparatus, toner particles having various particle diameters are mixed, so that the particle diameter distribution has a certain spread. On the other hand, when an image is formed using a toner having such a particle size distribution, there is known a phenomenon called so-called selective development in which the probability of consumption is different due to the difference in the particle size of the toner.
[0077]
This phenomenon has been experimentally confirmed. FIG. 9A shows how the ratio (volume%) of the small particle size toner having a particle size of 5 μm or less in all the toners in the developing device changes when image formation is repeatedly performed. It shows an example of the result of actual measurement. FIG. 9B shows the change in the volume average particle diameter of the toner remaining in the developing device at that time. As shown in FIG. 9A, as the image formation is performed over a long period of time and the toner consumption increases, the ratio of the small particle size toner gradually decreases. The volume average particle size shown gradually increases. From this, it can be understood that toner having various particle diameters is not consumed uniformly by performing image formation, but toner having a small particle diameter is preferentially consumed initially. As described above, as the image formation is repeated and the toner consumption increases, the degree of variation in the particle size of the toner in the developing device, that is, the particle size distribution of the toner also gradually changes.
[0078]
Further, in this type of image forming apparatus, the image density is controlled by adjusting the image forming condition that affects the image density as described above, but the offset value may change due to the change setting of the image forming condition. There is.
[0079]
For this reason, if the offset values Todn, Totn, and Tn are fixedly set in advance, a discrepancy occurs between the calculated toner consumption and the actual value, and toner replenishment can be performed at an accurate timing. It can be difficult. Therefore, there is a need to establish a technology capable of obtaining the toner consumption amount with higher accuracy regardless of the temporal change of the offset value.
[0080]
In order to solve such a problem and further increase the accuracy of calculating the toner consumption, the offset value may be appropriately changed and set by the CPU 124 according to the change over time of the properties of the toner used and the image forming conditions. Good. Specifically, (1) the offset value is changed and set in accordance with the operation status of the apparatus, (2) the offset value is changed and set in accordance with the usage history of the toner, and (3) the offset value is set in the toner image. By changing and setting according to image forming conditions for forming, it is possible to obtain the toner consumption with higher accuracy. That is, although the properties of the toner used change with time as described above, it can be determined by examining the operation status of the apparatus and the usage history of the toner. Therefore, the change in the properties of the toner over time is made to correspond to the operation state of the apparatus and the usage history of the toner, and the offset value is appropriately changed and set, so that the toner consumption can be accurately obtained. Further, even when the image forming condition changes, the offset value is changed and set according to the change of the offset value, so that the offset value corresponding to the image forming condition is always set, and the toner consumption is accurately obtained. It becomes possible. As described above, in this embodiment, the CPU 124 corresponds to the “offset value setting unit” of the present invention.
[0081]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various changes other than those described above can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the dot counter 200 is configured as an independent functional block. However, for example, the dot counter may be configured as software executed by a CPU provided in either the main controller 11 or the engine controller 12. The above may be realized.
[0082]
Further, for example, in the above-described embodiment, the CPU 124 of the engine controller 12 reduces the toner consumption based on the count value of the dot counter 200 provided in the main controller 11 and the offset value corresponding to each operation in the non-normal mode. Although the calculation is performed, the invention is not limited thereto. For example, the CPU 111 of the main controller 11 may receive the offset value from the engine controller 12 and calculate the toner consumption. 200 may be provided on the engine controller 12 side.
[0083]
Further, for example, in the above-described embodiment, the remaining amount of toner is obtained every time one image is formed in the normal image forming operation. However, the timing of obtaining the remaining amount of toner is not limited to this. Optional. For example, when there is an image formation request corresponding to a plurality of images, the remaining toner amount may be obtained after forming all the images or every time a predetermined number of images are formed.
[0084]
Further, for example, in the above-described embodiment, the toner end is determined when the remaining toner amount Tr is less than the minimum toner amount Tmin, but the toner consumption amount or the remaining toner amount obtained by calculation is determined. Thus, other controls can be performed. For example, the timing at which the above-described image forming condition adjustment operation is performed may be determined based on the remaining amount of toner. That is, the image forming condition adjusting operation may be executed when the remaining amount of toner reaches a predetermined value. Since the toner characteristics in the developing device gradually change, and the image density may fluctuate accordingly, determining the execution timing of the image forming condition adjustment operation based on the remaining amount of the toner depends on the image density. This is effective in achieving stability. Further, for example, the amount of toner removed from the photoconductor 2 by the cleaning blade 51 of the cleaning unit 5 and collected in a waste toner tank (not shown) of the cleaning unit 5 is estimated from the total amount of consumed toner. The empty capacity of the waste toner tank may be estimated based on the value.
[0085]
In the above-described embodiment, the image forming apparatus is configured to be able to form a full-color image using four color toners of yellow, cyan, magenta, and black. The present invention is not limited to this, and is arbitrary. For example, the present invention can be applied to an apparatus that forms a monochrome image using only black toner.
[0086]
Further, in the above embodiment, the present invention is applied to a printer that receives image data from outside the apparatus and executes an image forming operation based on an image signal corresponding to the image data. An image signal is created inside the apparatus in response to the pressing of the copy button, and a copier that performs an image forming operation based on the image signal or receives image data given via a communication line to execute the image forming operation. It goes without saying that the present invention is also applicable to a facsimile machine to be executed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating an electrical configuration of the image forming apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a dot counter.
FIG. 4 is a diagram illustrating a dot counting procedure.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a toner counting operation (1).
FIG. 6 is a flowchart illustrating an image forming condition adjustment operation.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a toner counting operation (2).
FIG. 8 is a flowchart illustrating a toner counting operation (3).
FIG. 9 is a diagram illustrating a change in the particle size distribution of the toner.
[Explanation of symbols]
2 photoconductor (image carrier), 11 main controller, 12 engine controller, 111 CPU, 124 CPU (offset value setting means), 125 pattern creating module, 127 memory (storage means), 200 Dot counter

Claims (10)

入力される画像データに基づき像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置において、
通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を積算した第1積算値と、通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量を積算した第2積算値との合計に基づきトナー消費量を求めることを特徴とする画像形成装置。
In an image forming apparatus that forms a toner image on an image carrier based on input image data,
The first integrated value obtained by integrating the first toner amount consumed during the normal toner image forming operation and the second toner amount consumed during the operation in the non-normal mode which is not the normal toner image forming operation An image forming apparatus, wherein an amount of toner consumption is obtained based on a total of the integrated second integrated value.
前記非通常モードでの動作に対応して予め設定されたオフセット値を記憶する記憶手段をさらに備え、
当該オフセット値を前記第2トナー量とする請求項1記載の画像形成装置。
Further comprising a storage means for storing an offset value set in advance corresponding to the operation in the non-normal mode,
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the offset value is the second toner amount.
前記記憶手段は、前記非通常モードでの動作として複数の動作に対応してそれぞれ設定されたオフセット値を記憶しており、
前記非通常モードでの動作が実行されると、その動作に対応するオフセット値を前記記憶手段から抽出し、その抽出したオフセット値を前記第2トナー量とする請求項2記載の画像形成装置。
The storage unit stores an offset value set corresponding to each of a plurality of operations as the operation in the non-normal mode,
The image forming apparatus according to claim 2, wherein when the operation in the non-normal mode is performed, an offset value corresponding to the operation is extracted from the storage unit, and the extracted offset value is used as the second toner amount.
前記非通常モードでの複数の動作として、画像形成条件調整動作、トナーまぶし動作、リフレッシュ動作およびトナー収容部の空回転動作のうち少なくとも2つの動作が含まれる請求項3記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 3, wherein the plurality of operations in the non-normal mode include at least two operations of an image forming condition adjustment operation, a toner spraying operation, a refresh operation, and an idling operation of the toner storage unit. 前記オフセット値を、装置の動作状況に応じて変更設定するオフセット値設定手段をさらに備えた請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 2, further comprising an offset value setting unit configured to change and set the offset value according to an operation state of the apparatus. 前記オフセット値を、トナーの使用履歴に応じて変更設定するオフセット値設定手段をさらに備えた請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 2, further comprising an offset value setting unit configured to change and set the offset value according to a toner usage history. 前記オフセット値を、前記トナー像を形成するための画像形成条件に応じて変更設定するオフセット値設定手段をさらに備えた請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 2, further comprising an offset value setting unit configured to change and set the offset value according to an image forming condition for forming the toner image. 前記画像データに基づき前記トナー像を構成する印刷ドットの数をカウントし、そのカウント値に基づき前記第1トナー量を求める請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 1, wherein the number of print dots forming the toner image is counted based on the image data, and the first toner amount is calculated based on the count value. 求められた前記トナー消費量が所定値を超えたときにトナーエンドと判定する判定機能を有する請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 1, further comprising a determination function of determining that the toner is exhausted when the calculated toner consumption exceeds a predetermined value. 入力される画像データに基づき像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置において、
通常のトナー像形成動作の際に消費される第1トナー量を前記画像データに基づき求める工程と、
通常のトナー像形成動作ではない非通常モードでの動作の際に消費される第2トナー量を求める工程とを備え、
前記第1トナー量を積算した第1積算値および前記第2トナー量を積算した第2積算値の合計に基づいて、消費された全トナー量を求めることを特徴とする画像形成装置におけるトナー消費量の算出方法。
In an image forming apparatus that forms a toner image on an image carrier based on input image data,
Obtaining a first toner amount consumed during a normal toner image forming operation based on the image data;
Obtaining a second toner amount consumed in an operation in a non-normal mode which is not a normal toner image forming operation,
The toner consumption in the image forming apparatus, wherein the total consumed toner amount is obtained based on the sum of a first integrated value obtained by integrating the first toner amount and a second integrated value obtained by integrating the second toner amount. How to calculate the amount.
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