JP2004186104A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明光の色ムラを無くし、均一な色合いの良好な照明光を得ることができると共に、光量を増加することができるLEDランプを光源として用いる照明器具。
【解決手段】第1のLEDランプの光軸方向と、第1のLEDランプの近傍に配置される第2のLEDランプの光軸方向と異ならせて配設し、第1のLEDランプと第2のLEDランプの照明光の光軸が反射板上で略集合する構成として、照明光の光量を増加し、且つ均一な色合いの白色照明光を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】第1のLEDランプの光軸方向と、第1のLEDランプの近傍に配置される第2のLEDランプの光軸方向と異ならせて配設し、第1のLEDランプと第2のLEDランプの照明光の光軸が反射板上で略集合する構成として、照明光の光量を増加し、且つ均一な色合いの白色照明光を得る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LEDランプを光源とする照明器具に係り、色ムラが無い均一な照明光を得ることができる照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LEDランプを光源とする照明器具が注目され、例えば建築物と一体化されたLED光源の建築化照明器具等が提案されているが、LED光源の照明光は高い指向性を有し、例えば中心部分が青色光、周辺部分が黄色光のように色ムラを生ずるため、LED光源の照明器具に於いて照明光の色合いを均一化する技術が重要となる。
【0003】
LED光源を用いた照明器具の照明光の色合いを均一化する技術が開示されている公知文献として特許文献1がある。特許文献1には、LEDランプを所定の指向方向で配設し、そのLEDランプの前方に表面に微細な凹凸が形成された拡散板を設け、その拡散板でLEDランプの照明光の色調を略均一化する照明器具が開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2001−266606号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、照明器具に於いてはデザインや用途に応じて製品の多様性が強く要求され、それに応じて照明光の色合いを均一化することができる多様な技術が切望されている。また、光量を増加して効率的な照明を行えることも照明器具として極めて重要である。
【0006】
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、LEDランプを光源とする照明器具に於いて、照明光の色ムラを無くし、均一な色合いの良好な照明光を得ることができると共に、光量を増加して効率的な照明を行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明器具は、少なくとも、光軸方向が異なる角度となるように配設される複数のLEDランプと、反射板を備え、該複数のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする。例えば第1のLEDランプの光軸方向と、第1のLEDランプに近傍に配置される第2のLEDランプの光軸方向を異ならせ、第1と第2のLEDランプの光軸が反射板上で略集合する構成や、第1のLEDランプと、該反射板を挟んで対称位置に、第1のLEDランプに対応し且つ異なる光軸角度で設けられる第3のLEDランプを有し、第1と第3のLEDランプの光軸が反射板上で略集合する構成等とする。反射板上で複数のLEDランプの光軸を略集合させ、照明器具の照明光の光量を増加することができると共に、前記反射板の略集合箇所等に於ける照明光の混色で色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の良好な照明光を得ることができる。
【0008】
さらに、本発明の照明器具は、第1のLEDランプと、第1のLEDランプの近傍に配設される第2のLEDランプと、該反射板を挟んで対称位置に、第1のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第3のLEDランプと、第2のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第4のLEDランプとを備え、該第1乃至第4のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする。前記構成により、照明器具の照明光の光量の増加、照明光の色合いの均一化等の効果をより一層顕著に発揮できる。
【0009】
尚、前記複数のLEDランプを長手方向に並設し、前記光軸の略集合箇所を略線状に並列する照明器具とすると、細長の室内灯などに適用することが可能となって好適であり、又、複数のLEDランプの光軸を略一点に集合させる構成として、スポットライト等に使用してもよい。又、略線状に光軸の先端が反射板に並列するようにし、略線状に略集合が構成されるようにしてもよい。又、LEDランプの個数は、2以上の複数であれば3、4、5、6個など適宜である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の照明器具について図に於ける具体的な実施形態に基づき説明する。図1は第1実施形態の照明器具を示す縦断側面図である。
【0011】
第1実施形態の照明器具1は、図1に示すように、天井Cに埋め込まれて設けられる天井灯であり、紙面垂直方向を長手方向とする略細長箱形の収納部2を有し、収納部2は開口を下方に向けて天井Cに埋め込まれ、ボルト3及びナット4で固定され取り付けられている。収納部2の内部には、同様に紙面垂直方向を長手方向とする細長の基体5が内設されており、基体5には、略山形の突起或いは突条51を挟んで略凹溝形の筐体取付部52・52が設けられ、その上面は略弧状の反射板53になっている。
【0012】
筐体6は紙面垂直方向を長手方向とする略細長箱形であり、底板61及び略中間位置に架設されている取付板62を挟んで、一方に取付板62より下方位置に配線等に用いる開口63が形成されている側板64と、他方に開口がない側板65を有する。前記取付板62及び側板64、65に囲まれた略凹溝形の部分はLEDランプ7の収容部分になっており、紙面垂直方向を長手方向とする細長板のLED基板8上に、その長手方向に沿って複数のLEDランプ7が並設され、LEDランプ7はLED基板8を介在して取付板62に取り付けられ、筐体6の開口に向けて設けられている。各LEDランプ7は図に省略した配線及び回路構造により点灯・消灯するようになっている。
【0013】
LEDランプ7を収容する筐体6は、それぞれ筐体取付部52に収容され、突条51を挟んで上下に近傍位置で設けられており、各筐体6は開口がない方の側板65の外側面を突条51の側面に接触し、図に省略した取付具で筐体取付部52に固定されている。前記筐体6が取り付けられた状態では、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、上側のLEDランプ7と略同一位置で、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが、反射板53の所定位置、例えば図1の集合箇所F或いは集合領域に略集合するようになっており、換言すれば前記所定位置に光軸Lが略集合する所定角度で突条51の上側のLEDランプ7と下側のLEDランプ7が配設されている。更に、前記上側のLEDランプ7と下側のLEDランプ7は、紙面垂直方向の長手方向に複数組並設され、前記光軸Lの略集合箇所が略線状に並列されている。L1は例えば指向角半値幅の光など、明るさ強度が最大の正面光軸Lに対し所定の明るさ強度指向角の光である。
【0014】
更に、筐体6の開口63が形成されている側板64の外側には前記側板64の外側面に略沿って板バネ9が配設され、板バネ9は筐体6を突条51の方向へ付勢して、筐体6の側板65の外側面を突条51の側面に押圧して圧接しており、筐体6の突条51への面接触により、LEDランプ7の発熱に対する筐体6、基体5、収納部2へ至る放熱性が高い放熱経路を構成し、LEDランプ7或いは照明器具1の寿命の長期化を図っている。尚、基体5、筐体6、収納部2はアルミニウム等の放熱性が高い素材で形成されている。
【0015】
上記第1実施形態の照明器具1により、複数のLEDランプ7の光軸Lを反射板53上で複数のLEDランプ7の光軸を集合箇所Fに略集合させ、照明器具1の照明光の光量を増加することができると共に、前記反射板53の略集合箇所や反射板53のその他の位置の照明光の反射等により、例えば青色や黄色などのLEDランプ7の照明光を混色し、色調の平均化を図って色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の良好な照明光を得ることができる。
【0016】
次に、本発明の第2実施形態の照明器具1について説明する。図2は第2実施形態の照明器具を示す縦断側面図である。尚、第2実施形態の照明器具1で特に言及しない基本構成は、第1実施形態の照明器具1と同様である。
【0017】
第2実施形態の照明器具1は、図2に示すように、天井から吊り下げられて設置される天井灯であり、略細長箱形の収納部2が開口を下方に向けて配置され、ボルト3及びナット4で固定され取り付けられている。収納部2に内設されている基体5は、略弧状の反射板53と、反射板53の左右にそれぞれ別体で配置される、略山形の突起或いは突条51と突条51を挟んで形成されている略凹溝形の筐体取付部52を備える筐体保持部54とで構成されている。筐体保持部54は略上部で反射板53の端部に係合していると共に、下端から外方に突出したL字部が収納部2の内方に突出したL字部に係合し、収納部2に取り付けられている。
【0018】
筐体6の構成やLEDランプ7、LED基板8、板バネ9の構成等は上記第1実施形態と同様であり、LEDランプ7を収容する筐体6はそれぞれ筐体取付部52に収容され、突条51を挟んで上下に近傍位置で設けられており、各筐体6は側板65の外側面を突条51の側面に接触し、筐体取付部52に固定されている。そして、第2実施形態のLEDランプ7を収容している筐体6は、左右にそれぞれ位置する筐体保持部54の突条51の上下に各々設けられ、図2に於いて左右2箇所ずつ、合計で4箇所設けられている。
【0019】
前記筐体6が取り付けられた状態では、左側の筐体保持部54に於いて、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが反射板53の所定位置に略集合し、且つ右側の筐体保持部54に於いて、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが反射板53の所定位置、例えば図2の集合箇所F或いは集合領域に略集合すると共に、左側と右側のLEDランプ7の光軸Lの集合箇所F或いは集合領域が略同一位置になる構成である。換言すれば図2の左右4箇所に設置されたLEDランプ7の4つの光軸L全てが反射板53の所定位置の集合箇所F或いは集合領域に略集合するようになっており、本実施形態では弧状の反射板53の中央の集合箇所Fに略集合している。
【0020】
上記第2実施形態の照明器具1により、複数のLEDランプ7の光軸Lを反射板53上で複数のLEDランプ7の光軸を集合箇所Fに略集合させ、照明器具1の照明光の光量をより増加することができると共に、前記反射板53の略集合箇所や反射板53のその他の位置の照明光の反射等により、例えば青色や黄色などのLEDランプ7の照明光を混色し、色調の平均化を図って色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の一層良好な照明光を得ることができる。
【0021】
尚、LEDランプ7の配置個数や配置形態や形状、反射板53の形状、LEDランプ7と反射板53の相対的な位置関係等は本発明の趣旨の範囲内で適宜であり、又、複数のLEDランプ7の光軸が反射板53上で略集合する箇所は1箇所若しくは複数箇所とすることが可能であり、前記複数箇所とする場合にはそれらの位置関係は略線状、略円形、対称位置、所要位置など適宜である。又、反射板53上の光軸の略集合には、一致する場合に加え、例えば同一線上でずれた位置や、互いに近傍する位置になる等、概略集合するものであれば本発明に包含される。又、光軸が反射板53上で集合箇所に集合しないLEDランプ7を含むものも本発明に包含される。又、上記実施形態では照明器具1として天井灯の場合について説明したが、壁面灯、足下灯、スタンドライトなど適宜の照明器具とすることが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明のLEDランプを光源とする照明器具を用いることにより、照明光の色ムラを無くし、均一な色合いの良好な照明光を得ることができると共に、所望方向への光量を増加して、光を有効利用した効率的な照明を行うことができるという格別な効果を奏することができる。また、照明光の色合いを均一化する技術の多様化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の照明器具を示す縦断側面図。
【図2】第2実施形態の照明器具を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 照明器具
2 収納部
5 基体
51 突条
52 筐体取付部
53 反射板
6 筐体
7 LEDランプ
8 LED基板
9 板バネ
C 天井
L 光軸
L1 所定強度指向角の光
F 光軸の集合箇所
【発明の属する技術分野】
本発明は、LEDランプを光源とする照明器具に係り、色ムラが無い均一な照明光を得ることができる照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LEDランプを光源とする照明器具が注目され、例えば建築物と一体化されたLED光源の建築化照明器具等が提案されているが、LED光源の照明光は高い指向性を有し、例えば中心部分が青色光、周辺部分が黄色光のように色ムラを生ずるため、LED光源の照明器具に於いて照明光の色合いを均一化する技術が重要となる。
【0003】
LED光源を用いた照明器具の照明光の色合いを均一化する技術が開示されている公知文献として特許文献1がある。特許文献1には、LEDランプを所定の指向方向で配設し、そのLEDランプの前方に表面に微細な凹凸が形成された拡散板を設け、その拡散板でLEDランプの照明光の色調を略均一化する照明器具が開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2001−266606号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、照明器具に於いてはデザインや用途に応じて製品の多様性が強く要求され、それに応じて照明光の色合いを均一化することができる多様な技術が切望されている。また、光量を増加して効率的な照明を行えることも照明器具として極めて重要である。
【0006】
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、LEDランプを光源とする照明器具に於いて、照明光の色ムラを無くし、均一な色合いの良好な照明光を得ることができると共に、光量を増加して効率的な照明を行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明器具は、少なくとも、光軸方向が異なる角度となるように配設される複数のLEDランプと、反射板を備え、該複数のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする。例えば第1のLEDランプの光軸方向と、第1のLEDランプに近傍に配置される第2のLEDランプの光軸方向を異ならせ、第1と第2のLEDランプの光軸が反射板上で略集合する構成や、第1のLEDランプと、該反射板を挟んで対称位置に、第1のLEDランプに対応し且つ異なる光軸角度で設けられる第3のLEDランプを有し、第1と第3のLEDランプの光軸が反射板上で略集合する構成等とする。反射板上で複数のLEDランプの光軸を略集合させ、照明器具の照明光の光量を増加することができると共に、前記反射板の略集合箇所等に於ける照明光の混色で色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の良好な照明光を得ることができる。
【0008】
さらに、本発明の照明器具は、第1のLEDランプと、第1のLEDランプの近傍に配設される第2のLEDランプと、該反射板を挟んで対称位置に、第1のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第3のLEDランプと、第2のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第4のLEDランプとを備え、該第1乃至第4のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする。前記構成により、照明器具の照明光の光量の増加、照明光の色合いの均一化等の効果をより一層顕著に発揮できる。
【0009】
尚、前記複数のLEDランプを長手方向に並設し、前記光軸の略集合箇所を略線状に並列する照明器具とすると、細長の室内灯などに適用することが可能となって好適であり、又、複数のLEDランプの光軸を略一点に集合させる構成として、スポットライト等に使用してもよい。又、略線状に光軸の先端が反射板に並列するようにし、略線状に略集合が構成されるようにしてもよい。又、LEDランプの個数は、2以上の複数であれば3、4、5、6個など適宜である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の照明器具について図に於ける具体的な実施形態に基づき説明する。図1は第1実施形態の照明器具を示す縦断側面図である。
【0011】
第1実施形態の照明器具1は、図1に示すように、天井Cに埋め込まれて設けられる天井灯であり、紙面垂直方向を長手方向とする略細長箱形の収納部2を有し、収納部2は開口を下方に向けて天井Cに埋め込まれ、ボルト3及びナット4で固定され取り付けられている。収納部2の内部には、同様に紙面垂直方向を長手方向とする細長の基体5が内設されており、基体5には、略山形の突起或いは突条51を挟んで略凹溝形の筐体取付部52・52が設けられ、その上面は略弧状の反射板53になっている。
【0012】
筐体6は紙面垂直方向を長手方向とする略細長箱形であり、底板61及び略中間位置に架設されている取付板62を挟んで、一方に取付板62より下方位置に配線等に用いる開口63が形成されている側板64と、他方に開口がない側板65を有する。前記取付板62及び側板64、65に囲まれた略凹溝形の部分はLEDランプ7の収容部分になっており、紙面垂直方向を長手方向とする細長板のLED基板8上に、その長手方向に沿って複数のLEDランプ7が並設され、LEDランプ7はLED基板8を介在して取付板62に取り付けられ、筐体6の開口に向けて設けられている。各LEDランプ7は図に省略した配線及び回路構造により点灯・消灯するようになっている。
【0013】
LEDランプ7を収容する筐体6は、それぞれ筐体取付部52に収容され、突条51を挟んで上下に近傍位置で設けられており、各筐体6は開口がない方の側板65の外側面を突条51の側面に接触し、図に省略した取付具で筐体取付部52に固定されている。前記筐体6が取り付けられた状態では、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、上側のLEDランプ7と略同一位置で、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが、反射板53の所定位置、例えば図1の集合箇所F或いは集合領域に略集合するようになっており、換言すれば前記所定位置に光軸Lが略集合する所定角度で突条51の上側のLEDランプ7と下側のLEDランプ7が配設されている。更に、前記上側のLEDランプ7と下側のLEDランプ7は、紙面垂直方向の長手方向に複数組並設され、前記光軸Lの略集合箇所が略線状に並列されている。L1は例えば指向角半値幅の光など、明るさ強度が最大の正面光軸Lに対し所定の明るさ強度指向角の光である。
【0014】
更に、筐体6の開口63が形成されている側板64の外側には前記側板64の外側面に略沿って板バネ9が配設され、板バネ9は筐体6を突条51の方向へ付勢して、筐体6の側板65の外側面を突条51の側面に押圧して圧接しており、筐体6の突条51への面接触により、LEDランプ7の発熱に対する筐体6、基体5、収納部2へ至る放熱性が高い放熱経路を構成し、LEDランプ7或いは照明器具1の寿命の長期化を図っている。尚、基体5、筐体6、収納部2はアルミニウム等の放熱性が高い素材で形成されている。
【0015】
上記第1実施形態の照明器具1により、複数のLEDランプ7の光軸Lを反射板53上で複数のLEDランプ7の光軸を集合箇所Fに略集合させ、照明器具1の照明光の光量を増加することができると共に、前記反射板53の略集合箇所や反射板53のその他の位置の照明光の反射等により、例えば青色や黄色などのLEDランプ7の照明光を混色し、色調の平均化を図って色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の良好な照明光を得ることができる。
【0016】
次に、本発明の第2実施形態の照明器具1について説明する。図2は第2実施形態の照明器具を示す縦断側面図である。尚、第2実施形態の照明器具1で特に言及しない基本構成は、第1実施形態の照明器具1と同様である。
【0017】
第2実施形態の照明器具1は、図2に示すように、天井から吊り下げられて設置される天井灯であり、略細長箱形の収納部2が開口を下方に向けて配置され、ボルト3及びナット4で固定され取り付けられている。収納部2に内設されている基体5は、略弧状の反射板53と、反射板53の左右にそれぞれ別体で配置される、略山形の突起或いは突条51と突条51を挟んで形成されている略凹溝形の筐体取付部52を備える筐体保持部54とで構成されている。筐体保持部54は略上部で反射板53の端部に係合していると共に、下端から外方に突出したL字部が収納部2の内方に突出したL字部に係合し、収納部2に取り付けられている。
【0018】
筐体6の構成やLEDランプ7、LED基板8、板バネ9の構成等は上記第1実施形態と同様であり、LEDランプ7を収容する筐体6はそれぞれ筐体取付部52に収容され、突条51を挟んで上下に近傍位置で設けられており、各筐体6は側板65の外側面を突条51の側面に接触し、筐体取付部52に固定されている。そして、第2実施形態のLEDランプ7を収容している筐体6は、左右にそれぞれ位置する筐体保持部54の突条51の上下に各々設けられ、図2に於いて左右2箇所ずつ、合計で4箇所設けられている。
【0019】
前記筐体6が取り付けられた状態では、左側の筐体保持部54に於いて、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが反射板53の所定位置に略集合し、且つ右側の筐体保持部54に於いて、突条51の上側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lと、突条51の下側に設けられた筐体6内のLEDランプ7の光軸Lとが反射板53の所定位置、例えば図2の集合箇所F或いは集合領域に略集合すると共に、左側と右側のLEDランプ7の光軸Lの集合箇所F或いは集合領域が略同一位置になる構成である。換言すれば図2の左右4箇所に設置されたLEDランプ7の4つの光軸L全てが反射板53の所定位置の集合箇所F或いは集合領域に略集合するようになっており、本実施形態では弧状の反射板53の中央の集合箇所Fに略集合している。
【0020】
上記第2実施形態の照明器具1により、複数のLEDランプ7の光軸Lを反射板53上で複数のLEDランプ7の光軸を集合箇所Fに略集合させ、照明器具1の照明光の光量をより増加することができると共に、前記反射板53の略集合箇所や反射板53のその他の位置の照明光の反射等により、例えば青色や黄色などのLEDランプ7の照明光を混色し、色調の平均化を図って色ムラを無くし、色合いの均一な白色光等の一層良好な照明光を得ることができる。
【0021】
尚、LEDランプ7の配置個数や配置形態や形状、反射板53の形状、LEDランプ7と反射板53の相対的な位置関係等は本発明の趣旨の範囲内で適宜であり、又、複数のLEDランプ7の光軸が反射板53上で略集合する箇所は1箇所若しくは複数箇所とすることが可能であり、前記複数箇所とする場合にはそれらの位置関係は略線状、略円形、対称位置、所要位置など適宜である。又、反射板53上の光軸の略集合には、一致する場合に加え、例えば同一線上でずれた位置や、互いに近傍する位置になる等、概略集合するものであれば本発明に包含される。又、光軸が反射板53上で集合箇所に集合しないLEDランプ7を含むものも本発明に包含される。又、上記実施形態では照明器具1として天井灯の場合について説明したが、壁面灯、足下灯、スタンドライトなど適宜の照明器具とすることが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明のLEDランプを光源とする照明器具を用いることにより、照明光の色ムラを無くし、均一な色合いの良好な照明光を得ることができると共に、所望方向への光量を増加して、光を有効利用した効率的な照明を行うことができるという格別な効果を奏することができる。また、照明光の色合いを均一化する技術の多様化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の照明器具を示す縦断側面図。
【図2】第2実施形態の照明器具を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 照明器具
2 収納部
5 基体
51 突条
52 筐体取付部
53 反射板
6 筐体
7 LEDランプ
8 LED基板
9 板バネ
C 天井
L 光軸
L1 所定強度指向角の光
F 光軸の集合箇所
Claims (2)
- 少なくとも、光軸方向が異なる角度となるように配設される複数のLEDランプと、反射板を備え、該複数のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする照明器具。
- 第1のLEDランプと、第1のLEDランプの近傍に配設される第2のLEDランプと、該反射板を挟んで対称位置に、第1のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第3のLEDランプと、第2のLEDランプに対応する光軸角度で設けられる第4のLEDランプとを備え、該第1乃至第4のLEDランプの光軸が該反射板で略集合する構成であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
Priority Applications (1)
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JP2002354677A JP2004186104A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 照明器具 |
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ID=32755595
Family Applications (1)
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JP2002354677A Withdrawn JP2004186104A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 照明器具 |
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- 2002-12-06 JP JP2002354677A patent/JP2004186104A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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