JP2004178236A - 分散型コミュニケーションシステム - Google Patents
分散型コミュニケーションシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004178236A JP2004178236A JP2002343181A JP2002343181A JP2004178236A JP 2004178236 A JP2004178236 A JP 2004178236A JP 2002343181 A JP2002343181 A JP 2002343181A JP 2002343181 A JP2002343181 A JP 2002343181A JP 2004178236 A JP2004178236 A JP 2004178236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- command
- communication
- communication system
- voice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/1813—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
- H04L12/1818—Conference organisation arrangements, e.g. handling schedules, setting up parameters needed by nodes to attend a conference, booking network resources, notifying involved parties
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
- H04L51/04—Real-time or near real-time messaging, e.g. instant messaging [IM]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/14—Session management
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/189—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast in combination with wireless systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
- H04L51/58—Message adaptation for wireless communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/30—Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
- H04L69/32—Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
- H04L69/322—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
- H04L69/329—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/06—Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/08—Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/16—Discovering, processing access restriction or access information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/18—Selecting a network or a communication service
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/30—Connection release
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/18—Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】端末がアドホックネットワークへのオンラインまたはオフライン時には、他の全ての端末に対して、オンラインまたはオフラインコマンドをブロードキャストする。オンライン時にはあらかじめ承知している複数のチャネルで用いるリソース(バッファ等)を確保し、自分が参加したいチャネル番号を含む参加表明コマンドを、あらかじめ割り当てられているアドレスに対してマルチキャストし、それと同時に該アドレスへ音声、IMデータを送信する。他の端末が該チャネルに参加している場合は、それらの端末からの複数の音声、IMデータを受信し、音声である場合には、複数の音声の混合音声を再生し、離脱する際は、離脱コマンドを当該アドレスへ送信する。
【選択図】図20
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチキャストをサポートする通信網におけるコミュニケーション制御システム及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のブロードバンドネットワークの普及により、各家庭からも高速なデータ通信が可能となっている。端末も、従来のデスクトップPCではなく、携帯可能なノートPC、PDA、携帯電話が広く利用されている。これに伴い、ネットワーク自体も、有線ではなく、無線のネットワークが急激に広まっており、駅や喫茶店のような公共の場で無線ネットワークが利用できるサービスも始まっている。
【0003】
このような背景から、無線ネットワークが利用できる端末を複数使って、一時的な多者間ネットワークを組み、通信を行う仕組みとしてアドホック(ad hoc)ネットワークが注目されている。従来、無線ネットワークを利用しようとしても、基地局からの電波が届く範囲外であったり、基地局と通信できる範囲にあっても、そのときの状況から電波が届きにくくなっていることもある。アドホックネットワークとは、そのようなときに、互いに近くにある端末それぞれが基地局やルータの役目を果たし、電波の届かない範囲でも通信を確立することができるネットワークである。すなわち、無線通信におけるアドホックネットワークとは、基地局など特定のインフラに依存せず、中継機能を持つ端末だけからなる一時的なネットワークを意味する。
【0004】
上記アドホックネットワークにおける通信方法に関して、例えば、特許文献1に記載されているように、不特定の複数の通信端末間で自律的に閉域通信網を構築できるグループ通信方法の提供を目的とする技術がある。
【0005】
一方、現在広く普及している電子メールとは異なり、ほぼリアルタイムにメッセージ交換が出来るチャット(chat)と呼ばれる通信方法がある。チャットシステムの管理方法は、一般的には「会議室」と呼ばれるグループがあり、ここにユーザがアクセスしてグループメンバの間でメッセージを交換する。チャットに参加するユーザの管理は、管理サーバが行っている。
【0006】
また、特定ユーザのプレゼンス情報(ネットワークに接続して、通信できる状態にあるかなど)を予め知ることができるプレゼンスサービスと上記メッセ―ジ交換サービスとからなるインスタントメッセージングサービス(以下、IMという)があり、普及しつつある。
【0007】
上記の通信方法について、多者間通信という観点からは、通常は通信を管理するMCU(Media Control Unit)のようなサーバが必要となる。LAN上のマルチメディア通信の規格を定めるITU−T(International Telecommunication Unit)では、H.323において集中型と非集中型のマルチポイント会議を規定している。集中型では、各端末がMCUとpoint−to−pointのセッションを張り、セッション制御とメディアの双方のデータをMCUが管理する。非集中型では、各端末がマルチキャスト機能を用いて、音声映像データを送受信する。但し、制御チャネルに関するデータ、例えば、受信できる映像や音声ストリームの数などは、H.245により、MC(Multipoint Control)と呼ばれる管理ユニットに集められる。MCはMCUにあってもよいし、端末にあってもよいが、端末にある場合は、会議に参加するグループ内に少なくとも一つは必要である。非集中型をサポートする端末には、受信した複数の音声データのミキシングや映像データの選択等を処理する責任を持つ。
【0008】
マルチキャスト通信という観点では、非特許文献1にて開示されている、マルチキャスト用ネットワークであるInternet Multicast Backbone(M−BONE)上のマルチキャスト音声通信ソフトウェアVATが知られている。また、マルチキャスト通信は、たとえば、DVMRP(Distance Vector Multicast Routing Protocol)と呼ばれるプロトコルで提案されている。
【0009】
さらに、特許文献2に開示されている技術は、ATMをベースとした資源予約可能なネットワークにおいて、テレビ会議機能のある複数の端末が多地点テレビ会議を行う場合、各端末間にスター状にコネクションを張って帯域を確保し、各テレビ会議端末において、複数拠点からの映像、音声データを処理する。映像の場合は、映像ストリーム数に応じて画面を分割し、音声の場合はミキシング処理を行う。
【0010】
IMという観点からは、通常のIMシステムは、サーバ―クライアント型の通信形態を取り、クライアントは一旦プレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバに自端末の情報を登録し、あらかじめプレゼンスサーバに登録してあるバディリスト(友達リスト)の現在の状態を受け取り、誰がプレゼンスサーバにオンラインしているのかを知ることが出来る。このバディリストの情報に従って、IMで通信したい相手を選択し、相手に届けるメッセージを作成、IMサーバ(プレゼンスサーバと物理的に同じ装置に含まれていてもよい)を経由して相手に送信される。メッセージを受けたIMサーバは、送信先の情報をプレゼンスサーバから取得し、送信先を決定する。クライアントからあるクライアントに送信されたデータはすべて、IMサーバを経由する。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−111679号公報
【特許文献2】
特開平11−331155号公報
【非特許文献1】
“VAT(Visual Audio Tool)”、[online]、UC Berkeley, Lawrence Berkeley National Laboratory、[ 平成14年11月14日検索]、インターネット< URL : http://www−nrg.ee.lbl.gov/vat/>
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1が開示する技術は、ある端末が他の端末と何らかのグループ通信を行いたいと希望した場合、あるグループを形成するという呼びかけをブロードキャストし、所定時間内に該呼びかけに応答した端末間でグループを形成する。すでに何らかのグループが存在する場合には、他の不特定多数の端末から既存グループの情報がユニキャストで送られてくる。グループに参加後、ユーザデータをマルチキャストで送受信する。しかし、他のユーザのプレゼンス情報を知ることが出来ない。
【0013】
上記非特許文献1が開示するソフトウェアを使っても話をできる人は一人で、ある人が話をしている場合は、他の人は聞く状態となり、利便性に欠ける。
【0014】
従来の通信端末で音声通信を行う場合、多者間の音声通信を行うには、会議を管理するMCUのようなサーバ、あるいはサーバ機能を有する通信端末が、少なくとも1台は必要となる。また、従来のIMシステムにおいてもサーバは必要である。しかし、アドホックネットワークのような一時的に構築されるネットワーク上で多者間音声通信を行う場合、サーバレスでサービスを提供する必要がある。
【0015】
また、各通信端末間でスター状にコネクションを設定する方式では、ユニキャストで各通信端末間を接続するため、端末数の増加に伴う通信データ量の増加は、アドホックネットワークのような、実際にアプリケーションを実行していない中継端末へも負荷がかかるとともに、通信品質の劣化の一因となる。
【0016】
したがって、アドホックネットワークに適した多者間通信方法が必要である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来サーバを必要とした、多者間音声通信や、1対1のテキストメッセージ交換、多者間テキストメッセージ交換を、マルチキャスト可能なネットワーク環境で、サーバ機能を有しないクライアント端末のみで実現する技術を提供する。なお、以下の説明では、テキストメッセージの送受信、すなわちテキストメッセージ交換のことをIMと表す。したがって、1対1のテキストメッセージ交換と多者間テキストメッセージ交換は、それぞれ1対1IM、多者間IMという。
【0018】
本発明の分散型コミュニケーションシステムは、マルチキャスト可能なネットワークへの接続(オンラインという)または離脱(オフラインという)時には、他の全ての端末に対して、オンラインまたはオフラインコマンドをブロードキャストし、オンライン時にはあらかじめ承知している複数のチャネルで用いるリソース(バッファ、マルチキャスト用、1対1のIM用のTCP受信待機ソケット等)を確保する。さらに、他のユーザのプレゼンス情報を、要求をブロードキャストすることにより取得し、取得したプレゼンス情報に基づき通信方法を選択する。
【0019】
多者間通信の場合には、IMの場合も音声通信の場合も、自分が参加したいチャネル番号を含む参加表明コマンドを、あらかじめ該チャネルに割り当てられ、自クライアント端末へ予め設定しているマルチキャストアドレスを宛先としたパケットを送信し、それと同時に該マルチキャストアドレスへテキストメッセージや音声データを送信する。
【0020】
さらに、もし他の端末が該チャネルに参加している場合は、それらの端末からの複数のテキストメッセージや音声データを受信し、音声通信の場合には、定期的に受信した複数の音声データを混合して、混合音声データを再生し、該チャネルから離脱する際は、離脱コマンドをマルチキャストアドレスへ送信し、1対1のIMの場合は、通信相手となるクライアント端末との間にTCPコネクションを張り、TCP上でテキストメッセージの送受信を行うことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に関わる分散型コミュニケーションシステムの構成例を示すもので、マルチキャスト通信可能なパケット網1と、パケット網1に接続する複数(本実施形態では8台)のクライアント端末2−nが接続されている。各クライアント端末2は、マルチキャストを利用できる機能、例えば、自クライアント端末が参加しているマルチキャストグループを宛先とするパケットの送受信を行う機能と、パケットデータの転送を行う機能(ルーティング機能)を有する。
【0023】
図2は、クライアント端末2の内部構成を示すもので、通信プログラム9が格納または展開されるメモリ10と、通信プログラム9を実行するCPU11と、蓄積装置12と、キーボード、マウス、ペン、マイク等の文字、音声などを入力するための入力装置13と、スピーカ、ディスプレイ等の音出力や文字表示を行うための出力装置14と、パケット網1で通信を行うためのパケット網インタフェース15と、ディジタル化されている音声データをアナログ音声データに変換するD/A変換部29と、アナログ音声データをディジタルデータへ変換するA/D変換部16と、により構成され、各構成要素はバスなどの内部通信線により接続する。
【0024】
メモリ10上に展開される通信プログラム9は、セッション制御を行うセッション管理部33と、受信処理として、パケット網インタフェース15を介して受信したパケットからネットワークヘッダ情報を取り除くネットワークパケット分解部23と、ネットワークヘッダ情報を取り除いたあとのパケットの内容から音声データ、コマンド、データとに振分ける音声データ/データ/コマンド振分け部24からなる。
【0025】
さらに、受信したパケットの内容が音声データである場合に、音声データ/データ/コマンド振分け部24が個々の送信クライアント端末2単位に個別に音声データを一時的に格納する複数の出力データキュー25と、ある単位時間毎に格納された音声データを取り出し、音声データに付加されている情報と音声データとを分解する音声データヘッダ除去部26と、格納している音声データのうちで先頭の音声データを取り出して混合処理するMixing部27と、混合された音声データが符号化されている場合には復号化処理を行うDECODER28と、を備える。
【0026】
また、振り分けられたパケットの内容がコマンドである場合にコマンド種別を解析するコマンド解析部30と、データである場合にデータ種別を解析するデータ解析部31と、これらのコマンドやデータがユーザへ通知する必要のある場合に上記出力装置14へ出力するデータを作成する出力データ生成部32とを備える。
【0027】
また、通信プログラム9は、送信処理として、ディジタルデータに変換された音声データを符号化するCODER17と、CODER17による符号化された音声データをパケット網1へ送出するための音声データパケット化部18と、パケットにされた音声データに通信相手のアドレス情報やパケットシーケンス番号や送信者識別子等を示すヘッダ情報を付与するネットワークパケット化部19と、ユーザが入力したイベントを解析するイベント解析部20と、該イベントが音声通信のセッション制御に関するコマンドである場合には、該コマンドを作成するコマンドパケット化部21と、他のIM処理によるデータである場合には、該データを作成するデータパケット化部22とから構成する。
【0028】
上記処理部は、CPU11が通信プログラム9を実行することにより具現化される。これらのプログラムは、予め蓄積装置12に格納されていても良いし、パケット網1経由で他の装置から、または、図示していない着脱可能な記憶媒体から導入しても良い。
【0029】
なお、A/D変換部16及びD/A変換部29はハードウェアで構成するが、その他の構成要素はハードウェアまたはソフトウェアの実行いずれで具現化しても構わない。
【0030】
上記クライアント端末2の上記蓄積装置12には、少なくとも図3〜図6に例示する管理テーブルが記憶される。
【0031】
図3は該通信プログラム9における多者間通信のセッション制御に用いる情報を示すセッション管理テーブルである。50は自クライアント端末2を利用するユーザの名称、51はクライアント端末を識別する時と画面に表示する時に用いるユーザのニックネーム、52はパケット網1へのオンラインまたはオフラインコマンドを送受信する際に用いるブロードキャストアドレスのポート番号、53は多者間通信に用いるマルチキャストアドレス、54は多者間通信のセッション制御コマンドを送受信する際に用いるマルチキャストアドレスのポート番号、55は多者間通信の音声データ通信に用いるポート番号のオフセット、56は利用可能なCODECを示す。
【0032】
インターネット上で利用されるアドレス資源(IPアドレス、ドメイン名、ポート番号など)の標準化や割り当てを行う組織であるIANA(Internet Assigned Numbers Authority、http://www.iana.org/ipaddress/ip−addresses.html)によるアドレスの割り当て方法に従えば、自クライアント端末のIPアドレスを、例えば、
(153.25.7.100)とすると、
ブロードキャストアドレスは
(153.35.7.255)となり、マルチキャストアドレスは、クラスDのアドレス
(224.0.0.0 〜 239.255.255.255)
となる。
【0033】
つまり、自クライアント端末2のネットワークアドレスが決まれば一意に決まるので、上記セッション管理テーブル中にブロードキャストアドレスの項目は不要であるが、他の決定方法による特定のアドレスを明示的に指定してもよい。また、ニックネーム51は、IPアドレスなどのネットワークアドレスやホスト名より分かりやすく一般的であるので、用いるのが望ましい。
【0034】
オフセット55は、チャネル1に割り当てられ、チャネル1のポート番号に当該オフセット値を加えることにより、チャネルnのポート番号を表すために用いる。しかし、オフセット55を使わず、各チャネルのポート番号をそれぞれ指定してもよい。
【0035】
本実施例においてチャネルとは、多者間通信に参加している者同士、例えば建築現場においては同じ仕事をしている者同士や、各作業の取り纏めをしている者同士が、会話や、業務連絡を行なうために設けた通信路を示す。
【0036】
図4は各チャネルの参加状況を示すチャネル管理テーブルである。60はチャネル番号、61はコミュニケーション方法の種別、62は該チャネルに参加しているクライアント端末2の数、63は該チャネルで用いられている音声CODECを示す。
【0037】
図5は自クライアント端末2が参加しているチャネルに参加している他のクライアント端末2からの音声パケットの受信状況を示す受信管理テーブルである。70は該チャネルに参加しているクライアント端末2のニックネーム、71は該クライアント端末2に割り当てられている出力データキュー25の先頭のアドレス、72は該出力データキュー25の終端アドレス、73はIETFのRFC1889で規定されるRealtime Transport Protocol(以下、RTP)に従った音声パケットであるRTPパケットのヘッダ情報の一つであるSSRC(Synchronization source)、74はRTPヘッダ情報の一つであるタイムスタンプ、75はRTPヘッダ情報の一つであるシーケンス番号を示すエリアである。
【0038】
図6は自クライアント端末2が送信する音声パケットの送信管理テーブルである。80は自クライアント端末2が参加しているチャネルの番号、81は送信用バッファのアドレス、82は自クライアント端末2が送信するRTP音声パケットのヘッダ情報のSSRC、83はRTPヘッダ情報のタイムスタンプ、84はRTPヘッダ情報のシーケンス番号を示すエリアである。
【0039】
図7〜図11に、通信プログラム9にて処理されるセッション制御に関するコマンドのパケットフォーマットを例示する。
【0040】
図7は、パケット網1への接続または切断に用いるコマンドを示す。90はIPヘッダ、91はUDPヘッダ、92はコマンド種別、93は「ONLINE」コマンドの場合に用いるクライアント端末2のユーザ名、94はニックネームを示すエリアである。
【0041】
図8は、多者間通信セッション制御に用いるコマンドを示す。100は多者間通信のコマンド種別、101は該コマンドを発信したクライアント端末2を利用しているユーザのニックネーム、102は参加するまたはしているチャネルの番号を示すエリアである。
【0042】
図9は、音声パケットのフォーマットである。110はRTPヘッダ、111は音声データを格納するエリアである。
【0043】
図10は、1対1のIMに関するセッション制御に用いるコマンドを示す。120はIPヘッダ、121はTCPヘッダ、122はコマンド種別、123は該コマンドを発信したクライアント端末2を利用しているユーザのニックネームを示すエリアである。
【0044】
図11は、IMのテキストメッセージのパケットフォーマットを示す。130、133は、IPアドレス、131はTCPヘッダ、132,136はテキストメッセージを示すエリア、134はUDPヘッダ、135は多者間IM(グループチャットともいう)のチャネル番号を示すエリアである。上記テキストメッセージとは、文字修飾等の属性情報を含んでもよい。
【0045】
図12〜図18は、通信プログラム9の出力データ生成部32により出力装置14に表示される画面である。
【0046】
図12はメイン画面であって、140はパケット網1への接続処理、または切断処理を要求するための「オンライン」メニュー、141は通信で用いる際のアドレス情報を設定するための「設定」メニュー、142はパケット網1へ接続している他の端末のプレゼンス情報を取得するための「プレゼンス」メニュー、143は「多者間音声通信」あるいは、「IM」すなわち1対1のIM、あるいは、「IM−Conference」すなわち多者間IMのいずれかを選択するための「通信」メニュー、144はパケット網1に接続している他のクライアント端末2のユーザニックネームを表示するエリア、145は自クライアント端末2の通信状況を示すエリアである。本実施例におけるプレゼンス情報とは、「通信していない」、「多者間音声通信中」、「IM中」のいずれかを示す。
【0047】
図13は、141の「設定」メニューが選択された際に表示されるコンフィギュレーション画面である。150は多者間音声通信、グループチャットに用いるマルチキャストアドレス、151はセッション制御コマンドの送受信に用いるポート番号、152は多者間音声通信で用いるRTP音声パケットの送受信に用いるポート番号のオフセットを入力するためのエリア、153、154は1対1のIMに用いるTCP用IPアドレスとTCPのポート番号、155は、多者間IMに用いるポート番号のオフセットを入力するためのエリア、156は表示内容を登録する際にクリックなどにより選択する「OK」ボタン、157は処理をキャンセルする際に選択する「Cancel」ボタンである。本画面が表示される場合は、あらかじめ登録されている値、あるいは前回登録された値が表示される。
【0048】
図14は、140の「オンライン」メニューが選択された際に表示されるオンライン画面である。160はユーザ名称、161は画面表示に用いられるニックネーム、162は160,161に表示されている内容でパケット網1へ接続する際に選択する「ONLine」ボタン、163は接続中のパケット網1から切断する際に選択する「OFFLine」ボタン、164は処理をキャンセルする際に選択する「Cancel」ボタンである。
【0049】
図15は、143の「通信」メニュー中の「多者間音声通信」(VoIP)が選択され、さらに「チャネル1」が選択された際に表示される「通信:VOIP」画面である。170はチャネルに参加しているユーザのリストを示すエリア、171は、この端末のユーザがこのチャネルでの多者間音声通信に参加する際に選択する「Join」ボタン、172は該チャネルに参加しているユーザの最新のリストを要求する際に選択する「List」ボタン、173は参加しているチャネルを離脱して多者間音声通信を終了する際に選択する「BYE」ボタンである。
【0050】
図16は、143の「通信」メニュー中の「IM」、すなわち1対1のIMが選択された際に表示される「通信:IM」画面である。180は通信相手のニックネームを示すエリア、181はこの端末のユーザと通信相手とのやり取りしたメッセージを表示するエリア、182はこの端末のユーザが入力するテキストエリア、183はIM要求に応答する場合「IMACK」コマンドを送信する際に選択する「OK」ボタン、184はIM要求への拒否応答「IMREFUSED」コマンドを送信する際に選択する「SORRY」ボタン、185は入力されたテキストを「MESSAGE」コマンドにして送信する際に選択する「SEND」ボタン、186はIMを終了する際に選択する「BYE」ボタンである。
【0051】
図17は、142の「通信」メニュー中の「IM−Conference」、すなわち、多者間IMが選択された際に表示される「通信:IM−Conference」画面である。190はチャネルに参加しているユーザのリストを示すエリア、191はこのチャネルでの多者間IMに参加する際に選択する「Join」ボタン、192は該チャネルに参加しているユーザの最新のリストを要求する際に選択する「List」ボタン、193は参加している多者間IM(グループチャット)のチャネルを離脱してグループチャットを終了する際に選択する「BYE」ボタンである。194は該多者間IMに参加している端末から送信されてきたメッセージを表示するエリア、195は自分が入力するテキストエリア、196は195で入力されたテキストを「MESSAGE」コマンドにして送信する際に選択する「SEND」ボタンである。
【0052】
図18は、143の「プレゼンス」メニューが選択された際に表示されるメイン画面である。199のオンラインユーザリスト表示エリアに、オンライン(パケット網1へ接続)中のユーザのニックネーム毎にプレゼンス情報が追加表示される。
【0053】
図19は、本実施例におけるセッション制御のシーケンスの一例を示すもので、上記クライアント端末2に搭載されている通信プログラム9を起動すると、セッション管理部33は、計算機リソースの初期化を行う(ステップ200)。例えば、送受信それぞれのバッファ確保、ワークエリアの確保等を行う。各クライアント端末は、各チャネルの情報(業務報告用などのチャネルの用途、マルチキャストアドレス、ポート番号、オフセット値など)をあらかじめ知っており、クライアント端末2がパケット網1に接続した段階で、各チャネルはオープンされており、明示的なチャネルのオープンまたは、クローズは行わないものとする。
【0054】
チャネルの情報を得る方法としては、デフォルト値を使う方法や、別の通信方法、例えば企業内であればメールやweb、IM(Instant Messaging)等を用いる、街角であればそのエリアにポスター等で広告する、アドホックネットワークであればアドホックネットワークを構築した際のグループ構成(○○に興味のある人たちのグループ、このエリアにいる20代などのグループ等)時に通知したりする方法がある。
【0055】
前記セッション管理部33は、図12のメイン画面を表示し(ステップ201)、ユーザからのイベント入力、あるいはパケット網1を介して送信されてくる他のクライアント端末2のコマンド受信を待つ。ユーザからのイベントを検出した場合(ステップ202、yes)、図20〜図22に示すユーザイベント処理(ステップ203)を行う。ネットワークからのイベントを検出した場合(ステップ204、yes)、図23、図24に示すネットワークイベント処理(ステップ204)を行う。
【0056】
図20〜図22に、ユーザイベント処理のシーケンスの一例を示す。
【0057】
図20において、前記セッション管理部33は、ユーザから入力されたイベントが何であるかを判定する。「設定」メニュー141である場合(ステップ210、yes)、前記入力装置13に、図13のコンフィギュレーション画面を表示させ、ユーザによる入力を待つ(ステップ211)。入力後「OK」ボタン156が選択された場合(ステップ212、yes)、前記セッション管理部33は、入力され、表示されているデータを図3の多者間通信セッション管理テーブルへ格納し(ステップ213)、次のイベントを待つ。
【0058】
ユーザからのイベントが「オンライン」メニュー140である場合(ステップ214、yes)、前記セッション管理部33は、図14のオンライン画面を表示する(ステップ215)。「ONLine」ボタン162が選択された場合(ステップ216、yes)、前記セッション管理部33は、表示されているデータを図3の多者間通信セッション管理テーブルへ格納して画面をクローズする(ステップ217)。つぎにコマンドパケット化処理部21は、「ONLINE」コマンドを生成し、あらかじめ登録してあるブロードキャストアドレスのポート番号に対してブロードキャストする。これによりパケット網1へ接続したことになり、上記「ONLINE」コマンドを受信した他のユーザと通信が出来るようになる(ステップ218)。その後、セッション管理部33は、1対1のIMで用いるTCP受信待機ソケットを生成し、受信待機する(ステップ219)。
【0059】
「OFFLine」ボタン163が選択された場合(ステップ220、yes)、コマンドパケット化処理部21は、送信者情報を含めた「OFFLINE」コマンドを生成し、ブロードキャストする(ステップ221)。これにより、パケット網1への接続を切断したことになる。その後、セッション管理部33はステップ219で生成したTCP受信待機ソケットをクローズし(ステップ222)、ステップ200で確保したリソースを開放する(ステップ223)。
【0060】
図21において、パケット網1へ接続した状態でユーザからのイベントが「通信」メニュー143である場合(ステップ230、yes)、さらにサブメニューの「VOIP」が選択された場合(ステップ231、yes)、セッション管理部33は図15の「通信:VOIP」画面を表示する(ステップ232)。「Join」ボタン171が選択された場合(ステップ233、yes)、コマンドパケット化処理部21は「JOIN」コマンドを生成し、あらかじめ定められ、自端末へ登録してあるマルチキャストアドレスのセッション制御コマンド用のポート番号を宛先としてマルチキャストする(ステップ234)。その後、音声データの送受信を行う(ステップ235)。上記マルチキャストアドレスを持つマルチキャストグループに参加しているクライアント端末2は、これに応えた音声データの送受信を行う。
【0061】
「List」ボタン172が選択された場合(ステップ236、yes)、コマンドパケット化処理部21は、所望のチャネル番号を含み、該チャネルに参加している人のリストの取得を要求する「WHOISHERE」コマンドを生成し、上記チャネル番号に対応する宛先へマルチキャストする(ステップ237)。「BYE」ボタン173が選択された場合(ステップ238、yes)、コマンドパケット化処理部21は「BYE」コマンドを生成してマルチキャストし(ステップ239)、音声処理モジュールの終了処理を行う(ステップ240)。
【0062】
メイン画面の「通信」メニュー143→「IM」が選択された場合(ステップ241、yes)、セッション管理部33は図16の「通信:IM」画面を表示し(ステップ242)、IMのテキストメッセージ送受信用のTCPソケットを生成し(ステップ243)、コマンドパケット化処理部21は1対1のIMの開始を要求する「IMREQ」コマンドを生成して、パケット網1に接続している他の接続者から選んだ通信要求相手に対して、ステップ243で生成したTCPソケットを用いて送信する(ステップ244)。
【0063】
メイン画面の「通信」メニュー143→「IM−Conference」が選択された場合(ステップ245、yes)、セッション管理部33は図22に示すIM−Conference処理を行う。メイン画面の「プレゼンス」メニュー142が選択された場合(ステップ246、yes)、コマンドパケット化処理部21は送信者情報およびプレゼンス取得要求からなる「PRESENCEREQ」コマンドを生成してブロードキャストする(ステップ247)。
【0064】
図22において、ステップ245においてサブメニュー「IM−Conference」が選択された場合、セッション管理部33は「通信:IM−Conference」画面を表示する(ステップ250)。「JOIN」ボタン191が選択された場合(ステップ251、yes)、コマンドパケット化処理部21は送信者情報およびチャネル番号を含む「JOIN」コマンドを生成して、あらかじめ登録してあるマルチキャストアドレスのセッション制御コマンド用のポート番号に対してマルチキャストする(ステップ252)。その後、データパケット化部22とデータ解析部31とからなるIMデータ処理モジュールが図28に示す処理を行う(ステップ253)。
【0065】
「List」ボタン192が選択された場合(ステップ254、yes)、コマンドパケット化処理部21は送信者情報およびチャネル番号を含む「WHOISHERE」コマンドを生成し、マルチキャストする(ステップ255)。
【0066】
「BYE」ボタン193が選択された場合(ステップ256、yes)、コマンドパケット化処理部21は、送信者情報を含む「BYE」コマンドを生成してマルチキャストし(ステップ257)、IMデータ処理モジュールの終了処理を行う(ステップ258)。
【0067】
図23、図24に、ネットワークイベントに対する処理の流れを示す。
【0068】
図23において、パケット網1から受信したパケットが「ONLINE」コマンドである場合(ステップ260、yes)、前記コマンド解析処理部30は該コマンドに含まれるユーザ情報を取得し(ステップ261)、図12のメイン画面の「オンラインユーザ」エリアにニックネームを追加表示し(ステップ262)、自クライアント端末2の情報を含み、自分が参加しているということを応答する「ACK」コマンドを生成してブロードキャストする(ステップ263)。
【0069】
これにより、「ONLINE」コマンドを送信したクライアント端末2は、パケット網1に接続している各クライアント端末2から応答を受信し、接続者を知ることが出来る。いずれかのクライアント端末2が、パケット網1へ接続しているクライアント端末2のリストと共に応答するようにしても良く、その場合は、全ての他のクライアント端末2が応答する必要はない。
【0070】
受信パケットが「ACK」コマンドである場合(ステップ264、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドに含まれるユーザ情報を取得し(ステップ265)、図12のメイン画面の「オンラインユーザ」エリアに未表示の場合(「ONLINE」コマンドを送信したクライアント端末2である場合)、ニックネームを追加表示する(ステップ266)。
【0071】
受信パケットが「JOIN」コマンドである場合(ステップ267、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドに含まれる情報(ニックネーム、チャネル番号等)を取得し(ステップ268)、図4に示すチャネル管理テーブルの、該コマンド送信者が参加希望のチャネルの参加者数をインクリメントする(ステップ269)。
【0072】
受信パケットが「WHOISHERE」コマンドである場合(ステップ270、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドに含まれるチャネル番号を取得し(ステップ271)、自クライアント端末2が該チャネルに参加している場合、自分が参加していることを示す「IAM」コマンドを生成してマルチキャストする(ステップ272)。これにより、「WHOISHERE」コマンドを送信したクライアント端末2のニックネームエリア144に、「IAM」コマンドを返信したクライアント端末2のユーザのニックネームが表示される。自クライアント端末2が該チャネルに参加していなければ、なにもコマンドは送らない。
【0073】
受信パケットが「IAM」コマンドである場合(ステップ273、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドの送信者情報を取得し(ステップ274)、図15の「通信:VOIP」画面の参加者リスト表示エリア170に未表示の場合、ニックネームを追加表示する(ステップ275)。
【0074】
受信パケットが「BYE」コマンドである場合(ステップ276、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドの送信者情報を取得し(ステップ277)、図15の「通信:VOIP」画面の参加者リストから、当該ニックネームを削除する(ステップ278)。
【0075】
受信パケットが「OFFLINE」コマンドである場合(ステップ279、yes)、コマンド解析処理部30は該コマンドの送信者情報を取得し(ステップ280)、図12のメイン画面の「オンラインユーザ」リストから、当該ニックネームを削除する(ステップ281)。
【0076】
図24において、受信パケットが、「IMACK」コマンドである場合(ステップ290、yes)、図29に示すIMデータ処理モジュールによる処理を行う(ステップ291)。
【0077】
受信パケットが「IMREFUSED」コマンドである場合(ステップ292、yes)、「通信:IM」画面をクローズして、ステップ243で生成したTCPソケットをクローズする(ステップ293)。
【0078】
受信パケットが「PRESENCEREQ」コマンドである場合(ステップ294、yes)、現在の自端末の通信状況を検出し、特に通信していない場合には「PRESENCE/NOP」コマンドを、多者間音声通信中の場合には「PRESENCE/VOIP」コマンドを、IM中の場合には「PRESENCE/IM」コマンドを生成してブロードキャストする(ステップ295)。
【0079】
受信パケットが、「PRESENCE/NOP」コマンド、「PRESENCE/VOIP」コマンド、「PRESENCE/IM」コマンドのいずれかである場合(ステップ296、yes)、該コマンドに含まれる発信側の端末情報を取得し(ステップ297)、図12のメイン画面の「オンラインユーザ」リストに追加表示する(ステップ298)。
【0080】
受信パケットが「IMREQ」コマンドである場合(ステップ299、yes)、コマンド内の発信者情報およびテキストデータを取得して(ステップ300)、「通信:IM」画面の発信者情報表示エリア180、テキスト表示エリア181に表示する(ステップ301)。
【0081】
図25に、「IMREQ」コマンドを受信した際のユーザからのイベントによる処理を示す。「通信:IM」画面が表示されている時に(ステップ400)、ユーザが図16の「OK」ボタン183を選択した場合(ステップ401、yes)、ニックネームとIM要求を示すテキストを含む「IMACK」コマンドをTCPで送信し(ステップ402)、IMデータ処理モジュールを起動する(ステップ403)。ユーザが図16の「SORRY」ボタン184を選択した場合(ステップ404、yes)、ニックネームとIM要求拒否応答を示すテキストとを含む「IMREFUSED」コマンドをTCPで送信する(ステップ405)。
【0082】
図26は、音声送信処理のシーケンスを示すもので、Coder17と音声データパケット化部18とからなる音声処理モジュールが呼び出された場合、音声データ読込み用タイマを設定し、音声混合処理用のバッファを確保する(ステップ310)。一定時間経ったら(タイムアウトしたら)(ステップ311、yes)、上記CODER17から1パケット分のデータを読込み(ステップ312)、RTPヘッダ情報を送信管理テーブルから取得して(ステップ313)、RTPパケットを生成(ステップ314)、マルチキャストアドレスに対して送信する(ステップ315)。その後、RTPヘッダ情報を更新する(ステップ316)。「BYE」ボタンが選択されるユーザイベントが発生するまで、ステップ311に戻り、ユーザからのイベントで「BYE」ボタンが選択された場合(ステップ317、yes)、該音声送信処理を終了する。
【0083】
図27は、音声受信処理のシーケンスを示すもので、音声処理モジュールが呼び出された場合、RTPパケット受信用のポートをオープンし、パケット受信を待つ(ステップ320)。RTPパケットを受信した場合、受信したポート番号からどのチャネルへのパケットであるかを判定する(ステップ321)。自分が参加しているチャネルへのパケットである場合(ステップ322、yes)、該RTPパケットのヘッダ情報のうちSSRCを取得して送信クライアント端末2を特定する(ステップ323)。多者間通信セッション管理テーブルから、自端末以外のクライアント端末2に割り当てた出力データキューの終端アドレスを取得し、受信データをバッファリングする(ステップ324)。ユーザからのイベントで「BYE」ボタンが選択された場合(ステップ325、yes)、該音声受信処理を終了する。
【0084】
図28は、受信音声データの再生処理のシーケンスを示すもので、音声処理モジュールが呼び出された場合、音声データをDECODER28へ渡すタイミングを計るタイマを設定し、複数の音声データをミキシング(混合)する際に用いるバッファを確保する(ステップ330)。タイムアウトしたら(ステップ331、yes)、自分が参加している会議の参加者に割り当てられている出力データキュー25それぞれの先頭アドレスを取得する(ステップ332)。出力データキュー25の先頭アドレスに格納されている各音声データを取得し(ステップ333)、混合処理を行う(ステップ334)。混合音声データをDECODER28へ渡して再生する(ステップ335)。その後、各出力データキュー25の先頭アドレスをインクリメントし、次の再生に備える(ステップ336)。ユーザが「BYE」ボタンを選択した場合(ステップ337、yes)、該音声再生処理を終了する。
【0085】
図29、図30は、IMデータ処理モジュールのシーケンスを示すもので、IMデータ処理モジュールは呼び出されると、テキストメッセージ送信用、受信用、表示用のバッファを確保する(ステップ340)。ユーザから「通信:IM」あるいは「通信:IM−Conference」画面の「Send」ボタンを選択された場合(ステップ341、yes)、ユーザテキスト入力エリア181、あるいは194に入力されたテキストデータを取得して(ステップ342)、テキストメッセージを生成する(ステップ343)。「MESSAGE」コマンドヘッダを付加して「MESSAGE」コマンドを生成し(ステップ344)、1対1のIMの場合にはTCPを用いて通信相手のアドレスに対して、多者間IM(グループチャット)の場合には該チャネルに対応するマルチキャストアドレスとポート番号を宛先とした「MESSAGE」コマンドを送信する(ステップ345)。送信したテキストメッセージをテキストメッセージ表示エリア181、あるいは194に追加表示する(ステップ346)。
【0086】
ステップ347でユーザが「BYE」ボタンを選択するか、通信相手から「BYE」コマンドを受信した場合、IMデータ処理モジュールによる処理を終了する(ステップ347)。
【0087】
通信相手からあるいは、マルチキャストアドレスを宛先とした「MESSAGE」コマンドを受信した場合(ステップ348、yes)、該コマンドに含まれる発信端末の情報を取得し(ステップ349)、該コマンドに含まれるテキストメッセージを取得する(ステップ350)。該コマンドが属するセッションは1対1のIMなのか、多者間IM(グループチャット)なのかを判定して(ステップ351、yes)、グループチャットである場合には、「通信:IM−Conference」画面のテキストメッセージ表示エリア194に、受信テキストメッセージを発信端末のユーザのニックネームと共に追加表示する(ステップ352)。該コマンドが属するセッションが1対1のIMである場合(ステップ360、yes)、「通信:IM」画面のテキストメッセージ表示エリア181に、受信テキストメッセージを発信端末のユーザのニックネームと共に追加表示する(ステップ361)。
【0088】
以上の実施例ではパケット網1としてアドホックネットワークを想定したが、マルチキャストが可能であるならば他のネットワーク、例えば、クライアント端末がマルチキャストサービスに参加するためのプロトコルであるIGMP(Internet Group Membership Protocol)メッセージをルータに発行し、IGMPメッセージを受けたルータが、当該クライアント端末にマルチキャストデータを送信するように構成された既存のマルチキャスト対応ネットワーク
であっても構わない。
【0089】
以上の通り、上記実施例によれば、サーバレスの環境においても、多者間音声通信、1対1のIM、多者間IMを行うことができる。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、アドホックネットワークに適した多者間通信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る分散型コミュニケーションシステムの全体構成図である。
【図2】クライアント端末の内部構成図の一例である。
【図3】多者間通信セッション管理テーブルのフォーマットの一例である。
【図4】チャネル管理テーブルのフォーマットの一例である。
【図5】受信管理テーブルのフォーマットの一例である。
【図6】送信管理テーブルのフォーマットの一例である。
【図7】マルチキャストネットワークへの接続または、切断コマンドのフォーマットの一例である。
【図8】多者間通信セッション制御コマンドのフォーマットの一例である。
【図9】音声データのパケットフォーマットの一例である。
【図10】IMセッション制御コマンドのフォーマットの一例である。
【図11】IMテキストデータのパケットフォーマットの一例である。
【図12】「メイン画面」の一例である。
【図13】「設定」画面の一例である。
【図14】マルチキャストネットワークへの接続、切断処理画面の一例である。
【図15】「通信:VOIP」画面の一例である。
【図16】「通信:IM」画面の一例である。
【図17】「通信:IM−Conference」画面の一例である。
【図18】メイン画面のうち、プレゼンス情報を表示した際の画面の一例である。
【図19】セッション制御のシーケンスの一例である。
【図20】セッション制御のうち、ユーザからのイベントに対する処理のシーケンスの一例である。
【図21】セッション制御のうち、ユーザからのイベントに対する処理のシーケンスの一例である。
【図22】セッション制御のうち、ユーザからのイベントに対する処理のシーケンスの一例である。
【図23】セッション制御のうち、ネットワークからのイベントに対する処理のシーケンスの一例である。
【図24】セッション制御のうち、ネットワークからのイベントに対する処理のシーケンスの一例である。
【図25】IMデータの処理のシーケンスの一例である。
【図26】音声データの送信処理のシーケンスの一例である。
【図27】音声データの受信処理のシーケンスの一例である。
【図28】音声データの混合再生処理のシーケンスの一例である。
【図29】IMデータの処理のシーケンスの一例である。
【図30】IMデータの処理のシーケンスの一例である。
【符号の説明】
1…パケット網、2…クライアント端末
Claims (9)
- マルチキャスト可能な通信網に、複数の端末が接続して通信を行う分散型コミュニケーションシステムであって、
一つの前記端末は、前記通信網への接続コマンドをブロードキャストアドレスを宛先としてブロードキャストして、前記通信網に接続する手段と、
前記通信網へ接続した後に、前記通信網に接続している他の前記端末の通信状況を示すプレゼンス情報を要求するプレゼンス要求コマンドをブロードキャストアドレスを宛先としてブロードキャストする手段と、
前記通信網へ接続している他の前記端末による、前記プレゼンス要求コマンドへの応答を受信し、前記応答に含まれる他の前記端末のプレゼンス情報を取得する手段と、
前記取得した他の前記端末のプレゼンス情報に基づいて、当該端末のユーザによる、予め定められた複数の通信方法のいずれかを選択可能にする手段と、
前記通信網への接続を切断するときに、切断コマンドを前記ブロードキャストアドレスを宛先として送信する手段を備える
ことを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項1に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、
前記複数の通信方法は、
各々に所定のマルチキャストアドレスが割り当てられた一つ以上の多者間通信チャネルを用いた、他の前記端末との音声通信、または他の複数の前記端末とのテキストメッセージ交換であるか、または、
一つの前記端末とのテキストメッセージ交換、
のいずれかであることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項2に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、
一つの前記端末は、
他の前記端末からブロードキャストされた前記通信網への接続コマンドを受信した場合、自端末のアドレス情報を含めた応答コマンドをブロードキャストする手段を備えることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項3に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、一つの前記端末は、
他の前記端末から、前記プレゼンス要求コマンドを受信した場合に、自端末の通信状況を示すプレゼンス応答コマンドを、前記ブロードキャストアドレスを宛先としてブロードキャストする手段と、を備えることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項4に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、一つの前記端末は、
音声入力手段と、
他の前記端末と音声通信を行う場合、参加する前記多者間通信チャネルを示す情報を含む参加コマンドと、自端末が参加している前記多者間通信チャネルから離脱する情報を含む離脱コマンドと、前記音声入力手段により取得した音声データから生成した音声パケットと、のいずれかをあらかじめ定められたマルチキャストアドレスに対してマルチキャストする手段と、
前記マルチキャストアドレスに対する前記音声パケットを受信する手段と、
受信した前記音声パケットのうち、自端末以外の複数の前記端末が送信した音声パケットに含まれる音声データを混合処理し、前記混合処理した音声データを音声出力手段へ出力する手段とを備えることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項4に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、
一つの前記端末は、いずれかの前記多者間通信チャネルへの参加者を問い合わせる問い合わせコマンドを前記マルチキャストアドレスに対してマルチキャストする手段と、
該問い合わせコマンドを受信した場合に、自端末が前記多者間通信チャネルに参加している場合には、自端末を特定する情報を含めた応答するコマンドを前記マルチキャストアドレスに対してマルチキャストする手段とを備えることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項6に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、一つの前記端末は、
他の一つ以上の前記端末とテキストメッセージを交換する手段を備え、
前記テキストメッセージを交換する手段は、他の一つの前記端末とのテキストメッセージ交換には、TCPを用い、他の複数の前記端末間とのテキストメッセージ交換には、マルチキャストを用いることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項4に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、一つの前記端末は、
前記通信網への接続が完了した際に、
いずれか一つの他の前記端末からのテキストメッセージ交換要求の受信を待機する手段と、
ユーザからテキストメッセージ交換を、通信相手情報を伴って要求された場合に、テキストメッセージ交換要求コマンドを、該通信相手情報から得た他の前記端末のアドレスに対して、送信する手段と、
前記テキストメッセージ交換要求コマンドを受信した場合に、該コマンドに含まれる他の前記端末情報を前記ユーザに提供し、前記ユーザが要求に応じることを選択した場合、テキストメッセージ交換肯定応答を生成する手段と、ユーザが要求に応じないことを選択した場合、テキストメッセージ交換拒否応答を生成する手段と、前記生成したいずれかの応答を送信する手段と、
前記ユーザがテキストメッセージ交換を終了することを選択した場合に、テキストメッセージ交換終了コマンドを生成する手段と、該テキストメッセージ交換終了コマンドを、通信相手である他の前記端末のアドレスに対して送信する手段とを備えることを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。 - 請求項4に記載の分散型コミュニケーションシステムであって、一つの前記端末は、
前記プレゼンス応答コマンドは、少なくとも、自端末が通信をなにも行っていないことを示す識別子、または、他の端末と音声通信中であることを示す識別子、他の端末とテキストメッセージ交換中であることを示す識別子のいずれかを有することを特徴とする分散型コミュニケーションシステム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002343181A JP2004178236A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 分散型コミュニケーションシステム |
EP03019703A EP1424820B1 (en) | 2002-11-27 | 2003-08-28 | Distributed communication system |
DE60308984T DE60308984T2 (de) | 2002-11-27 | 2003-08-28 | Verteiltes Kommunikationssystem |
US10/651,288 US20040103149A1 (en) | 2002-11-27 | 2003-08-29 | Distributed communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002343181A JP2004178236A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 分散型コミュニケーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004178236A true JP2004178236A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32290434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002343181A Pending JP2004178236A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 分散型コミュニケーションシステム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040103149A1 (ja) |
EP (1) | EP1424820B1 (ja) |
JP (1) | JP2004178236A (ja) |
DE (1) | DE60308984T2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006003709A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Fujitsu Limited | 通信制御方法及びコンピュータ・システム |
JP2007074700A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-03-22 | Sony Corp | 無線通信システム、端末およびその状態報知方法ならびにプログラム |
JP2008535390A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド | マルチキャスト・コンテンツ・サービスおよびマルチプレイヤ・ゲーム・サービスに強化機能を提供するための方法および装置 |
JP2013172459A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Rsupport Co Ltd | モバイル端末を遠隔制御する方法及び装置 |
JP2013198162A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Rsupport Co Ltd | 仮想キーパッドを利用するモバイル端末の遠隔制御方法及び装置 |
JPWO2017130908A1 (ja) * | 2016-01-29 | 2018-11-22 | 株式会社リコー | 通信端末、通信システム、表示制御方法、及びプログラム |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0307719D0 (en) * | 2003-04-03 | 2003-05-07 | Intellprop Ltd | Telecommunications services apparatus |
US7657645B2 (en) * | 2004-02-05 | 2010-02-02 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | System and method for transporting MPEG2TS in RTP/UDP/IP |
CN100407709C (zh) * | 2004-11-26 | 2008-07-30 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 向第三方提供即时通讯用户状态信息的方法和系统 |
US7478172B1 (en) * | 2004-12-06 | 2009-01-13 | Imera Systems, Inc. | Supporting communication applications between enterprises in a secure manner |
US8452839B2 (en) * | 2004-12-23 | 2013-05-28 | Aol Inc. | Offline away messages |
US9609116B2 (en) * | 2005-01-31 | 2017-03-28 | Nokia Technologies Oy | Establishing an ad-hoc group based on addresses in an e-mail |
EP1849255A4 (en) * | 2005-02-07 | 2010-08-18 | Agilemesh Inc | VIDEO NODE FOR WIRELESS MESH NETWORK |
US8204941B1 (en) * | 2005-09-22 | 2012-06-19 | Sprint Communications Company L.P. | Presence updating with preferred service determination |
US8015247B1 (en) * | 2006-05-24 | 2011-09-06 | Aol Inc. | Joint communication sessions |
US8868763B2 (en) * | 2006-11-03 | 2014-10-21 | Microsoft Corporation | Disk jockey streaming sessions |
US7970840B2 (en) * | 2008-07-02 | 2011-06-28 | International Business Machines Corporation | Method to continue instant messaging exchange when exiting a virtual world |
US9454737B2 (en) * | 2008-08-29 | 2016-09-27 | International Business Machines Corporation | Solution that leverages an instant messaging system to manage ad hoc business process workflows |
JP5026601B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2012-09-12 | パナソニック株式会社 | データを複数のノード間でネットワークを介して受信および転送するマルチキャスト通信方法および装置 |
JP5787667B2 (ja) * | 2011-08-23 | 2015-09-30 | キヤノン株式会社 | ネットワーク管理装置及びその制御方法、ならびに通信装置及びその制御方法 |
AU2013407433B2 (en) * | 2013-12-11 | 2017-07-20 | Sca Hygiene Products Ab | Scheme for addressing protocol frames to target devices |
US10849186B2 (en) | 2017-01-09 | 2020-11-24 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and methods for session management |
CN107689912B (zh) * | 2017-09-15 | 2020-05-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 语音消息发送、播放、传输方法及装置、终端和服务器 |
CN112104546B (zh) * | 2020-09-27 | 2022-10-04 | 上海云鱼智能科技有限公司 | “临时会话”实现方法、装置、服务器、客户端、终端及存储介质 |
US11973824B2 (en) * | 2021-09-23 | 2024-04-30 | Shanghai Anviz Technology Co., Ltd. | Method for data transmission of audio and video in end-to-end system |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2385833C (en) * | 1999-09-28 | 2016-10-18 | Parlano, Inc. | Information flow management in real time |
JP3895092B2 (ja) * | 2000-03-24 | 2007-03-22 | 富士通株式会社 | 通信システム |
US6684627B2 (en) * | 2000-05-26 | 2004-02-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of purifying exhaust gas from internal combustion engine |
JP3805610B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2006-08-02 | 株式会社日立製作所 | 閉域グループ通信方法および通信端末装置 |
US20020075305A1 (en) * | 2000-12-18 | 2002-06-20 | Beaton Brian F. | Graphical user interface for a virtual team environment |
JP2002324038A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-11-08 | Sony Computer Entertainment Inc | コミュニケーションシステム、端末装置、コミュニケーションプログラム、コミュニケーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びコミュニケーション方法 |
US7725398B2 (en) * | 2002-06-19 | 2010-05-25 | Eastman Kodak Company | Method and system for selling goods and/or services over a communication network between multiple users |
US8060225B2 (en) * | 2002-07-31 | 2011-11-15 | Hewlett-Packard Development Company, L. P. | Digital audio device |
US7130282B2 (en) * | 2002-09-20 | 2006-10-31 | Qualcomm Inc | Communication device for providing multimedia in a group communication network |
US7685315B2 (en) * | 2002-10-28 | 2010-03-23 | Nokia Corporation | System and method for conveying terminal capability and user preferences-dependent content characteristics for content adaptation |
-
2002
- 2002-11-27 JP JP2002343181A patent/JP2004178236A/ja active Pending
-
2003
- 2003-08-28 EP EP03019703A patent/EP1424820B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-08-28 DE DE60308984T patent/DE60308984T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-08-29 US US10/651,288 patent/US20040103149A1/en not_active Abandoned
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006003709A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Fujitsu Limited | 通信制御方法及びコンピュータ・システム |
JPWO2006003709A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2008-04-17 | 富士通株式会社 | 通信制御方法及びコンピュータ・システム |
JP4514755B2 (ja) * | 2004-07-02 | 2010-07-28 | 富士通株式会社 | 通信制御方法及びコンピュータ・システム |
JP2008535390A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド | マルチキャスト・コンテンツ・サービスおよびマルチプレイヤ・ゲーム・サービスに強化機能を提供するための方法および装置 |
JP2007074700A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-03-22 | Sony Corp | 無線通信システム、端末およびその状態報知方法ならびにプログラム |
JP4561704B2 (ja) * | 2005-08-09 | 2010-10-13 | ソニー株式会社 | 無線通信システム、端末およびその状態報知方法ならびにプログラム |
JP2013172459A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Rsupport Co Ltd | モバイル端末を遠隔制御する方法及び装置 |
JP2013198162A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Rsupport Co Ltd | 仮想キーパッドを利用するモバイル端末の遠隔制御方法及び装置 |
JPWO2017130908A1 (ja) * | 2016-01-29 | 2018-11-22 | 株式会社リコー | 通信端末、通信システム、表示制御方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60308984D1 (de) | 2006-11-23 |
US20040103149A1 (en) | 2004-05-27 |
EP1424820A1 (en) | 2004-06-02 |
EP1424820B1 (en) | 2006-10-11 |
DE60308984T2 (de) | 2007-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004178236A (ja) | 分散型コミュニケーションシステム | |
US7283154B2 (en) | Systems and methods for videoconference and/or data collaboration initiation | |
US7801134B2 (en) | VoIP system, VoIP server and client, and multicast packet communication method | |
CN103475499B (zh) | 一种基于网络电话会议的语音对讲方法及系统 | |
US7328240B2 (en) | Distributed multipoint conferencing | |
US20080031161A1 (en) | Method and system for establishing a conference call between a remote and a local endpoint | |
CN101689998A (zh) | 活动说话者标识 | |
US8621003B2 (en) | Enhanced application-layer multicast for peer-to-peer conferencing | |
CN101820523B (zh) | 一种会话处理方法和系统 | |
US20070133436A1 (en) | Audio bridge for network conferencing | |
JP2008535408A (ja) | 複数のデバイスへのパケットベースの呼出しの接続 | |
JP5327917B2 (ja) | 電子会議システム、帯域管理方法および帯域管理プログラム | |
JP2007072739A (ja) | 多地点会議システム、多地点会議装置およびクライアント端末 | |
KR100426519B1 (ko) | 이동통신 단말기를 이용한 멀티캐스트 패킷 통신방법 | |
CN1750505B (zh) | 基于实时传输协议的发送方标识方法 | |
CN102291366A (zh) | 一种实现多媒体会议即时聊天的方法和用户设备 | |
CN101026812B (zh) | 在多方通信系统中获得会话参与用户会话能力的方法 | |
Huang et al. | PhoneNet: a phone-to-phone network for group communication within an administrative domain | |
CN102546994B (zh) | 一种多媒体会议成员实现消息交互的方法及系统 | |
KR20010083840A (ko) | 실시간 멀티미디어 프리젠테이션을 위한 서버 비의존캐스팅 기법 및 양방향통신의 구현방법 | |
KR20030058557A (ko) | 이동통신 패킷망에서 에스아이피를 이용한 프레전스서비스 제공 방법 | |
TWI259723B (en) | Multi-location conference system and method | |
CN115604045A (zh) | 线上会议融合方法、装置和计算机存储介质 | |
KR100553428B1 (ko) | 네트워크의 멀티캐스트 지원 여부 검출 방법 | |
JP2007026199A (ja) | 多地点会議システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041112 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080507 |