JP2004172717A - Connection structure of speaker system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高音用ツィータを含む少なくとも二つのスピーカから構成される車載用スピーカ装置の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車載用カーステレオには、高音用ツィータを含む少なくとも二つのスピーカを備えたスピーカ装置が多く採用されている。例えば図17に示すように、スピーカ装置1は、自動車の右側の前席ドア2の前側にて、上方から順に高音用ツィータ3,中音用スコーカ4及び低音用ウーハー5とで構成されている。
【0003】
上記ツィータ3は、図18に示すように、取付金具3aを介して、前席ドア2のドアインナパネル2aの上部に取付ビス3bで取り付けられている。また、上記スコーカ4は、ハウジング4aにより支持されており、このハウジング4aがツィータ3の下方に配置されて、取付ビス4bによりドアインナパネル2aに取り付けられている。さらに、上記ウーハー5は、ドアインナパネル2aの下端付近に取り付けられている。
【0004】
ここで、ツィータ3は、図19(A)に示すように、三つの端子3c,3d,3eを備えており、ツィータ3を構成するボイスコイルに接続された両端の端子3c,3eに対して、中央の端子3dは低音カットフィルタとして作用するコンデンサ3fを介して端子3eに接続されている。
さらに、上記端子3c,3dは、それぞれリード線3g,3hを介して第一のコネクタ6に接続され、その際、リード線3g,3hは、途中で3i,3jに分岐され、これらの分岐線3i,3jも、同様に第一のコネクタ6に接続されている。
【0005】
また、スコーカ4は、図19(B)に示すように、二つの端子4c,4dを備えており、この二つの端子4c,4dは、それぞれリード線4e,4fを介して第二のコネクタ7に接続されている。
【0006】
ところで、第一のコネクタ6及び第二のコネクタ7は、図20に示すように、それぞれ車両側の第三のコネクタ8a及び第四のコネクタ8bに接続されるようになっており、第三のコネクタ8aは、リード線3g,3hを車両側のワイヤハーネス9に接続すると共に、第四のコネクタ8bは、リード線4e,4fをリード線8c,8dを介して第一のコネクタ6のリード線3i,3jに接続するようになっている。
【0007】
これにより、図20の配線図に示すように、ツィータ3は、車両側のワイヤハーネス9から第三のコネクタ8a,第一のコネクタ6を介して、アンプからの音声信号が入力され、その際コンデンサ3fにより低周波帯域がカットされることになる。
また、スコーカ4は、車両側のワイヤハーネス9から第三のコネクタ8a,第四のコネクタ8bを介して、リード線4e,4fを通って、アンプからの音声信号が入力される。
さらに、ウーハー5は、同様に、図示しない車両側のワイヤハーネスからリード線を介してアンプからの音声信号が入力されるようになっている。
このようにして、ツィータ3,スコーカ4及びウーハー5は、アンプからの音声信号が入力され、それぞれ高音域及び中音域の音声を発生させるようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−315026号公報
【特許文献2】
特開2002−56940号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のスピーカ装置1においては、組立の際に、ツィータ3に関して、端子3c,3d,3eに対してコンデンサ3f及びリード線3g,3hをハンダ付けし、第一のコネクタ6を第三のコネクタ8aに接続すると共に、またスコーカ4に関して、端子4c,4dにリード線4e,4fをハンダ付けし、第二のコネクタ7を第四のコネクタ8bに接続する必要がある。
このため、組立作業が煩雑となり、組立時間が長くなってしまうと共に、コネクタが多数必要であることから、部品コストも高くなってしまう。また、部品数が多いことから、スピーカ装置1全体の軽量化に反することにもなる。
【0010】
さらに、上述した3ウェイ式スピーカ装置1におけるツィータ3及びスコーカ4の場合だけでなく、所謂2ウェイ式スピーカ装置におけるツィータ及びウーハーの場合にも同様であり、また前席ドアに組み込んだスピーカ装置だけでなく、例えば後席ドアあるいはリアトレイパネルに組み込んだスピーカ装置の場合も同様である。
【0011】
これに対して、特開平5−315026号(特許文献1)には、スピーカにリード線を介して接続されたコネクタ接続装置が開示されている。この構成は、個々のスピーカに接続されたコネクタプラグを自動機により接続できるようにしたものであり、ツィータを含むスピーカ装置の取付作業を軽減するものではない。
【0012】
また、特開2002−56940号(特許文献2)には、スピーカのフレームに取り付けられるコネクタの取付構造が開示されている。この構成は、コネクタが無作為の外力によりロック解除されないようにしたものであり、同様にツィータを含むスピーカ装置の取付作業を軽減するものではない。
【0013】
本発明は、以上の点にかんがみ、ツィータを含む少なくとも二つのスピーカから成るスピーカ装置の取付作業を軽減するようにしたスピーカ装置の接続構造を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明によれば、小型の高音用ツィータである第一のスピーカをコンデンサを介して、また比較的大型の第二のスピーカを直接に車両側ワイヤハーネスに接続するスピーカ装置の接続構造において、上記第二のスピーカを取付パネルに取り付けるためのハウジングが、車両側ワイヤハーネスを受容して、車両側ワイヤハーネスの各リード線を第二のスピーカの各端子に接触させるコネクタ部を備えており、このコネクタ部が、第一のスピーカを支持するハウジングが係合する係合部を備えていて、その係合時に、第二のスピーカの各端子が、第一のスピーカの一方の端子と第一のスピーカの他方の端子に接続されたコンデンサの他方の端子とにそれぞれ接触することを特徴とする、スピーカ装置の接続構造により、達成される。
【0015】
第二のスピーカの各端子は、好ましくは、第一のスピーカの一方の端子と、第一のスピーカの他方の端子に接続されたコンデンサの他方の端子と、にそれぞれ板バネ端子を介して接触する。
【0016】
本発明は、好ましくは、第二のスピーカの各端子に対応する二つの板バネ端子と、さらにその側方に設けられた第三の板バネ端子が備えられており、両側の板バネ端子が、係合時に、それぞれコンデンサの対応する端子に当接すると共に、中央の板バネ端子と第三の板バネ端子が、係合時に、それぞれ第一のスピーカの各端子に接触する。
【0017】
コネクタ部は、好ましくは、車両側ワイヤハーネスの受容方向と、取付パネルへの装着方向が同じであるように構成されている。
【0018】
上記第二のスピーカは中音用のスコーカ又は低音用のウーハーであり、上記第一のスピーカ及び第二のスピーカが、取付パネルとしてドアインナパネル又はリアトレイパネルに取り付けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明によるスピーカ装置の接続構造の一実施の形態を前席ドアに組み込んだ状態を示している。図1に示すスピーカ装置10は、自動車の右側の前席ドア11の前側にて、上方から順に高音用ツィータ12,中音用スコーカ13及び低音用ウーハー14を含んでおり、所謂3ウェイ式に構成されている。
【0020】
上記ツィータ12は、円筒状のハウジング12a内に収容されており、このハウジング支持12aが、図2に示すように、接続構造20(後述参照)により、スコーカ13のハウジング13aに対して一体的に取り付けられるようになっている。
また、上記スコーカ13は、従来と同様にして、図2に示すように、円筒状のハウジング13aにより支持されており、このハウジング13aが、前席ドア11のドアインナパネル11aに取付ビス13cにより取り付けられる。
さらに、上記ウーハー14は、同様にして、図1に示すように、前席ドア11のドアインナパネル11aの下端付近に取り付けられる。
そして、これらのツィータ12,スコーカ13及びウーハー14は、それぞれ車両側ワイヤハーネス15(後述)に対して接続されるようになっている。
【0021】
ここで、上記ツィータ12及びスコーカ13の接続構造20は、図3〜図8に詳細に示すように構成されている。
この接続構造として、ツィータ12を収容するハウジング12aに、第一の係合部が形成されており、これと係合する第二の係合部が、スコーカ13を支持するハウジング13aに形成されている。
第一の係合部としての係合部21は、円筒状のハウジング12aの外表面から外方に向けて突出形成されている。また、ハウジング13aにも、その外表面から外方に向けて、箱形状のコネクタ部13bが突出形成されており、このコネクタ部13b内に、第二の係合部としての係合部22が形成されている。
そして、前述したように、ツィータ12のハウジング12aの一部である係合部21が、スコーカ13のハウジング13aに設けられたコネクタ部13bに備えられた係合部22と係合することにより、一体的に連結されるようになっている。
この係合は、具体的には、スコーカ13側の係合部としての上方に開放した凹陥部22(第二の係合部)内に、上方からツィータ12側の係合部21(第一の係合部)が挿入され、係合部21から側方に突出する係合爪21aが、凹陥部22の側方に形成された係合穴22a内に嵌合することにより、行なわれるようになっている。
【0022】
ここで、凹陥部22の内面には、三つの板バネ端子23,24,25が横に並んで配置されている。これらの板バネ端子23,24,25は、同じ構成であるので、板バネ端子23について、図5により説明する。
板バネ端子23は、図5に示すように、下端にて凹陥部22の底面に設けられた溝22b内に係合する爪部23aと、下端から外側に向かって下方へ屈曲して延びるバネ部23bと、下端から上方に向かってほぼ垂直に延びた支持部23cと、さらに支持部23cの上端から外側に向かって弾性的に突出した接触部23d、とから構成されている。
【0023】
さらに、コネクタ部13bは、図4及び図6に示すように、凹陥部22の下方にて、外側に開口したコンデンサ収容部26を備えており、コンデンサ収容部26内にコンデンサ16が挿入されたとき、コンデンサ16の二つの端子16a,16bが、対応する貫通穴26a,26bを介して凹陥部22内にて上記板バネ端子23,25のバネ部23b,25bの下方へ延びるようになっている。
ここで、コンデンサ収容部26は、下方にコンデンサ16より小さな穴26cを備えており、コンデンサ16が挿入されたとき、当該コンデンサ16がこの穴26c内に僅かに落ち込むことにより、仮固定されるようになっている。
【0024】
また、凹陥部22内には、内側からスコーカ13の端子13d,13eが露出しており、これらの端子13d,13eは、図7に示すように、垂直方向に長く延びて形成されており、図4に示すように、ハウジング13aを貫通して、さらに下方に向かって延びて、車両側ワイヤハーネス15の先端のコネクタ27を受容する受容部13f内に突出している。
【0025】
これらの端子13d,13eは、それぞれ図8〜図11に示すように、上記三つの板バネ端子23,24,25のうち、左側及び中央の板バネ端子23,24に対応するように配置されており、上端から外側に突出した突起部13d1,13e1が、それぞれ板バネ端子23,24の支持部23c,24cの中間高さ付近に当接するように形成されている。
ここで、コネクタ27は、前もってドアインナパネル11aの内面の所定位置に取り付けられており、コネクタ27と受容部13fとの挿入方向は、ドアインナパネル11aに対して垂直方向、即ち図4にて上下方向になっており、スコーカ13のドアインナパネル11aに対する取付方向と一致している。
【0026】
これに対して、ツィータ12のハウジング12aに備えられた係合部21の外側面には、図4及び図12に示すように、ツィータ12の二つの端子12c,12dと、ハウジング12aと一体に形成された凸部12eとが並んで突出している。ここで、ツィータ12の各端子12c,12dは、それぞれ図13に示すように、内側に向かって突出した凸部12c1,12d1を備えている。
【0027】
これにより、ツィータ12のハウジング12aの係合部21がスコーカ13のコネクタ部13bの係合部22に係合したとき、図9〜図11に示すように、各端子12c,12dが、それぞれスコーカ13のコネクタ部13bの凹陥部22内にて、板バネ端子24,25の接触部24d,25dに当接すると共に、凸部12eが、板バネ端子23の接触部23dに当接するようになっている。
【0028】
本発明の実施形態によるスピーカ装置の接続構造20を備えたスピーカ装置10は、以上のように構成されており、スピーカ装置10を自動車の前席ドア11のドアインナパネル11aに取り付ける場合には、以下のように取付作業が行なわれる。
即ち、スコーカ13のハウジング13aに備えられたコネクタ部13bのコンデンサ収容部26内の貫通穴26a,26bに、コンデンサ16の二つの端子16a,16bを挿通させながら、コンデンサ16をコンデンサ収容部26内に挿入し、コンデンサ16を穴26c内に落とし込むことにより、仮固定する。
【0029】
続いて、板バネ端子23,24,25を、スコーカ13のコネクタ部13bの凹陥部22内の所定位置にセットして、図14にて実線で示すように、各板バネ端子23,24,25の爪部23a,24a,25aをそれぞれ凹陥部22の底面に設けられた溝22b内に挿入することにより、仮固定する。
【0030】
この状態から、ツィータ12のハウジング12aの係合部21を、図14に示すように、スコーカ13のコネクタ部13bの係合部22の上方に整合させて、係合部21を下方へ移動させることにより、係合部21の係合爪21aを、凹陥部22の側方に形成された係合穴22a内に嵌合させると、係合部21が係合部22に係合され、図14にて点線で示すように、ツィータ12のハウジング12aがスコーカ13のハウジング13aに対して固定保持されることになる。
その際、板バネ端子23,24,25は、そのバネ部23b,24b,25bの先端が、ツィータ12のハウジング12aの下面12a1によりコネクタ部13bのコンデンサ収容部26の上面に対して挟持されることにより、図14にて点線で示すように、バネ部23b,24b,25bの中央付近が下方へ移動し、これにより板バネ端子23,25のバネ部23b,25bが、それぞれコンデンサ収容部26内に収容されたコンデンサ16の各端子16a,16bに対して上方から当接し、電気的に接続される。
【0031】
また、各板バネ端子23,24,25は、その接触部23d,24d,25dが、ツィータ12の凸部12e,端子12c,12dにより内側に向かって押圧される。これにより、板バネ端子23は、図9に示すように、その支持部23cの中央付近にスコーカ13の端子13dの凸部13d1が当接し、これにより、スコーカ13の端子13dが板バネ端子23を介してコンデンサ16の一方の端子16aに対して電気的に接続される。
また、板バネ端子24は、図10に示すように、その支持部24cの中央付近にスコーカ13の端子13eの凸部13e1が当接し、これにより、スコーカ13の端子13eが板バネ端子24を介してツィータ12の一方の端子12cに対して電気的に接続される。
さらに、板バネ端子25は、図11に示すように、そのバネ部25bがコンデンサ16の他方の端子16bに当接することにより、ツィータ12の端子12dが板バネ端子25を介してコンデンサ16の他方の端子16bに対して電気的に接続される。
【0032】
ここで、好ましくは、ツィータ12のハウジング12aの一部12fが、スコーカ13のコネクタ部13bのコンデンサ収容部26の外側開口を閉じるように形成されており、これによりコンデンサ16のコンデンサ収容部26からの脱落が防止される。
【0033】
このようにして互いに一体化されたツィータ12及びスコーカ13は、その後自動車の前席ドア11のドアインナパネル11aに取り付けられる。その際、自動車の前席ドア11のドアインナパネル11aの所定位置には、図4及び図8に示すように、前もって車両側ワイヤハーネス15のコネクタ27が取り付けられている。
そして、図4にて上方から、スコーカ13のハウジング13aがドアインナパネル11aに対して下降され、取付位置に持ち来されると、その下降移動に伴って、スコーカ13のコネクタ部13bの受容部13f内に、ドアインナパネル11aに取り付けられている車両側ワイヤハーネス15のコネクタ27が挿入されることになり、図4及び図8に示すように、スコーカ13のドアインナパネル11aへの取付けと、コネクタ部13bと車両側ワイヤハーネス15のコネクタ27との接続が、同時に行なわれることになる。
【0034】
このようにツィータ12及びスコーカ13の係合部21,22の係合により、ツィータ12の一方の端子12cが板バネ端子24を介してスコーカ13の一方の端子13eに接続されると共に、ツィータ12の他方の端子12dが板バネ端子25からコンデンサ16を介して、そして板バネ端子23を介してスコーカ13の他方の端子13dに接続される。
さらに、スコーカ13の各端子13d,13eが、それぞれ車両側ワイヤハーネス15のコネクタ27に接続されることにより、ツィータ12及びスコーカ13は、図15に示すように、車両側ワイヤハーネス15に対して接続されることになる。
【0035】
従って、本発明の実施形態によるスピーカ装置の接続構造20を備えたスピーカ装置10において、ツィータ12及びスコーカ13の各端子12c,12d,13d,13eそしてコンデンサの各端子16a,16bは、それぞれハンダ付けする必要がなく、板バネ端子23,24,25の弾性に基づいて圧接されて電気的に接続され、またコネクタとしては、スコーカ13のハウジング13aに一体に備えられたコネクタ部13bのみを利用していることから、部品点数が少なくて済み、また容易に組み立てることができると共に、スピーカ装置10をドアインナパネル11aに短時間で取付可能である。
よって、部品コスト及び組立コストが低減されると共に、全体として軽量に構成される。
【0036】
上述した実施形態においては、所謂3ウェイ式スピーカ装置のうち、ツィータ12及びスコーカ13の接続構造について説明したが、これに限らず、ツィータとウーハーの接続構造に本発明を適用し得ることは明らかであり、さらに2ウェイ式スピーカ装置に本発明を適用し得ることも明らかである。
また、上述した実施形態においては、スピーカ装置10は、自動車の右側の前席ドアに組み込まれているが、これに限らず、左側の前席ドアに組み込まれたスピーカ装置に本発明を適用し得ることは明らかである。
【0037】
さらに、上述した実施形態においては、自動車の前席ドア11のドアインナパネル11aに取り付けるスピーカ装置10について説明したが、これに限らず、自動車の後席ドアのドアインナパネルに取り付けるスピーカ装置に本発明を適用し得ることは明らかであり、さらに図16に示すように、自動車の車室後部のリアトレイパネル11cに取り付けるスピーカ装置10Aについても、本発明を適用し得ることは明らかである。その際、スピーカ装置10Aの構成は、少なくとも二つのスピーカを含んでおり、この二つのスピーカを互いに接続構造により互いに一体化するような構成であればよい。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、部品コスト及び組立コストが低減されると共に、全体として軽量に構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスピーカ装置の接続構造を備えたスピーカ装置全体を、前席ドアに組み込んだ状態を示す概略側面図である。
【図2】図1のスピーカ装置におけるツィータ及びスコーカの接続構造を示す図1のB−B線断面図である。
【図3】図2の接続構造を示す分解斜視図である。
【図4】図2の接続構造をより詳細に示す断面図である。
【図5】図2の接続構造における板バネ端子の構成を示す拡大斜視図である。
【図6】図2の接続構造におけるスコーカのコネクタ部のコンデンサ収容部を示す部分拡大斜視図である。
【図7】図2の接続構造におけるスコーカの端子を示す拡大斜視図である。
【図8】図4の接続構造におけるスコーカのコネクタ部を示す側面図である。
【図9】図8のコネクタ部におけるA−A線断面図である。
【図10】図8のコネクタ部におけるB−B線断面図である。
【図11】図8のコネクタ部におけるC−C線断面図である。
【図12】図2の接続構造におけるツィータ側の係合部とスコーカ側の係合部との係合状態を示す拡大斜視図である。
【図13】図2の接続構造におけるツィータの端子を示す拡大斜視図である。
【図14】図2の接続構造におけるツィータ側の係合部とスコーカ側の係合部との係合状態を示す拡大断面図である。
【図15】図2の接続構造によるツィータ及びスコーカの接続状態を示す配線図である。
【図16】本発明によるスピーカ装置の接続構造の他の構成例を示す概略斜視図である。
【図17】従来のスピーカ装置の接続構造を備えたスピーカ装置全体を、前席ドアに組み込んだ状態を示す概略側面図である。
【図18】図17のスピーカ装置におけるツィータ及びスコーカの接続構造を示す断面図である。
【図19】図17の接続構造において、(A)はツィータの接続状態を示す概略斜視図、(B)はスコーカの接続状態を示す概略斜視図である。
【図20】図17のツィータ及びスコーカの接続状態を示す配線図である。
【符号の説明】
10,10A スピーカ装置
11 自動車の前席ドア
11a ドアインナパネル
12 ツィータ
12a ハウジング
12c,12d 端子
12e 凸部
13 スコーカ
13a ハウジング
13b コネクタ部
13c 取付ビス
13d,13e 端子
13d1,13e1 凸部
13f 受容部
14 ウーハー
15 車両側ワイヤハーネス
16 コンデンサ
16a,16b 端子
20 接続構造
21 係合部(ツィータ側)
22 係合部(スコーカ側凹陥部)
22b 溝
23,24,25 板バネ端子
23a,24a,25a 爪部
23b,24b,25b バネ部
23c,24c,25c 支持部
23d,24d,25d 接触部
26 コンデンサ収容部
26a,26b 貫通穴
26c 穴
27 コネクタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a connection structure of an in-vehicle speaker device including at least two speakers including, for example, a treble tweeter.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, a speaker device having at least two speakers including a tweeter for high-frequency sound has been widely used in an in-vehicle car stereo. For example, as shown in FIG. 17, the speaker device 1 includes a
[0003]
As shown in FIG. 18, the
[0004]
Here, as shown in FIG. 19A, the
Further, the
[0005]
Further, as shown in FIG. 19B, the
[0006]
As shown in FIG. 20, the
[0007]
Thereby, as shown in the wiring diagram of FIG. 20, the
The
Similarly, the
In this way, the
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-5-315026 [Patent Document 2]
JP-A-2002-56940
[Problems to be solved by the invention]
However, in the speaker device 1 having such a configuration, the
Therefore, the assembling work is complicated, the assembling time is lengthened, and the cost of parts is increased because a large number of connectors are required. In addition, since the number of components is large, it is against the weight reduction of the entire speaker device 1.
[0010]
Further, the same applies to the tweeter and woofer in the so-called two-way speaker device, as well as the
[0011]
On the other hand, JP-A-5-315026 (Patent Document 1) discloses a connector connection device connected to a speaker via a lead wire. This configuration allows connector plugs connected to individual speakers to be connected by an automatic machine, and does not reduce the work of mounting speaker devices including tweeters.
[0012]
Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-56940 (Patent Document 2) discloses an attachment structure of a connector attached to a speaker frame. This configuration prevents the connector from being unlocked by a random external force, and similarly does not reduce the work of mounting the speaker device including the tweeter.
[0013]
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above, an object of the present invention is to provide a speaker device connection structure that reduces the work of mounting a speaker device including at least two speakers including a tweeter.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a speaker device for connecting a first speaker, which is a small high-pitched tweeter, via a capacitor and a relatively large second speaker directly to a vehicle-side wire harness. In the structure, a housing for mounting the second speaker to a mounting panel includes a connector portion that receives the vehicle-side wire harness and contacts each lead wire of the vehicle-side wire harness with each terminal of the second speaker. The connector portion includes an engagement portion with which a housing supporting the first speaker is engaged, and when the connector is engaged, each terminal of the second speaker is connected to one terminal of the first speaker. And the other terminal of the capacitor connected to the other terminal of the first speaker is achieved by the connection structure of the speaker device.
[0015]
Each terminal of the second speaker preferably contacts one terminal of the first speaker and the other terminal of the capacitor connected to the other terminal of the first speaker via a leaf spring terminal. I do.
[0016]
The present invention preferably includes two leaf spring terminals corresponding to the respective terminals of the second speaker, and further includes a third leaf spring terminal provided on the side thereof, and the leaf spring terminals on both sides are provided. When engaged, they respectively contact the corresponding terminals of the capacitor, and the central leaf spring terminal and the third leaf spring terminal respectively contact the respective terminals of the first speaker when engaged.
[0017]
Preferably, the connector portion is configured so that the receiving direction of the vehicle-side wire harness and the mounting direction to the mounting panel are the same.
[0018]
The second speaker is a medium-sound squawker or a low-frequency woofer, and the first speaker and the second speaker are mounted on a door inner panel or a rear tray panel as a mounting panel.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the drawings.
1 and 2 show a state in which one embodiment of a connection structure for a speaker device according to the present invention is incorporated in a front seat door. The speaker device 10 shown in FIG. 1 includes a
[0020]
The
2, the
Further, the
The
[0021]
Here, the
As this connection structure, a first engagement portion is formed in a
The
Then, as described above, the engaging
Specifically, this engagement is performed by inserting the engagement portion 21 (the first engagement portion) (the first engagement portion) on the
[0022]
Here, three
As shown in FIG. 5, the
[0023]
Further, as shown in FIGS. 4 and 6, the
Here, the
[0024]
Further, the
[0025]
As shown in FIGS. 8 to 11, these
Here, the
[0026]
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 12, the two
[0027]
Accordingly, when the engaging
[0028]
The speaker device 10 including the speaker
That is, while the two
[0029]
Subsequently, the
[0030]
From this state, as shown in FIG. 14, the engaging
At this time, the ends of the
[0031]
The
Further, as shown in FIG. 10, the projection 13e1 of the terminal 13e of the
Further, as shown in FIG. 11, when the
[0032]
Here, preferably, a
[0033]
The
In FIG. 4, the housing 13a of the
[0034]
By the engagement of the
Further, by connecting the
[0035]
Therefore, in the speaker device 10 having the speaker
Therefore, the component cost and the assembly cost are reduced, and the overall configuration is light.
[0036]
In the above-described embodiment, the connection structure of the
In the above-described embodiment, the speaker device 10 is incorporated in the right front door of the automobile. However, the present invention is not limited to this, and the present invention is applied to the speaker device incorporated in the left front door. Obviously you get.
[0037]
Furthermore, in the above-described embodiment, the speaker device 10 attached to the door inner panel 11a of the front seat door 11 of the automobile has been described. It is clear that the present invention can be applied, and as shown in FIG. 16, it is clear that the present invention can also be applied to a speaker device 10A mounted on a rear tray panel 11c at the rear of a vehicle cabin. At this time, the configuration of the speaker device 10A includes at least two speakers, and any configuration may be used as long as the two speakers are integrated with each other by a connection structure.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, component costs and assembly costs are reduced, and the overall configuration is lighter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view showing a state in which an entire speaker device having a speaker device connection structure according to the present invention is incorporated in a front seat door.
FIG. 2 is a sectional view taken along the line BB of FIG. 1 showing a connection structure of a tweeter and a squawker in the speaker device of FIG. 1;
FIG. 3 is an exploded perspective view showing the connection structure of FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view showing the connection structure of FIG. 2 in more detail;
FIG. 5 is an enlarged perspective view showing a configuration of a leaf spring terminal in the connection structure of FIG. 2;
FIG. 6 is a partially enlarged perspective view showing a capacitor accommodating portion of a connector portion of the squawker in the connection structure of FIG. 2;
FIG. 7 is an enlarged perspective view showing terminals of a squawker in the connection structure of FIG. 2;
8 is a side view showing a connector of a squawker in the connection structure of FIG. 4;
FIG. 9 is a sectional view taken along line AA of the connector section of FIG. 8;
FIG. 10 is a sectional view taken along line BB of the connector section of FIG. 8;
FIG. 11 is a sectional view taken along line CC of the connector section of FIG. 8;
FIG. 12 is an enlarged perspective view showing an engagement state between an engagement portion on the tweeter side and an engagement portion on the squawker side in the connection structure of FIG. 2;
FIG. 13 is an enlarged perspective view showing a terminal of a tweeter in the connection structure of FIG. 2;
FIG. 14 is an enlarged cross-sectional view showing an engagement state between a tweeter-side engagement portion and a squawker-side engagement portion in the connection structure of FIG. 2;
FIG. 15 is a wiring diagram showing a connection state of a tweeter and a squawker according to the connection structure of FIG. 2;
FIG. 16 is a schematic perspective view showing another configuration example of the connection structure of the speaker device according to the present invention.
FIG. 17 is a schematic side view showing a state in which the entire speaker device provided with the conventional speaker device connection structure is incorporated in a front seat door.
18 is a cross-sectional view illustrating a connection structure of a tweeter and a squawker in the speaker device of FIG.
19A is a schematic perspective view showing a connection state of a tweeter, and FIG. 19B is a schematic perspective view showing a connection state of a squawker in the connection structure of FIG.
FIG. 20 is a wiring diagram showing a connection state of the tweeter and the squawker of FIG. 17;
[Explanation of symbols]
10, 10A Speaker device 11 Front seat door 11a of car Door
22 Engagement part (Sukaka side concave part)
Claims (8)
上記第二のスピーカを取付パネルに取り付けるためのハウジングが、車両側ワイヤハーネスを受容して、車両側ワイヤハーネスの各リード線を第二のスピーカの各端子に接触させるコネクタ部を備えており、
このコネクタ部が、第一のスピーカを支持するハウジングが係合する係合部を備えていて、
その係合時に、第二のスピーカの各端子が、第一のスピーカの一方の端子と、第一のスピーカの他方の端子に接続されたコンデンサの他方の端子と、にそれぞれ接触することを特徴とする、スピーカ装置の接続構造。In a connection structure of a speaker device that connects a first speaker that is a small high-frequency tweeter via a capacitor and a relatively large second speaker directly to a vehicle-side wire harness,
A housing for mounting the second speaker on the mounting panel includes a connector portion that receives the vehicle-side wire harness and contacts each lead wire of the vehicle-side wire harness with each terminal of the second speaker,
The connector portion includes an engagement portion with which a housing supporting the first speaker is engaged,
During the engagement, each terminal of the second speaker contacts one terminal of the first speaker and the other terminal of the capacitor connected to the other terminal of the first speaker, respectively. Connection structure of the speaker device.
両側の板バネ端子が、係合時に、それぞれコンデンサの対応する端子に当接すると共に、中央の板バネ端子と第三の板バネ端子が、係合時にそれぞれ第一のスピーカの各端子に接触することを特徴とする、請求項2に記載のスピーカ装置の接続構造。Two leaf spring terminals corresponding to the respective terminals of the second speaker, and a third leaf spring terminal provided on the side thereof are further provided,
The leaf spring terminals on both sides contact the corresponding terminals of the capacitor when engaged, respectively, and the central leaf spring terminal and the third leaf spring terminal respectively contact the terminals of the first speaker when engaged. The connection structure of the speaker device according to claim 2, wherein:
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