JP2004171651A - Disk clamping mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクのクランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ターンテーブル上に載置されるディスクを回転駆動する際に、ターンテーブル上のディスクをクランパによって押さえ込むクランプ機構が種々開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−298904公報(図11、図12)
【0004】
特許文献1における従来のクランプ機構では、調芯機構を備えたターンテーブルがモータの回転軸に固定され、ディスクがローディングされてくると、操作レバーがディスクに接触し、操作レバーの回動に伴って調芯凸部がターンテーブルから上昇し、クランパに形成された係合部に係合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の調芯機構を有する従来のクランプ機構では、調芯機構の動作が複雑なために、構造が複雑になり部品点数も多くなってしまうという問題がある。
【0006】
また、ディスク装置などの薄型化の為に、ディスク駆動モータとして、ロータにカップ状の回転ヨークを設けその回転ヨークでターンテーブルを兼ねる構成とする場合、上述の従来のクランプ機構のように複雑な構成を有する調芯機構を、装置の薄型形態を保ちつつ、クランプ機構に組み込むことは困難である。すなわち、回転ヨークがターンテーブルを兼ねる構成の場合、従来のクランプ機構における調芯機構を採用すると、モータ内部に調芯機構を設ける必要が生じ、モータの構成が複雑化する。このため、モータの組み立て精度を向上させることが難しくなる。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題点に鑑みて、調芯機構を備えた場合の構成を簡素化することができるディスクのクランプ機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明は、ディスク駆動モータのロータに備えられたターンテーブルと、ターンテーブルに対向して配置されたクランパと、クランパを回動自在な状態で保持するクランパ保持部材とを備え、クランパ保持部材によりクランパをターンテーブルの方向へ移動させて、ローディングされてきたディスクをクランパとターンテーブルとで挟むディスクのクランプ機構において、ターンテーブルの回転中心に設けられた調芯用凹部と、クランパの回転中心においてクランパの回転軸方向に移動可能に配置された調芯部材と、クランパをターンテーブルの方向へ付勢する弾性部材とを有し、弾性部材が、クランパ保持部材によりクランパが移動しディスクに当接した後、さらにクランパ保持部材がターンテーブルの方向へ移動することにより圧縮され、調芯部材が、クランパ保持部材とともにターンテーブルの方向へ移動し、弾性部材の圧縮によりクランパからターンテーブルの方向へ突出して調芯用凹部に係合するようにしたものである。
【0009】
また、他の発明は、上述のディスクのクランプ機構において、調芯部材の先端が、クランパがディスクに当接していない状態では、クランパの当接部と同一平面上、もしくは、ターンテーブルから見てクランパの当接部より遠方に位置するようにしたものである。
【0010】
また、他の発明は、上述のディスクのクランプ機構のいずれかにおいて、ターンテーブルが、ディスク駆動モータのロータの一部として形成されたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るディスクのクランプ機構を、図1及び図2に基づいて詳細に説明する。
【0012】
図1および図2は、本発明の実施の形態に係るディスクのクランプ機構の構成を示す断面図である。図1は、ディスクのローディング前及び排出後(搬入前及び搬出後)の状態を示す断面図であり、図2は、ディスクをローディングした後(搬入後)であってチャッキングされている状態を示す断面図である。
【0013】
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るディスクのクランプ機構は、ディスク駆動モータ1のロータ21の一部として形成されたターンテーブル13と、ターンテーブル13に対向して配置されるクランパ3とを有し、ターンテーブル13とクランパ3とで、図示しないディスクローディング機構により図1の矢印X方向にローディングされてきたディスク2を挟む。
【0014】
ディスク駆動モータ1は、ステータ11及びロータ21と、ロータ21に一体的に備えられたターンテーブル13から構成されている。ステータ11は、ステータ基板14と、ステータ基板14に嵌合固定されたコイル取り付け部15と、コイル取り付け部15の外周に取り付けられたコイル巻線部16と、このコイル巻線部16に巻回されたコイル17と、ラジアル軸受け18を備えている。
【0015】
ステータ基板14は、平板状部材で構成されており、所定の位置に挿通孔14aを有している。この挿通孔14aには、有底の円筒形状のコイル取り付け部15の有底側の端部が嵌め込まれて固定されている。
【0016】
コイル取り付け部15の外周面には、段部15aが形成され、この段部15aにはコイル巻線部16の内周端部分が載置され固定されている。このコイル巻線部16には、コイル17が巻回されている。また、コイル取り付け部15の内側の底部には、ロータ21の回転軸22を軸方向において受けるスラスト軸受け23が配置されている。コイル取り付け部15の内周には、回転軸22の回転をラジアル方向で受けるラジアル軸受け18が配置されている。
【0017】
ロータ21は、ステータ11のコイル取り付け部15の内側に回転自在に配置された回転軸22と、回転軸22の一端近傍に挿通固定されたカップ状のロータヨーク24と、ロータヨーク24の外周壁の内周面に取り付けられた駆動用マグネット25とを有している。ロータヨーク24の上面の外周縁部分には、ディスク2がチャッキングされた際にディスク2の下面が当接するディスクパッド26が設けられている。
【0018】
ターンテーブル13は、ロータヨーク24の上面29及びこの上面29の中央部に取り付けられたセンター部材30から構成されている。センター部材30は、その外周面にローディングされてきたディスク2の中心部に形成された孔2aに入り込む部材である。センター部材30の直径は、ディスク2の孔2aの直径より若干小さく構成されている。センター部材30の上面側の外周縁部分には、ディスク2が挿入されやすいようにテーパ面13cが形成されている。
【0019】
センター部材30は、ロータヨーク24の上面29に載置され固定されている。このセンター部材30の下面には、凹部13aが形成されており、この凹部13a内にロータヨーク24の上面29に形成された凸部24aが係合されている。また、センター部材30の回転中心には、挿通孔が設けられ、この挿通孔内には、例えば圧入により、回転軸22の一端側が、挿通固定されている。
【0020】
回転軸22の一端は、挿通孔内に挿通され、さらにセンター部材30の上面に形成された凹部13b内に突出している。このセンター部材30の上面の回転中心に形成された凹部13bは、後述する調芯機構33の調芯部材34が入り込む調芯用凹部となっている。この凹部13bの上部(入り口部)には、調芯部材34を誘導するための案内部となるテーパ面13dが設けられている。
【0021】
このように構成されたディスク駆動モータ1は、電力を供給されると動作し、ターンテーブル13を一体的に備えたロータ21が、回転軸22を回転中心として回転する。
【0022】
クランパ3は、矢印X方向にローディングされてきたディスク2をターンテーブル13に対してチャッキングするための部材である。このクランパ3は、クランパ保持部材31の下方で、このクランパ保持部材31に回転自在に保持されており、クランパ保持部材31に規制されない所定の範囲で図1及び図2の上下方向に移動可能となっている。
【0023】
クランパ3の中心部は、対向して配置されるセンター部材30の形状に対応して上方に湾曲した形状となっている。このクランパ3の湾曲形状となっている部分の下面には、クランパ3の下降(チャッキング)時に、センター部材30の上面に当接する環状の中心押さえ部4が形成されている。
【0024】
また、クランパ3の外周端近傍の下面には、環状のディスク押さえ部材5が配置されている。このディスク押さえ部5は、チャッキングされたディスク2の上面に当接する。
【0025】
クランパ3の回転中心には、調芯部材34の筒部35が挿通されている。この調芯部材34の上端は、クランパ保持部材31の下面に、回転自在な状態で係止されている。この調芯部材34は、クランパ保持部材31に対して上下方向においては抜け止めされており、クランパ保持部材31と一体的に上下動するが、回転方向に対してはクランパ保持部材31に対して回転可能となっている。また、クランパ3は、調芯部材34及びクランパ保持部材31に対して、相対的に上下方向に移動可能である。さらに、クランパ3の外周端近傍には、非チャッキング時に、クランパ保持部材31に当接し支持される当接部37が形成されている。
【0026】
調芯機構33の調芯部材34は、チャッキング時には、ターンテーブル13の凹部13bに係合する。これにより、クランパ3は、その回転中心がロータ21の回転中心と一致するように、ターンテーブル13に対して位置決めされる。そして、クランパ3は、調芯部材34、ターンテーブル13及びディスク2と一体的に回転する。
【0027】
クランパ保持部材31は、図示しないクランパ駆動機構に固定されており、図示しない支点部を回動中心として、図1及び図2の上下方向において回動する。
【0028】
そのクランパ駆動機構は、ディスク2が矢印X方向に所定位置までローディングされてくると、クランパ保持部材31を下降させるように動作する。また、ローディング解除(すなわち、搬出)の指示信号が入力されると、クランパ保持部材31を上昇させるように動作する。
【0029】
次に、調芯機構33の詳細な構成について説明する。
【0030】
調芯機構33は、上端部がクランパ保持部材31の下面に接続された調芯部材34と、ターンテーブル13の回転中心に設けられた凹部13bと、調芯部材34の筒部35の内側の空洞に配置された弾性部材である圧縮コイルバネ36とを有する。
【0031】
調芯部材34の筒部35は、円筒状であり、調芯部材34の下端部は、下方に向かってその半径が狭まっていくテーパ形状に形成されている。この調芯部材34は、クランパ3が下降することによりターンテーブル13の調芯用凹部となる凹部13b内に係合する。
【0032】
この係合の際、調芯部材34の下端部のテーパ面34cが上述したターンテーブル13の凹部13bの上部に形成されたテーパ面13dに当接して、調芯部材34が凹部13b内に入り込む。
【0033】
この2つのテーパ面34c,13dは、調芯部材34の中心を凹部13bの中心に誘導する案内部となっている。
【0034】
圧縮コイルバネ36は、クランパ3とクランパ保持部材31との間に配置されている。なお、調芯部材34の筒部35の上端部を塞いだ構成とし、この筒部35の塞いだ上端の内面に圧縮コイルバネ36の上端を固定するようにしても良い。圧縮コイルバネ36は、クランパ3を下方へ付勢しており、図2に示したローディング後の状態では、ローディング前の状態(図1)に比べて大きく圧縮され、より大きな力でクランパ3を下方へ付勢している。
【0035】
次に、本発明の実施の形態に係るディスクのクランプ機構のクランプ動作(チャッキング動作)及びアンクランプ動作(チャッキング解除動作)について説明する。
【0036】
まず、ディスク2がローディングされる前の状態では、本実施の形態のクランプ機構の各部は、図1に示すような位置にある。この状態では、調芯部材34の下端がクランパ3の下端(中心押さえ部4及びディスク押さえ部5の下端)と同一平面上、もしくはクランパ3の下端より上方に配置されており、調芯部材34とターンテーブル13との間隙W1が、クランパ3とターンテーブル13との間隙と同一か、それより大きくなっている。この間隙W1は、ディスク2の板厚より大きく、ディスク2が進行するのに十分な距離を有している。
【0037】
そして、例えば所定のスイッチ(図示省略)が操作されることにより、ディスクローディング機構が起動し、ディスク2が、図1における矢印X方向に搬送(ローディング)される。そして、ローディングされてきたディスク2は、クランパ3とターンテーブル13との間を進行していく。その際、ローディングされてきたディスク2は、調芯部材34とターンテーブル13のセンター部材30との隙間W1を通る。
【0038】
図示せぬディスクローディング機構により、ディスク2は、矢印X方向へ所定位置まで移動すると下降し、ターンテーブル13に載置される。その際、ディスク2の孔2aにターンテーブル13のセンター部材30が挿入される。その一方で、クランパ駆動機構により、クランパ保持部材31が下降し、それに伴って調芯部材34およびクランパ3も下降してくる。
【0039】
このクランパ駆動機構の動作によって、まず、クランパ3の中心押さえ部4がターンテーブル13の上面に当接すると共に、ディスク押さえ部5がディスク2の上面に当接し、当接後、クランパ保持部材31は、さらに下降する。当接後においてもクランパ保持部材31は下降するが、クランパ3は、ターンテーブル13およびディスク2に当接しているため、それらに規制されそれ以上下降しない。これにより、圧縮コイルバネ36は、圧縮されていき、調芯部材34は、クランパ3の下端から突出していく。その際、調芯部材34は、圧縮コイルバネ36が圧縮寸法分だけクランパ3の下方に突出する。
【0040】
このため、調芯機構33の調芯部材34が、ターンテーブル13の凹部13b内に入り込む。これによって、クランパ3の回転中心が、ターンテーブル13の回転中心に対して位置決めされる。クランパ3は、圧縮コイルバネ36の復元力を受けてディスク2側に付勢され、ディスク2を好適な状態でターンテーブル13に対してチャッキングする。
【0041】
この後、例えば「プレイ」の指示信号が入力されると、ディスク駆動モータ1は、電力の供給を受けて動作を開始し、ロータ21が、ターンテーブル13と共に回転する。これによって、ディスク2、クランパ3、及び調芯機構33も、ロータ21と一体的に回転する。また、ディスク2の再生を停止した場合には、ディスク2が回転せずにクランプされた状態となる。
【0042】
このようにして、本実施の形態に係るクランプ機構によりディスク2がクランプされる。
【0043】
次に、ディスク2がクランプされている状態で、例えば「イジェクト」の指令信号が入力されると、図示せぬクランパ駆動機構部は、クランパ保持部材31を上昇させる。クランパ保持部材31が上昇すると、それに伴って調芯部材34も上昇していく。このクランパ保持部材31の上昇に伴って、圧縮されていた圧縮コイルバネ36は、徐々に伸びていき、調芯部材34の突出量が減少していく。
【0044】
そして、クランパ保持部材31が所定位置まで上昇すると、クランパ3の当接部37が、クランパ保持部材31の当接を受ける。クランパ保持部材31がクランパ3の当接部37に当接した状態で、調芯部材34の先端は、クランパ3の下端と同一高さか、それより上方に位置する。
【0045】
クランパ保持部材31は、クランパ3の当接部37に当接した後、さらに上昇を続け、クランパ3および調芯部材34を上方へ引き上げる。これによって、ディスク2は、クランパ3によるチャッキングから解放され、クランパ3とターンテーブル13との間に十分なクリアランスが得られる。その後、ディスクローディング機構が、装填時と反対方向にディスク2を搬送するように動作することで、ディスク2が、図1の矢印X方向と反対方向に搬送される。
【0046】
以上のように、上記実施の形態のクランプ機構は、ターンテーブル13の回転中心に設けられた凹部13bと、クランパ3の回転中心においてクランパ3の回転軸方向に移動可能に配置された調芯部材34と、クランパ3をターンテーブル13の方向へ付勢する圧縮コイルバネ36とを有する。そして、クランパ保持部材31によりクランパ3が移動しディスク2に当接した後、さらにクランパ保持部材31がターンテーブル13の方向へ移動することにより、圧縮コイルバネ36が圧縮される。その一方で、調芯部材34が、クランパ保持部材31とともにターンテーブル13の方向へ移動し、圧縮コイルバネ36の圧縮によりクランパ3からターンテーブル13の方向へ突出して凹部13bに係合する。
【0047】
これにより、クランパ保持部材31と調芯部材34の移動方向が一致するため、調芯機構33の動作が簡単になり、調芯機構33を備えた場合のクランプ機構の構成を簡素化することができる。また、クランパ3側に、調芯機構33のうちの可動部材である調芯部材34が設けられているため、ターンテーブル13側の構造が簡単になり、ディスク駆動モータ1の設計や組み立てが精度上簡単になる。また、調芯部材34の上下方向への動作量に比べ、クランパ3の上下方向の動作量は少なくなる。このため、基板やスイッチ等を配設する等、クランパ3の上方のスペースを有効活用することも可能である。さらに、本実施の形態では、調芯機構33の可動部材である調芯部材34がクランパ3側に設けられているため、ターンテーブル13はクランパ3側から大きな負荷を受けることなく、効率よく回転することができる。
【0048】
また、上記実施の形態のクランプ機構では、調芯部材34の先端が、クランパ3がディスク2に当接していない状態では、クランパ3の当接部と同一平面上、もしくは、ターンテーブル2から見てクランパ3の当接部より遠方に位置するので、調芯機構33を設けても、装置を薄型に保ちつつ、クランパ3とターンテーブル13との間のクリアランスを十分確保できる。
【0049】
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施の形態では、弾性部材を圧縮コイルバネ36としているが、ゴムや他の形状のバネ等、他の方式の圧縮可能な弾性部材を用いても良い。
【0050】
また、上述の実施の形態では、センター部材30をロータ21の上面29に固定した構成としたが、ディスク装填用のセンター部材30はロータヨーク24に一体成形されていても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、調芯機構を備えた場合のクランプ機構の構成を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスクのクランプ機構におけるディスクのローディング前(搬出後)の状態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るディスクのクランプ機構におけるディスクのローディング後(チャッキング中)の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク駆動モータ
2 ディスク
3 クランパ
13 ターンテーブル
13b 凹部(調芯用凹部)
24 ロータ
31 クランパ保持部材
34 調芯部材
36 圧縮コイルバネ(弾性部材)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a disk clamping mechanism.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various types of clamp mechanisms have been disclosed which hold down a disc on a turntable by a clamper when a disc mounted on the turntable is rotationally driven (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-298904 A (FIGS. 11 and 12)
[0004]
In the conventional clamping mechanism disclosed in Patent Document 1, a turntable provided with a centering mechanism is fixed to a rotating shaft of a motor, and when a disk is loaded, an operation lever comes into contact with the disk, and the operation lever rotates with the rotation of the operation lever. As a result, the centering protrusion rises from the turntable and engages with the engaging portion formed on the clamper.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional clamping mechanism having the above-described centering mechanism has a problem that the operation of the centering mechanism is complicated, so that the structure is complicated and the number of parts is increased.
[0006]
Further, in order to reduce the thickness of a disk device or the like, when a cup-shaped rotary yoke is provided on a rotor as a disk drive motor and the rotary yoke also serves as a turntable, a complicated structure like the above-described conventional clamp mechanism is required. It is difficult to incorporate the centering mechanism having the configuration into the clamp mechanism while keeping the apparatus thin. That is, in the case where the rotary yoke also serves as a turntable, if a centering mechanism in a conventional clamp mechanism is employed, it becomes necessary to provide a centering mechanism inside the motor, and the configuration of the motor becomes complicated. For this reason, it becomes difficult to improve the assembly accuracy of the motor.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a disk clamping mechanism that can simplify the configuration provided with an alignment mechanism in view of the above-described problems.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a turntable provided on a rotor of a disk drive motor, a clamper disposed to face the turntable, and a clamper holding member that holds the clamper in a rotatable state. In a disk clamping mechanism in which the clamper is moved by the clamper holding member in the direction of the turntable and the loaded disk is sandwiched between the clamper and the turntable, a centering recess provided at the rotation center of the turntable An alignment member movably disposed in the rotation axis direction of the clamper at the rotation center of the clamper, and an elastic member for urging the clamper in the direction of the turntable, wherein the elastic member is provided by the clamper holding member. Is moved and comes into contact with the disc, and then the clamper holding member moves further in the direction of the turntable. Moving, the centering member moves in the direction of the turntable together with the clamper holding member, and projects from the clamper toward the turntable by the compression of the elastic member so as to engage with the centering recess. It is.
[0009]
According to another aspect of the present invention, in the above-described disc clamping mechanism, when the tip of the alignment member is not in contact with the disc, the tip of the alignment member is flush with the contact portion of the clamper, or viewed from the turntable. It is located farther than the contact portion of the clamper.
[0010]
According to another aspect of the invention, in any one of the above-described disk clamping mechanisms, the turntable is formed as a part of a rotor of the disk drive motor.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a disk clamping mechanism according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0012]
1 and 2 are cross-sectional views showing a configuration of a disk clamping mechanism according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state before loading and after ejection (before loading and after unloading) of the disk, and FIG. 2 shows a state after loading (after loading) the disk and being chucked. FIG.
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, the disk clamping mechanism according to the present embodiment is disposed so as to face a
[0014]
The disk drive motor 1 includes a stator 11, a
[0015]
The
[0016]
A
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
One end of the
[0021]
The disk drive motor 1 configured as described above operates when electric power is supplied, and the
[0022]
The clamper 3 is a member for chucking the disc 2 loaded in the arrow X direction with respect to the
[0023]
The center portion of the clamper 3 has a shape that is curved upward corresponding to the shape of the
[0024]
An annular disk pressing member 5 is arranged on the lower surface near the outer peripheral end of the clamper 3. The disc holding portion 5 contacts the upper surface of the chucked disc 2.
[0025]
The
[0026]
The alignment member 34 of the alignment mechanism 33 engages with the
[0027]
The
[0028]
The clamper driving mechanism operates to lower the
[0029]
Next, a detailed configuration of the centering mechanism 33 will be described.
[0030]
The alignment mechanism 33 includes an alignment member 34 having an upper end connected to the lower surface of the
[0031]
The
[0032]
During this engagement, the tapered
[0033]
The two tapered
[0034]
The
[0035]
Next, a clamp operation (chucking operation) and an unclamping operation (chucking release operation) of the disk clamping mechanism according to the embodiment of the present invention will be described.
[0036]
First, before the disk 2 is loaded, each part of the clamp mechanism of the present embodiment is at a position as shown in FIG. In this state, the lower end of the alignment member 34 is disposed on the same plane as the lower end of the clamper 3 (the lower ends of the center pressing portion 4 and the disk pressing portion 5) or above the lower end of the clamper 3. W1 between the
[0037]
Then, for example, by operating a predetermined switch (not shown), the disk loading mechanism is activated, and the disk 2 is transported (loaded) in the direction of arrow X in FIG. Then, the loaded disk 2 proceeds between the clamper 3 and the
[0038]
When the disc 2 moves to a predetermined position in the direction of arrow X by a disc loading mechanism (not shown), the disc 2 descends and is placed on the
[0039]
By the operation of the clamper driving mechanism, first, the center pressing portion 4 of the clamper 3 comes into contact with the upper surface of the
[0040]
Therefore, the alignment member 34 of the alignment mechanism 33 enters the
[0041]
Thereafter, when, for example, an instruction signal of “play” is input, the disk drive motor 1 starts operating by receiving power supply, and the
[0042]
Thus, the disk 2 is clamped by the clamp mechanism according to the present embodiment.
[0043]
Next, when, for example, a command signal of “eject” is input in a state where the disk 2 is clamped, a clamper driving mechanism (not shown) raises the
[0044]
When the
[0045]
After the
[0046]
As described above, the clamp mechanism according to the above-described embodiment includes the
[0047]
Thereby, since the movement directions of the
[0048]
In the clamp mechanism of the above-described embodiment, when the tip of the alignment member 34 is not in contact with the disc 2, the tip of the centering member 34 is flush with the contact portion of the clamper 3 or viewed from the turntable 2. Therefore, even if the alignment mechanism 33 is provided, the clearance between the clamper 3 and the
[0049]
The above embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the elastic member is the
[0050]
In the above-described embodiment, the
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the configuration of the clamp mechanism provided with the alignment mechanism can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state before loading (after unloading) a disk in a disk clamping mechanism according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing a state after loading (during chucking) of the disk in the disk clamping mechanism according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 disk drive motor 2 disk 3
24
Claims (3)
上記ターンテーブルの回転中心に設けられた調芯用凹部と、上記クランパの回転中心において上記クランパの回転軸方向に移動可能に配置された調芯部材と、上記クランパを上記ターンテーブルの方向へ付勢する弾性部材とを有し、
上記弾性部材は、上記クランパ保持部材により上記クランパが移動し上記ディスクに当接した後、さらに上記クランパ保持部材が上記ターンテーブルの方向へ移動することにより圧縮され、
上記調芯部材は、上記クランパ保持部材とともに上記ターンテーブルの方向へ移動し、上記弾性部材の圧縮により上記クランパから上記ターンテーブルの方向へ突出して上記調芯用凹部に係合すること、
を特徴とするディスクのクランプ機構。A turntable provided on a rotor of the disk drive motor, a clamper disposed opposite to the turntable, and a clamper holding member for holding the clamper in a rotatable state; By moving the clamper in the direction of the turntable, a disc clamping mechanism for clamping the loaded disc between the clamper and the turntable,
A centering recess provided at the rotation center of the turntable, a centering member movably arranged in the rotation axis direction of the clamper at the center of rotation of the clamper, and the clamper attached to the direction of the turntable. And an elastic member that urges,
The elastic member is compressed by moving the clamper by the clamper holding member and abutting on the disc, and further moving the clamper holding member in the direction of the turntable,
The alignment member moves in the direction of the turntable together with the clamper holding member, and projects in the direction of the turntable from the clamper by compression of the elastic member to engage with the alignment recess.
A disk clamping mechanism.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002335273A JP2004171651A (en) | 2002-11-19 | 2002-11-19 | Disk clamping mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002335273A JP2004171651A (en) | 2002-11-19 | 2002-11-19 | Disk clamping mechanism |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004171651A true JP2004171651A (en) | 2004-06-17 |
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ID=32699447
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226808A (en) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Minebea Motor Manufacturing Corp | Spindle motor |
US20230017599A1 (en) * | 2019-12-24 | 2023-01-19 | Hitachi High-Tech Corporation | Substrate Inspection Device |
-
2002
- 2002-11-19 JP JP2002335273A patent/JP2004171651A/en active Pending
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US20230017599A1 (en) * | 2019-12-24 | 2023-01-19 | Hitachi High-Tech Corporation | Substrate Inspection Device |
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