JP2004167680A - 研磨パッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポリウレタンをマトリックス材料とする研磨層を有する研磨パッドにおいて、前記ポリウレタンは、有機ポリイソシアネート、高分子量ポリオール、及び低分子量ポリオールを反応させてなるイソシアネート末端プレポリマーと鎖延長剤との重合体であり、かつ20℃、pH11の水酸化ナトリウム水溶液に24時間浸漬したときの膨潤度が2〜15%であり、前記研磨層は、前記ポリウレタンを含有する平均気泡径70μm以下、かつ40℃での貯蔵弾性率が270MPa以上である微発泡ポリウレタンからなることを特徴とする研磨パッド。
【選択図】 なし
Description
前記膨潤度は、2〜15%である。膨潤度が小さくなると、研磨工程での、研磨層の柔軟化が不十分であり、スクラッチ低減への寄与が小さいことから、前記膨潤度は2%以上、さらには2.5%以上、特に3%以上であるのが好ましい。一方、膨潤度が大きくなると、研磨工程での、研磨層の柔軟化が大きくなりすぎ、研磨パッド全体が軟らかくなり、プラナリティーの向上が不十分となってしまうおそれがあることから前記膨潤度は15%以下、さらには10%以下、特に8%以下が好ましい。
1.ポリエーテルポリオール
ポリエーテルポリオールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールの1種又は2種以上にプロピレンオキサイドを付加して得られるポリオキシプロピレンポリオール類、エチレンオキサイドを付加して得られるポリオキシエチレンポリオール類、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加して得られるポリオール類、および、前記多価アルコールにテトラヒドロフランを開環重合により付加して得られるポリテトラメチレンエーテルグリコール類が例示できる。上述の環状エーテルを2種以上使用した共重合体も使用可能である。
2.ポリエステルポリオール
ポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等のグリコール類、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールあるいはその他の低分子量多価アルコールの1種又は2種以上とグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸あるいはその他の低分子ジカルボン酸やオリゴマー酸の1種又は2種以上との縮合重合体、プロピオラクトン、カプロラクトン、バレロラクトン等の環状エステル類の開環重合体等のポリオール類が例示できる。ポリエステルポリオールとしては、ポリブチレンアジペート、ポリカプロラクトンポリオールがその代表例としてあげられる。
3.ポリカーボネートポリオール
ポリカーボネートポリオールとしては、ポリカプロラクトンのようなポリエステルグリコールとアルキレンカーボネートとの反応物などで例示されるポリエステルポリカーボネートポリオール、エチレンカーボネートを多価アルコ−ルと反応させ、次いでえられた反応混合物を有機ジカルボン酸と反応させたポリエステルポリカーボネートポリオール、ポリヒドキシル化合物とアリールカーボネートとのエステル交換反応により得られるものなどがあげられる。
4.アクリルポリオール
アクリル共重合体において、アクリル酸β−ヒドロキシエチル、アクリル酸β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、アクリル酸β−ヒドロキシブチル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル、アクリル酸β−ヒドロキシペンチル等のアクリル酸のヒドロキシアルキルエステル又はメタクリル酸の同様なヒドロキシアルキルエステル、さらにグリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールのアクリル酸モノエステル又はこれらと同様なメタクリル酸モノエステル、N−メチロールアクリルアミド又はN−メチロールメタクリルアミド等の水酸基を有するモノエチレン性不飽和モノマーを共重合モノマー等の1分子中に2以上の水酸基を有するアクリルポリールが使用できる。
5.その他のポリオール
その他、フェノールレジンポリオール、エポキシポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、ポリエステル−ポリエーテルポリオール、アクリロニトリルやスチレン等の重合体をビニル付加ないし分散せしめたポリマーポリオール、ウレア分散ポリオール、カーボネートポリオール等が本発明のポリオールとして使用することが可能である。また、これらのポリオール化合物をp−アミノ安息香酸と縮合し、活性水素基を芳香族アミノ基としたポリオール化合物も使用可能である。
製造例1
(ポリウレタンブロックの作製)
容器にトルエンジイソシアネート(2,4−体/2,6−体=80/20の混合物:以下、TDIと略す)1566重量部、4,4′−ジシクロへキシルメタンジイソシアネート(以下、HMDIと略す)786重量部、数平均分子量が844のポリテトラメチレングリコール(以下、PTMGと略す)790重量部、数平均分子量が600のポリエチレングリコール(以下、PEGと略す)1310重量部、ジエチレングリコール(以下、DEGと略す)331重量部を入れ、80℃で120分間、加熱撹拌し、イソシアネート末端プレポリマーを作製した。このイソシアネート末端プレポリマーを減圧脱泡した後、80℃に調整した。ここに、撹拌しながら予め120℃で溶融させておいた4,4’−メチレンビス(o−クロロアニリン)(以下、MBOCAと略す)を1520重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い無発泡ポリウレタンブロックを得た。
(膨潤度の測定)
得られた無発泡ポリウレタンブロックから、厚さ2mmの20mm×20mm角の試料片を切り出し、20℃のpH11の水酸化カリウム水溶液に24時間浸漬して、下記式により膨潤度を求めたところ、膨潤度は7.5%であった。
実施例1
製造例1と同様にイソシアネート末端プレポリマーを作製した。その後、このプレポリマーに、シリコン界面活性剤(東レダウコーニングシリコーン社製,SH−192:以下、SH−192と略す)210重量部を入れて混合し、80℃に温度調整した。撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1520重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い、微発泡ポリウレタンブロックを作製した。得られた微発泡ポリウレタンの密度は、0.75g/cm3 であった。なお、密度の測定は、JIS K7222(発泡プラスチック及びゴム 見掛け密度の測定)に準じて行った。
(平均気泡径の測定)
作製した微発泡ポリウレタンブロックを厚み1mm程度になるべく薄くミクロトームカッターで平行に切り出して平均気泡径測定用試料とした。試料をスライドガラス上に固定し、画像処理装置(東洋紡社製、Image Analyzer V10)を用いて、任意の0.2mm×0.2mm範囲の全気泡径を測定し、その平均気泡径を算出したところ、40μmであった。
(貯蔵弾性率の測定)
この微発泡ポリウレタンブロックを約50℃に加熱しながら、スライサー(アミテック社製,VGW−125)にて、厚さ1.27mmにスライスし、研磨シートを得た。このシートから5mm幅の短冊を切り出し、貯蔵弾性率を測定したところ、325MPaであった。
(研磨パッドの作製)
得られた研磨シートに両面テープ(積水化学工業製,ダブルタックテープ#5782)を貼り合わせ、研磨パッドを完成させた。得られた研磨パッドの研磨特性の評価は、CMP研磨装置(岡本工作機械社製,SPP−600S)を用いて行った。研磨条件は、スラリーとして、pH11に調整されたシリカスラリー(フジミインコーポレーテット社製,RD97001)を150g/分の流量で流しながら、研磨荷重350g/cm2 、研磨パッド回転数35rpm、ウエハ回転数33rpmにて行った。
(プラナリティー)
プラナリティーの評価は、6インチシリコンウエハに熱酸化膜を0.5μm堆積させた後、L/S(ライン・アンド・スペース)=25μm/5μm及び、L/S=5μm/25μmのパターンニングを行い、さらに酸化膜(TEOS)を1μm堆積させて、初期段差0.5μmのパターン付きウエハを製作する。このウエハを上述研磨条件にて研磨を行って、グローバル段差が2000Å以下になる時の、25μmスペースの底部分の削れ量を測定することで評価した。得られた研磨パッドのプラナリティーは、75nmであった。プラナリティーは値が小さいほど、優れていると言える。
(スクラッチ)
スクラッチの評価は、6インチシリコンウエハに熱酸化膜が1μm堆積したものを用い、上述研磨条件にて熱酸化膜が0.5μmになるまで研磨を行った後、ウエハを洗浄、乾燥し、KLA(ケーエルエー・テンコール社製,KLA2112)によって、マイクロスクラッチを測定することで評価した。スクラッチは、ウエハ1枚に10個見られた。
(研磨速度)
研磨速度の評価は、6インチシリコンウエハに熱酸化膜が1μm堆積したものを用い、上述研磨条件にて熱酸化膜が0.5μmになるまで研磨を行い、その際の研磨時間から研磨速度を求めた。得られた研磨パッドの研磨速度は、115nm/分であった。研磨速度は値が大きいほど、優れていると言える。
比較例1
製造例1で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度1.18g/cm3 、貯蔵弾性率は970MPaであった。
製造例2
(ポリウレタンブロックの作製)
容器にTDIを1566重量部、HMDIを786重量部、数平均分子量が844のPTMGを1580重量部、数平均分子量が600のPEGを749重量部、DEGを331重量部入れ、80℃で120分間、加熱撹拌し、イソシアネート末端プレポリマーを得た。このイソシアネート末端プレポリマーを減圧脱泡した後、80℃に調整した。ここに、撹拌しながら予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1520重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い無発泡ポリウレタンブロックを得た。得られた無発泡ポリウレタンブロックの膨潤度を測定したところ、2.8%であった。
実施例2
製造例2と同様にイソシアネート末端プレポリマーを作製した。その後、このプレポリマーに、SH−192を210重量部入れて混合し、80℃に温度調整した。撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1520重量部を添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い、微発泡ポリウレタンブロックを作製した。得られた微発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に平均気泡径、密度、及び貯蔵弾性率を測定したところ、平均気泡径は40μm、密度は0.74g/cm3 、及び貯蔵弾性率は310MPaであった。実施例1と同様に、研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。
比較例2
製造例2で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度1.17g/cm3 、貯蔵弾性率は929MPaであった。
製造例3
(ポリウレタンブロックの作製)
容器にTDIを1479重量部、HMDIを393重量部、数平均分子量が1000のPTMGを1250重量部、数平均分子量が1000のPEGを1250重量部、N−メチルジエタノールアミンを290重量部を入れ、80℃で120分間、加熱撹拌し、イソシアネート末端プレポリマーを作製した。作製したイソシアネート末端プレポリマーにヨウ化メチルを352重量部添加し、N−メチルジエタノールアミンのアミノ基を四級アンモニウム塩にした。このイソシアネート末端プレポリマーを減圧脱泡した後、80℃に調整した。ここに、撹拌しながら予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1230重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い無発泡ポリウレタンブロックを得た。得られた無発泡ポリウレタンブロックの膨潤度を測定したところ、10.8%であった。
実施例3
製造例3と同様にイソシアネート末端プレポリマーを作製した。作製したイソシアネート末端プレポリマーにヨウ化メチルを352重量部添加し、N−メチルジエタノールアミンのアミノ基を四級アンモニウム塩にした。その後、このプレポリマーにSH−192を140重量部加えて混合し、80℃に温度調整した。撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1230重量部を添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い、微発泡ポリウレタンブロックを作製した。得られた微発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に平均気泡径、密度、及び貯蔵弾性率を測定したところ、平均気泡径は45μm、密度は0.76g/cm3 、及び貯蔵弾性率は290MPaであった。実施例1と同様に、研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。
比較例3
製造例3で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度1.18g/cm3 、貯蔵弾性率は950MPaであった。
製造例4
(ポリウレタンブロックの作製)
5−(テトラ−n−ブチルホスホニウム)スルホイソフタル酸とジエチレングリコールとを重縮合させたポリエステルポリオール(数平均分子量1000、ケン化価113mgKOH/g)を調製した。
実施例4
5−(テトラ−n−ブチルホスホニウム)スルホイソフタル酸とジエチレングリコールとを重縮合させたポリエステルポリオール(数平均分子量1000、ケン化価113mgKOH/g)を調製した。
比較例4
製造例4で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度1.12g/cm3 、貯蔵弾性率は985MPaであった。
製造例5
(ポリウレタンブロックの作製)
容器にポリエーテル系プレポリマー(ユニロイヤル社製,アジプレンL−325;イソシアネート基濃度2.22meq/g)500重量部を入れ、減圧脱泡した。ここに、撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを145重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い無発泡ポリウレタンブロックを得た。得られた無発泡ポリウレタンブロックの膨潤度を実施例1と同様にして測定したところ、1.8%であった。
比較例5
製造例5で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度は1.19g/cm3 、貯蔵弾性率は750MPaであった。
製造例6
(ポリウレタンブロックの作製)
容器にTDIを1566重量部、HMDIを786重量部、数平均分子量が844のPTMGを318重量部、数平均分子量が1000のPEGを2623重量部、DEGを318重量部入れ、80℃で120分間、加熱撹拌し、イソシアネート末端のプレポリマーを得た。このプレポリマー混合物を減圧脱泡した後、80℃に調整しておき、撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1520重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い、無発泡ポリウレタンブロックを作製した。得られた無発泡ポリウレタンブロックの膨潤度を実施例1と同様にして測定したところ、17.4%であった。
比較例6
製造例6と同様に、イソシアネート末端プレポリマーを作製した。その後、このプレポリマーに、SH−192を190重量部入れて混合し、80℃に温度調整した。撹拌しながら、予め120℃で溶融させておいたMBOCAを1520重量部添加した。約1分間撹拌した後、パン型のオープンモールドへ混合液を入れ、オーブンにて110℃で、6時間ポストキュアを行い、微発泡ポリウレタンブロックを作製した。得られた微発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に平均気泡径、密度、及び貯蔵弾性率を測定したところ、平均気泡径は40μm、密度は0.84g/cm3 、及び貯蔵弾性率は271MPaであった。実施例1と同様に、研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。
比較例7
製造例6で得た無発泡ポリウレタンブロックから、実施例1と同様に研磨パッドを作製し、研磨特性を評価した。結果を表1に示す。また、この無発泡ポリウレタンについて、実施例1と同様に密度と貯蔵弾性率を測定したところ、密度は1.18g/cm3 、貯蔵弾性率は754MPaであった。
Claims (3)
- ポリウレタンをマトリックス材料とする研磨層を有する研磨パッドにおいて、前記ポリウレタンは、有機ポリイソシアネート、高分子量ポリオール、及び低分子量ポリオールを反応させてなるイソシアネート末端プレポリマーと鎖延長剤との重合体であり、かつ20℃、pH11の水酸化ナトリウム水溶液に24時間浸漬したときの膨潤度が2〜15%であり、前記研磨層は、前記ポリウレタンを含有する平均気泡径70μm以下、かつ40℃での貯蔵弾性率が270MPa以上である微発泡ポリウレタンからなることを特徴とする研磨パッド。
- 微発泡ポリウレタンの密度が、0.67〜0.90g/cm3であることを特徴とする請求項1記載の研磨パッド。
- 微発泡ポリウレタンが、整泡剤としてシリコン系界面活性剤を0.1〜4重量%未満含むことを特徴とする請求項1又は2記載の研磨パッド。
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