JP2004164166A - 電子名刺配信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子名刺によって送信する発信者の個人情報を、配信先に応じて柔軟に変更する。
【解決手段】電子名刺配信システム10は、発信元クライアントCL1と、電子名刺配信サーバWSと、配信先クライアントCL2,CL3とがインターネットにより接続されることにより構成される。発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSを用いて電子名刺を配信するクライアントであり、配信先クライアントCL2,CL3は、配信された電子名刺を受信するクライアントである。電子名刺配信サーバWSには、電子名刺データベースDBが格納されており、電子名刺データベースDBには電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき個人情報の項目とが対応づけて記録されている。
【選択図】 図1
【解決手段】電子名刺配信システム10は、発信元クライアントCL1と、電子名刺配信サーバWSと、配信先クライアントCL2,CL3とがインターネットにより接続されることにより構成される。発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSを用いて電子名刺を配信するクライアントであり、配信先クライアントCL2,CL3は、配信された電子名刺を受信するクライアントである。電子名刺配信サーバWSには、電子名刺データベースDBが格納されており、電子名刺データベースDBには電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき個人情報の項目とが対応づけて記録されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して電子名刺を配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを利用したASP(Application Service provider)型サービスとして、電子名刺の配信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、ウェブサーバに登録されたユーザ同士で電子名刺の授受を行うことができる。
【0003】
また、近年の電子メール送受信ソフトウェア(メーラ)は、vCardと呼ばれる電子名刺が標準的に利用可能となっている。このようなメーラは、vCardが添付された電子メールを受信すると、送信者の個人情報を自動的にアドレス帳に登録することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−269221号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の電子名刺の配信方法では、相手にとって必要のない個人情報までも送信されてしまう場合があった。例えば、仕事とは関係のないプライベートな相手にも勤務先の住所や電話番号が送信されてしまう場合などである。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電子名刺によって送信する発信者の個人情報を、配信先に応じて柔軟に変更可能な技術の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明を以下のように構成した。すなわち、
ネットワーク経由で電子名刺の配信を行う電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺の発信者に関して、前記電子名刺により配信されるべき個人情報を記憶した個人情報記憶部と、
前記電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき前記個人情報の項目とを対応付けて記憶した配信先別項目記憶部と、
前記電子名刺の配信要求を入力する配信要求入力部と、
前記各記憶部から各配信先に応じた個人情報を抽出する抽出部と、
前記抽出した個人情報に基づき前記電子名刺を前記各配信先に配信する電子名刺配信部と、を備えることを要旨とする。
【0008】
本発明の電子名刺配信装置によれば、例えば、仕事用の電子名刺とプライベート用の電子名刺を使い分けるといったように、電子名刺の配信先に応じて異なる内容の個人情報を配信することができる。個人情報の項目としては、例えば、名前、住所、電話番号、勤務先名、勤務先住所、電子メールアドレス等を挙げることができる。電子名刺の配信先は、個人であってもよいしグループでもよい。電子名刺のデータフォーマットは、例えば、単純なテキストデータでもよいし、vCard規格を用いるものとしてもよい。電子名刺は、例えば、電子メールに添付することによって配信してもよいし、単独で配信先のIPアドレスやMACアドレス宛てに配信するものとしてもよい。また、上記ネットワークとは、インターネットのような広域的なネットワークであってもよいし、LANのように比較的限定的なネットワークであってもよい。
【0009】
上記電子名刺配信装置において、
前記配信要求入力部は、更に、前記電子名刺の配信先の指定を入力し、
前記電子名刺配信部は、該指定された配信先に対して前記電子名刺を配信するものとしてもよい。こうすることにより、ユーザは、柔軟に電子名刺の配信先を選択することができる。
【0010】
また、上記電子名刺配信装置において、
前記電子名刺は前記個人情報を名刺状に配置した名刺画像を表示するためのデータであり、
前記個人情報を配置するためのレイアウト情報を前記発信者と対応付けて記憶したレイアウト情報記憶部を備えるものとしてもよい。
【0011】
こうすることにより、通常の紙媒体の名刺と同様のイメージで電子名刺を生成することができる。さらに、上記レイアウト情報記憶部が、各配信先に対応付けてレイアウト情報を記憶するものとすれば、配信先毎に異なるレイアウトの電子名刺を生成することもできる。
【0012】
名刺を表す画像を生成するため、前記電子名刺配信部は、前記レイアウト情報と前記個人情報とに基づき前記名刺画像を生成する名刺画像生成部を備えるものとしてもよい。その他、電子名刺として前記レイアウト情報と前記個人情報とを受信した配信先の装置が、所定のソフトウェアにより名刺を表す画像を生成するものとしてもよい。
【0013】
本発明は、上述した電子名刺配信装置としての構成以外にも、例えば、コンピュータによる電子名刺の配信方法や、電子名刺を配信するためのプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等の態様として実現することができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.電子名刺配信システムの全体構成:
B.電子名刺配信サーバのソフトウェア構成:
C.電子名刺データベースの構成:
D.電子名刺配信処理:
E.変形例:
【0015】
A.電子名刺配信システムの全体構成:
図1は、実施例としての電子名刺配信システム10の全体構成を示す説明図である。電子名刺配信システム10は、発信元クライアントCL1と、配信先クライアントCL2,CL3と、電子名刺配信サーバWSにより構成されている。これらの装置はインターネットINTを介して接続されている。
【0016】
発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSを用いて電子名刺を配信するクライアントであり、配信先クライアントCL2,CL3は、配信された電子名刺を受信するクライアントである。ここでは、発信元クライアントを1台、配信先クライアントを2台示したが、台数に限定はない。また、説明の都合上、各クライアントに別個の名称を付したが、発信元クライアントが配信先クライアントになる場合もあるし、配信先クライアントが発信元クライアントになる場合もある。
【0017】
発信元クライアントCL1および配信先クライアントCL2,CL3は、汎用のパーソナルコンピュータであり、オペレーティングシステムやウェブブラウザ、メーラなどがインストールされている。電子名刺配信サーバWSは、ウェブサーバ機能やメール送信機能を備え、電子名刺の配信を行うための電子名刺配信プログラムがインストールされている。
【0018】
発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSにインターネットINTを介してアクセスし、電子名刺に掲載すべき個人情報や電子名刺の配信先の登録を行う。電子名刺配信サーバWSは、発信元クライアントCL1から電子名刺の発信要求を入力すると、配信先クライアントCL2,CL3に電子名刺を配信する。図では、配信先クライアントCL2,CL3に対して、それぞれ異なる内容の電子名刺(名刺Aおよび名刺B)が配信された例を示した。
【0019】
電子名刺の配信方法としては、例えば、配信先クライアントCL2,CL3のユーザ宛に電子名刺を添付した電子メールを送信することにより行うことができる。また、配信先クライアントCL2,CL3のIPアドレスやMACアドレス宛に電子名刺を表す所定の情報(HTMLページ等)を送信するものとしてもよい。
【0020】
B.電子名刺配信サーバのソフトウェア構成
図2は、電子名刺配信サーバWSのソフトウェア構成を示す説明図である。上述したように、電子名刺配信サーバWSには、電子名刺配信プログラムがインストールされている。電子名刺配信プログラムは、図示するように、UI処理部20と、個人情報登録部30と、配信先登録部40と、レイアウト登録部50と、配信要求入力部60と、電子名刺配信部70と、データベース制御部80とを備えている。
【0021】
UI処理部20は、発信元クライアントCL1にインストールされたウェブブラウザに対して、所定のユーザインタフェースの提供を行う。発信元クライアントCL1のユーザは、このユーザインタフェースを介して電子名刺配信サーバWSに対する種々の操作を行う。
【0022】
個人情報登録部30は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して個人情報の入力を受ける。個人情報とは、例えば、ユーザの氏名や住所、電話番号などの情報である。
【0023】
配信先登録部40は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して電子名刺を配信する配信先の入力を受ける。配信先は、個人であってもよいし、同好会やサークルなどの団体であってもよい。
【0024】
レイアウト登録部50は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して配信先毎の電子名刺のレイアウト情報の入力を受ける。レイアウト情報とは、電子名刺に掲載すべき個人情報の項目の指定や、個人情報を配置する位置、電子名刺の形状などの情報である。
【0025】
データベース制御部80は、個人情報登録部30や配信先登録部40、レイアウト登録部50が入力した情報を電子名刺データベースDBに登録する。また、電子名刺配信部70が電子名刺の配信を行う際には、電子名刺データベースDBから種々の情報の抽出を行う。
【0026】
配信要求入力部60は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して、電子名刺を配信したい旨の指示を入力する。また、このような配信要求の入力の際に、ユーザから配信先の指定を受けることができる。配信先の指定は、1箇所でもよいし複数箇所でもよい。
【0027】
電子名刺配信部70は、この配信要求に従って、登録された配信先に電子名刺の配信を行う。配信先の指定があった場合、電子名刺配信部70は、指定された配信先にのみ電子名刺を配信する。配信先の指定がなかった場合には、登録された全ての配信先に電子名刺を配信するものとしてもよい。電子名刺配信部70は、電子名刺データベースDBから入力した種々の情報に基づき名刺を表す画像を生成する名刺画像生成部71も備える。
【0028】
C.電子名刺データベースの構成:
図3は、電子名刺データベースDBに記録される個人情報テーブルの構成図である。個人情報テーブルには、個人情報登録部30により入力されたユーザ毎の個人情報がデータベース制御部80により登録される。登録される情報としては、例えば、ユーザIDやパスワード、名前、ニックネーム、生年月日、血液型、星座、趣味、出身地、好きな色、好きな食べ物、自宅住所、自宅メールアドレス、自宅電話番号、携帯電話番号、勤務先名、所属部署、役職、勤務先メールアドレス、勤務先住所、勤務先電話番号などを挙げることができる。
【0029】
図4は、電子名刺データベースDBに記録される配信先テーブルの構成図である。配信先テーブルには、配信先登録部40により入力された配信先の情報が登録される。登録される情報は、配信先の名称や、その配信先を構成するメンバーのメールアドレス等である。図では、配信先として、「取引先」「友人」「○○同好会」といったグループが登録されている例を示した。もちろん配信先は、グループではなく、個人であってもよい。また、メールアドレス以外にも、メンバーの名前や配信先のIPアドレス、MACアドレス等の情報を登録してもよい。その他、配信先テーブルには、配信する電子名刺のレイアウトタイプを指定する情報が配信先毎に記録される。
【0030】
図5は、電子名刺データベースDBに記録される名刺レイアウトテーブルの構成図である。名刺レイアウトテーブルには、上記レイアウトタイプに対応した詳細な電子名刺のレイアウト情報が記録される。レイアウト情報としては、電子名刺に掲載すべき個人情報の項目の指定や、電子名刺の形状、掲載する個人情報の配置位置などが記録される。
【0031】
以上のように、本実施例の電子名刺データベースDBでは、配信先テーブルと名刺レイアウトテーブルとがレイアウトタイプ情報によってリンクすることにより、電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき個人情報の項目とが対応付けられている。すなわち、配信先テーブルと名刺レイアウトテーブルとが本発明の配信先別項目記憶部に相当する。
【0032】
D.電子名刺配信処理:
図6は、電子名刺配信処理のフローチャートである。フローチャートには、発信元クライアントCL1(左側)と、電子名刺配信サーバWS(中央)と、配信先クライアントCL2,CL3(右側)の処理をそれぞれ示した。
【0033】
まず、発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSに対してユーザ登録を行う(ステップS10)。ユーザ登録とは、個人情報の登録や、配信先の登録、電子名刺のレイアウトの登録を行うことをいう。電子名刺配信サーバWSはこれらの情報を電子名刺データベースDBの所定のテーブルに記録する。
【0034】
次に、送信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSに対して電子名刺の配信先の指定と配信要求を行う(ステップS11)。配信先の指定は、配信先テーブルに登録した配信先の中から指定する。配信先を指定しない場合は、デフォルトで、登録した全ての配信先に配信するものとしてもよい。
【0035】
次に、電子名刺配信サーバWSは、指定された配信先に対応する種々の情報を電子名刺データベースDBから抽出する(ステップS12)。例えば、配信先として図4の「友人」が指定された場合には、配信先テーブルから、その「友人」を構成するメンバーのメールアドレスが抽出され、更に、電子名刺のレイアウトタイプとしてタイプBが指定される。図5の名刺レイアウトテーブルからは、このタイプBに対応した個人情報の項目が指定され、その項目を配置する位置情報が抽出される。更に、個人情報テーブルからは、名刺レイアウトテーブルにより指定された項目に対応するユーザの個人情報が抽出される。
【0036】
次に、電子名刺配信サーバWSは、上記ステップS12で抽出した種々の情報を用いて名刺を表す画像を生成する(ステップS13)。そして、生成した画像を電子メールに添付し、上記ステップS12によって抽出されたメールアドレス(ここでは、配信先クライアントCL2,CL3とする。)に対して配信する(ステップS14)。最後に、電子名刺配信サーバWSは、配信が完了した旨の通知を発信元クライアントCL1に送信し(ステップS15)、電子名刺の配信処理は終了する。
【0037】
以上の処理を行うことにより、本実施例の電子名刺配信システム10は、配信先に応じて異なる内容の電子名刺を配信することができる。従って、例えば、仕事用やプライベート用といった用途に応じて柔軟に電子名刺を使い分けることが可能となる。
【0038】
E.変形例:
上記電子名刺配信処理では、名刺を表す画像を生成して配信するものとした。しかし、例えば、抽出した個人情報を基にvCard規格に基づく電子名刺を生成して配信するものとしてもよい。また、抽出した個人情報を単純にテキストデータとして電子メールに添付あるいは追記して配信するものとしてもよい。また、電子メールではなく、配信先クライアントCL2,CL3にインストールされたウェブブラウザ宛に電子名刺を掲載したHTMLページを送信するものとしてもよい。また、配信は、必ずしも電子名刺配信サーバWSが能動的に行う必要はなく、配信先クライアントCL2,CL3から電子名刺配信サーバWSにアクセスがあった際に行うものとしてもよい。
【0039】
上記電子名刺配信処理では、電子名刺配信サーバWSが上記ステップS13において名刺を表す画像を生成するものとした。しかし、配信先クライアントCL2,CL3が生成するものとしてもよい。この場合、上記ステップS13を省略し、上記ステップS12で抽出した個人情報やレイアウト情報を配信先クライアントCL2,CL3に配信する。そして、配信先クライアントCL2,CL3にインストールされた所定のソフトウェアがそれらの情報をもとに名刺を表す画像を生成する(図6において点線で示したステップS16)。
【0040】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェア的に処理した機能をハードウェア的に実現することも可能である。また、電子名刺の配信を電子名刺配信サーバWSが行うものとしたが、上記電子名刺配信プログラムと同様の構成を発信元クライアントCL1に適用することにより、サーバを介すことなく電子名刺を配信する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子名刺配信システム10の概略構成を示す説明図である。
【図2】電子名刺配信サーバWSのソフトウェア構成を示す説明図である。
【図3】個人情報テーブルの構成図である。
【図4】配信先テーブルの構成図である。
【図5】名刺レイアウトテーブルの構成図である。
【図6】電子名刺配信処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…電子名刺配信システム
20…UI処理部
30…個人情報登録部
40…配信先登録部
50…レイアウト登録部
60…配信要求入力部
70…電子名刺配信部
71…名刺画像生成部
80…データベース制御部
CL1…発信元クライアント
CL2,CL3…配信先クライアント
INT…インターネット
WS…電子名刺配信サーバ
DB…電子名刺データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して電子名刺を配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを利用したASP(Application Service provider)型サービスとして、電子名刺の配信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、ウェブサーバに登録されたユーザ同士で電子名刺の授受を行うことができる。
【0003】
また、近年の電子メール送受信ソフトウェア(メーラ)は、vCardと呼ばれる電子名刺が標準的に利用可能となっている。このようなメーラは、vCardが添付された電子メールを受信すると、送信者の個人情報を自動的にアドレス帳に登録することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−269221号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の電子名刺の配信方法では、相手にとって必要のない個人情報までも送信されてしまう場合があった。例えば、仕事とは関係のないプライベートな相手にも勤務先の住所や電話番号が送信されてしまう場合などである。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電子名刺によって送信する発信者の個人情報を、配信先に応じて柔軟に変更可能な技術の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明を以下のように構成した。すなわち、
ネットワーク経由で電子名刺の配信を行う電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺の発信者に関して、前記電子名刺により配信されるべき個人情報を記憶した個人情報記憶部と、
前記電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき前記個人情報の項目とを対応付けて記憶した配信先別項目記憶部と、
前記電子名刺の配信要求を入力する配信要求入力部と、
前記各記憶部から各配信先に応じた個人情報を抽出する抽出部と、
前記抽出した個人情報に基づき前記電子名刺を前記各配信先に配信する電子名刺配信部と、を備えることを要旨とする。
【0008】
本発明の電子名刺配信装置によれば、例えば、仕事用の電子名刺とプライベート用の電子名刺を使い分けるといったように、電子名刺の配信先に応じて異なる内容の個人情報を配信することができる。個人情報の項目としては、例えば、名前、住所、電話番号、勤務先名、勤務先住所、電子メールアドレス等を挙げることができる。電子名刺の配信先は、個人であってもよいしグループでもよい。電子名刺のデータフォーマットは、例えば、単純なテキストデータでもよいし、vCard規格を用いるものとしてもよい。電子名刺は、例えば、電子メールに添付することによって配信してもよいし、単独で配信先のIPアドレスやMACアドレス宛てに配信するものとしてもよい。また、上記ネットワークとは、インターネットのような広域的なネットワークであってもよいし、LANのように比較的限定的なネットワークであってもよい。
【0009】
上記電子名刺配信装置において、
前記配信要求入力部は、更に、前記電子名刺の配信先の指定を入力し、
前記電子名刺配信部は、該指定された配信先に対して前記電子名刺を配信するものとしてもよい。こうすることにより、ユーザは、柔軟に電子名刺の配信先を選択することができる。
【0010】
また、上記電子名刺配信装置において、
前記電子名刺は前記個人情報を名刺状に配置した名刺画像を表示するためのデータであり、
前記個人情報を配置するためのレイアウト情報を前記発信者と対応付けて記憶したレイアウト情報記憶部を備えるものとしてもよい。
【0011】
こうすることにより、通常の紙媒体の名刺と同様のイメージで電子名刺を生成することができる。さらに、上記レイアウト情報記憶部が、各配信先に対応付けてレイアウト情報を記憶するものとすれば、配信先毎に異なるレイアウトの電子名刺を生成することもできる。
【0012】
名刺を表す画像を生成するため、前記電子名刺配信部は、前記レイアウト情報と前記個人情報とに基づき前記名刺画像を生成する名刺画像生成部を備えるものとしてもよい。その他、電子名刺として前記レイアウト情報と前記個人情報とを受信した配信先の装置が、所定のソフトウェアにより名刺を表す画像を生成するものとしてもよい。
【0013】
本発明は、上述した電子名刺配信装置としての構成以外にも、例えば、コンピュータによる電子名刺の配信方法や、電子名刺を配信するためのプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等の態様として実現することができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.電子名刺配信システムの全体構成:
B.電子名刺配信サーバのソフトウェア構成:
C.電子名刺データベースの構成:
D.電子名刺配信処理:
E.変形例:
【0015】
A.電子名刺配信システムの全体構成:
図1は、実施例としての電子名刺配信システム10の全体構成を示す説明図である。電子名刺配信システム10は、発信元クライアントCL1と、配信先クライアントCL2,CL3と、電子名刺配信サーバWSにより構成されている。これらの装置はインターネットINTを介して接続されている。
【0016】
発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSを用いて電子名刺を配信するクライアントであり、配信先クライアントCL2,CL3は、配信された電子名刺を受信するクライアントである。ここでは、発信元クライアントを1台、配信先クライアントを2台示したが、台数に限定はない。また、説明の都合上、各クライアントに別個の名称を付したが、発信元クライアントが配信先クライアントになる場合もあるし、配信先クライアントが発信元クライアントになる場合もある。
【0017】
発信元クライアントCL1および配信先クライアントCL2,CL3は、汎用のパーソナルコンピュータであり、オペレーティングシステムやウェブブラウザ、メーラなどがインストールされている。電子名刺配信サーバWSは、ウェブサーバ機能やメール送信機能を備え、電子名刺の配信を行うための電子名刺配信プログラムがインストールされている。
【0018】
発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSにインターネットINTを介してアクセスし、電子名刺に掲載すべき個人情報や電子名刺の配信先の登録を行う。電子名刺配信サーバWSは、発信元クライアントCL1から電子名刺の発信要求を入力すると、配信先クライアントCL2,CL3に電子名刺を配信する。図では、配信先クライアントCL2,CL3に対して、それぞれ異なる内容の電子名刺(名刺Aおよび名刺B)が配信された例を示した。
【0019】
電子名刺の配信方法としては、例えば、配信先クライアントCL2,CL3のユーザ宛に電子名刺を添付した電子メールを送信することにより行うことができる。また、配信先クライアントCL2,CL3のIPアドレスやMACアドレス宛に電子名刺を表す所定の情報(HTMLページ等)を送信するものとしてもよい。
【0020】
B.電子名刺配信サーバのソフトウェア構成
図2は、電子名刺配信サーバWSのソフトウェア構成を示す説明図である。上述したように、電子名刺配信サーバWSには、電子名刺配信プログラムがインストールされている。電子名刺配信プログラムは、図示するように、UI処理部20と、個人情報登録部30と、配信先登録部40と、レイアウト登録部50と、配信要求入力部60と、電子名刺配信部70と、データベース制御部80とを備えている。
【0021】
UI処理部20は、発信元クライアントCL1にインストールされたウェブブラウザに対して、所定のユーザインタフェースの提供を行う。発信元クライアントCL1のユーザは、このユーザインタフェースを介して電子名刺配信サーバWSに対する種々の操作を行う。
【0022】
個人情報登録部30は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して個人情報の入力を受ける。個人情報とは、例えば、ユーザの氏名や住所、電話番号などの情報である。
【0023】
配信先登録部40は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して電子名刺を配信する配信先の入力を受ける。配信先は、個人であってもよいし、同好会やサークルなどの団体であってもよい。
【0024】
レイアウト登録部50は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して配信先毎の電子名刺のレイアウト情報の入力を受ける。レイアウト情報とは、電子名刺に掲載すべき個人情報の項目の指定や、個人情報を配置する位置、電子名刺の形状などの情報である。
【0025】
データベース制御部80は、個人情報登録部30や配信先登録部40、レイアウト登録部50が入力した情報を電子名刺データベースDBに登録する。また、電子名刺配信部70が電子名刺の配信を行う際には、電子名刺データベースDBから種々の情報の抽出を行う。
【0026】
配信要求入力部60は、発信元クライアントCL1のユーザからUI処理部20を介して、電子名刺を配信したい旨の指示を入力する。また、このような配信要求の入力の際に、ユーザから配信先の指定を受けることができる。配信先の指定は、1箇所でもよいし複数箇所でもよい。
【0027】
電子名刺配信部70は、この配信要求に従って、登録された配信先に電子名刺の配信を行う。配信先の指定があった場合、電子名刺配信部70は、指定された配信先にのみ電子名刺を配信する。配信先の指定がなかった場合には、登録された全ての配信先に電子名刺を配信するものとしてもよい。電子名刺配信部70は、電子名刺データベースDBから入力した種々の情報に基づき名刺を表す画像を生成する名刺画像生成部71も備える。
【0028】
C.電子名刺データベースの構成:
図3は、電子名刺データベースDBに記録される個人情報テーブルの構成図である。個人情報テーブルには、個人情報登録部30により入力されたユーザ毎の個人情報がデータベース制御部80により登録される。登録される情報としては、例えば、ユーザIDやパスワード、名前、ニックネーム、生年月日、血液型、星座、趣味、出身地、好きな色、好きな食べ物、自宅住所、自宅メールアドレス、自宅電話番号、携帯電話番号、勤務先名、所属部署、役職、勤務先メールアドレス、勤務先住所、勤務先電話番号などを挙げることができる。
【0029】
図4は、電子名刺データベースDBに記録される配信先テーブルの構成図である。配信先テーブルには、配信先登録部40により入力された配信先の情報が登録される。登録される情報は、配信先の名称や、その配信先を構成するメンバーのメールアドレス等である。図では、配信先として、「取引先」「友人」「○○同好会」といったグループが登録されている例を示した。もちろん配信先は、グループではなく、個人であってもよい。また、メールアドレス以外にも、メンバーの名前や配信先のIPアドレス、MACアドレス等の情報を登録してもよい。その他、配信先テーブルには、配信する電子名刺のレイアウトタイプを指定する情報が配信先毎に記録される。
【0030】
図5は、電子名刺データベースDBに記録される名刺レイアウトテーブルの構成図である。名刺レイアウトテーブルには、上記レイアウトタイプに対応した詳細な電子名刺のレイアウト情報が記録される。レイアウト情報としては、電子名刺に掲載すべき個人情報の項目の指定や、電子名刺の形状、掲載する個人情報の配置位置などが記録される。
【0031】
以上のように、本実施例の電子名刺データベースDBでは、配信先テーブルと名刺レイアウトテーブルとがレイアウトタイプ情報によってリンクすることにより、電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき個人情報の項目とが対応付けられている。すなわち、配信先テーブルと名刺レイアウトテーブルとが本発明の配信先別項目記憶部に相当する。
【0032】
D.電子名刺配信処理:
図6は、電子名刺配信処理のフローチャートである。フローチャートには、発信元クライアントCL1(左側)と、電子名刺配信サーバWS(中央)と、配信先クライアントCL2,CL3(右側)の処理をそれぞれ示した。
【0033】
まず、発信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSに対してユーザ登録を行う(ステップS10)。ユーザ登録とは、個人情報の登録や、配信先の登録、電子名刺のレイアウトの登録を行うことをいう。電子名刺配信サーバWSはこれらの情報を電子名刺データベースDBの所定のテーブルに記録する。
【0034】
次に、送信元クライアントCL1は、電子名刺配信サーバWSに対して電子名刺の配信先の指定と配信要求を行う(ステップS11)。配信先の指定は、配信先テーブルに登録した配信先の中から指定する。配信先を指定しない場合は、デフォルトで、登録した全ての配信先に配信するものとしてもよい。
【0035】
次に、電子名刺配信サーバWSは、指定された配信先に対応する種々の情報を電子名刺データベースDBから抽出する(ステップS12)。例えば、配信先として図4の「友人」が指定された場合には、配信先テーブルから、その「友人」を構成するメンバーのメールアドレスが抽出され、更に、電子名刺のレイアウトタイプとしてタイプBが指定される。図5の名刺レイアウトテーブルからは、このタイプBに対応した個人情報の項目が指定され、その項目を配置する位置情報が抽出される。更に、個人情報テーブルからは、名刺レイアウトテーブルにより指定された項目に対応するユーザの個人情報が抽出される。
【0036】
次に、電子名刺配信サーバWSは、上記ステップS12で抽出した種々の情報を用いて名刺を表す画像を生成する(ステップS13)。そして、生成した画像を電子メールに添付し、上記ステップS12によって抽出されたメールアドレス(ここでは、配信先クライアントCL2,CL3とする。)に対して配信する(ステップS14)。最後に、電子名刺配信サーバWSは、配信が完了した旨の通知を発信元クライアントCL1に送信し(ステップS15)、電子名刺の配信処理は終了する。
【0037】
以上の処理を行うことにより、本実施例の電子名刺配信システム10は、配信先に応じて異なる内容の電子名刺を配信することができる。従って、例えば、仕事用やプライベート用といった用途に応じて柔軟に電子名刺を使い分けることが可能となる。
【0038】
E.変形例:
上記電子名刺配信処理では、名刺を表す画像を生成して配信するものとした。しかし、例えば、抽出した個人情報を基にvCard規格に基づく電子名刺を生成して配信するものとしてもよい。また、抽出した個人情報を単純にテキストデータとして電子メールに添付あるいは追記して配信するものとしてもよい。また、電子メールではなく、配信先クライアントCL2,CL3にインストールされたウェブブラウザ宛に電子名刺を掲載したHTMLページを送信するものとしてもよい。また、配信は、必ずしも電子名刺配信サーバWSが能動的に行う必要はなく、配信先クライアントCL2,CL3から電子名刺配信サーバWSにアクセスがあった際に行うものとしてもよい。
【0039】
上記電子名刺配信処理では、電子名刺配信サーバWSが上記ステップS13において名刺を表す画像を生成するものとした。しかし、配信先クライアントCL2,CL3が生成するものとしてもよい。この場合、上記ステップS13を省略し、上記ステップS12で抽出した個人情報やレイアウト情報を配信先クライアントCL2,CL3に配信する。そして、配信先クライアントCL2,CL3にインストールされた所定のソフトウェアがそれらの情報をもとに名刺を表す画像を生成する(図6において点線で示したステップS16)。
【0040】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェア的に処理した機能をハードウェア的に実現することも可能である。また、電子名刺の配信を電子名刺配信サーバWSが行うものとしたが、上記電子名刺配信プログラムと同様の構成を発信元クライアントCL1に適用することにより、サーバを介すことなく電子名刺を配信する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子名刺配信システム10の概略構成を示す説明図である。
【図2】電子名刺配信サーバWSのソフトウェア構成を示す説明図である。
【図3】個人情報テーブルの構成図である。
【図4】配信先テーブルの構成図である。
【図5】名刺レイアウトテーブルの構成図である。
【図6】電子名刺配信処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…電子名刺配信システム
20…UI処理部
30…個人情報登録部
40…配信先登録部
50…レイアウト登録部
60…配信要求入力部
70…電子名刺配信部
71…名刺画像生成部
80…データベース制御部
CL1…発信元クライアント
CL2,CL3…配信先クライアント
INT…インターネット
WS…電子名刺配信サーバ
DB…電子名刺データベース
Claims (9)
- ネットワーク経由で電子名刺の配信を行う電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺の発信者に関して、前記電子名刺により配信されるべき個人情報を記憶した個人情報記憶部と、
前記電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき前記個人情報の項目とを対応付けて記憶した配信先別項目記憶部と、
前記電子名刺の配信要求を入力する配信要求入力部と、
前記各記憶部から各配信先に応じた個人情報を抽出する抽出部と、
前記抽出した個人情報に基づき前記電子名刺を前記各配信先に配信する電子名刺配信部と、
を備える電子名刺配信装置。 - 請求項1に記載の電子名刺配信装置であって、
前記配信要求入力部は、更に、前記電子名刺の配信先の指定を入力し、
前記電子名刺配信部は、該指定された配信先に対して前記電子名刺を配信する、電子名刺配信装置。 - 請求項1に記載の電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺は前記個人情報を名刺状に配置した名刺画像を表示するためのデータであり、
前記個人情報を配置するためのレイアウト情報を前記発信者と対応付けて記憶したレイアウト情報記憶部を備える、電子名刺配信装置。 - 請求項3に記載の電子名刺配信装置であって、
前記レイアウト情報記憶部は、前記各配信先に対応付けて前記レイアウト情報を記憶する、電子名刺配信装置。 - 請求項3または4に記載の電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺配信部は、前記レイアウト情報と前記個人情報とに基づき前記名刺画像を生成する名刺画像生成部を備える、電子名刺配信装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の電子名刺配信装置であって、
前記電子名刺配信部は、前記電子名刺を前記配信先宛の電子メールに添付して配信する、電子名刺配信装置。 - コンピュータがネットワーク経由で電子名刺の配信を行う電子名刺配信装置であって、
前記コンピュータは、
前記電子名刺の発信者に関して、前記電子名刺により配信されるべき個人情報を記憶した個人情報記憶部と、
前記電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき前記個人情報の項目とを対応付けて記憶した配信先別項目記憶部と、を備え、
(a) 前記電子名刺の配信要求を入力する工程と、
(b) 前記各記憶部から各配信先に応じた個人情報を抽出する工程と、
(c) 前記抽出した個人情報に基づき前記電子名刺を前記各配信先に配信する工程と、
を含む電子名刺配信方法。 - コンピュータがネットワーク経由で電子名刺の配信を行うためのプログラムであって、
前記コンピュータは、
前記電子名刺の発信者に関して、前記電子名刺により配信されるべき個人情報を記憶した個人情報記憶部と、
前記電子名刺の配信先と各配信先に配信されるべき前記個人情報の項目とを対応付けて記憶した配信先別項目記憶部と、を備えており、
前記電子名刺の配信要求を入力する機能と、
前記各記憶部から各配信先に応じた個人情報を抽出する機能と、
前記抽出した個人情報に基づき前記電子名刺を前記各配信先に配信する機能と、
を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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