JP2004163511A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機1は、表示部2に電子メールが表示されるのに応じて、表示された電子メールの内容に対応した音楽を自動的に作曲,再生する。これにより、ユーザは、サーバ装置にアクセスすることなく、電子メールの内容に対応した音楽を鑑賞することができる。また、ユーザは、通信料金を支払わずに自動作曲サービスを利用することができる。すなわち、この携帯電話機1によれば、サーバ装置を介さずに、簡単、且つ、安価に電子メールの内容に対応した音楽を作曲,再生することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールやウェブページ等のテキストデータの内容に対応した音楽を作曲,再生する携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、端末装置を介してユーザが送信した電子メールを受信するのに応じて、サーバ装置が、受信した電子メールの内容に対応した音楽を作曲する自動作曲システム(例えば、特許文献1を参照)が提供されており、このようなシステムによれば、ユーザは、電話回線を介してサーバ装置を発呼することにより、電子メールの内容に応じて作曲された音楽をいつでも聞くことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−209592号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来までの自動作曲システムでは、音楽を作曲,記憶する処理は全てサーバ装置側で行われる構成となっているために、ユーザは音楽の作曲要求や鑑賞を行う度に電話回線を介してサーバ装置にアクセスしなければならず、電子メールの内容に応じて作曲された音楽を気軽に鑑賞することができない。
【0005】
さらに、上記のような従来までの自動作曲システムでは、電子メールの内容に応じて作曲された音楽は電話回線を介してユーザに提供される構成となっているために、作曲された音楽を全て聴き終わるまでにユーザが多くの通信料金を支払わなけれず、電子メールを利用した自動作曲サービスを安価に利用することができない。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、サーバ装置を介することなく、簡単、且つ、安価にテキストデータの内容に対応した音楽を作曲,再生することが可能な携帯端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯端末装置の特徴は、テキストデータを表示する表示部と、音楽の少なくとも明暗を制御する数値と関連付けられた複数のキーワードを記憶する記憶部と、表示部に表示されるテキストデータ内に含まれるキーワードを検索し、検索されたキーワードと関連付けられた数値に基づいて、表示部に表示されるテキストデータの内容に対応した音楽を作曲する制御部と、テキストデータが表示部に表示されるのに応じて、制御部が作曲した音楽を再生出力する再生部とを備えることにある。
【0008】
すなわち、本発明に係る携帯端末装置では、表示部にテキストデータが表示されるのに応じて、制御部が表示されたテキストデータの内容に対応した音楽を自動的に作曲し、再生部が作曲された音楽再生する。
【0009】
これにより、ユーザは、サーバ装置にアクセスすることなく、電子メールの内容に対応した音楽を鑑賞することができる。また、ユーザは、通信料金を支払わずに自動作曲サービスを利用することができる。
【0010】
すなわち、この携帯端末装置によれば、サーバ装置を介さずに、簡単、且つ、安価に電子メールの内容に対応した音楽を作曲,再生することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、例えば図1に示すような携帯電話機に適用することができる。以下、図面を参照して、本発明の一実施形態となる携帯電話機の構成及び動作について詳しく説明する。
【0012】
[携帯電話機の概観]
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態となる携帯電話機の概観の構成について説明する。
【0013】
本発明の一実施形態となる携帯電話機1は、図1に示すように、主な構成要素として、表示部2、操作入力部3、受話口4、及び送話口5を備える。
【0014】
上記表示部2は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(ElectroLuminescence)パネル等の表示装置により構成され、後述するCPU(Central Processing Unit,図2を参照)15の制御に従って、文字、数字、記号、アイコン、カーソル、画像、動画像等を可視表示する。
【0015】
上記操作入力部3は、例えば「0」から「9」までの数字の入力、仮名文字の入力、アルファベット文字の入力、記号の入力、発信や受信の指示入力、電源のオン/オフの指示入力等の操作に使用される、複数のキーボタン6を有する。また、この操作入力部3は、表示部2上に表示されたカーソルの移動操作や画面のスクロール操作等の操作に使用するダイアル(ジョグダイアル)7を有する。上記受話口4及び送話口5はそれぞれ、後述するスピーカ及びマイクロフォン(図2を参照)に接続されており、ユーザが通話相手先と音声通話を行う際に使用される。
【0016】
[携帯電話機の内部構成及びその基本動作]
次に、図2を参照して、上記携帯電話機1の内部構成及びその基本動作について説明する。なお、表示部2及び操作入力部3の構成及び動作は、既述の通りであるので、以下ではその説明を省略する。
【0017】
図2に示す携帯電話機1では、送話口5(図1参照)に接続されているマイクロフォン8は、ユーザの通話音声をアナログ音声信号に変換する。そして、アナログ音声信号は、図示しない増幅器により増幅された後、DSP(Digital Siginal Processor)9に入力される。
【0018】
DSP9は、アナログ音声信号が入力されると、所定のサンプリングレートでアナログ音声信号をアナログ/デジタル(A/D)変換する。そして、DSP9は、A/D変換により得られたデジタル音声データに対し、トランスポートブロック(TB)毎にCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を付加し、チャネル符号化(誤り訂正符合化)及びインターリーブ処理を施す。なお、上記トランスポートブロックとは、物理レイヤが処理を行うデータの基本単位(MAC(Medium Access Control)レイヤから物理レイヤにデータが転送される単位)を示す。
【0019】
また、DSP9は、上記インターリーブ処理後のビット系列に対し、パイロットビット等のチャネル確定のためのオーバーヘッドを付加した後、データ変調処理を行い、データ変調マッピングされた位相平面上の同相(In−Phase)及び直交(Quadrature)成分をそれぞれ2階層の拡散符号系列で拡散する。そして、DSP9は、拡散後のチップデータ系列を自乗余弦ルートナイキストフィルタで所定帯域(5MHz)に帯域制限した後、デジタル/アナログ(D/A)変換によりアナログ信号に変換し、アナログ信号を送信部10に出力する。
【0020】
送信部10は、DSP9からアナログ信号が入力されると、アナログ信号を直交復調し、直交復調された中間周波数信号を高周波信号(2GHz帯のRF信号)に周波数変換する。そして、送信部10は、この高周波信号を増幅し、増幅後の高周波信号を送信信号としてデュプレクサ11に出力する。
【0021】
デュプレクサ11は、アンテナ共用器である。すなわち、デュプレクサ11は、送信信号と受信信号とで1本のアンテナ12を共用し、アンテナ12からの受信信号を受信部13に送り、且つ、送信部10からの送信信号をアンテナ12へ送出する機能を備えたフィルタ回路により構成される。
【0022】
受信部13は、アンテナ12及びデュプレクサ11を介して供給された高周波の受信信号を増幅し、増幅した受信信号を中間周波数の信号に周波数変換する。そして、受信部13は、自動利得制御により中間周波数の信号を線形増幅し、線形増幅した中間周波数の信号をDSP9に入力する。この際、DSP9は、受信部13からの信号を直交検波(Quardrature Detection)し、直交検波による同相及び直交成分のアナログ信号を所定のサンプリングレートでA/D変換する。そして、DSP9は、A/D変換によってデジタル値に変換された同相及び直交成分を、自乗余弦ルートナイキストフィルタで帯域制限した後、受信信号の拡散符号と同一の拡散符号により逆拡散することにより、伝搬遅延時間が異なる複数のマルチパス成分に時間分離する。
【0023】
また、DSP9は、時間分離した各パスのデータをコヒーレントレイク合成し、コヒーレントレイク合成後のデータ系列をデインターリーブ及びチャネル復号した後、2値のデータ判定を行って相手先の端末が送信してきたデータ系列を再生する。そして、DSP9は、再生したデータ系列を音声データとその他の通信データに弁別する。音声データは、DSP9によりD/A変換され、さらに図示しない増幅器により増幅された後、受話口4(図1参照)に内蔵されているスピーカ14へ送られる。スピーカ14は、増幅されたアナログ音声信号により駆動される。これにより、通話相手先の携帯電話機からの通話音声がスピーカ14から放音されることになる。
【0024】
また、DSP9は、上記通信データがどのようなデータであるのかを解析し、解析結果に対応した処理を行う。例えば上記通信データが電子メール等のテキストデータである場合、DSP9はテキストデータをCPU15に送り、CPU15は表示部2上にテキストデータを表示制御する。また、例えば通信データが圧縮された画像データである場合、DSP9は圧縮画像データを伸張した後にCPU15に送り、CPU15は表示部2上に画像データを表示制御する。また、例えば通信データが圧縮された音声データである場合、DSP9は、圧縮音声データを伸張し、スピーカ14又はスピーカ16に音声データを出力する。
【0025】
上記記録部17は、フラッシュメモリ等の記憶保持動作が不要な書き換え可能なメモリにより構成される。この記録部17は、アドレス帳機能プログラム、スケジュール帳機能プログラム、ユーザプロフィール登録機能プログラム、電子メール送受信機能プログラム、自動作曲プログラム18等、各種アプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記録部19を備える。
【0026】
また、上記記録部17は、アドレス帳データ、スケジュールデータ、プロフィールデータ、送受信した電子メール、自動作曲処理用データ20(詳しくは後述する)、自動作曲処理により作成された演奏データ等の各種データを格納するデータ記録部21を備える。さらに、この記録部17は、携帯電話機の各種設定値のうち、ユーザが任意に設定可能な値を含む設定データを格納する。なお、アプリケーションプログラム記録部19及びデータ記録部21内に記憶される情報の全て若しくは一部は、通信回線を介して受信される構成にしてもよい。
【0027】
ROM(Read Only Memory)22は、CPU15が各部を制御するための制御プログラム(図示せず)等の各種コンピュータプログラムと、各種の初期設定値、フォントデータを記憶する。また、ROM22は、自動作曲機能により作成された演奏データを再生するための再生プログラム23を記憶する。
【0028】
なお、このROM22は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)のような書き換え可能なROMであってもよい。また、この携帯電話機1では、CPU15が再生プログラム23を用いてソフトウェア的に演奏データを再生するが、例えば携帯電話機1の内部に専用の音源回路を設け、CPU15が音源回路に演奏データを入力することにより演奏データを再生してもよい。
【0029】
RAM(Random Access Memory)24は、CPU15が各種処理を行う際のワークエリアとして機能し、随時データを格納する。CPU15は、記録部17やROM22内に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより、コンピュータプログラムに従って携帯電話機1内の各部の動作を制御すると共に、各種の演算処理を行う。
【0030】
カメラ部25は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子と、撮像素子上に被写体等の光像を結像させる光学系とを備えたものである。そして、カメラ部25が撮影した画像データはDSP9に入力される。なお、カメラ部25から画像データを受け取ったDSP9は、その画像データをCPU15に送り、CPU15は画像データに基づく画像を表示部2上に表示制御する。また、DSP9は、必要に応じて画像データを圧縮し、圧縮後の画像データを送信データとして送信部10に送ることもできる。また、圧縮後の画像データはCPU15を介して記録部17に記録することもできる。
【0031】
近距離無線通信部26とそのアンテナ27は、いわゆるブルートゥース(Bluetooth)方式の無線通信を行うためのものである。なお、ブルートゥース方式は、複数の電子機器間における無線ネットワーキングを実現するための方式である。このブルートゥース方式は、Bluetooth SIG(Special Interest Group)において策定されたものであり、詳細は、”Bluetooth(TM) Special Interest Group, Bluetooth仕様書バージョン1.0”に開示されている。
【0032】
[携帯電話機の動作]
〔自動作曲処理〕
上記携帯電話機1は、ユーザが表示部2を介して受信した電子メールを閲覧している際、表示部2に表示されている電子メールの内容に対応した音楽を作曲し、出力する(以下、この処理を自動作曲処理と表記する)。なお、この実施形態では、携帯電話機1は、電子メールの閲覧時に音楽を作曲するが、ユーザが電子メールを送信する際(ダイアル7押下時)やウェブページを閲覧する際等、表示部2にテキストデータが表示されている際に自動作曲処理を実行するようにしてもよい。以下、図3に示すフローチャートを参照して、自動作曲処理を実行する際の携帯電話機1の動作について詳しく説明する。
【0033】
図3に示すフローチャートは、ユーザが、操作入力部3を操作して、表示部2に受信した電子メールを表示することで開始となり、この自動作曲処理はステップS1の処理に進む。
【0034】
ステップS1の処理では、CPU15が、記録部17からRAM24内に自動作曲プログラム18をロードし、自動作曲プログラム18に従って、表示部2に現在表示されている電子メールのテキストデータをRAM24内に読み込む。これにより、このステップS1の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS1の処理からステップS2の処理に進む。
【0035】
ステップS2の処理では、CPU15が、自動作曲プログラム18に従って、テキストデータを解析し、解析結果に基づきテキストデータの内容に対応した音楽のコード進行データ、リズム進行データ、及びメロディ進行データを生成するためのパラメータを算出する(以下、この処理をパラメータ算出処理と表記する)。なお、パラメータ算出処理の詳細については図4に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS2の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS2の処理からステップS3の処理に進む。
【0036】
ステップS3の処理では、CPU15が、自動作曲プログラム18に従って、算出したパラメータに基づき、テキストデータの内容に対応した音楽のコード進行データを生成する(以下、この処理をコード生成処理と表記する)。なお、このコード生成処理の詳細については図5に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS3の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS3の処理からステップS4の処理に進む。
【0037】
ステップS4の処理では、CPU15が、自動作曲プログラム18に従って、算出したパラメータに基づき、コード進行を決定した音楽のリズム進行データを生成する(以下、この処理をリズム生成処理と表記する)。なお、このリズム生成処理の詳細については図6に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS4の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS4の処理からステップS5の処理に進む。
【0038】
ステップS5の処理では、CPU15が、自動作曲プログラム18に従って、算出パラメータに基づいてリズム進行を決定した音楽のメロディ進行データを生成する(以下、この処理をメロディ生成処理と表記する)。なお、このメロディ生成処理の詳細については図7に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS5の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS5の処理からステップS6の処理に進む。
【0039】
ステップS6の処理では、CPU15が、生成したコード進行データ、リズム進行データ、及びメロディ進行データに従って、作曲した音楽の演奏データをバックグラウンド処理で生成する。ここで、生成される演奏データは、複数のパート(音源)の音階と音符の組み合わせから成り、この実施の形態では、例えばスタンダードMIDI(Standard Musical Instruments Digital Interface)ファイル等のMIDIデータにより構成される。また、上記パートは、例えば、ピアノ、オルガン、ギター、ベース、バイオリン、チェロ、ハープ、トランペット、サックス、琴、マリンバ、フルート等の楽器の音色情報により構成され、一つの演奏データには最大40程度のパートを含めることができる(40和音)。さらに、演奏データは所定の再生時間となるように生成される。なお、演奏データはMIDIデータ形式に限られることはなく、例えばMP3(MPEG Audio Layer−3)等の他のデータ形式により演奏データを構成してもよい。これにより、このステップS6の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS6の処理からステップS7の処理に進む。
【0040】
ステップS7の処理では、CPU15が、他の演奏データを再生中であるか否かを判別する。そして、判別の結果、他の演奏データを再生中である場合、この自動作曲処理はステップS7の処理からステップS10の処理に進む。一方、他の演奏データを再生中でない場合には、この自動作曲処理はステップS7の処理からステップS8の処理に進む。
【0041】
ステップS8の処理では、CPU15が、再生する演奏データを前回再生した演奏データからステップS6の処理によりバックグラウンド処理により予め生成した演奏データに切り換える。このような処理によれば、演奏データ再生までのタイムロスをなくし、演奏データをシームレスに再生することができる。これにより、このステップS8の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS8の処理からステップS9の処理に進む。
【0042】
ステップS9の処理では、CPU15が、再生プログラム23に従って、再生する演奏データの各パートの音階及び音符を解釈、処理することより、作曲した音楽をスピーカ14,16から放音する。これにより、このステップS9の処理は完了し、この自動作曲処理はステップS9の処理からステップS10の処理に進む。
【0043】
ステップS10の処理では、CPU15が、演奏データの再生が終了したか否かを判別し、演奏データの再生が終了するのに応じて、この自動作曲処理をステップS10の処理からステップS11の処理に進める。なお、この実施形態では、CPU15は、タイマを利用して再生時間を計測することにより、演奏データの再生が終了したか否かを判別する。
【0044】
ステップS11の処理では、CPU15が、ユーザによるスクロール操作等の処理によって、表示部2に表示されている電子メールの内容が変化したか否かを判別する。そして、判別の結果、表示部2に表示されている電子メールの内容が変化した場合、CPU15はこの自動作曲処理をステップS11の処理からステップS8の処理に戻し、バックグラウンド処理により予め生成した電子メールの内容変化部分に対応した演奏データに切り換える。このような処理によれば、CPU15は、表示部2に表示された電子メールの内容に対応した演奏データをシームレスに再生することができるようになる。一方、表示部2に表示されている電子メールの内容が変化していない場合には、CPPU15はこの自動作曲処理をステップS11の処理からステップS9の処理に戻す。そして、この一連の自動作曲処理は、ユーザが受信した電子メールの閲覧を終了まで繰り返し実行される。
【0045】
なお、上記自動作曲処理において、ユーザが、操作入力部3を操作して、演奏データが生成、再生されないように設定できるようにしてもよい。また、携帯電話機1が演奏データを再生している際、ユーザが演奏データの再生を停止できるようにしてもよい。また、CPU15は、電子メールの一段落、一文章、若しくは一画面分のテキストデータが新たに表示されるのに応じて、新たに表示されたテキストデータのみに基づいて音楽を作曲することが望ましい。これにより、携帯電話機1は、電子メールの文章展開に合った音楽を再生することができる。また、上記自動作曲処理において作成された演奏データは、ユーザからの指示に応じて、記録部17内に記憶できることが望ましい。また、記録部17内に記憶された演奏データは、通信回線を介して他のユーザに送信できるようにしてもよい。
【0046】
〔パラメータ算出処理〕
次に、図4に示すフローチャートを参照して、上記ステップS2のパラメータ算出処理について詳しく説明する。
【0047】
図4に示すフローチャートは、表示部2に表示されている電子メールのテキストデータが読み込まれるのに応じて開始となり、このパラメータ算出処理はステップS21の処理に進む。
【0048】
ステップS21の処理では、CPU15が、読み込まれたテキストデータに対して形態素解析等の自然言語解析を実行することにより、テキストデータを構成する文章の構造を解析する。これにより、このステップS21の処理は完了し、このパラメータ算出処理はステップS21の処理からステップS22の処理に進む。
【0049】
ステップS22の処理では、CPU15が、記録部17に記憶された自動作曲処理用データ20内から、例えば「嬉しい」や「悲しい」等のキーワードを取得する。ここで、各キーワードには、例えば小林らが提案するp/n(positive/negagative)評価等の手法を利用して、作曲される音楽の明るさ(暗さ)を制御する数値(α)、テンポを制御する数値(β)、抑揚を制御する数値(γ)が関連付けられている。但し、キーワードの中には、その意味が文脈によって応じて変化するものもあるので、キーワードが属する文章、及びその文章の前後の文脈に従って、キーワードと関連付けられている数値を変化させることが望ましい。なお、p/n評価の詳細は、”語釈文を利用した「p/n辞書」の作成”、人工知能学会言語・音声理解と対話処理研究会資料、SLUD−33,2001に開示されている。これにより、このステップS22の処理は完了し、このパラメータ算出処理はステップS22の処理からステップS23の処理に進む。
【0050】
ステップS23の処理では、CPU15が、テキストデータの自然言語解析結果に基づいて、取得したキーワードがテキストデータ内に含まれるか否かを判別する。そして、判別の結果、取得したキーワードが含まれない場合は、このパラメータ算出処理はステップS23の処理からステップS25の処理に進む。一方、取得したキーワードが含まれる場合には、このパラメータ算出処理はステップS23の処理からステップS24の処理に進む。
【0051】
ステップS24の処理では、CPU15が、取得したキーワードに関連付けられている数値α,β,γをRAM24内に記憶する。なお、2回目の処理以後、RAM24内に既に数値α,β,γの値が記憶されている場合には、CPU15は既に記憶されている各数値に新たに記憶する数値を加算する。但し、記憶されている数値が他のテキストデータに基づいて作成されたものである場合には、CPU15は、この数値を消去した後、RAM24内に新しく数値を記憶する。これにより、このステップS24の処理は完了し、このパラメータ算出処理はステップS24の処理からステップS25の処理に進む。
【0052】
ステップS25の処理では、CPU15が、自動作曲処理用データ20内に未処理(未取得)のキーワードが含まれるか否かを判別する。そして、判別の結果、未処理のキーワードが含まれる場合は、このパラメータ算出処理はステップS25の処理からステップS22の処理に戻る。一方、未処理のキーワードが含まれない場合には、このパラメータ算出処理はステップS25の処理からステップS26の処理に進む。
【0053】
ステップS26の処理では、CPU15が、RAM内に記憶されている数値α、β、γに基づいて、音楽の曲調、速さ、ジャンル、モチーフ(和音)、リズム、メロディ、伴奏、ドラムの進行ルールを指定するパラメータを算出する。なお、これらのパラメータはある音楽ルール(例えば「C」)を形成する。そして、この音楽ルールは、「ポップス」,「クラシック」等のジャンルの違いに応じてパラメータを動的に組み替えることにより、新たな音楽ルール(例えば「Cm」や「C7」に変更することができ、これにより、柔軟なメロディ生成と共に、携帯電話機1内に記憶する音楽ルール数を最小にすることができる。これにより、このステップS26の処理は完了し、一連のパラメータ算出処理は終了する。
【0054】
なお、上記音楽ルールとは、多くの人に何度もくり返し使われることによって定着した 「コード進行の流れ」 や 「音の 流れ」、 「響きの美しさ」 等を理論的にまとめたものである。音楽ルールの詳細については例えば特開2002−23747号公報に記載されている。
【0055】
〔コード生成処理〕
次に、図5に示すフローチャートを参照して、上記ステップS3のコード生成処理について詳しく説明する。図5に示すフローチャートは、パラメータ算出処理が完了するのに応じて開始となり、このコード生成処理はステップS31の処理に進む。
【0056】
ステップS31の処理では、CPU15が、パラメータ算出処理において算出したパラメータに従って最初に演奏する小節のコードを決定する。これにより、このステップS31の処理は完了し、このコード生成処理はステップS31の処理からステップS32の処理に進む。
【0057】
ステップS32の処理では、CPU15が、前のコードに規定されている音楽ルールに従って、コード同士が不自然な繋がりにならないように、自動作曲処理用データ20の中から次の小節のコードの候補(コード候補)を抽出する。これにより、このステップS32の処理は完了し、このコード生成処理はステップS32の処理からステップS33の処理に進む。
【0058】
ステップS33の処理では、CPU15が、乱数を発生させる。これにより、このステップS33の処理は完了し、このコード生成処理はステップS33の処理からステップS34の処理に進む。
【0059】
ステップS34の処理では、CPU15が、発生させた乱数に従って、抽出したコード候補の中から、次の小節のコードを決定する。これにより、このステップS34の処理は完了し、このコード生成処理はステップS34の処理からステップS35の処理に進む。
【0060】
ステップS35の処理では、CPU15が、パラメータ算出処理において算出したジャンルに関するパラメータに従って、和音構成音(音程)を生成し、決定したコードに対して和音構成音を適用する。これにより、このステップS35の処理は完了し、このコード生成処理はステップS35の処理からステップS36の処理に進む。
【0061】
ステップS36の処理では、CPU15が、所定の演奏時間内の全ての小節に対し上記ステップS32〜ステップS35の処理を実行したか否かを判別する。そして、判別の結果、全ての小節に対しステップS32〜ステップS35の処理を実行していない場合は、このコード生成処理はステップS36の処理からステップS32の処理に戻る。一方、全ての小節に対しステップS32〜ステップS35の処理を実行した場合には、CPU15は、ステップS37の処理として、上記処理の結果をコード進行データとしてRAM24内に記憶する。これにより、ステップS37の処理が完了し、一連のコード生成処理は終了する。
【0062】
なお、より柔軟なコード進行パターンを生成することを可能にするために、幾つかの確立されたコード進行パターンをジャンル毎に予め自動作曲処理用データ20内に記憶し、コード生成処理が実行される度毎にCPU15が処理結果に基づいて学習することが望ましい。
【0063】
〔リズム生成処理〕
次に、図6に示すフローチャートを参照して、上記ステップS4のリズム生成処理について詳しく説明する。図6に示すフローチャートは、コード生成処理が完了するのに応じて開始となり、このリズム生成処理はステップS41の処理に進む。
【0064】
ステップS41の処理では、CPU15が、パラメータ算出処理において算出したパラメータに従って最初に演奏する音符を決定する。これにより、このステップS41の処理は完了し、このリズム生成処理はステップS41の処理からステップS42の処理に進む。
【0065】
ステップS42の処理では、CPU15が、前の音符に規定されている音楽ルールに従って、音符同士が不自然な繋がりにならないように、自動作曲処理用データ20の中から次の拍数における音符の候補(音符候補)を抽出する。これにより、このステップS42の処理は完了し、このリズム生成処理はステップS42の処理からステップS43の処理に進む。
【0066】
ステップS43の処理では、CPU15が、乱数を発生させる。これにより、このステップS43の処理は完了し、このリズム生成処理はステップS43の処理からステップS44の処理に進む。
【0067】
ステップS44の処理では、CPU15が、発生させた乱数に従って、抽出した音符候補の中から次の拍数における音符を決定する。これにより、このステップS44の処理は完了し、このリズム生成処理はステップS44の処理からステップS45の処理に進む。
【0068】
ステップS45の処理では、CPU15が、所定演奏時間分の拍数に対し上記ステップS42〜S44の処理を実行したか否かを判別する。そして、判別の結果、所定演奏時間分の拍数に対し上記ステップS42〜S44の処理を実行していない場合は、このリズム生成処理はステップS45の処理からステップS42の処理に戻る。一方、所定演奏時間分の拍数に対し上記ステップS42〜S44の処理を実行した場合には、CPU15は、ステップS46の処理として、上記処理の結果をリズム進行データとしてRAM24内に記憶する。これにより、ステップS46の処理が完了し、一連のリズム生成処理は終了する。
【0069】
なお、より柔軟なリズム進行を生成することを可能にするために、幾つかの確立されたリズム進行パターンをジャンル毎に予め自動作曲処理用データ20内に記憶し、リズム生成処理が実行される度毎にCPU15が処理結果に基づいて学習することが望ましい。
【0070】
〔メロディ生成処理〕
次に、図7に示すフローチャートを参照して、上記ステップS5のメロディ生成処理について詳しく説明する。図7に示すフローチャートは、リズム生成処理が完了するのに応じて開始となり、このメロディ生成処理はステップS51の処理に進む。
【0071】
ステップS51の処理では、CPU15が、上記リズム生成処理により生成したリズム進行データを読み込み、メロディ生成処理を未実行の音符を検索する。これにより、このステップS51の処理は完了し、このメロディ生成処理はステップS51の処理からステップS52の処理に進む。
【0072】
ステップS52の処理では、CPU15が、検索の結果、メロディ生成処理の未実行の音符が検索されたか否かを判別する。そして、判別の結果、メロディ生成処理の未実行の音符が検索されない場合、このメロディ生成処理はステップS52の処理からステップS57の処理に進む。一方、メロディ生成処理の未実行の音符が検索された場合には、このメロディ生成処理はステップS52の処理からステップS53の処理に進む。
【0073】
ステップS53の処理では、CPU15が、自動作曲処理用データ20の中から音符に適用可能なメロディルール候補を抽出する。これにより、このステップS53の処理は完了し、このメロディ生成処理はステップS53の処理からステップS54の処理に進む。
【0074】
ステップS54の処理では、CPU15が、乱数を発生させる。これにより、このステップS54の処理は完了し、このメロディ生成処理はステップS54の処理からステップS55の処理に進む。
【0075】
ステップS55の処理では、CPU15が、発生させた乱数に従って抽出したメロディルール候補の中からメロディルールを選択し、選択したメロディルールを検索された音符に適用する。これにより、このステップS55の処理は完了し、このメロディ生成処理はステップS55の処理からステップS56の処理に進む。
【0076】
ステップS56の処理では、CPU15が、パラメータ算出処理において算出したジャンルに関するパラメータに従ってメロディ生成ルールを生成し、検索された音符に対し生成したメロディ生成ルールを適用する。これにより、このステップS56の処理は完了し、このメロディ生成処理はステップS56の処理からステップS51の処理に戻る。
【0077】
ステップS57の処理では、CPU15は、上記処理の結果をメロディ進行データとしてRAM24内に記憶する。これにより、このステップS57の処理は完了し、一連のメロディ生成処理が終了する。
【0078】
なお、より柔軟なメロディ進行を生成することを可能にするために、幾つかの確立されたメロディ進行パターンをジャンル毎に予め自動作曲処理用データ20内に記憶し、メロディ生成処理が実行される度毎にCPU15が処理結果に基づいて学習することが望ましい。
【0079】
[実施形態の効果]
以上の説明から明らかように、本発明の一実施形態となる携帯電話機1は、表示部2に電子メールが表示されるのに応じて、表示された電子メールの内容に対応した音楽を自動的に作曲,再生するので、ユーザは、サーバ装置にアクセスすることなく、電子メールの内容に対応した音楽を鑑賞することができる。また、このような構成によれば、音楽の作曲及び再生処理は全て携帯電話機1側で行われるので、ユーザは、通信料金を支払わずに自動作曲サービスを利用することができる。すなわち、この携帯電話機1によれば、サーバ装置を介さずに、簡単、且つ、安価に電子メールの内容に対応した音楽を作曲,再生することができる。
【0080】
また、本発明の一実施形態となる携帯電話機1は、スクロール操作によってユーザが表示部2に表示されている電子メールの内容を変化させた場合、内容の変化に対応した音楽を再度作曲,再生するので、表示されている電子メールの内容に対応した音楽を常に再生することができる。
【0081】
また、本発明の一実施形態となる携帯電話機1は、ユーザが電子メールを閲覧している際に、電子メールの内容に対応した音楽を作曲,再生するので、電子メールの送信者は、視覚、聴覚双方のアプローチにより意志伝達を行うことができ、逆に、電子メールの受信者は、視覚と聴覚の二つの感覚で電子メールの内容を理解することができる。
【0082】
さらに、本発明の一実施形態となる携帯電話機1では、ユーザは、例えば特開2002−32078号公報に開示されているような音楽を作曲,再生するための設定(モチーフメロディ設定)や、音楽を作曲,再生するためのデータを用意する必要がなく、気軽に自動作曲サービスを利用することができる。また、この携帯電話機1は、音楽を作曲する際に適用する音楽ルールに乱数に従って決定するので、電子メールの内容に応じて音楽を柔軟に作曲することができると共に、多様な音楽を作曲することが可能となる。
【0083】
[その他の実施形態]
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態の構成及び動作について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、上記実施形態は本発明を携帯電話機に適用したものであったが、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の音楽再生機能を有する情報処理装置であれば適用、実施することができる。このように、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることを付け加えておく。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、サーバ装置を介することなく、簡単、且つ、安価にテキストデータの内容に対応した音楽を作曲,再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態となる携帯電話機の外観を示す模式図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態となる自動作曲処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】図3に示すパラメータ算出処理の流れを示すフローチャート図である。
【図5】図3に示すコード生成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】図3に示すリズム生成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図7】図3に示すメロディ生成処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、2…表示部、3…操作入力部、4…受話口、5…送話口、6…キーボタン、7…ダイアル、8…マイクロフォン、9…DSP(Digital Signal Processor)、10…送信部、11…デュプレクサ、12,27…アンテナ、13…受信部、14,16…スピーカ、17…記録部、18…自動作曲プログラム、19…アプリケーションプログラム記録部、20…自動作曲処理用データ、21…データ記録部、22…ROM(Read Only Memory)、23…再生プログラム、24…RAM(Random Access Memory)、25…カメラ部、26…近距離無線通信部
Claims (3)
- テキストデータを表示する表示部と、
音楽の少なくとも明暗を制御する数値と関連付けられた複数のキーワードを記憶する記憶部と、
上記表示部に表示されるテキストデータ内に含まれる上記キーワードを検索し、検索されたキーワードと関連付けられた数値に基づいて、表示部に表示されるテキストデータの内容に対応した音楽を作曲する制御部と、
上記テキストデータが上記表示部に表示されるのに応じて、上記制御部が作曲した音楽を再生出力する再生部と
を備える携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
上記表示部に表示されているテキストデータをスクロールする操作部を備え、
上記制御部は、テキストデータがスクロールされるのに応じて、上記表示部に新たに表示されたテキストデータの内容に対応した音楽を作曲し、
上記再生部は、新たに表示されたテキストデータの内容に対応した音楽を再生出力すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
上記キーワードは、音楽の少なくともテンポと抑揚を制御する数値と関連付けられていること
を特徴とする携帯端末装置。
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JP2010085820A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Yamaha Corp | 電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラム |
JP2010107852A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Yamaha Corp | 電子音楽装置、該電子音楽装置と接続されるコンピュータ装置、およびその各制御方法をそれぞれ実現するためのプログラム |
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- 2002-11-11 JP JP2002326626A patent/JP4148355B2/ja not_active Expired - Fee Related
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