JP2004154399A - Group delay optimization method and magnetic resonance imaging unit - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、群遅延最適化方法および磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、磁気共鳴撮影装置の3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延を最適化する方法、および、群遅延最適化手段を備えた磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気共鳴撮影装置の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場への渦電流の影響を補正するために、勾配磁場信号に補正信号が付加される。補正信号は指数関数の多項式で表される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平4−22338号公報(第3,4頁、第2,3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
3系統の勾配磁場発生装置の間で渦電流補正に不揃いがあると、それぞれの勾配磁場の群遅延が相違し、撮影した画像の画質を低下させる原因となる。なお、群遅延とは、勾配磁場をスピン(spin)励起用のRF(radio frequency)磁場と一緒に印加したときの、RF磁場に対する勾配磁場の遅延のことである。群遅延はグループディレイ(group delay)とも呼ばれる。
【0005】
そこで、本発明の課題は、3系統の勾配磁場発生装置の群遅延を最適化する方法、および、そのような手段を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定し、最も大きい群遅延をシステムの群遅延として採用し、最も群遅延が大きい1系統に対する他の2系統の群遅延の差をそれぞれ求め、前記2系統の勾配磁場発生装置の勾配磁場に前記それぞれの差に相当する遅延を付与する、ことを特徴とする群遅延最適化方法である。
【0007】
この観点での発明では、3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定し、最も大きい群遅延をシステムの群遅延として採用し、最も群遅延が大きい1系統に対する他の2系統の群遅延の差をそれぞれ求め、前記2系統の勾配磁場発生装置の勾配磁場に前記それぞれの差に相当する遅延を付与するので、3系統の勾配磁場の群遅延を同一化することができる。
【0008】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、3系統の勾配磁場発生装置がそれぞれ発生する勾配磁場における渦電流の影響を補正するための、指数関数の多項式で表される補正信号の係数を決定し、前記補正信号によって3系統の勾配磁場発生装置における勾配磁場信号をそれぞれ補正し、勾配磁場信号補正後の3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定し、3系統間の群遅延の相違が予め定められた許容範囲に入らないときはそれが許容範囲内となるように前記補正信号の係数を変更する、ことを特徴とする群遅延最適化方法である。
【0009】
(3)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、静磁場発生手段、3系統の勾配磁場発生手段およびRF磁場発生手段がそれぞれ発生する静磁場、勾配磁場およびRF磁場を撮影の対象に印加して獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像生成手段により画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、前記3系統の勾配磁場発生手段がそれぞれ発生する勾配磁場における渦電流の影響を補正するための、指数関数の多項式で表される補正信号の係数を決定する係数決定手段と、前記補正信号によって前記3系統の勾配磁場発生手段における勾配磁場信号をそれぞれ補正する補正手段と、勾配磁場信号補正後の前記3系統の勾配磁場発生手段が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定する測定手段と、3系統間の群遅延の相違が予め定められた許容範囲に入らないときはそれが許容範囲内となるように前記補正信号の係数を変更する変更手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0010】
(2)および(3)記載の各観点での発明では、3系統の勾配磁場発生装置がそれぞれ発生する勾配磁場における渦電流の影響を補正するための、指数関数の多項式で表される補正信号の係数を決定し、前記補正信号によって3系統の勾配磁場発生装置における勾配磁場信号をそれぞれ補正し、勾配磁場信号補正後の3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定し、3系統間の群遅延の相違が予め定められた許容範囲に入らないときはそれが許容範囲内となるように前記補正信号の係数を変更するので、3系統の勾配磁場の群遅延の相違を許容範囲内とすることができる。
【0011】
前記多項式は予め定められた項数を有することが、係数決定を容易にする点で好ましい。前記項数は3であることが、係数決定の容易さと補正精度をバランスさせる点で好ましい。前記群遅延の相違は予め定められた値に対する相違であることが、群遅延を予め定められた値に揃える点で好ましい。前記予め定められた値は3系統の群遅延の平均値であることが、群遅延を平均値に揃える点で好ましい。前記予め定められた値は1つの系統の群遅延であることが、群遅延を1つの系統の群遅延に揃える点で好ましい。前記係数は振幅係数もしくは時定数または振幅係数および時定数であってよい。
【0012】
なお、上記の課題を解決するための他の観点での発明は、静磁場発生手段、3系統の勾配磁場発生手段およびRF磁場発生手段がそれぞれ発生する静磁場、勾配磁場およびRF磁場を撮影の対象に印加して獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像生成手段により画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定する測定手段と、最も大きい群遅延をシステムの群遅延として採用する採用手段と、最も群遅延が大きい1系統に対する他の2系統の群遅延の差をそれぞれ求める計算手段と、前記2系統の勾配磁場発生装置の勾配磁場に前記それぞれの差に相当する遅延を付与する遅延付与手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置であってよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0014】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム(magnet system)100を有する。マグネットシステム100は主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されている。マグネットシステム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bore)に、撮影の対象1がクレードル(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0015】
主磁場コイル部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸の方向に平行である。すなわちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成してもよい。
【0016】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0017】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。これはオブリーク(oblique)とも呼ばれる。なお、本装置では対象1の体軸の方向をz軸方向とする。
【0018】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(encode)勾配磁場またはフェーズエンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。リードアウト勾配磁場は周波数エンコード勾配磁場と同義である。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0019】
RFコイル部108は静磁場空間に対象1の体内のスピンを励起するための高周波磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルス(pulse)ともいう。励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、RFコイル部108によって受信される。
【0020】
磁気共鳴信号は、周波数ドメイン(domain)すなわちフーリエ(Fourier)空間の信号となる。位相軸方向および周波数軸方向の勾配により、磁気共鳴信号のエンコードを2軸で行うので、磁気共鳴信号は2次元フーリエ空間における信号として得られる。フェーズエンコード勾配およびリードアウト勾配は、2次元フーリエ空間における信号のサンプリング位置を決定する。以下、2次元フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。
【0021】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。3系統の勾配コイルと駆動回路が発生する3軸の勾配磁場については、群遅延の最適化が行われている。群遅延の最適化については、後にあらためて説明する。
【0022】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。
【0023】
主磁場コイル部102は、本発明における静磁場発生手段の実施の形態の一例である。勾配コイル部106および勾配駆動部130からなる部分は、本発明における勾配磁場発生手段の実施の形態の一例である。RFコイル部108およびRF駆動部140からなる部分は、本発明におけるRF磁場発生手段の実施の形態の一例である。
【0024】
RFコイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0025】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150にはシーケンス(sequence)制御部160が接続されている。シーケンス制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して磁気共鳴信号の収集を遂行する。
【0026】
シーケンス制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。シーケンス制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリはシーケンス制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。シーケンス制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0027】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0028】
データ処理部170はシーケンス制御部160に接続されている。データ処理部170はシーケンス制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0029】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間はkスペースに対応する。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより画像を再構成する。データ処理部170は、本発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0030】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing
device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0031】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0032】
図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブロック図を示す。同図に示す磁気共鳴撮影装置は、本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0033】
本装置は、図1に示した装置とは方式を異にするマグネットシステム100’を有する。マグネットシステム100’以外は図1に示した装置と同様な構成になっており、同様な部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
マグネットシステム100’は主磁場マグネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコイル部108’を有する。これら主磁場マグネット部102’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100’の内部空間(ボア)に、対象1がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0035】
主磁場マグネット部102’はマグネットシステム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよい。
【0036】
勾配コイル部106’は、互いに垂直な3軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0037】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせること、すなわちオブリークが可能である。本装置でも対象1の体軸の方向をz軸方向とする。3軸方向の勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106’は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0038】
RFコイル部108’は静磁場空間に対象1の体内のスピンを励起するためのRFパルスを送信する 励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、RFコイル部108’によって受信される。RFコイル部108’の受信信号がデータ収集部150に入力される。
【0039】
主磁場マグネット部102’は、本発明における静磁場発生手段の実施の形態の一例である。勾配コイル部106’および勾配駆動部130からなる部分は、本発明における勾配磁場発生手段の実施の形態の一例である。RFコイル部108’およびRF駆動部140からなる部分は、本発明におけるRF磁場発生手段の実施の形態の一例である。
【0040】
図3に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:Spin
Echo)法のパルスシーケンスである。
【0041】
すなわち、(1)はSE法におけるRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0042】
同図に示すように、90°パルスによりスピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。90°励起から所定の時間後に、180°パルスによる180°励起すなわちスピン反転が行われる。このときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスについての選択的反転が行われる。
【0043】
90°励起とスピン反転の間の期間に、リードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのディフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0044】
スピン反転後、リードアウト勾配Grでスピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコーMRを発生させる。スピンエコーMRはデータ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。このようなパルスシーケンスが周期TR(repetition time)で64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0045】
磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例を図4に示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー(GRE:Gradient Echo)法のパルスシーケンスである。
【0046】
すなわち、(1)はGRE法におけるRF励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0047】
同図に示すように、α°パルスによりスピンのα°励起が行われる。αは90以下である。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。
【0048】
α°励起後、フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、リードアウト勾配Grによりまずスピンをディフェーズし、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエコーMRを発生させる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150によりビューデータとして収集される。このようなパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0049】
図3または図4のパルスシーケンスによって得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法またはGRE法に限るものではなく、例えばファーストスピンエコー(FSE:FastSpin Echo)法やエコープラナーイメージング(EPI:Echo Planar Imaging)等、他の適宜の技法のものであってよいのはいうまでもない。データ処理部170は、メモリに収集したビューデータに基づいて画像を再構成する。
【0050】
図5に、群遅延を最適化するときの、本装置の動作のフロー(flow)図を示す。群遅延の最適化は、スキャン前の準備の一環として行われる。同図に示すように、ステップ(step)501で、3系統の勾配磁場の群遅延を測定することが行われる。
【0051】
群遅延の測定は、例えば、スピンエコー法のパルスシーケンスを利用して行われる。スピンエコー信号の位相は勾配磁場の群遅延の影響を受けるので、その位相から群遅延を求めることができる。そこで、x,y,z軸を順次リードアウト軸としてそれぞれスピンエコー法を実行し、それぞれのスピンエコーから3系統の勾配磁場の群遅延が求められる。以下、x,y,z軸の群遅延をそれぞれdx,dy,dzで表す。群遅延dx,dy,dzは例えば図6に示すようになる。
【0052】
次に、ステップ503で、群遅延の最大値をシステムの群遅延として採用することが行われる。例えば群遅延dzが最大であったとすると、dzがシステムの群遅延とされる。
【0053】
次に、ステップ505で、最も群遅延が大きい1系統に対する他の2系統の群遅延の差を計算することが行われる。これによって、例えば、dz−dxおよびdz−dyが求められる。
【0054】
次に、ステップ507で、それぞれの差を2系統の勾配磁場の遅延時間として設定することが行われる。これによって、例えば、dz−dxがx軸の勾配磁場の遅延時間として設定され、dz−dyがy軸の勾配磁場の遅延時間として設定される。
【0055】
これら遅延時間は、スキャン実行時に、x軸およびy軸にそれぞれ勾配磁場を印加するときの、タイミング(timing)ずらし量として利用される。すなわち、図7に示すように、x,y,z軸にスライス勾配を印加してオブリークスキャン等を行う場合、x軸にはz軸よりもdz−dxだけ遅らせて勾配磁場を印加し、y軸にはz軸よりもdz−dyだけ遅らせて勾配磁場を印加する。また、RF励起はシステムの群遅延dzに合わせて行われる。これによって、RFパルスから見た各軸の群遅延が全て同一となり、各軸の群遅延の相違による画質劣化等の不都合は生じない。
【0056】
図8に、上記のような群遅延最適化を行う本装置の機能ブロック図を示す。同図に示すように、本装置は、群遅延測定部802、システム群遅延採用部804、差計算部806および遅延付与部808を有する。群遅延測定部802、システム群遅延採用部804、差計算部806および遅延付与部808は、それぞれ、図5のフロー図におけるステップ501、503、505および507の機能に相当する。
【0057】
図9に、群遅延を最適化するときの、本装置の他の動作のフロー図を示す。群遅延の最適化は、スキャン前の準備の一環として行われる。同図に示すように、ステップ901で、補正信号の項数を設定することが行われる。補正信号とは、勾配磁場における渦電流の影響を補正するために、勾配磁場信号に付加する信号である。補正信号は、下記のように、指数関数の多項式で表される。
【0058】
【数1】
【0059】
ステップ901における項数設定により、(1)式におけるNの値が特定される。Nの値としては例えば3が設定される。なお、Nの値は3に限らず適宜でよい。項数を少なくするほど係数決定が容易になる。項数を多くするほど補正の精度が向上する。N=3は、係数決定の容易さと補正精度をバランス(balance)させる点で好ましい。項数設定は、本装置の使用者によって行われる。
【0060】
次に、ステップ903で、補正信号の係数を決定することが行われる。係数の決定は、ステップ901で設定した各項について行われる。これによって、係数Aiおよびτiが決定される。
【0061】
係数の決定は、例えば、x,y,z軸について勾配磁場による渦電流をそれぞれ測定し、それら渦電流の特性に基づいて行われる。このような係数決定方法は、この技術分野において知られている。
【0062】
次に、ステップ905で、勾配磁場信号を補正することが行われる。勾配磁場信号の補正は、補正信号を勾配磁場信号に付加することによって行われる。勾配磁場信号の補正は、x,y,z軸それぞれについて行われる。
【0063】
次に、ステップ907で、3軸の群遅延を測定することが行われる。3軸の群遅延の測定は、前述と同様にして行われる。このとき勾配磁場は、補正済の信号を用いて発生される。
【0064】
次に、ステップ909で、平均値を求めることが行われる。これによって、3軸の群遅延dx,dy,dzの平均値
【0065】
【数2】
【0066】
が求まる。
【0067】
次に、ステップ911で、平均値に対する各軸の群遅延の相違が許容範囲内か否かが判定される。許容範囲は予め使用者によって設定されている。あるいは撮影条件に応じて自ずから定まる。
【0068】
許容範囲であるときは、ステップ913で、平均値dmをシステムの群遅延として採用するが、許容範囲外のときは、ステップ915で、補正信号の係数を変更することが行われる。変更する係数は、例えば振幅係数Aiである。なお、Aiの代わりに時定数τiを変更してもよく、あるいは両方を変更してもよい。
【0069】
係数を変更したときは、ステップ905に戻る。そして、ステップ905で勾配磁場信号を補正する。補正信号の係数を変更したことにより補正後の勾配磁場信号が変わる。
【0070】
次に、ステップ907で3軸の群遅延を測定する。勾配磁場信号が変わったことにより、3軸の群遅延が変化する。そこで、ステップ909でそれらの平均値を求め、ステップ911で新たな平均値に対する各軸の群遅延の相違が許容範囲内か否かを判定する。
【0071】
このような処理が、平均値に対する各軸の群遅延の相違が許容範囲に入るまで繰り返され、許容範囲内となったとき、ステップ913で最後の平均値がシステムの群遅延として採用される。このようにして、3軸の群遅延は、それらの相違が所定の範囲内となるように調節される。すなわち、群遅延の最適化が行われる。なお、平均値の代わりに3軸のうちのいずれか1軸の群遅延を採用しても、上記と同様にして群遅延を最適化することができる。
【0072】
図10に、上記のような群遅延最適化を行う本装置の機能ブロック図を示す。同図に示すように、本装置は、係数決定部902、勾配磁場信号補正部904、群遅延測定部906、平均値計算部908、判定部910、システム群遅延採用部912および係数変更部914を有する。これらは、それぞれ、図9のフロー図におけるステップ903、905、907、909、911、913および915の機能に相当する。
【0073】
係数決定部902は、本発明における係数決定手段の実施の形態の一例である。勾配磁場信号補正部904は、本発明における補正手段の実施の形態の一例である。群遅延測定部906は、本発明における測定手段の実施の形態の一例である。平均値計算部908、判定部910、システム群遅延採用部912および係数変更部914からなる部分は、本発明における変更手段の実施の形態の一例である。
【0074】
以上、好ましい実施の形態の例に基づいて本発明を説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は、上記の実施の形態の例について、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更や置換等をなし得る。したがって、本発明の技術的範囲には、上記の実施の形態の例ばかりでなく、特許請求の範囲に属する全ての実施の形態が含まれる。
【0075】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、3系統の勾配磁場発生装置の群遅延を最適化する方法、および、そのような手段を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図6】3軸の勾配磁場の群遅延を示す図である。
【図7】群遅延の最適化を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 対象
100,100’ マグネットシステム
102 主磁場コイル部
102’ 主磁場マグネット部
106,106’ 勾配コイル部
108,108’ RFコイル部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 シーケンス制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 クレードル
802,906 群遅延測定部
804,912 システム群遅延採用部
806 差計算部
808 遅延付与部
902 係数決定部
904 勾配磁場信号補正部
908 平均値計算部
910 判定部
914 係数変更部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a group delay optimizing method and a magnetic resonance imaging apparatus, and more particularly, to a method of optimizing a group delay of a gradient magnetic field generated by three gradient magnetic field generating apparatuses of a magnetic resonance imaging apparatus, and a group delay optimizing method. The present invention relates to a magnetic resonance imaging apparatus having means.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a correction signal is added to a gradient magnetic field signal in order to correct the influence of an eddy current on a gradient magnetic field generated by a gradient magnetic field generator of a magnetic resonance imaging apparatus. The correction signal is represented by an exponential function polynomial (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1] JP-A-4-22338 (
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
If the eddy current correction is uneven among the three gradient magnetic field generators, the group delays of the respective gradient magnetic fields are different, which causes deterioration in the quality of a captured image. The group delay is a delay of the gradient magnetic field with respect to the RF magnetic field when the gradient magnetic field is applied together with the RF (radio frequency) magnetic field for spin excitation. The group delay is also called a group delay.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to realize a method of optimizing the group delay of a three-system gradient magnetic field generator, and a magnetic resonance imaging apparatus including such means.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
(1) In one aspect of the invention for solving the above-described problem, a group delay of a gradient magnetic field generated by three gradient magnetic field generators is measured, and the largest group delay is adopted as a system group delay. And calculating a difference between group delays of the other two systems with respect to one system having the largest group delay, and adding a delay corresponding to the difference to the gradient magnetic field of the two systems of gradient magnetic field generators. Is a group delay optimization method.
[0007]
In the invention in this respect, the group delays of the gradient magnetic fields generated by the three gradient magnetic field generators are measured, and the largest group delay is adopted as the system group delay. The difference between the group delays of the two systems is obtained, and a delay corresponding to the difference is given to the gradient magnetic field of the two gradient magnetic field generators. it can.
[0008]
(2) According to another aspect of the present invention for solving the above-described problems, an exponential function polynomial for correcting the effect of eddy current on the gradient magnetic field generated by each of the three gradient magnetic field generators is provided. The coefficient of the correction signal to be corrected is determined, and the correction signals are used to correct the gradient magnetic field signals in the three gradient magnetic field generators, respectively. The group delay of the gradient magnetic field generated by the three gradient magnetic field generators after the correction of the gradient magnetic field signal And when the difference in group delay among the three systems does not fall within a predetermined allowable range, the coefficient of the correction signal is changed so that the difference falls within the allowable range. This is an optimization method.
[0009]
(3) According to another aspect of the invention for solving the above-described problem, the static magnetic field generating means, the gradient magnetic field generating means of three systems, and the RF magnetic field generating means respectively capture the static magnetic field, the gradient magnetic field, and the RF magnetic field. A magnetic resonance imaging apparatus for generating an image by an image generating means based on a magnetic resonance signal obtained by applying to an object according to (1), wherein an influence of an eddy current in a gradient magnetic field generated by each of the three gradient magnetic field generating means is controlled. Coefficient determining means for determining a coefficient of a correction signal represented by an exponential function polynomial for correction, correction means for correcting the gradient magnetic field signals in the three gradient magnetic field generating means by the correction signals, A measuring unit for measuring the group delay of the gradient magnetic field generated by the three gradient magnetic field generating units after the magnetic field signal correction, and a difference of the group delay between the three systems is predetermined. And when entering the allowable range is a magnetic resonance imaging apparatus characterized by comprising changing means for changing the coefficients of the correction signal so that it falls within the allowable range, the.
[0010]
In the invention according to each of the aspects described in (2) and (3), a correction signal represented by an exponential function polynomial for correcting the influence of eddy current on the gradient magnetic field generated by each of the three gradient magnetic field generators. Are determined, the gradient magnetic field signals in the three gradient magnetic field generators are respectively corrected by the correction signal, and the group delays of the gradient magnetic fields generated by the three gradient magnetic field generators after the gradient magnetic field signal correction are measured. If the difference in group delay between the three systems does not fall within the predetermined allowable range, the coefficient of the correction signal is changed so that the difference falls within the allowable range. The differences can be within an acceptable range.
[0011]
It is preferable that the polynomial has a predetermined number of terms in order to facilitate coefficient determination. It is preferable that the number of terms is 3 in terms of balancing ease of coefficient determination and correction accuracy. It is preferable that the difference in the group delay is a difference from a predetermined value in order to make the group delay equal to a predetermined value. It is preferable that the predetermined value is an average value of the group delays of the three systems in order to make the group delays equal to the average value. It is preferable that the predetermined value is a group delay of one system in order to make the group delay equal to the group delay of one system. The coefficient may be an amplitude coefficient or a time constant or an amplitude coefficient and a time constant.
[0012]
According to another aspect of the present invention for solving the above-described problem, the static magnetic field generating means, the three-gradient magnetic field generating means, and the RF magnetic field generating means generate a static magnetic field, a gradient magnetic field, and an RF magnetic field. A magnetic resonance imaging apparatus for generating an image by an image generating means based on a magnetic resonance signal obtained by applying to a target, and measuring means for measuring group delays of gradient magnetic fields generated by three gradient magnetic field generating apparatuses, respectively. Means for adopting the largest group delay as the group delay of the system; calculating means for respectively calculating the difference between the group delay of one system with the largest group delay and the group delay of the other two systems; And a delay imparting means for imparting a delay corresponding to the respective differences to the gradient magnetic field of the magnetic resonance imaging apparatus.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiment. FIG. 1 shows a block diagram of the magnetic resonance imaging apparatus. The configuration of the present apparatus shows an example of an embodiment relating to the apparatus of the present invention. An example of an embodiment of the method of the present invention is shown by the operation of the present apparatus.
[0014]
As shown in the figure, the present apparatus has a magnet system (magnet system) 100. The magnet system 100 has a main magnetic field coil unit 102, a gradient coil unit 106, and an
[0015]
The main magnetic field coil unit 102 forms a static magnetic field in the internal space of the magnet system 100. The direction of the static magnetic field is substantially parallel to the direction of the body axis of the
[0016]
The gradient coil unit 106 generates three gradient magnetic fields for giving a gradient to the static magnetic field strength in three directions perpendicular to each other, that is, in a slice axis, a phase axis, and a frequency axis.
[0017]
When coordinate axes perpendicular to each other in the static magnetic field space are x, y, and z, any of the axes can be a slice axis. In that case, one of the remaining two axes is a phase axis, and the other is a frequency axis. Further, the slice axis, the phase axis, and the frequency axis can have an arbitrary inclination with respect to the x, y, and z axes while maintaining the perpendicularity among them. This is also called oblique. In this apparatus, the direction of the body axis of the
[0018]
The gradient magnetic field in the slice axis direction is also called a slice gradient magnetic field. The gradient magnetic field in the phase axis direction is also referred to as a phase encode gradient magnetic field or a phase encode gradient magnetic field. The gradient magnetic field in the frequency axis direction is also referred to as a read out gradient magnetic field. The readout gradient magnetic field is synonymous with the frequency encoding gradient magnetic field. In order to enable generation of such a gradient magnetic field, the gradient coil section 106 has three gradient coils (not shown). Hereinafter, the gradient magnetic field is also simply referred to as a gradient.
[0019]
The
[0020]
The magnetic resonance signal is a signal in a frequency domain, that is, a Fourier space. Since the magnetic resonance signal is encoded in two axes by the gradient in the phase axis direction and the frequency axis direction, the magnetic resonance signal is obtained as a signal in a two-dimensional Fourier space. The phase encode gradient and the readout gradient determine the sampling position of the signal in two-dimensional Fourier space. Hereinafter, the two-dimensional Fourier space is also referred to as a k-space.
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The main magnetic field coil unit 102 is an example of an embodiment of the static magnetic field generation unit in the present invention. The portion including the gradient coil section 106 and the
[0024]
The
[0025]
A
[0026]
The
[0027]
The output side of the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
device).
[0031]
The
[0032]
FIG. 2 shows a block diagram of another type of magnetic resonance imaging apparatus. The magnetic resonance imaging apparatus shown in the figure is an example of an embodiment of the present invention. The configuration of the present apparatus shows an example of an embodiment relating to the apparatus of the present invention. An example of an embodiment of the method of the present invention is shown by the operation of the present apparatus.
[0033]
This apparatus has a magnet system 100 'that differs from the apparatus shown in FIG. Except for the magnet system 100 ', the configuration is the same as that of the apparatus shown in FIG. 1, and the same parts are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0034]
The magnet system 100 'has a main magnetic field magnet unit 102', a gradient coil unit 106 ', and an RF coil unit 108'. Each of the main magnetic field magnet section 102 'and each coil section is composed of a pair of coils opposing each other across a space. Each of them has a substantially disk shape and is arranged so as to share a central axis. The
[0035]
The main magnetic field magnet unit 102 'forms a static magnetic field in the internal space of the magnet system 100'. The direction of the static magnetic field is substantially orthogonal to the direction of the body axis of the
[0036]
The gradient coil unit 106 'generates three gradient magnetic fields for giving gradients to the static magnetic field strength in directions of three axes perpendicular to each other, namely, the slice axis, the phase axis, and the frequency axis.
[0037]
When coordinate axes perpendicular to each other in the static magnetic field space are x, y, and z, any of the axes can be a slice axis. In that case, one of the remaining two axes is a phase axis, and the other is a frequency axis. Further, the slice axis, the phase axis, and the frequency axis can have an arbitrary inclination with respect to the x, y, and z axes while maintaining perpendicularity between them, that is, oblique. Also in this apparatus, the direction of the body axis of the
[0038]
The RF coil unit 108 'transmits an RF pulse for exciting spins in the body of the subject 1 to the static magnetic field space. An electromagnetic wave generated by the excited spin, that is, a magnetic resonance signal is received by the RF coil unit 108'. The reception signal of the RF coil unit 108 'is input to the
[0039]
The main magnetic field magnet unit 102 'is an example of an embodiment of the static magnetic field generation means in the present invention. The portion composed of the gradient coil section 106 'and the
[0040]
FIG. 3 shows an example of a pulse sequence used for magnetic resonance imaging. This pulse sequence has a spin echo (SE: Spin).
It is a pulse sequence of the Echo) method.
[0041]
That is, (1) is a sequence of 90 ° and 180 ° pulses for RF excitation in the SE method, and (2), (3), (4), and (5) are the slice gradient Gs and the read, respectively. This is a sequence of an out gradient Gr, a phase encoding gradient Gp, and a spin echo MR. Each of the 90 ° pulse and the 180 ° pulse is represented by a center signal. The pulse sequence proceeds from left to right along the time axis t.
[0042]
As shown in the figure, 90 ° excitation of spin is performed by a 90 ° pulse. At this time, a slice gradient Gs is applied, and selective excitation for a predetermined slice is performed. After a predetermined time from the 90 ° excitation, 180 ° excitation by a 180 ° pulse, that is, spin inversion is performed. Also at this time, the slice gradient Gs is applied, and selective inversion is performed for the same slice.
[0043]
During a period between the 90 ° excitation and the spin inversion, the readout gradient Gr and the phase encode gradient Gp are applied. Spin dephase is performed by the readout gradient Gr. The phase encoding of the spin is performed by the phase encoding gradient Gp.
[0044]
After the spin inversion, the spin is rephased by the readout gradient Gr to generate a spin echo MR. The spin echo MR is collected by the
[0045]
FIG. 4 shows another example of the pulse sequence for magnetic resonance imaging. This pulse sequence is a pulse sequence of a gradient echo (GRE) method.
[0046]
That is, (1) is a sequence of α ° pulses for RF excitation in the GRE method, and (2), (3), (4), and (5) are the slice gradient Gs, readout gradient Gr, It is a sequence of a phase encode gradient Gp and a spin echo MR. The α ° pulse is represented by the center signal. The pulse sequence proceeds from left to right along the time axis t.
[0047]
As shown in the figure, α ° excitation of spin is performed by an α ° pulse. α is 90 or less. At this time, a slice gradient Gs is applied, and selective excitation for a predetermined slice is performed.
[0048]
After α ° excitation, spin phase encoding is performed by the phase encoding gradient Gp. Next, the spin is first dephased by the readout gradient Gr, and then the spin is rephased to generate a gradient echo MR. The gradient echo MR is collected by the
[0049]
View data obtained by the pulse sequence of FIG. 3 or 4 is collected in the memory of the
[0050]
FIG. 5 shows a flow chart of the operation of the present apparatus when optimizing the group delay. Optimization of group delay is performed as part of preparation before scanning. As shown in the figure, in
[0051]
The measurement of the group delay is performed using, for example, a pulse sequence of the spin echo method. Since the phase of the spin echo signal is affected by the group delay of the gradient magnetic field, the group delay can be obtained from the phase. Therefore, the spin echo method is executed by sequentially setting the x, y, and z axes as readout axes, and group delays of three gradient magnetic fields are obtained from the respective spin echoes. Hereinafter, the group delays of the x, y, and z axes are represented by dx, dy, and dz, respectively. The group delays dx, dy, dz are, for example, as shown in FIG.
[0052]
Next, in
[0053]
Next, in
[0054]
Next, in
[0055]
These delay times are used as timing shift amounts when a gradient magnetic field is applied to each of the x-axis and the y-axis during scanning. That is, as shown in FIG. 7, when oblique scanning or the like is performed by applying a slice gradient to the x, y, and z axes, a gradient magnetic field is applied to the x axis with a delay of dz-dx from the z axis, and y is applied. A gradient magnetic field is applied to the axis with a delay of dz-dy from the z-axis. Also, the RF excitation is performed according to the group delay dz of the system. As a result, all the group delays of each axis viewed from the RF pulse become the same, and there is no inconvenience such as deterioration of image quality due to a difference in group delay of each axis.
[0056]
FIG. 8 shows a functional block diagram of the present apparatus for performing the above-described group delay optimization. As shown in the figure, the present apparatus includes a group
[0057]
FIG. 9 shows a flowchart of another operation of the present apparatus when optimizing the group delay. Optimization of group delay is performed as part of preparation before scanning. As shown in the figure, in
[0058]
(Equation 1)
[0059]
By setting the number of terms in
[0060]
Next, in
[0061]
The coefficient is determined, for example, by measuring eddy currents due to gradient magnetic fields on the x, y, and z axes, and based on the characteristics of the eddy currents. Such a coefficient determination method is known in the art.
[0062]
Next, in
[0063]
Next, in
[0064]
Next, in
(Equation 2)
[0066]
Is found.
[0067]
Next, in
[0068]
If it is within the allowable range, the average value dm is adopted as the group delay of the system in
[0069]
When the coefficient has been changed, the process returns to step 905. Then, in
[0070]
Next, in
[0071]
Such processing is repeated until the difference of the group delay of each axis from the average falls within the allowable range. When the difference falls within the allowable range, the last average is adopted as the system group delay in
[0072]
FIG. 10 shows a functional block diagram of the present apparatus for performing the above-described group delay optimization. As shown in the drawing, the present apparatus includes a
[0073]
The
[0074]
As described above, the present invention has been described based on the examples of the preferred embodiments. Various changes and substitutions can be made without departing from the invention. Therefore, the technical scope of the present invention includes not only the above-described embodiments but also all the embodiments belonging to the claims.
[0075]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to realize a method of optimizing the group delay of the three-system gradient magnetic field generator, and a magnetic resonance imaging apparatus including such means.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of an apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a pulse sequence executed by the device according to the example of the embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a pulse sequence executed by the device according to the example of the embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a flowchart showing an operation of the apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a diagram showing group delay of a gradient magnetic field of three axes.
FIG. 7 is a diagram illustrating optimization of group delay.
FIG. 8 is a functional block diagram of an apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a flowchart showing an operation of the apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 10 is a functional block diagram of an apparatus according to an embodiment of the present invention;
[Explanation of symbols]
1 Target 100, 100 'Magnet system 102 Main magnetic field coil unit 102' Main magnetic field magnet unit 106, 106 '
Claims (19)
最も大きい群遅延をシステムの群遅延として採用し、
最も群遅延が大きい1系統に対する他の2系統の群遅延の差をそれぞれ求め、前記2系統の勾配磁場発生装置の勾配磁場に前記それぞれの差に相当する遅延を付与する、
ことを特徴とする群遅延最適化方法。The group delay of the gradient magnetic field generated by the three gradient magnetic field generators is measured, respectively.
The largest group delay is adopted as the system group delay,
Calculating a difference between group delays of the other two systems with respect to one system having the largest group delay, and adding delays corresponding to the respective differences to the gradient magnetic fields of the gradient magnetic field generators of the two systems;
A method for optimizing group delay, comprising:
前記補正信号によって3系統の勾配磁場発生装置における勾配磁場信号をそれぞれ補正し、
勾配磁場信号補正後の3系統の勾配磁場発生装置が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定し、
3系統間の群遅延の相違が予め定められた許容範囲に入らないときはそれが許容範囲内となるように前記補正信号の係数を変更する、
ことを特徴とする群遅延最適化方法。A coefficient of a correction signal represented by an exponential function polynomial for correcting the influence of the eddy current in the gradient magnetic field generated by each of the three gradient magnetic field generators is determined,
The gradient signal in each of the three gradient magnetic field generators is corrected by the correction signal,
The group delay of the gradient magnetic field generated by the three gradient magnetic field generators after the gradient magnetic field signal correction is measured,
When the difference in group delay between the three systems does not fall within the predetermined allowable range, the coefficient of the correction signal is changed so that the difference falls within the allowable range.
A method for optimizing group delay, comprising:
ことを特徴とする請求項2に記載の群遅延最適化方法。The polynomial has a predetermined number of terms,
The group delay optimizing method according to claim 2, wherein:
ことを特徴とする請求項3に記載の群遅延最適化方法。The number of terms is three;
4. The group delay optimizing method according to claim 3, wherein:
ことを特徴とする請求項5に記載の群遅延最適化方法。The predetermined value is an average value of group delays of three systems,
The method of claim 5, wherein the group delay is optimized.
ことを特徴とする請求項5に記載の群遅延最適化方法。The predetermined value is a group delay of one system;
The method of claim 5, wherein the group delay is optimized.
ことを特徴とする請求項2ないし請求項7のうちにいずれか1つに記載の群遅延最適化方法。The coefficient is an amplitude coefficient;
The group delay optimizing method according to any one of claims 2 to 7, wherein:
ことを特徴とする請求項2ないし請求項7のうちにいずれか1つに記載の群遅延最適化方法。The coefficient is a time constant;
The group delay optimizing method according to any one of claims 2 to 7, wherein:
ことを特徴とする請求項2ないし請求項7のうちにいずれか1つに記載の群遅延最適化方法。The coefficients are an amplitude coefficient and a time constant;
The group delay optimizing method according to any one of claims 2 to 7, wherein:
前記3系統の勾配磁場発生手段がそれぞれ発生する勾配磁場における渦電流の影響を補正するための、指数関数の多項式で表される補正信号の係数を決定する係数決定手段と、
前記補正信号によって前記3系統の勾配磁場発生手段における勾配磁場信号をそれぞれ補正する補正手段と、
勾配磁場信号補正後の前記3系統の勾配磁場発生手段が発生する勾配磁場の群遅延をそれぞれ測定する測定手段と、
3系統間の群遅延の相違が予め定められた許容範囲に入らないときはそれが許容範囲内となるように前記補正信号の係数を変更する変更手段と、
を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。The static magnetic field generating means, the gradient magnetic field generating means and the RF magnetic field generating means respectively apply the static magnetic field, the gradient magnetic field and the RF magnetic field to the object to be imaged, and the image is generated by the image generating means based on the magnetic resonance signal obtained. A magnetic resonance imaging apparatus for generating
Coefficient determining means for determining a coefficient of a correction signal represented by an exponential function polynomial for correcting the effect of eddy current on the gradient magnetic field generated by each of the three gradient magnetic field generating means;
Correction means for correcting the gradient magnetic field signals in the three systems of gradient magnetic field generation means with the correction signal,
Measuring means for measuring the group delay of the gradient magnetic field generated by the three gradient magnetic field generating means after the gradient magnetic field signal correction;
Changing means for changing the coefficient of the correction signal so that when the difference in group delay among the three systems does not fall within a predetermined allowable range, the difference falls within the allowable range;
A magnetic resonance imaging apparatus comprising:
ことを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴撮影装置。The polynomial has a predetermined number of terms,
The magnetic resonance imaging apparatus according to claim 11, wherein:
ことを特徴とする請求項12に記載の磁気共鳴撮影装置。The number of terms is three;
The magnetic resonance imaging apparatus according to claim 12, wherein:
ことを特徴とする請求項11ないし請求項13のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。The difference in the group delay is a difference from a predetermined value,
The magnetic resonance imaging apparatus according to any one of claims 11 to 13, wherein:
ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。The predetermined value is a group delay of one system;
The magnetic resonance imaging apparatus according to claim 14, wherein:
ことを特徴とする請求項11ないし請求項16のうちにいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。The coefficient is an amplitude coefficient;
The magnetic resonance imaging apparatus according to any one of claims 11 to 16, wherein:
ことを特徴とする請求項11ないし請求項16のうちにいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。The coefficient is a time constant;
The magnetic resonance imaging apparatus according to any one of claims 11 to 16, wherein:
ことを特徴とする請求項11ないし請求項16のうちにいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。The coefficients are an amplitude coefficient and a time constant;
The magnetic resonance imaging apparatus according to any one of claims 11 to 16, wherein:
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