JP2004150120A - Expansion joint for road bridge and manufacturing method for expansion joint for road bridge - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は道路橋用伸縮継手及び道路橋用伸縮継手の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路橋用伸縮継手として、フィンガージョイントと呼ばれるものが知られている。これは、図1に示すように、相対向する縦板aと、各縦板aの上に溶接された片側櫛歯状の横板bとを備え、互いの櫛歯が遊間cを存して噛み合うように組み合わされている。各縦板aには棚板dが固定されており、バックアップ材fと棚板dとを縦板aに組み込んだ後、遊間cからシール材eを充填することにより上記道路橋用伸縮継手が形成されている。遊間cから落下する雨水はシール材eで受けられる。シール材eは雨水を橋軸長手方向に導く働きをする(非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
”道路橋伸縮装置便覧(2版)” 社団法人 日本道路協会、昭和47年9月20日、P.124−137
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のフィンガージョイントでは、シール材eとして伸縮性の悪いゴムシール材を用いているため、縦板aの間隔が広くなったときは、シール材eが伸縮を許容できずに、シール材eに亀裂が発生して伸縮継手の防水性や耐久性が悪くなり、また、縦板aの間隔が狭くなったときは、シール材eが伸縮を許容できずに遊間cからシール材eが道路橋表面に飛び出してしまうという問題があった。
【0005】
本発明者は、シール材eの材質を伸縮性の悪いゴムシール材から伸縮性に優れた注入式発泡シール材に変更することにより、縦板aの間隔が拡大・縮小したときに、シール材eが伸縮を許容することによって、シール材eに亀裂が発生したり、シール材eが遊間cから道路橋表面に飛び出さないようにすることを考えたが、上記と同様の方法で遊間cから注入式発泡シール材を充填すると、発泡時にシール材eの高さがばらつくなど高さのコントロールが困難であり、発泡後のシール材eの表面が凹凸形状に仕上がってしまったり、遊間cから注入式発泡シール材がはみ出してしまう等の問題があったため、実用化ができていなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、注入式発泡シール材を用いて縦板部間に充填する際に、道路橋用伸縮継手を、道路橋の路面となる面が下になるように倒置し、遊間に粒状物を充填してから注入式発泡シール材を注入して固化させ、上記粒状物と接している上記注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げて上記道路橋用伸縮継手を製造することにより、上述の問題を解決する。
【0007】
すなわち、請求項1に係る発明は、各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板部を有し、該縦板部が互いに対向し、路面に開口する遊間を形成する一対の継手部材と、
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、該継手部材を、道路橋の路面となる面が下になるように倒置し、上記遊間に粒状物を所定高さになるように充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする。
【0008】
従って、上記粒状物によって上記遊間を塞いで上記注入式発泡シール材を充填したから、上記粒状物と接している上記注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることができる。また、該遊間の形状に合わせて該粒状物を充填することや、該注入式発泡シール材を充填した後に該粒状物を取り除くことは容易に行えるため、遊間の形状に適合した治具を製作して上記方法と同様の作業をする場合に比べて、作業時間を大幅に短縮することができる。
【0009】
なお、上記継手部材は、縦板部の上端が路面を形成するものであっても、縦板部の上端に横板部(フェイスプレート)を備えたものであってもよい。
【0010】
請求項2に係る発明は、各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板部と、該縦板部の上端より横に張り出して、表面が路面と面一になるように設けられた横板部とを有し、該縦板部が互いに対向し、上記横板部が互いに相手側へ向かって突出し且つその先端間に遊間を形成する一対の継手部材と、
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、上記横板部の表面が下になるように該継手部材を倒置し、上記遊間に該横板部の裏面と略面一になるように粒状物を充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該注入式発泡シール材の該遊間への流入を防止し、
該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする。
【0011】
従って、上記粒状物によって上記遊間を塞いだから、上記注入式発泡シール材を充填する際に、該遊間に該注入式発泡シール材が流入することなしに該注入式発泡シール材を上記横板部の裏面全体に行き渡らせることができ、上記伸縮継手の防水性を確保することができると共に、該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることができる。
【0012】
請求項3に係る発明は、各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板部と、該縦板部の上端より横に張り出して、表面が路面と面一になるように設けられた横板部とを有し、該縦板部が互いに対向し、上記横板部が互いに相手側へ向かって突出し且つその先端間に遊間を形成する一対の継手部材と、
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、上記横板部の表面が下になるように該継手部材を倒置し、上記遊間に粒状物を充填すると共に、上記縦板部間に上記横板部の裏面から所定高さになるように上記粒状物を充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該注入式発泡シール材の該遊間への流入を防止し、
該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする。
【0013】
従って、請求項2と同様の効果が得られると共に、注入式発泡シール材が固化した後粒状物を取り除くと、横板部と注入式発泡シール材の間に隙間ができるため、この隙間にコーティング剤等を塗布することにより、表面の保護や強化を図ることができる。さらに、注入式発泡シール材の外観を化粧して商品価値を高めることができる。
【0014】
請求項4に係る発明は、各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板部を有し、該縦板部が互いに対向し、路面に開口する遊間を形成する一対の継手部材と、
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手であって、
上記シール部材は、上記縦板部間に注入された注入式発泡シール材によって形成され、発泡による独立気泡を有し、
上記シール部材の伸縮特性は、引張り応力1.0MPa以下で伸び率が50%以上であることを特徴とする。
【0015】
従って、上記シール部材は、発泡による独立気泡を有しているから、止水性に優れたシール部材となり、伸縮継手の防水性を高めることができる。また、上記注入式発泡シール材は、引張り性に優れた材料を用いているから、道路橋の遊間が拡大したときに、シール部材が伸縮を許容することによって、上記シール部材に亀裂が入ることを防止でき、伸縮継手の防水性や耐久性を向上させることができる。
【0016】
なお、上記継手部材は、縦板部の上端が路面を形成するものであっても、縦板部の上端に横板部(フェイスプレート)を備えたものであってもよい。
【0017】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載された道路橋用伸縮継手において、
上記シール部材の伸縮特性は、圧縮応力1.0MPa以下で圧縮率が50%以上であることを特徴とする。
【0018】
従って、上記注入式発泡シール材は、圧縮性に優れた材料を用いているから、道路橋の遊間が縮小したときに、シール部材が伸縮を許容することによって、上記シール部材が盛り上がって遊間から道路橋表面に飛び出すことを防止できる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明の製造方法によれば、上記粒状物によって上記遊間を塞いだから、上記注入式発泡シール材を充填する際に、該遊間に該注入式発泡シール材が流入することを防止できると共に、該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることができる。
【0020】
また、本発明の伸縮継手によれば、引張り応力1.0MPa以下で伸び率が50%以上の伸縮特性を有する該注入式発泡シール材をシール部材として用いているから、道路橋の遊間が拡大したときに、シール部材が伸縮を許容することによって、上記シール部材に亀裂が入ることを防止できるため、伸縮継手の防水性や耐久性を向上させることができる。
【0021】
また、圧縮応力1.0MPa以下で圧縮率が50%以上の伸縮特性を有する該注入式発泡シール材をシール部材として用いた場合には、道路橋の遊間が縮小したときに、シール部材が伸縮を許容することによって、上記シール部材が盛り上がって遊間から道路橋表面に飛び出すことを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
<実施形態1>
図2−(a)〜(d)には、本実施形態1における伸縮継手の構造及びその製造方法が示されている。
【0024】
図2−(a)において、11は本実施形態1における伸縮継手である。1,1は一対の継手部材である。継手部材1,1は、奥行方向に延びる縦板部2,2と、縦板部2,2の上端より両側に張り出した横板部3,3と、縦板部2,2の側面から張り出し、横板部3,3の下面と係合しているリブ4,4とを有している。横板部3は、図3に示すように、内側張り出し部3aと外側張り出し部3bの先端が櫛歯状に出入りした凹凸形状に形成されている。両継手部材1,1は、互いの縦板部2,2が対向するように設けられている。両継手部材1,1の互いに相手側へ突出した内側張り出し部3a,3aは、その先端間に波形の遊間5を形成するように組み合わされている。
【0025】
継手部材1,1の縦板部2,2間には、注入式発泡スポンジ8が充填されている。そして、注入式発泡スポンジ8を下から支持するために、バックアップ材9が縦板部2,2間にはめ込まれており、さらにバックアップ材9の下から断面L型の受けアングル10,10が縦板部2,2の内側側面に係合して固定されている。
【0026】
以下に、本実施形態1における伸縮継手11の製造方法を示す。
【0027】
図2−(b)において、6は本作業を行う時に継手部材1,1の下に敷いておく合板である。継手部材1,1は、横板部3,3の表面が下になるように合板6の上に置かれている。遊間5には粒状物7を横板部3,3の上面と略面一になるように隙間なく充填する。ここで、粒状物7は、砂、鉱滓、鋳物用の砂などを用いることが好ましい。
【0028】
次に、図2−(c)に示すように、継手部材1,1の縦板部間に注入式発泡スポンジ(注入式発泡シール材)8を充填する。注入式発泡スポンジ8は、固化すると液状時の約3倍の体積となるため、充填する注入式発泡スポンジ8の量は固化後の厚さを考慮して行う必要がある。固化後の注入式発泡スポンジ8の厚さは、リブ4,4の高さよりも厚くなるように調節されている。また、注入式発泡スポンジ8を充填する前に、縦板部2,2の内側側面に接着剤を塗布しておくことが好ましい。
【0029】
図4−(a),(b)に注入式発泡スポンジ8を発泡させた後の伸縮特性を示す。図4−(a),(b)に示すように、注入式発泡スポンジ8には、引張り応力1.0MPa以下で伸び率が50%以上、圧縮応力1.0MPa以下で圧縮率が50%以上の伸縮特性を有する材料を使用する。例えば本実施形態では、発泡シリコーンフォーム(商品名:トスフォーム300、GE東芝シリコーン株式会社製)を用いた。これは、以下の実施形態においても同様である。
【0030】
次に、注入式発泡スポンジ8の発泡完了後に、図2−(d)に示すように、バックアップ材9を縦板部間にはめ込んで、その上から断面L型の受けアングル10,10を縦板部2,2の内側側面に係合して固定する。そして、合板6と粒状物7を取り除く。
【0031】
次に、継手部材1全体を天地逆にして戻すことにより、図2−(a)に示すような、シール材として注入式発泡スポンジ8を用いた本実施形態1における伸縮継手11が完成する。
【0032】
従って、上述の伸縮継手の製造方法によれば、遊間5に粒状物7を充填して遊間5を塞ぎ、シール材の流入を防止するようにしたから、縦板部間を塞ぐシール材として、注入式発泡スポンジ8を用いることが可能となった。これによって、リブ4,4の周囲にも隙間なく注入式発泡スポンジ8を行き渡らせることができ、伸縮継手11の防水性を確保することができると共に、該粒状物7と接している該注入式発泡スポンジ8の表面を略平坦に仕上げることができる。
【0033】
また、遊間5を塞ぐ手段が、コストの非常に安く扱いやすい粒状物7(砂、鉱滓、鋳物用の砂)であるため、伸縮継手11の製作費の削減になる。また、遊間5に粒状物7を充填することや、注入式発泡スポンジ8を充填した後に粒状物7を取り除くことが容易に実施でき、作業時間の短縮にもつながる。
【0034】
また、本発明の伸縮継手の製作方法は、リブ4,4の設けられた伸縮継手にのみ適用が限定されるものではなく、縦板間の遊間を有するその他の道路橋用伸縮継手(例えば横板部が設けられていない道路橋用伸縮継手等)に対しても適用可能である。この点は、以下の実施形態においても同様である。
【0035】
また、本実施形態において、注入式発泡スポンジ8の発泡完了後にバックアップ材9を縦板部間にはめ込んでいるが、バックアップ材9をはめ込まずに注入式発泡スポンジ8の上から受けアングル10を係合させてもよい。この点は、以下の実施形態においても同様である。
【0036】
<実施形態2>
図5−(a)〜(d)には、本実施形態2における伸縮継手の構造及びその製造方法が示されている。
【0037】
図5−(a)において、13は本実施形態1における伸縮継手である。実施形態1との相違点は、図5−(a)に示すように、横板部3,3と注入式発泡スポンジ8との間に隙間12が設けられているところである。
【0038】
以下に、本実施形態2における伸縮継手13の製造方法を示す。
【0039】
図5−(b)において、6は本作業を行う時に継手部材1,1の下に敷いておく合板である。継手部材1,1は、横板部3,3の表面が下になるように合板6の上に置かれている。遊間5に粒状物7を充填すると共に、縦板部2,2間にも、横板部3,3の裏面から所定高さになるように粒状物7を隙間なく充填する。ここで、粒状物7は、砂、鉱滓、鋳物用の砂などを用いることが好ましい。
【0040】
次に、図5−(c)に示すように、継手部材1,1の縦板部間に注入式発泡スポンジ(注入式発泡シール材)8を充填する。注入式発泡スポンジ8は、固化すると液状時の約3倍の体積となるため、充填時は固化後の厚さを考慮して行う必要がある。固化後の注入式発泡スポンジ8の厚さは、リブ4,4の高さよりも厚くなるように調節されている。また、注入式発泡スポンジ8を充填する前に、縦板部2,2の内側側面に接着剤を塗布しておくことが好ましい。
【0041】
次に、注入式発泡スポンジ8の発泡完了後に、図5−(d)に示すように、バックアップ材9をはめ込んで、その上から断面L型の受けアングル10,10を縦板部2,2の内側側面に係合して固定する。そして、合板6と粒状物7を取り除くことにより、横板部3,3と注入式発泡スポンジ8との間に隙間12を設ける。
【0042】
次に、継手部材1全体を天地逆にして戻すことにより、図5−(a)に示すような、シール材として注入式発泡スポンジ8を用いた本実施形態2における伸縮継手13が完成する。
【0043】
従って、上述の伸縮継手の製造方法によれば、実施形態1と同様の防水性や作業性、注入式発泡スポンジ8の表面の平坦な仕上がり等を確保できる。また、横板部3,3と注入式発泡スポンジ8との間に隙間12が設けられているから、隙間12にコーティング剤等を塗布することにより、表面の保護や強化を図ることができる。また、注入式発泡スポンジ8の外観を化粧して商品価値を高めることができる。
【0044】
<実施形態3>
図6−(a)〜(d)には、本実施形態3における伸縮継手の構造及びその製造方法が示されている。
【0045】
図6−(a)において、20は本実施形態3における伸縮継手である。15,15は一対の継手部材である。図7に示すように、継手部材15,15は板面を垂直にして組み合わせた一対の波板で形成されており、道路橋の継目長手方向にジグザグになって延びる波形の遊間16が形成されるように組み合わされている。継手部材15,15の内側側面には、互いに相手側に向かって突出し且つオーバーラップしたバックアップ板17,17が、継目長手方向に間隔をおいて複数固着されている。また、継手部材15,15の外側側面には、複数の鉄筋18が外側に向かって突出して延びている。
【0046】
継手部材15,15間には、注入式発泡スポンジ8が充填されている。注入式発泡スポンジ8は、バックアップ板17,17によって支持されている。
【0047】
以下に、本実施形態3における伸縮継手20の製造方法を示す。
【0048】
図6−(b)において、6は本作業を行う時に継手部材15,15の下に敷いておく合板である。継手部材15,15は、路面となる面を下にして合板6の上に置かれている。遊間16には粒状物7を所定厚さになるように隙間なく充填する。ここで、粒状物は、砂、鉱滓、鋳物用の砂などを用いることが好ましい。
【0049】
次に、図6−(c)に示すように、継手部材15,15の遊間16に注入式発泡スポンジ(注入式発泡シール材)8を充填する。注入式発泡スポンジ8は、固化すると液状時の約3倍の体積となるため、充填する注入式発泡スポンジ8の量は固化後の厚さを考慮して行う必要がある。固化後の注入式発泡スポンジ8の厚さは、継手部材15,15の内側側面より張り出した2つのバックアップ板17、17のうち下側のバックアップ板17の下面と同等かそれよりも低くなるように調節されている。また、注入式発泡スポンジ8を充填する前に、継手部材15,15の内側側面に接着剤を塗布しておくことが好ましい。
【0050】
次に、注入式発泡スポンジ8の発泡完了後に、図6−(d)に示すように、合板6と粒状物7を取り除く。
【0051】
次に、継手部材1全体を天地逆にして戻すことにより、図6−(a)に示すような、シール材として注入式発泡スポンジ8を用いた本実施形態3における伸縮継手20が完成する。
【0052】
従って、上述の伸縮継手の製造方法によれば、実施形態1と同様の防水性や作業性、注入式発泡スポンジ8の表面の平坦な仕上がり等を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
従来の伸縮継手を示す一部断面にした斜視図。
【図2】
(a)本発明の実施形態1に係る伸縮継手を示す断面図。
(b)本発明の実施形態1に係る継手部材の遊間に粒状物を充填した状態を示す断面図。
(c)本発明の実施形態1に係る継手部材に注入式発泡スポンジを充填した状態を示す断面図。
(d)本発明の実施形態1に係る継手部材の遊間の粒状物を除去した状態を示す断面図。
【図3】
本発明の実施形態1に係る伸縮継手を示す平面図。
【図4】
(a)本発明に使用する注入式発泡スポンジに加える応力と材料の伸び率との関係を示すグラフ。
(b)本発明に使用する注入式発泡スポンジに加える応力と材料の圧縮率との関係を示すグラフ。
【図5】
(a)本発明の実施形態2に係る伸縮継手を示す断面図。
(b)本発明の実施形態2に係る継手部材の遊間に粒状物を充填した状態を示す断面図。
(c)本発明の実施形態2に係る継手部材に注入式発泡スポンジを充填した状態を示す断面図。
(d)本発明の実施形態2に係る継手部材の遊間の粒状物を除去した状態を示す断面図。
【図6】
(a)本発明の実施形態3に係る伸縮継手を示す断面図。
(b)本発明の実施形態3に係る継手部材の遊間に粒状物を充填した状態を示す断面図。
(c)本発明の実施形態3に係る継手部材に注入式発泡スポンジを充填した状態を示す断面図。
(d)本発明の実施形態3に係る継手部材の遊間の粒状物を除去した状態を示す断面図。
【図7】
本発明の実施形態3に係る伸縮継手を示す平面図。
【符号の説明】
1 継手部材
2 縦板部
3 横板部
3a 内側張り出し部
3b 外側張り出し部
4 リブ
5 遊間
6 合板
7 粒状物
8 注入式発泡スポンジ
9 バックアップ材
10 受けアングル
11 伸縮継手
12 隙間
13 伸縮継手
15 継手部材
16 遊間
17 バックアップ板
18 鉄筋
20 伸縮継手[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a road bridge expansion joint and a method for manufacturing a road bridge expansion joint.
[0002]
[Prior art]
A so-called finger joint is known as an expansion joint for a road bridge. As shown in FIG. 1, this is provided with opposing vertical plates a and one-sided comb-shaped horizontal plates b welded on the respective vertical plates a, and each comb tooth has a play c. They are combined to engage. A shelf plate d is fixed to each vertical plate a. After the backup material f and the shelf plate d are assembled into the vertical plate a, the sealing material e is filled from the play space c to form the road bridge expansion joint. Is formed. Rainwater falling from the play space c is received by the sealing material e. The sealing material e functions to guide rainwater in the longitudinal direction of the bridge axis (see Non-Patent Document 1).
[0003]
[Non-patent document 1]
"Handbook of Road Bridge Extension Device (2nd Edition)" Japan Road Association, September 20, 1972, 124-137
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional finger joint, a rubber seal material having poor elasticity is used as the seal material e. Therefore, when the interval between the vertical plates a is widened, the seal material e cannot allow expansion and contraction, and When the cracks occur and the waterproofness and durability of the expansion joint deteriorate, and the interval between the vertical plates a becomes narrow, the sealing material e cannot permit expansion and contraction and the sealing material e There was a problem of jumping out to the bridge surface.
[0005]
The inventor of the present invention changed the material of the sealing material e from a rubber sealing material having poor elasticity to an injection-type foam sealing material having excellent elasticity. Allowed the expansion and contraction of the seal material e to prevent cracks and prevent the seal material e from protruding from the play space c to the surface of the road bridge, but from the play space c in the same manner as described above. When the injection type foam sealing material is filled, it is difficult to control the height, for example, the height of the sealing material e varies at the time of foaming, and the surface of the sealing material e after foaming is finished in an uneven shape, or injected from the gap c. Since there was a problem that the foam sealing material protruded, it could not be put to practical use.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, when filling between the vertical plate portion using the injection type foam sealing material, the road bridge expansion joint is inverted so that the road surface of the road bridge is down, and the granular material during play After filling, the injection type foam sealing material is injected and solidified, and the surface of the injection type foam sealing material that is in contact with the granular material is made substantially flat to produce the road bridge expansion joint. Solve the problem.
[0007]
That is, the invention according to
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the seal member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the road surface of the road bridge faces down, and the granular material is granulated during the play. By filling the material so as to have a predetermined height and then injecting the injection-type foam sealing material, the surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material is finished to be substantially flat. I do.
[0008]
Therefore, the gap is closed by the granular material and the injection-type foam sealing material is filled, so that the surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material can be finished substantially flat. In addition, since it is easy to fill the granules according to the shape of the play and to remove the granules after filling the injection type foam sealing material, a jig adapted to the shape of the play is manufactured. Then, the operation time can be greatly reduced as compared with the case where the same operation as the above method is performed.
[0009]
In addition, the joint member may be one in which the upper end of the vertical plate part forms a road surface or one in which a horizontal plate part (face plate) is provided at the upper end of the vertical plate part.
[0010]
The invention according to
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the sealing member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the surface of the horizontal plate portion faces down, and the horizontal plate is placed in the play space. By injecting the injection-type foam sealing material after filling the granular material so as to be substantially flush with the back surface of the part, it is possible to prevent the injection-type foam sealing material from flowing into the gap,
The surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material is finished to be substantially flat.
[0011]
Therefore, since the play space is closed by the granular material, when filling the injection-type foam sealing material, the injection-type foam sealing material flows into the horizontal plate portion without flowing into the injection-type foam sealing material during the play. Of the expansion joint, the waterproofness of the expansion joint can be ensured, and the surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material can be made substantially flat.
[0012]
The invention according to
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the seal member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the surface of the horizontal plate portion faces down, and the granular material is removed during the play. Filling and filling the granular material between the vertical plate portions so as to have a predetermined height from the back surface of the horizontal plate portion, and then injecting the injection-type foam sealing material, thereby forming the injection-type foam seal. Prevent the material from flowing into the play space,
The surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material is finished to be substantially flat.
[0013]
Therefore, the same effect as in
[0014]
The invention according to
An expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
The seal member is formed by an injection-type foam sealing material injected between the vertical plate portions, and has closed cells due to foaming,
The expansion and contraction characteristics of the seal member are characterized by a tensile stress of 1.0 MPa or less and an elongation of 50% or more.
[0015]
Therefore, since the above-mentioned seal member has closed cells by foaming, it becomes a seal member excellent in water stoppage, and the waterproofness of the expansion joint can be enhanced. In addition, since the injection type foam sealing material uses a material having excellent tensile properties, when the play space of the road bridge is expanded, the sealing member is allowed to expand and contract, so that the sealing member is cracked. Can be prevented, and the waterproofness and durability of the expansion joint can be improved.
[0016]
In addition, the joint member may be one in which the upper end of the vertical plate part forms a road surface or one in which a horizontal plate part (face plate) is provided at the upper end of the vertical plate part.
[0017]
The invention according to
The expansion and contraction characteristics of the seal member are characterized in that the compression stress is 1.0 MPa or less and the compression ratio is 50% or more.
[0018]
Therefore, since the injection type foam sealing material uses a material having excellent compressibility, when the play space of the road bridge is reduced, the seal member is allowed to expand and contract, so that the seal member rises and the play space is reduced from the play space. It can be prevented from jumping out onto the road bridge surface.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the manufacturing method of the present invention, since the play is closed by the granular material, when filling the injection-type foam sealing material, the injection-type foam sealing material flows during the play. In addition, the surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material can be made substantially flat.
[0020]
In addition, according to the expansion joint of the present invention, since the injection-type foamed sealing material having a stretching property of not more than 50% and a tensile stress of not more than 1.0 MPa is used as a sealing member, the play space of the road bridge is expanded. In this case, since the seal member allows the expansion and contraction to prevent the seal member from being cracked, the waterproofness and durability of the expansion joint can be improved.
[0021]
Further, when the injection-type foamed sealing material having a compressive stress of 1.0 MPa or less and a compressibility of 50% or more is used as a sealing member, the sealing member expands and contracts when the gap of the road bridge is reduced. Is allowed, it is possible to prevent the seal member from rising and jumping out of the play space onto the surface of the road bridge.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
<First embodiment>
FIGS. 2A to 2D show a structure of an expansion joint according to the first embodiment and a manufacturing method thereof.
[0024]
In FIG. 2A,
[0025]
The space between the
[0026]
Hereinafter, a method for manufacturing the
[0027]
In FIG. 2B,
[0028]
Next, as shown in FIG. 2C, an injectable foam sponge (injectable foam sealing material) 8 is filled between the vertical plate portions of the
[0029]
FIGS. 4- (a) and (b) show the expansion and contraction characteristics after the injection type foamed
[0030]
Next, after the foaming of the injection
[0031]
Next, the entire
[0032]
Therefore, according to the above-described method of manufacturing the expansion joint, the
[0033]
Further, since the means for closing the
[0034]
Further, the method of manufacturing the expansion joint of the present invention is not limited to the expansion joint provided with the
[0035]
Further, in the present embodiment, the
[0036]
<
FIGS. 5A to 5D show a structure of an expansion joint according to the second embodiment and a manufacturing method thereof.
[0037]
In FIG. 5A,
[0038]
Hereinafter, a method for manufacturing the
[0039]
In FIG. 5B,
[0040]
Next, as shown in FIG. 5C, an injectable foam sponge (injectable foam sealing material) 8 is filled between the vertical plate portions of the
[0041]
Next, after the foaming of the injection
[0042]
Next, the entire
[0043]
Therefore, according to the above-described method of manufacturing the expansion joint, the same waterproofness and workability as those of the first embodiment, and a flat finish on the surface of the injection
[0044]
<
FIGS. 6A to 6D show the structure of the expansion joint according to the third embodiment and the method of manufacturing the same.
[0045]
In FIG. 6A,
[0046]
The space between the
[0047]
Hereinafter, a method for manufacturing the
[0048]
In FIG. 6- (b),
[0049]
Next, as shown in FIG. 6C, the
[0050]
Next, after the foaming of the injection
[0051]
Next, the entire
[0052]
Therefore, according to the above-described method of manufacturing the expansion joint, the same waterproofness and workability as those of the first embodiment, and a flat finish on the surface of the injection
[Brief description of the drawings]
FIG.
FIG. 7 is a perspective view showing a conventional expansion joint in a partial cross section.
FIG. 2
(A) Sectional drawing which shows the expansion joint which concerns on
(B) Sectional drawing which shows the state which filled the granular material during play of the joint member which concerns on
(C) Sectional drawing which shows the state which filled the joint member which concerns on
(D) Sectional drawing which shows the state which removed the granular material during play of the joint member which concerns on
FIG. 3
The top view which shows the expansion joint which concerns on
FIG. 4
(A) The graph which shows the relationship between the stress applied to the injection | pouring type foaming sponge used for this invention, and the elongation rate of a material.
(B) A graph showing the relationship between the stress applied to the injection type foamed sponge used in the present invention and the compressibility of the material.
FIG. 5
(A) Sectional drawing which shows the expansion joint which concerns on
(B) Sectional drawing which shows the state which filled the granular material during play of the joint member which concerns on
(C) Sectional drawing which shows the state which filled the joint member which concerns on
(D) Sectional drawing which shows the state which removed the granular material during play of the joint member which concerns on
FIG. 6
(A) Sectional drawing which shows the expansion joint which concerns on
(B) Sectional drawing which shows the state which filled the granular material during play of the joint member which concerns on
(C) Sectional drawing which shows the state which filled the joint member which concerns on
(D) Sectional drawing which shows the joint member which concerns on
FIG. 7
The top view which shows the expansion joint which concerns on
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、該継手部材を、道路橋の路面となる面が下になるように倒置し、上記遊間に粒状物を所定高さになるように充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする道路橋用伸縮継手の製造方法。A pair of joint members each having a vertical plate portion extending in the seam longitudinal direction of the road bridge, the vertical plate portions facing each other and forming a play opening on the road surface,
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the seal member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the road surface of the road bridge faces down, and the granular material is granulated during the play. By filling the material so as to have a predetermined height and then injecting the injection-type foam sealing material, the surface of the injection-type foam sealing material that is in contact with the granular material is finished to be substantially flat. Of manufacturing expansion joints for road bridges.
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、上記横板部の表面が下になるように該継手部材を倒置し、上記遊間に該横板部の裏面と略面一になるように粒状物を充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該注入式発泡シール材の該遊間への流入を防止し、
該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする道路橋用伸縮継手の製造方法。Each of the vertical plates has a vertical plate portion extending in the longitudinal direction of the seam of the road bridge, and a horizontal plate portion extending laterally from an upper end of the vertical plate portion and provided with a surface flush with the road surface. Parts facing each other, a pair of joint members projecting the horizontal plate part toward each other and forming a clearance between the tips thereof,
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the sealing member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the surface of the horizontal plate portion faces down, and the horizontal plate is placed in the play space. By injecting the injection-type foam sealing material after filling the granular material so as to be substantially flush with the back surface of the part, it is possible to prevent the injection-type foam sealing material from flowing into the gap,
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, wherein the surface of the injection-type foam sealing material in contact with the granular material is finished to be substantially flat.
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手の製造方法であって、
上記シール部材を形成するための注入式発泡シール材を上記縦板部間に注入する際に、上記横板部の表面が下になるように該継手部材を倒置し、上記遊間に粒状物を充填すると共に、上記縦板部間に上記横板部の裏面から所定高さになるように上記粒状物を充填してから該注入式発泡シール材の注入を行うことにより、該注入式発泡シール材の該遊間への流入を防止し、
該粒状物と接している該注入式発泡シール材の表面を略平坦に仕上げることを特徴とする道路橋用伸縮継手の製造方法。Each of the vertical plates has a vertical plate portion extending in the longitudinal direction of the seam of the road bridge, and a horizontal plate portion extending laterally from an upper end of the vertical plate portion and provided with a surface flush with the road surface. Parts facing each other, a pair of joint members projecting the horizontal plate part toward each other and forming a clearance between the tips thereof,
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
When injecting the injection-type foam sealing material for forming the seal member between the vertical plate portions, the joint member is inverted so that the surface of the horizontal plate portion faces down, and the granular material is removed during the play. Filling and filling the granular material between the vertical plate portions so as to have a predetermined height from the back surface of the horizontal plate portion, and then injecting the injection-type foam sealing material, thereby forming the injection-type foam seal. Prevent the material from flowing into the play space,
A method for manufacturing an expansion joint for a road bridge, wherein the surface of the injection-type foam sealing material in contact with the granular material is finished to be substantially flat.
上記一対の継手部材の相対向する縦板部間を塞ぐように設けられたシール部材とを備えた道路橋用伸縮継手であって、
上記シール部材は、上記縦板部間に注入された注入式発泡シール材によって形成され、発泡による独立気泡を有し、
上記シール部材の伸縮特性は、引張り応力1.0MPa以下で伸び率が50%以上であることを特徴とする道路橋伸縮継手。A pair of joint members each having a vertical plate portion extending in the seam longitudinal direction of the road bridge, the vertical plate portions facing each other and forming a play opening on the road surface,
An expansion joint for a road bridge, comprising: a sealing member provided so as to close between opposed vertical plate portions of the pair of joint members,
The seal member is formed by an injection-type foam sealing material injected between the vertical plate portions, and has closed cells due to foaming,
An expansion joint for a road bridge, wherein the expansion and contraction characteristics of the seal member are such that a tensile stress is 1.0 MPa or less and an elongation is 50% or more.
上記シール部材の伸縮特性は、圧縮応力1.0MPa以下で圧縮率が50%以上であることを特徴とする道路橋用伸縮継手。The expansion joint for a road bridge according to claim 4,
An expansion joint for a road bridge, wherein the expansion and contraction characteristics of the seal member are a compression stress of 1.0 MPa or less and a compression ratio of 50% or more.
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- 2002-10-30 JP JP2002316305A patent/JP2004150120A/en active Pending
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