JP2004150177A - Bathroom floor material and method of producing the same - Google Patents
Bathroom floor material and method of producing the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004150177A JP2004150177A JP2002317915A JP2002317915A JP2004150177A JP 2004150177 A JP2004150177 A JP 2004150177A JP 2002317915 A JP2002317915 A JP 2002317915A JP 2002317915 A JP2002317915 A JP 2002317915A JP 2004150177 A JP2004150177 A JP 2004150177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrophilic
- coating
- primer
- paint
- bathroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴室用床材及びその製造方法に係り、更に詳しくは、基材に対する親水性塗料の密着性及び耐久性を高め、且つ、高い親水性を付与することのできる浴室用床材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室用床材としては、入浴後に表面に残った湯水を出来るだけ早く乾燥させる性質(易乾燥性)の高いものが求められる。そこで、樹脂材料で形成されるユニットバス用の床材の場合、所定の親水性塗料(例えば、特許文献1等参照)で基材の表面を塗装すると、当該表面が親水化して易乾燥性が向上することが知られている。このとき、塗装面に対する塗料の密着性や耐久性を高めるため、親水性塗料による塗装工程の前に、前記塗装面にプライマー塗料が塗布若しくは吹き付けられる(特許文献1,2等参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−301054号公報
【特許文献2】
特開2000−308847号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したように、プライマー塗料を用いた場合には、前記親水性塗料による親水性を十分に発揮できず、良好となる床材の親水性が得られないという不都合がある。これは、親水性塗料中に存在する親水性の添加剤がプライマー塗料内に沈降し、親水性塗料の塗膜表面に発現し難くなるためであると推測される。
ここで、親水性塗料による塗装の前に、プライマー塗料を一旦加熱して硬化させると、前述の場合よりも、床材の親水性が幾分良くなるものの、良好となる易乾燥性を得るには不十分である。しかも、この場合には、プライマー塗料及び親水性塗料を加熱して硬化させる工程を二度行わなければならず、工程の増大による製造コストの高騰化をも招来する。
また、プライマー塗料を用いずに前記親水性塗料による塗装を行えば、床材の親水性が良好となるが、基材に対する親水性塗料の密着性及び耐久性が悪くなるという不都合がある。この不都合は、SMC(シートモールディングコンパウンド)等のFRP(繊維強化プラスチック)で基材を形成したときに、各種離型剤や使用環境等の影響によって特に顕著となる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、基材に対する親水性塗料の密着性及び耐久性を高めつつ、親水性塗料による親水性を十分に発揮させることができる浴室用床材及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、所定の基材と、この基材にプライマー塗料を用いて塗装することで形成されたプライマー層と、このプライマー層に親水性塗料を用いて塗装することで形成されたトップコート層とを備えた浴室用床材において、
前記プライマー塗料には、親水性物質が添加される、という構成を採っている。このような構成によれば、プライマー塗料に親水性物質が添加されているため、当該親水性物質により、親水性塗料内の親水性の添加剤がプライマー層内に移動することを抑制できると考えられ、親水性塗料による親水性を十分に発揮させることができる。しかも、プライマー塗料を用いていることから、基材に対する親水性塗料の密着性及び耐久性を高めることができる。
【0007】
前記親水性物質は、親水性シリカであり、前記プライマー塗料の主剤に対して0.1重量%〜10重量%添加される、という構成を採ることが好ましい。親水性シリカの添加量が0.1重量%未満であると、期待する親水性が床材に付与され難くなる一方、親水性シリカの添加量が10重量%を超えると、プライマー塗料の粘度が高くなり過ぎて、当該プライマー塗料を用いた霧化塗装が行えなくなる。
【0008】
ここで、前記親水性シリカは、カップリング処理が施されていないことが好ましい。これにより、親水性シリカにカップリングされた撥水成分の影響が低減され、床材の親水性を更に高めることができる。
【0009】
また、前記親水性シリカは、平均粒径を0.1μm〜20μmに設定することが好ましい。親水性シリカの平均粒径が0.1μm未満であると、プライマー塗料の粘度が高くなり過ぎて、当該プライマー塗料を用いた霧化塗装が行なえなくなる。一方、親水性シリカの平均粒径が20μmを超えると、塗装面に凹凸が生じ易くなり、外観の体裁が良好な平坦な塗装面を形成し難くなる。ここで、更に好ましくは、親水性シリカの平均粒径を2μm〜10μmにするとよい。
【0010】
更に、前記親水性シリカは、平均二次粒子径を1μm〜20μmに設定するとよい。親水性シリカの平均二次粒子径が1μm未満であると、プライマー塗料の粘度が高くなり過ぎて、当該プライマー塗料を用いた霧化塗装が行なえなくなる。一方、親水性シリカの平均二次粒子径が20μmを超えると、塗装面に凹凸が生じ易くなり、外観の体裁が良好な平坦な塗装面を形成し難くなる。ここで、更に好ましくは、親水性シリカの平均二次粒子径を2μm〜10μmにするとよい。
【0011】
また、前記プライマー層には、撥水性を有する添加剤成分を含まない、という構成にすることもできる。この場合には、プライマー塗料の撥水性が低下して床材の親水性を更に向上させることができる。ここで、撥水性の添加剤としては、湿潤分散剤、レベリング剤等を例示できる。
【0012】
更に、前記プライマー塗料により塗装される基材の部分に凹凸を形成するとよく、これによれば、床材の親水性及び親水性塗料の密着性を更に高めることができる。
【0013】
本発明における製造方法は、親水性物質が添加されたプライマー塗料を用いて所定の基材を塗装する下塗り工程と、前記プライマー塗料の上から親水性塗料を用いて塗装する上塗り工程と、前記プライマー塗料及び親水性塗料を加熱して硬化させる硬化工程とを順に行う、という手法を採っている。このような手法によっても、前述した目的を達成できる他、一回の硬化工程でプライマー塗料及び親水性塗料を硬化させることができ、より迅速に床材を製造することができる。
【0014】
ここで、前記下塗り工程の前に、所定の研磨用部材若しくは研磨剤で前記基材の被塗装面を研磨する研磨工程を行うことにより、前記塗装部分に予め凹凸を形成する、という手法を採ることもできる。このような手法によれば、床材の親水性及び親水性塗料の密着性を更に高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に示されるように、本発明に係る浴室用床材10は、樹脂製の基材11と、この基材11にプライマー塗料を用いて塗装することで形成されたプライマー層12と、このプライマー層12に親水性塗料を用いて塗装することで形成されたトップコート層13とを備えた基本構成となっている。
【0016】
前記基材11としては、特に限定されるものではないが、SMC等のFRP(繊維強化プラスチック)によって形成される。
【0017】
前記プライマー塗料は、公知のプライマー塗料の成分に、少なくとも親水性物質を加えた成分構成となっている。当該親水性物質は、プライマー塗料の主剤に添加されるものであって、親水性シリカ、アルミナ等の親水性材料、及び、塗装面にSi−OH基等の親水性基を出して親水構造とする親水化剤を意味する。これら親水性材料及び親水化剤は、双方添加されてもよいし、何れか一方添加されてもよい。
【0018】
なお、本明細書において、「親水性基」とは、−OH、−O−、−NHCO−、−CONH2−、−COOH、−SO3H、−OSO3H、−OPO(OH)2、−NH2、−NH−、−NR2等を総称した概念として用いる。
【0019】
前記親水性塗料は、水との静止接触角が50度以下となる塗膜を形成可能な塗料を意味し、アルカリシリケート類含有無機塗料、金属アルコキシド類含有無機塗料、有機無機複合化塗料、表面親水化塗料等を例示できる。ここで、有機無機複合化塗料は、アクリル、ウレタン、ポリエステル、エポキシ等の有機成分と、ケイ素等を主成分とするシリケート等の無機成分とを、ビニル基、グリシジル基、メタクリロイル基等の末端反応基を有するアルコキシシラン類(シランカップリング剤)等で複合化した塗料である。また、表面親水化塗料は、塗料中に親水性基を有する親水化剤等を添加し、表面にSi−OH基等の親水性基を出して親水構造とする塗料である。
【0020】
浴室用床材10は、以下の工程を経て製造される。
すなわち、基材11を成型した後、当該基材11の塗装部分となる表面11Aを脱脂して除塵等をする前処理工程が行われる。そして、表面11Aにプライマー塗料を塗布若しくは吹き付ける下塗り工程が行われる。その後、プライマー塗料の上から親水性塗料を塗布若しくは吹き付ける上塗り工程が行われ、これらプライマー塗料及び親水性塗料は、一定時間放置(セッティング)される。そして、前記プライマー塗料及び親水性塗料を加熱して硬化させる硬化工程が行われてから、製品の冷却工程を経て浴室用床材10が完成する。なお、下塗り工程の前に、サンドペーパや研磨剤入ナイロン製不織布等の研磨用部材、若しくは、研磨剤を用いて表面11Aを研磨することで、当該表面11Aに予め凹凸若しくは粗面を形成する研磨工程を行うとよい。
【0021】
なお、本明細書において、「平均粒径」とは、粒子の直径をdiとし、単位重量の粉末中における直径d1の粒子がn1個、直径d2の粒子がn2個、・・・直径diの粒子がni個存在したときに、その算術平均径(Σdi・ni/Σni)を平均粒径とする。
ここで、完全な球形でない粒子の場合は、図2に示されるように、粒子を平面視した場合に最も長い径(長い方向の寸法)をLとし、これに直交する方向の寸法をB、粒子の平面積をF、粒子一個当たりの体積をVとすると、次の(1)〜(4)の何れかの式によって各粒径Dpが求められる。
Dp=B・・・・(1)
Dp=√(4F/π)(相当円直径、Heywoodの直径)・・・・(2)
Dp=V1/3(Andreasenの直径)・・・・(3)
Dp=(6V/π)1/3(相当球直径又は相当直径)・・・・(4)
【0022】
また、「平均二次粒子径」とは、平均粒子径の粒子どうしが、物理的又は化学的な作用によって凝集して二次粒子を形成している場合の、前式(1)〜(4)により求められる粒子径をいう。
【0023】
【実施例】
以下に本発明の実施例を比較例とともに説明する。
【0024】
[実施例1]
先ず、図3に示される割合で各種成分を配合したSMC(シートモールディングコンパウンド)を、表面温度145℃、裏面温度130℃となる成形型を用い、成形圧力15000kN、キープ時間420秒となる条件下でシステムバス用の基材11を形成した。
次に、基材11をイソプロピルアルコールにて脱脂処理した後、エアー静電除塵を行ってから、基材11の表面11Aに対し、プライマー塗料を用いてプライマー層12を設けた。この際、塗膜の厚みを約20μmとした。前記プライマー塗料としては、アクリルポリオールを主成分とする主剤80部、ヘキサメチレンジイソシアネートを主成分とする硬化剤20部、トルエン、キシレン等の混合シンナー60部の割合で配合し、更に各種添加剤が適宜添加された塗料を用いた。前記主剤には、平均粒径が20μmのアクリルビーズと、平均粒径が5μmの親水性シリカ粒子と、シリコン系親水化剤(界面活性剤)とを添加した。ここで、アクリルビーズ及びシリコン系親水化剤の添加割合を、主剤に対してそれぞれ5重量%とし、親水性シリカ粒子の添加割合を、主剤に対して0.1重量%とした。
次いで、プライマー層12の上から、親水性塗料を用いてトップコート層13を設けた。この際、塗膜の厚みを約30μmとした。前記親水性塗料としては、親水性シリカ粒子の平均粒径を2μm〜10μmとし、添加割合を5重量%とした点を除き、前記プライマー塗料と略同一の基本成分のものを用いた。
その後、約30℃にて約10分放置した後、100℃の乾燥炉内に30分間置き、プライマー塗料及び親水性塗料を硬化させた後、冷却して浴室用床材10が得られた。
【0025】
[実施例2〜4]
図4に示されるように、実施例1に対し、プライマー塗料の親水性シリカ粒子の添加割合を変えた。すなわち、実施例2では、親水性シリカ粒子を主剤に対して10重量%の割合で添加し、実施例3では、同様に主剤に対して0.05重量%の割合で添加し、実施例4では、同様に主剤に対して12重量%の割合で添加した。
【0026】
[実施例5〜8]
実施例2に対し、プライマー塗料の親水性シリカ粒子の平均粒径を変えた。すなわち、実施例5では、親水性シリカ粒子の平均粒径を0.05μmとし、実施例6では、親水性シリカ粒子の平均粒径を0.1μmとした。また、実施例7では、親水性シリカ粒子の平均粒径を30μmとし、実施例8では、親水性シリカ粒子の平均粒径を20μmとした。
【0027】
[実施例9]
実施例2に対し、プライマー塗料に含有される親水性シリカ粒子として、カップリング処理していないものを用いた。
【0028】
[実施例10]
実施例2に対し、撥水性を有する添加剤成分が含まれていないプライマー塗料を用いた。
【0029】
[実施例11]
プライマー塗料を用いて塗装する前に、基材11の表面11Aをサンドペーパ#320を使って研磨し、その他は、実施例10と略同一の条件とした。
【0030】
[実施例12]
前記実施例1に対し、硬化工程を二回行った。すなわち、プライマー塗料を実施例1と同一条件で放置して加熱硬化させた後で、前記親水性塗料による塗装を行い、当該親水性塗料を実施例1と同一条件で放置して加熱硬化させた。
【0031】
[比較例1]
実施例1に対し、プライマー塗料を用いずに、親水性塗料を基材11に直接吹き付けた。
【0032】
[比較例2]
実施例1に対し、親水性物質(シリカ粒子、親水化剤)が添加されていない公知のプライマー塗料を用いた。
【0033】
[比較例3]
比較例2に対し、硬化工程を二回行った。すなわち、実施例12のように、プライマー塗料の加熱硬化と、親水性塗料の加熱硬化とを別々に行った。
【0034】
以上のようにして得られた各床材10に対して、親水性及び密着性(耐久性)を確認するための実験を行った。
【0035】
ここで、親水性に関する実験としては、床材10を水で洗い流した直後の状態における水との静止接触角をパラメータとして、親水性を三段階で評価したものである。すなわち、「◎」は、水との静止接触角が20度未満となる非常に良好な評価を表し、「○」は、水との静止接触角が20度以上40度以下となる良好な評価を表す。また、「×」は、水との静止接触角が40度を超え、期待する親水性が得られないという評価を表す。
【0036】
また、密着性(耐久性)に関する実験としては、所定時間90℃の温水に浸漬した後、碁盤目試験を行った。「◎」は、300時間以上剥れが生じなかったものを示し、「○」は、50時間以上300時間未満で剥れが生じたものを示し、また、「×」は、50時間未満で剥れが生じたものを示す。尚、この試験において50時間以上剥れが生じなければ浴室用床材としての実用性能上は問題は無いレベルと考えられる。
【0037】
【発明の効果】
以上の実験からも明らかなように、本発明によれば、親水性塗料の密着性及び耐久性を高めつつも、親水性塗料による親水性を十分に発揮することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室用床材の層構造を示す概略断面図。
【図2】平均粒径を説明するための概念図。
【図3】実施例1における基材の成分表。
【図4】実験条件及び実験結果を示す図表。
【符号の説明】
10・・・浴室用床材、11・・・基材、11A・・・表面、12・・・プライマー層、13・・・トップコート層[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bathroom flooring material and a method for producing the same, and more particularly to a bathroom flooring material capable of improving the adhesion and durability of a hydrophilic paint to a substrate and imparting high hydrophilicity, and a bathroom flooring material therefor. It relates to a manufacturing method.
[0002]
[Prior art]
As a bathroom floor material, a material having a property of drying hot water left on the surface after bathing as quickly as possible (easy drying property) is required. Therefore, in the case of a floor material for a unit bath formed of a resin material, if the surface of the base material is coated with a predetermined hydrophilic paint (see, for example, Patent Document 1), the surface becomes hydrophilic and the drying property is improved. It is known to improve. At this time, in order to increase the adhesion and durability of the paint to the painted surface, a primer paint is applied or sprayed on the painted surface before the painting process using the hydrophilic paint (see
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-301054 [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-308847
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, when a primer coating material is used, there is a disadvantage that the hydrophilicity of the hydrophilic coating material cannot be sufficiently exerted, and a favorable floor material cannot be obtained. It is presumed that this is because the hydrophilic additive present in the hydrophilic paint settles in the primer paint and hardly appears on the surface of the coating film of the hydrophilic paint.
Here, before the coating with the hydrophilic paint, if the primer paint is once heated and cured, the hydrophilicity of the flooring material is somewhat better than in the above-mentioned case, but the good easy drying property is obtained. Is not enough. In addition, in this case, the step of heating and curing the primer coating and the hydrophilic coating must be performed twice, which leads to an increase in manufacturing cost due to an increase in the number of steps.
Further, if the hydrophilic paint is applied without using the primer paint, the hydrophilicity of the flooring material is improved, but there is a disadvantage that the adhesion and durability of the hydrophilic paint to the base material are deteriorated. This inconvenience is particularly remarkable when the base material is formed of FRP (fiber reinforced plastic) such as SMC (sheet molding compound) due to various release agents and use environment.
[0005]
[Object of the invention]
The present invention has been devised in view of such inconvenience, and the object is to sufficiently exhibit the hydrophilicity of the hydrophilic paint while improving the adhesion and durability of the hydrophilic paint to the substrate. An object of the present invention is to provide a bathroom floor material that can be made to work and a method for manufacturing the same.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a predetermined base material, a primer layer formed by coating the base material with a primer coating, and coating the primer layer with a hydrophilic coating. In a bathroom flooring material with a top coat layer formed of
A configuration is adopted in which a hydrophilic substance is added to the primer coating. According to such a configuration, since the hydrophilic substance is added to the primer coating, it is considered that the hydrophilic substance can suppress the migration of the hydrophilic additive in the hydrophilic coating into the primer layer. As a result, the hydrophilicity of the hydrophilic paint can be sufficiently exhibited. Moreover, since the primer coating is used, the adhesion and durability of the hydrophilic coating to the substrate can be improved.
[0007]
It is preferable that the hydrophilic substance is hydrophilic silica, and it is preferable that the hydrophilic substance is added in an amount of 0.1% by weight to 10% by weight based on the main agent of the primer coating material. If the amount of the hydrophilic silica is less than 0.1% by weight, it is difficult to impart the expected hydrophilicity to the flooring material. On the other hand, if the amount of the hydrophilic silica exceeds 10% by weight, the viscosity of the primer coating material is reduced. If it is too high, atomization coating using the primer coating cannot be performed.
[0008]
Here, it is preferable that the hydrophilic silica has not been subjected to a coupling treatment. Thereby, the influence of the water repellent component coupled to the hydrophilic silica is reduced, and the hydrophilicity of the floor material can be further increased.
[0009]
Preferably, the hydrophilic silica has an average particle diameter of 0.1 μm to 20 μm. If the average particle size of the hydrophilic silica is less than 0.1 μm, the viscosity of the primer coating becomes too high, and atomization coating using the primer coating cannot be performed. On the other hand, when the average particle size of the hydrophilic silica exceeds 20 μm, irregularities are likely to be formed on the painted surface, and it is difficult to form a flat painted surface with good appearance. Here, it is more preferable that the average particle size of the hydrophilic silica is 2 μm to 10 μm.
[0010]
Further, it is preferable that the hydrophilic silica has an average secondary particle diameter of 1 μm to 20 μm. If the average secondary particle diameter of the hydrophilic silica is less than 1 μm, the viscosity of the primer coating becomes too high, and atomization coating using the primer coating cannot be performed. On the other hand, when the average secondary particle diameter of the hydrophilic silica exceeds 20 μm, irregularities are likely to be formed on the painted surface, and it is difficult to form a flat painted surface with good appearance. Here, it is more preferable that the average secondary particle diameter of the hydrophilic silica is 2 μm to 10 μm.
[0011]
Further, the primer layer may be configured so as not to contain an additive component having water repellency. In this case, the water repellency of the primer paint is reduced, and the hydrophilicity of the floor material can be further improved. Here, examples of the water-repellent additive include a wetting and dispersing agent and a leveling agent.
[0012]
Further, it is preferable to form irregularities on the portion of the base material coated with the primer paint, and according to this, the hydrophilicity of the floor material and the adhesion of the hydrophilic paint can be further enhanced.
[0013]
The production method according to the present invention includes an undercoating step of coating a predetermined base material with a primer coating to which a hydrophilic substance has been added, an overcoating step of coating the primer coating with a hydrophilic coating from above, and the primer And a curing step of heating and curing the paint and the hydrophilic paint. According to such a method, the above-described object can be achieved, and in addition, the primer coating material and the hydrophilic coating material can be cured in one curing step, and the floor material can be manufactured more quickly.
[0014]
Here, before the undercoating step, by performing a polishing step of polishing the surface to be coated of the base material with a predetermined polishing member or abrasive, a method of forming irregularities in advance in the coating portion is adopted. You can also. According to such a method, the hydrophilicity of the floor material and the adhesion of the hydrophilic paint can be further enhanced.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIG. 1, a
[0016]
The substrate 11 is not particularly limited, but is formed of FRP (fiber reinforced plastic) such as SMC.
[0017]
The primer paint has a component composition obtained by adding at least a hydrophilic substance to the components of a known primer paint. The hydrophilic substance is added to the main agent of the primer paint, and hydrophilic materials such as hydrophilic silica and alumina, and a hydrophilic structure such as a hydrophilic group such as a Si-OH group appear on the painted surface. Means a hydrophilic agent. These hydrophilic materials and hydrophilizing agents may be added both, or either one of them may be added.
[0018]
In this specification, the term "hydrophilic group", -OH, -O -, - NHCO -, - CONH 2 -, - COOH, -SO 3 H, -OSO 3 H, -OPO (OH) 2 , -NH 2, -NH -, - used as a concept that collectively NR 2 or the like.
[0019]
The hydrophilic paint means a paint capable of forming a coating film having a static contact angle with water of 50 degrees or less, an alkali silicate-containing inorganic paint, a metal alkoxide-containing inorganic paint, an organic-inorganic composite paint, and a surface. Examples include hydrophilic coatings. Here, the organic-inorganic composite coating is a reaction between an organic component such as acryl, urethane, polyester, and epoxy and an inorganic component such as silicate containing silicon or the like as a main component. It is a coating compounded with an alkoxysilane having a group (silane coupling agent) or the like. Further, the surface hydrophilizing paint is a paint having a hydrophilic structure by adding a hydrophilic agent having a hydrophilic group to the paint to expose a hydrophilic group such as a Si-OH group on the surface.
[0020]
The
That is, after the base material 11 is molded, a pretreatment step is performed in which the
[0021]
In the present specification, the “average particle size” is defined as di of a particle diameter, n1 particles of a diameter d1 in a unit weight of powder, n2 particles of a diameter d2,. When ni particles exist, the arithmetic average diameter (Σdi · ni / Σni) is defined as the average particle diameter.
Here, in the case of particles that are not perfectly spherical, as shown in FIG. 2, the longest diameter (dimension in the long direction) when the particles are viewed in a plan view is L, and the dimension in the direction perpendicular to this is B, Assuming that the plane area of the particles is F and the volume per particle is V, each particle diameter Dp is obtained by any of the following equations (1) to (4).
Dp = B (1)
Dp = √ (4F / π) (equivalent circular diameter, diameter of Heywood) (2)
Dp = V 1/3 (diameter of Andreasen) (3)
Dp = (6V / π) 1/3 (equivalent spherical diameter or equivalent diameter) (4)
[0022]
In addition, the “average secondary particle diameter” refers to the above formulas (1) to (4) when particles having an average particle diameter are aggregated by physical or chemical action to form secondary particles. ) Means the particle size determined by the method.
[0023]
【Example】
Hereinafter, examples of the present invention will be described together with comparative examples.
[0024]
[Example 1]
First, an SMC (sheet molding compound) containing various components in the proportions shown in FIG. 3 was molded using a molding die having a surface temperature of 145 ° C. and a back surface temperature of 130 ° C. under a molding pressure of 15000 kN and a keep time of 420 seconds. The substrate 11 for the system bus was formed by the above.
Next, after the substrate 11 was degreased with isopropyl alcohol, air dust was removed, and then a
Next, a top coat layer 13 was provided from above the
Then, after leaving it to stand at about 30 ° C. for about 10 minutes, it was placed in a drying oven at 100 ° C. for 30 minutes to cure the primer paint and the hydrophilic paint, and then cooled to obtain the
[0025]
[Examples 2 to 4]
As shown in FIG. 4, the addition ratio of the hydrophilic silica particles in the primer coating was changed from that of Example 1. That is, in Example 2, hydrophilic silica particles were added at a ratio of 10% by weight with respect to the main agent, and in Example 3, similarly, 0.05% by weight was added with respect to the main agent. Was similarly added at a rate of 12% by weight with respect to the main ingredient.
[0026]
[Examples 5 to 8]
In comparison with Example 2, the average particle size of the hydrophilic silica particles of the primer coating was changed. That is, in Example 5, the average particle size of the hydrophilic silica particles was 0.05 μm, and in Example 6, the average particle size of the hydrophilic silica particles was 0.1 μm. In Example 7, the average particle size of the hydrophilic silica particles was 30 μm, and in Example 8, the average particle size of the hydrophilic silica particles was 20 μm.
[0027]
[Example 9]
As compared with Example 2, as the hydrophilic silica particles contained in the primer coating material, those not subjected to the coupling treatment were used.
[0028]
[Example 10]
In contrast to Example 2, a primer paint containing no water repellent additive component was used.
[0029]
[Example 11]
Before coating with the primer paint, the
[0030]
[Example 12]
The curing step was performed twice for Example 1. That is, after the primer coating was left and cured under the same conditions as in Example 1, the coating with the hydrophilic coating was performed, and the hydrophilic coating was left under the same conditions as in Example 1 and cured. .
[0031]
[Comparative Example 1]
In contrast to Example 1, a hydrophilic paint was directly sprayed on the substrate 11 without using a primer paint.
[0032]
[Comparative Example 2]
As compared with Example 1, a known primer coating material to which no hydrophilic substance (silica particles, hydrophilizing agent) was added was used.
[0033]
[Comparative Example 3]
For Comparative Example 2, the curing step was performed twice. That is, as in Example 12, heat curing of the primer paint and heat curing of the hydrophilic paint were separately performed.
[0034]
An experiment for confirming hydrophilicity and adhesion (durability) was performed on each
[0035]
Here, in the experiment on the hydrophilicity, the hydrophilicity was evaluated in three steps using the static contact angle with water in the state immediately after the
[0036]
In addition, as an experiment on adhesion (durability), after immersion in warm water at 90 ° C. for a predetermined time, a grid test was performed. “◎” indicates that peeling did not occur for 300 hours or more, “○” indicates that peeling occurred for 50 hours or more and less than 300 hours, and “×” indicates that peeling occurred for less than 50 hours. This indicates that peeling has occurred. If no peeling occurs in this test for 50 hours or more, it is considered that there is no problem in practical performance as a bathroom floor material.
[0037]
【The invention's effect】
As is clear from the above experiments, according to the present invention, it is possible to sufficiently exert the hydrophilicity of the hydrophilic paint while improving the adhesion and durability of the hydrophilic paint.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view showing a layer structure of a bathroom floor material according to the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram for explaining an average particle size.
FIG. 3 is a component table of a base material in Example 1.
FIG. 4 is a table showing experimental conditions and experimental results.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記プライマー塗料には、親水性物質が添加されていることを特徴とする浴室用床材。A predetermined base material, comprising a primer layer formed by coating the base material with a primer coating, and a top coat layer formed by coating the primer layer with a hydrophilic coating. In bathroom flooring,
A bathroom flooring material, wherein a hydrophilic substance is added to the primer coating.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002317915A JP3762355B2 (en) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | Bathroom flooring and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002317915A JP3762355B2 (en) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | Bathroom flooring and manufacturing method thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004150177A true JP2004150177A (en) | 2004-05-27 |
JP3762355B2 JP3762355B2 (en) | 2006-04-05 |
Family
ID=32461193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002317915A Expired - Fee Related JP3762355B2 (en) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | Bathroom flooring and manufacturing method thereof |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3762355B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012738A (en) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Nishikawa Rubber Co Ltd | Rubbery elastic product |
-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002317915A patent/JP3762355B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012738A (en) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Nishikawa Rubber Co Ltd | Rubbery elastic product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3762355B2 (en) | 2006-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104822777B (en) | Durable super-hydrophobic coat | |
CN107384055A (en) | A kind of permanent seal cooling super-hydrophobic coat and preparation method thereof | |
CN108822603A (en) | A kind of preparation method of coating composition | |
JP2004531370A (en) | Self-cleaning paint coating and method and agent for producing the same | |
CN104745045A (en) | Super-hydrophobic and oleophobic composite coating and preparation method thereof | |
JP2008519681A (en) | Method of manufacturing a repair coating on a coated metal surface | |
JP2003531924A (en) | Silane-based coating compositions, coated products obtained therefrom and methods of using the same | |
CN106366860B (en) | A kind of nano ceramics heat-insulating heat-preserving material | |
US7851535B2 (en) | Mold release agents employing polyvinyl alcohol | |
CN105164221B (en) | Form the water system hydrophilic coating compositions of the epithelium excellent to the automatical cleaning ability of attachment dirt and be formed with the finish materials of the epithelium excellent to the automatical cleaning ability of attachment dirt | |
JP6288383B2 (en) | Method for manufacturing a body to be insulated | |
US6117495A (en) | Method for forming a mold-release coating | |
JP4854599B2 (en) | Coating method and article | |
CN105199457A (en) | Lyophobic coating | |
CN101985250A (en) | Weather-resistant self-cleaning coating and forming method thereof | |
TWI321583B (en) | Low stain and low mist adhesion coatings | |
JP2020516762A5 (en) | ||
JP3762355B2 (en) | Bathroom flooring and manufacturing method thereof | |
JP4060333B2 (en) | Water repellent and its use | |
JP4651098B2 (en) | Anticorrosion film using nano hollow particles made of silica shell and anticorrosion coating using nano hollow particles made of silica shell | |
KR102067338B1 (en) | Peeling agent for Al concrete mold and method of manufacturing the mold | |
WO2015142689A1 (en) | Slip resistant article and the method for preparing the same | |
TWI325880B (en) | ||
KR101792530B1 (en) | Method of finishing floor of concrete using floor spray material of concrete having different size | |
JP3679762B2 (en) | Manufacturing method of bathroom flooring |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3762355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |