JP2004150039A - 浴室の出入口構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴室と隣室とを連通する浴室の出入口に引戸1を設ける。引戸1をスライドさせる下枠2を浴室床パン4と隣室の床部5との間に配置する。下枠2に、下枠2の長手方向に延びて且つ上方に凸である突条16を複数本、浴室の内外方向に並べて立設する。引戸1の下端に凹設したガイド溝1bに上記突条16を挿入させて引戸1をガイドする。下枠2内に溜まる浴水を浴室側に排水させる排水部22を各突条16の長手方向の複数箇所に設ける。各突条16に設けた排水部22をそれぞれ下枠2の長手方向に位相をずらして位置させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室の出入口構造に関し、詳しくは、浴室の出入口に設けた引戸をガイドする下枠内から浴水を排水させる構造に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図7に示すように、浴室の出入口に引戸1を設ける際には、引戸1をガイドする下枠2を浴室床パン4と隣室の床部5との間に配置し、下枠2の長手方向に延びて且つ上方に凸に形成された突条16に、引戸1の下端に凹設したガイド溝1bを挿入させることで、引戸1の安定したスライド動作を確保し、この引戸1のスライド動作で浴室の出入口を開閉できるようにしてある。ここで、下枠2にあっては、浴室床パン4と隣室の床部5との間に配置されているので、浴室床パン4に溢れた浴水、引戸1に降りかかった浴水、浴室の出入口を通る入浴者の濡れた体から滴る浴水等がたびたび流入してしまうものである。しかして、下枠2には下枠2内に流入した浴水を浴室側に排水する排水部30が設けてある。具体的に、この排水部30は突条16の長手方向の複数箇所を切欠いた排水孔で構成されている。そして、この排水部30は下枠2に流入した浴水を効率よく浴室側に排水させることを期して、浴室の内外方向に重なる位置に設けられている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−88434号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下枠2の浴水を効率よく浴室側に排水させるために、排水部30を浴室の内外方向に重なる位置に設けることは、裏を返せば、浴室側から下枠2に流入する浴水を下枠2の隣室側に至るまで逆流させることになり、下枠2に流入する浴水の勢いが強い場合には、浴水が下枠2を通り抜けて隣室にまで至り、隣室の床面を浴水で水浸しにしてしまうことも起こり得るのであった(図7中矢印H)。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、浴水を確実に下枠で止水して隣室に至らしめないような浴室の出入口構造を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る浴室の出入口構造は、浴室と隣室とを連通する浴室の出入口に引戸1を設け、この引戸1をスライドさせる下枠2を浴室床パン4と隣室の床部5との間に配置し、この下枠2に、下枠2の長手方向に延びて且つ上方に凸である突条16を複数本、浴室の内外方向に並べて立設し、引戸1の下端に凹設したガイド溝1bに上記突条16を挿入させて引戸1をガイドしてなる浴室の出入口構造において、下枠2内に溜まる浴水を浴室側に排水させる排水部22を各突条16の長手方向の複数箇所に設け、各突条16に設けた排水部22をそれぞれ下枠2の長手方向に位相をずらして位置させたことを特徴とする。
【0007】
これによると、互い違いの位置に配置した排水部22によって、浴室から下枠2に侵入した浴水が排水部22を連続して遡って下枠2の隣室側にまで至ることが防止され、つまり、浴室側の突条16における排水部22の隣室側には隣接する突条16が立ちはだかり、この排水部22を通った浴水は隣接する突条16に当って勢いが弱められ、浴水が下枠2の隣室側にまで至りにくくされており、したがって、浴水を確実に下枠2で止水できて隣室に至らしめないようにできる。
【0008】
また、突条16が立設される下枠2の底面17に、浴室側程低くなるような傾斜をつけたことも好ましい。これによると、下枠2に流入した浴水を浴室側にスムーズに排水させることができる。
【0009】
また、浴室洗い場や下枠2からの浴水が集水される排水溝25を浴室床パン4と下枠2との間に配置し、この排水溝25を浴室の主排水管に連通させたことも好ましい。これによると、下枠2から浴水を浴室側に排水させても、この浴水を排水溝25に排水させることができ、更に、この排水溝25の浴水は浴室の主排水管に排水されるので、浴室の出入口付近を水はけのよい構造とでき、浴室の出入口を衛生的且つ滑りにくい安全な構造にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、引戸1をガイドする下枠2を浴室床パン4と隣室の床部5との間に配置した浴室の出入口構造であって、下枠2に浴水が流入しても、この浴水を確実に下枠2で止水して隣室に至らしめないようにしたことを特徴とするものである。以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
図1乃至図6に示すように、隣室に連通した浴室の出入口には引戸1が設けられて該出入口を開閉自在にしている。この引戸1は、上端にローラ1aを備えると共に下端に上方に凹んだガイド溝1bが形成された吊戸式の引戸1であり、浴室の出入口の天井部位に配置された上枠3にローラ1aを吊持転動させ、浴室の出入口の床部分に配置された下枠2のガイド突起21をガイド溝1b内に挿入させ、取っ手1cを持って浴室の内外方向と直交する方向にスライドさせることで、該出入口を開閉できるようにされている。
【0012】
なお、上記上枠3、下枠2及び引戸1からなる引戸装置は、浴室の出入口のうち隣室側に設けられている。この浴室の出入口の床部分は、浴室側から浴室床パン4、排水溝25を備えた溝枠6、上記下枠2、隣室の床部5を連続接続して構成されており、溝枠6の排水溝25に被着された蓋体19等、各部材4,6,19,2,5の上面高さレベルを略同じにしてバリアフリー設計に対応した構造とされている。なお、溝枠6及び下枠2は浴室の内外方向に直交する方向に長く形成された押出し成形型材であるが、浴室の出入口を開閉する引戸1のガイドレールとなる下枠2は、出入口を開放した引戸1の戸袋部位として使用される分、浴室の出入口の床部分のみに設置される溝枠6よりも長く形成されている。ここで、便宜上、溝枠6に接続されて浴室の出入口の床部分を構成する下枠2の部位を出入口構成部2aと称し、溝枠6に接続されずに浴室の出入口を開けた引戸1が収まる下枠2の部位を戸袋構成部2bと称する。
【0013】
下枠2は、図5,6に示すように、その浴室側には溝枠6を載設させる溝枠載置部13が備えられると共に、その隣室側には隣室の床部5に載置させて連結させる隣室連結部14が備えられ、この溝枠載置部13と隣室連結部14の間に下方に凹形状とされたレール部15が設けられて構成されている。このレール部15には、下枠2の長手方向に延びて且つ上方に凸である突条16が複数条、浴室の内外方向に並べて立設されている。具体的に、このレール部15は、溝枠載置部13との境界部分で上方に立ち上がる縦片状の浴室側突条16aと、この浴室側突条16aの基部から隣室側に延出する底面17と、隣室連結部14から垂下される縦壁18とで、上方に開口する凹溝状に形成された部位である。なお、上記底面17には浴室側程高さレベルが低くなる傾斜がつけられている。また、レール部15の底面17の浴室側と隣室側との中央部位からは、1対のガイド突条16bが上方に突設されている。これら浴室側突条16a及びガイド突条16bは、下枠2の長手方向にほぼ亘ると共にそれぞれ浴室の内外方向に平行に並んで立設されているが、この浴室側突条16aは溝枠6の蓋体19の隣室側端部を支持するものであり、1対のガイド突条16bはその上端間にキャップ20が嵌め込まれて形成されるガイド突起21を構成するものである。なお、このガイド突起21は引戸1の下端のガイド溝1bに挿入されて引戸1のがたつきの無いスライドを確保するレールの役割を果たすものである。
【0014】
また、これら浴室側突条16a及びガイド突条16bには、それぞれ長手方向の複数箇所に、浴室側に浴水を排水させる排水部22,23が形成されている。この排水部22、23は、レール部15の底面17と段差が無いように浴室の内外方向に各突条16を貫通した排水孔で構成されている。そして、この排水部22,23のうち、出入口構成部2aに位置して設けた排水部22にあっては、各浴室側突条16a及びガイド突条16bごとに下枠2の長手方向に位相をずらして位置されている。つまり、浴室側突条16a及びガイド突条16bの各排水部22は、浴室の内外方向に重ならないように位置されているのである。一方、戸袋構成部2bに位置して設けた排水部23にあっては、浴室側突条16a及びガイド突条16bの各排水部23が浴室の内外方向に一直線上に位置されている。
【0015】
上記下枠2と共に浴室の出入口の床を構成する溝枠6は、その浴室側に浴室床パン4に接続する浴室連結部24が備えられ、この浴室連結部24の隣室側に上方及び隣室側に開口する排水溝25が設けられ、排水溝25の隣室側の端部の下部に下枠2の溝枠載置部13に載置する下枠接続部26が備えられて構成されている。下枠2と溝枠6とは、溝枠6のブロック状の下枠接続部26を凹溝状の溝枠載置部13内に載置し、溝枠載置部13と下枠接続部26との適所をビス等の固着具27で締結することで接続される。このときには、溝枠6の排水溝25は下枠2のレール部15と浴室側突条16aの排水部22を介して連通するようになる。ここで、この排水溝25の底面は浴室側程高さレベルが低くなる傾斜がつけられており、排水溝25の底面の最も低い部位である浴室側の部分には、排水管28を介して浴室の排水主管(図示せず)に連通された排水孔29が形成され、排水溝25に流入した浴水のスムーズな排水を可能としている。
【0016】
なお、下枠2の長手方向のうち上記溝枠6と接続されない部位は、浴室と隣室とを仕切る仕切り壁7に沿って配設される。この仕切り壁7は対向する浴室の側壁8と隣室の側壁9とから構成され、仕切り壁7と溝枠6との間には浴室の出入口の側壁を構成する縦枠12が立設される。この縦枠12は浴室の側壁8と隣室の側壁9の端部同士を連結する部材でもある。ここで、隣室の側壁9は、下枠2と隣接する基枠10とこの基枠10に載置される壁パネル11とで構成されている。そして、この基枠10にはその内部に下枠2と平行する管部10aが設けられている。この管部10aは、下枠2の戸袋構成部2bの排水部23と連通すると共に、その管端の開口が縦枠12を挿通して溝枠6の排水溝25に臨むようにされている。
【0017】
上述した浴室の出入口構造における下枠2にあって、その出入口構成部2aでは、溝枠6を介して浴室床パン4とバリアフリー設計のもと接続されているので、浴室床パン4に溢れた浴水が溝枠6の蓋体19上を流れて下枠2のレール部15内に流入したり、出入口を閉じた引戸1に降り掛かって滴り落ちる浴水が下枠2のレール部15内に流入することが頻繁に起こり得る。しかも、ときにはこの下枠2のレール部15内に流入する浴水の勢いが強い場合もあり、このようなときには下枠2のレール部15内に流入した浴水はその勢いで隣室側に至ろうとするのである。詳しくは、下枠2にはその長手方向に縦片状の突条16が複数条立設されているので、下枠2のレール部15内に流入した浴水が下枠2のレール部15の浴室側から隣室側に至るには各突条16が障壁になり、結果、各突条16に設けた排水部22を逆流し、下枠2のレール部15の隣室側に至ろうとするものである。しかし、本例の下枠2の出入口構成部2aにおける各突条16の排水部22は、上述したように各突条16ごとに下枠2の長手方向に位相をずらして位置されており、つまり、浴室側の突条16に設けた排水部22の隣室側には隣接する突条16の壁面が立ちはだかっており、排水部22を通った浴水は隣接する突条16の壁面に当って勢いが弱められ、浴室から下枠2に流入した浴水は下枠2のレール部15の隣室側にまでは至りにくくされているのである。したがって、たとえ浴室側から下枠2のレール部15内に浴水が勢いよく流入したとしても、浴室から下枠2に流入した浴水が各排水部22を通って下枠2の隣室側にまで至るようなことは回避され、従来問題とされた下枠2を通って隣室の床部5に浴水が溢れて水浸しになるといった事態は回避できるようにされているのである。なお、下枠2のレール部15の底面17は浴室側に低くなる傾斜をしているので、下枠2のレール部15内に流入した浴水は、上記排水部22を介して浴室側にすみやかに排出されるようになっており(図1中矢印D)、また、下枠2のレール部15内に流入した浴水の隣室側への移動の妨げにも資しているものである。
【0018】
また、この下枠2における戸袋構成部2bでは、浴室の出入口を開放した引戸1が収められるので、浴室の出入口を閉じていた引戸1に浴水が降りかかり、濡れた状態の引戸1をそのまま戸袋構成部2bに収めたときには、引戸1から浴水が戸袋構成部2bのレール部15内に滴り落ちるものである。この戸袋構成部2bで起きる下枠2のレール部15内への浴水の流入は、上記出入口構成部2aで起きる下枠2のレール部15内への浴水の流入に比べて、その勢いは弱く、その水量も小さいものである。しかして、この戸袋構成部2bでは出入口構成部2aのように、下枠2のレール部15内に流入する浴水の勢いによって、この浴水が下枠2の隣室側にまで至ることは殆どない。ここで、下枠2の戸袋構成部2bにおける各突条16の排水部23は、上述したように各突条16に設けた各排水部23が浴室の内外方向に一直線上に位置されており、しかして、下枠2のレール部15内に流入した浴水をすみやかに浴室側に排出できるようになっている(図1中矢印E)。なお、下枠2のレール部15の底面17が浴室側に低くなる傾斜をしていることも、下枠2のレール部15内に流入した浴水の浴室側へのすみやかな排出に資するようになっている。
【0019】
なお、下枠2のレール部15内に流入した浴水の浴室側へ排出は、出入口構成部2aでは浴室側突条16aの排水部22から直接溝枠6の排水溝25に流れ込ませることで行われ(図1中矢印D)、また戸袋構成部2bでは浴室側突条16aの排水部23から基枠10の管部10aを通って該排水溝25に流れ込ませることで行われる(図1中矢印E,F)。つまり、下枠2のレール部15内に流入した浴水はすべて溝枠6の排水溝25に排水されるようになっている。そして、この排水溝25に流れた浴水は、排水溝25の底面の排水孔29、排水管28を経て、浴室の主排水管に排水されるようなっている(図3中矢印G)。しかして、下枠2のレール部15から浴室側に浴水が排出されても、浴室の出入口付近で該浴水が溜まってしまうようなことはなく、衛生的で且つ滑りにくい安全性を備えた浴室の出入口にできるようになっている。
【0020】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、叙述したように、下枠内に溜まる浴水を浴室側に排水させるための排水部を各突条の長手方向の複数箇所に設け、各突条に設けた各排水部をそれぞれ下枠の長手方向に位相をずらして位置させたので、浴室から下枠に流入した浴水が各排水部を通って下枠の隣室側にまで至るようなことは回避されるようになっている。つまり、浴室側の突条に設けた排水部の隣室側には隣接する突条の壁面が立ちはだかり、排水部を通った浴水は隣接する突条の壁面に当って勢いが弱められることから、浴室から下枠に流入した浴水は下枠の隣室側にまでは至りにくくされているのである。したがって、浴水を確実に下枠で止水できて隣室には至らしめず、隣室の床を浴水で水浸しにしてしまうことがないようにされているのである。
【0021】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1の効果に加えて、突条が立設される下枠の底面に、浴室側程低くなるような傾斜をつけたので、下枠に流入した浴水を浴室側にスムーズに排水させることができ、下枠内で浴水が溢れることを防止できるのは勿論、下枠内に浴水を残さず、浴室の出入口を衛生的にできる。
【0022】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1の効果に加えて、浴室洗い場や下枠からの浴水が集水される排水溝を浴室床パンと下枠との間に配置し、この排水溝を浴室の主排水管に連通させたので、下枠から浴水を浴室側に排水させても、この浴水を排水溝に排水させることができ、更に、この排水溝の浴水は浴室の主排水管に排水させることができ、したがって、浴室の出入口付近を水はけのよい構造とでき、浴室の出入口を衛生的且つ滑りにくい安全な構造にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す引戸を省略した浴室の出入口の斜視図である。
【図2】同上の浴室の出入口の上面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】同上の下枠を示す(a)は正面図であり、(b)は上面図であり、(c)は側面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】従来技術の例の浴室の出入口の斜視図である。
【符号の説明】
1 引戸
1b ガイド溝
2 下枠
2a 出入口構成部
2b 戸袋構成部
3 上枠
4 浴室床パン
5 隣室の床部
6 溝枠
7 仕切り壁
15 レール部
16 突条
17 底面
16a 浴室側突条
16b ガイド突条
22 排水部
23 排水部
25 排水溝
29 排水孔
Claims (3)
- 浴室と隣室とを連通する浴室の出入口に引戸を設け、この引戸をスライドさせる下枠を浴室床パンと隣室の床部との間に配置し、この下枠に、下枠の長手方向に延びて且つ上方に凸である突条を複数本、浴室の内外方向に並べて立設し、引戸の下端に凹設したガイド溝に上記突条を挿入させて引戸をガイドしてなる浴室の出入口構造において、下枠内に溜まる浴水を浴室側に排水させる排水部を各突条の長手方向の複数箇所に設け、各突条に設けた排水部をそれぞれ下枠の長手方向に位相をずらして位置させたことを特徴とする浴室の出入口構造。
- 突条が立設される下枠の底面に、浴室側程低くなるような傾斜をつけたことを特徴とする請求項1記載の浴室の出入口構造。
- 浴室洗い場や下枠からの浴水が集水される排水溝を浴室床パンと下枠との間に配置し、この排水溝を浴室の主排水管に連通させたことを特徴とする請求項1記載の浴室の出入口構造。
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