JP2004039357A - Solid polymer fuel cell - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体高分子膜の電解質層の両面に電極層を配置する膜・電極接合体を使用して、燃料が有する化学エネルギを電気エネルギに変換する固体高分子型燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池システムは、燃料が有する化学エネルギを直接電気エネルギに変換するシステムであり、電解質膜を挟んで設けられた一対の電極のうち、一方の電極(陽極;アノード電極)に水素を含有する燃料ガスを供給するとともに、他方の電極(陰極;カソード電極)に酸素を含有する酸素剤ガスを供給し、これら一対の電極の電解質膜側の表面で生じる下記の電気化学反応を利用して電極から電気エネルギを取り出す。
【0003】
陽極反応:H2 → 2H+ + 2e− −−−−(1)
陰極反応:2H+ + 2e− +(1/2)O2 → H2 O −−−−(2)
陽極(アノード電極)に燃料ガスを供給する方法としては、水素貯蔵装置(例えば、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンク等)から直接供給する方法、水素を含有する燃料(例えば、天然ガス、メタノール、ガソリン等)を改質して生成した水素含有ガスを供給する方法などが知られている。また、陰極(カソード電極)に供給する燃料ガスとしては、一般的に空気が利用されている。
【0004】
(2)式に示したように、燃料電池稼動時は陰極において水が生成する。また、この水の一部はカソード側からアノード側に逆拡散し、アノード側からも排出される。このとき、燃料ガスを供給する流路内に過剰に水が存在する領域があると液相の水が発生し、フラッディング(水づまり)が起こる。その結果、ガス供給が妨げられ、セルの性能が低下して発電能力が落ちてしまう。この水は、(2)式に示したように、反応によって生成するので、燃料ガスが燃料電池内を上流から下流に向かって流れるにつれて水分量が増加するため、燃料電池出口付近ではフラッディングが生じやすい。
【0005】
そこで、燃料電池内の温度分布を制御することでフラッディングを防止する技術が特表平9−511356号公報に開示されている。この従来技術は、ガスの流れとクーラントの流れとをコフローとして、ガスの入口から出口に向かって温度を上昇させて燃料電池内の温度分布を制御し、発生した水を水蒸気としてガスに取り込むことでフラッディングを防止しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術においては、ガスの温度を昇温させているので燃料電池から排出されるガス温度が高温になる。このため、燃料電池から外部に排出される水量が増加してドライアウト(乾燥状態)を生じやすく、燃料電池内の水バランスが成立しない。したがって、燃料電池下流の水回収装置が必要となり、システムが複雑化するという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、フラッディング(水づまり)及びドライアウト(乾燥状態)の発生を防止して良好に発電することができる固体高分子型燃料電池を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
【0009】
本発明は、固体高分子膜の電解質層の両面に電極層を配置する膜・電極接合体(21)と、その膜・電極接合体(21)の両外面に配置されたセパレータ(23,24)とを有する単セル(20)を積層して形成され、そのセパレータ(23,24)に反応ガスを通流させて発電を行う固体高分子型燃料電池であって、前記単セル(20)のセパレータのうち少なくともいずれか一方のセパレータ(24)は、前記膜・電極接合体側の面に反応ガスを通流可能な第1のガス流路(33)を形成し、前記膜・電極接合体側の面と反対側の面に、前記第1のガス流路を通流した反応ガスを通流可能な第2のガス流路(35)を形成するポーラスタイプのセパレータであり、前記第1のガス流路(33)及び第2のガス流路(35)を連通する連通手段(34)を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用・効果】
本発明によれば、ポーラスタイプのセパレータを使用することで、セパレータの下流側流路(第2のガス流路)、すなわち膜・電極接合体側の面と反対側の面で液化した水を、セパレータの上流側流路(第1のガス流路)、すなわち膜・電極接合体側の反応面を流れるガスに供給でき、下流におけるフラディングおよび上流におけるドライアウトを防ぐことができる。
【0011】
また、ポーラスタイプのセパレータを使用して、ガスの含有可能な蒸気量を生成水の累積に合わせて増加させることになるので、上流側流路内で水が液化するのを防ぐことができる。またガス入口部とガス出口部が近接する場合、下流で水の液化が進み、ガス入口部への水の供給力が向上する。
【0012】
さらに、ソリッドタイプのセパレータを使用すれば、ガスの含有可能な蒸気量を生成水の累積に合わせて増加させることになるので、上流側流路内で水が液化するのを防ぐことができる。またガス入口部とガス出口部が近接する場合、下流で水の液化が進み、ガス入口部への水の供給力が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの構成を示す図であり、図1(A)は制御ユニットの構成を示す図、図1(B)はシステム全体の構成を示す図である。
【0014】
この実施形態は、ポーラスタイプのバイポーラプレートを使用して、バイポーラプレートの表裏両面にガスを流すことによって、セル内部の水分量を均一化し、フラッディング及びドライアウトの発生を防止することを特徴とするものである。
【0015】
図1(B)に示すように、本発明の固体高分子型燃料電池システムは、燃料電池本体11と、燃料電池本体11に供給されるガスの温度を検出する温度センサ12と、ガスの湿度を検出する湿度センサ13を有する。また、本発明の燃料電池システムは、燃料電池本体11を最適な温度に保つために、燃料電池本体11の内部にロングライフクーラント(LLC)を循環させるLLC循環システムを有する。このロングライフクーラントとしては、例えば、エチレングライコールと水との混合液等がある。LLC循環システムは、LLCタンク14、ポンプ15、バルブ16、温度センサ17、ラジエータ18及びバイパスバルブ19を有する。
【0016】
この燃料電池システムは、制御ユニット10によって運転状態が制御される。制御ユニット10は、図1(A)に示すように、燃料電池負荷信号、ガス温度信号、ガス湿度信号及び外気温度信号から、制御目標となるLLC入口温度を算出する目標LLC入口温度算出手段1と、ガス流路の温度勾配を算出するガス流路温度勾配算出手段2とを有し、さらに、その算出結果に基づいて、LLCの流量を制御する流量制御手段3及びラジエータ18の放熱量を制御するラジエータの放熱量制御手段4を有する。
【0017】
なお、本実施形態ではポーラスタイプのバイポーラプレートをカソード側のみに用いているが、アノード側のみ、あるいはアノード側及びカソード側の両方に用いてもよい。
【0018】
図2は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第1実施形態のセル構成を示す側断面図である。
【0019】
単セル20は、膜・電極接合体(Membrane Electrode Assembly(以下「MEA」と省略する))21と、その両面に形成されたガス拡散層(Gas Diffusion Layer(以下「GDL」と省略する))22と、一方のGDL22に形成されたアノードバイポーラプレート(Bipolar Plate(以下、バイポーラプレートを「BPP」と省略する))23と、他方のGDL22に形成されたカソードバイポーラプレート(カソードBPP)24と、そのカソードBPP24に形成されたLLCプレート25とを備える。
【0020】
なお、本実施形態では、カソードBPP24のみをポーラスタイプのバイポーラプレートとし、アノードBPP23はソリッドタイプのプレートとしているが、アノードBPP23のみをポーラスタイプとしたり、アノードBPP23及びカソードBPP24の両方をポーラスタイプとしてもよい。
【0021】
図3は、ポーラスタイプのプレートであるカソードBPPの流路形状を示す図であり、図3(A)は表面図、図3(B)は図3(A)(又は図3(C))のB−B断面図、図3(C)は裏面図である。
【0022】
カソードガスは、ガス入口部31からガス入口マニホールド32を経由し、MEA側であって反応ガスによる反応が行われる面(以下「反応面」という。また、この面を、適宜、表面と表現する。)に形成された反応面ガス流路33に分岐して流れ、連通路34を通過して、プレート裏面(反応面と反対のLLCプレート側の面)に進み、裏面ガス流路35を流れる。そして、ガス出口マニホールド36で合流し、ガス出口部37から排出される。
【0023】
図4は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに使用する単セルの側断面図であり、図中の矢印はセル内の水移動を示す。
【0024】
次に、ポーラスタイプのプレートであるカソードプレート内の水の移動を説明する。
【0025】
本実施形態では、カソードBPP24はポーラスタイプのプレートであり、プレート内には空間が存在する。そのため、水が、そのプレートの内部を通って移動することができる。また、水がポーラスプレート内を満たしていると、その水の表面張力によって、ガスがポーラスプレートの表面(MEA側の面)から裏面(LLC側の面)に漏れることはない。
【0026】
カソードBPP24の裏側にはLLCプレート25が存在するので、カソードBPP24の裏面はLLCによって冷却される。したがって、カソードBPP24の裏面を流れるガスは表面側より低温である。このため、連通路34を通過して裏面ガス流路35を流れるガスは冷却され、飽和蒸気圧を超える分の水蒸気は凝縮して液化する。そして、この凝縮水は、ポーラスタイプのプレートであるカソードBPP24を通過可能であり、カソードBPP24の表側に移動する。
【0027】
外気が乾燥している場合に乾燥したガスがスタックに流れ込むと、そのガスを加湿するために膜の水分が蒸発するので、セル内の入口部付近でドライアウト(乾燥状態)が発生しやすいが、本実施形態によれば、ポーラスタイプのプレートのLLC側で冷却されたガスが凝縮されて、その凝縮水がポーラスプレート内を自由に移動可能であるので、その凝縮水が必要とされる部分(乾燥部分)に移動する。したがって、セル内の湿度分布を均一に保つことができる。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、バイポーラスプレート(本実施形態ではカソードBPP24)にポーラスタイプのセパレータを使用したので、例えば、反応ガスが通流されるMEA側の面(反応面)で水が過剰となった場合には、その裏面に余剰の水を排出することができ、また、逆にMEA側の反応面が乾燥状態となって湿度が不足する場合には、裏面で液化した水を浸透させて反応ガスの乾燥を防止することができる。このように、セル内部の水分量を均一化させて、MEA側の反応面のドライアウトを防止することができるとともに、裏面のフラッディングを防止することができる。
【0029】
また、LLCプレート25によってカソードBPP24の裏面を冷却するので、裏面ガス流路35での水の凝縮を促進し、裏面側から表面側への水の供給力を向上させることができる。
【0030】
また、カソードBPP24の表裏面で、反応面ガス流路33及び裏面ガス流路35を隣接させたので、反応面全体でムラ無く、裏面から反応面に水を供給できるようになり、さらにガス出口部37とガス入口部31を近接させたので、凝縮水が多い出口のガスから入口のガスへ効果的に水を供給することができる。
【0031】
さらに、カソードBPP24に形成した貫通孔を連通路としたので、燃料電池の構成を簡素化し小型化することができる。
【0032】
(第2実施形態)
図5は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第2実施形態の単セルを示す側断面図であり、第1実施形態の図4に相当する図である。
【0033】
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。また、本実施形態のシステム構成図は第1実施形態の図1と同じであるため省略する。
【0034】
本実施形態の単セル20は、第1実施形態の単セルに対して、カソードBPP24の連通路34が相違する。これによって、カソードBPP24の反応面ガス流路33のガス圧と裏面ガス流路35のガス圧とに差圧を生じさせることが特徴である。
【0035】
すなわち、本実施形態のカソードBPP24の連通路34は、孔の断面積が反応面ガス流路33の断面積よりも小さい。このため、カソードガスが連通路34を通過する際に圧力損失が発生し、裏面ガス流路35のガス圧(Pb)は反応面ガス流路33のガス圧(Pa)よりも低くなる。逆に言えば、反応面ガス流路33のガス圧(Pa)は裏面ガス流路35のガス圧(Pb)よりも高い。このとき、例えば、PaとPbとで10kPaの差圧を確保する。このように、反応面ガス流路33のガス圧Paが裏面ガス流路35のガス圧Pbよりも高いので、反応面ガス流路33で生成された水はカソードBPP24の内部に移動する。
【0036】
カソードBPP24の表面はMEAの反応面であるので、万一、反応面ガス流路33でフラッディングが発生するとカソードガスの拡散が阻害されてセルの性能が低下してしまうおそれがある。しかし、本実施形態によれば、上述の通り、反応面ガス流路33で生成された水はカソードBPP24の内部を移動するので、反応面側でのフラッデングの発生を確実に防止し、セルの性能低下を防止することができる。また、ポーラスプレートであるカソードBPP24の内部に取り込まれた水は、水分が不足すると入口部に移動し入口ガスを加湿する。
【0037】
このように、本実施形態によれば、連通路34の孔を、その断面積が反応面ガス流路33の断面積よりも小さくなるようにしたので、反応面ガス流路33のガス圧が裏面ガス流路35のガス圧よりも高圧になる。この圧力差によって、反応面ガス流路33で過剰な水が凝縮した場合、その凝縮水をポーラスセパレータであるカソードBPP24を通して裏面ガス流路35側に排出することができるので、反応面ガス流路33側でのフラッデングを防止できるとともに、セルの内の水分布を均一化することができる。
【0038】
また、圧力設定手段を外部装置として設ける必要がない。
【0039】
(第3実施形態)
図6は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第3実施形態の流路形状を示す図であり、第1実施形態の図3に相当する図である。図6(A)は表面図、図6(B)は図6(A)(又は図6(C))のB−B断面図、図6(C)は裏面図である。
【0040】
本実施形態では、第1実施形態に対してカソードBPP24のガス流路の形状が相違する。システム構成図は第1実施形態の図1と同じであるため省略する。
【0041】
第3実施形態では、第1実施形態(図3)に対してカソードBPPの表面に形成した反応面ガス流路において、隣合う流路間をガスが移動するようにしたことが特徴である。すなわち、本実施形態では、カソードBPP24は、表面に2種類の反応面ガス流路33a、33bが交互に形成されている(図6(A))。第1反応面ガス流路33aは、ガス入口マニホールド32から分岐し、反対端がデッドエンドとなっている。第2反応面ガス流路33bは、第1反応面ガス流路33aの間に形成され、ガス入口マニホールド32に接続されていない。第2反応面ガス流路33bは、ガス入口マニホールド32と反対側が連通路34を介して裏面ガス流路35に連通している。
【0042】
ガス入口マニホールド32から第1反応面ガス流路33aに流入したガスは、ポーラス構造のGDL22を通って、隣の第2反応面ガス流路33bに移動する。
【0043】
図7は、第3実施形態のガス流路間のガス移動を示す平断面図である。
【0044】
第1反応面ガス流路33aから第2反応面ガス流路33bに移動するガスは、図7に示すように、GDL22を通過する。そのため、GDL22ではガスの拡散が促進される。そのため、MEA21は全面に渡って反応に活用されることになる。加えて、GDL22に余剰水分が発生した場合においても、カソードガスがGDL22を通過する際にその余剰水分を排水する作用があるので、ガス拡散が水に阻害されにくい。
【0045】
このように、本実施形態によれば、カソードガスはGDL22を通過して流れるので、ガス拡散ロスが低減し、MEA21の全面で反応が生じ、ガスの拡散が促進されてスタックの性能が改善し、燃料電池性能が向上する。
【0046】
(第4実施形態)
図8は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第4実施形態のセル構成を示す側断面図であり、第1実施形態の図2に相当する図である。
【0047】
なお、本実施形態のシステム構成図は第1実施形態の図1と同じであるため省略する。
【0048】
本実施形態は、第1実施形態に対してカソードBPP24の連通路の形状が相違する。本実施形態の連通路は、外部マニホールドとして形成されている。
【0049】
第1実施形態では、連通路としてカソードBPP24に貫通孔の連通路34を形成することで、反応面ガス流路33と裏面ガス流路35とを連通させているが、本実施形態では、単セル20の外部に連通マニホールド81を設けて反応面ガス流路33と裏面ガス流路35とを連通させている。また、連通マニホールド81の内部には、連通マニホールド81の有効高さを調整することで差圧を調整可能な差圧調整機構82を設けている。
【0050】
図9は、連通路として貫通孔を使用した場合(例えば、第2実施形態)の、ガス流量に対する反応面ガス流路と裏面ガス流路とのガス圧力差を示す線図である。横軸にガス流量、縦軸にガス圧力差をとる。
【0051】
燃料電池の負荷が増大するとガス流量が増加するが、この図9から、ガス流量が増加すれば圧力差が大きくなり、ガス流量が少ないときは圧力差も小さいことが分かる。このように、ガス流量が少ないときには圧力差が小さいので、反応面ガス流路33側での水の排水効果が小さい。
【0052】
図10は、第4実施形態におけるガス流量に対するマニホールドの有効高さh及びそのときの差圧Pa−Pbを示す線図である。横軸にガス流量、左側縦軸に有効高さh、右側縦軸に差圧Pa−Pbをとる。
【0053】
本実施形態では、連通マニホールド81の有効高さを差圧調整機構82で調整して、差圧を制御することができる。
【0054】
この図10から、ガス流量を小さくしたときに(すなわち、燃料電池の負荷が小さくなったときに)マニホールドの有効高さhを小さくすれば、差圧Pa−Pbを一定に保つことができることが分かる。すなわち、ガス流量を変化させたときに、それに合わせてマニホールドの有効高さhを適宜調整することで差圧Pa−Pbを一定に保つことができる。
【0055】
このように、本実施形態によれば、流量によらずに流路間のガスの差圧Pa−Pbを一定に保つことができるため、常にフラッディングの発生を防止することができる。
【0056】
また、セパレータ(カソードBPP)の構造を簡素化できる。また反応面で生じた生成水を一旦均一化して裏面に導入することができる。
【0057】
さらに、反応面ガス流路33と裏面ガス流路35との圧力損失を制御して、圧力差を調節することができる。
【0058】
さらにまた、負荷(流量)に依らず圧力差を一定に保つことができ、反応面側で生じた生成水の裏面への排出性を維持することができる。
【0059】
(第5実施形態)
図11は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第5実施形態のLLCプレートを示す図である。
【0060】
なお、本実施形態のシステム構成、セル構成、カソードプレート形状は、第1実施形態と同じであり、それぞれ図1、図2、図3と同一であるため省略する。
【0061】
この第5実施形態は、第1実施形態に対してガス流路の流れ方向に対して温度勾配を設けたこと、燃料電池本体11の内部で生成される水分量と燃料電池本体11の外部へ持ち出される水分量とのバランスが成立するように制御することを特徴とする。
【0062】
LLCプレート25に形成されたLLC流路113はサーペンタイン式となっている。LLC入口111から流入したLLCは、LLC入口マニホールド112を通過した後に、LLC流路113に分岐する。その後、折り返しの流路を通過してからLLC出口マニホールド114で合流してLLC出口115から排出される。LLCは燃料電池本体11で発生した熱を吸収するのでLLC入口111からLLC出口115に流れるにしたがって温度が昇温する。図3に示したガス流路との関係を考えると、ガス入口部31から連通路34に向かって温度が上昇する。逆に、リターン時には連通路34からガス出口部37に向かって温度が低下する配置となる。
【0063】
図12は、温度の対する飽和蒸気圧を示す線図である。横軸に温度、縦軸に飽和蒸気圧をとる。
【0064】
この図12より、温度が高くなるに連れて急激に飽和蒸気圧が大きくなることが分かる。これはガスの温度が上がれば、その分だけガスが水分を気相状態で保持できることを示している。また、逆に、温度が下がれば、ガスが水分を気相状態で保持できず、水が凝縮して液化する。
【0065】
図13は、本実施形態のガス流路中の位置に対する相対湿度と水分量及び温度の関係を示す線図である。横軸にガス流路中の位置、左側縦軸に相対湿度、右側縦軸に水分量及び温度をとる。
【0066】
前述したように、カソードBPP24の表面では、ガス入口部31から反応面ガス流路33を通って連通路34(リターン部)に達するまでガスの温度が上昇する。このため、生成水が発生した場合においてもガスの相対湿度は100%となり、飽和することがなく、過飽和となって水凝縮することがない。その結果、反応面ガス流路33ではフラディングが発生しない。
【0067】
また、カソードBPP24の裏面では、連通路34(リターン部)からガス出口部37に向かうにしたがってガスの温度が低下する。このため、水分量は飽和時に含み得る水分以上となって、相対湿度は常に100%以上となり、過飽和分の水はプレート面で凝縮して液化する。しかしながら、カソードBPPはポーラスタイプであるので、液化した水はプレート内を移動して、水分が必要な表面側に移動し、ガスの加湿に使用される。
【0068】
このように、本実施形態によれば、ガス流路の流れ方向に温度勾配を持たせることによって、反応面ガス流路33でのフラッディングの発生を防止することができる。さらに、裏面ガス流路35のフラッディングによる流路閉塞の防止と、カソードBPPの入口31から流入するガスに対する速やかな加湿とを両立させることができる。
【0069】
図14は、燃料電池の運転圧力を一定にした場合のガス利用率に対する水バランス成立温度の関係を示す線図である。横軸にガス利用率、縦軸に水バランス成立温度をとる。
【0070】
燃料電池では、前述したように反応によって水が生成され、この水を水蒸気として保持するガスが排出される。したがって、例えば、燃料電池の上流に加湿器がなく、燃料電池にドライガスが流入する場合、燃料電池から排出されるガスの温度が高いと、生成される水以上の水が排出ガスによって持ち去られてしまうことになる。
【0071】
このような状態で、生成される水以上の水が排出ガスによって持ち去られると燃料電池内の水が減少しドライアウトを生じてしまう。
【0072】
このような事態を生じさせないために、燃料電池本体の内部で生成される水分量と、燃料電池本体の外部へ持ち出される水分量とのバランス(水バランス)を成立させることが重要である。燃料電池内で水バランスを成立させることができない場合には、燃料電池の下流に水回収装置を設置して水を回収し、燃料電池内の水が不足したら、この回収した水を使って、燃料電池に流入するガスを加湿する必要がある。このように、燃料電池内で水バランスを成立させることができないときはシステムが複雑になる。
【0073】
燃料電池の運転圧力を一定とした場合に、この水バランスが成立するか否かは、燃料電池出口のガス温度とガス利用率との関係で決まり、この関係を図14に示した。なお、水バランス成立温度とは、水バランスが成立するときに燃料電池から排出される燃料電池出口のガス温度をいう。
【0074】
この図14に示すように水バランス成立温度はガス利用率の関数となる。ガス利用率が大きいときは排ガスの量が減るのでガスが持ち去る水分量が減り、水バランス成立温度が高くなる。逆に、ガス利用率が小さいときは排ガスの量が増えるので、ガスが持ち去る水分量が多くなり、水バランス成立温度は低くなる。
【0075】
図15は、運転圧力及びガス利用率に対する水バランス成立温度の関係を示す線図である。横軸に運転圧力、縦軸にガス利用率をとる。
【0076】
上述した関係をもとに、さらに、図15に運転圧力及びガス利用率に対する水バランス成立温度の関係を示す。
【0077】
運転圧力(すなわち、運転時のガス圧力)が高くなるほどガスが持ち去る水分量が少なくなるため、水バランス成立温度は高くなる。よって、運転圧力が高いほど、またガス利用率が大きいほど、水バランス成立温度は高くなる。このように、図15では、右上の線図ほど水バランス成立温度が高温で、左下の線図ほど水バランス成立温度が低温である。この図15を使用すれば、燃料電池の運転圧力を変化させた場合に水バランスを成立させるための水バランス成立温度及びそのときのガス利用率を求めることができる。
【0078】
LLCを使って燃料電池の温度をコントロールすることを考えると、ある運転圧力とガス利用率のもとで、燃料電池内で水バランスを成立させるためには、LLCで燃料電池の出口37のガス温度(以下「ガス出口温度」という)をある温度にまで冷やす必要がある。例えば、図11に示したLLCプレート25を使用して、そのLLC流路113を流れるLLCによって燃料電池から排出されるガスの温度を制御する。ただし、熱交換効率の関係で、ガス出口温度をLLCの入口温度以下に冷やすことはできないので、LLCの入口温度を水バランス成立温度よりも低い温度に設定する必要がある。
【0079】
ガス出口温度を水バランス成立温度とするためのLLC入口温度の値は、熱伝導率や流路形状など燃料電池に特有な特性で決まるので、あらかじめ、ガス出口温度に対するLLC入口温度の関係を用意しておき、これを参照することで求めることができる。
【0080】
このように、運転圧力とガス利用率とが決まれば、水バランスを成立させるためのガス出口温度が決まり、そのガス出口温度にするためのLLC入口温度が決定する。
【0081】
また、流路途中でのフラッディングを防止するためには、流路途中での温度も制御する必要があり、ガス流路のリターン部(連通路34)付近の温度を目標温度にする。このため、ガス流路のリターン部(連通路34)付近に配置されるLLC出口115で満たすべき温度が定まり、そのような温度にするためのLLC温度の温度勾配が必要となる。
【0082】
このように、フラッディングを防止しつつ、水バランスを成立させるためには、LLCの入口111及び出口115の温度を目標値に制御する必要があり、このため、燃料電池の発熱量とラジエータでの放熱量とを考慮して、所定のLLC入口111の温度と温度勾配とになるように、LLCの流量を制御する必要がある。
【0083】
図16は、ガス入口温度及びガス入口湿度に対するLLCの温度勾配の関係を示す線図である。横軸にガス入口温度、縦軸にガス入口湿度をとる。
【0084】
ガス入口温度が高いほど、ガス入口湿度が高いほど、LLCの温度勾配を大きくする。このように制御することによって、外気条件が変化した場合においても、確実にフラディングの発生を防止することができる。
【0085】
図17は、ガス利用率に対する温度勾配補正係数を示す線図である。横軸にガス利用率、縦軸に温度勾配補正係数をとる。
【0086】
図16ではガスの利用率が一定の場合で説明したが、ガスの利用率を変える場合には補正が必要にあり、図17にガス利用率に対する温度勾配補正係数を示した。
【0087】
ガス利用率が小さいほどガスは多くの水分量を気相で保持できるので、温度勾配を小さくすることができる。逆に、ガス利用率が大きいとガスが気相で保持できる水分量は少なくなるため、大きな温度勾配が必要になる。このような特性を考慮して、温度勾配補正係数で温度勾配を補正する。
【0088】
図18は、LLC流路を流れるトータルのLLC循環量に対する燃料電池セル内の温度勾配を示す線図である。横軸にLLC循環量、縦軸に温度勾配をとる。
【0089】
この図から目標とすべき温度勾配を達成するために必要となるLLC循環量を決定することができる。LLC循環量を少なくするほど、温度勾配を大きくすることができる。すなわち、LLC循環量が少ないほど、LLCが入口111から出口115に達するまでの温度変化が大きく、LLC循環量が多いほど、LLCが入口111から出口115に達するまでの温度変化が小さい。
【0090】
図19は、LLC温度とラジエータ放熱量との関係を示す線図である。横軸にLLC温度、縦軸にラジエータ放熱量をとる。
【0091】
この図19により、LLCの温度を前述のLLC入口温度にするために必要なラジエータ放熱量を求める。
【0092】
図20は、外気温度を一定とした場合にラジエータを通過するLLC量と、ラジエータが放熱する放熱量との関係を示す線図である。横軸にLLC量、縦軸に放熱量をとる。
【0093】
図1に示すシステムに置いて、ラジエータ18をバイパスして流れるLLC量が多くなり、ラジエータ18を通過するLLC量が小さくなるほど、ラジエータ18の放熱量は小さくなる。逆に、ラジエータ18をバイパスして流れるLLC量が少なくなり、ラジエータ18を通過するLLC量が多くなるほど、ラジエータ18の放熱量は大きくなる。したがって、ラジエータ18を通過するLLC量を制御することによって、ラジエータ18からの放熱量を制御することができ、運転条件によって変化する燃料電池本体11からの発熱量を適切に処理することができる。なお、ラジエータの放熱量は外気温度によって変わるので、図21により、外気温度に応じてラジエータ通過LLC量を補正する必要がある。
【0094】
図21は、外気温度に対するラジエータ通過LLC量補正係数の関係を示す線図である。横軸に外気温度、縦軸に補正係数をとる。
【0095】
上述の通り、ラジエータ18の放熱量は外気温度によって変動するので、この図21で求めた補正係数によってラジエータ通過LLC量を補正する必要がある。
【0096】
図22は、第5実施形態の制御を示すフローチャートである。
【0097】
始めに、ステップ(以下「S」と表記する)1において、外気温度を温度計で測定する。
【0098】
S2において、ガス入口湿度を湿度計で測定する。
【0099】
S3において、運転圧力(=ガス圧力)を圧力計又は圧力弁の開度で測定する。
【0100】
S4において、ガス供給量を流量計又はブロア出力で測定する。
【0101】
S5において、電流値を電流計で測定する。
【0102】
S6において、S5で測定した電流値からガス利用量を算出する。
【0103】
S7において、ガス利用率を算出する。具体的には、ガス利用率=ガス利用量(S6の算出値)/ガス供給量(S4の測定量)で算出できる。
【0104】
S8において、運転圧力(S3の測定値)とガス利用率(S7の算出値)とを図15に適用して水バランス成立温度を算出する。
【0105】
S9において、燃料電池特性に基づいて、水バランス成立温度(S8の算出値)からLLC入口温度を算出する。
【0106】
S10において、ガス入口温度(=水バランス成立温度(S8の算出値))とガス入口湿度(S2の測定値)とを図16に適用してLLC温度勾配を算出する。
【0107】
S11において、ガス利用率(S7の算出値)を図17に適用してLLC温度勾配補正係数を算出し、LLC温度勾配(S10の算出値)を補正する。
【0108】
S12において、補正されたLLC温度勾配を図18に適用してLLC循環量を算出する。
【0109】
S13において、LLC入口温度(S9の算出値)を図19に適用してラジエータ放熱量を算出する。
【0110】
S14において、ラジエータ放熱量(S13の算出値)を図20に適用してラジエータ通過LLC量を算出する。
【0111】
S15において、外気温度(S1の測定値)を図21に適用してラジエータ通過LLC量補正係数を算出して、ラジエータ通過LLC量(S14の算出値)を補正する。
【0112】
S16において、ラジエータ通過LLC量(S15の補正値)に基づいて、ポンプ15(図1参照)の出力及びバイパスバルブ19(図1参照)の開度を制御する。
【0113】
本実施形態によれば、LLC循環量とラジエータを通過するLLC量とを制御することによってラジエータ18からの放熱量を適切にコントロールすることができる。これによって、LLCの入口111及び出口115の温度を制御することができ、カソードBPP24を流れるガス温度をコントロールすることが可能になり、流路中でフラッディングが発生することを防止しつつ、燃料電池内の水バランスを成立させることができる。
【0114】
また、ガスの含むことのできる蒸気量を、生成水の累積に合わせて増加させることになるので、反応面ガス流路33内で水が液化するのを防ぐことができる。また、ガス入口部31とガス出口部37とが近接する場合、下流(裏面ガス流路35)で水の液化が進み、ガス入口部31への水の供給力が向上する。
【0115】
さらに、ガスの状態あるいは水の生成に合わせ、反応面ガス流路33内で水が過剰に液化するのをきめ細かく防ぐことができる。
【0116】
(第6実施形態)
図23は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第6実施形態のセル構成を示す側断面図である。
【0117】
なお、本実施形態のシステム構成図は第1実施形態の図1と同じであるため省略する。
【0118】
第6実施形態は、燃料電池セルを構成するバイポラプレート(BPP)に水を透過しないソリッドタイプのBPPを用いつつ、水バランスが成立するような流路としたことを特徴とする。
【0119】
単セル20は、MEA21と、GDL22と、アノードBPP23と、カソードBPP24と、LLCプレート25とを有する。なお、本実施形態においては、アノードBPP及びカソードBPPはともにソリッドタイプのプレートである。
【0120】
図24は、第6実施形態のカソードBPPを示す図であり、図24(A)は表面図、図24(B)は図24(A)のB−B断面図である。
【0121】
図24には、カソードBPP24の流路形状を示す。カソードガスはガス入口部31から供給され、ガス入口マニホールド32を経由して、往路ガス流路33cに分岐して流れ、折返ガス流路33dで折り返して、復路ガス流路33eに流れる。その後、そのカソードガスは連通路34を経由してカソードBPP24の裏面に形成されたガス出口マニホールド36で合流させられ、ガス出口部37から排出される。
【0122】
図25は、第6実施形態の流路間の水の移動を示す平断面図である。
【0123】
前述したポーラスプレートと異なり、ソリッドプレート内では、水が移動することはできない。したがって、流路の下流で生成された余剰の液水は、GDL22を経由して流路上流側に戻る。LLCプレート25は、図11に示す流路と同じ流路のものを用いる。したがって、図24に示すカソードBPP24のガス流路では、LLC流路の入口側が配置されるガス入口マニホールド32及びガス出口マニホールド36側が低温となる。これに対して、LLC出口側に相当する折返ガス流路33dは高温である。したがって、往路ガス流路33cでは流れ方向に対して、温度が昇温していく。したがって、反応で生成された水は水蒸気圧の上昇によってガス中に取り込まれる。これに対して、流れ方向に対して温度が低下する復路ガス流路33eでは、飽和蒸気圧の低下によって、液相の水が生じる。ここで、図24に示すように、往路ガス流路33cが復路ガス流路33eに並行して隣接しているので、復路ガス流路33eで生成された余剰の水はポーラス構造であるGDL22を通って、水分が不足する往路ガス流路33cに移動する。
【0124】
また、本実施形態においても、第5実施形態と同様に、燃料電池内で水バランスが成立するようなLLC温度制御を行う。
【0125】
本実施形態によれば、上述したようなセルの構成、流路とすることによって、バイポーラプレートにソリッドプレートを用いた場合においても、流路中でのフラッディングを防止しつつ、燃料電池内の水バランスを成立させることができる。
【0126】
また、ガスの含むことのできる蒸気量を、生成水の累積に合わせて増加させることになるので、反応面ガス流路33内で水が液化するのを防ぐことができる。また、ガス入口部31とガス出口部37とが近接する場合、下流(裏面ガス流路35)で水の液化が進み、ガス入口部31への水の供給力が向上する。
【0127】
さらに、ガスの状態あるいは水の生成に合わせ、反応面ガス流路33内で水が過剰に液化するのをきめ細かく防ぐことができる。
【0128】
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
【0129】
例えば、第1〜5実施形態では、カソードBPPのみをポーラスタイプのバイポーラプレートとし、アノードBPPはソリッドタイプのプレートとしているが、アノードBPPのみをポーラスタイプとしたり、アノードBPP及びカソードBPPの両方をポーラスタイプとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの構成を示す図である。
【図2】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第1実施形態のセル構成を示す側断面図である。
【図3】ポーラスタイプのプレートであるカソードBPPの流路形状を示す図である。
【図4】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに使用する単セルの側断面図である。
【図5】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第2実施形態の単セルを示す側断面図である。
【図6】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第3実施形態の流路形状を示す図である。
【図7】第3実施形態のガス流路間のガス移動を示す平断面図である。
【図8】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第4実施形態のセル構成を示す側断面図である。
【図9】連通路として貫通孔を使用した場合(例えば、第2実施形態)の、ガス流量に対する反応面ガス流路と裏面ガス流路とのガス圧力差を示す線図である。
【図10】第4実施形態におけるガス流量に対するマニホールドの有効高さh及びそのときの差圧Pa−Pbを示す線図である。
【図11】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第5実施形態のLLCプレートを示す図である。
【図12】温度の対する飽和蒸気圧を示す線図である。
【図13】本実施形態のガス流路中の位置に対する相対湿度と水分量及び温度の関係を示す線図である。
【図14】燃料電池の運転圧力を一定にした場合のガス利用率に対する水バランス成立温度の関係を示す線図である。
【図15】運転圧力及びガス利用率に対する水バランス成立温度の関係を示す線図である。
【図16】ガス入口温度及びガス入口湿度に対するLLCの温度勾配の関係を示す線図である。
【図17】ガス利用率に対する温度勾配補正係数を示す線図である。
【図18】LLC流路を流れるトータルのLLC循環量に対する燃料電池セル内の温度勾配を示す線図である。
【図19】LLC温度とラジエータ放熱量との関係を示す線図である。
【図20】外気温度を一定とした場合にラジエータを通過するLLC量と、ラジエータが放熱する放熱量との関係を示す線図である。
【図21】外気温度に対するラジエータ通過LLC量補正係数の関係を示す線図である。
【図22】第5実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図23】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの第6実施形態のセル構成を示す側断面図である。
【図24】第6実施形態のカソードBPPを示す図である。
【図25】第6実施形態の流路間の水の移動を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 目標LLC入口温度算出手段
2 ガス流路温度勾配算出手段
3 流量制御手段
4 放熱量制御手段
10 制御ユニット
11 燃料電池本体
14 LLCタンク
18 ラジエータ
19 バイパスバルブ
20 単セル
21 膜・電極接合体(MEA)
22 ガス拡散層(GDL)
23 アノードバイポーラプレート;アノードBPP(セパレータ)
24 カソードバイポーラプレート;カソードBPP(セパレータ)
25 LLCプレート(セパレータ冷却手段)
31 ガス入口部
33 反応面ガス流路(第1のガス流路)
33a 第1反応面ガス流路(入口流路部)
33b 第2反応面ガス流路(出口流路部)
33c 往路ガス流路
33d 折返ガス流路(折返部)
33e 復路ガス流路
34 連通路(連通手段)
35 裏面ガス流路(第2のガス流路)
37 ガス出口部
81 連通マニホールド(連通手段)
82 差圧調整機構(圧力損失制御手段)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a polymer electrolyte fuel cell that converts chemical energy of a fuel into electric energy by using a membrane-electrode assembly in which electrode layers are arranged on both sides of an electrolyte layer of a polymer electrolyte membrane. .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A fuel cell system is a system for directly converting chemical energy of a fuel into electric energy. One of a pair of electrodes (an anode; an anode electrode) provided with an electrolyte membrane interposed therebetween is a fuel containing hydrogen. While supplying the gas, an oxygen-containing gas containing oxygen is supplied to the other electrode (cathode; cathode electrode), and the following electrochemical reaction generated on the surface of the pair of electrodes on the electrolyte membrane side is used to separate the electrodes from the electrodes. Extract electrical energy.
[0003]
Anode reaction: H 2 → 2H + + 2e − −−−− (1)
Cathode reaction: 2H + + 2e − + (1/2) O 2 → H 2 O −−−− (2)
As a method of supplying a fuel gas to the anode (anode electrode), a method of directly supplying a fuel from a hydrogen storage device (for example, a high-pressure gas tank, a liquefied hydrogen tank, a hydrogen storage alloy tank, etc.), a fuel containing hydrogen (for example, natural gas) , Methanol, gasoline, etc.), and a method of supplying a hydrogen-containing gas generated by the reforming. Air is generally used as a fuel gas supplied to the cathode (cathode electrode).
[0004]
As shown in equation (2), water is generated at the cathode during operation of the fuel cell. Further, a part of this water is diffused back from the cathode side to the anode side, and is also discharged from the anode side. At this time, if there is an area where water is excessively present in the flow path for supplying the fuel gas, liquid-phase water is generated, and flooding (pollution of water) occurs. As a result, gas supply is hindered, the performance of the cell is reduced, and the power generation capacity is reduced. Since this water is generated by the reaction as shown in the equation (2), the amount of water increases as the fuel gas flows from upstream to downstream in the fuel cell, so that flooding occurs near the fuel cell outlet. Cheap.
[0005]
In view of this, Japanese Patent Publication No. 9-511356 discloses a technique for preventing flooding by controlling the temperature distribution in a fuel cell. In this conventional technology, a gas flow and a coolant flow are used as co-flows, the temperature is increased from an inlet to an outlet of the gas to control the temperature distribution in the fuel cell, and generated water is taken into the gas as water vapor. To prevent flooding.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described related art, the temperature of the gas discharged from the fuel cell becomes high because the temperature of the gas is raised. For this reason, the amount of water discharged from the fuel cell to the outside increases, so that dry-out (dry state) easily occurs, and the water balance in the fuel cell is not established. Therefore, a water recovery device downstream of the fuel cell is required, and the system becomes complicated.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such conventional problems, and is a solid polymer type capable of preventing flooding (water clogging) and dryout (dry state) from occurring and generating electricity satisfactorily. It is intended to provide a fuel cell.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above problem by the following means. Note that, for easy understanding, reference numerals corresponding to the embodiments of the present invention are given, but the present invention is not limited thereto.
[0009]
The present invention provides a membrane / electrode assembly (21) in which electrode layers are arranged on both sides of an electrolyte layer of a solid polymer membrane, and separators (23, 24) arranged on both outer surfaces of the membrane / electrode assembly (21). ), Which are formed by stacking single cells (20) having the above-mentioned structure, and generate power by flowing a reaction gas through the separators (23, 24). At least one of the separators (24) forms a first gas flow path (33) through which a reaction gas can flow on the surface on the membrane / electrode assembly side, and the separator (24) on the membrane / electrode assembly side A porous type separator that forms a second gas flow path (35) through which the reaction gas flowing through the first gas flow path can flow on a surface opposite to the surface of the first gas flow path; Communication for communicating the gas flow path (33) and the second gas flow path (35) Characterized in that it comprises a step (34).
[0010]
[Action / Effect]
According to the present invention, by using a porous type separator, water liquefied on the downstream side flow path (second gas flow path) of the separator, that is, on the surface opposite to the surface on the membrane / electrode assembly side, The gas can be supplied to the gas flowing through the upstream flow path (first gas flow path) of the separator, that is, the reaction surface on the membrane / electrode assembly side, so that flooding downstream and dryout upstream can be prevented.
[0011]
In addition, since the amount of vapor that can be contained in the gas is increased in accordance with the accumulation of the generated water by using the porous type separator, it is possible to prevent the water from being liquefied in the upstream flow path. When the gas inlet and the gas outlet are close to each other, liquefaction of water proceeds downstream, and the power of supplying water to the gas inlet is improved.
[0012]
Furthermore, if a solid type separator is used, the amount of vapor that can be contained in the gas is increased in accordance with the accumulation of the generated water, so that water can be prevented from being liquefied in the upstream flow path. When the gas inlet and the gas outlet are close to each other, liquefaction of water proceeds downstream, and the power of supplying water to the gas inlet is improved.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings and the like.
(1st Embodiment)
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention, FIG. 1 (A) is a diagram showing a configuration of a control unit, and FIG. 1 (B) is a diagram showing a configuration of the entire system. is there.
[0014]
This embodiment is characterized by using a porous type bipolar plate and flowing gas on both the front and back surfaces of the bipolar plate to equalize the water content inside the cell and prevent flooding and dryout from occurring. Things.
[0015]
As shown in FIG. 1 (B), the polymer electrolyte fuel cell system of the present invention includes a fuel cell main body 11, a
[0016]
The operation state of this fuel cell system is controlled by the
[0017]
In the present embodiment, the porous bipolar plate is used only on the cathode side, but may be used only on the anode side or on both the anode side and the cathode side.
[0018]
FIG. 2 is a side sectional view showing the cell configuration of the first embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
[0019]
The
[0020]
In this embodiment, only the cathode BPP24 is a porous type bipolar plate and the anode BPP23 is a solid type plate. Good.
[0021]
3A and 3B are diagrams showing the flow path shape of a cathode BPP which is a porous type plate. FIG. 3A is a surface view, and FIG. 3B is FIG. 3A (or FIG. 3C). 3 (C) is a back view.
[0022]
The cathode gas passes from the
[0023]
FIG. 4 is a side sectional view of a single cell used in the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention, and arrows in the figure indicate water movement in the cell.
[0024]
Next, the movement of water in the cathode plate, which is a porous plate, will be described.
[0025]
In the present embodiment, the
[0026]
Since the
[0027]
If the dry gas flows into the stack when the outside air is dry, the moisture in the film evaporates to humidify the gas, so dry-out (dry state) is likely to occur near the inlet in the cell. According to the present embodiment, the gas cooled on the LLC side of the porous type plate is condensed, and the condensed water can move freely in the porous plate. Move to (dry part). Therefore, the humidity distribution in the cell can be kept uniform.
[0028]
As described above, according to the present embodiment, since the porous type separator (the
[0029]
In addition, since the back surface of the
[0030]
Further, since the reaction surface
[0031]
Further, since the through hole formed in the
[0032]
(2nd Embodiment)
FIG. 5 is a side sectional view showing a single cell of the second embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention, and is a view corresponding to FIG. 4 of the first embodiment.
[0033]
In the following embodiments, portions that perform the same functions as those in the above-described first embodiment will be denoted by the same reference numerals, and redundant description will be omitted as appropriate. Further, the system configuration diagram of the present embodiment is the same as that of FIG.
[0034]
The
[0035]
That is, in the
[0036]
Since the surface of the
[0037]
As described above, according to the present embodiment, since the cross-sectional area of the hole of the
[0038]
Further, it is not necessary to provide the pressure setting means as an external device.
[0039]
(Third embodiment)
FIG. 6 is a view showing a flow channel shape of the third embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention, and is a view corresponding to FIG. 3 of the first embodiment. 6A is a front view, FIG. 6B is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. 6A (or FIG. 6C), and FIG. 6C is a rear view.
[0040]
In the present embodiment, the shape of the gas flow path of the
[0041]
The third embodiment is characterized in that, in the reaction surface gas flow path formed on the surface of the cathode BPP, the gas moves between adjacent flow paths in the first embodiment (FIG. 3). That is, in the present embodiment, the
[0042]
The gas flowing from the
[0043]
FIG. 7 is a plan sectional view showing gas movement between gas flow paths according to the third embodiment.
[0044]
The gas moving from the first reaction
[0045]
As described above, according to the present embodiment, since the cathode gas flows through the
[0046]
(Fourth embodiment)
FIG. 8 is a side sectional view showing a cell configuration of a fourth embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention, and is a view corresponding to FIG. 2 of the first embodiment.
[0047]
Note that the system configuration diagram of the present embodiment is the same as that of FIG.
[0048]
This embodiment differs from the first embodiment in the shape of the communication path of the
[0049]
In the first embodiment, the reaction surface
[0050]
FIG. 9 is a diagram illustrating a gas pressure difference between the reaction surface gas flow path and the back surface gas flow path with respect to the gas flow rate when a through hole is used as the communication path (for example, the second embodiment). The horizontal axis represents the gas flow rate, and the vertical axis represents the gas pressure difference.
[0051]
Although the gas flow rate increases as the load on the fuel cell increases, it can be seen from FIG. 9 that the pressure difference increases as the gas flow rate increases, and that the pressure difference decreases as the gas flow rate decreases. As described above, when the gas flow rate is small, the pressure difference is small, so that the water drainage effect on the reaction surface
[0052]
FIG. 10 is a diagram showing the effective height h of the manifold and the differential pressure Pa-Pb at that time with respect to the gas flow rate in the fourth embodiment. The horizontal axis indicates the gas flow rate, the left vertical axis indicates the effective height h, and the right vertical axis indicates the differential pressure Pa-Pb.
[0053]
In the present embodiment, the differential pressure can be controlled by adjusting the effective height of the
[0054]
It can be seen from FIG. 10 that when the gas flow rate is reduced (that is, when the load on the fuel cell is reduced), the differential pressure Pa-Pb can be kept constant by reducing the effective height h of the manifold. I understand. That is, when the gas flow rate is changed, the differential pressure Pa-Pb can be kept constant by appropriately adjusting the effective height h of the manifold in accordance with the change.
[0055]
As described above, according to the present embodiment, since the gas pressure difference Pa-Pb between the flow paths can be kept constant regardless of the flow rate, flooding can be always prevented from occurring.
[0056]
Further, the structure of the separator (cathode BPP) can be simplified. Further, the generated water generated on the reaction surface can be once made uniform and introduced to the back surface.
[0057]
Further, the pressure difference between the reaction
[0058]
Furthermore, the pressure difference can be kept constant irrespective of the load (flow rate), and the discharge of generated water generated on the reaction surface side to the back surface can be maintained.
[0059]
(Fifth embodiment)
FIG. 11 is a view showing an LLC plate of a fifth embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
[0060]
Note that the system configuration, cell configuration, and cathode plate shape of the present embodiment are the same as those of the first embodiment, and are the same as those in FIGS.
[0061]
The fifth embodiment is different from the first embodiment in that a temperature gradient is provided in the flow direction of the gas flow path, the amount of water generated inside the fuel cell It is characterized in that control is performed so as to achieve a balance with the amount of water taken out.
[0062]
The
[0063]
FIG. 12 is a diagram showing the saturated vapor pressure with respect to the temperature. The horizontal axis represents temperature, and the vertical axis represents saturated vapor pressure.
[0064]
It can be seen from FIG. 12 that the saturated vapor pressure rapidly increases as the temperature increases. This indicates that the higher the temperature of the gas, the more the gas can retain moisture in a gaseous state. Conversely, if the temperature decreases, the gas cannot retain moisture in a gaseous state, and the water condenses and liquefies.
[0065]
FIG. 13 is a diagram showing the relationship between the relative humidity, the amount of water, and the temperature with respect to the position in the gas flow channel according to the present embodiment. The horizontal axis indicates the position in the gas flow path, the left vertical axis indicates the relative humidity, and the right vertical axis indicates the moisture content and the temperature.
[0066]
As described above, on the surface of the
[0067]
On the back surface of the
[0068]
As described above, according to the present embodiment, the occurrence of flooding in the reaction surface
[0069]
FIG. 14 is a graph showing the relationship between the water utilization rate and the gas utilization rate when the operating pressure of the fuel cell is kept constant. The horizontal axis shows the gas utilization rate, and the vertical axis shows the temperature at which water balance is established.
[0070]
In the fuel cell, water is generated by the reaction as described above, and a gas holding the water as water vapor is discharged. Therefore, for example, when there is no humidifier upstream of the fuel cell and dry gas flows into the fuel cell, if the temperature of the gas discharged from the fuel cell is high, water more than the generated water is carried away by the discharged gas. Will be.
[0071]
In such a state, if water more than the generated water is carried away by the exhaust gas, the water in the fuel cell decreases and dryout occurs.
[0072]
In order to prevent such a situation from occurring, it is important to establish a balance (water balance) between the amount of water generated inside the fuel cell main body and the amount of water taken out of the fuel cell main body. If water balance cannot be established in the fuel cell, a water recovery device is installed downstream of the fuel cell to collect water, and if water in the fuel cell runs short, this recovered water is used. It is necessary to humidify the gas flowing into the fuel cell. As described above, when water balance cannot be established in the fuel cell, the system becomes complicated.
[0073]
When the operating pressure of the fuel cell is fixed, whether or not this water balance is established is determined by the relationship between the gas temperature at the fuel cell outlet and the gas utilization rate, and this relationship is shown in FIG. The water balance establishment temperature refers to a gas temperature at the fuel cell outlet discharged from the fuel cell when the water balance is established.
[0074]
As shown in FIG. 14, the temperature at which the water balance is established is a function of the gas utilization rate. When the gas utilization rate is high, the amount of exhaust gas decreases, so that the amount of water carried by the gas decreases, and the temperature at which water balance is established increases. Conversely, when the gas utilization rate is low, the amount of exhaust gas increases, so that the amount of water carried by the gas increases, and the temperature at which water balance is established decreases.
[0075]
FIG. 15 is a graph showing the relationship between the operating pressure and the gas utilization rate and the water balance establishment temperature. The horizontal axis indicates the operating pressure, and the vertical axis indicates the gas utilization rate.
[0076]
FIG. 15 shows the relationship between the operating pressure and the gas utilization rate and the temperature at which the water balance is established based on the above-described relationship.
[0077]
The higher the operating pressure (ie, the gas pressure at the time of operation), the smaller the amount of water carried by the gas, and thus the higher the water balance establishment temperature. Therefore, the higher the operating pressure and the higher the gas utilization rate, the higher the water balance establishment temperature. Thus, in FIG. 15, the water balance establishment temperature is higher in the upper right diagram, and the water balance establishment temperature is lower in the lower left diagram. Using FIG. 15, it is possible to obtain a water balance establishment temperature and a gas utilization rate at that time for establishing a water balance when the operating pressure of the fuel cell is changed.
[0078]
Considering the use of LLC to control the temperature of the fuel cell, in order to establish a water balance in the fuel cell under a certain operating pressure and gas utilization rate, the gas at the
[0079]
Since the value of the LLC inlet temperature for setting the gas outlet temperature to the temperature at which the water balance is established is determined by characteristics specific to the fuel cell, such as the thermal conductivity and the flow path shape, the relationship between the gas outlet temperature and the LLC inlet temperature is prepared in advance. It can be determined by referring to this.
[0080]
Thus, when the operating pressure and the gas utilization rate are determined, the gas outlet temperature for establishing the water balance is determined, and the LLC inlet temperature for achieving the gas outlet temperature is determined.
[0081]
Further, in order to prevent flooding in the middle of the flow path, it is necessary to control the temperature in the middle of the flow path, and the temperature near the return portion (communication path 34) of the gas flow path is set to the target temperature. For this reason, the temperature to be satisfied at the
[0082]
As described above, in order to establish water balance while preventing flooding, it is necessary to control the temperatures of the
[0083]
FIG. 16 is a diagram showing the relationship between the LLC temperature gradient and the gas inlet temperature and the gas inlet humidity. The horizontal axis indicates the gas inlet temperature, and the vertical axis indicates the gas inlet humidity.
[0084]
The higher the gas inlet temperature and the higher the gas inlet humidity, the greater the LLC temperature gradient. By performing such control, even when the outside air condition changes, the occurrence of flooding can be reliably prevented.
[0085]
FIG. 17 is a diagram showing a temperature gradient correction coefficient with respect to a gas utilization rate. The horizontal axis represents the gas utilization rate, and the vertical axis represents the temperature gradient correction coefficient.
[0086]
FIG. 16 illustrates the case where the gas utilization rate is constant. However, when the gas utilization rate is changed, correction is required. FIG. 17 shows a temperature gradient correction coefficient for the gas utilization rate.
[0087]
The smaller the gas utilization rate, the more the gas can hold a large amount of water in the gas phase, so that the temperature gradient can be reduced. Conversely, when the gas utilization rate is high, the amount of water that the gas can hold in the gas phase decreases, and a large temperature gradient is required. In consideration of such characteristics, the temperature gradient is corrected by the temperature gradient correction coefficient.
[0088]
FIG. 18 is a diagram showing a temperature gradient in the fuel cell unit with respect to a total LLC circulation amount flowing through the LLC flow channel. The horizontal axis indicates the LLC circulation amount, and the vertical axis indicates the temperature gradient.
[0089]
From this figure, it is possible to determine the LLC circulation amount required to achieve the target temperature gradient. As the LLC circulation amount is reduced, the temperature gradient can be increased. That is, the smaller the LLC circulation amount, the larger the temperature change from when the LLC reaches the
[0090]
FIG. 19 is a diagram showing the relationship between the LLC temperature and the radiator heat dissipation. The horizontal axis indicates the LLC temperature, and the vertical axis indicates the radiator heat dissipation.
[0091]
From FIG. 19, a radiator heat radiation amount required to bring the LLC temperature to the above-mentioned LLC inlet temperature is obtained.
[0092]
FIG. 20 is a graph showing the relationship between the amount of LLC passing through the radiator and the amount of heat radiated by the radiator when the outside air temperature is constant. The horizontal axis indicates the amount of LLC, and the vertical axis indicates the amount of heat radiation.
[0093]
In the system shown in FIG. 1, the amount of LLC flowing bypassing the
[0094]
FIG. 21 is a diagram showing the relationship between the outside air temperature and the radiator passing LLC amount correction coefficient. The horizontal axis represents the outside air temperature, and the vertical axis represents the correction coefficient.
[0095]
As described above, since the heat radiation amount of the
[0096]
FIG. 22 is a flowchart illustrating the control according to the fifth embodiment.
[0097]
First, in step (hereinafter referred to as "S") 1, the outside air temperature is measured with a thermometer.
[0098]
In S2, the gas inlet humidity is measured with a hygrometer.
[0099]
In S3, the operating pressure (= gas pressure) is measured by the opening of a pressure gauge or a pressure valve.
[0100]
In S4, the gas supply amount is measured with a flow meter or a blower output.
[0101]
In S5, the current value is measured with an ammeter.
[0102]
In S6, the gas usage is calculated from the current value measured in S5.
[0103]
In S7, the gas utilization rate is calculated. Specifically, it can be calculated as gas utilization rate = gas utilization amount (calculated value of S6) / gas supply amount (measured amount of S4).
[0104]
In S8, the operating pressure (the measured value in S3) and the gas utilization rate (the calculated value in S7) are applied to FIG. 15 to calculate the temperature at which the water balance is established.
[0105]
In S9, the LLC inlet temperature is calculated from the water balance establishment temperature (the calculated value in S8) based on the fuel cell characteristics.
[0106]
In S10, the LLC temperature gradient is calculated by applying the gas inlet temperature (= water balance establishment temperature (calculated value of S8)) and the gas inlet humidity (measured value of S2) to FIG.
[0107]
In S11, an LLC temperature gradient correction coefficient is calculated by applying the gas utilization rate (the calculated value in S7) to FIG. 17, and the LLC temperature gradient (the calculated value in S10) is corrected.
[0108]
In S12, the corrected LLC temperature gradient is applied to FIG. 18 to calculate the LLC circulation amount.
[0109]
In S13, the radiator heat release amount is calculated by applying the LLC inlet temperature (the calculated value in S9) to FIG.
[0110]
In S14, the radiator heat dissipation amount (the calculated value in S13) is applied to FIG. 20 to calculate the radiator passing LLC amount.
[0111]
In S15, the radiator passing LLC amount correction coefficient is calculated by applying the outside air temperature (the measured value of S1) to FIG. 21, and the radiator passing LLC amount (the calculated value of S14) is corrected.
[0112]
In S16, the output of the pump 15 (see FIG. 1) and the opening of the bypass valve 19 (see FIG. 1) are controlled based on the radiator passing LLC amount (correction value in S15).
[0113]
According to the present embodiment, the amount of heat radiated from the
[0114]
In addition, since the amount of vapor that can be contained in the gas is increased in accordance with the accumulation of the generated water, the liquefaction of water in the reaction surface
[0115]
Further, in accordance with the state of the gas or the generation of water, excessive liquefaction of water in the reaction surface
[0116]
(Sixth embodiment)
FIG. 23 is a side sectional view showing the cell configuration of the sixth embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
[0117]
Note that the system configuration diagram of the present embodiment is the same as that of FIG.
[0118]
The sixth embodiment is characterized in that a water-permeable solid-type BPP is used for a bipolar plate (BPP) constituting a fuel cell, and the flow path is such that a water balance is established.
[0119]
The
[0120]
FIG. 24 is a diagram illustrating a cathode BPP according to the sixth embodiment. FIG. 24A is a front view, and FIG. 24B is a cross-sectional view taken along line BB of FIG.
[0121]
FIG. 24 shows a channel shape of the
[0122]
FIG. 25 is a plan sectional view illustrating movement of water between flow paths according to the sixth embodiment.
[0123]
Unlike the porous plate described above, water cannot move within the solid plate. Therefore, excess liquid water generated downstream of the flow path returns to the upstream side of the flow path via the
[0124]
Also in this embodiment, similarly to the fifth embodiment, LLC temperature control is performed so that water balance is established in the fuel cell.
[0125]
According to the present embodiment, by using the above-described cell configuration and flow path, even when a solid plate is used for the bipolar plate, flooding in the flow path is prevented and water in the fuel cell is prevented. A balance can be established.
[0126]
In addition, since the amount of vapor that can be contained in the gas is increased in accordance with the accumulation of the generated water, the liquefaction of water in the reaction surface
[0127]
Further, in accordance with the state of the gas or the generation of water, excessive liquefaction of water in the reaction surface
[0128]
Without being limited to the embodiments described above, various modifications and changes can be made within the scope of the technical idea, and it is apparent that they are equivalent to the present invention.
[0129]
For example, in the first to fifth embodiments, only the cathode BPP is a porous type bipolar plate and the anode BPP is a solid type plate. It may be a type.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing the cell configuration of the first embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a flow path shape of a cathode BPP which is a porous plate.
FIG. 4 is a side sectional view of a single cell used in the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 5 is a side sectional view showing a single cell of a second embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 6 is a view showing a flow channel shape in a third embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 7 is a plan sectional view showing gas movement between gas passages according to a third embodiment.
FIG. 8 is a side sectional view showing a cell configuration of a fourth embodiment of a polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a gas pressure difference between a reaction surface gas flow path and a back surface gas flow path with respect to a gas flow rate when a through hole is used as a communication path (for example, the second embodiment).
FIG. 10 is a diagram showing an effective height h of a manifold and a differential pressure Pa-Pb at that time with respect to a gas flow rate in a fourth embodiment.
FIG. 11 is a view showing an LLC plate according to a fifth embodiment of the polymer electrolyte fuel cell system according to the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a saturated vapor pressure with respect to a temperature.
FIG. 13 is a diagram showing a relationship between relative humidity, water content, and temperature with respect to a position in a gas flow channel according to the present embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing the relationship between the gas utilization rate and the temperature at which the water balance is established when the operating pressure of the fuel cell is kept constant.
FIG. 15 is a diagram illustrating a relationship between a water balance establishment temperature and an operating pressure and a gas utilization rate.
FIG. 16 is a diagram showing a relationship between LLC temperature gradient and gas inlet temperature and gas inlet humidity.
FIG. 17 is a diagram illustrating a temperature gradient correction coefficient with respect to a gas utilization rate.
FIG. 18 is a diagram showing a temperature gradient in a fuel cell unit with respect to a total LLC circulation amount flowing through an LLC channel.
FIG. 19 is a diagram showing a relationship between LLC temperature and radiator heat dissipation.
FIG. 20 is a graph showing the relationship between the amount of LLC passing through the radiator and the amount of heat released by the radiator when the outside air temperature is constant.
FIG. 21 is a diagram showing a relationship between a radiator passing LLC amount correction coefficient and an outside air temperature.
FIG. 22 is a flowchart illustrating control according to the fifth embodiment.
FIG. 23 is a side sectional view showing a cell configuration of a polymer electrolyte fuel cell system according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a view showing a cathode BPP according to a sixth embodiment.
FIG. 25 is a plan sectional view showing movement of water between flow paths according to a sixth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Target LLC inlet temperature calculating means
2 Gas flow path temperature gradient calculation means
3 Flow control means
4 Radiation control means
10 control unit
11 Fuel cell body
14 LLC tank
18 Radiator
19 Bypass valve
20 single cells
21 Membrane and electrode assembly (MEA)
22 Gas diffusion layer (GDL)
23 anode bipolar plate; anode BPP (separator)
24 Cathode bipolar plate; Cathode BPP (separator)
25 LLC plate (separator cooling means)
31 Gas inlet
33 Reaction surface gas flow path (first gas flow path)
33a 1st reaction surface gas flow path (inlet flow path section)
33b 2nd reaction surface gas flow path (outlet flow path section)
33c Outbound gas flow path
33d folded gas flow path (turned part)
33e Return gas flow path
34 communication passage (communication means)
35 Back gas flow path (second gas flow path)
37 Gas outlet
81 Communication manifold (communication means)
82 Differential pressure adjusting mechanism (pressure loss control means)
Claims (21)
前記単セルのセパレータのうち少なくともいずれか一方のセパレータは、前記膜・電極接合体側の面に前記反応ガスを通流可能な第1のガス流路を形成し、前記膜・電極接合体側の面と反対側の面に前記反応ガスを通流可能な第2のガス流路を形成するポーラスタイプのセパレータであり、
前記第1のガス流路及び第2のガス流路を連通する連通手段を備える
ことを特徴とする固体高分子型燃料電池。The separator is formed by laminating a single cell having a membrane / electrode assembly in which electrode layers are arranged on both sides of an electrolyte layer of a solid polymer membrane, and separators arranged on both outer surfaces of the membrane / electrode assembly. A polymer electrolyte fuel cell that generates power by flowing a reaction gas through it,
At least one of the separators of the single cell forms a first gas flow path through which the reaction gas can flow on a surface on the membrane / electrode assembly side, and a surface on the membrane / electrode assembly side. A porous type separator that forms a second gas flow path through which the reaction gas can flow on the surface on the side opposite to
A polymer electrolyte fuel cell, comprising: communication means for communicating the first gas flow path and the second gas flow path.
ことを特徴とする請求項1に記載の固体高分子型燃料電池。The first gas flow path is upstream and the second gas flow path is downstream, and the reactant gas flows through the first gas flow path and then flows through the second gas flow path. The polymer electrolyte fuel cell according to claim 1, wherein:
前記第1のガス流路に前記反応ガスを供給するガス入口部と、前記第2のガス流路から前記反応ガスを排出するガス出口部とを前記セパレータの表裏で近接するように設けた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体高分子型燃料電池。The first gas flow path and the second gas flow path are adjacent to each other on both sides of the separator,
A gas inlet for supplying the reaction gas to the first gas flow path and a gas outlet for discharging the reaction gas from the second gas flow path are provided so as to be close to each other on the front and back of the separator. The polymer electrolyte fuel cell according to claim 1, wherein:
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。The first gas flow path has an inlet flow path for supplying the reaction gas at one end and an inlet flow path part closed at the other end, and a communication path closed at one end and connected to the communication means at the other end. The polymer electrolyte fuel cell according to any one of claims 1 to 3, further comprising a connection flow path.
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。The pressure of the gas flowing through the first gas flow path is set to be higher than the pressure of the gas flowing through the second gas flow path. Item 8. The polymer electrolyte fuel cell according to item 1.
ことを特徴とする請求項5に記載の固体高分子型燃料電池。6. A pressure difference between a pressure of a gas flowing through the first gas flow path and a pressure of a gas flowing through the second gas flow path is caused by a pressure loss of the communication means. 9. The polymer electrolyte fuel cell according to item 1.
ことを特徴とする請求項6に記載の固体高分子型燃料電池。The polymer electrolyte fuel cell according to claim 6, further comprising pressure loss control means for controlling a pressure loss of the communication means.
ことを特徴とする請求項7に記載の固体高分子型燃料電池。The polymer electrolyte fuel cell according to claim 7, wherein the pressure loss control means controls a pressure loss according to a load of the fuel cell.
ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。The polymer electrolyte fuel cell according to any one of claims 1 to 8, wherein the communication means is a through hole penetrating the separator.
ことを特徴とする請求項9に記載の固体高分子型燃料電池。10. The polymer electrolyte fuel cell according to claim 9, wherein a cross-sectional area of the through hole is smaller than a cross-sectional area of the first gas flow path.
ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。The said communication means is an external manifold which connects the said 1st gas flow path and the 2nd gas flow path outside the said separator, The Claim 1 characterized by the above-mentioned. Polymer electrolyte fuel cell.
ことを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。The average temperature of the first gas flow path is higher than the average temperature of the second gas flow path, according to any one of claims 1 to 11, wherein: Solid polymer fuel cell.
ことを特徴とする請求項12に記載の固体高分子型燃料電池。13. The polymer electrolyte fuel cell according to claim 12, further comprising a separator cooling unit configured to cool the one separator from the second gas flow path.
ことを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。14. The temperature of the first gas flow path is increased along the flow path from the gas inlet to at least a part of the flow path. The polymer electrolyte fuel cell according to any one of the above items.
ことを特徴とする請求項14に記載の固体高分子型燃料電池。15. The method according to claim 14, wherein the temperature of the reaction gas discharged from the gas outlet of the second gas flow path is determined based on at least one of an operating pressure and a gas utilization rate. Solid polymer fuel cell.
ことを特徴とする請求項15に記載の固体高分子型燃料電池。The temperature gradient of the reaction gas supplied from the gas inlet of the first gas flow path is determined based on at least one of the temperature of the gas inlet and the humidity of the gas inlet. The polymer electrolyte fuel cell according to claim 15.
ことを特徴とする請求項16に記載の固体高分子型燃料電池。17. The solid polymer according to claim 16, wherein a temperature gradient of a reaction gas supplied from a gas inlet of the first gas flow path is corrected according to a gas utilization rate of a fuel cell. Type fuel cell.
前記単セルのセパレータのうち少なくともいずれか一方のセパレータは、前記膜・電極接合体側の面に、前記反応ガスを供給するガス入口部と連通する往路ガス流路と、その往路ガス流路と並行であって、折返部を介してその往路ガス流路と連接し、その折返部の反対側から前記反応ガスを排出する復路ガス流路とを形成するソリッドタイプのセパレータであり、
前記ガス入口部から前記折返部に向かって少なくともそのガス入口部から折返部までの一部分までは温度が上昇するように温度勾配を与えた
ことを特徴とする固体高分子型燃料電池。The separator is formed by laminating a single cell having a membrane / electrode assembly in which electrode layers are arranged on both sides of an electrolyte layer of a solid polymer membrane, and separators arranged on both outer surfaces of the membrane / electrode assembly. A polymer electrolyte fuel cell that generates power by flowing the reaction gas to
At least one of the separators of the single-cell separator, on the surface on the membrane-electrode assembly side, a forward gas flow path that communicates with a gas inlet that supplies the reaction gas, and parallel to the forward gas flow path It is a solid type separator that is connected to the outward gas flow path through the turn-back part and forms a return gas flow path for discharging the reaction gas from the opposite side of the turn-back part,
A polymer electrolyte fuel cell, wherein a temperature gradient is applied from the gas inlet to the turn-back portion so that the temperature rises at least at a portion from the gas inlet to the turn-back portion.
ことを特徴とする請求項18に記載の固体高分子型燃料電池。19. The solid polymer type according to claim 18, wherein the temperature of the gas at the gas outlet of the second gas flow path is determined based on at least one of an operating pressure and a gas utilization rate. Fuel cell.
ことを特徴とする請求項19に記載の固体高分子型燃料電池。20. The method according to claim 19, wherein the temperature gradient of the reaction gas supplied from the gas inlet of the first gas flow path is determined based on at least one of the gas inlet temperature and the gas inlet humidity. The polymer electrolyte fuel cell according to the above.
ことを特徴とする請求項20に記載の固体高分子型燃料電池。21. The solid polymer according to claim 20, wherein a temperature gradient of a reaction gas supplied from a gas inlet of the first gas flow path is corrected according to a gas utilization rate of a fuel cell. Type fuel cell.
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