JP2004028160A - Rod seal structure for hydraulic cylinder - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダに対してピストンロッドを密封支持するUパッキンを備えた油圧シリンダのロッドシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧シリンダとしては、例えば、図3,図4に示すものがあるが、この油圧シリンダは、両端が塞がれたシリンダ1内に二つの油室2,3を区画するピストン4を移動自在に設け、このピストン4が一端に取付けられたピストンロッド5を前記シリンダ1に貫通させるとともに、このシリンダ1におけるピストンロッド5の貫通部にはピストンロッド5を油密的にかつ摺動可能に支持するロッドシール6が設けられている。
【0003】
又、前記シリンダ1には油室2,3に連通する油路7,8がそれぞれ設けられ、外部の図示しない油圧源からの油圧を油路7を介して油室2に供給するとともに、油室3を油路8を介して図示しない外部のタンクに連通することで、ピストンロッド5を収縮させる一方、前記油圧源からの油圧を油路8を介して油室3に供給するとともに、油室2を油路7を介して外部のタンクに連通することで、ピストンロッド5を伸長させるようになっている。
【0004】
ところで、シリンダ1におけるピストンロッド5の貫通孔9内周には、図4に示すように、二本の環状溝10,11と、シリンダ1の外側に臨む環状切欠部12とが直列に設けられている。
【0005】
この環状溝10,11内及び環状切欠部12内には上記のロッドシール6、即ち、油室側の環状溝10内にはウレタン樹脂等からなる第一のUパッキン13が、また、大気側の環状溝11内には同じくウレタン樹脂等からなる第二のUパッキン14が、そして、環状切欠部12内にはワイパーシール15がそれぞれ挿着されている。
【0006】
前記第一のUパッキン13は、シャープな突端縁となるように形成されたリップ部13aを有しており、油室2側が高圧になった場合にこのリップ部13aの背面側が貫通孔9内に食い込むのを阻止するように、このリップ部13aを補強するナイロン樹脂等よりなるバックアップ部材16が隣接配置されている。
【0007】
前記第二のUパッキン14は、同じくシャープな突端縁となるように形成されたリップ部14aを有しており、油室2側が高圧になった場合にこのリップ部14aの背面側が貫通孔9内に食い込むのを阻止するように、この第二のUパッキン14を補強するナイロン樹脂等よりなるバックアップ部材17が隣接配置されている。
【0008】
前記ワイパーシール15は、外部に臨むダストリップ部15aと、内側に臨むオイルリップ部15bとを備え、金属製の芯金18と一体的に形成されるとともに、この芯金18が前記環状切欠部12に嵌着されている。
【0009】
上記のように構成されたロッドシール構造では、特に油室2側が高圧となった場合、バファシールとして機能する第一のUパッキン13がリップ部13aのシャープな突端縁で貫通孔9とピストンロッド5との隙間を通してシリンダ1の外へ移動しようとする作動油をカットして第二のUパッキン14側へ漏れるのを防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構造の油圧シリンダのロッドシール構造にあっては、第一のUパッキン13のリップ部13aをシャープな突端縁とし、この突端縁をピストンロッドの外周に摺接することで、ピストンロッド5の外周面に付着した油膜をカットするので、リップ部13aの成形不良等の原因によって前記リップ部13aがシャープな突端縁とならない場合には、上記の油膜カット作用が充分になされない場合が想定される。
【0011】
この場合には、ピストンロッド5の伸長行程において第一のUパッキン13でカットされなかった作動油は第一のUパッキン13と第二のUパッキン14との間に形成される空間部Sに侵入し、その後、ピストンロッド5の圧縮行程において前記バックアップ部材16のピストンロッド5との摺接部分で再びカットされるので、上記の空間部S内に溜まることが考えられる。
【0012】
そして、ピストンロッドの伸縮動作の繰り返しにより、この空間部Sが上記の作動油でいっぱいに満たされると、それ以降は、この空間部Sの圧力が急激に上昇し、その圧力で上記の第一又は第二のUパッキン13、14を損傷させたり、外部への作動油漏れを生じさせたりしてシール構造自体の寿命を短くする虞がある。
【0013】
特に、上記のロッドシール構造にあっては、バックアップ部材16が大きな接触面積を持ってピストンロッド5に摺接しているので、空間部Sに溜まった作動油はこの摺接部分を通過して油室2側に戻りにくいと言う問題点がある。
【0014】
そこで、本発明の目的は、第一のUパッキン13と第二のUパッキン14との間の空間部に作動油が溜まりにくい油圧シリンダのシール構造を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、ピストンロッドに取付けられたピストンをシリンダ内に移動自在に設け、このシリンダに対して直列に配置したワイパーシールと、第一のパッキン及び第二のパッキンとを介してピストンロッドを摺動自在に密封支持するとともに、第1のパッキンの大気側にそのリップ部の変形を規制するバックアップ部材を設けた油圧シリンダのロッドシール構造において、前記バックアップ部材に第一のパッキンと第二のパッキンとの間の空間部に侵入した作動油を油室側に戻すための油戻し手段を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
この場合、油戻し手段はバックアップ部材のピストンロッドとの摺動面に形成された複数のヘリカル溝又はストレート溝であることが好ましい。
【0017】
又、ヘリカル溝又はストレート溝の深さは50μ〜10μであると良い。
【0018】
又、ヘリカル溝又はストレート溝はその断面形状がU、V又はコの字状であっても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を高圧建機用シリンダのロッドシール構造に具体化した実施の形態を図1、2に基づいて説明する。
【0020】
このロッドシール構造は前述した図3,4に示す従来の油圧シリンダにおいて、第一のUパッキン13の背面側に隣接されたバックアップ部材16に油戻し手段を設けた点に特徴を有するものであり、その他の構成は上記の従来構造と同様なので、図中に同一の符号を付するのみとし、その説明を省略する。
【0021】
即ち、バックアップ部材16のピストンロッド5との摺接部分となる内周面にはローレット加工により複数のヘリカル溝19が全周に渡って形成されており、各溝の両端はバックアップ部材16の両側面に開放されている。
【0022】
このヘリカル溝19は、その深さが50μ〜10μに形成されており、その理由は溝19の深さが50μより深くなるとバックアップ部材16の強度が低下して本来の補強機能を果さなくなり、10μより浅くなると作動油の通過性が落ちるためである。
【0023】
又、隣接する溝間は、2mmに設定され、ピストンロッド5の軸線に対しては30度傾斜するように形成されているが、その他、45度、60度等に設定しても良い。
【0024】
従って、第一のUパッキン13でカットできずに前記空間部Sに進入した作動油は、ピストンロッド5の伸長工程において前記ヘリカル溝19を通って第一のUパッキン13の背面側に戻り、このUパッキン13の基本的性質によって油室2側に引き込まれ、空間部Sには作動油が溜まらないようになっている。
【0025】
上記のように構成された油圧シリンダでは、第一のUパッキン13のリップ部13aはその突端縁がピストンロッド5の外周に摺接した状態となっているので、例えば、ピストンロッド5の伸長工程おいては、ピストンロッド5はその外周に付着した油膜を適宜の厚さにカットした状態で第一のUパッキン13上を摺動移動するとともに、このリップ部13aにより油室2側の高圧が第二のUパッキン14に影響を及ぼさないようにしている。
【0026】
このとき、前記リップ部13aが製造誤差等の何らかの理由によりシャープな突端縁となっていなかった場合には、上記の油膜カット作用が充分に発揮されず、余分な作動油が第一のUパッキン13と、第二のUパッキン14とで形成される空間部Sに侵入する。
【0027】
この状態でピストンロッド5の進退動作が繰り替えされると、前記空間部S内は作動油で満たされ、その後、急激な圧力上昇を起こそうとする。
【0028】
しかしながら、本実施の形態では、Uパッキン13の背面側に隣接されたバックアップ部材16のピストンロッド5との摺接部分となる内周面に複数のヘリカル溝19が形成されているので、第一のUパッキン13でカットできずに前記空間部Sに進入した作動油は、ピストンロッドの伸長行程において前記ヘリカル溝19を通って第一のUパッキンの背面側に戻り、第一のUパッキン13の基本的性質によって油室2側に引き込まれ、空間部Sには作動油が溜まらない。
【0029】
また、上記の効果を確認するため、ピストンロッドを100kmと400km作動させ、その時の上記空間部内の圧力を測定してみたところ、100kmでは0Mpa、400kmでは0Mpaの圧力となった。
【0030】
因みに、本実施の形態のバックアップ部材を用いない場合には100kmで21Mpa、400kmでは34Mpaとなり、本件実施の形態の効果が確認された。
【0031】
従って、従来技術で示したような急な圧力上昇に起因した各Uパッキンの破損や、油漏れと言った不具合を確実に防止して寿命を延ばすことができる。
【0032】
又、従来から用いられているバックアップ部材16に溝を形成するとこによって空間内に侵入した作動油を油室2側に戻すことができるので、特に工夫を凝らすことなく簡単に実施化することができる。
【0033】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、次のように変更して具体化することもできる。
【0034】
1)本実施の形態では油戻し手段としてヘリカル溝19を用いたがこれ以外に、ストレート溝や螺旋状の溝を用いても良い。又、溝の断面形状もV型、U型、断面コ字状等の任意の形状を設定することができる。
【0035】
2)溝の間隔や、本数も本実施の形態に限定されるものではなく、任意に変更しても良い。但し、バックアップ部材16の本来の機能であるリップ部13aの補強が可能な範囲での変更に限られる。
【0036】
3)本実施の形態では油戻し手段として溝を採用したが、これに限定されるものではなく、例えば、バックアップ部材16の内周面に油戻し手段としての微小な凹凸を設け、この凹部に沿って作動油を通過させるようにしても良い。
【0037】
この凹凸を成形する方法としては、バックアップ部材16を成形する金型の成形面にショットブラスト等で微小な凹凸を付け、この凹凸をバックアップ部材16に転写する方法等を用いることができる。
【0038】
又、この凹凸以外には、バックアップ部材16に空間部S側からリップ部13a側に向かう貫通孔を設け、この貫通孔を油戻し手段としても良い。
【0039】
4)本実施の形態では、高圧建機用シリンダを示したが、これに限定されるものではなく、一般的な油圧シリンダに具体化しても良いことは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば次の効果がある。
【0041】
即ち、各請求項の発明によれば、第一及び第二のパッキンで形成される空間部に作動油が侵入しても油室側に戻すことができるので、この作動油に起因して生じる急激な圧力上昇を抑制することができる。従って、この圧力上昇によって第一又は第二のパッキンが損傷したり、外部への作動油漏れが生じたりする虞を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す油圧シリンダのロッドシール構造を示す要部断面である。
【図2】バックアップ部材の内周面の一部を示す部分平面図である。
【図3】従来の油圧シリンダを示す断面図である。
【図4】従来の油圧シリンダのロッドシール構造を示す要部断面である。
【符号の説明】
1 シリンダ
4 ピストン
5 ピストンロッド
13 第一のパッキン
13a リップ部
14 第二のパッキン
15 ワイパーシール
16 バックアップ部材
19 溝(油戻し手段)
S 空間部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rod seal structure of a hydraulic cylinder provided with U packing for sealingly supporting a piston rod with respect to a cylinder.
[0002]
[Prior art]
Conventional hydraulic cylinders include, for example, those shown in FIGS. 3 and 4. This hydraulic cylinder moves a piston 4 that partitions two
[0003]
The
[0004]
As shown in FIG. 4, two
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
In the rod seal structure configured as described above, especially when the
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional hydraulic cylinder rod seal structure described above, the
[0011]
In this case, the hydraulic oil that has not been cut by the
[0012]
When the space S is fully filled with the above-mentioned hydraulic oil due to the repetition of the expansion and contraction operation of the piston rod, the pressure in the space S sharply increases thereafter, and the first pressure is increased by the pressure. Alternatively, the
[0013]
In particular, in the above-described rod seal structure, since the
[0014]
Therefore, an object of the present invention is to provide a seal structure for a hydraulic cylinder in which hydraulic oil is less likely to accumulate in a space between the
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a piston attached to a piston rod movably in a cylinder, a wiper seal arranged in series with the cylinder, a first packing and a second packing. In the rod seal structure of the hydraulic cylinder, the piston rod is slidably and hermetically supported through the first packing, and a backup member is provided on the atmosphere side of the first packing to restrict the deformation of the lip portion. Oil return means is provided for returning hydraulic oil, which has entered the space between the first packing and the second packing, to the oil chamber side.
[0016]
In this case, the oil return means is preferably a plurality of helical grooves or straight grooves formed on the sliding surface of the backup member with the piston rod.
[0017]
The depth of the helical groove or the straight groove is preferably 50 μm to 10 μm.
[0018]
The helical groove or straight groove may have a U, V or U-shaped cross section.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a rod seal structure of a cylinder for a high-pressure construction machine will be described with reference to FIGS.
[0020]
This rod seal structure is characterized in that the
[0021]
That is, a plurality of
[0022]
The
[0023]
Further, the distance between adjacent grooves is set to 2 mm, and is formed so as to be inclined by 30 degrees with respect to the axis of the
[0024]
Therefore, the hydraulic oil that has not been cut by the first U-packing 13 and has entered the space S returns to the back side of the first U-packing 13 through the
[0025]
In the hydraulic cylinder configured as described above, since the
[0026]
At this time, if the
[0027]
When the advancing and retreating operation of the
[0028]
However, in the present embodiment, since the plurality of
[0029]
Further, in order to confirm the above effects, the piston rod was operated at 100 km and 400 km, and the pressure in the space at that time was measured. As a result, the pressure was 0 Mpa at 100 km and 0 Mpa at 400 km.
[0030]
By the way, when the backup member of the present embodiment is not used, it becomes 21 Mpa at 100 km and 34 Mpa at 400 km, confirming the effect of the present embodiment.
[0031]
Therefore, it is possible to surely prevent breakage of each U-packing due to a sudden increase in pressure as shown in the prior art and troubles such as oil leakage and extend the life.
[0032]
Further, by forming a groove in the
[0033]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be embodied with the following modifications, for example.
[0034]
1) In the present embodiment, the
[0035]
2) The interval and the number of grooves are not limited to the present embodiment, and may be arbitrarily changed. However, the change is limited to a range in which the
[0036]
3) In the present embodiment, the groove is adopted as the oil return means. However, the present invention is not limited to this. For example, minute concaves and convexes as the oil return means are provided on the inner peripheral surface of the
[0037]
As a method of forming the irregularities, a method of forming minute irregularities on a molding surface of a mold for molding the
[0038]
In addition to the irregularities, the
[0039]
4) In this embodiment, the cylinder for a high-pressure construction machine is shown, but the present invention is not limited to this, and it is needless to say that the cylinder may be embodied as a general hydraulic cylinder.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0041]
That is, according to the invention of each claim, even if the hydraulic oil enters the space formed by the first and second packings, it can be returned to the oil chamber side, so that the hydraulic oil is generated. A rapid pressure rise can be suppressed. Therefore, it is possible to reliably prevent the first or second packing from being damaged or the hydraulic oil leaking to the outside due to the increase in the pressure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a main part showing a rod seal structure of a hydraulic cylinder showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial plan view showing a part of the inner peripheral surface of the backup member.
FIG. 3 is a sectional view showing a conventional hydraulic cylinder.
FIG. 4 is a sectional view of a main part showing a rod seal structure of a conventional hydraulic cylinder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
S space part
Claims (4)
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2002
- 2002-06-24 JP JP2002182946A patent/JP3783858B2/en not_active Expired - Lifetime
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