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JP2004026365A - 作業台 - Google Patents

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JP2004026365A
JP2004026365A JP2002182532A JP2002182532A JP2004026365A JP 2004026365 A JP2004026365 A JP 2004026365A JP 2002182532 A JP2002182532 A JP 2002182532A JP 2002182532 A JP2002182532 A JP 2002182532A JP 2004026365 A JP2004026365 A JP 2004026365A
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JP
Japan
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pin
substrate
lift
tip
pins
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Pending
Application number
JP2002182532A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nochida
後田 寛之
Akihiko Igarashi
五十嵐 昭彦
Takuya Kaneda
金田 拓也
Shinichi Yagi
八木 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2002182532A priority Critical patent/JP2004026365A/ja
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Abstract

【課題】人手での搬出時に基板を破損することなく安全に行えるようにしたリフトピン付きの作業台を提供すること。
【解決手段】昇降機構により台部10の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるようにリフトピン20を組み込んだ作業台であって、リフトピン20はその先端に回転体21が組み込まれていることを特徴とする。基板Gをスライドさせて搬出できることから、傷つけたり破損したりすることなく人手により搬出することができる。リフトピンとして、外側ピンとそれより長くて先端に回転体を組み込んだ内側ピンの二重構造で、内側ピンを上昇させると回転体が外側ピンから出て、内側ピンを下降させると回転体が外側ピンの中に入るような構造のものを使用することが好ましい。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板等の基板に対して加工や検査などを行う際にその基板を載置するための作業台であって、台部上に載置した基板を台部の上面から持ち上げるためのリフトピンを備えた作業台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、ガラス板などの基板に対して印刷等の加工や検査を行う場合には、定盤と呼ばれる平台状の作業台上に載せて行うのが一般的である。そして、このような作業台として、図1に示すように、載置した基板Gの搬出時にその基板Gを台部Bの上面から持ち上げるためのリフトピンPを組み込んだものが知られている。図中Mはエアーシリンダ等の昇降機構であり、SはリフトピンPの下部に設けられたストッパである。
【0003】
図1に示す作業台から基板を搬出するに際しては、図2に示すように、台部Bの中に組み込んだ複数本のリフトピンPを昇降機構Mにより上昇させて基板Gを持ち上げ、このように持ち上げた基板Gを人手又はロボット等を使用して搬出する。そして、ロボットによる場合には、リフトピンPで基板Gを台部Bの上面から持ち上げた後に、基板Gの下方にアームを導入し、上方へアームを持ち上げることで基板Gを受け取って搬出する。一方、人手により基板Gを排出する場合は、リフトピンPにより基板Gを台部Bの上面から持ち上げ、基板Gの両端を持って搬出を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、リフトピンを組み込んだ作業台で人手により基板を排出する場合は、ロボットによる搬出と同様に台部の上面からリフトピンにより基板を持ち上げ、基板の両端を持って搬出を行うが、この時に基板を引いてしまうと、リフトピンの先端部で基板の背面を傷つけたり、ガラス基板の場合には割ってしまうことがある。特に大型の基板ではこの可能性が高くなるため、人手での搬出は困難であった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、人手での搬出時に基板を破損することなく安全に行えるようにしたリフトピン付きの作業台を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の作業台は、昇降機構により台部の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるようにリフトピンを組み込んだ作業台であって、リフトピンはその先端に回転体が組み込まれていることを特徴としている。
【0007】
そして、上記構成の作業台において、リフトピンは、外側ピンとそれより長くて先端に回転体を組み込んだ内側ピンの二重構造で、内側ピンを上昇させると回転体が外側ピンから出て、内側ピンを下降させると回転体が外側ピンの中に入るような構造にすることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図3は本発明に係る作業台の一つの実施態様を基板を載置した状態で示す概略構成図である。
【0010】
この作業台は、昇降機構(図示せず)により台部10の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるように4本のリフトピン20を組み込んだものであり、リフトピン20としては、図4に拡大して示すように、先端に回転可能なボール21を組み込み、下部にストッパ20aを設けたものが使用されている。なお、リフトピン昇降用のアクチュエータには、エアシリンダの他に、モータ、油圧シリンダ(基板重量が重い場合)が用いられる。
【0011】
図3の作業台から基板Gの搬出を行うに際しては、図5に示すように、リフトピン20をストッパ20aが台部10に当たるまで上昇させ、基板Gを台部10から持ち上げて支持する。この時、リフトピン20の先端のボール21が基板Gを支持するので、人手により基板Gをボール21の上でスライドさせて搬出することができる。この場合、各リフトピン20のリフト量を調節し、搬出方向へ基板Gを傾斜させて自重によりボール21上を滑らせて搬出することもできる。もちろん、ロボットにより基板Gを搬出することも可能である。
【0012】
図6は図3に示した作業台の変形例を示すもので、この作業台は、先端にボール21の付いたリフトピン20とボールが付いていないリフトピン22の2種類を設けたものである。このタイプの作業台では、基板Gを台部10から上昇させる場合には、ボールの付いていないリフトピン22をストッパ22aが台部10に当たるまで上昇させる。その後人手で搬出する場合には、ボール21の付いたリフトピン20をストッパ20aが台部10に当たるまで上昇させて図示の如くボール21により基板Gを支持する。
【0013】
図7は本発明に係る作業台の別の実施態様を基板を載置した状態で示す概略構成図である。
【0014】
この作業台は、昇降機構(図示せず)により台部30の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるように4本のリフトピン40を組み込んだものであり、リフトピン40としては、図8及び図9に拡大して示すように、外側ピン41とそれより長くて先端に回転可能なボール43を組み込んだ内側ピン42の二重構造であって、外側ピン41は台部30に対して、内側ピン42は外側ピン41に対してそれぞれ上昇時にリフト量を規制するためのストッパ41a,42aが設けてあるとともに、内側ピン42は外側ピン41より長くなっており、内側ピン42を上昇させるとボール43が外側ピン41から出て、内側ピン42を下降させるとボール43が外側ピン41の中に入る構造になっている。
【0015】
図10は上記の如き二重構造のリフトピンの駆動機構の一例を示す概略構成図であり、図示の例では外側ピン41の中に内側ピン42をその駆動機構ごと組み込んでいる。すなわち、外側ピン41は下部にボックス状のフレーム44を介してエアシリンダ45により昇降可能となっており、そのボックス状のフレーム44の中に内側ピン42を昇降するためのエアシリンダ46を配置した構造になっている。なお、リフトピン昇降用のアクチュエータには、エアシリンダの他に、モータ、油圧シリンダ(基板重量が重い場合)が用いられる。
【0016】
図7の作業台から基板Gの搬出を行うに際しては、図11に示すように、リフトピン40を外側ピン41のストッパ41aが台部30に当たるまで上昇させ、基板Gを台部30から持ち上げて外側ピン41により支持する。この時、内側ピン42のボール43は外側ピン41の中に入ったままである。ロボットによる搬出の場合は、図12に示すように、基板Gを外側ピン41で持ち上げた状態でロボットのアームMを台部30と基板Gの間に挿入し、アームMを上方に引き上げて基板Gを搬出する。そして、人手により搬出する場合は、外側ピン41で基板Gを持ち上げた状態から、図13に示すように、内側ピン42を上昇させ、内側ピン先端のボール43で基板Gを支持し、この状態でボール43の上で基板Gをスライドさせて搬出する。この場合、内側ピン42のリフト量を調節し、搬出方向へ基板Gを傾斜させて自重によりボール43上を滑らせて搬出することもできる。
【0017】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による作業台は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0018】
例えば、上記の例では回転体としてボールを使用したが、回転体にローラを使用し、人手による搬出時の基板スライド方向を限定し、特定の方向に基板の搬出を行うようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、昇降機構により台部の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるようにリフトピンを組み込んだ作業台であって、リフトピンはその先端に回転体が組み込まれていることを特徴としているので、基板をスライドさせて搬出できることから、傷つけたり破損したりすることなく人手により搬出することができる。
【0020】
さらに、リフトピンとして、外側ピンとそれより長くて先端に回転体を組み込んだ内側ピンの二重構造で、内側ピンを上昇させると回転体が外側ピンから出て、内側ピンを下降させると回転体が外側ピンの中に入るような構造のものを使用することにより、外側ピンで基板の支持を確実に行い、人手での搬出時に際しては内側ピン先端の回転体で支持してスライドできるので、人手による搬出の作業負荷が大幅に軽減できるとともに安全性も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリフトピン付き作業台を基板載置状態で示す概略構成図である。
【図2】図1に示す作業台を基板を持ち上げた状態で示す説明図である。
【図3】本発明に係る作業台の一つの実施態様を基板を載置した状態で示す概略構成図である。
【図4】図3に示す作業台に組み込まれたリフトピンの斜視図と側面図である。
【図5】図3に示す作業台を基板を持ち上げた状態で示す説明図である。
【図6】図3に示した作業台の変形例を示す概略構成図である。
【図7】本発明に係る作業台の別の実施態様を基板を載置した状態で示す概略構成図である。
【図8】図7に示す作業台に組み込まれたリフトピンを内側ピンを下降させた状態で示す斜視図と側面図である。
【図9】図7に示す作業台に組み込まれたリフトピンを内側ピンを上昇させた状態で示す斜視図と側面図である。
【図10】二重構造のリフトピンの駆動機構の一例を示す概略構成図である。
【図11】図7に示す作業台を基板を持ち上げて外側ピンで支持した状態で示す説明図である。
【図12】図11に示す支持状態の基板をロボットにより搬出する場合を示す説明図である。
【図13】図11に示す支持状態の基板を内側ピンで持ち上げてボールにより支持した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 台部
20 リフトピン
20a ストッパ
21 ボール
22 リフトピン
22a ストッパ
30 台部
40 リフトピン
41 外側ピン
41a ストッパ
42 内側ピン
42a ストッパ
43 ボール
44 フレーム
45,46 エアシリンダ
G 基板
M アーム

Claims (2)

  1. 昇降機構により台部の上面から突き出た状態と引っ込んだ状態になるようにリフトピンを組み込んだ作業台であって、リフトピンはその先端に回転体が組み込まれていることを特徴とする作業台。
  2. リフトピンは、外側ピンとそれより長くて先端に回転体を組み込んだ内側ピンの二重構造で、内側ピンを上昇させると回転体が外側ピンから出て、内側ピンを下降させると回転体が外側ピンの中に入るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の作業台。
JP2002182532A 2002-06-24 2002-06-24 作業台 Pending JP2004026365A (ja)

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