JP2004004333A - Optical fiber connector - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバコネクタに関し、特に、フェルールへの光ファイバの挿入を容易にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フェルール先端面同士を所定の押圧力で突き合わせて、光ファイバを接続する光ファイバコネクタ(以下「光コネクタ」という)が公知である。光コネクタでは、フェルールの軸方向に直角な面上に、光ファイバが挿入される内部空間が開口する構成が採用されている。そして、フェルールに光ファイバを挿入するときには、その軸方向に平行な面に開口する接着剤充填窓から挿入状態を確認しつつ、光ファイバ挿入孔に対する光ファイバの位置合わせを行っていた。
【0003】
ところで、近年のマルチメディアの急速な進展に伴い、高密度配線の要望が高まり、光ファイバを二次元配列して高密度な実装を実現した二次元配列型光コネクタが開発されている。しかし、二次元配列型光コネクタでは、接着剤充填窓から光ファイバの列方向位置は確認できるものの、光ファイバの段方向位置は確認し難いという問題があった。このため、特開2002−14255号公報に開示されるように、光ファイバの各段に対応する段部を設けると共に、ここに光ファイバ誘い溝を形成することで、接着剤充填窓から各段の挿入状態を確認できるようにしつつ、光ファイバ挿通孔への挿入を容易にした技術が提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる二次元配列型光コネクタでは、光ファイバ挿通孔の直下部分がその挿入方向に対して直角面をなしていたため、光ファイバが先下がりで挿入されると、その先端部が直角面と当たってしまい、光ファイバ挿通孔への挿入が困難であった。このような不具合は、接着剤充填窓から、光ファイバの段方向位置が把握できにくいという、根本的な特性を起因としている。
【0005】
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、フェルールの接着剤充填窓から光ファイバの挿入状態を確認できるようにしつつ、光ファイバの段方向の位置決めが簡単にできるようにすることで、フェルールへの光ファイバの挿入を容易にした光コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の発明では、フェルールの一側面に開口しつつその軸方向に延びる内部空間と、該内部空間を臨むようにフェルールの軸方向に平行な上面に開口する窓と、前記内部空間の最奥部からフェルールの他側面にかけて軸方向に貫通し、列方向及び段方向に二次元配列された光ファイバが挿通される光ファイバ挿通孔と、が形成された光ファイバコネクタにおいて、前記内部空間の最奥部には、該内部空間の奥に向かうにつれて、前記窓からの距離が徐々に狭まる第1の傾斜面が形成されたことを特徴とする。
【0007】
かかる構成によれば、フェルールに光ファイバを挿入するときには、光ファイバの先端部を内部空間の最奥部まで挿入する。このとき、最奥部に第1の傾斜面が形成されているため、最下段における光ファイバと光ファイバ挿通孔との相対位置が目視確認でき、その列方向の位置決めが容易に行われる。そして、光ファイバの先端部をさらに挿入すると、光ファイバと光ファイバ挿通孔とが略同軸となったときに、その先端部が光ファイバ挿通孔へと挿入される。
【0008】
一方、光ファイバの先端部が先下がりで内部空間に挿入されたときには、最下段における光ファイバの先端部が第1の傾斜面に当たり、光ファイバを挿入しようとする力が第1の傾斜面に沿った力に分力される。このため、光ファイバの先端部が光ファイバ挿通孔方向へと撓み、その先端部が光ファイバ挿通孔へと導かれる。
【0009】
そして、最下段における光ファイバが光ファイバ挿通孔に挿入されると、その段方向の位置決めが行われ、これよりも上段に位置する光ファイバが光ファイバ挿通孔に容易に挿入される。
請求項2記載の発明では、前記内部空間の最奥部には、前記光ファイバ挿通孔の各段のうち、少なくとも、前記窓からの距離が最も近い最上段に位置する光ファイバ挿通孔の略軸中心を通る段部が形成されると共に、該段部に光ファイバを光ファイバ挿通孔へと導く第1のガイド溝が形成されたことを特徴とする。
【0010】
かかる構成によれば、各段における第1のガイド溝が目視確認できるため、光ファイバの先端部を第1のガイド溝に合わせることで、その列方向の位置決めが容易に行われる。また、光ファイバの先端部が先下がりで内部空間に挿通され、その先端部が第1の傾斜面に沿って不規則に撓んだときであっても、第1のガイド溝によりその先端部が光ファイバ挿通孔へと導かれる。
【0011】
請求項3記載の発明では、前記内部空間の最奥部には、前記段部に対面しつつ、前記内部空間の奥に向かうにつれて、前記段部との間隔が徐々に狭まる第2の傾斜面が形成されたことを特徴とする。
かかる構成によれば、光ファイバの先端部が先上がりで内部空間に挿入されたときであっても、最下段に位置する光ファイバの先端部が第2の傾斜面に当たり、光ファイバを挿入しようとする力が第2の傾斜面に沿った力に分力される。このため、光ファイバの先端部が光ファイバ挿通孔方向へと撓み、その先端部が光ファイバ挿通孔へと導かれる。
【0012】
請求項4記載の発明では、前記第1の傾斜面には、前記光ファイバ挿通孔又は第1のガイド溝の少なくとも一方に、光ファイバを導く第2のガイド溝が形成されたことを特徴とする。
かかる構成によれば、第1の傾斜面によって光ファイバの先端部が撓むときに、第2のガイド溝に沿ってこれが撓むため、その先端部が不規則に撓むことが抑制される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明に係る光コネクタの第1実施形態を示す。
略直方体形状をなすフェルール10には、その一側面に開口しつつ軸方向に延びる内部空間12と、内部空間12の最奥部からその他側面にかけて貫通し、列方向及び段方向に二次元配列された光ファイバが挿通される光ファイバ挿通孔14と、が形成される。光ファイバ挿通孔14は、内部空間12の最奥部に位置する面に開口する大径部14Aと、フェルール10の他側面に開口する小径部14Bと、大径部14Aと小径部14Bとを滑らかに接続するテーパ部14Cと、を含んで構成される。また、フェルール10の軸方向に平行な上面には、光ファイバ挿通孔14への光ファイバの挿入状態を確認すると共に、内部空間12に樹脂などの接着剤を流し込むために、内部空間12を臨む接着剤充填窓16が形成される。
【0014】
内部空間12の最奥部には、内部空間12の奥に向かうにつれて、接着剤充填窓16からの距離が徐々に狭まる第1の傾斜面18が形成される。なお、第1の傾斜面18は、一平面上に形成される構成に限らず、図2に示すように、略平行な複数面上に形成される構成であってもよい。また、内部空間12の最奥部には、接着剤充填窓16からの距離が最も近い最上段に位置する光ファイバ挿通孔14の略軸中心を通る段部20が形成されると共に、光ファイバを光ファイバ挿通孔14へと導く第1のガイド溝22が段部20に形成される。第1のガイド溝22の断面形状としては、半円形状,円弧形状,V形状などが望ましい。
【0015】
かかる形状からなる光コネクタにおいて、フェルール10に光ファイバを固定するには、光ファイバの先端部を内部空間12の最奥部まで挿入する。このとき、最奥部に第1の傾斜面18が形成されているため、最下段における光ファイバと光ファイバ挿通孔14との相対位置が目視確認でき、その列方向の位置決めが行われる。そして、光ファイバの先端部をさらに挿入すると、光ファイバと光ファイバ挿通孔14とが略同軸となったときに、その先端部が光ファイバ挿通孔14へと挿入される。
【0016】
一方、光ファイバの先端部が先下がりで内部空間12に挿入されたときには、図3(A)に示すように、最下段における光ファイバ24の先端部が第1の傾斜面18に当たり、光ファイバ24を挿入しようとする力が第1の傾斜面18に沿った力に分力される。このため、光ファイバ24の先端部が光ファイバ挿通孔14方向へと撓み、同図(B)に示すように、その先端部が光ファイバ挿通孔14へと導かれる。最下段における光ファイバ24が光ファイバ挿通孔14に挿入されると、その段方向の位置決めが行われる。そして、段部20に形成された第1のガイド溝22により、同図(C)に示すように、最上段における光ファイバ24の先端部が光ファイバ挿通孔14へと導かれる。
【0017】
光ファイバ挿通孔14に挿入された光ファイバ24は、同図(D)に示すように、そのテーパ部14Cを介して、大径部14Aから小径部14Bへと導かれ、高精度に位置決めされる。そして、光ファイバ24の先端部をフェルール10の他側面から突出させた後、接着剤充填窓16から内部空間12に接着剤を流し込み、フェルール10に対して光ファイバ24を固定させる。
【0018】
従って、内部空間12の最奥部に第1の傾斜面18を形成したことにより、接着剤充填窓16から最下段に位置する光ファイバ24の挿入状態を目視確認できるようになり、その列方向の位置決めを容易に行うことができる。また、光ファイバ24の段方向の位置決めは、接着剤充填窓16から目視確認が困難であるが、光ファイバ24の先端部が先下がりで挿入されたときであっても、その先端部が第1の傾斜面18により光ファイバ挿通孔14方向へと撓み、光ファイバ挿通孔14へと導かれる。このため、フェルール10に対する光ファイバ24の挿入が容易となり、その作業に要する労力を軽減できると共に、作業時間の短縮によりコスト削減を行うことができる。
【0019】
また、最上段に位置する光ファイバ挿通孔14の略軸中心を通る段部20に、光ファイバ24を光ファイバ挿通孔14へと導く第1のガイド溝22が形成されているため、その先端部が光ファイバ挿通孔14に確実に挿入される。
図4は、本発明に係る光コネクタの第2実施形態を示す。なお、本実施形態の基本構成は、第1実施形態と同様であるので、その相違点についてのみ説明することとする(以下同様)。
【0020】
内部空間12の最奥部には、最上段の下方(図では最下段)に位置する光ファイバ挿通孔14の略軸中心を通る段部26が形成されると共に、光ファイバを光ファイバ挿通孔14へと導く第1のガイド溝28が段部26に形成される。
このようにすれば、第1実施形態による作用及び効果に加え、接着剤充填窓16から最下段における第1のガイド溝28が目視確認できるため、最下段に位置する光ファイバの先端部を第1のガイド溝28に合わせることで、その列方向の位置決めを容易に行うことができる。また、光ファイバの先端部が先下がりで挿入され、その先端部が第1の傾斜面18に沿って不規則に撓んだときであっても、第1のガイド溝28によりその先端部が光ファイバ挿通孔14へと導かれる。このため、フェルール10に対する光ファイバの挿入を一層容易に行うことができる。
【0021】
図5は、本発明に係る光コネクタの第3実施形態を示す。
内部空間12の最奥部には、最下段に位置する段部26に対面しつつ、内部空間12の奥に向かうにつれて、段部26との間隔が徐々に狭まる第2の傾斜面30が形成される。なお、第2の傾斜面30は、最上段又は中間段に位置する段部(図示せず)に対応して形成するようにしてもよい。
【0022】
このようにすれば、先の実施形態による作用及び効果に加え、図6(A)に示すように、光ファイバ24の先端部が先上がりで挿入されたときであっても、最下段に位置する光ファイバ24の先端部が第2の傾斜面30に当たり、光ファイバ24を挿入しようとする力が、第2の傾斜面30に沿った力に分力される。そして、光ファイバ24の先端部が光ファイバ挿通孔14方向へと撓み、同図(B)及び(C)に示すように、その先端部が光ファイバ挿通孔14へと導かれる。最下段における光ファイバ24が光ファイバ挿通孔14に挿入されると、その段方向の位置決めが行われる。このため、光ファイバ24をフェルール10の内部空間12に挿入するとき、フェルール10に対する光ファイバ24の水平度を高精度に保つ必要がなく、フェルール10に対する光ファイバ24の挿入をさらに容易に行うことができる。
【0023】
ここで、図7及び図8に示すように、光ファイバ挿通孔14直下に位置する第1の傾斜面18には、光ファイバ挿通孔14又は第1のガイド溝22の少なくとも一方に、光ファイバを導く第2のガイド溝32を形成するようにしてもよい。第2のガイド溝32の断面形状としては、第1のガイド溝22と同様に、半円形状,円弧形状,V形状などが望ましい。
【0024】
このようにすれば、第1の傾斜面18によって光ファイバの先端部が撓むときに、第2のガイド溝32に沿ってこれが撓むため、不規則に撓むことが抑制される。このため、光ファイバ挿通孔14に対する光ファイバの挿入を、より確実に行うことができるようになる。
なお、本発明は、2段配列の光コネクタに限らず、3段配列以上の多段配列型の光コネクタにも適用可能であることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、内部空間の最奥部に第1の傾斜面を形成したことにより、窓から各段に位置する光ファイバの挿入状態を目視確認できるようになり、その列方向の位置決めを容易に行うことができる。また、光ファイバの段方向の位置決めは目視確認が困難であるが、光ファイバの先端部が先下がりで内部空間に挿入されたときであっても、第1の傾斜面によりその先端部が光ファイバ挿通孔へと導かれ、その段方向の位置決めが行われる。このため、フェルールに対する光ファイバの挿入が容易となり、その作業に要する労力を軽減できると共に、作業時間の短縮によりコスト削減を行うことができる。
【0026】
請求項2記載の発明によれば、各段における第1のガイド溝が目視確認できるため、その列方向の位置決めを容易に行うことができる。また、光ファイバの先端部が先下がりで内部空間に挿通され、その先端部が第1の傾斜面に沿って不規則に撓んだときであっても、第1のガイド溝によりその先端部が光ファイバ挿通孔へと導くことができる。
【0027】
請求項3記載の発明によれば、光ファイバの先端部が先上がりで内部空間に挿入されたときであっても、第2の傾斜面により、その先端部が光ファイバ挿通孔へと導かれる。このため、光ファイバを内部空間に挿入するとき、内部空間に対する光ファイバの水平度を高精度に保つ必要がなく、フェルールに対する光ファイバの挿入をさらに容易に行うことができる。
【0028】
請求項4記載の発明によれば、第1の傾斜面によって光ファイバの先端部が撓むときに、第2のガイド溝に沿ってこれが撓むため、その先端部が不規則に撓むことが抑制され、光ファイバ挿通孔に対する光ファイバの挿入をより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタの第1実施形態を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【図2】第1の傾斜面の変形例を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【図3】同上における光ファイバの挿入手順を示し、(A)〜(D)は夫々第1〜第4手順の説明図
【図4】本発明に係る光コネクタの第2実施形態を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【図5】本発明に係る光コネクタの第3実施形態を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【図6】同上における光ファイバの挿入手順を示し、(A)〜(C)は夫々第1〜第3手順の説明図
【図7】第1の傾斜面に形成した第2のガイド溝の一例を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【図8】第1の傾斜面に形成した第2のガイド溝の他の例を示し、(A)は上面図、(B)は要部断面図
【符号の説明】
10 フェルール
12 内部空間
14 光ファイバ挿通孔
16 接着剤充填窓
18 第1の傾斜面
20 段部
22 第1のガイド溝
24 光ファイバ
26 段部
28 第1のガイド溝
30 第2の傾斜面
32 第2のガイド溝[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber connector, and more particularly, to a technique for facilitating insertion of an optical fiber into a ferrule.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an optical fiber connector (hereinafter, referred to as an “optical connector”) for connecting optical fibers by abutting ferrule tips with a predetermined pressing force. The optical connector adopts a configuration in which an internal space into which an optical fiber is inserted is opened on a surface perpendicular to the axial direction of the ferrule. When inserting the optical fiber into the ferrule, the positioning of the optical fiber with respect to the optical fiber insertion hole is performed while checking the state of insertion through an adhesive filling window opened in a plane parallel to the axial direction.
[0003]
By the way, with the rapid progress of multimedia in recent years, a demand for high-density wiring has been increased, and a two-dimensional array type optical connector which realizes high-density mounting by two-dimensionally arranging optical fibers has been developed. However, in the two-dimensional array type optical connector, there is a problem that although the position of the optical fiber in the row direction can be confirmed from the adhesive filling window, the position of the optical fiber in the step direction is difficult to confirm. For this reason, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-14255, a step portion corresponding to each step of the optical fiber is provided, and an optical fiber guiding groove is formed here, so that each step from the adhesive filling window is formed. There has been proposed a technique that allows easy insertion into an optical fiber insertion hole while confirming the insertion state of the optical fiber.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a two-dimensional array type optical connector, since the portion directly below the optical fiber insertion hole forms a plane perpendicular to the insertion direction, when the optical fiber is inserted downward, the distal end portion becomes the rectangular plane. And it was difficult to insert it into the optical fiber insertion hole. Such a defect is caused by a fundamental characteristic that it is difficult to grasp the position of the optical fiber in the step direction from the adhesive filling window.
[0005]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and aims to make it possible to easily position the optical fiber in the stepwise direction while enabling the insertion state of the optical fiber to be confirmed from the adhesive filling window of the ferrule. Accordingly, an object of the present invention is to provide an optical connector that facilitates insertion of an optical fiber into a ferrule.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the invention according to claim 1, an internal space extending in the axial direction while being opened on one side surface of the ferrule, a window opening on an upper surface parallel to the axial direction of the ferrule so as to face the internal space, An optical fiber connector, in which an optical fiber insertion hole through which optical fibers penetrating in the axial direction from the innermost part of the internal space to the other side surface of the ferrule and through which two-dimensionally arranged optical fibers are inserted in the row direction and the step direction, A first inclined surface is formed in the innermost part of the inner space, the first inclined surface being gradually narrowed from the window toward the inner part of the inner space.
[0007]
According to this configuration, when inserting the optical fiber into the ferrule, the distal end of the optical fiber is inserted to the innermost part of the internal space. At this time, since the first inclined surface is formed at the innermost portion, the relative position between the optical fiber and the optical fiber insertion hole at the lowermost stage can be visually confirmed, and the positioning in the column direction can be easily performed. When the tip of the optical fiber is further inserted, when the optical fiber and the optical fiber insertion hole are substantially coaxial, the tip is inserted into the optical fiber insertion hole.
[0008]
On the other hand, when the tip of the optical fiber is inserted into the internal space with the tip down, the tip of the optical fiber at the lowermost stage hits the first inclined surface, and the force for inserting the optical fiber is applied to the first inclined surface. Is divided by the forces along. For this reason, the tip of the optical fiber bends toward the optical fiber insertion hole, and the tip is guided to the optical fiber insertion hole.
[0009]
When the optical fiber at the lowermost stage is inserted into the optical fiber insertion hole, positioning in the stage direction is performed, and the optical fiber positioned above this is easily inserted into the optical fiber insertion hole.
In the invention according to claim 2, at the innermost part of the internal space, at least the optical fiber insertion hole located at the uppermost position closest to the window among the steps of the optical fiber insertion hole is provided. A step portion passing through the center of the shaft is formed, and a first guide groove for guiding the optical fiber to the optical fiber insertion hole is formed in the step portion.
[0010]
According to such a configuration, the first guide groove in each stage can be visually confirmed. Therefore, by aligning the distal end portion of the optical fiber with the first guide groove, the positioning in the column direction is easily performed. Further, even when the tip of the optical fiber is inserted downward into the internal space and the tip is flexed irregularly along the first inclined surface, the tip of the optical fiber is moved by the first guide groove. Is guided to the optical fiber insertion hole.
[0011]
According to the third aspect of the present invention, a second inclined surface is provided at the innermost portion of the internal space, facing the step portion, and gradually decreasing a distance from the step portion toward the depth of the internal space. Is formed.
According to such a configuration, even when the tip of the optical fiber is inserted into the internal space with the tip up, the tip of the optical fiber located at the lowest stage hits the second inclined surface, and the optical fiber is inserted. Is divided into a force along the second inclined surface. For this reason, the tip of the optical fiber bends toward the optical fiber insertion hole, and the tip is guided to the optical fiber insertion hole.
[0012]
In the invention described in claim 4, a second guide groove for guiding an optical fiber is formed on at least one of the optical fiber insertion hole and the first guide groove on the first inclined surface. I do.
According to this configuration, when the distal end portion of the optical fiber bends due to the first inclined surface, the optical fiber bends along the second guide groove, so that the distal end portion is suppressed from flexing irregularly. .
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a first embodiment of an optical connector according to the present invention.
The
[0014]
A first
[0015]
In the optical connector having such a shape, in order to fix the optical fiber to the
[0016]
On the other hand, when the distal end of the optical fiber is inserted downward into the
[0017]
The
[0018]
Therefore, by forming the first
[0019]
In addition, the
FIG. 4 shows a second embodiment of the optical connector according to the present invention. Note that the basic configuration of this embodiment is the same as that of the first embodiment, and therefore only the differences will be described (the same applies hereinafter).
[0020]
In the innermost part of the
With this configuration, in addition to the operation and effect of the first embodiment, the
[0021]
FIG. 5 shows a third embodiment of the optical connector according to the present invention.
A second
[0022]
With this configuration, in addition to the operation and effect of the previous embodiment, as shown in FIG. 6 (A), even when the tip of the
[0023]
Here, as shown in FIGS. 7 and 8, at least one of the optical
[0024]
With this configuration, when the distal end portion of the optical fiber bends due to the first
It is needless to say that the present invention is not limited to a two-stage optical connector, but is applicable to a multi-stage optical connector having three or more stages.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since the first inclined surface is formed in the innermost part of the internal space, the insertion state of the optical fibers located at each step from the window can be visually confirmed. As a result, the positioning in the column direction can be easily performed. Further, although it is difficult to visually confirm the positioning of the optical fiber in the stepwise direction, even when the distal end of the optical fiber is inserted into the internal space with the front end lowered, the distal end of the optical fiber is optically bent by the first inclined surface. It is guided to the fiber insertion hole, and positioning in the step direction is performed. Therefore, the insertion of the optical fiber into the ferrule becomes easy, the labor required for the operation can be reduced, and the cost can be reduced by shortening the operation time.
[0026]
According to the second aspect of the present invention, since the first guide groove in each step can be visually confirmed, the positioning in the column direction can be easily performed. Further, even when the tip of the optical fiber is inserted downward into the internal space and the tip is flexed irregularly along the first inclined surface, the tip of the optical fiber is moved by the first guide groove. Can be guided to the optical fiber insertion hole.
[0027]
According to the third aspect of the present invention, even when the tip of the optical fiber is inserted into the internal space with the tip up, the tip of the optical fiber is guided to the optical fiber insertion hole by the second inclined surface. . Therefore, when the optical fiber is inserted into the internal space, it is not necessary to maintain the level of the optical fiber with respect to the internal space with high precision, and the optical fiber can be more easily inserted into the ferrule.
[0028]
According to the fourth aspect of the present invention, when the distal end of the optical fiber bends due to the first inclined surface, it bends along the second guide groove, so that the distal end bends irregularly. Is suppressed, and the insertion of the optical fiber into the optical fiber insertion hole can be performed more reliably.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first embodiment of an optical connector according to the present invention, wherein FIG. 1A is a top view, FIG. 1B is a cross-sectional view of a main part, and FIG. ) Is a top view, (B) is a cross-sectional view of an essential part. [FIG. 3] shows an optical fiber insertion procedure in the above, and (A) to (D) are explanatory views of first to fourth procedures, respectively. FIG. 5 shows a second embodiment of the optical connector according to the present invention, in which (A) is a top view, (B) is a cross-sectional view of a main part, and (A) is a third embodiment of the optical connector according to the present invention; FIG. 6B is a top view, FIG. 6B is a cross-sectional view of a main part, FIG. 6 shows the optical fiber insertion procedure in the above, and FIGS. 6A to 6C are explanatory views of the first to third procedures, respectively. FIGS. 8A and 8B show an example of a second guide groove formed on an inclined surface, FIG. 8A is a top view, and FIG. 8B is a cross-sectional view of a main part. Examples are shown in (A) Top view, (B) is a fragmentary cross-sectional view EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
Claims (4)
前記内部空間の最奥部には、該内部空間の奥に向かうにつれて、前記窓からの距離が徐々に狭まる第1の傾斜面が形成されたことを特徴とする光ファイバコネクタ。An internal space extending in the axial direction while opening on one side of the ferrule, a window opening on an upper surface parallel to the axial direction of the ferrule so as to face the internal space, and another side of the ferrule from the innermost part of the internal space In the optical fiber connector, an optical fiber insertion hole through which the optical fibers penetrated in the axial direction through which the two-dimensionally arranged optical fibers are inserted in the row direction and the step direction is formed.
An optical fiber connector, wherein a first inclined surface is formed at the innermost part of the internal space, the distance from the window being gradually reduced toward the inner part of the internal space.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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