JP2004088527A - Audio interface circuit - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末・オーディオ機器等の各種機器間で音声信号等の送信/受信に必要なインターフェイス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、多種類の属性を持つデジタルオーディオ信号が存在する。信号のサンプリング周波数について考えると、パーソナルコンピュータ等における一般的なオーディオ信号インターフェイス部では、44.1kHz、22.05kHz、11.025kHzが用いられている。また、デジタルオーディオテープレコーダ(DAT)等では48kHzが、衛星放送では32kHzなどが採用されている。
さらに、オーディオ・インターフェイスを通して音声信号をデジタルデータ化し、それをハードディスク等の記録メディアに記録したり再生したりする編集装置が知られている。また、近年では、携帯端末においても音声信号の入出力および記録・再生機能を有するものがある。
このため、オーディオ・インターフェイスは、DAT等の48kHz等、異なるサンプリング周波数の音源をパーソナルコンピュータ等からCD−R等に録音したりする際には、サンプリング周波数を変換処理する必要がある。
また、世の中に存在する信号の多くは相変わらずアナログ信号のままである。そのため、信号の中には雑音成分が多かれ少なかれ含まれており、信号成分に影響を与えることなく、上手に信号に混ざった雑音成分のみを取り除く上で、オーディオ・インターフェイスとしてフィルタ回路が必要となっている。
一般的なオーディオ機能を搭載している機器は、オーディオ・インターフェイスの制御を行うCPUとその制御信号を受け取りオーディオデータの入出力動作を行うオーディオ・インターフェイス回路により構成されている。
例えば、特開平9−139671号公報に開示されている従来技術を図5に示す。これをみると、オーディオデータの入出力フィルタ回路および入出力バッファは、それぞれ独立して存在していることがわかる。
図5において、入力されたオーディオデータは、インターフェイス回路506からサンプリング周波数Nfsとして入力される。サンプリング周波数Nfsのオーディオデータはフィルタ回路505(オーバーサンプリングフィルタ)により所定の帯域制限が行われてデシメータ504に供給される。デシメータ504は、供給されたオーディオデータに対して1/Nの間引処理を行うことで、サンプリング周波数fsのオーディオデータを出力する。デシメータ504から出力されるサンプリング周波数fsのオーディオデータは、入力バッファ503に書き込まれ、所定のタイミングでCPUバス511に出力される。
以上の各部の動作はタイミング発生部502により制御される。CPU501は取り込みたいオーディオデータのサンプリング周波数fsを指定し、タイミング発生部502に伝える。タイミング発生部502は、指定されたサンプリング周波数fsに応じて、インターフェイス回路506に、N倍のサンプリング周波数Nfsでオーディオデータの入力を行う。このときの『 N 』は固定値とする。タイミング発生部502はさらに、フィルタ回路505およびデシメータ504で処理されたオーディオデータについて、入力バッファ503への書込・読出を制御する。入力バッファ503からCPUバス511に出力されたオーディオデータは、ハードディスク等へ記録される。
次に、オーディオデータを出力する場合を説明する。まず、CPU501からの指令に基づいて、タイミング発生部がCPUバス511から供給されるオーディオデータを出力バッファ507に取り込んでいく。そして、送信タイミングに合わせて出力バッファ507から読み出したオーディオデータをインポレータ508に供給する。タイミング発生部502はCPU501から送信出力するオーディオデータのサンプリング周波数fsを取り込むと、インターポレータ508には、N倍のデータ補間処理を実行させる。つまりサンプリング周波数Nfsのオーディオデータを出力される。このサンプリング周波数Nfsのオーディオデータはフィルタ回路509(オーバーサンプリングフィルタ)により帯域制限が行われる。デジタルフィルタ509の出力はインターフェイス回路510にわたされ、タイミング発生部502は指定された周波数fsに応じてN倍の周波数Nfsのタイミングでオーディオデータを出力する。 これらの周波数変換処理等は、FIRフィルタ演算を基本とするものである。
次に、フィルタ回路で行われるFIRフィルタについて、図2を用いて説明する。
図2において、入力される最新データはメモリ1から入力し、1回処理するごとに1つ右の位置へデータを移動させる。そして、改めて、最新のデータをメモリ1の位置へ入力する。図5の出力オーディオデータを考えた場合、入力されるデータは出力オーディオ用バッファメモリ507に蓄積されたデータとなる。このときメモリ1〜メモリnに格納されるデータがFIRフィルタ用遅延メモリである。メモリに蓄積された各データには、それぞれに用意されたフィルタ係数h1〜hnをかけ合わせ、その結果を累積してフィルタ出力(出力データ)とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術にみられるように、オーディオ・インターフェイス回路は、入力オーディオデータおよび出力オーディオデータ、それぞれにフィルタ回路、CPUとの送受信用のバッファメモリ、フィルタ回路が有するフィルタ遅延メモリ、フィルタ演算が利用するフィルタ係数メモリがあり、このような回路構成を採ることが、ハードウェアとしての回路規模を大きし、コスト高へと繋がっている。
さらに前述の従来技術では、全2重動作を行うことができるが、タイミング発生部により指定されるサンプリング周波数が入力オーディオデータおよび出力オーディオデータにおいて同じレートでしか動作することができない。機器のサンプリング周波数の規格は多数であり、しかも周波数比は単純ではない。より汎用的なオーディオ・インターフェイスを実現するには、入力および出力オーディオデータがそれぞれ異なるサンプリング周波数でも、動作することが重要である。
本発明は上記問題点を鑑み、オーディオ・インターフェイスの回路規模を削減し、コスト低減を図るとともに、入出力で異なるサンプリング周波数で全2重動作を可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうち代表的なものの一つは、オーディオデータを入力および出力するオーディオ・インターフェイス回路であって、前記オーディオ・インターフェイス回路は、前記オーディオデータのフィルタ演算を行うフィルタ回路を有し、前記フィルタ回路は、入力オーディオデータと出力オーディオデータとで共用されるように構成されていることを特徴とする。
また、本願発明の代表的なもう一つは、第1オーディオデータの送信および第2オーディオデータの受信を行うオーディオ・インターフェイス回路であって、前記オーディオ・インターフェイス回路は、フィルタ回路、フィルタ演算回路、バッファメモリ、前記第1オーディオデータのインターフェイス回路、および、前記第2オーディオデータのインターフェイス回路を有し、前記フィルタ回路は、前記第1オーディオデータおよび前記第2オーディオデータの両方のフィルタ演算を行い、かつ、前記第1オーディオデータおよび前記第2オーディオデータのフィルタ演算の二重動作が時分割により可能とされていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図4を用いて説明する。
まず、図2を用いて、図1におけるバッファメモリ103の動作に関して説明する。従来の技術であるFIRフィルタの動作の説明にあるように、図2において入力される最新データはメモリ1から入力し、1回処理するごとに1つ右の位置へデータを移動させている。ここで、図2における入力データは、出力オーディオデータ用バッファメモリに蓄積されている最新データを読み出している。したがって、出力オーディオデータ用バッファメモリに蓄積されているデータは、図2におけるFIRフィルタのメモリ1〜NのFIRフィルタ用遅延メモリと同じデータとなる。このため、出力オーディオデータ用バッファメモリおよびFIRフィルタ遅延メモリを1つのバッファメモリとして共有して動作することが可能となる。
さらに、本実施例においては、CPU101とオーディオデータを読み出し、書き込みする際に必要な入力オーディオデータ用バッファメモリと出力オーディオデータ用バッファメモリを1つのバッファメモリとして共有して動作を行っている。また同様に、このバッファメモリはフィルタ演算に利用するフィルタ係数を読み出すのに必要なフィルタ係数メモリとして共有させることも可能である。
次に、フィルタ回路102の動作に関し、図3を用いて説明する。
図3の横軸は時間を表し、48kHzの入力オーディオデータおよび出力オーディオデータ、さらに本実施例における入力オーディオデータおよび出力オーディオデータの演算器処理の実行期間を示している。フィルタ回路に入力される入力データ1〜4、出力データ1〜4の各データの1サンプル期間は、48kHz周期である。
従来の考え方を用いて入力オーディオデータと出力オーディオデータのフィルタ回路を組み合わせによる共有化を行うと、フィルタ演算の演算器処理は1サンプル期間で1個のデータ処理を行うため、1サンプル期間に入力オーディオデータと出力オーディオデータに対し演算処理を同時に行うことができない。
そこで、本実施例では、図3が示すように、1サンプル期間の演算処理時間を入力処理、出力処理と、それぞれの処理期間に分割することで処理動作を行う。フィルタ演算器の演算規模を処理期間に収まるように設定することで、入力オーディオデータおよび出力オーディオデータのフィルタ回路を共有した動作が可能となる。
次に、図1に示すオーディオ・インターフェイスのブロック構成を用いて動作方法を説明する。
インターフェイス回路104には、外部から入力オーディオデータが入力される。入力されたオーディオデータは、フィルタ回路102に受け渡され、フィルタ演算処理が行われる。このオーディオデータはバッファメモリ103に書き込まれ、格納される。バッファメモリ103から所定のタイミングでCPUバス107に出力される。CPUバス107に出力されたオーディオデータはCPU101の制御により他CPU周辺回路106に供給され、ハードディスク等への記録動作が行われる。
出力オーディオデータとして外部に出力する場合は、CPU101の指令により、所定のタイミングでCPUバス107を通り、バッファメモリ103に取り込んでいく。そして、出力オーディオデータは、フィルタ回路102に受け渡され、フィルタ演算処理、サンプリング周波数変換処理が行われる。フィルタ回路102の出力は、インターフェイス回路105に受け渡され、送信タイミングに合わせてオーディオデータを出力する。
CPU101は入力オーディオデータおよび出力オーディオデータのサンプリング周波数を指定し、フィルタ演算制御回路108に伝える。フィルタ演算制御回路108は、指定された入力オーディオデータと出力オーディオデータ、それぞれのサンプリング周波数に応じた制御をフィルタ回路102の演算処理に対し行う。
最後に、入力オーディオデータおよび出力オーディオデータのサンプリング周波数が異なるフィルタ回路102の演算処理の方法について、図4の例で説明する。
図4の横軸は時間を表し、44.1kHzの入力オーディオデータおよび48kHzの出力オーディオデータ、入力オーディオデータおよび出力オーディオデータの演算器処理の実行期間を示している。フィルタ回路に入力される入力データ1〜4の各データの1サンプル期間は、44.1kHz周期、出力データ1〜4の各データの1サンプル期間は、48kHz周期である。A, B, C, D, E, Fはそれぞれ48kHzの1サンプル期間を表している。この場合、演算器処理は出力オーディオデータの周期の方が短いため、48kHzの周期で入力および出力の演算処理を行う。基本的にフィルタ演算処理は、入力処理、出力処理を行う。
図4のB期間におけるフィルタ演算処理では、A期間内に確定した出力データ1の出力処理が行われる。これは、入力オーディオデータのサンプリング周波数が44.1kHzと遅いためA期間内においてデータが確定していないので、B期間開始時の演算器処理のタイミングに間に合わないからである。したがって、B期間内で確定する入力データ1と出力データ2はC期間で演算処理される。D期間では入力データ2と出力データ3の演算処理、E期間では入力データ3と出力データ4の演算処理を行う。最後のF期間において、入力データ4の演算処理がされることになる。
入力オーディオデータと出力オーディオデータとで異なるサンプリング周波数のフィルタ演算を行う場合、前述の演算処理はフィルタ演算制御回路108により入力演算処理および出力演算処理の実行、停止の制御が行われる。
制御手順は図4に示すような場合、1サンプルの周期が短い出力オーディオデータのサンプリング周波数48kHzがデータ演算器処理を行う1サンプル期間と設定される。次に、入力演算処理および出力演算処理が1サンプル期間に収まるよう制御される。またデータ処理は、A期間において、入力データはなく、出力データ1だけが確定しているので、B期間では出力処理を行い、入力処理は行わないよう制御する。B期間では、入力データ1と出力データ2が確定しているため、C期間において入力処理および出力処理を行うよう制御する。さらに、C期間では入力データ2と出力データ3、D期間では入力データ3と出力データ4、E期間では入力データ4と出力データ5が確定しているため、それぞれD期間、E期間、F期間において入力処理および出力処理を行うよう制御する。
このように、本実施例のオーディオ・インターフェイス回路は演算処理を制御することにより、サンプリング周波数の異なる全2重動作を可能にする。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、上記実施例では、フィルタ回路とバッファメモリの両方について、それぞれ共用化を図っているが、必ずしもこれに限られず、共用化の対象を何れか一方のみにするものであってもよい。
また、バッファメモリは出力オーディオデータ用バッファメモリ、入力オーディオデータ用バッファメモリ、および、フィルタ回路が有するフィルタ遅延メモリを共用するとして説明したが、必ずしもこれに限られず、これらの3つのメモリのうち2つを共用するものであってもよい。また、他のメモリをも共用するものであってもよい。
【0006】
【発明の効果】
以上、本発明のオーディオ・インターフェイス回路を用いれば、入力オーディオデータと出力オーディオデータのフィルタ演算回路を共用することにより、回路規模の削減およびコスト低減を図ることができる。
また、ハードウェアとしてのCPUとの送受信用バッファメモリを共用すれば、回路規模の削減、コスト低減に、より一層寄与することができる。
また、サンプリング周波数の異なる入力オーディオデータおよび出力オーディオデータを扱う場合でも、全2重動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーディオ・インターフェイスのブロック図。
【図2】FIRフィルタの信号処理図。
【図3】フィルタ演算の処理方法1。
【図4】フィルタ演算の処理方法2。
【図5】従来のオーディオ・インターフェイスのブロック図。
【符号の説明】
101…CPU,102…フィルタ回路,103…バッファ,104・105…インターフェイス回路,106…他CPU周辺回路,107…CPUバス,108…フィルタ演算制御回路。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an interface circuit required for transmitting / receiving an audio signal or the like between various devices such as a portable terminal and an audio device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, there are digital audio signals having various types of attributes. Considering the sampling frequency of a signal, 44.1 kHz, 22.05 kHz, and 11.25 kHz are used in a general audio signal interface section of a personal computer or the like. Also, 48 kHz is adopted for a digital audio tape recorder (DAT) and the like, and 32 kHz is adopted for a satellite broadcast.
Further, there is known an editing apparatus which converts an audio signal into digital data through an audio interface and records or reproduces the data on a recording medium such as a hard disk. In recent years, some portable terminals have an audio signal input / output and a recording / reproducing function.
For this reason, when recording a sound source having a different sampling frequency such as 48 kHz such as DAT from a personal computer or the like on a CD-R or the like, the audio interface needs to convert the sampling frequency.
Many of the signals existing in the world are still analog signals. Therefore, the signal contains more or less noise components, and a filter circuit is required as an audio interface to remove only noise components that are well mixed in the signal without affecting the signal components. ing.
A device equipped with a general audio function includes a CPU for controlling an audio interface and an audio interface circuit for receiving a control signal of the CPU and performing an input / output operation of audio data.
For example, FIG. 5 shows a conventional technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. H9-139671. This shows that the input / output filter circuit and the input / output buffer for audio data exist independently of each other.
In FIG. 5, the input audio data is input from the
The operation of each unit described above is controlled by the
Next, a case where audio data is output will be described. First, based on a command from the
Next, an FIR filter performed by the filter circuit will be described with reference to FIG.
In FIG. 2, the latest data to be input is input from the memory 1, and the data is moved to the right one position each time it is processed once. Then, the latest data is input to the position of the memory 1 again. When the output audio data of FIG. 5 is considered, the input data is the data stored in the output
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As seen in the above-mentioned prior art, the audio interface circuit uses input audio data and output audio data, each using a filter circuit, a buffer memory for transmission and reception with the CPU, a filter delay memory of the filter circuit, and a filter operation. The use of such a circuit configuration increases the circuit scale as hardware and leads to an increase in cost.
Further, in the above-described prior art, full-duplex operation can be performed, but the sampling frequency specified by the timing generator can only operate at the same rate for input audio data and output audio data. There are many standards for the sampling frequency of a device, and the frequency ratio is not simple. In order to realize a more versatile audio interface, it is important that input and output audio data operate at different sampling frequencies.
In view of the above problems, the present invention reduces the circuit scale of an audio interface, reduces costs, and enables full-duplex operation at different sampling frequencies for input and output.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, one of the representative embodiments of the present invention is an audio interface circuit for inputting and outputting audio data, wherein the audio interface circuit performs a filter operation on the audio data. A filter circuit is provided, wherein the filter circuit is configured to be shared by input audio data and output audio data.
Another typical example of the present invention is an audio interface circuit that transmits first audio data and receives second audio data, wherein the audio interface circuit includes a filter circuit, a filter operation circuit, A buffer memory, an interface circuit for the first audio data, and an interface circuit for the second audio data, wherein the filter circuit performs a filter operation on both the first audio data and the second audio data; Further, a double operation of a filter operation of the first audio data and the second audio data is enabled by time division.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
First, the operation of the
Further, in this embodiment, the operation is performed by sharing the buffer memory for input audio data and the buffer memory for output audio data necessary for reading and writing audio data with the
Next, the operation of the
The horizontal axis in FIG. 3 represents time, and shows the execution period of the arithmetic processing of the input audio data and output audio data of 48 kHz, and the input audio data and output audio data in the present embodiment. One sample period of each of the input data 1 to 4 and the output data 1 to 4 input to the filter circuit has a cycle of 48 kHz.
If input audio data and output audio data are shared by a combination of filter circuits using the conventional concept, the arithmetic unit processing of the filter operation performs one data processing in one sample period. The arithmetic processing cannot be performed simultaneously on the audio data and the output audio data.
Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 3, the processing operation is performed by dividing the calculation processing time of one sample period into the input processing and the output processing, respectively. By setting the operation scale of the filter operation unit to be within the processing period, an operation in which the filter circuits for the input audio data and the output audio data are shared can be performed.
Next, an operation method will be described using the block configuration of the audio interface shown in FIG.
Input audio data is externally input to the
When the audio data is output to the outside as output audio data, the audio data is transferred to the
The
Finally, a method of the arithmetic processing of the
The horizontal axis in FIG. 4 represents time, and indicates the execution period of the arithmetic processing of the input audio data of 44.1 kHz and the output audio data of 48 kHz, the input audio data and the output audio data. One sample period of each of the input data 1 to 4 input to the filter circuit has a period of 44.1 kHz, and one sample period of each of the output data 1 to 4 has a period of 48 kHz. A, B, C, D, E, and F each represent one sample period of 48 kHz. In this case, since the period of the output audio data is shorter in the arithmetic processing, the input and output arithmetic processing is performed at a cycle of 48 kHz. Basically, the filter operation process performs an input process and an output process.
In the filter calculation process in the period B in FIG. 4, the output process of the output data 1 determined in the period A is performed. This is because the sampling frequency of the input audio data is as slow as 44.1 kHz, so that the data is not determined within the period A, and it is not possible to meet the timing of the arithmetic processing at the start of the period B. Therefore, the input data 1 and the output data 2 determined in the period B are processed in the period C. In period D, the arithmetic processing of input data 2 and
In the case of performing a filter operation of a different sampling frequency between the input audio data and the output audio data, the above-described operation is controlled by the filter
In the control procedure as shown in FIG. 4, the sampling frequency of 48 kHz of the output audio data having a short period of one sample is set as one sample period for performing the data arithmetic processing. Next, the input operation processing and the output operation processing are controlled to be within one sample period. In the data processing, since there is no input data and only output data 1 is determined in the period A, the output process is performed in the period B and the input process is controlled not to be performed. In the period B, the input data 1 and the output data 2 are determined, so that the input process and the output process are controlled to be performed in the period C. Further, the input data 2 and the
As described above, the audio interface circuit according to the present embodiment controls the arithmetic processing, thereby enabling full-duplex operation with different sampling frequencies.
As described above, the invention made by the inventor has been specifically described based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the above embodiment, and can be variously modified without departing from the gist of the invention.
For example, in the above embodiment, both the filter circuit and the buffer memory are shared. However, the present invention is not limited to this, and only one of the sharing targets may be used.
The buffer memory has been described as sharing the buffer memory for the output audio data, the buffer memory for the input audio data, and the filter delay memory included in the filter circuit. However, the present invention is not limited to this, and two of these three memories are used. One may share one. Further, another memory may be shared.
[0006]
【The invention's effect】
As described above, by using the audio interface circuit of the present invention, it is possible to reduce the circuit scale and cost by sharing the filter operation circuit for input audio data and output audio data.
Further, sharing the transmission / reception buffer memory with the CPU as hardware can further contribute to reduction in circuit size and cost.
Even when input audio data and output audio data having different sampling frequencies are handled, full-duplex operation is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an audio interface.
FIG. 2 is a signal processing diagram of an FIR filter.
FIG. 3 is a processing method 1 of a filter operation.
FIG. 4 is a processing method 2 of a filter operation.
FIG. 5 is a block diagram of a conventional audio interface.
[Explanation of symbols]
101: CPU, 102: Filter circuit, 103: Buffer, 104, 105: Interface circuit, 106: Other CPU peripheral circuits, 107: CPU bus, 108: Filter operation control circuit
Claims (13)
前記オーディオ・インターフェイス回路は、前記オーディオデータのフィルタ演算を行うフィルタ回路を有し、
前記フィルタ回路は、入力オーディオデータと出力オーディオデータとで共用されるように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。An audio interface circuit for inputting and outputting audio data,
The audio interface circuit has a filter circuit that performs a filter operation on the audio data,
An audio interface circuit, wherein the filter circuit is configured to be shared by input audio data and output audio data.
前記オーディオ・インターフェイス回路は、さらにバッファメモリを有し、
前記バッファメモリは、前記入力オーディオデータと前記出力オーディオデータとで共用されるように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 1,
The audio interface circuit further has a buffer memory,
The audio interface circuit, wherein the buffer memory is configured to be shared by the input audio data and the output audio data.
前記バッファメモリは、前記フィルタ回路のフィルタ遅延メモリとして機能するように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 2,
The audio interface circuit, wherein the buffer memory is configured to function as a filter delay memory of the filter circuit.
前記バッファメモリは、前記フィルタ回路のフィルタ係数メモリとして機能するように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 2 or 3,
The audio interface circuit, wherein the buffer memory is configured to function as a filter coefficient memory of the filter circuit.
前記オーディオ・インターフェイス回路はフィルタ演算制御回路を有し、
前記フィルタ演算制御回路は、前記入力オーディオデータと前記出力オーディオデータとの二重動作によるフィルタ演算処理を行うように、前記フィルタ回路を制御することを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to any one of claims 1 to 4,
The audio interface circuit has a filter operation control circuit,
The audio interface circuit, wherein the filter operation control circuit controls the filter circuit so as to perform a filter operation process by a double operation of the input audio data and the output audio data.
前記フィルタ回路は、前記フィルタ演算処理を時分割により行うように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 5,
The audio interface circuit, wherein the filter circuit is configured to perform the filter operation processing by time division.
前記フィルタ回路は、前記入力オーディオデータのサンプリング周波数と前記出力オーディオデータのサンプリング周波数とが異なる場合にも、前記二重動作によるフィルタ演算処理を行うように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 5,
The audio circuit, wherein the filter circuit is configured to perform the filter operation processing by the double operation even when the sampling frequency of the input audio data is different from the sampling frequency of the output audio data. Interface circuit.
前記二重動作における1サンプル期間は、前記入力オーディオデータと前記出力オーディオデータとを比較して、周期の短いほうに合わせて前記フィルタ演算処理の周期を設定するように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 7,
One sample period in the double operation is configured to compare the input audio data with the output audio data and set a cycle of the filter operation processing in accordance with a shorter cycle. Audio interface circuit.
前記オーディオデータはデジタルデータであることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to any one of claims 1 to 8,
The audio interface circuit, wherein the audio data is digital data.
前記オーディオ・インターフェイス回路は携帯端末に対応するように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to any one of claims 1 to 9,
The audio interface circuit, wherein the audio interface circuit is configured to correspond to a portable terminal.
前記オーディオ・インターフェイス回路は、フィルタ回路、フィルタ演算回路、バッファメモリ、前記第1オーディオデータのインターフェイス回路、および、前記第2オーディオデータのインターフェイス回路を有し、
前記フィルタ回路は、前記第1オーディオデータおよび前記第2オーディオデータの両方のフィルタ演算を行い、かつ、前記第1オーディオデータおよび前記第2オーディオデータのフィルタ演算の二重動作が時分割により可能とされていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。An audio interface circuit for transmitting first audio data and receiving second audio data, comprising:
The audio interface circuit includes a filter circuit, a filter operation circuit, a buffer memory, an interface circuit for the first audio data, and an interface circuit for the second audio data,
The filter circuit performs a filter operation on both the first audio data and the second audio data, and a double operation of the filter operation on the first audio data and the second audio data can be performed by time division. An audio interface circuit characterized by being performed.
前記バッファメモリは、前記第1オーディオデータの送信用のバッファメモリ、前記第2オーディオデータの受信用のバッファメモリ、フィルタ遅延メモリ、および、フィルタ演算が利用するフィルタ係数メモリを共用していることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 11,
The buffer memory shares a buffer memory for transmitting the first audio data, a buffer memory for receiving the second audio data, a filter delay memory, and a filter coefficient memory used in a filter operation. Characteristic audio interface circuit.
前記第1オーディオデータの周波数と前記第2オーディオデータの周波数とが相違する場合でも、前記二重動作が時分割で行えるように構成されていることを特徴とするオーディオ・インターフェイス回路。The audio interface circuit according to claim 11 or 12,
An audio interface circuit characterized in that the double operation can be performed in a time-division manner even when the frequency of the first audio data is different from the frequency of the second audio data.
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