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JP2004083321A - Method and apparatus for cutting sheet-like body - Google Patents

Method and apparatus for cutting sheet-like body Download PDF

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JP2004083321A
JP2004083321A JP2002245190A JP2002245190A JP2004083321A JP 2004083321 A JP2004083321 A JP 2004083321A JP 2002245190 A JP2002245190 A JP 2002245190A JP 2002245190 A JP2002245190 A JP 2002245190A JP 2004083321 A JP2004083321 A JP 2004083321A
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JP
Japan
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area
rectangular
defect
finished product
semi
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Application number
JP2002245190A
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Japanese (ja)
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Masaki Iguchi
井口 雅喜
Kunio Ando
安藤 邦雄
Takaaki Izumi
和泉 貴哲
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method in which decision as for acceptance or rejection in a rectangular semi-finished product assumed in a ribbon-like glass sheet on the line is flexibly performed, and the reduction of possibility for claims by customers and the improvement of yield are realized. <P>SOLUTION: With a defect located in front of the flowing direction of a ribbon-like glass sheet, as a starting object, successively, cutter lines in a longitudinal direction and a transverse direction are set so as to evade each defect. When the cutter line in the longitudinal direction is set, a pair of rectangular regions are demarcated side to side with the cutter line as a border. In the case of the cutter line in the transverse direction, a pair of rectangular regions are demarcated up and down. As for each pair, the rectangular region larger than a reference area is selected and registered in a memory. The defect as the object is changed, and, with the registered rectangular region as the object, in the case the rectangular region comprises the defect, the longitudinal and transverse cutter lines are set so as to evade the defect. Then, in the rectangular regions demarcated by the cutter lines, the one larger than the reference area is selected and registered. The treatment is repeated to a final defect. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ライン上を流れるリボン状ガラス板から欠点を含んだガラス板を半製品として切断する方法に関し、特に、半製品領域内に基準面積より大きい無欠点矩形領域が含まれるか否かに基づいて半製品の合否を判定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス板製品の製造は、窯から引き上げられたリボン状ガラス板を、コンベア上を一定速度で流し、コンベア上で切断し採ること(採板)によって行われる。顧客要求として様々な製品寸法要求があるが、ライン上での切断のため、多種類の寸法の切断に柔軟に対応することは難しい。そこで、顧客の様々な製品寸法要求に対応するため、ライン上では一定の規格寸法で切断(1次切断)、採板しておき(半製品)、その後に製品要求寸法に合わせて半製品をオフラインで再度切断するという処理(2次切断)を行って最終製品とすることが多い。
【0003】
しかしながら、採板する規格寸法のガラス板(半製品)の中には気泡や異物などの欠点部分が混入している場合がある。このような欠点を含む物が製品として出荷されることは決して望ましいことではない。この欠点部分は欠点検出機や目視によって発見され、事前に分かっている。そのため、これらの欠点部分を避けて切断することは可能であるが半製品の歩留を大きく落とすことになる。であるから、効率よくリボン状ガラス板にカッター線を入れ切断する必要が出てくる。なぜなら、欠点部分を含まないガラス板だけを出荷することを考えれば、客先の満足は最大になるだろうが製造側の立場としては歩留が大幅に落ちてしまうという問題がある(単純に考えれば顧客の満足と歩留はトレードオフの関係にある)。そこで採板する基準を設け、欠点の全く無いガラス板(以下、完板)、欠点部分を含むが基準を満たすガラス板(以下、基準合格品)を半製品として採る(以下、採板)ということを行う。その基準とは、「半製品のガラス板から、欠点の存在しない所定の大きさ以上の矩形のガラス板を、2次切断処理において確実に切り出すことが出来るものを採板する」ということになっている。
【0004】
この基準を満たす方法として従来では、矩形領域の縦横の寸法(基準寸法)を明示的に指定する方法しか存在していなかった。具体的に基準寸法ではライン上をリボン状ガラス板が流れてくると、あらかじめ設定されている基準寸法である矩形領域の縦横の寸法の無欠点ガラス板が切断予定の半製品候補の領域の中で確保できるかどうかで半製品とするか否かを決定している。
【0005】
従来の切断方法を図面を用いて説明する。図1に示されるように、ライン上を流れるリボン状ガラス板に対して半製品候補領域2とガラス切断予定線4を設定し、半製品候補領域2から欠点部分6を避けて基準寸法(α×β)のガラス板1が切り取り可能な半製品候補を、基準合格品という形で採板する。なお、参照符号8は前回の切断面である。
【0006】
基準寸法のガラス板の切り取り例として、例えば図2に示される場合には、リボン状ガラス板の下流から採ろうとすると一見不可能だが、欠点6より上流なら基準寸法を満たす領域1を確保できるので基準合格品となる。また、図3に示される場合には、縦α,横βの寸法のまま採ろうとすると一見不可能だが、基準寸法の縦横寸法を入れ替えれば基準寸法を満たす領域1を確保できるので基準合格品となる。
【0007】
こうして、現在の半製品候補領域が半製品となった場合、次の半製品候補領域の処理に移り、次々と繰り返し判定されていく。一方、現在の半製品候補領域が半製品とならなかった場合、1つ目の欠点または、切断可能な最小寸法まで(設備環境上の都合)で一旦切断し、そこから半製品候補領域をとり同じ判定処理を繰り返していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、まず、柔軟性に欠けているという問題がある。というのは、基準寸法は矩形領域の縦横の最大寸法を固定するため採板可否の自由度が低いからである。つまり縦横寸法が固定されているために、面積上の基準を満たしているが切り抜かれ破棄されているガラスが存在する場合がある。
【0009】
次に、欠点の発生状況によって歩留の低下が大きいという問題がある。というのは、欠点の発生が多くなると縦横寸法が固定になっている事が足枷になるためである。
【0010】
さらに、上記2つの問題より、歩留を良くする為には基準を比較的低く設定しなければならない。しかし、そうすると大口ロットと小口ロットによって品質にばらつきが出る可能性がある。通常の欠点発生状況では、経験上客先要求を満たすぐらいの完板率であるが、細かく見ると小ロットの客先で欠点を多く含むガラスを購入する可能性があり、それがクレームとなる可能性がある。
【0011】
本発明の目的は、前述の従来問題「小ロットの客先では欠点を多く含むガラスを購入する可能性」を回避できるようになること。欠点のない最大の面積が常に半製品表面積対比、指定%以上確保されたガラスを切断すること。つまり客先クレームの可能性を減少させつつ、歩留ロスを抑えること。これをリアルタイム制御で実現する切断方法を提供することである。
【0012】
また、本発明の他の目的は、リボン状ガラス板のオンライン切断の制御ロジックであり、プログラムの実行時間、メモリを最小限にする制御ロジックを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、欠点を含んだガラス板の切断制御を基準寸法から基準面積%に変更する。すなわち、ガラス板から2次切断処理によって半製品候補表面積の何%の無欠点ガラス板がとれるかどうかにより半製品とするか否かを決定する方法である。
【0014】
半製品の合否判定に基準寸法を採用するのではなく、半製品の表面積に対して矩形領域の面積%(以下、「基準面積%」という)欠点のない領域が存在することを確認し、矩形領域の最大寸法の縦横のサイズは自由にする。このように面積%で処理するため、前述の従来問題「小ロットの客先では欠点を多く含むガラスを購入する可能性」を回避できると同時に、歩留ロスを抑えることができる。
【0015】
具体的には、ライン上を流れるリボン状のガラス板に矩形の半製品候補領域を想定する。そして、当該半製品候補領域内に存在する欠点の位置を求める。次に、リボン状ガラス板の流れ方向の前方に位置する欠点から順次対象として、それぞれの欠点位置を避けるように縦方向および横方向のカッター線を設定する。1つの欠点に対して縦方向のカッター線を設定すると、当該カッター線を境にして左右に1組の矩形領域が画される。また、横方向のカッター線の場合は、当該カッター線を境にして上下に1組の矩形領域が画される。それぞれの組について、基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択してメモリに登録する。対象となる欠点を変更し、登録された矩形領域を対象として、当該矩形領域がその欠点を含む場合には、この欠点を避けるように縦および横のカッター線を設定する。そして、カッター線によって画される矩形領域のうち、基準面積より大きい物を選択して登録する。このような処理を最後の欠点まで繰り返す。本発明においては、このようなカッター線の設定を全ての欠点について行うことにより、最終的には、無欠点の矩形領域がこれらのカッター線(および/または半製品候補領域区画線)によって画されることとなる。
【0016】
このようにすることにより、基準面積よりも大きい無欠点の矩形領域を算出することができる。また、基準面積を50%以上とすることで、少ない処理時間と少ないメモリ量とで計算を行うことができる。
【0017】
より具体的には、本発明の一態様は、ライン上を流れるリボン状板状体から欠点を含む矩形の半製品をオンライン切断するために、前記リボン状板状体上に想定される矩形半製品の候補領域の合否を判定して切断する方法であって、
ライン上を流れる前記リボン状板状体上に前記矩形半製品の候補領域を想定する工程と、
前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点の位置を求める工程と、
前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点について、前記リボン状板状体の流れ方向の前方に位置する欠点から順次対象として、
(a)前記矩形半製品の候補領域を対象領域とし、最初の欠点を対象として、対象とされる欠点を避けるように縦方向のカッター線および横方向のカッター線を前記対象領域に設定する工程と、
(b)前記縦方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択し、前記横方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択して、メモリに登録する工程と、
(c)前記メモリに登録された矩形領域を対象領域とし、次の欠点を対象として、工程(a)および工程(b)を行う工程と、
(d)前記矩形半製品の候補領域内の後方に位置する最後の欠点を処理するまで工程(c)を繰り返す工程と、
前記最後の欠点を対象として設定される縦方向のカッター線によって画される矩形領域および横方向のカッター線によって画される矩形領域のうち、基準面積よりも大きい矩形領域が存在する場合には、前記矩形半製品の候補領域を合格と判定する工程と、を含む方法である。
【0018】
また、上記方法の発明は、ガラス切断機制御装置の発明としても成立する。また、上記発明は、ガラス切断機制御装置やコンピュータに所定の機能を実現させるプログラム又はそのプログラムを記録した記録媒体としても成立する。
【0019】
【発明の実施の形態】
まず、図4を参照してガラス板の切断工程について説明する。ここで、図4は、ガラス板の切断工程を説明する図であり、欠点検出機からガラス切断機に至る製造ラインを示している。この製造ラインは、Y軸方向に延在するラインコンベヤ100を備えており、このラインコンベヤ100には、窯から引き上げられたリボン状ガラス板が流れてくる。
【0020】
欠点検出機32は、例えば、光スポットをY軸方向と直角なX軸方向に走査するフライングスポット型の欠点検出機である。欠点検出機32は、リボン状ガラス板に存在する欠点を検出し、例えば、欠点の位置、欠点の種類、欠点の大きさ等を表す欠点データを出力する。この欠点データは、例えばコンピュータにより構成される制御装置10に送られる。
【0021】
制御装置10では、欠点検出機32からの欠点データを受信すると、リボン状ガラス板に存在する欠点の位置を認識し、そのトラッキングを開始する。
【0022】
ガラス切断機34は、リボン状ガラス板に、所定の間隔でX軸方向にカッター線を入れる。ガラス切断機34は、例えば斜行カッターを備えている。この斜行カッターは、リボン状ガラス板のY軸方向速度に同期して斜め方向に走行するカッターを有しており、その走行およびカッター線設定位置は制御装置10によって制御される。
【0023】
次に、工程の流れを説明する。窯から引き上げられたリボン状ガラス板がラインコンベヤ100上を、欠点検出機32のところまで流れてくると、欠点検出機32は、リボン状ガラス板に存在する欠点を検出し、欠点の位置等を表す欠点データを制御装置10に送る。
【0024】
制御装置10は、欠点の位置を求め、後述するような半製品候補領域の合否判定を行い、ガラス切断予定線を確定してガラス切断機34に指示する。続いて、ガラス切断機34は、指示されたガラス切断予定線にしたがってX軸方向にカッター線を入れる。
【0025】
次に、図5を参照して制御装置について説明する。ここで、図5は、制御装置の構成を説明するブロック図である。図5に示されるように、制御装置10は、本体12,入出力装置14,外部記憶装置16を備える。
【0026】
本体12は、CPUとRAM,ROM等のメモリとを備える。本体12は、CPUによって実行されるプログラムにより、欠点の位置を演算し、半製品候補領域の合否判定処理を行い、ガラス切断予定線を確定し、ガラス切断位置をガラス切断機34へ指示する。
【0027】
入出力装置14は、キーボード,マウス等の入力装置と、ディスプレイ等の出力装置を備える。入力装置からは、半製品の規格寸法が入力され設定される。また、出力装置には、リボン状ガラス板が画面表示され、半製品候補領域,欠点位置,矩形領域およびその面積,ガラス切断予定線等が表示される。
【0028】
そして、外部記憶装置16は、本体12で実行されるプログラム,規格寸法データ,欠点検出機32からの欠点データ,矩形領域データ等を記憶する。
【0029】
次に、図6,7を参照して本発明に係る切断方法の概要を説明する。図6および図7は、本発明に係る切断方法の概要を説明する図である。半製品合否判定に基準面積%を用いる本方法は、ライン上をリボン状ガラス板が流れてくると、ガラス上にセンサーや目視によって検出されている欠点部分を避けながらも、あらかじめ設定されている基準面積%分の無欠点矩形領域が半製品候補内におさまるかどうかを判定し製品とするかどうかを決定する。
【0030】
具体的には、図6に示されるように直前の切断面8を基準として、ライン上を流れるリボン状ガラス板に半製品候補領域2を設定する。そして、半製品候補領域2の末尾にガラス切断予定線4を仮設定する。次に、欠点6を避けるようにカッター線9を設定する。詳細には、カッター線9は、欠点6を避けるため、欠点6の上、または欠点6の近傍に設定される。また、カッター線9は、縦方向(X軸方向)と横方向(Y軸方向)の2種類が設定される。続いて、カッター線9によって画される矩形領域1の面積が基準面積(半製品表面積 × 基準面積%)より大きいか否か判断し、半製品候補領域2の合否を判定する。
【0031】
一方、図7(a)(b)に示されるように、欠点6が複数の場合には、半製品候補領域2から欠点部分6を避けて切り取れる最大面積の矩形領域1を対象として、これが設定した基準面積より大きければ欠点込みで採板するようにしてもよい。
【0032】
半製品となった場合、ガラス切断予定線4を確定し、次の半製品候補領域の処理に移り、次々と繰り返し判定されていく。半製品とならなかった場合、ガラス切断予定線4をキャンセルし、1つ目の欠点または、切断可能な最小寸法まで(設備環境上の都合)で一旦切断し、そこから半製品候補領域をとり同じ判定処理を繰り返していく。
【0033】
(制約条件)
次に、好適な実施の形態においては、設定する基準面積%は50%より大きいものとするのが好ましい。また、半製品1枚に含まれる欠点個数を10個までとするのが好ましい。設定する基準面積%を50%より大きいものとした理由はデータ数の爆発的増加を抑制するためである。50%の制限を設けなければ後述するが1つの欠点で4個の面積候補ができる。そのためn個の欠点ではデータが最大4 個という膨大な量になってくるのでリアルタイムでの処理が難しくなる。また現実的に設定値を50%未満にすることは少ない。設定を50%より大きく設定すれば1つの欠点で2個までの面積候補に抑える事が出来、データ点数が前述の4 に対して2 と処理データ数の大幅削減ができる。
【0034】
欠点個数を10個までと制限を設けているのは面積%を50%より大きいものとしてもデータがn個の欠点では最大2 個まで膨れ上がる可能性があり、メモリ量、処理の重たさがシビアになり(データ量4 個から2 個に大幅削減できたがまだ多い)、また現状においても欠点10個以上の場合は製品として認められないということで破棄しているためである。なお、50%および10個という基準は、本発明をこれに限定するものではなく、求められる半製品の品質に応じて任意に設定可能であることはいうまでもない。例えば基準面積%を50%未満とした場合には、必要となるバッファの数は2個よりも増えるが、切断された4つの矩形領域の全てを常に登録する必要はなくなるので、必要バッファ数を減らす効果がある。
【0035】
(ロジック概説)
次に、本発明のロジックについて説明する。ガラス製造ラインでは絶え間なくリボン状ガラスが流れてくるためオンライン上での処理が必要不可欠である。ガラスは上流から下流方向に流れ、ガラスには欠点が存在する。最初から全ての欠点の場所と数がわかっていれば別のロジックも考えられるかもしれないが、あくまで欠点は下流側から順々に検出される。そのため下流のほうの欠点から順にロジックの計算対象になるということになる(計算の必要のなくなった時点(完板判明又は面積確保不可判明)で次の板の処理に移ることが出来る)。
【0036】
ここでは簡単な例をあげて解説する。図8および図9は、本発明の制御処理ロジックを説明する概念図である。半製品候補に2個の欠点(図中のf,f)があったとする。カッター線候補を破線9で表すことにする。まず、最初の欠点fを避けるために、縦方向のカッター線を入れるケースと、横方向のカッター線を入れるケースとが考えられる。図8に示されるように、それぞれのカッター線につき1組の矩形領域が生じる。すなわち、縦方向のカッター線を境に矩形領域L1およびL2が生じ、横方向のカッター線を境に矩形領域H1およびH2が生じる。
【0037】
したがって、図8のように1つの欠点で4つの面積候補ができる。だが候補として残すのは半製品の表面積の指定%より大きな切り方(ただし指定できる%は50%より大)だけであるので選ばれる切り方は1つの欠点ごとに最大2つまでである。図8の場合1つ目の欠点で選択される矩形領域はL1とH2のみである。
【0038】
次に、2つ目の欠点fにカッター線を設定する。図9に示されるように、2つ目の欠点fについては、最初の欠点fで選択された矩形領域(L1,H2)のそれぞれを対象としてカッター線が設定される。そして、先程と同じ考え方をすると、2つ目の欠点情報で選択される矩形領域はL1の板からはL1’とL1”が候補として選択される可能性がある(L1’とL1”が基準面積より大きくないと選択されないので)。同様にH2の板からはH2’とH2”が候補として選択される可能性がある。つまり、この例では最終的に矩形領域が4種類選ばれる可能性があることになる。
【0039】
また、この例の場合、最高4種類の中から面積が最大になるものを選び出す。こうして選び出された物が最終結果である。このロジックを半製品候補内のすべての欠点について適用して、欠点のない最大の面積を算出する。
【0040】
次に、それぞれの欠点において選択された矩形領域の関係について説明する。ここで、図10および11は、欠点の配置例を説明する図であり、図12は、矩形領域の相互関係を説明する概念図である。図10(a)に示されるように、3つの欠点が半製品候補領域内に含まれるケースを想定する。
【0041】
このような欠点配置例について、上記と同様にして最初の欠点fから順にカッター線を設定していく。fにおいては、縦方向のカッター線と横方向のカッター線とが設定される。そして、それぞれのカッター線で画される矩形領域の中から基準面積よりも大きいものが選択されメモリに登録される。ここで、縦方向のカッター線を0、横方向のカッター線を1として表現する。最初の欠点において、縦方向のカッター線0で画される矩形領域は2つあり、選択される(50%より大きい)のはいずれか1つとなる。したがって、最初の欠点−縦方向のカッター線−選択された矩形領域を0として表す。同様に、横方向のカッター線に関して選択された矩形領域を1として表す。
【0042】
本発明において、無欠点の矩形領域を得るためには、原則として、選択された矩形領域に含まれる欠点に再度カッター線を設定し、矩形領域を選択して再度登録し、これを矩形領域内に欠点が無くなるまで繰り返さなければならない。したがって、次に、最初の欠点fで登録された矩形領域を対象として、2番目の欠点fについてカッター線の設定を行う。本例では、矩形領域0および1のそれぞれに対して、縦方向および横方向のカッター線を設定し、矩形領域を選択し、メモリに登録する。矩形領域0に関して、2番目の欠点−縦方向のカッター線−選択された矩形領域を00として表す。一方、矩形領域0に関して、2番目の欠点−横方向のカッター線−選択された矩形領域を01として表す。矩形領域1についても同様にして、10,11として表す。
【0043】
次に、3番目の欠点についても同様に、2番目の欠点fで登録された矩形領域を対象としてカッター線の設定を行う。このようにして、3番目の欠点f3を処理すると、図10(b)〜(f)および図11(g)〜(i)に示されるように、最終的に2=8種類の矩形領域がメモリに登録される。そして、8種類の矩形領域は、カッター線の方向に基づいて、000,001,010,011,100,101,110,111として識別することができる。
【0044】
本例において登録されたそれぞれの矩形領域は、最終的に、例えば図12に示されるように階層的に表すことができる。この図において、0層は、半製品候補領域である。第1層は、半製品候補領域内の欠点を最初に処理した結果選ばれた矩形領域である。第2層は、第1層の矩形領域に含まれる欠点を最初に処理した結果選ばれた矩形領域である。第3層は、第2層の矩形領域に含まれる欠点を最初に処理した結果選ばれた矩形領域である。なお、このような階層構造に基づいて、半製品候補領域および選択された矩形領域のデータ(座標および面積)をメモリに登録するようにしてもよい。
【0045】
(制御処理の流れ)
次に、具体的な制御処理の流れについて図を参照して説明する。図13は、ガラス板の切断制御処理の流れを説明するフローチャートであり、図14は、半製品候補領域の設定を説明する図であり、図15は、欠点位置の決定を説明する図であり、図16は、記憶された欠点データを示す概念図である。
【0046】
まず、制御装置10は、リボン状ガラス板の下流(ガラスの先端)から規格寸法分の矩形の半製品候補領域2を想定する(ステップ101)。そして、仮に次のガラス切断予定線4を決める(ステップ102)。具体的には、図14に示されるように、前回のガラス切断線8を基準として、リボン状ガラス板の上に規格寸法の半製品候補領域2を画定する。そして、半製品候補領域2の末尾にガラス切断予定線4を仮設定する。
【0047】
次に、制御装置10は、リボン状ガラス板上の欠点データに基づいて、欠点位置を定める(ステップ103)。具体的には、欠点検出機32によってリボン状ガラス板上に存在する欠点を順次検出し、それぞれの欠点のX座標を制御装置10に送信する。制御装置10は、例えばガラスの走行速度に基づいて、それぞれの欠点のY座標を算出する。これにより、図15に示されるように、リボン状ガラス板上の欠点f,f,f,fの位置が定まる。また、それぞれの欠点の座標は、図16に示されるように昇順にメモリに記憶される。なお、1枚の半製品候補領域内の欠点については、ガラス板の流れ方向の前方に位置する欠点から順にf,f,f,…fとして表す。
【0048】
次に、制御装置10は、半製品候補領域内の欠点の数が10未満か否か判断する(ステップ104)。欠点の数が10以上の場合は、その半製品候補領域は不合格なので、後述するように最初の欠点でガラス板を切断する(ステップ108)。
【0049】
欠点の数が10未満の場合には、次に、制御装置10は、無欠点矩形領域を演算する(ステップ105)。具体的には、半製品候補領域内に存在するそれぞれの欠点を順次対象としてカッター線を設定していき、カッター線または/および半製品候補領域区画線によって画される矩形領域であってその内部に欠点が存在しない矩形領域を算出する。
【0050】
次に、制御装置10は、無欠点矩形領域が基準面積より大きいか否か判断する(ステップ106)。例えば、ステップ105で複数の無欠点矩形領域が得られた場合には、最大の無欠点矩形領域が基準面積より大きいか否か判断する。
【0051】
無欠点矩形領域が基準面積より大きい場合には、当該半製品候補領域は合格なので、制御装置10は、ガラス切断予定線4を確定し(ステップ107)、そうでない場合には、最初の欠点fを切り落とすようにガラス切断線を再設定する(ステップ108)。そして、終了命令がない場合には次の半製品候補領域について同様の判定を繰り返す。
【0052】
(無欠点矩形領域演算処理)
次に、図18に示されるような2つの欠点を含む半製品候補領域を例として、上述のステップ105およびステップ106の処理を詳細に説明する。図17は、半製品候補領域の判定方法の手順を説明するフローチャートであり、半製品候補のガラス板1枚に対する処理を説明する図である。図18は、欠点の配置例を説明する図であり、図19は、矩形領域の面積算出および登録処理を説明するフロチャートであり、図20は、注目領域の更新処理を説明するフローチャートである。
【0053】
まず、半製品候補領域内の最初の欠点について判断する。制御装置10は、処理すべき欠点がある(残っている)か判断し(ステップ201)、欠点がある場合には、次に、その欠点が半製品候補領域内にあるか否か判断する(ステップ202)。これは、図15のfのように、欠点が半製品候補領域外に存在する場合もあり、これを対象から外す必要があるからである。欠点が半製品候補領域内にある場合には次のステップに進み、そうでない場合には次の欠点の処理に移る。
【0054】
なお、仮設定されたガラス切断予定線より下流のガラス板に存在する全ての欠点の位置をいったんバッファに蓄積してからこのメインルーチンを実行するようにしてもよい。この場合には、下流から順に判明する欠点がバッファ内に存在するかをチェックすることとなる。
【0055】
また、この場合には、下流から順に判明する欠点の位置が1つ目の欠点から順に半製品候補上に存在するかどうかをチェックする(欠点バッファにある欠点は必ずしも半製品候補内にあるものとは限らないため)。
【0056】
次に、制御装置10は、注目している欠点に対して処理されるべき注目領域をチェックし、処理すべき注目領域があれば1つずつ処理対象とする(ステップ203)。注目領域とは、順次処理対象となる欠点に対応して決定される被処理領域である。注目領域は、欠点の処理によって選択された新たな矩形領域によって更新される。最初は、半製品候補領域であり、欠点を処理した結果選択される矩形領域によって順次更新される。例えば、1つ目の欠点情報から処理されるべき注目領域は半製品候補領域全体の1つのみである。2つ目の欠点情報の場合は多くとも2つの領域が処理されるべき注目領域になる。n個目の欠点情報の場合は多くとも2n−1 個の領域が処理されるべき注目領域になる。ここでは、最初の欠点が対象とされているので、注目領域は半製品候補領域全体1つのみである。
【0057】
処理されるべき注目領域がまだあるならば次のステップへ進み、全ての注目領域を処理したらステップ201へ戻り、次の欠点の処理を行う。
【0058】
次に、注目している領域内に現在の欠点が存在しているかをチェックする(ステップ204)。これは、例えば後述する図24(d)(e)に示すように、選択された矩形領域(注目領域)内に後続の欠点が含まれない場合があるからである。その領域内に欠点がない場合は、処理されるべき注目領域を変更して(ステップ206)ステップ203に戻る。一方、領域内に欠点がある場合は、次のステップへ進む。
【0059】
次に、注目している欠点情報を元に注目している領域内の求めたい矩形領域の面積を計算する(ステップ205)。具体的には、図19に示されるように、当該欠点について考えられる4種類の矩形領域に対して面積を算出し(ステップ301,304,307,310)、基準面積との比較を行って(ステップ302,305,308,311)、基準面積より大きいもののみを一次格納用バッファに格納する(ステップ303,306,309,312)。そして、最後に、一次格納用バッファに矩形領域が格納されている場合には、これを取り出してメモリへ登録する(ステップ313)。
【0060】
このように、注目している欠点に対して処理対象領域(注目領域)内で考えると4つのパターンの新たな矩形領域を考える事が出来る。そのために、それぞれの領域について面積を求める。ただし、設定する基準が50%より大きいという制約条件からバッファに残す領域は2つに絞り込む事が出来る。つまり、図19に示されるように、1次格納用バッファが2つしかないのは、基準面積%が50%より大きいという設定があるためにバッファに格納される可能性のあるデータは最大2つだからである。
【0061】
図18の例に戻ると、ここでは最初の欠点を処理しているので、縦方向のカッター線による矩形領域0と横方向のカッター線による矩形領域1との2つがメモリに登録される。その後注目領域を変更してステップ203に戻る。ここでは、注目領域は半製品候補領域の1つのみであったので、未処理の注目領域は残っていない。したがって、処理した注目領域を更新し(ステップ207)、被処理欠点を次の欠点に変更し(ステップ209)、ステップ201へ戻って次の欠点の処理に進む。
【0062】
ここで、図20を参照してステップ207の注目領域の更新処理について説明する。注目領域の更新処理は、1つの欠点の処理が終了した後で、当該欠点に対して処理されるべき注目領域として設定されていたそれぞれの領域を対象として行われる。
【0063】
具体的には、図20に示されるように、まず、制御装置10は、最初の注目領域が現在処理対象の欠点を含むか否か判断する(ステップ401)。注目領域がこの欠点を含まない場合には、当該注目領域は更新されず(ステップ405)、次の欠点に対しても注目領域として扱われる。一方、注目領域が現在処理対象の欠点を含む場合には、次に、この注目領域と現在処理対象の欠点との組合せによって生成され登録された矩形領域があるか否か判断する(ステップ402)。具体的には、ステップ205で選択され、メモリに登録された矩形領域があるか否か判断する。
【0064】
このステップ402で所定の注目領域と所定の欠点との組合せを基礎として生成され登録された矩形領域を識別するために、識別コードを用いる。具体的には、ステップ205の処理で選択された矩形領域のデータに、図12に示されるような矩形領域の識別コード(0,00,01等)と処理の基礎となった欠点の識別コード(f,f,f等)とを付してメモリに登録する。
【0065】
図12に示される矩形領域の識別コードは、その矩形領域の基礎となった注目領域の識別コードの末尾にカッター線の方向を追加することによって構成されている。例えば、識別コード00の注目領域に含まれる欠点に横方向のカッター線1を設定して得られる矩形領域の識別コードは001となる。したがって、登録された矩形領域の識別コードの末尾以外の部分を参照することにより、当該矩形領域の基礎となった注目領域を識別することができる。
【0066】
図20のフローチャートに戻ると、ステップ402で登録された矩形領域があると判断した場合には、その登録された矩形領域で当該注目領域を更新する(ステップ403)。そうでない場合には、当該注目領域をクリアする(空にする)(ステップ404)。
【0067】
次に、他の注目領域があるか否か判断し(ステップ406)、他の注目領域がある場合には、更新処理の対象となる注目領域を変更して(ステップ407)、更新処理を繰り返す。そして、全ての注目領域の更新処理を完了したら終了する。
【0068】
より具体的な説明として、図18の例について注目領域の更新処理を説明する。図21は、注目領域の遷移を説明する図である。図21に示されるように、最初の注目領域は、半製品候補領域である。この最初の注目領域は、最初の欠点を処理した結果選択され登録される矩形領域0と矩形領域1とによって更新される。そして、注目領域0は、2つ目の欠点を処理した結果選択される矩形領域00および矩形領域01によって更新される。一方、注目領域1は、2つ目の欠点を処理した結果選択される矩形領域10および矩形領域11によって更新される。したがって、最終的な注目領域は、矩形領域00,01,10,11となる。
【0069】
図17のフローチャートに戻ると、2番目の欠点については、矩形領域0と矩形領域1とを注目領域としてカッター線の設定および矩形領域選択処理が行われる。そして、最終的に図18の(b)〜(e)に示されるように4種類の矩形領域が登録され、注目領域となる。
【0070】
図18の例では含まれる欠点は2つであるので、ステップ201において、半製品候補領域内に処理すべき欠点が残っていないと判断され、ステップ211へ進む。ここでは、最終的に選択された無欠点矩形領域が基準面積より大きいか否か判断する。そして、OK判定の場合、ステップ102で決めたガラス切断予定線でガラスを切断し次の半製品候補領域を処理するためステップ101にもどる。NG判定なら、ステップ102で決めたガラスの切断予定線を無視して1つ目の欠点又は切り抜く事の出来る最小寸法でガラスを切断し、次の半製品候補領域を処理するためステップ101にもどる。また、OKあるいはNGの判定結果を入出力装置14に表示してもよい。
【0071】
具体的には、面積チェックルーチンにおいては、基準面積よりも大きい矩形領域のみを選択してメモリに登録しているので、ここでの判断は、面積チェックルーチンで最後に無欠点矩形領域として登録された領域が存在するか否かで判断するようにしてもよい。すなわち、本方法においては、ガラスの下流から順に欠点を処理していくので、各欠点で設定されるそれぞれの矩形領域は、より後続の(上流の)欠点のみを含み得る。したがって、最後の欠点の場合、それ以降の欠点は存在しないので、最後の欠点で設定される矩形領域は無欠点となる。また、最後の欠点で設定される矩形領域のうち基準面積よりも大きい矩形領域のみがメモリに登録される。したがって、最後の欠点に対する面積チェックルーチンによって登録される矩形領域が存在することは、当該半製品が基準面積より大きい無欠点矩形領域を含むことを意味する。さらに、最後の欠点の処理によって選択された矩形領域による更新処理を経た後で、注目領域が存在するか否か(全ての注目領域が空でないか否か)によって判断するようにしてもよい。この時点で存在する注目領域は、無欠点かつ基準面積より大だからである。
【0072】
また、ステップ211の前に任意でステップ210を設けることにより、最大の無欠点矩形領域部分の面積が基準を満たすかどうかを判定するようにしてもよい。この場合には、半製品候補内の全ての欠点に対して処理したら、このステップ210の処理に移る。半製品領域内で欠点の無い最大の矩形領域を見つけるために、(選択され登録された)矩形領域を面積の大きい順に並べ換える。なお、注目領域を更新した後に注目領域を面積の大きい順にソートし(ステップ208)、それぞれの矩形領域の面積%を入出力装置14に表示するようにしてもよい。
【0073】
(第2の実施の形態)
次に、図22および図23を参照して、第2の実施の形態について説明する。図22は、欠点の配置例を説明する図であり、図23は、注目領域の遷移を説明する図である。第2の実施の形態では、図22に示されるように、2番目の欠点fが半製品候補領域の幅方向の中心位置に存在するケースについてガラス切断制御処理を説明する。
【0074】
この例においては、01および11の矩形領域は、半製品候補領域面積の50%を越えることはできないので、最終的に00,10の2種類の無欠点矩形領域が選択され、注目領域は、図23のように遷移する。
【0075】
(第3の実施の形態)
次に、図24〜26を参照して、第3の実施の形態について説明する。図24は、欠点の配置例を説明する図であり、図25は、注目領域の遷移を説明する図であり、図26は、第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。第3の実施の形態では、図24のように、2番目の欠点fが最初の欠点よりも上側に位置するケースについてガラス切断制御処理を説明する。
【0076】
この例においては、最初の欠点fに対して横方向のカッター線1を設定すると、大きい方の矩形領域に2番目の欠点fが含まれないこととなる。すなわち、矩形領域1は、無欠点の矩形領域となる。したがって、図25に示されるように、矩形領域1を注目領域として2番目の欠点を処理した場合、注目領域1は更新されずに残り、次回以後の注目領域となる。さらに、この図の2つの欠点に加えて、3番目の欠点fが2番目の欠点と同様に最初の欠点よりも上側にある場合を考える。このケースにおいても、矩形領域1は無欠点矩形領域となり、注目領域のままとなる。
【0077】
このような場合には、無欠点矩形領域を早期に判別して、最後の欠点に到達する前に処理を終了させるようにすると好適である。具体的には、図26に示されるように、ステップ204で欠点位置が注目領域の中にないと判断した場合には、制御装置10は、当該注目領域が無欠点であるか否か判断する(ステップ212)。
【0078】
具体的には、後続の欠点の座標位置を取得し、後続のいずれかの欠点が当該注目領域(例えば矩形領域1)内に存在するか否か判断する。後続の欠点が存在する場合にはステップ203に戻る。後続の欠点が1つも存在しない場合には、注目領域を無欠点矩形領域と確定してステップ211へ進む。なお、本実施の形態においては、処理中の半製品候補領域内の全ての欠点の座標が事前に得られていることを前提とする。
【0079】
これにより、最後の欠点まで処理を続行せずに、半製品候補領域が基準面積よりも大きい無欠点矩形領域を有することが判別でき、処理時間を短縮することができる。
【0080】
(第4の実施の形態)
次に、図27および図28を参照して、第4の実施の形態について説明する。図27は、欠点の配置例を説明する図であり、図28は、注目領域の遷移を説明する図である。第4の実施の形態では、図27のように、最初の欠点fが半製品候補領域の中心に位置するケースについてガラス切断制御処理を説明する。
【0081】
この例においては、最初の欠点fで設定される全ての矩形領域は、半製品候補領域面積の50%を越えることはできないので、選択される矩形領域がゼロである。また、図28に示されるように、最初の欠点の処理後に注目領域は空にされる。したがって、2番目の欠点の処理において、ステップ203で判断される注目領域がゼロになる。最後の欠点の処理で登録される矩形領域も存在しないので、ステップ211の結果はNGとなる。この場合には図27(f)のように最初の欠点位置にガラス切断線を設定する(ステップ108)。
【0082】
(第5の実施の形態)
次に、図29および図30を参照して、第5の実施の形態について説明する。図29は、欠点の配置例を説明する図であり、図30は、注目領域の遷移を説明する図である。第5の実施の形態では、図29に示されるように、最初の欠点fが半製品候補領域の幅方向の中心近傍に位置するケースについてガラス切断制御処理を説明する。
【0083】
この例においては、最初の欠点fで横方向のカッター線を設定して得られる矩形領域1の面積は、半製品候補領域の面積に比して50%をわずかに越える程度である。したがって、2番目の欠点fにおいて縦横どちらのカッター線を設定しても得られる矩形領域の面積が50%未満となってしまう。この場合には、10も11も登録されない。したがって、図30に示されるように、注目領域1はE(エンプティ)にクリアされ、更新後の注目領域は、00と01になる。
【0084】
本方法では、オンラインリアルタイム制御のもとでラインを流れるリボン状ガラス板から欠点を含んだ板を半製品として採板する場合に基準面積%によって欠点込み採板を行う方法(ロジック)を主題として話をしているが、ガラスにこだわらずリボン状、シート状のものにも適用できる。
【0085】
例えば、本発明をシート状のものに適用する場合には、欠点検出装置として、特公平6−100553号公報、特開平8−152416号公報あるいは特開2002−55054号公報に記載されているような欠点検出装置を用いて、シート状物の欠点を検出してもよい。
【0086】
また、ガラスの欠点込み採板ということで提案しているが、ガラスにこだわらずに欠点のある部分が分かっている状況があったとした場合、欠点込みで製品を採るという考えではなく欠点を除いた最大の大きさの矩形状物体を採取するといった場合にも応用できる。この場合には、上述のステップ210により、最大面積を有する無欠点の矩形領域を選択することができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、半製品候補領域の合否判定基準の柔軟性を向上させることができる。基準面積%は矩形領域の縦横の最大寸法を固定しないため採板可否の自由度が高いからである。つまり縦横寸法が自由であるために基準を満たされているが切り抜かれ破棄されているガラスが存在するという従来の問題が起こらない。
【0088】
また、欠点の発生状況による歩留の大幅な低下が抑えられる。欠点の発生が多くなっても、縦横寸法が自由になっているため対応できるからである。
【0089】
さらに、上記2つにより歩留を良くする為には基準を比較的低く設定しなければならないということはなくなる。そのため大口ロットと小口ロットによって品質にばらつきが出る可能性が低くなる。欠点のない最大面積が常にガラス表面積対比指定%以上確保されたガラスが確実に採れるようになるため、いかなる客先でも同等品質のものを供給できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のガラス板の切断方法を説明する図である。
【図2】従来のガラス板の切断方法を説明する図である。
【図3】従来のガラス板の切断方法を説明する図である。
【図4】ガラス板の切断工程を説明する図である。
【図5】制御装置の構成を説明するブロック図である。
【図6】本発明に係る切断方法の概要を説明する図である。
【図7】本発明に係る切断方法の概要を説明する図である。
【図8】本発明の制御処理ロジックを説明する概念図である。
【図9】本発明の制御処理ロジックを説明する概念図である。
【図10】欠点の配置例を説明する図である。
【図11】欠点の配置例を説明する図である。
【図12】矩形領域の相互関係を説明する概念図である。
【図13】ガラス板の切断制御処理の流れを説明するフローチャートである。
【図14】半製品候補領域の設定を説明する図である。
【図15】欠点位置の決定を説明する図である。
【図16】記憶された欠点データを示す概念図である。
【図17】半製品候補領域の判定方法の手順を説明するフローチャートである。
【図18】欠点の配置例を説明する図である。
【図19】矩形領域の面積算出および登録処理を説明するフロチャートである。
【図20】注目領域の更新処理を説明するフローチャートである。
【図21】注目領域の遷移を説明する図である。
【図22】欠点の配置例を説明する図である。
【図23】注目領域の遷移を説明する図である。
【図24】欠点の配置例を説明する図である。
【図25】注目領域の遷移を説明する図である。
【図26】第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図27】欠点の配置例を説明する図である。
【図28】注目領域の遷移を説明する図である。
【図29】欠点の配置例を説明する図である。
【図30】注目領域の遷移を説明する図である。
【符号の説明】
1 矩形領域
2 半製品候補領域
4 ガラス切断予定線
6 欠点
8 切断面
9 カッター線
10 制御装置
12 本体
14 入出力装置
16 外部記憶装置
32 欠点検出機
34 ガラス切断機
100 ラインコンベヤ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of cutting a glass plate containing defects as a semi-finished product from a ribbon-like glass plate flowing on a line, and particularly to a method for determining whether a defect-free rectangular region larger than a reference area is included in a semi-finished region. The present invention relates to a method for determining the pass / fail of a semi-finished product based on the information.
[0002]
[Prior art]
The production of a glass sheet product is performed by flowing a ribbon-shaped glass sheet pulled out of a kiln on a conveyor at a constant speed, and cutting and collecting the sheet on the conveyor (sampling). Although there are various product size requirements as customer requirements, it is difficult to flexibly cope with cutting of various types because of cutting on the line. Therefore, in order to respond to the various product size requirements of customers, the line is cut at a certain standard size (primary cutting), sampled (semi-finished product), and then the semi-finished product is made according to the product size requirements. In many cases, a process of disconnecting again offline (secondary disconnection) is performed to obtain a final product.
[0003]
However, there are cases where defective portions such as air bubbles and foreign matter are mixed in a glass plate (semi-finished product) of a standard size to be sampled. It is never desirable that a product containing such defects be shipped as a product. This defect is found by a defect detector or visually and is known in advance. Therefore, it is possible to cut while avoiding these defective portions, but the yield of semi-finished products is greatly reduced. Therefore, it is necessary to efficiently insert a cutter line into a ribbon-shaped glass plate and cut it. This is because considering that only glass sheets that do not contain defects are to be shipped, customer satisfaction will be maximized, but there is a problem that the yield will drop significantly from a manufacturing standpoint. If you think about it, there is a trade-off between customer satisfaction and yield). Therefore, a standard for sampling is set, and a glass plate with no defects (hereinafter, complete plate), and a glass plate that includes the defect part but satisfies the standard (hereinafter, a product that passes the standard) is taken as a semi-finished product (hereinafter, “plate”) Do that. The criterion is that "from a semi-finished glass plate, a rectangular glass plate having a predetermined size or more and having no defect, which can be reliably cut out in the secondary cutting process" is to be sampled. ing.
[0004]
Conventionally, as a method of satisfying this criterion, there has been only a method of explicitly designating the vertical and horizontal dimensions (reference dimensions) of a rectangular area. Specifically, when the ribbon-shaped glass plate flows on the line in the reference size, the defect-free glass plate having the vertical and horizontal dimensions of the rectangular region which is the predetermined reference size is set in the region of the semi-finished product candidate to be cut. It is decided whether or not to make a semi-finished product depending on whether it can be secured by the.
[0005]
A conventional cutting method will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, a semi-finished product candidate area 2 and a planned glass cutting line 4 are set for a ribbon-shaped glass sheet flowing on a line, and a reference dimension (α) is set from the semi-finished product candidate area 2 while avoiding the defective portion 6. × β) A semi-finished product candidate that can be cut out from the glass plate 1 is sampled in the form of a standard passing product. Note that reference numeral 8 is the previous cut surface.
[0006]
As an example of cutting a glass plate having the standard size, for example, in the case shown in FIG. 2, it is seemingly impossible to take the glass plate from the downstream side of the ribbon-shaped glass plate. It becomes a standard passing product. In addition, in the case shown in FIG. 3, it is apparently impossible to adopt the dimensions of the vertical α and the horizontal β, but if the vertical and horizontal dimensions of the standard dimensions are exchanged, an area 1 satisfying the standard dimensions can be secured. Become.
[0007]
In this way, when the current semi-finished product candidate area becomes a semi-finished product, the process proceeds to the next semi-finished product candidate area, and the determination is repeated one after another. On the other hand, if the current semi-finished product candidate area does not become a semi-finished product, the semi-finished product candidate area is taken out of the first defect or the smallest dimension that can be cut (for convenience in equipment environment) and cut therefrom. The same determination process is repeated.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned prior art has a problem that it lacks flexibility. This is because the reference dimension is fixed to the maximum dimension in the vertical and horizontal directions of the rectangular area, so that the degree of freedom of whether or not the sampling is possible is low. That is, since the vertical and horizontal dimensions are fixed, there is a case where there is glass that satisfies the area standard but is cut out and discarded.
[0009]
Next, there is a problem that the yield is greatly reduced depending on the state of occurrence of defects. The reason for this is that when the number of defects increases, the fixed vertical and horizontal dimensions become a constraint.
[0010]
Further, due to the above two problems, the reference must be set relatively low to improve the yield. However, in this case, the quality may vary depending on the large lot and the small lot. In a normal defect occurrence situation, it is experienced that the completion rate is enough to meet customer requirements, but if you look closely, there is a possibility that a small lot of customers may purchase glass containing many defects, which is a complaint there is a possibility.
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to be able to avoid the above-mentioned conventional problem, that is, a small lot of customers may purchase glass containing many defects. Cutting glass whose maximum area without defects is always more than the specified area of semi-finished product surface area. In other words, reducing yield loss while reducing the possibility of customer claims. An object of the present invention is to provide a cutting method for realizing this by real-time control.
[0012]
Another object of the present invention is to provide control logic for online cutting of a ribbon-shaped glass plate, and to provide control logic for minimizing program execution time and memory.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the control for cutting the glass sheet having the defect is changed from the reference dimension to the reference area%. That is, it is a method of determining whether or not a semi-finished product is obtained based on whether or not a percentage of the defect-free glass plate of the semi-finished product candidate surface area can be obtained by the secondary cutting process from the glass plate.
[0014]
Instead of using the reference dimensions for the pass / fail judgment of the semi-finished product, it is confirmed that there is an area without defects of the rectangular area with respect to the surface area of the semi-finished product (hereinafter referred to as "reference area%"). The vertical and horizontal sizes of the maximum size of the area are free. As described above, since the processing is performed in terms of area%, it is possible to avoid the above-described conventional problem, that is, a small lot of customers may purchase glass containing many defects, and also suppress a yield loss.
[0015]
Specifically, a rectangular semi-finished product candidate area is assumed on a ribbon-shaped glass plate flowing on the line. Then, the position of the defect existing in the semi-finished product candidate area is obtained. Next, cutter lines in the vertical and horizontal directions are set so as to sequentially avoid the defects located in front of the defects located in the flow direction of the ribbon-shaped glass plate. When a vertical cutter line is set for one defect, a set of rectangular areas is defined on the left and right of the cutter line as a boundary. In the case of a horizontal cutter line, a set of rectangular areas is defined vertically above and below the cutter line. For each set, a rectangular area larger than the reference area is selected and registered in the memory. If the target defect is changed and the registered rectangular region is targeted, and the rectangular region includes the defect, vertical and horizontal cutter lines are set so as to avoid the defect. Then, of the rectangular areas defined by the cutter line, an object larger than the reference area is selected and registered. Such processing is repeated until the last defect. In the present invention, such setting of the cutter line is performed for all the defects, so that a defect-free rectangular area is finally defined by these cutter lines (and / or the semi-finished product candidate area division line). The Rukoto.
[0016]
In this way, a defect-free rectangular area larger than the reference area can be calculated. By setting the reference area to 50% or more, calculation can be performed with a short processing time and a small memory amount.
[0017]
More specifically, one aspect of the present invention relates to a method for cutting a rectangular semi-finished product having defects from a ribbon-shaped plate flowing on a line on-line. A method of judging the acceptability of a product candidate area and cutting the product,
Assuming a rectangular semi-finished product candidate area on the ribbon-shaped plate-shaped body flowing on a line,
Obtaining a position of a defect included in the rectangular semi-finished product candidate area,
Regarding the defects included in the rectangular semi-finished product candidate area, as targets sequentially from the defects located in front of the flow direction of the ribbon-shaped plate,
(A) A step of setting a vertical cutter line and a horizontal cutter line in the target area with the rectangular semi-finished product candidate area as a target area, and with the first defect as a target so as to avoid the target defect. When,
(B) selecting a rectangular area larger than a reference area from a set of rectangular areas defined by the vertical cutter lines, and selecting a rectangular area defined by the horizontal cutter lines; A step of selecting a rectangular area larger than the reference area and registering it in the memory;
(C) performing a step (a) and a step (b) on a rectangular area registered in the memory as a target area and on the following defects.
(D) repeating step (c) until the last defect located behind in the rectangular semi-finished product candidate area is processed;
Among the rectangular areas defined by the vertical cutter lines and the rectangular areas defined by the horizontal cutter lines set for the last defect, when there is a rectangular area larger than the reference area, Determining the candidate area of the rectangular semi-finished product as acceptable.
[0018]
Further, the invention of the above method is also realized as an invention of a glass cutting machine control device. Further, the above-described invention is also realized as a program for causing a glass cutting machine control device or a computer to realize a predetermined function, or a recording medium on which the program is recorded.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
First, the step of cutting the glass plate will be described with reference to FIG. Here, FIG. 4 is a view for explaining a glass plate cutting process, and shows a production line from a defect detector to a glass cutting machine. This production line includes a line conveyor 100 extending in the Y-axis direction, and a ribbon-like glass sheet pulled from a kiln flows into the line conveyor 100.
[0020]
The defect detector 32 is, for example, a flying spot type defect detector that scans a light spot in the X-axis direction perpendicular to the Y-axis direction. The defect detector 32 detects a defect present on the ribbon-shaped glass plate, and outputs defect data indicating, for example, the position of the defect, the type of the defect, the size of the defect, and the like. This defect data is sent to the control device 10 constituted by a computer, for example.
[0021]
When receiving the defect data from the defect detector 32, the control device 10 recognizes the position of the defect existing on the ribbon-shaped glass plate and starts tracking the position.
[0022]
The glass cutting machine 34 cuts a cutter line in the X-axis direction at predetermined intervals on a ribbon-shaped glass plate. The glass cutting machine 34 includes, for example, a skew cutter. This skew cutter has a cutter that travels in an oblique direction in synchronization with the speed of the ribbon-shaped glass sheet in the Y-axis direction, and the travel and the cutter line setting position are controlled by the control device 10.
[0023]
Next, a process flow will be described. When the ribbon-shaped glass plate pulled up from the kiln flows on the line conveyor 100 to the defect detector 32, the defect detector 32 detects a defect existing in the ribbon-shaped glass plate, and detects the position of the defect and the like. Is sent to the control device 10.
[0024]
The control device 10 obtains the position of the defect, performs pass / fail determination of the semi-finished product candidate area as described later, determines the glass cutting scheduled line, and instructs the glass cutting machine 34. Subsequently, the glass cutting machine 34 inserts a cutter line in the X-axis direction according to the designated glass cutting line.
[0025]
Next, the control device will be described with reference to FIG. Here, FIG. 5 is a block diagram illustrating the configuration of the control device. As shown in FIG. 5, the control device 10 includes a main body 12, an input / output device 14, and an external storage device 16.
[0026]
The main body 12 includes a CPU and memories such as a RAM and a ROM. The main body 12 calculates the position of the defect by a program executed by the CPU, performs pass / fail determination processing of the semi-finished product candidate area, determines the scheduled glass cutting line, and instructs the glass cutting machine 34 on the glass cutting position.
[0027]
The input / output device 14 includes an input device such as a keyboard and a mouse, and an output device such as a display. From the input device, standard dimensions of the semi-finished product are input and set. The output device displays a ribbon-shaped glass plate on a screen, and displays a semi-finished product candidate region, a defect position, a rectangular region and its area, a glass cutting line, and the like.
[0028]
The external storage device 16 stores a program executed by the main body 12, standard size data, defect data from the defect detector 32, rectangular area data, and the like.
[0029]
Next, an outline of the cutting method according to the present invention will be described with reference to FIGS. 6 and 7 are diagrams for explaining the outline of the cutting method according to the present invention. This method, which uses the reference area% for the pass / fail judgment of a semi-finished product, is preset when a ribbon-shaped glass plate flows on the line, while avoiding a defective portion detected by a sensor or visually on the glass. It is determined whether or not the defect-free rectangular area for the reference area% falls within the semi-finished product candidate, and whether or not the product is a product is determined.
[0030]
More specifically, as shown in FIG. 6, the semi-finished product candidate area 2 is set on the ribbon-shaped glass plate flowing on the line with reference to the immediately preceding cut surface 8. Then, a scheduled glass cutting line 4 is provisionally set at the end of the semi-finished product candidate area 2. Next, the cutter line 9 is set so as to avoid the defect 6. Specifically, the cutter line 9 is set on or near the defect 6 to avoid the defect 6. Further, two types of cutter lines 9 are set in a vertical direction (X-axis direction) and a horizontal direction (Y-axis direction). Subsequently, it is determined whether or not the area of the rectangular area 1 defined by the cutter line 9 is larger than the reference area (semi-product surface area × reference area%), and whether the semi-finished product candidate area 2 is acceptable or not is determined.
[0031]
On the other hand, as shown in FIGS. 7A and 7B, when there are a plurality of defects 6, the rectangular region 1 having the maximum area that can be cut out from the semi-finished product candidate region 2 while avoiding the defect portion 6 is targeted. If the reference area is larger than the set reference area, the board may be sampled including defects.
[0032]
In the case of a semi-finished product, the glass cutting scheduled line 4 is determined, the process proceeds to the next semi-finished product candidate area, and the determination is repeated one after another. If it does not become a semi-finished product, the scheduled glass cutting line 4 is cancelled, and the glass is cut once to the first defect or the smallest dimension that can be cut (for reasons of equipment environment), and a semi-finished product candidate area is taken therefrom. The same determination process is repeated.
[0033]
(Constraints)
Next, in a preferred embodiment, it is preferable that the reference area% to be set is larger than 50%. Further, it is preferable that the number of defects contained in one semi-finished product is up to ten. The reason why the reference area% to be set is larger than 50% is to suppress an explosive increase in the number of data. Unless the 50% limit is provided, four area candidates are created with one defect, as will be described later. Therefore, for n faults, the data is up to 4 n Since it becomes a huge number of pieces, processing in real time becomes difficult. In practice, it is rare that the set value is less than 50%. If the setting is set to more than 50%, it is possible to suppress up to two area candidates with one defect, and the number of data points is reduced to 4 as described above. n 2 for n And the number of processed data can be greatly reduced.
[0034]
The reason that the number of defects is limited to 10 is that even if the area% is larger than 50%, the maximum is 2 defects for n defects. n There is a possibility of swelling, and the amount of memory and the weight of processing become severe (data amount 4 n From two n This is because even if the number of defects is 10 or more at present, it is discarded because it is not recognized as a product. It should be noted that the criteria of 50% and 10 pieces do not limit the present invention to this, and it goes without saying that the criteria can be arbitrarily set according to the required quality of the semi-finished product. For example, when the reference area% is less than 50%, the number of necessary buffers is larger than two, but it is not necessary to always register all of the four cut rectangular areas. It has the effect of reducing.
[0035]
(Overview of logic)
Next, the logic of the present invention will be described. On-line processing is indispensable because the ribbon-shaped glass flows continuously in the glass production line. Glass flows from upstream to downstream, and glass has drawbacks. Other logic might be possible if you know the location and number of all faults from the beginning, but faults are detected one after the other from the downstream side. For this reason, the logic becomes the target of calculation in order from the downstream fault (when the calculation is no longer necessary (when the complete board is found or the area cannot be secured), the processing of the next board can be started).
[0036]
Here is a simple example. 8 and 9 are conceptual diagrams illustrating the control processing logic of the present invention. Two defects (f in the figure) 1 , F 2 ). A cutter line candidate is represented by a broken line 9. First, the first disadvantage f 1 In order to avoid this, a case where a vertical cutter line is inserted and a case where a horizontal cutter line is inserted can be considered. As shown in FIG. 8, a set of rectangular regions is created for each cutter line. That is, rectangular regions L1 and L2 are generated at the boundary of the vertical cutter line, and rectangular regions H1 and H2 are generated at the boundary of the horizontal cutter line.
[0037]
Therefore, as shown in FIG. 8, four area candidates are generated with one defect. However, only cuts larger than the specified percentage of the surface area of the semi-finished product are to be left as candidates (however, the specifiable percentage is larger than 50%). Therefore, a maximum of two cuts are selected for each defect. In the case of FIG. 8, the rectangular areas selected by the first defect are only L1 and H2.
[0038]
Next, the second disadvantage f 2 Set the cutter line to. As shown in FIG. 9, the second defect f 2 For the first disadvantage f 1 A cutter line is set for each of the rectangular areas (L1, H2) selected in. Then, based on the same idea as above, the rectangular area selected by the second defect information may have L1 ′ and L1 ″ as candidates from the L1 plate (L1 ′ and L1 ″ are the reference). Since it is not selected unless it is larger than the area). Similarly, H2 ′ and H2 ″ may be selected as candidates from the H2 plate. In other words, in this example, four types of rectangular regions may be finally selected.
[0039]
In the case of this example, one having the largest area is selected from the maximum of four types. The result is the final result. This logic is applied to all defects in the semi-finished product candidate to calculate the maximum area without defects.
[0040]
Next, the relationship between the rectangular areas selected for the respective defects will be described. Here, FIGS. 10 and 11 are diagrams illustrating an example of the arrangement of the defects, and FIG. 12 is a conceptual diagram illustrating the mutual relationship of the rectangular areas. As shown in FIG. 10A, a case is assumed where three defects are included in the semi-finished product candidate area.
[0041]
For such a defect arrangement example, the first defect f 1 Set the cutter line in order from. f 1 In, a vertical cutter line and a horizontal cutter line are set. Then, a rectangular area larger than the reference area is selected from the rectangular areas defined by the respective cutter lines and registered in the memory. Here, the vertical cutter line is expressed as 0, and the horizontal cutter line is expressed as 1. In the first drawback, there are two rectangular areas defined by the vertical cutter line 0, and any one is selected (greater than 50%). Therefore, the first defect—the vertical cutter line—the selected rectangular area is represented as zero. Similarly, the rectangular area selected for the horizontal cutter line is represented as 1.
[0042]
In the present invention, in order to obtain a defect-free rectangular area, in principle, a cutter line is set again for a defect included in the selected rectangular area, a rectangular area is selected and registered again, and this is registered in the rectangular area. Must be repeated until the defect disappears. Therefore, then the first drawback f 1 The second defect f for the rectangular area registered in 2 Set the cutter line for. In this example, vertical and horizontal cutter lines are set for each of the rectangular areas 0 and 1, a rectangular area is selected, and registered in the memory. For rectangular area 0, the second drawback—vertical cutter line—the selected rectangular area is represented as 00. On the other hand, regarding the rectangular area 0, the second defect—the horizontal cutter line—the selected rectangular area is represented as 01. The rectangular area 1 is similarly represented as 10 and 11.
[0043]
Next, for the third defect, similarly, the second defect f 2 The cutter line is set for the rectangular area registered in. In this way, when the third defect f3 is processed, as shown in FIGS. 10B to 10F and FIGS. 3 = 8 types of rectangular areas are registered in the memory. The eight types of rectangular areas can be identified as 000,001,010,011,100,101,110,111 based on the direction of the cutter line.
[0044]
Each rectangular area registered in this example can be finally represented hierarchically, for example, as shown in FIG. In this figure, layer 0 is a semi-finished product candidate area. The first layer is a rectangular area selected as a result of first processing a defect in the semi-finished product candidate area. The second layer is a rectangular area selected as a result of first processing a defect included in the rectangular area of the first layer. The third layer is a rectangular area selected as a result of first processing a defect included in the rectangular area of the second layer. The data (coordinates and area) of the semi-finished product candidate area and the selected rectangular area may be registered in the memory based on such a hierarchical structure.
[0045]
(Flow of control processing)
Next, a specific control processing flow will be described with reference to the drawings. FIG. 13 is a flowchart illustrating the flow of the glass plate cutting control process, FIG. 14 is a diagram illustrating the setting of the semi-finished product candidate area, and FIG. 15 is a diagram illustrating the determination of the defect position. FIG. 16 is a conceptual diagram showing stored defect data.
[0046]
First, the control device 10 assumes a rectangular semi-finished product candidate area 2 of a standard size from the downstream (front end of the glass) of the ribbon-shaped glass plate (step 101). Then, the next scheduled glass cutting line 4 is temporarily determined (step 102). Specifically, as shown in FIG. 14, a semi-finished product candidate area 2 having a standard size is defined on a ribbon-shaped glass plate with reference to the previous glass cutting line 8. Then, a scheduled glass cutting line 4 is provisionally set at the end of the semi-finished product candidate area 2.
[0047]
Next, the control device 10 determines a defect position based on the defect data on the ribbon-shaped glass plate (step 103). Specifically, the defects existing on the ribbon-shaped glass plate are sequentially detected by the defect detector 32, and the X coordinate of each defect is transmitted to the control device 10. The control device 10 calculates the Y coordinate of each defect based on, for example, the traveling speed of the glass. As a result, as shown in FIG. 1 , F 2 , F 3 , F 4 Is determined. The coordinates of each defect are stored in the memory in ascending order as shown in FIG. In addition, regarding the defects in one semi-finished product candidate area, f is in order from the defect located in front of the flow direction of the glass sheet. 1 , F 2 , F 3 , ... f n Expressed as
[0048]
Next, the control device 10 determines whether or not the number of defects in the semi-finished product candidate area is less than 10 (Step 104). If the number of defects is 10 or more, the semi-finished product candidate area is rejected, so the glass plate is cut at the first defect as described later (step 108).
[0049]
If the number of defects is less than 10, the control device 10 next calculates a defect-free rectangular area (step 105). Specifically, a cutter line is sequentially set with respect to each defect existing in the semi-finished product candidate area, and a rectangular area defined by the cutter line or / and the semi-finished product candidate area division line and the inside thereof is defined. A rectangular area having no defect is calculated.
[0050]
Next, the control device 10 determines whether or not the defect-free rectangular area is larger than the reference area (step 106). For example, when a plurality of defect-free rectangular areas are obtained in step 105, it is determined whether the largest defect-free rectangular area is larger than the reference area.
[0051]
If the defect-free rectangular area is larger than the reference area, the semi-finished product candidate area passes, so the control device 10 determines the expected glass cutting line 4 (step 107), otherwise, the first defect f 1 Is set again so as to cut off (step 108). If there is no end command, the same determination is repeated for the next semi-finished product candidate area.
[0052]
(Defect-free rectangular area calculation processing)
Next, the processing of the above-described steps 105 and 106 will be described in detail using a semi-finished product candidate area including two defects as shown in FIG. 18 as an example. FIG. 17 is a flowchart illustrating a procedure of a method of determining a semi-finished product candidate area, and is a diagram illustrating a process performed on one glass plate of a semi-finished product candidate. FIG. 18 is a diagram for explaining an example of the arrangement of defects, FIG. 19 is a flowchart for explaining the process of calculating and registering the area of the rectangular region, and FIG. 20 is a flowchart for explaining the process of updating the region of interest. .
[0053]
First, the first defect in the semi-finished product candidate area is determined. The control device 10 determines whether there is a defect to be processed (remains) (step 201). If there is a defect, the control device 10 next determines whether or not the defect is in the semi-finished product candidate area ( Step 202). This corresponds to f in FIG. 3 This is because the defect may exist outside the semi-finished product candidate area as described above, and this must be excluded from the target. If the defect is within the semi-finished product candidate area, the process proceeds to the next step; otherwise, the process proceeds to the next defect.
[0054]
The main routine may be executed after the positions of all the defects existing on the glass sheet downstream of the tentatively set glass cutting line are temporarily stored in the buffer. In this case, it is checked whether or not defects found in the buffer in order from the downstream exist in the buffer.
[0055]
In this case, it is checked whether or not the positions of the defects found in order from the downstream exist on the semi-finished product candidate in order from the first defect (the defects in the defect buffer are not necessarily those in the semi-finished product candidate). Not necessarily).
[0056]
Next, the control device 10 checks a region of interest to be processed for the defect of interest, and if there is a region of interest to be processed, sets the region of interest one by one (step 203). The attention area is an area to be processed which is determined in correspondence with the defects to be sequentially processed. The attention area is updated with a new rectangular area selected by the defect processing. The first is a semi-finished product candidate area, which is sequentially updated by a rectangular area selected as a result of processing a defect. For example, the attention area to be processed from the first defect information is only one of the entire semi-finished product candidate areas. In the case of the second defect information, at most two regions are regions of interest to be processed. At most 2 for the n-th defect information n-1 Are the regions of interest to be processed. Here, since the first defect is targeted, the attention area is only one whole semi-finished product candidate area.
[0057]
If there is a region of interest to be processed, the process proceeds to the next step. If all the regions of interest have been processed, the process returns to step 201 to process the next defect.
[0058]
Next, it is checked whether the current defect exists in the area of interest (step 204). This is because, for example, as shown in FIGS. 24D and 24E to be described later, the selected rectangular area (area of interest) may not include a subsequent defect. If there is no defect in the area, the attention area to be processed is changed (step 206), and the process returns to step 203. On the other hand, if there is a defect in the area, the process proceeds to the next step.
[0059]
Next, the area of the rectangular area to be obtained in the area of interest is calculated based on the defect information of interest (step 205). More specifically, as shown in FIG. 19, areas are calculated for four types of rectangular regions considered for the defect (steps 301, 304, 307, and 310) and compared with a reference area (steps 301, 304, 307, and 310). Steps 302, 305, 308, 311), and store only those larger than the reference area in the primary storage buffer (steps 303, 306, 309, 312). Finally, if a rectangular area is stored in the primary storage buffer, it is extracted and registered in the memory (step 313).
[0060]
As described above, when a defect of interest is considered in a processing target area (attention area), a new rectangular area of four patterns can be considered. For that purpose, the area is determined for each region. However, the area to be left in the buffer can be narrowed down to two from the constraint that the reference to be set is greater than 50%. That is, as shown in FIG. 19, there are only two primary storage buffers because the reference area% is set to be larger than 50%, and the data that may be stored in the buffer is a maximum of two. Because it is one.
[0061]
Returning to the example of FIG. 18, since the first defect is processed here, two rectangular regions 0 and 1 are registered in the memory. Thereafter, the attention area is changed, and the process returns to step 203. Here, since the attention area is only one of the semi-finished product candidate areas, no unprocessed attention area remains. Therefore, the processed attention area is updated (step 207), the defect to be processed is changed to the next defect (step 209), and the process returns to step 201 to proceed to the processing of the next defect.
[0062]
Here, the update process of the attention area in step 207 will be described with reference to FIG. After the processing of one defect is completed, the attention area updating process is performed on each area set as the attention area to be processed for the defect.
[0063]
Specifically, as shown in FIG. 20, first, the control device 10 determines whether or not the first region of interest includes a defect to be currently processed (step 401). If the attention area does not include this defect, the attention area is not updated (step 405), and the next defect is treated as the attention area. On the other hand, if the attention area includes the current processing target defect, it is next determined whether or not there is a rectangular area generated and registered by the combination of this attention area and the current processing target defect (step 402). . Specifically, it is determined whether or not there is a rectangular area selected in step 205 and registered in the memory.
[0064]
In step 402, an identification code is used to identify a rectangular area generated and registered based on a combination of a predetermined attention area and a predetermined defect. Specifically, in the data of the rectangular area selected in the processing of step 205, the identification code (0, 00, 01, etc.) of the rectangular area as shown in FIG. (F 1 , F 2 , F 3 Etc.) in the memory.
[0065]
The identification code of the rectangular area shown in FIG. 12 is configured by adding the direction of the cutter line to the end of the identification code of the attention area on which the rectangular area is based. For example, the identification code of the rectangular area obtained by setting the horizontal cutter line 1 to the defect included in the attention area of the identification code 00 is 001. Therefore, by referring to a part other than the end of the identification code of the registered rectangular area, it is possible to identify the attention area that is the basis of the rectangular area.
[0066]
Returning to the flowchart of FIG. 20, if it is determined in step 402 that there is a registered rectangular area, the area of interest is updated with the registered rectangular area (step 403). If not, the attention area is cleared (empty) (step 404).
[0067]
Next, it is determined whether or not there is another region of interest (step 406). If there is another region of interest, the region of interest to be updated is changed (step 407), and the update process is repeated. . Then, when the update processing of all the attention areas is completed, the process ends.
[0068]
As a more specific description, the attention area update process will be described with reference to the example of FIG. FIG. 21 is a diagram illustrating the transition of the attention area. As shown in FIG. 21, the first region of interest is a semi-finished product candidate region. The first region of interest is updated by the rectangular region 0 and the rectangular region 1 which are selected and registered as a result of processing the first defect. Then, the attention area 0 is updated by the rectangular area 00 and the rectangular area 01 selected as a result of processing the second defect. On the other hand, the attention area 1 is updated with the rectangular area 10 and the rectangular area 11 selected as a result of processing the second defect. Therefore, the final regions of interest are the rectangular regions 00, 01, 10, and 11.
[0069]
Referring back to the flowchart of FIG. 17, regarding the second defect, the setting of the cutter line and the rectangular area selection processing are performed using the rectangular area 0 and the rectangular area 1 as the attention areas. Finally, as shown in FIGS. 18B to 18E, four types of rectangular areas are registered and become the attention areas.
[0070]
Since two defects are included in the example of FIG. 18, it is determined in step 201 that no defect to be processed remains in the semi-finished product candidate area, and the process proceeds to step 211. Here, it is determined whether or not the finally selected defect-free rectangular area is larger than the reference area. Then, in the case of OK determination, the process returns to step 101 to cut the glass at the scheduled glass cutting line determined in step 102 and process the next semi-finished product candidate area. If the determination is NG, the glass is cut with the first defect or the smallest dimension that can be cut out ignoring the glass cutting line determined in step 102, and the process returns to step 101 to process the next semi-finished product candidate area. . The determination result of OK or NG may be displayed on the input / output device 14.
[0071]
Specifically, in the area check routine, only the rectangular area larger than the reference area is selected and registered in the memory, so the determination here is that the area check routine finally registers the area as a defect-free rectangular area. Alternatively, the determination may be made based on whether or not an area exists. That is, in the present method, the defects are processed in order from the downstream of the glass, so that each rectangular area set by each defect may include only the subsequent (upstream) defects. Therefore, in the case of the last defect, there is no subsequent defect, and the rectangular area set by the last defect has no defect. Only the rectangular area larger than the reference area among the rectangular areas set by the last defect is registered in the memory. Therefore, the presence of the rectangular area registered by the area check routine for the last defect means that the semi-finished product includes a defect-free rectangular area larger than the reference area. Further, after the update processing using the rectangular area selected by the processing of the last defect, the determination may be made based on whether or not the attention area exists (whether or not all the attention areas are not empty). This is because the attention area existing at this point has no defect and is larger than the reference area.
[0072]
Further, by optionally providing step 210 before step 211, it may be determined whether or not the area of the largest defect-free rectangular region satisfies the standard. In this case, after all defects in the semi-finished product candidate have been processed, the process proceeds to step 210. In order to find the largest rectangular area having no defects in the semi-finished product area, the (selected and registered) rectangular areas are rearranged in descending order of area. After updating the attention area, the attention areas may be sorted in descending order of area (step 208), and the area% of each rectangular area may be displayed on the input / output device 14.
[0073]
(Second embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 22 is a diagram for explaining an example of the arrangement of the defects, and FIG. 23 is a diagram for explaining the transition of the attention area. In the second embodiment, as shown in FIG. 2 The glass cutting control process will be described for a case where exists in the center position in the width direction of the semi-finished product candidate region.
[0074]
In this example, since the rectangular areas 01 and 11 cannot exceed 50% of the area of the semi-finished product candidate area, two kinds of defect-free rectangular areas 00 and 10 are finally selected. Transition is made as shown in FIG.
[0075]
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 24 is a diagram for explaining an example of the arrangement of the defects, FIG. 25 is a diagram for explaining the transition of the attention area, and FIG. 26 is a flowchart for explaining the operation of the third embodiment. In the third embodiment, as shown in FIG. 2 The glass cutting control process will be described for a case where is located above the first defect.
[0076]
In this example, the first drawback f 1 When the cutter line 1 in the horizontal direction is set, the second defect f 2 Is not included. That is, the rectangular area 1 is a defect-free rectangular area. Therefore, as shown in FIG. 25, when the second defect is processed using the rectangular area 1 as the attention area, the attention area 1 remains without being updated and becomes the attention area for the next and subsequent times. Further, in addition to the two drawbacks of this figure, a third drawback f 3 Is above the first defect as well as the second defect. Also in this case, the rectangular area 1 is a defect-free rectangular area and remains as the attention area.
[0077]
In such a case, it is preferable to determine the defect-free rectangular area early and terminate the process before reaching the last defect. Specifically, as shown in FIG. 26, when it is determined in step 204 that the defect position is not in the attention area, the control device 10 determines whether the attention area has no defect. (Step 212).
[0078]
Specifically, the coordinate position of the subsequent defect is acquired, and it is determined whether or not any of the subsequent defects exists in the attention area (for example, the rectangular area 1). If there is a subsequent defect, the process returns to step 203. If there is no subsequent defect, the attention area is determined to be a defect-free rectangular area, and the process proceeds to step 211. In the present embodiment, it is assumed that the coordinates of all the defects in the semi-finished product candidate area being processed have been obtained in advance.
[0079]
As a result, it is possible to determine that the semi-finished product candidate area has a defect-free rectangular area larger than the reference area without continuing the processing to the last defect, and it is possible to reduce the processing time.
[0080]
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 27 is a diagram for explaining an example of the arrangement of the defects, and FIG. 28 is a diagram for explaining the transition of the attention area. In the fourth embodiment, as shown in FIG. 1 The glass cutting control process will be described for the case where is located at the center of the semi-finished product candidate area.
[0081]
In this example, the first drawback f 1 Since all of the rectangular areas set in the above cannot exceed 50% of the area of the semi-finished product candidate area, the selected rectangular area is zero. Also, as shown in FIG. 28, the attention area is emptied after the processing of the first defect. Therefore, in the processing of the second defect, the attention area determined in step 203 becomes zero. Since there is no rectangular area registered in the processing of the last defect, the result of step 211 is NG. In this case, a glass cutting line is set at the first defect position as shown in FIG. 27F (step 108).
[0082]
(Fifth embodiment)
Next, a fifth embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 29 is a diagram for explaining an example of the arrangement of defects, and FIG. 30 is a diagram for explaining transition of the attention area. In the fifth embodiment, as shown in FIG. 1 The glass cutting control process will be described for a case where is located near the center in the width direction of the semi-finished product candidate region.
[0083]
In this example, the first drawback f 1 The area of the rectangular region 1 obtained by setting the cutter line in the horizontal direction is slightly more than 50% of the area of the semi-finished product candidate region. Therefore, the second disadvantage f 2 In either case, the area of the obtained rectangular area is less than 50% regardless of which of the vertical and horizontal cutter lines is set. In this case, neither 10 nor 11 is registered. Therefore, as shown in FIG. 30, the attention area 1 is cleared to E (empty), and the updated attention areas become 00 and 01.
[0084]
The subject of this method is a method (logic) of performing a defect-containing sampling by using a reference area% when a plate containing a defect is sampled as a semi-finished product from a ribbon-shaped glass plate flowing in a line under online real-time control. As I said, it can be applied to ribbon-shaped and sheet-shaped objects without being limited to glass.
[0085]
For example, in a case where the present invention is applied to a sheet-like device, as a defect detecting device, it is described in Japanese Patent Publication No. Hei 6-100553, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-152416, or Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-55054. The defect of the sheet-like object may be detected using a simple defect detection device.
[0086]
In addition, we propose that it is a sampling board with defects in glass, but if there is a situation where the defective part is known without sticking to glass, it is not an idea to take the product with defects, but remove the defect. Also, the present invention can be applied to a case where a rectangular object having a maximum size is collected. In this case, it is possible to select a defect-free rectangular region having the maximum area in step 210 described above.
[0087]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to improve the flexibility of the pass / fail determination criteria for the semi-finished product candidate area. This is because the reference area% does not fix the maximum dimension in the vertical and horizontal directions of the rectangular area, and thus has a high degree of freedom as to whether or not sampling can be performed. In other words, the conventional problem that there is a glass which meets the criteria because the vertical and horizontal dimensions are free but is cut out and discarded does not occur.
[0088]
Further, a large decrease in yield due to the state of occurrence of defects can be suppressed. This is because even if the number of defects is increased, the vertical and horizontal dimensions are free and can be dealt with.
[0089]
Further, it is not necessary to set the reference relatively low in order to improve the yield by the above two methods. Therefore, the possibility that the quality varies between the large lot and the small lot is reduced. Since glass having a maximum area free from defects and always at least a specified percentage of the glass surface area can be reliably obtained, any customer can supply the same quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a conventional method for cutting a glass plate.
FIG. 2 is a diagram illustrating a conventional method for cutting a glass plate.
FIG. 3 is a diagram illustrating a conventional method for cutting a glass plate.
FIG. 4 is a view for explaining a glass plate cutting step.
FIG. 5 is a block diagram illustrating a configuration of a control device.
FIG. 6 is a diagram illustrating an outline of a cutting method according to the present invention.
FIG. 7 is a diagram illustrating an outline of a cutting method according to the present invention.
FIG. 8 is a conceptual diagram illustrating the control processing logic of the present invention.
FIG. 9 is a conceptual diagram illustrating the control processing logic of the present invention.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of the arrangement of defects.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of the arrangement of defects.
FIG. 12 is a conceptual diagram illustrating a mutual relationship between rectangular regions.
FIG. 13 is a flowchart illustrating a flow of a glass sheet cutting control process.
FIG. 14 is a diagram illustrating the setting of a semi-finished product candidate area.
FIG. 15 is a diagram illustrating the determination of a defect position.
FIG. 16 is a conceptual diagram showing stored defect data.
FIG. 17 is a flowchart illustrating a procedure of a method for determining a semi-finished product candidate area.
FIG. 18 is a diagram illustrating an example of a defect arrangement.
FIG. 19 is a flowchart illustrating a process of calculating and registering the area of a rectangular region.
FIG. 20 is a flowchart illustrating a process of updating a region of interest.
FIG. 21 is a diagram illustrating transition of a region of interest.
FIG. 22 is a diagram illustrating an example of a defect arrangement.
FIG. 23 is a diagram illustrating transition of a region of interest.
FIG. 24 is a diagram for explaining an example of a defect arrangement.
FIG. 25 is a diagram illustrating transition of a region of interest.
FIG. 26 is a flowchart illustrating the operation of the third embodiment.
FIG. 27 is a diagram illustrating an example of the arrangement of defects.
FIG. 28 is a diagram illustrating transition of a region of interest.
FIG. 29 is a diagram for explaining an example of a defect arrangement.
FIG. 30 is a diagram for explaining transition of a region of interest.
[Explanation of symbols]
1 rectangular area
2 Semi-product candidate area
4 Planned glass cutting line
6 shortcomings
8 Cutting surface
9 Cutter wire
10 Control device
12 body
14 Input / output device
16 External storage device
32 Defect detector
34 Glass Cutting Machine
100 line conveyor

Claims (5)

ライン上を流れるリボン状板状体から欠点を含む矩形の半製品をオンライン切断するために、前記リボン状板状体上に想定される矩形半製品の候補領域の合否を判定して切断する方法であって、
ライン上を流れる前記リボン状板状体上に前記矩形半製品の候補領域を想定する工程と、
前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点の位置を求める工程と、
前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点について、前記リボン状板状体の流れ方向の前方に位置する欠点から順次対象として、
(a)前記矩形半製品の候補領域を対象領域とし、最初の欠点を対象として、対象とされる欠点を避けるように縦方向のカッター線および横方向のカッター線を前記対象領域に設定する工程と、
(b)前記縦方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択し、前記横方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択して、メモリに登録する工程と、
(c)前記メモリに登録された矩形領域を対象領域とし、次の欠点を対象として、工程(a)および工程(b)を行う工程と、
(d)前記矩形半製品の候補領域内の後方に位置する最後の欠点を処理するまで工程(c)を繰り返す工程と、
前記最後の欠点を対象として設定される縦方向のカッター線によって画される矩形領域および横方向のカッター線によって画される矩形領域のうち、基準面積よりも大きい矩形領域が存在する場合には、前記矩形半製品の候補領域を合格と判定する工程と、を含む方法。
In order to online cut a rectangular semi-finished product having a defect from a ribbon-shaped plate flowing on a line, a method of determining whether or not a candidate region of a rectangular semi-finished product assumed on the ribbon-shaped plate is acceptable and cutting the same. And
Assuming a rectangular semi-finished product candidate area on the ribbon-shaped plate-shaped body flowing on a line,
Obtaining a position of a defect included in the rectangular semi-finished product candidate area,
Regarding the defects included in the rectangular semi-finished product candidate area, as targets sequentially from the defects located in front of the flow direction of the ribbon-shaped plate,
(A) A step of setting a vertical cutter line and a horizontal cutter line in the target area with the rectangular semi-finished product candidate area as a target area, and with the first defect as a target so as to avoid the target defect. When,
(B) selecting a rectangular area larger than a reference area from a set of rectangular areas defined by the vertical cutter lines, and selecting a rectangular area defined by the horizontal cutter lines; A step of selecting a rectangular area larger than the reference area and registering it in the memory;
(C) performing a step (a) and a step (b) on a rectangular area registered in the memory as a target area and on the following defects.
(D) repeating step (c) until the last defect located behind in the rectangular semi-finished product candidate area is processed;
Among the rectangular areas defined by the vertical cutter lines and the rectangular areas defined by the horizontal cutter lines set for the last defect, when there is a rectangular area larger than the reference area, Determining the candidate area of the rectangular semi-finished product as a pass.
前記基準面積は、前記矩形半製品の候補領域の表面積の50%以上である請求項1に記載の方法。The method according to claim 1, wherein the reference area is 50% or more of a surface area of the candidate region of the rectangular semi-finished product. 前記リボン状板状体は、リボン状ガラス板である請求項1または2に記載の方法。The method according to claim 1, wherein the ribbon-shaped plate is a ribbon-shaped glass plate. ライン上を流れるリボン状板状体から欠点を含む矩形の半製品をオンライン切断するために、前記リボン状板状体上に想定される矩形半製品の候補領域の合否を判定して切断する装置であって、
ライン上を流れる前記リボン状板状体上に前記矩形半製品の候補領域を想定する手段と、
欠点検出機からのデータに基づいて前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点の位置を求める手段と、
前記矩形半製品の候補領域の合否を判定する判定手段とを備え、
前記判定手段は、前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点について、前記リボン状板状体の流れ方向の前方に位置する欠点から順次対象として、
(a)前記矩形半製品の候補領域を対象領域とし、最初の欠点を対象として、対象とされる欠点を避けるように縦方向のカッター線および横方向のカッター線を前記対象領域に設定し、
(b)前記縦方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択し、前記横方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択して、メモリに登録し、
(c)前記メモリに登録された矩形領域を対象領域とし、次の欠点を対象として、(a)および(b)を行い、
(d)前記矩形半製品の候補領域内の後方に位置する最後の欠点を処理するまで(c)を繰り返し、
(e)前記最後の欠点を対象として設定される縦方向のカッター線によって画される矩形領域および横方向のカッター線によって画される矩形領域のうち、基準面積よりも大きい矩形領域が存在する場合には、前記矩形半製品の候補領域を合格と判定する切断装置。
Apparatus for determining the acceptability of candidate rectangular semi-finished products on the ribbon-shaped plate in order to online cut a rectangular semi-finished product containing defects from the ribbon-shaped plate flowing on the line, and cutting the same. And
Means for assuming the rectangular semi-finished product candidate area on the ribbon-shaped plate-shaped body flowing on a line,
Means for determining the position of a defect included in the candidate region of the rectangular semi-finished product based on data from the defect detector,
Determining means for determining whether the candidate area of the rectangular semi-finished product is acceptable,
The determination means, for the defects included in the rectangular semi-finished product candidate area, as a target sequentially from the defects located in front of the flow direction of the ribbon-shaped plate,
(A) setting the candidate area of the rectangular semi-finished product as a target area, setting a vertical cutter line and a horizontal cutter line in the target area so as to avoid the target defect, with the first defect as a target;
(B) selecting a rectangular area larger than a reference area from a set of rectangular areas defined by the vertical cutter lines, and selecting a rectangular area defined by the horizontal cutter lines; Select the larger rectangular area than the reference area, register it in memory,
(C) A rectangular area registered in the memory is set as a target area, and (a) and (b) are performed on the following defects.
(D) repeating (c) until the last defect located behind in the rectangular semi-finished product candidate area is processed,
(E) When a rectangular area larger than a reference area exists among a rectangular area defined by a vertical cutter line and a rectangular area defined by a horizontal cutter line set for the last defect. A cutting device that determines that the candidate region of the rectangular semi-finished product is acceptable.
ライン上を流れるリボン状板状体から欠点を含む矩形の半製品をオンライン切断するために、前記リボン状板状体上に想定される矩形半製品の候補領域の合否を判定して切断する装置を制御するコンピュータを、
ライン上を流れる前記リボン状板状体上に前記矩形半製品の候補領域を想定する手段、
欠点検出機からのデータに基づいて前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点の位置を求める手段、
前記矩形半製品の候補領域の合否を判定する判定手段、として機能させるプログラムであって、
前記判定手段は、前記矩形半製品の候補領域内に含まれる欠点について、前記リボン状板状体の流れ方向の前方に位置する欠点から順次対象として、
(a)前記矩形半製品の候補領域を対象領域とし、最初の欠点を対象として、対象とされる欠点を避けるように縦方向のカッター線および横方向のカッター線を前記対象領域に設定し、
(b)前記縦方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択し、前記横方向のカッター線によって画される一組の矩形領域のうち基準面積よりも大きい方の矩形領域を選択して、メモリに登録し、
(c)前記メモリに登録された矩形領域を対象領域とし、次の欠点を対象として、(a)および(b)を行い、
(d)前記矩形半製品の候補領域内の後方に位置する最後の欠点を処理するまで(c)を繰り返し、
(e)前記最後の欠点を対象として設定される縦方向のカッター線によって画される矩形領域および横方向のカッター線によって画される矩形領域のうち、基準面積よりも大きい矩形領域が存在する場合には、前記矩形半製品の候補領域を合格と判定するプログラム。
Apparatus for determining the acceptability of candidate rectangular semi-finished products on the ribbon-shaped plate in order to online cut a rectangular semi-finished product containing defects from the ribbon-shaped plate flowing on the line, and cutting the same. Computer to control the
Means for assuming candidate areas for the rectangular semi-finished product on the ribbon-shaped plate-like body flowing on a line,
Means for determining the position of a defect included in the rectangular semi-finished product candidate area based on data from the defect detector;
A program that functions as a determination unit that determines whether or not the rectangular semi-finished product candidate area is acceptable,
The determination means, for the defects included in the rectangular semi-finished product candidate area, as a target sequentially from the defects located in front of the flow direction of the ribbon-shaped plate,
(A) setting the candidate area of the rectangular semi-finished product as a target area, setting a vertical cutter line and a horizontal cutter line in the target area so as to avoid the target defect, with the first defect as a target;
(B) selecting a rectangular area larger than a reference area from a set of rectangular areas defined by the vertical cutter lines, and selecting a rectangular area defined by the horizontal cutter lines; Select the larger rectangular area than the reference area, register it in memory,
(C) A rectangular area registered in the memory is set as a target area, and (a) and (b) are performed on the following defects.
(D) repeating (c) until the last defect located behind in the rectangular semi-finished product candidate area is processed,
(E) When a rectangular area larger than a reference area exists among a rectangular area defined by a vertical cutter line and a rectangular area defined by a horizontal cutter line set for the last defect. A program for determining that the rectangular semi-finished product candidate area is acceptable.
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