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JP2004078945A - 映像データ記録再生システム及び映像データ記録再生方法 - Google Patents

映像データ記録再生システム及び映像データ記録再生方法 Download PDF

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JP2004078945A JP2003286054A JP2003286054A JP2004078945A JP 2004078945 A JP2004078945 A JP 2004078945A JP 2003286054 A JP2003286054 A JP 2003286054A JP 2003286054 A JP2003286054 A JP 2003286054A JP 2004078945 A JP2004078945 A JP 2004078945A
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伊藤 徳一
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Abstract

【課題】 データの連続入出力を可能とし、また複数の入出力を同時に行え、更に、見かけ上の内部データ転送速度を向上させ、同時に扱える入出力数を増加できるデータ記憶装置を提供する。
【解決手段】 圧縮/伸長部22は、データレート変換用のバッファメモリ23を圧縮処理用のメモリとして共用化して用い、SDIデータを圧縮し、内部のデータ転送量を減らす。分配/集合部24は、例えば10チャンネル分の圧縮されたSDIデータを複数に分割して、1チャンネル分をディスクアレイ部28の8つの光磁気ディスク装置D,D・・D及びDに相当するように分配する。エラーチェックコード付加/検出部25は、圧縮され分配されたSDIデータにエラー訂正符号を付加し、バッファメモリ26に書き込む。プロトコルコントローラ27は、バッファメモリ26からのデータをディスクアレイ部28に記録する。
【選択図】 図2
 

Description

 本発明は、例えば映像データのような大量のデータを記憶するデータ記憶装置に関する。
 現在、コンピュータ用のデータ記憶装置としてディスクアレイ装置が用いられている。このディスクアレイ装置は、転送速度性能と記憶容量を向上させることができるため、高い信頼性を得ており、高速大容量記憶装置として使われている。
 図4に、コンピュータ用のディスクアレイ装置50とホストコンピュータ60を接続した状態を示す。
 ディスクアレイ装置50は、例えば複数のハードディスクドライブ(以下、HDDという。)を並列に接続したディスクアレイ部52を有するディスクドライブ51と、このディスクドライブ51をバス部56を介して制御するディスクドライブ制御部57とから構成されている。
 ディスクドライブ51は、ディスクアレイ部52の他、該ディスクアレイ部52の各HDDに記録/再生されるデータに所定の信号処理を施す信号処理部531・・53nと、エラー訂正符号(Error correcting code:以下ECCとい。)を用いてデータのエラー訂正を行うECC部54とからなる信号処理/エラー訂正部55も有する。ここで、例えば信号処理部531は、スモール・コンピュータ・システム・インターフェース(Small Computer System Interface:以下、SCSIという。)プロトコルコントローラ(図中、S.P.C.と記す。)と、バッファと、メモリを有して成る。
 バス部56は、ECC用のデータバス56aと、各部を制御するためのコマンド用のバス56bと、ダイレクトメモリアクセス(Direct Memory Access:以下DMAという。)のためのデータバス56cよりなる。
 ディスクドライブ制御部57は、メモリ、CPU、DMAコントローラ及びデュアルポートRAMを有して構成され、ディスクドライブ51にシステムバス61を介してホストコンピュータ60との間でデータ又はコマンドの送受を実行させる。
 ホストコンピュータ60は、システムバス61によりデータ又はコマンドをディスクドライブ51との間で送受する。
特開平04−269087号公報
 ところで、ディスクアレイ装置50は、1本のシステムバス61を経由してホストコンピュータ60と接続されており、本質的に1入力又は1出力になっている。このため、データと制御用のコマンドを同時に送ることが出来ないためデータを連続的に入出力出来ない。
 また、複数の入出力要求が同時に来ても一つずつ順番に実行していくことしか出来ないため、例えば動画像データや音声データのように途切れさせられないデータを記憶させる場合には適さない。
 本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、データの連続入出力が可能となり、また複数の入出力を同時に行うことができ、さらに、見かけ上の内部データ転送速度を向上させ、同時に扱える入出力数を増加できるデータ記憶装置の提供を目的とする。
 本発明に係るデータ記憶装置は、複数チャンネルの入出力端子と、複数のディスク装置に対して並列的に情報データを記録及び再生する記憶手段と、上記入出力端子から入力された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に上記記憶手段に送り、この記憶手段にて再生された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に任意の順序で上記入出力端子に出力する入出力手段とを有するデータ記憶装置であって、上記入出力手段は、上記入出力端子から入力された複数チャンネルの情報データを圧縮すると共に、上記複数のディスク装置から再生された情報データを伸長する圧縮/伸長部を有することにより上記課題を解決する。
 この場合、上記記憶手段として、複数のディスク装置に対して並列的に記録再生を行うディスクアレイ部を用い、上記入出力手段内に、入力された複数チャンネルの情報データを分配して上記ディスクアレイ部の複数のディスク装置に送り、これらの複数のディスク装置から再生された情報データを集合して複数チャンネルの出力として取り出す分配/集合部を設けることが好ましい。
 また、上記圧縮/伸長部と上記分配/集合部との間には、データレート変換用のバッファメモリを設けることが好ましい。
 また、上記分配/集合部と上記ディスクアレイ部との間にはエラー検出符号化手段を設けることが好ましい。
 また、この場合、上記エラー検出符号化手段により得られたエラー検出符号を記録するための専用ディスク装置を上記ディスクアレイ部に設けることが好ましい。
 また、本発明に用いる情報データとしては、映像信号データやオーディオ信号データを用いることができる。
 入出力手段は、複数チャンネルの入出力端子から入力された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に記憶手段に送る際に、内蔵する圧縮/伸長部で該情報データを圧縮すると共に、上記記憶手段にて再生された情報データを上記入出力端子に出力する際に、上記圧縮/伸長部で該再生情報を伸長するので、データの連続入出力を可能とし、また複数の入出力を同時に行え、さらに、見かけ上の内部データ転送速度を向上させ、同時に扱える入出力数を増加できる。また、上記圧縮/伸長部を内蔵することにより、入出力手段用のバッファメモリを有効に使うことができ、さらに圧縮/伸長のためのフォーマットの制約を受けず独自の圧縮/伸長のアルゴリズムを使うことができる。さらに、データ記憶装置の外部に圧縮/伸長部を設けた場合に比べて、小型化を図ることが出来る。
 本発明に係るデータ記憶装置は、複数チャンネルの入出力端子と、複数のディスク装置に対して並列的に情報データを記録及び再生する記憶手段と、上記入出力端子から入力された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に上記記憶手段に送り、この記憶手段にて再生された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に任意の順序で上記入出力端子に出力する入出力手段とを有するデータ記憶装置であって、上記入出力手段は、上記入出力端子から入力された複数チャンネルの情報データを圧縮すると共に、上記複数のディスク装置から再生された情報データを伸長する圧縮/伸長部を有するので、データの連続入出力を可能とし、また複数の入出力を同時に行え、更に、見かけ上の内部データ転送速度を向上させ、同時に扱える入出力数を増加できる。また、上記圧縮/伸長部を内蔵することにより、入出力手段用のバッファメモリを有効に使うことができ、さらに圧縮/伸長のためのフォーマットの制約を受けず独自の圧縮/伸長のアルゴリズムを使うことができる。さらに、データ記憶装置の外部に圧縮/伸長部を設けた場合に比べて、小型化を図ることが出来る。
 以下、本発明に係るデータ記憶装置の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
 すなわち、本発明の一実施例としてのデータ記憶装置は、連続性が要求されるビデオ信号を大量に記憶するいわゆる映像データ記憶装置であり、ビデオテープレコーダ、テレビジョンカメラ或は通信衛星用アンテナを入力装置とし、ビデオテープレコーダ、信号送出装置或は画像モニタ装置を出力装置として用いる映像データ記録再生システムを構成するのに適用される。以下、先ず、映像データ記録再生システムの全体を説明し、次に、映像データ記憶装置について説明する。
 先ず、映像データ記録再生システムについて図1を参照して説明する。この映像データ記録再生システムは、映像信号データを入力する映像データ入力装置である通信衛星用受信アンテナ1、テレビジョンカメラ2及びビデオテープレコーダ3と、映像信号データを出力する映像データ出力装置であるビデオテープレコーダ3、信号送出装置4及び画像モニタ装置と、上記映像データ入力装置からの映像信号データを1チャンネルあるいは複数チャンネル同時に記録し、この記録された映像データ信号を1チャンネルあるいは複数チャンネル同時に再生して任意の順序で映像データ出力装置であるビデオテープレコーダ3、信号送出装置4及び画像モニタ装置に出力すると共に、映像信号データの記録及び再生を同時に行う映像データ記憶装置5とを有して構成されている。
 また、この映像データ記録再生システムは、上記映像データ入力装置からのシリアルディジタル信号を映像データ記憶装置5にシリアル伝送すると共に、該映像データ記憶装置5からの映像データ信号を上記映像データ出力装置に転送するデータ転送装置6と、このデータ転送装置6を介して映像信号データを編集する編集制御装置7と、映像データ出力装置である信号送出装置4及びビデオテープレコーダ3と、該ビデオテープレコーダ3、該信号送出装置4、該ディスクアレイ部5、該データ転送装置6及び該編集制御装置7の動作を制御系ネットワーク8を介して制御するシステム制御装置9も有して構成される。
 ビデオテープレコーダ3は、ビデオテープレコーダ本体部3aと、ビデオテープレコーダ制御部3bとから構成されており、システム制御装置9から供給される制御信号に基づいてビデオテープレコーダ制御部3bにビデオテープレコーダ本体部3aの動作を制御させている。
 また、映像データ記憶装置5は、ディスクドライブ5aと、ディスクドライブ制御部(図中、DD制御と記す。)5bとを有して構成されており、システム制御装置9から供給される制御信号に基づいてディスクドライブ制御部5bにディスクドライブ5aの動作を制御させている。
 また、データ転送装置6は、以下にSDI切り換え部と記すシリアルディジタルインターフェース切り換え部6aと、切り換え制御部6bとから構成されており、システム制御装置9から供給される制御信号に基づいて切り換え制御部6bにSDI切り換え部6aでのシリアルデータフォーマット化を制御させている。
 このデータ転送装置6と、上記映像データ入力装置、上記映像データ出力装置及び映像データ記憶装置5及び編集制御装置7との間には、データ転送系ネットワーク10が設けられており、映像データが伝送されている。
 そして、このシステム全体の出力信号は、信号送出装置4からデータ転送系ネットワーク10を介して外部の例えば画像モニタ装置にも出力される。
 入力装置であるビデオテープレコーダ3、衛星アンテナ1及びテレビジョンカメラ2から得られる映像データ信号は、データ転送装置6を介して一旦、映像データ記憶装置5に記録される。このとき、上記映像データ入力装置とデータ転送装置6との間の映像データ信号は、上述したようにSDIに基づいたフォーマットでシリアル伝送される。このデータ転送装置6は、SDI切り換え部6aを用いることで、任意の機器との間を容易に接続することができる。
 すなわち、データ転送装置6及び映像データ記憶装置5は、制御系ネットワーク8を介してシステム制御装置9から供給される制御命令に基づいて、機器間の接続や記録場所を設定し、映像データ信号をデータ転送系ネットワーク10を介して送出している。
 システム制御装置9が用いる制御系ネットワーク8としては、イーサネット(Ethernet、登録商標)やFDDI等のコンピュータネットワークが利用できる。
 映像データ記憶装置5に記録された映像データ信号は編集制御装置7からの制御に応じて、ディスクドライブ制御部5bによりディスクドライブ5aから読み出され、データ転送装置6を介して編集制御装置7により加工される。ここで、編集による加工を必要とせず、送出に必要な部分を選び出すような場合には、必要な部分のアドレスだけあればよいので、再び映像データ記憶装置5のディスクドライブ5aに記録する必要はなく、そのアドレスデータはシステム制御装置9で保持される。
 編集制御装置7の制御に応じて実施された編集結果に関する情報は、システム制御装置9で保持されると共に、送出装置4にも制御系ネットワーク8を経由して送られる。そして、システム制御装置9からの指示で映像データ記憶装置5から読み出された映像データ信号はデータ転送装置6を介して信号送出装置4からデータ系ネットワーク10を介して外部に送出される。
 次に、映像データ記憶装置5は、図2にその詳細を示すように例えば8つの光磁気ディスク装置D,D・・・D及びDを並列に接続したディスクアレイ部28を有するディスクドライブ5aと、このディスクドライブ5aを制御するディスクドライブ制御部5bとを有して構成されている。ここで、図2のディスクドライブ5aの内部には、複数のSDII/F、データフォーマッター、圧縮/伸長部、バッファメモリ、プロトコルコントローラが記載されているが、説明の都合上、符号は各部を代表する一ずつに付すにとどめる。
 ディスクドライブ5aは、入力されたSDIデータである映像データ信号を圧縮してから、分配し、インターリーブをかけて、映像データ信号の記録及び再生を同時に行うディスクアレイ部28の8つの光磁気ディスク装置D,D・・・D及びDに格納する。すなわち、このディスクドライブ5aは、大量の映像データ信号を圧縮し、分配して蓄積する。
 ここで、このディスクドライブ5aは、データ転送系ネットワーク10からの映像データ信号を送受するための入出力端子から入力された映像データ信号を1チャンネルあるいは複数チャンネル同時にディスクアレイ部28に送ると共に、このディスクアレイ部28にて再生された映像データ信号を1チャンネルあるいは複数チャンネル同時に任意の順序で上記入出力端子に出力する入出力制御手段も有している。
 上記入出力制御手段内には、入力された複数チャンネルの映像データを圧縮すると共に、ディスクアレイ部28から再生された映像データ信号を伸長する圧縮/伸長部22が設けられている。
 また、上記入出力制御手段内には、入力された複数チャンネルの情報データを分配して上記ディスクアレイ部28の8つの光磁気ディスク装置D,D・・・D及びDに送ると共に、これらの8つの光磁気ディスク装置から再生された映像データ信号を集合して複数チャンネルの出力として取り出す分配/集合部24も設けられている。
 そして、ディスクドライブ制御部5bは、上述したように制御系ネットワーク8を介してシステム制御装置9から制御命令が供給される。
 先ず、この制御命令が映像データ信号をディスクドライブ5aに記録せよというものであった場合について以下に説明する。
 この制御命令は、ネットワークインターフェース(図2にはネットワークI/Fと記す)31を介して中央演算処理ユニット(以下CPUと記す)34に供給されると共に必要に応じてメモリ装置であるランダムアクセスメモリ(以下RAMと記す)32に格納される。CPU34に供給された制御命令は、該CPU34にて解読され、制御信号としてインターフェース(図2にはI/Fと記す)33を経由してディスクドライブ5aに供給される。
 ディスクドライブ5aには、上述したようにデータ転送装置6のSDI切り換え部6aを介したSDIフォーマットのSDIデータがデータ系ネットワーク10を介して供給される。このSDIデータは、SDIインターフェース(図2にはSDII/Fと記す)20で受け取られ、データフォーマッター21を介して圧縮/伸長部22に供給される。
 圧縮/伸長部22は、データフォーマッター21を介したSDIデータを必要に応じて圧縮し、内部のデータ転送量を減らす。このときの圧縮処理は、ビデオデータのフィールド内又はフレーム内差分或は、フィールド間又はフレーム間差分に応じて行うことが考えられる。通常、このような圧縮処理を行う場合には、フレームメモリ又はフィールドメモリのような記憶手段が必要になるが、この映像データ記憶装置では、データレート変換用のバッファメモリ23を共用して使うことができる。この圧縮/伸長部22でバッファメモリ23を用いて圧縮されたSDIデータは、ディスクアレイ部28の8つの光磁気ディスク装置D,D・・D及びDに同時に書き込まれるように分配させられるために分配/集合部24に供給される。この分配/集合部24は、例えば10チャンネル分の圧縮されたSDIデータを複数に分割して、1チャンネル分をディスクアレイ部28の8つの光磁気ディスク装置D,D・・D及びDに相当するように分配すると共に、再生の際にはディスクアレイ部28の該8チャンネルからの分配映像データ信号を集合して1チャンネルの出力データに変換する。
 この分配/集合部24で分配されたSDIデータである映像データ信号は、エラー訂正用の符号を付加するエラーチェックコード付加/検出部25に供給される。このエラーチェックコード付加/検出部25にてエラーチェックコードが付加された映像データ信号は、バッファメモリ26に供給され、該バッファメモリ26に書き込まれる。
 このバッファメモリ26に書き込まれたエラーチェックコードが付加された映像データ信号は、例えば、スモール・コンピュータ・システム・インターフェース(Small Computer System Interface:以下、SCSIという。)プロトコルコントローラのようなプロトコルコントローラ27の制御により取り出され、ディスクアレイ部28に記録される。このプロトコルコントローラ27には、ディスクドライブ制御部5bのインターフェース部33から制御信号が供給されている。このため、このプロトコルコントローラ27は、上述したようにバッファメモリ26からエラーチェックコードが付加された映像データ信号を取り出し、該映像データ信号をディスクアレイ部28に記録する。
 このように、ディスクドライブ5aは、ディスクアレイ部28と圧縮/伸長部22とデータレート変換用のバッファメモリ23を用いて、記録時に入力される映像データ信号を圧縮し、該映像データ信号をディスクアレイ部28に分配して、記録できる。
 すなわち、SDI/IF20から入力された映像データは、バッファメモリ23までは各入力チャンネル毎に処理されるが、分散/集合部24からディスクアレイ部28まではどれか一つの入力チャンネルに対して同時に処理が進められる。
 ここで、このディスクドライブ5aのディスクアレイ部28は複数の光磁気ディスク装置からなり、また、このディスクドライブ5aは圧縮/伸長部22を設けているので、内部データ転送量は、外部データ転送量に対して十分に大きく取ることが出来る。このため、1チャンネル分のデータを処理するのに要する時間は入力に要する時間より短くすることができる。
 例えば、入力の単位を画像1フレーム分とすると、入力に要する時間は1/30秒となる。もし、内部処理に要する時間が1/120秒であったとすると、すなわち内部処理が入力に対して4倍速かったとすると、この映像データ記憶装置5は4つの入力に対して処理を行っても、入力を滞らせることがない。すなわち、同時に4つの入力を扱うことができる。この場合の処理タイミングを図3を参照しながら説明する。
 先ず、SDII/F20から入力された画像は、1フレーム分の映像データとしてバッファメモリ23に蓄えられる。このときに要する時間は、1/30秒である。4つの入力をIN1、IN2、IN3及びIN4とすると、これら入力IN1、IN2、IN3及びIN4は、同時にバッファメモリ23に蓄えられることになる。このバッファメモリ23に蓄えられたデータは、1入力当り1/120秒の時間をかけて内部処理が行われ、ディスクアレイ部28に書き込まれる。この処理を入力IN1から順番に行っていくと、入力IN4の処理が終了するまでには合計1/30(=4×1/120)秒かかることになる。この処理を行っている間、バッファメモリ23には次の画像が送られてくる。しかし、処理も1/30秒で完了しているので、次の1/30秒でこのデータを処理することが出来る。
 以上、システム制御装置9からの制御命令が映像データ信号をディスクドライブ5aに記録せよというものであった場合に、データ転送装置6を介した入力装置からの映像データ信号が映像データ記憶装置5に記録される動作を説明した。
 一方、システム制御装置9からの制御命令がディスクドライブ5aのディスクアレイ部28に記録された映像データ信号を再生せよというものであった場合は、以下に説明するようになる。
 ネットワークインターフェース31を介してCPU34に供給され、該CPU34にて解読された制御信号は、インターフェース33を経由してディスクドライブ5aのプロトコルコントローラ27に供給される。
 プロトコルコントローラ27は、ディスクアレイ部28からエラーチェックコードの付加された映像データ信号を読み出し、バッファメモリ26に一旦書き込ませる。
 このバッファメモリ26から取り出された映像データ信号は、エラーチェックコード付加/検出部25にてエラー訂正された後、分配/集合部24に供給される。
 この分配/集合部24にて再生送出のためにディスクアレイ部28の複数チャンネルから一つにまとめられた出力映像データ信号は、バッファメモリ23を介して圧縮/伸長部22に供給される。
 この圧縮/伸長部22は、バッファメモリ23を用いて出力映像データ信号に伸長処理を施す。そして、伸長された出力映像データ信号は、データフォーマッター21及びSDIインターフェース20にて所定の処理が施された後、データ系ネットワーク10を介してデータ転送装置6に供給される。
 そして、データ転送装置6から送出装置4に供給された映像データ信号は、該送出装置4から外部の例えば画像モニタ装置等に送出される。
 このようにディスクドライブ5aは、ディスクアレイ部28からの圧縮映像データ信号を集合して元のデータレートになるように伸張する機能も有する。
 以上、この映像データ記憶装置5は、映像データ信号の転送速度を速くすることができ、同時にアクセス可能な入出力の数を増やすことができ、現在記録中の映像データ信号をすぐに再生したり、任意の映像データ信号を任意の順序で複数の入出力に対して途切れることなく処理することができる。また、この映像データ記憶装置5は、圧縮/伸長部22を内蔵するので、バッファメモリ23を共用化して使うことができ、さらに圧縮/伸長のためのフォーマットの制約を受けず独自の圧縮/伸長のアルゴリズムを使うことができる。さらに、外部に圧縮/伸長部を設けた場合に比べて、システム構成の際に小型化を図ることが出来る。
 なお、本発明に係るデータ記憶装置は、上述した実施例である映像データ記憶装置にのみ限定されるものではなく、情報データ信号としてオーディオデータ信号を考慮したオーディオデータ記憶装置としてもよい。
 また、ディスクアレイ部28においては、エラーチェックコード付加/検出部にて付加されたエラーチェックコード用に専用のディスクを準備してもよい。
本発明に係るデータ記憶装置の実施例を用いて構成した映像データ記録再生システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示した映像データ記録再生システムに用いた本発明に係るデータ記憶装置の実施例である映像データ記憶装置の概略構成を示すブロック図である。 図2に示した映像データ記憶装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来のディスクアレイ装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
 5 映像データ記憶装置、5a ディスクドライブ、5b ディスクドライブ制御部、6 データ転送装置、20 SDIインターフェース、21 データフォーマッター、22 圧縮/伸長部、23 バッファメモリ、24 分配/集合部、25 エラーチェックコード付加/検出部、26 バッファメモリ、27 プロトコルコントローラ、28 ディスクアレイ部

Claims (7)

  1.  複数チャンネルの入出力端子と、複数のディスク装置に対して並列的に情報データを記録及び再生する記憶手段と、上記入出力端子から入力された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に上記記憶手段に送り、この記憶手段にて再生された情報データを1チャンネル或は複数チャンネル同時に任意の順序で上記入出力端子に出力する入出力手段とを有するデータ記憶装置であって、
     上記入出力手段は、上記入出力端子から入力された複数チャンネルの情報データを圧縮すると共に、上記複数のディスク装置から再生された情報データを伸長する圧縮/伸長部を有することを特徴とするデータ記憶装置。
  2.  上記記憶手段として、複数のディスク装置に対して並列的に記録再生を行うディスクアレイ部を用い、
     上記入出力手段内に、入力された複数チャンネルの情報データを分配して上記ディスクアレイ部の複数のディスク装置に送り、これらの複数のディスク装置から再生された情報データを集合して複数チャンネルの出力として取り出す分配/集合部を設けることを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
  3.  上記圧縮/伸長部と上記分配/集合部との間には、データレート変換用のバッファメモリを設けることを特徴とする請求項2記載のデータ記憶装置。
  4.  上記分配/集合部と上記ディスクアレイ部との間にはエラー検出符号化手段を設けることを特徴とする請求項2記載のデータ記憶装置。
  5.  上記エラー検出符号化手段により得られたエラー検出符号を記録するための専用ディスク装置を上記ディスクアレイ部に設けることを特徴とする請求項4記載のデータ記憶装置。
  6.  上記情報データとして、映像信号データを用いることを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
  7.  上記情報データとして、オーディオ信号データを用いることを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
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