JP2004074299A - Silencer for pneumatic type fastening tool driver - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、シリンダに加圧空気を送ってピストンに連結されたドライバを駆動して釘やねじ等の固着具をノーズから打込対象物に打込んだ後、ピストン及びドライバの復帰のためにシリンダ内の加圧空気を外部へ排出する空圧式固着具打込機に関し、特に、空圧式固着具打込機の排気通路の出口に設けられた、排気騒音を減音する減音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダに加圧空気を送ってピストンに連結されたドライバを駆動して釘やねじ等の固着具をノーズから打込対象物に打込んだ後、ピストン及びドライバの復帰のためにシリンダ内の加圧空気を外部へ排出する空圧式固着具打込機はよく知られており、建築現場等で多用されている。この固着具打込機において、ピストンが打撃位置(下死点位置)から復帰するとき、シリンダ内の加圧空気が急激に排出され、この排出加圧空気は排気通路から大気へ放出されるとき騒音となり、その排気騒音は相当大きく耳障りである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる排気音の消音のため、種々の工夫がなされている。例えば、特開平8−71953号(特許第2778480号)公報には、コ字型のステープルの連結体を打込む空圧式釘打機において、排気通路をステープルマガジンに導き、ステープルマガジンの内部空間の大きさを利用して排出加圧空気を減圧してから、大気へ排出することによって、排気騒音を減音する装置が開示されている。音の発生原因の1つは直接的圧力変化であり、例えば、高速で流体(空気)を噴出させることによる流れの乱れが原因である(「低騒音化技術」中野有朋著、株式会社技術書院発行)。前記の減音装置も、一定の内部空間を有するステープルマガジンを利用して排出加圧空気をそこで膨張させて減圧することで、高速で噴出する排出加圧空気を低速にして空気流れの乱れを減じ、それによって排気騒音を減音していると考えられる。この装置は、コ字型のステープル連結体を収容するステープルマガジン内の大きなスペースを利用することによって減音を可能にしているが、他の釘打機やねじ打込機等の固着具打込機全てに、同じ技術を適用することはできない。また、特別に消音用スペースを付加することは、固着具打込機を大型化することになり、作業者への負担が大きくなるので望ましくない。
【0004】
他の減音機構としてよく知られているのは、排気通路の出口に吸音材料で成る消音部材を設けることであり、多くの固着具打込機に採用されている。しかし、減音の効果が小さく、減音効果を大きくしようとすると加圧空気を排出する抵抗が大きくなって排気を妨げてしまい、ピストン及びドライバの復帰動作に支障を来す惧れがある。
【0005】
従って、本発明の目的は、特に減音用のスペーサがなくとも、固着具打込機を大型化することなく、また、消音部材の吸音作用のみに頼ることのない、排出加圧空気の騒音を減音する固着具打込機の減音装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明は、シリンダに加圧空気を送ってピストンに連結されたドライバを駆動して釘やねじ等の固着具をノーズから打込対象物に打込んだ後、ピストン及びドライバの復帰のためにシリンダ内の加圧空気を外部へ排出する空圧式固着具打込機の排気通路の出口に設けられた、排気騒音を減音する減音装置であって、排気通路の出口部分に、排気通路の横断面よりも小さな断面に形成されて排気通路を内側排気通路と外側の外側排気通路とに分割する、排気通路の長手方向に延びるパイプが配置され、該パイプは内側排気通路からの加圧空気を排出する多数の排気穴が管壁に形成された排気穴部を有しており、内側排気通路から排気穴部を通ってでた排気及び外側排気通路からの排気を受入れる排気チャンバを形成する排気ハウジングが、排気通路の出口部分を包囲しており、排気チャンバには、外側排気通路からの排気をパイプの排気穴部の外周面に導くように、第1消音部材が排気穴部の外側に間隔を置いて設けられ、第1消音部材は、外側排気通路から送られる外側排気通路排気を、排気穴部から出る排気穴部排気に干渉させて排気穴部排気の速度を遅くするように導く位置に配置されるとともに、排気穴部排気及び外側排気通路排気が第1消音部材の外側に通過できる吸音材料で形成されていることを特徴とする減音装置を提供する。
【0007】
本発明によれば、排気通路の出口部分がパイプによって内側排気通路と外側の外側排気通路とに分割され、内側排気通路排気はパイプの排気穴部を通って排気チャンバに放出され、外側排気通路からの排気がパイプの排気穴部の外周面に導かれて排気穴部から出る排気穴部排気に干渉させられるので、排気穴部排気の速度が遅くなり且つ外側排気通路排気の速度も遅くなり、これによって、高速で流れる排気通路の排出加圧空気の流れが、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間で低い速度にされて空気流れの乱れが大きく減じられるので減音に大きく寄与し、また、排気穴部排気及び外側排気通路排気は、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間及び第1消音部材の外側の空間すなわち排気チャンバで排気流れを遅くするように膨張することができ、一層、排気騒音は大きく減少する。このように、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間において、排気穴部を通った内側排気通路からの排気と外側排気通路からの排気とが衝突させられて高速で流れる排出加圧空気の流れが低速にされるので、マガジンのような大きなスペースを必要とせずに、固着具打込機を大型化することなく、また、消音部材の吸音作用のみに頼ることなく、排出加圧空気の騒音を大きく減音する。
【0008】
上記減音装置において、固着具打込機が、ピストン及びドライバ並びにシリンダを包含するツールハウジングと、ツールハウジングに一体的に連結されて作業者が握るグリップを形成するハンドルハウジングとを備え、ハンドルハウジング内部には、排気通路がグリップからハンドルハウジングの端部に延びるように形成され、パイプはハンドルハウジングの端部付近で排気通路に取付けられ、端部のハンドルハウジング部分が排気ハウジングを形成しているのが好ましい。これによって、排気チャンバを中心とする減音装置は、固着具打込機のハンドルの端部に設けられ、固着具打込機を大きくすることなく、高い減音効果を得る。その場合、ハンドルハウジング内部の排気通路は円筒空洞に形成され、パイプの外面には、排気穴部と反対側の端部側が先細になるようにテーパした長手方向に延びるリブが形成され、リブのあるパイプ部分を先頭にして円筒空洞の排気通路に押込むだけでパイプが該排気通路に嵌合して固定配置されるのが好ましい。
【0009】
第1消音部材は、第1消音部材とパイプの排気穴部との間に排気穴部から急速に排出される加圧空気が膨張及び減速できる空間を形成する長さだけ、前記排気穴部から離れているのが好ましい。また、排気ハウジングには、第1消音部材の更に外側に該第1消音部材から間隔をおいて、該第1消音部材を通過した排気を更に減速する空間を与えて減音し且つ減音した排気を大気へ排出するように、吸音材料で成る第2消音部材が配置されているのが好ましい。更に、第1消音部材と排気ハウジングとの間には、外側排気通路からの排気の一部を第1消音部材を通さずに第1消音部材の外側の排気チャンバ内に直接排出する空間が設けられ、第1消音部材を通過した排気が排気チャンバ内で膨張することによる冷却を緩和するのが好ましい。これによって、冬期等の寒い時期における凍結を防止し、仮に第1消音部材が凍結しても排気が詰まるのを回避して、作業者への冷却による負担を軽減する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、本発明の実施例に係る固着具打込機1は、ピストン2及びシリンダ3を収容するツールハウジング5と、ツールハウジング5に一体的に連結され、作業者が握るグリップ6を形成するハンドルハウジング7を包含する。ハンドルハウジング7の端部部分9には、加圧空気の供給口10が設けられ、コンプレッサ等で圧縮された加圧空気が供給される。ハンドルハウジング7の内部には、加圧空気を溜めるリザーバ11が形成されて、ツールハウジング5のシリンダ3の外側に加圧空気を充満させている。シリンダ3の外側に上下動可能に配置されたメインバルブ13が矢印14の方向に移動すると、シリンダ3にピストン2の上面(背面)側から加圧空気が送り込まれる。これによって、ピストン2は、連結されたドライバ15とともにシリンダ3の内部を下方に急激に移動させられる。メインバルブ13を移動させるのは、ハンドルハウジング7に設けられたトリガバルブ17である。トリガバルブ17には、リザーバ11の加圧空気が供給されていて、トリガレバー18を作動させない静止位置では、メインバルブ13の下端側に形成されたメインバルブチャンバ19に加圧空気を送ってメインバルブ13を上方の静止位置に保つ。そのため、シリンダ3にはリザーバ11からの加圧空気は供給されず、ピストン2は駆動されない。
【0011】
図1に加えて、図2A及び図2Bを参照して、固着具打込機1の打込動作を簡単に説明する。トリガレバー18を引くと、メインバルブチャンバ19の加圧空気がトリガバルブ17の内部を通ってバルブハウジング7内に設けられた排気通路26に排出されて、メインバルブ13を上方に押上げる力が無くなる。他方、リザーバ11には常時加圧空気が供給されており、メインバルブ13には常時下方に押下げる力が作用しているため、メインバルブ13は、図1及び図2Aの矢印14に示すように、下方に移動する。これによって、リザーバ11からシリンダ3にピストン2の上面(背面)側から加圧空気が送り込まれ、加圧空気によってピストン2はシリンダ3の内部を下方に急激に移動させられ、ピストン2に連結されたドライバ15が、ノーズ21にある釘等の固着具(図示せず)を木材等の打込対象物に打込む。図2Aの位置ではピストン2及びドライバ15は下死点にある。下死点にあるピストン2に隣接する位置のシリンダ3の外周には、リターンエアチャンバ22が形成されており、ピストン2が下降するときの加圧空気がそこに溜められる。
【0012】
固着具を打込対象物に打込んだ後、作業者がトリガレバー18を釈放すると、図2Bに図示のように、加圧空気がリザーバ11からトリガバルブ17を通ってメインバルブチャンバ19に供給されて、メインバルブ13を矢印23のように上方に移動させる。これによってシリンダ3へのリザーバ11からの加圧空気の供給が停止される。また、メインバルブ13が上方の静止位置近く(図2Bの位置)に移動すると、Oリング24によるシールが解除されてシリンダ3の外側とメインバルブ13の内側の間に、ピストン2の上面(背面)側に供給された加圧空気を排出するための通路25が形成される。この通路25は、リターンエアチャンバ22と、ハンドルハウジング7に設けられた排気通路26を介してハンドルハウジング7の端部部分9に設けられた本発明に係る減音装置27とに通じているが、この時点ではメインバルブ13が完全に上方静止位置に復帰していないため、排気通路26への連通は、Oリング28によって遮断されており、ピストン2の上面側の加圧空気はリターンエアチャンバ22のみに流れる。メインバルブ13が更に上昇し、Oリング28によるシールが解除されてピストン2上面側の加圧空気が排気通路26へ流れると、ピストン2の上面側の圧力が低下するため、リターンエアチャンバ22の加圧空気がピストン2の下面側に作用して、ピストン2及びドライバ15を静止位置(すなわち上死点)に急激に復帰させる。この復帰によって、シリンダ3からは加圧空気が急激に排出され、排出加圧空気は通路25及び排気通路26を通って、更に、本発明に係る減音装置27を通して大気へ排出されて、打込みを終了する。
【0013】
図1に図示のように、打込み終了後、シリンダ3から排出される加圧空気は、通路25及び排気通路26を通って、排気通路26の出口に設置された、本発明に係る減音装置27を通って排出される。図1に示すように、排気通路26は、ハンドルハウジング7の内側に、リザーバ11とは壁29によって隔絶されてリザーバ11と並行に形成されている。壁29は、リザーバ11の加圧空気が排気通路26に漏れないように形成されてリザーバ11の気密を保つ。排気通路26は、トリガバルブ17の付近においてツールハウジング5中のメインバルブ13とシリンダ3の間の加圧空気の排出用通路25に接続され、更に、排気通路26は、ハンドルハウジング7のグリップ6の部分を通ってハンドルハウジング7の端部部分9に向けて延びている。排気通路26の出口30には、減音装置27が設けられている。減音装置27は、固着具打込機1の打込み終了後のシリンダ3内の加圧空気を大気へ排出する際の排気騒音を減音する。
【0014】
本発明に係る減音装置27について、図1、図3〜図6を参照して詳細に説明する。なお、図3は図1のハンドルハウジング7のIII−III線断面図、図4は図1のハンドルハウジング7のIV−IV線断面図である。図5は、減音装置27の排気流れを模式化した説明図であり、図6は排気の流れの説明図である。減音装置27は、排気通路26の出口30の部分に、排気通路26の長手方向に延びるように配置されたパイプ34を包含する。パイプ34は、排気通路26の横断面より小さい断面を有し、排気通路26を内側排気通路31とその外側の外側排気通路33とに分割する。パイプ34は、排気穴部35を有する。排気穴部35は、内側排気通路31からの加圧空気を外側に排出する多数の排気穴37が管壁に形成されている。排気穴部35の排気穴37の数及び間隔は任意に定めることができる。ハンドルハウジング7の内部の排気通路26の、パイプ34が設けられる部分は円筒空洞に形成されるのが好ましい。その場合、パイプ34の外面に、排気穴部35と反対側の端部側の部分において、先細にテーパした長手方向に延びるリブ36を形成するのが好ましい。このテーパしたリブ36のあるパイプ34の部分を先頭にして円筒空洞の排気通路26に押込むだけでパイプ34排気通路に嵌合して固定配置できる。テーパしたリブ36の数は、テーパしないリブとともに用いる場合には1本でもよく、そうでない場合には、テーパしたリブ36を複数本設けてもよい。
【0015】
ハンドルハウジング7の端部部分9は、パイプ34の排気穴部35の外周側を大きく囲んで、排気穴部35の周りに排気チャンバ39を形成しており、そのハンドルハウジング端部部分9が、減音装置27の排気ハウジングとなっている。減音装置27の排気ハウジングとなるハンドルハウジング端部部分9は、内側排気通路31から排気穴部35を通って排出される排気穴部排気及び外側排気通路33からの外側排気通路排気を受入れる排気チャンバ39を形成する。更に、排気チャンバ39には、外側排気通路33からの排気(外側排気通路排気)をパイプ34の排気穴部35の外周面に導くように、第1消音部材41が排気穴部35の外側に間隔を置いて設けられている。第1消音部材41は、外側排気通路33から送られる外側排気通路排気を、排気穴部35から出る排気穴部排気に干渉させて排気穴部排気の速度を遅くするように導く位置に配置される。更に詳しくは、図5に示すように、第1消音部材41は、外側排気通路33から送られる外側排気通路排気42を、排気穴部35から出る排気穴部排気43(内側排気通路排気と同じ)に干渉(直交方向に衝突)させるように導く位置に配置されている。この干渉によって、排気穴部排気43の速度を遅くするとともに、外側排気通路排気42自身の速度も遅くされる。従って、高速で流れる排気通路26の排出加圧空気の流れが、パイプ34の排気穴部35と第1消音部材41との間の空間で低い速度にされて空気流れの乱れを大きく減じ、減音に大きく寄与する。第1消音部材41は、排気穴部排気37及び外側排気通路排気42が第1消音部材41の外側に通過できる吸音材料で形成されている。例えば、第1消音部材41は、連続気泡の多孔質の合成樹脂材料で成る吸音材料を用いることができる。
【0016】
排気チャンバ39の空間、すなわちパイプ34の排気穴部35と第1消音部材41との間の空間と、第1消音部材41の外側の空間とは、排出される加圧空気すなわち圧縮空気が膨張する空間となる。排出される圧縮空気が排気チャンバ39で膨張することによって排気流れが遅くなる。これによって、空気流れの乱れを更に減じることができ、一層排気騒音の減音効果を高くする。そのため、排気穴部35と第1消音部材41との間の空間、及び、第1消音部材41の外側の空間は、ハンドルハウジング7の端部部分を過大にしない範囲で大きくするのが好ましい。例えば、第1消音部材41は、第1消音部材41と排気穴部35との間に、排気穴部35から急速に排出される加圧空気が膨張及び減速できる空間を形成する長さだけ、排気穴部35から離れているのが好ましい。
【0017】
また、排気ハウジングを形成するハンドルハウジング7の端部部分9には、第1消音部材41の外側に第1消音部材41から、加圧空気が膨張できる空間を形成する間隔をおいて、第1消音部材41と同様の吸音材料で成る第2消音部材45が配置されているのが好ましい。第2消音部材45を設けたことによって、第1消音部材41を通過した排気を更に減速する空間を与えて減音し且つ減音した排気を更に減音して大気へ排出することができる。更に、図5に図示のように、第1消音部材41と排気ハウジングとなるハンドルハウジング7の端部部分9の間には、外側排気通路33からの排気(外側排気通路排気42)の一部46を第1消音部材41を通さずに第1消音部材41の外側の排気チャンバ39内に直接排出する空間47が設けられるのが好ましい。圧縮空気が広い空間で膨張するとき熱を奪うことはよく知られており、第1消音部材41を通過した排気が排気チャンバ39内で膨張するときも、熱を奪ってその付近の部分を冷却する。冬期において作業する場合には、その冷却によって凍結する惧れがある。そこで、外側排気通路33からの排気の一部46を第1消音部材41を通さずに排気チャンバ39内に直接排出することにより、冷却を緩和することができる上に、第1消音部材41が凍結しても排気が詰まることはない。また、第2消音部材45は、十分な剛性があれば、図4に示すように、ハンドルハウジング7の端部部分9の一部を形成するようにしてもよいが、剛性が低い場合には、図5に図示のように、金属製のハンドルハウジング端部部分9の内側に設けて、その外側のハンドルハウジング部分に排気穴を設けてもよい。
【0018】
図6を参照して、固着具打込機1の減音装置27における排気の流れを説明する。シリンダ3から排出された排気は、ハンドルハウジング7のグリップ6の部分の排気通路26を通ってパイプ34に到る。排気は、パイプ34によって、内側排気通路31と外側排気通路33とに分割される。内側排気通路31の排気部分は、排気穴部35を通って第1消音部材41に向けて排出される。そこに、外側排気通路33からの排気が干渉するように送られるので、排気穴部排気43の速度を遅くするとともに、外側排気通路排気42自身の速度も遅くなり、排気穴部35と第1消音部材41との空間で低い速度にされて空気流れの乱れを大きく減じ、減音に大きく寄与する。排気は、第1消音部材41を通って膨張して更に減音し、第2消音部材45を通って一層減音しつつ大気へ排出される。なお、空間47を通る排気部分46は、圧縮空気の膨張時の冷却を緩和する。更に、たとえ、第1消音部材41が凍結したとしても、排気の詰まりを回避することができる。排気穴部と第1消音部材との間の空間において、排気穴部を通った内側排気通路からの排気と外側排気通路からの排気とが衝突させられて高速で流れる排出加圧空気の流れが低速にされるので、圧縮空気の膨張のための大きなスペースを必要とせずに、固着具打込機を大型化することなく、また、消音部材の吸音作用のみに頼ることなく、排出加圧空気の騒音を大きく減音することができる。
【0019】
減音装置27は、グリップからハンドルハウジングの端部部分に延びる排気通路の出口のハンドルハウジングの端部付近に取付けられ、端部のハンドルハウジング部分が排気ハウジングを形成しているので、固着具打込機を大きくすることなく、高い減音効果を得ることができる。なお、減音装置は、他の位置に設けることもでき、例えば、図1のシリンダ3の上方のキャップハウジング49を変形してその部分に設けることもできる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の減音装置によれば、排気通路の出口部分がパイプによって内側排気通路と外側の外側排気通路とに分割され、内側排気通路排気はパイプの排気穴部を通って排気チャンバに放出され、外側排気通路からの排気がパイプの排気穴部の外周面に導かれて排気穴部から出る排気穴部排気に干渉させられるので、排気穴部排気の速度が遅くなり且つ外側排気通路排気の速度も遅くなって、高速で流れる排気通路の排出加圧空気の流れが、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間で低い速度にされて空気流れの乱れが大きく減じられて減音に大きく寄与し、また、排気穴部排気及び外側排気通路排気は、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間及び第1消音部材の外側の空間すなわち排気チャンバで排気流れを遅くするように膨張することができ、一層、排気騒音は大きく減少する。従って、パイプの排気穴部と第1消音部材との間の空間において、排気穴部を通った内側排気通路からの排気と外側排気通路からの排気とが衝突させられて高速で流れる排出加圧空気の流れが低速にされるので、マガジンのような大きなスペースを必要とせずに、固着具打込機を大型化することなく、また、消音部材の吸音作用のみに頼ることなく、排出加圧空気の騒音を大きく減音できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減音装置を備えた固着具打込機の実施例の正面断面図である。
【図2A】図1の固着具打込機の、ピストンが下死点にある打込み動作時を示す部分断面図である。
【図2B】図1の固着具打込機の、ピストンが静止位置に復帰した打込み終了位置を示す部分断面図である。
【図3】図1のハンドルハウジング7のIII−III線断面図である。
【図4】図1のハンドルハウジング7のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明に係る減音装置の排気流れを模式化した説明図である。
【図6】排気の流れの説明図である。
【符号の説明】
1 固着具打込機
2 ピストン
3 シリンダ
5 ツールハウジング
6 グリップ
7 ハンドルハウジング
9 ハンドルハウジングの端部部分(排気ハウジング)
10 加圧空気供給口
11 リザーバ
13 メインバルブ
15 ドライバ
17 トリガバルブ
18 トリガレバー
19 メインバルブチャンバ
21 ノーズ
22 リターンエアチャンバ
25 シリンダとメインバルブの間の加圧空気排出用通路
26 排気通路
27 減音装置
29 壁
30 排気通路の出口
31 内側排気通路
33 外側排気通路
34 パイプ
35 パイプの排気穴部
36 リブ
37 排気穴
39 排気チャンバ
41 第1消音部材
42 外側排気通路排気
43 排気穴部排気
45 第2消音部材
46 第1消音部材を通らない排気部分
47 第1消音部材を通らない排気部分が通る空間
49 キャップハウジング[0001]
[Industrial applications]
The present invention provides a method for returning the piston and the driver after driving the driver connected to the piston by driving the driver by driving the driver connected to the piston by driving the pressurized air to the cylinder to drive the fastener such as a nail or a screw from the nose into the object to be driven. The present invention relates to a pneumatic fastener driving machine for discharging pressurized air in a cylinder to the outside, and more particularly to a noise reduction device provided at an outlet of an exhaust passage of a pneumatic fastener driving machine for reducing exhaust noise.
[0002]
[Prior art]
After sending pressurized air to the cylinder and driving the driver connected to the piston to drive the fasteners such as nails and screws from the nose into the object to be driven, the cylinder and cylinder are returned to return the piston and driver. A pneumatic fastener driving device for discharging compressed air to the outside is well known and is frequently used in construction sites and the like. In this fastener driving machine, when the piston returns from the striking position (bottom dead center position), the pressurized air in the cylinder is rapidly discharged, and the discharged pressurized air is discharged from the exhaust passage to the atmosphere. It becomes noise, and the exhaust noise is quite loud and harsh.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Various ideas have been devised to mute the exhaust noise. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-71953 (Japanese Patent No. 2778480) discloses a pneumatic nailing machine for driving a U-shaped staple coupling body, in which an exhaust passage is guided to a staple magazine and an inner space of the staple magazine is formed. A device is disclosed that reduces exhaust noise by reducing the pressure of discharged pressurized air using the size and then discharging the depressurized air to the atmosphere. One of the causes of sound generation is direct pressure change, for example, due to turbulence in the flow caused by jetting fluid (air) at high speed ("Noise Reduction Technology" by Yutomo Nakano, Technical Shoin Co., Ltd.) Issue). The noise reduction device also utilizes a staple magazine having a certain internal space to expand and reduce the pressure of the discharged pressurized air, thereby reducing the speed of the discharged pressurized air ejected at a high speed to reduce the turbulence of the air flow. It is considered that exhaust noise is thereby reduced. This device uses a large space in the staple magazine that accommodates the U-shaped staple link to reduce noise, but it can be used to drive other fasteners such as nailers and screw drivers. The same technology cannot be applied to all machines. In addition, it is not desirable to add a special silencing space because the size of the fastener driving machine is increased and the burden on the operator is increased.
[0004]
Another well-known sound reduction mechanism is to provide a sound-absorbing member made of a sound-absorbing material at the outlet of an exhaust passage, which is adopted in many fastener driving machines. However, if the noise reduction effect is small, and if the noise reduction effect is to be increased, the resistance to discharge the pressurized air increases, which hinders the exhaust, and may hinder the return operation of the piston and the driver.
[0005]
Accordingly, it is an object of the present invention to provide a method for reducing the noise of discharged pressurized air without increasing the size of the fastener driving machine and without relying solely on the sound absorbing action of the sound deadening member, even without a noise reducing spacer. It is an object of the present invention to provide a sound reducer for a fastener driving machine that reduces noise.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the present invention provides a method for driving a driver connected to a piston by sending pressurized air to a cylinder to drive a fastener such as a nail or a screw from a nose into a target to be driven. And a noise reduction device for reducing exhaust noise provided at an outlet of an exhaust passage of a pneumatic fastener driving machine that discharges pressurized air in a cylinder to the outside for returning a driver. A pipe extending in the longitudinal direction of the exhaust passage, which is formed at a cross section smaller than the cross section of the exhaust passage and divides the exhaust passage into an inner exhaust passage and an outer outer exhaust passage, is disposed at an outlet portion of the exhaust passage. A large number of exhaust holes for discharging pressurized air from the inner exhaust passage have exhaust holes formed in the pipe wall, and exhaust air from the inner exhaust passage through the exhaust hole and air from the outer exhaust passage. Forming exhaust chamber to receive exhaust An exhaust housing surrounds an outlet portion of the exhaust passage, and a first silencing member is provided in the exhaust chamber so as to guide exhaust from the outer exhaust passage to the outer peripheral surface of the exhaust hole of the pipe. The first muffling member is provided outside at intervals, and causes the outer exhaust passage exhaust sent from the outer exhaust passage to interfere with the exhaust hole exhaust coming out of the exhaust hole to reduce the speed of the exhaust hole exhaust. The exhaust hole portion exhaust and the outer exhaust passage exhaust are formed of a sound absorbing material that can pass outside the first noise reduction member.
[0007]
According to the present invention, the outlet portion of the exhaust passage is divided into an inner exhaust passage and an outer outer exhaust passage by a pipe, and the inner exhaust passage exhaust is discharged to the exhaust chamber through the exhaust hole of the pipe, and the outer exhaust passage is formed. Exhaust from the exhaust hole of the pipe is guided to the outer peripheral surface of the exhaust hole of the pipe and interferes with the exhaust hole exhaust coming out of the exhaust hole, so that the speed of the exhaust hole exhaust becomes slow and the speed of the outer exhaust passage exhaust also becomes slow. Accordingly, the flow of the pressurized exhaust air discharged from the exhaust passage flowing at a high speed is reduced to a low speed in the space between the exhaust hole of the pipe and the first noise reduction member, and the turbulence of the air flow is greatly reduced, so that sound is reduced. The exhaust hole exhaust and the outer exhaust passage exhaust slow down the exhaust flow in the space between the exhaust hole of the pipe and the first noise reduction member and the space outside the first noise reduction member, that is, the exhaust chamber. To do It is possible to expand, even more, the exhaust noise is greatly reduced. As described above, in the space between the exhaust hole of the pipe and the first silencing member, the exhaust from the inner exhaust passage and the exhaust from the outer exhaust passage that have passed through the exhaust hole collide with each other, and the exhaust that flows at a high speed. Since the flow of pressurized air is slowed, discharge is possible without requiring a large space such as a magazine, without increasing the size of the fastener driving machine, and without relying solely on the sound absorbing action of the silencing member. Noise of pressurized air is greatly reduced.
[0008]
In the above sound reduction apparatus, the fastener driving machine includes a tool housing including a piston, a driver, and a cylinder; and a handle housing integrally connected to the tool housing to form a grip to be gripped by an operator. Inside, an exhaust passage is formed to extend from the grip to an end of the handle housing, and a pipe is attached to the exhaust passage near an end of the handle housing, with the handle housing portion at the end forming an exhaust housing. Is preferred. Thus, the sound reduction device centered on the exhaust chamber is provided at the end of the handle of the fastener driving machine, and a high sound reduction effect can be obtained without increasing the size of the fastener driving machine. In that case, the exhaust passage inside the handle housing is formed as a cylindrical cavity, and a rib extending in the longitudinal direction is formed on the outer surface of the pipe so that the end side opposite to the exhaust hole is tapered. It is preferable that the pipe is fitted and fixedly arranged in the exhaust passage only by pushing the pipe into the exhaust passage of the cylindrical cavity with a certain pipe portion at the head.
[0009]
The first muffling member has a length between the first muffling member and the evacuation hole of the pipe, which is a length that forms a space in which pressurized air rapidly discharged from the evacuation hole can expand and decelerate. Preferably, they are separated. Further, the exhaust housing is provided with a space further outside the first muffling member and spaced apart from the first muffling member to provide a space for further decelerating the exhaust gas passing through the first muffling member, thereby reducing and reducing the sound. It is preferable that a second silencing member made of a sound absorbing material is disposed so as to discharge the exhaust gas to the atmosphere. Further, a space is provided between the first silencing member and the exhaust housing, and a part of the exhaust from the outer exhaust passage is directly discharged into the exhaust chamber outside the first silencing member without passing through the first silencing member. It is preferable that the cooling caused by the expansion of the exhaust gas passing through the first silencing member in the exhaust chamber is reduced. This prevents freezing in a cold season such as winter, avoids clogging of the exhaust even if the first silencing member freezes, and reduces the burden on the operator due to cooling.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In FIG. 1, a
[0011]
The driving operation of the
[0012]
When the operator releases the
[0013]
As shown in FIG. 1, after the driving is completed, the pressurized air discharged from the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The space in the
[0017]
In addition, the
[0018]
With reference to FIG. 6, the flow of exhaust air in the
[0019]
The
[0020]
【The invention's effect】
According to the noise reduction device of the present invention, the outlet portion of the exhaust passage is divided into the inner exhaust passage and the outer outer exhaust passage by the pipe, and the inner exhaust passage exhaust is discharged to the exhaust chamber through the exhaust hole of the pipe. Since the exhaust from the outer exhaust passage is guided to the outer peripheral surface of the exhaust hole of the pipe and interferes with the exhaust from the exhaust hole, the speed of the exhaust from the exhaust hole is reduced, and The speed also decreases, and the flow of the exhaust pressurized air flowing through the exhaust passage at a high speed is reduced to a low speed in the space between the exhaust hole of the pipe and the first noise reduction member, so that the turbulence of the air flow is greatly reduced. The exhaust hole exhaust and the outer exhaust passage exhaust greatly contribute to sound reduction, and the exhaust flow in the space between the exhaust hole of the pipe and the first silencing member and the space outside the first silencing member, that is, the exhaust chamber. Inflated to slow down Rukoto can, further, exhaust noise is greatly reduced. Therefore, in the space between the exhaust hole of the pipe and the first muffling member, the exhaust from the inner exhaust passage and the exhaust from the outer exhaust passage that have passed through the exhaust hole collide with each other and the exhaust pressurization flowing at high speed. Since the air flow is slowed down, it does not require a large space such as a magazine, does not increase the size of the fastener driving machine, and does not rely only on the sound absorbing effect of the sound deadening member. Air noise can be greatly reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view of an embodiment of a fastener driving machine provided with a sound reduction device according to the present invention.
2A is a partial cross-sectional view of the fastener driving machine of FIG. 1 during a driving operation in which a piston is at a bottom dead center.
2B is a partial cross-sectional view of the fastener driving machine of FIG. 1 showing a driving end position where a piston has returned to a rest position.
FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III of the
FIG. 4 is a cross-sectional view of the
FIG. 5 is an explanatory diagram schematically illustrating an exhaust flow of the sound reduction device according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a flow of exhaust gas.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記排気通路の出口部分に、該排気通路の横断面よりも小さな断面に形成されて該排気通路を内側排気通路と該内側排気通路より外側の外側排気通路とに分割する、排気通路の長手方向に延びるパイプが配置され、
該パイプは、前記内側排気通路からの加圧空気を排出する多数の排気穴が管壁に形成された排気穴部を有しており、
前記内側排気通路から前記排気穴部を通って出た排気及び前記外側排気通路からの排気を受入れる排気チャンバを形成する排気ハウジングが、前記排気通路の出口部分を包囲しており、
前記排気チャンバには、前記外側排気通路からの排気をパイプの前記排気穴部の外周面に導くように、第1消音部材が該排気穴部の外側に間隔を置いて設けられ、該第1消音部材は、前記外側排気通路から送られる外側排気通路排気を、前記排気穴部から出る排気穴部排気に干渉させて該排気穴部排気の速度を遅くするように導く位置に配置されるとともに、該排気穴部排気及び前記外側排気通路排気が該第1消音部材の外側に通過できる吸音材料で形成されている
ことを特徴とする空圧式固着具打込の減音装置。After sending pressurized air to the cylinder and driving a driver connected to the piston to drive a fastener such as a nail or a screw from the nose into the object to be driven, the piston and the driver are returned into the cylinder for return. A noise reduction device for reducing exhaust noise provided at an outlet of an exhaust passage of a pneumatic fastener driving machine that discharges pressurized air outside.
A longitudinal direction of the exhaust passage formed at an outlet portion of the exhaust passage and having a cross section smaller than a cross section of the exhaust passage and dividing the exhaust passage into an inner exhaust passage and an outer exhaust passage outside the inner exhaust passage. A pipe that extends to
The pipe has an exhaust hole portion in which a number of exhaust holes for discharging pressurized air from the inner exhaust passage are formed in a pipe wall,
An exhaust housing forming an exhaust chamber that receives exhaust from the inner exhaust passage through the exhaust hole and exhaust from the outer exhaust passage, surrounding an outlet portion of the exhaust passage;
The exhaust chamber is provided with a first silencing member at an interval outside the exhaust hole so as to guide exhaust gas from the outer exhaust passage to an outer peripheral surface of the exhaust hole of the pipe. The muffling member is arranged at a position for guiding the outer exhaust passage exhaust gas sent from the outer exhaust passage to interfere with the exhaust hole exhaust gas exiting from the exhaust hole portion to reduce the speed of the exhaust hole exhaust gas. A noise reduction device for driving a pneumatic fastener, wherein the exhaust hole portion exhaust and the outer exhaust passage exhaust are formed of a sound absorbing material that can pass outside the first silencing member.
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