JP2004070652A - コンテンツ配信システム - Google Patents
コンテンツ配信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004070652A JP2004070652A JP2002228775A JP2002228775A JP2004070652A JP 2004070652 A JP2004070652 A JP 2004070652A JP 2002228775 A JP2002228775 A JP 2002228775A JP 2002228775 A JP2002228775 A JP 2002228775A JP 2004070652 A JP2004070652 A JP 2004070652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- mobile phone
- web content
- web
- distribution system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】携帯電話から面倒な入力操作をおこなうことなく、印刷物の内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができるコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】まず、(1)携帯電話10から変換サーバ30に識別コードを送信する。変換サーバ30は、課金コード管理テーブル46から識別コードに一致するレコードを検索し、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスを取得する。続いて、(2)携帯電話10から(1)で取得したページアドレスのコンテンツ選択サーバ40に接続し、選択部42において携帯電話の属性、接続回数を用いて印刷物の内容に対応するウェブコンテンツが格納されているページアドレスを取得する。そして、(3)携帯電話10から(1)で取得したページアドレスを基に特定されるコンテンツサイト50に接続し、ウェブコンテンツの配信を受ける。
【選択図】 図2
【解決手段】まず、(1)携帯電話10から変換サーバ30に識別コードを送信する。変換サーバ30は、課金コード管理テーブル46から識別コードに一致するレコードを検索し、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスを取得する。続いて、(2)携帯電話10から(1)で取得したページアドレスのコンテンツ選択サーバ40に接続し、選択部42において携帯電話の属性、接続回数を用いて印刷物の内容に対応するウェブコンテンツが格納されているページアドレスを取得する。そして、(3)携帯電話10から(1)で取得したページアドレスを基に特定されるコンテンツサイト50に接続し、ウェブコンテンツの配信を受ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、識別コードを利用して携帯電話にウェブコンテンツを配信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、ブラウザ機能を搭載した携帯電話が急速に普及している。このブラウザ機能を搭載した携帯電話を利用し、インターネット上に存在するウェブサイトに格納されている動画像データ、静止画像データや音声データ等のコンテンツ(以下、「ウェブコンテンツ」とも呼ぶ)へのアクセスが盛んに行われている。
【0003】
ところで、インターネット上の各ウェブコンテンツには、それぞれ異なったページアドレス(たとえば、URL(Uniform Resource Locator))が割り付けられている。ここで、ページアドレスとは、アルファベット、数字、記号からなる文字列によって構成されており、特定のウェブコンテンツをインターネット上から一義的に決定するために使用されるものである。このように、ページアドレスは、特定のウェブコンテンツのインターネット上での住所のような役割を果たす。そのため、携帯電話の利用者(単に、「利用者」とも呼ぶ)が目的とする特定のウェブコンテンツの内容を携帯電話の画面に表示させるためには、携帯電話上に配置された数字キーやファンクションキー等を使用してページアドレスを入力し、目的とするウェブコンテンツにアクセスする必要がある。
【0004】
しかし、このページアドレスは、通常、長い文字列によって構成されており、ブラウザにおいてページアドレスの文字列を入力することは煩雑な操作である。特に、携帯電話等の小型の携帯端末にあっては、数字キーやファンクションキー等のボタンが小さい上に狭い間隔で配置されているため、長い文字列を入力する操作は非常に煩雑である。
【0005】
【背景となる技術】
そこで、以上の問題を解決するため、数桁の数字のみによって構成された識別コードを携帯電話から入力することによって、目的のウェブコンテンツへのアクセスを可能とするモバイルウェブシステムが提案されている。
【0006】
モバイルウェブシステムは、インターネット上に設けられ、識別コードとウェブコンテンツのページアドレスとを1対1に対応付けて格納した変換テーブルを有する変換サーバを備えている。この変換サーバにアクセスした携帯電話から特定の識別コードが指定されると、変換サーバは、この特定の識別コードに対応するページアドレスを変換テーブルから抽出し、抽出されたページアドレスを携帯電話に送信する。そして、このページアドレスを受信した携帯電話は、当該ページアドレスで指定されるウェブコンテンツにアクセスすることにより、目的とするウェブコンテンツの配信を受け、その内容を携帯電話の画面に表示することができる。
【0007】
さらに、このモバイルシステムを使用することにより、以下のようなサービスを提供することも可能である。例えば、トレーディングカード等の印刷物を企画・販売する事業者が、識別コードを当該印刷物に付して販売する。この印刷物の購入者が、携帯電話のブラウザ機能を利用して前述の変換サーバにアクセスし、識別コードを入力すると、印刷物の内容に関連する動画像、静止画像等のコンテンツが携帯電話の画面に表示される。このように、印刷物を企画・販売する事業者は、印刷物の購入者に対して、印刷物の内容に関連するウェブコンテンツを提供するサービスも行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては上述の変換サーバに格納されている変換テーブルに、識別コードとページアドレスとを1対1に対応付けて格納しているため、1つの識別コードによって表示されるウェブコンテンツは1つに限定されてしまう。ここで、1つの識別コードを入力するだけで同一の印刷物の内容に関連する複数のコンテンツを提供することができれば、利用者のアクセス意欲をさらに喚起することもできる。
【0009】
また、近年の携帯電話の多機能化に伴って、利用者が所有する携帯電話の機能も多様化しており、同じ識別コードを入力しても携帯電話の機能に応じた最適なコンテンツを配信することが求められている。
【0010】
そこで、本発明では、携帯電話の利用者が識別コードを利用することにより、面倒な入力操作をおこなうことなく印刷物の内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができるコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、インターネット経由にて携帯電話にウェブコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、印刷物に付された識別コードと当該印刷物の印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択するための選択アプリケーションのインターネットアドレスとを相互に対応させた変換テーブルを保持する変換テーブル保持手段と、インターネットに結合された携帯電話を介して指定された識別コードに対応する選択アプリケーションのインターネットアドレスを、前記変換テーブルを検索することによって取得する第1検索手段と、取得された前記選択アプリケーションのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第1のアドレス提示手段と、前記携帯電話が前記選択アプリケーションにアクセスすることによって、前記印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択して当該ウェブコンテンツのインターネットアドレスを取得するコンテンツ選択手段と、取得された前記ウェブコンテンツのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第2のアドレス提示手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話の属性を特定する属性特定手段を備えるとともに、特定された前記携帯電話の属性に適応するウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記属性特定手段によって前記携帯電話が動画再生機能および音声出力機能を備えていることが判明したときには、前記コンテンツ選択手段は、動画および音声を含むウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数を計数する計数手段をさらに備え、計数された前記携帯電話からのアクセス回数に応じたウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4記載のコンテンツ配信システムにおいて、同一の携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数とウェブコンテンツ群とを相互に対応させた選択テーブルを保持する選択テーブル保持手段をさらに備え、前記コンテンツ選択手段は、前記選択テーブルを検索することによって前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数に対応するウェブコンテンツ群を取得する第2検索手段と、取得された前記ウェブコンテンツ群のうちから配信すべきウェブコンテンツを決定する決定手段と、をさらに備えることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記印刷物はトレーディングカードであることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の発明は、請求項6記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記トレーディングカードには所定金額の課金コードが付与され、前記携帯電話からは前記識別コードとともに課金コードが指定され、前記携帯電話へのウェブコンテンツの配信時に前記課金コードの残額から配信料を減額する課金手段をさらに備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
<1.システム構成>
図1に、本発明の実施形態におけるコンテンツ配信システムの全体構成を示す。図1に示すようにコンテンツ配信システムは、主として、携帯電話10、変換サーバ30、コンテンツ選択サーバ40およびコンテンツサイト50から構成されており、各構成要素はインターネット20を介して接続されている。
【0020】
次に、コンテンツ配信システムの各構成要素について説明する。図2は、コンテンツ配信システムを構成する各要素の機能に着目したブロック図を示す。なお、コンテンツ選択サーバ40b、40cの機能的構成は、コンテンツ選択サーバ40aと略同一なため、以下ではコンテンツ選択サーバ40aについてのみ説明する。また、同様な理由のため、コンテンツサイト50a〜50cについては、コンテンツサイト50aについてのみ説明する。
【0021】
携帯電話10は、ブラウザ11を備えている。ここで、ブラウザとは、WWWサーバアプリケーションによって提供されるデジタル化された文字データや、静止画像データ、動画像データ、音声データ等の情報を画面12に表示するプログラムである。携帯電話10では、このブラウザの機能を使用することにより、インターネット20を介して変換サーバ30、コンテンツ選択サーバ40およびコンテンツサイト50から配信されるウェブコンテンツを画面12(図3参照)に表示することができる。
【0022】
変換サーバ30は、後述する識別コードが利用者によって入力されると、当該識別コードに応じたコンテンツ選択サーバ40のページアドレスを携帯電話10に送信するサーバであり、主として、WWWサーバアプリケーション31、変換テーブル34および変換部32とから構成されている。
【0023】
WWWサーバアプリケーション(以下、単に「WWW」と呼ぶ)31は、記憶装置35に格納された数字・文字・記号からなる文字列データ、静止画像、動画像等のウェブコンテンツ36を、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じ、インターネット20を介して配信するとともに、携帯電話10から送信される文字列データ等を受信するアプリケーションである。本実施形態においては、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じて、ウェブコンテンツ36に含まれる識別コード入力画面361がWWW31から携帯電話10に配信され、携帯電話10では、図3(a)に示す識別コード入力画面361が画面12に表示される。
【0024】
ここで、識別コード61とは、複数の数字によって構成される文字列であり、例えば、テレフォンカード、プリペイドカードおよび図4に示すトレーディングカード60等の印刷物に記載される。利用者が識別コード入力画面361に識別コード61を入力してボタン362を押すと、携帯電話10の画面12には、後述するコンテンツ選択サーバ40によって特定されるコンテンツサイト50から配信されるウェブコンテンツが表示される。また、トレーディングカード60とは、アニメーションや映画に登場するキャラクター、プロスポーツ選手、アイドル歌手および女性モデル等のイラストや写真が印刷された印刷物である。
【0025】
変換テーブル34は、識別コードと後述するコンテンツ選択サーバ40のページアドレスとを関連付けて格納するテーブルであり、記憶装置33に保存されている。図5は、変換テーブル34の一例を示したものである。図5に示すように、変換テーブル34は、複数のフィールド(「識別ID」、「ページアドレス」)から構成されている。「識別ID」は、変換テーブル34に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される番号である。また、図5に示す「ページアドレス」には、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスが「識別ID」と関連付けて格納されている。
【0026】
変換部32では、利用者によって入力される識別コードを、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスに変換する処理を行う。この変換処理は、以下の手順によって行われる。まず、利用者によって入力された識別コードは、WWW31を介して変換部32に渡される。次に、変換テーブル34の「識別ID」を検索して、「識別ID」と識別コードとが一致するレコードを抽出する。そして、抽出されたレコードの「ページアドレス」に格納された値をコンテンツ選択サーバ40のページアドレスとする。なお、変換部32において変換されたコンテンツ選択サーバ40のページアドレスは、WWW31を介して携帯電話10に送信され、携帯電話10は、当該ページアドレスを使用してコンテンツ選択サーバ40(40a〜40c)にアクセスする。
【0027】
コンテンツ選択サーバ40aは、携帯電話10の属性と、携帯電話10が当該コンテンツ選択サーバ40aにアクセスしたアクセス回数とに基づいて配信されるウェブコンテンツのページアドレスを特定し、携帯電話10に当該ページアドレスを送信するとともに、携帯電話10への配信状況に応じて課金処理を行うサーバである。図2に示すように、コンテンツ選択サーバ40aは、主として、WWW41、課金コード管理テーブル46、コンテンツサイト用テーブル44および選択部42とから構成されている。
【0028】
WWW41は、WWW31と同様の機能を有するアプリケーションであり、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じてウェブコンテンツを配信するとともに、携帯電話10から送信される文字列データ等を受信する。
【0029】
課金コード管理テーブル46は、選択部42において課金処理を行う際に使用されるテーブルであり、記憶装置45に格納されている。図6に課金コード管理テーブル46の一例を示す。図6に示すように、課金コード管理テーブル46は、複数のフィールド(「課金ID」、「暗証コード」、「配信回数」、「配信上限数」)を有する。
【0030】
「課金ID」は、課金コード管理テーブル46に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される複数の英数字および記号からなる文字列データであり、図3(b)に示す課金コード入力画面483によって入力される課金コードに対応するものである。「暗証コード」は、図3(b)に示す課金コード入力画面483によって入力されるパスワードに対応するものであり、複数の英数字および記号からなる文字列である。
【0031】
ここで、課金コードおよびパスワードは、トレーディングカード60等の印刷物が販売される際に、当該印刷物とともに利用者に配布される課金カード70に記載された文字列である。図7に課金カード70の一例を示す。課金カード70は、トレーディングカード60に関連するウェブコンテンツの配信を受けるためのウェブコンテンツ使用料が前払いされていることを示すもので、いわゆるプリペイド方式を採用している。ウェブコンテンツ使用料は、印刷物の販売価格に含まれており、利用者は課金コード入力画面483から課金コードおよびパスワードを入力することにより、ウェブコンテンツ使用料を限度としてウェブコンテンツの配信を受けることができる。なお、本実施形態では、後述するように、ウェブコンテンツ使用料に相当する配信上限数を予め定め、ウェブコンテンツの配信回数がこの配信上限回数を越えない範囲で配信する課金方法を採用しているが、これに限定されるものでなく、例えば、ウェブコンテンツ使用料から、配信されるウェブコンテンツのデータ量に応じてウェブコンテンツ配信料を減額する方法であってもよい。
【0032】
「配信回数」は、利用者がコンテンツ選択サーバ40aによって特定されたコンテンツサイト50(50a〜50c)からウェブコンテンツの配信を受けた回数である。また、「配信上限数」は、利用者から予め徴収したウェブコンテンツ使用料に対応するもので、利用者がコンテンツ選択サーバ40aを介してウェブコンテンツの配信を受けることのできる回数の上限を示すものである。
【0033】
コンテンツサイト用テーブル44は、選択部42において利用者に配信されるウェブコンテンツを特定する際に使用されるテーブルであり、記憶装置43に格納されている。図8にコンテンツサイト用テーブル44の一例を示す。図8に示すように、コンテンツサイト用テーブル44は、複数のフィールド(「コンテンツID」、「コンテンツ属性」、「接続回数」、「分岐コード」、「ページアドレス」)から構成される。
【0034】
「コンテンツID」は、コンテンツサイト用テーブル44に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される複数の英数字および記号からなる文字列データである。
【0035】
「コンテンツ属性」は、「ページアドレス」で特定されるページアドレスに格納されているウェブコンテンツの種別を示すものである。なお、本実施形態において、「コンテンツ属性」=「10」の場合は、音声データとともに再生される動画像データを、「コンテンツ属性」=「20」の場合は、静止画像データを、「コンテンツ属性」=「30」の場合は、音声データをそれぞれ示している。また、ウェブコンテンツの種別は以上の3つに限定されるものでなく、例えば、静止画像データと音声データとの組み合わせや、動画像データのみであってもよい。
【0036】
「接続回数」は、携帯電話10がコンテンツ選択サーバ40aに接続した回数に該当するものである。後述する選択部42は、「接続回数」に応じてウェブコンテンツのページアドレスを特定し、利用者に、各接続毎に異なったウェブコンテンツ(例えば、携帯電話10にウェブコンテンツとして、音声データとともに再生される動画像データが配信される場合、1回目と2回目とで、トレーディングカード60等の印刷物に描かれたキャラクターや女性モデルの表情、動作、服装等が異なったもの)を配信することができる。
【0037】
「分岐コード」は、同一「接続回数」で異なったウェブコンテンツのページアドレスを指定するのに使用される。例えば、「コンテンツID」が、「10023」、「10024」、「10025」の各レコードについて着目すると、それぞれのレコードの「コンテンツ属性」および「接続回数」は、それぞれ=「10」および「3」と同一であるが、「分岐コード」が、「0」、「1」、「2」と異なる。そのため、各レコードはそれぞれ異なったウェブコンテンツのページアドレスを指定することができる。
【0038】
ところで、図8に示すように、コンテンツサイト用テーブル44には、「接続回数」および「分岐コード」の値が同一で、かつ、「コンテンツ属性」が異なるレコードが存在する。例えば、「コンテンツID」が、「10021」、「10026」、「10027」の各レコードについて着目すると、それぞれのレコードの「接続回数」および「分岐コード」は、それぞれ=「1」および「0」と同一であるが、「コンテンツ属性」は、それぞれ、「10」、「20」、「30」と異なり、それぞれ異なった種別のウェブコンテンツのページアドレスが指定される。これは、携帯電話10の種類によっては、動画像データを再生する機能や、音声データを再生する機能を有しないものがあることを考慮にいれたものであり、それらの携帯電話10でも最適なウェブコンテンツが表示され、音声が再生されるように種々のウェブコンテンツが用意されている。
【0039】
選択部42は、コンテンツ選択サーバ40aにアクセスした携帯電話10の属性と、課金コード入力画面483によって入力された課金コードおよびパスワードと、課金コード管理テーブル46と、コンテンツサイト用テーブル44とを使用することにより、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40aへの接続回数および携帯電話10の属性に応じた最適なウェブコンテンツのページアドレスを選択する(ウェブコンテンツのページアドレス選択手順については後に詳述)。なお、選択されたウェブコンテンツのページアドレスはWWW41を介して携帯電話10に送信される。
【0040】
コンテンツサイト50aは、主としてWWW51およびウェブコンテンツ53を備えて構成されている。WWW51は、WWW31と同様の機能を有するアプリケーションであり、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じて、ウェブコンテンツ53に格納されている動画像データ、静止画像データや音声データ等のコンテンツを携帯電話10に配信する。
【0041】
<2.処理フロー>
ここでは、コンテンツ配信システムにおいて、携帯電話10からトレーディングカード60に記載された識別コード61を入力して、コンテンツサイト50からウェブコンテンツが配信されるまでの処理フローについて説明する。図9に識別コード61からウェブコンテンツ配信までの処理フローを示すブロック図を、図10に、選択部42においてコンテンツサイト50のページアドレスを選択する処理手順をそれぞれ示す。以下に示すように、ウェブコンテンツ配信処理は大きく分けると、(1)変換サーバ30による識別コードの変換処理、(2)コンテンツ選択サーバによるウェブコンテンツのページアドレス選択処理、(3)ウェブコンテンツの配信処理、の3つに分けることができる。
【0042】
(1) 変換サーバによる識別コードの変換処理
コンテンツ配信システムでは、まず、変換サーバ30において、ステップS101〜S105の手順にしたがって、携帯電話10から入力される識別コードをコンテンツ選択サーバ40のページアドレスに変換する変換処理を実行する。
【0043】
携帯電話10はインターネット20を介して変換サーバ30に接続する(S101)。携帯電話10と変換サーバ30との接続が確立すると、変換サーバ30は、ウェブコンテンツ36に格納された識別コード入力画面361を携帯電話10に配信する(S102)。続いて、携帯電話10の利用者は、画面12に表示された識別コード入力画面361(図3(a)参照)から、トレーディングカード60に記載された識別コード61を入力する。当該識別コード61は、携帯電話10から変換サーバ30に送信される(S103)。続いて、識別コード61を受信した変換サーバ30は、変換部32によって変換テーブル34の「識別ID」を検索して識別コード61と一致するレコードを抽出し(S104)、抽出したレコードの「ページアドレス」の値を、コンテンツ選択サーバ40として携帯電話10に送信する(S105)。
【0044】
(2) コンテンツ選択サーバによるページアドレス選択処理
続いて、コンテンツ配信システムでは、コンテンツ選択サーバ40において、ステップS106〜S110にしたがって、携帯電話10に配信するウェブコンテンツのページアドレスの選択を行う。
【0045】
まず、携帯電話10はステップS104において特定されたページアドレスで指定されるコンテンツ選択サーバ40に接続する(S106)。携帯電話10とコンテンツ選択サーバ40との接続が確立すると、コンテンツ選択サーバ40は、ウェブコンテンツ36ウェブコンテンツ48に格納された課金コード入力画面483を携帯電話10に配信する(S107)。続いて、携帯電話10の利用者は、画面12に表示された課金コード入力画面483(図3(b)参照)から、課金カード70に記載された課金コード71およびパスワード72を入力する。課金コード71およびパスワード72は、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40に送信される(S108)。
【0046】
続いて、選択部42において、携帯電話10に配信するウェブコンテンツのページアドレスを選択する(S109)。図10に、選択部42におけるウェブコンテンツのページアドレス選択処理の手順を示す。ステップS108においてコンテンツ選択サーバ40に送信された課金コード71およびパスワード72は、WWW41を介して選択部42に入力される(S201)。
【0047】
次に、課金コード入力画面483によって入力された課金コード71およびパスワード72が、ウェブコンテンツ使用料を前払いした利用者であるかどうかの確認処理を行う(S202)。ステップS202では、利用者によって入力された課金コード71の値によって課金コード管理テーブル46の「課金ID」を検索し、課金コード71と「課金ID」とが一致するレコードを抽出する。続いて、抽出したレコードに含まれる「暗証コード」とパスワード72との比較し、両者が一致しない場合は、ウェブコンテンツのページアドレスの選択処理を終了する。一方、「暗証コード」とパスワード72とが一致する場合、ウェブコンテンツ使用料を前払いした利用者であると判断して選択処理を続行する。
【0048】
続いて、利用者のウェブコンテンツ使用料の残高の確認処理を行う(S203)。ところで、本実施形態では、前述したようにウェブコンテンツ使用料に対応する「配信上限数」を使用して課金処理を行っている。したがって、課金コード管理テーブル46の「配信回数」と「配信上限数」とを比較することによりウェブコンテンツ使用料の残高が存在するか否かを判定することができる。
【0049】
ステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」と「配信上限数」とを比較する。「配信回数」≧「配信上限数」となる場合は、前払いしたウェブコンテンツ使用料の残高がなくなったと判断して、ウェブコンテンツのページアドレスの選択処理を終了する。一方、「配信回数」<「配信上限数」となる場合は、前払いしたウェブコンテンツ使用料の残高ありと判断して選択処理を続行する。
【0050】
続いて、携帯電話10の属性の確認処理を行う(S204)。ところで、市場には様々な種類の携帯電話10が流通しており、それら携帯電話10の中には動画像データを再生する機能や、音声データを再生する機能を有しないものも存在する。ここでは、すべての携帯電話10に対して最適なウェブコンテンツを配信するために、各携帯電話10につき、動画再生機能、音声再生機能、静止画像表示機能等を有するかどうかの確認を行い、その確認結果を携帯属性変数Aとして記憶装置49の一時変数491に保存する。なお、携帯属性変数Aは、コンテンツサイト用テーブル44の「コンテンツ属性」に対応する変数であり、本実施形態において携帯属性変数Aには、動画再生機能および音声再生機能を有する携帯電話10の場合は「10」が、静止画像表示機能のみを有する携帯電話10の場合は「20」が、音声再生機能のみを有する場合は「30」がそれぞれ格納される。
【0051】
続いて、携帯電話10の画面12に分岐画面を表示するか否かの確認を行う(S205)。分岐画面の一例を図3(c)に示す。分岐画面481は、図3(c)に示すように、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40aへの接続回数が所定値となった場合にコンテンツ選択サーバ40aから携帯電話10に配信され、画面12に表示されるウェブコンテンツである。利用者は、分岐画面481に表示される複数のボタン482(482a〜482c)のうち1つを押すことにより、同一接続回数であっても異なったウェブコンテンツの配信を受けることができる。ステップS205では、接続回数が所定値の場合は、携帯電話10の画面12に分岐画面481を表示しステップS206に進む。一方、接続回数が所定値に一致しない場合は、ステップS207に進む。
【0052】
なお、本実施形態において、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40への接続回数は、ステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」に「1」を加えたものが使用される。また、当該接続回数は、記憶装置49の一時変数491に確保された接続回数変数Cに代入されて保存される。
【0053】
ステップS206では、分岐画面481のいずれのボタン482が押されたかを確認し、その確認結果を分岐変数Dとして記憶装置49の一時変数491に保存する。なお、分岐変数Dは、コンテンツサイト用テーブル44の「分岐コード」に対応する変数であり、本実施形態において、ボタン482a、ボタン482b、ボタン482cが押された場合、分岐変数Dにはそれぞれ「0」、「1」、「2」が格納される。一方、ステップS207では、分岐画面481が表示されずボタン482が押されることがないため、分岐変数Dには、「0」が格納される。
【0054】
続いて、コンテンツサイト用テーブル44の「コンテンツ属性」、「接続回数」および「分岐コード」と、一時変数491に格納された携帯属性変数A、接続回数変数Cおよび分岐変数Dとを比較し、すべてが一致するレコードを抽出する(S208)。例えば、例えば、携帯属性変数A=「10」、接続回数変数C=「3」、分岐変数D=「2」の場合、「コンテンツID」=「10025」のレコードが抽出される。
【0055】
続いて、抽出されたレコードから「ページアドレス」の値がウェブコンテンツのページアドレスとして選択される(S209)。例えば、ステップS208の例の場合、携帯電話10には、「www.eeeeeee.ee.jp/xxx」がウェブコンテンツのページアドレスとして選択される。そして、ステップS209で選択されたページアドレスが、携帯電話10に送信され(S110)、併せてステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」の値に「1」を加えたものが新たな「配信回数」として保存される。
【0056】
(3) ウェブコンテンツの配信
ここでは、携帯電話10からコンテンツサイト50に接続して、ウェブコンテンツの配信を受ける。まず、携帯電話10は、S208で選択されたページアドレスを基にしてコンテンツサイト50に接続する(S111)。コンテンツサイト50は、携帯電話10によって指定されたページアドレスに基づき、記憶装置52のウェブコンテンツ53から所定のコンテンツ(例えば、配信動画531)を選択する。続いて、コンテンツサイト50は、選択されたコンテンツをWWW51によって携帯電話10に配信する(S112)。その結果、画面12には、図3(d)に示すように、配信動画531が表示される。
【0057】
<3.本実施形態のコンテンツ配信システムの利点>
以上、本実施の形態では、トレーディングカード60等の印刷物に記載された複数の数字によって構成される識別コード61を携帯電話10から入力すると、変換サーバ30およびコンテンツ選択サーバ40とが協働することにより、印刷物の内容に関連するウェブコンテンツのページアドレスを選択することができるため、利用者は、面倒な文字入力操作をすることなく、ウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0058】
コンテンツ選択サーバ40は、接続回数毎に異なったウェブコンテンツを携帯電話10に配信することができるため、従来のモバイルウェブシステムのように変換テーブル34にウェブコンテンツ毎に、識別コード61と、当該識別コード61に対応するページアドレスとを格納する必要がないため、変換テーブル34のデータ量が増大することを防止でき、その結果、変換テーブル34の管理効率が低下することを防止できる。
【0059】
また、コンテンツ選択サーバ40は、携帯電話10の属性に応じてウェブコンテンツのページアドレスを選択することができるため、利用者は、携帯電話10の属性に適応したウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0060】
さらに、コンテンツ選択サーバ40は、携帯電話10からの接続回数が所定値の場合、分岐画面481のボタン482によって(図3(c)参照)、複数のウェブコンテンツから1つを選択することができるため、利用者は、同一接続回数であっても、異なったウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0061】
トレーディングカード60等の印刷物が販売される際に、当該印刷物とともに配布される課金カード70に記載された課金コードおよびパスワードによって、課金処理を行うことができるため、ウェブコンテンツ提供者は、ウェブコンテンツ配信毎に配信料を徴収する必要がなく、利用者は、ウェブコンテンツ配信毎に配信料を支払うための煩雑な手続き行う必要がない。
【0062】
<4.変形例>
以上、本発明について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0063】
図1および図2に示すように、コンテンツ選択サーバ40は、複数のサーバによって構成されているが、これに限定されるものではなく、1台のコンテンツ選択サーバ40aによって構成されてもよい。また、コンテンツサイト50も、コンテンツ選択サーバ40と同様に複数のサイトによって構成されているが、これに限定されるものではなく、1台のコンテンツサイト50aによって構成されてもよい。
【0064】
さらに、上記実施形態においては、携帯電話10からの接続回数が所定値の場合、分岐画面481にて複数のウェブコンテンツから1つを選択するようにしていたが、分岐画面481を使用せずに複数のウェブコンテンツからランダムに1つを選択するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、携帯電話は、識別コードからウェブコンテンツをインターネットアドレスを提示を受ける、印刷内容に応じたウェブコンテンツにアクセスすることができる。そのため、携帯電話の利用者は、識別コードを指定するだけで、面倒な入力操作を行うことなく、印刷物の内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0066】
特に、請求項2に記載の発明によれば、選択アプリケーションにアクセスした携帯電話の属性を特定し、当該携帯電話の属性に適応したウェブコンテンツを選択することができるため、携帯電話の利用者は、携帯電話の属性に適応したウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0067】
特に、請求項3に記載の発明によれば、属性特定手段によって携帯電話が動画再生機能と音声出力機能とを備えていることが判明したときに、動画および音際を含むウェブサイトを選択することができるため、携帯電話の利用者は、動画および音声を含むウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0068】
特に、請求項4に記載の発明によれば、携帯電話の利用者は、選択アプリケーションへのアクセス回数に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0069】
特に、請求項5に記載の発明によれば、同一の携帯電話からのアクセス回数とウェブコンテンツ群とを相互に対応させた選択テーブルから、携帯電話のアクセス回数に対応するウェブコンテンツ群が取得され、続いて、この取得されたウェブコンテンツ群から配信すべきコンテンツが特定されることにより、携帯電話には、同一のアクセス回数であっても異なったインターネットアドレスが提示される。そのため、携帯電話の利用者は、同一のアクセス回数であっても、異なったコンテンツの配信を受けることができる。
【0070】
特に、請求項6に記載の発明によれば、携帯電話の利用者は、トレーディングカードの印刷内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0071】
特に、請求項7に記載の発明によれば、識別コードとともに課金コードが指定されることにより、コンテンツ配信時に課金コードの残額から配信料を減額することができるため、ウェブコンテンツ提供者は、コンテンツの配信料を前払いで徴収することができ、また、携帯電話の利用者は、コンテンツの配信を受ける度に配信料を支払いのための煩雑な手続きを行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施の形態におけるコンテンツ配信システムのブロック構成図である。
【図3】携帯電話の表示例を示す図である。
【図4】トレーディングカードの一例を示す図である。
【図5】変換サーバが備える変換テーブルの一例を示す図である。
【図6】課金コード管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】課金カードの一例を示す図である。
【図8】コンテンツサイト選択サーバが備えるコンテンツサイト用テーブルの一例を示す図である。
【図9】本実施の形態におけるコンテンツの配信手順を示すブロック図である。
【図10】選択部におけるコンテンツサイトを選択する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話
20 インターネット
30 変換サーバ
40 コンテンツ選択サーバ
50 コンテンツサイト
60 トレーディングカード
70 課金カード
【発明の属する技術分野】
本発明は、識別コードを利用して携帯電話にウェブコンテンツを配信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、ブラウザ機能を搭載した携帯電話が急速に普及している。このブラウザ機能を搭載した携帯電話を利用し、インターネット上に存在するウェブサイトに格納されている動画像データ、静止画像データや音声データ等のコンテンツ(以下、「ウェブコンテンツ」とも呼ぶ)へのアクセスが盛んに行われている。
【0003】
ところで、インターネット上の各ウェブコンテンツには、それぞれ異なったページアドレス(たとえば、URL(Uniform Resource Locator))が割り付けられている。ここで、ページアドレスとは、アルファベット、数字、記号からなる文字列によって構成されており、特定のウェブコンテンツをインターネット上から一義的に決定するために使用されるものである。このように、ページアドレスは、特定のウェブコンテンツのインターネット上での住所のような役割を果たす。そのため、携帯電話の利用者(単に、「利用者」とも呼ぶ)が目的とする特定のウェブコンテンツの内容を携帯電話の画面に表示させるためには、携帯電話上に配置された数字キーやファンクションキー等を使用してページアドレスを入力し、目的とするウェブコンテンツにアクセスする必要がある。
【0004】
しかし、このページアドレスは、通常、長い文字列によって構成されており、ブラウザにおいてページアドレスの文字列を入力することは煩雑な操作である。特に、携帯電話等の小型の携帯端末にあっては、数字キーやファンクションキー等のボタンが小さい上に狭い間隔で配置されているため、長い文字列を入力する操作は非常に煩雑である。
【0005】
【背景となる技術】
そこで、以上の問題を解決するため、数桁の数字のみによって構成された識別コードを携帯電話から入力することによって、目的のウェブコンテンツへのアクセスを可能とするモバイルウェブシステムが提案されている。
【0006】
モバイルウェブシステムは、インターネット上に設けられ、識別コードとウェブコンテンツのページアドレスとを1対1に対応付けて格納した変換テーブルを有する変換サーバを備えている。この変換サーバにアクセスした携帯電話から特定の識別コードが指定されると、変換サーバは、この特定の識別コードに対応するページアドレスを変換テーブルから抽出し、抽出されたページアドレスを携帯電話に送信する。そして、このページアドレスを受信した携帯電話は、当該ページアドレスで指定されるウェブコンテンツにアクセスすることにより、目的とするウェブコンテンツの配信を受け、その内容を携帯電話の画面に表示することができる。
【0007】
さらに、このモバイルシステムを使用することにより、以下のようなサービスを提供することも可能である。例えば、トレーディングカード等の印刷物を企画・販売する事業者が、識別コードを当該印刷物に付して販売する。この印刷物の購入者が、携帯電話のブラウザ機能を利用して前述の変換サーバにアクセスし、識別コードを入力すると、印刷物の内容に関連する動画像、静止画像等のコンテンツが携帯電話の画面に表示される。このように、印刷物を企画・販売する事業者は、印刷物の購入者に対して、印刷物の内容に関連するウェブコンテンツを提供するサービスも行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては上述の変換サーバに格納されている変換テーブルに、識別コードとページアドレスとを1対1に対応付けて格納しているため、1つの識別コードによって表示されるウェブコンテンツは1つに限定されてしまう。ここで、1つの識別コードを入力するだけで同一の印刷物の内容に関連する複数のコンテンツを提供することができれば、利用者のアクセス意欲をさらに喚起することもできる。
【0009】
また、近年の携帯電話の多機能化に伴って、利用者が所有する携帯電話の機能も多様化しており、同じ識別コードを入力しても携帯電話の機能に応じた最適なコンテンツを配信することが求められている。
【0010】
そこで、本発明では、携帯電話の利用者が識別コードを利用することにより、面倒な入力操作をおこなうことなく印刷物の内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができるコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、インターネット経由にて携帯電話にウェブコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、印刷物に付された識別コードと当該印刷物の印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択するための選択アプリケーションのインターネットアドレスとを相互に対応させた変換テーブルを保持する変換テーブル保持手段と、インターネットに結合された携帯電話を介して指定された識別コードに対応する選択アプリケーションのインターネットアドレスを、前記変換テーブルを検索することによって取得する第1検索手段と、取得された前記選択アプリケーションのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第1のアドレス提示手段と、前記携帯電話が前記選択アプリケーションにアクセスすることによって、前記印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択して当該ウェブコンテンツのインターネットアドレスを取得するコンテンツ選択手段と、取得された前記ウェブコンテンツのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第2のアドレス提示手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話の属性を特定する属性特定手段を備えるとともに、特定された前記携帯電話の属性に適応するウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記属性特定手段によって前記携帯電話が動画再生機能および音声出力機能を備えていることが判明したときには、前記コンテンツ選択手段は、動画および音声を含むウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数を計数する計数手段をさらに備え、計数された前記携帯電話からのアクセス回数に応じたウェブコンテンツを選択することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4記載のコンテンツ配信システムにおいて、同一の携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数とウェブコンテンツ群とを相互に対応させた選択テーブルを保持する選択テーブル保持手段をさらに備え、前記コンテンツ選択手段は、前記選択テーブルを検索することによって前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数に対応するウェブコンテンツ群を取得する第2検索手段と、取得された前記ウェブコンテンツ群のうちから配信すべきウェブコンテンツを決定する決定手段と、をさらに備えることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記印刷物はトレーディングカードであることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の発明は、請求項6記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記トレーディングカードには所定金額の課金コードが付与され、前記携帯電話からは前記識別コードとともに課金コードが指定され、前記携帯電話へのウェブコンテンツの配信時に前記課金コードの残額から配信料を減額する課金手段をさらに備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
<1.システム構成>
図1に、本発明の実施形態におけるコンテンツ配信システムの全体構成を示す。図1に示すようにコンテンツ配信システムは、主として、携帯電話10、変換サーバ30、コンテンツ選択サーバ40およびコンテンツサイト50から構成されており、各構成要素はインターネット20を介して接続されている。
【0020】
次に、コンテンツ配信システムの各構成要素について説明する。図2は、コンテンツ配信システムを構成する各要素の機能に着目したブロック図を示す。なお、コンテンツ選択サーバ40b、40cの機能的構成は、コンテンツ選択サーバ40aと略同一なため、以下ではコンテンツ選択サーバ40aについてのみ説明する。また、同様な理由のため、コンテンツサイト50a〜50cについては、コンテンツサイト50aについてのみ説明する。
【0021】
携帯電話10は、ブラウザ11を備えている。ここで、ブラウザとは、WWWサーバアプリケーションによって提供されるデジタル化された文字データや、静止画像データ、動画像データ、音声データ等の情報を画面12に表示するプログラムである。携帯電話10では、このブラウザの機能を使用することにより、インターネット20を介して変換サーバ30、コンテンツ選択サーバ40およびコンテンツサイト50から配信されるウェブコンテンツを画面12(図3参照)に表示することができる。
【0022】
変換サーバ30は、後述する識別コードが利用者によって入力されると、当該識別コードに応じたコンテンツ選択サーバ40のページアドレスを携帯電話10に送信するサーバであり、主として、WWWサーバアプリケーション31、変換テーブル34および変換部32とから構成されている。
【0023】
WWWサーバアプリケーション(以下、単に「WWW」と呼ぶ)31は、記憶装置35に格納された数字・文字・記号からなる文字列データ、静止画像、動画像等のウェブコンテンツ36を、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じ、インターネット20を介して配信するとともに、携帯電話10から送信される文字列データ等を受信するアプリケーションである。本実施形態においては、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じて、ウェブコンテンツ36に含まれる識別コード入力画面361がWWW31から携帯電話10に配信され、携帯電話10では、図3(a)に示す識別コード入力画面361が画面12に表示される。
【0024】
ここで、識別コード61とは、複数の数字によって構成される文字列であり、例えば、テレフォンカード、プリペイドカードおよび図4に示すトレーディングカード60等の印刷物に記載される。利用者が識別コード入力画面361に識別コード61を入力してボタン362を押すと、携帯電話10の画面12には、後述するコンテンツ選択サーバ40によって特定されるコンテンツサイト50から配信されるウェブコンテンツが表示される。また、トレーディングカード60とは、アニメーションや映画に登場するキャラクター、プロスポーツ選手、アイドル歌手および女性モデル等のイラストや写真が印刷された印刷物である。
【0025】
変換テーブル34は、識別コードと後述するコンテンツ選択サーバ40のページアドレスとを関連付けて格納するテーブルであり、記憶装置33に保存されている。図5は、変換テーブル34の一例を示したものである。図5に示すように、変換テーブル34は、複数のフィールド(「識別ID」、「ページアドレス」)から構成されている。「識別ID」は、変換テーブル34に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される番号である。また、図5に示す「ページアドレス」には、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスが「識別ID」と関連付けて格納されている。
【0026】
変換部32では、利用者によって入力される識別コードを、コンテンツ選択サーバ40のページアドレスに変換する処理を行う。この変換処理は、以下の手順によって行われる。まず、利用者によって入力された識別コードは、WWW31を介して変換部32に渡される。次に、変換テーブル34の「識別ID」を検索して、「識別ID」と識別コードとが一致するレコードを抽出する。そして、抽出されたレコードの「ページアドレス」に格納された値をコンテンツ選択サーバ40のページアドレスとする。なお、変換部32において変換されたコンテンツ選択サーバ40のページアドレスは、WWW31を介して携帯電話10に送信され、携帯電話10は、当該ページアドレスを使用してコンテンツ選択サーバ40(40a〜40c)にアクセスする。
【0027】
コンテンツ選択サーバ40aは、携帯電話10の属性と、携帯電話10が当該コンテンツ選択サーバ40aにアクセスしたアクセス回数とに基づいて配信されるウェブコンテンツのページアドレスを特定し、携帯電話10に当該ページアドレスを送信するとともに、携帯電話10への配信状況に応じて課金処理を行うサーバである。図2に示すように、コンテンツ選択サーバ40aは、主として、WWW41、課金コード管理テーブル46、コンテンツサイト用テーブル44および選択部42とから構成されている。
【0028】
WWW41は、WWW31と同様の機能を有するアプリケーションであり、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じてウェブコンテンツを配信するとともに、携帯電話10から送信される文字列データ等を受信する。
【0029】
課金コード管理テーブル46は、選択部42において課金処理を行う際に使用されるテーブルであり、記憶装置45に格納されている。図6に課金コード管理テーブル46の一例を示す。図6に示すように、課金コード管理テーブル46は、複数のフィールド(「課金ID」、「暗証コード」、「配信回数」、「配信上限数」)を有する。
【0030】
「課金ID」は、課金コード管理テーブル46に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される複数の英数字および記号からなる文字列データであり、図3(b)に示す課金コード入力画面483によって入力される課金コードに対応するものである。「暗証コード」は、図3(b)に示す課金コード入力画面483によって入力されるパスワードに対応するものであり、複数の英数字および記号からなる文字列である。
【0031】
ここで、課金コードおよびパスワードは、トレーディングカード60等の印刷物が販売される際に、当該印刷物とともに利用者に配布される課金カード70に記載された文字列である。図7に課金カード70の一例を示す。課金カード70は、トレーディングカード60に関連するウェブコンテンツの配信を受けるためのウェブコンテンツ使用料が前払いされていることを示すもので、いわゆるプリペイド方式を採用している。ウェブコンテンツ使用料は、印刷物の販売価格に含まれており、利用者は課金コード入力画面483から課金コードおよびパスワードを入力することにより、ウェブコンテンツ使用料を限度としてウェブコンテンツの配信を受けることができる。なお、本実施形態では、後述するように、ウェブコンテンツ使用料に相当する配信上限数を予め定め、ウェブコンテンツの配信回数がこの配信上限回数を越えない範囲で配信する課金方法を採用しているが、これに限定されるものでなく、例えば、ウェブコンテンツ使用料から、配信されるウェブコンテンツのデータ量に応じてウェブコンテンツ配信料を減額する方法であってもよい。
【0032】
「配信回数」は、利用者がコンテンツ選択サーバ40aによって特定されたコンテンツサイト50(50a〜50c)からウェブコンテンツの配信を受けた回数である。また、「配信上限数」は、利用者から予め徴収したウェブコンテンツ使用料に対応するもので、利用者がコンテンツ選択サーバ40aを介してウェブコンテンツの配信を受けることのできる回数の上限を示すものである。
【0033】
コンテンツサイト用テーブル44は、選択部42において利用者に配信されるウェブコンテンツを特定する際に使用されるテーブルであり、記憶装置43に格納されている。図8にコンテンツサイト用テーブル44の一例を示す。図8に示すように、コンテンツサイト用テーブル44は、複数のフィールド(「コンテンツID」、「コンテンツ属性」、「接続回数」、「分岐コード」、「ページアドレス」)から構成される。
【0034】
「コンテンツID」は、コンテンツサイト用テーブル44に格納されている複数のレコード(行方向のデータの集合)から所定のレコードを一意に識別するのに使用される複数の英数字および記号からなる文字列データである。
【0035】
「コンテンツ属性」は、「ページアドレス」で特定されるページアドレスに格納されているウェブコンテンツの種別を示すものである。なお、本実施形態において、「コンテンツ属性」=「10」の場合は、音声データとともに再生される動画像データを、「コンテンツ属性」=「20」の場合は、静止画像データを、「コンテンツ属性」=「30」の場合は、音声データをそれぞれ示している。また、ウェブコンテンツの種別は以上の3つに限定されるものでなく、例えば、静止画像データと音声データとの組み合わせや、動画像データのみであってもよい。
【0036】
「接続回数」は、携帯電話10がコンテンツ選択サーバ40aに接続した回数に該当するものである。後述する選択部42は、「接続回数」に応じてウェブコンテンツのページアドレスを特定し、利用者に、各接続毎に異なったウェブコンテンツ(例えば、携帯電話10にウェブコンテンツとして、音声データとともに再生される動画像データが配信される場合、1回目と2回目とで、トレーディングカード60等の印刷物に描かれたキャラクターや女性モデルの表情、動作、服装等が異なったもの)を配信することができる。
【0037】
「分岐コード」は、同一「接続回数」で異なったウェブコンテンツのページアドレスを指定するのに使用される。例えば、「コンテンツID」が、「10023」、「10024」、「10025」の各レコードについて着目すると、それぞれのレコードの「コンテンツ属性」および「接続回数」は、それぞれ=「10」および「3」と同一であるが、「分岐コード」が、「0」、「1」、「2」と異なる。そのため、各レコードはそれぞれ異なったウェブコンテンツのページアドレスを指定することができる。
【0038】
ところで、図8に示すように、コンテンツサイト用テーブル44には、「接続回数」および「分岐コード」の値が同一で、かつ、「コンテンツ属性」が異なるレコードが存在する。例えば、「コンテンツID」が、「10021」、「10026」、「10027」の各レコードについて着目すると、それぞれのレコードの「接続回数」および「分岐コード」は、それぞれ=「1」および「0」と同一であるが、「コンテンツ属性」は、それぞれ、「10」、「20」、「30」と異なり、それぞれ異なった種別のウェブコンテンツのページアドレスが指定される。これは、携帯電話10の種類によっては、動画像データを再生する機能や、音声データを再生する機能を有しないものがあることを考慮にいれたものであり、それらの携帯電話10でも最適なウェブコンテンツが表示され、音声が再生されるように種々のウェブコンテンツが用意されている。
【0039】
選択部42は、コンテンツ選択サーバ40aにアクセスした携帯電話10の属性と、課金コード入力画面483によって入力された課金コードおよびパスワードと、課金コード管理テーブル46と、コンテンツサイト用テーブル44とを使用することにより、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40aへの接続回数および携帯電話10の属性に応じた最適なウェブコンテンツのページアドレスを選択する(ウェブコンテンツのページアドレス選択手順については後に詳述)。なお、選択されたウェブコンテンツのページアドレスはWWW41を介して携帯電話10に送信される。
【0040】
コンテンツサイト50aは、主としてWWW51およびウェブコンテンツ53を備えて構成されている。WWW51は、WWW31と同様の機能を有するアプリケーションであり、携帯電話10のブラウザ11の要求に応じて、ウェブコンテンツ53に格納されている動画像データ、静止画像データや音声データ等のコンテンツを携帯電話10に配信する。
【0041】
<2.処理フロー>
ここでは、コンテンツ配信システムにおいて、携帯電話10からトレーディングカード60に記載された識別コード61を入力して、コンテンツサイト50からウェブコンテンツが配信されるまでの処理フローについて説明する。図9に識別コード61からウェブコンテンツ配信までの処理フローを示すブロック図を、図10に、選択部42においてコンテンツサイト50のページアドレスを選択する処理手順をそれぞれ示す。以下に示すように、ウェブコンテンツ配信処理は大きく分けると、(1)変換サーバ30による識別コードの変換処理、(2)コンテンツ選択サーバによるウェブコンテンツのページアドレス選択処理、(3)ウェブコンテンツの配信処理、の3つに分けることができる。
【0042】
(1) 変換サーバによる識別コードの変換処理
コンテンツ配信システムでは、まず、変換サーバ30において、ステップS101〜S105の手順にしたがって、携帯電話10から入力される識別コードをコンテンツ選択サーバ40のページアドレスに変換する変換処理を実行する。
【0043】
携帯電話10はインターネット20を介して変換サーバ30に接続する(S101)。携帯電話10と変換サーバ30との接続が確立すると、変換サーバ30は、ウェブコンテンツ36に格納された識別コード入力画面361を携帯電話10に配信する(S102)。続いて、携帯電話10の利用者は、画面12に表示された識別コード入力画面361(図3(a)参照)から、トレーディングカード60に記載された識別コード61を入力する。当該識別コード61は、携帯電話10から変換サーバ30に送信される(S103)。続いて、識別コード61を受信した変換サーバ30は、変換部32によって変換テーブル34の「識別ID」を検索して識別コード61と一致するレコードを抽出し(S104)、抽出したレコードの「ページアドレス」の値を、コンテンツ選択サーバ40として携帯電話10に送信する(S105)。
【0044】
(2) コンテンツ選択サーバによるページアドレス選択処理
続いて、コンテンツ配信システムでは、コンテンツ選択サーバ40において、ステップS106〜S110にしたがって、携帯電話10に配信するウェブコンテンツのページアドレスの選択を行う。
【0045】
まず、携帯電話10はステップS104において特定されたページアドレスで指定されるコンテンツ選択サーバ40に接続する(S106)。携帯電話10とコンテンツ選択サーバ40との接続が確立すると、コンテンツ選択サーバ40は、ウェブコンテンツ36ウェブコンテンツ48に格納された課金コード入力画面483を携帯電話10に配信する(S107)。続いて、携帯電話10の利用者は、画面12に表示された課金コード入力画面483(図3(b)参照)から、課金カード70に記載された課金コード71およびパスワード72を入力する。課金コード71およびパスワード72は、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40に送信される(S108)。
【0046】
続いて、選択部42において、携帯電話10に配信するウェブコンテンツのページアドレスを選択する(S109)。図10に、選択部42におけるウェブコンテンツのページアドレス選択処理の手順を示す。ステップS108においてコンテンツ選択サーバ40に送信された課金コード71およびパスワード72は、WWW41を介して選択部42に入力される(S201)。
【0047】
次に、課金コード入力画面483によって入力された課金コード71およびパスワード72が、ウェブコンテンツ使用料を前払いした利用者であるかどうかの確認処理を行う(S202)。ステップS202では、利用者によって入力された課金コード71の値によって課金コード管理テーブル46の「課金ID」を検索し、課金コード71と「課金ID」とが一致するレコードを抽出する。続いて、抽出したレコードに含まれる「暗証コード」とパスワード72との比較し、両者が一致しない場合は、ウェブコンテンツのページアドレスの選択処理を終了する。一方、「暗証コード」とパスワード72とが一致する場合、ウェブコンテンツ使用料を前払いした利用者であると判断して選択処理を続行する。
【0048】
続いて、利用者のウェブコンテンツ使用料の残高の確認処理を行う(S203)。ところで、本実施形態では、前述したようにウェブコンテンツ使用料に対応する「配信上限数」を使用して課金処理を行っている。したがって、課金コード管理テーブル46の「配信回数」と「配信上限数」とを比較することによりウェブコンテンツ使用料の残高が存在するか否かを判定することができる。
【0049】
ステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」と「配信上限数」とを比較する。「配信回数」≧「配信上限数」となる場合は、前払いしたウェブコンテンツ使用料の残高がなくなったと判断して、ウェブコンテンツのページアドレスの選択処理を終了する。一方、「配信回数」<「配信上限数」となる場合は、前払いしたウェブコンテンツ使用料の残高ありと判断して選択処理を続行する。
【0050】
続いて、携帯電話10の属性の確認処理を行う(S204)。ところで、市場には様々な種類の携帯電話10が流通しており、それら携帯電話10の中には動画像データを再生する機能や、音声データを再生する機能を有しないものも存在する。ここでは、すべての携帯電話10に対して最適なウェブコンテンツを配信するために、各携帯電話10につき、動画再生機能、音声再生機能、静止画像表示機能等を有するかどうかの確認を行い、その確認結果を携帯属性変数Aとして記憶装置49の一時変数491に保存する。なお、携帯属性変数Aは、コンテンツサイト用テーブル44の「コンテンツ属性」に対応する変数であり、本実施形態において携帯属性変数Aには、動画再生機能および音声再生機能を有する携帯電話10の場合は「10」が、静止画像表示機能のみを有する携帯電話10の場合は「20」が、音声再生機能のみを有する場合は「30」がそれぞれ格納される。
【0051】
続いて、携帯電話10の画面12に分岐画面を表示するか否かの確認を行う(S205)。分岐画面の一例を図3(c)に示す。分岐画面481は、図3(c)に示すように、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40aへの接続回数が所定値となった場合にコンテンツ選択サーバ40aから携帯電話10に配信され、画面12に表示されるウェブコンテンツである。利用者は、分岐画面481に表示される複数のボタン482(482a〜482c)のうち1つを押すことにより、同一接続回数であっても異なったウェブコンテンツの配信を受けることができる。ステップS205では、接続回数が所定値の場合は、携帯電話10の画面12に分岐画面481を表示しステップS206に進む。一方、接続回数が所定値に一致しない場合は、ステップS207に進む。
【0052】
なお、本実施形態において、携帯電話10からコンテンツ選択サーバ40への接続回数は、ステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」に「1」を加えたものが使用される。また、当該接続回数は、記憶装置49の一時変数491に確保された接続回数変数Cに代入されて保存される。
【0053】
ステップS206では、分岐画面481のいずれのボタン482が押されたかを確認し、その確認結果を分岐変数Dとして記憶装置49の一時変数491に保存する。なお、分岐変数Dは、コンテンツサイト用テーブル44の「分岐コード」に対応する変数であり、本実施形態において、ボタン482a、ボタン482b、ボタン482cが押された場合、分岐変数Dにはそれぞれ「0」、「1」、「2」が格納される。一方、ステップS207では、分岐画面481が表示されずボタン482が押されることがないため、分岐変数Dには、「0」が格納される。
【0054】
続いて、コンテンツサイト用テーブル44の「コンテンツ属性」、「接続回数」および「分岐コード」と、一時変数491に格納された携帯属性変数A、接続回数変数Cおよび分岐変数Dとを比較し、すべてが一致するレコードを抽出する(S208)。例えば、例えば、携帯属性変数A=「10」、接続回数変数C=「3」、分岐変数D=「2」の場合、「コンテンツID」=「10025」のレコードが抽出される。
【0055】
続いて、抽出されたレコードから「ページアドレス」の値がウェブコンテンツのページアドレスとして選択される(S209)。例えば、ステップS208の例の場合、携帯電話10には、「www.eeeeeee.ee.jp/xxx」がウェブコンテンツのページアドレスとして選択される。そして、ステップS209で選択されたページアドレスが、携帯電話10に送信され(S110)、併せてステップS202において課金コード管理テーブル46から抽出したレコードに含まれる「配信回数」の値に「1」を加えたものが新たな「配信回数」として保存される。
【0056】
(3) ウェブコンテンツの配信
ここでは、携帯電話10からコンテンツサイト50に接続して、ウェブコンテンツの配信を受ける。まず、携帯電話10は、S208で選択されたページアドレスを基にしてコンテンツサイト50に接続する(S111)。コンテンツサイト50は、携帯電話10によって指定されたページアドレスに基づき、記憶装置52のウェブコンテンツ53から所定のコンテンツ(例えば、配信動画531)を選択する。続いて、コンテンツサイト50は、選択されたコンテンツをWWW51によって携帯電話10に配信する(S112)。その結果、画面12には、図3(d)に示すように、配信動画531が表示される。
【0057】
<3.本実施形態のコンテンツ配信システムの利点>
以上、本実施の形態では、トレーディングカード60等の印刷物に記載された複数の数字によって構成される識別コード61を携帯電話10から入力すると、変換サーバ30およびコンテンツ選択サーバ40とが協働することにより、印刷物の内容に関連するウェブコンテンツのページアドレスを選択することができるため、利用者は、面倒な文字入力操作をすることなく、ウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0058】
コンテンツ選択サーバ40は、接続回数毎に異なったウェブコンテンツを携帯電話10に配信することができるため、従来のモバイルウェブシステムのように変換テーブル34にウェブコンテンツ毎に、識別コード61と、当該識別コード61に対応するページアドレスとを格納する必要がないため、変換テーブル34のデータ量が増大することを防止でき、その結果、変換テーブル34の管理効率が低下することを防止できる。
【0059】
また、コンテンツ選択サーバ40は、携帯電話10の属性に応じてウェブコンテンツのページアドレスを選択することができるため、利用者は、携帯電話10の属性に適応したウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0060】
さらに、コンテンツ選択サーバ40は、携帯電話10からの接続回数が所定値の場合、分岐画面481のボタン482によって(図3(c)参照)、複数のウェブコンテンツから1つを選択することができるため、利用者は、同一接続回数であっても、異なったウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0061】
トレーディングカード60等の印刷物が販売される際に、当該印刷物とともに配布される課金カード70に記載された課金コードおよびパスワードによって、課金処理を行うことができるため、ウェブコンテンツ提供者は、ウェブコンテンツ配信毎に配信料を徴収する必要がなく、利用者は、ウェブコンテンツ配信毎に配信料を支払うための煩雑な手続き行う必要がない。
【0062】
<4.変形例>
以上、本発明について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0063】
図1および図2に示すように、コンテンツ選択サーバ40は、複数のサーバによって構成されているが、これに限定されるものではなく、1台のコンテンツ選択サーバ40aによって構成されてもよい。また、コンテンツサイト50も、コンテンツ選択サーバ40と同様に複数のサイトによって構成されているが、これに限定されるものではなく、1台のコンテンツサイト50aによって構成されてもよい。
【0064】
さらに、上記実施形態においては、携帯電話10からの接続回数が所定値の場合、分岐画面481にて複数のウェブコンテンツから1つを選択するようにしていたが、分岐画面481を使用せずに複数のウェブコンテンツからランダムに1つを選択するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、携帯電話は、識別コードからウェブコンテンツをインターネットアドレスを提示を受ける、印刷内容に応じたウェブコンテンツにアクセスすることができる。そのため、携帯電話の利用者は、識別コードを指定するだけで、面倒な入力操作を行うことなく、印刷物の内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0066】
特に、請求項2に記載の発明によれば、選択アプリケーションにアクセスした携帯電話の属性を特定し、当該携帯電話の属性に適応したウェブコンテンツを選択することができるため、携帯電話の利用者は、携帯電話の属性に適応したウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0067】
特に、請求項3に記載の発明によれば、属性特定手段によって携帯電話が動画再生機能と音声出力機能とを備えていることが判明したときに、動画および音際を含むウェブサイトを選択することができるため、携帯電話の利用者は、動画および音声を含むウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0068】
特に、請求項4に記載の発明によれば、携帯電話の利用者は、選択アプリケーションへのアクセス回数に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0069】
特に、請求項5に記載の発明によれば、同一の携帯電話からのアクセス回数とウェブコンテンツ群とを相互に対応させた選択テーブルから、携帯電話のアクセス回数に対応するウェブコンテンツ群が取得され、続いて、この取得されたウェブコンテンツ群から配信すべきコンテンツが特定されることにより、携帯電話には、同一のアクセス回数であっても異なったインターネットアドレスが提示される。そのため、携帯電話の利用者は、同一のアクセス回数であっても、異なったコンテンツの配信を受けることができる。
【0070】
特に、請求項6に記載の発明によれば、携帯電話の利用者は、トレーディングカードの印刷内容に応じたウェブコンテンツの配信を受けることができる。
【0071】
特に、請求項7に記載の発明によれば、識別コードとともに課金コードが指定されることにより、コンテンツ配信時に課金コードの残額から配信料を減額することができるため、ウェブコンテンツ提供者は、コンテンツの配信料を前払いで徴収することができ、また、携帯電話の利用者は、コンテンツの配信を受ける度に配信料を支払いのための煩雑な手続きを行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施の形態におけるコンテンツ配信システムのブロック構成図である。
【図3】携帯電話の表示例を示す図である。
【図4】トレーディングカードの一例を示す図である。
【図5】変換サーバが備える変換テーブルの一例を示す図である。
【図6】課金コード管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】課金カードの一例を示す図である。
【図8】コンテンツサイト選択サーバが備えるコンテンツサイト用テーブルの一例を示す図である。
【図9】本実施の形態におけるコンテンツの配信手順を示すブロック図である。
【図10】選択部におけるコンテンツサイトを選択する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話
20 インターネット
30 変換サーバ
40 コンテンツ選択サーバ
50 コンテンツサイト
60 トレーディングカード
70 課金カード
Claims (7)
- インターネット経由にて携帯電話にウェブコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
印刷物に付された識別コードと当該印刷物の印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択するための選択アプリケーションのインターネットアドレスとを相互に対応させた変換テーブルを保持する変換テーブル保持手段と、
インターネットに結合された携帯電話を介して指定された識別コードに対応する選択アプリケーションのインターネットアドレスを、前記変換テーブルを検索することによって取得する第1検索手段と、
取得された前記選択アプリケーションのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第1のアドレス提示手段と、
前記携帯電話が前記選択アプリケーションにアクセスすることによって、前記印刷内容に応じたウェブコンテンツを選択して当該ウェブコンテンツのインターネットアドレスを取得するコンテンツ選択手段と、
取得された前記ウェブコンテンツのインターネットアドレスを前記携帯電話のアクセス要求先として提示する第2のアドレス提示手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話の属性を特定する属性特定手段を備えるとともに、特定された前記携帯電話の属性に適応するウェブコンテンツを選択することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項2記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記属性特定手段によって前記携帯電話が動画再生機能および音声出力機能を備えていることが判明したときには、前記コンテンツ選択手段は、動画および音声を含むウェブコンテンツを選択することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ選択手段は、前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数を計数する計数手段をさらに備え、計数された前記携帯電話からのアクセス回数に応じたウェブコンテンツを選択することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項4記載のコンテンツ配信システムにおいて、
同一の携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数とウェブコンテンツ群とを相互に対応させた選択テーブルを保持する選択テーブル保持手段をさらに備え、
前記コンテンツ選択手段は、
前記選択テーブルを検索することによって前記携帯電話から前記選択アプリケーションへのアクセス回数に対応するウェブコンテンツ群を取得する第2検索手段と、
取得された前記ウェブコンテンツ群のうちから配信すべきウェブコンテンツを決定する決定手段と、
をさらに備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記印刷物はトレーディングカードであることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項6記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記トレーディングカードには所定金額の課金コードが付与され、
前記携帯電話からは前記識別コードとともに課金コードが指定され、
前記携帯電話へのウェブコンテンツの配信時に前記課金コードの残額から配信料を減額する課金手段をさらに備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228775A JP2004070652A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | コンテンツ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228775A JP2004070652A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | コンテンツ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004070652A true JP2004070652A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32015372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002228775A Pending JP2004070652A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | コンテンツ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004070652A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009054057A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Nissha Printing Co Ltd | 印刷画像を利用するコンテンツ配信システム |
CN101883248A (zh) * | 2009-05-04 | 2010-11-10 | 沈阳爱国者网络科技有限公司 | 一种从网络获取视频文件的方法 |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228775A patent/JP2004070652A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009054057A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Nissha Printing Co Ltd | 印刷画像を利用するコンテンツ配信システム |
CN101883248A (zh) * | 2009-05-04 | 2010-11-10 | 沈阳爱国者网络科技有限公司 | 一种从网络获取视频文件的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101072116B (zh) | 业务选择方法、装置、系统及客户端应用服务器 | |
JP2002268986A (ja) | 情報配信装置および情報配信方法 | |
KR100689492B1 (ko) | 컨텐츠 재판매 방법 | |
JP2002032402A (ja) | 広告情報の提供方法 | |
US20210157895A1 (en) | Information processing method, information display method, non-transitory computer readable storage medium, terminal and server | |
JP2008009950A (ja) | アフィリエイトサーバ装置およびアフィリエイトシステム | |
JP4794762B2 (ja) | コンテンツ流通システム並びにコンテンツ流通サーバおよびコンテンツの流通方法 | |
JP5171026B2 (ja) | ネットワークシステム、サーバ装置、情報処理方法及びサーバ装置用プログラム | |
JP2003242281A (ja) | 利用権管理システム、利用権管理装置、利用権の管理を実行する方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体 | |
US20050131953A1 (en) | Information providing method, information management device and program | |
JP2004070652A (ja) | コンテンツ配信システム | |
JP2011138292A (ja) | 商品レンタル管理サーバ装置、商品レンタル管理方法、および、商品レンタル管理サーバ装置用のプログラム | |
JPWO2004072853A1 (ja) | 情報提供方法、情報管理装置、及びプログラム | |
WO2014068666A1 (ja) | コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法及びコンテンツ提供プログラム | |
JP2003023613A (ja) | コンテンツ配信システム | |
JP2009187317A (ja) | サービス提供を制御するためのシステム、方法、サーバ及びコンピュータプログラム | |
JP4519556B2 (ja) | 課金システム及び課金方法 | |
JP2002063382A (ja) | 携帯情報機器用コンテンツ登録配信システム及び方法 | |
JP2003187053A (ja) | 評価情報管理方法及び装置 | |
JP2007026407A (ja) | 商品情報提供システム | |
JP2002189653A (ja) | ホームページへのアクセス装置及びアクセス方法、読み取り装置、記号体を掲載した媒体並びにチャネルコードを利用したインターネット広告機能を有するurl中継システム | |
JP2002259819A (ja) | 携帯電話を用いた広告システム | |
JP2006350809A (ja) | 会員登録支援方法及び会員登録支援プログラム | |
JP6561176B2 (ja) | 会計情報処理装置、会計情報処理方法、およびプログラム | |
KR101813075B1 (ko) | 계약 로그인을 통한 유료 정보 제공 시스템 및 방법 |