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JP2004068820A - ターボチャージャ - Google Patents

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JP2004068820A JP2003285962A JP2003285962A JP2004068820A JP 2004068820 A JP2004068820 A JP 2004068820A JP 2003285962 A JP2003285962 A JP 2003285962A JP 2003285962 A JP2003285962 A JP 2003285962A JP 2004068820 A JP2004068820 A JP 2004068820A
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bearing housing
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Philip Mark Wild
フィリップ・マーク・ワイルド
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Cummins Turbo Technologies Ltd
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Holset Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】 ターボチャージャの軸受ハウジングからタービンハウジングへのオイル漏れを防ぐ。
【解決手段】 ターボチャージャは、軸受ハウジング3の中の軸受上で回転するシャフト8と、タービンハウジング5の中に在ってシャフト8の一端に設けられたシールボス19に取り付けられたタービンホイール4と、コンプレッサハウジング7の中に在ってシャフト8の他端に取り付けられたコンプレッサホイール6と、軸受ハウジング3に形成されたオイル収集溝28とを備える。上記シールボス19の側部の環状面31は半径方向平面に対して角度を成して略円錐台の形状をし、環状面31上に存在するオイルは、シャフト8が回転するときに、上記シャフト8から離れていく半径方向とハウジングウォール3aを貫く通路20から離れていく軸方向とに放出されて、上記通路20からの油漏れが防止される。
【選択図】図3

Description

 本発明は、内燃機関のためのターボチャージャに関する。本発明は、特に、ターボチャージャの軸受ハウジングからターボチャージャのタービンハウジングへのオイル漏れの減少に関する。
 ターボチャージャは、大気圧以上の圧力(ブースト圧)で空気を内燃機関に供給する周知の装置である。従来のターボチャージャは、元来、タービンハウジング内の回転軸上に取付けられた排ガス駆動タービンホイールを備えている。タービンホイールの回転は、コンプレッサハウジング内でシャフト端部に取付けられたコンプレッサホイールを回転させる。コンプレッサホイールは、圧縮空気をエンジンの吸気マニホールドに供給し、これによってエンジンのパワーを増大させる。
 ターボチャージャシャフトは、従来より、ジャーナルとスラスト軸受とによって支持されている。上記スラスト軸受は、適当な潤滑装置を含み、タービンハウジングとコンプレッサホイールハウジングとの間に接続された中央軸受ハウジングの中に配置されている。周知なこととして、中央軸受ハウジングからコンプレッサまたはタービンハウジングへのオイル漏れを防止するために、有効なシールシステム(密封装置)を提供することが問題となっている。低いブースト圧力でも、軸受ハウジングからコンプレッサハウジングへの圧力が著しく低下することがあり、これがコンプレッサハウジングへのオイル漏れを助長するので、ターボチャージャのコンプレッサの端部では、オイルの漏れは特殊な問題と見なされている。例えば、コンプレッサ端部シールアセンブリに、オイルスリンガを含むことは、従来から行なわれている。オイルスリンガは、ターボチャージャシャフトと一緒に回転する環状の部品である。オイルスリンガは、シャフトが回転するときに、上記シャフトからオイルを離すために配置された表面または通路を有し、具体的には、通路から軸受ハウジングを通ってコンプレッサハウジングに至る。
 ターボチャージャタービン端部におけるオイルの漏れは、さほど問題とならないと考えられているが、それでも、オイルがタービンハウジングに入って排気ガスと混合し排気物質を増大するのを防ぐことは重要である。ターボチャージャのタービンホイールは、従来から、ターボチャージャシャフト端部のシールボスに摩擦溶接されている。シールボスは、シャフトよりも直径が大きく、環状通路の内側で回転する。上記環状通路は、上記軸受ハウジングとタービンハウジングとを分離するハウジングウォール(ハウジング壁)を貫く。従来のオイルシール装置は1つ或いはそれ以上のシールリングを備えていて、シールリングは、ピストンリングのように、通路内側のシールボスの周りに在る環状空隙に配置されて、ラビリンスシールを形成している。
 オイルがタービン端部シールから漏れることは、エンジンの磨耗として問題になる。そして、エンジンピストンリングのシール効率が低下するにつれて、エンジンのクランクケース内の圧力が増大する。ターボチャージャの軸受ハウジングから排出されたオイルは、エンジンクランクケースに送られる。こうして、クランクケースの圧力の増大が軸受ハウジングに伝えられ、タービン端部シールを横切る「ブローバイ(吹き抜け)」となる。排ガス規制が厳しくなるにしたがって、タービン端部シール装置の効率の継続的改善が必要とされる。
 図1と図2は、それぞれ、従来のターボチャージャの断面図と部分拡大図である。
 図1および図2を参照すると、図示されたターボチャージャは、中央の軸受ハウジング3を介してコンプレッサ2に連結されたタービン1を備える。タービン1は、タービンハウジング5の中で回転するタービンホイール4を備える。同様に、コンプレッサ2は、コンプレッサハウジング7の中で回転するコンプレッサホイール6を備える。タービンホイール4とコンプレッサホイール6とは、共通ターボチャージャシャフト8の対向端部に取付けられている。上記共通ターボチャージャシャフト8は、中央軸受ハウジング3を貫いて延在する。
 タービンハウジング5は、タービンホイール4の周りに環状に配置された排ガス入口渦巻室9と、軸方向の排ガス出口10とを有する。コンプレッサハウジング7は、軸方向の空気吸い込み通路11と、コンプレッサホイール6の周りに環状に配置された圧縮空気出口渦巻室12とを有する。
 使用時に、排ガスが環状の排ガス入口9から排ガス出口10に通ることによって、タービンホイール4が回転され、これにより、次に、コンプレッサホイール6を回転させる。コンプレッサホイール6は、コンプレッサ入口11を通して吸気空気を引き込み、加圧空気を、コンプレッサ出口渦巻室12を経由して内燃機関の取入口に供給する。
 ターボチャージャシャフト8は充分浮上したジャーナル軸受13,14上で回転する。上記ジャーナル軸受13,14は、軸受ハウジング3のタービン端部部分とコンプレッサ端部部分とにそれぞれ収容されている。さらに、コンプレッサ端部軸受アセンブリ14はスラスト軸受15を含み、上記スラスト軸受15は、オイルスリンガ16を含むオイルシールアセンブリと相互に作用し合う。コンプレッサ端部軸受およびオイルシールの詳細は本発明を理解する上で重要ではないので、更なる説明はしない。オイルは、内燃機関のオイルシステムからオイル入口17を経由して、軸受ハウジングに供給され、オイル通路18によって、軸受アセンブリに供給される。
 図2に、タービン端部軸受アセンブリとオイルシールとが詳細に示されている。タービンホイール4は、シールボス19の所で、ターボチャージャシャフト8の端部に接続されている。一般的に、シールボス19の第1の部分は、シャフト8と一体に形成され、第2のボスの部分をタービンホイール4に(例えば摩擦溶接によって)接合される。シールボス19は、軸受ハウジングウォール3a内の環状通路20を貫いて、タービンハウジング内へと延在する。シールボス19は、環状通路20に対して、シールリング21(ピストンリング)によりシールされている。
 更に詳細に説明すると(特に図2を参照すると)、軸受ハウジングウォール3aを貫く通路20は、半径方向に階段状になっていて、比較的狭い直径の内方(中心寄りの)部分20aと、比較的広い直径の外方(中心から離れた)部分20bとを有している。これは、シールボス19の外表面に設けられた環状溝23の中に座したリングシール21に対して、環状のアバットメント(迫持)肩部22を与える。上記リングシール21は、軸受ハウジング3に対して静止した状態にあって、空気またはオイルが通路20を通って漏れるのを防止するために設けられている。上記アバットメント肩部22は、シールリング21が軸受ハウジング3に対して内方に入り込むのを防止する。通路20の直径を急激に丸みを持たせることなく変化させるために、環状通路20の表面に環状の細い凹み24を切込んで、肩部22を形成している。
 半円形ワッシャ25と26との間には、タービン端部ジャーナル軸受13が配置されている。オイルは、オイル通路18を経由して、軸受13に供給される。上記軸受13には、半径方向の孔27が周方向に間隔を開けて設けられていて、オイルは上記孔27を通ってターボチャージャシャフト8に至る。環状のオイル戻り溝28が、ハウジングウォール3aを貫く通路20に隣接した軸受ハウジングウォールに、半径方向に凹みを設けて形成されている。上記オイル戻り溝28は、シャフト8を囲むと共に、入口29を有している。
 シールボス19は、軸受ハウジングウォール3aの内側表面を越えて僅かに軸受ハウジング18の中まで延びていて、上記オイル溝28の入口29と軸方向に重複している。シールボス19の内方端部は、シャフト8の周りに、環状面30を有する半径方向の肩部を形成している。ターボチャージャシャフト8が回転すると、上記環状面30に達したオイルは、半径方向に散り、上記ボス19の表面30からオイル溝28の中に放出される。オイルは、このオイル溝28から、(図1に示された)オイルドレイン孔21を経由して、エンジンクランクケースに戻る。このようにして、オイル溝28を設置によって、通路20の領域にオイルが蓄積するのが防止される。また同様に、ボス19が軸受ハウジング3の中に突き出しているので、オイルは、オイル溝28の中に確実に放出され、上記ボス19が通路20を貫いて形成される環状の空隙の方には行かない。
 しかし、調査結果によると、図1と2に示す上述の従来型配置では、オイル溝28に押し遣られたオイルが、少なからず、軸受ハウジングウォール3aの内壁に沿って流れて、通路20に戻る。図3に示す実施形態が例証するように、本発明は、この問題に対応したものである。
 本発明の目的は、ターボチャージャ軸受ハウジングからターボチャージャタービンハウジングへのオイル漏れの問題を未然に防ぐことであり、緩和することである。
 本発明によると、ターボチャージャは、タービンハウジング内の軸の周りに回転するためのシャフトの一端に設けられたシールボスに取り付けられたタービンホイールと、
 コンプレッサハウジング内の軸の周りに回転するためのシャフトの他端に取り付けられたコンプレッサホイールとを備え、
 上記シャフトは、軸受ハウジング内に収容された軸受アセンブリ上で回転し、上記軸受ハウジングは、上記コンプレッサハウジングと上記タービンハウジングとの間に配置されると共に、オイルを上記軸受アセンブリに供給するためのオイル通路を備え、
 上記タービンホイールは、ハウジングウォールによって上記軸受ハウジングの内部から分離され、
 上記シールボスは、上記ハウジングウォールを貫いて設けられた環状通路を通って延在すると共に、上記環状通路内の上記シールボスの周りに形成された環状空隙の中に配置されたシール手段によって、上記ハウジングウォールに対してシールされ、
 上記シールボスは軸方向内方に端部を有し、上記端部は、上記軸受ハウジング内に延在すると共に、上記シャフトの周りに半径方向の肩部を形成する環状面を有し、
 上記軸受ハウジングはオイル収集溝を形成し、上記オイル収集溝は、上記軸受ハウジングウォールに隣接した上記軸受ハウジングの中への半径方向の凹であると共に開口部を有し、上記開口部は、少なくとも部分的に上記シャフトを囲むと共に上記シールボスの内方端部に軸方向に部分的に重なり合い、
 上記シールボスの上記環状面は、上記シャフトを貫いて延在する半径方向平面に対して角度を成し、上記シャフトが回転するとき、上記シールボスの上記環状面上に存在するオイルは、上記シャフトから離れる半径方向と、上記ハウジングウォールを貫く上記通路から離れる軸方向とに放出されて、上記オイル収集溝の中に至る。
 試験結果は、軸受ハウジングウォールを貫く通路から離れるような、つまり、タービン端部シールから離れるような軸方向にオイルを推しやるという比較的簡単な手段により、シールの油漏れは著しく減少されることを示している。本発明の好ましい実施形態では、オイル収集溝は、対向する第1側壁と第2側壁とを有し、上記第2側壁は上記第1側壁に対して内方に在って、上記シールボスは、上記第1側壁よりも寧ろ上記第2側壁上に放出するように角度を成している。
 上記シールボス環状面の角度を成した形状は変化させてもよいが、上記環状面の半径方向外側縁部が半径方向内側縁部よりも突き出て覆い被さることが好ましい。例えば、上記環状面は実質上円錐台の形状をする。
 上記角度を成す面は、凹のない半径方向に延在する面に適当な形状の凹、例えばアンダーカット形状に機械加工することによって形成される。
 本発明のその他の好ましく特に有利な特徴は、次の記載から明らかになる。
 本発明の特定の実施形態は、添付の図面を参照して例証としてのみ記載されたものである。
 図3を参照すると、図示されたアセンブリは、次の点を除いて、図2のものと同一である。すなわち、本発明では、シールボス19の環状面31がアンダーカットを有するように機械加工されていて、上記環状面31は、シャフト8から厳密に半径方向に延在するというより寧ろ、軸受ウォール3aを貫く通路20から離れるような角度を持って延在している。したがって、シャフト8が回転すると、環状面31上に存在するオイルは、シャフト8から半径方向に放出されるだけでなく、通路20から離れるようにして軸方向にも放出される。この特定の実施形態では、オイルは、通路20から離れたオイル溝28の一つの側面32上に放出され、したがって、オイルが通路20に向かって還流する可能性は大いに減少する。
 このように、本発明は、シールアセンブリに付加的な部品を追加することなく、従来のターボチャージャ部品に対する最小限の変更、すなわち、シールボス19の環状面を適切な形状とするだけで、タービン端部シールからのオイル漏れを減少させる有効な方法を提供する。
 認識されることは、環状シールボス面31のまさにその形状が、通路20から離れるような軸方向にオイルを放出する効果があるならば、図示されたものと異なり得ることである。
 また、シャフト軸受とオイルシール機構との細部は、全く従来のものであるが、図示のものと異なってもよいということも認識される。例えば、オイルシールは1つ以上のリングシール21を備えてもよく、通路20は直径が一定のプレーンボアでもよい。同様に、軸受ハウジングとタービンハウジングの細部の形状は、図示されたものと異なってもよい。例えば、図示された実施形態での軸受ハウジングからタービンハウジングへの通路は、軸受ハウジングの壁に形成される。他の配置においては、2つのハウジングを分離するウォール(壁)は、軸受ハウジングよりも寧ろ、タービンハウジングの一部を形成する。
 さらに、認識されることは、オイル溝28のまさにその形状は変化し得ることである。例えば、或るターボチャージャの軸受ハウジングの設計では、オイル溝はシャフトの周り略360度に延在し、他の場合では、上記溝は、より小さな角度で存在してもよい。再度述べるが、オイル溝28の細部は全く従来通りである。これに代わって、オイル溝は、溝の側壁に角度を付ける変更を加えてもよく、特に、オイル収集性能を向上させるために、溝の内方側壁に角度を付けてもよい。
 本発明に対してその他の修正が可能であることは、当業者には容易に理解される。
図1は、従来のターボチャージャの断面図である。 図2は、図1のターボチャージャのタービン端部軸受とオイルシールアセンブリの拡大図である。 本発明による図2のタービンホイールとシャフトアセンブリの変形例を示す。
符号の説明
 3          軸受ハウジング
 3a         ハウジングウォール
 4          タービンホイール
 5          タービンハウジング
 6          コンプレッサホイール
 7          コンプレッサハウジング
 8          シャフト
 19         シールボス
 21         シールリング
 20,20a,20b 環状通路
 23         環状溝
 28         オイル収集溝
 30,31      環状面

Claims (11)

  1.  タービンハウジング内の軸の周りに回転するためのシャフトの一端に設けられたシールボスに取り付けられたタービンホイールと、
     コンプレッサハウジング内の軸の周りに回転するためのシャフトの他端に取り付けられたコンプレッサホイールとを備え、
     上記シャフトは、軸受ハウジング内に収容された軸受アセンブリ上で回転し、上記軸受ハウジングは、上記コンプレッサハウジングと上記タービンハウジングとの間に配置されると共に、オイルを上記軸受アセンブリに供給するためのオイル通路を備え、
     上記タービンホイールは、ハウジングウォールによって上記軸受ハウジングの内部から分離され、
     上記シールボスは、上記ハウジングウォールを貫いて設けられた環状通路を通って延在すると共に、上記環状通路内の上記シールボスの周りに形成された環状空隙の中に配置されたシール手段によって、上記ハウジングウォールに対してシールされ、
     上記シールボスは軸方向内方に端部を有し、上記端部は、上記軸受ハウジング内に延在すると共に、上記シャフトの周りに半径方向の肩部を形成する環状面を有し、
     上記軸受ハウジングはオイル収集溝を形成し、上記オイル収集溝は、上記軸受ハウジングウォールに隣接した上記軸受ハウジングの中への半径方向の凹であると共に開口部を有し、上記開口部は、少なくとも部分的に上記シャフトを囲むと共に上記シールボスの内方端部に軸方向に部分的に重なり合い、
     上記シールボスの上記環状面は、上記シャフトを貫いて延在する半径方向平面に対して角度を成し、上記シャフトが回転するとき、上記シールボスの上記環状面上に存在するオイルは、上記シャフトから離れる半径方向と、上記ハウジングウォールを貫く上記通路から離れる軸方向とに放出されて、上記オイル収集溝の中に至ることを特徴とするターボチャージャ。
  2.  請求項1に記載のターボチャージャにおいて、上記環状ボスの面は半径方向外側円周縁部と半径方向内側円周縁部とを有し、上記半径方向外側円周縁部は、上記半径方向内側円周縁部に覆い被さるように突出していることを特徴とするターボチャージャ。
  3.  請求項2に記載のターボチャージャにおいて、上記内側縁部は、上記シャフトの軸方向表面から上記環状シールボス面に滑かに変化するように、丸くなっていることを特徴とするターボチャージャ。
  4.  請求項1乃至3のいずれかに記載のターボチャージャにおいて、上記シールボスの上記環状面は、実質的に円錐台の形状をしていることを特徴とするターボチャージャ。
  5.  請求項1乃至4のいずれかに記載のターボチャージャにおいて、角度を成した上記シールボス面は、凹のない半径方向に延在する平面に適当な形状の凹を形成することによって形成されることを特徴とするターボチャージャ。
  6.  請求項1乃至5のいずれかに記載のターボチャージャにおいて、上記オイル収集溝は第1側壁と第2側壁とを有し、上記第1側壁は上記第2側壁に対して内方に在って、上記シールボスの上記環状面は角度を成して、上記オイル収集溝の上記第2側壁上にオイルを放出することを特徴とするターボチャージャ。
  7.  請求項6に記載のターボチャージャにおいて、上記オイル収集溝の上記第1側壁は、上記通路が貫いて延在する上記軸受ハウジングウォールに連続してことを特徴とするターボチャージャ。
  8.  請求項6に記載のターボチャージャにおいて、上記軸受ハウジングウォールは、上記オイル収集溝の上記第1側壁を形成していることを特徴とするターボチャージャ。
  9.  請求項1乃至8のいずれかに記載のターボチャージャにおいて、上記シール手段は少なくとも1つのシールリングを備えていることを特徴とするターボチャージャ。
  10.  請求項9に記載のターボチャージャにおいて、上記少なくとも1つのシールリングは、上記シールボスの半径方向外側表面に設けられた環状溝の中に在ることを特徴とするターボチャージャ。
  11.  添付の図を言及して実質上明細書に記載されたターボチャージャ。
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