JP2004053846A - Apparatus for checking obstacle on reference street for radio communication by using computer - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いて無線の基準路上の障害物の有無をチェックするための障害物チェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線回線を新たに設けるため、例えば鉄柱や支線を組み立てて構築してアンテナを設ける場合、その計画時には、新設する無線回線の基準線上に障害となる建物や構造物等の建造物があるか否かを予め確認している。具体的には、地図上に2つの基準となる点である基地局を記入し、基地局から一定の距離の地点を見通した基準線を描き、この基準線上に障害物となる可能性のある既存の建造物を探し、障害物となる可能性のある建造物があった場合には、その建造物がいくつであっても、すべての建造物について外形等がわかるよう、平面形状と高さ寸法等の建物情報を調べ、実際に障害となるか否かを一つずつチェックしていくということが一般的に行われている。
【0003】
また、新設予定の無線回線の基準線上に近々新設される予定の建造物があった場合には、従来では、その建造物に関する平面図、立面図等の建物情報を入手して障害物となるか否かについてチェックが行われている。
【0004】
上述の如くして障害物となる可能性のある建造物を1つずつチェックし、障害物がないルートに基準線を引くことができる位置に基地局の設定を行い、新たに無線回線を設けている。
【0005】
一方、建物等の構築物を新しく構築するときにその新設工事に伴って電波障害を発生する虞がある場合は、計画時に予め現状の電波受信状態を調査し、記録を作成すると共に周辺地域の写真撮影を行って対策方法を決定するのに役立てている。そしてこれらの現状の電波受信状態の調査や記録作成は、通常専門業者に依頼して行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来方法のうち、無線回線を新設する際に地図上に基準線を引いて既存建造物による障害物を探す方法にあっては、基準線に重なって障害物となる可能性のある既存構築物すべてについて1つ1つ情報を入手し、個別にチェックを行わなければならないため、時間と手間がかかるという問題点を有している。
【0007】
また、地図上に引いた基準線上に建設予定の建造物があった場合には、その建設予定の内容がはっきりと決まるまで情報入手を待たなければならず、障害物となるのか否かが判別できるまでに時間がかかってしまい、無線回線を建設するための計画に遅れが生じ、工期を延期しなければならなくなる等の問題点を生ずる虞がある。
【0008】
さらに、地図上に引いた基準線上に重なった建設予定の建造物について、時間がかからずに建設予定内容を入手することができ、その建造物の高さ寸法が高すぎ、新設予定の無線の基準線の障害物となることがすぐに判断することができたとしても、障害物となる建造物がどのような法規制により障害となる程の高さに建設されることとなったのかという理由を知るためには、用途地域や土地利用計画図を調べなければならず、このように障害物となる建造物が多数ある場合には、調べるのに手間と時間とがかかってしまうという問題点を有している。
【0009】
一方、地図上に引いた基準線上に重なった建設予定の建造物について、明確な建設内容の情報入手を待ちきれず、建設内容を推定して障害物となるか否かをチェックし、このチェック結果に従って無線回線を新設した場合には、その後に、新築された建造物により無線回線が障害を受けることが判明する虞を多分に有している。この場合には、新設した無線回線が遮断されて障害を受けてしまうため、基準線の変更を行わざるを得ないこととなる。この結果、新たに無線回線を新設しなければならず、先に建設した無線回線のための鉄柱や支線等が無駄になる上、その鉄柱や支線等の除却を行う場合には除却工事と廃棄処分とに費用がかかり、さらに新たな無線回線の設置にコストがかかるため、何重にもコストがかかってしまうという問題が生じることとなる。
【0010】
また、建物等を新設する際の工事に伴う電波障害発生の虞に対して調査等を行う場合にあっては、一般的に専門業者に依頼してチェックを行っているため、コストがかかってしまうという問題点を有している。
【0011】
本発明は、従来技術における上述の問題点を解決することができるコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明によれば、コンピュータを用いた無線回線の基準路上における障害物をチェックするための障害物チェック装置において、現在の地盤と建造物との高さ情報が付加されている現状地図データを格納しておく第1記憶手段と、無線の基準路を設定するための平面、高さ及び断面寸法情報と予測地域を設定するための平面情報とを入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得する入力データ処理手段と、前記平面、高さ及び断面寸法情報に基づき3次元の基準路座標データを作成する第1データ処理手段と、前記現状地図データに基づき前記予測地域に関する3次元の地域現状座標データを作成する第2データ処理手段と、前記基準路座標データと前記地域現状座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する前記地域現状座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない前記地域現状座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示するための現状障害座標データを作成するための重複座標算出手段と、前記基準路座標データと前記地域現状座標データと前記現状障害座標データとを合成して現状3次元イメージデータを作成する作成手段と、前記現状3次元イメージデータを画面表示するための表示手段とを備えたことを特徴とするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0013】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、建造物の高さ、規模等を制限する法律による各住所での地域地区の設定内容、及び該設定内容に従う各住所での建造物の最高限度高さ及び壁面の制限位置情報から成る計画データを格納しておく第2記憶手段をさらに備え、前記入力処理手段が、入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得すると共に、前記第2記憶手段から前記予測地域に関する計画データをさらに取得し、前記現状地図データと前記計画データとに基づき前記予測地域に関する3次元の地域計画座標データを作成する第3データ処理手段をさらに備え、前記重複座標算出手段が、前記基準路座標データと前記地域計画座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する地域計画座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない地域計画座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示する計画障害座標データをさらに作成し、前記作成手段が前記基準路座標データと前記地域計画座標データと前記計画障害座標データとを合成して計画3次元イメージデータをさらに作成し、前記表示手段が前記計画3次元イメージデータをさらに画面表示するコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0014】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明において、前記地域計画座標データのうち前記地域現状座標データと異なる座標により表される建造物を、地域現状座標データと同じ座標により表される建造物と異なる表示形式により前記表示手段に画面表示するようにするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0015】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明において、前記地域計画座標データのうち前記地域現状座標データと異なる座標により表される建造物を、前記計画データの設定内容毎に異なる表示形式により前記表示手段に画面表示するようにするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0016】
請求項5の発明によれば、コンピュータを用いた無線回線の基準路上における障害物をチェックするための障害物チェック装置において、現在の地盤と建造物との高さ情報が付加されている現状地図データを格納しておく第1記憶手段と、建造物の高さ、規模等を制限する法律による各住所での地域地区の設定内容、及び該設定内容に従う各住所での建造物の最高限度高さ及び壁面の制限位置情報から成る計画データを格納しておく第2記憶手段と、無線の基準路を設定するための平面、高さ及び断面寸法情報と予測地域を設定するための平面情報とを入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得すると共に、前記第2記憶手段から前記予測地域に関する計画データを取得する入力データ処理手段と、前記平面、高さ及び断面寸法情報に基づき3次元の基準路座標データを作成する第1データ処理手段と、前記現状地図データと前記計画データとに基づき前記予測地域に関する3次元の地域計画座標データを作成する第3データ処理手段と、前記基準路座標データと前記地域計画座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する地域計画座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない地域計画座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示する計画障害座標データを作成するための重複座標算出手段と、前記基準路座標データと前記地域計画座標データと前記計画障害座標データとを合成して計画3次元イメージデータを作成する作成手段と、前記計画3次元イメージデータを画面表示するための表示手段とを備えたことを特徴とするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0017】
請求項6の発明によれば、請求項5の発明において、前記地域計画座標データのうち前記地域現状座標データと異なる座標により表される建造物を、地域現状座標データと同じ座標により表される建造物と異なる表示形式により表示するようにするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0018】
請求項7の発明によれば、請求項6の発明において、前記地域計画座標データのうち前記地域現状座標データと異なる座標により表される建造物を、前記計画データの設定内容毎に異なる表示形式により前記表示手段に画面表示するようにするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0019】
請求項8の発明によれば、請求項1、2又は5の発明において、前記基準路が迂回基準路であり、該迂回基準路を示す前記基準路座標データは当初の基準路を示す基準路座標データと異なる表示形式で前記表示手段に表示されるコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0020】
請求項9の発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の発明において、前記異なる表示形式は異なる色で表示されることであるコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0021】
請求項10の発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の発明において、前記異なる表示形式は異なる線種であるコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置が提案される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明により、基準となる地点である基地局から一定の距離の地点を見通した基準路と、基準路の周辺地域の建物等の建造物の外形線とをコンピュータを用いて3次元表示し、基準路と建造物とが重複することで基準路により示される無線回線が障害を受けるか否かを容易に確認することができる無線回線の基準路上の3次元障害物チェック装置を説明するためのブロック図である。ここで、基準路とは、基地局から一定の距離の地点を見通した基準線と、この基準線に周波数等の条件に応じて半径方向に幅をもたせたものを含んだものである。チェック装置1は、確認を行いたい基準路を設定するための高さや平面位置等の設定条件データを入力するための入力部Aと、入力部Aを介して入力されたデータを処理するためのデータ処理本体Bと、データ処理本体Bにおいて算出され、出力された結果データを表示するための表示部Cとを備えて成っている。
【0024】
入力部Aは、例えばキーボード装置やマウス、またはデシタイザー等から成る入力装置2から成っており、データ処理本体Bは、入力部Aで入力されたデータに基づき、検索、座標作成処理を行い、結果データを得ることができるよう、データベース部3と処理部4とから構成されている。
【0025】
データベース部3は、地盤と建造物との高さ情報が付加された現在の地盤と建造物とが示されている現状地図データが予め格納されている市街地電子地図データベース(DB)31と、建築基準法による用途地域や都市計画法等、建造物の高さ、規模等を制限する法規制による地区、街区等の区分が示されている各住所における地域地区名と、各地域地区毎において法により定められている建造物の最高限度高さ及び壁面制限位置とから成る計画データが予め格納されている用途別・土地利用計画データベース(DB)32とを備えて成っている。
【0026】
処理部4には、入力装置2、及び市街地電子地図DB31、用途別・土地利用計画DB32からデータを取得し、取得したデータを適宜の処理部へ出力する入力データ処理部41と、入力データ処理部41から受け取ったデータに所要の処理を行い、3次元座標データをそれぞれ出力する無線基準路モデリング処理部42と、既存建物モデリング処理部43と、建設可能高さ空間モデリング処理部44とが備えられている。さらに、処理部4には、無線基準路モデリング処理部42、既存建物モデリング処理部43、建設可能高さ空間モデリング処理部44からそれぞれ出力された座標データを比較し、重複座標を算出する3次元モデル重複座標算出部45と、3次元モデル重複座標算出部45において算出された座標を3次元イメージ表示できるようデータ処理して表示部Cに出力する作成部46とが備えられている。また、処理部4には、無線基準路モデリング処理部42と、既存建物モデリング処理部43と、建設可能高さ空間モデリング処理部44とから各々出力された座標データをそれぞれ3次元イメージ表示できるようデータ処理して表示部Cに出力する画像データ処理部47が備えられている。
【0027】
表示部Cは、データ処理本体Bの作成部46及び画像データ処理部47から出力された3次元イメージデータを表示するため、例えばディスプレイ装置から成る表示装置5を備えて成っている。
【0028】
市街地電子地図DB31及び用途別・土地利用計画DB32へのデータ入力は、入力装置2を用いて行われるようにしてもよいし、図示しない他のコンピュータシステムから入力されるようにしてもよい。また、市街地電子地図DB31及び又は用途別・土地利用計画DB32内の内容に変更があった場合には、入力装置2を用いて市街地電子地図DB31、用途別・土地利用計画DB32の内容を修正、追加、削除等して変更してもよいし、図示しない他のコンピュータシステムを用いて変更するようにしてもよい。
【0029】
各装置及び処理部間において送、受信されるデータとその流れについて説明する。
【0030】
新設予定であってチェックを行いたい無線回線の基準路と予測地域とを設定するのに必要な条件設定に関する情報が入力装置2を介して入力されると、条件設定データD1は、データ処理本体Bの入力データ処理部41に送信される。
【0031】
入力データ処理部41は、受け取った条件設定データD1に基づき、市街地電子地図DB31内を検索して予測地域に対応する内容を示す現状地図データD2を取得する。また、入力データ処理部41は、受け取った条件設定データD1に基づき、用途別・土地利用計画DB32を検索し、予測地域に対応する内容を示す計画データD3を取得する。
【0032】
入力データ処理部41に入力された各データD1、D2、D3のうち、条件設定データD1が無線基準路モデリング処理部42に送られ、現状地図データD2が既存建物モデリング処理部43に送られ、現状地図データD2及び計画データD3が建設可能高さ空間モデリング処理部44に送られる。
【0033】
無線基準路モデリング処理部42では、受け取った条件設定データD1に基づき、基準路を示す3次元の基準路座標データD4を作成するモデリング処理を行い、基準路座標データD4を3次元モデル重複座標算出部45及び画像データ処理部47に送信する。
【0034】
既存建物モデリング処理部43では、受け取った現状地図データD2に基づき、予測地域内の3次元の地域現状座標データD5を作成するモデリング処理を行い、地域現状座標データD5を3次元モデル重複座標算出部45及び画像データ処理部47に送信する。
【0035】
建設可能高さ空間モデリング処理部44では、受け取った現状地図データD2及び計画データD3に基づいて、用途地域、地区、街区等の、建造物の高さ、規模等を制限する法規制を反映し、建造物が規制の最大限度で建設されたとした場合の予測地域の3次元の地域計画座標データD6を作成するモデリング処理を行い、地域計画座標データD6を3次元モデル重複座標算出部45及び画像データ処理部47に送信する。
【0036】
3次元モデル重複座標算出部45では、受け取った基準路座標データD4、地域現状座標データD5、地域計画座標データD6の各座標データの処理を行う。まず基準路座標データD4と地域現状座標データD5とを比較し、基準路座標データD4により表される基準路が地域現状座標データD5により表される予測地域内の現状の建造物に重複する部分の座標を算出する。重複する座標が存在する場合には、基準路により表される無線回線が既存建造物により障害を受けることとなり、その基準路と障害となる建造物とを色を変える等して表示する3次元の現状障害座標データD7を作成し、現状障害座標データD7を作成部46に送信する。
【0037】
また、3次元モデル重複座標算出部45では、受け取った各データのうちの基準路座標データD4と地域計画座標データD6とを比較し、基準路座標データD4により表される基準路が地域計画座標データD6により表される予測地域内の法規制を最大限まで反映させた建造物に重複する座標を算出する処理を行う。重複座標が存在する場合には、基準路により表される無線回線が将来障害を受ける可能性があることとなり、その基準路と法規制を最大限まで反映させた建造物とを色を変える等して表示する計画障害座標データD8を作成し、作成部46に送信する。
【0038】
作成部46では、基準路座標データD4、地域現状座標データD5、現状障害座標データD7を3次元表示できるようデータ処理して現状3次元イメージデータD9を作成し、さらに、基準路座標データD4、地域計画座標データD6、計画障害座標データD8を3次元表示できるようデータ処理して計画3次元イメージデータD10を作成し、作成した現状3次元イメージデータD9、計画3次元イメージデータD10を表示装置5に出力する。
【0039】
画像データ処理部47は、受信した基準路座標データD4、地域現状座標データD5、地域計画座標データD6をそれぞれ3次元表示できるようデータ処理し、基準路3次元イメージデータD11、地域現状3次元イメージデータD12、地域計画3次元イメージデータD13を作成し、作成した各3次元イメージデータD11〜D13を表示装置5に出力する。画像データ処理部47が上述の如く各3次元イメージデータD11〜D13を作成、出力するように構成されているので、オペレータは、表示装置5において、現状の地図と、建造物の高さ、規模等を制限する法規制を反映させた計画上の地図と、チェックを行っている基準路とのそれぞれを単独で3次元表示することができる。
【0040】
表示装置5は、受け取った現状3次元イメージデータD9、計画3次元イメージデータD10、基準路3次元イメージデータD11、地域現状3次元イメージデータD12、地域計画3次元イメージデータD13のうち、オペレータの入力装置2からの指示に従ういずれかのデータを画面表示する。
【0041】
図2は、チェック装置1における基準路上の障害物チェック処理の流れを説明するためのフローチャートである。図2を参照してチェック装置1での処理について詳しく説明する。
【0042】
チェック装置1で処理が開始されると、ステップS1では、オペレータにより、入力装置2を用いて基準路を設定するための基地局等の住所、該住所に設置されるアンテナの高さや基準路の断面半径寸法、及び基準路の周辺地域であって基準路の障害となる建造物があるか否かの予測を行いたい予測地域の住所等、チェックを行うための条件設定に関する情報が入力され、入力された情報はデータ化されて条件設定データD1とされ、入力データ処理部41に送られる。なお、基地局等に関する情報は少なくとも2ヶ所について入力されて1つの基準路についてチェックを行うことができるように構成されており、3ヶ所以上入力して複数の基準路についてチェックを行うようにしてもよい。
【0043】
次にステップS2では、入力データ処理部41が、受け取った条件設定データD1に基づき、市街地電子地図DB31から、指定された予測地域内の地盤及び建造物の高さ情報が含まれている地図データを検索し、対応する内容を示す現状地図データD2を取得する。また、入力データ処理部41は、条件設定データD1に基づき、用途別・土地利用計画DB32から、予測地域内の地域地区名、及び各地域地区毎において法により定められている建造物の最高限度高さ及び壁面制限位置情報を検索し、対応する内容を示す計画データD3を取得する。そして入力データ処理部41は、受け取った各データのうち、条件設定データD1を無線基準路モデリング処理部42に送信し、現状地図データD2を既存建物モデリング処理部43へ、現状地図データD2及び計画データD3を建設可能高さ空間モデリング処理部44へそれぞれ送信する。
【0044】
次に、ステップS3では、無線基準路モデリング処理部42が、受け取った条件設定データD1に基づき、基準路を示す3次元の基準路座標データD4を作成するモデリング処理を行い、基準路座標データD4を3次元モデル重複座標算出部45に送信する。
【0045】
次に、ステップS4では、既存建物モデリング処理部43が、入力データ処理部41から受け取った現状地図データD2に基づいて、予測地域の地盤と、該予測地域内に現在設けられている既存建造物とを示す3次元の地域現状座標データD5を作成するモデリング処理を行い、地域現状座標データD5を3次元モデル重複座標算出部45に送信する。
【0046】
次にステップS5では、建設可能高さ空間モデリング処理部44が、入力データ処理部41から受け取った現状地図データD2及び計画データD3に基づいて、ステップS1で指定された予測地域内の地盤と、予測地域内において建設可能な最高高さに建設されているとされた建造物とを3次元表示すると共に、各建造物のうち現状の建造物と規模が変更した建造物については都市計画等による法規制の内容が判るよう規制別に色別表示するための地域計画座標データD6を作成するモデリング処理を行い、地域計画座標データD6を3次元モデル重複座標算出部45に送信する。
【0047】
ステップS6では、3次元モデル重複座標算出部45が、無線基準路モデリング処理部42から受け取った基準路座標データD4と既存建物モデリング処理部43から受け取った地域現状座標データD5とを比較し、基準路座標データD4により表される基準路が地域現状座標データD5により表される予測地域内の現在の建造物に重複する部分の座標を算出する処理を行い、路上に障害物のある基準路と障害物となる建造物とを示す3次元の現状障害座標データD7を作成する。重複する部分の座標がない場合には、予測地域内において、現状では、基準路上に障害物となる建造物がないこととなるので、路上に障害物のある基準路と障害物となる建造物とがないので3次元の現状障害座標データD7の内容は存在しない。
【0048】
また、重複部分の座標があった場合には、予測地域内において、現状において、基準路により示される無線回線が障害を受ける可能性があることとなるので、3次元モデル重複座標算出部45は現状障害座標データD7を作成する。現状障害座標データD7には障害となる建造物と障害を受ける可能性のある基準路とを、例えば赤色と黄色等に着色するデータが加えられている。
【0049】
ステップS7では、3次元モデル重複座標算出部45が、無線基準路モデリング処理部42から受け取った基準路座標データD4と建設可能高さ空間モデリング処理部44から受け取った地域計画座標データD6とを比較し、基準路座標データD4により表される基準路と地域計画座標データD6により表される法規制による計画上の建造物とが重複する部分の座標を算出する処理を行い、将来障害を受ける可能性がある基準路と障害物となる可能性のある建造物とを示す3次元の計画障害座標データD8を作成する。重複する部分の座標がない場合には、予測地域内で将来において、現在チェックを行っている基準路上に障害物となる建造物がないこととなるので、路上に障害物のある基準路と障害となる法規制の限度に建設された建造物とがないので計画障害座標データD8の内容は存在しない。
【0050】
また、重複する座標があった場合には、基準路により示される無線回線が将来的に障害を受ける可能性があることとなるので、3次元モデル重複座標算出部45は計画障害座標データD8を作成する。計画障害座標データD8には、将来障害を受ける可能性がある基準路を、例えば赤色や黄色等に着色するデータが加えられている。
【0051】
ステップS8では、作成部46が3次元モデル重複座標算出部45から受け取った基準路座標データD4、地域現状座標データD5、現状障害座標データD7をデータ処理し、予測地域内での現状の中にチェックを行っている無線の基準路を設けた状態を3次元表示するための現状3次元イメージデータD9を作成し、表示装置5に送信する。
【0052】
また、作成部46では、受け取った基準路座標データD4、地域計画座標データD6、計画障害座標データD8をデータ処理し、予測地域内で建設可能限度の高さに建造物が構築されている状態の中に無線回線の基準路を設けた状態を3次元表示するための計画3次元イメージデータD10を作成し、表示装置5に送信する。
【0053】
ステップS9では、表示装置5が、受け取った現状3次元イメージデータD9及び計画3次元イメージデータD10の各結果データをオペレータの指示に従い順次画面表示する。ここで、現状3次元イメージデータD9を画面表示した場合には、基準路が現状の建造物により障害を受けるとき、障害物となっている建造物と障害物が路上にある基準路とが、その他の障害に関係のない建造物や基準路と色や線種が変えられて一目で判別できるように表示されている。なお、表示されている基準路が現状の建造物に重複せず、基準路が現状の建造物により障害を受けない場合には、基準路、建造物はそれぞれ単一色で表示される。
【0054】
また、計画3次元イメージデータD10を表示装置5に画面表示した場合には、現状の建造物に用途地域や都市計画の地域地区等の法規制を当てはめ、現在の建造物が建設可能限度の高さ及び壁面位置に構築されているとして表示されている。そして法規制限度で構築されて現状と変更となった建造物を、法規制を当てはめても現状のままの建造物と色を変えて表示している。これと同時に、建設可能高さの限度で表示されている建造物は、用途地域や都市計画における地域地区等、規制の内容毎に色分けされて表示されている。
【0055】
そして、新設予定の無線の基準路が、建設可能高さの限度で表示されている建造物の少なくとも1つにより障害を受ける場合には、障害を受けている無線の基準路を示す図形が、その他の障害を受けない基準路を示す図形と色を変えて一目で判別できるように表示されている。
【0056】
図3〜図5には、表示装置5に結果表示される画面表示の一例が示されている。図3には、表示装置5が現状3次元イメージデータD9に基づく画面表示を行った際、現在の予測地域にチェック対象の無線の基準路を新設した場合に、基準路が何ら障害を受ける可能性がない状態が示されている。ここでは、例えば、基準路が緑色、建造物が灰色で塗りつぶされてその形状が色の濃淡で表示される。また、図3では、すべての基準路が直線で示されているが、これはオペーレータが最初に設定条件を入力する際、基準路の断面半径寸法を零とした場合の表示画面が示されているものである。基準路の断面半径寸法として、周波数等の条件に応じ零より大きい所要の数値が入力された場合には、その基準路は断面積を有する形状で示されることとなる。基準路を示す図形の形状については、以下の画面表示を示す図面においても全く同様である。
【0057】
図4には、表示装置5が、現状3次元イメージデータD9に基づく結果表示を行った際の画面表示の他の例が示されており、ここでは、現在の予測地域中にチェック対象の無線の基準路を新設した場合に、1つの基準路が1つの建物により障害を受けてしまう場合の状態が示されている。このとき、図4では、説明上、障害となる建物を斜線でハッチングし、障害を受ける基準路を点線にて示しているが、実際の画面上では、障害となる建物を青色、他の障害とならない建物を灰色、のように、それぞれ異なる色で塗りつぶしてその外形を色の濃淡で表示したり、外形線を異なる色で描いて表示する等して、障害物となる建造物を一目で判別できるようにして表示することができる。また、障害を受ける基準路を赤色の点線、障害を受けない基準路を緑色、というように異なる色、線種で表示することができる。
【0058】
さらに、基準路が断面積を有する形状で表示されている場合には、障害を受ける基準路を不連続な赤色の図形とし、障害を受けない基準路を連続した緑色の図形とする等、異なる色、図形で表示することもできる。断面積を有する基準路を示す図形について、障害の有無を判別できるようにした表示形状については、以下の表示画面を示す図面においても全く同様である。
【0059】
図5には、表示装置5が計画3次元イメージデータD10に基づく結果表示を行った際の画面表示の一例が示されており、ここでは、予測地域に用途地域や都市計画の地域地区等による規制を最大限に当てはめた場合に現状と異なる建造物がハッチングされ、他の現状と変更のない建造物と一目で判別できるようにして示されているが、実際の画面上では、法規制の限度で表示されている建造物を薄紅色、現状と変更のない建造物を灰色というように、それぞれ異なる色で塗りつぶしてその外形を色の濃淡で表示したり、外形線を異なる色で描いて表示してもよい。さらに、建設可能高さ及び壁面位置の限度で表示されている建造物は、用途地域や地域地区の内容毎にさらに色分けして表示してもよく、これにより、表示されている高さが何の規制により決められた高さであるのかが一目で判断できるようにされている。
【0060】
そして、ここでは、新設予定の無線回線の基準路のうち、法規制の限度で構築されている如く表示されている建造物が路上にある基準路が点線、路上に障害物がない基準路が直線で表示されているが、実際の画面上では、障害を受ける基準路を赤色の点線、障害を受ける可能性の低い基準路を緑色の直線というように、異なる色、線種で表示することもでき、この結果障害を受ける基準路を瞬時に判別できるように表示することができる。
【0061】
上述の如く、表示装置5に表示された表示画面において、3次元表示された現状の建造物のうちで基準路に重複して表示されて障害物となる可能性のあるものがあった場合、障害となる建造物を障害となる可能性の低い建造物と色を変える等、異なる表示形式で表示すると共に、障害を受ける可能性のある基準路を障害を受ける可能性の低い基準路と色分けする等、異なる表示形式で3次元表示することにより、現状の予測地域内において基準路上に障害物が有るか否か、その障害物は何でどこにあるあるのか、その障害物の高さはどれくらいであるのか、等について、一目で判別することができるようになっている。
【0062】
さらに、建設可能高さ及び壁面位置等の法規制の最大限度で構築されている如く表示されている建造物を、その規制の種類によって色別に3次元表示すると共に、障害物が路上にある基準路を障害物が路上にない基準路と色分けして3次元表示することにより、新設予定の無線回線が、将来障害を受ける可能性が高いか低いか、その障害となるのはどこにある何であるのか、そしてその障害物の高さと、その高さの理由となっている法規制は何か、等について一目で判別することができるようになっている。
【0063】
次に、ステップS10では、表示装置5に条件設定に関する情報を入力するための入力画面が表示され、これにより、ステップS9での結果表示により、基準路により示される新設予定の無線回線が現状、又は将来において、障害を受ける可能性があった場合、障害となる建造物等を回避し、迂回基準路を見つけることができるように構成されている。すなわち、次の候補の基準路を設定するための情報を入力するための入力画面が表示されるものであり、オペレータの希望に従い入力されるものである。ステップS9において新設予定の無線の基準路が何ら障害を受けることなく、新たな候補となる基準路を探す必要がなければ、オペレータにより入力されることはない。
【0064】
ステップS11では、ステップS10において、新たな基準路のための基地局、及び予測地域を設定する条件設定に関する情報が入力され、そのデータである条件設定データD1が入力データ処理部41に入力されたか否かが判別される。条件設定データD1が入力データ処理部41に入力された場合には、ステップS11の判別結果はYESとなり、ステップS2に戻り、新しい基準路と予測地域の候補に対し、上述したステップS2〜S9の処理が繰り返される。
【0065】
そして新しい基準路である迂回基準路が、前回の処理のときのステップS9で表示装置5に表示された表示画面に重ねられて表示されるようになっており、これにより、当初の基準路と、迂回基準路とを同時に確認することができ、変更の内容を瞬時に把握できるようになっている。なお、1回の候補入力では迂回基準路を探せなかった場合には、同様の処理を繰り返し行うことにより、迂回基準路を見つけ出すことができるようになっている。
【0066】
図6には、図5に示した当初基準路が表示された表示装置5の画面に迂回基準路が重ねて表示された場合の表示画面が示されている。ここでは、説明のため、迂回基準路は一点鎖線で示されているが、迂回基準路を黄色の一点鎖線とする等、障害物が路上になく緑色の直線で表示される基準路及び赤色の点線で表示される当初基準路と、さらに色、線種を変えて表示するようにしてもよい。
【0067】
なお、例えば建物の新設工事において、チェック装置1を用い、現在の無線回線の基準路を表示装置5に3次元表示させると同時に、新設建物や施工機材等も3次元表示させるようにすれば、現在設けられている無線回線の基準路上に新設建物や施工機材等が重複して障害物となるか否かを判断することもできる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、上述の如く、現状の地盤と建造物とを3次元表示して基準路の障害物となる可能性の建造物があった場合、障害となる建造物を障害となる可能性の低い建造物と色を変える等して異なる表示形式で3次元表示し、及び又は障害物が路上にある基準路を、障害物が路上にない基準路と色分けする等異なる表示形式で3次元表示するようにしたので、現状の予測地域内において基準路上に障害物が有るか否か、その障害物は何でどこにあるのか、その障害物の高さはどれくらいであるのか、等について、一目で判別することができる。
【0069】
さらに、建設可能高さ及び壁面位置等の法規制の限度で構築されている如く表示されている建造物を、その規制の種類によって色別や異なる外形線種等、異なる表示形式で3次元表示し、及び又は障害物が路上にある基準路を障害物が路上にない基準路と色分けする等異なる表示形式で3次元表示するようにしたので、基準路により示される新設予定の無線回線が、将来障害を受ける可能性が高いか低いか、その障害物は何でどこにあるのか、そしてその障害物の高さと、その高さの理由となっている法規制は何か、等について一目で判別することができる。
【0070】
この結果、無線回線を新設する際、基準路と重複する箇所があり障害物となる可能性のある既存建造物すべてについて1つ1つ情報を入手し、個別にチェックを行う必要がないため、時間と手間とを削減することができる。また、新設予定の無線回線の基準路上に建設予定の建造物があった場合であっても、その建設内容がはっきりと決まるまで情報入手を待つ必要がなく、障害物となるのか否かを判別するのに時間がかかることがないので無線回線を新設するための計画に遅れを生じることなく、工期を延期せずに工事を進めることができる。
【0071】
さらに、新設予定の無線回線の基準路に重複して表示された建設予定の建造物が多数ある場合であっても、それらがすべて法規制毎に色分けされて表示されるので、手間と時間とをかけずに、どのような法規制により障害物となる程の高さに建設される虞があるかという理由を知ることができる。
【0072】
また、基準路に重複して表示された建設予定の建造物についてその建設内容を推定することにより基地局を構築して無線回線を新設することがなくなるので、その後に、新築された建造物により無線回線が障害を受けることがなくなり、したがって新設した無線回線が遮断されて障害を受けることもない。この結果、基準路の変更を行う必要がなくなるので、新たに無線回線を設けるための鉄柱や支線等を組み立てて構築してアンテナを設けたり、先に設置した鉄柱や支線、アンテナ等の除却工事や廃棄処分を行ったり、新たな無線回線を設ける工事を行うこともなくなるため、無駄なコストがかからなくなるという格別の効果を得ることができる。また、迂回基準路を探して表示することもできるので、新設した無線回線を後から無駄なものとすることの無いようにできる。
【0073】
また、建物等を新設する際の工事に伴う無線の電波障害発生の虞に対して調査等を行う場合に、専門業者に依頼してチェックを行う必要がなくなるため、調査のためのコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により3次元に障害物をチェックするためのシステムを動作するチェック装置を説明するためのブロック図。
【図2】チェック装置における処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示した表示装置に表示される画面表示の一例を示す図。
【図4】図1に示した表示装置に表示される画面表示の一例を示す図。
【図5】図1に示した表示装置に表示される画面表示の一例を示す図。
【図6】図1に示した表示装置に表示される画面表示の一例を示す図。
【符号の説明】
1 チェック装置
2 入力装置
3 データベース部
4 処理部
5 表示装置
31 市街地電子地図データベース(DB)
32 用途別・土地利用計画データベース(DB)
41 入力データ処理部
42 無線基準路モデリング処理部
43 既存建物モデリング処理部
44 建設可能高さ空間モデリング処理部
45 3次元モデル重複座標算出部
46 作成部
D1 条件設定データ
D2 現状地図データ
D3 計画データ
D4 基準路座標データ
D5 地域現状座標データ
D6 地域計画座標データ
D7 現状障害座標データ
D8 計画障害座標データ
D9 現状3次元イメージデータ
D10 計画3次元イメージデータ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an obstacle check device for checking the presence or absence of an obstacle on a wireless reference road using a computer.
[0002]
[Prior art]
For example, when an antenna is provided by assembling iron poles and branch lines to provide a new wireless line, at the time of planning, whether or not there is a building such as a building or structure on the reference line of the new wireless line to be obstructed Is checked in advance. Specifically, a base station, which is two reference points, is entered on a map, and a reference line is drawn from a point at a certain distance from the base station, and there is a possibility that an obstacle will be on the reference line. Look for existing buildings, and if there is a building that may be an obstacle, plan the height and shape so that all structures can be identified regardless of the number of buildings. It is a common practice to check building information such as dimensions and to check one by one whether or not it actually becomes an obstacle.
[0003]
In addition, when there is a building that is to be newly established soon on the reference line of the wireless line that is to be newly established, conventionally, building information such as a plan view and an elevation view of the building is obtained and obstacles are identified. A check is made as to whether this is the case.
[0004]
As described above, check the buildings that may become obstacles one by one, set the base station at a position where a reference line can be drawn on a route without obstacles, and install a new wireless line ing.
[0005]
On the other hand, if there is a possibility that radio interference may occur with the construction of a new building such as a new construction, the current radio wave reception condition is surveyed in advance at the time of planning, a record is created, and a photograph of the surrounding area is created. I use it to help me decide what to do about it. Investigation of these current radio wave reception states and creation of records are usually performed by requesting specialized companies.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Of the above-mentioned conventional methods, when a new line is established, a reference line is drawn on a map to search for obstacles caused by an existing building. Since it is necessary to obtain information one by one for all the structures and check them individually, there is a problem that it takes time and labor.
[0007]
Also, if there is a building to be constructed on the reference line drawn on the map, it is necessary to wait for information to be obtained until the contents of the construction plan are clearly determined, and it is determined whether or not it will be an obstacle It takes a long time to do so, which may cause problems such as delaying the plan for constructing the wireless line and extending the construction period.
[0008]
In addition, it is possible to obtain the details of the planned building that overlaps the reference line drawn on the map in a short time, and the height of the building is too high, Even if it could be judged immediately that it would be an obstacle to the reference line, what kind of laws and regulations would cause the building to be an obstacle to be built at a height that would be an obstacle In order to know the reason, it is necessary to check the restricted area and land use plan map, and when there are many buildings that become obstacles like this, it takes time and effort to find out Has problems.
[0009]
On the other hand, for the planned building that overlaps the reference line drawn on the map, we cannot wait for clear information on the contents of the construction, so we estimate the contents of the construction and check whether it will be an obstacle. If a wireless line is newly established according to the result, there is a possibility that the wireless line will be found to be subsequently obstructed by the newly constructed building. In this case, the newly established wireless line is cut off and suffers a failure, so that the reference line must be changed. As a result, it is necessary to newly establish a wireless line, and the iron poles and branch lines for the wireless line constructed earlier will be wasted, and when the iron poles and branch lines are to be removed, the removal work and disposal Disposal is costly, and installation of a new wireless line is costly, which causes a problem that the cost is multiplied.
[0010]
In addition, when investigating the possibility of radio interference caused by construction work when constructing a new building, etc., it is generally costly because a specialist contractor performs the check. There is a problem that it is.
[0011]
It is an object of the present invention to provide a wireless reference road obstacle check device using a computer, which can solve the above-mentioned problems in the prior art.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided an obstacle check device for checking an obstacle on a reference road of a wireless line using a computer, wherein the height information of a current ground and a building is provided. The first storage means for storing the current map data to which is added, the plane, height, and cross-sectional dimension information for setting a wireless reference path and the plane information for setting a predicted area are input. Input means for receiving, the respective information input from the input means, and input data processing means for obtaining the current map data of the predicted area from the first storage means based on each information; and the plane, height and First data processing means for creating three-dimensional reference road coordinate data based on cross-sectional dimension information, and creating three-dimensional area current coordinate data relating to the predicted area based on the current map data A second data processing unit that calculates overlapping coordinates by comparing the reference road coordinate data with the current regional coordinate data, and calculates the reference road represented by the reference road coordinate data having the overlapping coordinates as the overlapping coordinates. The local road coordinate data which is displayed in a display format different from the reference road represented by the reference road coordinate data having no and / or the building represented by the local current coordinate data having the overlapping coordinates does not have the overlapping coordinates Overlapping coordinate calculation means for creating current obstacle coordinate data for displaying in a display format different from the structure represented by the building, and synthesizing the reference road coordinate data, the regional current coordinate data, and the current obstacle coordinate data. Creating means for creating current three-dimensional image data, and display means for displaying the current three-dimensional image data on a screen. That radio criterion road obstacle checking apparatus using a computer is proposed.
[0013]
According to the invention of claim 2, according to the invention of
[0014]
According to the invention of
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, a display format different from the regional plan coordinate data for each set content of the plan data is used to display a building represented by coordinates different from the regional current coordinate data. Accordingly, there is proposed a wireless reference road obstacle check device using a computer for displaying a screen on the display means.
[0016]
According to a fifth aspect of the present invention, in an obstacle check device for checking an obstacle on a reference road of a wireless line using a computer, a current map to which height information of a current ground and a building is added. First storage means for storing data, setting contents of a local area at each address according to laws restricting the height, scale, etc. of the building, and the maximum height of the building at each address according to the setting contents Second storage means for storing plan data comprising the height and the limited position information of the wall, plane information for setting a wireless reference path, height and cross-sectional dimension information, and plane information for setting a predicted area; Input means for inputting the information, and receiving the respective information input from the input means, acquiring the current state map data of the predicted area from the first storage means based on each information, and from the second storage means Input data processing means for acquiring plan data relating to the predicted area, first data processing means for creating three-dimensional reference road coordinate data based on the plane, height and cross-sectional dimension information, the current map data and the plan Third data processing means for creating three-dimensional regional planning coordinate data relating to the predicted area based on the data; comparing the reference road coordinate data with the regional planning coordinate data to calculate overlapping coordinates; The reference road represented by the reference road coordinate data having the overlapped coordinates is displayed in a display format different from that of the reference road represented by the reference road coordinate data having no overlapping coordinates, and / or is displayed by the regional planning coordinate data having the overlapping coordinates. Planning obstacle coordinate data to display the building to be displayed in a different display format from the building represented by the regional planning coordinate data having no overlapping coordinates Overlapping coordinate calculating means for generating the reference road coordinate data, the area planning coordinate data, and the planning obstacle coordinate data to create planning three-dimensional image data; and the planning three-dimensional image data. And a display means for displaying a screen on a wireless reference road obstacle check apparatus using a computer.
[0017]
According to the invention of
[0018]
According to a seventh aspect of the present invention, in the invention of the sixth aspect, a building represented by coordinates different from the current regional coordinate data in the regional planning coordinate data is displayed in a different display format for each setting content of the planning data. Accordingly, there is proposed a wireless reference road obstacle check device using a computer for displaying a screen on the display means.
[0019]
According to the invention of
[0020]
According to the ninth aspect of the present invention, in the first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh or eighth aspect, the different display format is displayed in different colors. A reference road obstacle check device is proposed.
[0021]
According to a tenth aspect of the present invention, in the first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh, eighth or ninth aspect, the different display format is a different line type on a wireless reference road using a computer. An obstacle checking device is proposed.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a diagram showing, by using a computer, a reference road in which a point at a certain distance from a base station, which is a reference point, is seen, and an outline of a building such as a building in the area around the reference path. A three-dimensional obstacle check device on a reference line of a wireless line, which can easily confirm whether or not a wireless line indicated by the reference line is obstructed by displaying a dimension and overlapping the reference line and a building. It is a block diagram for explaining. Here, the reference road includes a reference line that looks at a point at a certain distance from the base station, and a reference line having a width in the radial direction according to conditions such as frequency. The
[0024]
The input unit A includes an input device 2 including, for example, a keyboard device, a mouse, or a digitizer. The data processing main unit B performs a search and a coordinate creation process based on the data input by the input unit A, and obtains a result. It comprises a
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The display unit C includes a display device 5 such as a display device for displaying the three-dimensional image data output from the
[0028]
Data input to the city area electronic map DB 31 and the application-specific / land
[0029]
The data transmitted and received between each device and the processing unit and the flow thereof will be described.
[0030]
When information relating to condition setting necessary for setting a reference route and a predicted area of a wireless line to be newly checked and to be checked is input via the input device 2, the condition setting data D1 is stored in the data processing main unit. B is transmitted to the input
[0031]
The input
[0032]
Of the data D1, D2, D3 input to the input
[0033]
Based on the received condition setting data D1, the wireless reference road
[0034]
The existing building
[0035]
The constructable height space
[0036]
The three-dimensional model overlapping coordinate
[0037]
Further, the three-dimensional model overlapping coordinate
[0038]
The creating
[0039]
The image data processing unit 47 performs data processing on the received reference road coordinate data D4, the regional current coordinate data D5, and the regional planning coordinate data D6 so that they can be displayed three-dimensionally, and outputs the reference road three-dimensional image data D11 and the local current three-dimensional image. Data D12 and regional plan three-dimensional image data D13 are created, and the created three-dimensional image data D11 to D13 are output to the display device 5. Since the image data processing unit 47 is configured to create and output each of the three-dimensional image data D11 to D13 as described above, the operator can use the display device 5 to display the current map, the height and scale of the building. It is possible to independently and three-dimensionally display the map on the plan reflecting the laws and regulations for restricting the operation and the like and the reference road on which the check is being performed.
[0040]
The display device 5 inputs the operator's input among the received present three-dimensional image data D9, plan three-dimensional image data D10, reference road three-dimensional image data D11, regional present three-dimensional image data D12, and regional plan three-dimensional image data D13. Any data according to the instruction from the device 2 is displayed on the screen.
[0041]
FIG. 2 is a flowchart for explaining the flow of the obstacle check processing on the reference road in the
[0042]
When the process is started by the
[0043]
Next, in step S2, based on the received condition setting data D1, the input
[0044]
Next, in step S3, the wireless reference road
[0045]
Next, in step S4, the existing building
[0046]
Next, in step S5, the constructable height space
[0047]
In step S6, the three-dimensional model overlapping coordinate
[0048]
In addition, when there is a coordinate of an overlapping portion, it is likely that a radio line indicated by the reference road may be damaged at present in the predicted area. The current obstacle coordinate data D7 is created. The current obstacle coordinate data D7 includes data for coloring the building that becomes the obstacle and the reference road that may be obstructed, for example, in red and yellow.
[0049]
In step S7, the three-dimensional model overlapping coordinate
[0050]
Further, if there is an overlapped coordinate, the wireless line indicated by the reference road may be damaged in the future, so the three-dimensional model overlapped coordinate
[0051]
In step S8, the creating
[0052]
The creating
[0053]
In step S9, the display device 5 sequentially displays the received result data of the current three-dimensional image data D9 and the planned three-dimensional image data D10 according to an instruction of the operator. Here, when the current three-dimensional image data D9 is displayed on the screen, when the reference road is obstructed by the current building, the building that is the obstacle and the reference road on which the obstacle is on the road are: Colors and line types are changed from buildings and reference roads not related to other obstacles so that they can be identified at a glance. If the displayed reference road does not overlap the current building and the reference road is not obstructed by the current building, the reference road and the building are each displayed in a single color.
[0054]
Further, when the plan three-dimensional image data D10 is displayed on the screen of the display device 5, laws and regulations such as a use district and a city planning area are applied to the current building, and the current building has a high construction limit. And it is displayed as being constructed at the wall position. Buildings that have been constructed at the legal limit and changed from the current state are displayed in a different color from the building as it is even when legal regulations are applied. At the same time, the buildings displayed at the limit of the height that can be built are displayed in different colors according to the contents of regulations, such as restricted zones and regional districts in city planning.
[0055]
If the newly established wireless reference path is obstructed by at least one of the buildings displayed at the limit of the height that can be built, the graphic indicating the disturbed wireless reference path is: The display is changed so as to be distinguished at a glance by changing the figure and the color indicating the reference road which is not subject to obstacles.
[0056]
3 to 5 show an example of a screen display that is displayed on the display device 5 as a result. FIG. 3 shows that when the display device 5 performs a screen display based on the current three-dimensional image data D9 and a new reference route for a check target is newly established in the current predicted area, the reference route may be subject to any obstacle. A state without sex is shown. Here, for example, the reference road is painted in green, the building is painted in gray, and the shape is displayed in shades of color. Also, in FIG. 3, all the reference roads are shown by straight lines, but this is a display screen when the operator enters the setting conditions for the first time and the section radius of the reference road is set to zero. Is what it is. When a required numerical value larger than zero is input as the cross-sectional radius dimension of the reference path in accordance with conditions such as frequency, the reference path is represented by a shape having a cross-sectional area. The shape of the figure showing the reference path is exactly the same in the drawings showing the following screen displays.
[0057]
FIG. 4 shows another example of the screen display when the display device 5 performs the result display based on the current three-dimensional image data D9. In this example, the wireless communication device to be checked during the current predicted area is shown. When a reference road is newly established, a state where one reference road is obstructed by one building is shown. At this time, in FIG. 4, for the sake of explanation, the building that becomes an obstacle is hatched with diagonal lines, and the reference road that receives the obstacle is shown by a dotted line. The buildings that will be obstacles can be seen at a glance, such as by painting the different buildings in different colors, such as gray, and displaying their outlines in different shades of color, or by drawing the outlines in different colors. It can be displayed so that it can be determined. In addition, the reference road that receives the obstacle can be displayed in a different color and line type, such as a red dotted line, and the reference road that does not receive the obstacle can be displayed in green.
[0058]
Further, when the reference road is displayed in a shape having a cross-sectional area, the reference road receiving the obstacle is a discontinuous red figure, and the reference road not receiving the obstacle is a continuous green figure. It can also be displayed in colors and figures. Regarding a figure showing a reference path having a cross-sectional area, a display shape that enables determination of the presence or absence of an obstacle is exactly the same in the drawings showing the following display screens.
[0059]
FIG. 5 shows an example of a screen display when the display device 5 performs the result display based on the plan three-dimensional image data D10. Buildings that differ from the current situation are hatched when the regulations are applied to the maximum extent, and are shown so that they can be distinguished at a glance from other buildings that have not changed from the current situation. Paint buildings in different colors, such as light red for buildings that are displayed as limits and gray for buildings that have not changed from the current state, or draw the outline with shades of color, or draw outlines with different colors It may be displayed. In addition, the buildings that are displayed with the limit of the height that can be built and the position of the wall surface may be displayed in different colors according to the contents of the restricted area or the local area. It is possible to determine at a glance whether the height is determined by the regulations.
[0060]
Here, of the reference roads of the radio line to be newly established, the reference roads on which the buildings indicated as being constructed under the limits of laws and regulations are on the road are dotted lines, and the reference roads on which there are no obstacles on the roads are Although it is displayed as a straight line, on the actual screen, the reference route that is subject to obstacles should be displayed in a different color and line type, such as a dotted red line, and the reference route that is less likely to be affected is a green straight line. As a result, it is possible to display such that the reference road suffering the obstacle can be instantaneously determined.
[0061]
As described above, on the display screen displayed on the display device 5, when there is a three-dimensionally displayed current building that may be overlapped with the reference road and become an obstacle, Display the building that becomes an obstacle in a different display format, such as changing the color of the building that is unlikely to cause obstacles, and color-code the reference road that is likely to be obstructed with the reference road that is less likely to be obstructed. By displaying three-dimensional images in different display formats, such as whether or not there is an obstacle on the reference road in the current predicted area, what the obstacle is, where it is, and how high the obstacle is. Whether it exists or not can be determined at a glance.
[0062]
In addition, buildings that are displayed as being constructed at the maximum limits of laws and regulations, such as the height that can be constructed and the position of the wall surface, are displayed three-dimensionally by color according to the type of the regulations, and a standard where obstacles are on the road. The road is color-coded and three-dimensionally displayed with the reference road where no obstacles are on the road, so that the radio line to be newly established is likely or unlikely to be obstructed in the future, and what is the obstacle. It is now possible to determine at a glance what the obstacle is, what height the obstacle is, and what laws and regulations are the reasons for the height.
[0063]
Next, in step S10, an input screen for inputting information relating to the condition setting is displayed on the display device 5, whereby the result display in step S9 indicates that the radio line to be newly established indicated by the reference road is currently Alternatively, if there is a possibility of being obstructed in the future, the building is constructed so that a building that becomes an obstacle can be avoided and a detour reference road can be found. That is, an input screen for inputting information for setting the next candidate reference road is displayed, which is input as desired by the operator. In step S9, if there is no obstacle to the wireless reference road to be newly established and it is not necessary to search for a new candidate reference road, there is no input by the operator.
[0064]
In step S11, in step S10, information on the condition setting for setting the base station for the new reference road and the predicted area is input, and the condition setting data D1, which is the data, is input to the input
[0065]
Then, the detour reference road, which is a new reference road, is displayed so as to be superimposed on the display screen displayed on the display device 5 in step S9 in the previous processing, whereby the original reference road is And the detour reference road can be checked at the same time, and the contents of the change can be instantaneously grasped. If a detour reference route cannot be found by one candidate input, the same process is repeated to find a detour reference route.
[0066]
FIG. 6 shows a display screen in the case where the detour reference road is superimposed on the screen of the display device 5 on which the initial reference road shown in FIG. 5 is displayed. Here, for the sake of explanation, the detour reference route is shown by a dashed line, but the detour reference route is indicated by a single-dot chain line in yellow. The display may be displayed in a different color and line type from the initial reference road indicated by the dotted line.
[0067]
For example, in the construction of a new building, if the
[0068]
【The invention's effect】
According to the present invention, as described above, if there is a building that may become an obstacle on a reference road by displaying the current ground and the building three-dimensionally, the building that becomes an obstacle may become an obstacle 3D display in a different display format, such as by changing the color of a low-impact building, and / or a different display format, such as color-coding a reference road with obstacles on the road with a reference road without obstacles on the road. Since it is displayed in three dimensions, it is possible to see at a glance whether there is an obstacle on the reference road in the current predicted area, what the obstacle is, where it is, how high the obstacle is, etc. Can be determined.
[0069]
In addition, buildings that are displayed as being constructed within the limits of laws and regulations, such as the height at which they can be constructed and the position of the wall surface, are displayed three-dimensionally in different display formats, such as colors or different outline types, depending on the type of the regulations. And / or three-dimensionally display the reference road where the obstacle is on the road in a different display format such as color-coding the reference road where the obstacle is not on the road. Determine at a glance whether the obstacle is likely or unlikely in the future, what the obstacle is and where it is, what the obstacle is, and what laws and regulations are causing the height. be able to.
[0070]
As a result, when establishing a new wireless line, it is not necessary to obtain information on every existing building that may overlap with the reference road and may become an obstacle, and it is not necessary to perform individual checks. Time and labor can be reduced. Also, even if there is a building to be built on the reference road of the new wireless line, there is no need to wait for information to be obtained until the contents of the construction are clearly determined. Since it does not take much time to complete the construction, the construction of the new wireless line can be carried out without delay and without delaying the construction period.
[0071]
Furthermore, even if there are a large number of buildings to be constructed that are duplicated and displayed on the reference road of the newly established wireless line, they are all displayed in different colors according to laws and regulations, so that it takes time, time and effort. It is possible to know the reason why there is a risk that the building may be constructed at a height enough to become an obstacle due to the laws and regulations.
[0072]
In addition, by estimating the contents of the construction to be constructed, which is displayed in duplicate on the reference road, it is not necessary to construct a base station and establish a new radio line. The wireless line will not be interrupted, and therefore the newly installed wireless line will not be interrupted and will not be affected. As a result, there is no need to change the reference road, so assembling and constructing iron poles and branch lines for installing new wireless lines and installing antennas, and removing iron poles, branch lines, antennas, etc. installed earlier Since there is no need to carry out construction work for installing or disposing of a new wireless line, it is possible to obtain a special effect that unnecessary costs are eliminated. Also, since the detour reference route can be searched and displayed, it is possible to prevent the newly established wireless line from being wasted later.
[0073]
Also, when investigating the possibility of radio interference caused by construction work when constructing a new building, etc., there is no need to ask a specialized contractor to perform a check. can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram for explaining a check device that operates a system for checking an obstacle in three dimensions according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining the flow of processing in the check device.
FIG. 3 is a view showing an example of a screen display displayed on the display device shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a view showing an example of a screen display displayed on the display device shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a view showing an example of a screen display displayed on the display device shown in FIG. 1;
FIG. 6 is a view showing an example of a screen display displayed on the display device shown in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1 Check device
2 Input device
3 database section
4 Processing unit
5 Display device
31 Urban Area Electronic Map Database (DB)
32 Land Use Planning Database (DB) by Use
41 Input data processing unit
42 wireless reference path modeling processor
43 Existing Building Modeling Department
44 Constructable Height Space Modeling Processing Unit
45 3D model overlapping coordinate calculation unit
46 Creation Department
D1 Condition setting data
D2 Current map data
D3 Planning data
D4 Reference road coordinate data
D5 Regional current coordinate data
D6 Regional planning coordinate data
D7 Current obstacle coordinate data
D8 Plan obstacle coordinate data
D9 Present 3D image data
D10 Plan 3D image data
Claims (10)
現在の地盤と建造物との高さ情報が付加されている現状地図データを格納しておく第1記憶手段と、
無線の基準路を設定するための平面、高さ及び断面寸法情報と予測地域を設定するための平面情報とを入力するための入力手段と、
前記入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得する入力データ処理手段と、
前記平面、高さ及び断面寸法情報に基づき3次元の基準路座標データを作成する第1データ処理手段と、
前記現状地図データに基づき前記予測地域に関する3次元の地域現状座標データを作成する第2データ処理手段と、
前記基準路座標データと前記地域現状座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する前記地域現状座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない前記地域現状座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示するための現状障害座標データを作成するための重複座標算出手段と、
前記基準路座標データと前記地域現状座標データと前記現状障害座標データとを合成して現状3次元イメージデータを作成する作成手段と、
前記現状3次元イメージデータを画面表示するための表示手段と
を備えたことを特徴とするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置。In an obstacle check device for checking an obstacle on a reference road of a wireless line using a computer,
First storage means for storing current map data to which height information of the current ground and the building is added;
Input means for inputting plane, height and cross-sectional dimension information for setting a wireless reference path and plane information for setting a predicted area,
Input data processing means for receiving each information input from the input means, and acquiring current map data of the predicted area from the first storage means based on each information;
First data processing means for creating three-dimensional reference road coordinate data based on the plane, height, and cross-sectional dimension information;
Second data processing means for creating three-dimensional area current coordinate data on the predicted area based on the current map data;
The reference road coordinate data is compared with the current regional coordinate data to calculate overlapping coordinates, and the reference road represented by the reference road coordinate data having the overlapping coordinates is represented by the reference road coordinate data having no overlapping coordinates. And a building represented by the local current coordinate data having the overlapping coordinates is different from a building represented by the local current coordinate data having no overlapping coordinates. Overlapping coordinate calculation means for creating current fault coordinate data for display in a display format;
Creation means for creating the current three-dimensional image data by combining the reference road coordinate data, the current area coordinate data, and the current obstacle coordinate data;
And a display unit for displaying the current three-dimensional image data on a screen.
建造物の高さ、規模等を制限する法律による各住所での地域地区の設定内容、及び該設定内容に従う各住所での建造物の最高限度高さ及び壁面の制限位置情報から成る計画データを格納しておく第2記憶手段をさらに備え、
前記入力処理手段が、入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得すると共に、前記第2記憶手段から前記予測地域に関する計画データをさらに取得し、
前記現状地図データと前記計画データとに基づき前記予測地域に関する3次元の地域計画座標データを作成する第3データ処理手段をさらに備え、
前記重複座標算出手段が、前記基準路座標データと前記地域計画座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する地域計画座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない地域計画座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示する計画障害座標データをさらに作成し、
前記作成手段が前記基準路座標データと前記地域計画座標データと前記計画障害座標データとを合成して計画3次元イメージデータをさらに作成し、
前記表示手段が前記計画3次元イメージデータをさらに画面表示するコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置。A wireless reference road obstacle check device using the computer according to claim 1,
The planning data consisting of the setting contents of the local area at each address according to the law restricting the height and scale of the building, and the maximum height of the building and the limiting position information of the wall at each address according to the setting contents Further comprising a second storage means for storing,
The input processing means receives each piece of information input from the input means, acquires current map data of the predicted area from the first storage means based on each piece of information, and obtains a plan relating to the predicted area from the second storage means. Get more data,
A third data processing unit that creates three-dimensional regional planning coordinate data on the predicted area based on the current map data and the planning data;
The overlapping coordinate calculation means compares the reference road coordinate data with the regional planning coordinate data to calculate overlapping coordinates, and stores a reference road represented by the reference road coordinate data having the overlapping coordinates with the overlapping coordinates. The reference road represented by the reference road coordinate data not displayed is displayed in a display format different from that of the reference road, and / or the building represented by the regional planning coordinate data having the overlapping coordinates is represented by the regional planning coordinate data having no overlapping coordinates. Create planned obstacle coordinate data to be displayed in a different display format from the building
The creating means further creates the planned three-dimensional image data by combining the reference road coordinate data, the regional planning coordinate data, and the planned obstacle coordinate data;
A wireless reference roadway obstacle checking device using a computer, wherein the display means further displays the planned three-dimensional image data on a screen.
現在の地盤と建造物との高さ情報が付加されている現状地図データを格納しておく第1記憶手段と、
建造物の高さ、規模等を制限する法律による各住所での地域地区の設定内容、及び該設定内容に従う各住所での建造物の最高限度高さ及び壁面の制限位置情報から成る計画データを格納しておく第2記憶手段と、
無線の基準路を設定するための平面、高さ及び断面寸法情報と予測地域を設定するための平面情報とを入力するための入力手段と、
前記入力手段から入力された各情報を受け取り、各情報に基づき前記第1記憶手段から前記予測地域の現状地図データを取得すると共に、前記第2記憶手段から前記予測地域に関する計画データを取得する入力データ処理手段と、
前記平面、高さ及び断面寸法情報に基づき3次元の基準路座標データを作成する第1データ処理手段と、
前記現状地図データと前記計画データとに基づき前記予測地域に関する3次元の地域計画座標データを作成する第3データ処理手段と、
前記基準路座標データと前記地域計画座標データとを比較して重複座標を算出し、該重複座標を有する基準路座標データにより表される基準路を前記重複座標を有しない基準路座標データにより表される基準路と異なる表示形式で表示し、及び又は前記重複座標を有する地域計画座標データにより表される建造物を前記重複座標を有しない地域計画座標データにより表される建造物と異なる表示形式で表示する計画障害座標データを作成するための重複座標算出手段と、
前記基準路座標データと前記地域計画座標データと前記計画障害座標データとを合成して計画3次元イメージデータを作成する作成手段と、
前記計画3次元イメージデータを画面表示するための表示手段と
を備えたことを特徴とするコンピュータを用いた無線の基準路上障害物チェック装置。In an obstacle check device for checking an obstacle on a reference road of a wireless line using a computer,
First storage means for storing current map data to which height information of the current ground and the building is added;
The planning data consisting of the setting contents of the local area at each address according to the law restricting the height and scale of the building, and the maximum height of the building and the limiting position information of the wall at each address according to the setting contents Second storage means for storing;
Input means for inputting plane, height and cross-sectional dimension information for setting a wireless reference path and plane information for setting a predicted area,
An input for receiving information input from the input means, obtaining current map data of the predicted area from the first storage means based on the information, and obtaining plan data relating to the predicted area from the second storage means; Data processing means;
First data processing means for creating three-dimensional reference road coordinate data based on the plane, height, and cross-sectional dimension information;
Third data processing means for creating three-dimensional regional planning coordinate data for the predicted area based on the current map data and the planning data;
The reference road coordinate data is compared with the regional planning coordinate data to calculate overlapping coordinates, and the reference road represented by the reference road coordinate data having the overlapping coordinates is represented by the reference road coordinate data having no overlapping coordinates. A display format different from the reference road to be displayed, and / or a display format different from the building represented by the regional planning coordinate data having no overlapping coordinates, the building represented by the regional planning coordinate data having the overlapping coordinates. Overlapping coordinate calculating means for creating planned obstacle coordinate data to be displayed in
Creating means for creating the planned three-dimensional image data by combining the reference road coordinate data, the regional planning coordinate data, and the planned obstacle coordinate data;
And a display unit for displaying the planned three-dimensional image data on a screen.
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---|---|---|---|
JP2002210124A JP2004053846A (en) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | Apparatus for checking obstacle on reference street for radio communication by using computer |
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杉原健一,外1名: "GISベースの多目的3次元仮想都市空間の構築", 情報処理学会研究報告 99−HI−85, vol. 第99巻,第87号, JPN6007015370, 15 October 1999 (1999-10-15), JP, pages 7 - 12, ISSN: 0000949743 * |
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渡辺一正: "シティモデリング 身近になる大規模な3次元都市モデル制作", 日経CG, vol. 第168巻, JPN6007015367, 8 September 2000 (2000-09-08), JP, pages 94 - 119, ISSN: 0000949741 * |
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