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JP2004043158A - Paper sheet carrying device and image forming device - Google Patents

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JP2004043158A
JP2004043158A JP2002205648A JP2002205648A JP2004043158A JP 2004043158 A JP2004043158 A JP 2004043158A JP 2002205648 A JP2002205648 A JP 2002205648A JP 2002205648 A JP2002205648 A JP 2002205648A JP 2004043158 A JP2004043158 A JP 2004043158A
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time
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feeding
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an image forming device capable of preventing the lowering of productivity due to an increase in the load in a paper sheet carrying section and the influence of aging. <P>SOLUTION: Time T from when a paper sheet starting signal for driving a pick-up roller 2 is dispatched to when the tip of the paper sheet reaches a second paper sheet sensor 7 is measured, and a correction coefficient k is calculated taking the ratio of the time T and the desired value T<SB>0</SB>from when the paper sheet starting signal is dispatched to when the tip of the paper sheet reaches the second paper sheet sensor 7 as a reference value. The number of the rotation of a motor for driving a roller relating the carrying of a paper sheet is corrected using the correction coefficient k. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、記録媒体(以下、用紙という)を搬送する用紙搬送部を備えている。
ここで、画像形成装置の一例における用紙搬送部の構成と動作について図10及び図11を参照して説明する。なお、図10は、上記用紙搬送部の構成を概略的に示す模式図である。また、図11は、その用紙搬送部の動作を示すタイミングチャート(b)及び搬送される用紙の先端と後端の位置関係を、縦軸を用紙積載時の用紙先端位置からの距離、横軸を時間にとって表したグラフ(a)である。
【0003】
図10において、符号1は記録媒体である用紙Pを収納する用紙トレイであり、その用紙トレイ1の上部にピックアップローラ2が設けられている。ピックアップローラ2の用紙搬送方向の下流側近傍には、FRR方式の用紙分離部を構成するフィードローラ3とリバースローラ4が圧接配置されている。
【0004】
用紙トレイ1の上方には像担持体としての感光体ドラム12が配設されている。その感光体ドラム12に圧接して転写手段としての転写ローラ11が設けられ、感光体ドラム12上に形成された顕画像を用紙上に転写させる転写部を形成している。上記の用紙分離部と転写部の間には第1搬送ローラ対6,第2搬送ローラ対8及びレジストローラ対10が配設されている。また、用紙分離部と転写部間の用紙搬送路には各ガイド板(符号なし)が設けられている。そして、フィードローラ3とリバースローラ4からなる用紙分離部の直下流位置には第1用紙センサ5(センサa)が配置され、第2搬送ローラ対8の上流側近傍には第2用紙センサ7(センサb)が配置され、レジストローラ対10の直上流位置にはレジストセンサ9(センサc)が配置されている。
【0005】
用紙トレイ1に積載された用紙Pは先端位置がAの位置にある。そして、給紙開始を指令する給紙信号がONとなるのをトリガとしてピックアップローラ2が下降・回転し、用紙を分離部(B位置)に送り出す。フィードローラ3とリバースローラ4はピックアップローラ2の駆動開始と同時に駆動開始され、用紙を1枚に分離する。本例では、ピックアップローラ2,フィードローラ3及びリバースローラ4は同一のモータで駆動されている。
【0006】
1枚に分離された用紙の先端が第1用紙センサ5(C位置)に達するとピックアップローラ2が上昇及び駆動切断され、ピックアップローラ2による用紙の搬送が無くなる。その後、用紙はフィードローラ3の搬送力により搬送され、第1搬送ローラ対6(E位置)に達する。フィードローラ3の駆動は、フィードローラ3の駆動開始後、一定の時間(t1)になると切れるが、このときに用紙先端が第1搬送ローラ対6(E位置)に達した後となるよう、上記の時間:t1が設定されている。フィードローラ3の駆動が切れたときの用紙先端位置を図中にFとして示す。
【0007】
フィードローラの駆動が切れた後、用紙は第1搬送ローラ対6により送られる。その後、用紙先端が第2用紙センサ7(G位置)を通過する。用紙先端がG位置に達したことを第2用紙センサ7が検知したことをトリガとして、感光体ドラム12への画像書込みが開始される。本例の場合、具体的には、第2用紙センサ7がオンしてから20msec後に画像書込みスタート、というような制御による。なお、第1及び第2搬送ローラ対6,8は、図示しない同一の搬送ローラモータで駆動されている。
【0008】
さらに、用紙先端がレジストセンサ9(I位置)に達してから所定の時間(t2)後に上記の搬送ローラモータはオフとなり、第1及び第2搬送ローラ対6,8は駆動オフとなる。なお、用紙先端がI位置を通過してから所定時間t2が経ったときには、用紙先端がレジストローラ対10に達しているようにt2が設定されており、このときレジストローラ対10は停止している。このt2の設定により用紙先端はレジストローラ10に突き当たってたるみを作り、スキュー補正が行なわれる。本例ではt2=37.5msecに設定されている。
【0009】
その後レジストローラ10の駆動ONと同時に上記搬送ローラモータはONとなり、第1及び第2搬送ローラ対6,8が回転を始め、用紙を感光体ドラム12と転写ローラ11が対向する転写部に送り、画像を転写する。なお、レジストローラ対10をONするタイミングは、第2用紙センサ7がONしてから所定の時間t3(本例ではt3=400msec)後にONとなるよう設定されており、これにより感光体ドラム12上に形成された画像と用紙の位置を合わせている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、用紙搬送に関わる各ローラの経時での搬送力低下に伴う用紙搬送時のスリップの増加、用紙搬送に関わる各ローラの経時での磨耗による外径の減少に伴う用紙搬送速度(以下、用紙線速という)の低下により、装置の生産性が低下するという問題が生じる。
【0011】
これはすなわち、用紙の搬送において、用紙の搬送速度は用紙を搬送する際の負荷(例えば、分離部のリバースローラ4による負荷、用紙同士の密着による負荷など)によりスリップしながら送られるため、負荷の小さな用紙ではスリップが小さく、負荷の大きな用紙ではスリップが大きくなる傾向にある。経時では、ローラへの紙粉の付着、磨耗による表面性の変化、ゴムの経時での材質の劣化などに寄るμ(ミュー)の低下により搬送力が低下することから、用紙搬送時のスリップは経時で大きくなる。また、スリップとは別に、経時でローラが磨耗することにより外径が小さくなることによる用紙線速の低下も発生する。
【0012】
本例における、ローラへの負荷がmax時とmin時の、初期と経時でのそれぞれのスリップ率と、経時によるローラの外径の減少による搬送速度の減少の影響を考慮して求めた実際の用紙線速、搬送の所要時間を次の表1に示した。
【0013】
【表1】

Figure 2004043158
【0014】
表1より、給紙開始からレジストローラがONするまでの時間は、スリップ・磨耗の影響がないと仮定したときの理想状態では979.8msecであるのに対し、初期における負荷min時を条件(I)、初期における負荷max時を条件(II)、経時における負荷min時を条件(III)、経時における負荷max時を条件(IV)とすると、それぞれ1005.2msec,1014.4msec,1027.2msec,1037.0msecとなる。
【0015】
また、図12は、この表1をグラフ化したものであり、初期における負荷min時(I)と、経時における負荷max時(IV)の、2つの条件での用紙先端及び後端の位置と時間の関係を示している。レジストローラ対10での用紙のたるみ作成のために、用紙先端はレジストローラ対10(J位置)で37.5msec止められ(このとき第1及び第2搬送ローラ対6,8は駆動中)、さらに、感光体ドラム12に書き込まれた画像との位置合わせのため第2用紙センサ7がONしてから400msec後までレジストローラ対10で待機している(このときは第1及び第2搬送ローラ対6,8は駆動停止)。
【0016】
レジストローラ対10以降での用紙の線速はレジストローラが充分な搬送力を持っていることからスリップはほとんど発生せず、狙いの用紙線速400mm/secとしている。また、1枚の用紙を給紙後に、次の用紙を給紙するタイミングは、第1用紙センサ5(C位置)で用紙後端を検知後、120ms後に次の用紙の給紙スタートを行うよう制御されている。
【0017】
なお、図11(a)における実線と太破線は、表1の経時での負荷max時の実用紙線速によるもの(表1のIVを抜き出したもの)である。
図12では、初期における負荷min時(I)と、経時における負荷max時(IV)の条件で用紙を連続で送った場合の、レジストローラ対10での用紙搬送の1サイクルが、
条件Iでは781.7ms/1枚→76.76CPM(COPY per MINITES)
(計算式、60sec÷0.7817s/枚)
条件IVでは814.7ms/1枚→73.65CPM
(計算式、60sec÷0.8147s/枚)
となり、給紙負荷の増加、経時での搬送力の低下によるコロのスリップの増加と経時でのコロの磨耗による用紙線速の低下の影響でCPMが小さくなっていることが判る。
【0018】
また、連続給紙時のレジストローラ対10(J位置)での用紙の後端と次の用紙の先端との間隔は、
条件Iでは279.2ms→111.7mm
(計算式,0.2792sec×レジストローラ線速400mm/ses)
条件IVでは312.2ms→124.9mm
(計算式、0.3122sec×レジストローラ線速400mm/ses)
となり、実際の用紙ヘのプリントに寄与しない用紙間隔が大きくなっている。
【0019】
このように、従来の画像形成装置においては、用紙搬送負荷の変化、経時でのローラの搬送力低下によるスリップ率の増加、経時でのローラの磨耗による用紙線速低下により、生産性(コピー・プリントの生産性)が低下するという問題があった。
【0020】
本発明は、従来の画像形成装置の用紙搬送部における上述の問題を解決し、負荷の増加および経時での影響による生産性の低下を防止することのできる用紙搬送装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、用紙搬送手段と、用紙搬送路中に配置され用紙の有無を検知する用紙センサとを有する用紙搬送装置において、用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの比率(T/T)に基づく補正係数:kを算出し、前記検出時間:T測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=k×Rに補正することにより解決される。
【0022】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送手段と、用紙搬送路中に所定の距離を置いて配置され用紙の有無を検知する少なくとも2つの用紙センサとを有する用紙搬送装置において、用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの比率(Tp/Tp)に基づく補正係数:kpを算出し、前記検出時間:Tp測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=kp×Rに補正することを提案する。
【0023】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送手段と、用紙搬送路中に配置され用紙の有無を検知する用紙センサとを有する用紙搬送装置において、用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの差(T−T)に基づく補正時間:fを算出し、以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fだけ早めることを提案する。
【0024】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送手段と、用紙搬送路中に所定の距離を置いて配置され用紙の有無を検知する少なくとも2つの用紙センサとを有する用紙搬送装置において、用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの差(Tp−Tp)に基づく補正時間:fpを算出し、以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fpだけ早めることを提案する。
【0025】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記用紙センサ、あるいは前記2つの用紙センサのうちの1つの用紙センサが、当該用紙搬送装置が装着される画像形成装置における画像形成開始のタイミングを指示するために用いられるセンサであることを提案する。
【0026】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、装置電源投入後の最初の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを提案する。
【0027】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、装置電源投入後の所定枚数目の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを提案する。
【0028】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、装置電源投入後の所定時間経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを提案する。
【0029】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、装置設置後の所定日数経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを提案する。
【0030】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定枚数の給紙毎に行うことを提案する。また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定時間経過毎に行うことを提案する。
【0031】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙積載部にセットされた用紙の有無を検知する用紙有無検知機構を有し、該用紙有無検知機構の検知出力が「紙無し」から「紙あり」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うことを提案する。
【0032】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙を収納する用紙収納手段の装着状態を検知する用紙収納手段装着状態検知機構を有し、該検知機構の検知出力が「用紙収納手段非装着」から「用紙収納手段装着」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うことを提案する。
【0033】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙を収納する用紙収納手段を複数備える場合、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出は各用紙収納手段毎に行われることを提案する。
【0034】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を指示する入力手段を設けることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを複数回算出した値の平均値を補正値とすることを提案する。
【0035】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を表示する手段を有することを提案する。
【0036】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記あらかじめ設定した所定時間:Tを、用紙搬送時の用紙スリップ及び用紙搬送手段の磨耗がないと仮定して計算により求められる給紙スタート信号から用紙先端が前記用紙センサに達するまでの時間に設定することを提案する。
【0037】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記あらかじめ設定した所定時間:Tpを、用紙搬送時の用紙スリップ及び用紙搬送手段の磨耗がないと仮定して計算により求められる前記2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間に設定することを提案する。
【0038】
また、前記の課題は本発明により、請求項1〜19のいずれか1項に記載の用紙搬送装置を備える画像形成装置により解決される。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置がホストマシーンに接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を前記ホストマシーンに表示することを提案する。
【0039】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置が通信手段を介して管理装置に接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を通信手段を介して前記管理装置に発信することを提案する。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す断面図である。
【0041】
図1に示すように、本実施形態のデジタル複写機100は、原稿給送ユニット101、原稿読み取りユニット102、光書き込みユニット103、作像ユニット104、給紙ユニット105及び排紙ユニット106等で構成される。
【0042】
原稿給送ユニット101は例えば自動原稿送り装置(ADF)であり、原稿載置台上に載置された読み取り用の原稿を原稿読み取りユニット102の原稿読み取り位置まで給送し、読み取り後、読み取り済み原稿載置台上に排紙する。原稿読み取りユニット102は、原稿面を照らしながら第1キャリッジ、第2キャリッジを副走査方向に走査させ、原稿面からの反射光を第1キャリッジ及び第2キャリッジに搭載された反射ミラーを経て結像レンズでCCDの結像面に結像し、CCDで電気信号に変換して読み取るものである。
【0043】
光学的に読み取りられ、電気信号に変換された画像情報は画像書き込みに必要な画像処理を施され、レーザダイオードを変調し、変調されたレーザ光をポリゴンミラーによって主走査方向に走査し、作像ユニット104の感光体ドラムに書き込むものである。
【0044】
作像ユニット104は感光体ドラム12と、感光体ドラム12の外周に沿って設けられた帯電チャージャ、現像器、転写器、分離器、クリーナ、除電器などの電子写真方式の作像要素とからなり、光書き込みにより感光体ドラム12上に形成された潜像を現像器によって顕像化するものである。顕像化されたトナー画像は、給紙ユニット105から給送された用紙上に転写器によって転写され、定着器で用紙表面に定着した後、排紙ユニット106から画像形成装置100外に排紙される。給紙ユニット106は、装置下部に設けられた給紙段から給紙されるものの他に、本実施形態では、両面給紙装置108を備え、用紙の両面に画像を形成することができるようになっている。
【0045】
なお、図1に示した画像形成装置100自体は電子写真方式の画像形成手段を備えた公知の構成のものなので、各ユニットの詳細な説明は省略する。
図2は、デジタル複写機100の制御部の構成を示すブロック図である。同図に示すように、当該制御部は、装置全体及び各ユニットを制御するコントローラ200と、コントローラ200に検知信号を出力するレジストセンサ9及び第1,第2用紙センサ5,7と、コントローラ200からの制御信号が入力されるメインモータ駆動回路210と、レジストモータ駆動回路220と、第1及び第2の搬送モータ駆動回路230,240と、第1及び第2の給紙モータ駆動回路250,260と、レーザ変調駆動回路270とから基本的に構成されている。
【0046】
メインモータ駆動回路210は、感光ドラム12、搬送ベルト213、定着器214及び排紙ローラ215などを駆動するメインモータ211の駆動を制御する。
【0047】
レジストモータ駆動回路220は、レジストモータ221のON/OFFを制御し、これによりレジストローラ10を回転または停止させる。第1及び第2の搬送モータ駆動回路230,240は、それぞれ搬送モータ231,241のON/OFFを制御し、搬送ローラ232,242を回転または停止させる。
【0048】
第1及び第2の給紙モータ駆動回路250,260は、それぞれ給紙モータ251,261のON/OFFを制御し、給紙ローラ252,262を回転または停止させる。レーザ変調駆動回路270は半導体レーザ(LD)271を変調し、制御する。
【0049】
なお、コントローラ200はCPU、ROM及びRAMを含み、ROMにはCPUで実行されるプログラムが格納され、CPUはRAMをワークエリアとして使用しながら前記ROMに格納されたプログラムに基づいて各種の制御を実行する。また、前記RAMにはCPUで処理するために必要な情報が適宜記憶される。
【0050】
次に、本デジタル複写機100の用紙搬送部の構成について説明するが、本実施形態における用紙搬送部のハード的な構成は図1により説明したものと同様であるので、同じ図面を用いて説明する。なお、重複する説明は省略する。また、図2におけるレジストローラ222は図10のレジストローラ10に相当し、搬送ローラ232,242は図10の搬送ローラ6,8に相当し、給紙ローラ252,262は図10のピックアップローラ2及びフィードローラ3に相当する。
【0051】
図10に示す第2用紙センサ7(センサb)は、用紙の有無を検知するセンサであり、先に説明した従来技術では第2用紙センサ7が用紙先端を検知したことをトリガとして感光体ドラム12への画像書き込みを開始していた。
【0052】
本実施形態では、この第2用紙センサ7を、感光体ドラム12への画像書き込みを開始するためのセンサとして用いることに加えて、用紙給紙時に、給紙スタート信号から用紙先端がセンサ位置(G位置)に達するまでの時間:Tを測定するためのセンサとしても用いるようにしている。
【0053】
本実施形態における用紙搬送の動作及びタイミングは基本的には先に説明した従来例と同様である。ただし、本実施形態では、上記の時間:Tを測定し、その時間:Tに基づいて用紙搬送に関わるモータの回転数をフィードバック制御するように構成している。
【0054】
なお、本例のデジタル複写機100では図1に示すように4段の給紙カセットを備えており、各カセットから給紙された用紙先端がセンサ7位置(G位置)に達するまでの時間はカセット毎に異なることになる。ここでは、説明を判りやすくするため、ある1つのカセットから給紙する場合を代表に説明する。上記の時間:Tの測定は、本例では複写機本体の電源が入れられて給紙カセットから最初に給紙を行うときに測定する。
【0055】
ただし、他のカセットの場合も同様であり、複写機本体の電源が入れられた後、そのカセットからの最初の給紙時に上記の時間:Tを測定し、その時間:Tに基づいてそのカセットからの用紙搬送に関わるモータの回転数をフィードバック制御する。
【0056】
さて、話をある1つのカセット(例えば最上段のカセット)から給紙する場合として説明する。ここで、フィードローラ3及びピックアップローラ2等を駆動するモータをM1,第1及び第2搬送ローラ対6,8を駆動するモータをM2とし、
1枚目の用紙給紙時のM1の回転数をR1、
1枚目の用紙給紙時のM2の回転数をR2、
1枚目の用紙給紙時の給紙スタート信号から用紙先端が第2用紙センサ7に達するまでの時間をT、
とすると、
【0057】
2枚目以降の用紙給紙時のM1の回転数:R1´は、kを補正係数として、
R1´=k・R1……式(1)
となるように制御される。
【0058】
補正係数kは(T/T)を基準として定めており、一例としてk=T/Tとする。上記のT はあらかじめ設定した値であり、ここではT=「ローラのスリップ及び磨耗がないと仮定したときの計算により求められる給紙スタート信号から用紙先端が第2用紙センサ7に達するまでに要する時間」とする。したがって、上記のR1´=k・R1=R1(T/T)となる。
【0059】
なお、補正係数kは必ずしも(T/T)に等しく設定する必要はなく、k=1.05(T/T)、k=0.95(T/T)のように、任意に設定できるものである。ここではk=T/Tとして説明する。
【0060】
また、2枚目以降の用紙給紙時のM2の回転数:R2´も同様に、
R2´=k・R2……式(2)
となるように制御される。
【0061】
なお、給紙1枚目のM1の回転数R1及びM2の回転数R2は、共に、あらかじめ設定された値を使用するものとする。
【0062】
そして、上記の式(1)及び式(2)は、モータM1及びM2の回転数を共にRで表せば、R´=k・Rとなり、k=T/Tのとき、
R´=R(T/T
となる。
【0063】
上記Tは、表1においてTA−Gであり、579.8msecである。また、上記の時間Tは、表1においてTA−G´(所要時間:累計)であり、条件I〜IVのそれぞれについて、605.2msec,614.4msec,627.2msec,637.0msecである。
【0064】
したがって、表1に示すように条件I〜IVにおける補正係数kは、
条件I :k=605.2/579.8=1.044
条件II :k=614.4/579.8=1.060
条件III:k=627.2/579.8=1.082
条件IV :k=637.0/579.8=1.099
となる。
【0065】
このようにして求めた補正係数kにより、2枚目以降の給紙時にモータM1及びM2の回転数を補正する。次の表2に、本実施形態においてモータM1及びM2の回転数を補正した後の用紙の各位値における用紙線速及び搬送所要時間を示す。なお、ここでは、初期と経時の2水準×搬送負荷min,maxの2水準=4水準のデータを示す。
【0066】
【表2】
Figure 2004043158
【0067】
表2から判るように、給紙開始からレジストローラがONになるまでに要する時間(表2の所要時間:累計)は、上記補正を行った場合、条件I〜条件IVのいずれもが979.8msecとなっており、スリップ・磨耗の影響がない理想状態と同じ値となり、搬送時間の遅れが解消されている。
【0068】
上記補正を行わない場合は、表1の所要時間:累計に示されている値から計算すると、条件I〜条件IVのそれぞれにおいて理想値から25.5msec,34.6msec,47.4msec,57.3msecの遅れとなるが、上記補正によりその遅れが解消され、給紙開始からレジストローラONまでの時間は補正しない場合に対して短縮される。
【0069】
ここでは、画像形成装置が有する複数のカセット・トレイのうちの、ある1つのカセットを代表に説明したが、他のカセットから給紙する場合も同様であり、そのカセットからの用紙先端が第2用紙センサ7に達するまでに要する時間を測定してTとし、そのカセットから給紙する場合の理想値をTとして上記補正係数kを定め、そのカセットからの搬送に関わるモータの回転数を補正することにより、給紙開始からレジストローラONまでの時間を理想値とほぼ同じにすることができ、搬送時間の遅れを補正することができる。
【0070】
ところで、本例では上記したように複写機本体の電源が入れられてその給紙カセットから最初に給紙を行うときに時間:Tを測定するものとした。つまり、複数有るカセットのそれぞれにおいて、電源投入後最初に給紙を行うときに時間:Tを測定するものである。また、その測定した各カセットごとの時間:Tと、各カセットごとの理想値T とに基づく補正係数kの算出も、その給紙カセットから最初に給紙を行うときに求めるものとした。
【0071】
ただし、上記時間:Tの測定及び補正係数kの算出は、電源投入後最初の給紙時に限らず、任意のタイミングあるいは任意の給紙枚数時に行うことが可能である。例えば、電源投入後の所定枚数目の給紙時に上記時間:Tの測定及び補正係数kの算出を行うようにすることができる。その場合、所定枚数=1とすれば、電源投入後最初の給紙時に行うものである。
【0072】
なお、上記時間:Tの測定及び補正係数kの算出は毎回の給紙時に実施することや所定枚数の給紙を行う度に(例えば、100枚ごとに)実施することも可能であるが、測定あるいは補正係数kの算出に伴う負荷(制御の複雑化、制御上の遅延など)を考慮すると、上記のように電源投入後の所定枚数目の給紙時に時間:Tの測定及び補正係数kの算出を行うことにより、その負荷を最小限に抑えることができる。また、その場合でも、用紙を搬送するローラが急に(突然に)μが低下したり磨耗したりすることは通常起こりにくいことであるから、毎回の給紙時に上記時間:Tの測定及び補正係数kの算出を行わなくとも、用紙搬送の遅れ補正に対する実用上の問題はない。
【0073】
図3に、本実施形態における用紙搬送制御をフローチャートにて示す。ただし、このフローチャートは、本実施形態におけるモータ回転数の補正を概念的に示すものである。また、補正はカセットから最初の給紙時に行うものとする。
【0074】
図3において、給紙開始命令があると(S1)、時間Tを測定すべきタイミングかどうかを判断する(S2)。測定タイミングであれば、給紙ローラ・搬送ローラを所定設定された回転数Rで回転させ(S3)、給紙を開始する(S4)。そして、上記の時間Tのカウントをスタートする(S5)。用紙先端がセンサ7(G位置)に到達したかどうかを見(S6)、到達すると時間Tのカウントを停止する(S7)。そして、Tの値をメモリに格納し(S8)、補正係数kを計算して(S9)、メモリに格納する(S10)。指示された枚数の給紙が完了したかどうかを見て(S11)、給紙完了であればこの処理は終了する。給紙継続の場合はS1に戻る。
【0075】
また、S2でTの測定タイミングで無い場合、すなわち、2枚目以降の給紙の場合は、算出した補正係数kによりモータ回転数を補正し、その補正された回転数R´で給紙ローラ・搬送ローラを回転させる(S12)。そして、給紙を開始し(S13)、S11に進んで所定枚数の給紙が完了したか否かを判断する。
【0076】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この実施形態が前記第1の実施形態と異なる点は、前記第1の実施形態では、用紙が給紙開始から所定の位置(第1実施形態では、センサ7のG位置)に到達するまでの時間Tを測定し、その時間Tと予め設定した時間T(第1実施形態では、給紙開始から同位置までの理想値)との比率に応じた補正係数kにより、用紙搬送に関わるモータの回転数を補正していた。
【0077】
それに対し、本第2実施形態では、用紙搬送路中に2つの用紙検出手段(センサ)を配置し、その2つのセンサ間を用紙が通過する時間Tpと予め設定した時間Tpとの比率に応じた補正係数kpを求め、その補正係数kpにより、用紙搬送に関わるモータの回転数を補正する。
【0078】
以下、本第2実施形態を具体的に説明するが、本実施形態のハード的な構成は前記第1実施形態のものと同様であるので、図1,2及び図10を参照して説明する。また、重複する説明は省略する。
【0079】
さて、本実施形態では、用紙搬送路中に配置した2つの用紙センサを用いるが、ここでは図10における第1用紙センサ5と第2用紙センサ7とを、その2つのセンサとして使用する。ただし、それ以外のセンサを配置して用いることも可能である。また、本実施形態では、ローラのスリップ及び磨耗がないと仮定したときの計算により求められる用紙が第1用紙センサ5と第2用紙センサ7間を通過する時間をTpとする。
【0080】
複写機本体の電源が入れられた後、給紙カセットから最初に給紙を行うときに、用紙が第1用紙センサ5(C位置)と第2用紙センサ7(G位置)間を通過する時間:Tpを測定する。そして、測定した時間:Tpと予め所定の時間:Tpとの比率(Tp/Tp)を基準として補正係数kpを定める。
【0081】
本例では、一例としてkp=Tp/Tpとする。ただし、補正係数kpは必ずしも(Tp/Tp)に等しく設定する必要はなく、kp=1.05(Tp/Tp)、kp=0.95(Tp/Tp)のように、任意に設定できるものである。ここではkp=Tp/Tpとして説明する。
【0082】
このように、電源投入後の最初の給紙時に補正係数kpを算出し、2枚目以降の用紙給紙時のモータM1及びM2の回転数を補正する。モータM1及びM2は同様に補正されるので、両モータの回転数を共にRで表すと、補正後のモータ回転数R´は、
R´=kp・R=R(Tp/Tp
となる。
【0083】
上記Tpは、表1においてTC−Gであり、579.8−95.0=484.8msecである。また、上記の時間Tpは、表1においてTC−G´であり、
条件I では605.2−98.5=506.7msec
条件II では614.4−99.8=514.6msec
条件IIIでは627.2−101.7=525.5msec
条件IV では637.0−103.1=533.9msec
である。
【0084】
したがって、表1に示すように条件I〜IVにおける補正係数kpは、
条件I :kp=506.7/484.8=1.045
条件II :kp=514.6/484.8=1.061
条件III:kp=525.5/484.8=1.084
条件IV :kp=533.9/484.8=1.101
となる。
【0085】
このようにして求めた補正係数kpにより、2枚目以降の給紙時にモータM1及びM2の回転数を補正する。次の表3に、本実施形態においてモータM1及びM2の回転数を補正した後の用紙の各位値における用紙線速及び搬送所要時間を示す。なお、ここでは、初期と経時の2水準×搬送負荷min,maxの2水準=4水準のデータを示す。
【0086】
【表3】
Figure 2004043158
【0087】
表3から判るように、給紙開始からレジストローラがONになるまでに要する時間(表3の所要時間:累計)は、上記補正を行った場合、条件I〜条件IVのそれぞれにおいて979.0msec,978.8msec,978.6msec,978.4msecとなっており、スリップ・磨耗の影響がない理想状態における979.8msecと比べ、それぞれ、0.8msec,1.0msec,1.2msec,1.4msec早くなっている。
【0088】
この補正後の値を補正無し(表1の所要時間:累計)と比べると、それぞれ25.5msec,35.6msec,48.6msec,58.6msec短くなっており、いずれもスリップ・磨耗の影響がない理想状態とほぼ同じ値となり、搬送時間の遅れが解消されている。
【0089】
ここでは、画像形成装置が有する複数のカセット・トレイのうちの、ある1つのカセットを代表に説明したが、他のカセットから給紙する場合も同様であり、そのカセットからの用紙先端が第1用紙センサ5から第2用紙センサ7を通過するのに要する時間を測定してTpとし、そのカセットから給紙する場合の理想値をTpとして上記補正係数kpを定め、そのカセットからの搬送に関わるモータの回転数を補正することにより、給紙開始からレジストローラONまでの時間を理想値とほぼ同じにすることができ、搬送時間の遅れを補正することができる。
【0090】
ところで、本例では上記したように複写機本体の電源が入れられてその給紙カセットから最初に給紙を行うときに時間:Tpを測定するものとした。つまり、複数有るカセットのそれぞれにおいて、電源投入後最初に給紙を行うときに時間:Tpを測定するものである。また、その測定した各カセットごとの時間:Tpと、各カセットごとの理想値Tp とに基づく補正係数kpの算出も、その給紙カセットから最初に給紙を行うときに求めるものとした。
【0091】
ただし、上記時間:Tpの測定及び補正係数kpの算出は、電源投入後最初の給紙時に限らず、任意のタイミングあるいは任意の給紙枚数時に行うことが可能である。例えば、電源投入後の所定枚数目の給紙時に上記時間:Tpの測定及び補正係数kpの算出を行うようにすることができる。その場合、所定枚数=1とすれば、電源投入後最初の給紙時に行うものである。
【0092】
なお、上記時間:Tpの測定及び補正係数kpの算出は毎回の給紙時に実施することや所定枚数の給紙を行う度に(例えば、100枚ごとに)実施することも可能であるが、測定あるいは補正係数kpの算出に伴う負荷(制御の複雑化、制御上の遅延など)を考慮すると、上記のように電源投入後の所定枚数目の給紙時に時間:Tpの測定及び補正係数kpの算出を行うことにより、その負荷を最小限に抑えることができる。また、その場合でも、用紙を搬送するローラが急に(突然に)μが低下したり磨耗したりすることは通常起こりにくいことであるから、毎回の給紙時に上記時間:Tpの測定及び補正係数kpの算出を行わなくとも、用紙搬送の遅れ補正に対する実用上の問題はない。
【0093】
図4に、本実施形態における用紙搬送制御をフローチャートにて示す。ただし、このフローチャートは、本実施形態におけるモータ回転数の補正を概念的に示すものである。また、補正はカセットから最初の給紙時に行うものとする。
【0094】
図4において、給紙開始命令があると(S21)、時間Tpを測定すべきタイミングかどうかを判断する(S22)。測定タイミングであれば、給紙ローラ・搬送ローラを所定設定された回転数Rで回転させ(S23)、給紙を開始する(S24)。そして、用紙先端がセンサ5(C位置)に到達したかどうかを見(S25)、到達すると上記の時間Tpのカウントをスタートする(S26)。次に、用紙先端がセンサ7(G位置)に到達したかどうかを見(S27)、到達すると時間Tpのカウントを停止する(S28)。そして、Tpの値をメモリに格納し(S29)、補正係数kpを計算して(S30)、メモリに格納する(S31)。指示された枚数の給紙が完了したかどうかを見て(S32)、給紙完了であればこの処理は終了する。給紙継続の場合はS21に戻る。
【0095】
また、S22でTpの測定タイミングで無い場合、すなわち、2枚目以降の給紙の場合は、算出した補正係数kpによりモータ回転数を補正し、その補正された回転数R´で給紙ローラ・搬送ローラを回転させる(S33)。そして、給紙を開始し(S34)、S32に進んで所定枚数の給紙が完了したか否かを判断する。
【0096】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
この実施形態が前記第1の実施形態と異なる点は、前記第1の実施形態では、用紙が給紙開始から所定の位置(第1実施形態では、センサ7のG位置)に到達するまでの時間Tを測定し、その時間Tと予め設定した時間T(第1実施形態では、給紙開始から同位置までの理想値)との比率に応じた補正係数kにより、用紙搬送に関わるモータの回転数を補正していた。
【0097】
それに対し、本第3実施形態では、測定した時間Tと予め設定した時間Tとの差に応じた補正時間fを求め、2枚目以降の給紙開始タイミングを補正する。
【0098】
以下、本第3実施形態を具体的に説明するが、本実施形態のハード的な構成は前記第1実施形態のものと同様であるので、図1,2及び図10を参照して説明する。また、重複する説明は省略する。
【0099】
本実施形態では、複写機本体の電源が入れられて給紙カセットから最初に給紙を行うときに上記の時間:Tを測定する。そして、測定した時間:Tと予め所定の時間:Tとの差(T−T)を基準として補正時間fを定める。
【0100】
本例では、一例としてf=T−Tとする。ただし、補正時間fは必ずしも(T−T)に等しく設定する必要はなく、f=1.05(T−T)、f=0.95(T−T)のように、任意に設定できるものである。ここではf=T−Tとして説明する。
【0101】
上記Tは、表1においてTA−Gであり、579.8msecである。また、上記の時間Tは、表1においてTA−G´(所要時間:累計)であり、条件I〜IVのそれぞれについて、605.2msec,614.4msec,627.2msec,637.0msecである。
【0102】
したがって、表1に示すように条件I〜IVにおける補正時間fは、
条件I :f=605.2−579.8=25.4msec
条件II :k=614.4−579.8=34.6msec
条件III:k=627.2−579.8=47.4msec
条件IV :k=637.0−579.8=57.2msec
となる。
【0103】
このようにして求めた補正時間fにより、2枚目以降の給紙時に給紙開始タイミングをfだけ早くする。
【0104】
給紙タイミングを補正しない場合(従来例)のレジストセンサONから次用紙のレジストセンサONまでの時間は、図3のグラフに示すように、条件I で781.7msec、条件IVで814.7msecである。
【0105】
本実施形態では、上記のように条件I で25.4msec、条件IVで57.2msecだけ給紙開始タイミングを早くするから、補正後のレジストセンサONから次用紙のレジストセンサONまでの時間は、
条件I :781.7−25.4=756.3msec
条件IV :814.7−57.2=757.5msec
となり、ローラのスリップ・磨耗の影響を受けない場合の755msecにほぼ等しい値となる。
【0106】
ここでは、画像形成装置が有する複数のカセット・トレイのうちの、ある1つのカセットを代表に説明したが、他のカセットから給紙する場合も同様であり、そのカセットからの用紙先端が第2用紙センサ7に達するまでに要する時間を測定してTとし、そのカセットから給紙する場合の理想値をTとして上記補正時間fを定め、そのカセットからの給紙開始タイミングを補正することにより、給紙開始からレジストローラONまでの時間を理想値とほぼ同じにすることができ、搬送時間の遅れを補正することができる。
【0107】
ところで、本例では上記したように複写機本体の電源が入れられてその給紙カセットから最初に給紙を行うときに時間:Tを測定するものとした。つまり、複数有るカセットのそれぞれにおいて、電源投入後最初に給紙を行うときに時間:Tを測定するものである。また、その測定した各カセットごとの時間:Tと、各カセットごとの理想値T とに基づく補正時間fの算出も、その給紙カセットから最初に給紙を行うときに求めるものとした。
【0108】
ただし、上記時間:Tの測定及び補正時間fの算出は、電源投入後最初の給紙時に限らず、任意のタイミングあるいは任意の給紙枚数時に行うことが可能である。例えば、電源投入後の所定枚数目の給紙時に上記時間:Tの測定及び補正時間fの算出を行うようにすることができる。その場合、所定枚数=1とすれば、電源投入後最初の給紙時に行うものである。
【0109】
なお、上記時間:Tの測定及び補正時間fの算出は毎回の給紙時に実施することや所定枚数の給紙を行う度に(例えば、100枚ごとに)実施することも可能であるが、測定あるいは補正時間fの算出に伴う負荷(制御の複雑化、制御上の遅延など)を考慮すると、上記のように電源投入後の所定枚数目の給紙時に時間:Tの測定及び補正時間fの算出を行うことにより、その負荷を最小限に抑えることができる。また、その場合でも、用紙を搬送するローラが急に(突然に)μが低下したり磨耗したりすることは通常起こりにくいことであるから、毎回の給紙時に上記時間:Tの測定及び補正時間fの算出を行わなくとも、用紙搬送の遅れ補正に対する実用上の問題はない。
【0110】
図5に、本実施形態における用紙搬送制御をフローチャートにて示す。ただし、このフローチャートは、本実施形態における給紙開始タイミングの補正を概念的に示すものである。また、補正はカセットから最初の給紙時に行うものとする。
【0111】
図5において、給紙開始命令があると(S41)、時間Tを測定すべきタイミングかどうかを判断する(S42)。測定タイミングであれば、給紙開始タイミングを初期設定値に設定し(S43)、給紙を開始する(S44)。そして、上記の時間Tのカウントをスタートする(S45)。用紙先端がセンサ7(G位置)に到達したかどうかを見(S46)、到達すると時間Tのカウントを停止する(S47)。そして、Tの値をメモリに格納し(S48)、補正時間fを計算して(S49)、メモリに格納する(S50)。指示された枚数の給紙が完了したかどうかを見て(S51)、給紙完了であればこの処理は終了する。給紙継続の場合はS41に戻る。
【0112】
また、S42でTの測定タイミングで無い場合、すなわち、2枚目以降の給紙の場合は、算出した補正時間fによりモ給紙開始タイミングを補正し(S52)、給紙を開始して(S53)、S51に進んで所定枚数の給紙が完了したか否かを判断する。
【0113】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
この実施形態が前記第3の実施形態と異なる点は、前記第3の実施形態では、用紙が給紙開始から所定の位置(第3実施形態では、センサ7のG位置)に到達するまでの時間Tを測定し、その時間Tと予め設定した時間T(第3実施形態では、給紙開始から同位置までの理想値)との差に応じた補正時間fを求め、2枚目以降の給紙開始タイミングを補正していた。
【0114】
それに対し、本第4実施形態では、用紙搬送路中に2つの用紙検出手段(センサ)を配置し、その2つのセンサ間を用紙が通過する時間Tpと予め設定した時間Tpとの差に応じた補正時間fpを求め、2枚目以降の給紙開始タイミングを補正する。
【0115】
以下、本第4実施形態を具体的に説明するが、本実施形態のハード的な構成は前記第3実施形態のものと同様であるので、図1,2及び図10を参照して説明する。また、重複する説明は省略する。
【0116】
さて、本実施形態では、用紙搬送路中に配置した2つの用紙センサを用いるが、ここでは図10における第1用紙センサ5と第2用紙センサ7とを、その2つのセンサとして使用する。ただし、それ以外のセンサを配置して用いることも可能である。また、本実施形態では、ローラのスリップ及び磨耗がないと仮定したときの計算により求められる用紙が第1用紙センサ5と第2用紙センサ7間を通過する時間をTpとする。
【0117】
複写機本体の電源が入れられた後、給紙カセットから最初に給紙を行うときに、用紙が第1用紙センサ5(C位置)と第2用紙センサ7(G位置)間を通過する時間:Tpを測定する。そして、測定した時間:Tpと予め所定の時間:Tpとの差(Tp−Tp)を基準として補正時間fpを定める。
【0118】
本例では、一例としてf=1.2(Tp−Tp)とする。ただし、補正時間fpは必ずしも1.2(Tp−Tp)に設定する必要はなく、f=1.25(Tp−Tp)、f=0.95(Tp−Tp)のように、任意に設定できるものである。ここではf=1.2(Tp−Tp)として説明する。
【0119】
上記Tpは、表1においてTC−Gであり、579.8−95.0=484.8msecである。また、上記の時間Tpは、表1においてTC−G´であり、
条件I では605.2−98.5=506.7msec
条件II では614.4−99.8=514.6msec
条件IIIでは627.2−101.7=525.5msec
条件IV では637.0−103.1=533.9msec
である。
【0120】
したがって、表1に示すように条件I〜IVにおける(Tp−Tp)は、
条件I :506.7−484.8=21.9msec
条件II :514.6−484.8=29.8msec
条件III:525.5−484.8=40.7msec
条件IV :533.9−484.8=49.1msec
となる。
【0121】
そのため、条件I〜IVにおける補正時間fpは、
条件I :fp=21.9×1.2=26.4msec
条件II :fp=29.8×1.2=35.8msec
条件III:fp=40.7×1.2=48.9msec
条件IV :fp=49.1×1.2=59.0msec
となる。
【0122】
このようにして求めた補正時間fpにより、2枚目以降の給紙時に給紙開始タイミングをfだけ早くする。
【0123】
給紙タイミングを補正しない場合(従来例)のレジストセンサONから次用紙のレジストセンサONまでの時間は、図12のグラフに示すように、条件I で781.7msec、条件IVで814.7msecである。
【0124】
本実施形態では、上記のように条件I で26.4msec、条件IVで59.0msecだけ給紙開始タイミングを早くするから、補正後のレジストセンサONから次用紙のレジストセンサONまでの時間は、
条件I :781.7−26.4=755.3msec
条件IV :814.7−59.0=755.7msec
となり、ローラのスリップ・磨耗の影響を受けない場合の755msecにほぼ等しい値となる。
【0125】
ここでは、画像形成装置が有する複数のカセット・トレイのうちの、ある1つのカセットを代表に説明したが、他のカセットから給紙する場合も同様であり、そのカセットからの用紙先端が第1用紙センサ5(この第1用紙センサ5は各カセット毎に、その分離部下流付近に設置されているとする)から第2用紙センサ7を通過するのに要する時間を測定してTpとし、そのカセットから給紙する場合の理想値をTpとして上記補正時間fpを定め、そのカセットからの給紙開始タイミングを補正することにより、給紙開始からレジストローラONまでの時間を理想値とほぼ同じにすることができ、搬送時間の遅れを補正することができる。
【0126】
ところで、本例では上記したように複写機本体の電源が入れられてその給紙カセットから最初に給紙を行うときに時間:Tpを測定するものとした。つまり、複数有るカセットのそれぞれにおいて、電源投入後最初に給紙を行うときに時間:Tpを測定するものである。また、その測定した各カセットごとの時間:Tpと、各カセットごとの理想値Tp とに基づく補正時間fpの算出も、その給紙カセットから最初に給紙を行うときに求めるものとした。
【0127】
ただし、上記時間:Tpの測定及び補正時間fpの算出は、電源投入後最初の給紙時に限らず、任意のタイミングあるいは任意の給紙枚数時に行うことが可能である。例えば、電源投入後の所定枚数目の給紙時に上記時間:Tpの測定及び補正時間fpの算出を行うようにすることができる。その場合、所定枚数=1とすれば、電源投入後最初の給紙時に行うものである。
【0128】
なお、上記時間:Tpの測定及び補正時間fpの算出は毎回の給紙時に実施することや所定枚数の給紙を行う度に(例えば、100枚ごとに)実施することも可能であるが、測定あるいは補正時間fpの算出に伴う負荷(制御の複雑化、制御上の遅延など)を考慮すると、上記のように電源投入後の所定枚数目の給紙時に時間:Tpの測定及び補正時間fpの算出を行うことにより、その負荷を最小限に抑えることができる。また、その場合でも、用紙を搬送するローラが急に(突然に)μが低下したり磨耗したりすることは通常起こりにくいことであるから、毎回の給紙時に上記時間:Tpの測定及び補正時間fpの算出を行わなくとも、用紙搬送の遅れ補正に対する実用上の問題はない。
【0129】
図6に、本実施形態における用紙搬送制御をフローチャートにて示す。ただし、このフローチャートは、本実施形態における給紙開始タイミングの補正を概念的に示すものである。また、補正はカセットから最初の給紙時に行うものとする。
【0130】
図6において、給紙開始命令があると(S61)、時間Tpを測定すべきタイミングかどうかを判断する(S62)。測定タイミングであれば、給紙開始タイミングを初期設定値に設定し(S63)、そのタイミングで給紙を開始する(S64)。そして、用紙先端がセンサ5(C位置)に到達したかどうかを見(S65)、到達すると時間Tpのカウントをスタートする(S66)。次に、用紙先端がセンサ7(G位置)に到達したかどうかを見(S67)、到達すると時間Tpのカウントを停止する(S68)。そして、Tpの値をメモリに格納し(S69)、補正時間fpを計算して(S70)、メモリに格納する(S71)。指示された枚数の給紙が完了したかどうかを見て(S72)、給紙完了であればこの処理は終了する。給紙継続の場合はS61に戻る。
【0131】
また、S62でTpの測定タイミングで無い場合、すなわち、2枚目以降の給紙の場合は、算出した補正時間fpにより給紙開始タイミングを補正し(S73)、給紙を開始して(S74)、S72に進んで所定枚数の給紙が完了したか否かを判断する。
【0132】
なお、上記の各実施形態において、時間T又はTp及び補正係数k又はkp並びに補正時間f又はfpの測定・算出によるモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正実施方法としては、上記したような電源投入後最初の給紙時,電源投入後の所定枚数目の給紙時の他にも、電源投入後の所定時間経過後、装置設置後(装置をユーザの基に搬入して設置後)所定日数(例えば、1週間あるいは1ヶ月、3ヵ月後等)経過後に測定・算出する(工場出荷時の初期状態ではローラのスリップ・磨耗は無いとして)方法が考えられる。また、それらによる補正から所定の時間・日数(例えば、1週間あるいは1ヶ月、3ヵ月後等)経過後、あるいは所定枚数給紙後に次の補正を行うようにしても良い。それらの所定時間や日数は、画像形成装置内に設けられたタイマ・カウンタ等により計数することが可能である。上記の各実施形態では、補正実施後、次の補正が行われるまでは、算出された補正値によりモータ回転数あるいは給紙開始タイミングの補正を行うものとする。
【0133】
ところで、所定の時間・日数や給紙枚数により補正を実施するのではなく、カセット内のパーパーエンド検出により上記の時間T又はTp及び補正係数k又はkp並びに補正時間f又はfpの測定・算出によるモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施するようにも構成できる。
【0134】
図7は、各給紙カセット毎に設けられているペーパーエンド検知機構の構成を示す斜視図であり、各給紙ユニットにおいてはピックアップローラ2の後方(用紙搬送方向)近傍に反射型のペーパーエンド・センサ21が設けられている。このペーパーエンド・センサ21により、各給紙カセットにおいてペーパーエンド(紙無し)から紙有りに検知結果が変化した場合に、上記各実施形態において、ペーパーエンドが検出されたカセットからの紙有りに変化した後の最初の給紙時に上記説明したような時間T又はTpを測定し、補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpを算出してモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施する。
【0135】
これにより、毎回の給紙時に時間T又はTpを測定する負荷及び補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpの算出に伴う負荷を軽減することができる。また、用紙を搬送するローラのμが急に低下したり磨耗したりすることは通常起こりにくいことであるが、用紙種類が変わった場合はローラの用紙に対するμが変化する可能性がある。しかし、ペーパーエンド検出により補正を行うことで、用紙変更に伴う摩擦係数の変化(ペーパーエンド後、種類の異なる用紙がカセットにセットされた場合)にも対応することができる。
【0136】
なお、ペーパーエンドが検出されたカセットからの最初の給紙時ではなく、ペーパーエンド検出から所定時間経過後あるいは所定枚数給紙後に補正を行うようにすることもできるが、ペーパーエンド後に用紙種類が変更される場合も考えられるので、ペーパーエンド検出後の最初の給紙時に補正を行う方が有利である。
【0137】
また、給紙カセットが引き出されたことを検出した場合に上記時間T又はTpを測定し、補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpを算出してモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施するように構成することもできる。
【0138】
図8は、カセット引出し検知機構を示す斜視図である。この図に示すように、カセット110には用紙サイズを設定するためのサイズレバー111が設けられている。また、画像形成装置の本体側にはプッシュスイッチ112が設けられている。カセットのサイズレバー111の位置を5連のプッシュスイッチ112により検知することで、カセット内にセットされた用紙サイズを検知するようになっている。そして、サイズ情報が入力されることで、給紙カセットが本体にセットされていることが検出され、サイズ情報が得られないことで、カセットがセットされていない(カセットが引き出された)ことが検出される。
【0139】
このようなカセット引出し検知機構において、検知情報が「カセット引出し→セット」と変化したときにカセットが引き出し後セットされたと判断し、最初の給紙時に上記説明したような時間T又はTpを測定し、補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpを算出してモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施する。
【0140】
このようにカセット引出し(と再セット)により補正を行うことで、毎回の給紙時に時間T又はTpを測定する負荷及び補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpの算出に伴う負荷を軽減することができる。また、用紙変更に伴う摩擦係数の変化(用紙種類を変更する場合はカセットが引き出される)にも対応することができる。さらに、ペーパエンドとならずに用紙種類が変更されるような場合(例えば、残っている用紙上に別種の用紙を補給するような場合)にも対応できる。
【0141】
なお、カセット引出しが検出された後の最初の給紙時ではなく、カセット引出し(引出し後のカセットの再セット)から所定時間経過後あるいは所定枚数給紙後に補正を行うようにすることもできるが、カセット引出しにより用紙種類が変更される場合も考えられるので、ペーパーエンド検出後の最初の給紙時に補正を行う方が有利である。
【0142】
ところで、ユーザ自身が何らかの指示入力を行うことにより、上記説明したような時間T又はTpを測定し、補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpを算出してモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施するように構成することもできる。
【0143】
図9は、画像形成装置の操作パネルを示す斜視図である。この図に示す操作パネル120上にはメンテナンススイッチ122が設けられている。ユーザが給紙段(給紙するカセット)を指定してメンテナンススイッチ122を押すことにより、あるいは、どれかの給紙段が指定された状態でメンテナンススイッチ122を押すことにより、その給紙カセットからの最初の給紙時に上記説明したような時間T又はTpを測定し、補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfpを算出してモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を実施する。
【0144】
これにより、ユーザが指定したときに給紙に関わるモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正を行うことができる。
【0145】
また、メンテナンススイッチ122が押されたときに、測定した時間T又はTpの値が所定の値よりも大きくなった場合には、操作パネル上の表示手段121に、『用紙搬送用ローラローラの交換時期です』あるいは『用紙搬送用ローラのメンテナンスが必要です。サービスマンに連絡してください』等の表示を行う。前者はユーザが自分で給紙ローラ等の交換ができる機種の場合の表示例であり、後者はサービスマンがメンテナンスを行う機種の場合の表示例である。
【0146】
ここで、測定した時間T又はTpの値が所定の値よりも大きくなった場合というのは、給紙ローラや搬送ローラ等、用紙搬送に関わる部材の磨耗が想定した値よりも大きくなった状態や、μの低下が大きくなった状態であるから、給紙ローラや搬送ローラ等の交換を促すことにより、適切なメンテナンス時期を容易に判断することが可能となる。
【0147】
また、プリンタなどユーザーが装置本体から離れた場所でパソコンなどのオペレーション装置によりプリントの指示を出すような画像形成装置の場合、複写機あるいはファクシミリなどの使用者が装置の近くで装置を使用するものと比べて、装置使用時に装置の操作パネルを見る機会は少なくなる。
【0148】
この様な装置の場合、上記測定した時間T又はTpの値が所定の値よりも大きくなった場合、装置に接続されたパソコン等のホストマシーン上に用紙搬送部のメンテナンスを促す表示を行うことで、ユーザーが必要なときにメンテナンスを行えるようにし、無駄のない適切なメンテナンスが可能になる。
【0149】
また、現在では、画像形成装置を電話回線等の通信手段により保守管理契約先のコンピュータに接続し、コピー・プリント枚数等の管理あるいはメンテナンス管理等を行うように構成した管理システムが周知である。このような管理システムにおいて、保守管理元のコンピュータからの指示により、上記説明した時間T又はTpの測定を行い、その測定値が所定値より大きくなった場合には、保守管理契約先のコンピュータにメンテナンスが必要であることを通知する。これにより、ユーザの手を煩わせることなく、用紙搬送に関わるメンテナンスが必要である旨を保守管理先に連絡することが可能となる。
【0150】
また、先にも説明したが、搬送に関わるモータ回転数の補正あるいは給紙開始タイミングの補正は、複数ある給紙カセット(大量給紙トレイ、あるいは手差しトレイ等を含む)毎に行うようにするのが好適である。これにより、各カセット・トレイの個々において、給紙ローラや搬送ローラ等のμや磨耗状態を適切に補正することができ、いずれの給紙部からでもスリップや磨耗の影響を防ぐことができる。
【0151】
また、上記説明した時間T又はTpとしては、1回の検出による値ではなく、複数回の検出値を平均した値を用いて、補正量(補正係数k又はkpあるいは補正時間f又はfp)を算出することができる。これにより、測定誤差を低減することができ、補正の精度を高めることができる。
【0152】
以上、本発明を上記の各実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。用紙分離部の分離方式や、カセットの構造等は任意なものを用いることができる。また、搬送路中に設ける搬送ローラの個数等も任意である。用紙センサの方式も光学式センサやマイクロスイッチ等任意のものを使用できる。さらには、用紙搬送に関わる時間や搬送条件等はいずれも一例であり、例示したものに限定されないことはもちろんである。
【0153】
なお、モータ回転数を補正する場合に上記の各実施形態では給紙ローラ・搬送ローラを駆動するモータM1,M2を補正するとして説明したが、給紙ローラ・搬送ローラ等を幾つのモータで駆動するかは任意であり、モータ回転数を補正する場合は、レジスト部手前の用紙搬送に関わるモータの回転数を補正するものとする。
【0154】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の用紙搬送装置によれば、請求項1の構成では、用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの比率(T/T)に基づく補正係数:kを算出し、前記検出時間:T測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=k×Rに補正するので、また、請求項2の構成では、用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの比率(Tp/Tp)に基づく補正係数:kpを算出し、前記検出時間:Tp測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=kp×Rに補正するので、さらに、請求項3の構成では、用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの差(T−T)に基づく補正時間:fを算出し、以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fだけ早めるので、そして、請求項4の構成では、用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの差(Tp−Tp)に基づく補正時間:fpを算出し、以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fpだけ早めるので、負荷の大きな時のローラスリップの増大、経時でのローラのμの低下によるスリップの増大、ローラの磨耗による用紙線速の低下、用紙の搬送負荷による生産性の低下を防止することができる。また、用紙線速の遅れを補正できることから、用紙搬送部の部品寿命を延ばすことができ、コスト低下及び環境への影響低減を実現することができる。
【0155】
請求項5の構成により、用紙センサ、あるいは2つの用紙センサのうちの1つの用紙センサが、当該用紙搬送装置が装着される画像形成装置における画像形成開始のタイミングを指示するために用いられるセンサであるので、センサを別途設ける必要が無く、コストを上昇させることが無い。
【0156】
請求項6の構成により、装置電源投入後の最初の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出するので、2枚目以降の給紙における搬送遅れを解消することができる。また、毎回の給紙時に補正値を算出する必要が無いので、補正値算出のための負荷を最小限に抑えることができる。
【0157】
請求項7の構成により、装置電源投入後の所定枚数目の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出するので、以降の給紙における搬送遅れを解消することができる。また、毎回の給紙時に補正値を算出する必要が無いので、補正値算出にかかわる負荷を最小限に抑えることができる。
【0158】
請求項8の構成により、装置電源投入後の所定時間経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出するので、以降の給紙における搬送遅れを解消することができる。また、毎回の給紙時に補正値を算出する必要が無いので、補正値算出にかかわる負荷を最小限に抑えることができる。
【0159】
請求項9の構成により、装置設置後の所定日数経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出するので、以降の給紙における搬送遅れを解消することができる。また、補正値算出にかかわる負荷を最小限に抑えることができる。
【0160】
請求項10の構成により、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定枚数の給紙毎に行うので、用紙搬送の遅れを確実に防止することができる。
【0161】
請求項11の構成により、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定時間経過毎に行うので、用紙搬送の遅れを確実に防止することができる。
【0162】
請求項12の構成により、用紙積載部にセットされた用紙の有無を検知する用紙有無検知機構を有し、該用紙有無検知機構の検知出力が「紙無し」から「紙あり」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うので、毎回の給紙時に補正値を算出する必要が無く、補正値算出にかかわる負荷を最小限に抑えることができる。また、用紙補給あるいは用紙変更に伴う摩擦係数の変化にも対応することができる。
【0163】
請求項13の構成により、用紙を収納する用紙収納手段の装着状態を検知する用紙収納手段装着状態検知機構を有し、該検知機構の検知出力が「用紙収納手段非装着」から「用紙収納手段装着」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うので、毎回の給紙時に補正値を算出する必要が無く、補正値算出にかかわる負荷を最小限に抑えることができる。また、用紙補給あるいは用紙変更に伴う摩擦係数の変化にも対応することができる。
【0164】
請求項14の構成により、用紙を収納する用紙収納手段を複数備える場合、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出は各用紙収納手段毎に行われるので、どの用紙収納手段からの給紙においても搬送遅れが適切に補正される。
【0165】
請求項15の構成により、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を指示する入力手段を設けたので、ユーザが所望するタイミングで搬送遅れの解消を図ることができる。
【0166】
請求項16の構成により、補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを複数回算出した値の平均値を補正値とすることにより、測定誤差を低減させ、補正精度を高めることができる。
【0167】
請求項17の構成により、測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を表示する手段を有するので、適切なメンテナンス時期を容易に判断することができる。
【0168】
請求項18又は請求項19の構成により、あらかじめ設定した所定時間:T又はTpを、用紙搬送時の用紙スリップ及び用紙搬送手段の磨耗がないと仮定して計算により求められる給紙スタート信号から用紙先端が前記用紙センサに達するまでの時間、又は2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間に設定することにより、以降の用紙搬送を理想状態に近づけることができ、より正確な用紙搬送を達成することができる。
【0169】
請求項20の画像形成装置により、負荷の大きな時のローラスリップの増大、経時でのローラのμの低下によるスリップの増大、ローラの磨耗による用紙線速の低下、用紙の搬送負荷による生産性の低下を防止することができる。また、用紙線速の遅れを補正できることから、用紙搬送部の部品寿命を延ばすことができ、コスト低下及び環境への影響低減を実現することができる。
【0170】
請求項21の構成により、当該画像形成装置がホストマシーンに接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を前記ホストマシーンに表示するので、離れた場所から操作する機会の多いような画像形成装置においても、必要なときに適切なメンテナンスを行うことができる。
【0171】
請求項22の構成により、当該画像形成装置が通信手段を介して管理装置に接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を通信手段を介して前記管理装置に発信するので、ユーザが手間をかけずに、必要なときに適切なメンテナンスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す断面図である。
【図2】その複写機の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態における用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態における用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図5】第3の実施形態における用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図6】第4の実施形態における用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図7】給紙カセットに設けられているペーパーエンド検知機構の構成を示す斜視図である。
【図8】カセット引出し検知機構を示す斜視図である。
【図9】画像形成装置の操作パネルを示す斜視図である。
【図10】本発明が適用される画像形成装置の一例における用紙搬送部の構成を概略的に示す模式図である。
【図11】従来例における、搬送される用紙の先端と後端の位置関係を示すグラフ及び用紙搬送部の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】従来例における、異なる条件下の用紙先端及び後端の位置と時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1      用紙トレイ
2      ピックアップローラ
3      フィードローラ
4      リバースローラ
5      第1用紙センサ
6      第1搬送ローラ対
7      第2用紙センサ
8      第2搬送ローラ対
9      レジストセンサ
10      レジストローラ対
12      感光体ドラム
21      ペーパーエンド・センサ
100      デジタル複写機
110      カセット
111      サイズレバー
112      プッシュスイッチ
120      操作パネル
121      表示手段
122      メンテナンススイッチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a printer, and a facsimile.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An image forming apparatus such as a copying machine, a printer, and a facsimile includes a sheet transport unit that transports a recording medium (hereinafter, referred to as a sheet).
Here, the configuration and operation of the sheet transport unit in an example of the image forming apparatus will be described with reference to FIGS. FIG. 10 is a schematic diagram schematically showing the configuration of the paper transport unit. FIG. 11 is a timing chart (b) showing the operation of the paper transport unit and the positional relationship between the leading edge and the trailing edge of the transported paper, with the vertical axis representing the distance from the leading edge position of the loaded paper and the horizontal axis. Is a graph (a) representing time with respect to time.
[0003]
In FIG. 10, reference numeral 1 denotes a paper tray for storing paper P as a recording medium, and a pickup roller 2 is provided above the paper tray 1. In the vicinity of the downstream side of the pickup roller 2 in the sheet conveyance direction, a feed roller 3 and a reverse roller 4 which constitute a FRR type sheet separation unit are arranged in pressure contact.
[0004]
Above the paper tray 1, a photosensitive drum 12 as an image carrier is provided. A transfer roller 11 as transfer means is provided in pressure contact with the photosensitive drum 12 to form a transfer section for transferring a visible image formed on the photosensitive drum 12 onto paper. A first transport roller pair 6, a second transport roller pair 8, and a registration roller pair 10 are disposed between the paper separation unit and the transfer unit. Each guide plate (without reference numeral) is provided in a sheet transport path between the sheet separating unit and the transfer unit. A first paper sensor 5 (sensor a) is disposed immediately downstream of the paper separation unit including the feed roller 3 and the reverse roller 4, and a second paper sensor 7 is disposed near the upstream side of the second conveying roller pair 8. (Sensor b) is disposed, and a registration sensor 9 (sensor c) is disposed immediately upstream of the registration roller pair 10.
[0005]
The sheet P stacked on the sheet tray 1 has the leading end position A. Then, the pickup roller 2 descends and rotates with the turning on of a sheet feeding signal for instructing the start of sheet feeding, and sends out the sheet to the separating section (position B). The drive of the feed roller 3 and the reverse roller 4 is started at the same time as the drive of the pickup roller 2 is started, and the sheet is separated into one sheet. In this example, the pickup roller 2, feed roller 3, and reverse roller 4 are driven by the same motor.
[0006]
When the leading edge of the separated sheet reaches the first sheet sensor 5 (position C), the pickup roller 2 is raised and driven and cut off, and the conveyance of the sheet by the pickup roller 2 is stopped. Thereafter, the sheet is transported by the transport force of the feed roller 3 and reaches the first transport roller pair 6 (position E). The drive of the feed roller 3 is cut off at a certain time (t1) after the start of the drive of the feed roller 3, but at this time, the leading edge of the sheet reaches the first conveying roller pair 6 (position E). The above time: t1 is set. The leading edge position of the sheet when the drive of the feed roller 3 is stopped is indicated by F in the figure.
[0007]
After the drive of the feed roller is stopped, the sheet is fed by the first transport roller pair 6. Thereafter, the leading end of the sheet passes through the second sheet sensor 7 (G position). Triggered by the second paper sensor 7 detecting that the leading edge of the paper has reached the G position, image writing to the photosensitive drum 12 is started. In the case of this example, specifically, control is performed such that image writing is started 20 msec after the second paper sensor 7 is turned on. The first and second transport roller pairs 6 and 8 are driven by the same transport roller motor (not shown).
[0008]
Further, after a predetermined time (t2) since the leading edge of the sheet reaches the registration sensor 9 (I position), the above-described transport roller motor is turned off, and the first and second transport roller pairs 6, 8 are driven off. When a predetermined time t2 has elapsed after the leading edge of the sheet has passed the position I, t2 is set so that the leading edge of the sheet has reached the registration roller pair 10, and at this time, the registration roller pair 10 is stopped. I have. With the setting of t2, the leading end of the sheet abuts against the registration roller 10 to form slack, and skew correction is performed. In this example, t2 is set to 37.5 msec.
[0009]
Thereafter, the conveyance roller motor is turned on at the same time as the driving of the registration roller 10 is turned on, the first and second conveyance roller pairs 6 and 8 start rotating, and the paper is sent to the transfer section where the photosensitive drum 12 and the transfer roller 11 are opposed to each other. Transfer the image. The timing at which the registration roller pair 10 is turned on is set to be turned on a predetermined time t3 (t3 = 400 msec in this example) after the second paper sensor 7 is turned on. The position of the image formed on the paper and the position of the paper are aligned.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, the paper transport speed (hereinafter referred to as “paper”) increases due to an increase in slip during paper transport due to a decrease in transport force of each roller involved in paper transport over time, and a decrease in outer diameter due to wear of each roller involved in paper transport over time. The decrease in the linear velocity) causes a problem that the productivity of the apparatus decreases.
[0011]
That is, in the transport of the paper, the transport speed of the paper is slipped due to the load at the time of transporting the paper (for example, the load due to the reverse roller 4 of the separation unit, the load due to the close contact between the papers, etc.), Paper tends to have a small slip, and paper having a large load tends to have a large slip. Over time, the paper force adheres to the rollers, changes in surface properties due to abrasion, and deterioration of the material due to deterioration of the rubber over time, etc., lowers the μ (mu), which reduces the transport force. It grows over time. In addition to the slip, a reduction in the linear velocity of the paper due to a reduction in the outer diameter due to wear of the rollers over time also occurs.
[0012]
In this example, when the load on the rollers is max and min, the actual slip ratios were determined in consideration of the respective slip ratios at the initial stage and over time, and the effect of the decrease in the transport speed due to the decrease in the outer diameter of the rollers over time. Table 1 shows the linear velocity of the paper and the time required for conveyance.
[0013]
[Table 1]
Figure 2004043158
[0014]
From Table 1, the time from the start of sheet feeding until the registration roller is turned on is 979.8 msec in an ideal state on the assumption that there is no influence of slip and abrasion. Assuming that I), the condition of the load max at the initial stage is condition (II), the condition of the load over time is condition (III), and the condition of the load over time is condition (IV), 1005.2 msec, 1014.4 msec and 1027.2 msec, respectively. , 1037.0 msec.
[0015]
FIG. 12 is a graph of Table 1, in which the positions of the leading edge and the trailing edge of the sheet under two conditions of the initial load min (I) and the aging load max (IV) are shown. The time relationship is shown. In order to create the slack of the sheet by the registration roller pair 10, the leading end of the sheet is stopped by the registration roller pair 10 (J position) for 37.5 msec (at this time, the first and second conveyance roller pairs 6, 8 are being driven), Further, the registration roller pair 10 waits for 400 msec after the second paper sensor 7 is turned on to align the position with the image written on the photosensitive drum 12 (in this case, the first and second transport rollers). Pairs 6 and 8 stop driving).
[0016]
The linear velocity of the paper after the registration roller pair 10 is set to the target paper linear velocity of 400 mm / sec because almost no slip occurs because the registration roller has a sufficient conveying force. The timing of feeding the next sheet after feeding one sheet is such that the feeding of the next sheet is started 120 ms after the trailing edge of the sheet is detected by the first sheet sensor 5 (C position). Is controlled.
[0017]
Note that the solid line and the thick broken line in FIG. 11A are based on the actual paper linear velocity at the time of the load max over time in Table 1 (extracted from IV in Table 1).
In FIG. 12, one cycle of sheet conveyance by the registration roller pair 10 when the sheet is continuously fed under the condition of the load min (I) in the initial stage and the load max (IV) in the elapse of time is as follows.
Under condition I, 781.7 ms / sheet → 76.76 CPM (COPY per MINITES)
(Calculation formula, 60 sec ÷ 0.7817 s / sheet)
Under condition IV, 814.7 ms / sheet → 73.65 CPM
(Calculation formula, 60 sec ÷ 0.8147 s / sheet)
It can be seen that the CPM is reduced due to the effect of an increase in the paper feed load, an increase in the slip of the rollers due to a decrease in the conveying force over time, and a decrease in the linear velocity of the paper due to the abrasion of the rollers over time.
[0018]
Further, the interval between the trailing edge of the sheet at the registration roller pair 10 (J position) and the leading edge of the next sheet during the continuous sheet feeding is as follows.
Under condition I, 279.2 ms → 111.7 mm
(Calculation formula, 0.2792 sec x registration roller linear velocity 400 mm / ses)
Under condition IV, 312.2 ms → 124.9 mm
(Calculation formula, 0.3122 sec x registration roller linear velocity 400 mm / ses)
Thus, the paper interval that does not contribute to the actual printing on the paper is increased.
[0019]
As described above, in the conventional image forming apparatus, the productivity (copying / copying) is reduced due to a change in the paper conveyance load, an increase in the slip ratio due to a decrease in the conveyance force of the roller over time, and a decrease in the paper linear velocity due to the wear of the roller over time. Print productivity).
[0020]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-described problems in the paper transport unit of the conventional image forming apparatus, and provides a paper transport apparatus and an image forming apparatus capable of preventing a decrease in productivity due to an increase in load and the effect of aging. That is the task.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a paper transport apparatus having a paper transport unit and a paper sensor disposed in a paper transport path and detecting presence / absence of a paper. Measures the time until the front end of the sheet is detected: T, and detects the detection time: T and a predetermined time: T 0 And the ratio (T / T 0 ) Is calculated, and the detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper conveyance means at the time of T measurement is R, and the rotation speed R ′ of the motor at the time of the subsequent paper feeding is R. It is solved by correcting to '= k × R.
[0022]
According to another aspect of the present invention, there is provided a sheet conveying apparatus including a sheet conveying unit, and at least two sheet sensors arranged at a predetermined distance in a sheet conveying path to detect the presence or absence of a sheet. A time Tp during which the leading edge of the sheet passes between the two sheet sensors when the sheet is fed is measured, and the detection time: Tp and a predetermined time set in advance: Tp 0 (Tp / Tp 0 ) Is calculated, and the detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper conveying means at the time of measuring Tp is R, and the rotation speed R ′ of the motor at the time of the subsequent paper feeding is R. It is proposed to correct to '= kp × R.
[0023]
According to another aspect of the present invention, there is provided a paper transport apparatus having a paper transport unit and a paper sensor disposed in a paper transport path for detecting the presence or absence of a paper. From the signal, the time until the paper sensor detects the leading edge of the paper: T is measured, and the detection time: T and a predetermined time: T 0 Difference (TT) 0 ) Is calculated, and it is proposed that the paper feed start timing at the time of subsequent paper feeding be advanced by the correction time: f.
[0024]
According to another aspect of the present invention, there is provided a sheet conveying apparatus including a sheet conveying unit, and at least two sheet sensors arranged at a predetermined distance in a sheet conveying path to detect the presence or absence of a sheet. A time Tp during which the leading edge of the sheet passes between the two sheet sensors when the sheet is fed is measured, and the detection time: Tp and a predetermined time set in advance: Tp 0 Difference (Tp−Tp 0 ) Is calculated, and it is proposed that the paper feed start timing at the time of subsequent paper feeding be advanced by the correction time: fp.
[0025]
According to another aspect of the present invention, there is provided an image forming apparatus, comprising: the sheet sensor or one of the two sheet sensors; It is proposed to be a sensor used to indicate
[0026]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes to calculate the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp at the time of the first sheet feeding after the power supply of the apparatus is turned on.
[0027]
Further, in order to solve the above problem, the present invention proposes to calculate the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp when feeding a predetermined number of sheets after turning on the apparatus.
[0028]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes to calculate the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp at the time of paper feeding after a predetermined time has elapsed after turning on the apparatus. .
[0029]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes to calculate the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp at the time of feeding after a lapse of a predetermined number of days after installation of the apparatus.
[0030]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes that the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated every time a predetermined number of sheets are fed. Further, in order to solve the above problem, the present invention proposes that the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated every predetermined time.
[0031]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention has a paper presence / absence detection mechanism for detecting the presence / absence of paper set on a paper stacking unit, and the detection output of the paper presence / absence detection mechanism is changed from “paper out” to “paper out”. In the case where the state changes to "with paper", it is proposed to calculate the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp.
[0032]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention has a paper storage means mounted state detecting mechanism for detecting a mounted state of a paper storage means for storing paper, and a detection output of the detection mechanism is “a paper storage means non-paper storage means. It is proposed to calculate the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp when the state changes from "mounting" to "paper storage means mounting".
[0033]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention is configured such that, when a plurality of paper storage units for storing paper are provided, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated for each paper storage unit. Propose to be done.
[0034]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes providing input means for instructing calculation of the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp.
Further, in order to solve the above-described problem, the present invention proposes that an average value of values calculated a plurality of times of the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is set as a correction value.
[0035]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention proposes that the present invention has a means for displaying a warning prompting maintenance of the sheet transport unit when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value.
[0036]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides the above-mentioned predetermined time: T 0 Is proposed to be set to the time from the paper feed start signal obtained by calculation assuming that there is no paper slip during paper transport and wear of the paper transport means until the leading edge of the paper reaches the paper sensor.
[0037]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides the above-mentioned predetermined time: Tp 0 Is proposed to be set to the time when the leading edge of the sheet passes between the two sheet sensors, which is obtained by calculation assuming that there is no slippage of the sheet during sheet transfer and wear of the sheet transfer means.
[0038]
Further, according to the present invention, the above-mentioned object is achieved by an image forming apparatus including the sheet conveying device according to any one of claims 1 to 19.
Further, in order to solve the above-described problem, the present invention provides a warning that prompts maintenance of a sheet transport unit when the image forming apparatus is connected to a host machine and the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value. To be displayed on the host machine.
[0039]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention is directed to a paper transport unit when the image forming apparatus is connected to a management apparatus via a communication unit and the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value. It is proposed to send a warning urging the maintenance to the management device via the communication means.
[0040]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a digital copying machine as an example of an image forming apparatus to which the present invention is applied.
[0041]
As shown in FIG. 1, a digital copying machine 100 according to the present embodiment includes a document feeding unit 101, a document reading unit 102, an optical writing unit 103, an image forming unit 104, a sheet feeding unit 105, a sheet discharging unit 106, and the like. Is done.
[0042]
The document feeding unit 101 is, for example, an automatic document feeder (ADF), and feeds a document placed on a document placing table to a document reading position of the document reading unit 102, reads the document, and reads the read document. The paper is discharged onto the mounting table. The original reading unit 102 scans the first carriage and the second carriage in the sub-scanning direction while illuminating the original surface, and forms the reflected light from the original surface via the reflecting mirrors mounted on the first and second carriages. An image is formed on the image forming surface of the CCD by a lens, converted into an electric signal by the CCD, and read.
[0043]
The image information optically read and converted into an electric signal is subjected to image processing necessary for image writing, modulates a laser diode, and scans the modulated laser beam in the main scanning direction with a polygon mirror to form an image. The data is written on the photosensitive drum of the unit 104.
[0044]
The image forming unit 104 includes a photosensitive drum 12 and an electrophotographic image forming element such as a charger, a developing unit, a transfer unit, a separator, a cleaner, and a static eliminator provided along the outer periphery of the photosensitive drum 12. That is, a latent image formed on the photosensitive drum 12 by optical writing is visualized by a developing device. The visualized toner image is transferred onto a sheet fed from a sheet feeding unit 105 by a transfer unit, fixed on the sheet surface by a fixing unit, and then discharged from the sheet discharging unit 106 to the outside of the image forming apparatus 100. Is done. The paper feeding unit 106 includes a double-sided paper feeding device 108 in this embodiment, in addition to a paper feeding unit provided at a lower portion of the apparatus, so that images can be formed on both sides of the paper. Has become.
[0045]
Note that the image forming apparatus 100 itself shown in FIG. 1 has a known configuration including an electrophotographic image forming unit, and a detailed description of each unit will be omitted.
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the control unit of digital copier 100. As shown in the figure, the control unit includes a controller 200 that controls the entire apparatus and each unit, a registration sensor 9 that outputs a detection signal to the controller 200, first and second paper sensors 5, 7, a controller 200, , A registration motor drive circuit 220, first and second transport motor drive circuits 230 and 240, and first and second paper feed motor drive circuits 250, 260 and a laser modulation drive circuit 270.
[0046]
The main motor drive circuit 210 controls the drive of a main motor 211 that drives the photosensitive drum 12, the transport belt 213, the fixing device 214, the paper discharge roller 215, and the like.
[0047]
The registration motor drive circuit 220 controls ON / OFF of the registration motor 221, thereby rotating or stopping the registration roller 10. The first and second transport motor drive circuits 230 and 240 control ON / OFF of the transport motors 231 and 241 to rotate or stop the transport rollers 232 and 242, respectively.
[0048]
The first and second sheet feeding motor driving circuits 250 and 260 control ON / OFF of the sheet feeding motors 251 and 261 to rotate or stop the sheet feeding rollers 252 and 262, respectively. The laser modulation drive circuit 270 modulates and controls the semiconductor laser (LD) 271.
[0049]
The controller 200 includes a CPU, a ROM, and a RAM. The ROM stores a program executed by the CPU. The CPU performs various controls based on the program stored in the ROM while using the RAM as a work area. Execute. Further, information necessary for processing by the CPU is appropriately stored in the RAM.
[0050]
Next, the configuration of the paper transport unit of the digital copying machine 100 will be described. Since the hardware configuration of the paper transport unit in this embodiment is the same as that described with reference to FIG. I do. In addition, overlapping description is omitted. Also, the registration roller 222 in FIG. 2 corresponds to the registration roller 10 in FIG. 10, the conveyance rollers 232 and 242 correspond to the conveyance rollers 6 and 8 in FIG. 10, and the paper feed rollers 252 and 262 correspond to the pickup roller 2 in FIG. And the feed roller 3.
[0051]
The second paper sensor 7 (sensor b) shown in FIG. 10 is a sensor for detecting the presence or absence of a paper. In the above-described conventional technology, the photosensitive drum is triggered by the second paper sensor 7 detecting the leading edge of the paper. The writing of the image to the memory 12 has started.
[0052]
In the present embodiment, in addition to using the second paper sensor 7 as a sensor for starting writing of an image on the photosensitive drum 12, when the paper is fed, the leading edge of the paper is detected at the sensor position (from the paper feed start signal). Time to reach (G position): Also used as a sensor for measuring T.
[0053]
The operation and timing of sheet conveyance in this embodiment are basically the same as those of the conventional example described above. However, in the present embodiment, the above-described time: T is measured, and the number of rotations of the motor related to the sheet conveyance is feedback-controlled based on the time: T.
[0054]
Note that the digital copying machine 100 of this embodiment has four paper cassettes as shown in FIG. 1, and the time required for the leading edge of the paper fed from each cassette to reach the sensor 7 position (G position) is as follows. It will be different for each cassette. Here, in order to make the description easy to understand, a case where paper is fed from a certain cassette will be described as a representative. In the present embodiment, the time T is measured when the main body of the copier is turned on and paper is first fed from the paper feed cassette.
[0055]
However, the same applies to other cassettes. After the power of the copier main body is turned on, the above-mentioned time: T is measured at the first sheet feeding from the cassette, and the cassette is determined based on the time: T. Feedback control of the number of rotations of the motor related to the paper transport from the printer.
[0056]
Now, a case where the story is fed from one cassette (for example, the uppermost cassette) will be described. Here, a motor for driving the feed roller 3 and the pickup roller 2 and the like is M1, and a motor for driving the first and second transport roller pairs 6, 8 is M2.
The number of revolutions of M1 when feeding the first sheet is R1,
The number of revolutions of M2 when feeding the first sheet is R2,
The time from when the first sheet is fed to when the leading edge of the sheet reaches the second sheet sensor 7 is T,
Then
[0057]
The number of rotations of M1 at the time of feeding the second and subsequent sheets: R1 'is calculated by using k as a correction coefficient.
R1 ′ = k · R1 Equation (1)
Is controlled so that
[0058]
The correction coefficient k is (T / T 0 ) Is defined as a reference, for example, k = T / T 0 And T above 0 Is a preset value, here T 0 = "Time required from the paper feed start signal obtained by calculation assuming that there is no slippage and wear of the roller to the time when the leading edge of the paper reaches the second paper sensor 7". Therefore, the above R1 ′ = k · R1 = R1 (T / T 0 ).
[0059]
Note that the correction coefficient k is not necessarily (T / T 0 ) Need not be set equal to k = 1.05 (T / T 0 ), K = 0.95 (T / T 0 ) Can be set arbitrarily. Where k = T / T 0 It will be described as.
[0060]
Similarly, the number of rotations of M2: R2 ′ when feeding the second and subsequent sheets is also
R2 ′ = k · R2 Equation (2)
Is controlled so that
[0061]
It is assumed that both the rotation speed R1 of M1 and the rotation speed R2 of M2 of the first sheet of paper feed use a preset value.
[0062]
In the above equations (1) and (2), if the rotation speeds of the motors M1 and M2 are both represented by R, R ′ = k · R, and k = T / T 0 When,
R ′ = R (T / T 0 )
It becomes.
[0063]
T above 0 Is T in Table 1. AG And 579.8 msec. Further, the above-mentioned time T is represented by T in Table 1. A-G ' (Required time: cumulative), which are 605.2 msec, 614.4 msec, 627.2 msec and 637.0 msec for each of the conditions I to IV.
[0064]
Therefore, as shown in Table 1, the correction coefficient k under the conditions I to IV is:
Condition I: k = 605.2 / 579.8 = 1.044
Condition II: k = 614.4 / 579.8 = 1.060
Condition III: k = 627.2 / 579.8 = 1.082
Condition IV: k = 637.0 / 579.8 = 1.099
It becomes.
[0065]
The rotation speeds of the motors M1 and M2 are corrected at the time of feeding the second and subsequent sheets using the correction coefficient k thus obtained. The following Table 2 shows the sheet linear velocity and the required time for conveyance at each value of the sheet after the rotation speeds of the motors M1 and M2 are corrected in the present embodiment. Here, data of 2 levels of initial and temporal times × 2 levels of transport load min, max = 4 levels are shown.
[0066]
[Table 2]
Figure 2004043158
[0067]
As can be seen from Table 2, the time required from the start of sheet feeding until the registration roller is turned ON (the required time in Table 2: the total) is 979. 8 msec, which is the same value as in the ideal state where there is no influence of slip and wear, and the delay of the transport time is eliminated.
[0068]
When the above correction is not performed, when calculated from the values shown in the required time in Table 1, the total is 25.5 msec, 34.6 msec, 47.4 msec, 57.4 msec from the ideal value in each of the conditions I to IV. Although the delay is 3 msec, the correction eliminates the delay, and the time from the start of sheet feeding to the registration roller ON is reduced as compared with the case where no correction is performed.
[0069]
Here, one cassette among a plurality of cassette trays included in the image forming apparatus has been described as a representative, but the same applies to the case where paper is fed from another cassette. The time required to reach the paper sensor 7 is measured as T, and the ideal value for feeding paper from that cassette is T. 0 By determining the correction coefficient k as described above and correcting the number of rotations of the motor related to the conveyance from the cassette, the time from the start of sheet feeding to the registration roller ON can be made substantially equal to the ideal value, and the conveyance time can be reduced. The delay can be corrected.
[0070]
By the way, in the present embodiment, as described above, the time T is measured when the main body of the copier is turned on and paper is first fed from the paper feed cassette. That is, in each of the plurality of cassettes, the time T is measured when paper is first supplied after the power is turned on. The measured time for each cassette: T and the ideal value T for each cassette 0 The calculation of the correction coefficient k based on the above is also obtained when paper is first fed from the paper feed cassette.
[0071]
However, the measurement of the time: T and the calculation of the correction coefficient k are not limited to the first sheet feeding after the power is turned on, but can be performed at an arbitrary timing or at an arbitrary sheet feeding number. For example, the measurement of the time T and the calculation of the correction coefficient k can be performed at the time of feeding a predetermined number of sheets after the power is turned on. In this case, if the predetermined number of sheets is set to 1, the first sheet feeding is performed after the power is turned on.
[0072]
Note that the measurement of the time: T and the calculation of the correction coefficient k can be performed at every sheet feeding, or can be performed each time a predetermined number of sheets are fed (for example, every 100 sheets). Considering the load (complex control, delay in control, etc.) involved in the measurement or calculation of the correction coefficient k, as described above, the measurement of the time: T and the correction coefficient k , The load can be minimized. Even in such a case, it is generally unlikely that the roller for transporting the paper suddenly (suddenly) decreases μ or wears out. Even if the coefficient k is not calculated, there is no practical problem with respect to the correction of the delay of the sheet conveyance.
[0073]
FIG. 3 is a flowchart illustrating the sheet conveyance control according to the present embodiment. However, this flowchart conceptually shows the correction of the motor rotation speed in the present embodiment. The correction is performed at the time of the first paper feeding from the cassette.
[0074]
In FIG. 3, when there is a feed start command (S1), it is determined whether or not it is time to measure the time T (S2). If it is the measurement timing, the sheet feeding roller / conveying roller is rotated at a predetermined rotation number R (S3), and sheet feeding is started (S4). Then, the counting of the time T is started (S5). It is determined whether or not the leading edge of the sheet has reached the sensor 7 (G position) (S6), and when it reaches, the counting of the time T is stopped (S7). Then, the value of T is stored in the memory (S8), the correction coefficient k is calculated (S9), and stored in the memory (S10). It is determined whether or not the specified number of sheets have been fed (S11). If the sheet feeding is completed, this process ends. If the paper supply is to be continued, the process returns to S1.
[0075]
If it is not the measurement timing of T in S2, that is, in the case of feeding the second and subsequent sheets, the motor rotation speed is corrected by the calculated correction coefficient k, and the corrected rotation speed R ' Rotate the transport roller (S12). Then, the sheet feeding is started (S13), and the process proceeds to S11 to determine whether or not the feeding of the predetermined number of sheets is completed.
[0076]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
The difference between this embodiment and the first embodiment is that in the first embodiment, the period from the start of sheet feeding to the arrival at a predetermined position (in the first embodiment, the G position of the sensor 7). The time T is measured, and the time T and the preset time T 0 In the first embodiment, the number of rotations of the motor related to the sheet conveyance is corrected by the correction coefficient k corresponding to the ratio to the ideal value from the start of sheet feeding to the same position.
[0077]
On the other hand, in the second embodiment, two paper detecting units (sensors) are arranged in the paper transport path, and a time Tp for the paper to pass between the two sensors and a time Tp set in advance. 0 A correction coefficient kp corresponding to the ratio is calculated, and the number of rotations of the motor related to the sheet conveyance is corrected using the correction coefficient kp.
[0078]
Hereinafter, the second embodiment will be specifically described. However, since the hardware configuration of the present embodiment is the same as that of the first embodiment, the second embodiment will be described with reference to FIGS. . In addition, overlapping description will be omitted.
[0079]
In the present embodiment, two paper sensors arranged in the paper transport path are used. Here, the first paper sensor 5 and the second paper sensor 7 in FIG. 10 are used as the two sensors. However, it is also possible to arrange and use other sensors. Further, in the present embodiment, the time required for the paper to pass between the first paper sensor 5 and the second paper sensor 7, which is calculated by assuming that there is no slip and wear of the roller, is Tp. 0 And
[0080]
When the paper is first fed from the paper feed cassette after the power of the copier body is turned on, the time during which the paper passes between the first paper sensor 5 (C position) and the second paper sensor 7 (G position). : Measure Tp. Then, the measured time: Tp and the predetermined time: Tp 0 (Tp / Tp 0 ) Is used as a reference to determine the correction coefficient kp.
[0081]
In this example, as an example, kp = Tp / Tp 0 And However, the correction coefficient kp is not necessarily (Tp / Tp 0 ) Does not need to be set, and kp = 1.05 (Tp / Tp 0 ), Kp = 0.95 (Tp / Tp 0 ) Can be set arbitrarily. Here, kp = Tp / Tp 0 It will be described as.
[0082]
As described above, the correction coefficient kp is calculated at the first paper feeding after the power is turned on, and the rotation speeds of the motors M1 and M2 at the time of feeding the second and subsequent sheets are corrected. Since the motors M1 and M2 are similarly corrected, when the rotation speeds of both motors are both represented by R, the corrected motor rotation speed R ′ is
R ′ = kp · R = R (Tp / Tp 0 )
It becomes.
[0083]
The above Tp 0 Is T in Table 1. C-G And 579.8-95.0 = 484.8 msec. In addition, the above-mentioned time Tp is represented by T CG ' And
In the condition I, 605.2-98.5 = 506.7 msec.
In condition II, 614.4-99.8 = 514.6 msec.
Under the condition III, 627.2-101.7 = 525.5 msec.
637.0-103.1 = 533.9 msec under condition IV
It is.
[0084]
Therefore, as shown in Table 1, the correction coefficient kp under the conditions I to IV is:
Condition I: kp = 506.7 / 484.8 = 1.045
Condition II: kp = 514.6 / 484.8 = 1.061
Condition III: kp = 525.5 / 484.8 = 1.084
Condition IV: kp = 533.9 / 484.8 = 1.101
It becomes.
[0085]
The rotation speeds of the motors M1 and M2 are corrected at the time of feeding the second and subsequent sheets by the correction coefficient kp thus obtained. The following Table 3 shows the sheet linear velocity and the required conveyance time at each value of the sheet after the rotation speeds of the motors M1 and M2 are corrected in the present embodiment. Here, data of 2 levels of initial and temporal times × 2 levels of transport load min, max = 4 levels are shown.
[0086]
[Table 3]
Figure 2004043158
[0087]
As can be seen from Table 3, the time required from the start of sheet feeding until the registration roller is turned on (the required time in Table 3: cumulative) is 979.0 msec in each of the conditions I to IV when the above correction is performed. , 978.8 msec, 978.6 msec, and 978.4 msec, which are 0.8 msec, 1.0 msec, 1.2 msec, and 1.4 msec, respectively, as compared with 979.8 msec in an ideal state where there is no influence of slip and wear. It is getting faster.
[0088]
Comparing the corrected value with no correction (required time in Table 1: cumulative total), the values are shorter by 25.5 msec, 35.6 msec, 48.6 msec, and 58.6 msec, respectively. This is almost the same value as the ideal state, and the delay of the transport time is eliminated.
[0089]
Here, one cassette among a plurality of cassette trays included in the image forming apparatus has been described as a representative, but the same applies to the case where paper is fed from another cassette. The time required for the paper sensor 5 to pass through the second paper sensor 7 is measured and defined as Tp, and the ideal value when paper is fed from the cassette is Tp. 0 By defining the correction coefficient kp as above and correcting the number of rotations of the motor related to the conveyance from the cassette, the time from the start of sheet feeding to the registration roller ON can be made substantially equal to the ideal value, and the conveyance time can be reduced. The delay can be corrected.
[0090]
By the way, in this example, as described above, the time: Tp is measured when the main body of the copying machine is turned on and paper is first supplied from the paper supply cassette. That is, in each of the plurality of cassettes, the time: Tp is measured when paper is first supplied after the power is turned on. The measured time for each cassette: Tp and the ideal value Tp for each cassette 0 The correction coefficient kp based on the above is also obtained when paper is first fed from the paper feed cassette.
[0091]
However, the measurement of the time: Tp and the calculation of the correction coefficient kp are not limited to the first sheet feeding after the power is turned on, but can be performed at an arbitrary timing or at an arbitrary sheet feeding number. For example, the measurement of the time Tp and the calculation of the correction coefficient kp can be performed at the time of feeding the predetermined number of sheets after the power is turned on. In this case, if the predetermined number of sheets is set to 1, the first sheet feeding is performed after the power is turned on.
[0092]
Note that the measurement of the time: Tp and the calculation of the correction coefficient kp can be performed at every sheet feeding or every time a predetermined number of sheets are fed (for example, every 100 sheets). Considering the load (complex control, delay in control, etc.) involved in the measurement or calculation of the correction coefficient kp, the time: measurement of Tp and the correction coefficient kp at the time of feeding the predetermined number of sheets after the power is turned on as described above. , The load can be minimized. Even in such a case, it is usually unlikely that the roller for transporting the paper suddenly (suddenly) decreases or wears μ, so that the measurement and correction of the above-mentioned time: Tp at every paper feeding Even if the calculation of the coefficient kp is not performed, there is no practical problem with respect to the correction of the delay of the sheet conveyance.
[0093]
FIG. 4 is a flowchart illustrating the sheet conveyance control according to the present embodiment. However, this flowchart conceptually shows the correction of the motor rotation speed in the present embodiment. The correction is performed at the time of the first paper feeding from the cassette.
[0094]
In FIG. 4, when there is a sheet feeding start command (S21), it is determined whether or not it is time to measure the time Tp (S22). If it is the measurement timing, the sheet feeding roller / conveying roller is rotated at a predetermined rotation number R (S23), and sheet feeding is started (S24). Then, it is determined whether or not the leading edge of the sheet has reached the sensor 5 (position C) (S25), and when it reaches, the counting of the time Tp is started (S26). Next, it is determined whether or not the leading edge of the sheet has reached the sensor 7 (G position) (S27), and when it reaches, the counting of the time Tp is stopped (S28). Then, the value of Tp is stored in the memory (S29), the correction coefficient kp is calculated (S30), and stored in the memory (S31). It is determined whether or not the specified number of sheets have been fed (S32). If the sheet feeding has been completed, this process ends. If the paper supply is to be continued, the process returns to S21.
[0095]
If it is not the measurement timing of Tp in S22, that is, in the case of feeding the second and subsequent sheets, the motor rotation speed is corrected by the calculated correction coefficient kp, and the feed roller R is corrected by the corrected rotation speed R '. -The transport roller is rotated (S33). Then, the sheet feeding is started (S34), and the process proceeds to S32, where it is determined whether the feeding of the predetermined number of sheets is completed.
[0096]
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
The difference between this embodiment and the first embodiment is that in the first embodiment, the period from the start of sheet feeding to the arrival at a predetermined position (in the first embodiment, the G position of the sensor 7). The time T is measured, and the time T and the preset time T 0 In the first embodiment, the number of rotations of the motor related to the sheet conveyance is corrected by the correction coefficient k corresponding to the ratio to the ideal value from the start of sheet feeding to the same position.
[0097]
On the other hand, in the third embodiment, the measured time T and the preset time T 0 Then, a correction time f corresponding to the difference is calculated, and the feeding start timing of the second and subsequent sheets is corrected.
[0098]
Hereinafter, the third embodiment will be specifically described. However, since the hardware configuration of the third embodiment is the same as that of the first embodiment, the third embodiment will be described with reference to FIGS. . In addition, overlapping description will be omitted.
[0099]
In the present embodiment, the above-described time T is measured when the copier body is turned on and paper is first fed from the paper feed cassette. Then, the measured time: T and the predetermined time: T 0 Difference (TT) 0 ) Is used as a reference to determine the correction time f.
[0100]
In this example, as an example, f = T−T 0 And However, the correction time f is not necessarily (T−T 0 ) Does not have to be set equal to f = 1.05 (T−T 0 ), F = 0.95 (TT 0 ) Can be set arbitrarily. Here, f = TT 0 It will be described as.
[0101]
T above 0 Is T in Table 1. AG And 579.8 msec. Further, the above-mentioned time T is represented by T in Table 1. A-G ' (Required time: cumulative), which are 605.2 msec, 614.4 msec, 627.2 msec and 637.0 msec for each of the conditions I to IV.
[0102]
Therefore, as shown in Table 1, the correction time f under the conditions I to IV is
Condition I: f = 605.2-579.8 = 25.4 msec
Condition II: k = 614.4-579.8 = 34.6 msec
Condition III: k = 627.2-579.8 = 47.4 msec
Condition IV: k = 637.0-579.8 = 57.2 msec
It becomes.
[0103]
Based on the correction time f obtained in this way, the feeding start timing is advanced by f when feeding the second and subsequent sheets.
[0104]
As shown in the graph of FIG. 3, the time from when the registration sensor is turned ON to when the registration sensor for the next sheet is ON when the paper feed timing is not corrected (conventional example) is 781.7 msec under the condition I and 814.7 msec under the condition IV. is there.
[0105]
In the present embodiment, as described above, the paper feed start timing is advanced by 25.4 msec under the condition I and 57.2 msec under the condition IV. Therefore, the time from the registration sensor ON after correction to the registration sensor ON of the next sheet is:
Condition I: 781.7−25.4 = 756.3 msec
Condition IV: 814.7-57.2 = 757.5 msec
The value is approximately equal to 755 msec when the roller is not affected by slip and wear.
[0106]
Here, one cassette among a plurality of cassette trays included in the image forming apparatus has been described as a representative, but the same applies to the case where paper is fed from another cassette. The time required to reach the paper sensor 7 is measured as T, and the ideal value for feeding paper from that cassette is T. 0 By correcting the above-mentioned correction time f and correcting the paper feed start timing from the cassette, the time from the paper feed start to the registration roller ON can be made substantially equal to the ideal value, and the delay of the transport time can be corrected. can do.
[0107]
By the way, in the present embodiment, as described above, the time T is measured when the main body of the copier is turned on and paper is first fed from the paper feed cassette. That is, in each of the plurality of cassettes, the time T is measured when paper is first supplied after the power is turned on. The measured time for each cassette: T and the ideal value T for each cassette 0 The correction time f based on the above is also obtained when paper is first fed from the paper feed cassette.
[0108]
However, the measurement of the time: T and the calculation of the correction time f are not limited to the first sheet feeding after the power is turned on, but can be performed at an arbitrary timing or at an arbitrary number of sheets fed. For example, the measurement of the above-mentioned time: T and the calculation of the correction time f can be performed at the time of feeding the predetermined number of sheets after the power is turned on. In this case, if the predetermined number of sheets is set to 1, the first sheet feeding is performed after the power is turned on.
[0109]
Note that the measurement of the above-mentioned time: T and the calculation of the correction time f can be performed at every sheet feeding, or can be performed every time a predetermined number of sheets are fed (for example, every 100 sheets). Considering the load (complex control, delay in control, etc.) involved in the measurement or calculation of the correction time f, as described above, the measurement of the time: T and the correction time f , The load can be minimized. Even in such a case, it is usually unlikely that the roller for transporting the paper suddenly (suddenly) decreases or wears μ, so that the measurement and correction of the above-mentioned time: T at each paper feeding is performed. Even if the time f is not calculated, there is no practical problem with respect to the correction of the delay of the sheet conveyance.
[0110]
FIG. 5 is a flowchart illustrating the sheet conveyance control according to the present embodiment. However, this flowchart conceptually shows the correction of the sheet feeding start timing in the present embodiment. The correction is performed at the time of the first paper feeding from the cassette.
[0111]
In FIG. 5, when there is a sheet feeding start command (S41), it is determined whether or not it is time to measure the time T (S42). If it is the measurement timing, the paper feed start timing is set to the initial set value (S43), and the paper feed is started (S44). Then, the counting of the time T is started (S45). It is determined whether the leading edge of the sheet has reached the sensor 7 (G position) (S46), and when it reaches, the counting of the time T is stopped (S47). Then, the value of T is stored in the memory (S48), the correction time f is calculated (S49), and stored in the memory (S50). It is determined whether or not the specified number of sheets have been fed (S51). If the sheet has been fed, this process ends. If the paper supply is to be continued, the process returns to S41.
[0112]
If it is not the measurement timing of T in S42, that is, in the case of feeding the second and subsequent sheets, the feeding start timing is corrected by the calculated correction time f (S52), and the feeding is started (S52). S53) The process proceeds to S51, where it is determined whether a predetermined number of sheets have been fed.
[0113]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described.
The difference of this embodiment from the third embodiment is that in the third embodiment, the time from the start of sheet feeding until the sheet reaches a predetermined position (in the third embodiment, the G position of the sensor 7). The time T is measured, and the time T and the preset time T 0 In the third embodiment, the correction time f corresponding to the difference between the start of sheet feeding and the ideal position from the same position is obtained, and the start timing of sheet feeding for the second and subsequent sheets is corrected.
[0114]
On the other hand, in the fourth embodiment, two paper detecting means (sensors) are arranged in the paper transport path, and a time Tp for the paper to pass between the two sensors and a time Tp set in advance. 0 Then, a correction time fp corresponding to the difference is obtained, and the sheet feeding start timing for the second and subsequent sheets is corrected.
[0115]
Hereinafter, the fourth embodiment will be described in detail. However, since the hardware configuration of the present embodiment is the same as that of the third embodiment, it will be described with reference to FIGS. . In addition, overlapping description will be omitted.
[0116]
In the present embodiment, two paper sensors arranged in the paper transport path are used. Here, the first paper sensor 5 and the second paper sensor 7 in FIG. 10 are used as the two sensors. However, it is also possible to arrange and use other sensors. Further, in the present embodiment, the time required for the paper to pass between the first paper sensor 5 and the second paper sensor 7, which is calculated by assuming that there is no slip and wear of the roller, is Tp. 0 And
[0117]
When the paper is first fed from the paper feed cassette after the power of the copier body is turned on, the time during which the paper passes between the first paper sensor 5 (C position) and the second paper sensor 7 (G position). : Measure Tp. Then, the measured time: Tp and the predetermined time: Tp 0 Difference (Tp−Tp 0 ) Is used as a reference to determine the correction time fp.
[0118]
In this example, as an example, f = 1.2 (Tp−Tp 0 ). However, the correction time fp is not necessarily 1.2 (Tp-Tp 0 ), It is not necessary to set f = 1.25 (Tp−Tp). 0 ), F = 0.95 (Tp−Tp) 0 ) Can be set arbitrarily. Here, f = 1.2 (Tp−Tp 0 ).
[0119]
The above Tp 0 Is T in Table 1. C-G And 579.8-95.0 = 484.8 msec. In addition, the above-mentioned time Tp is represented by T CG ' And
In the condition I, 605.2-98.5 = 506.7 msec.
In condition II, 614.4-99.8 = 514.6 msec.
Under the condition III, 627.2-101.7 = 525.5 msec.
637.0-103.1 = 533.9 msec under condition IV
It is.
[0120]
Therefore, as shown in Table 1, (Tp−Tp) under conditions I to IV 0 )
Condition I: 506.7-484.8 = 21.9 msec
Condition II: 514.6-484.8 = 29.8 msec
Condition III: 525.5-484.8 = 40.7 msec
Condition IV: 533.9-484.8 = 49.1 msec
It becomes.
[0121]
Therefore, the correction time fp under the conditions I to IV is
Condition I: fp = 21.9 × 1.2 = 26.4 msec
Condition II: fp = 29.8 × 1.2 = 35.8 msec
Condition III: fp = 40.7 × 1.2 = 48.9 msec
Condition IV: fp = 49.1 × 1.2 = 59.0 msec
It becomes.
[0122]
The feed start timing is advanced by f by the correction time fp obtained in this manner when feeding the second and subsequent sheets.
[0123]
As shown in the graph of FIG. 12, when the paper feed timing is not corrected (conventional example), the time from the registration sensor ON to the next paper registration sensor ON is 781.7 msec under the condition I and 814.7 msec under the condition IV. is there.
[0124]
In the present embodiment, since the feed start timing is advanced by 26.4 msec under the condition I and 59.0 msec under the condition IV as described above, the time from the ON of the registration sensor after correction to the ON of the registration sensor of the next sheet is:
Condition I: 781.7-26.4 = 755.3 msec
Condition IV: 814.7-59.0 = 755.7 msec
The value is approximately equal to 755 msec when the roller is not affected by slip and wear.
[0125]
Here, one cassette among a plurality of cassette trays included in the image forming apparatus has been described as a representative, but the same applies to the case where paper is fed from another cassette. The time required to pass from the paper sensor 5 (this first paper sensor 5 is located near the downstream of the separation unit for each cassette) to the second paper sensor 7 is measured, and is defined as Tp. The ideal value when feeding paper from a cassette is Tp 0 By setting the correction time fp as described above and correcting the paper feed start timing from the cassette, the time from the paper feed start to the registration roller ON can be made substantially equal to the ideal value, and the delay of the transport time can be corrected. can do.
[0126]
By the way, in this example, as described above, the time: Tp is measured when the main body of the copying machine is turned on and paper is first supplied from the paper supply cassette. That is, in each of the plurality of cassettes, the time: Tp is measured when paper is first supplied after the power is turned on. The measured time for each cassette: Tp and the ideal value Tp for each cassette 0 The correction time fp based on the above is also obtained when paper is first fed from the paper feed cassette.
[0127]
However, the measurement of the above-mentioned time: Tp and the calculation of the correction time fp are not limited to the first sheet feeding after the power is turned on, but may be performed at an arbitrary timing or at an arbitrary sheet feeding number. For example, the measurement of the above-mentioned time: Tp and the calculation of the correction time fp can be performed at the time of feeding the predetermined number of sheets after the power is turned on. In this case, if the predetermined number of sheets is set to 1, the first sheet feeding is performed after the power is turned on.
[0128]
Note that the measurement of the above-mentioned time: Tp and the calculation of the correction time fp can be performed at every sheet feeding or every time a predetermined number of sheets are fed (for example, every 100 sheets). Considering the load (complex control, delay in control, etc.) involved in the measurement or calculation of the correction time fp, the time: the measurement of the Tp and the correction time fp when feeding the predetermined number of sheets after the power is turned on as described above. , The load can be minimized. Even in such a case, it is usually unlikely that the roller for transporting the paper suddenly (suddenly) decreases or wears μ, so that the measurement and correction of the above-mentioned time: Tp at every paper feeding Even if the time fp is not calculated, there is no practical problem with respect to the correction of the delay of the sheet conveyance.
[0129]
FIG. 6 is a flowchart illustrating the sheet conveyance control according to the present embodiment. However, this flowchart conceptually shows the correction of the sheet feeding start timing in the present embodiment. The correction is performed at the time of the first paper feeding from the cassette.
[0130]
In FIG. 6, when there is a sheet feeding start command (S61), it is determined whether or not it is time to measure the time Tp (S62). If it is the measurement timing, the paper feed start timing is set to an initial set value (S63), and paper feed is started at that timing (S64). Then, it is determined whether or not the leading end of the sheet has reached the sensor 5 (position C) (S65), and when it reaches, the counting of the time Tp is started (S66). Next, it is determined whether or not the leading end of the sheet has reached the sensor 7 (G position) (S67), and when it reaches, the counting of the time Tp is stopped (S68). Then, the value of Tp is stored in the memory (S69), the correction time fp is calculated (S70), and stored in the memory (S71). It is determined whether the feeding of the specified number of sheets has been completed (S72). If the feeding has been completed, this process ends. If the paper supply is to be continued, the process returns to S61.
[0131]
If it is not the measurement timing of Tp in S62, that is, in the case of feeding the second and subsequent sheets, the feeding start timing is corrected by the calculated correction time fp (S73), and the feeding is started (S74). ), And proceeds to S72 to determine whether a predetermined number of sheets have been fed.
[0132]
In each of the above embodiments, the method of correcting the motor rotational speed or correcting the paper feed start timing by measuring and calculating the time T or Tp, the correction coefficient k or kp, and the correction time f or fp is as described above. In addition to the initial paper feeding after the power is turned on, the paper feeding for the specified number of sheets after the power is turned on, and after the elapse of a predetermined time after the power is turned on, after the apparatus is installed (after the apparatus is carried in by the user and installed) A method is conceivable in which measurement and calculation are performed after a lapse of a predetermined number of days (for example, one week, one month, three months, or the like) (assuming that the rollers do not slip or wear in the initial state at the time of factory shipment). Further, the next correction may be performed after a lapse of a predetermined time and number of days (for example, one week, one month, three months, or the like) after the correction, or after feeding a predetermined number of sheets. The predetermined time and the number of days can be counted by a timer / counter provided in the image forming apparatus. In each of the above-described embodiments, after the correction is performed, until the next correction is performed, the correction of the motor rotation speed or the sheet feeding start timing is performed based on the calculated correction value.
[0133]
By the way, the correction is not performed based on the predetermined time / days or the number of sheets to be fed, but by measuring / calculating the time T or Tp, the correction coefficient k or kp, and the correction time f or fp by detecting the per-par end in the cassette. It is also possible to carry out correction of the motor rotation speed or correction of the sheet feeding start timing.
[0134]
FIG. 7 is a perspective view showing a configuration of a paper end detection mechanism provided for each paper feed cassette. In each paper feed unit, a reflection type paper end is provided near the rear of the pickup roller 2 (in the paper transport direction). -A sensor 21 is provided. When the paper end sensor 21 changes the detection result from paper end (no paper) to paper present in each paper feed cassette, in each of the above embodiments, it changes to paper present from the cassette where paper end is detected. At the time of the first sheet feeding after the correction, the time T or Tp described above is measured, and the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp is calculated to correct the motor rotation speed or the sheet feeding start timing. I do.
[0135]
This can reduce the load for measuring the time T or Tp and the load involved in calculating the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp at each paper feeding. Also, it is generally unlikely that the μ of the roller for transporting the paper suddenly decreases or wears out. However, when the type of paper changes, the μ of the roller with respect to the paper may change. However, by performing the correction by detecting the paper end, it is possible to cope with a change in the coefficient of friction due to the change of the paper (when a different type of paper is set in the cassette after the paper end).
[0136]
It should be noted that the correction may be performed not after the first paper feeding from the cassette where the paper end is detected but after a predetermined time has elapsed from the paper end detection or after a predetermined number of sheets have been fed. Since it may be changed, it is more advantageous to perform the correction at the first paper feeding after detecting the paper end.
[0137]
When it is detected that the sheet cassette has been pulled out, the time T or Tp is measured, and the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp is calculated to correct the motor rotation speed or the sheet feed start timing. It may be configured to perform the correction.
[0138]
FIG. 8 is a perspective view showing the cassette pull-out detecting mechanism. As shown in this figure, the cassette 110 is provided with a size lever 111 for setting a paper size. A push switch 112 is provided on the main body side of the image forming apparatus. By detecting the position of the size lever 111 of the cassette with the five push switches 112, the size of the paper set in the cassette is detected. Then, when the size information is input, it is detected that the sheet feeding cassette is set in the main body, and when the size information is not obtained, it is determined that the cassette is not set (the cassette is pulled out). Is detected.
[0139]
In such a cassette drawer detection mechanism, when the detection information changes from "cassette drawer to set", it is determined that the cassette has been set after the drawer, and the time T or Tp described above is measured at the time of the first sheet feeding. Then, the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp is calculated to correct the motor rotation speed or the paper feed start timing.
[0140]
By performing the correction by pulling out (and resetting) the cassette as described above, the load for measuring the time T or Tp and the load for calculating the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp at each paper feeding can be reduced. be able to. Further, it is possible to cope with a change in the coefficient of friction due to a change in the sheet (the cassette is pulled out when the sheet type is changed). Further, it is possible to cope with a case where the sheet type is changed without reaching the paper end (for example, a case where another type of sheet is supplied on the remaining sheet).
[0141]
It should be noted that the correction may be performed not after the first sheet feeding after the cassette drawer is detected but after a predetermined time has elapsed from the cassette drawer (reset of the cassette after the drawer) or after a predetermined number of sheets have been fed. Since the paper type may be changed due to the drawer of the cassette, it is more advantageous to perform the correction at the first paper feeding after detecting the paper end.
[0142]
By the way, when the user himself / herself inputs some instructions, the time T or Tp as described above is measured, and the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp is calculated to correct the motor rotation speed or start feeding. It may be configured to perform timing correction.
[0143]
FIG. 9 is a perspective view illustrating an operation panel of the image forming apparatus. A maintenance switch 122 is provided on the operation panel 120 shown in FIG. When the user designates a paper feed stage (cassette for feeding paper) and presses the maintenance switch 122, or presses the maintenance switch 122 with any of the paper feed stages specified, the paper feed cassette is removed. During the first sheet feeding, the time T or Tp described above is measured, and the correction coefficient k or kp or the correction time f or fp is calculated to correct the motor rotation speed or the sheet feeding start timing.
[0144]
This makes it possible to correct the number of rotations of the motor related to the sheet feeding or the sheet feeding start timing when the user specifies.
[0145]
When the value of the measured time T or Tp becomes larger than a predetermined value when the maintenance switch 122 is pressed, the display unit 121 on the operation panel displays “Replacement of paper transport roller roller”. It is time ”or“ Maintenance of the paper transport roller is required. Please contact a service person.] The former is a display example in the case of a model in which the user can replace the paper feed roller and the like by himself, and the latter is a display example in the case of a model in which a serviceman performs maintenance.
[0146]
Here, the case where the value of the measured time T or Tp becomes larger than the predetermined value means that the wear of the members related to the sheet conveyance such as the sheet feeding roller and the conveyance roller is larger than the assumed value. In addition, since μ is greatly reduced, it is possible to easily determine an appropriate maintenance time by prompting replacement of the paper feed roller and the transport roller.
[0147]
In the case of an image forming apparatus such as a printer in which a user issues a print instruction using an operation device such as a personal computer away from the apparatus, a user such as a copying machine or a facsimile uses the apparatus near the apparatus. In comparison with the use of the apparatus, the number of opportunities to see the operation panel of the apparatus is reduced.
[0148]
In the case of such an apparatus, when the value of the measured time T or Tp becomes larger than a predetermined value, a display urging the maintenance of the paper transport unit is displayed on a host machine such as a personal computer connected to the apparatus. Thus, the user can perform maintenance when necessary, and proper maintenance can be performed without waste.
[0149]
At present, a management system is known in which an image forming apparatus is connected to a computer of a maintenance management contractor by a communication means such as a telephone line, and is configured to perform management of the number of copies and prints or maintenance management. In such a management system, the above-described time T or Tp is measured in accordance with an instruction from the computer of the maintenance management source, and when the measured value is larger than a predetermined value, the computer of the maintenance management contractor is notified. Notify that maintenance is required. As a result, it is possible to notify the maintenance management destination that maintenance related to paper conveyance is necessary without bothering the user.
[0150]
As described above, the correction of the motor rotation speed related to the conveyance or the correction of the paper feed start timing is performed for each of a plurality of paper feed cassettes (including a large-volume paper feed tray or a manual feed tray). Is preferred. As a result, in each of the cassette trays, the μ and the wear state of the paper feed roller and the transport roller can be appropriately corrected, and the influence of slip and wear can be prevented from any paper feed unit.
[0151]
Also, as the time T or Tp described above, the correction amount (correction coefficient k or kp or correction time f or fp) is not determined by a value obtained by one detection, but by using a value obtained by averaging a plurality of detection values. Can be calculated. As a result, measurement errors can be reduced, and the accuracy of correction can be increased.
[0152]
As described above, the present invention has been described with the above embodiments, but the present invention is not limited thereto. Any method can be used for the separation method of the sheet separation unit and the structure of the cassette. Further, the number of transport rollers provided in the transport path is arbitrary. Any type of paper sensor, such as an optical sensor and a micro switch, can be used. Further, the time and transport conditions related to the paper transport are all examples, and are not limited to the illustrated ones.
[0153]
In the above embodiments, when the motor rotation speed is corrected, the motors M1 and M2 for driving the feed roller and the transport roller are described as being corrected. However, the feed roller and the transport roller are driven by several motors. This is optional, and when correcting the motor rotation speed, the rotation speed of the motor related to the sheet conveyance before the registration unit is corrected.
[0154]
【The invention's effect】
As described above, according to the paper transport apparatus of the present invention, in the configuration of the first aspect, the time T from the paper feed start signal at the time of paper feed until the paper sensor detects the leading edge of the paper is measured. , The detection time: T and a predetermined time set in advance: T 0 And the ratio (T / T 0 ) Is calculated, and the detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper conveyance means at the time of T measurement is R, and the rotation speed R ′ of the motor at the time of the subsequent paper feeding is R. In this case, the time Tp during which the leading edge of the paper passes between the two paper sensors during paper feeding is measured, and the detection time is set in advance as Tp. Given time: Tp 0 (Tp / Tp 0 ) Is calculated, and the detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper conveying means at the time of measuring Tp is R, and the rotation speed R ′ of the motor at the time of the subsequent paper feeding is R. Further, in the configuration according to the third aspect, the time from the paper feed start signal at the time of paper feeding to the time when the paper sensor detects the leading edge of the paper: T is measured. : T and a predetermined time set in advance: T 0 Difference (TT) 0 5), a feed start timing at the time of subsequent paper feeding is advanced by the correction time: f, and the two paper sensors at the time of paper feeding are provided. The time during which the leading edge of the sheet passes between the spaces is measured: Tp, and the detection time: Tp and a predetermined time set in advance: Tp 0 Difference (Tp−Tp 0 ) Is calculated, and the paper feed start timing at the time of subsequent paper feeding is advanced by the correction time: fp, so that the roller slip increases when the load is large and the μ of the roller decreases over time. This can prevent an increase in slip due to the above, a decrease in paper linear velocity due to abrasion of the rollers, and a decrease in productivity due to a paper transport load. Further, since the delay of the sheet linear velocity can be corrected, the life of the components of the sheet conveying unit can be extended, and the cost and the effect on the environment can be reduced.
[0155]
According to the configuration of the fifth aspect, the sheet sensor or one of the two sheet sensors is a sensor used for instructing the timing of starting image formation in the image forming apparatus to which the sheet conveyance device is mounted. Therefore, there is no need to separately provide a sensor, and there is no increase in cost.
[0156]
According to the configuration of the sixth aspect, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of the first paper feeding after the power supply of the apparatus is turned on. can do. In addition, since it is not necessary to calculate the correction value at each sheet feeding, the load for calculating the correction value can be minimized.
[0157]
According to the configuration of the seventh aspect, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of feeding the predetermined number of sheets after the apparatus is turned on, so that the transport delay in the subsequent sheet feeding is eliminated. be able to. Further, since it is not necessary to calculate the correction value at each sheet feeding, it is possible to minimize the load involved in calculating the correction value.
[0158]
According to the configuration of the eighth aspect, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of paper feeding after a predetermined time has elapsed after the power supply of the apparatus is turned on. can do. Further, since it is not necessary to calculate the correction value at each sheet feeding, it is possible to minimize the load involved in calculating the correction value.
[0159]
According to the configuration of the ninth aspect, the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp is calculated at the time of feeding after a lapse of a predetermined number of days after the apparatus is installed, so that a transport delay in subsequent feeding is eliminated. be able to. Further, the load involved in calculating the correction value can be minimized.
[0160]
According to the configuration of the tenth aspect, since the calculation of the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is performed for each predetermined number of paper feeds, it is possible to reliably prevent a delay in sheet conveyance.
[0161]
According to the configuration of the eleventh aspect, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated each time a predetermined time elapses, so that a delay in sheet conveyance can be reliably prevented.
[0162]
According to the configuration of the twelfth aspect, there is provided a paper presence / absence detection mechanism for detecting the presence / absence of paper set in the paper stacking unit, and when the detection output of the paper presence / absence detection mechanism changes from “no paper” to “paper present” Since the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated, it is not necessary to calculate a correction value each time paper is fed, thereby minimizing the load involved in calculating the correction value. it can. In addition, it is possible to cope with a change in the coefficient of friction due to sheet supply or sheet change.
[0163]
The configuration according to claim 13, further comprising a paper storage means mounted state detection mechanism for detecting the mounted state of the paper storage means for storing the paper, wherein the detection output of the detection mechanism changes from "paper storage means not mounted" to "paper storage means". In the case of changing to “mounting”, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated, so that it is not necessary to calculate a correction value at every sheet feeding, and the load involved in calculating the correction value is reduced. Can be minimized. In addition, it is possible to cope with a change in the coefficient of friction due to sheet supply or sheet change.
[0164]
According to the configuration of claim 14, when a plurality of paper storage units for storing paper are provided, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated for each paper storage unit. The conveyance delay is appropriately corrected also in the sheet feeding from the means.
[0165]
According to the configuration of the fifteenth aspect, the input means for instructing the calculation of the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is provided, so that the transport delay can be eliminated at a timing desired by the user.
[0166]
According to the configuration of the sixteenth aspect, it is possible to reduce the measurement error and increase the correction accuracy by using the average value of the values obtained by calculating the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp a plurality of times as the correction value. it can.
[0167]
According to the configuration of the seventeenth aspect, when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value, there is provided a means for displaying a warning prompting maintenance of the sheet transport unit, so that an appropriate maintenance time can be easily determined. it can.
[0168]
According to the configuration of claim 18 or claim 19, a predetermined time: T 0 Or Tp 0 Is the time from the paper feed start signal calculated by assuming that there is no paper slip during paper transport and wear of the paper transport means until the leading edge of the paper reaches the paper sensor, or the time between the two paper sensors By setting the time to pass, the subsequent sheet conveyance can be made closer to the ideal state, and more accurate sheet conveyance can be achieved.
[0169]
According to the image forming apparatus of the present invention, the roller slip increases when the load is large, the slip increases due to the decrease of the μ of the roller over time, the paper linear velocity decreases due to the wear of the roller, and the productivity due to the paper transport load increases. The drop can be prevented. Further, since the delay of the sheet linear velocity can be corrected, the life of the components of the sheet conveying unit can be extended, and the cost and the effect on the environment can be reduced.
[0170]
According to the configuration of claim 21, the image forming apparatus is connected to the host machine, and when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value, a warning prompting maintenance of the sheet transport unit is displayed on the host machine. Therefore, even in an image forming apparatus that is frequently operated from a remote place, appropriate maintenance can be performed when necessary.
[0171]
According to the configuration of claim 22, the image forming apparatus is connected to the management apparatus via a communication unit, and when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value, a warning that prompts maintenance of the sheet transport unit is transmitted. Since the information is transmitted to the management device via the means, the user can perform appropriate maintenance when necessary without any trouble.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of a digital copying machine as an example of an image forming apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a control unit of the copying machine.
FIG. 3 is a flowchart illustrating sheet conveyance control according to the first embodiment.
FIG. 4 is a flowchart illustrating sheet conveyance control according to a second embodiment.
FIG. 5 is a flowchart illustrating sheet conveyance control according to a third embodiment.
FIG. 6 is a flowchart illustrating sheet conveyance control according to a fourth embodiment.
FIG. 7 is a perspective view illustrating a configuration of a paper end detection mechanism provided in a paper feed cassette.
FIG. 8 is a perspective view showing a cassette withdrawal detection mechanism.
FIG. 9 is a perspective view illustrating an operation panel of the image forming apparatus.
FIG. 10 is a schematic diagram schematically showing a configuration of a sheet transport unit in an example of an image forming apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 11 is a graph showing a positional relationship between a leading end and a trailing end of a conveyed sheet and a timing chart showing an operation of a sheet conveying section in a conventional example.
FIG. 12 is a graph showing the relationship between the position of the leading edge and the trailing edge of a sheet under different conditions and time in a conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Paper tray
2 Pickup roller
3 feed roller
4 Reverse roller
5 First paper sensor
6 First transport roller pair
7 Second paper sensor
8 Second transport roller pair
9 Registration sensor
10 Registration roller pair
12 Photoconductor drum
21 Paper end sensor
100 digital copier
110 cassettes
111 size lever
112 push switch
120 Operation panel
121 display means
122 Maintenance switch

Claims (22)

用紙搬送手段と、用紙搬送路中に配置され用紙の有無を検知する用紙センサとを有する用紙搬送装置において、
用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの比率(T/T)に基づく補正係数:kを算出し、
前記検出時間:T測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=k×Rに補正することを特徴とする用紙搬送装置。
In a paper transport device having a paper transport unit and a paper sensor disposed in a paper transport path and detecting the presence or absence of a paper,
Time from the paper feed start signal when the sheet feed until the sheet sensor detects the leading end of the sheet: measuring the T, the detection time: T and a preset predetermined time: ratio between T 0 (T / To calculate a correction coefficient k based on T 0 )
The detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper transport means at the time of T measurement is R, and the rotation speed R 'of the motor at the time of subsequent paper feeding is corrected to R' = k × R. Paper transport device.
用紙搬送手段と、用紙搬送路中に所定の距離を置いて配置され用紙の有無を検知する少なくとも2つの用紙センサとを有する用紙搬送装置において、
用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの比率(Tp/Tp)に基づく補正係数:kpを算出し、
前記検出時間:Tp測定時の前記用紙搬送手段を駆動するモータの回転数をRとして、以降の用紙給紙時における前記モータの回転数R´をR´=kp×Rに補正することを特徴とする用紙搬送装置。
In a paper transport device having a paper transport unit and at least two paper sensors arranged at a predetermined distance in a paper transport path and detecting the presence or absence of a paper,
A time Tp at which the leading edge of the sheet passes between the two sheet sensors during sheet feeding is measured, and based on the ratio (Tp / Tp 0 ) between the detection time: Tp and a predetermined time: Tp 0. Correction coefficient: kp is calculated,
The detection time: the rotation speed of the motor for driving the paper transporting means at the time of measuring Tp is R, and the rotation speed R 'of the motor at the time of subsequent paper feeding is corrected to R' = kp × R. Paper transport device.
用紙搬送手段と、用紙搬送路中に配置され用紙の有無を検知する用紙センサとを有する用紙搬送装置において、
用紙給紙時における給紙スタート信号から前記用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間:Tを測定し、該検出時間:Tと予め設定された所定の時間:Tとの差(T−T)に基づく補正時間:fを算出し、
以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fだけ早めることを特徴とする用紙搬送装置。
In a paper transport device having a paper transport unit and a paper sensor disposed in a paper transport path and detecting the presence or absence of a paper,
The time T from when the paper sensor detects the leading edge of the paper until the paper sensor detects the leading edge of the paper when the paper is fed is measured, and the difference (T−T) between the detection time: T and a predetermined time T 0 is set. To calculate a correction time f based on T 0 ),
A sheet transport device, wherein the sheet feeding start timing at the time of subsequent sheet feeding is advanced by the correction time: f.
用紙搬送手段と、用紙搬送路中に所定の距離を置いて配置され用紙の有無を検知する少なくとも2つの用紙センサとを有する用紙搬送装置において、
用紙給紙時における2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間:Tpを測定し、該検出時間:Tpと予め設定された所定の時間:Tpとの差(Tp−Tp)に基づく補正時間:fpを算出し、
以降の用紙給紙時における給紙開始タイミングを前記補正時間:fpだけ早めることを特徴とする用紙搬送装置。
In a paper transport device having a paper transport unit and at least two paper sensors arranged at a predetermined distance in a paper transport path and detecting the presence or absence of a paper,
Time passes paper edge between two sheet sensors during paper feeding: measuring the Tp, the detection time: Tp with a preset predetermined time: Based on the difference between Tp 0 (Tp-Tp 0) Correction time: fp is calculated,
A sheet feeder, wherein the feed start timing at the time of subsequent sheet feed is advanced by the correction time: fp.
前記用紙センサ、あるいは前記2つの用紙センサのうちの1つの用紙センサが、当該用紙搬送装置が装着される画像形成装置における画像形成開始のタイミングを指示するために用いられるセンサであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。The paper sensor or one of the two paper sensors is a sensor used to indicate the timing of starting image formation in an image forming apparatus to which the paper transport device is mounted. The sheet transport device according to claim 1, wherein 装置電源投入後の最初の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。5. The paper transport according to claim 1, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the first paper feeding after the apparatus is turned on. apparatus. 装置電源投入後の所定枚数目の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。5. The apparatus according to claim 1, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of feeding a predetermined number of sheets after the apparatus is turned on. Paper transport device. 装置電源投入後の所定時間経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。5. The apparatus according to claim 1, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of paper feeding after a predetermined time has elapsed after the power of the apparatus is turned on. Paper transport device. 装置設置後の所定日数経過後の給紙時に、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを算出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。5. The paper feeding apparatus according to claim 1, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated at the time of feeding after a lapse of a predetermined number of days after the apparatus is installed. Paper transport device. 前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定枚数の給紙毎に行うことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。10. The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein calculation of the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is performed for every predetermined number of sheets fed. 前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を所定時間経過毎に行うことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。The paper transport apparatus according to any one of claims 1 to 9, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated every predetermined time. 用紙積載部にセットされた用紙の有無を検知する用紙有無検知機構を有し、該用紙有無検知機構の検知出力が「紙無し」から「紙あり」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。A paper presence / absence detection mechanism for detecting the presence / absence of paper set on the paper stacking unit; and when the detection output of the paper presence / absence detection mechanism changes from “no paper” to “paper present”, the correction coefficient: k The paper transport apparatus according to any one of claims 1 to 11, wherein kp or correction time: f or fp is calculated. 用紙を収納する用紙収納手段の装着状態を検知する用紙収納手段装着状態検知機構を有し、該検知機構の検知出力が「用紙収納手段非装着」から「用紙収納手段装着」に変化した場合、前記前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を行うことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。It has a paper storage means mounted state detection mechanism for detecting the mounted state of the paper storage means for storing paper, and when the detection output of the detection mechanism changes from "paper storage means not mounted" to "paper storage means mounted", 13. The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated. 用紙を収納する用紙収納手段を複数備える場合、前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出は各用紙収納手段毎に行われることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。14. The method according to claim 1, wherein when a plurality of paper storage units for storing paper are provided, the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp is calculated for each paper storage unit. A sheet transport device according to any one of the preceding claims. 前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpの算出を指示する入力手段を設けたことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。15. The sheet conveying device according to claim 1, further comprising an input unit that instructs calculation of the correction coefficient: k or kp, or the correction time: f or fp. 前記補正係数:k又はkp、あるいは補正時間:f又はfpを複数回算出した値の平均値を補正値とすることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。16. The paper transport according to claim 1, wherein an average value of values obtained by calculating the correction coefficient: k or kp or the correction time: f or fp a plurality of times is used as the correction value. apparatus. 前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を表示する手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。The apparatus according to any one of claims 1 to 4, further comprising means for displaying a warning prompting maintenance of the sheet transport unit when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value. Paper transport device. 前記あらかじめ設定した所定時間:Tを、用紙搬送時の用紙スリップ及び用紙搬送手段の磨耗がないと仮定して計算により求められる給紙スタート信号から用紙先端が前記用紙センサに達するまでの時間に設定することを特徴とする、請求項1又は3に記載の用紙搬送装置。Predetermined time said preset: the T 0, a time from the paper feed start signal which is obtained by calculation on the assumption that there is no wear of the paper slip and the sheet conveying means when the sheet conveyed to the paper leading edge reaches the paper sensor The paper transport device according to claim 1, wherein the paper transport device is set. 前記あらかじめ設定した所定時間:Tpを、用紙搬送時の用紙スリップ及び用紙搬送手段の磨耗がないと仮定して計算により求められる前記2つの用紙センサ間を用紙先端が通過する時間に設定することを特徴とする、請求項2又は4に記載の用紙搬送装置。The preset predetermined time: a Tp 0, the leading end of the sheet between the two sheet sensor obtained by calculation assuming no wear of the paper slip and the sheet conveying means when the sheet conveyance is set to a time to pass The sheet transporting device according to claim 2, wherein: 請求項1〜19のいずれか1項に記載の用紙搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。An image forming apparatus comprising the sheet conveying device according to claim 1. 当該画像形成装置がホストマシーンに接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を前記ホストマシーンに表示することを特徴とする、請求項20に記載の画像形成装置。The image forming apparatus is connected to a host machine, and when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value, a warning prompting maintenance of a sheet conveying unit is displayed on the host machine. Item 21. The image forming apparatus according to Item 20, 当該画像形成装置が通信手段を介して管理装置に接続され、前記測定したT又はTpの値が所定値より大きくなった場合、用紙搬送部のメンテナンスを促す警告を通信手段を介して前記管理装置に発信することを特徴とする、請求項20又は21に記載の画像形成装置。The image forming apparatus is connected to the management apparatus via a communication unit, and when the measured value of T or Tp becomes larger than a predetermined value, a warning prompting maintenance of a sheet transport unit is issued via the communication unit. 22. The image forming apparatus according to claim 20, wherein the image is transmitted to the image forming apparatus.
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